JP2023080751A - 情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所定の建築家の過去のクライアントから容易に意見を聞くことを可能にする情報処理方法、プログラム及び情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理システム1において、サーバ10は、各建築家の各作品情報をネットワークNを経由して提供する。提供後、ユーザが利用する処理装置20A、20Bから、各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得すると、相談希望情報に応じて、建て主が利用する処理装置30A、30Bに、相談可否の問い合わせ情報を出力し、建て主の処理装置30A、30Bから、相談可否を示す回答情報を取得すると、回答情報が相談可能を示す場合、ユーザから建て主への相談の設定を支援する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置に関する。
従来、多数の建築家の中から依頼者の希望に沿う建築家を容易に選定するシステムが知られている(例えば非特許文献1参照)。
特開2013-1346722号公報
しかしながら、従来技術では、顧客と建築家とのマッチングというニーズにしか対応していない。ここで、これから建築物を建てたい潜在的な依頼人は、依頼をしたい建築家の過去のクライアントに対して、建築家の人柄、建築物に対する意見などを容易に聞く手段がなかった。
そこで、本開示の技術は、ユーザが所定の建築家の過去のクライアントから容易に意見を聞くことを可能にする新たな仕組みを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置に含まれるプロセッサが、各建築家の各作品情報を提供することと、ユーザが利用する処理装置から、前記各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得することと、前記相談希望情報に応じて、前記建て主が利用する処理装置に、相談可否の問い合わせ情報を出力することと、前記建て主の処理装置から、前記相談可否を示す回答情報を取得することと、前記回答情報が相談可能を示す場合、前記ユーザから前記建て主への相談の設定を支援することと、を実行する。
本開示によれば、ユーザが所定の建築家の過去のクライアントから容易に意見を聞くことを可能にする新たな仕組みを提供することができる。
開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 開示の一実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 開示の一実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 開示の一実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 開示における建築家関連情報の一例を示す図である。 開示における建て主情報の一例を示す図である。 開示における依頼人情報の一例を示す図である。 開示の情報処理システムにおいて表示される画面の一例を示す図である。 開示の一実施形態に係る相談支援に関する処理の一例を示すシーケンス図である。
添付図面を参照して、開示技術の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
[第1実施形態]
<システム>
図1は、開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すとおり、情報処理システム1は、情報処理装置(例、サーバ又はサーバ装置)10と、潜在的なクライアントが利用する各情報処理装置20A、20B(以下、「各情報処理装置20」とも表記する。)と、所定の建築家の過去のクライアントが利用する各情報処理装置30A、30B(以下、「各情報処理装置30」とも表記する。)を含む。
各情報処理装置10、20、30は、ネットワークNを介して相互にデータの送受信が可能である。なお、潜在的なクライアントは、これから建築物を建てたい依頼人(以下「第1ユーザ」とも表記する。)を含み、過去のクライアントは、所定の建築家又は所定の設計事務所(以下、総称して「建築家」とも表記する。)に依頼して建築物を建てた建て主(以下、「第2ユーザ」とも表記する。)を含む。
上述した各情報処理装置10、20、及び30は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯端末、タブレット端末、サーバ装置などであり、それぞれ第nの情報処理装置(1≦n≦3)と表記し、それぞれを区別してもよい。
ここで、図1に示す情報処理システム1により実現される、第1ユーザから第2ユーザへの相談を簡易に行うことができるプラットフォームの概要について説明する。例えば、このプラットフォームを提供する提供者(運営者)が主に利用する情報処理装置10は、各建築家の情報、各建築家に依頼した各建て主の情報、潜在的な各依頼人の情報を取得し、管理する。
潜在的な依頼人に対応する第1ユーザが利用する情報処理装置20は、情報処理装置10が提供するプラットフォームにより提供される、各建築家を紹介する情報(例、ウェブページ)等を表示する。例えば、情報処理装置20は、依頼人の操作を受け付けて、各建築家の建築物一覧を表示したり、所定の建築物の詳細な情報を表示したりする。
依頼人は、表示された建築物の中で気になった建築物がある場合や気になった建築家がいる場合、その建築物の建て主や建築家のクライアントである建て主に対して相談することを希望するUI部品を操作することが可能である。情報処理装置20は、依頼人によりこのUI部品が操作された場合、情報処理装置10に相談希望情報を送信する。
情報処理装置10は、相談希望情報を取得すると、相談希望情報に基づいて建て主を特定し、特定された建て主が利用する情報処理装置20に対し、依頼人からの相談を受けることが可能か否かの問い合わせを行う。
情報処理装置30は、依頼人からの相談を受けるか否かの問い合わせを受けて、建て主からの操作に基づき、相談可否の回答情報を情報処理装置10に送信する。情報処理装置10は、建て主の情報処理装置30から回答情報を受信すると、依頼人の情報処理装置20に回答情報を送信する。
このとき、情報処理装置10は、回答情報が相談可能であることを示す場合、相談方法や相談日時の設定を支援する。例えば、情報処理装置10は、Webミーティングを行う場合は、そのツールを指定したり、候補日を設定したりする。なお、建て主は、相談可能である場合、情報処理装置30を操作することで、回答情報に相談方法、相談の候補日時が含められてもよい。また、依頼人が相談を希望する際に、情報処理装置20を操作することで、相談希望情報に相談方法、相談の候補日時が含められてもよい。
情報処理装置10は、相談方法及び相談日時が決まると、相談に関する決定情報を第1ユーザの情報処理装置20と、第2ユーザの情報処理装置30とに送信する。決定情報は、例えば、相談方法(例えばWebミーティングの招待リンク)、相談日時、依頼人、及び建て主の匿名情報(例えばニックネーム)、プラットフォーム提供者の従業員情報などを含む。
これにより、ユーザが所定の建築家の過去のクライアントから容易に意見を聞くことを可能にする新たな仕組みを提供することができる。例えば、依頼人は、ウェブページ上の建築物や建築家の情報を参照し、気に入った建築物があったり、建築家がいたりすれば、その建築物の建て主や建築家のクライアントである建て主に相談を希望することが可能である。依頼人は、気軽に建て主の話を聞くことで、建築者の人柄や、建築物に対する良かった点、改善したい点などを知ることができるようになる。
<構成>
図2は、開示の一実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示す図である。図3は、開示の一実施形態に係る情報処理装置20の構成の一例を示す図である。図4は、開示の一実施形態に係る情報処理装置30の構成の一例を示す図である。以下では、過去クライアントへの相談(例えばインタビュー)に関し、具体例を用いて各装置の処理について説明する。
情報処理装置10は、1つ又は複数のプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)110、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース120、メモリ130、ユーザインタフェース150及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス170を含む。
メモリ130は、例えば、DRAM、SRAM、他のランダムアクセス固体記憶装置などの高速ランダムアクセスメモリ(主記憶装置)である。また、メモリ130は、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリ(補助記憶装置)でもよい。また、メモリ130は、プログラム等を記憶した、コンピュータにより読み取り可能な非一時的な記録媒体でもよい。また、メモリ130は、主記憶装置(メモリ)又は補助記憶装置(ストレージ)のいずれかでもよく、あるいは両方を備えてもよい。
メモリ130は、情報処理システム1により用いられるデータを記憶する。例えば、メモリ130は、各建築家に関する建築家関連情報と、建築家ごとの各建て主の情報を含む建て主情報と、建築家を探している依頼人の情報を含む依頼人情報とを少なくとも記憶する。
また、メモリ130の他の例として、プロセッサ110から遠隔に設置される1つ又は複数の記憶装置でもよい。ある実施形態において、メモリ130はプロセッサ110により実行されるプログラム、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
ユーザインタフェース150は、ディスプレイ、及び入力装置(キーボード及び/又はマウス、又は他の何らかのポインティングデバイス等)を含むが、必ずしも情報処理装置10に設けられる必要はなく、外部装置として接続されてもよい。
プロセッサ110は、メモリ130に記憶されるプログラムを実行することで、制御部112、提供部113、取得部114、出力部115、支援部116、管理部117、付与部118を構成する。
制御部112は、過去クライアントへの相談支援処理を制御する。例えば、制御部112は、提供部113、取得部114、出力部115、支援部116、管理部117、及び付与部118の各処理を制御する。
提供部113は、各建築家の各作品(例えば建築物)に対する各作品情報を提供する。例えば、提供部113は、各建築家を紹介するプラットフォームを提供し、このプラットフォームを用いて、所定の建築家の建築物一覧を紹介したり、建築家への相談を可能にしたり、紹介された建築物の建て主への相談を可能にしたりする。具体的には、提供部113は、各建築家を紹介しうるウェブサイトを運営し、所定のウェブページの中で、所定の建築家の過去の建築物の一覧を紹介したり、紹介された建築家や建築物の建て主への相談を可能にするUI部品を表示したりする。
取得部114は、依頼人(第1ユーザ)が利用する情報処理装置20から、各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得する。例えば、依頼人は、ウェブページに掲載された建築物を気に入り、その建築物の建て主に相談するためのボタン(UI部品の一例)を操作した場合、取得部114は、依頼人の情報処理装置20から、所定の作品情報の建て主を特定する情報(以下「建て主特定情報」とも表記する。)とともに相談希望情報(例えば相談リクエスト)を、ネットワーク通信インタフェース120を介して取得する。このとき、Webミーティングのツールの指定などの相談方法、相談の候補日時等が相談希望情報に含められてもよい。
出力部115は、取得部114により取得された相談希望情報に応じて、建て主が利用する情報処理装置30に、相談可否の問い合わせ情報を出力する。例えば、出力部115は、相談希望情報に含まれる、または相談希望情報と共に取得された建築家特定情報又は建て主特定情報を用いて、建て主が利用する情報処理装置30を特定し、特定された情報処理装置30に対し、相談可能か否かを問い合わせる。具体例としては、出力部115は、特定された建て主特定情報に対応する連絡先情報を用いて、ネットワーク通信インタフェース120を介して、問い合わせ情報を情報処理装置30に送信する。
取得部114は、建て主の情報処理装置30から、相談可否を示す回答情報を取得する。例えば、建て主が、問い合わせ内容を情報処理装置30に表示させて相談希望を確認し、相談を受けるか否かを決定した場合、情報処理装置30は、相談の可否を示す回答情報を情報処理装置10に送信する。このとき、情報処理装置10の取得部114は、建て主の相談の可否を示す回答情報を、建て主の情報処理装置30からネットワーク通信インタフェース120を介して取得する。
支援部116は、取得部114により取得された回答情報が相談可能を示す場合、依頼人から建て主への相談の設定を支援する。例えば、支援部116は、相談方法の指定、相談の候補日時の指定などを含む調整情報(例えば所定のフォーマット)をメモリ130等に記憶しておき、この調整情報を読み出す。支援部116は、依頼人と建て主の双方の情報処理装置に対し、ネットワーク通信インタフェース120を介して調整情報を送信してもよい。
また、支援部116は、依頼人の情報処理装置20又は建て主の情報処理装置30から、相談ツールの指定や、候補日時の指定がある場合は、これらの指定を調整情報に反映し、各情報処理装置にネットワーク通信インタフェース120を介して送信してもよい。
また、支援部116は、依頼人と建て主との間で相談方法や相談日時を決定するためのチャット機能や連絡機能を提供して相談の設定の支援を行ってもよい。支援部116は、依頼人と建て主との間で相談方法や相談日時を決めることが可能であれば、いずれの方法やツールなどを用いて支援してもよい。
以上の処理により、ユーザが所定の建築家の過去のクライアントから容易に意見を聞くことを可能にする新たな仕組みを提供することが可能である。例えば、依頼人にとっては、家づくりの先輩である過去のクライアントに話を聞き、これから家を建てる際の不安を解消し、家づくりを安心して行うことが可能である。また、依頼人は、実際の建て主の話を聞くことにより、建築家への依頼の可否を決めることが可能である。また、依頼人は、建築家を介すること無く、気軽に所定の建築家に依頼した建て主の話を聞くことが可能である。
また、建て主にとっては、自分の家に関心を持ってくれた人に話をすることができ、喜びを感じることが可能である。また、建築家にとっては、自分に頼んでくれる潜在顧客(依頼人)を増やすことが可能である。また、建築家にとっては、建て主から自分の話を聞いてもらうことで、自分の印象を他人から潜在顧客に伝えてもらうことが可能である。また、建築家への依頼の心理的ハードルを下げることが可能である。
また、情報処理装置10は、依頼人から、プラットフォーム運営者の所定口座に、所定金額が相談料として振り込まれた場合に、相談支援を行うようにしてもよい。このとき、情報処理装置10は、相談が実際に行われた場合に、所定金額から手数料を差し引いた金額を報酬として、建て主の所定口座に振り込む処理を実行してもよい。
これにより、建て主にとっては、短い時間相談に乗ることで、相談料として金銭を稼ぐことができる。
また、出力部115は、建て主が利用する情報処理装置20に、訪問可否の問い合わせ情報を出力することを含んでもよい。例えば、建て主が事前に訪問可能などの設定をしており、この建て主に対して相談希望情報が取得された時に、出力部115は、この建て主の建築物に訪問可能か否かを含む問い合わせ情報を、情報処理装置30に送信する。なお、訪問可否の問い合わせ情報は、所定の条件を満たす場合に出力されてもよい。所定の条件は、例えば、依頼人と建て主との両住所が、同一都道府県内、所定距離以内、又は所定の交通手段を用いて所定時間以内などのいずれかの条件を含む。また、訪問可否に関する所定の条件は、建て主の訪問可否に関する設定情報が訪問可であることを含んでもよい。また、相談希望情報に、依頼人からの訪問希望情報が含まれてもよい。
この場合、取得部114は、建て主からの訪問可否の回答情報を取得することを含んでもよい。例えば、取得部114は、依頼人の訪問を許可するか否かを示す回答情報を、ネットワーク通信インタフェース120を介して取得する。
また、支援部116は、取得部114により取得された訪問可否の回答情報が訪問可能を示す場合、相談時の待ち合わせ場所に関する情報を出力する。例えば、支援部116は、建て主の住所情報を依頼人の情報処理装置20に出力してもよい。具体的には、支援部116は、建て主の情報が記憶されたメモリ130から、建て主特定情報をキーにして検索し、建て主の住所情報を取得し、取得した住所情報を情報処理装置20に出力する。また、支援部116は、依頼人の訪問の設定を支援することを含んでもよい。例えば、支援部116は、訪問日時の調整を支援してもよい。
また、依頼人に通知する待ち合わせ場所に関する情報は、建て主の建築物周辺の所定の住所情報(公園や図書館などの公共施設の住所)であってもよい。建て主は、所定の住所で待ち合わせをして依頼人を家に連れていくことで、建て主の正確な住所を依頼人に知らせなくて済む。
以上の処理により、依頼人は、建て主が許可する場合は、実際に建築物を見学することが可能になり、実際の建築物を見ながら建て主に相談することができる。この場合、依頼人は追加の相談料を支払い、建て主には追加の報酬が支払われてもよい。
また、依頼人が建築物を訪問する場合、情報処理装置10は、この建築物を建てた又は設計した建築家に同行を依頼してもよい。例えば、情報処理装置10は、ある建築物に対して訪問希望情報(訪問リクエスト)を取得した場合、その建築物の建築家を建築家IDなどで特定し、建築家IDを用いて特定された建築家が利用する処理装置に、訪問先への同行が可能か否かの問い合わせ情報を送信する。
また、情報処理装置10は、依頼人からの相談希望情報に、建築家の同行希望情報(同行リクエスト)が含まれている場合に、建築家への問い合わせを行うようにしてもよい。同行希望情報について、建築家の同行を希望するか否かを示すチェックボックスなどを、依頼人の情報処理装置10に表示させることで、情報処理装置10の取得部114は、情報処理装置20から同行希望情報を取得するようにしてもよい。また、情報処理装置10の制御部112は、依頼人から所定の建築物に対する相談希望情報があった場合には、この建築物の建築家が利用する処理装置に、相談希望があったことを通知してもよい。
また、管理部117は、相談後における依頼人からの応答期間を管理してもよい。例えば、管理部117は、相談日時を起点にカウントを開始し、依頼人からの次のアクションを取得するまでの応答期間を算出する。次のアクションとは、例えば、相談をした建て主をクライアントにする建築家に対し、相談依頼や案件依頼などの依頼情報が取得されることを含む。
この場合、出力部115は、応答期間が所定期間を超えた場合に、相談をした建て主をクライアントにする建築家を紹介する紹介情報を、依頼人の情報処理装置20に出力することを含んでもよい。例えば、出力部115は、建築家を紹介するウェブページのURL情報や、この建築家に相談するためのウェブページのURL情報を含むメール等を、情報処理装置20に出力する。また、紹介情報は、運営者が運営するウェブサイトのURL情報、又は、お勧めの建築家を紹介するウェブページのURL情報でもよい。お勧めの建築家は、依頼人情報に基づいてマッチングされた建築家、又は、運営側でお勧めしている建築家を含む。
以上の処理により、相談後にリマインド又は状況確認を含む通知を行うことで、運営者が適用するサービスから依頼人が離脱することを減らすことにつながり、システムの円滑な運営を実現することが可能になる。
また、付与部118は、相談後に、依頼人から建築家に対する依頼情報を取得した場合、依頼人に特典を付与してもよい。例えば、付与部118は、建て主に相談した依頼人から、所定期間以内に、相談した建て主の建築家に限らずプラットフォームの運営者が何らかの形の建築依頼を受けた場合、この依頼人に対し、所定金額のキャッシュバックや、所定の手数料を無料にするなどの特典を付与してもよい。
また、支援部116は、相談の方法及び日時が決定された場合、依頼人、建て主、及び開示のサービスを提供する提供者に、決定された相談方法及び相談日時を通知することを含んでもよい。例えば、依頼人及び建て主の匿名性を担保するために、プラットフォームの運営者(その従業員も含む)がWebミーティングに参加するようにしてもよい。この場合、支援部116は、相談に関する決定情報を、依頼人、建て主、及び運営者がそれぞれ利用する情報処理装置に通知する。
以上の処理により、運営者が、依頼人と建て主との相談時に仲介人として参加することが可能になり、実際の相談事項を円滑に進めることが可能になる。また、運営者が相談時に参加することで、運営側で設定したニックネームなどを用いて相談することが可能になり、依頼人と建て主との匿名性をできるだけ維持することが可能になる。
また、取得部114は、ユーザが利用する情報処理装置20から、所定の建築家の各作品情報のうち、ユーザにより選択された所定の作品情報の建て主に対する相談希望情報を取得することを含んでもよい。例えば、ユーザは、相談をしたい作品(例えば建築物)を選択して、その作品の建て主に個別に相談を申し込むことが可能になる。
また、取得部114は、ユーザが利用する情報処理装置20から、各建築家のうち、ユーザにより選択された所定の建築家のクライアントである各建て主の中の少なくとも1人の建て主に対する相談希望情報を取得することを含んでもよい。この場合、支援部116は、建築家に対する相談希望情報が取得されたと判断し、建築家特定情報に基づく建築家のクライアントの中で少なくとも1人を選択し、選択された建て主に回答情報を出力するように出力部115を制御してもよい。例えば、支援部116は、建て主の中で相談を受けることを許可している建て主からランダムに選択してもよいし、所定の基準に従って選択してもよい。これにより、ユーザは、建築家を選択することで、その建築家のクライアントである建て主に相談することが可能になる。
図3は、開示の一実施形態に係る情報処理装置20の一例を示す図である。情報処理装置20は、1つ又は複数のプロセッサ(例、CPU)210、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース220、メモリ230、ユーザインタフェース250、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス270を含む。
メモリ230は、例えば、DRAM、SRAM、他のランダムアクセス固体記憶装置などの高速ランダムアクセスメモリ(主記憶装置)である。また、メモリ230は、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリ(補助記憶装置)でもよい。また、メモリ230は、プログラム等を記憶した、コンピュータにより読み取り可能な非一時的な記録媒体でもよい。また、メモリ230は、主記憶装置(メモリ)又は補助記憶装置(ストレージ)のいずれかでもよく、あるいは両方を備えてもよい。
メモリ230は、情報処理システム1により用いられるデータやプログラムを記憶する。例えば、メモリ230は、情報処理システム1における携帯端末などのアプリケーションプログラムなどを記憶する。
ユーザインタフェース250は、ディスプレイ、及び入力装置(キーボード及び/又はマウス、又は他の何らかのポインティングデバイス等)を含む。
プロセッサ210は、メモリ230に記憶されるプログラムを実行することで、過去のクライアントへの相談支援処理を依頼人側で制御する制御部212を構成する。例えば、制御部212は、ウェブブラウザ又は相談支援アプリケーションなどを含む。
ウェブブラウザは、情報処理装置10により提供される相談支援プラットフォームによるウェブページの閲覧を可能にする。ウェブブラウザは、適宜ウェブページの表示、遷移をし、情報の提供、データの送受信等を行う。例えば、ウェブブラウザは、ウェブページを用いて、ユーザにより設定又は入力された相談に関する情報を情報処理装置10に送信する。送信される情報は、例えば、相談希望情報、依頼人登録情報、相談に関する相談関連情報などである。
また、制御部212は、相談支援アプリケーションの実行により、相談支援プラットフォームが提供する機能の実行を可能にしてもよい。制御部212は、本開示の相談支援を依頼人側で実行するため、出力部213、相談制御部214、取得部215を有する。
出力部213は、ユーザインタフェース250を用いてユーザにより設定又は入力されたデータ等に基づく、相談希望情報、依頼人登録情報、相談関連情報などを、ネットワーク通信インタフェース220を介して情報処理装置10に出力する。また、情報処理装置10から相談内容を決定するための調整情報が取得された場合、出力部213は、調整情報に対する回答情報を情報処理装置10に出力する。
相談制御部214は、相談に関する処理を制御する。例えば、相談制御部214は、ユーザインタフェース250を用いてユーザにより設定又は入力されたデータ等に基づいて、相談方法及び相談日時の設定、匿名情報の設定などを行ったり、相談料の支払処理を行ったりする。
取得部215は、情報処理装置10から、相談内容に関する調整情報、相談に関する決定事項を含む決定情報などを、ネットワーク通信インタフェース220を介して取得する。取得された各情報は、ユーザインタフェース250を用いて表示される。
図4は、開示の一実施形態に係る情報処理装置30の一例を示す図である。情報処理装置30は、1つ又は複数のプロセッサ(例、CPU)310、1つ又は複数のネットワーク通信インタフェース320、メモリ330、ユーザインタフェース350、及びこれらの構成要素を相互接続するための1つ又は複数の通信バス370を含む。
メモリ330は、例えば、DRAM、SRAM、他のランダムアクセス固体記憶装置などの高速ランダムアクセスメモリ(主記憶装置)である。また、メモリ330は、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性固体記憶装置などの不揮発性メモリ(補助記憶装置)でもよい。また、メモリ330は、プログラム等を記憶した、コンピュータにより読み取り可能な非一時的な記録媒体でもよい。また、メモリ330は、主記憶装置(メモリ)又は補助記憶装置(ストレージ)のいずれかでもよく、あるいは両方を備えてもよい。
メモリ330は、情報処理システム1により用いられるデータやプログラムを記憶する。例えば、メモリ330は、情報処理システム1における携帯端末などのアプリケーションプログラムなどを記憶する。
ユーザインタフェース350は、ディスプレイ、及び入力装置(キーボード及び/又はマウス、又は他の何らかのポインティングデバイス等)を含む。
プロセッサ310は、メモリ330に記憶されるプログラムを実行することで、過去のクライアントへの相談支援処理を建て主側で制御する制御部312を構成する。例えば、制御部312は、ウェブブラウザ又は相談支援アプリケーションなどを含む。
ウェブブラウザは、情報処理装置10により提供される相談支援プラットフォームによるウェブページの閲覧を可能にする。ウェブブラウザは、適宜ウェブページの表示、遷移をし、情報の提供、データの送受信等を行う。例えば、ウェブブラウザは、ウェブページを用いて、ユーザにより設定又は入力された相談や訪問に関する問い合わせに対する回答情報を情報処理装置10に送信する。送信される情報は、例えば、相談可否の問い合わせに関する回答情報、訪問可否に関する問い合わせに関する回答情報、相談内容に関する調整情報の回答情報などである。
また、制御部312は、インストールされた相談支援アプリケーションの実行により、相談支援プラットフォームが提供する機能の実行を可能にしてもよい。制御部312は、本開示の相談支援を建て主側で実行するため、取得部313、回答部314、出力部315を有する。
取得部313は、情報処理装置10から相談可否の問い合わせ情報、訪問可否の問い合わせ回答情報、相談内容に関する調整情報、相談に関する決定情報などを、ネットワーク通信インタフェース320を介して取得する。取得された各情報は、ユーザインタフェース350を用いて表示される。
回答部314は、相談に関する回答処理を制御する。例えば、回答部314は、ユーザインタフェース350を用いてユーザにより設定又は入力されたデータ等に基づいて、相談を受けることが可能か否か、訪問を受けることが可能か否かを設定したり、相談方法及び相談日時を設定したり、匿名情報を設定したりする。
出力部315は、ユーザインタフェース350を用いてユーザにより設定又は入力されたデータ等に基づく、相談に関する問い合わせの回答情報、訪問に関する問い合わせの回答情報、相談内容に関する調整情報の回答情報などを、ネットワーク通信インタフェース320を介して情報処理装置10に出力する。
<データ例>
図5は、開示における建築家関連情報の一例を示す図である。図5に示す建築家関連情報は、登録された建築家ID(例えば建築家特定情報の一例)に関連付けて、事務所情報、従業員情報、業務委託情報などを含む。事務所情報は、例えば、代表建築家、設立年月日、所在地、資本金、建築士事務所、登録情報、対応可能業務、連絡先、従業員数、所属建築家数、過去に手がけた案件などの情報を含む。
従業員情報は、例えば、所属する従業員(例、建築家)に関する情報であり、スキル(例、資格)、学歴、経歴、建築的な経験や実績の内容、人柄や性格の情報などの情報を含む。業務委託情報は、例えば、他事務所からの業務委託を受け付けるか否か、許容可能な賃金体系、対応可能時期、対応可能な案件又は業務などの情報を含む。
図6は、開示における建て主情報の一例を示す図である。図6に示す建て主情報は、登録された建て主ID(例えば、建て主特定情報の一例)に関連付けて、匿名情報、住所情報、連絡先情報、建築家ID、建築物情報などを含む。匿名情報は、例えばイニシャルであるが、これに限らず、建て主により設定されてもよいし、運営者により設定されてもよい。
住所情報は、建築物の住所を示す情報を含む。連絡先情報は、建て主の連絡先を示す情報を含み、例えば、メールアドレス、SNSなどのID、利用する端末のIPアドレスの少なくとも1つを含む。建築家IDは、建て主の建築物を建築又は設計した建築家を示す情報を含む。建築物情報は、建築物の写真や動画、コメントなどの建築物の紹介に関する情報を含む。また、建て主情報は、氏名情報や施工日などの情報を含んでもよい。また、メモリ130は、建築家IDに対応付けて、この建築家の建築物ごとにIDを振って、建築物情報、建て主、住所情報等を記憶してもよい。
図7は、開示における依頼人情報の一例を示す図である。図7に示す依頼人情報は、登録された依頼人ID(例えば、依頼人特定情報の一例)に関連付けて、匿名情報、氏名情報、連絡先情報、期間、相談有無などを含む。匿名情報は、例えばイニシャルであるが、これに限らず、依頼人により設定されてもよいし、運営者により設定されてもよい。
氏名情報は、依頼人の氏名を示す情報を含む。連絡先情報は、依頼人の連絡先を示す情報を含み、例えば、メールアドレス、SNSなどのID、利用する端末のIPアドレスの少なくとも1つを含む。期間は、建て主に対する相談が実施された場合、その相談日時から次のアクションが行われるまでの応答期間を含む。相談有無は、建て主に相談をしたか否かを示す情報を含む。相談有無は、特典付与などに用いられる。また、依頼人情報は、依頼人の住所情報などを含んでもよい。
<画面情報>
図8は、開示の情報処理システム1において表示される画面の一例を示す図である。図8に示す例では、所定の建築家が設計した建築物が画面D10の中央領域に表示される。また、画面D10の上部には複数のUI部品が設けられる。例えば、「建築家をさがす」ボタンB10について、このボタンB10が押下されると、建築家の一覧画面が表示される。「作品をみる」ボタンB12について、このボタンB12が押下されると、各建築家が設計した作品の一覧画面が表示される。
依頼人は、画面D10に表示される建築物を気に入り、この建築物を設計した建築家に相談する場合は、「この建築家に相談してみたい」ボタンB14を押下する。ボタンB14の押下後、例えば、画面に表示された建築物を設計した建築家に相談するための入力フォームが表示される。依頼人は、この入力フォームに沿って相談内容を入力することで、建築家に容易に相談することが可能になる。この場合、情報処理装置10は、受け付けた入力フォームの内容を、この建築家が利用する情報処理装置に送信する。
また、依頼人は、画面D10に表示される建築物の建て主に相談することも可能である。例えば、依頼人は、「この建て主に相談してみたい」ボタンB16を押下する。ボタンB16の押下後、例えば、上述した相談支援処理が実行され、依頼人は、例えば、メールによる相談、Webミーティングによる相談、訪問による相談、相談内容などを含む相談内容情報(例えば入力フォーム)が表示されてもよい。訪問による相談が可能か否かは建て主が事前に設定しておくと、この設定に応じて入力フォームが変更される。また、この入力フォームで設定された情報とともに相談希望情報が情報処理装置10に送信されてもよい。
なお、他の画面例として、図8に示すボタンB10が押下されたときに、建築家の一覧画面が表示され、所定の建築家が選択されると、所定の建築家の作品一覧が表示される。このとき、各作品に対応付けて「この建て主に相談してみたい」ボタンB16が表示されるようにしてもよい。また、所定の建築家のクライアントである建て主が一覧で表示され、「この建築家のクライアントに相談してみたい」ボタンが表示されるようにしてもよい。その場合、依頼人のリクエストを受けて、情報処理システム1がスケジュールや面談可否情報などを参照し任意の建て主を抽出し、相談相手となり得る建て主の候補を依頼人に提案する。
<動作説明>
次に、情報処理システム1の相談支援に関する各動作について説明する。図9は、開示の一実施形態に係る相談支援に関する処理の一例を示すシーケンス図である。図9に示す処理は、依頼人が利用する情報処理装置20Aと、建て主が利用する情報処理装置30Aと、運営者が利用する情報処理装置10とがそれぞれネットワークを介してデータを送受信して実行される。
ステップS102において、情報処理装置10の提供部113は、依頼人からのリクエストに応じて、所定の建築家の作品を紹介する画面情報を、リクエストを行った情報処理装置20Aに対して送信する。この画面情報は、例えば、建築家の作品としての建築物(例えば家)の画像、建築家に相談するためのUI部品、建て主に相談するためのUI部品などを含む(例えば図8参照)。
ステップS104において、情報処理装置20Aの取得部215は、情報処理装置10から画面情報を取得すると、ユーザインタフェース250に画面情報を表示する。
ステップS106において、情報処理装置20Aの制御部212は、ユーザインタフェース250の操作を受け付け、作品情報などを閲覧したり、所定の建築家や所定の作品を選択したりする。例えば、依頼人は、表示された建築物において、図8に示す「この建て主に相談したい」ボタンU16を押したとする。このとき、情報処理装置20の出力部213は、この建て主又は建築物を特定する情報とともに、相談希望情報を情報処理装置10に送信する。
ステップS108において、情報処理装置10の取得部114は、相談希望情報を取得し、この相談希望情報に基づいて建て主を特定する。例えば、取得部114は、相談希望情報とともに送信された建築家特定情報又は建て主特定情報や建築物特定情報に基づいて建て主を特定する。
ステップS110において、情報処理装置10の出力部115は、建築家特定情報又は建て主特定情報に基づいて特定された建て主が利用する情報処理装置30Aに、相談を受けることが可能か否かの問い合わせ情報を送信する。
ステップS112において、情報処理装置30Aの出力部315は、建て主の操作に基づいて設定された相談可能か否かを示す回答情報を情報処理装置10に送信する。このとき、建て主が希望する相談方法、相談日時の候補などが回答情報に含まれてもよい。
ステップS114において、情報処理装置10の支援部116は、情報処理装置30Aにより送信された回答情報を取得し、この回答情報に基づいて、建て主が相談を受けることが可能か否かを判定する。支援部116は、相談不可であれば、その旨を情報処理装置20Aに通知して処理を終了する。図9に示す例では、相談可能である場合を示し、支援部116は、相談の日時や方法の設定について支援を行う。例えば、支援部116は、相談方法としてWebミーティングを利用する場合、Webミーティングの開催日時の設定を支援するため、依頼人と建て主との間で日時の調整を行う。
ステップS116において、情報処理装置10の支援部116は、例えばカレンダー機能を利用して、日時を選択可能なカレンダー情報を含む調整情報を依頼人の情報処理装置20Aに送信する。なお、相談方法が決まっていない場合、面会、Webミーティング、訪問などの相談方法の選択肢情報を含む調整情報が、依頼人の情報処理装置20Aに送信されてもよい。
ステップS118において、情報処理装置20Aの相談制御部214は、取得部215により取得された調整情報に基づき、依頼人の操作に応じて相談方法、及び/又は、相談日時の設定を行う。情報処理装置20Aの出力部213は、相談制御部214により設定された情報を含む回答情報を情報処理装置10に送信する。
ステップS120において、情報処理装置10の支援部116は、例えばカレンダー機能を利用して、日時を選択可能なカレンダー情報を含む調整情報を建て主の情報処理装置30Aに送信する。なお、相談方法が決まっていない場合、面会、Webミーティング、訪問などの相談方法の選択肢情報を含む調整情報が、建て主の情報処理装置30Aに送信されてもよい。
ステップS122において、情報処理装置30Aの回答部314は、取得部313により取得された調整情報に基づき、建て主の操作に応じて相談方法、及び/又は、相談日時の設定を行う。情報処理装置30Aの出力部315は、回答部314により設定された情報を含む回答情報を情報処理装置10に送信する。
なお、ステップS116の処理及びステップS120の処理は、同じタイミングで実行されてもよいし、ステップS120の処理が、ステップS116の処理よりも先に実行されてもよい。また、支援部116は、依頼人又は建て主から先に取得した回答情報を反映して、他方の当事者に調整情報を送信するようにしてもよい。
ステップS124において、情報処理装置10の支援部116は、依頼人の調整情報と建て主の調整情報とに基づいて、依頼人と建て主との相談方法及び相談日時を決定する。
ステップS126において、情報処理装置10の出力部115は、支援部116により決定された相談方法及び相談日時を含む決定情報を、依頼人が利用する情報処理装置20Aに送信する。
ステップS128において、情報処理装置10の出力部115は、支援部116により決定された相談方法及び相談日時を含む決定情報を、建て主が利用する情報処理装置30Aに送信する。
なお、ステップS126の処理とステップS128の処理とは同じタイミングで実行されてもよいし、順序は問わない。また、情報処理装置10の出力部115は、相談に関する決定情報は、運営者が利用する情報処理装置に送信してもよい。これにより、運営者は、相談を行うWebミーティング等に参加することが可能になる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、建築家、依頼人、建て主を例に挙げて説明したが、第2実施形態では、これらの3者に限られない。例えば、建築家を専門家とし、建て主を専門家に過去に依頼したクライアントとする形態においても、本開示の技術は適用可能である。
例えば、専門家としては、例えば、有資格者、芸術家、スポーツや習い事などの指導者などの特殊な業務範囲、スキル、能力が必要となる職業を含む。
以上、本開示の一実施形態について詳述したが、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。例えば、本開示は、各情報処理装置10、20が実行する処理について、一部の処理を、他の情報処理装置に移行したり、複数の情報処理装置を適宜統合したりしてもよい。
1…情報処理システム、10、20、30…情報処理装置、110…プロセッサ、112…制御部、113…提供部、114…取得部、115…出力部、116…支援部、117…管理部、118…付与部、130…メモリ、210…プロセッサ、230…メモリ、212…制御部、213…出力部、214…相談制御部、215…取得部、310…プロセッサ、330…メモリ、312…制御部、313…取得部、314…回答部、315…出力部

Claims (9)

  1. プロセッサを含む情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記プロセッサが、
    各建築家の各作品情報を提供することと、
    ユーザが利用する処理装置から、前記各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得することと、
    前記相談希望情報に応じて、前記建て主が利用する処理装置に、相談可否の問い合わせ情報を出力することと、
    前記建て主の処理装置から、前記相談可否を示す回答情報を取得することと、
    前記回答情報が相談可能を示す場合、前記ユーザから前記建て主への相談の設定を支援することと、を実行する情報処理方法。
  2. 前記出力することは、
    前記建て主が利用する処理装置に、訪問可否の問い合わせ情報を出力することを含み、
    前記回答情報を取得することは、
    前記訪問可否の回答情報を取得することを含み、
    前記支援することは、
    前記訪問可否の回答情報が訪問可能を示す場合、相談時の待ち合わせ場所に関する情報を前記ユーザの処理装置に出力することと、
    前記ユーザの訪問の設定を支援することと、を含む請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記プロセッサが、
    前記相談後における前記ユーザからの応答期間を管理することと、
    前記応答期間が所定期間を超えた場合に、前記建築家を紹介する紹介情報を前記ユーザの処理装置に出力することと、をさらに実行する請求項1又は2に記載の情報処理方法。
  4. 前記プロセッサが、
    前記相談後に、前記ユーザから前記建築家に対する依頼情報を取得した場合、前記ユーザに特典を付与することをさらに実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記相談の設定を支援することは、
    前記相談の方法及び日時が決定された場合、前記ユーザ、前記建て主、及び前記作品情報を提供する提供者に、決定された前記相談の方法及び日時を通知することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記相談希望情報を取得することは、
    前記ユーザが利用する処理装置から、前記各作品情報のうち、前記ユーザにより選択された所定の作品情報の建て主に対する前記相談希望情報を取得することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記相談希望情報を取得することは、
    前記ユーザが利用する処理装置から、前記各建築家のうち、前記ユーザにより選択された前記所定の建築家のクライアントである各建て主の中の少なくとも1人の建て主に対する前記相談希望情報を取得することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  8. 情報処理装置に、
    各建築家の各作品情報を提供することと、
    ユーザが利用する処理装置から、前記各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得することと、
    前記相談希望情報に応じて、前記建て主が利用する処理装置に、相談可否の問い合わせ情報を出力することと、
    前記建て主の処理装置から、前記相談可否を示す回答情報を取得することと、
    前記回答情報が相談可能を示す場合、前記ユーザから前記建て主への相談の設定を支援することと、を実行させるプログラム。
  9. プロセッサを含む情報処理装置であって、
    前記プロセッサが、
    各建築家の各作品情報を提供することと、
    ユーザが利用する処理装置から、前記各建築家の中の所定の建築家のクライアントである建て主に対する相談希望情報を取得することと、
    前記相談希望情報に応じて、前記建て主が利用する処理装置に、相談可否の問い合わせ情報を出力することと、
    前記建て主の処理装置から、前記相談可否を示す回答情報を取得することと、
    前記回答情報が相談可能を示す場合、前記ユーザから前記建て主への相談の設定を支援することと、を実行する情報処理装置。
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