JP2023083900A - システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023083900000001
【課題】箱詰め製品の生産の処理能力の向上を妨げないシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のシステムは、複数枚の卵用トレイTが段ボール箱Gの収容空間内に収容された箱詰め製品を生産するシステムであって、卵用トレイT又は中蓋トレイを保持して、前記収容空間の上方へ移動する保持部6を備え、保持部6の保持状態を収容空間の内側で解除する第一の態様と、保持部6の保持状態を収容空間の上方で解除する第二の態様とを切り替える。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数枚の卵用トレイが段ボール箱の収容空間内に収容された箱詰め製品を生産するシステムに関する。
従来から、複数の収容座を備えるトレイを複数段積み重ねて、自動で箱詰めする装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この先行文献では、トレイを保持する保持部が複数種類開示されているが、一種類の箱詰め製品の生産には一種類の保持部が用いられ、同じ動きが繰り返されている。
特開昭56-7834号公報
ところが、同じ動きの繰り返しでは箱詰め製品の生産の処理能力の向上に限界がある。本発明は、複数枚の卵用トレイが段ボール箱の収容空間内に収容された箱詰め製品を生産する処理能力の向上を妨げないシステムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次の手段を講じた。すなわち、本発明のシステムは、複数枚の卵用トレイが段ボール箱の収容空間内に収容された箱詰め製品を生産するシステムであって、卵用トレイを保持して、収容空間の上方へ移動する保持部を備え、保持部の保持状態を収容空間の内側で解除する第一の態様と、保持部の保持状態を収容空間の上方で解除する第二の態様とを切り替える。
本発明によれば、箱詰め製品の生産の処理能力の向上を妨げないシステムを提供できる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の一実施の形態を示すシステムの概略図である。 卵トレイ移載装置の全体図構成である。 卵トレイの一実施例の平面図である。 図2における収納動作の拡大正面図である。 図2における収納動作の拡大正面図である。 図2における収納動作の拡大正面図である。 図2における収納動作の拡大正面図である。 図2に示すヘッド部の斜視図である。 図2に示すヘッド部の分解斜視図である。 ヘッド部の分解左側面図である。 ヘッド部の平面図である。 ヘッド部の右側面図である。 ヘッド部の左側面図である。 ヘッド部の底面図である。 トレイ保持装置の動作説明図である。 図15の部分断面図である。 卵トレイ移載方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
本実施形態のシステムは、複数枚の卵用トレイが段ボール箱Gの収容空間内に収容された箱詰め製品を生産するシステムである。箱詰め製品は、例えば、卵が収容された卵用トレイ(以下、「卵トレイT」と記す。)と中蓋として用いられる卵用トレイ(以下、「中蓋トレイTT」と記す。)が箱詰めされたものである。このシステムは、卵トレイ移載装置を主体として構成されており、選別装置40と、ウエイトチェッカー41と、封緘装置42とを備える。選別装置40は、卵トレイTに卵Eを収容する。ウエイトチェッカー41は、箱詰めされた後の段ボール箱G全体の重量を計測する。封緘装置42は、段ボール箱Gの天面側のフラップを閉める。
図1~図7において、卵トレイ移載装置は、卵トレイTに収納された卵Eの頂面を着脱自在に吸着する卵吸着装置1を有する。卵トレイ移載装置は、卵トレイTの外周に形成された凹部T1内及び中蓋トレイTTの外周に形成された凹部(図示しない)において、卵トレイT及び中蓋トレイTTを保持するトレイ保持装置2(本発明の「保持部」に相当する。)を有する。卵トレイ移載装置は、卵トレイT及び中蓋トレイTTのいずれかを選択的に保持する。卵トレイ移載装置は、卵吸着装置1とトレイ保持装置2とを段ボール箱Gに対して移動させる移動装置3を有する。
移動装置3の近傍に、卵トレイT及び中蓋トレイTTを搬送するトレイ搬送装置4と、段ボール箱Gを搬送する容器搬送装置5とが設けられている。
移動装置3は、卵吸着装置1とトレイ保持装置2とを備えたヘッド部6と、このヘッド部6を移動させる移動部7とを有する。
移動部7は、多関節ロボットで構成されたものが例示されている。多関節ロボットは、ベースに設置された基部8と、基部8に設けられた多関節アーム部9とを有する。アーム部9の先端に前記ヘッド部6が設けられている。
卵トレイ移載装置は、卵吸着装置1、トレイ保持装置2、移動装置3、トレイ搬送装置4、容器搬送装置5などの各種装置の動作を制御する制御装置Cを有する。
この実施の形態では、卵トレイ移載装置は、卵トレイT及び中蓋トレイTTを段ボール箱Gに収納する卵トレイ収納装置として例示されている。卵トレイTの外周縁及び中蓋トレイTTの外周縁と、卵トレイTを収納する段ボール箱Gの内周面との隙間がほぼゼロの状態で、卵トレイTまたは中蓋トレイTTを保持して卵トレイTを段ボール箱G内に収納するよう構成されている。
図3は、トレイ搬送装置4によって搬送される卵トレイTの平面図である。卵トレイTは、図3の右手方向に搬送される。
卵トレイT及び中蓋トレイTTは、紙製のモールドトレイで構成されており、卵Eを収納する卵座T2が縦横に凹設されている。卵座T2は、図例では、縦5列、横8列の碁盤目状に配列されて、下方に突出している。卵トレイTの上面には、卵座T2の周縁に沿うように突出部T3が形成されている。卵トレイTの平面視形状は長方形である。
卵トレイTに卵Eを収納しない空の状態では、卵トレイTは、図3の状態で積み重ねられている。卵トレイTの卵座T2に卵Eを収納した状態では、図3の状態から、卵トレイTが180度向きを変えて、積み重ねられる。このとき、上の卵座T2の底面が、下の突出部T3の頂面に載置されるよう、卵座T2と突出部T3が配置されている。下の卵座T2に収容された卵Eの頂面が、上の突出部T3の内部に位置するよう、突出部T3は、上方に膨出している。
卵トレイTの外周は、段ボール箱Gの内周面との隙間がほぼゼロの状態で段ボール箱Gに収納される形状に形成されている。卵トレイTの外周に指掛け用の凹部T1が形成されている。この凹部T1は、対向する外周に形成されている。図3の右手に一か所と、左手に二か所に、凹部T1が形成されている。
卵Eが収納されていない空の卵トレイTは、同じ向きで多数枚が積層されている。この積層されたものから一枚の卵トレイTが取り出されて、空の卵トレイTの卵座T2に卵Eが収納される。卵Eが収納された卵トレイTは、トレイ搬送装置4により図2の右手方向に搬送される。トレイ搬送装置4の右端において、卵Eと卵トレイTとは、移動装置3によって、段ボール箱Gに収納される。
中蓋トレイTTの外周は、段ボール箱Gの内周面との隙間がほぼゼロの状態で段ボール箱Gに収納される形状に形成されている。中蓋トレイTTの外周に指掛け用の凹部が形成されている。この凹部は、対向する外周に形成されている。なお、中蓋トレイTTとして、凹部が形成されていないものを用いてもよい。
中蓋トレイTTは、同じ向きで多数枚が積層されている。この積層されたものから一枚の中蓋トレイTTが取り出されて、トレイ搬送装置4により図2の右手方向に搬送される。トレイ搬送装置4の右端において、中蓋トレイTTは、移動装置3によって、段ボール箱Gに収納される。
図2の容器搬送装置5の右端において、空の段ボール箱Gが待機している。段ボール箱Gは、卵トレイTの外周をほぼ隙間なしで収納する形状とされている。
卵トレイTに収納された卵Eは、卵吸着装置1により吸着保持され、卵トレイT自体は、トレイ保持装置2により保持される。この保持状態においては、卵Eの重さは卵座T2にあまり作用していない。
卵Eを保持した卵吸着装置1と卵トレイTを保持したトレイ保持装置2は、移動装置3により、空の段ボール箱Gの上方に移動する。移動装置3は、多関節ロボットのヘッド部6を有するものであるから、ヘッド部6の移動により、卵Eと卵トレイTが段ボール箱Gの上方から、段ボール箱G内に移動する。そして、段ボール箱Gの収容空間内で、卵吸着装置1の吸着解除とトレイ保持装置2の保持解除により、卵Eと卵トレイTは、段ボール箱Gに収納される。
同様に、中蓋トレイTTを保持したトレイ保持装置2は、移動装置3により、卵トレイTが積層された段ボール箱Gの上方に移動する。そして、ヘッド部6が下方に移動することなく、その場でトレイ保持装置2の保持解除により、中蓋トレイTTは、段ボール箱Gの上方から段ボール箱G内に落下し、収納される。
すなわち、本システムでは、制御装置Cが、卵トレイTの場合にトレイ保持装置2の保持状態を収容空間の内側で解除する第一の態様と、中蓋トレイTTの場合にトレイ保持装置2の保持状態を収容空間の上方で解除する第二の態様とを切り替える。
卵Eと卵トレイTが、多段にわたって収納され、段ボール箱Gが満杯になると、容器搬送装置5により、図2の左手に搬送される。そして、段ボール箱Gは、梱包されて出荷される。
図4~図7は、卵Eと卵トレイT、中蓋トレイTTを段ボール箱Gに収納する図2の拡大図である。段ボール箱Gに収納された卵トレイTは、各段、180度転回して向きを変えて積み重ねられている。卵トレイTの上面の突出部T3の頂面に、その上の段の卵トレイTの卵座T2の底面が載置されている。180度転回は、ヘッド部6の回転で達成される。中蓋トレイTTは、卵トレイTの上に積み重ねられている。
図8~図14は、ヘッド部6の詳細図面である。
ヘッド部6は、多関節ロボットのアーム部9の先端に設けられている。ヘッド部6は、卵吸着装置1とトレイ保持装置2とを有する。
ヘッド部6は、アーム部9の先端に回動自在に設けられる基板10を有し、基板10は、ほぼ長方形を呈し、基板10の中央部に、アーム部9との接続部11が設けられている。この基板10の左右両側の上面にトレイ保持装置2が設けられている。基板10の下面側に卵吸着装置1が設けられている。
図9、10に示すように、トレイ保持装置2と卵吸着装置1は分離可能に設けられ、メンテナンス容易とされている。
トレイ保持装置2は、卵トレイTを保持する保持部材12を有する。保持部材12は、基板10の上面に設けられた保持部材移動装置13に設けられている。保持部材12は、棒状部材で構成されている。保持部材移動装置13は、シリンダにより構成されている。基板10の左右両側の上面に固定されたシリンダ本体14の中央にシリンダロッド15が移動自在に設けられ、シリンダロッド15の両側にガイドロッド16が設けられている。シリンダロッド15とガイドロッド16の先端は、ヘッドプレート17で連結されている。ヘッドプレート17に、棒状に形成された保持部材12の上端が固定されている。
保持部材12の表面に、卵トレイTの凹部T1の外周及び中蓋トレイTTの凹部に係合する係合部18が設けられている。係合部18は、凹凸部18aで構成されている。凹凸部18aは、ネジで構成されている。ネジ棒として構成された保持部材12の直径は、卵トレイTの凹部T1の深さよりも小さなものとされている。すなわち、保持部材12は、上下方向の移動で、凹部T1内に挿脱されるよう構成されている。そして、挿入後、保持部材移動装置13により、卵トレイTの凹部T1表面側に移動して、係合部18が凹部T1表面を押圧して保持するよう構成されている。この実施の形態では、卵トレイTの凹部T1は、図3に示すように、右側が一か所で、左側が二か所であるので、保持部材12もそれに適合するように、一方は一本、他方は2本、配置されている。
卵吸着装置1は、基板10の前後両側に設けられた卵吸着装置取付け部19により、着脱自在に基板10に取り付けられている。卵吸着装置1は、基板10と同じ形状の周壁付きトレイ20を有し、このトレイ20が卵吸着装置取付け部19により基板10下面に気密状に取り付けられて、気密室を形成する。トレイ20の下面に吸着パット21が、卵トレイTの卵座T2に収納された卵Eの頂面を吸着可能に卵座T2の数だけ設けられている。トレイ20には、通気パイプ22がトレイ20を貫通して設けられ、通気パイプ22の下端に蛇腹状の吸着パッド21が設けられている。
基板10とトレイ20で形成される気密室は、基板10の上面に形成された接続部11を介して真空装置(図示省略)に接続されている。
図15及び図16は、卵吸着装置1とトレイ保持装置2の詳細な動作説明図である。卵トレイTの外縁と、段ボール箱Gである段ボールの内面との距離は、ほぼゼロか卵トレイTの方が大きいくらいである。指掛け用凹部T1の一番凹んでいる部分の縁と段ボールGの内面との距離は11mmである。保持部材12の直径は6mmである。保持部材12が2本設けられた側の保持部材移動装置13のシリンダのストロークは40mmである。保持部材12が1本設けられた側の保持部材移動装置13のシリンダのストロークは15mmである。
図2のトレイ搬送装置4上での卵トレイTの保持と卵Eの吸着は、ヘッド部6を卵トレイTの上方に位置させ、次いで下降させて、トレイ保持装置2の保持部材12を卵トレイTの凹部T1内に位置させる。卵吸着装置1の吸着パッド21で卵Eの頂面を吸着して、卵Eを保持する。保持部材12が2本のシリンダロッド15を40mm内側に動かし、かつ、保持部材12が1本のシリンダロッド15を15mm内側に動かして、左右両側の保持部材12の係合部18で卵トレイTを保持する。この状態で、図4に示すように卵トレイTは左右両側の保持部材12により押されて少し撓み、卵Eは卵吸着装置1の吸着パッド21により保持されてその重みは卵トレイTにあまり作用していない。
ヘッド部6を上方に移動させて、次いで、容器搬送装置5上の空の段ボール箱Gの上方まで移動させ、次いで、下降させて卵トレイTと卵Eを段ボール箱G内に移動させる。卵吸着手段1による卵Eの吸着保持を解除する。保持部材12が1本のシリンダロッド15を15mm外側に移動させて、保持部材12の係合部18と卵トレイTの係合を解除する。ヘッド部6を5mm、図15及び図16に示す左側に移動させて、2本の保持部材12の係合部18と卵トレイTの係合を解除する。その後、ヘッド部6を上昇させて段ボールG外へ移動させる。このように、第一の態様では、保持部の保持状態を収容空間の内側で解除する。
図2のトレイ搬送装置4上での中蓋トレイTTの保持は、ヘッド部6を中蓋トレイTTの上方に位置させ、次いで下降させて、トレイ保持装置2の保持部材12を中蓋トレイTTの凹部内に位置させる。保持部材12が2本のシリンダロッド15を内側に動かし、かつ、保持部材12が1本のシリンダロッド15を内側に動かして、左右両側の保持部材12の係合部18で中蓋トレイTTを保持する。この状態で、図6に示すように中蓋トレイTTは左右両側の保持部材12により押されて少し撓む。なお、中蓋トレイTTとして、凹部が形成されていないものを用いた場合には、保持部材12の係合部18は中蓋トレイTTの外周縁に係合する。
ヘッド部6を上方に移動させて、次いで、容器搬送装置5上の段ボール箱Gの上方まで移動させる。そして、段ボール箱Gの収容空間の外側で、保持部材12が両側のシリンダロッド15をそれぞれ外側に移動させて、保持部材12の係合部18と中蓋トレイTTの係合を解除する。このように、第二の態様では、保持部の保持状態を収容空間の上方で解除する。
なお、この実施の形態では、保持部材12であるネジ棒の下端に直径10mmのナットが固着されて、卵トレイT及び中蓋トレイTTの不慮の落下を防止している。
図17は、卵トレイ移載装置を用いた卵トレイ移載方法のフローチャートである。
卵トレイ移載方法は、卵トレイTに収納された卵Eを、卵吸着装置1で吸着保持するステップS2、S6、S10、S14と、卵トレイTをトレイ保持装置2で保持するステップS3、S7、S11、S15と、移動装置3により卵Eと卵トレイTを段ボール箱Gに対して移動させるステップS4、S8、S12、S16と、中蓋トレイTTをトレイ保持装置2で保持するステップS18と、移動装置3により中蓋トレイTTを段ボール箱に対して移動させるステップS19とを含む。
収納方法につき、より詳しく説明すれば、空の段ボール箱Gを配置する(ステップS1)。卵吸着装置1で、1段目用の卵Eを吸着する(ステップS2)。トレイ保持装置2で、1段目用の卵トレイTの凹部T1を保持する(ステップS3)。移動装置3により卵吸着装置1とトレイ保持装置2を段ボール箱Gに移動させる(ステップS4)。1段目のトレイ保持と卵吸着を収容空間の内側で解除する(ステップS5)。
2段目用の卵Eを吸着する(ステップS6)。2段目用のトレイTを保持する(ステップS7)。移動装置3のヘッド部6を転回させて後、卵吸着装置1とトレイ保持装置2を段ボール箱Gに移動させる(ステップS8)。2段目のトレイ保持と卵吸着を収容空間の内側で解除する(ステップS9)。
3段目用の卵Eを吸着する(ステップS10)。3段目用のトレイTを保持する(ステップS11)。段ボール箱Gに移動させる(ステップS12)。3段目のトレイ保持と卵吸着を収容空間の内側で解除する(ステップS13)。
4段目用の卵Eを吸着する(ステップS14)。4段目用のトレイTを保持する(ステップS15)。ヘッド部6を転回させて、段ボール箱Gに移動させる(ステップS16)。4段目のトレイ保持と卵吸着を収容空間の内側で解除する(ステップS17)。
以上の動作を繰り返し、段ボール箱Gが満杯になると、中蓋トレイTTをトレイ保持装置2で保持する(ステップS18)。段ボール箱Gの真上に移動させる(ステップS19)。中蓋トレイTTの保持を収容空間の上方で解除する(ステップS20)。
完成した段ボール箱Gを容器搬送装置5により排出する(ステップS21)。
なお、ステップS2とステップS3、ステップS6とステップS7、ステップS10とステップS11、ステップS14とステップS15は、この順序に限られず、逆であってもよく、また同時であってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
保持部材12の係合部18は、膨張収縮自在な膨張部で構成されるようなものであってもよい。このようなものであれば、上記実施の形態の凹凸部18aの係合部に代えて膨張部で凹部T1の周縁を係合して、卵トレイT及び中蓋トレイTTを保持するものである。また、トレイ保持装置2は、保持部材12の下部に、卵トレイTの凹部T1の下面または中蓋トレイTTの凹部の下面に係合する係合凸部を設けたものであってもよい。このようなものであれば、上記の保持部材12を直進移動させるものに代えて、軸心周りに回動自在として、卵トレイTの凹部T1内または中蓋トレイTTの凹部内にある保持部材12をその軸心周りに回動させて、係合凸部と卵トレイTの凹部T1の下面または中蓋トレイTTの凹部の下面との係合解除を行うことができる。
卵トレイT及び中蓋トレイTTの形状、卵座T2の数や配置は、図面に示すものに限定されない。段ボール箱に収容される卵トレイTの枚数も、4枚には限られない。
移動装置3は多関節ロボットに限らず、ヘッド部6を水平面内と垂直面内で多方向に移動させるものであってもよい。
また、卵トレイT及び中蓋トレイTTの外周に形成される凹部T1は、指掛け用に限定されるものではなく、卵トレイ保持装置2が凹部T1内で作動できるものであればよい。係合部18の凹凸部18aは、ネジで構成されたものを例示したが、鋸刃状のものであってもよい。保持部材移動装置13は、シリンダに限らずソレノイドやモータ駆動のものであってもよい。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 卵吸着装置
2 トレイ保持装置
3 移動装置
4 トレイ搬送装置
5 容器搬送装置
6 ヘッド部
7 移動部
8 基部
9 アーム部
10 基板
11 接続部
12 保持部材
13 保持部材移動装置
14 シリンダ本体
15 シリンダロッド
16 ガイドロッド
17 ヘッドプレート
18 係合部
18a 凹凸部
18b 膨張部
19 卵吸着装置取付け部
20 トレイ
21 吸着パッド
22 通気パイプ
23 係合凸部
40 選別装置
41 ウエイトチェッカー
42 封緘装置
C 制御部
E 卵
G 段ボール箱
T 卵トレイ
T1 凹部
T2 卵座
T3 突出部
TT 中蓋トレイ

Claims (1)

  1. 複数枚の卵用トレイが段ボール箱の収容空間内に収容された箱詰め製品を生産するシステムであって、
    卵用トレイを保持して、前記収容空間の上方へ移動する保持部を備え、
    前記保持部の保持状態を前記収容空間の内側で解除する第一の態様と、前記保持部の保持状態を前記収容空間の上方で解除する第二の態様とを切り替える、システム。

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