JP2023175305A - 振動発生装置およびピックアップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】低背化を図ることができる振動発生装置およびピックアップシステムを提供すること。【解決手段】振動発生装置は、基台と、ワークが載置される載置面を有しているトラフと、前記基台と前記トラフとを連結しているバネ部と、前記バネ部を弾性変形させながら前記トラフを振動させる振動発生部と、を有し、前記バネ部は、一方の端部である下端部と、他方の端部であり、前記下端部に対して鉛直方向上側に位置している上端部と、を有し、前記下端部が前記トラフに連結され、前記上端部が前記基台に連結されている。【選択図】図3

Description

本発明は、振動発生装置およびピックアップシステムに関する。
特許文献1に記載されている振動移送装置は、複数の基台1と、各基台1の上に立設している複数のバネ脚と、複数のバネ脚の上端に支持されているフレームと、フレームの上側に取り付けられている搬送トラフと、フレームの下側に取り付けられているモーターベースと、モーターベースに取り付けられている3台の振動モーターと、を有している。このような振動移送装置では、3台の振動モーターを個別に制御することにより、搬送トラフに一定方向の振動を付与することができる。
登録実用新案第3175501号公報
しかしながら、特許文献1の振動移送装置では、バネ脚の下端部が基台に連結され、上端部がフレームに連結されているため、基台と搬送トラフとが離間してしまい、装置の低背化を図ることが困難であるという課題がある。
本発明の振動発生装置は、基台と、
ワークが載置される載置面を有しているトラフと、
前記基台と前記トラフとを連結しているバネ部と、
前記バネ部を弾性変形させながら前記トラフを振動させる振動発生部と、を有し、
前記バネ部は、一方の端部である下端部と、他方の端部であり、前記下端部に対して鉛直方向上側に位置している上端部と、を有し、
前記下端部が前記トラフに連結され、前記上端部が前記基台に連結されている。
本発明のピックアップシステムは、ワークが載置される振動発生装置と、
前記振動発生装置に載置されている前記ワークを撮像するビジョンと、
前記ビジョンの撮像結果に基づいて、前記振動発生装置に載置されている前記ワークをピックアップするロボットと、を有し、
前記振動発生装置は、基台と、
ワークが載置される載置面を有しているトラフと、
前記基台と前記トラフとを連結しているバネ部と、
前記バネ部を弾性変形させながら前記トラフを振動させる振動発生部と、を有し、
前記バネ部は、一方の端部である下端部と、他方の端部であり、前記下端部に対して鉛直方向上側に位置している上端部と、を有し、
前記下端部が前記トラフに連結され、前記上端部が前記基台に連結されている。
第1実施形態に係るピックアップシステムの全体構成を示す正面図である。 ロボットを示す正面図である。 振動発生装置を示す正面図である。 振動発生装置を示す上面図である。 振動発生装置の駆動を説明するための正面図である。 振動発生装置の駆動を説明するための正面図である。 振動発生装置の駆動を説明するための正面図である。 振動発生装置の駆動を説明するための正面図である。 バネ部を示す正面図である。 バネ部を示す斜視図である。 ピックアップシステムの駆動方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。 第3実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。 第4実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。 第5実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。 振動発生装置を示す上面図である。
以下、振動発生装置およびピックアップシステムの好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るピックアップシステムの全体構成を示す正面図である。図2は、ロボットを示す正面図である。図3は、振動発生装置を示す正面図である。図4は、振動発生装置を示す上面図である。図5ないし図8は、それぞれ、振動発生装置の駆動を説明するための正面図である。図9は、バネ部を示す正面図である。図10は、バネ部を示す斜視図である。図11は、ピックアップシステムの駆動方法を示すフローチャートである。
図1に示すピックアップシステム100は、搬送対象であるワークWが載置される振動発生装置200と、ワークWを搬送する搬送装置としてのコンベア300と、振動発生装置200に載置されたワークWを撮像するビジョン400と、振動発生装置200に載置されたワークWをピックアップし、ピックアップしたワークWをコンベア300上にリリースするロボット500と、これら各部の駆動を制御する制御装置600と、を有している。
[ロボット500]
ロボット500は、スカラロボット(水平多関節ロボット)である。図2に示すように、ロボット500は、床面に固定されているベース510と、ベース510に接続されているロボットアーム520と、を有している。ロボットアーム520は、基端部がベース510に接続され、ベース510に対して鉛直方向に沿った第1回動軸J1まわりに回動する第1アーム521と、基端部が第1アーム521の先端部に接続され、第1アーム521に対して鉛直方向に沿った第2回動軸J2まわりに回動する第2アーム522と、を有している。
また、第2アーム522の先端部には作業ヘッド530が設けられている。作業ヘッド530は、第2アーム522の先端部に同軸的に配置されているスプラインナット531およびボールネジナット532と、スプラインナット531およびボールネジナット532に挿通されているスプラインシャフト533と、を有している。スプラインシャフト533は、第2アーム522に対して鉛直方向に沿った第3回動軸J3まわりに回転可能で、かつ、第3回動軸J3に沿って昇降可能である。
また、スプラインシャフト533の下端部にはエンドエフェクター540が装着されている。エンドエフェクター540は、着脱自在であり目的の作業に適したものが適宜選択される。本実施形態のエンドエフェクター540は、ワークWを挟持して保持するハンドである。
また、ロボット500は、ベース510に対して第1アーム521を第1回動軸J1まわりに回動させる第1駆動装置571と、第1アーム521に対して第2アーム522を第2回動軸J2まわりに回動させる第2駆動装置572と、スプラインナット531を回転させてスプラインシャフト533を第3回動軸J3まわりに回転させる第3駆動装置573と、ボールネジナット532を回転させてスプラインシャフト533を第3回動軸J3に沿った方向に昇降させる第4駆動装置574と、を有している。
また、図示しないが、第1、第2、第3、第4駆動装置571、572、573、574には、それぞれ、駆動源としてのモーターと、モーターの回転量を検出するエンコーダーと、が設置されている。制御装置600は、ピックアップシステム100の運転中、各エンコーダーの出力が示すロボットアーム520の位置と制御目標である目標位置とを一致させるフィードバック制御を実行する。
以上、ロボット500について説明したが、ロボット500としては、特に限定されず、例えば、回転軸を6つ有するロボットアームを備えた6軸ロボットであってもよい。
[コンベア300]
図1に示すように、コンベア300は、ワークWが載置されるベルト310と、ベルト310を送る搬送ローラー320と、搬送ローラー320を駆動する図示しないモーターと、搬送ローラー320の回転量に応じた信号を制御装置600に出力する搬送量センサー330と、を有する。制御装置600は、ピックアップシステム100の運転中、搬送量センサー330の出力が示すワークWの搬送速度と制御目標である目標搬送速度とを一致させるフィードバック制御を実行する。これにより、ワークWを所望の速度で安定して搬送することができる。
[ビジョン400]
図1に示すように、ビジョン400は、振動発生装置200の上方から振動発生装置200上のワークWを撮像し、撮像した画像に基づいてワークWの位置姿勢を検出する。このようなビジョン400は、カメラ410と、カメラ410が撮像した画像データに基づいて振動発生装置200上の少なくとも1つのワークWの位置姿勢を検出する検出部420と、を有している。なお、本実施形態では、検出部420は、制御装置600に組み込まれている。言い換えると、制御装置600が検出部420を兼ねている。
また、カメラ410は、各画素が深度情報(奥行き情報)を持つ距離画像を撮像することができる3Dカメラ(ステレオカメラ)である。カメラ410の各画素は、検出部420によって世界座標と関連付けられており、カメラ410の画角(視野)内にワークWが存在する場合、画像データ内におけるワークWの位置に基づいてワークWの座標を特定することができる。ただし、ビジョン400の構成としては、特に限定されず、例えば、2Dカメラと深度センサーとを組み合わせた構成であってもよいし、位相シフト法により三次元形状を計測する計測装置を用いた構成であってもよい。
[振動発生装置200]
振動発生装置200は、図3および図4に示すように、板状の基台210と、トラフ220と、基台210とトラフ220とを連結している4つのバネ部230、240、250、260と、トラフ220を振動させる振動発生部270と、を有している。このような構成の振動発生装置200では、制御装置600によって振動発生部270の駆動を制御することにより、バネ部230、240、250、260を弾性変形させつつトラフ220に所望の振動を付与し、トラフ220に載置されたワークWの位置姿勢を変化させることができる。
なお、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とし、X軸に沿う方向を「X軸方向」とも言い、Y軸に沿う方向を「Y軸方向」とも言い、Z軸に沿う方向を「Z軸方向」とも言う。また、各軸の矢印側を「プラス側」とも言い、反対側を「マイナス側」とも言う。また、Z軸方向が鉛直方向に沿っており、Z軸方向プラス側が鉛直方向上側、Z軸方向マイナス側が鉛直方向下側である。なお、本願明細書中の鉛直は、鉛直の場合のみならず、技術常識上鉛直と同視できる程度に鉛直に対して傾いている場合も含む意味である。同様に、本願明細書中の水平は、水平の場合のみならず、技術常識上水平と同視できる程度に水平に対して傾いている場合も含む意味である。
基台210は、板状の基体211と、基体211から上方に立設している2つの柱部212、213と、を有している。また、柱部212は、Y軸方向に並んで配置され、鉛直方向に延びる一対の柱212aと、一対の柱212aに架け渡されている梁212bと、を有している。同様に、柱部213は、Y軸方向に並んで配置され、鉛直方向に延びる一対の柱213aと、一対の柱213aに架け渡されている梁213bと、を有している。そして、柱部212の梁212bにバネ部230、240の上端部Q1が連結し、柱部213の梁213bにバネ部250、260の上端部Q1が連結している。このように、柱部212、213を設けることにより、基体211の上方にトラフ220を吊り下げ支持することができる。ただし、基台210の構成は、特に限定されない。
トラフ220は、基体211の上方に位置しており、基台210に吊り下げ支持されている。また、トラフ220は、水平に配置されている。また、トラフ220は、4つのバネ部230、240、250、260を介して基台210に連結されている板状のベース221と、ベース221に配置されている箱型のトラフ本体222と、を有している。そして、トラフ本体222にワークWが投入される。なお、基体211とトラフ本体222とは、本実施形態のように一体で形成されていてもよいし、別体で構成されていてもよい。
トラフ本体222は、箱状であり、内底面で構成され、ワークWが載置される載置面222aと、載置面222aの外縁部から鉛直方向に立設する枠状の壁部222bと、を有している。このような構成によれば、壁部222bによって、載置面222aからのワークWの離脱が抑制され、トラフ本体222内においてワークWの位置や姿勢を変化させることができる。
振動発生部270は、ベース221に配置されている。また、振動発生部270は、第1振動モーター271と、第2振動モーター272と、を有している。
図4に示すように、第1振動モーター271は、図示しないステーターおよびローターを収容する本体部271Aと、本体部271Aに軸受けされている回転軸271Bと、回転軸271Bの両端部に配置されている一対の偏心錘271Cと、を有している。一対の偏心錘271Cは、向きを揃えて配置されている。第1振動モーター271を駆動すると、回転軸271Bが回転し、一対の偏心錘271Cの作用によって遠心力振動が発生する。
同様に、第2振動モーター272は、図示しないステーターおよびローターを収容する本体部272Aと、本体部272Aに軸受けされている回転軸272Bと、回転軸272Bの両端部に配置されている一対の偏心錘272Cと、を有している。一対の偏心錘272Cは、向きを揃えて配置されている。第2振動モーター272を駆動すると、回転軸272Bが回転し、一対の偏心錘272Cの作用によって遠心力振動が発生する。
ただし、第1、第2振動モーター271、272の構成は、振動を発生させることができれば、特に限定されない。
第1、第2振動モーター271、272は、トラフ本体222のX軸方向両側に分かれて配置されている。本実施形態では、トラフ本体222のX軸方向マイナス側に第1振動モーター271が配置され、トラフ本体222のX軸方向プラス側に第2振動モーター272が配置されている。また、回転軸271B、272Bは、それぞれ、水平であり、かつ、互いに平行に配置されている。特に、本実施形態では、回転軸271B、272Bは、Y軸方向に延在し、Y軸まわりに回転する。また、回転軸271B、272Bは、同一水平面上に位置している。第1、第2振動モーター271、272をこのように配置することにより、後述する複数の振動を容易に発生させることができる。
また、振動発生部270は、第1振動モーター271の回転を検出する図示しない第1センサーと、第2振動モーター272の回転を検出する図示しない第2センサーと、を有している。第1センサーは、回転軸271Bの偏心方向H1を検出することができる。同様に、第2センサーは、回転軸272Bの偏心方向H2を検出することができる。
例えば、図5に示すように、偏心方向H1、H2が共に鉛直方向下側を向く状態で第1、第2振動モーター271、272を互いに逆方向に回転駆動させると、第1振動モーター271の振動と第2振動モーター272の振動との相殺および重畳によりバネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220に上下方向の振動A1が付与される。これにより、トラフ220内のワークWが上下に跳ねるように振動する。これにより、ワークWを反転させることができる。
また、例えば、図6に示すように、偏心方向H1、H2が共に左斜め下側を向く状態で第1、第2振動モーター271、272を互いに逆方向に回転駆動させると、第1振動モーター271の振動と第2振動モーター272の振動との相殺および重畳によりバネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220に斜め方向の振動A2が付与される。これにより、トラフ220内のワークWがX軸方向マイナス側に移動する。
また、例えば、図7に示すように、偏心方向H1、H2が共に右斜め下側を向く状態で第1、第2振動モーター271、272を互いに逆方向に回転駆動させると、第1振動モーター271の振動と第2振動モーター272の振動との相殺および重畳によりバネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220に斜め方向の振動A3が付与される。これにより、トラフ220内のワークWがX軸方向プラス側に移動する。
また、例えば、図8に示すように、偏心方向H1が鉛直方向下側を向き、偏心方向H2が鉛直方向上側を向いた状態で第1、第2振動モーター271、272を互いに同じ方向に回転駆動させると、第1振動モーター271の振動と第2振動モーター272の振動との相殺および重畳によりバネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220に振動A4が付与される。これにより、トラフ220内のワークWが中央に寄るようにX軸方向に移動する。
図4に示すように、バネ部230、240とバネ部250、260とは、Z軸方向からの平面視で、トラフ本体222のX軸方向両側に分かれて配置されている。本実施形態では、トラフ本体222のX軸方向マイナス側にバネ部230、240が配置され、トラフ本体222のX軸方向プラス側にバネ部250、260が配置されている。また、バネ部230、240は、Y軸方向に並んで配置され、これらの間に第1振動モーター271が配置されている。同様に、バネ部250、260は、Y軸方向に並んで配置され、これらの間に第2振動モーター272が配置されている。さらに、バネ部230、240とバネ部250、260とは、トラフ220の中心と交わるY-Z平面に対して対称的に配置されている。
このような配置とすることにより、トラフ220の四隅を4本のバネ部230、240、250、260で支持することができ、トラフ220の姿勢が安定する。また、第1振動モーター271の回転軸271Bの両側がバネ部230、240により支持され、第2振動モーター272の回転軸272Bの両側がバネ部250、260により支持されるため、第1、第2振動モーター271、272の駆動によりトラフ220に付与される振動がより安定する。ただし、バネ部230、240、250、260の配置は、特に限定されない。
また、各バネ部230、240、250、260は、板バネで構成されている。これにより、バネ部230、240、250、260の構成が簡単となる。また、図3に示すように、各バネ部230、240、250、260は、その一端である上端部Q1と、他端である下端部Q2と、がZ軸方向に並び、中央部で折れ曲がった略L字形状となっている。そして、各バネ部230、240、250、260の上端部Q1が柱部212、213の梁212b、213bに連結され、下端部Q2がトラフ220のベース221に連結されている。そのため、トラフ220は、4本のバネ部230、240、250、260によって基台210に吊り下げ支持される。
このように、トラフ220を吊り下げ支持することにより、例えば、本実施形態とは逆に各バネ部230、240、250、260の下端部が基台210に連結され、上端部がトラフ220に連結されている場合と比べてトラフ220の姿勢が安定する。また、基台210とトラフ220との隙間を小さくすることができ、振動発生装置200の低背化を図ることができる。
以下、各バネ部230、240、250、260の構成について説明するが、これらは互いに同様の構成であるため、以下では、説明の便宜上、バネ部230について代表して説明し、他のバネ部240、250、260については、その説明を省略する。
図9および図10に示すように、バネ部230は、Z軸方向の中央部で屈曲し、X軸方向マイナス側に突出している曲がり部239を有している。また、バネ部230は、下側半分を構成する第1部材231と、上側半分を構成する第2部材232と、を有している。これら第1部材231と第2部材232とは、X-Y平面に対して対称的に配置されている。なお、第1、第2部材231、232の構成材料としては、特に限定されず、例えば、アルミニウム、銅、ステンレス鋼等の各種金属材料を用いることができる。
また、第1部材231は、平板を両端部で折り曲げて構成され、共に水平な上端部231aおよび下端部231bと、上端部231aと下端部231bとの間に位置し、上面がX軸方向プラス側を向くように傾いている第1傾斜部としての傾斜部231cと、を有している。同様に、第2部材232は、平板を両端部で折り曲げて構成され、共に水平な上端部232aおよび下端部232bと、上端部232aと下端部232bとの間に位置し、上面がX軸方向マイナス側を向くように傾いている第2傾斜部としての傾斜部232cと、を有している。そして、第1部材231の下端部231bがバネ部230の下端部Q2を構成し、第2部材232の上端部232aがバネ部230の上端部Q1を構成している。
このように、逆向きに傾斜している傾斜部231c、232cを備えることにより、バネ部230は、振動A1、A2、A3、A4の方向にそれぞれスムーズに弾性変形することができる。そのため、振動A1、A2、A3、A4をそれぞれ容易かつ安定して発生させることができる。そのため、容易に、ワークWの位置や姿勢を変化させることができる。
また、図10に示すように、第1部材231の上端部231aおよび下端部231bには、それぞれ、ボルトを挿通する挿通孔がY軸方向に並んで複数形成されている。同様に、第2部材232の上端部232aおよび下端部232bには、それぞれ、ボルトを挿通する挿通孔がY軸方向に並んで複数形成されている。そして、第1部材231の上端部231aと第2部材232の下端部232bとは、ボルトBとナットNの締結によって連結されている。これにより、第1部材231と第2部材232の連結部分が曲がり部239となるバネ部230が得られる。
例えば、後述する実施形態のように、一枚の平板を折り曲げてバネ部230を形成してもよいが、この場合、曲がり部239の部分で平板を大きく折り曲げる必要があり、塑性変形によるバネ部230の強度低下を招くおそれがある。これに対して、本実施形態のように、別体の第1、第2部材231、232を連結する構成によれば、曲がり部239で大きく折り曲げる必要がなくなり、塑性変形によるバネ部230の強度低下を抑制することができる。なお、第1部材231と第2部材232との連結方法は、特に限定されず、例えば、リベットを用いてもよいし、溶接してもよいし、接着剤を用いてもよい。
特に、本実施形態では、上端部231aと下端部232bとを重ね合わせ、さらに、当該部分を上下両側からプレート233a、233bで挟み込んだ状態でネジ締めしている。そのため、第1部材231と第2部材232との連結部分を補強することができる。また、ボルトBとナットNとの締結によって生じる応力がプレート233a、233bによって分散されるため、ボルトB周辺への応力集中を抑制することもできる。そのため、バネ部230の機械的強度が高まる。
また、第1部材231の下端部231bは、ボルトB1によってトラフ220のベース221に連結されている。特に、本実施形態では、下端部231bの上方にプレート233cを重ねた状態で上方からネジ締めしている。そのため、第1部材231とベース221との連結部分を補強することができる。また、ボルトB1の締結によって生じる応力がプレート233cによって分散されるため、ボルトB1周辺への応力集中を抑制することもできる。そのため、バネ部230の機械的強度が高まる。ただし、第1部材231とベース221との連結方法は、特に限定されず、例えば、リベットを用いてもよいし、溶接してもよいし、接着剤を用いてもよい。
また、第2部材232の上端部232aは、ボルトB2によって基台210の梁212bに連結されている。特に、本実施形態では、上端部232aの下方にプレート233dを重ねた状態で下方からネジ締めしている。これにより、第2部材232と基台210との連結部分を補強することができる。また、ボルトB2の締結によって生じる応力がプレート233dによって分散されるため、ボルトB2周辺への応力集中を抑制することもできる。そのため、バネ部230の機械的強度が高まる。ただし、第2部材232と基台210との連結方法は、特に限定されず、例えば、リベットを用いてもよいし、溶接してもよいし、接着剤を用いてもよい。
ここで、図9に示すように、傾斜部231cの長さL1と傾斜部232cの長さL2との誤差は、特に限定されないが、±20%以内であることが好ましく、±10%以内であることがより好ましく、±5%以内であることがさらに好ましい。つまり、0.8≦L1/L2≦1.2であることが好ましく、0.9≦L1/L2≦1.1であることがより好ましく、0.95≦L1/L2≦1.05であることがさらに好ましい。これにより、バネ部230の上下対称性が増し、応力を上下にバランスよく分散することができる。そのため、バネ部230の耐久性が向上する。
また、特に限定されないが、水平面に対する傾斜部231cの角度θ1と水平面に対する傾斜部232cの角度θ2との誤差は、±20%以内であることが好ましく、±10%以内であることがより好ましく、±5%以内であることがさらに好ましい。つまり、0.8≦θ1/θ2≦1.2であることが好ましく、0.9≦θ1/θ2≦1.1であることがより好ましく、0.95≦θ1/θ2≦1.05であることがさらに好ましい。これにより、バネ部230の上下対称性が増し、応力を上下にバランスよく分散することができる。そのため、バネ部230の耐久性が向上する。
特に、本実施形態では、第1、第2部材231、232がX-Y平面に対して対称であるため、L1=L2かつθ1=θ2である。そのため、上述の効果がより顕著となる。
また、特に限定されないが、バネ部230のX軸方向のバネ定数kxとZ軸方向のバネ定数kzとの誤差は、±50%以内であることが好ましく、±25%以内であることがより好ましく、±5%以内であることがさらに好ましい。つまり、0.5≦kx/kz≦1.5であることが好ましく、0.25≦kx/kz≦1.25であることがより好ましく、0.95≦kx/kz≦1.05であることがさらに好ましい。
このように、バネ定数kx、kzを同程度に設定すると、X軸方向およびZ軸方向に対して傾斜した斜め方向のバネ定数kxzもこれらと同等となる。そのため、振動A1、A2、A3、A4をそれぞれ共振で発生させることができる。その結果、トラフ220をより大きく振動させることができ、ワークWの位置や姿勢をよりスムーズに変化させることができる。特に、本実施形態では、kx=kzである。そのため、上述の効果がより顕著となる。なお、バネ部230の材質、長さL1、L2、厚さ等によって異なるが、角度θ1、θ2を40°以上70°以下とすることで、バネ定数kx、kzを同程度にし易くなる。
以上、バネ部230、240、250、260についてバネ部230を代表して説明した。ここで、図3に示すように、バネ部230、240、250、260に支持されている部分であって基台210に対して可動である可動部290、本実施形態では、トラフ220と振動発生部270との集合体の重心Gは、バネ部230、240とバネ部250、260の間に位置している。このように、重心Gがバネ部230、240とバネ部250、260との間に位置することにより、振動時の載置面222aを水平に保ち易くなる。そのため、載置面222aが並進振動すなわち水平を保ちながら振動し、載置面224aの各部に加わる振動の大きさを均一にすることができる。その結果、載置面222a上での位置によらず、ワークWの位置や姿勢を容易に変化させることができる。ただし、これに限定されず、可動部290の重心Gは、バネ部230、240とバネ部250、260の間に位置していなくてもよい。
[制御装置600]
図1に示すように、制御装置600は、振動発生装置200、コンベア300、ビジョン400およびロボット500の駆動をそれぞれ制御する。このような制御装置600は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサー(CPU)と、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。制御装置600の構成要素の一部または全部は、ロボット500の筐体の内側に配置されてもよい。また、制御装置600は、複数のプロセッサーにより構成されてもよい。
以上、ピックアップシステム100の構成について説明した。次に、ピックアップシステム100の駆動方法について、図11に基づいて説明する。まず、制御装置600は、ステップS1として、ロボット500を撮像の妨げとならない姿勢とした状態で、カメラ410でトラフ220内のワークWを撮像し画像データDを取得する。次に、制御装置600は、ステップS2として、画像データDに基づいて少なくとも1つのワークWの位置および姿勢を検出する。なお、ワークWの姿勢の検出には、例えば、テンプレートマッチングを用いることができる。
次に、ステップS3として、制御装置600は、位置姿勢を検出したワークWの中からロボット500により把持可能な位置姿勢のワークWの有無を検出する。ロボット500により把持可能な位置姿勢のワークWが存在する場合、制御装置600は、ステップS4として、ロボット500によりそのワークWを把持し、コンベア300のベルト310上にリリースする。これにより、ワークWがコンベア300によって所定の場所まで搬送される。
一方、ステップS3において、ロボット500により把持可能な位置姿勢のワークWが無かった場合、制御装置600は、ステップS5として、振動発生装置200を駆動させてトラフ220内のワークWの位置姿勢をリセットし、ステップS1からやり直す。このような駆動方法によれば、ロボット500によってワークWをより確実に把持することができる。
以上、ピックアップシステム100について説明した。このようなピックアップシステム100が有する振動発生装置200は、基台210と、ワークWが載置される載置面222aを有しているトラフ220と、基台210とトラフ220とを連結しているバネ部230、240、250、260と、バネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220を振動させる振動発生部270と、を有している。また、バネ部230、240、250、260は、一方の端部である下端部Q2と、他方の端部であり、下端部Q2に対して鉛直方向上側に位置している上端部Q1と、を有している。そして、下端部Q2がトラフ220に連結され、上端部Q1が基台210に連結されている。このような構成によれば、トラフ220を吊り下げ支持することができ、トラフ220の姿勢が安定する。さらには、基台210とトラフ220との隙間を小さくすることができ、振動発生装置200の低背化を図ることができる。
また、前述したように、バネ部230、240、250、260は、板バネである。これにより、バネ部230、240、250、260の構成が簡単となる。
また、前述したように、バネ部230は、載置面222aに対して傾斜していて、互いに傾斜の向きが逆である第1傾斜部としての傾斜部231cおよび第2傾斜部としての傾斜部232cを有している。他のバネ部240、250、260についても同様である。これにより、バネ部230、240、250、260が種々の方向にスムーズに弾性変形することができる。そのため、振動A1、A2、A3、A4をそれぞれ容易かつ安定して発生させることができる。そのため、容易に、ワークWの位置や姿勢を変化させることができる。
また、前述したように、バネ部230の傾斜部231cおよび傾斜部232cは、それぞれ、平坦な板状をなしている。他のバネ部240、250、260についても同様である。これにより、バネ部230、240、250、260の構成が簡単となる。
また、前述したように、複数のバネ部230、240、250、260は、水平方向に沿って配置されている。これにより、複数のバネ部230、240、250、260によってトラフ220を安定した姿勢で支持することができる。
また、前述したように、トラフ220は、載置面222aと、載置面222aを囲むように載置面222aの端部から立設する枠状の壁部222bと、を有するトラフ本体222を有している。これにより、ワークWの載置面222aからの離脱を抑制することができ、トラフ本体222内においてワークWの位置や姿勢を変化させることができる。
また、前述したように、ピックアップシステム100は、ワークWが載置される振動発生装置200と、振動発生装置200に載置されているワークWを撮像するビジョン400と、ビジョン400の撮像結果に基づいて、振動発生装置200に載置されているワークWをピックアップするロボット500と、を有している。また、振動発生装置200は、基台210と、ワークWが載置される載置面222aを有しているトラフ220と、基台210とトラフ220とを連結しているバネ部230、240、250、260と、バネ部230、240、250、260を弾性変形させながらトラフ220を振動させる振動発生部270と、を有している。また、バネ部230、240、250、260は、一方の端部である下端部Q2と、他方の端部であり、下端部Q2に対して鉛直方向上側に位置している上端部Q1と、を有している。そして、下端部Q2がトラフ220に連結され、上端部Q1が基台210に連結されている。このような構成によれば、トラフ220を吊り下げ支持することができ、トラフ220の姿勢が安定する。さらには、基台210とトラフ220との隙間を小さくすることができ、振動発生装置200の低背化を図ることができる。
<第11実施形態>
図12は、第2実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。
本実施形態に係る振動発生装置200は、バネ部230、240、250、260の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の振動発生装置200と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態の振動発生装置200に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
図12に示すように、本実施形態の振動発生装置200では、各バネ部230、240、250、260は、鉛直方向に伸縮するコイルバネで構成されている。各バネ部230、240、250、260をコイルバネとすることにより、各バネ部230、240、250、260の構成が簡単となる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図13は、第3実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。
本実施形態に係る振動発生装置200は、バネ部230、240、250、260および振動発生部270の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の振動発生装置200と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態の振動発生装置200に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
図13に示すように、本実施形態の振動発生装置200では、各バネ部230、240、250、260は、ボイスコイルモーター900で構成されている。また、バネ部230、240、250、260は、振動発生部270を兼ねている。各ボイスコイルモーター900は、本体910と、本体910の上側に位置し、通電により本体910に対して鉛直方向に振動する振動軸920と、を有している。そして、本体910の下端部がトラフ220に固定されており、振動軸920の上端部が基台210に固定されている。ただし、これに限定されず、ボイスコイルモーター900を上下逆向きに配置し、本体910の上端部を基台210に固定し、振動軸920の下端部をトラフ220に固定してもよい。なお、ボイスコイルモーター900は、固定側と振動側の一方がコイルで他方がマグネットである場合や、一方が電磁石で他方が磁性体金属である場合であってもよい。言い換えれば電磁式振動発生器とも言うことができる。
このような構成によれば、各ボイスコイルモーター900の振動の大きさやタイミングを制御することにより、前述した振動A1、A2、A3、A4をトラフ220に付与することができる。また、バネ部230、240、250、260が振動発生部270を兼ねるため、振動発生装置200の部品点数を削減することができ、振動発生装置200の構成が簡単となる。
以上のように、本実施形態の振動発生装置200では、バネ部230、240、250、260は、トラフ220および基台210の一方に固定されている本体910と、他方に固定され、本体910への通電により本体910に対して鉛直方向に振動する振動軸920と、を有している。このような構成によれば、各ボイスコイルモーター900の振動の大きさやタイミングを制御することにより、前述した振動A1、A2、A3、A4をトラフ220に付与することができる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図14は、第4実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。
本実施形態に係る振動発生装置200は、基台210の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の振動発生装置200と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態の振動発生装置200に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
図14に示すように、本実施形態の振動発生装置200では、基台210は、中央部に開口を有する枠状となっている。これにより、例えば、前述した第1実施形態と比べて、基台210の構成がシンプルになる。また、基台210は、その外周部にフレーム等の対象物に固定される被固定部219を有しており、被固定部219において対象物に固定されている。
また、基台210の被固定部219は、載置面222aよりも上側に位置している。そして、Z軸方向からの平面視で、開口内にトラフ本体222が配置されている。これにより、基台210の上方へのトラフ220の突出が抑制され、ロボット500の作業エリアを広く確保することができる。特に、本実施形態では、基台210の上面とトラフ220の上面とが面一であり、トラフ220が基台210の下方に退避した構成となっている。これにより、上述の効果がより顕著となる。
このように、本実施形態の振動発生装置200では、基台210は、対象物に固定される被固定部219を有し、被固定部219は、載置面222aよりも鉛直方向上側に位置している。これにより、基台210の上方へのトラフ220の突出が抑制され、ロボット500の作業エリアを広く確保することができる。
このような第4実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第5実施形態>
図15は、第5実施形態に係る振動発生装置を示す正面図である。図16は、振動発生装置を示す上面図である。
本実施形態に係る振動発生装置200は、バネ部230、240、250、260および振動発生部270の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の振動発生装置200と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態の振動発生装置200に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
図15に示すように、本実施形態の振動発生装置200では、各バネ部230、240、250、260は、前述した第1実施形態のような曲がり部を有しておらず、上面がX軸方向プラス側を向くように傾斜している傾斜部230cを有している。また、振動発生部270は、ボイスコイルモーター900で構成され、本体910が基台210に固定され、振動軸920がトラフ220に固定されている。そのため、ボイスコイルモーター900を駆動すると振動A5がトラフ220に生じ、トラフ本体222内のワークWがX軸方向プラス側に向けて移動する。
図16に示すように、トラフ本体222は、Y軸方向両側に壁部222bを有し、ワークWをX軸方向に導くように構成されている。このような構成によれば、振動発生装置200を、ワークWをX軸方向プラス側に搬送するパーツフィーダーとして好適に利用することができる。
このような第5実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の振動発生装置およびピックアップシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
100…ピックアップシステム、200…振動発生装置、210…基台、211…基体、212…柱部、212a…柱、212b…梁、213…柱部、213a…柱、213b…梁、219…被固定部、220…トラフ、221…ベース、222…トラフ本体、222a…載置面、222b…壁部、230…バネ部、230c…傾斜部、231…第1部材、231a…上端部、231b…下端部、231c…傾斜部、232…第2部材、232a…上端部、232b…下端部、232c…傾斜部、233a…プレート、233b…プレート、233c…プレート、233d…プレート、239…曲がり部、240…バネ部、250…バネ部、260…バネ部、270…振動発生部、271…第1振動モーター、271A…本体部、271B…回転軸、271C…偏心錘、272…第2振動モーター、272A…本体部、272B…回転軸、272C…偏心錘、290…可動部、300…コンベア、310…ベルト、320…搬送ローラー、330…搬送量センサー、400…ビジョン、410…カメラ、420…検出部、500…ロボット、510…ベース、520…ロボットアーム、521…第1アーム、522…第2アーム、530…作業ヘッド、531…スプラインナット、532…ボールネジナット、533…スプラインシャフト、540…エンドエフェクター、571…第1駆動装置、572…第2駆動装置、573…第3駆動装置、574…第4駆動装置、600…制御装置、900…ボイスコイルモーター、910…本体、920…振動軸、A1…振動、A2…振動、A3…振動、A4…振動、A5…振動、B…ボルト、B1…ボルト、B2…ボルト、D…画像データ、G…重心、H1…偏心方向、H2…偏心方向、J1…第1回動軸、J2…第2回動軸、J3…第3回動軸、N…ナット、L1…長さ、L2…長さ、Q1…上端部、Q2…下端部、S1…ステップ、S2…ステップ、S3…ステップ、S4…ステップ、S5…ステップ、W…ワーク、θ1…角度、θ2…角度

Claims (9)

  1. 基台と、
    ワークが載置される載置面を有しているトラフと、
    前記基台と前記トラフとを連結しているバネ部と、
    前記バネ部を弾性変形させながら前記トラフを振動させる振動発生部と、を有し、
    前記バネ部は、一方の端部である下端部と、他方の端部であり、前記下端部に対して鉛直方向上側に位置している上端部と、を有し、
    前記下端部が前記トラフに連結され、前記上端部が前記基台に連結されていることを特徴とする振動発生装置。
  2. 前記バネ部は、板バネである請求項1に記載の振動発生装置。
  3. 前記バネ部は、前記載置面に対して傾斜していて、互いに傾斜の向きが逆である第1傾斜部および第2傾斜部を有している請求項2に記載の振動発生装置。
  4. 前記第1傾斜部および前記第2傾斜部は、それぞれ、平坦な板状をなしている請求項3に記載の振動発生装置。
  5. 前記バネ部は、前記トラフおよび前記基台の一方に固定されている本体と、他方に固定され、前記本体への通電により前記本体に対して鉛直方向に振動する振動軸と、を有している請求項1に記載の振動発生装置。
  6. 前記バネ部は、水平方向に沿って複数配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動発生装置。
  7. 前記トラフは、前記載置面と、前記載置面を囲むように前記載置面の端部から立設する枠状の壁部と、を有するトラフ本体を有している請求項1に記載の振動発生装置。
  8. 前記基台は、対象物に固定される被固定部を有し、
    前記被固定部は、前記載置面よりも鉛直方向上側に位置している請求項1に記載の振動発生装置。
  9. ワークが載置される振動発生装置と、
    前記振動発生装置に載置されている前記ワークを撮像するビジョンと、
    前記ビジョンの撮像結果に基づいて、前記振動発生装置に載置されている前記ワークをピックアップするロボットと、を有し、
    前記振動発生装置は、基台と、
    ワークが載置される載置面を有しているトラフと、
    前記基台と前記トラフとを連結しているバネ部と、
    前記バネ部を弾性変形させながら前記トラフを振動させる振動発生部と、を有し、
    前記バネ部は、一方の端部である下端部と、他方の端部であり、前記下端部に対して鉛直方向上側に位置している上端部と、を有し、
    前記下端部が前記トラフに連結され、前記上端部が前記基台に連結されていることを特徴とするピックアップシステム。
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