JP2023091144A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2023091144A
JP2023091144A JP2021205711A JP2021205711A JP2023091144A JP 2023091144 A JP2023091144 A JP 2023091144A JP 2021205711 A JP2021205711 A JP 2021205711A JP 2021205711 A JP2021205711 A JP 2021205711A JP 2023091144 A JP2023091144 A JP 2023091144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
less
cleaning
mass
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021205711A
Other languages
English (en)
Inventor
冬瑶 李
Dongyao Li
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2021205711A priority Critical patent/JP2023091144A/ja
Priority to TW111147455A priority patent/TW202340439A/zh
Priority to PCT/JP2022/045429 priority patent/WO2023120235A1/ja
Publication of JP2023091144A publication Critical patent/JP2023091144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/42Amino alcohols or amino ethers
    • C11D1/44Ethers of polyoxyalkylenes with amino alcohols; Condensation products of epoxyalkanes with amines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/62Quaternary ammonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/75Amino oxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/2003Alcohols; Phenols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】変性油汚れなどの油汚れに対する洗浄力に優れた洗浄剤組成物、及び変性油汚れの洗浄方法を提供する。【解決手段】(a)炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルアミン[以下、(a1)成分という]を含む非イオン界面活性剤、(b)4級アンモニウム塩型界面活性剤[以下、(b)成分という]、(c)多価カルボン酸又はその塩、及び水を含有し、(d)陰イオン界面活性剤[以下、(d)成分という]の含有量が(a1)成分と(b)成分の合計含有量に対して35質量%未満であり、且つ(d)成分の含有量が全界面活性剤に対して20質量%以下である、洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤組成物、及び変性油汚れの洗浄方法に関する。
一般に、レンジ、オーブン、レンジまわりの壁や床、換気扇といった台所まわりに用いられる台所まわり用洗浄剤や食品加工設備に用いる洗浄剤としては、熱、日光、空気中の酸素等の作用により変質した油汚れを除去するため、界面活性剤、溶剤及びアルカリ剤等を含む洗浄剤が用いられている。しかしながらアルカリ剤を含む洗浄剤は皮膚などの刺激が強いなどの課題があり、取り扱いには注意が必要である。また、アルバイトなどの強アルカリの取り扱いに慣れていない労働者が増加している。そのため一般的には頑固で落しづらい変性油汚れを、取り扱いが容易な中性の洗浄剤で洗浄する技術が強く求められている。
また食器及び/又は台所周りの洗浄には、洗浄剤を、水を含むスポンジなどに浸み込ませ、数回揉みながら泡立てて、対象物を擦り洗いする方法が一般的に行われている。この方法は食品由来の油脂汚れなどの頑固な汚れを落とすために必要な工程と考えられていたが、スポンジのとどかない細かい隙間や奥行きのある容器や器具を洗浄する場合に不便であった。そのような不便さを解決するために、洗浄剤を、泡形成機構を備えたスプレイヤーで起泡させてから、対象物に付着させて、擦らなくても一定時間放置後に水で濯ぐだけで高い洗浄力を有する技術が望まれる。
特許文献1にはモノ又はポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルアミン及び特定の溶剤を含有する中性の洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献2にはモノ又はポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルアミンと可溶化剤としてクエン酸などの多価カルボン酸を含有する硬質表面用洗浄剤組成物の技術が開示されている。
特許文献3にはカチオン界面活性剤と非イオン界面化製剤としてモノオキシエチレンドデシルアミンやポリオキシエチレンドデシルアミンを含有する拭き取り用洗浄剤組成物の技術が開示されている。
特許文献4にはポリオキシエチレン(5モル付加)ヤシアミン、陽イオン界面活性剤、エチレンジアミン4酢酸を含有する床面用洗浄剤組成物の技術が開示されている。
特開2020-97711号公報 特開2015-166409号公報 特開2000-282083号公報 特開2001-247892号公報
しかしながら、これらの特許文献に記載の洗浄剤組成物よりもさらに高い変性油洗浄力を有する洗浄剤組成物が求められる。
本発明において、変性油汚れとは、油汚れが、熱、光、空気中の酸素などの作用により変性し、非常に除去しにくい汚れをいう。
本発明は、変性油汚れなどの油汚れに対する洗浄力に優れた洗浄剤組成物、及び変性油汚れの洗浄方法を提供する。
本発明は、(a)炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルアミン[以下、(a1)成分という]を含む非イオン界面活性剤[以下、(a)成分という]、(b)4級アンモニウム塩型界面活性剤[以下、(b)成分という]、(c)多価カルボン酸又はその塩[以下、(c)成分という]、及び水を含有し、(d)陰イオン界面活性剤[以下、(d)成分という]の含有量が(a1)成分と(b)成分の合計含有量に対して35質量%未満であり、且つ(d)成分の含有量が全界面活性剤に対して20質量%以下である、洗浄剤組成物に関する。
また本発明は、前記本発明の洗浄剤組成物又はそれを水で希釈した洗浄液を、変性油汚れを含む油汚れが付着している硬質物品に接触させる、変性油汚れの洗浄方法に関する。
本発明によれば、変性油汚れなどの油汚れに対する洗浄力に優れた洗浄剤組成物、及び変性油汚れの洗浄方法が提供される。
本発明の効果発現の作用機作は、必ずしもすべてが解明されたわけではないが、出願人は以下のように考えている。
本発明の(a1)成分は中性であり、変性油汚れに対して高い洗浄力を有する界面活性剤である。また、後述する本発明の任意成分である(a2)成分は(a1)成分により乳化された油汚れを洗浄液に乳化安定化させることができる。一方、洗浄剤組成物中に(a1)成分と陰イオン界面活性剤が共存した場合、(a1)成分と陰イオン界面活性剤が複合体を形成し、期待される変性油汚れの洗浄力が得られないという課題が存在する。更に、変性油汚れには油脂以外にオレイン酸などの脂肪酸が多く存在する。このため(a1)成分と脂肪酸の複合体が形成されて変性油汚れの洗浄力の低下を引き起こす。しかしながら、本発明の洗浄剤組成物では、(b)成分の4級アンモニウム塩型界面活性剤が、変性油汚れに含まれる脂肪酸と、(a1)成分よりも強力に複合体を形成するため、(b)成分の存在により(a1)成分の洗浄力低下を抑制する。また、(c)成分の多価カルボン酸又はその塩が(a)成分と複合体を形成し、変性油汚れの洗浄力をさらに向上させる作用を有するものと推定される。
尚、本発明の効果発現はここに示す作用機作に限定されるものではない。
[洗浄剤組成物]
<(a)成分>
本発明の洗浄剤組成物は、(a)成分として、(a1)炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルアミンを含む非イオン界面活性剤を含有する。
(a1)成分は、炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルアミンである。
(a1)成分が有するアルキル基又はアルケニル基の炭素数は、変性油汚れの洗浄力(以下、単に洗浄力ともいう)の観点から、8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下である。
(a1)成分が有する基はアルキル基が好ましい。
オキシアルキレン基は、炭素数2のオキシアルキレン基及び/又は炭素数3のオキシアルキレン基、すなわちオキシエチレン基及び/又はオキシプロピレン基が好ましく、オキシエチレン基がより好ましい。(a1)成分は、オキシアルキレン基として、オキシエチレン基を含むことが好ましい。
(a1)成分は、オキシアルキレン基の平均付加モル数が、洗浄力の観点から、1以上、好ましくは2以上、そして、8以下、好ましくは5以下、より好ましくは4以下である。
(a1)成分としては、例えば、炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、モノアミンのアルキレンオキシド付加物が挙げられる。
(a1)成分としては、例えば、下記一般式(a1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2023091144000001
〔式中、R1aは炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基であり、EOはエチレンオキシ基であり、m及びnは平均付加モル数であって、独立して0以上5以下の数であり、mとnの合計は1以上8以下である。〕
式(a1)中、R1aは、洗浄力の観点から、炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下である。R1aはアルキル基が好ましい。mとnの合計は、洗浄力の観点から、1以上、好ましくは2以上、そして、8以下、好ましくは5以下、より好ましくは4以下である。
本発明の洗浄剤組成物は、(a)成分として、(a1)成分の他に、洗浄力及び外観の審美性の観点から、(a2)アミンオキシド型界面活性剤(以下、(a2)成分という)、(a3)アルキルグリコシド型界面活性剤(以下、(a3)成分という)、(a4)アルキルグリセリルエーテル型界面活性剤(以下、(a4)成分という)から選ばれる1種以上を含有することが好ましく、(a2)成分、(a3)成分、(a4)成分を含有することがより好ましい。
(a2)成分のアミンオキシド型界面活性剤としては、下記一般式(a2)の化合物が好適である。
Figure 2023091144000002
〔式中、R2aは炭素数8以上18以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基を示し、R3a及びR4aは、同一又は異なって、炭素数1以上3以下のアルキル基を示す。Dは-NHC(=O)-基又は-C(=O)NH-基を示し、Eは炭素数1以上5以下のアルキレン基を示す。q及びpは、q=0かつp=0又はq=1かつp=1を示す。〕
上記一般式(a2)において、q=1かつp=1の場合には、R2aは、洗浄力及び外観の審美性の観点から、そして起泡性の観点から、好ましくは炭素数7以上、好ましくは9以上、そして、17以下、好ましくは15以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基である。またq=0かつp=0の場合には、R2aは、洗浄力、外観の審美性、及び起泡性の観点から、好ましくは炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基である。本発明ではq=0かつp=0が好ましい。R3a及びR4aは、洗浄力、外観の審美性、及び起泡性の観点から、好ましくは炭素数1のメチル基である。
(a2)成分の好ましい具体例としては、
(1)アルキル(炭素数8以上18以下)ジアルキル(炭素数1以上3以下)アミンオキサイド:カプリルジメチルアミンオキサイド、カプリンジメチルアミンオキサイド、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ミリスチルジメチルアミンオキサイド、パルミチルジメチルアミンオキサイド、ステアリルジメチルアミンオキサイド等、
(2)アミド基含有型アミンオキサイド(一般式(a2)中、q=1かつp=1の化合物):カプリル酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド、カプリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド等
が挙げられ、これらは1種又は2種以上を用いることができる。
(a3)成分のアルキルグリコシド型界面活性剤としては、下記一般式(a3)で表される化合物が好ましい。
5a-(OR6a (a3)
〔式中、R5aは炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基である。R6aは炭素数2以上4以下のアルキレン基、好ましくはエチレン基又はプロピレン基、より好ましくはエチレン基であり、Gは還元糖に由来する残基、xは平均値0以上6以下の数、yは平均値1以上、そして、10以下、好ましくは5以下、より好ましくは2以下の数を示す。〕
一般式(a3)の化合物において、Gは還元糖に由来する残基であり、Gの原料の還元糖は、アルドースとケトースの何れであってもよい。また、Gの原料の還元糖は、炭素数が3のトリオース、炭素数が4のテトロース、炭素数が5のペントース、炭素数が6のヘキソースを挙げることができる。アルドースは、具体的には、アピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、グロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースを挙げることができる。また、ケトースは、具体的に、フラクトースを挙げることができる。本発明のGの原料の還元糖は、これらの中、洗浄力、外観の審美性、及び起泡性の観点から、炭素数5のアルドースであるアルドペントース又は炭素数6のアルドースであるアルドヘキソースであり、より好ましくはグルコースである。
(a4)成分のアルキルグリセリルエーテル型界面活性剤としては、洗浄力及び外観の審美性の観点から、炭素数6以上、好ましくは8以上、そして、12以下、好ましくは10以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基、更に好ましくは分岐鎖アルキル基を1つ有するアルキルグリセリルエーテル型界面活性剤が好適である。
<(b)成分>
本発明の洗浄剤組成物は、(b)成分として、4級アンモニウム塩型界面活性剤を含有する。
(b)成分の4級アンモニウム塩型界面活性剤としては、下記一般式(b1)で表される化合物、及び下記一般式(b2)で表される化合物から選ばれる1種以上が好ましい。
Figure 2023091144000003
〔式中、R1bは、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基であり、R2bは、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、R3b及びR4bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、Xは陰イオンである。〕
Figure 2023091144000004
〔式中、R5bは、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基であり、R6b及びR7bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、Xは陰イオンである。〕
一般式(b1)において、R1bの炭素数は、洗浄力の観点から、好ましくは9以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上、そして、好ましくは16以下である。R1bは、アルキル基又はアルケニル基が好ましく、アルキル基が好ましい。
一般式(b1)において、R2bは、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。
2bが、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基である場合、R2bは、洗浄力の観点から、好ましくは8以上、そして、好ましくは14以下、より好ましくは12以下のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、アルキル基が好ましい。
一般式(b1)において、R3b及びR4bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。R3b及びR4bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基から選ばれる基であることが好ましい。炭素数1以上3以下のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が挙げられる。炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基が挙げられる。
一般式(b1)において、Xは陰イオンである。陰イオンとしては、ハロゲンイオン、例えばクロルイオン、ブロモイオン及びヨウ素イオンが挙げられる。また、炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオン、例えばメチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン及びプロピル硫酸イオンが挙げられる。
一般式(b1)の化合物の好ましい化合物としては、アルキル基の炭素数が12以上18以下であるN-アルキル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、アルキル基の炭素数が8以上16以下であるN,N-ジアルキル-N,N-ジメチル-アンモニウム塩、及びアルキル基の炭素数が12以上16以下であるN-アルキル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩から選ばれる1種以上が挙げられる。
一般式(b2)において、R5bは、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基である。R5bの炭素数は、洗浄力の観点から、好ましくは8以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下である。R5bは、アルキル基又はアルケニル基が好ましく、アルキル基が好ましい。
一般式(b2)において、R6b及びR7bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。R6b及びR7bは、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基から選ばれる基であることが好ましい。炭素数1以上3以下のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が挙げられる。炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基が挙げられる。
一般式(b2)において、Xは陰イオンである。陰イオンとしては、ハロゲンイオン、例えばクロルイオン、ブロモイオン及びヨウ素イオンが挙げられる。また炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオン、例えばメチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン及びプロピル硫酸イオンが挙げられる。
一般式(b2)の化合物の具体例としては、N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-トリデシル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ペンタデシル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ドデシル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-トリデシル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ペンタデシル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジエチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ドデシル-N-メチル-N-エチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-トリデシル-N-メチル-N-エチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N-メチル-N-エチル-N-ベンジルアンモニウム塩、N-ペンタデシル-N-メチル-N-エチル-N-ベンジルアンモニウム塩及びN-ヘキサデシル-N-メチル-N-エチル-N-ベンジルアンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
<(c)成分>
本発明の洗浄剤組成物は、(c)成分として、多価カルボン酸又はその塩を含有する。
(c)成分の酸型換算の分子量は、洗浄力の観点から、好ましくは100以上、より好ましくは130以上、更に好ましくは150以上、そして、好ましくは300以下、より好ましくは270以下、さらに好ましくは250以下である。
(c)成分のカルボン酸の価数は、洗浄力の観点から、好ましくは2価以上、そして、好ましくは4価以下、より好ましくは3価以下である。
本発明では、2価又は3価の多価カルボン酸の場合は、分子量130以上250以下の多価カルボン酸が好ましく、4価のカルボン酸では分子量280以上300以下の多価カルボン酸が好ましい。
(c)成分としては、クエン酸(MW:192、3価)、リンゴ酸(MW:134、2価)、シュウ酸(MW:90、2価)、マロン酸(MW:104、2価)、コハク酸(MW:118、2価)、酒石酸(MW:150、2価)、グルタル酸(MW:132、2価)、アジピン酸(MW:146、2価)、フマル酸(MW:116、2価)、マレイン酸(MW:116、2価)、アコニット酸(MW:174、3価)、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)(MW:292、4価)、ニトリロトリ酢酸(NTA)(MW:191、3価)、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)(MW:205、3価)、グルタミン酸ジ酢酸(GLDA)(MW:259、4価)、及びこれらの塩から選ばれる1種以上が挙げられる。各成分のカッコ内は、酸型換算の分子量、及びカルボン酸の価数を示す。
(c)成分は、洗浄力の観点から、好ましくはクエン酸、リンゴ酸、MGDA、GLDA、EDTA、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、マロン酸、及びこれらの塩から選ばれる1種以上であり、より好ましくはクエン酸、リンゴ酸、MGDA、GLDA、EDTA、及びこれらの塩から選ばれる1種以上であり、更に好ましくはクエン酸、リンゴ酸、EDTA及びこれらの塩から選ばれる1種以上である。本発明ではクエン酸が最も好ましい。
<組成等>
本発明の洗浄剤組成物は、(a)成分を、洗浄力の観点から、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、より更に好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下、より更に好ましくは15質量%以下、より更に好ましくは10質量%以下含有する。
本発明の洗浄剤組成物において、(a)成分中、(a1)成分の含有量は、洗浄力の観点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、更に好ましくは20質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは50質量%以下、より更に好ましくは45質量%以下である。
本発明の洗浄剤組成物は、(b)成分を、洗浄力の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは1質量%以下、より更に好ましくは0.7質量%以下含有する。
本発明において、(b)成分の質量に関する規定は、クロル塩に換算した値を用いるものとする。
本発明の洗浄剤組成物において、(a1)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比(a1)/(b)は、洗浄力の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1以上、より更に好ましくは2以上、より更に好ましくは3以上、そして、好ましくは200以下、より好ましくは100以下、更に好ましくは50以下、より更に好ましくは40以下、より更に好ましくは30以下である。
本発明の洗浄剤組成物は、(c)成分を、洗浄力の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、より更に好ましくは0.5質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、より更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは1.5質量%以下含有する。
本発明において、(c)成分の質量に関する規定は、酸型に換算した値を用いるものとする。
本発明の洗浄剤組成物において、(a1)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(a1)/(c)は、洗浄力の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは8以下、更に好ましくは4以下である。
本発明の洗浄剤組成物において、(b)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(b)/(c)は、洗浄力の観点から、好ましくは0.01以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.09以上、そして、好ましくは5以下、より好ましくは2以下、更に好ましくは1以下、より更に好ましくは0.8以下である。
本発明の洗浄剤組成物は、(d)成分として、陰イオン界面活性剤を含有してもよいが、その含有量は制限される。
陰イオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級脂肪酸又はその塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩、N-アシルアミノ酸又はその塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などを挙げることができる。塩は、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩などが挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物において、洗浄力及び外観透明性の観点から、(d)成分の含有量は、(a1)成分と(b)成分の合計含有量に対して((d)/((a1)+(b))を、好ましくは0質量%以上、そして、35質量%未満、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下である。
また、本発明の洗浄剤組成物において、(d)成分の含有量は、洗浄力及び外観透明性の観点から、全界面活性剤の合計質量に対してに対して、20質量%以下、好ましくは10質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下である。
本発明において、(d)成分の質量に関する規定は、ナトリウム塩に換算した値を用いるものとする。
本発明の洗浄剤組成物は、(d)成分を含有しなくともよい。
本発明の洗浄剤組成物は、組成物の粘度調整性、ゲル抑制性の観点から、(e)成分として、水混和性有機溶剤を含有することができる。
本発明でいう水混和性有機溶剤とは、25℃のイオン交換水1Lに50g以上溶解する溶剤を指す。
水混和性有機溶剤としては、(e1)エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノールなどのアルカノール類、(e2)プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールなどのグリコール類、(e3)ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコールなどのグリコール類、(e4)ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、1-メトキシ-2-プロパノール、1-エトキシ-2-プロパノール、1-メチルグリセリンエーテル、2-メチルグリセリンエーテル、1,3-ジメチルグリセリンエーテル、1-エチルグリセリンエーテル、1,3-ジエチルグリセリンエーテル、トリエチルグリセリンエーテル、1-ペンチルグリセリルエーテル、2-ペンチルグリセリルエーテル、1-オクチルグリセリルエーテル、2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのアルキルエーテル類、(e5)2-フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフェニルエーテル、平均分子量約480のポリエチレングリコールモノフェニルエーテル、フェノキシプロピレングリコール、2-ベンジルオキシエタノール、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル等の芳香族エーテル類、(e6)平均分子量500以上5000以下のエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド重合体、具体的には平均分子量500以上5000のポリプロピレングリコール、分子量500以上5000以下のポリエチレングリコール、分子量500以上5000以下のオキシプロピレン、オキシエチレン共重合体(ブロック、ランダムいずれでもよい)、が挙げられ、これは1種以上を用いることができる。
(e)成分は、外観透明性の観点から、好ましくはジエチレングリコールモノブチルエーテル、エタノール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、2-フェノキシエタノール、及び分子量500以上3000以下のポリプロピレングリコールから選ばれる1種以上であり、より好ましくはジエチレングリコールモノブチルエーテル、エタノール、プロピレングリコール、及び分子量500以上3000以下のポリプロピレングリコールから選ばれる1種以上であり、更に好ましくはジエチレングリコールモノブチルエーテル、及び分子量500以上3000以下のポリプロピレングリコールから選ばれる1種以上である。
本発明の洗浄剤組成物は、(e)成分を、外観透明性の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、より更に好ましくは3質量%以下、より更に好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の洗浄剤組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、界面活性剤、溶剤、酵素(タンパク質分解酵素、油脂分解酵素、糖質分解酵素等)、ハイドロトロープ剤、pH調整剤、増粘剤、分散剤、粘度調整剤、香料、着色剤、酸化防止剤、防腐剤などの成分(但し、(a)成分、(a1)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分、及び(e)成分を除く)を配合することができる。
本発明の洗浄剤組成物は、水を含有する。水は、特に限定するものではないが、水道水、井戸水、イオン交換水、蒸留水等が挙げられる。本発明では、水は、組成物の残部の量(合計が100質量%となる量)で用いられることが好ましい。水の含有量は、例えば、組成物中、50質量%以上、更に60質量%以上、更に70質量%以上とすることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、取り扱いの容易性の観点から、20℃のpHが、好ましくは3以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは6以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは9以下、更に好ましくは8以下である。
なおpHはガラス電極法で求めた値である。
本発明の洗浄剤組成物は硬質物品用として好適に用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、種々の硬質物品を対象とすることができるが、好ましくは食器及び/又は台所周りの硬質物品用であり、より好ましくは食器用である。
台所周りの硬質物品は、台所の周辺で使用される物品であり、具体的には、
(1)冷蔵庫、食器棚などの食品、食器、調理器具の保存場所、
(2)排水溝、調理台、レンジフード、シンク、ガスレンジ、電子レンジなどの食品の調理場所、及び
(3)前記保存場所や前記調理場所の周辺の床や壁等
である。本発明では、これらを便宜上「台所周りの硬質物品」とする。
また、食器としては、具体的には、
(i)皿、椀等のいわゆる食器、
(ii)タッパー、瓶等の保存容器、
(iii)包丁やまな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル等の調理器具、
(iv)フードプロセッサー、ミキサー等の調理家電等
の食材が接触する部材や器具が挙げられる。本発明では、これらを便宜上「食器」とする。
また、本発明は、食器、保存容器、調理器具、及び調理家電から選ばれる物品を対象とすることが好ましく、更に皿、椀、タッパー、ビン、包丁、まな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル、フードプロセッサー、及びミキサーから選ばれる物品を対象とすることがより好ましい。
本発明の対象とする硬質物品の材質は、プラスチック(シリコーン樹脂などを含む)、金属、陶器、木、及びそれらの組み合わせが挙げられる。そして、本発明の洗浄剤組成物は、これら硬質物品に付着した油汚れを効果的に洗浄することができる。
<硬質物品の洗浄方法>
本発明は、本発明の洗浄剤組成物又はそれを水で希釈した洗浄液を、変性油汚れを含む油汚れが付着している硬質物品に接触させる、変性油汚れの洗浄方法を提供する。本発明の変性油汚れの洗浄方法には、本発明の洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。
本発明の変性油汚れの洗浄方法では、本発明の洗浄剤組成物を起泡させて硬質物品に接触させることができる。例えば、本発明の前記洗浄剤組成物を、例えば、スポンジで起泡させて又は泡形成機構を備えたスプレイヤーで起泡させて、硬質物品に接触させることができる。また、本発明の洗浄剤組成物を、噴霧、塗布、浸漬などにより硬質物品に接触させることができる。
本発明の変性油汚れの洗浄方法では、本発明の洗浄剤組成物を水で希釈した洗浄液(以下、単に洗浄液という)を、起泡させて、硬質物品に接触させたり、前記洗浄液を、噴霧、塗布、浸漬などにより硬質物品に接触させたりしてもよい。
本発明では、希釈して使用しても差し支えないが、希釈しすぎると効果を損ねる場合があるので、本発明の洗浄剤組成物を水で希釈する倍率は、好ましくは80倍以下、より好ましくは40倍以下が好適である。本発明は原液でも使用可能である。
本発明の変性油汚れの洗浄方法が対象とする硬質物品は、本発明の洗浄剤組成物で述べたものが挙げられる。食器は、好適な硬質物品のひとつである。
本発明の変性油汚れの洗浄方法では、硬質物品に付着した汚れは、変性油汚れを含む油汚れであってよく、更に変性油汚れであってよい。
本発明の変性油汚れの洗浄方法では、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を、変性油、特に熱変性油を含む油汚れ等が付着した硬質物品を、前記組成物中に浸漬させて接触させてもよいが、効率的に洗浄力を高める観点から、前記組成物を噴霧又は塗布して、変性油、特に熱変性油を含む油汚れ等が付着した硬質物品に接触させる方法が好ましい。
本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を油汚れ等が付着した硬質物品に接触させる方法は、噴霧又は塗布が好ましく、液滴状にして噴霧する又は泡状にして塗布する方法がより好ましい。本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液の硬質物品への接触には、具体的には、例えば、スプレー手段を用いる。すなわち本発明では、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる硬質物品用洗浄剤を用いるのが好ましい。
泡状にして塗布する方法としては、例えば、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液に対しスプレイヤーのノズル部分で空気を巻き込ませて起泡する方法、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液をスポンジ或いは洗浄用繊維物品等に含ませた後、数回揉むことによって起泡させる方法を挙げることができる。
本発明は、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる、スプレー容器入り洗浄剤を提供する。
本発明のスプレー容器入り洗浄剤における前記スプレイヤーを具備する容器は、トリガー式スプレー容器、ポンプ式スプレー容器等の噴射剤を使用しない手動式スプレー装置、噴射剤を用いるエアゾール等が挙げられる。前記スプレイヤーを具備する容器は、内容物を液滴状又は泡状にして噴霧又は塗布することができるトリガー式スプレーが好ましく、内容物を液滴状に噴霧する機構を備えたトリガー式スプレー又は泡を形成する機構(泡形成機構)を備えたトリガー式スプレーがより好ましい。
本発明のスプレー容器入り洗浄剤において、液滴状に本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を噴霧する機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、前記組成物を入れるスプレー容器の噴射ノズルの噴口径は、スプレーのし易さや、噴射された液滴が荒くなく、直線状にスプレーされず、スプレーできる面積が極端に狭くならないために、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上、そして、好ましくは2mm以下、より好ましくは1mm以下の範囲である。
液滴状に噴霧する機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、本発明のスプレー容器入り洗浄剤は、1回の操作で、好ましくは0.1mL以上、より好ましくは0.3mL以上、そして、好ましくは5mL以下、より好ましくは2mL以下の組成物を噴霧する。
泡形成機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、本発明のスプレー容器入り洗浄剤は、1回の操作で、好ましくは0.5mL以上、より好ましくは1mL以上、そして、好ましくは30mL以下、より好ましくは15mL以下、更に好ましくは5mL以下の組成物を噴霧する。
本発明の変性油汚れの洗浄方法では、本発明の洗浄剤組成物又は洗浄液を硬質物品に接触させて洗浄する。本発明の洗浄方法では、例えば、本発明の洗浄剤組成物中につけ置きする、塗布した状態で放置する、スポンジや繊維製品で擦る、流水により流す、等によって汚れを硬質物品から剥離し洗浄することができる。更にその後、流水等によりすすぎを行うことができる。本発明の洗浄方法は、手洗いによる洗浄方法であってよく、公知の手法に準じて、食器等の硬質物品を手洗い洗浄することができる。
下記配合成分を用いて表1~3の洗浄剤組成物を調製した。表1~3の洗浄剤組成物は、(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分、(e)成分を表中の配合量で添加し、室温(20℃)で溶解させた。配合後、水酸化ナトリウムを用いてpHを表中の値になるように調整した。なお、pHはガラス電極法で測定した。また表1~3中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。
<配合成分>
(a)成分
・アミート102:ポリオキシエチレン(2.1)ラウリルアミン、(a1)成分、一般式(a1)中、R1aが炭素数12のアルキル基、m+nが2.1の化合物、花王(株)製
・アミート105:ポリオキシエチレン(4)ココアルキルアミン、(a1)成分、一般式(a1)中、R1aが炭素数8~18のアルキル基、m+nが4の化合物、花王(株)製
・アミート302:ポリオキシエチレン(2.1)アルキル(C14~18)アミン、(a1)成分、一般式(a1)中、R1aが炭素数14~18のアルキル基、m+nが2.1の化合物、花王(株)製
・アンヒトール20N:ラウリルジメチルアミンオキサイド、(a2)成分、一般式(a2)中、R2aが炭素数12のアルキル基、R3a及びR4aがメチル基、qが0、pが0の化合物、花王(株)製
・アンヒトール40N:ミリスチルジメチルアミンオキサイド、(a2)成分、一般式(a2)中、R2aが炭素数14のアルキル基、R3a及びR4aがメチル基、qが0、pが0の化合物、花王(株)製
・アンヒトール08N:カプリルジメチルアミンオキサイド、(a2)成分、一般式(a2)中、R2aが炭素数8のアルキル基、R3a及びR4aがメチル基、qが0、pが0の化合物、花王(株)製
・AG-124:アルキルポリグリコシド、(a3)成分、一般式(a3)中、R5aが炭素数10~14のアルキル基、Gはグルコースに由来する残基、xが0、yが1.3の化合物、花王(株)製
・GE-EH:2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、(a4)成分、花王(株)製
(b)成分
・サニゾールB-50:ベンジル-アルキル(C12~16)ジメチルアンモニウムクロライド、一般式(b2)中、R5bが炭素数12~16のアルキル基(C12が60質量%、C14が30質量%、C16が10質量%)、R6b及びR7bがメチル基、Xがクロルイオンである化合物、花王(株)製
・レベノールRK:ベンジル-アルキル(C8~18)ジメチルアンモニウムクロライド、一般式(b2)中、R5bが炭素数8~18のアルキル基(C10が80質量%)、R6b及びR7bがメチル基、Xがクロルイオンである化合物、花王(株)製
・サニゾール08:ベンジル-オクチルジメチルアンモニウムクロライド、一般式(b2)中、R5bが炭素数8のアルキル基、R6b及びR7bがメチル基、Xがクロルイオンである化合物、花王(株)製
・コータミン60W:セチルトリメチルアンモニウムクロライド、一般式(b1)中、R1bが炭素数16のアルキル基、R2b、R3b及びR4bがメチル基、Xがクロルイオンである化合物、花王(株)製
(c)成分
・クエン酸:分子量192、3価のカルボン酸、三福化工股分有限公司製
・リンゴ酸:分子量134、2価のカルボン酸、扶桑化学工業(株)製
・MGDA:メチルグリシンジ酢酸、分子量205、3価のカルボン酸、東京化成工業(株)製
・GLDA:グルタミン酸ジ酢酸、分子量259、4価のカルボン酸、東京化成工業(株)製
・EDTA:エチレンジアミンテトラ酢酸、分子量292、4価のカルボン酸、東京化成工業(株)製
(d)成分
・ネオペレックス G-25:アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ソフト型)、アルキル基の炭素数10~14、花王(株)製
(e)成分
・BDG:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、中日合成化学製
・PPG-1000:ポリプロピレングリコール、分子量1000、AGC(株)製
<変性油汚れに対する洗浄力1>
(株)エンジニアリングテストサービス製SUS304テストピース(1.0mm×25mm×70mm)の保護フィルムをはがし、中性食器用洗剤を用いてスポンジ洗浄及びすすぎ(水道水1回、イオン交換水2回)を行い、電気乾燥機にて80℃で乾燥し、前処理済SUS板とした。前処理済SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、初期質量(X)とした。
変性油20g/クロロホルム60mlの割合で混合し、変性油/クロロホルム溶液を調製した。ここで、変性油は、ナタネ油(富士フイルム和光純薬株式会社)を180℃で8時間静置して加熱することで調製したものであった。
前処理済SUS板の片面25mm×50mmの面積に変性油/クロロホルム溶液を1mg/cmになるようにスポイトを用いて1回かけ流した。油付着面を上向きにして一晩、平置きで乾燥させて、洗浄用SUS板とした。洗浄用SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、洗浄前質量(Y)とした。
表1~3の洗浄剤組成物1種類につき洗浄用SUS板を3枚用いて評価した。洗浄用SUS板をバランスディッシュBD-3(140×140×25mm)に3枚並べ、表1~3の洗浄剤組成物を水で20倍に希釈した洗浄液40mlに浸漬し、25℃で20分放置した。その後、リーナッツ試験機を用いて300rpmの機械力で、1分間水道水ですすいだ後、一晩、平置きで乾燥させた。乾燥後の洗浄用SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、洗浄後質量(Z)とした。
初期質量(X)、洗浄前質量(Y)及び洗浄後質量(Z)から、以下の式で洗浄率を算出した。結果を表1~3に示す。
洗浄率(%)=[洗浄前質量(Y)-洗浄後質量(Z)]/[洗浄前質量(Y)-初期質量(X)]×100
<変性油汚れに対する洗浄力2>
(株)エンジニアリングテストサービス製SUS304テストピース(1.0mm×25mm×70mm)の保護フィルムをはがし、中性食器用洗剤を用いてスポンジ洗浄及びすすぎ(水道水1回、イオン交換水2回)を行い、電気乾燥機にて80℃で乾燥し、前処理済SUS板とした。前処理済SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、初期質量(X)とした。
変性油20g/クロロホルム60mlの割合で混合し、変性油/クロロホルム溶液を調製した。ここで、変性油は、ナタネ油(富士フイルム和光純薬株式会社)を180℃で8時間静置して加熱することで調製したものであった。
前処理済SUS板の片面25mm×50mmの面積に変性油/クロロホルム溶液を1mg/cmになるようにスポイトを用いて1回かけ流した。油付着面を上向きにして一晩、平置きで乾燥させて、洗浄用SUS板とした。洗浄用SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、洗浄前質量(Y)とした。
表3の洗浄剤組成物1種類につき洗浄用SUS板を3枚用いて評価した。洗浄用SUS板をバランスディッシュBD-3(140×140×25mm)に3枚並べ、表3の洗浄剤組成物をビオレu泡ハンドソープスプレー容器(内容物を除去し水洗を数回繰り返し乾燥させた容器を使用)に充填して、該スプレーで起泡させて、洗浄用SUS板全体を覆うように泡をのせ、25℃で20分放置した。その後、リーナッツ試験機を用いて300rpmの機械力で、1分間水道水ですすいだ後、一晩、平置きで乾燥させた。乾燥後の洗浄用SUS板の質量を下4桁の天秤にて秤量し、洗浄後質量(Z)とした。
初期質量(X)、洗浄前質量(Y)及び洗浄後質量(Z)から、以下の式で洗浄率を算出した。結果を表3に示す。
洗浄率(%)=[洗浄前質量(Y)-洗浄後質量(Z)]/[洗浄前質量(Y)-初期質量(X)]×100
<外観評価>
調製した各洗浄剤組成物40mLを、50mLのサンプルビン(No.6広口規格ビン、ガラス製、直径40mm、高さ80mmの円筒形、ビンの周面に評価確認用の文字が印字されている)に充填し、蓋をした後、25℃の恒温槽内で1時間静置した。静置後の組成物の外観を目視で観察し、下記の基準で判定した。結果を表1~3に示す。
透明:濁りがなく、サンプルビン越しの文字が鮮明に見える状態
白濁増粘:濁りがあり、増粘しており、サンプルビン越しの文字が全く見えない状態
Figure 2023091144000005
Figure 2023091144000006
Figure 2023091144000007


Claims (11)

  1. (a)炭素数8以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシアルキレン基の平均付加モル数が1以上8以下である、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルアミン[以下、(a1)成分という]を含む非イオン界面活性剤[以下、(a)成分という]、(b)4級アンモニウム塩型界面活性剤[以下、(b)成分という]、(c)多価カルボン酸又はその塩[以下、(c)成分という]、及び水を含有し、(d)陰イオン界面活性剤[以下、(d)成分という]の含有量が(a1)成分と(b)成分の合計含有量に対して35質量%未満であり、且つ(d)成分の含有量が全界面活性剤に対して20質量%以下である、洗浄剤組成物。
  2. (a)成分中、(a1)成分の含有量が10質量%以上100質量%以下である、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. (c)成分が、酸型換算の分子量が100以上300以下であり、2価以上4価以下の多価カルボン酸又はその塩である、請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
  4. (b)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(b)/(c)が0.01以上5以下である、請求項1~3の何れか1項に記載の洗浄剤組成物。
  5. (a1)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比(a1)/(b)が0.1以上200以下である、請求項1~4の何れか1項に記載の洗浄剤組成物。
  6. (a1)成分の含有量と(c)成分の含有量との質量比(a1)/(c)が0.1以上10以下である、請求項1~4の何れか1項に記載の洗浄剤組成物。
  7. (a)成分として、(a2)アミンオキシド型界面活性剤、(a3)アルキルグリコシド型界面活性剤、(a4)アルキルグリセリルエーテル型界面活性剤から選ばれる1種以上を含有する、請求項1~6の何れか1項に記載の硬質物品用洗浄剤組成物。
  8. 硬質物品用である、請求項1~7の何れか1項に記載の洗浄剤組成物。
  9. 請求項1~8の何れか1項に記載の洗浄剤組成物又はそれを水で希釈した洗浄液を、変性油汚れを含む油汚れが付着している硬質物品に接触させる、変性油汚れの洗浄方法。
  10. 前記洗浄剤組成物を起泡させて硬質物品に接触させる、請求項9に記載の変性油汚れの洗浄方法。
  11. 前記洗浄剤組成物を、スポンジで起泡させて又は泡形成機構を備えたスプレイヤーで起泡させて、硬質物品に接触させる、請求項10に記載の変性油汚れの洗浄方法。

JP2021205711A 2021-12-20 2021-12-20 洗浄剤組成物 Pending JP2023091144A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021205711A JP2023091144A (ja) 2021-12-20 2021-12-20 洗浄剤組成物
TW111147455A TW202340439A (zh) 2021-12-20 2022-12-09 清潔劑組合物
PCT/JP2022/045429 WO2023120235A1 (ja) 2021-12-20 2022-12-09 洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021205711A JP2023091144A (ja) 2021-12-20 2021-12-20 洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023091144A true JP2023091144A (ja) 2023-06-30

Family

ID=86902363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021205711A Pending JP2023091144A (ja) 2021-12-20 2021-12-20 洗浄剤組成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2023091144A (ja)
TW (1) TW202340439A (ja)
WO (1) WO2023120235A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5252826B2 (ja) * 2007-04-17 2013-07-31 ディバーシー株式会社 硬質表面用洗浄剤組成物
JP5307765B2 (ja) * 2009-06-08 2013-10-02 三洋化成工業株式会社 液体洗浄剤組成物
JP6594201B2 (ja) * 2015-12-28 2019-10-23 花王株式会社 半導体デバイス用基板用の酸性洗浄剤組成物
JP7075655B2 (ja) * 2018-03-14 2022-05-26 株式会社ニイタカ 洗浄剤組成物、スプレーボトル、ウェットワイパー及び消臭除菌洗浄方法
TW202309258A (zh) * 2021-04-22 2023-03-01 日商花王股份有限公司 硬質物品用清潔劑組合物

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023120235A1 (ja) 2023-06-29
TW202340439A (zh) 2023-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6813578B2 (ja) 洗浄製品
ES2759535T3 (es) Composición de limpieza de superficie dura
JPH10330792A (ja) 殺菌洗浄剤組成物およびその使用方法
JPH02289697A (ja) 硬質表面洗浄用組成物
WO2018236713A1 (en) CLEANING PRODUCT
WO2022225016A1 (ja) 硬質物品用洗浄剤組成物
US5885951A (en) Aqueous solution for tile, tub and grout cleaning
JP5364396B2 (ja) 拭き取り用洗浄剤組成物及び洗浄方法
WO2012147915A1 (ja) 液体洗浄剤
JPH0633100A (ja) 自動食器洗浄機用洗浄剤
JP2017214545A (ja) 硬質表面の洗浄方法
JP2023091144A (ja) 洗浄剤組成物
JP3326052B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2023091145A (ja) 硬質物品用洗浄剤組成物
JP4017940B2 (ja) 泡塗布型洗濯前処理剤
WO2019078179A1 (ja) 硬質表面用液体洗浄剤組成物
JP6987546B2 (ja) 硬質表面用液体洗浄剤組成物
JP5832189B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤のすすぎ促進剤
JP6987545B2 (ja) 硬質表面用液体洗浄剤組成物
JP7209526B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2015145445A (ja) 台所用洗浄剤組成物
JP6937358B2 (ja) 硬質表面の洗浄方法
JP2022167846A (ja) 硬質物品用洗浄剤組成物
JP7199863B2 (ja) 硬質表面用液体洗浄剤組成物
WO2024020975A1 (en) Non-oxidizing 2 in 1 cleaning and sanitizing foaming compositions