JP2023081442A - デバイスチップ、その製造方法、及び、その接着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板に載置する際のデバイスチップの傾きの発生を防止し、デバイスチップと基板の間に介在させる接着部材の適切な厚みを実現するための新規な技術を提案する。【解決手段】裏面が接着部材4を介して基板2に接着されるデバイスチップCであって、基材チップCaと、該基材チップCaの表面に形成されたデバイスDと、を有し、該基材チップCaの裏面には、該裏面から該基材チップの厚み方向に突出する凸部Weが形成される、デバイスチップ【選択図】図9
Description
本発明は、裏面が接着部材を介して基板に接着されるデバイスチップ、その製造方法、及び、その接着方法に関する。
ウェーハから切り出されたデバイスチップ(半導体素子)は、有機基板やリードフレーム、セラミック基板等の各種基板に対し、例えば、特許文献1,2に記載されるような液状(ペースト状)の接着部材(ダイアタッチ材)を介して接着される。
デバイスチップの裏面は、一般に平坦な接着面を形成し、接着部材を介して各種基板に接着される。
デバイスチップの裏面を基板に接着する際には、間に介在させる接着部材を所定の厚みに制御することが難しいことや、接着時にデバイスチップが傾き易い等といった問題がある。
例えば、デバイスチップと基板の間に十分な接着部材が介在しない場合には、接着不良に繋がってデバイスチップが剥離するおそれがある。また、デバイスチップが傾くことがあると、局所的にデバイスチップと基板間の接着部材が不十分となり、デバイスチップの剥離が生じるおそれがある。
本発明は以上の問題に鑑み、基板に載置する際のデバイスチップの傾きの発生を防止し、デバイスチップと基板の間に介在させる接着部材の適切な厚みを実現するための新規な技術を提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
本発明の一態様によれば、裏面が接着部材を介して基板に接着されるデバイスチップであって、基材チップと、該基材チップの表面に形成されたデバイスと、を有し、該基材チップの裏面には、該裏面から該基材チップの厚み方向に突出する凸部が形成される、デバイスチップとする。
また、本発明の一態様によれば、該凸部は、該裏面の3箇所以上に形成され、各凸部の突出量は同一である、こととする。
また、本発明の一態様によれば、デバイスチップの製造方法であって、表面の交差する複数の分割予定ラインで区画された領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハを準備する準備ステップと、ウェーハの裏面に加工を施して各該デバイスに対応する領域に凹部を形成することで、該裏面から該ウェーハの厚み方向に突出する凸部を形成する裏面加工ステップと、ウェーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を有するデバイスチップの製造方法とする。
また、本発明の一態様によれば、該裏面加工ステップでは、該デバイスに対応する領域において、該裏面の3箇所以上に該凸部を形成することとし、各凸部の突出量は同一である、こととする。
また、本発明の一態様によれば、該裏面加工ステップでは、プラズマエッチング加工、レーザビームによるレーザ加工、切削ブレードによる切削加工、の少なくともいずれかで該凹部を形成する、こととする。
また、本発明の一態様によれば、デバイスチップを基板に接着する接着方法であって、該デバイスチップと該基板の間に接着部材を介在させるとともに、該デバイスチップの該凸部を該基板に当接させた状態で、該デバイスチップを該基板に接着させる、接着方法とする。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明の一態様によれば、デバイスチップの裏面(基材チップの裏面)に凸部が形成されることで、リードフレーム等の基板に載置する際のデバイスチップの傾きの発生が防止され、デバイスチップと基板の間に介在させる接着部材の厚みを最適化することができる。本発明は、デバイスチップの傾き不良、接着不良、剥離不良、といった各種不良に対する解決策として幅広く活用することができる。
即ち、本発明の一態様によれば、デバイスチップの裏面(基材チップの裏面)に凸部が形成されることで、リードフレーム等の基板に載置する際のデバイスチップの傾きの発生が防止され、デバイスチップと基板の間に介在させる接着部材の厚みを最適化することができる。本発明は、デバイスチップの傾き不良、接着不良、剥離不良、といった各種不良に対する解決策として幅広く活用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明にかかるデバイスチップの製造方法の各ステップについて示すフローチャートである。以下、このフローチャートに示される各ステップについて説明する。
<準備ステップ>
図2(A)(B)に示すように、ウェーハWの表面Waの交差する複数の分割予定ラインSで区画された領域にそれぞれデバイスDが形成されたウェーハWを準備するステップである。
図2(A)(B)に示すように、ウェーハWの表面Waの交差する複数の分割予定ラインSで区画された領域にそれぞれデバイスDが形成されたウェーハWを準備するステップである。
図2(A)に示すように、ウェーハWの素材は、例えば、シリコン、ガラス、サファイア、SiC等であり、特に限定されるものではない。ウェーハWの表面Waには規則的な配列で複数のデバイスDが形成され、各デバイスの間に分割予定ラインSが設定される。分割予定ラインSは、互いに交差する方向に伸長し、格子状に配置されるように設定されている。
図2(B)に示すように、ウェーハWの表面WaがテープTに貼着され、ウェーハWの裏面Wbが露出される。ウェーハWは、同じくテープTに貼着される環状のフレームFと一体化され、ウェーハユニットUとしてハンドリングされる。
<裏面加工ステップ>
図2(B)に示すウェーハWの裏面Wbに加工を施して各デバイスDに対応する領域に凹部を形成することで、図7に示すように、各デバイスDに対応する領域に裏面WbからウェーハWの厚み方向(図7においてZ軸方向)に突出する凸部を形成するステップである。
図2(B)に示すウェーハWの裏面Wbに加工を施して各デバイスDに対応する領域に凹部を形成することで、図7に示すように、各デバイスDに対応する領域に裏面WbからウェーハWの厚み方向(図7においてZ軸方向)に突出する凸部を形成するステップである。
裏面加工ステップは、例えば、プラズマエッチング加工により行われる。
以下具体的に説明すると、まず図3(A)(B)に示すように保護膜層形成装置50により、ウェーハWの裏面Wbに保護膜層Mが形成される。保護膜層形成装置50は、ハウジング51と、ハウジング51内で回転する保持テーブル52と、保護膜剤ノズル56等を有して構成される。
以下具体的に説明すると、まず図3(A)(B)に示すように保護膜層形成装置50により、ウェーハWの裏面Wbに保護膜層Mが形成される。保護膜層形成装置50は、ハウジング51と、ハウジング51内で回転する保持テーブル52と、保護膜剤ノズル56等を有して構成される。
保持テーブル52の回転軸53はモータ59により回転駆動される。保持テーブル52の側部の複数箇所には振り子式のクランプ54が設けられ、ウェーハユニットUを載置した状態で保持テーブル52が回転すると、フレームFがクランプ54によって挟持される。
保護膜剤ノズル56は、モータ58によって揺動するアーム57の先端に設けられ、保護膜剤ノズル56からは水溶性の保護膜剤55が滴下される。
以上の構成とする保護膜層形成装置50において、保持テーブル52にてウェーハWを回転させつつ、保護膜剤55をウェーハWの裏面Wbに供給することで、図3(B)に示すように、ウェーハWの裏面Wbに保護膜層Mが形成される。なお、以上の例では、いわゆるスピンコートによってウェーハWの裏面Wbに保護膜層Mを形成こととしたが、特に限定するものではなく、他の方法により保護膜層を形成することとしてもよい。
次いで、図4(A)(B)に示すように、ウェーハWの裏面Wbに凸部を残存させるためのマスクを形成するために、レーザ加工により保護膜層Mの一部を除去する。
具体的には、図4(A)に示すように、レーザ加工装置20において、保持テーブル21にてウェーハユニットUを保持するとともに、ウェーハWの保護膜層Mに対しレーザ照射ユニット22からレーザビーム24を照射して、保護膜層Mの所定の箇所を除去する。レーザ照射ユニット22は、加工用のレーザビームを発生させる発振器、発振器で発生されたレーザビームを保護膜層Mに集光する集光レンズ、発振器で発生されたレーザビームを集光レンズに導くミラーなどを有して構成される。
図4(B)に示すように、レーザビーム24により保護膜層Mの所定の箇所が除去されることで、ウェーハWの裏面Wbに露出箇所が形成され、当該露出箇所が被エッチング領域Wcとなる。被エッチング領域Wcは、後にエッチングされることで、ウェーハWの裏面Wbに凹部を形成することになる。
一方、レーザビーム24により除去されずに残存する箇所は、マスクmを形成する。後のプラズマエッチングにおいて、当該マスクmの箇所に凸部が形成されることになる。図5(A)(B)は、マスクmの配置の一実施例を示すものであり、一つのデバイスDの範囲内において、4箇所に円柱状のマスクmが形成され、マスクmの周囲が被エッチング領域Wcとされることを示している。このようなマスクmの配置により、詳しくは後述するように、一つのデバイスDについて円柱状の凸部が4箇所に形成されることになる。
なお、以上のようにレーザビーム24にて保護膜層Mを除去し、所定の箇所にマスクmを形成することとする他、感光性レジストを用いて露光、現像をすることで、ウェーハWの裏面Wbにマスクを形成することとしてもよい。
次いで、図6に示すように、プラズマエッチングを行う。
図6は、プラズマエッチング装置90の一構成例であり、チャンバ91内には保持テーブル92が設けられ、保持テーブル92にウェーハユニットUが載置され、保護膜層M(マスク)が形成されたウェーハWの裏面Wbが上方に露出された状態で保持される。保持テーブル92内の電極92aには、整合器97aを介して電源97bからの高周波電力が供給される。
図6は、プラズマエッチング装置90の一構成例であり、チャンバ91内には保持テーブル92が設けられ、保持テーブル92にウェーハユニットUが載置され、保護膜層M(マスク)が形成されたウェーハWの裏面Wbが上方に露出された状態で保持される。保持テーブル92内の電極92aには、整合器97aを介して電源97bからの高周波電力が供給される。
チャンバ91の内部は排気口93を通じて排気源95にて減圧され、真空雰囲気とされる。チャンバ91の上部のガス噴出ヘッド94には、ガス供給部96からフッ素系ガスが供給される。ガス噴出ヘッド94には、整合器98aを介して電源98bからの高周波電力が供給され、ガス噴出ヘッド94からチャンバ91の内部にプラズマ化されたフッ素系ガスが供給される。
プラズマエッチングは、例えば、プラズマ化したSF<sub>6</sub>ガスと、プラズマ化したC<sub>4</sub>F<sub>8</sub>ガスを交互に供給することによるボッシュプロセスにより行なわれる。
そして、プラズマエッチングを行うことにより、図7に示すように、マスクmが形成されてない被エッチング領域Wcが所定の深さまでエッチングされる。これにより、被エッチング領域Wcにおいて凹部Wdが形成され、マスクmが形成されている箇所に凸部Weが形成される。
<分割ステップ>
ウェーハWを分割予定ラインに沿って分割するステップである。
なお、ウェーハWの分割は、以下に説明する切削加工の他、レーザ加工によるものであってもよい。
ウェーハWを分割予定ラインに沿って分割するステップである。
なお、ウェーハWの分割は、以下に説明する切削加工の他、レーザ加工によるものであってもよい。
図8(A)に示すように、切削装置30の保持テーブル32にてウェーハユニットUを保持し、カメラ34にてウェーハWのデバイスDのターゲットパターンを検出し、保持テーブル32をZ軸周りに角度調整等することにより、アライメントを行う。
なお、カメラ34はIRカメラ(赤外線カメラ)にて構成され、テープTに貼着されたウェーハWの表面Wa側のデバイスを撮像し、ターゲットパターンの検出が行われる。このほか、保持テーブル32をガラス等の透明な素材で構成するとともに、保持テーブル32の下方から可視光カメラで保持テーブル32を介してウェーハWの表面Waを撮像し、ターゲットパターンを検出することとしてもよい。
アライメント後は、図8(B)に示すように、切削ブレード36を所定の高さに位置付けて高速回転させつつ、保持テーブル32をX軸方向に加工送りすることで、ウェーハWを分割予定ラインに沿って切断する。Y軸方向のインデックス送りとX軸方向の加工送りを交互に繰り返し、第一方向に伸びる全ての分割予定ラインについて切削加工を行った後、保持テーブル32を90度回転させ、第一方向と直交する第二方向に伸びる全ての分割予定ラインについて切削加工を行う。
切削加工の際には、切削ブレード36の加工点に切削水が供給され、この切削水によりマスクm(図7)が洗い流されて除去される。また、切削加工の後に、ウェーハ全体を図示せぬ洗浄装置によりスピン洗浄することで、残存するマスク(保護膜層)が洗い流されて除去される。
以上の分割ステップにより、図9(A)に示すように、分割予定ラインに沿って切削溝Gが形成されることでデバイスチップCに分割され、後に、図9(B)に示すようにテープから剥がされてデバイスチップCとして分離される。
<接着ステップ>
図9(B)に示すように、デバイスチップCとリードフレーム2(基板)の間に接着部材4を介在させるとともに、デバイスチップCの凸部Weをリードフレーム2に当接させた状態で、デバイスチップCをリードフレーム2に接着させるステップである。
図9(B)に示すように、デバイスチップCとリードフレーム2(基板)の間に接着部材4を介在させるとともに、デバイスチップCの凸部Weをリードフレーム2に当接させた状態で、デバイスチップCをリードフレーム2に接着させるステップである。
図9(B)に示すように、デバイスチップCは、ウェーハWの基材を構成する基材チップCaと、基材チップCaの表面C1に形成されるデバイスDと、を有し、基材チップCaの裏面C2には、基材チップCaの厚み方向(図9(B)においてZ軸方向)に突出する凸部Weが形成される。
各凸部Weの突出量Hは同一であり、各凸部Weの底面Wmは同一の高さに位置することで、リードフレーム2の表面2aに底面Wmが当接した際には、デバイスチップCが傾くことなく水平に載置されるようになっている。
図9(B)に示すように、リードフレーム2の表面2aには液状(ペースト状)の接着部材4(ダイアタッチ材)が塗布され、その上にデバイスチップCを載置して熱圧着することで、図9(C)に示すように、デバイスチップCがリードフレーム2に接着固定される。
ここで、図9(B)(C)に示すように、デバイスチップCの各凸部Weの底面Wmがリードフレーム2の表面2aに当接することで、デバイスチップCが傾くことなく水平に載置され、デバイスチップCとリードフレーム2の間に均一な厚みを呈する接着部材4を介在させることができ、接着不良や剥離を防止することができる。
また、各凸部Weの間の隙間を通じて接着部材4が流動することができるように、凸部Weの形状や配置を設計することが好ましい。これにより、デバイスチップCを押圧した際に接着部材4を流動させることで、各凸部Weの底面Wmをリードフレーム2に確実に当接させ、デバイスチップCの傾き発生を効果的に防止できる。また、これにより、デバイスチップCの傾きの管理の簡素化も図ることができる。また、各凸部Weの間に隙間なく接着部材4を行き渡らせることができ、接着性を向上させることができる。なお、傾き防止の観点や、接着部材4を流動させる観点から、一つのデバイスチップCについて、凸部Weを3箇所以上に分散させて配置することが好ましい。
また、図9(C)に示すように、各凸部Weの底面Wmがリードフレーム2に確実に当接することで、リードフレーム2に接着されたデバイスチップCの高さChを均一にすることができる。即ち、介在させる接着部材4が厚すぎてデバイスチップCがリードフレーム2から離れ過ぎて剥離し易くなることや、逆に、介在させる接着部材4が薄すぎて接着力が確保できず剥離し易くなる、といった不具合が防がれる。
また、図10の例に示すように、基材チップCaの裏面C2に形成される凸部Wfは、一箇所としてもよい。この例では、半径rの円柱状の凸部Wfを基材チップCaの中央に位置するように形成しており、凸部Wfの底面においてリードフレームに対し十分な接触面積が確保され、デバイスチップCをリードフレームに対し水平に載置できるようにしている。この様に、デバイスチップCをリードフレームに対し水平に載置できる態様であれば、凸部の形状や、設置箇所については、特に限定されるものではない。
さらに、凸部を形成するための裏面加工ステップにおいて、上述したプラズマエッチング加工によるものとする他、図11の例に示すように、レーザビームによるアブレーション加工によってウェーハの裏面に凹部11aを形成し、デバイスチップC11の裏面の複数箇所に凸部11bを残存させることとしてもよい。
或いは、図12の例に示すように、切削ブレードによる切削加工によってウェーハの裏面に交差する連続溝状の凹部12aを形成し、デバイスチップC12の裏面の複数箇所に凸部12bを残存させることとしてもよい。
そして、プラズマエッチング加工、レーザビームによるアブレーション加工、切削ブレードによる切削加工のいずれにおいても、凹部のサイズ(面積、深さ)を適宜設定することで所望の凸部を形成することができるため、様々な仕様、サイズのデバイスチップについて実施することが可能であり、実施の自由度が高いものとなる。
以上のように、本発明によれば、図9(B)(C)に示すように、デバイスチップCの裏面(基材チップCaの裏面C2)に凸部Weが形成されることで、リードフレーム2等の基板に載置する際のデバイスチップCの傾きの発生が防止され、デバイスチップCと基板の間に介在させる接着部材4の厚みを最適化することができる。本発明は、デバイスチップの傾き不良、接着不良、剥離不良、といった各種不良に対する解決策として幅広く活用することができる。
2 リードフレーム
2a 表面
4 接着部材
20 レーザ加工装置
21 保持テーブル
22 レーザ照射ユニット
24 レーザビーム
30 切削装置
36 切削ブレード
50 保護膜層形成装置
55 保護膜剤
56 保護膜剤ノズル
90 プラズマエッチング装置
C デバイスチップ
C1 表面
C2 裏面
Ca 基材チップ
D デバイス
F フレーム
G 切削溝
H 突出量
m マスク
M 保護膜層
S 分割予定ライン
T テープ
U ウェーハユニット
W ウェーハ
Wa 表面
Wb 裏面
Wc 被エッチング領域
Wd 凹部
We 凸部
Wm 底面
2a 表面
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21 保持テーブル
22 レーザ照射ユニット
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30 切削装置
36 切削ブレード
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55 保護膜剤
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C デバイスチップ
C1 表面
C2 裏面
Ca 基材チップ
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F フレーム
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H 突出量
m マスク
M 保護膜層
S 分割予定ライン
T テープ
U ウェーハユニット
W ウェーハ
Wa 表面
Wb 裏面
Wc 被エッチング領域
Wd 凹部
We 凸部
Wm 底面
Claims (6)
- 裏面が接着部材を介して基板に接着されるデバイスチップであって、
基材チップと、
該基材チップの表面に形成されたデバイスと、を有し、
該基材チップの裏面には、該裏面から該基材チップの厚み方向に突出する凸部が形成される、デバイスチップ。 - 該凸部は、該裏面の3箇所以上に形成され、
各凸部の突出量は同一である、
ことを特徴とする請求項1に記載のデバイスチップ。 - デバイスチップの製造方法であって、
表面の交差する複数の分割予定ラインで区画された領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハを準備する準備ステップと、
ウェーハの裏面に加工を施して各該デバイスに対応する領域に凹部を形成することで、該裏面から該ウェーハの厚み方向に突出する凸部を形成する裏面加工ステップと、
ウェーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、
を有するデバイスチップの製造方法。 - 該裏面加工ステップでは、該デバイスに対応する領域において、該裏面の3箇所以上に該凸部を形成することとし、
各凸部の突出量は同一である、
ことを特徴とする請求項3に記載のデバイスチップの製造方法。 - 該裏面加工ステップでは、プラズマエッチング加工、レーザビームによるレーザ加工、切削ブレードによる切削加工、の少なくともいずれかで該凹部を形成する、
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のデバイスチップの製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のデバイスチップを基板に接着する接着方法であって、
該デバイスチップと該基板の間に接着部材を介在させるとともに、該デバイスチップの該凸部を該基板に当接させた状態で、該デバイスチップを該基板に接着させる、
接着方法。
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