JP2023092772A - 包装箱および包装箱を作成するための型紙 - Google Patents

包装箱および包装箱を作成するための型紙 Download PDF

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Abstract

【課題】開閉面部がシールによって閉じられているとしても,シールを剥がすことなく開閉面部を開くことができるようにする。【解決手段】包装箱1Bは,1枚の厚紙を折ることにより直方体状に形成されるものである。包装箱1Bの4つの側面部のうちの一つの側面部が収納物の出入口であり,この出入口が底面部から連続しかつ直角に折り曲げられる,側面部の一つである開閉面部15によって閉じられている。開閉面部15の左右の側縁には,開閉面部15から隣接する前面部,後面部にかけて粘着テープ40が貼着されている。開閉面部15の上記粘着テープ40が貼着される接着範囲15cは上記開閉面部15の側縁と開閉面部15に形成された破断線とによって囲まれており,破断線に沿って切り取られる接着範囲15cを残した状態で開閉面部15(回動部15b)を移動させることができる。【選択図】図3

Description

この発明は包装箱に関する。またこの発明は包装箱を作成する(組み立てる)ための型紙に関する。
鏡餅,玩具,雑貨その他の商品は厚紙製の包装箱に収納された状態で店頭に陳列されることがある。包装箱内の商品を外から見えるようにするために,包装箱の上面ないし前面に透明なプラスチック板によって覆われた窓を持つ包装箱も用いられている。
特許文献1は鏡餅用包装箱を開示する。この包装箱は直方体形状のもので,収納された鏡餅セットが包装箱から外に取り出されて飾られる。この鏡餅用包装箱は厚紙製であり,側面の開口が鏡餅の出入口となっている。側面の開口は,包装箱の底面から連続して形成された蓋パネルを直角に折り曲げて起立させることにより閉鎖される。包装箱の側面が包装箱に鏡餅を出し入れするために用いられるが,比較的大きなサイズの鏡餅セットを収納する鏡餅用包装箱では特に,蓋パネルのサイズが大きくなり,その左右の両側部に大きな隙間があいてしまうことから,蓋パネルの両側部に粘着シールを貼ることによって,搬送途中や陳列中に意図せずに蓋パネルが開いてしまうことや包装箱内への異物進入を防ぐことが行われている。粘着シールで蓋パネルを閉じると,一般には粘着シールを剥がし取るまたは粘着シールをカッター等で切断しなければ,消費者は蓋パネルをきれいに開いて鏡餅セットを包装箱の外に取り出すことができない。
実用新案登録第3121163号公報
この発明は,開閉面部がシールによって閉じられているとしても,シールを剥がすことなく開閉面部を開くことができるようにすることを目的とする。
この発明による包装箱は,1枚の厚紙を折ることにより直方体状に形成される包装箱であって,包装箱の4つの側面部のうちのいずれか一つの側面部が収納物の出入口であり,この出入口が底面部または上面部から連続しかつ直角に折り曲げられる,側面部の一つである開閉面部によって閉じられており,上記開閉面部の左右の側部のうちの少なくともいずれか一方の一部が,シール部材によって他の面部に固定されており,上記開閉面部における上記シール部材の接着範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれていることを特徴とする。
シール部材には典型的には粘着テープが用いられる。開閉面部から隣接する側面部にかけて粘着テープを貼着することで,開閉面部は隣接する側面部に固定され,開閉面部の側縁の隙間が閉じられる。
シール部材はエマルジョンタイプの接着剤あるいはホットメルト系接着剤であってもよい。この場合には開閉面部の接着範囲と開閉面部の裏側(内側)に位置する他の面部が接着剤によって接着される。開閉面部の裏側に位置する面部には,開閉面部に隣接する側面部(前面部,後面部)に連続するフラップを用いることができる。
この発明によると,開閉面部の側縁と開閉面部に形成された破断線とによって接着範囲が囲まれているので,破断線に沿って開閉面部から接着範囲を切り取ることができ,接着範囲をそのまま残した状態で開閉面部を開く(開閉面部が連続する底面部または上面部との境界を軸にして開閉面部を回動させる)ことができる。接着範囲は底面部または上面部に連続する開閉面部の一部であるから,隣接する側面部とは連続しておらず,したがって自由にその姿勢を変えることができ,出入口を閉じ続けることはない。シール部材を剥がし取るまたはシール部材における接着を剥がすことなく,開閉面部を開くことができる。
一実施態様では,上記開閉面部の左右の側縁を結ぶ方向にのび,上記開閉面部を上下に区分するジッパー部を備え,上記開閉面部の上記接着範囲が,上記ジッパー部と,上記開閉面部の側縁と,上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている。ジッパー部を引き裂き,次に開閉面部を開閉面部がつながる底面部または上面部に向けて移動させる(回動させる)ことによって,接着を剥がすことなく開閉面部を開くことができる。
他の実施態様では,上記開閉面部の上記接着範囲および上記開閉面部を部分的に押し破るための範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている。はじめに破断線に沿って開閉面部を部分的に押し破り,次に開閉面部を開閉面部がつながる底面部または上面部に向けて移動させる(回動させる)ことによって,接着を剥がすことなく開閉面部を開くことができる。開閉面部を底面部または上面部に向けて移動させる(回動させる)前に開閉面部を部分的に押し破ることによって,開閉面部を破断線に沿ってスムーズに切り取ることができる。
好ましくは,上記開閉面部に隣接する側面部から連続し上記開閉面部の内側に直角に折り曲げられる内側フラップを備え,上記開閉面部の押し破られる範囲に重なる上記内側フラップの位置に,上記開閉面部が部分的に押し破られたときに内側フラップを部分的に押し破るための破断線が形成されている。開閉面部に隣接する2つの側面部から連続する内側フラップを開閉面部の内側に設けることによって,開閉面部の両側部の隙間からの異物進入を効果的に防止することができる。また,開閉面部が押し破られたときに内側フラップも押し破ることができるので,内側フラップによって開閉面部の押し破りが邪魔されることがない。
この発明は,直方体状に形成される包装箱を作るための型紙も提供する。この発明による型紙は,上記型紙によって作られる包装箱の4つの側面部のうちのいずれか一つの側面部が収納物の出入口とされ,この出入口が底面部または上面部から連続しかつ直角に折り曲げられる,側面部の一つである開閉面部によって閉じられ,上記開閉面部の左右の側部のうちの少なくともいずれか一方の一部が,上記開閉面部を他の面部に固定するためのシール部材の接着範囲として用いられ,上記開閉面部の接着範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれていることを特徴とする。
第1実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙を示している。 第1実施例の鏡餅用包装箱の斜視図である。 第1実施例の鏡餅用包装箱を開封する様子を示す斜視図である。 第2実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙を示している。 第2実施例の鏡餅用包装箱を開封する様子を示す斜視図である。 第3実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙を示している。 第4実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙を示している。
図1から図3は第1実施例を示すもので,図1は鏡餅用包装箱を作るための1枚の型紙(ブランク)であり,図2はこの型紙を用いて組み立てた鏡餅用包装箱の斜視図である。図3は鏡餅用包装箱を開封する様子を示している。図2および図3には内部に鏡餅セットが収納されている状態の鏡餅用包装箱が示されている。
図1は包装箱の展開図を示しており,厚紙を打ち抜いた1枚の型紙(ブランク)1Aの外面を表わしている。山折りの折り線が一点鎖線で示され,谷折りの折り線が二点鎖線で示されている。
包装箱1B(図2参照)を形成するための1枚の型紙1Aにおいて,横一列に底面部14,前面部11,上面部12,後面部13および糊代13Aが連続している。底面部14に一方の側面部15(包装箱を前からみたときに右側面部となる)(この側面が開閉面となるので,この側面部を以下「開閉面部15」と呼ぶ)が上記の横一列の方向とは垂直な方向に連続して形成されている。開閉面部15の先端部には係止舌片15Aが連続して形成されている。また,前面部11および後面部13には,開閉面部15がのびる方向と同じ方向に連続的にのびる側部内側フラップ17A,17Bがそれぞれ形成されている。
他方の側面部(包装箱1Bを前からみたときに左側面部となる)は,前面部11,上面部12,後面部13および底面部14のそれぞれから開閉面部15と反対側に連続的にのびる側面片側部16A,側面片上部16B,側面片側部16Cおよび側面片下部16Dによって形成される。これらの部分16A~16Dは包装箱を形成したときにその一部が互いに重なり合って,包装箱1Bの左側面を閉鎖する。部分16A,16Cには重なり合ったときに噛み合う弧状の辺部18a,18bが形成されている。部分16B,16Dはほぼ台形である。
前面部11から上面部12にかけて窓20が形成されている。窓20は包装箱1B内に収納された鏡餅セットなどが前面および上面から見えるようにするためのもので(透視窓),この窓20を塞ぐように合成樹脂製透明シート21が設けられている。透明シート21はその全周が前面部11および上面部12の内側面に接着(糊付け)されている。この実施例では前面部11の窓は矩形に形成され,上面部12の窓はその先端(後面部13に近い部分)が外向き弧状に形成されている。窓20の形状は任意に設計することができる。
開閉面部15に横方向にのびるジッパー部15aが形成されている。ジッパー部15aは間隔をあけて互いに平行に横向きに形成された2本のジッパー用破断線L1,L2によって挟まれた範囲である。ジッパー用破断線L1,L2は開閉面部15の一方の側縁から他方の側縁にかけて形成されており,したがってジッパー部15aも開閉面部15の一方の側縁から他方の側縁にかけて形成されている。ジッパー用破断線L1,L2は複数の切込みが不連続に連って形成されたもので,切込みの形は短い直線であっても,小さな穴であっても,図示のように小さな屈曲形であっても,どのような形でもよい。ジッパー部15aの一端を摘んで引っ張ることにより,開閉面部15からジッパー部15aを容易に引き裂くことができるものであればよい。ジッパー用破断線L1,L2はミシン目,切り取り点線などとも呼ばれる。
ジッパー部15aを規定する2本のジッパー用破断線L1,L2のうち底面部14に近いジッパー用破断線L2に連続して,ジッパー用破断線L1,L2がのびる横方向とは垂直な方向にのびる一対の開口用破断線L3,L4が形成されている。一対の開口用破断線L3,L4は互いに間隔をあけて形成されており,いずれもジッパー用破断線L2から垂直な方向(底面部14に近づく方向)にのび,途中で方向を変えて一方の開口用破断線L3は左斜めにのびて開閉面部15の左縁に至り,他方の開口用破断線L4は途中で方向を変えて右斜めにのびて開閉面部15の右縁に至っている。
開閉面部15のジッパー部15aよりも下側(底面部14に近い側)の範囲は,ジッパー部15a(ジッパー用破断線L2),開口用破断線L3および開口用破断線L4によって囲まれる範囲15bと,ジッパー部15a(ジッパー用破断線L2),開閉面部15の側縁および開口用破断線L3,L4のそれぞれによって囲まれる左右一対の範囲15cとに区画される。以下では,範囲15bを回動部15bと呼び,範囲15cを接着範囲部15cと呼ぶ。
図1に示す型紙1Aを折り線で折り曲げて組立てると図2に示すような直方体状の包装箱1Bができる。後面部13の糊代13Aは底面部14の一辺部の内側面に糊付けされる。左側面部は各部分16A~16Dが内側に入るように折られ,さらに部分16A,16Cはあらかじめ形成された折り線に沿って折られる。部分16A,16Cの折り線よりも先端部分の範囲は部分16D,16Bに重なり,この重なり合った部分が糊付けされる。折り線に沿って折り畳まれた部分16A,16Cの折り畳みを解消するように起函することで,部分16A~16Dによって左側面部が形成される。このとき弧状の辺18aと18bとが噛み合う。左側面部はいわゆるオートボトムと呼ばれるタイプのものであるが,オートボトム・タイプである必要は必ずしもない。
包装箱1Bの右側面が鏡餅セットの出入口となる。鏡餅セット30を包装箱1B内に収納した後,側部内側フラップ17A,17Bが直角に折り曲げられ,出入口の前後の端部が覆われる。最後に,開閉面部15の係止舌片15Aをほぼ直角に折り曲げ,開閉面部15を底面部14との境界で直角に折り曲げ,係止舌片15Aを上面部12の内側面に沿わせて包装箱1B内に差し込む。包装箱1Bの組立てが完了する。
包装箱1Bの寸法は包装箱1Bに収納される鏡餅セット30の寸法に合わせて形成される。鏡餅セット30の寸法が大きく,これに伴って包装箱1Bの寸法が大きい場合に特に,包装箱1Bの出入口を閉鎖する開閉面部15の両側部に隙間が形成されやすい。開閉面部15の両側部の隙間を閉じるために,開閉面部15の両側部から前面部11,後面部13のそれぞれにかけて粘着テープ40が貼り付けられ,開閉面部15の両側部と前面部11,後面部13が互いに固定される。粘着テープ40は開閉面部15においては接着範囲部15c内に貼られる。鏡餅セット30を収納した包装箱1Bはこの状態で搬送されまたは店頭に陳列される。
顧客は,透明シート21で覆われた窓(透視窓)20を通して包装箱1B内の鏡餅セット30(たとえば鏡餅形パックが三方に載置され,かつ各種の飾りがつけられたもの)を見ることができる。
包装箱1Bから鏡餅セット30を取り出す場合,包装箱1Bの開閉面部15が開口される。図3を参照して,ジッパー部15aの左端部(右端部でもよい)を手で摘まみ,ジッパー用破断線L1,L2に沿ってジッパー部15aを横向きに引き裂く。開閉面部15は,係止舌片15Aにつながる上側範囲と,底面部14につながる下側範囲(回動部15bおよび接着範囲部15c)に分離される。
回動部15bの上縁に指をかけて回動部15bを下向きに移動(回動)させると,回動部15bは開口用破断線L3,L4に沿って開閉面部15から切り取られる。底面部14と面一となる姿勢まで回動部15bを回動させることで包装箱1Bの右側面は大きく開口する。
回動部15bが移動(回動)するのに対し,一対の接着範囲部15cは側部内側フラップ17A,17Bに重ね合わされたまま留まる。もっとも接着範囲部15cは粘着テープ40によって側部内側フラップ17A,17Bに重ね合わされているだけであるので,側部内側フラップ17A,17Bを外向きに開くと,接着範囲部15cは側部内側フラップ17A,17Bとともに移動する。
このようにして,開閉面部15を閉じるための粘着テープ40を剥がすことなく,開閉面部15を開くことができる。
粘着テープ40に代えて,ホットメルトを用いて接着範囲部15cの裏側(内面)と側部内側フラップ17A,17Bとを接着してもよい。
開閉面部15は底面部14に代えて上面部12に連続させてもよい。この場合,開閉面部15の回動部15bは上向きに移動(回動)するものとなる。
図4は第2実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙2Aを示している。図5は第2実施例の鏡餅用包装箱2Bを開封する様子を示している。図1~図3に示す第1実施例の鏡餅用包装箱1Bおよびその型紙1Aと同じ部材には同じ符号を付し,重複説明を省略する。
第2実施例の鏡餅用包装箱2Bは,第1実施例と同様に接着範囲部15cを規定する一対の開口用破断線L5,L6が開閉面部15に形成されているが,ジッパー部15aおよびこれを規定するジッパー用破断線を持たない点が第1実施例の鏡餅用包装箱1Bと異なる。図5を参照して,第2実施例の包装箱2Bから鏡餅セット30を取り出す場合には,係止舌片15Aを包装箱2Bから抜き取り,開閉面部15を下向きに移動させる(回動させる)。開口用破断線L5,L6に沿って開閉面部15から接着範囲部15cが切取られる。第2実施例においても,開閉面部15をしっかりと閉じるための粘着テープ40を,開口用破断線L5,L6と開閉面部15の側縁とによって囲まれる接着範囲部15c中に貼っておけば,粘着テープ40を剥がすことなく開閉面部15を開くことができる。
図6は第3実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙3Aを示している。図4および図5に示す第2実施例の鏡餅用包装箱2Bおよびその型紙2Aと同じ部材には同一符号を付し重複説明を避ける。
第3実施例の包装箱は,第2実施例の包装箱2Bの開口用破断線L5,L6よりもやや大きい範囲を占めるように開口用破断線L7,L8が形成されている点が異なる。開口用破断線L7,L8の上部は弧状の外形で形成されており,弧状部分によって囲まれる範囲(押込み範囲)(図6において星マークが印刷されている部分)を指で押し込むことによって,開口用破断線L7,L8の一部をあらかじめ破断させておく(押し破る)ことができる。押込み範囲を破断させた後,係止舌片15Aを包装箱2Bから抜き取り,開閉面部15を下向きに移動させる(回動させる)ことで,開口用破断線L7,L8に沿う開閉面部15の破断をスムーズに行うことができる。
図7は第4実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙4Aを示している。図6に示す第3実施例の鏡餅用包装箱を作るための型紙3Aと同じ部材には同一符号を付し重複説明を避ける。
側部内側フラップ17A,17Bに概略半円弧状の破断線L9,L10がそれぞれ形成されている点が第3実施例の鏡餅用包装箱(図6参照)と異なる。側部内側フラップ17A,17Bに形成された破断線L9,L10によって囲まれる半円範囲は,鏡餅用包装箱を組み立てたときに開閉面部15に形成された押込み範囲と重なる位置に形成されている。開閉面部15の押込み範囲を指で押し込んだときに,フラップ17A,17Bの破断線L9,L10によって規定される半円範囲も押し破られる(打ち抜かれる)。フラップ17A,17Bが開閉面部15の押込み範囲の押込み(打ち抜き)の邪魔にならないようにすることができる。
1A,2A,3A,4A 型紙
1B,2B 鏡餅用包装箱
11 前面部(側面部)
12 上面部
13 後面部(側面部)
13A 糊代
14 底面部
15 開閉面部(側面部)
15a ジッパー部
15b 回動部
15c 接着範囲部
16A 側面片側部
16B 側面片上部
16C 側面片側部
16D 側面片下部
17A,17B 側部内側フラップ
30 鏡餅セット
40 粘着テープ(シール部材)
L1,L2 ジッパー用破断線
L3,L4,L5,L6,L7,L8 開口用破断線
L9,L10 破断線

Claims (5)

  1. 1枚の厚紙を折ることにより直方体状に形成される包装箱であって,
    包装箱の4つの側面部のうちのいずれか一つの側面部が収納物の出入口であり,この出入口が底面部または上面部から連続しかつ直角に折り曲げられる,側面部の一つである開閉面部によって閉じられており,
    上記開閉面部の左右の側部のうちの少なくともいずれか一方の一部が,シール部材によって他の面部に固定されており,
    上記開閉面部における上記シール部材の接着範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている,
    包装箱。
  2. 上記開閉面部の左右の側縁を結ぶ方向にのび,上記開閉面部を上下に区分するジッパー部を備え,
    上記開閉面部の上記接着範囲が,上記ジッパー部と,上記開閉面部の側縁と,上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている,
    請求項1に記載の包装箱。
  3. 上記開閉面部の上記接着範囲および上記開閉面部を部分的に押し破るための範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている,
    請求項1に記載の包装箱。
  4. 上記開閉面部に隣接する側面部から連続し上記開閉面部の内側に直角に折り曲げられる内側フラップを備え,
    上記開閉面部の押し破られる範囲に重なる内側フラップの位置に,上記開閉面部が部分的に押し破られたときに内側フラップを部分的に押し破るための破断線が形成されている,
    請求項3に記載の包装箱。
  5. 直方体状に形成される包装箱を作るための型紙であって,
    上記型紙によって作られる包装箱の4つの側面部のうちのいずれか一つの側面部が収納物の出入口とされ,この出入口が底面部または上面部から連続しかつ直角に折り曲げられる,側面部の一つである開閉面部によって閉じられ,
    上記開閉面部の左右の側部のうちの少なくともいずれか一方の一部が,上記開閉面部を他の面部に固定するためのシール部材の接着範囲として用いられ,
    上記開閉面部の接着範囲が,上記開閉面部の側縁と上記開閉面部に形成された破断線とによって囲まれている,
    型紙。
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