JP2023102135A - 業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラム - Google Patents

業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の種類の技術者が必要な依頼内容であっても、管理業者を介することなく、発注者が技術者に直接発注する業務マッチングシステムを提供する。【解決手段】管理サーバーは、発注者端末から送信された依頼情報を受信する依頼情報受付手段と、依頼情報が複数の業務情報を含む場合は調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は技術者端末へ、依頼情報を送信する依頼情報公開手段と、依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、調整者端末からの要求に応じて、依頼情報を個別の業務情報に分割する依頼情報分割手段と、分割された個別の業務情報を、技術者端末に送信する業務情報公開手段と、業務応募情報を調整者端末に送信する業務応募情報送信手段と、業務応募情報を、調整者端末からの要求に応じて統合することにより、依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成する業務応募情報統合手段と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、発注者と技術者との間の業務受発注を支援する業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラムに関する。
従来、依頼業務の発注者と応募希望のある技術者に対して、業務受発注のためのマッチングを提供するシステムが存在する。このようなマッチングシステムは、管理業者を省略して、技術者に直接発注できるため、依頼から業務遂行までの期間を短くしたり、費用を抑えたりできることがメリットとなっている。
例えば、下記特許文献1では、雇用者および求職者間でのマッチングを容易に行うことを目的としたシステムが開示されている。
特開2019-197282号公報
しかしながら、例えば、住宅のリフォーム、ウェブサイトの開発、建築、店舗の設置、理容・美容関係、オンライン講義、技芸・スポーツ又は知識の教授、不動産の取引、ベンチャービジネス、法律サービス、運送、家庭教師、就職の支援、広告、芸能、芸術、介護のように、複数の種類の技術者が必要な場合、専門知識のない発注者が全てを手配するのは困難である。そのため、発注者は、建設会社やウェブサイトの制作会社等の管理業者に発注し、管理業者から個人事業主などの技術者に各作業を依頼するということが行われている。
本発明は、複数の種類の技術者が必要な依頼内容であっても、管理業者を介することなく、発注者が技術者に直接発注することを可能とする業務マッチングシステム、業務マッチング方法、業務マッチングプログラムを提供することを目的とする。
本願の業務マッチングシステムは、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
システム管理者が管理する管理サーバーと、
前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、を有し、
前記管理サーバーは、
前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させる依頼情報受付手段と、
前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信する依頼情報公開手段と、
前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させる依頼情報分割手段と、
前記依頼情報分割手段によって分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信する業務情報公開手段と、
前記業務情報公開手段によって送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させる業務応募情報受付手段と、
前記業務応募情報受付手段により前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信する業務応募情報送信手段と、
前記業務応募情報受付手段によって前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させる業務応募情報統合手段と、
前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶する依頼応募情報受付手段と、
前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する応募情報提示手段と、
前記応募情報提示手段によって送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させる採用決定手段と、
前記採用決定手段によって前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行う料金支払手段と、を有する。
本願の業務マッチング方法は、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
システム管理者が管理する管理サーバーと、
前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、を使用する業務マッチング方法であって、
前記管理サーバーが、
前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信するステップと、
前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させるステップと、
分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信するステップと、
送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信するステップと、
前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させるステップと、
前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶するステップと、
前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信するステップと、
送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行うステップと、を含む。
本願の業務マッチングプログラムは、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
システム管理者が管理する管理サーバーと、
前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、に所定の手段を実行させる業務マッチングプログラムであって、
前記管理サーバーに、
前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させる依頼情報受付手段を実行させ、
前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信する依頼情報公開手段を実行させ、
前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させる依頼情報分割手段を実行させ、
前記依頼情報分割手段の実行によって分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信する業務情報公開手段を実行させ、
前記業務情報公開手段の実行によって送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させる業務応募情報受付手段を実行させ、
前記業務応募情報受付手段の実行によって前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信する業務応募情報送信手段を実行させ、
前記業務応募情報受付手段の実行によって前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させる業務応募情報統合手段を実行させ、
前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶する依頼応募情報受付手段を実行させ、
前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する応募情報提示手段を実行させ、
前記応募情報提示手段の実行によって送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させる採用決定手段を実行させ、
前記採用決定手段の実行によって前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行う料金支払手段を実行させる。
本発明によれば、複数の種類の技術者が必要な依頼内容であっても、管理業者を介することなく、発注者が技術者に直接発注することを可能とする業務マッチングシステム、業務マッチング方法、業務マッチングプログラムを提供することができる。
本願の実施形態に係るシステムの全体構成を模式的に示した図である。 本願の実施形態に係る管理サーバー、管理データベース、発注者端末、調整者端末、技術者作端末を示すブロック図である。 本システムにて技術者への発注を行う際の処理ステップを示す図である。 利用者登録情報の新規登録をする画面の表示例を示す図である 発注者用のマイページ画面の表示例を示す図である。 依頼情報を登録する画面の表示例を示す図である。 参考金額情報を参照する画面の表示例を示す図である。 業務工程サンプル情報を参照する画面の表示例を示す図である。 調整者及び技術者用のマイページ画面の表示例を示す図である。 調整者用の依頼案件一覧を参照する画面の表示例を示す図である。 案件の詳細確認と業務情報への分割登録を行う画面の表示例を示す図である。 技術者用の依頼案件一覧を参照する画面の表示例を示す図である。 案件の詳細確認と業務応募情報の登録を行う画面の表示例を示す図である。 案件の詳細確認と依頼応募情報の登録を行う画面の表示例を示す図である。 分割登録を行った案件の一覧を参照する画面の表示例を示す図である。 個別の業務情報に対する応募の一覧を参照する画面の表示例を示す図である。 依頼情報に対する応募の一覧を参照する画面の表示例を示す図である。 メッセージ交換を行う画面の表示例を示す図である。 ユーザルーム画面の表示例を示す図である。 実施業務レポートを登録する画面の表示例を示す図である。 評価情報を登録する画面の表示例を示す図である。 発注業務情報の内容を更新する画面の表示例を示す図である。 支払い対象の参照と料金支払の実施をする画面の表示例を示す図である。 発注業務情報の確認と料金支払の実施をする画面の表示例を示す図である。 クレーム情報を登録する画面の表示例を示す図である。 クレーム判定ルーム画面の表示例を示す図である。
以下、本実施形態に係る業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を模式的に示した図である。図2は本実施形態に係る管理サーバー10、管理データベース20、発注者端末30、調整者端末40、技術者端末50を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る業務マッチングシステムは、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末30と、
業務を調整する調整者が使用する調整者端末40と、
業務を受任する技術者が使用する技術者端末50と、
システム管理者が管理する管理サーバー10と、
管理サーバー10の指示により情報を記憶する管理データベース20と、
発注者端末30、調整者端末40及び技術者端末50と管理サーバー10との間の通信を可能とする情報通信網と、を有し、
管理サーバー10は、
発注者端末30から情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を受信して、管理データベース20に記憶させる依頼情報受付手段10bと、
管理データベース20に記憶された依頼情報が複数の業務情報を含む場合は調整者端末40へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は技術者端末50へ、情報通信網を介して依頼情報を送信する依頼情報公開手段10cと、
依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、調整者端末40からの要求に応じて、依頼情報を個別の業務情報に分割して管理データベース20に記憶させる依頼情報分割手段10dと、
依頼情報分割手段10dによって分割された個別の業務情報を、情報通信網を介して技術者端末50に送信する業務情報公開手段10eと、
業務情報公開手段10eによって送信された個別の業務情報に対して技術者が応募するための業務応募情報を、情報通信網を介して技術者端末50から受信して、管理データベース20に記憶させる業務応募情報受付手段10fと、
業務応募情報受付手段10fにより管理データベース20に記憶された業務応募情報を、情報通信網を介して調整者端末40に送信する業務応募情報送信手段10gと、
業務応募情報受付手段10fによって管理データベース20に記憶された業務応募情報を、調整者端末40からの要求に応じて統合することにより、依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して管理データベース20に記憶させる業務応募情報統合手段10hと、
依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、技術者端末50から情報通信網を介して送信された、依頼情報に対して技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、管理データベース20に記憶する依頼応募情報受付手段10iと、
管理データベース20に記憶された統合業務応募情報又は依頼応募情報を、情報通信網を介して発注者端末30へ送信する応募情報提示手段10jと、
応募情報提示手段10jによって送信された統合業務応募情報又は依頼応募情報に対して、発注者が採用を決定するための採用決定情報を発注者端末30から情報通信網を介して受信して、管理データベース20に記憶させる採用決定手段10kと、
採用決定手段10kによって管理データベース20に記憶された採用決定情報と発注者端末30からの要求に基づいて、発注者から技術者及び調整者への料金の支払いを行う料金支払手段10lと、を有する。これにより、複数の種類の技術者が必要な依頼内容であっても、管理業者を介することなく、発注者が技術者に直接発注することを可能とする業務マッチングシステムとしている。なお、本願において「依頼情報」とは、発注者が技術者に対して対価を払って遂行してもらう業務に関する情報である。「依頼情報」は、ひとつまたは複数の種類の「業務情報」から構成されている。ひとつの「業務情報」は、ひとつの種類の技術者で遂行可能な業務をいう。「依頼応募情報」と「業務応募情報」は、それぞれ、「依頼情報」と「業務情報」に対して応募するための、技術者が提示した情報である。「統合業務応募情報」は、技術者から提示された複数の「業務応募情報」を、調整者がひとつに統合して発注者に提示するための情報である。「採用決定情報」とは、発注者が採用した「統合業務応募情報」または「依頼応募情報」を特定するための情報である。
図1では情報通信網として、インターネット60を利用した例を挙げている。図1に示すように、システム本体は、インターネット60を介してアクセス可能な、管理サーバー10と、管理データベース20とにより構成され、例えば、管理会社がシステムの運営と管理を行う。発注者は手元の発注者端末30、調整者は手元の調整者端末40、技術者は手元の技術者端末50を通してシステムを利用する。なお、情報通信網としては、図1に示すように、インターネット60を用いることが好ましいが、インターネット60に限らず、LAN、WANなどの他の情報通信網を用いることができる。インターネット60を介して送信された情報は、図2に示す管理サーバー10の受信手段10a、発注者端末30の受信手段30a、調整者端末40の受信手段40a、技術者端末50の受信手段50aによって受信される。発注者端末30の送信手段30b、調整者端末40の送信手段40b、技術者端末50の送信手段50bは、それぞれの端末から、インターネット60を介して各種の情報を送信することができる。
管理サーバー10と各利用者の発注者端末30、調整者端末40及び技術者端末50はインターネット60を介して通信可能に接続されている。管理サーバー10には、本システムのサーバー側の本体プログラムが格納されている。管理サーバー10、管理データベース20、発注者端末30、調整者端末40、技術者端末50は使用するハードウェア機器やOS及びミドルウェアを特に限定するものではない。
管理サーバー10と管理データベース20は、通常のクライアントサーバーシステムと同様のサーバー機能とデータベース機能を持ち、本システムのクライアント側のブラウザと連携して動作する。本システムで使用する各種情報は管理データベース20に検索可能な形式で記録される。データベースの構成方式はこれ以外の制限を特に受けることはない。本システムで使用する各種情報としては、例えば、利用者登録情報、依頼情報、業務情報、依頼応募情報、業務応募情報、統合業務応募情報、採用決定情報、発注業務情報、画像データ等がある 。
各利用者の発注者端末30、調整者端末40、技術者端末50は、本システムのクライアント側端末として、ブラウザが動作する。ブラウザは、一般的なブラウザとしての機能を保有していればよく、これ以外に特に制限はない。発注者端末30、調整者端末40、技術者端末50は、通常のクライアント側端末としての機能を保有していればよく、これ以外に特に制限を受けることはない。具体的には、インターネット60に接続可能なスマートフォン、タブレット、パソコンなどの電子情報端末を利用することができる。
システム利用者は、発注者、調整者、技術者から構成される。例えば住宅リフォーム関連分野を考えた場合、発注者は一般ユーザ、調整者は専門技術と工事監督技能の両方をもつ職人、技術者は専門技術をもつ職人が想定される。技術者は、個人に限らず、法人又は複数の個人や法人からなる団体であっても良い。
図3は、本実施形態に係る業務マッチングシステムを使用して、発注者が技術者への発注を行う際の処理ステップを示す図である。図3の各処理ステップについて、発注者端末30、調整者端末40、技術者端末50における表示例等を参照しつつ説明する。これらの端末の表示例等を図4から図26に示す。 なお、例示する内容は、住宅リフォーム関連分野を想定しているが、特にこの分野に限られるものではない。
まず、図3に示すステップS201として、システム利用者は、利用者登録情報の登録を行う。利用者登録情報は、本システムを利用するための基本的な情報である。発注者は発注者端末30、調整者は調整者端末40、技術者は技術者端末50を使用する。
図4は、利用者登録情報を新規登録する画面の表示例を示す。登録内容は、全利用者共通情報と、調整者と技術者のみの追加情報がある。全利用者共通情報は、会社名、氏名、ニックネーム、住所、生年月日、メールアドレス、利用者ID、パスワード、本人確認書類等である。利用者IDは、システムにおいて利用者を識別するために使用される。調整者と技術者のみの追加情報は、役割、業種、経験年数、資格、資格証明書類、工事可能エリア、加入保険、支払口座等である。役割は、調整者あるいは技術者、またはその両方を指定する。調整者端末40と技術者端末50に対しては、この役割の指定に基づいてシステムの制御がなされる。調整者と技術者のみの追加情報は、業務マッチングをする際の条件等として参照される。これらの情報は、図1に示す管理データベース20に記憶される。
利用者登録情報の設定後、システム利用者は、具体的な業務の受発注にむけたマッチング操作を開始する。以後、管理サーバー10は、システム上で使用された全ての情報を、各端末使用者の利用者IDと紐づけて管理データベース20に記憶させる。
図5は、発注者用のマイページ画面の表示例を示す図である。この画面は、発注者端末30からシステムを利用する際の主たるメニュー画面として使用される。図5に示す画面で例示しているように、発注者用のマイページ画面には、「新規お仕事投稿」、「入札情報一覧」、「銀行口座等の登録」、「支払処理」のボタンがある。「お仕事投稿一覧」、「登録情報更新」、「クレーム登録」等のボタンを設置しても良い。「新規お仕事投稿」は、発注者が新規の依頼情報を送信する場合に使用するボタンである。「入札情報一覧」は、調整者からの統合業務応募情報と技術者からの依頼応募情報を表示するためのボタンである。「銀行口座等登録」は、引き落としを行う銀行口座やクレジットカードの情報を登録する場合に使用するボタンである。「登録情報更新」は、発注者の利用者登録情報を更新する場合のボタンである。「支払処理」は、発注者から技術者に支払処理を行う場合に使用するボタンである。「お仕事投稿一覧」は、操作時点で既に登録済である依頼情報の一覧を表示するボタンである。「クレーム登録」は、依頼した業務の遂行結果に問題がある場合に、クレームを登録するためのボタンである。本実施形態の説明は、タッチパネルによる操作を想定して行うが、これに限られるものではなく、マウス、キーボード、音声認識等の他の操作方法を採用することもできる。
図3に示すステップS202として、発注者が依頼情報を送信する場合、発注者は、発注者端末30にて、図5に示す画面の「新規お仕事投稿」のボタンをタップする。図6は、「新規お仕事投稿」をタップした場合に表示される画面の例である。発注者はこの画面にて、技術者に実施してもらいたい業務の内容を示す依頼情報を入力する。依頼情報は、発注者名、案件名、希望期間、依頼詳細、複数業務を含むか否か、入札期限等である。発注者名は、利用中の発注者端末30に対応する氏名が、利用者登録情報に基づいて自動登録される。他の項目は、発注者が発注者端末30を使用して入力する。依頼情報は、希望金額として、発注者が希望する業務の対価の額を含むことが好ましい。この額を指定することで、発注者が主導した状態でのマッチング処理が期待できる。依頼情報は、依頼現場写真として、発注者が選択した画像データを含むことが好ましい。
管理サーバー10は、依頼情報に関する市場相場金額を含む参考金額情報を管理データベース20に記憶させ、発注者端末30からの要求に応じて、インターネット60を介して発注者端末30へ送信する参考金額情報提示手段10oを更に有することが好ましい。図6の下部には、「参考金額情報」のボタンが設置されている。このボタンをタップすると、図7に示す画面に遷移する。図7は、工事の種類に応じた市場相場金額を参照するための画面の表示例である。大工工事、電気工事、設備工事等の工事カテゴリを、チェックボックスにチェックを入れることで指定する。チェック後に「上記の条件で探す」のボタンをタップすると、指定した工事カテゴリに関する市場相場金額が検索されて、具体的工事名ごとに表示される。図7に示す画面では、大工工事を指定して検索した結果、フローリング張り替え、棚の取付等の市場相場金額が表示されている。この金額は、発注者が依頼情報を入力する際に参考とすることができる。市場相場金額は、システム管理者が管理サーバー10の操作画面を使用して、適宜、最新の値に更新する運用とするのも良い。また、市場相場金額に加えて、システムで取り扱った発注金額の実績値を表示するようにしても良い。
管理サーバー10は、依頼情報に関する標準業務工程を含む業務工程サンプル情報を管理データベース20に記憶させ、発注者端末30からの要求に応じて、インターネット60を介して発注者端末30へ送信する業務工程サンプル情報提示手段10pを更に有することが好ましい。図6の下部には、「業務工程サンプル情報」のボタンが設置されている。このボタンをタップすると、図8に示す画面に遷移する。図8は、各種業務の標準業務工程を参照するための画面の表示例である。トイレ工事等の標準業務工程が示されている。トイレ工事では、標準的に、設備工事・大工工事・電気工事・内装工事・設備工事の5つの工程が順次実施されることがわかる。各工程の目安期間もあわせて表示されている。「選択した内容を依頼詳細に転記する」のボタンをタップすると、図6に示す画面の依頼詳細に内容が転記されるようにしても良い。
発注者が、図6に示す画面で依頼情報を入力した後、図6に示す画面の「上記内容で依頼登録する」のボタンをタップすると、発注者端末30からインターネット60を介して管理サーバー10に依頼情報が送信される。管理サーバー10は、依頼情報受付手段10bにて、依頼情報を受信して、管理データベース20に記憶させる。依頼情報には、複数またはひとつの業務情報が含まれる。
図3に示すステップS203及びステップS204として、依頼情報公開手段10cは、管理データベース20に記憶された依頼情報が複数の業務情報を含む場合は、調整者端末40にインターネット60を介して依頼情報を送信する。
図9は、調整者及び技術者用のマイページ画面の表示例を示す図である。調整者及び技術者用のマイページ画面は、調整者端末40及び技術者端末50からシステムを利用する際の主たるメニュー画面として使用される。図9に示す画面で例示しているように、調整者及び技術者用のマイページ画面には、「依頼案件一覧(調整者用)」、「分割登録済案件一覧(調整者用)」、「依頼案件一覧(技術者用)」のボタンがある。「登録情報更新」等のボタンを設置しても良い。「依頼案件一覧(調整者用)」は、調整者が、自分あての依頼情報を確認するためのボタンである。「分割登録済案件一覧(調整者用)」は、調整者が、既に分割登録の操作を行った依頼情報を確認するためのボタンである。「依頼案件一覧(技術者用)」は、技術者が、自分あての業務情報または依頼情報を確認するためのボタンである。「登録情報更新」は、調整者または技術者の利用者登録情報を更新する場合のボタンである。
図3に示すステップS205として、調整者が業務情報を送信しようとする場合、まず、調整者端末40を使用して、図9に示す画面の「依頼案件一覧(調整者用)」のボタンをタップする。図10は、調整者が「依頼案件一覧(調整者用)」をタップした場合に表示される画面の表示例である。発注者から調整者への依頼情報が、依頼案件として一覧表示されている。図10に示す画面では、ユーザAからのトイレ工事、ユーザBからのキッチン工事、ユーザCからのエクステリア工事の案件が表示されている。調整者は、応募しようとする案件を選択して、「詳細確認」のボタンをタップする。当然、複数の案件に応募することも可能である。
図11は、図10に示す画面において、ひとつの依頼案件の「詳細確認」をタップした場合に表示される画面の表示例である。画面上部に依頼案件の詳細情報が表示される。現場写真が登録されている場合は、合わせて表示される。調整者への依頼案件は、全て複数の業務情報を含む案件である。調整者は、案件内容を確認し、いくつの業務情報に分割するかの数を決定し、画面上部の所定のフィールドで分割数の指定を行う。「分割入力フィールドを表示する」のボタンをタップすると、画面下部に指定した数の分割入力フィールドが表示される。調整者は、自己の知見に基づいて、それぞれの業務情報に適切な内容を入力する。業務情報は、調整者名、案件名、施工期間、調整者希望金額、業務内容等である。調整者名は、利用中の調整者端末40に対応する氏名が、利用者登録情報に基づいて自動登録される。他の項目は、調整者が調整者端末40を使用して入力する。入力が完了したら、「上記内容で分割登録する」のボタンをタップして、管理サーバー10に分割する旨の要求を送信する。
管理サーバー10は、依頼情報分割手段10dによって、調整者端末40からの要求に応じて、依頼情報を個別の業務情報に分割して、管理データベース20に記憶させる。
図3に示すステップS206として、管理サーバー10は、依頼情報分割手段10dによって分割された個別の業務情報を、業務情報公開手段10eによって、インターネット60を介して技術者端末50に送信する。
図3に示すステップS207として、技術者が業務応募情報を送信する場合、まず、技術者端末50を使用して、図9に示す画面にて「依頼案件一覧(技術者用)」をタップする。図12は、タップ後に表示される画面の表示例である。画面上部に、調整者Aと調整者Bによって登録された、個別の業務情報が、分割済業務として一覧表示されている。これらは、両方ともトイレ工事における大工工事の工程部分の業務情報を示している。図12に示す画面のように、技術者が、利用者登録情報の業種として、「大工工事」を登録している場合は、大工工事関連の案件情報のみが表示されるようにしても良い。技術者が、利用者登録情報の工事可能エリアとして、「さいたま市」を登録している場合は、さいたま市関連の案件情報のみが表示されるようにしても良い。技術者は、応募しようとする案件の「詳細確認」のボタンをタップする。当然、複数の案件に応募することも可能である。
図13は、図12に示す画面において、ひとつの分割済業務の案件の「詳細確認」をタップした場合に表示される画面の表示例である。画面上部に依頼案件の詳細情報が表示される。現場写真が登録されている場合は、合わせて表示される。技術者への依頼案件は、全て、ひとつの業務情報からなる案件である。技術者は、依頼されている内容を確認し、応募するための情報である業務応募情報を入力する。業務応募情報は、技術者名、施工期間等である。業務応募情報は、入札金額として、希望する業務の対価の額を含むことが好ましい。技術者名は、利用中の技術者端末50に対応する氏名が、利用者登録情報に基づいて自動登録される。他の項目は、技術者が技術者端末50を使用して入力する。入力が完了したら、「上記内容で入札する」のボタンをタップして、管理サーバー10に業務応募情報を送信する。
管理サーバー10は、業務応募情報受付手段10fによって、技術者端末50からインターネット60を介して送信された業務応募情報を受信して、管理データベース20に記憶させる。業務応募情報受付手段10fによって管理データベース20に記憶された業務応募情報は、業務応募情報送信手段10gによって、インターネット60を介して、調整者端末40に送信される。
図3に示すステップS208として、調整者が、依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を送信する場合、まず、調整者端末40を使用して、図9に示す画面の「分割登録済案件一覧(調整者用)」のボタンをタップする。図15は、調整者が「分割登録済案件一覧(調整者用)」をタップした場合に表示される画面の表示例である。調整者が、既に分割登録の操作をおこなった依頼情報の案件が一覧表示される。この画面にて、調整者が作業対象とする案件の「状況確認」のボタンをタップする。図16は、タップ後に表示される画面の表示例である。調整者が分割して登録した個別の業務依頼に対して、技術者からの業務応募情報の入札状況が表示される。例えば、トイレ工事―分割番号1に対しては、職人A、職人B及び職人Cの3人の技術者から入札があることが表示されている。調整者は、統合業務応募情報の生成に使用する業務応募情報に対しては、選択フィールドにチェックを入れることで指定する。全ての分割番号毎に、ひとつずつ、業務応募情報を指定した場合は、統合業務応募情報を登録することができる。選択した業務応募情報の入札金額の値の合計値が、統合業務応募情報における入札金額の値として使用される。調整者は、「選択したものを統合して統合業務応募情報を登録する」のボタンをタップして、管理サーバー10に統合する旨の要求を送信する。
管理サーバー10は、業務応募情報統合手段10hによって、調整者端末40からの要求に応じて、業務応募情報を統合することにより依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して、管理データベース20に記憶させる。
図3に示すステップS203及びステップS209として、管理サーバー10は、依頼情報公開手段10cによって、管理データベース20に記憶された依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合は、技術者端末50にインターネット60を介して依頼情報を送信する。
図3に示すステップS210として、技術者が、依頼情報に対して応募するための依頼応募情報を送信する場合、まず、技術者端末50を使用して、図9に示す画面の「依頼案件一覧(技術者用)」のボタンをタップする。図12は、タップ後に遷移する画面の表示例である。画面下部に、ユーザA、ユーザB及びユーザCによって登録された依頼情報が、単独業務のみの案件として一覧表示されている。図12に示す画面のように、技術者が、利用者登録情報の業種として、「大工工事」を登録している場合は、大工工事関連の案件情報のみが表示されるようにしても良い。技術者が、利用者登録情報の工事可能エリアとして、「さいたま市」を登録している場合は、さいたま市関連の案件情報のみが表示されるようにしても良い。技術者は、応募しようとする案件の「詳細確認」のボタンをタップする。当然、複数の案件に応募することも可能である。
図14は、図12に示す画面おいて、ひとつの単独業務の案件の「詳細確認」をタップした場合に表示される画面の表示例である。画面上部に依頼案件の詳細情報が表示される。現場写真が登録されている場合は、合わせて表示される。技術者は、依頼されている内容を確認し、応募するための情報である依頼応募情報を入力する。依頼応募情報は、技術者名、施工期間等である。依頼応募情報は、入札金額として、希望する業務の対価の額を含むことが好ましい。技術者名は、利用中の技術者端末50に対応する氏名が、利用者登録情報に基づいて自動登録される。他の項目は、技術者が技術者端末50を使用して入力する。入力が完了したら、技術者が「上記内容で入札する」のボタンをタップして、管理サーバー10に依頼応募情報を送信する。
管理サーバー10は、依頼応募情報受付手段10iによって、技術者端末50からインターネット60を介して送信された依頼応募情報を管理データベース20に記憶させる。
図3に示すステップS211として、管理サーバー10は、応募情報提示手段10jによって、管理データベース20に記憶された統合業務応募情報又は依頼応募情報を、インターネット60を介して、発注者端末30に送信する。
図3に示すステップS212として、発注者は、提示された統合業務応募情報又は依頼応募情報から、実際に発注するものを採用決定し、採用決定情報を送信する。まず、発注者端末30を使用して、図5に示す画面の「入札情報一覧」のボタンをタップする。図17は、タップ後に遷移する画面の表示例である。発注者が依頼した案件毎の入札状況が表示される。複数の業務情報を含む依頼情報の案件は、調整者からの入札であり、統合業務応募情報である。図17に示す画面では、トイレ工事に対する調整者Aと調整者Bからの入札が表示されている。ひとつの業務情報しか含まない依頼情報の案件は、技術者からの入札であり、依頼応募情報である。図17に示す画面では、棚の取付工事に対する職人A、職人B及び職人Cからの入札が表示されている。
統合業務応募情報又は依頼応募情報は、調整者又は技術者が希望する業務の対価の額を含み、応募情報提示手段10jは、対価の額の順にソートして統合業務応募情報又は依頼応募情報を発注者端末30に表示できることが好ましい。図17に示す画面では、各案件の入札金額の情報が、調整者又は技術者が希望する業務の対価の額に相当する。図17に示す画面では、応募情報提示手段10jによって、入札金額が安い順にソートされて表示されている。統合業務応募情報は、画面上部の「トイレ工事」に対する2つの表示に、依頼応募情報は、画面下部の「棚の取付工事」に対する3つの表示に相当する。
発注者は、それぞれの入札の「詳細確認」のボタンをタップすることで、各案件に対する入札の詳細を知ることができる。発注者が採用決定をした場合、対応する案件の「落札する」のボタンをタップして、発注者端末30から管理サーバー10に採用決定情報を送信する。
管理サーバー10は、採用決定手段10kによって、発注者端末30からインターネット60を介して送信された採用決定情報を、管理データベース20に記憶させる。
図3に示すステップS213として、発注者から技術者に料金支払をする場合、発注者は、まず、発注者端末30を使用して、図5に示す画面の「銀行口座等の登録」のボタンをタップする。これにより、引き落としを行う銀行口座やクレジットカードの情報等、公知の決済手段を利用するための情報を指定する画面が表示されるので、必要な情報を入力して登録する。次に、図5に示す画面の「支払処理」のボタンをタップする。図23は、「支払処理」のボタンをタップした後に遷移する画面の表示例である。画面上部に支払い対象一覧が表示されるので、支払いをする案件を、チェックボックスにチェックすることで指定し、「詳細を表示する」のボタンをタップする。画面下部の詳細表示エリアに、支払処理に使用する情報が表示される。支払処理に使用される情報は、対象案件の採用決定情報、「銀行口座等の登録」のボタンを使用して発注者が登録した情報、技術者の利用者登録情報に含まれる支払口座の情報等である。発注者は、この情報を確認して、「上記内容で料金支払を実施する」のボタンをタップし、発注者端末30から管理サーバー10に支払する旨の要求を送信する。
管理サーバー10は、料金支払手段10lによって、管理データベース20に記憶された採用決定情報と発注者端末30からの要求に基づいて、発注者から技術者及び調整者への料金の支払いのための処理を実行する。
なお、調整者に対する報酬は、自由に取り決めて良い。例えば、発注金額の一定の割合を、発注者から調整者に支払う等が考えられる。
管理サーバー10は、依頼情報を送信した発注者端末30と、依頼情報公開手段10cが送信した依頼情報を受信した調整者端末40および技術者端末50との間でのメッセージの送受信ができるメッセージ交換手段10rを更に有することが好ましい。システムを利用している発注者、調整者及び技術者は、システムから送信された内容に関して、その発信者と直接メッセージ交換をして、より詳細な事項や事情を確認したい場合がある。管理サーバー10が、メッセージ交換手段10rを有する場合は、各種の操作画面に「メッセージ送信する」のボタンを設置して、システム利用者間相互のメッセージ交換を行うことができる。例えば、図10、図12、図16、図17に示す画面には「メッセージを送信する」のボタンが設置されている。このボタンをタップすると、対象情報の発信者とメッセージ交換ができる。例えば、図17に示す画面の最下段には、職人Cによって発信された情報の概要が表示されている。これに対応した「メッセージ送信する」のボタンを、発注者であるユーザAがタップすると、図18に示す画面に遷移する。図18は、ユーザAが職人Cとメッセージ交換を行う画面の表示例である。メッセージ表示エリアに、双方から送信されたメッセージ履歴が表示される。メッセージ入力エリアにテキストを入力して、「左記メッセージを送信する」のボタンをタップすると、職人Cが使用している技術者端末50にメッセージが送信される。また、図5や図9に示す画面には、メッセージ交換中の案件一覧の表示がされている。メッセージ交換手段10rは、現在、実施中のメッセージ交換を、相手と案件名の組み合わせ毎に表示する。例えば、図5に示す画面では、相手が、職人C、職人Q、職人Zである3種のメッセージ交換が表示されている。それぞれの「連絡する」のボタンをタップすると、図18に示す画面と同様の画面に遷移して、相手とのメッセージ交換を再開できる。
管理サーバー10は、採用決定情報を送信した発注者端末30と、採用決定情報の対象となる統合業務応募情報の統合を要求した調整者端末40と、採用決定情報によって採用が決定された、業務応募情報または依頼応募情報を送信した技術者端末50との間でメッセージの送受信ができるユーザルームを設定するユーザルーム設定手段10sを更に有することが好ましい。発注者が、図17に示す画面で、「落札する」のボタンをタップした後は、採用決定情報が送信され、実際に工事が行われるフェーズに移行したこととなる。このフェーズでは、関係者にて、より具体的な情報をやりとりする必要が生じる。より具体的な情報には、個人情報等も含まれる。管理サーバー10が、ユーザルーム設定手段10sを有する場合は、落札された案件の関係者が使用する端末において、図5や図9に示す画面にユーザルーム一覧が表示される。図5に示す画面では、案件名がトイレ工事のユーザルームが設定されていることがわかる。「ユーザルームに入る」のボタンをタップすると、図19に示す画面に遷移する。図19は、ユーザルーム画面の表示例である。案件名が「トイレ工事」、この案件の関係者は、ユーザA、調整者C、職人X及び職人Yであることが表示されている。メッセージ表示エリアに、関係者から送信されたメッセージ履歴が表示される。メッセージ入力エリアにテキストを入力して、「左記メッセージを送信する」のボタンをタップすると、関係者が使用している端末にメッセージが送信される。
ユーザルームには個人情報等が含まれるため、ユーザルーム設定手段10sは、ユーザ間のメッセージの保存期間を設け、保存期間が経過したときにメッセージを削除し、それ以降は関係者がユーザルームへアクセスできないものとすることが好ましい。保存期間としては、例えば、業務の完了後2週間とすることができる。一方で、業務の依頼がキャンセルとなった場合、将来的に訴訟に発展する可能性があるため、関係者間のメッセージは長期間、保存されていることが好ましい。そこで、ユーザルーム設定手段10sは、発注者端末30、調整者端末40又は技術者端末50からの要求に応じて、業務がキャンセルとなった場合に関係者間でメッセージの送受信を可能とするキャンセルルームを設定することが好ましい。キャンセルルームは、メッセージの保存期間を設けず、メッセージを長期にわたって保存する。これにより、訴訟の際にメッセージの履歴を提供することが可能となる。キャンセルルームを設定した場合、ユーザルーム設定手段10sは、ユーザルームの保存期間を設けないこととし、キャンセル前のメッセージの送受信の履歴も提供できるものとしても良い。
管理サーバー10は、採用決定情報に基づいて業務を実施した技術者の技術者端末50から送信された実施業務レポートを受信し、管理データベース20に記憶させる実施業務レポート登録手段10tを更に有することが好ましい。システムを使用して受発注された業務は、システムにて実施結果まで管理できることが好ましい。
管理サーバー10が実施業務レポート登録手段10tを有する場合は、適切な画面に、「実施業務レポートを登録する」のボタンと「実施業務レポートを参照する」のボタンを設置することができる。図19に示す画面では、画面下部に、両方のボタンが設置されている。「実施業務レポートを登録する」のボタンは、採用決定情報に基づいて業務を実施した技術者の技術者端末50でのみ使用できる。「実施業務レポートを登録する」のボタンをタップすると、図20に示す画面に遷移する。図20は、実施業務レポートを登録する画面の表示例である。登録者名は、利用中の技術者端末50に対応する氏名が、利用者登録情報に基づいて自動登録される。業務を実施した技術者が、この画面で、実施作業工程、施工期間、施工内容、施工後の写真等を入力して、「上記の内容で登録する」のボタンをタップすると、技術者端末50から管理サーバー10に実施業務レポートが送信されて、管理データベース20に記憶される。図19に示す画面の「実施業務レポートを参照する」のボタンは、関係者が使用する端末のみで使用することができる。業務を実施した技術者が登録した実施業務レポートの情報を参照することができる。
管理サーバー10は、発注者と調整者と技術者が相互に評価を行った結果である評価情報を、発注者端末30と調整者端末40と技術者端末50とからインターネット60を介して受信し、管理データベース20に記録する評価情報登録手段10qを更に有することが好ましい。システムを有効に活用するには、システム利用者の節度のある利用と、悪質なシステム利用者の排除が重要である。管理サーバー10が、評価情報登録手段10qを有する場合は、適切な画面に、「関係者の評価を登録する」のボタンを設置することができる。図19に示す画面では、画面下部に、「関係者の評価を登録する」のボタンが設置されている。このボタンは、各案件の関係者が使用する端末のみで使用することができる。「関係者の評価を登録する」のボタンをタップすると、図21に示す画面に遷移する。図21は、各案件の関係者が、相互に評価を行って登録する画面の表示例である。図21に示す画面では、案件名「トイレ工事」において、発注者であるユーザAが登録者として、他の関係者である、調整者C、職人X、職人Yに対する評価を登録することがわかる。入力項目は、作業の質、金額の適正度、誠実さの度合、総合評価等である。図21に示す画面では、評価を数字での5段階評価、つまり、非常に良いことを示す5から、悪いことを示す1までとしている。評価の方式は、これに限られるものではない。「上記の内容で登録する」のボタンをタップすると、この例の場合は発注者端末30からインターネット60を介して、管理サーバー10に評価情報が送信されて、管理データベース20に記憶される。
さらに、依頼情報公開手段10cは、評価情報登録手段10qによって管理データベース20に記憶された評価情報に応じて、依頼情報の送信対象とする調整者端末40および技術者端末50を選択することができることが好ましい。管理データベース20に登録された評価情報を有効活用するには、評価情報を発注先の対象者の選択に利用できるのが好ましい。図3におけるステップS204やステップS209として、依頼情報公開手段10cが依頼情報を調整者端末40および技術者端末50に送信する際、例えば、評価情報の平均点が、評価が高い調整者および技術者の使用する端末を優先して送信できることが好ましい。
管理サーバー10は、採用決定情報を受信したときに、依頼情報、統合業務応募情報又は依頼応募情報に基づいて、発注者から受注者に発注された業務の内容に関する発注業務情報を管理データベース20に記憶させ、発注者端末30からの要求に応じて、管理データベース20に記憶されている発注業務情報を更新することができる発注情報更新手段10uを更に有することが好ましい。技術者が、受発注された業務の遂行時、想定外の事態に対処した結果、受発注時から、業務内容や対価の額を変更せざるを得ない場合がある。この時は、管理データベース20に記憶されている発注業務情報を更新できることが好ましい。発注業務情報とは、採用決定情報、依頼情報、統合業務応募情報又は依頼応募情報に基づいて作成される受発注に関する情報で、発注金額や施工内容等を含んでいる。管理サーバー10が、発注情報更新手段10uを有する場合は、適切な画面に、「発注業務情報を更新する」のボタンを設置することができる。図19に示す画面では、画面下部に、「発注業務情報を更新する」のボタンが設置されている。このボタンは、発注者端末30端末のみで使用することができる。発注者が、このボタンをタップすると、図22に示す画面に遷移する。図22は、発注業務情報の内容を更新するための画面の表示例である。発注者は、この画面で、受注者、施工期間、発注金額、施工内容等を更新することができる。発注者が「上記の内容で更新する」のボタンをタップすると、図24に示す画面に遷移する。図24は、発注者が、図23に示す画面を使用して更新した内容を確認する画面である。図24に示す画面では、支払金額が、10,000円から15,000円に変更されたことと、その理由が備考として記述されている。発注者は、この画面の情報を確認して、「上記内容で料金支払を実施する」のボタンをタップし、発注者端末30から管理サーバー10に支払する旨の要求を送信する。
管理サーバー10は、採用決定情報に基づいて実施された業務に対するクレーム情報を、インターネット60を介して発注者端末30から受信して、管理データベース20に記憶させるクレーム情報登録手段10mを更に有することが好ましい。システムが発注者からのクレームを受け付ける手段を持っていると、発注者からの信頼を得やすい。管理サーバー10が、クレーム情報登録手段10mを有する場合、図5に示す画面に「クレーム登録」のボタンを設置することができる。「クレーム登録」は、依頼した業務の遂行結果に問題がある場合に、発注者がクレームを登録するためのボタンである。「クレーム登録」のボタンをタップすると、図25に示す画面に遷移する。図25は、発注者が、クレーム情報を登録するための画面の表示例である。クレーム情報は、案件名、クレーム内容、クレーム写真等である。発注者が「上記内容でクレーム登録する」のボタンをタップすると、管理サーバー10に送信され、管理データベース20に記憶される。
管理サーバー10は、クレーム情報登録手段10mによってクレーム情報が管理データベース20に記憶された場合に、クレーム情報に関係する発注者端末30と調整者端末40と技術者端末50との間でのメッセージの送受信ができるクレーム判定ルームを設定し、システム管理者が選任したクレーム判定者を、クレーム判定ルームに参加させることができるクレーム判定手段10nを更に有することが好ましい。管理サーバー10が、クレーム判定手段10nを有する場合、クレーム情報の関係者が使用する端末において、図5や図9に示す画面に、システムからの連絡が表示される。図5に示す画面の下部に表示されているように、「クレーム判定ルームに入る」のボタンが設置される。関係者が、使用する端末にて、このボタンをタップすると、図26に示す画面に遷移する。図26は、クレーム判定ルーム画面の表示例である。図26に示す画面では、クレーム判定の対象となる案件は、案件名が「トイレ工事」であり、この案件の関係者は、ユーザA、調整者C、職人X及び職人Yであることが表示されている。システム管理者は、管理サーバー10の操作画面を使用して、クレーム判定者を選任する。システム管理者の操作を介さず、管理サーバー10のクレーム判定手段10nによって、クレーム判定者が自動時に選任されることとしても良い。図26に示す画面では、調整者Sがクレーム判定者であることが表示されている。選任されたクレーム判定者の使用する端末には、クレーム情報の関係者と同じように、システムからの連絡が表示され、「クレーム判定ルームに入る」のボタンも設置される。クレーム判定者が、そのボタンをタップすることで、クレーム判定者は、クレーム判定ルームへの参加ができる。メッセージ表示エリアに、関係者及びクレーム判定者から送信されたメッセージ履歴が表示される。メッセージ入力エリアにテキストを入力して、「左記メッセージを送信する」のボタンをタップすると、関係者及びクレーム判定者が使用している端末にメッセージが送信される。関係者及びクレーム判定者は、このクレーム判定ルームでのやりとりを通じてクレーム情報への対処を検討できる。
本実施形態に係る業務マッチング方法は、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末30と、
前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末40と、
前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末50と、
システム管理者が管理する管理サーバー10と、
管理サーバー10の指示により情報を記憶する管理データベース20と、
発注者端末30、調整者端末40及び技術者端末50と管理サーバー10との間の通信を可能とする情報通信網と、を使用する業務マッチング方法であって、
管理サーバー10が、
発注者端末30から情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、管理データベース20に記憶させるステップと、
管理データベース20に記憶された依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は調整者端末40へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は技術者端末50へ、情報通信網を介して依頼情報を送信するステップと、
依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、調整者端末40からの要求に応じて、依頼情報を個別の業務情報に分割して管理データベース20に記憶させるステップと、
分割された個別の業務情報を、情報通信網を介して技術者端末50に送信するステップと、
送信された個別の業務情報に対して技術者が応募するための業務応募情報を、情報通信網を介して技術者端末50から受信して、管理データベース20に記憶させるステップと、
管理データベース20に記憶された業務応募情報を、情報通信網を介して調整者端末40に送信するステップと、
管理データベース20に記憶された業務応募情報を調整者端末40からの要求に応じて統合することにより、依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して管理データベース20に記憶させるステップと、
依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、技術者端末50から情報通信網を介して送信された、依頼情報に対して技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、管理データベース20に記憶するステップと、
管理データベース20に記憶された統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、情報通信網を介して発注者端末30へ送信するステップと、
送信された統合業務応募情報又は依頼応募情報に対して、発注者が採用を決定するための採用決定情報を発注者端末30から情報通信網を介して受信して、管理データベース20に記憶させるステップと、
管理データベース20に記憶された採用決定情報と発注者端末30からの要求に基づいて、発注者から技術者及び調整者への料金の支払いを行うステップと、を含む。
本実施形態に係る業務マッチングプログラムは、
業務を発注する発注者が使用する発注者端末30と、
前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末40と、
前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末50と、
システム管理者が管理する管理サーバー10と、
管理サーバー10の指示により情報を記憶する管理データベース20と、
発注者端末30、調整者端末40及び技術者端末50と管理サーバー10との間の通信を可能とする情報通信網と、に所定の手段を実行させる業務マッチングプログラムであって、
管理サーバー10に、
発注者端末30から情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、管理データベース20に記憶させる依頼情報受付手段10bを実行させ、
管理データベース20に記憶された依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は調整者端末40へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は技術者端末50へ、情報通信網を介して依頼情報を送信する依頼情報公開手段10cを実行させ、
依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、調整者端末40からの要求に応じて、依頼情報を個別の業務情報に分割して管理データベース20に記憶させる依頼情報分割手段10dを実行させ、
依頼情報分割手段10dの実行によって分割された個別の業務情報を、情報通信網を介して技術者端末50に送信する業務情報公開手段10eを実行させ、
業務情報公開手段10eの実行によって送信された個別の業務情報に対して技術者が応募するための業務応募情報を、情報通信網を介して技術者端末50から受信して、管理データベース20に記憶させる業務応募情報受付手段10fを実行させ、
業務応募情報受付手段10fの実行によって管理データベース20に記憶された業務応募情報を、情報通信網を介して調整者端末40に送信する業務応募情報送信手10gを実行させ、
業務応募情報受付手段10fの実行によって管理データベース20に記憶された業務応募情報を調整者端末40からの要求に応じて統合することにより、依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して管理データベース20に記憶させる業務応募情報統合手段10hを実行させ、
依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、技術者端末50から情報通信網を介して送信された、依頼情報に対して技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、管理データベース20に記憶する依頼応募情報受付手段10iを実行させ、
管理データベース20に記憶された統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、情報通信網を介して発注者端末30へ送信する応募情報提示手段10jを実行させ、
応募情報提示手段10jの実行によって送信された統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、発注者が採用を決定するための採用決定情報を発注者端末30から情報通信網を介して受信して、管理データベース20に記憶させる採用決定手段10kを実行させ、
採用決定手段10kの実行によって管理データベース20に記憶された採用決定情報と発注者端末30からの要求に基づいて、発注者から技術者及び調整者への料金の支払いを行う料金支払手段10lを実行させる。
以上に説明した本実施形態の業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラムを利用することで、発注者は、複数の種類の技術者が必要な業務内容の依頼であっても、管理業者を介する必要がない。発注者が実施することできない、複数業務の段取り検討や手配に対して、調整者の知見を活用することができる。発注者が技術者に直接発注できるので、料金の透明性も確保される。
また、本実施形態によれば、発注者は、希望する業務の対価の額を、希望金額として指定することができる。これにより、発注者からみて、想定外に高い入札金額の応募しか集まらないといった事態を避けることができる。また、本実施形態によれば、発注者は、依頼現場写真の画像データを依頼情報に含めることができる。これにより、文章表現のみでは伝えることのできない、より即物的な情報を、調整者や技術者に提示することができる。調整者や技術者は、案件に応募するか否か、入札金額をいくらにするかといった検討に際して、重要な情報として活用できる。
また、本実施形態によれば、発注者は、工事の種類に応じた市場相場金額を参照することができる。この情報を活用して、技術者と適正な価格で発注契約することができる。また、本実施形態によれば、発注者は、複数工程を含む工事に関して、標準的な工程の構成や順番、施工期間の目安を知ることができる。発注者は、専門家に依頼する際のベースとなる情報を簡易に入手することができる。
また、本実施形態によれば、発注者は、調整者や技術者と直接メッセージ交換ができる。発注者は、依頼情報を登録した後、入札前や入札後の両方のタイミングで、細かな情報のやりとりを直接実施することができる。例えば、使用予定部材の有無や、使用予定部材の現場への適合度合、価格等を双方で確認することができる。発注者と、調整者や技術者との認識の齟齬を防ぐことになり、早期の落札に繋げることもできる。落札後のトラブルの発生を未然に防ぐことにもなる。
また、本実施形態によれば、発注者は、発注した業務に関係する調整者や技術者と、システムのユーザルーム内で簡易に情報交換することができる。具体的業務の実施のためには、発注者の個人情報に関する情報も提示する必要が生じる。特に発注後のタイミングであれば、調整者や技術者も情報管理に大きな責任があるため、安心した状態での情報交換が可能である。
また、本実施形態によれば、技術者は、実施業務レポートをシステムに登録でき、関係者間で共有することができる。作業結果の画像データも登録できるので、信頼性の高いレポートとすることができる。関係者間での作業結果の共有の仕組みがあること自体が、システムの価値を高めることにもなる。実施業務レポートは、システム管理者にとっても、貴重な情報であり、システムから提供する情報の改善に役立てることもできる。
また、本実施形態によれば、発注者と調整者と技術者が相互に評価を行い、評価情報を登録することができる。システムを魅力あるものとして維持するためには、全ての利用者が節度のある利用を心掛けること、悪質なシステム利用者は排除されることが重要である。評価情報は、この目的に活用できる。また、評価情報の値によって、依頼情報の送信先を選択できる。これは、発注者にとっては安心に繋がり、調整者や技術者にとっては、質の高い業務遂行へのインセンティブとなる。
また、本実施形態によれば、技術者が業務遂行時に想定外の事態に対処した結果、業務内容や支払料金を変更せざるを得ない場合、発注業務情報を簡易に更新することができる。例えば、追加工事を実施した場合、追加料金の精算を簡単に行うことができる。別の発注として扱う必要がないため、大変実用的で便利である。
また、本実施形態によれば、発注者が、技術者の作業結果に不満がある場合、システムにクレーム情報を登録することができる。システム管理者が、中立的な立場にある調整者または技術者をクレーム判定者として選任し、クレーム判定ルームでのやりとりに参加させることができる。個別のクレームに対して、関連する専門技術をもった者が、公平な立場で判断することができる。クレームに対する迅速な対処と、システムに対する信頼度の向上を図ることができる。
上記のように、本実施形態によれば、一般ユーザと技術を保有している方々との直接の取引、取引工程の簡略化、責任感のある質の高い業務遂行、金額の透明性の確保が実現できる。
以上、本願の実施形態に係る業務マッチングシステム、業務マッチング方法及び業務マッチングプログラムを説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。また、住宅リフォーム関連分野を想定して説明したが、これに限らず、上述のように、ウェブサイト開発、理容・美容関係、オンライン講義等、複数の種類の技術者が必要な分野で利用し得る。なお、本願の業務マッチングシステムにおいては「手段」を「部」と読み替えることもできる。例えば、「依頼情報受付手段」は「依頼情報受付部」と読み替えることができる。また、依頼情報等は管理データベース20に記憶することが好ましいが、これに限らず、管理サーバー10、発注者端末30、調整者端末40又は技術者端末50に搭載されている記憶装置に記憶しても良い。
10 管理サーバー
10a 受信手段
10b 依頼情報受付手段
10c 依頼情報公開手段
10d 依頼情報分割手段
10e 業務情報公開手段
10f 業務応募情報受付手段
10g 業務応募情報送信手段
10h 業務応募情報統合手段
10i 依頼応募情報受付手段
10j 応募情報提示手段
10k 採用決定手段
10l 料金支払手段
10m クレーム情報登録手段
10n クレーム判定手段
10o 参考金額情報提示手段
10p 業務工程サンプル情報提示手段
10q 評価情報登録手段
10r メッセージ交換手段
10s ユーザルーム設定手段
10t 実施業務レポート登録手段
10u 発注情報更新手段
20 管理データベース
30 発注者端末
30a 受信手段
30b 送信手段
40 調整者端末
40a 受信手段
40b 送信手段
50 技術者端末
50a 受信手段
50b 送信手段
60 インターネット

Claims (16)

  1. 業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
    前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
    前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
    システム管理者が管理する管理サーバーと、
    前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
    前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、を有し、
    前記管理サーバーは、
    前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させる依頼情報受付手段と、
    前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信する依頼情報公開手段と、
    前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させる依頼情報分割手段と、
    前記依頼情報分割手段によって分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信する業務情報公開手段と、
    前記業務情報公開手段によって送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させる業務応募情報受付手段と、
    前記業務応募情報受付手段により前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信する業務応募情報送信手段と、
    前記業務応募情報受付手段によって前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させる業務応募情報統合手段と、
    前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶する依頼応募情報受付手段と、
    前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する応募情報提示手段と、
    前記応募情報提示手段によって送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための 採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させる採用決定手段と、
    前記採用決定手段によって前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行う料金支払手段と、を有する業務マッチングシステム。
  2. 前記管理サーバーは、
    前記採用決定情報に基づいて実施された前記業務に対するクレーム情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させるクレーム情報登録手段を更に有する請求項1に記載の業務マッチングシステム。
  3. 前記管理サーバーは、
    前記クレーム情報登録手段によって前記クレーム情報が前記管理データベースに記憶された場合に、前記クレーム情報に関係する前記発注者端末と前記調整者端末と前記技術者端末との間でのメッセージの送受信ができるクレーム判定ルームを設定し、前記システム管理者が選任したクレーム判定者を、前記クレーム判定ルームに参加させることができるクレーム判定手段を更に有する請求項2に記載の業務マッチングシステム。
  4. 前記管理サーバーは、
    前記依頼情報に関する市場相場金額を含む参考金額情報を、前記管理データベースに記憶させ、前記発注者端末からの要求に応じて、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する参考金額情報提示手段を更に有する請求項1から3のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  5. 前記管理サーバーは、
    前記依頼情報に関する標準業務工程を含む業務工程サンプル情報を、前記管理データベースに記憶させ、前記発注者端末からの要求に応じて、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する業務工程サンプル情報提示手段を更に有する請求項1から4のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  6. 前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報は、前記調整者又は前記技術者が希望する前記業務の対価の額を含み、
    前記応募情報提示手段は、前記対価の額の順にソートして前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を前記発注者端末に表示することができる請求項1から5のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  7. 前記管理サーバーは、
    前記発注者と前記調整者と前記技術者が相互に評価を行った結果である評価情報を、前記発注者端末と前記調整者端末と前記技術者端末とから前記情報通信網を介して受信し、前記管理データベースに記憶させる評価情報登録手段を更に有する請求項1から6のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  8. 前記依頼情報公開手段は、前記評価情報登録手段によって前記管理データベースに記憶された前記評価情報に応じて、前記依頼情報の送信対象とする前記調整者端末および前記技術者端末を選択することができる請求項7に記載の業務マッチングシステム。
  9. 前記管理サーバーは、
    前記依頼情報を送信した前記発注者端末と、前記依頼情報公開手段が送信した前記依頼情報を受信した前記調整者端末および前記技術者端末との間でのメッセージの送受信ができるメッセージ交換手段を更に有する請求項1から8のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  10. 前記管理サーバーは、
    前記採用決定情報を送信した前記発注者端末と、前記採用決定情報の対象となる前記統合業務応募情報の統合を要求した前記調整者端末と、前記採用決定情報によって採用が決定された、前記業務応募情報または前記依頼応募情報を送信した前記技術者端末との間でメッセージの送受信ができるユーザルームを設定するユーザルーム設定手段を更に有する請求項1から9のいずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  11. 前記管理サーバーは、
    前記採用決定情報に基づいて業務を実施した前記技術者の前記技術者端末から送信された実施業務レポートを受信し、前記管理データベースに記憶させる実施業務レポート登録手段を更に有する請求項1から10いずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  12. 前記管理サーバーは、前記採用決定情報を受信したときに、前記依頼情報、前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に基づいて、前記発注者から前記受注者に発注された業務の内容に関する発注業務情報を前記管理データベースに記憶させ、 前記発注者端末からの要求に応じて、前記管理データベースに記憶されている前記発注業務情報を更新することができる発注情報更新手段を更に有する請求項1から11いずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  13. 前記依頼情報は、前記発注者が希望する前記業務の対価の額を含む請求項1から12いずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  14. 前記依頼情報は 前記発注者が選択した画像データを含む請求項1から13いずれか一項に記載の業務マッチングシステム。
  15. 業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
    前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
    前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
    システム管理者が管理する管理サーバーと、
    前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
    前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、を使用する業務マッチング方法であって、
    前記管理サーバーが、
    前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
    前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信するステップと、
    前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させるステップと、
    分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信するステップと、
    送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
    前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信するステップと、
    前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させるステップと、
    前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶するステップと、
    前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信するステップと、
    送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させるステップと、
    前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行うステップと、を含む業務マッチング方法。
  16. 業務を発注する発注者が使用する発注者端末と、
    前記業務を調整する調整者が使用する調整者端末と、
    前記業務を受任する技術者が使用する技術者端末と、
    システム管理者が管理する管理サーバーと、
    前記管理サーバーの指示により情報を記憶する管理データベースと、
    前記発注者端末、前記調整者端末及び前記技術者端末と前記管理サーバーとの間の通信を可能とする情報通信網と、に所定の手段を実行させる業務マッチングプログラムであって、
    前記管理サーバーに、
    前記発注者端末から前記情報通信網を介して送信された複数またはひとつの業務情報を含む依頼情報を受信して、前記管理データベースに記憶させる依頼情報受付手段を実行させ、
    前記管理データベースに記憶された前記依頼情報が、複数の業務情報を含む場合は前記調整者端末へ、ひとつの業務情報しか含まない場合は前記技術者端末へ、前記情報通信網を介して前記依頼情報を送信する依頼情報公開手段を実行させ、
    前記依頼情報が複数の業務情報を含む場合に、前記調整者端末からの要求に応じて、前記依頼情報を個別の業務情報に分割して前記管理データベースに記憶させる依頼情報分割手段を実行させ、
    前記依頼情報分割手段の実行によって分割された前記個別の業務情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末に送信する業務情報公開手段を実行させ、
    前記業務情報公開手段の実行によって送信された前記個別の業務情報に対して前記技術者が応募するための業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記技術者端末から受信して、前記管理データベースに記憶させる業務応募情報受付手段を実行させ、
    前記業務応募情報受付手段の実行によって前記管理データベースに記憶された業務応募情報を、前記情報通信網を介して前記調整者端末に送信する業務応募情報送信手段を実行させ、
    前記業務応募情報受付手段の実行によって前記管理データベースに記憶された前記業務応募情報を前記調整者端末からの要求に応じて統合することにより、前記依頼情報に対して応募するための統合業務応募情報を生成して前記管理データベースに記憶させる業務応募情報統合手段を実行させ、
    前記依頼情報がひとつの業務情報しか含まない場合に、前記技術者端末から前記情報通信網を介して送信された、前記依頼情報に対して前記技術者が応募するための依頼応募情報を受信して、前記管理データベースに記憶する依頼応募情報受付手段を実行させ、
    前記管理データベースに記憶された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報を、前記情報通信網を介して前記発注者端末へ送信する応募情報提示手段を実行させ、
    前記応募情報提示手段の実行によって送信された前記統合業務応募情報又は前記依頼応募情報に対して、前記発注者が採用を決定するための採用決定情報を前記発注者端末から前記情報通信網を介して受信して、前記管理データベースに記憶させる採用決定手段を実行させ、
    前記採用決定手段の実行によって前記管理データベースに記憶された前記採用決定情報と前記発注者端末からの要求に基づいて、前記発注者から前記技術者及び前記調整者への料金の支払いを行う料金支払手段を実行させる業務マッチングプログラム。
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