JP2023085717A - 部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ワークを所定の位置に整列させ、その後のピッキングを効率的に行うことができる部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステムを提供すること。【解決手段】部品バラシ装置は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有する。また、前記ガイド壁は、V字状をなし、V字角度が60°または120°である。【選択図】図6
Description
本発明は、部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステムに関する。
特許文献1には、トレーに山積みにされた部品をカメラで撮像し、撮像により得られた画像に基づいて少なくとも1つの部品の姿勢を認識し、姿勢を認識した部品をロボットハンドで把持するピッキング装置が記載されている。
しかしながら、このようなピッキング装置では、部品がトレーに山積みにされているため、ピッキングに時間がかかり、サイクルタイムの向上を図ることが困難である。
本発明の部品バラシ装置は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とする。
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とする。
本発明の部品バラシ装置の制御方法は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有する部品バラシ装置の制御方法であって、
前記振動発生装置により前記トラフを振動させて複数の前記ワークを前記ガイド壁に沿わせて整列させることを特徴とする。
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有する部品バラシ装置の制御方法であって、
前記振動発生装置により前記トラフを振動させて複数の前記ワークを前記ガイド壁に沿わせて整列させることを特徴とする。
本発明のピックアップシステムは、ワークが載置される部品バラシ装置と、
前記部品バラシ装置に載置されている前記ワークをピックアップするロボットと、を有し、
前記部品バラシ装置は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とする。
前記部品バラシ装置に載置されている前記ワークをピックアップするロボットと、を有し、
前記部品バラシ装置は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とする。
以下、部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステムの好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るピックアップシステムの全体図である。図2は、ワークの一例を示す斜視図である。図3は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。図4は、部品バラシ装置を水平方向から見た断面図である。図5は、部品バラシ装置を上側から見た透過図である。図6は、部品バラシ装置を上側から見た平面図である。図7は、部品バラシ装置を反転振動させた状態を示す断面図である。図8は、部品バラシ装置を第1移動振動させた状態を示す断面図である。図9は、部品バラシ装置を第2移動振動させた状態を示す断面図である。図10は、部品バラシ装置の制御方法を示すフローチャートである。図11および図12は、それぞれ、部品バラシ装置の制御方法を説明するための断面図である。図13は、ピックアップ方法の変形例を示す平面図である。図14は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。
図1は、第1実施形態に係るピックアップシステムの全体図である。図2は、ワークの一例を示す斜視図である。図3は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。図4は、部品バラシ装置を水平方向から見た断面図である。図5は、部品バラシ装置を上側から見た透過図である。図6は、部品バラシ装置を上側から見た平面図である。図7は、部品バラシ装置を反転振動させた状態を示す断面図である。図8は、部品バラシ装置を第1移動振動させた状態を示す断面図である。図9は、部品バラシ装置を第2移動振動させた状態を示す断面図である。図10は、部品バラシ装置の制御方法を示すフローチャートである。図11および図12は、それぞれ、部品バラシ装置の制御方法を説明するための断面図である。図13は、ピックアップ方法の変形例を示す平面図である。図14は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。
図1に示すピックアップシステム100は、複数のワークWを所定の形に整列させる部品バラシ装置200と、部品バラシ装置200上で整列したワークWをピックアップするロボット400と、ピックアップしたワークWに対して所定の処理を行う作業台500と、これら各部の駆動を制御する制御装置600と、を有する。
このようなピックアップシステム100の流れを簡単に説明すると、まず、作業員等が部品バラシ装置200に複数のワークWを投入することにより、トラフ250内に複数のワークWが山積みにされる。つまり、複数のワークWが無造作に重なり合った状態となる。ただし、部品バラシ装置200へのワークWの投入方法としては、特に限定されず、例えば、ロボット、コンベア等により行ってもよい。次に、部品バラシ装置200を駆動して複数のワークWを所定の姿勢に揃えると共に、所定の位置に整列させる。次に、ロボット400でワークWをピックアップして作業台500まで搬送し、作業台500においてワークWに対して所定の処理を行う。なお、前記所定の処理としては、特に限定されないが、本実施形態では、図3に示すように、7つのワークWを円状の収容ボックス900内に最密充填状に収容する作業である。
このようなピックアップシステム100によれば、ピックアップ前に複数のワークWを所定の姿勢に揃えると共に所定の位置に整列させている。そのため、ワークWの位置姿勢が既知となり、従来のように、カメラを用いた画像認識処理によりワークWの位置姿勢を検出する必要が無くなる。したがって、ピックアップのサイクルタイムを短縮することができ、効率的なピックアップが可能なピックアップシステム100となる。
以上、ピックアップシステム100について簡単に説明した。以下、ピックアップシステム100の各部について詳細に説明する。
なお、図2に示すように、ピックアップの対象であるワークWは、対向する表面W1および裏面W2を有する円盤状である。ただし、ワークWの構成としては、特に限定されない。また、以下では、図4に示すように表面W1または裏面W2が鉛直方向を向く姿勢を倒伏姿勢Waとも言い、表面W1および裏面W2が水平方向を向く姿勢を起立姿勢Wbとも言い、他のワークW上に重なる姿勢を重なり姿勢Wcとも言う。また、倒伏姿勢のワークWの高さをDwとも言う。なお、倒伏姿勢のワークWの高さDwは、起立姿勢Wbや重なり姿勢WcのワークWの高さよりも低い。
[部品バラシ装置200]
図4に示すように、部品バラシ装置200は、板状の基台210と、基台210に立設された4本の脚部220と、これら脚部220を介して基台210に接続されたトラフ250と、トラフ250に配置された隙間形成部240と、トラフ250を振動させる振動発生装置260と、複数のワークWを所定の位置に整列させるガイド壁290と、を有する。このような部品バラシ装置200では、振動発生装置260によってトラフ250を所定方向に振動させ、この振動によって複数のワークWを移動させてガイド壁290に沿って整列させる。
図4に示すように、部品バラシ装置200は、板状の基台210と、基台210に立設された4本の脚部220と、これら脚部220を介して基台210に接続されたトラフ250と、トラフ250に配置された隙間形成部240と、トラフ250を振動させる振動発生装置260と、複数のワークWを所定の位置に整列させるガイド壁290と、を有する。このような部品バラシ装置200では、振動発生装置260によってトラフ250を所定方向に振動させ、この振動によって複数のワークWを移動させてガイド壁290に沿って整列させる。
4本の脚部220は、それぞれ、コイルばね221を有し、弾性変形可能である。また、これら4本の脚部220は、基台210の四隅にバランスよく配置されている。トラフ250は、これら4本の脚部220を介して基台210に固定されている。そのため、振動モーター261、262の振動が増強されてトラフ250に伝達され、トラフ250を基台210に対して大きく揺らすことができる。したがって、トラフ250上のワークWの位置姿勢を容易に変化させることができる。また、トラフ250は、箱状をなし、その底面である載置面251が水平となるように配置されている。
また、振動発生装置260は、トラフ250の下面に配置された2つの振動モーター261、262を有する。振動モーター261、262は、それぞれ、モーターの回転軸261a、262aに偏心錘261b、262bが取り付けられた偏心モーターである。振動モーター261、262を駆動すると、偏心錘261b、262bの作用によって回転軸261a、262aに遠心力振動が発生する。この振動がトラフ250に伝わることにより、トラフ250が振動し、トラフ250内のワークWの位置姿勢が変化する。ただし、振動発生装置260の構成は、振動を発生させることができれば、特に限定されない。
また、図5に示すように、振動モーター261、262は、鉛直方向からの平面視で、トラフ250の中心Oに対して両側に分かれて配置されている。すなわち、中心Oの一方側に振動モーター261が配置され、他方側に振動モーター262が配置されている。また、回転軸261a、262aは、同一水平面上に位置しており、互いに平行である。ただし、振動モーター261、262の配置としては、特に限定されない。
また、振動モーター261、262には、回転軸261a、262aの回転位置を検出する図示しないセンサーが配置されている。なお、「回転軸261a、262aの回転位置」とは、偏心錘261b、262bの位置すなわち回転軸261a、262aの偏心方向H1、H2を意味する。これらのセンサーとしては、特に限定されないが、例えば、光透過型のエンコーダー、光反射型のエンコーダー等を用いることができる。
また、図4に示すように、トラフ250には、トラフ250内のワークWの重なりを解消する隙間形成部240が配置されている。前述したように、トラフ250上には、ワークWが無造作に山積みにされる。このままの状態では、ピックアップ可能なワークWを検出したり、検出したワークWの位置姿勢を検出したりするのに高精度な画像認識が必要であるし、ワークW毎にロボット400のアプローチ方向が異なるため、制御が複雑化し易くサイクルタイムの向上を図ることができない。そこで、部品バラシ装置200は、隙間形成部240を用いてワークWの重なりを解消し、各ワークWを倒伏姿勢Waとすることにより、上述した問題を解消し、ピックアップのサイクルタイムの向上を図っている。
このような隙間形成部240は、載置面251の上方に位置している。また、隙間形成部240は、棒状、柱状または板状であり、トラフ250の側面に梁のようにして掛け渡されている。また、隙間形成部240は、振動モーター261、262の回転軸261a、262aと同じ方向に延在している。このような配置とすることにより、特に、振動発生装置260によって、後述する第1移動振動および第2移動振動を励振させ易くなる。
また、図5に示すように、鉛直方向からの平面視で、隙間形成部240は、中心Oと重なるようにしてトラフ250の中央部に位置しており、トラフ250内を第1領域S1と第2領域S2とに分割している。そして、作業の開始にあたり、第1領域S1に複数のワークWが投入され、無造作に山積みにされる。なお、隙間形成部240の配置は、トラフ250を第1、第2領域S1、S2に分割することができれば、特に限定されず、どちらか一方側に偏って配置されていてもよい。
また、図4に示すように、隙間形成部240の下面241は、載置面251と平行な平坦面である。つまり、下面241は、水平面である。下面241は、隙間Gを隔てて載置面251と対向配置されている。そして、隙間Gの高さDg(鉛直方向の長さ)は、Dw<Dg<2Dwの範囲に設定されている。これにより、載置面251に載置された倒伏姿勢WaのワークWだけが隙間Gを通過して第1領域S1から第2領域S2へ移動することができ、その他の姿勢のワークWつまり重なり姿勢Wcおよび起立姿勢WbのワークWは、隙間Gを通過できず、第1領域S1から第2領域S2への移動が規制される。
また、図6に示すように、ガイド壁290は、第2領域S2に配置されており、載置面251から立設している。ガイド壁290は、V字状の単位ガイド壁291を有し、この単位ガイド壁291が隙間形成部240の延在方向に沿って複数並んだ形状となっている。このように、複数の単位ガイド壁291を有することにより、例えば、1つの大きなV字状とする場合と比べてガイド壁290の長さLを短くすることができる。そのため、部品バラシ装置200の小型化を図ることができる。ただし、単位ガイド壁291の数としては、特に限定されない。
また、各単位ガイド壁291は、第1領域S1側を向いている。そのため、第1領域S1から移動して来たワークWが各単位ガイド壁291内に誘導され易くなり、より確実かつ円滑にワークWを所定位置に整列させることができる。ただし、各単位ガイド壁291の向きは特に限定されない。また、少なくとも1つの単位ガイド壁291の向きが他の単位ガイド壁291の向きと異なっていてもよい。
また、各単位ガイド壁291のV字角度θは、60°である。そのため、複数のワークWは、各単位ガイド壁291に沿って、所定の位置で最密充填状に整列する。なお、最密充填状とは、互いに接する3つのワークWの中心が正三角形を形成する配列を言う。このように、ガイド壁290を用いて複数のワークWを所定の位置および形状に整列させることにより、その後のワークWのピックアップを効率的に行うことができる。
以上、部品バラシ装置200の構成について説明した。次に、部品バラシ装置200の駆動方法について図7ないし図9に基づいて簡単に説明する。例えば、図7に示すように、偏心方向H1、H2が共に鉛直方向下側を向く状態から振動モーター261、262を互いに逆方向に回転駆動させると、これらの振動が相殺および重畳され、脚部220を弾性変形させながらトラフ250に上下方向の振動B1が付与される。これにより、トラフ250上のワークWが上下に跳ねるように振動する。この振動により、ワークWの向きを反転させることができる。そのため、以下では、この駆動を「反転振動」とも言う。
また、例えば、図8に示すように、偏心方向H1、H2が共に右斜め下側を向く状態から振動モーター261、262を互いに逆方向に回転駆動させると、これらの振動が相殺および重畳され、脚部220を弾性変形させながらトラフ250に斜め方向の振動B2が付与される。これにより、トラフ250上のワークWが右方向に移動する。この駆動により、ワークWを第1領域S1から第2領域S2に移動させることができる。そのため、以下では、この振動を「第1移動振動」とも言う。
また、例えば、図9に示すように、偏心方向H1、H2が共に左斜め下側を向く状態から振動モーター261、262を互いに逆方向に回転駆動させると、これらの振動が相殺および重畳され、脚部220を弾性変形させながらトラフ250に斜め方向の振動B3が付与される。これにより、トラフ250上のワークWが左方向に移動する。この駆動により、ワークWを第2領域S2から第1領域S1に移動させることができる。そのため、以下では、この振動を「第2移動振動」とも言う。
このように、振動発生装置260が第1移動振動、第2移動振動および反転振動を発生することができるため、トラフ250内でのワークWの位置姿勢を自在に制御することができる。したがって、後述するような部品バラシ装置200の制御が簡単かつ円滑となる。
[ロボット400]
ロボット400は、スカラロボット(水平多関節ロボット)である。図1に示すように、ロボット400は、床面に固定されたベース410と、ベース410に接続されたロボットアーム420と、を有する。ロボットアーム420は、基端部がベース410に接続され、ベース410に対して鉛直方向に沿った第1回動軸J1まわりに回動する第1アーム421と、基端部が第1アーム421の先端部に接続され、第1アーム421に対して鉛直方向に沿った第2回動軸J2まわりに回動する第2アーム422と、を有する。
ロボット400は、スカラロボット(水平多関節ロボット)である。図1に示すように、ロボット400は、床面に固定されたベース410と、ベース410に接続されたロボットアーム420と、を有する。ロボットアーム420は、基端部がベース410に接続され、ベース410に対して鉛直方向に沿った第1回動軸J1まわりに回動する第1アーム421と、基端部が第1アーム421の先端部に接続され、第1アーム421に対して鉛直方向に沿った第2回動軸J2まわりに回動する第2アーム422と、を有する。
また、第2アーム422の先端部には作業ヘッド430が設けられている。作業ヘッド430は、第2アーム422の先端部に同軸的に配置されたスプラインナット431およびボールネジナット432と、スプラインナット431およびボールネジナット432に挿通されたスプラインシャフト433と、を有する。スプラインシャフト433は、第2アーム422に対して鉛直方向に沿った第3回動軸J3まわりに回転可能で、かつ、第3回動軸J3に沿って昇降可能である。
また、スプラインシャフト433の下端部にはエンドエフェクター440が装着されている。エンドエフェクター440は、着脱自在であり目的の作業に適したものが適宜選択される。本実施形態のエンドエフェクター440は、ワークWを吸着して保持するハンドであり、7つの吸着ノズルが最密充填状に配置されている。これにより、7つのワークWを一度にピックアップすることができ、作業効率が向上する。
以上、ロボット400について説明したが、ロボット400としては、特に限定されず、例えば、6つの回転軸を有するロボットアームを備えた6軸ロボットであってもよい。
[制御装置600]
制御装置600は、部品バラシ装置200およびロボット400の駆動をそれぞれ制御する。このような制御装置600は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。制御装置600の構成要素の一部または全部は、ロボット400の筐体の内側に配置されてもよい。また、制御装置600は、複数のプロセッサーにより構成されてもよい。
制御装置600は、部品バラシ装置200およびロボット400の駆動をそれぞれ制御する。このような制御装置600は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。制御装置600の構成要素の一部または全部は、ロボット400の筐体の内側に配置されてもよい。また、制御装置600は、複数のプロセッサーにより構成されてもよい。
以上、ピックアップシステム100について説明した。次に、図10ないし図14に基づいて、部品バラシ装置200の制御方法を説明する。
まず、図11に示すように、ステップS101として、部品バラシ装置200の第1領域S1に複数のワークWを投入し、山積みの状態とする。次に、図12に示すように、ステップS102として、部品バラシ装置200を第1移動振動させ、ワークWを第1領域S1から第2領域S2へ移動させる。この際、隙間形成部240の作用によって、倒伏姿勢WaのワークWだけが隙間Gを通過して第2領域S2へ移動する。もともと重なり姿勢Wcや起立姿勢WbであったワークWは、振動や隙間形成部240との接触によって倒伏姿勢Waとなった後、隙間Gを通過して第2領域S2へ移動する。そして、第2領域S2に移動したワークWは、ガイド壁290に沿って所定の位置に並び、図6に示したように、各単位ガイド壁291内において複数のワークWが最密充填状に整列する。なお、本実施形態では、各単位ガイド壁291内に10個のワークWが最密充填状に整列し、このうち、鎖線で囲まれた領域Q内の7つのワークWがロボット400によってまとめてピックアップされるようロボット400の駆動が制御される。
次に、ステップS103として、複数の領域Qの中から1つの領域Qをピックアップ対象に決定する。次に、ステップS104として、ステップS103でピックアップ対象とした領域Qにある7つのワークWをロボット400でまとめてピックアップして作業台500まで搬送する。作業台500には、図3で示した収容ボックス900が用意されており、この収容ボックス900内に7つのワークWをそのままの配置で収め、リリースする。そして、全ての領域Qのピックアップを終えるまでステップS103からステップS104を繰り返し、その後、ピックアップ作業を終了する。
以上、部品バラシ装置200の制御方法について説明した。このような制御方法によれば、ワークWを所定の位置および形状に整列させることができる。そのため、従来では必要だったカメラ等を用いたワークWの位置姿勢の検出が不要となり、ステップS103への移行がよりスムーズとなる。また、ステップS103においても、ワークWの位置姿勢が既知であるため、予めピックアップ時のロボット動作をプログラムしておくこともできる。また、ピックアップ時のロボット動作が実質的に上下動だけの単純な動きとなるため、ピックアップ作業をより確実かつスムーズに行うことができる。したがって、ピックアップのサイクルタイムの向上を図ることができる。
なお、全ての領域Qのピックアップを終えても、トラフ250内に十分な数のワークWが残っている場合、例えば、トラフ250を第1移動振動させ、単位ガイド壁291外にあるワークWを移動させて、再び、各単位ガイド壁291内に10個のワークWを最密充填状に整列させてもよい。また、第2移動振動によって第2領域S2内のワークWをいったん第1領域S1(単位ガイド壁291外)に移動させた後、改めてトラフ250を第1移動振動させ、各単位ガイド壁291内に10個のワークWを最密充填状に整列させてもよい。
また、例えば、ステップS102とステップS103との間に、各領域Q内に10個のワークWが所定の位置で最密充填状に整列しているかを確認するためのステップを加えてもよい。例えば、トラフ250のワークWの数、配置の偏り等によっては、単位ガイド壁291内に10個のワークWが整列しない場合も考えられる。そこで、ロボット400によるピックアップを実行する前に、各領域Q内に10個のワークWが所定の位置で最密充填状に整列しているかを確認することにより、ピックアップがうまくできない、収容ボックス900内のワークWの数が足りない等の作業ミスを抑制することができる。なお、各領域Q内に10個のワークWが所定の位置で最密充填状に整列しているかを確認する方法としては、特に限定されないが、例えば、カメラ、深度センサー等のビジョンを用いた画像認識処理が挙げられる。なお、この場合の画像認識処理は、簡単な処理で足り、従来のようにワークWの位置や姿勢を高精度に検出する方法に比べてはるかに容易であるし、処理にかかる時間も短くて済む。また、安価なビジョンでも十分であり、ピックアップシステム100のコスト増を抑制することもできる。
また、ピックアップするワークWの数や配置としては、特に限定されない。例えば、図13および図14に示すように領域Q内にある3つのワークWをまとめてピックアップし、3つのワークWが収容可能な収容ボックス900に収容してもよい。
以上、ピックアップシステム100について説明した。このようなピックアップシステム100が有する部品バラシ装置200は、前述したように、ワークWが載置される載置面251を有するトラフ250と、トラフ250を振動させ、ワークWを移動させる振動発生装置260と、振動により移動する複数のワークWを載置面251上で整列させるガイド壁290と、を有する。このような構成によれば、複数のワークWを所定の位置に整列させることができるため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業を容易かつ円滑に行うことができる。特に、従来と比べてカメラを用いたワークWの位置姿勢の検出が不要となるため、ワークWを整列後、速やかにピックアップ作業に移行することができる。したがって、ピックアップのサイクルタイムの向上を図ることができる。
また、前述したように、ガイド壁290は、V字状をなしている。このような形状とすることにより、ガイド壁290にワークWを誘導し易くなり、より確実にかつより精度よく、複数のワークWをガイド壁290に沿って整列させることができる。そのため、ワークWの位置ずれを効果的に抑制することができる。
また、前述したように、V字角度θが60°である。これにより、ワークWを最密充填状に整列させることができる。
また、前述したように、ガイド壁290は、V字状をなしている単位ガイド壁291を複数有する。これにより、単位ガイド壁291毎にワークWをまとめてピックアップすることが可能となる。つまり、部品バラシ装置200の一度の駆動で、ワークWのピックアップを単位ガイド壁291の数分行うことができる。そのため、より効率的なピックアップが可能となる。
また、前述したように、部品バラシ装置200は、トラフ250を第1領域S1と第2領域S2とに分割すると共に、第1領域S1と第2領域との間に、載置面251との間に所定の姿勢のワークWだけが通過可能な隙間Gを形成している隙間形成部240を有する。これにより、ワークWの姿勢を揃えることができる。そのため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業を容易かつ円滑に行うことができる。
また、前述したように、部品バラシ装置200の制御方法は、ワークWが載置される載置面251を有するトラフ250と、トラフ250を振動させ、ワークWを移動させる振動発生装置260と、ワークWを載置面251上で整列させるガイド壁290と、を有する部品バラシ装置200の制御方法であって、振動発生装置260によりトラフ250を振動させて複数のワークWをガイド壁290に沿わせて整列させる。このような方法によれば、複数のワークWを所定の位置に整列させることができるため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業を容易かつ円滑に行うことができる。特に、従来と比べてカメラを用いたワークWの位置姿勢の検出が不要となるため、ワークWを整列後、速やかにピックアップ作業に移行することができる。したがって、ピックアップのサイクルタイムの向上を図ることができる。
また、前述したように、部品バラシ装置200の制御方法では、複数のワークWを最密充填状に整列させる。これにより、ワークWを密に整列させることができるため、ワークWの所定位置(予め想定される位置)からの位置ずれが起き難くなる。そのため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業をより確実に行うことができる。
また、前述したように、ピックアップシステム100は、ワークWが載置される部品バラシ装置200と、部品バラシ装置200に載置されているワークWをピックアップするロボット400と、を有する。そして、部品バラシ装置200は、ワークWが載置される載置面251を有するトラフ250と、トラフ250を振動させ、ワークWを移動させる振動発生装置260と、振動により移動する複数のワークWを載置面251上で整列させるガイド壁290と、を有する。このような構成によれば、複数のワークWを所定の位置に整列させることができるため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業を容易かつ円滑に行うことができる。特に、従来と比べてカメラを用いたワークWの位置姿勢の検出が不要となるため、ワークWを整列後、速やかにピックアップ作業に移行することができる。したがって、ピックアップのサイクルタイムの向上を図ることができる。
<第2実施形態>
図15は、第2実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
図15は、第2実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
本実施形態のピックアップシステム100は、部品バラシ装置200の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のピックアップシステム100と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図15に示すように、本実施形態の部品バラシ装置200では、各単位ガイド壁291の先端が平坦にカットされている。このような構成によれば、前述した第1実施形態と比べて、ガイド壁290の長さLを短くすることができるため、部品バラシ装置200の小型化を図ることができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図16は、第3実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
図16は、第3実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
本実施形態のピックアップシステム100は、部品バラシ装置200の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のピックアップシステム100と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図16に示すように、本実施形態の部品バラシ装置200では、各単位ガイド壁291のV字角度θが120°となっている。このような構成によっても、前述した第1実施形態と同様に、ワークWを最密充填状に整列させることができる。なお、前述した第1実施形態(V字角度=60°)と比べてガイド壁290の長さLが短縮される分、幅Wが増大する。したがって、トラフ250の形状等に基づいて、V字角度θを60°、120°のいずれかにするかを決定すればよい。
以上のように、本実施形態の部品バラシ装置200では、前述したように、V字角度θが120°である。これにより、ワークWを最密充填状に整列させることができる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図17は、第4実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。図18は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。
図17は、第4実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。図18は、ワークが収容ボックスに収容された状態を示す斜視図である。
本実施形態のピックアップシステム100は、部品バラシ装置200の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のピックアップシステム100と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図17に示すように、本実施形態の部品バラシ装置200では、各単位ガイド壁291のV字角度θが90°となっている。そのため、複数のワークWは、ガイド壁290に沿って行列状に整列する。このような構成によれば、例えば、図18に示すように、収容ボックス900に行列状にワークWを収容する場合に特に有効となる。また、ワークWを密に整列させることができるため、ワークWの所定位置(予め想定される位置)からの位置ずれが起き難くなる。そのため、ロボット400によるピックアップ作業をより確実に行うことができる。
以上のように、本実施形態の部品バラシ装置200では、前述したように、V字角度θが90°である。これにより、ワークWを行列状に整列させることができる。
また、前述したように、部品バラシ装置200の制御方法では、複数のワークWを行列状に整列させる。これにより、ワークWを密に整列させることができるため、ワークWの所定位置(予め想定される位置)からの位置ずれが起き難くなる。そのため、その後の作業、本実施形態では、ロボット400によるピックアップ作業をより確実に行うことができる。
このような第4実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第5実施形態>
図19は、第5実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
図19は、第5実施形態の部品バラシ装置が有するガイド壁を示す平面図である。
本実施形態のピックアップシステム100は、部品バラシ装置200の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のピックアップシステム100と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図19に示すように、本実施形態の部品バラシ装置200では、各単位ガイド壁291が漏斗状となっており、複数のワークWが縦一列に整列する。特に、開口部が拡幅しているため、各単位ガイド壁291内にワークWを誘導し易くなっている。
このような第5実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第6実施形態>
図20は、第6実施形態の部品バラシ装置を水平方向から見た断面図である。
図20は、第6実施形態の部品バラシ装置を水平方向から見た断面図である。
本実施形態のピックアップシステム100は、部品バラシ装置200の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態のピックアップシステム100と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図20に示すように、本実施形態の部品バラシ装置200では、振動発生装置260が4つのボイスコイルモーター263を有している。また、各ボイスコイルモーター263は、本体263aと、通電により本体263aに対して鉛直方向に振動する振動軸263bと、を有しており、このうち本体263aが基台210に固定され、振動軸263bがトラフ250に固定されている。つまり、本実施形態では、脚部220としてボイスコイルモーター263を用いている。このような構成によれば、各ボイスコイルモーター263、263、263、263の振動の大きさやタイミングを制御することにより、第1移動振動、第2移動振動、反転振動を付与することができる。
なお、図20では、2つのボイスコイルモーター263しか図示されていないが、前述した第1実施形態の脚部220と同様に、基台210の四隅に4つのボイスコイルモーター263が配置されている。
このような第6実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
100…ピックアップシステム、200…部品バラシ装置、210…基台、220…脚部、221…コイルばね、240…隙間形成部、241…下面、250…トラフ、251…載置面、260…振動発生装置、261…振動モーター、261a…回転軸、261b…偏心錘、262…振動モーター、262a…回転軸、262b…偏心錘、263…ボイスコイルモーター、263a…本体、263b…振動軸、290…ガイド壁、291…単位ガイド壁、400…ロボット、410…ベース、420…ロボットアーム、421…第1アーム、422…第2アーム、430…作業ヘッド、431…スプラインナット、432…ボールネジナット、433…スプラインシャフト、440…エンドエフェクター、500…作業台、600…制御装置、900…収容ボックス、B1…振動、B2…振動、B3…振動、D…幅、Dg…高さ、Dw…高さ、G…隙間、H1…偏心方向、H2…偏心方向、J1…第1回動軸、J2…第2回動軸、J3…第3回動軸、L…長さ、O…中心、Q…領域、S1…第1領域、S101…ステップ、S102…ステップ、S103…ステップ、S104…ステップ、S2…第2領域、W…ワーク、W1…表面、W2…裏面、Wa…倒伏姿勢、Wb…起立姿勢、Wc…姿勢、θ…V字角度
Claims (10)
- ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とする部品バラシ装置。 - 前記ガイド壁は、V字状をなしている請求項1に記載の部品バラシ装置。
- V字角度が60°または120°である請求項2に記載の部品バラシ装置。
- V字角度が90°である請求項2に記載の部品バラシ装置。
- 前記ガイド壁は、前記V字状をなしている単位ガイド壁を複数有する請求項2ないし4のいずれか1項に記載の部品バラシ装置。
- 前記トラフを第1領域と第2領域とに分割すると共に、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記載置面との間に所定の姿勢のワークだけが通過可能な隙間を形成している隙間形成部を有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の部品バラシ装置。
- ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有する部品バラシ装置の制御方法であって、
前記振動発生装置により前記トラフを振動させて複数の前記ワークを前記ガイド壁に沿わせて整列させることを特徴とする部品バラシ装置の制御方法。 - 複数の前記ワークを最密充填状に整列させる請求項7に記載の部品バラシ装置の制御方法。
- 複数の前記ワークを行列状に整列させる請求項7に記載の部品バラシ装置の制御方法。
- ワークが載置される部品バラシ装置と、
前記部品バラシ装置に載置されている前記ワークをピックアップするロボットと、を有し、
前記部品バラシ装置は、ワークが載置される載置面を有するトラフと、
前記トラフを振動させ、前記ワークを移動させる振動発生装置と、
前記振動により移動する複数の前記ワークを前記載置面上で整列させるガイド壁と、を有することを特徴とするピックアップシステム。
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JP2021199906A JP2023085717A (ja) | 2021-12-09 | 2021-12-09 | 部品バラシ装置、部品バラシ装置の制御方法およびピックアップシステム |
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- 2021-12-09 JP JP2021199906A patent/JP2023085717A/ja active Pending
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