JP2023091239A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】灯具内に配設する監視センサーの数を増加させることなく、車両の周囲の広い領域を高い精度で検知することが可能な車両用灯具を提供する。【解決手段】所要の角度領域に電磁波を送受して対象物の検知を行うレーダーユニット1を備える車両用灯具(ヘッドランプ)R-HLであり、レーダーユニット1は、例えばミリ波等の電磁波を送受するレーダー本体11の送受面の角度位置を変化させるための回動機構12を備える。回動機構12はレーダー本体11を水平方向に回動して送受面の角度位置を変化制御し、異なる周辺領域を監視することを可能にする。【選択図】 図3

Description

本発明は自動車等の車両に用いられる灯具に関し、特に車両の周辺を監視する監視用センサーを備えた車両用灯具に関する。
自動車の先進運転支援シスム(ADAS:Advanced Driver Assistance System)では、自車両の前方や周辺に存在する障害物や他車両等の対象物を検知するための監視用センサーを自動車に装備する必要がある。この監視用センサーとして、撮像カメラ、LIDAR(Light detection and ranging)、ミリ波レーダーが用いられているが、特に近年では、霧や雨等の環境変化の影響を受けにくいミリ波レーダーの採用が進められている。
図1は、監視センサーとしてのミリ波レーダーを備えた自動車CARの概要を説明する平面図である。自動車CARの車体内前部、例えばエンブレムの内部に前方監視用ミリ波レーダーが配設されており(以下、図1においてはミリ波レーダーの図示は省略している)、この前方監視用ミリ波レーダーはFOV(検知角:Field of view)がレーダーの中心を基準にして左右方向に略±10~15度の狭い角度域(以下、狭角又は狭角域と称する)を有し、自車両の前方領域FAに存在する対象物を検知する。
また、自動車CARの車体の前部や後部に周辺監視用ミリ波レーダーが配設される。例えば、車体前部の左右フェンダーの内部にそれぞれ前側方監視用ミリ波レーダーが配設され、車体後部のリアバンパーの内部にそれぞれ後側方監視用ミリ波レーダーが配設される。前側方監視用ミリ波レーダーはFOVがレーダー中心を基準にして左右方向に略±60~80度の広い角度域(以下、広角又は広角域と称する)を有しており、自車両の右前側方領域RFSAと左前側方領域LFSAに存在する対象物を検知する。後側方監視用ミリ波レーダーは同様に自車両の右後側方領域RRSAと左後側方領域LRSAに存在する対象物を検知する。
これらのミリ波レーダーは、自動車の車体内部に配設されているが、本出願人は先にミリ波レーダーを車両用灯具と一体に構成した技術を提案している。特許文献1では、自動車のヘッドランプの内部に監視用センサーとしてのミリ波レーダーを配設した技術を提案している。また、特許文献2では、自動車のヘッドランプのみならず、リアランプ(テールランプ)の内部にもミリ波レーダーを含む監視用センサーを配設することを提案している。このように、ミリ波レーダーをランプ内に配設することにより、ランプを車体に取り付ければ、これと同時にミリ波レーダーを自動車に装備させることができ、ミリ波レーダーを独立して装備する場合に比較して自動車の組立作業の簡易化や工数低減の点で有利になる。
特開2020-104799号公報 特開2019-117197号公報
ミリ波レーダーはFOVを大きくすれば自車両の周囲の広い領域に存在する対象物を検知する上で有利である。特に、自車両の周辺を監視する周辺監視用ミリ波レーダーは、周辺の広い領域の対象物を検知するためにはFOVを大きくすることが好ましい。しかし、ランプの内に配設されたミリ波レーダーにおいては、広角域の両側域、すなわちFOVの中心から両側方向に離れた角度域のミリ波は灯具のアウターレンズの内面に対する入射角が中心域よりも大きくなるため、当該内面での反射が無視できなくなる。特に、アウターレンズの内部での反射量の増加や、マルチパス(多重反射)等により、アウターレンズを透過したミリ波の出射角や位相が変化され、対象物の検知精度が低下する要因となる。
検知精度を高めるには、FOVを制限してマルチパスを抑制する複数のミリ波レーダーをそれぞれ異なる方向に向けて配設することが考えられるが、これではミリ波レーダーの個数が増加することになり、ランプの小型化や低コスト化の障害になる。
また、図1に示した前方監視用ミリ波レーダーは、ADASに適用されて自車両の前方領域FAの対象物、例えば前走車を高い精度で検知することが要求される。そのため、周辺監視用ミリ波レーダーよりもFOVは狭くされて特に中心域の検知精度を高める設計とされているが、この前方監視用ミリ波レーダーに障害が生じたときには、ADASにおいて重要とされる前走車を含む前方領域の検知ができなくなる。前方監視の信頼性、冗長性を高めるためには、予備の前方監視用ミリ波レーダーを別途配設することも考えられるが、コスト面や配設スペースの面から好ましくはない。
この場合、前方監視用ミリ波レーダーの障害時に、前側方監視用ミリ波レーダーで代用することが考えられるが、前側方監視用ミリ波レーダーは、自動車の前側方領域を検知するために、自動車の直進方向に対して斜め前方に向けて配設されている。そのため、前側方監視用ミリ波レーダーの広角域において前方領域の対象物を検知することになり、前記したように高い精度での検知を行うことは難しい。このような課題は、図1に示した車体の内部に配設した周辺監視用ミリ波レーダーについても同様に生じる。また、監視用センサーとして電磁波を使用した監視レーダー、例えばレーザ光を利用したLIDARを採用した場合についても同様の課題が生じる。
本発明の目的は、灯具内に配設する監視センサーの数を増加させることなく、車両の周囲の広い領域を高い精度で検知することが可能な車両用灯具を提供する。
本発明は、所要の角度領域に電磁波を送受して対象物の検知を行うレーダーユニットを備える車両用灯具であり、レーダーユニットは電磁波を送受するレーダー本体の送受面の角度位置を変化させるための回動機構を備える。ここで、回動機構はレーダー本体を水平方向に回動して送受面の角度位置を変化制御する構成とすることが好ましい。また、レーダー本体はミリ波レーダーで構成されることが好ましい。
本発明において、ランプハウジング内には送受面から送波される電磁波を収束又は発散させる偏向制御部を備える。偏向制御部はレーダーユニットと一体的に設けられる。あるいは、偏向制御部は、ランプハウジングのアウターレンズ又はランプハウジングに配設されるレンズを含む部材と一体的に設けられる。例えば、レーダー本体は送受面において広角域に電磁波を送波する構成であり、偏向制御部は当該電磁波を収束する構成である。又は、レーダー本体は送受面において狭角域に電磁波を送波する構成であり、偏向制御部は電磁波を発散する構成である。好ましくは、レーダーユニットは照明ユニット又は標識ユニットの少なくとも一方とともにヘッドランプのランプハウジング内に配設され、レーダー本体の送受面の角度位置の制御に基づいて前側方監視センサー又は前方監視センサーとして機能するように制御される。
また、本発明において、レーダーユニットは、標識ユニットとともにリアランプのランプハウジング内に配設され、レーダー本体は送受面において広角域に電磁波を送受する構成でされる。この場合、レーダーユニットは、レーダー本体の送受面の角度位置の制御に基づいて後側方監視センサー又は側方監視センサーとして機能するように制御される。
本発明によれば、1つのレーダーユニットでレーダー本体の電磁波の送受面の方向を変化制御することにより、異なる領域を監視することが可能な車両用灯具が得られる。また、1つのレーダーユニットのFOVを変化制御することにより、異なる広さの領域を監視することが可能な車両用灯具が得られる。これにより、少ない数のレーダーユニットで高い精度の監視が実現できる。
自動車の監視センサーの概要を説明する平面図。 実施形態1,2に関わるヘッドランプの概略斜視図。 実施形態1のヘッドランプの図III-III線に沿った概略断面図。 実施形態1のヘッドランプの概略部分分解斜視図。 実施形態1のミリ波レーダーの一部を分解した斜視図。 実施形態1のミリ波レーダーの電気系統のブロック図。 実施形態1のミリ波レーダーの作用を説明する概略平面図。 実施形態2のミリ波レーダーの構成及び作用を説明する概略平面図。 実施形態1,2の変形例のミリ波レーダーの構成及び作用を説明する概略平面図。 実施形態3に関わるリアランプの概略図。 実施形態3のミリ波レーダーの一部を分解した斜視図。 実施形態3のミリ波レーダーの作用を説明する概略平面図。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1について図面を参照して説明する。図2は本発明を車体の前部左右に配設したヘッドランプL-HL,R-HLに適用した自動車CARの外観図である。左右のヘッドランプL-HL,R-HLは左右対称の構成であり、同図には右ヘッドランプR-HLの外観を合わせて示している。この右ヘッドランプR-HLは、前方ないし左側方を開口した容器状のボディ101を備え、このボディ101の開口に透光性樹脂で構成されたアウターレンズ102が固定されてランプハウジング100が構成されている。
このランプハウジング100内には、ロービームランプとハイビームランプが一つのユニットとして構成された照明ユニット2と、クリアランスランプとターンシグナルランプとして兼用される標識ユニット3が配設されている。また、当該ランプハウジング100内の前面から見て左側の部位、すなわち車幅方向の外側部位には監視センサーとしてのレーダーユニット1が配設されている。このレーダーユニット1はミリ波レーダーで構成されている。
図3は図2のIII-III線に沿った概略の断面図であり、図4は右ヘッドランプの概略の部分分解斜視図である。前記照明ユニット2は、水平方向に配列された3つの照明ランプ21,22,23で構成されており、それぞれ図示は省略するが光源としての白色LED(発光ダイオード)と、この白色LEDから出射された白色光を所要の配光パターンで投影する投影レンズを備えている。ここでは、車幅方向の外側2つの照明ランプ21,22は点灯されたときにロービーム配光の光を投影するロービームランプとして構成されている。また、車幅方向の中央側の1つの照明ランプ23は前記2つのロービームランプ21,2と共に点灯されたときにハイビーム配光を形成するハイビームランプとして構成されている。この照明ユニット2は、配光制御が可能ないわゆるADB(Adaptive Driving Beam)ランプとして構成されてもよい。
前記標識ユニット3は、前記照明ユニット2の下側において車幅方向に延長されたインナーレンズ31と、このインナーレンズ31に光を入射する光源32を備えている。インナーレンズ31は無色の透光性部材で構成されて内部に光を導光する導光体として構成されており、所要の上下方向の幅寸法を有する横長の板状に形成されている。そして、ランプ前方に向けられた一方の板面(前面)が光出射面としてアウターレンズ102に対向され、ランプ後方に向けられた他方の板面(後面)には前記光源32から出射した光を内部に導入させるための光入射部33が形成されている。ここでは、光入射部33はインナーレンズ31の異なる2箇所に設けられており、それぞれインナーレンズ31の後面から所要の寸法で突出された突片状に形成されている。
前記光源32は、白色光を発光する白色LED32wと、アンバー色光を発光するアンバー色LED32uを備えており、白色LED32wはインナーレンズ31の光入射部33の一方に対向配置され、アンバー色LED32uは他方に対向配置されている。したがって、白色LED32wで発光された白色光は光入射部33の一方からインナーレンズ31に入射され、インナーレンズ31の光出射面からは白色光が出射される。また、アンバー色LED32uで発光されたアンバー色光は光入射部33の他方からインナーレンズ31に入射され、インナーレンズ31の光出射面からはアンバー色光が出射される。これにより、標識ユニット3は、白色LED32wでの発光によりクリアランスランプ(CL)として、又はデイタイムランニングランプ(DRL)として点灯され、アンバー色LED32uでの発光によりターンシグナルランプ(TSL)として点灯されることになる。
図5はレーダーユニット1の一部を分解した概略斜視図である。ミリ波レーダーとして構成されているレーダーユニット1は、レーダー本体11と、このレーダー本体11の水平方向の回動位置を変化させるための回動機構12と、レーダー本体1から送波しかつ受波するミリ波の進行方向を偏向制御する偏向制御部13を備えている。レーダー本体11は矩形容器内にアンテナや電波モジュール等が一体収納され、アンテナが配設された側の面がミリ波を送波しかつ受波するミリ波送受面11aとして構成されている。このレーダー本体11は、後述するように自動車CARに搭載されているECU(電子制御ユニット)に電気接続されている。
前記回動機構12は回動位置を連続的に変化することが可能な連続変化型のアクチュエータ14を備えており、このアクチュエータ14は、前記ランプハウジング100のボディ101の内底面に固定される板状のベース15に搭載されている。アクチュエータ14は、図5に透視して示すように、ケース140内に駆動用のモータ141と、ケース140の上面から突出されてモータ141により軸転される回転駆動軸142を備えている。この回転駆動軸142には従動アーム16の基端部が連結されており、従動アーム16は回転駆動軸142を中心にして回動されるようになっている。従動アーム16の先端部には前記レーダー本体11が搭載支持されており、従動アーム16と一体的に回動されるようになっている。
アクチュエータ14のモータ141の出力軸にはウォーム143が固定され、回転駆動軸142にはこのウォーム143に噛合するギア144が固定されている。モータ141が回転されたときに、その回転力はウォーム143からギア144に伝達され、回転駆動軸142が軸転され、さらに従動アーム16が回転駆動軸142を中心にして水平方向に回動される。これにより、従動アーム16に搭載支持されているレーダー本体11は一体的に回動され、ミリ波送受面11aの水平方向の角度位置が変化される。また、ケース140内には回転駆動軸142の回動位置を検出する位置センサー145が設けられており、検出した回動位置をレーダー本体11の回動位置、さらに言えばミリ波送受面11aの角度位置として出力することが可能とされている。この例では位置センサー145はギア144の回転位置を検出する構成とされている。
前記ベース15の他部には前記偏向制御部13が設けられている。この偏向制御部13は、ベース15に立設されたレンズ枠130を備えており、このレンズ枠130にミリ波制御レンズ131が支持されている。この偏向制御部13はレーダー本体11が回動されても相互に接触することがない状態に配設されている。そして、レーダー本体11は回動機構12により回動されたときに、ミリ波送受面11aがミリ波制御レンズ131に対面される対面位置と、ミリ波制御レンズ131から外れた非対面位置とに回動位置されるように構成されている。
ここで、レーダー本体11は、単独で前側方監視ミリ波レーダーとして機能することができるように、レーダー中心に対してFOVが略±60~80度の広角域での検知が可能なミリ波レーダーとして構成されている。また、このレーダー本体11においては、ミリ波がそれぞれ送波される際の仮想波源を基準にしてFOVが定義されるが、この仮想波源の位置は回転駆動軸142の位置、すなわち従動アーム16の回動中心に略一致するように構成されている。したがって、レーダー本体11は、この仮想波源を中心にしてミリ波送受面11aの水平方向の角度位置が変化されることになる。
一方、偏向制御部13のミリ波制御レンズ131は、ミリ波を透過することが可能な樹脂、例えばPTFT(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂で形成されるとともに、レーダー本体11の仮想波源から発散状態に送波されるミリ波を収束方向に偏向することが可能な形状に形成されている。例えば、ミリ波に対して、光学レンズの凸レンズと等価な機能を有するレンズ形状に形成されている。このレンズ形状は、レーダー本体11の仮想波源の位置と、ミリ波制御レンズ131との相対位置の関係に基づいて設計されるが、この実施形態1ではレーダー本体11から送波されるミリ波がミリ波制御レンズ131を透過したときに、そのFOVが中心に対して±15~20度に収束されるように構成されている。
この構成のレーダーユニット11は、図3,4に示したように、ベース15はランプハウジング100のボディ101の内底面に固定支持される。そして、この固定支持に際しては、ミリ波制御レンズ131のレンズ軸の方向、すなわち仮想波源とミリ波制御レンズ131の中心を結ぶ方向が自動車CARの直進方向に一致する方向、ないしはほぼ一致する方向となるように配設される。
また、ランプハウジング100内に配設したレーダーユニット1がアウターレンズ102を透して外部露見されることを防止するために、少なくともレーダーユニット1に対応するアウターレンズ102の領域は光を透過しない非透光領域として構成されている。図2,4に示したように、ここでは、アウターレンズ102を樹脂成形する際に、いわゆる二色成形により非透光領域が黒色の樹脂で成形されている。図2,4において、点描した領域が黒色樹脂の非透光領域103であり、この例ではアウターレンズ102の周縁部も黒色樹脂で成形して非透光領域103として構成されている。黒色を薄くしてスモークとしてもよく、あるいは車体ボディ色としてもよい。あるいは、図示は省略するが、ランプハウジング100内に非透光パネルを配設して非透光領域を構成してもよい。このようにすることでレーダーユニット1の露見を防止してヘッドランプR-HLの意匠効果を高めることができる。
図6は、実施形態1のレーダーユニット1にかかわる電気系統図である。レーダーユニット1のレーダー本体11と回動機構12はECU200に電気接続されている。このECU200は、レーダー本体11で得られる検知信号に基づいて対象物を検知し、検知した対象物に対応してADAS制御のための制御信号を出力するADAS制御部201を備える。このADAS制御部201は自動運転のための制御信号を出力することが可能であるが、前記した照明ユニット2がADB照明ユニットとして構成されている場合には当該照明ユニット2の配光をADB制御することも可能である。
また、ECU200はレーダーユニット1の回動機構12を制御する回動位置制御部202を備える。この回動位置制御部202は、ECU200に接続されている自動車の方向指示センサー(ターンスイッチ)TS、操舵センサー(ステアリングセンサー)SWS、ナビゲーション装置NAV等の自動車CARの走行方向を示すセンサーや装置からの方向指示情報に基づいて回動機構12のアクチュエータ14のモータ141を制御する。また、自動車CARに搭載されている他の監視センサー、この実施形態1では特に図1に示した前方領域FAを監視するための前方監視ミリ波レーダーの異常を検出する異常検出センサーASからの異常信号に基づいてアクチュエータ14を制御することも可能とされている。なお、この回動位置制御部202での制御では、アチュエータ14に設けられている位置センサー145から得られるレーダー本体11の回動位置に基づいてフィードバック制御が行われる。
以上の構成によれば、自動車CARの通常時にはECU200のアクチュエータ制御部202はレーダーユニット1を前側方監視ミリ波レーダーとして制御する。図7はレーダーユニット1の作用を説明する概略平面図であり、図7において矢印Fが自動車CARの直進方向である。図7(a)に示すように、回動位置制御部202はアクチュエータ14のモータ141の回転を制御し、レーダー本体11のミリ波送受面11aを第1角度位置、すなわち自動車の直進方向に対して斜め右前方に向けた回動位置に制御する。例えば、直進方向に対して右に45度の角度位置に制御する。これにより、レーダー本体11のミリ波送受面11aから送波されるミリ波の領域、すなわちミリ波レーダーのFOVは直進方向から右に45度の角度方向を基準にして水平方向に±60~80度の広角域となり、右前側方領域RFSAに存在する対象物を検知することが可能となる。このレーダーユニット1において右前側方領域RFSAに存在する対象物を検知したときには、ECU200のADAS制御部201はADAS制御のための制御信号を生成して出力する。
一方、ECU200において、異常検出センサーASにおいて他のミリ波レーダーに異常が生じたことを検出したとき、ここでは前方監視ミリ波レーダーに異常が生じたことを検出したときには、図7(b)のように、回動位置制御部202はアクチュエータ14を制御してモータ141を制御し、従動アーム16を回動制御する。この制御により、レーダー本体11のミリ波送受面11aは第2角度位置、すなわち自動車CARの直進方向に向く角度位置に制御され、ミリ波制御レンズ131に対面される。
これにより、ミリ波送受面11aで送受されるミリ波はミリ波制御レンズ131を透過されることになる。すなわち、送波されるミリ波はミリ波制御レンズ131により収束され、FOVが中心に対して±15~20度の狭角域に制御される。したがって、レーダーユニット1は、自動車CARの直進方向に対して狭角域を検知する前方領域FAを監視するミリ波レーダーとして機能することになり、異常が生じた前方監視ミリ波レーダーの代用として利用できるようになる。
なお、このようにレーダーユニット1を前方監視ミリ波レーダーとして機能させているときに、自動車CARが走行方向を変更するときには、方向指示センサーTS、操舵センサーSWS、ナビゲーション装置NAVからの方向指示情報に基づいて回動位置制御部202はレーダーユニット1のレーダー本体11を通常時の角度位置に復帰させるようにしてもよい。すなわち、図7(a)の第1角度位置に復帰させることにより、レーダーユニット1を前側方監視ミリ波レーダーとして機能させる。この場合、アクチュエータ14はモータ141の回動によりレーダー本体11の角度位置を連続的に変化制御することができるので、必ずしも第1角度位置に復帰させなくてもよく、第1角度位置の近傍の角度位置に制御するようにしてもよい。
以上の説明は、右ヘッドランプR-HLにおけるレーダーユニットの例であるが、左ヘッドランプL-HLについても、同様に構成されることが好ましい。この場合には、レーダーユニット1、照明ユニット2、標識ユニット3の構成及び配置は右ヘッドランプと左右対称の構成になる。
本発明においては、左右のヘッドランプR-HL,L-HLの各レーダーユニット1がそれぞれ独立して制御されることに限定されるものではなく、両レーダーユニット1を関連付けて制御することが可能である。例えば、前方監視ミリ波レーダーに異常が生じたときに、自動車CARが右方向に走行方向を変更する際には、右ヘッドランプR-HLのレーダーユニット1を右前側方監視ミリ波レーダーとして機能するように制御するとともに、左ヘッドランプL-HLのレーダーユニット1を前方監視ミリ波レーダーとして機能するように制御してもよい。
このように、実施形態1では、レーダーユニット1のレーダー本体11の角度位置を変化制御するとともに、その角度位置に対応してレーダーユニット1のFOVを変化制御する構成としているので、1つのレーダーユニットを前側方監視ミリ波レーダーとして、あるいは前方監視ミリ波レーダーとして切り替えて機能させることが可能になる。これにより、ランプハウジング内に複数のミリ波レーダーを配設する必要がなく、コスト面および設置スペース面から有効なヘッドランプが得られる。
(実施形態2)
図8は実施形態2のレーダーユニット1Aの構成とその作用を説明する概略平面図である。図8(a)に示すように、実施形態2のレーダーユニット1Aの構成は実施形態1のレーダーユニット1と一部において相違している。すなわち、レーダー本体11Aは、単独で前方監視ミリ波レーダーとして機能することができるように、FOVがレーダー中心に対して±15~20度の狭角域のミリ波レーダーとして構成されている。
また、偏向制御部13Aは、ミリ波制御レンズ131Aは、レーダー本体11Aのミリ波送受面11aから送波されるミリ波を発散方向に偏向することが可能な形状に形成されている。例えば、ミリ波に対して、光学レンズの凹レンズと等価な機能を有するレンズ形状に形成されている。レーダーユニット1Aのその他の構成は、実施形態1のレーダーユニット1と同じであるので、同一符号を付して説明は省略する。
このレーダーユニット1Aは、実施形態1と同様にハウジング100内に配設されるが、偏向制御部13のミリ波制御レンズ131Aのレンズ軸の方向が自動車の直進方向Fに対して斜め右前方、ここでは直進方向Fに対して略45度右に向くように配設されている。
実施形態2によれば、通常時にはECUは、図8(a)のように、レーダーユニット1Aのレーダー本体11Aを第1角度位置、すなわちミリ波送受面11aを直進方向Fに対して右45度の回動位置に制御し、ミリ波送受面11aをミリ波制御レンズ131Aに対面させる。したがって、ミリ波送受面11aから送波されたミリ波はミリ波制御レンズ131Aを発散状態で透過され、FOVはレーダーユニット中心に対して±60~80度の広角域に制御される。これにより、ミリ波レーダーのFOVは直進方向から右に45度の角度位置を基準にした右前側方領域RFSAとなり、この領域に存在する対象物を検知する前側方ミリ波レーダーとして機能される。
ECU200において、異常検出センサーASから前方監視ミリ波レーダーに異常が生じたことを検出したときには、図8(b)のように、ECU200はレーダーユニット1Aを制御してレーダー本体11Aのミリ波送受面11aを自動車の直進方向Fである第2角度位置に制御する。これにより、ミリ波送受面11aはミリ波制御レンズ131Aとの対面から外され、ミリ波送受面11aからのミリ波はそのままの状態で送波される。したがって、FOVはレーダー中心に対して±15~20度の狭角域となり、レーダーユニット1Aは自動車の直進方向に対して狭角の前方領域FAを検知する前方監視ミリ波レーダーとして機能するようになり、異常が生じた前方監視ミリ波レーダーの代用として利用できるようになる。
実施形態2において、自動車が走行方向を変更するときには、方向指示センサーTS、操舵センサーSWS、ナビゲーション装置NAVからの方向指示情報に基づいてレーダー本体11Aを通常時の角度位置に復帰させる。すなわち、図8(a)の第2角度位置に復帰させることにより、レーダーユニット1Aを前側方監視ミリ波レーダーとして機能させることができる。
左ヘッドランプについても左右が対称であることを除けば同様である。このように、実施形態2においては、レーダーユニット1Aのレーダー本体11Aのミリ波送受面11aの角度位置を変化制御するとともに、その角度位置に対応してFOVを変化制御する構成としているので、1つのレーダーユニット1Aを前側方監視ミリ波レーダーとして、あるいは前方監視ミリ波レーダーとして切り替えて機能させることが可能になる。これにより、ランプハウジング内に複数のミリ波レーダーを配設する必要がなく、コスト面および設置スペース面から有効なヘッドランプが得られる。
以上説明した実施形態1,2においては、左右のヘッドランプのいずれか一方に実施形態1又は2のレーダーユニットを配設すれば、当該一方のヘッドランプのレーダーユニットにおいて前方監視と前側方監視に切り替えることが可能であるので、他方のヘッドランプのレーダーユニットは前側方監視ミリ波レーダーとして構成されていてもよい。左右のヘッドランプの両方に実施形態1又は2のレーダーユニットを配設すれば、片方のレーダーユニットに異常が生じた場合でも、前方監視と前側方監視を確保することができる。
実施形態2においても、レーダーユニット1Aのレーダー本体11の角度位置を変化制御するとともに、その角度位置に対応してレーダーユニット1のFOVを変化制御する構成としているので、1つのレーダーユニットを前側方監視ミリ波レーダーとして、あるいは前方監視ミリ波レーダーとして切り替えて機能させることが可能になる。これにより、ランプハウジング内に複数のミリ波レーダーを配設する必要がなく、コスト面および設置スペース面から有効なヘッドランプが得られる。
(実施形態1,2の変形例)
実施形態1,2では、レーダーユニット1,1Aに偏向制御部13,13A、すなわちミリ波制御レンズ131,131Aを一体的に構成しているが、この偏向制御部、すなわちミリ波制御レンズ131,131Aをレーダーユニット1,1Aと別体に構成してもよい。例えば、実施形態1の場合には、図9(a)のように、ミリ波を収束するミリ波制御レンズ131をアウターレンズ102の一部、すなわちレーダー本体11に対して自動車の直進方向Fに向けられた部位に一体的に配設してもよい。ここでは、ミリ波制御レンズ131をアウターレンズ102と一体成形しているが、独立して形成されたミリ波制御レンズ131をアウターレンズ101に取り付け、又は貼り付けてもよい。
実施形態2についても同様であり、図9(b)のように、ミリ波を発散させるミリ波制御レンズ131Aをアウターレンズ102の一部、すなわちレーダー本体11Aに対して自動車の斜め右前方向に向けられた部位に一体的に配設してもよい。この場合も、ミリ波制御レンズ131Aはアウターレンズ102と一体成形してもよく、あるいは独立して形成されたミリ波制御レンズ131Aをアウターレンズ102に取り付け、又は貼り付けてもよい。
これらの変形例によれば、レーダーユニット1,1Aはミリ波制御レンズを組み込む必要がなく、レーダーユニット1,1Aの小型化、軽量化が可能になる。また、ミリ波制御レンズ131,131Aをアウターレンズ102に一体成形することにより部品点数を削減することができる。なお、ランプハウジング内にインナーレンズや疑似リフレクタとしてのエクステンション等の部材が配設されている場合には、これらの部材にミリ波制御レンズが一体的に構成されてもよい。
(実施形態3)
実施形態1,2では、レーダーユニットにおいて、レーダー本体の角度位置を変化制御するとともに、偏向制御部によってFOVを変化制御する構成であるが、偏向制御部を備えていない構成、すなわちFOVを変化制御しない構成としてもよい。図10は実施形態3をリアコンビネーションランプRCLに適用した自動車CARの概略斜視図である。
自動車CARの車体の右後部に配設されている右リアコンビネーションランプR-RCLは、車体に配設された固定側リアランプRLsと、トランクリッドに配設された可動側リアランプRLmとで構成されており、この固定側リアランプRLsのランプハウジング内にテールランプTLが配設されるとともに、レーダーユニット1Bが配設されている。テールランプはLEDを光源とするランプであり、既に知られている構成のものが用いられているので、ここでは詳細な説明は省略する。
レーダーユニット1Bは、図11に一部を分解した概略斜視図に示すように、レーダー本体11Bと回動機構12Bを備えている。レーダー本体11Bは実施形態1と同様に、単独で後側方監視ミリ波レーダーとして機能することができるように、レーダー中心に対してFOVが広角域での検知が可能なミリ波レーダーで構成されている。
回動機構12Bは回動位置を2つの位置に切り替える切替型のアクチュエータ14Bを備えている。このアクチュエータ14Bは、通電の制御により軸移動されるプランジャ171を備えたソレノイドアクチュエータ17と、このプランジャ171に係合されて、当該プランジャ171の軸移動に伴って水平方向に回動される回動レバー18を備えている。回動レバー18はL字型レバーで構成されており、その曲部において水平方向に回動できるように固定軸19によりベース15に軸支されている。そして回動レバー18の一端部においてプランジャ171に係合され、他端部にはレーダー本体11Bが支持されている。したがって、ソレノイドアクチュエータ17の通電を制御してプランジャ171の軸位置を切り替えることにより、回転レバー18は45度の角度で回動され、これと一体にレーダー本体11Bは45度の異なる2つの角度位置に切り替えられる。
このレーダーユニット1Bは、固定側リアランプRLsのランプハウジング(図11にはランプハウジングのアウターレンズ102Bの一部が図示されている)内に配設され、レーダー本体11Bのミリ波送受面11aは自動車の後方斜め左45度の第1角度位置に向けられる。また、アクチュエータ17によりレーダー本体11Bが45度だけ回動されたときには、ミリ波送受面11a自動車の右側方に90度の第3角度位置に向けられるように制御されることが可能とされている。また、このレーダーユニット1Bは実施形態1と同様に、図6に示したECU200に接続されている。
実施形態3によれば、通常時にはECU200は、図12(a)のように、レーダーユニット1Bのレーダー本体11Bを第1角度位置、すなわちミリ波送受面11aが自動車の後方斜め右45度に向けられる状態に制御する。したがって、レーダーユニット1BはFOVが広角域の自動車の右後側方領域RRSAを監視する右後側方監視ミリ波レーダーとして機能する。
自動車の運転者が走行方向を右に変更するため、あるいは右車線に変更するために方向指示器を操作し、あるいはハンドルを操作すると、ECU200は方向指示センサーTSあるいは操舵センサーSWSの出力に基づいてアクチュエータ17を制御し、図12(b)のように、レーダー本体11Bのミリ波送受面11aを第3角度位置に制御する。すなわち、レーダー本体11Bを反時計方向に45度回動し、ミリ波送受面11aを直進方向に対して90度の方向に制御する。これにより、レーダーユニット1Bは自動車の右側方領域RSAを監視する右側方監視ミリ波レーダーとして機能し、運転者に対して死角となり易い自動車の後方から側方までの領域を監視することが可能になる。
図示及び説明は省略するが、左リアコンビネーションランプL-RCLに配設されるレーダーユニットは、右リアコンビネーションランプR-RCLに配設したレーダーユニットと左右が対称に構成されており、レーダー本体のミリ波送受面は第1角度位置では自動車の左斜め後方に向けられ、第3角度位置では自動車の左側方に向けられるように構成される。
実施形態3では、レーダーユニット1Bのレーダー本体11Bの角度位置を変化制御することにより、当該レーダーユニット1Bを後側方監視ミリ波レーダーとして、あるいは右側方監視ミリ波レーダーとして切り替えて機能させることが可能になる。これにより、ランプハウジング内にそれぞれ専用の複数のミリ波レーダーを配設する必要がなく、コスト面および設置スペース面から有効なヘッドランプが得られる。
本発明においては、実施形態1,2におけるアクチュエータとして、実施形態3の切替型のアクチュエータを適用してもよい。あるいは、実施形態3のアクチュエータとして、実施形態1,2の連続変化型のアチュエータを適用してもよい。
また、実施形態1,2においても、レーダーユニットのミリ波送受面を自動車の側方に向くように角度位置を制御すれば、前側方ミリ波レーダーを側方ミリ波レーダーとして構成することも可能である。
実施形態1,2,3では、監視センサーとしてミリ波レーダーの例を示したが、光やマイクロ波等を含む電磁波を利用して対象物を検知する方式のレーダーユニットであれば、本発明を適用することは可能である。
1,1A,1B レーダーユニット
2 照明ユニット
3 標識ユニット
11,11A,11B レーダー本体
11a ミリ波送受面
12,12B 回動機構
13,13A 偏向制御部
14 アクチュエータ
100 ランプハウジング
101 ボディ
102,102B アウターレンズ
200 ECU
201 ADAS制御部
202 回動位置制御部
CAR 自動車(車両)
R-HL,L-HL ヘッドランプ
R-RCL,L-RCL リアコンビネーションランプ


Claims (10)

  1. 所要の角度領域に電磁波を送受して対象物の検知を行うレーダーユニットを備える車両用灯具であって、前記レーダーユニットは電磁波を送受するレーダー本体の電磁波の送受面の角度位置を変化させるための回動機構を備えることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記回動機構は、前記レーダー本体を水平方向に回動して前記送受面の角度位置を変化制御する請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記レーダー本体はミリ波レーダーで構成される請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記レーダーユニットは灯具のランプハウジング内に配設され、当該ランプハウジング内には前記送受面から送波する電磁波を収束又は発散させる偏向制御部を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用灯具。
  5. 前記偏向制御部は前記レーダーユニットと一体的に設けられている請求項4に記載の車両用灯具。
  6. 前記偏向制御部は、前記ランプハウジングのアウターレンズ、又は当該ランプハウジング内に配設されるインナーレンズを含む部材と一体的に設けられている請求項4に記載の車両用灯具。
  7. 前記レーダー本体は送受面において広角域に電磁波を送波する構成であり、前記偏向制御部は当該電磁波を収束する構成である請求項4ないし6のいずれかに記載の車両用灯具。
  8. 前記レーダー本体は送受面において狭角域に電磁波を送波する構成であり、前記偏向制御部は当該電磁波を発散する構成である請求項4ないし6のいずれかに記載の車両用灯具。
  9. 前記レーダーユニットは、照明ユニット又は標識ユニットの少なくとも一方とともにヘッドランプのランプハウジング内に配設され、前記レーダー本体の送受面の角度位置の制御に基づいて前側方監視センサー又は前方監視センサーとして機能する請求項1ないし8のいずれかに記載の車両用灯具。
  10. 前記レーダーユニットは、標識ユニットとともにリアランプのランプハウジング内に配設され、前記レーダー本体は送受面において広角域に電磁波を送受する構成であり、前記レーダー本体の送受面の角度位置の制御に基づいて後側方監視センサー又は側方監視センサーとして制御される請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用灯具。

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