JP2023088249A - 乗物用シート - Google Patents

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修一 阿久津
Shuichi Akutsu
和也 井上
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Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく、シートパッドに表皮を好適に取り付ける手段が設けられた乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートSは、シートパッド10と、シートパッド10を被覆する表皮2と、を備え、シートパッド10の下面10dには、シートパッド10と一体的に形成され、表皮2を掛止する突出部20が設けられており、突出部20の頂部は面取されている。突出部20がシートパッド10と一体的に形成されているため部品点数が削減される。また、突出部20の頂部が面取されていることで、表皮2を突出部20に掛止しやすくなり組付け性が向上し、表皮2をシートパッド10に好適に取り付けることができる。【選択図】図7

Description

本発明は乗物用シートに係り、特に、シートパッドとシートパッドを被覆する表皮とを備える乗物用シートに関する。
従来、シートクッションを備えた乗物用シートにおいて、シートクッションの内部に設けられ、電気装置を接続するための接続部材(例えば、ワイヤーハーネス)を備えた乗物用シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の乗物用シートは、第1パッド部材と、第1パッド部材よりも硬く形成された第2パッド部材とが上下に重ねられて構成されるシートクッションを備えている。そして、第2パッド部材の上面には、電気装置(電装部品)を接続するハーネスを収容するための収容溝(ガイド溝)が形成されている。
また、特許文献1に示されるような二層のパッド部材で構成されたシートパッドに表皮を被覆する場合、従来は表皮の端部に設けられたクリップ又は矢じり等の係止部材を、パッド部材に形成された孔部に挿入することで、表皮をシートパッドに固定していた。
特開2018-158096号公報
しかしながら、表皮の固定にクリップ等の係止部材を用いると、部品点数が多くなり製造コストが増加するという課題があった。
また、シートパッドに対する表皮の組付け性を向上させることが求められていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を増やすことなくシートパッドに表皮を好適に取り付ける手段が設けられた乗物用シートを提供することである。
上記課題は、本発明に係る乗物用シートによれば、シートパッドと、該シートパッドを被覆する表皮と、を備え、前記シートパッドの下面には、前記シートパッドと一体的に形成され、前記表皮を掛止する突出部が設けられており、前記突出部の頂部は面取されていることにより解決される。
表皮を掛止する突出部がシートパッドと一体的に形成されているため、部品点数が削減される。また、突出部の頂部が面取されているため、表皮を突出部に掛止しやすくなり、組付け性が向上し、表皮をシートパッドに好適に取り付けることができる。
本発明によれば、部品点数を増やすことなく、パッド部材に表皮を好適に取り付ける手段が設けられた乗物用シートを提供することができる。
本実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートのシートクッションのパッド部材の分解斜視図である。 第2パッド部材の上面図である。 第2パッド部材の下面図である。 第2パッド部材を後方から見た背面図である。 第2パッド部材に表皮を取り付けた状態を示すシートクッションの下面図である。 図6のVII-VII線に沿った断面図である。 図7のVIII-VIII線に沿った断面図である。 図6の部分Aを拡大して示す拡大図であり、表皮掛止部から縫合線に向けて延びる縫い目を示す図である。 図6の部分Bを拡大して示す拡大図であり、表皮に設けられた縫い目を示す図である。 縫い目の別例を示す図である。 縫い目の別例を示す図である。 溶着部が形成された表皮の端部を示す断面図である。 ブラケットがインサートされた表皮掛止部の断面図である。 図6のXII-XII線に沿った断面図であり、表皮掛止部と縫合線との位置関係を示す図である。 図3の部分Eを拡大して示す図である。 図13のXIV-XIV線に沿った断面図であり、ハーネス掛止部の構造を示す図である。 ハーネス掛止部の別例を示す図である。 図13の部分Fを拡大して示す図で、第2パッド部材に固定される検出センサを示す図である。 図16のXVII-XVII線に沿った断面図であり、検出センサの固定方法を示す図である。 第2パッド部材に固定される検出センサの別例を示す図である。 第2パッド部材に固定される検出センサの別例を示す図である。 ハーネス掛止部を形成する成形用金型の説明図である。 表皮に設けられたハーネス取付用樹脂プレートを示す図である。 第1パッド部材の裏面を示す下面図であり、第1パッド部材の裏面に設けられた裏面材の位置を示す図である。
以下、図1から図21を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係る車両用シートS(乗物用シートの一例)について説明する。
なお、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートSの前後方向であり、車両走行時の進行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートSの横幅方向(換言すると、シート本体の幅方向)であり、車両用シートSに着座した乗員から見た左右方向と一致する方向である。また、「上下方向」とは、車両用シートSの上下方向であり、車両が水平面を走行しているときには鉛直方向と一致する方向である。
<<車両用シートS>>
本実施形態に係る車両用シートSの基本構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、車両用シートSの斜視図であり、図1中車両用シートSの一部については、図示の都合上、シートクッションS1から表皮2を外した構成にて図示している。
車両用シートSは、車体フロアの上に載置され、3人の乗員が着座可能な自動車の後部座席である。ただし、これに限定されるものではなく、車両用シートSは車両の前側に配置されるフロントシートであってもよく、また、前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシート又は三列目のリアシートとしても利用可能である。
車両用シートSは、着座者の臀部を下方から支える着座部分となるシートクッションS1、着座者の背部を支える背凭れ部分となるシートバックS2、及び、シートバックS2の上方部に配され、着座者の頭部を支えるヘッドレストS3を主な構成要素とする。
<シートクッションS1>
シートクッションS1は、図1に示すように、シートパッド10と、シートパッド10を被覆する表皮2により構成される。また、表皮2の一部は、シートパッド10側(シートクッションS1の底側)に吊り込まれており、それによりシートクッションS1の表面に表皮溝7が形成されている。
図2は本実施形態に係る車両用シートSのシートクッションS1のシートパッド10を示す分解斜視図である。図3はシートパッド10を構成する第2パッド部材12の上面図、図4は第2パッド部材12の下面図、図5は第2パッド部材12を後方から見た背面図である。図6はシートパッド10に表皮2を取り付けた状態を示すシートパッド10の下面図である。
シートパッド10は、図2に示すように、複数のパッド部材が上下に積層されて形成されるパッド積層体である。シートパッド10は、上側(着座者側)に配置される第1パッド部材11と、下側(車体側)に配置される第2パッド部材12とを備えている。
<第1パッド部材>
第1パッド部材11は、例えばウレタンフォーム等の発泡樹脂から構成される緩衝部材である。図2に示されるように、第1パッド部材11は、第2パッド部材12の上面形状と略同一の形状をなす。第1パッド部材11は、第2パッド部材12の上面12aに、第2パッド部材12を上方から覆うように取り付けられている。
また、第1パッド部材11の上面には、表皮2を吊り込むための吊り込み溝11aが形成される。吊り込み溝11aは、シート幅方向に間隔をあけて複数形成され、シート前後方向に延びる縦吊り込み溝と、シート前後方向の略中央部分に形成され、シート幅方向に延びる横吊り込み溝から構成される。そして、図2に示すように、横吊り込み溝は縦吊り込み溝を連結している。
第1パッド部材11の後方には、第2パッド部材12の取付凸部12bを保持する複数の取付凹部11bが設けられている。取付凹部11bの間には開口部11cが形成されており、第2パッド部材12に組付けられたとき、開口部11cから、第2パッド部材12のアンカー通し部12cが露出するよう構成されている。
<第2パッド部材12>
第2パッド部材12は、例えば発泡ポリプロピレン(EPP)等の樹脂材料から形成される。第2パッド部材12は、第1パッド部材11の裏面11d側に設けられる。第2パッド部材12は、第1パッド部材11と上下方向で重なるように配置され、第1パッド部材11を下方から支持している。
第2パッド部材12の上面12aには、検出センサ50を収容するためのセンサ収容凹部29と、センサ収容凹部29に連続して設けられハーネス40を収容するための収容溝30と、が形成されている。センサ収容凹部29及び収容溝30は、シートパッド10の厚さ方向、言い換えればシートパッド10の下方向に窪むように設けられている。
第2パッド部材12の後端部には、シート幅方向に間隔を開けて複数設けられ、第1パッド部材11の取付凹部11bに取り付けるための凸状の取付凸部12bと、隣り合う取付凹部11bの間に配置されるアンカー通し部12cと、が形成されている。
アンカー通し部12cは、不図示のアンカー部材(延出部材)を通すための通し穴であって、具体的には、チャイルドシートを連結するためのアンカー部材を通すための通し穴である。なお、アンカー部材は、車体に取り付けられ、車体からアンカー通し部12cを通過してシート本体から前方に突出した状態で組み付けられる。
上述したように、第1パッド部材11は、ウレタンフォーム等の発泡樹脂から構成され、第2パッド部材12は、発泡ポリプロピレン(EPP)等の樹脂材料から形成される。すなわち、第1パッド部材11と第2パッド部材12は硬さが異なっており、本実施形態のシートパッド10では、第2パッド部材12は第1パッド部材11より硬く形成されている。シートパッド10を硬さの異なる二層のパッド部材で構成することにより、一層で構成されたクッションパッドよりも薄く形成しつつ、着座感を向上させ剛性が維持されるようになっている。
<表皮掛止部20>
第2パッド部材12の下面12dには、図4及び図6に示すように、表皮2の端部を引掛けて掛止するための表皮掛止部20(突出部)が複数設けられている。表皮掛止部20は、第2パッド部材12の下面12dから突出して形成された突出部である。また、表皮掛止部20は、第2パッド部材12と一体的に形成されている。
表皮2の端部は、表皮掛止部20に掛止される被掛止部6として機能しており、表皮2の端部には、表皮掛止部20と対応する位置に引掛孔3が形成されている。引掛孔3を表皮掛止部20に引掛けることで、図6に示すように、第1パッド部材11と第2パッド部材12を組付けた状態で、表皮2をシートパッド10に取り付けることができる。
表皮掛止部20は、図7に示すように、第2パッド部材12の下面12dから立設する支柱部21と支柱部21の先端から延びる爪部22とを有し、全体として断面がL字状に形成されている。なお、第2パッド部材12の下面12dは、第2パッド部材12と第1パッド部材11とが組み合わされシートパッド10が形成された場合、シートパッド10の下面10dとなる。
表皮掛止部20の爪部22は、シートパッド10の内側(シートクッションS1の内側、図7の矢印C方向)に向かって延びている。言い換えれば、爪部22は表皮2を取り付けたとき、表皮2を引き込む方向に向けて延びるように形成されている。
爪部22が、シートパッド10の内側、すなわち、表皮2を引き込む方向に向けて延びているため、表皮2を取り付けた後、表皮2の端部が表皮掛止部20から抜け難くなり、表皮2がシートパッド10から外れ難くなる。
表皮2を留めるための表皮掛止部20は、その断面がL字状に形成されており、表皮掛止部20が何らかの理由で破損した場合でも、補修を容易に行うことができる。補修が容易にできるため、表皮掛止部20が破損した場合でも、例えば第2パッド部材12全体を廃棄する必要がなくなり、廃棄物を少なくすることができる。
表皮2は、例えば図7に示すように複数の表皮ピース2a、2bをつなぎ合わせて形成されている。表皮ピース2a、2bは縫製によりつなぎ合わせられており、その縫合線4は、シートパッド10を覆ったとき、例えば第2パッド部材12の角部に位置するように設けられている。
<縫い目5>
表皮2の端部(被掛止部6)には、上述したように表皮掛止部20の爪部22等を通す引掛孔3が形成されている。表皮2は表皮掛止部20により引張られることから、引張られる方向の剛性を向上させるとよい。
本実施形態では、図9に示すように、表皮2が引張られる方向に沿って表皮2に縫い目5が設けられている。縫い目5は、表皮2(より詳しくは表皮ピース2a)の剛性を高める補強部である。また、縫い目5は、被掛止部6の剛性を高める補強部でもある。縫い目5は、表皮2をシートパッド10に取り付けたときに、近隣の縫合線4に向けて放射線状に延びるように設けられている。このように縫い目5を設けることで、表皮2に余計な伸びが生じることを抑制する。表皮2が伸び難くなることで、表皮2を張りよく取り付けることができる。
なお、縫い目5は、図9に示すように、縫合線4につながるように延びていてよい。また、縫い目5は、縫合線4までつながらず途切れてもよい。
更に、表皮2の端部(被掛止部6)の剛性を高める縫い目5(補強部)の別例について説明する。図10A~図10Cは、図6の部分Bを拡大して示す拡大図であり、表皮2の端部(被掛止部6)に設けられた縫い目5の別例を示す図である。
被掛止部6の剛性を高めるための縫い目5は、図10A~図10Cに示すように、表皮2の端部(被掛止部6)に形成される引掛孔3の周囲に設けられてもよい。
図10Aに示す表皮2においては、引掛孔3の全周に亘って縫い目5が設けられている。
図10Bに示す表皮2においては、引掛孔3の周囲の一部と表皮2の端部(より詳しくは、被掛止部6の外周端部6a)とに沿って、縫い目5が被掛止部6の外周端部6aに設けられている。
図10Cに示す表皮2においては、引掛孔3の全周と表皮2の端部(被掛止部6の外周端部6a)とに沿って、縫い目5が、被掛止部6の引掛孔3の周囲と外周端部6aとに設けられている。
このように表皮2の端部(被掛止部6)に補強部として縫い目5を設けることにより、表皮2の端部が伸びにくくなり、張りよくシートクッションS1を組み立てることができる。
特に、引掛孔3の周囲又は被掛止部6の外周端部6aは、脆弱部分となり得ることから、その部分に補強部として縫い目5を設けることで、被掛止部6の剛性を向上させることができる。
なお、表皮2の端部に設けられる縫い目5は、図10A及び図10Bに示す縫い目5のように一筆縫いで縫製されてもよい。縫い目5を一筆縫いで縫製することで縫製の作業性が向上する。
また、表皮2が加熱することで溶ける材料(例えば、布、化学繊維、PET樹脂等)で形成されている場合、引掛孔3の剛性の向上のために、図10Aから図10Cに示す縫い目5の代わりに、超音波溶着機を用いて引掛孔3の周囲に溶着部8(補強部)を形成してもよい。例えば、図10Dに示すように、補強部として樹脂プレート43を表皮2の端部の裏面2c(被掛止部6の裏面)に配置し、表皮2と樹脂プレート43とを溶着して溶着部8を形成する。樹脂プレート43を表皮2の端部(被掛止部6)に溶着することで、表皮2の端部の剛性を向上させることができる。特に、引掛孔3周囲の剛性が向上し、安定して表皮2の端部を掛止させることができる。
また、図10Aから図10Cに示す縫い目5の代わりに、超音波溶着機を用いて表皮2自体を一旦加熱して溶かして固めた溶融部を設けてもよい。溶融部では伸びが抑制されるため、表皮2の端部(被掛止部6)の剛性を向上させることができる。なお、剛性の向上のため、縫い目5と溶融部の両方が形成されてもよい。
縫い目5の形成は、表皮ピース2a、2bをつなぎ合わせて表皮2を形成する前に、表皮ピース2a、2bに行うのがよい。また、機械を用いて縫い目5を自動縫製する場合、縫い目5の位置決め手段(例えば位置決め孔)を、表皮ピース2aに形成された引掛孔3を避けた位置に設けるのがよい。
また、縫い目5と同様、上述した溶着部8及び溶融部の形成も、表皮ピース2a、2bをつなぎ合わせて表皮2を形成する前に、表皮ピース2a、2bに行うのがよい。
<逃がし構造>
表皮掛止部20を通す引掛孔3には、表皮掛止部20の支柱部21の太さより大きく形成した逃がし構造が設けられてよい。すなわち、発泡プロピロプレンのような撓み難い部分だけを覆っている表皮2の引掛孔3が、支柱部21の太さより大きく形成されてもよい。
より具体的に述べると、図10Aに示すように、逃がし構造として、引掛孔3を、表皮2が引っ張られる方向(図10Aの矢印G方向)において引掛孔3の長さD1が支柱部21の長さD0よりも大きくなるように形成する。このように引掛孔3を形成することで、引掛孔3は表皮掛止部20に掛けやすくなり、組立時の作業性が向上する。
<表皮掛止部20の面取り>
表皮掛止部20において、図7に示すように、表皮掛止部20の頂部は面取りされているとよい。具体的には、表皮2を引掛ける爪部22の角22aが面取りされているとよく、更に詳しく述べると、面取りされる角22aは、爪部22の上面と側面とが接合する部分であり、表皮2が引っ張られる方向(図7の矢印C方向)に対して交差する角22aが面取りされるとよい。
また、図8に示すように、引っ張られる方向(図7の矢印C方向)と平行に延びる角22bが面取りされてもよい。表皮掛止部20の爪部22の角22a、22bを面取りすることにより、表皮2の引掛孔3が表皮掛止部20に通りやすくなる。すなわち、表皮掛止部20の頂部を面取りすることにより被掛止部6の取付が容易になる。
<ブラケット23>
図11に示すように、表皮掛止部20の内部に、断面L字状のブラケット23をインサートしてもよい。ブラケット23は金属製であるのがよいが、樹脂製であってもよい。ブラケット23を表皮掛止部20にインサートすることで、表皮掛止部20が補強される。また、ブラケット23を爪部22の先端まで配置し、先端に形成された挿入穴23aにクリップ24を挿入することでブラケット23を位置決めするとよい。
ブラケット23をインサートすることで表皮掛止部20が補強され、支柱部21の高さHが高い、すなわち爪部22と第2パッド部材12の表面との間の距離が大きい場合に、表皮掛止部20の破損が抑制され効果的である。
<表皮掛止部20の位置>
図12は、図6のXII-XII線に沿った断面図であり、表皮掛止部20と、表皮2の縫合線4との位置関係を示す図である。
図12に示す表皮掛止部20では、その爪部22が、シートパッド10の内側、言い換えれば車両用シートSの後方に向かって延びており、爪部22の周辺には凹部25が形成されている。また、爪部22の上方に貫通孔26が形成されている。
表皮掛止部20は、図12に示すように、表皮2を留める位置、すなわち表皮掛止部20の爪部22が、近隣にある縫合線4よりも高い位置にある。言い換えれば、爪部22は、縫合線4よりも上方に位置している。
表皮2の端部を留める位置が縫合線4より高い位置にあることで、表皮2をシートパッド10に取り付けたとき、表皮2に張力がかかり縫合線4を直線状に見せることができる。また、表皮掛止部20が外観上見え難くなり、車両用シートSの意匠性が向上する。
<収容溝30>
第2パッド部材12には、図2及び図3に示すように、ハーネス40を収容するための収容溝30が、第1パッド部材11の裏面11dに対向するように設けられている。
収容溝30は、シート幅方向(左右方向)に長尺に延びている溝本体部31と、シート幅方向に間隔をあけて複数形成され、溝本体部31からそれぞれシート前方へ延びる溝延出部32と、を備えている。
また、溝本体部31の延出方向の所定位置には、ハーネス40を掛け止めるためのハーネス掛止部33が形成されている。
溝本体部31は、第2パッド部材12のシート幅方向の一方の端部(左側方位置)から、シート幅方向の反対側の端部(右側方位置)まで蛇行して延びている。
また、第2パッド部材12の上面12aには、検出センサ50を収容するセンサ収容凹部29が複数形成されている。具体的には、センサ収容凹部29は、シート幅方向の中央位置に一つ、左側側方位置及び右側側方位置にそれぞれ二つ形成されている。
複数の溝延出部32が、溝本体部31から前方に延びるよう形成されており、溝本体部31とセンサ収容凹部29とを連結している。
<ハーネス掛止部33>
ハーネス掛止部33は、ハーネス40を掛け止めるものであり、収容溝30の延出方向において間隔を開けて複数形成されている。
ハーネス掛止部33は、図13及び図14に示すように、ハーネス40の収容溝30からの抜けを抑制するため、収容溝30(溝本体部31)の一方の側部から、他方の側部に向かって突出する突起部34を備えている。
また、ハーネス掛止部33は、溝本体部31の底面において突起部34に対応する位置に設けられ下方へ窪むように形成された凹部35と、ハーネス40を挿入するためにシート後方に窪むように形成された凹部36とが設けられている。また、凹部35の底面には、上下方向に貫通する貫通孔37が形成されている。
突起部34についてより詳細に述べると、突起部34は、溝本体部31の前側に位置する側部の上方部分から、後側に位置する側部に向かって突出している。言い換えれば、図13に示すように突起部34はシート後方に張り出すように突出している。そのため、突起部34は、収容溝30に収容されたハーネス40を上方から覆い、ハーネス40を好適に掛け止めておくことができる。
更に、図14に示すように、突起部34は、その上面34aが第2パッド部材12の上面12aよりも低い位置となるように、溝本体部31の側部に設けられている。そのため、第1パッド部材11が第2パッド部材12に組付けられても、突起部34に直接荷重がかかることがなく、突起部34の破損が抑制される。
<突起部34の突出方向>
図13に示すハーネス掛止部33の突起部34はシート後方に向けて延びているが、図15に示すように、突起部34は溝本体部31の後側に位置する側部の上方部分から、前側に位置する側部に向かって突出してもよい。言い換えれば、突起部34はシート前方向けて突出してもよい。
また、複数のハーネス掛止部33が配置される場合、図15に示すように、隣り合うハーネス掛止部33において突起部34の突出方向が、互い違いになるように設けられてもよい。ハーネス掛止部33の突起部34が互い違いになるように配置することで、ハーネス40が収容溝30から抜けてしまうことをより効果的に抑制することができる。
<逃げ部38>
図13に示すように、ハーネス掛止部33の周囲の溝本体部31には、ハーネス40を収容溝30に収容又は取り外す際に作業者の指が入る逃げ部38(指入部)が設けられている。具体的には、指の逃げ部38として、ハーネス掛止部33の左右に指が入る大きさの凹部が四つ形成されている。指の逃げ部38を設けることで、収容溝30に収容されたハーネス40が掴みやすくなり、取り外しが容易になる。
指の逃げ部38は、ハーネス掛止部33の周囲だけでなく、図13に示すように、ハーネス40が分岐する箇所、すなわち、溝本体部31から溝延出部32が延びる根本付近に設けられてもよい。指の逃げ部38は、ハーネス40が分岐する位置に凹部として形成される。指の逃げ部38を形成することで、ハーネス40が掴みやすくなり、容易に取り外すことができる。
また、ハーネス40が分岐する箇所には、ハーネス40を取り付ける位置を示す目印をつけてもよい。目印をつけることで、ハーネス40を取り付ける位置がより分かりやすくなる。
収容溝30は、第2パッド部材12の上面12aに形成されているが、特に上面12aに限定されず、第2パッド部材12の下面12dに形成されてもよい。また、収容溝30は、第1パッド部材11の裏面11dに形成されてもよく、収容溝30は、第1パッド部材11の上面に形成されてもよい。
また、図5に示すように、第2パッド部材12の背面にハーネス40を通すため収容溝30が形成されてもよい。
より詳しく述べると、第2パッド部材12の背面には、電力供給用のハーネス40(例えばヒータ用のハーネス)が配置されており、ハーネス40のシート幅方向に延びる部分を収容する収容溝30が、取付凸部12bの下方に形成されている。また、シートバックS2に向けて縦方向(上下方向)に延びるハーネス40を収容するために、取付凸部12bの背面において縦方向(上下方向)に延びるように収容溝30が形成されている。
通常、電力供給用のハーネス40は、信号伝達用のハーネス40と比較して径が太く形成されている場合が多い。そのため、シートパッド10の上面に電力供給用のハーネス40を配置すると潰れが発生する場合があった。第2パッド部材12の背面に収容溝30を形成し、収容溝30に電力供給用のハーネス40を収容することで、荷重が直接ハーネス40にかかることが避けられ、ハーネス40の潰れが抑制される。
<検出センサ50の固定方法>
第2パッド部材12には、図3に示すように、着座者の有無を検出する検出センサ50が複数配置されている。より詳しく述べると、第2パッド部材12の上面12aにはセンサ収容凹部29が複数形成されており、検出センサ50がセンサ収容凹部29内に収容されている。従来、検出センサ50は、第2パッド部材12に対して粘着剤等を用いて貼り付けることで固定されていた。しかしながら、粘着剤等を用いて固定する場合、粘着剤を塗布する工程が必要であると共に、粘着剤等が硬化するまでに時間がかかっていた。
本実施形態では、図16に示すように、検出センサ50自体に突出片51を設け、突出片51をセンサ収容凹部29に設けられた取付孔53に挿入することで、検出センサ50をセンサ収容凹部29に固定することが可能となっている。
突出片51は、ハーネス40と接続するカプラー差込部分54が設けられた端部50aとは反対側の端部50bに設けられており、端部50bから検出センサ50の挿入方向に延びている。
図17に示すように、センサ収容凹部29には取付孔53が予め形成されており、突出片51を取付孔53に差し込むことで検出センサ50が固定される。
差し込むだけで検出センサ50を取り付けることができるため、粘着剤を塗布する工程を省略できる。また、取付孔53を予め形成しておくことで、突出片51の差し込み場所が明確になり、容易に検出センサ50を取り付けることができる。
突出片51は、図18Aに示すように、検出センサ50のシート幅方向(左右方向)の両端部に設けられてもよい。センサ収容凹部29の両側部に取付孔53が形成されており、作業者は、検出センサ50の左右端部の突出片51を取付孔53に刺すことにより、検出センサ50を固定する。複数の突出片51により固定することで、より強固に検出センサ50をセンサ収容凹部29に固定することができる。
また、図18Bに示すように、突出片51の代わりに、マットクリップ52が設けられてもよい。マットクリップ52は検出センサ50の付け根のカプラー差込部分54に設けられる。マットクリップ52は樹脂製又は金属製のプレートであり、マットクリップ52を取り付けることによる剛性の向上も期待できる。この場合も、センサ収容凹部29の両側にマットクリップ52の端部が挿入される取付孔53が形成される。
なお、取付孔53は、突出片51又はマットクリップ52より大きくてもよい。取付孔53が大きい場合、突出片51又はマットクリップ52を刺しやすい。
取付孔53が突出片51又はマットクリップより小さい場合は、刺しにくいもののガタつかず位置が決まりやすい。
この取付孔53は、第2パッド部材12が発泡成形される際に同時に形成される。
なお、取付孔53はセンサ収容凹部29に形成されてなくてもよく、この場合、突出片51をセンサ収容凹部29の側部に直接刺すことにより検出センサ50を取り付ける。
<成形用金型60>
図19を用いて、ハーネス掛止部33の形成方法について説明する。図19は、ハーネス掛止部33を形成する場合の型の構成を模式的に示す断面図である。ハーネス掛止部33を形成するとき、複数の成形用金型60の組み合わせにより形成するのがよく、図19に示すように、3種類の成形用金型60(第1金型60a~第3金型60c)を用いて形成するのが好ましい。
より具体的には、第1金型60a及び第2金型60bを突き合わせることにより、貫通孔37を形成し、第1金型60aと第3金型60cにより、ハーネス掛止部33の突起部34を形成する。この場合、第1金型60aを下方に向かってその幅が細くなる形状とし、第2金型60b及び第3金型60cを上方に向かって幅が細くなるように形成するのがよい。このように成形用金型60を形成することで、第1金型60a~第3金型60cの抜けやすさが向上する。
また、第2金型60bと第3金型60cとは非一体であるのがよい。すなわち、第2金型60bと第3金型60cとを別部材とすることで、第2パッド部材12の形成後、第2金型60bと第3金型60cと別々に抜くことができる。別部材とすることで、製造が容易になると共に、突起部34の先端部まで発泡ポリプロピレン(EPP)が充填されやすくなる。
<ハーネス取付用プレート41>
シートクッションS1は、第2パッド部材12の上に第1パッド部材11を載せ、シートパッド10を形成した後、ハーネス40を配策してシートパッド10を表皮2で覆い、表皮2の端部(被掛止部6)を表皮掛止部20に引っ掛けることにより組み立てられる。
組み立てる際、表皮2の裏面2cにハーネス40が予め取り付けられると、ハーネス40を配策するのに便利である。
本実施形態の表皮2の裏面2cには、図20に示すように樹脂製のハーネス取付用プレート41が設けられており、シートパッド10に取り付けるハーネス40を表皮2の裏面2cに固定することができる。
ハーネス取付用プレート41は、板状の取付部41aと、ハーネス40を保持し取付部41aに接続する保持部41bと、を有する。
ハーネス取付用プレート41は、縫製により表皮2に固定される。これは一例であり、接着剤を用いてハーネス取付用プレート41を表皮2の裏面2cに固定してもよい。ハーネス40を表皮2の裏面2cに取り付けておくことにより、ハーネス40の配策と、表皮2の取付けを同時に行うことができ、組立工数の削減を図ることができる。
<裏面材42>
第1パッド部材11の裏面11dには、図に示すように、裏面材42が取り付けられてもよい。裏面材42は、第1パッド部材11が第2パッド部材12に組付けられたときに、第2パッド部材12の検出センサ50に当接する位置に設けられている。
検出センサ50は、上述したように、着座者(乗員)の有無を検出するセンサであり、第2パッド部材12の上面12a、すなわち、第1パッド部材側の面に設けられている。
裏面材42が第1パッド部材11の裏面11dにおいて検出センサ50と対向する部分に配設されることで、第1パッド部材11が第2パッド部材12に組付けられたとき、裏面材42が検出センサ50に当接する。すなわち、裏面材42が、第1パッド部材11の裏面11dにおいて、検出センサ50に当接する位置に設けられることで、検出センサ50への荷重伝達がより良好になる。
裏面材42は例えば伸縮性を有するシート材からなり、例えばポリ塩化ビニル樹脂からなる樹脂製シート材が使用される。裏面材42は、天然繊維や合成繊維からなる織布、編布、不織布などであってもよい。また、裏面材42は、接着剤等を用いて第1パッド部材11の裏面11dに取り付けられる。
以上、本実施形態について図を用いて説明した。なお、上記した実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本実施形態で説明した部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、本発明の乗物用シートの一例として車両用シートを挙げ、その構成例について説明したが、本発明は、自動車・鉄道など車輪を有する地上走行用乗物に搭載される車両用シートに限定されるものではなく、地上以外を移動する航空機や船舶などに搭載されるシートであってもよい。
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
2 表皮
2a、2b 表皮ピース
2c 裏面
3 引掛孔
4 縫合線
5 縫い目(補強部)
6 被掛止部
6a 外周端部
7 表皮溝
8 溶着部(補強部)
10 シートパッド
10d 下面
11 第1パッド部材
11a 吊り込み溝
11b 取付凹部
11c 開口部
11d 裏面
12 第2パッド部材
12a 上面
12b 取付凸部
12c アンカー通し部
12d 下面
20 表皮掛止部(突出部)
21 支柱部
22 爪部
22a、22b 角
23 ブラケット
23a 挿入穴
24 クリップ
25 凹部
26 貫通孔
29 センサ収容凹部
30 収容溝
31 溝本体部
32 溝延出部
33 ハーネス掛止部
34 突起部
34a 上面
35、36 凹部
37 貫通孔
38 逃げ部(指入部)
40 ハーネス
41 ハーネス取付用プレート
41a 取付部
41b 保持部
42 裏面材
43 樹脂プレート(補強部)
50 検出センサ
50a、50b 端部
51 突出片
52 マットクリップ
53 取付孔
54 カプラー差込部分
60 成形用金型
60a 第1金型
60b 第2金型
60c 第3金型

Claims (1)

  1. シートパッドと、該シートパッドを被覆する表皮と、を備え、
    前記シートパッドの下面には、前記シートパッドと一体的に形成され、前記表皮を掛止する突出部が設けられており、
    前記突出部の頂部は面取されていることを特徴とする乗物用シート。
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