JP2024031943A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進められるようにすること。【解決手段】サーバ1は、施工内容決定部61、製品決定部62、業者候補決定部63を備える。施工内容決定部61は、ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する。製品決定部62は、ユーザの操作により、工事に必要な製品を決定する。業者候補決定部63は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部の工事を請け負うことが可能な1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者候補を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来から、建物のリフォームの工事に関する見積を作成するシステムは存在する(例えば特許文献1参照)。
特開2019-016217号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザがリフォーム対象の製品を選択すると、製品を設置する施工の内容や施工者が紐付けられていたり、施工内容を選択すると、製品と施工者が紐付けられていて、ユーザが望む工事にはならない。つまり上述の特許文献1を含む従来の技術ではユーザの要望に応えることができない状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選ぶことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定手段と、
前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定手段と、
決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムの夫々は、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する情報処理方法及びプログラムの夫々である。
本発明によれば、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
本発明の情報処理システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。 図1に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2、図3のサーバの動作を示すフローチャートである。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、ホーム画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、絞込み検索の画面を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、商品選択の画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、製品吹出しの画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、工事費・追加項目の画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、リフォーム会社検索画面の画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、見積りの画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、チャット画面の一例を示す図である。 図1のユーザ端末及び施工者端末3の夫々の表示部に表示される各種画面のうち、進捗管理画面の一例を示す図である。 施工者側のマイページの基本情報登録画面を示す図である。 施工者側のマイページの案件一覧画面を示す図である。 図1のユーザ端末及び施工者端末の夫々の表示部に表示される各種画面のうち、トップ画面の一例を示す図である。 図16のトップ画面の「現場お知らせ欄」の押下操作により表示された資料登録画面を示す図である。 図17の資料登録画面にて登録された資料を確認するための登録済資料画面を示す図である。 図16のトップ画面の「現場写真」ボタンの押下操作により表示された資料画面を示す図である。 図16のトップ画面の「現場コメント」ボタンの押下操作により表示された共有チャット画面を示す図である。 図16のトップ画面の「Q&A」ボタンの押下操作により表示されたQ&A画面を示す図である。 図16のトップ画面の「ToDoリスト」ボタンの押下操作により表示されたToDoリスト画面を示す図である。 図16のトップ画面の「集計」ボタンの押下操作により表示された集計画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。
本サービスは、建物のリフォームを行うことを希望するユーザによりアクセスされるリフォーム工事に関するウェブサイト(例えばリフォーム.com等)を公開し、ウェブサイトにおいてユーザにより選択されたリフォーム工事の詳細(製品、施工内容、施工者のうち少なくとも1つ以上)に基づいてリフォーム工事の見積りから受注や発注までの一連の作業を支援する。
本サービスに適用する情報処理システムは、例えば、図1に示すように、サーバ1と、ユーザ端末2-1乃至2-n(nは任意の整数値)と、施工者端末3-1乃至3-m(mはnとは独立した任意の整数値)とが、インターネット等のネットワークNに夫々接続されることで構成される。
サーバ1は、本サービスの提供者により管理される。サーバ1は、建物のリフォーム工事を請け負う1以上の施工者を少なくとも会員(加盟店)として登録すると共に、建物のリフォーム工事に関するウェブサイトを開示する。そして、ウェブサイトにおけるユーザの選択により建物のリフォーム工事の詳細内容(製品、施工内容、施工者のうち少なくとも1つ以上)を決定し、決定した詳細内容でのリフォーム工事の見積りから発注や受注、その後の施工状況の管理に至る一連の作業を支援する。
ユーザ端末2は、リフォーム工事を希望するユーザの操作を受け付ける情報処理装置であり、例えばパーソナルコンピュータやタブレット、スマートフォン等である。
ユーザは、ユーザ端末2からウェブサイトにアクセスし、リフォーム工事の対象の製品や施工内容、施工者を選びながらリフォーム工事の内容を決定し、リフォーム工事の見積りのみならず受注や発注までの作業をウェブサイトで行うことができる。
なお、以下、n人のユーザの夫々を個々に区別する必要がない場合、ユーザ端末2-1乃至2-nをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。また、m人の施工者の夫々を個々に区別する必要がない場合、施工者端末3-1乃至3-mをまとめて「施工者端末3」と呼ぶ。
つまり、ユーザ端末2は、サーバ1と協働しながら、建物のリフォームの工事についてのリフォーム工事の詳細(製品、施工内容、施工者のうち少なくとも1つ以上)の選定から見積り、受注及び発注までの一連の作業を支援する処理として、例えば次のような一連の処理を実行することができる。
ここで、「協働」の手法は、特に限定されない。例えばユーザ端末2はサーバ1と適宜通信をしながら主要な処理をサーバ1に実行してもらう第1手法を、「協働」の手法として採用することができる。また例えば、ユーザ端末2は、サーバ1又はその管理下の図示せぬ装置から専用のアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリ」と呼ぶ)を予めダウンロード及びインストールして、アプリで実行する第2手法を、「協働」の手法として採用することができる。或いはまた第1手法と第2手法とを適宜組み合わせた手法を、「協働」の手法として採用することもできる。
但し、以下の例では、説明の便宜上、第1手法が「協働」の手法として採用されているものとして説明する。即ち、以下の例で、処理の動作主体が「サーバ1」となっている個所は例示に過ぎず、実装時には適宜「ユーザ端末2」としてよいことは言うまでもない。
即ち、本例では、サーバ1は、建物のリフォーム工事についての製品や施工内容、施工者の選択から、決定したリフォーム工事内容での見積り、受注や発注までの一連の作業を支援する処理を、ユーザ端末2及び施工者端末3と適宜通信を行いながら実行する。
この他、ユーザと施工者との契約の際には、ネットワークNに接続される所定認証機関として、例えば電子サインシステム等も情報処理システムに含まれる。
電子サインシステムは、ネットワークNを介してサーバ1と通信する。電子サインシステムは、サーバ1からの要求に応じて電子認証を行う。
電子サインシステムは、ユーザ及び施工者の夫々の署名を認証する。電子サインシステムに予め署名を登録しておくことで、他者との取引の際に自動認証される。少なくとも施工者は、署名を電子サインシステムに事前に登録しておくものとする。
ここで、本例において、サーバ1を管理する管理者(本サービスの提供者)は、リフォームの工事を自身で請け負うのではなく、ユーザが施工者に工事を発注して、当該工事を施工者が受注、つまり請け負うものとする。
但し、本例は例示に過ぎず、管理者は、施工者とユーザとの間のリフォーム工事に関する作業の少なくとも一部の作業を仲介する場合もある。
以上まとめると、サーバ1は、ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する。サーバ1は、ユーザの操作により、工事に必要な製品(商材)を決定する。また、サーバ1は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部(施工内容及び製品との分離発注も可)の工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定し、ユーザの操作により決定された施工者、施工内容、製品で、ユーザの要望に合った見積り、受注、発注等の一連のリフォーム工事を進めることができる。
これにより、次のような効果を奏することができる。
即ち、ユーザは、従来のシステムを用いていた際には、リフォーム工事の対象の製品を選択すると、製品の施工内容や施工者が紐づいて択一的に工事価格が決定されてしまうため、ユーザが望む施工内容や施工者を選べなかった。
このため、ユーザが望むリフォーム工事にはならず、製品、施工内容、施工者のうち、優先順位の低いものの妥協を余儀なくされていた。
これに対して、本実施形態の情報処理システムを用いることで、ユーザは、リフォーム工事の対象の製品(商材)、工事内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
このように、本例ではサーバ1が主要な処理を実行する(上述の第1手法に従った処理を実行する)ため、図1の情報処理システムのうちサーバ1に着目して、以下の説明を行う。
図2は、図1に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図1のユーザ端末2や施工者端末3等)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図1のユーザ端末2や施工者端末3も、図2に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、ユーザ端末2と施工者端末3のハードウェア構成の説明については省略する。
このような図2のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、建物のリフォーム工事についての製品(商材)の選択から見積り、受注や発注までの一連の作業を支援する処理の実行が可能になる。
以下、このような処理を実行するためのサーバ1の機能的構成の一例について説明する。
図3は、図2のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、サーバ1の記憶部18には、データベース121(以下「DB121」と呼ぶ)が記憶されている。
DB121には、会員登録されている施工者の情報(会員番号、施工者名、住所、連絡先等)が記憶されている。
DB121には、このウェブサイトで扱う製品の情報(製品名、製品番号、商品種別(カテゴリー)、メーカー、形状、付属品やオプション等のカタログ情報の他、標準価格、取り扱い業者等)がJANコードに対応して記憶されている。標準価格とは、事前に施工者と同意した価格をいう。
DB121には、ユーザと施工者がチャットでやり取りした情報(値引き交渉した情報や作業追加の情報等)やユーザからの指名で施工者から入札された入札情報(ユーザ指定の工事に対する入札金額等)も記憶されている。
DB121には、当該製品を建物に施工するための施工内容(施工方法(準備、取り付け、取り外し、廃棄等)、工事費用(施工価格)、)と、この施工内容を実施可能な施工者の情報(会員番号等)が対応して記憶されている。
つまり、DB121には、ウェブサイトで扱う工賃の標準価格(本サービスの提供者と施工者との間で事前に取り決めた工賃の単価)が記憶されている。
DB121には、ユーザが選択した製品、施工内容、施工者で見積ったリフォーム工事の見積情報(見積書のPDFファイル)や、リフォーム工事を注文した発注情報、リフォーム工事を受注した受注情報、ユーザと施工者とで結ぶ契約情報やその約款等が記憶されている。
DB121には、工事に関するスケジュール情報(製品入荷日、着工日、取り外し工事日、製品設置工事日、工事完了予定日等の工程表等)が記憶されている。また、DB121には、工程表に対する実際の進捗状況を示す情報が記憶されている。
図3に示すように、サーバ1のCPU11においては、ウェブサイトが公開される際に、サイト管理部50が機能する。
サイト管理部50は、ユーザと施工者とのやり取りやウェブサイトにおける全体の処理を制御する。
例えばサイト管理部50は、ユーザと施工者との間で授受される情報を適宜加工等したうえで、一方から他方へ伝送する制御を実行する。
また例えば、サイト管理部50は、情報処理システムにアクセスするためのアカウントを階層的に管理(アカウントの権限に応じたアクセス制限を)し、所定の単位毎にアクセスの制限要否を各階層で設定して管理することができる。
また、サイト管理部50は、例えば見積りや受注案件の内容の確認をユーザが行う際に、各種支援をするための制御を実行することができる。ここで、見積りや受注案件の内容の確認には、スケジュール、案件進捗や工程管理の確認も含まれる。なお、このような制御を実行する機能ブロックを、図示はしないがサイト管理部50の機能として存在するものとする。
サイト管理部50は、施工内容決定部61と、製品決定部62と、業者候補決定部63と、見積発行部64と、通知部65と、コミュニケーション制御部66と、受発注制御部67と、進捗管理部68と、業者情報登録部69と、を備える。
施工内容決定部61は、ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する。
具体的には、施工内容決定部61は、ウェブサイトのホーム画面において、商品種別(カテゴリー)毎に表示されている商品群の中からユーザが所望の商品を選択操作又は検索窓から検索操作することで、選出された製品の工事費用項目(施工内容)を選択することで、建物の工事の施工内容を決定する。
製品決定部62は、ユーザの操作により、工事に必要な製品を決定する。
具体的には、製品決定部62は、ホーム画面200(図5参照)から遷移した絞込み検索の画面210(図6参照)に表示されたプルダウンメニューから、ユーザが選択操作により絞り込まれた商品の情報をDB121から読み出し、商品選択の画面220に表示(提示)し、その画面220からユーザの選択操作された製品を工事に必要な製品として決定する。
業者候補決定部63は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部(分離発注も可)の工事を請け負うことが可能な1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定する。
業者候補決定部63は、工事を請け負うことが可能な1以上の施工者をユーザ端末2に提示し、提示した1以上の施工者の中からユーザの操作により選択された1以上の施工者候補を選択する。
また、業者候補決定部63は、通知部65からの通知に対して工事を請け負うことが可能である回答を施工者端末3を介して行った1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する。
具体的には、業者候補決定部63は、DB121に記憶されている複数の施工者の夫々の施工者情報に基づいて、決定(ユーザによる選択も含む)された施工内容及び製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の工事を請け負うことが可能な1以上の施工者を複数の業者の中から選抜し、選抜された1以上の業者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定する。ここでのユーザの操作は、自動的な選定を委ねる操作や施工者を指定する操作等が含まれる。
業者候補決定部63は、通知部65からの通知に対して工事を請け負うことが可能である回答を施工者端末3を介して行った1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定する。
見積発行部64は、決定された施工内容及び製品についての工事に関する見積りを発行する。
また、見積発行部64は、業者候補決定部63により決定された1以上の施工者の候補の夫々から提示された見積りを発行する。
具体的には、見積発行部64は、DB121を参照して、確定した商品にて施工するリフォーム工事に関する見積データ(見積の発行先と発行元の情報、商品や施工内容の名称と夫々の価格や合計金額、税金を含むデータ)を作成し、PDF形式の見積書に変換した上で、ユーザ端末2へ送信し、ユーザ端末2の画面に表示(提示)する。
通知部65は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の工事を請け負うことが可能か否かを、複数の施工者の施工者端末3に通知(問い合わせ)する。
具体的には、施工者のうち、ユーザにより製品をA業者、その施工をB業者で行うことを選択した場合、通知部65は、製品のみの発注が可能か否かをA業者へ問い合わせし、その製品の施工のみを発注可能か否かをB業者へ問い合わせをする。
コミュニケーション制御部66は、ユーザ端末2と、決定された1以上の施工者候補のうち所定の者とのコミュニケーションを図るための、ユーザ端末2と所定の施工者端末3との間での通信を制御する。
具体的には、コミュニケーション制御部66は、ユーザ端末2と、選択された1以上の施工者の候補のうちユーザが選択した施工者、又はシステム側でユーザの工事に適する判定した施工者、とのコミュニケーションを図るための、ユーザ端末2と所定の施工者の施工者端末3との間での通信を制御する。
受発注制御部67は、見積書の提示を受けたユーザからの工事の依頼に基づいて、工事の請け負う受注処理を行う。
具体的には、見積書において、例えば、製品はホームセンターで用意するから発注せずに施工内容だけを発注する見積りになっていた場合は、受発注制御部67は、見積書でのユーザからの工事の依頼に基づいて、施工内容だけを受注する処理を行い、施工内容だけを工事の請け負う施工者に対して発注する。
即ち、受発注制御部67は、業者候補決定部63により決定された1以上の施工者候補の中から、ユーザの操作により選択された発注先に対する発注処理に関する制御を実行すると共に、発注先における受注処理に関する制御を実行する。
また、見積書において、ひとつの製品に対応する施工内容がA旧キッチン取外とB新キッチン取付の別々の項目に分けて別の施工者で見積られていた場合、受発注制御部67は、A,B夫々の施工内容を別々の施工者に発注する。つまり、受発注する施工者は複数の施工者になる場合もある。
また、受発注制御部67は、受注処理に関する制御の一部として、ユーザと発注先との間に締結される電子契約に関する処理の制御を実行する。
具体的には、受発注制御部67は、工事の請負の電子的な契約を、当該ユーザと請負者(施工者)との間で行わせる制御を実行する。
電子的な契約にあたり、受発注制御部67は、ユーザ及び請負者(施工者)の夫々の署名を、図示しない外部の認証機関、例えば電子サインシステム等に認証させる制御を実行する。
進捗管理部68は、発注先における工事の進捗を示す進捗情報をユーザ端末2に提示する。
具体的には、進捗管理部68は、契約後に、DB121の契約情報に基づいて、実際の製品(商材)の入荷日や工事の着工日等を記載した工程表(図13参照)を生成し、ユーザ及び施工者のマイページに表示することでユーザ及び施工者の夫々と共有する。これにより、契約後のリフォーム工事の進捗状況をユーザ及び施工者の夫々から閲覧することができる。
業者情報登録部69は、複数の施工者の夫々の操作により、取扱い可能な製品と施工内容のうち少なくとも一方を示す施工者情報(業者情報)を登録する。
具体的には、業者情報登録部69は、施工者端末3からウェブサイト内のマイページアクセスした施工者の操作(各種情報の登録操作等)により、自社で取扱い可能な製品と施工内容のうち少なくとも一方を示す施工者情報(業者情報)をDB121に登録する。
このように業者情報登録部69を備えることで、決定された施工内容及び製品についての工事を請け負うことが可能な業者をシステム(業者候補決定部63)が自動的に選出する。つまり業者が予め取り扱い可能な製品、施工内容を登録しておくことで、登録した多数の業者の中から、工事を請け負うことが可能な業者がシステムでピックアップされて、そのピックアップされた工事可能な業者の中からユーザは業者を選ぶことができる。
以下、図4乃至図15を参照して上記機能的構成によるサーバの動作を順に説明する。
実施形態のサーバ1では、インターネット等のネットワークNに、会員登録したユーザや施工者(加盟店)に対してウェブサイト(例えばリフォーム.com等)を開示する。
ウェブサイトは、ユーザと施工者とに夫々マイページを提供し、夫々のマイページにログインすることで利用可能である。
以下では、ユーザを主体とする動作を説明するが、施工者についても自身のマイページから工事を請け負う側として操作が可能である。
ユーザがリフォーム工事を依頼するにあたり、ウェブサイトにアクセスし、ログインすることで、ユーザ端末2に自身のマイページとしてホーム画面200(図5参照)が表示される。
ホーム画面200において、所望の施工内容と製品と施工者を、ユーザが選択操作をすることで、建物のリフォーム工事の内容が決定する。
以降、図4のフローチャートを参照して具体的にサーバの動作を説明する。
図4は、図2、図3のサーバの動作を示すフローチャートである。
図5乃至図15は、ウェブサイトにおいてユーザの操作又は施工者の操作により遷移する画面の例を示す図であり、そのうち、図5は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、ホーム画面の一例を示す図である。
ユーザが、図5のホーム画面200から建物の工事の施工内容を選択すると、図4のステップS101において、施工内容決定部61は、ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する。
具体的に説明すると、図5のホーム画面200には、「HOME」、「リフォーム.comとは」、「お見積もりの流れ」、「口コミ」、「よくある質問」等のタブの他、商品検索枠、品番検索枠、カテゴリ選択欄等と、商品カテゴリ毎に商品写真のアイコンの選択ボックスが配置されている。
図5のホーム画面200の夫々の選択ボックスには、例えば「パック商品」、「キッチン」、・・・、「エクステリア」、・・・という名称が示されており、ユーザにより施工内容が選択される際に押下操作がなされる。即ち、「パック商品」、「キッチン」、・・・、「エクステリア」、・・・というメッセージは、施工内容を示している。
ホーム画面200において、ユーザにより、例えば「キッチン」等の選択ボックスがクリック操作された場合、図3の施工内容決定部61は、ユーザによりクリック操作がなされた「キッチン」の選択ボックスを施工内容として決定する。
なお、図5に示したホーム画面200は、ユーザのマイページの説明に利用したがこれと同じ画面が施工者のマイページにも表示される。
施工者のマイページでは、施工者は、対応する商品群、工事群、及び対応メーカー等を選択する。施工者は、特定の商品群について、ユーザから指名があれば自動的に承認することができる。また、ユーザから依頼がオークション形式の場合は自動入札することもできる。施工者は、対応する商品群、工事群に対してオリジナルの金額を工事価格として設定することができる。工事価格としては、ウェブサイトが用意した標準価格を採用することもできる。
このようにして、ユーザにより選択ボックスがクリック操作されて、図4のステップS101において、施工内容が決定されると、ステップS102において、製品決定部62は、ユーザの操作により、工事に必要な製品を決定する。
具体的には、ユーザ端末2の表示部に表示される画面は、製品決定部62により、図5に示すホーム画面200から、図6の絞込み検索の画面210に遷移される。
図6は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、絞込み検索の画面を示す図である。
図6の画面210には、キッチン用品(製品)を絞り込むための1以上のプルダウンメニューが表示される。プルダウンメニューは、例えばメーカー、シリーズ、キッチンレイアウト、間口・奥行、キャビネットタイプ、食洗器、扉グレード等が配置されている。この例は一例であり、他の絞り込み形態であってもよい。
この画面210のプルダウンメニューからユーザが選択操作を行い、「次へ」のボタンを操作することで、図3の製品決定部62は、プルダウンメニューの条件で絞り込まれた商品の情報をDB121から読み出し、ユーザの要望に合う商品(製品)の情報を、次の図7に示す商品選択の画面220に表示する。
図7は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、商品選択の画面の一例を示す図である。
即ち、図3の製品決定部62は、図7に示す画面220をユーザ端末2に表示させることで、決定された施工内容のリフォーム工事に必要な1以上の製品の候補を提示する。この例の場合、1つの製品が絞り込まれた例である。
この画面220の右上端部には、ソート用のプルダウンメニューが配置されており、プルダウンメニューの選択操作によって、例えば価格の安い順や評価の高い順等で検索結果にさらにソートをかけることができる。なお、ソート用のプルダウンメニューは一例であり、価格順等のようにキーワードを直接入力する形としてもよく、右上端以外の場所に配置してもよい。
図7の画面220には、決定された施工内容のリフォームの工事に必要な製品(商材)の候補を示す選択ボックス(図7の例では1つの選択ボックス)が表示される。ここに示された候補の中から、リフォーム工事に必要な製品(商材)がユーザにより選択される。即ち、選択された製品(商材)が表示された選択ボックスの「選択」ボタンに対して押下操作がなされる。
この場合、ユーザ端末2の表示部に表示される画面は、例えば図7に示す画面220から、図8に示す画面230の製品吹出しの画面に遷移する。
図8は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、製品吹出しの画面の一例を示す図である。
図8の画面230においては、図7の画面220で選択された製品(商材)が設置されたイメージ写真が表示されると共に、イメージ写真の中の製品の各部の詳細が吹出しで示される他、画面の右側には、製品(商材)の定価、販売価格、詳細と、説明やヘルプ表示を行うエリアと、製品の平面画像や寸法等の当該製品の内容のカタログを確認することができる。
リフォーム工事では、1つの製品(商材)が複数の小製品(部品等)で構成される場合があり、かつ小製品の変更等のカスタマイズが可能な場合が多くある。
本実施形態では、このようなケースを想定し、図8の画面230を表示する。この画面230では、小製品単位で、カスタマイズに必要な情報や小製品の説明等が吹出しで表示されるので、ユーザは、カスタマイズの選択をするために吹出しを適宜参考にできる。従って、自宅の既存空間におけるリフォームの状況を想像しながら、新たな製品(商材)を配置するためのカスタマイズができ、非常に便利である。
即ち、図3の製品決定部62は、例えば図7の画面220のみならず図8の画面230をユーザ端末2に表示させることで、決定された施工内容のリフォームの工事に必要な1以上の製品の候補を提示することもできる。
図7の画面220において、ユーザのユーザ端末2に対する操作に基づいて、製品(商材)が選択され、小製品(部品等)のカスタマイズ操作がなされた後、画面220下部の右下の「進む」ボタンがクリック操作されると、製品決定部62は、製品の仕様を決定し、図9に示すように、画面220上にポップアップする形で、工事費・追加項目の画面240をユーザ端末2の表示部に表示する。
図9は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、工事費・追加項目の画面の一例を示す図である。
図9の工事費・追加項目の画面240には、リフォーム工事に必要な製品(商材)として選択されたものの工賃(工事費)と追加項目の欄が表示される。
即ち、図3の製品決定部62は、例えば図7及び図8の各画面のみならず図9の画面240をユーザ端末2に表示させることで、決定された施工内容のリフォーム工事に必要な1以上の製品の候補を提示することもできる。
ユーザが、図9の画面240を閲覧しながら、リフォーム工事の施工内容、及び当該工事に必要な1以上の製品(商材)について工事費項目を選択して工事内容を追加することができる。
そして、画面240に表示した工事費項目の内容で確定する場合、ユーザが所定の操作(画面240の「OK」ボタンの操作)することで、画面240に表示されている工事費項目の内容が確定される。
なお、各工事費項目の名称近傍をクリック操作することで、ヘルプ機能により、工事の内容の説明がポップアップ表示される。
工事費項目の内容が確定されると、続いて、製品決定部62は、ユーザによる所定の操作により確定された工事費項目の工事の対象の1以上の製品(商品)を、リフォーム工事に必要な1以上の製品(商品)として決定する。
続いて、図4のステップS103において、業者候補決定部63は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部の工事を請け負うことが可能な1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者候補を決定する。
具体的には、業者候補決定部63は、DB121に記憶されている複数の施工者の夫々の施工者情報に基づいて、ユーザの操作又はシステムにより選択された施工内容及び製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の工事を請け負うことが可能な1以上の施工者を複数の業者の中から選抜し、選抜された1以上の業者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定する。
なお、選抜された1以上の施工者の中から、1以上の施工者の候補をユーザがさらに選抜する際に、例えばウェブサイトのホームページからリンクされたリフォーム会社検索画面250(図10参照)を表示して、施工者の情報を取得するようにしてもよい。
図10は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、リフォーム会社検索画面の画面の一例を示す図である。
図10に示すリフォーム会社検索画面250では、「会社の検索条件」として、例えば都道府県、市町村等を選択して、リフォーム場所・箇所にチェックを入れることで、工事場所の近隣のリフォーム会社の情報を得ることができる。そして、得られた情報の中から、本ウェブサイトに登録している施工部位の工事に対応できる施工者を選択して見積りを依頼することができる。
また、このリフォーム会社検索画面250では、リフォーム会社に対する口コミや施工実績等が掲載されるので、ユーザは、口コミや施工実績、販売価格を確認することで、施工者を選抜してもよい。
また、このリフォーム会社検索画面250では、ユーザに指名された施工者又は入札した施工者は、販売価格(施工者独自で設定した価格)について、販売項目の増減や価格上乗せ及び減額をすることもできる。その上で、ユーザの施工希望日をチェックして、施工者が希望する施工日を選択することができる。
なお、ユーザが「会社の検索条件」を入力しても所望の施工者がヒットしない場合、見積の内容をウェブサイトで受注し、ウェブサイトの管理者から加盟店に依頼することができる。
また、ユーザが選択して作成した見積内容をリフォームするために部材や追加工事等が必要な場合に施工者の側から別途見積内容を提案できる。
この場合、施工者のマイページにおいて、ユーザの見積内容から販売項目の増減や追加してユーザに提示することができ、価格の増減も可能である。そのうえで再度施工日等を調整することができる。
図10のリフォーム会社検索画面250をオークションに利用することができる。
具体的には、リフォーム会社検索画面250において、あるリフォーム工事のオークションを開催し、入札があった施工者一覧をユーザのマイページに表示させる。ユーザのマイページでは、見積項目の入札について、進捗状況を確認することができる。具体的には、マイページでは、入札した施工者数を確認したり、入札があった見積項目を確認したりすることができる。
これにより、ユーザは入札があった1以上の施工者の中から所望の施工者を選択し、依頼するかどうか決定する。
施工者側は、入札する際に、入札価格を標準価格(統一単価)で入札してもよく、施工者独自の販売価格で入札してもよい。その場合、事前にユーザ側から希望価格を提示してもよい。
商品について、施工者側は、商品の全部に入札してもよいし、希望する一部の商品だけ入札してもよい。
図4のステップS104において、通知部65は、決定された施工内容及び製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の工事を請け負うことが可能か否かを、複数の施工者の施工者端末3に通知(問い合わせ)する。
業者候補決定部63は、通知部65の通知に対して工事を請け負うことが可能である回答を、施工者端末3を介して行った1以上の施工者の中から、ユーザの操作により、1以上の施工者の候補を決定する。
上述した画面200乃至240における選択操作により、施工内容と製品と施工者の候補が決定されると、選択操作の内容を反映した見積りの画面260(図11参照)がユーザ端末2に表示される。
図11は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、見積りの画面の一例を示す図である。
図11に示す画面260には、見積項目表示欄と、お客様署名欄と、特記事項記入欄と、お客様情報の表示欄と、住宅情報の表示欄と、予約カレンダーの入力欄と、見積概要表示欄と、各種ボタン群(「割引追加項目」、「見積」、「承認」、「受注」等のボタン)とが配置されている。
見積項目表示欄には、図9の画面240でユーザにより選択された工事費・追加項目の内容を反映した製品と施工内容の見積情報と、施工者側が商品(製品及び施工内容)を確認したか否かのチェックを入れるチェック欄と、が表示される。
見積項目表示欄に表示されている単価は、あくまで標準価格(ウェブサイトと加盟店(施工者)とで取り決めた標準的な価格)であり、実際の取引金額は、各施工者がウェブサイトに登録した単価でもよいし、登録せずに要相談という形でもよい。
チェック欄にチェックが入っていることをユーザが確認することで、施工者が依頼内容を確認しているかどうかを確認することができる。
お客様情報の表示欄には、DB121の会員情報から読み出されたユーザの情報が表示される。見積項目表示欄に表示されている単価は、既に施工者と同意したウェブサイトで設定した標準価格である。
予約カレンダーの入力欄には、ユーザ側の着工日から完工希望日を入力することができる。また、複数の項目がある場合は項目毎に希望日を入力することができる。
図11の画面260では、システムが自動でお薦めの施工者の組み合わせで見積りを作成することができる。
お薦めは、ユーザの好みの設定(優先順位設定)が可能である。例えば、評価の高いことが優先、価格が安いことが優先、工期が合うことが優先等の設定をすることで、その優先順位設定に基づいて施工者が組み合わされて見積りが作成される。
図11の画面260では、項目単位の分離発注が可能であり、項目を選択し施工者に見積りを依頼することができる。また、ユーザは、施工者への項目毎の見積り依頼に対する回答内容を確認することができる。その上で、複数回答があった項目をカスタマイズすることができる。
例えば「キッチンのA製品」についての見積り依頼に対して例えばB施工者からは70万円、C施工者からは75万円といった回答があった場合、ユーザはどちらかの回答をカスタマイズすることができる。回答がまだない項目についても「未回答」等の表示により確認することができる。
また、1つの施工者に一括で見積依頼することもできる。ウェブサイトに見積先をおまかせすることもできる。
この他、図11の画面260について、元々の見積画面と、施工者からの回答が出揃った見積画面とを並べて開き、互いの見積画面の見積金額等を見比べることができる。また、別々の施工者から回答があった複数の見積画面を並べて比較することができる。
さらに、同じ項目を複数の施工者に見積依頼することもできる。
例えば1つの製品に合う施工内容で施工可能な(ユーザの条件に合う)複数の施工者の夫々に施工だけを分離して見積りを依頼し、回答があった中から見積内容の良い施工者に製品とは別に発注することができる。
図11の画面260において、ユーザにより「見積」ボタンがクリック操作されると、図4のステップS105において、見積発行部64は、製品決定部62により決定された1以上の製品について、製品の代金や工賃等を含む見積書を発行し、ユーザのマイページ又はユーザ端末2に送信する。
これにより、ユーザ端末2において、表示部に当該見積書を表示させたり、当該見積書を紙媒体として印刷したり、見積書のデータを他の端末に送信することができる。
ここで、見積発行部64は、その工事について決定された施工内容及び製品について、当該工事の施工者の候補との間で予め合意された原価情報に基づいて、当該工事に関する見積書を発行することができる。
これにより、上述したように、ユーザは、リフォーム工事の対象の製品(商材)、工事内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
なお、見積書の発行の前に、ユーザに対して電子サインを入力させる領域や、リフォームの工事に必要な製品(商材)として確定することをユーザに対して確認させるための「見積確認」ボタンを備えた見積確認画面を、ユーザ端末2に提示してもよい。
見積書発行後、ユーザ端末2に提示された見積書の内容がユーザにより確認されて、ユーザにより、図11の画面260の「受注」ボタン(図11の画面260は施工者側の画面を示しているが、ユーザ側の見積画面は「発注」ボタンとされている)が操作されると、ステップS107において、受発注制御部67は、見積書の内容が受諾されたものとして、見積書の製品と施工内容と施工者を確定し、当該施工者にリフォーム工事を発注する。
受発注制御部67は、受注処理機能を有しており、見積りの提示を受けたユーザからの工事の依頼に基づいて、工事の請け負う受注処理を行う。
受発注制御部67は、見積りの提示を受けたユーザからの工事の依頼に基づいて、工事の請け負いの電子的な契約を、当該ユーザとユーザとの間で行わせる制御を実行する。
具体的には、最終的にユーザと施工者とが同意した内容について、指名された施工者が、自社の約款等の内容を確認した後、図11の画面260の「受注」ボタンを押下操作すると、受発注制御部67は、ユーザ及び施工者宛に電子署名依頼メールを送信する。発注先として複数の施工者が含まれる場合は、複数施工者宛に電子署名依頼メールが送信される。
なお、図11の画面260の「受注」ボタンをユーザ側の同意ボタンとして、契約の主体は施工者側にすることも可能である。「受注」ボタンを施工者側が押して電子署名依頼メールを送信し、ユーザが同意することで受注確定とするも可能である。
電子署名依頼メールには、電子サインシステムへのリンク(電子署名URL)が付されており、電子メールのリンクをクリック操作することで、電子的な契約の制御が電子サインシステムにより実行される。電子サインシステムでは、ユーザ及び施工者の夫々の署名が認証される。
ここで、電子署名及び契約手続きについて説明する。
本実施形態の場合、電子署名URLが付された電子署名依頼メールをユーザに送り、ユーザからの電子署名URLへのアクセスにより電子署名を行う仕組みを導入している。
一般的な電子契約システムは、契約書PDFを作成し、それを顧客情報と共に電子契約認証システム等へアップする必要があるが、本実施形態でその必要がない。
ユーザは、電子署名URLへのアクセス後、例えば署名確定のボタンを押下すると、電子サインシステムは、契約内容が承認されたものと判定して、選択された電子サインを約款付き注文書に行い、電子サインシステムの保管用記憶装置に保管すると共に、電子契約の手続完了の画面を当該ユーザ端末2に表示する。
なお、ユーザには、別途電子サインシステム側から電子サインが終了した旨の通知メールが届けられる。
また、電子契約の手続完了をもってユーザにより注文内容が承認されると、電子サインシステムは、電子サイン済みの約款付き注文書の保管場所を示すURLをサーバ1へ送信する。
ユーザの電子サイン後、サーバ1では、受発注制御部67が、電子サインシステムから受信されたURLにアクセスし、電子サインされた注文書からPDF形式の注文請書を生成する。この際、施工者の電子サインが注文請書に自動入力されるように処理される。
DB121に登録されている商品は、施工価格・製品価格について、予め会社側から合意を得ているため、通常必要な会社側からの電子サインが自動で施されるのも本情報処理システムの特徴の一つである。
これにより、ユーザから会社側への電子サインの依頼を省略することができる。電子サインの省略は、リフォーム工事ではありがちな解約や契約差替等の際にも同様に行える。
注文請書を生成した後、受発注制御部67は、施工者の電子サインを注文請書に付与する依頼を指示する。この指示を受けた受発注制御部67は、電子サインシステムにPDF形式の注文請書を送信し電子署名を依頼する。
サーバ1から電子署名の依頼を受けた電子サインシステムは、注文請書に施工者の電子署名処理を実行した上でシステム内に電子署名済みの注文請書を保管し、その注文請書の保管場所を示すURLを依頼元へ送信する。なお、電子サインシステムは、ユーザ及び施工者双方の電子署名がなされた時点でユーザへ契約完了の電子メールを送信する。
サーバ1では、受発注制御部67が、電子サインシステムから受信されたURLにアクセスし、電子サインされた注文請書を受け取る。
このようにして、サーバ1は、電子署名済み注文請書のPDFファイルと電子サイン済みの約款付き注文書のPDFファイルを電子サインシステムから受け取る。
上記2つのファイルを受け取ったサーバ1は、選択ダイアログボックスを、画面の上面に重ねて表示する。
選択ダイアログボックスには、印刷、Eメール、完了等のうち何れかの選択を促すボタンが設けられており、何れかのボタンの押下に従う処理が受発注制御部67により行われる。
Eメールのボタンが押下されると、受発注制御部67は、受け取った電子署名済み注文請書のPDFファイルと電子署名済みの約款付き注文書のPDFファイルを登録された宛先の端末(ユーザ端末2)へ電子メールで送信しその端末の画面に表示する。
印刷のボタンが押下されると、受発注制御部67は、デフォルトで設定されているプリンタにより紙の書類として印刷することができる。
完了のボタンが押下されると、受発注制御部67は、受注処理処理を終了する。
ここで、コミュニケーション機能について説明する。
図4のステップS105の見積書を発行した後、図11の画面260に表示される「問い合わせ」ボタン(図示せず)をクリック操作することで、コミュニケーション制御部66によりチャット画面270(図12参照)が表示されるので、ユーザは、施工者との間で情報をやり取りすることができる。
図12は、図1のユーザ端末の表示部に表示される各種画面のうち、チャット画面の一例を示す図である。
図12に示すチャット画面270では、ユーザと、ユーザにより指名された施工者とは、ウェブサイト上でコミュニケーションをとることができる。具体的には、施工日や契約条件のすり合わせのため、現地写真の送付等も可能である。また顧客情報、企業情報から、お互いの連絡先を容易に共有することができる。
チャット画面270でコミュニケーションをとる中で値引き交渉や現場状況から必要になる工事費の追加や変更等も交渉できる。
具体的には、チャット画面270において、施工内容や商品について、チャットの場でウェブサイトでの見積りを踏まえて、見積りに対する値引き交渉等をして見積額を値引きする処理(値引きの処理)を実行することができる。
なお、値引きの処理の形態は、特に限定されず、金額の端数を取る形態や、何パーセント引きの形態等を採用することができる。
本例では受注が可能と判定された場合、受発注制御部67は、その旨をユーザ端末2又はウェブサイトにおけるユーザのマイページに通知して、リフォーム工事についてユーザからの受注に関する各種処理を実行する。
進捗管理部68は、契約後のリフォーム工事について、施工内容決定部61により決定された施工内容、及び製品決定部62により決定された製品、及び業者候補決定部63により決定された施工者候補からユーザにより選択された施工者に基づいて、工事の施工の日程に関する情報共有をユーザと施工者の夫々に対して行うことができる。
即ち、上述したように、製品決定部62により複数の製品(複数の商品の場合もあるし、1つの商品内の複数の部品の場合もある)が決定された場合、同時に施工可能な製品、施工すべき製品、及び施工できない製品等の製品(建材)が存在するときもある。このようなときには、進捗管理部68は、これら製品どうしの関係性(設置順序等)に応じて効率的な施工日程及び支払日(施工者から見た入金日)をスケジューリングすることができる。
リフォーム工事の施工進捗管理は、進捗管理部68により、進捗管理画面280(図13参照)により管理され、ユーザ端末2及び施工者端末3の夫々の表示部に表示される。
図13は、図1のユーザ端末及び施工者端末3の夫々の表示部に表示される各種画面のうち、進捗管理画面の一例を示す図である。
図13に示す進捗管理画面280には、横軸にカレンダー(日付、曜日、六曜等)が配置されると共に、縦軸には工程名毎の項目が配置されており、カレンダーの日付けに対応させた工程表がガントチャートの形態で適宜表示され、リフォームの工事の日程が分かる他、着工するのに良い日や悪い日等が一目で分かるようになっている。
なお、上述の説明では、進捗管理画面280の日程は、あくまでも案であって、施工者による施工者端末3に対する所定の操作(日程変更操作等)により適宜変更可能である。
ここで、図14、図15を参照してウェブサイトにおける施工者側のマイページの機能について説明する。
図14は、施工者側のマイページの基本情報登録画面を示す図である。
図15は、施工者側のマイページの案件一覧画面を示す図である。
ウェブサイトにおいて、施工者側のマイページに配置されている「基本情報登録」ボタン(図示せず)を施工者の担当者がクリック操作すると、図14に示す基本情報登録画面290が表示される。
図14の基本情報登録画面290には、リフォーム会社名、連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス、自社ホームページのurl等)、会社概要の情報(概要、アフターフォロー、保険、資格、その他、定休日等)を登録及び編集するための情報入力欄が配置されている。
この基本情報登録画面290では、施工者は自社の基本情報や自社の売り、施工事例等を登録及び編集することができる。
ウェブサイトにおいて、施工者側のマイページに配置されている「案件表示」ボタン(図示せず)を施工者の担当者がクリック操作すると、図15に示す案件一覧画面300が表示される。
図15の案件一覧画面300には、検索エリアと、依頼案件表示エリアと、が配置されている。
検索エリアには、ユーザから見積依頼のあった情報を検索するためのフリーワード検索入力欄が設けられている他、担当者、ステータス、都道府県、確度を選択するためのプルダウンメニューと、見積依頼日の期間指定欄と、が設けられている。
依頼案件表示エリアには、上記検索の結果、又は新規にユーザから見積依頼のあった情報が依頼日の順に表示される。
この案件一覧画面300では、施工者側は、見積依頼された案件、入札できる案件、契約済みの案件を、フリーワードを含むさまざまな条件で検索し一覧表示させて確認することができる。また、案件毎にユーザと工程表を共有及び変更することができる。案件毎に受注項目を確認し、施工者への発注処理(入金管理を含む処理)をすることができる。また、案件毎に営業担当、工務担当等の担当者を設定することができる。
このように案件一覧画面300では、さまざまなタイミングで不定期に発生する案件を管理することができる。
以上、本実施形態の情報処理システムによれば、ユーザの操作により、建物の工事の施工内容と、工事に必要な製品と、1以上の施工者候補と、の夫々を決定するので、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選ぶことができる。
この情報処理システムでは、製品、施工内容、施工者の夫々をユーザが選択できる他、見積りの発行から発注、受注、契約、夫々の時点の書類作成、その後の工事の進捗管理までの一連の処理を一貫して管理できるので、ユーザにリフォーム工事のトータルサービスをウェブサイトで提供することができる。
見積りから契約に移行する際は、見積書と異なる形式の契約用の書類を用意したり、業者間で施工日をすり合わせた上で工事日程を決定する必要がある。
受注後の実際のリフォーム工事の作業では、書類作成に時間を費やしたり、業者間の連絡が滞り、工期が遅れがちになるが、本実施形態の情報処理システムを導入することで、これらの手数を省略でき、リフォーム工事を請け負う施工者側の業務を効率化することができる。
この他、本ウェブサイトでは、ユーザのマイページにおいて、ユーザからの入金情報を提示したり、ユーザの銀行振込のための請求書を自動的に発行し、ユーザに提示したり、リフォーム工事の代金をユーザのクレジットカードによる電子決済で支払うこともできる。
以上まとめると、本実施形態のウェブサイト(リフォーム.com)では、以下のような効果を奏することができる。
(1)ウェブサイトは、ユーザと施工者とのマッチングサイトであり、内容については原則関与しない。
(2)会員登録されている全施工者の案件を確認し、指名された見積案件、オークション形式の見積りに入札した案件、契約した案件等の進捗を確認することができる。
(3)ユーザ側から要望された場合、ユーザが選択した製品(商材)の発注先企業を指名することができる。
(4)ユーザ、施工者側の夫々からの問い合わせに対応することができる。
(5)マッチングサイトを会員ユーザに開示することで、加盟店(施工者)、ユーザの夫々の数を増加することができる。
また、事業計画の面では、企業加盟時の初期費用、月額維持費用等の他、契約額もしくは見積額のXX%、案件発生毎にYY円を請求する等して収入源とし、ウェブサイトを運営するための人件費、開発費、広告宣伝費等を支出とする。
本実施形態のウェブサイトは、施工者とユーザとのマッチングサイトとして機能する例を説明したが、これだけでなく、ウェブサイトが主体となって契約し、業者に発注することによる、仲介サイトとすることも可能である。
また例えば、図示はしないが、ユーザ端末2等に備えられている機能を、ユーザ(顧客)の端末に移譲することもできる。これにより、ダウンロードして利用するアプリの形態に限らず、直接(ウェブ上でダウンロードするタイプのアプリケーション(いわゆるネイティブアプリ)ではなく、ウェブアプリ)でユーザ(顧客)がリフォームの依頼や注文もできるようになる。
以下、図16乃至図23を参照してサーバの第2実施形態を説明する。
まず、図16乃至図20を参照してサーバの施工管理機能の中の現場お知らせ機能を説明する。
図16は、図1のユーザ端末及び施工者端末3の夫々の表示部に表示される各種画面のうち、トップ画面の一例を示す図である。
図17は、図16のトップ画面の「現場お知らせ欄」の押下操作により表示された資料登録画面を示す図である。
図18は、図17の資料登録画面にて登録された資料を確認するための登録済資料画面を示す図である。
図19は、図16のトップ画面の「現場写真」ボタンの押下操作により表示された資料画面を示す図である。
図20は、図16のトップ画面の「現場コメント」ボタンの押下操作により表示された共有チャット画面を示す図である。
第2実施形態のサーバ1には、施工管理機能を実現する施工管理部(図示せず)が設けられている。
施工管理部は、図16に示すトップ画面310を表示する。トップ画面310には、基本情報の欄と、お客様情報の欄と、現場お知らせ欄とが設けられている。
基本情報の欄には、現場名、現場ステータス、現場の公開、契約日、着工予定日、天気予報エリア等の項目で、夫々の情報が表示されている。
お客様情報の欄には、施主に関する情報として、例えば施主氏名、現場住所、地図、Eメール、電話番号、FAX、携帯電話の番号、現場外観写真、お客様要望等の項目の夫々に対して情報が入力されている。
現場お知らせ欄には、他者からのお知らせがリアルタイムに通知される。
これらの欄の夫々のメニューバーの左端には「編集」ボタンが配置されており、夫々ボタンを押下操作することで、夫々の欄の設定を編集することができる。
トップ画面310の画面左側には、施工管理メニュー311が配置されている。施工管理メニュー311には複数のボタンが配置されている。
複数のボタンとしては、例えば「現場情報」ボタン、「現場コメント」ボタン、「現場資料」ボタン、「現場写真」ボタン、「現場工程表」ボタン、「社内掲示板」ボタン、「いえレコ」ボタン、「Q&A」ボタン、「ToDoリスト」ボタン、「集計」ボタン等が含まれている。
これら複数のボタンのうち、いずれかのボタンを操作することにより対応する機能による処理が実行される。
「現場コメント」ボタンを押下操作することで、共有チャット機能による処理が実行され、図20の共有チャット画面350が表示される。
「現場資料」ボタンを押下操作することで、現場資料の閲覧機能による処理が実行され、現場資料の閲覧画面(図示せず)が表示される。
「現場写真」ボタンを押下操作することで、現場写真の閲覧機能による処理が実行され、現場写真の閲覧画面(図示せず)が表示される。
「現場工程表」ボタンを押下操作することで、進捗管理部68による処理が実行され、図13の工程表が配置された進捗管理画面280が表示される。
「Q&A」ボタンを押下操作することで、Q&A機能による処理が実行され、図21のQ&A画面360が表示される。
「ToDoリスト」ボタンを押下操作することで、ToDoリスト管理機能による処理が実行され、図22のToDoリスト表示画面370が表示される。
「集計」ボタンを押下操作することで、集計機能による処理が実行され、図23の集計画面380が表示される。
ここで、「現場資料」の登録の仕方を説明する。
施工管理メニュー311の中の「現場資料」ボタンを押下操作すると、現場資料の閲覧画面(図示せず)が表示され、その閲覧画面の登録ボタンを押下操作することで、図17に示すような資料の登録画面320が表示される。
資料の登録の画面320には、登録対象のファイルの種類を選択するためのプルダウンメニューと、閲覧やダウンロードを可能とするユーザを指定するためのラジオボタンと、ファイル選択ボックスと、編集を実行するための「編集実行」ボタン等が配置されている。この画面320ではも資料の登録、設定の編集等を行うことができる。
この画面320でユーザを設定することにより、アップロード者が指定した範囲の人だけが写真や資料、コメントを確認することができる。
具体的には、画面320において、資料として登録するファイルを指定した後、「編集実行」ボタンを押下操作することで、図18に示すような登録結果の画面330が表示される。
画面330には、ファイル名、登録日、更新者、更新日、ファイルの説明等の基本情報の他、閲覧した人、閲覧していない人の項目欄が設けられており、夫々のファイルを閲覧した人の人数や閲覧していない人の人数を確認することができる。また、夫々の人数の部分を押下操作することで、閲覧した人や閲覧していない人の詳細が表示されるので、アップロード者は、アップロードしたファイルの閲覧状況を閲覧対象者の単位で確認することができる。
現場写真を登録する場合は、施工管理メニュー311の中の「現場写真」ボタンを押下操作すると、図19に示すような写真登録の画面340が表示される。
画面340には、アップロードされた写真のサムネイルが、例えば施工前、施工中、施工後等というように、施工段階毎に表示される。
この画面340では、施工前・施工中・施工後等の施工段階の属性を付けて写真をアップロードすることができる。
施工写真は、この画面340で編集することができる。編集した写真は、元写真とは別名で保存して指示写真として使用することができる。
続いて、共有チャット機能について説明する。
トップ画面310の施工管理メニュー311のうち「現場コメント」ボタンを押下操作することで、共有チャット機能による処理が実行され、図20の共有チャット画面350が表示される。
共有チャット画面350には、グループ毎に共有チャットを行うための画面が用意されている。
この共有チャット画面350では、共有グループとして事前に登録された複数の者、例えば請負業者(ゼネコン、水道業者、リフォーム業者等)や施主等がチャットメッセージをやり取りすることができる。
このようにこの共有チャット機能によれば、一般的な2者間のチャットとは別に、ユーザと工務店間や施工業者と工務店間等のように、多者間でのやりとりや現場写真を掲載してのやりとり、さらには工程表等の資料のやりとりを行うことができ、その情報を記録として残しておくことができる。
この結果、現場での工事の諸注意事項等を周知することができる。また通常のチャット機能の場合、顧客と発注先と個別のやりとりであったが、共有チャットでのやりとりでは全ての発注先がメッセージのやりとりを確認することができるので、本当の意味での情報共有を図ることができる。
次に、Q&A機能について説明する。
図21は、図16のトップ画面の「Q&A」ボタンの押下操作により表示されたQ&A画面を示す図である。
トップ画面310の施工管理メニュー311のうち「Q&A」ボタンを押下することで、Q&A機能による処理が実行され、図21のQ&A画面360が表示される。
Q&A画面360では、過去に蓄積されたビッグデータ又は、教師データを与えて学習させたAIにより、Q&A機能が、見積内容に関すること、契約に関すること、施工方法や過去のクレーム事例をあげる等して自動的に応答することができる。また、顧客からの質問や施工店からの質問等に対して回答することができる。
Q&A機能は、必要であれば、写真等の画像を引用して回答する。Q&A機能は、AI機能を備える。AI機能は、例えば、Q&A画面360にアップロードされた住居の画像に対して不具合箇所を判別し、当該具合箇所に対する対処方法を回答する。
Q&A機能は、あたかも熟練の営業マンや大工が答えるような内容で回答することができる。
次に、ToDoリストの機能について説明する。
図22は、図16のトップ画面の「ToDoリスト」ボタンの押下操作により表示されたToDoリスト画面を示す図である。
トップ画面310の施工管理メニュー311のうち「ToDoリスト」ボタンを押下操作することで、ToDoリスト管理機能による処理が実行され、図22のToDoリスト表示画面370が表示される。
ToDoリスト表示画面370には、ToDoリストが表示される。
ToDoリスト表示画面370では、ToDoリストを請負業者にチェックさせて、請負業者がチェックした内容を顧客が承認する、といったワークフローを実施することができる。
なお、ToDoリストは、リフォーム工事の内容によって変更される。ToDoリストは、工事毎のチェックリストとして工事毎に存在する。例えば1つの契約の中にクロス工事とトイレ工事と床工事があった場合、夫々の工事のチェックリストが存在する。
ToDoリスト管理機能によれば、工事予定ではなく、実際の工事の進み具合(進捗状況)を顧客が把握することができる。
また、業者・顧客の双方から決められたワークフローとは別に設けられたチェックボックスをチェックすることでToDoを新たに作成することができる。ToDoリスト管理機能は、AI機能を備えており、チャット内容や工事情報と連携してToDoを自動的に生成することができる。
次に、集計機能について説明する。
図23は、図16のトップ画面の「集計」ボタンの押下操作により表示された集計画面を示す図である。
トップ画面310の施工管理メニュー311のうち「集計」ボタンを押下操作することで、集計機能による処理が実行され、図23の集計画面380が表示される。
この集計画面380の例は、DB121に蓄積されているデータのうち反響内容を集計した内容を検索している例である。
集計画面380には、反響種別、反響日、希望工事予算、施工希望箇所、施工きっかけ、失注種別、失注日、失注理由、失注理由(備考)等の夫々の欄が設けられており、夫々の欄に情報を入力することで、集計条件が絞り込まれる。
集計条件により情報を絞り込んで集計した結果、例えばある施工業者は報告が遅れがち、着工が遅れがち、そういった施工業者の傾向が出力される。
さらに、集計結果を用いることで、ある施工業者が例えば100件の工事をした場合、何件ぐらい工事が遅れる、といった予測をすることができる。
集計機能は、サーバ1を介した工務店どうしや工務店と施主間の全てのやり取りを通して各工務店及び全工務店の反響媒体、来場数、見積数、契約数、受注額、粗利額、施工のきっかけ、失注理由、工事予算、受注傾向、市場と比較してどうなのかといったことを集計(契約までの統計を含む)し、DB121に蓄積しており、この集計結果を出力する。
例えば各工務店及び全工務店の顧客へのレスポンスのスピード、予定している着工・完工日が守られているか、写真がきちんとアップされているか、ToDoリストをきちんと更新しているか、顧客からの評判等を集計したり(工事の統計を含む)してそれらが工務店側にフィードバックしたり、顧客側も工務店の施工品質を確認することができる。また、集計結果のデータを毎月所定タイミングで自動的に送信したり検索することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、リフォーム工事を請け負う者を施工者として説明したが、製品の設置工事や既設の製品の解体工事や処分等の少なく1つの工事が請け負える業者であれば足りる。
上記実施形態において、図9の画面240の例では、工事費・追加項目のすべてが埋まっており、全ての施工内容をユーザが選択(指定)するような記載になっていたが、画面240の例は一例であり、リフォーム工事のすべての施工内容や製品をユーザは指定しなくてもよい。
上記実施形態において、図4のフローチャートは例示に過ぎず、これ以外のフローチャートであってもよい。例えばステップS105の見積発行ステップをステップS103の業者候補決定ステップとしてもよい。
この場合、例えば、サービス提供者と施工者とが施工内容単位や製品単位について見積りで提示する価格を事前に決定しておくものとする。
上記実施形態では、製品と、施工内容と、施工者と、を夫々分離発注する例を、いくつか挙げて説明したが、見積りの際に1以上の項目にユーザが製品や施工内容を細かく分けて入力し、施工者に請け負うか否かの問い合わせを行い、施工者から承認を得ることで多岐にわたる分離発注が可能になる。
例えば、上述の実施形態では、情報処理システムは、建物のリフォームの工事についての見積りから受注や発注までの一連の作業を支援する処理を実行したが、特にリフォームに限定されない。
また例えば、図1に示すシステム構成や、図2に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、上述の図3の夫々に示す各機能ブロック図及びデータベースは、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に上述の例に限定されない。
また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図3に示した例に限定されず、任意でよい。
例えば、上述の図3の例において、サーバ1に全ての機能ブロック及びデータベースが設けられる構成となっているが、これは例示に過ぎない。例えば上述したように、ユーザ端末2にインストールされたアプリが実行する機能ブロック及びデータベースとしてもよく、また、サーバ1側に配置された機能ブロック及びデータベースの少なくとも一部を、ユーザ端末2側が備える構成としてもよい。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、上述の図3に示す機能ブロック及びデータベースは例示にしかすぎず、さらに図示せぬ別の機能ブロックが、情報処理システムに設けられていてもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定手段(例えば図3の施工内容決定部61等)と、
前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品(商材)を決定する製品決定手段(例えば図3の製品決定部62等)と、
決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注の可)の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作(業者候補を明示的にユーザが指定する操作でもよいし、サービス提供者(システム)に業者候補の決定はお任せするという操作であってもよい)により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)と、
を備える。
このように、ユーザが建物の工事の施工内容と、工事に必要な製品(商材)とを選択して、工事を請け負うことが可能な業者の候補を決定するので、ユーザがよいと思うリフォーム工事を選べるようになる。
この結果、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
上記情報処理システムにおいて、決定された前記施工内容及び前記製品についての前記工事に関する見積りを発行する見積発行手段(例えば図3の見積発行部64等)、
をさらに備える。
このように、施工内容及び製品についての工事に関する見積りを発行し、ユーザがその見積りを見ることで、ユーザは、工事にかかる具体的な費用を頭に入れることができる。
上記情報処理システムにおいて、標準の施工内容及び標準の製品についての標準見積りが前記1以上の業者から予め提示されており、
前記見積発行手段(例えば図3の見積発行部64等)は、前記標準見積りに基づいて前記1以上の業者の夫々の前記見積りを発行し、
前記業者候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)は、前記見積りが提示された前記1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者候補を決定する。
このように、業者から予め提示されている標準価格の見積りを業者候補決定の前に行うことで、ユーザは、おおよその標準的な工事価格が分かり、ユーザは業者の口コミ等を確認して、実際の販売価格や施工内容を考慮しながら工事を発注する業者を選ぶことができる。その後、1以上の業者の中から、ユーザの操作(例えばユーザ端末2で業者を指定する操作等)により、候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)は、1以上の業者(施工者)の候補を決定するので、ユーザにとって、より有利な価格の業者(施工者)に決定することができる。
なお、予め各業者が登録した標準価格が夫々表示された中から業者候補を決定してもよいし、標準価格のみ表示させてもよいし、要相談であってもよい。
上記情報処理システムにおいて、前記見積発行手段(例えば図3の見積発行部64等)は、決定された前記1以上の業者候補の夫々から提示された前記見積りを発行する。
このように、1以上の業者候補の夫々から提示された見積りを発行することで、ユーザは、1以上の見積りから所望のものを選択することができ、より自身の要望に近い業者(施工者)にリフォーム工事を依頼することができる。
上記情報処理システムにおいて、前記業者候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)は、前記ユーザに提示された前記1以上の業者の中から前記ユーザの操作により選択された前記1以上の業者候補を選択する。
このように、提示された複数の業者(施工者)の候補から、ユーザが業者(施工者)の候補を選択することで、ユーザは、業者(施工者)を自身の要望に適した業者(施工者)に絞り込むことができる。
上記情報処理システムにおいて、決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の前記工事を請け負うことが可能か否かを、複数の業者の端末(例えば施工者端末3等)に通知する通知手段(例えば図3の通知部65)をさらに備え、
前記業者候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)は、前記通知に対して前記工事を請け負うことが可能である回答を前記端末を介して行った前記1以上の業者(施工者)の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者(施工者)の候補を決定する。
このように、工事を請け負うことが可能か否かを、複数の業者の端末(例えば施工者端末3等)に通知し、回答が得られた業者の中から、ユーザの操作により、1以上の業者(施工者)の候補を決定することで、ユーザは、例えばオークション等のようにして工事業者を選定することができる。
上記情報処理システムにおいて、前記ユーザの端末と、決定された前記1以上の業者候補のうち所定の者とのコミュニケーションを図るための、前記ユーザの端末と前記所定の者の端末との間での通信を制御するコミュニケーション制御手段(例えば図3のコミュニケーション制御部66等)、
をさらに備える。
このように、ユーザと、業者(施工者)の候補のうち所定の者との間での通信を制御することで、ユーザは、工事についての見積内容やその後の請け負い契約等のコミュニケーション(例えば値引き交渉等)を業者(施工者)と行うことができる。
上記情報処理システムにおいて、決定された前記1以上の業者(施工者)の候補の中から前記ユーザの操作により選択された発注先(選択された施工者)に対する発注処理に関する制御を実行すると共に、前記発注先における受注処理に関する制御を実行する受発注制御手段(例えば図3の受発注制御部67等)、
をさらに備える。
このように、業者(施工者)の候補の中からユーザが選択した業者(選択された施工者)に対して工事を発注し、当該発注先の業者(施工者)が受注するので、ユーザが要望する工事をユーザが選択した業者(選択された施工者)に発注することができる。
上記情報処理システムにおいて、前記受発注制御手段(例えば図3の受発注制御部67等)は、前記受注処理に関する制御の一部として、前記ユーザと前記発注先との間に締結される電子契約に関する処理の制御を実行する。
このように、ユーザと施工者の夫々の署名を外部の所定認証機関(例えば電子サインシステム等)に認証させることで、信頼性のある契約を成立させることができる。
上記情報処理システムにおいて、前記発注先における前記工事の進捗を示す進捗情報を前記ユーザの端末に提示する進捗管理手段(例えば図3の進捗管理部68等)、
をさらに備える。
このように、発注先における工事の進捗を示す進捗情報をユーザの端末(例えばユーザ端末2等)に提示することで、工事契約後の進捗状況をユーザが閲覧することができる。
複数の業者の夫々の操作により、取扱い可能な製品と施工内容のうち少なくとも一方を示す業者情報を登録する業者情報登録手段(例えば図3の業者情報登録部69等)をさらに備え、
前記業者候補決定手段(例えば図3の業者候補決定部63等)は、前記複数の業者の夫々の業者情報に基づいて、選択された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部(施工内容と製品との分離発注も可)の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者を前記複数の業者の中から選抜し、
選抜された前記1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者候補を決定する。
このように、業者(施工者等)が予め取り扱い可能な製品、施工内容を登録しておくことで、登録した多数の業者(施工者等)の中から、工事を請け負うことが可能な業者(施工者等)がシステムでピックアップされて、そのピックアップされた工事可能な業者(施工者等)の中からユーザは業者(施工者等)を選ぶことができる。
本発明が適用される情報処理方法は、情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定ステップ(例えば図4のステップS101等)と、
前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定ステップ(例えば図4のステップS102等)と、
決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定ステップ(例えば図4のステップS103等)と、
を含むを含む。
このように、ユーザが建物の工事の施工内容と、工事に必要な製品(商材)とを選択して、工事を請け負うことが可能な業者の候補を決定するので、ユーザがよいと思うリフォーム工事を選べるようになる。
この結果、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
本発明が適用されるプログラムは、
コンピュータに、
ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定ステップ(例えば図4のステップS101等)と、
前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定ステップ(例えば図4のステップS102等)と、
決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定ステップ(例えば図4のステップS102等)と、
を含む制御処理を実行させる。
このように、ユーザが建物の工事の施工内容と、工事に必要な製品(商材)とを選択して、工事を請け負うことが可能な業者の候補を決定するので、ユーザがよいと思うリフォーム工事を選べるようになる。
この結果、リフォーム工事の際に、ユーザがリフォーム工事の対象の製品、施工内容、施工者を自由に選びリフォーム工事を進めることができるようになる。
1・・・サーバ、2、2-1乃至2-n・・・ユーザ端末、3、3-1乃至3-m・・・施工者端末、11・・・CPU、18・・・記憶部、50・・・サイト管理部、61・・・施工内容決定部、62・・・製品決定部、63・・・業者候補決定部、64・・・見積発行部、65・・・通知部、66・・・コミュニケーション制御部、67・・・受発注制御部、68・・・進捗管理部、69・・・業者情報登録部

Claims (13)

  1. ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定手段と、
    前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定手段と、
    決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 決定された前記施工内容及び前記製品についての前記工事に関する見積りを発行する見積発行手段、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 標準の施工内容及び標準の製品についての標準見積りが前記1以上の業者から予め提示されており、
    前記見積発行手段は、前記標準見積りに基づいて前記1以上の業者の夫々の前記見積りを発行し、
    前記業者候補決定手段は、前記見積りが提示された前記1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者候補を決定する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記見積発行手段は、決定された前記1以上の業者候補の夫々から提示された前記見積りを発行する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記業者候補決定手段は、前記ユーザに提示された前記1以上の業者の中から前記1以上の業者候補を選択する前記ユーザの操作により、当該1以上の業者候補を選択する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能か否かを、複数の業者の端末に通知する通知手段をさらに備え、
    前記業者候補決定手段は、前記通知に対して前記工事を請け負うことが可能である回答を前記端末を介して行った前記1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者候補を決定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記ユーザの端末と、決定された前記1以上の業者候補のうち所定の者とのコミュニケーションを図るための、前記ユーザの端末と前記所定の者の端末との間での通信を制御するコミュニケーション制御手段、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 前記ユーザの操作により、決定された前記1以上の業者候補の中から選択された発注先に対する発注処理に関する制御を実行すると共に、前記発注先における受注処理に関する制御を実行する受発注制御手段、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記受発注制御手段は、前記受注処理に関する制御の一部として、前記ユーザと前記発注先との間に締結される電子契約に関する処理の制御を実行する、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記発注先における前記工事の進捗を示す進捗情報を前記ユーザの端末に提示する進捗管理手段、
    をさらに備える請求項8に記載の情報処理システム。
  11. 複数の業者の夫々の操作により、取扱い可能な製品と施工内容のうち少なくとも一方を示す業者情報を登録する業者情報登録手段をさらに備え、
    前記業者候補決定手段は、前記複数の業者の夫々の業者情報に基づいて、決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者を前記複数の業者の中から選抜し、
    選抜された前記1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、前記1以上の業者候補を決定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 情報処理システムが実行する情報処理方法において、
    ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定ステップと、
    前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定ステップと、
    決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定ステップと、
    を含む情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    ユーザの操作により、建物の工事の施工内容を決定する施工内容決定ステップと、
    前記ユーザの操作により、前記工事に必要な製品を決定する製品決定ステップと、
    決定された前記施工内容及び前記製品についての少なくとも一部の前記工事を請け負うことが可能な1以上の業者の中から、前記ユーザの操作により、1以上の業者候補を決定する業者候補決定ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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