JP2023100371A - 筒状構造体及び筒状構造体の刻印方法 - Google Patents

筒状構造体及び筒状構造体の刻印方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筆記具に使用される筒状構造体にレーザーマーキングで刻印を施す際、線の太さにかかわらず出力状態を一定にできる。【解決手段】筆記具に使用される長尺かつ筒状形状の筒状構造体であって、前記筒状形状の表面に細字部と太字部とで構成される刻印が形成され、前記太字部は、細字部の集合により構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、表面に刻印が施された筆記具の筒状構造体及びその筒状構造体の刻印方法に関する。
特許文献1には、ボールペンチップの表面にレーザー加工により識別情報を刻印する技術が開示されている。特許文献2には、レーザー光により鉛筆の表面に文字等のマーキングを施す技術が開示されている。
特開2010-155426号公報 実開昭62-138072号公報
しかし、筆記具の軸筒又はリフィルのような筒状構造体の表面にレーザーマーキングで文字等の識別情報を刻印する場合、線の太さにより出力条件を調節する必要があり、その調整は容易でなかった。本願の実施態様は、筆記具に使用される筒状構造体にレーザーマーキングで刻印を施す際、線の太さにかかわらず出力状態を一定にできることを課題とする。
上記課題に鑑み、本願の実施態様は、筆記具に使用される長尺かつ筒状形状の筒状構造体であって、前記筒状形状の表面に細字部と太字部とで構成される刻印が形成され、前記太字部は、細字部の集合により構成されている。ここでいう筒状構造体とは、筆記具の軸筒又は筆記具リフィルのインク収容管等の、筆記具の一部を構成する筒状の部材をいう。筆記具リフィルとは、筆記具の軸筒に収容されるリフィルであって、たとえば、ボールペンリフィル、マーキングペンリフィル又はシャープペンシルリフィル等が挙げられる。
前記太字部を構成する細字部の形成方向は、前記筒状形状の長手方向とは異なることが望ましい。さらに、前記太字部による刻印が複数箇所形成されるとともに、少なくとも1つの太字部を構成する細字部の形成方向が、他の太字部を構成する細字部の形成方向と異なっていることが望ましい。これにより、太字部ごとに細字部の形成方向を異ならせることで、意匠的な興趣を増すことが可能となっている。
前記刻印は、上記の筒状構造体の表面に、レーザーマーキングを施すことで形成することができる。この場合、太字部も細字部も全て細字部の太さの線で構成することができるため、レーザー光の出力を細字部の出力に設定したままで、太字部も形成することが可能となっている。
本願の実施態様は上記のように構成されているので、筆記具に使用される筒状構造体にレーザーマーキングで刻印を施す際、線の太さにかかわらず出力状態を一定にでき、容易に刻印を施すことができる。
本開示の実施形態の筒状構造体の外観を模式的に示す。 図1の太字部を拡大して示す。
以下、本開示の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「先端」とは筒状構造体(以下の説明では筆記具リフィル)において筆記先端(たとえば、筆記ボール)が設けられている側を指し、「後端」はその反対側を指す。また、各図面において共通している符号は、以下の図面についての説明において特に言及がなくても同一の部材又は部位を示す。また、各図面においては、図面の左側が先端側で、右側が後端側である。
図1は、本開示の実施形態の筒状構造体10の外観を模式的に示すものである。本実施形態の筒状構造体10は、長尺かつ筒状形状を呈しており、筆記具に使用されるものである。ここで、筒状構造とは、中空かつ略円筒形の構造をいう。また、長尺とは、径方向の長さに比して前後方向の長さの方が長いことをいう。
具体的には、本実施形態の筒状構造体10は筆記具リフィルとして構成されており、図示しないインクを収容する円筒形状のインク収容管11と、インク収容管11の先端に装着される継手12と、継手12の先端に装着されるとともに先端に筆記ボール14を抱持するボールペンチップ13とを有する。すなわち、この筆記具リフィルはボールペンリフィルである。なお、筆記具リフィルとしては、ボールペンリフィルに限られず、たとえば、マーキングペンリフィルやシャープペンシルリフィル等も本実施形態の筒状構造体10とすることができる。
インク収容管11は、内部が視認可能な合成樹脂製である。この合成樹脂としては、たとえば、ポリプロピレン樹脂が挙げられる。なお、インク収容管11は金属製であってもよい。筒状構造を有するインク収容管11の表面には、細字部32と太字部31とで構成される刻印30が形成されている。また、太字部31は、図2に示すように細字部32の集合により構成されている。本実施形態では、レーザーマーキングが施されることによって刻印30が形成されている。
一般に、レーザーマーキングによって、被印字表面に太字と細字とを印字する場合、太字を印字する際のレーザー出力は、細字を印字する際よりも強くする必要がある。このため、印字する部位によって出力条件を調製する必要がある。
一方、本実施形態では、細字部32の出力条件のまま、太字部31を形成することができるため、太字部31と細字部32とで出力条件を調整して変更する必要はない。さらに、レーザーマーキングによって、たとえば細い文字と太い文字とを自由に組み合わせた刻印30を容易に形成することができる。
図1に示される刻印30においては、太字部31として「REFILL」の6文字が形成され、また、細字部32として「2021」の4文字が形成されている。そして、太字部31の6文字はいずれも、細字部32を形成する線と同じ太さの線の集合により形成されている。ここで、実際の物品としてのボールペンリフィルにおける太字部31の6文字は、肉眼による目視では同様に刻印されているように見える。しかし、太字部31を拡大した図2に示すように、太字部31を構成する細字部32の線の方向は互いに相違している。
すなわち、「R」を示す太字部31では、細字部32の形成方向は長手方向に対し右上がり45°であり、長手方向とは異なる。「E」を示す太字部31では、細字部32の形成方向は長手方向に平行である。「F」を示す太字部では、細字部32の形成方向は長手方向に対し直角であり、長手方向とは異なる。「I」を示す太字部31では、細字部32の形成方向は長手方向に対し右下がり45°であり、長手方向とは異なる。左側の「L」を示す太字部31では、細字部32の形成方向は、長手方向に平行な方向と長手方向に直角な方向とが組み合わされており、長手方向とは異なる部分が含まれている。右側の「L」を示す太字部31では、細字部32の形成方向は、長手方向に対し右上がり45°と右下がり45°とが組み合わされており、いずれも長手方向とは異なる。以上の通り、少なくとも1つの太字部31を構成する細字部32の形成方向が、他の太字部31を構成する細字部32の形成方向と異なっている。
細字部32の表面状態は、微細な凹凸のレーザー加工によって形成される。その凹凸の深さを0.1~1mm、凹凸のピッチを0.05~0.3mmかつ文字ごとに異なるピッチとすることで、乱反射した状態で光を反射し、単なる散乱構造の一部として認識させることができ、より意匠性を向上させることができる。
以上のように、太字部31の文字ごとに細字部32の形成方向を変えることで、特定の製品では特定の形成方向のパターンを選択することができ、意匠的な興趣を高めるのみならず、特定の製品を他の製品と識別させることも可能となっている。さらに、太字部31はレーザーマーキングにより形成されているので、容易に細字部32の形成方法を変更することができる。これにより、太字部31の各文字における細字部32の形成方向のパターンを時期によって変更することも可能なので、製品の製造時期の識別に使用することも可能となっている。
以上、筒状構造体10としての筆記具リフィルへの刻印30の形成について説明してきたが、筒状構造体10として、筆記具の軸筒にも同様に刻印30を形成することができる。また、金属で形成された筒状構造体10にも、レーザー光の種類や出力を適宜に調製することで、同様に刻印3を形成することができる。
本発明は、たとえば、筆記具の軸筒や、リフィルのような筒状の構造体に利用可能である。
10 筒状構造体 11 インク収容管 12 継手
13 ボールペンチップ 14 筆記ボール
30 刻印 31 太字部 32 細字部

Claims (4)

  1. 筆記具に使用される長尺かつ筒状形状の筒状構造体であって、
    前記筒状形状の表面に細字部と太字部とで構成される刻印が形成され、
    前記太字部は、細字部の集合により構成されている、筒状構造体。
  2. 前記太字部を構成する細字部の形成方向が、前記筒状形状の長手方向とは異なる、請求項1に記載の筒状構造体。
  3. 前記太字部による刻印が複数箇所形成されるとともに、少なくとも1つの太字部を構成する細字部の形成方向が、他の太字部を構成する細字部の形成方向と異なっている、請求項2に記載の筒状構造体。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の筒状構造体の表面に、レーザーマーキングを施すことで前記刻印を形成する、筒状構造体の刻印方法。
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