JP2023100933A - 低温ベーク型喫煙具 - Google Patents
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Abstract
【課題】発煙物質を均一に加熱できる低温ベーク型喫煙具を提供する。【解決手段】本発明は喫煙具の分野に関し、中空状となる、内部には発煙物質を収容するための加熱室が形成されている加熱基体31と、加熱基体31の外側に塗布される遠赤外コーティング32と、加熱基体31の外に設けられ、遠赤外コーティング32と接触する第一導電モジュール331と、加熱基体31の外に設けられ、遠赤外コーティング32と接触し、第一導電モジュール331との間に遠赤外コーティング32の少なくとも一部が位置する第二導電モジュール332と、遠赤外コーティングの32少なくとも一部への通電による遠赤外光が加熱基体31を透過して加熱室内の発煙物質を輻射加熱するように、第一導電モジュール331と第二導電モジュール332に電気的に接続される給電ユニットと、を含む低温ベーク型喫煙具を提供する。【選択図】図2
Description
本発明は喫煙具の分野に関し、特に低温ベーク型喫煙具に関する。
低温ベーク型喫煙具は一般に加熱体と給電ユニットとを含み、給電ユニットは加熱体に対して電気エネルギを供給するものであり、加熱体への通電による熱で低温ベーク型喫煙具内に収容されている発煙物質をベーキングすることで、喫煙者に直接吸われ得る煙が発生する。低温ベーク型喫煙具は携帯性に優れ、裸火が発生することがなく、環境に優しいという特性を有するので、多くの喫煙者に好まれている。
従来の低温ベーク型喫煙具の加熱として、中心加熱と周辺加熱が採用されることが一般的である。中心加熱は、加熱体を発煙物質内に挿入するものであり、周辺加熱は、筒状の加熱体で発煙物質を包んで加熱体を発煙物質と直接接触させ、加熱体による熱が発煙物質に伝達することで、発煙物質をベーキングするものである。
中心加熱と周辺加熱はいずれも加熱体と発煙物質を直接接触させる熱伝達に基づく加熱であり、中心加熱の場合では、発煙物質の中心温度が高すぎになるが外周がしっかりと加熱されないことがあり、周辺加熱の場合では、発煙物質の外周温度が高すぎになるが中心がしっかりと加熱されないことがあり、即ち、中心加熱や周辺加熱のいずれにおいても加熱が不均一であった。
従来技術による低温ベーク型喫煙具において発煙物質を均一に加熱できない問題を解決するために、本発明の実施例は、発煙物質を均一に加熱できる低温ベーク型喫煙具を提供する。
中空状となる、内部には発煙物質を収容するための加熱室が形成されている加熱基体と、
前記加熱基体の外側に塗布される遠赤外コーティングと、
前記加熱基体の外に設けられ、前記遠赤外コーティングと接触する第一導電モジュールと、
第二導電モジュールであって、前記加熱基体の外に設けられ、前記遠赤外コーティングと接触し、前記遠赤外コーティングの少なくとも一部が前記第一導電モジュールと前記第二導電モジュールとの間に位置される、第二導電モジュールと、
前記遠赤外コーティングの少なくとも一部への通電による遠赤外光が前記加熱基体を透過して加熱室内の発煙物質を輻射加熱するように、前記第一導電モジュールと第二導電モジュールに電気的に接続される給電ユニットと、
を含む低温ベーク型喫煙具。
前記加熱基体の外側に塗布される遠赤外コーティングと、
前記加熱基体の外に設けられ、前記遠赤外コーティングと接触する第一導電モジュールと、
第二導電モジュールであって、前記加熱基体の外に設けられ、前記遠赤外コーティングと接触し、前記遠赤外コーティングの少なくとも一部が前記第一導電モジュールと前記第二導電モジュールとの間に位置される、第二導電モジュールと、
前記遠赤外コーティングの少なくとも一部への通電による遠赤外光が前記加熱基体を透過して加熱室内の発煙物質を輻射加熱するように、前記第一導電モジュールと第二導電モジュールに電気的に接続される給電ユニットと、
を含む低温ベーク型喫煙具。
任意的には、前記第一導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第一長尺部を含み、前記第二導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第二長尺部を含み、前記第一長尺部と前記第二長尺部は間隔をおいて前記加熱基体の外に設けられ、前記加熱基体の長手方向において、前記第一長尺部と前記第二長尺部は少なくとも部分的に重なっており、前記第一長尺部中の電流が前記加熱基体の円周方向に沿って前記遠赤外コーティングを流れて前記第二長尺部に達する。
任意的には、前記加熱基体は対向する第一端と第二端を有し、前記第一導電モジュールは前記加熱基体の第一端の外側に嵌設される第一円環部をさらに含み、前記第一長尺部は前記第一円環部から前記第二端へ延び、
前記第二導電モジュールは前記加熱基体の第二端の外側に嵌設される第二円環部をさらに含み、前記第二長尺部は前記第二円環部から前記第一端へ延びる。
前記第二導電モジュールは前記加熱基体の第二端の外側に嵌設される第二円環部をさらに含み、前記第二長尺部は前記第二円環部から前記第一端へ延びる。
任意的には、前記加熱基体の長手方向において、前記第一長尺部の長さが前記第一円環部と前記第二円環部との間の距離より小さく、前記第二長尺部の長さが前記第二円環部と前記第一円環部との間の距離より小さく、前記加熱基体において、前記第一長尺部と前記第二円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されておらず、前記第二長尺部と前記第一円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されていない。
任意的には、前記低温ベーク型喫煙具は第三導電モジュールと第四導電モジュールとをさらに含み、前記第三導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第三長尺部を含み、前記第四導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第四長尺部を含み、前記加熱基体の長手方向において、前記第三長尺部と前記第一長尺部は重なっておらず、前記第四長尺部と前記第二長尺部は重なっておらず、前記第三長尺部と前記第四長尺部は少なくとも部分的に重なっており、前記第三長尺部中の電流が前記加熱基体の円周方向に沿って前記遠赤外コーティングを流れて前記第四長尺部に達する。
任意的には、前記加熱基体は対向する第一端と第二端を有し、前記第一導電モジュールは前記加熱基体の第一端の外側を取り囲む第一円環部をさらに含み、前記第一長尺部は前記第一円環部から前記第二端へ延び、
前記第二導電モジュールは前記加熱基体の中間の外側を取り囲む第二円環部をさらに含み、前記第二長尺部は前記第二円環部から前記第一端へ延び、
前記第三導電モジュールは前記加熱基体の第二端の外側を取り囲む第三円環部をさらに含み、前記第三長尺部は前記第三円環部から前記第一端へ延び、
前記第四導電モジュールは前記加熱基体の中間の外側を取り囲む第四円環部をさらに含み、前記第四長尺部は前記第四円環部から前記第二端へ延びてなる。
前記第二導電モジュールは前記加熱基体の中間の外側を取り囲む第二円環部をさらに含み、前記第二長尺部は前記第二円環部から前記第一端へ延び、
前記第三導電モジュールは前記加熱基体の第二端の外側を取り囲む第三円環部をさらに含み、前記第三長尺部は前記第三円環部から前記第一端へ延び、
前記第四導電モジュールは前記加熱基体の中間の外側を取り囲む第四円環部をさらに含み、前記第四長尺部は前記第四円環部から前記第二端へ延びてなる。
任意的には、前記第二円環部と前記第四円環部は重なっており、前記加熱基体の長手方向において、前記第一長尺部の長さが前記第一円環部と前記第二円環部との間の距離より小さく、前記第一長尺部と前記第二円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されておらず、前記第二長尺部の長さが前記第二円環部と前記第一円環部との間の距離より小さく、前記第二長尺部と前記第一円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されておらず、前記第三長尺部の長さが前記第三円環部と前記第四円環部との間の距離より小さく、前記第三長尺部と前記第四円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されておらず、前記第四長尺部の長さが前記第四円環部と前記第三円環部との間の距離より小さく、前記第四長尺部と前記第三円環部との間の領域に遠赤外コーティングが塗布されていない。
任意的には、前記低温ベーク型喫煙具は2N個の導電モジュールを含み、前記導電モジュール毎は前記加熱基体の長手方向に延びる長尺部を含み、前記加熱基体の円周方向において、前記長尺部により前記加熱基体は間隔をおいて設けられる2N個の部分に分割され、隣接する二つの長尺部間毎における加熱基体の外側に遠赤外コーティングが塗布されており、長尺部中の電流が加熱基体の円周方向に沿って遠赤外コーティングを流れて隣接する長尺部に達し、ただし、Nは1より大きいか等しい(すなわち、1以上である)正の整数である。任意的には、前記低温ベーク型喫煙具は加熱基体の外に嵌設される断熱部材をさらに含み、前記断熱部材は断熱内管と、断熱外管と、前記断熱内管と断熱外管との間に充填されるエーロゲルと、断熱内管の両端に位置して前記エーロゲルを封止するための二つの封止プラグとを含む。
任意的には、前記第一導電モジュールと第二導電モジュールはいずれも前記加熱基体の外側に嵌設されて遠赤外コーティングに接触する導電環であり、前記低温ベーク型喫煙具は前記加熱基体の外に嵌設される断熱部材をさらに含み、前記導電環は前記加熱基体と前記断熱部材との間に挟まれて固定されている。
任意的には、前記断熱内管の内側に赤外光反射材が塗布されている。
任意的には、前記第一導電モジュールと前記第二導電モジュールはいずれも前記加熱基体に塗布される導電コーティングである。
任意的には、前記加熱基体は石英ガラス、雲母又はセラミックからなる。
任意的には、前記低温ベーク型喫煙具は、前記第一導電モジュールと前記第二導電モジュールとの間に位置する第三導電モジュールをさらに含む。
従来技術に比べて、加熱基体の外に遠赤外コーティングを塗布して通電することによる遠赤外光で加熱基体内の発煙物質を加熱するようになり、遠赤外光は透過性が強く、外周の発煙物質を透過して内部に達し得るため、発煙物質に対する加熱が均一になる。
一つ又は複数の実施例について対応する図面中のイメージにより例示的に説明するが、これらの例示的な説明は実施例を限定せず、図面中の同一の参照符号が付された素子は類似する素子を示し、特に言明していない限り、図面中のイメージはそれらの比例に制限されるものではない。
本発明の理解を容易にするために、図面及び具体的な実施形態に合わせて本発明を以下でより詳細に説明する。ある素子が別の素子に「固定」されることに言及する場合、別の素子に直接位置してもよく、あるいは、それらの間に一つ又は複数の素子を介在させてもよい。ある素子が別の素子に「接続」されることに言及する場合、別の素子に直接接続されてもよく、あるいは、それらの間に一つ又は複数の素子を介在させてもよいことは了解されたい。本明細書で使用される「上」、「下」、「左」、「右」、「内」、「外」などの用語及び類似する記述は説明のためのものに過ぎない。
別途定義していない限り、本明細書で使用される技術と科学用語のすべては当業者が一般に理解しているものと同じ意味を有する。本発明の明細書で使用される用語は具体的な実施形態を記述するためにすぎず、本発明を制限するためのものではない。本明細書で使用される「及び/又は」という用語は一つ又は複数の関連項目のあらゆるとすべての組合せを含む。
実施形態一
図1に示されるように、本発明の実施形態一による低温ベーク型喫煙具であり、この低温ベーク型喫煙具は主にハウジング1、ホルダ2、加熱組立体3、断熱部材4、給電ユニット5、制御組立体6及び温度測定素子7を含む。
図1に示されるように、本発明の実施形態一による低温ベーク型喫煙具であり、この低温ベーク型喫煙具は主にハウジング1、ホルダ2、加熱組立体3、断熱部材4、給電ユニット5、制御組立体6及び温度測定素子7を含む。
ハウジング1は上下に開口が設けられた偏平な環状本体11、及び、前記本体11の上下両側にそれぞれ位置する上カバー12と下カバー13を含む。
ホルダ2は本体11内に収容されて固定され、ホルダ2と本体11及び上カバー12、下カバー13の協力により本体11内を複数のキャビティに分割している。
図1と図2に示されるように、加熱組立体3は固定ベース30、加熱基体31、遠赤外コーティング32、第一導電モジュール331及び第二導電モジュール332を含む。
固定ベース30は下カバー13に設けられて上カバー12と下カバー13との間に位置し、その中心を貫通する給気孔が設けられている。加熱基体31は長い中空管状の構造であり、対向する第一端aと第二端bを有し、即ち、加熱基体は対向する上端と下端を有する。加熱基体31は固定ベース30に位置し、石英ガラス、セラミック又は雲母等の高温に耐えられる透明材料からなる。
遠赤外コーティング32は加熱基体31の外側に塗布されるものであり、つまり、遠赤外電熱インク、セラミック粉末及び無機結合剤を十分に均一に撹拌してから加熱基体31の表面に塗布し、そして60分間加熱乾燥させることで硬化させたものであり、その厚さが30um-50umである。
本実施形態では、第一導電モジュール331と第二導電モジュール332はそれぞれ加熱基体31の上下両端に塗布される導電コーティングであり、この導電コーティングは銀粉コーティングからなり遠赤外コーティング32に接触し、遠赤外コーティング32は二つの導電コーティング間に位置する。
第一導電モジュール331と第二導電モジュール332は高導電率を有する金属材料からなるものであってもよいことは理解可能であろう。
図1と図3に示されるように、断熱部材4は加熱基体31の外に嵌設され、断熱内管41、断熱外管42、二つの環状となる封止プラグ43、及び、断熱内管41と断熱外管42との間に設けられるエーロゲル(図示せず)を含む。断熱内管41と断熱外管42は同軸に設けられ、二つの封止プラグ43はそれぞれ断熱内管41と断熱外管42の上下両端に位置し、断熱内管41と断熱外管42との間に形成される収容空間を封止するためのものである。エーロゲルはシリコン系、炭素系、硫黄系、金属酸化物系、金属系のものであってもよく、その80%以上が空気であるため、非常に高い断熱効果を有する。断熱内管41の内側に赤外光反射材が塗布されており、それにより、通電した遠赤外コーティング32から発される遠赤外光は加熱基体31の内部に反射して加熱基体31の内部に位置する発煙物質を加熱するようになり、遠赤外コーティング32から発される遠赤外光の有効利用率が向上し、加熱効率が高まっている。
給電ユニット5は主に加熱組立体3と制御組立体6へ電気エネルギを供給するためのものであり、本体11に収容されており、本実施形態では、給電ユニット5は充電可能電池である。
図1と図4に示されるように、制御組立体6は主に回路板61、コントローラ62及びスイッチボタン63を含み、回路板61はホルダ2に設けられ、コントローラ62は回路板61に固定され、スイッチボタン63は本体11に凸設され、スイッチボタン63をクリックすることで、遠赤外コーティング32の通電や遮断、即ち、加熱組立体3を発熱させるかさせないことを実現可能となる。
温度測定素子7は加熱基体31の外面に設けられる温度センサであり、加熱基体31のリアルタイム温度を検出してコントローラ62に伝送するために用いられ、コントローラ62はこのリアルタイム温度に基づいて遠赤外コーティング32を流れる電流の大きさを調節する。具体的には、温度測定素子7により加熱基体31のリアルタイム温度が低いこと、例えば加熱基体31内側の温度が150℃未満であることが検出されると、コントローラ62は高い電圧を導電コーティングに出力するように給電ユニット5を制御することで、遠赤外コーティング32に給送される電流を高めて発煙物質に対する加熱電力を向上させ、喫煙者が最初の煙を吸い込めるまでに要する時間が低減するようになり、また、温度測定素子7により加熱基体31の温度が150℃-200℃になることが検出されると、コントローラ62は通常の電圧を導電コーティングに出力するように給電ユニット5を制御し、そして、温度測定素子7により加熱基体31の温度が200℃-250℃になることが検出されると、コントローラ62は低い電圧を導電コーティングに出力するように給電ユニット5を制御し、さらには、温度測定素子7により加熱基体31内側の温度が250℃及びそれ以上になることが検出されると、コントローラ62は導電コーティングへの電圧出力を停止するように給電ユニット5を制御する。
本実施形態では、加熱基体31の外に遠赤外コーティング32を塗布して通電することで遠赤外コーティング32から発される遠赤外光は加熱基体31を透過して、加熱基体31内に位置する発煙物質を輻射加熱するようになり、遠赤外光は透過性が強く、外周の発煙物質を透過して内部に達し得るため、発煙物質に対する加熱が均一になる。
実施形態二
図5に示されるように、本発明の実施形態二による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3であり、この加熱組立体3における第一導電モジュール341と第二導電モジュール342は加熱基体31の外側に嵌設される導電環であり、この導電環は加熱基体31と断熱部材4との間に挟まれて固定されており、それにより、導電環と加熱基体31上の遠赤外コーティング32は良好に接触するようになる。
図5に示されるように、本発明の実施形態二による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3であり、この加熱組立体3における第一導電モジュール341と第二導電モジュール342は加熱基体31の外側に嵌設される導電環であり、この導電環は加熱基体31と断熱部材4との間に挟まれて固定されており、それにより、導電環と加熱基体31上の遠赤外コーティング32は良好に接触するようになる。
実施形態三
図6に示されるように、本発明の実施形態三による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3であり、この加熱組立体3は第一導電モジュール331と第二導電モジュール332との間に位置する第三導電モジュール333をさらに含むことが実施形態一との主な相違となる。第一導電モジュール331、第二導電モジュール332及び第三導電モジュール333により遠赤外コーティング32は二つの部分に分割され、三つの導電コーティングの通電や遮断により、二つの遠赤外コーティング32は異なるタイミングで通電するようになり、即ち、加熱基体31内に収容される発煙物質は区切られて段階的に加熱されている。
図6に示されるように、本発明の実施形態三による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3であり、この加熱組立体3は第一導電モジュール331と第二導電モジュール332との間に位置する第三導電モジュール333をさらに含むことが実施形態一との主な相違となる。第一導電モジュール331、第二導電モジュール332及び第三導電モジュール333により遠赤外コーティング32は二つの部分に分割され、三つの導電コーティングの通電や遮断により、二つの遠赤外コーティング32は異なるタイミングで通電するようになり、即ち、加熱基体31内に収容される発煙物質は区切られて段階的に加熱されている。
実施形態四
図7と図8に示されるように、本発明の実施形態四による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3から固定ベース30を取り外した模式図であり、第一導電モジュール351と第二導電モジュール352は高導電率を有する金属材料からなるものであり、例えば金及びその合金、銀及びその合金又は銅及びその合金からなるものであってもよいことが実施形態一による加熱組立体3との主な相違となる。第一導電モジュール351は第一円環部3511と第一長尺部3512とを含み、第一円環部3511は加熱基体31の第一端aの外側に嵌設され、第一長尺部3512は第一円環部3511から加熱基体31の長手方向に沿って加熱基体31の第二端bへ延びてなり、即ち、第一長尺部3512は第一円環部3511から加熱基体31の軸線方向に沿って下へ延びてなる。
図7と図8に示されるように、本発明の実施形態四による低温ベーク型喫煙具の加熱組立体3から固定ベース30を取り外した模式図であり、第一導電モジュール351と第二導電モジュール352は高導電率を有する金属材料からなるものであり、例えば金及びその合金、銀及びその合金又は銅及びその合金からなるものであってもよいことが実施形態一による加熱組立体3との主な相違となる。第一導電モジュール351は第一円環部3511と第一長尺部3512とを含み、第一円環部3511は加熱基体31の第一端aの外側に嵌設され、第一長尺部3512は第一円環部3511から加熱基体31の長手方向に沿って加熱基体31の第二端bへ延びてなり、即ち、第一長尺部3512は第一円環部3511から加熱基体31の軸線方向に沿って下へ延びてなる。
第二導電モジュール352は第二円環部3521と第二長尺部3522とを含み、第二円環部3521は加熱基体31の第二端bの外側に嵌設され、第二長尺部3522は第二円環部3521から加熱基体31の長手方向に沿って加熱基体31の第一端aへ延びてなり、即ち、第二長尺部3522は第二円環部3521から加熱基体31の軸線方向に沿って上へ延びてなる。
加熱基体31の長手方向において、第一長尺部3512の長さが第一円環部3511と第二円環部3521との間の距離より小さく、即ち、第一長尺部3512が第二円環部3521と接触していない。加熱基体31の長手方向において、第二長尺部3522の長さが第二円環部3521と第一円環部3511との間の距離より小さく、即ち、第二長尺部3522が第一円環部3511と接触していない。
加熱基体31の長手方向において、第一長尺部3512と第二円環部3521との間に位置する領域311に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、第二長尺部3522と第一円環部3511との間に位置する領域312に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、領域311と領域312は環状領域であり、即ち、領域311と領域312の加熱基体31にわたる円周面全体にはいずれも遠赤外コーティングが塗布されていない。遠赤外コーティング32は加熱基体31の軸方向における第一長尺部3512と第二長尺部3522が重なっている部分に塗布されている。
第一長尺部3512と第二長尺部3522はそれぞれ加熱基体31の対向する両側に位置し、第一円環部3511及び第二円環部3521と給電ユニット5とを電気的に導通させた場合、第一長尺部3512中の電流が加熱基体31の円周方向に沿って遠赤外コーティング32を流れて前記第二長尺部3522に達する。
従来による電流が加熱基体31の軸方向に沿って加熱基体31の第一端aから第二端bへ流れることに比べて、本実施形態によれば、電流が加熱基体31の円周方向に沿って流れることで、電流が遠赤外コーティング32を流れる距離が短縮され、電流経路での遠赤外コーティング32の抵抗が低減し、同様な抵抗条件では、本実施形態による遠赤外コーティング32が薄くなるため、コストが低下でき、本実施形態による低温ベーク型喫煙具の市場競争力が向上している。
実施形態五
図9と図10に示されるように、本発明の実施形態五による加熱組立体3から固定ベース30を取り外した模式図であり、加熱組立体3は第三導電モジュール363と第四導電モジュール364とをさらに含むことが実施形態一との主な相違となる。
図9と図10に示されるように、本発明の実施形態五による加熱組立体3から固定ベース30を取り外した模式図であり、加熱組立体3は第三導電モジュール363と第四導電モジュール364とをさらに含むことが実施形態一との主な相違となる。
第一導電モジュール361は第一円環部3611と第一長尺部3612とを含み、第一円環部3611は加熱基体31外側の第一端aの外側に嵌設され、第一長尺部3612は第一円環部3611から加熱基体31の長手方向に沿って加熱基体31の第二端bへ延びてなり、即ち、第一長尺部3612は第一円環部3611から加熱基体31の軸線方向に沿って下へ延びてなる。
第二導電モジュール362は第二円環部3621と第二長尺部3622とを含み、第二円環部3621は加熱基体31の中間端の外側に嵌設され、第二長尺部3622は第二円環部3621から加熱基体31の長手方向に沿って加熱基体31の第一端aへ延びてなり、即ち、第二長尺部3622は第二円環部3621から加熱基体31の軸線方向に沿って上へ延びてなる。加熱基体31の長手方向において、第二長尺部3622と第一長尺部3612は大部分が重なっている。加熱基体31の円周方向において、第一長尺部3612と第二長尺部3622は対称となるように前記加熱基体31の外側に分布されている。
加熱基体31の長手方向において、第一長尺部3612の長さが第一円環部3611と第二円環部3621との間の距離より小さく、即ち、第一長尺部3612は第二円環部3621と接触していない。加熱基体31の長手方向において、第二長尺部3622の長さが第二円環部3621と第一円環部3611との間の距離より小さく、即ち、第二長尺部3622は第一円環部3611と接触していない。
加熱基体31の長手方向において、第一長尺部3612と第二円環部3621との間に位置する領域313に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、第二長尺部3622と第一円環部3611との間に位置する領域314に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、領域313と領域314は環状領域であり、即ち、領域313と領域314の加熱基体31にわたる円周面全体にはいずれも遠赤外コーティングが塗布されていない。遠赤外コーティング32は加熱基体31の軸方向における第一長尺部3612と第二長尺部3622が重なっている部分に塗布されている。
第三導電モジュール363は第三円環部3631と第三長尺部3632とを含み、第三円環部3631は加熱基体31の第二端bの外側を取り囲み、第三長尺部3632は第三円環部3631から加熱基体31の長手方向に沿って第一端aへ延びてなり、即ち、第三長尺部3632は第三円環部3621から加熱基体31の軸線方向に沿って上へ延びてなり、第三長尺部3632と第一長尺部3612は重なっていない。
第四導電モジュール364は第四円環部3641と第四長尺部3642とを含み、第四円環部3641は加熱基体31の中間端の外側を取り囲み、第四長尺部3642は第四円環部3641から加熱基体31の長手方向に沿って第二端bへ延びてなり、即ち、第四長尺部3642は第四円環部3641から加熱基体31の軸線方向に沿って下へ延びてなり、第四長尺部3642と第二長尺部3622は重なっていない。
第四円環部3641と第二円環部3621は同一のものとされており、即ち、第四長尺部3642と第二長尺部3622は同一の第四円環部3641を共用し、つまり、第二長尺部3622と第四長尺部3642は第四円環部3641(第二円環部3621)からそれぞれ加熱基体31の第一端aと第二端bへ延びてなる。加熱基体31の長手方向において、第四長尺部3642と第三長尺部3632は大部分が重なっている。加熱基体31の円周方向において、第三長尺部3632と第四長尺部3642は対称となるように前記加熱基体31の外側に分布されている。
加熱基体31の長手方向において、第三長尺部3632の長さが第三円環部3631と第四円環部3641との間の距離より小さく、第三長尺部3632と第四円環部3641との間の領域315に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、第四長尺部3642の長さが第四円環部3641と第三円環部3631との間の距離より小さく、第四長尺部3642と第三円環部3631との間の領域316に遠赤外コーティング32が塗布されておらず、領域315と領域316は環状領域であり、即ち、領域315と領域316の加熱基体31にわたる円周面全体にはいずれも遠赤外コーティングが塗布されていない。
第一円環部3611と第三円環部3631はそれぞれ給電ユニット5の正極に電気的に接続され、第二円環部3621又は第四円環部3641は給電ユニット5の負極に電気的に接続されている。
他のいくつかの実施形態では、第二円環部3621と第四円環部3641を同一のものとしなくてもよく、即ち、第二円環部3621と第四円環部3641は個別にかつ間隔をおいて加熱基体31の外側を取り囲むことは理解可能であろう。
喫煙者により低温ベーク型喫煙具のスイッチボタン63がクリック又は押された場合、低温ベーク型喫煙具は作動し始め、最初に、コントローラ62は第三円環部3631と給電ユニット5の正極とを電気的に導通させるように制御するとともに、第四円環部3641と給電ユニット5の負極とを電気的に導通させるように制御することで、第三長尺部3632と第四長尺部3642との間に電位差が形成され、電流が第三長尺部3632から加熱基体31の円周方向に沿って両者間の遠赤外コーティング32を流れて第四長尺部3642に達し、第三円環部3631と第四円環部3641との間の遠赤外コーティング32から遠赤外線が発生するようになり、第三円環部3631と第四円環部3641との間に位置する巻きタバコの発煙物質が輻射加熱され、また、温度測定素子7により加熱基体31の温度が予め設定された温度に達したことが検知されると、第三円環部3631と第四円環部3641との間の巻きタバコの発煙物質がしっかりとベーキングされたものになるので、コントローラ62は第三円環部3631及び第四円環部3641と給電ユニット5とを遮断するように制御する。
その同時に、コントローラ62は第一円環部3611と給電ユニット5の正極とを電気的に導通させるように制御するとともに、第二円環部3621と給電ユニット5の負極とを電気的に導通させるように制御することで、第一長尺部3612と第二長尺部3622との間に電位差が形成され、電流が第一長尺部3612から加熱基体31の円周方向に沿って両者間の遠赤外コーティング32を流れて第二長尺部3622に達し、第一円環部3611と第二円環部3621との間の遠赤外コーティング32から遠赤外線が発生するようになり、第一円環部3611と第二円環部3621との間に位置する巻きタバコの発煙物質が輻射加熱され、また、温度測定素子7により加熱基体31の温度が予め設定された温度に達したことが検知されると、第一円環部3611と第二円環部3621との間の巻きタバコの発煙物質がしっかりとベーキングされたものになるので、コントローラ62は第一円環部3611及び第二円環部3621と給電ユニット5とを遮断するように制御し、巻きタバコに対するベーキングが終了する。
本実施形態では、コントローラ62により、第三円環部3631及び第四円環部3641と給電ユニット5の正極及び負極との電気的導通、並びに、第一円環部3611及び第二円環部3621と給電ユニット5の正極及び負極との電気的導通を異なるタイミングで行うように制御することで、巻きタバコの発煙部分は区切られて段階的に加熱されるようになり、低温ベーク型喫煙具が作動し始めてから最初の煙が発生するまでの時間が短縮されるので、ユーザ体験が向上し、巻きタバコの発煙量が高まっている。
第一円環部3611、第二円環部3621、第三円環部3631及び第四円環部3641は主に給電ユニット5の正極又は負極と電気的に導通する接点として用いられ、それらの形状が必ずしも円環状ではなく、適宜任意の形状とすることができることは理解可能であろう。円環状によれば、接触電流の分布が均一になり、電流が第一長尺部3612/第二長尺部3622/第三長尺部3632/第四長尺部3642に流れる場合の接触抵抗が低下しやくい。他のいくつかの実施形態では、巻きタバコの発煙部分を三つ、四つ、五つ等の他の段階数に分けて加熱するようにしてもよいことは理解可能であろう。
実施形態六
図11に示されるように、本発明の実施形態六による加熱組立体3から固定ベース30を取り外した上面図であり、加熱組立体3は第三導電モジュールと第四導電モジュールとをさらに含むことが実施形態四との主な相違となる。
図11に示されるように、本発明の実施形態六による加熱組立体3から固定ベース30を取り外した上面図であり、加熱組立体3は第三導電モジュールと第四導電モジュールとをさらに含むことが実施形態四との主な相違となる。
第一導電モジュールは加熱基体31の長手方向に延びる第一長尺部3712を含み、第二導電モジュールは加熱基体31の長手方向に延びる第二長尺部3722を含み、第三導電モジュールは加熱基体31の長手方向に延びる第三長尺部3732を含み、第四導電モジュールは加熱基体31の長手方向に延びる第四長尺部3742を含む。
加熱基体31の円周方向において、第一長尺部3712、第二長尺部3722、第三長尺部3732及び第四長尺部3742は時計回りに等間隔で加熱基体31の外側に順に設けられ、第一長尺部3712中の電流が加熱基体31の円周方向に沿って時計回りに遠赤外コーティング32を流れて第二長尺部3722に達するとともに、加熱基体31の円周方向に沿って反時計回りに遠赤外コーティング32を流れて第四長尺部3742に達し、そして、第三長尺部3732中の電流が加熱基体31の円周方向に沿って時計回りに遠赤外コーティング32を流れて第四長尺部3742に達するとともに、加熱基体31の円周方向に沿って反時計回りに遠赤外コーティング32を流れて第二長尺部3722に達する。
上記第一長尺部3712及び第三長尺部3732と給電ユニット5の正極は電気的に接続され、第二長尺部3722及び第四長尺部3742と給電ユニット5の負極は電気的に接続されていることは理解可能であろう。
実施形態四に比べて、加熱基体31の円周方向において、本実施形態では、第一長尺部3712、第二長尺部3722、第三長尺部3732及び第四長尺部3742により加熱基体31外側に塗布された遠赤外コーティング32は四つの部分に分割され、電流が遠赤外コーティング32を流れる距離がさらに短縮され、電流経路での遠赤外コーティング32の抵抗がさらに低減し、同様な抵抗条件では、本実施形態による遠赤外コーティング32の厚さをより薄くすることが可能になり、コストがさらに低下でき、本実施形態による低温ベーク型喫煙具の市場競争力が向上している。
他のいくつかの実施形態では、遠赤外コーティング32を加熱基体31の円周方向において六分割、八分割、十分割して電流を導通するようにしてもよく、電流が遠赤外コーティング32を流れる距離が一層短縮されていることは理解可能であろう。
本発明の明細書及び図面においては本発明の好適な実施例が開示されているが、本発明は様々な態様で実現されてもよく、本明細書に記載の実施例に限らず、これらの実施例は本発明内容に対する追加の限定ではなく、本発明の開示に対する理解をより詳細かつ完全にするために提供されるものであることは了解されたい。そして、上記したそれぞれの技術的特徴をさらに組み合わせた、上記に挙げられていない様々な実施例はいずれも本発明の明細書に記載の範囲に含まれ、さらには、当業者は上記説明をもとに改良や変更を行うことができ、これらの改良や変更はすべて本発明に記述の請求項の保護範囲に含まれるはずである。
1...ハウジング、11...本体、12...上カバー、13...下カバー、2...ホルダ、3...加熱組立体、30...固定ベース、31...加熱基体、a...第一端、b...第二端、32...遠赤外コーティング、331、341、351、361...第一導電モジュール、3511、3611...第一円環部、3512、3612、3712...第一長尺部、332、342、352、362...第二導電モジュール、3521、3621...第二円環部、3522、3622、3722...第二長尺部、333、363...第三導電モジュール、3631...第三円環部、3632、3732...第三長尺部、364...第四導電モジュール、3641...第四円環部、3642、3742...第四長尺部、4...断熱部材、41...断熱内管、42...断熱外管、43...封止プラグ、5...給電ユニット、6...制御組立体、61...回路板、62...コントローラ、63...スイッチボタン、7...温度測定素子。
Claims (10)
- 中空状となる、内部には発煙物質を収容するための加熱室が形成される加熱基体と、
前記加熱基体の外側に塗布される遠赤外コーティングと、
前記加熱基体の外に設けられ、前記遠赤外コーティングと接触する2N個の導電モジュールであって、Nは2以上である正の整数であり、各前記導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる長尺部を含み、
前記遠赤外コーティングの少なくとも一部が隣接する二つの前記長尺部の間に位置される、導電モジュールと、
前記遠赤外コーティングの少なくとも一部が通電することで生成された遠赤外光が前記加熱基体を透過して加熱室内の発煙物質を輻射加熱するように、前記長尺部に電気的に接続される給電ユニットと、
を含むことを特徴とする低温ベーク型喫煙具。 - 前記長尺部中の電流が前記加熱基体の円周方向に沿って前記遠赤外コーティングを流れて隣接する長尺部に達することを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
- 各隣接する二つの長尺部間における加熱基体の外側に遠赤外コーティングが塗布されていることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
- 前記加熱基体の円周方向において、前記長尺部により前記加熱基体は間隔をあけて設けられる2N個の部分に分割されていることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
- 前記加熱基体の円周方向において、前記2N個の導電モジュールに対応する長尺部は、前記加熱基体の外側に等間隔に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
- 前記2N個の導電モジュールは、少なくとも第一導電モジュールと、第二導電モジュールと、第三導電モジュールと、第四導電モジュールとを含み、
前記第一導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第一長尺部を含み、前記第二導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第二長尺部を含み、前記第三導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第三長尺部を含み、前記第四導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第四長尺部を含み、
前記加熱基体の円周方向において、前記第一長尺部、前記第二長尺部、前記第三長尺部及び前記第四長尺部は前記加熱基体の外側に順に設けられており、
ここで、前記第一長尺部中の電流が前記加熱基体の円周方向に沿って時計回りに前記遠赤外コーティングを流れて前記第二長尺部に達するとともに、前記加熱基体の円周方向に沿って反時計回りに前記遠赤外コーティングを流れて前記第四長尺部に達することを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。 - 前記2N個の導電モジュールは、少なくとも第一導電モジュールと、第二導電モジュールと、第三導電モジュールと、第四導電モジュールとを含み、
前記第一導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第一長尺部を含み、前記第二導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第二長尺部を含み、前記第三導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第三長尺部を含み、前記第四導電モジュールは前記加熱基体の長手方向に延びる第四長尺部を含み、
前記加熱基体の円周方向において、前記第一長尺部、前記第二長尺部、前記第三長尺部及び前記第四長尺部は前記加熱基体の外側に順に設けられており、
ここで、前記第一長尺部と前記第三長尺部は前記給電ユニットの正極に電気的に接続され、前記第二長尺部と前記第四長尺部は前記給電ユニットの負極に電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。 - 前記導電モジュールは、前記加熱基体の一端を取り囲むとともに前記長尺部に接続される円環部をさらに含み、
ここで、一部の前記導電モジュールの前記円環部は重なって設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。 - 前記導電モジュールはいずれも前記加熱基体に塗布される導電コーティングであることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
- 前記加熱基体は石英ガラス、雲母又はセラミックからなることを特徴とする、請求項1に記載の低温ベーク型喫煙具。
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