JP2023079602A - 混雑情報表示システム - Google Patents

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Yuichiro Tomura
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【課題】簡易な方法により精度良く物体を検知することができる物体検知装置及び物体検知方法を提供する。【解決手段】混雑情報表示システム1は、鉄道車両10内に設置されたカメラ画像に基づいて当該車両内の混雑度を生成する混雑度推定部12と、混雑度推定部12が生成した混雑度に基づいて階層的な関係を有する複数種類の混雑情報を生成する列車情報収集サーバ20と、列車情報収集サーバ20が生成した混雑情報を、表示部の種別に応じて複数種類のうち少なくとも1以上を送信する混雑情報配信サーバ40と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両内の混雑度を表示する混雑情報表示システムに関する。
鉄道車両内における混雑度の状況を提供する方法として様々な方法が提案されている。例えば、特許文献1には、各車両に設けられた車両の重量を検知する応荷重装置により検知された各車両の重量から各車両の乗車率を導き出して、各車両内の混雑状況の情報を駅に伝達することが記載されている。
特開2000-190847号公報
鉄道車両において、応荷重装置にて計測されるデータは、積載荷重に応じて、主に主電動機の電流やブレーキ力を制御するために用いられることが多い。また、応荷重装置にて計測されるデータは、あくまで人数ではなく荷重であるので、混雑度を示す情報としての精度が低いという問題があった。
また、情報の提供方法としても、単に車両毎の混雑度を数値等で示すだけでは、車両内で混雑度に偏りがあった場合など実情を反映できない。
そこで、本発明は、精度良く、かつ、実情を反映した混雑度の状況を表示することができる混雑情報表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、鉄道車両内に設置されたカメラが撮影した画像に基づいて当該鉄道車両内の混雑度を推定する推定部と、前記推定部が推定した前記混雑度に基づいて階層的な関係を有する複数種類の表示情報を生成する生成部と、前記生成部が生成した前記表示情報を、表示部毎に該表示部の種別に応じて前記複数種類のうち少なくとも1以上を送信する送信部と、を備えることを特徴とする混雑情報表示システムある。
本発明によれば、カメラ画像に基づいて混雑度を推定するため、応荷重装置と比較して精度の良い混雑度を得ることができる。また、階層的な関係を有する複数種類の表示情報を生成し、表示部の種別に応じて少なくとも1以上を送信することで、乗客が所持する端末や車内等の表示部に合った情報を選択して表示させることができる。
本発明の一実施形態にかかる混雑情報表示システムの概略構成図である。 図1に示された混雑度推定部12で生成される混雑度の説明図である。 図1に示された列車情報収集サーバで生成される混雑情報説明図である。 図1に示された列車情報収集サーバで生成される混雑情報説明図である。 図1に示されたスマートフォンにインストールされたアプリの表示画面例である。 図1に示された混雑情報表示システムにおける動作のシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1~図6を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる混雑情報表示システムの概略構成図である。
混雑情報表示システム1は、カメラ11と、混雑度推定部12と、車内表示器13と、列車情報収集サーバ20と、在線位置配信サーバ30と、混雑情報配信サーバ40と、駅構内サーバ50と、表示器61と、スマートフォン70と、を備えている。ここで、列車情報収集サーバ20と、在線位置配信サーバ30と、混雑情報配信サーバ40と、駅構内サーバ50と、は、個別のサーバ(サーバコンピュータ)でなくてもよく、これらのうちいくつかのサーバの機能を統合したサーバで構成してもよい。
カメラ11と、混雑度推定部12と、車内表示器13と、は鉄道車両10内に設置されている。カメラ11は、例えば鉄道車両10の乗降口となる車両扉の近傍に設けられ、車内の車両扉の近傍にいる乗客を撮影する。カメラ11は、動画を撮影するビデオカメラに限らず定期的(例えば1~10秒毎)に静止画を撮影するカメラであってもよい。鉄道車両10内では、頻繁に移動することは少ないため定期的に静止画を撮影する方式でもよい。また、カメラ11は、1カ所に限らないのは云うまでもない。鉄道車両10の全ての車両扉近傍に設けてもよいのは勿論、車両扉近傍以外に設けてもよい。
混雑度推定部12は、カメラ11で撮影された画像に基づいて混雑度を推定する。混雑度推定部12は、CPU(Central Processing Unit)等を有した演算装置で構成されている。混雑度推定部12は、カメラ11が撮影した画像から人物を識別して検出する。人物の識別は、例えば事前に撮影した車内の背景との差分をとる背景差分や、ニューラルネットワークを有する機械学習型の画像解析によるものなど、周知の方法を用いればよい。
なお、混雑度推定部12は、1つのカメラ11が撮影した画像に基づいて混雑度を推定するに限らず、複数のカメラ11が撮影した画像に基づいてそれぞれの撮影範囲について混雑度を推定するようにしてもよい。また、混雑度推定部12は、1つの列車或いは鉄道車両10の1両につき、1つ設けられるに限らず複数設けられていてもよい。
混雑度推定部12は、上記した周知の方法で識別した人物に基づいて撮影された範囲における混雑度を推定する。混雑度について図2を参照して説明する。本実施形態では、識別した人物を中心として所定の半径の円を描き、その円の重なり具合で混雑度を表す。円の半径は0.5m~1m程度が好ましいがソーシャルディスタンス等を考慮して適宜設定すればよい。例えば、図2の左側は、2人の人物がいる場合である。ここで、それぞれの人物の円が重なっている部分を着色する(透明度を変更してもよい)。この着色部分の面積が大きいほど人物が接近していることを示す。
図2の右側は、3人の人物がいる場合である。この場合も同様に円が重なる部分を着色する。また、3つの円が重なる部分は2つの円が重なる部分よりも色を濃くする。そうすることで、3つの円が重なる部分と2つの円が重なる部分を区別することができる。本実施形態の混雑度は、このような円の重なり具合で推定する。円の重なる部分が多ければ多いほど、または、色の濃い部分が多ければ多いほど混雑していると推定できる。
なお、混雑度の推定は、図2の方法に限らない。例えば、撮影範囲当たりの認識された人物の人数に基づいて数値化したものであってもよい。表示にあたっては当該数値に基づいたヒートマップ等とすればよい。
車内表示器13は、鉄道車両10内の車両扉上部に設置されている。車内表示器13は、例えば、次の停車駅や広告等を表示する表示部である。また、車内表示器13は、混雑度推定部12が推定した混雑度に基づく混雑情報を表示する(例えば図2)。次の停車駅や広告と混雑情報とは順次切り替えて表示してもよいし、画面を分割して表示してもよい。車内表示器13に表示される混雑情報は、例えば当該車内表示器13が設置される車両扉近傍に設置されるカメラ11が撮影した画像に基づいて生成されたものである。また、車内表示器13に表示される混雑情報は、混雑度推定部12が生成した混雑情報に限らず、後述する混雑情報配信サーバ40から配信された混雑情報を表示してもよい。
混雑度推定部12で推定された混雑度は、車内表示器13に表示するだけでなく、アンテナ14から無線通信により、基地局B1や所定のネットワーク(不図示)等を介して列車情報収集サーバ20へ送信される。
列車情報収集サーバ20は、鉄道車両10から混雑度を収集する。列車情報収集サーバ20が収集する混雑度は、1つの列車に限らず、列車情報収集サーバ20が管轄する路線を走行中の全列車から収集する。また、1つの列車において、混雑度推定部12により車両扉毎(カメラ11毎)に混雑度が推定される、そのため、鉄道車両10からは、混雑度毎に扉番号や車両番号等の識別情報を付加し、さらに列車番号等の列車の識別情報も付加して列車情報収集サーバ20へ送信する。
また、列車情報収集サーバ20は、収集した混雑度から、車両単位又は列車単位の混雑情報を生成する。車両単位又は列車単位の混雑情報について図3及び図4を参照して説明する。図3は車両単位の混雑情報の例を示した図である。図3は鉄道車両10を上方からみた図である。鉄道車両10は、その側面に車両扉D1~D6が設けられている。乗客は車両扉D1~D6により駅のホームへ乗り降りする。
図3では、鉄道車両10から収集した混雑度に基づいて鉄道車両10の1両における混雑状況をヒートマップで示したものである。図3においては、色の濃い部分ほど混雑していることを示している。図3の場合、車両扉D1~D4の近傍では混雑しているが、車両扉D5やD6の近傍では空いていることが分かる。
図4は、列車編成単位の混雑情報の例を示した図である。図4は、鉄道車両10を1つの長方形で示し、7両編成の列車を示している。図4では、車両単位で混雑度を色の濃さで示している。例えば図4の場合、左から3両目と4両目の車両が混雑しており、右端の車両は空いていることが分かる。図4に示した表示は、図3に示したヒートマップに基づいて車両内の混雑度を平均化して求めてもよいし、収集した混雑度から直接平均化して求めてもよい。
本実施形態では、混雑度推定部12と列車情報収集サーバ20とで、推定部が推定した混雑度に基づいて階層的な関係を有する複数種類の表示情報を生成する生成部を構成している。図2~図4に示した混雑情報(表示情報)は、後述するように階層的な関係を構成している。
在線位置配信サーバ30は、鉄道車両10から当該列車(鉄道車両10)の位置情報を取得し、例えばA駅停車中、A駅とB駅間を走行中といった在線位置を配信するサーバである。
混雑情報配信サーバ40は、列車情報収集サーバ20から混雑情報を取得し、在線位置配信サーバ30から在線位置を取得して、各表示部に応じた混雑情報を配信するサーバである。混雑情報配信サーバ40は、駅構内サーバ50と、基地局B2を介してスマートフォン70及び鉄道車両10(車内表示器13)に混雑情報を配信する。本実施形態では、駅構内サーバ50には、ホームドア60の表示器61へ向けて図2に示したような車両扉近傍の表示を示す混雑情報を配信する。また、スマートフォン70には、図2、図3、図4の全ての混雑情報が配信可能となっている。また、車内表示器13には、図3、図4の混雑情報を配信してもよい。
また、本実施形態では、車内表示器13に対しては、混雑情報配信サーバ40からは図3、図4の混雑情報を配信しているが、混雑度推定部12で混雑情報を生成せずに、列車情報収集サーバ20で、カメラ11の撮影範囲の混雑情報(図2)を生成するようにしてもよい。その場合は、図2~図4の混雑情報を混雑情報配信サーバ40から車内表示器13に配信することができる。
以上の説明から明らかなように、混雑情報配信サーバ40は、混雑度推定部12、列車情報収集サーバ20(生成部)が生成した混雑情報(表示情報)を、表示部毎に該表示部の種別(車内表示器13、表示器61、スマートフォン70)に応じて複数種類のうち少なくとも1以上を送信する送信部として機能している。
駅構内サーバ50は、駅構内に設置されるサーバである。駅構内サーバ50は、混雑情報配信サーバ40と、例えばVPN(Virtual Private Network)等のネットワークNを介して接続されている。駅構内サーバ50は、混雑情報配信サーバ40から配信された混雑情報を、例えばホームドア60の表示器61へ出力して表示させる。
ホームドア60は、駅のホーム上に固定され、ホームの縁部に沿って設けられる固定柵と、固定柵に沿ってスライド移動し、ホームに停止する鉄道車両10の車両扉に対応する開口部を開閉するスライドドアと、を備える周知の装置である。
ホームドア60には、固定柵又はスライドドアのいずれかについて、ホームの内側、つまり、ホーム上の乗客に対面する側面に表示器61が設けられている。表示器61は、ホームドア60に設置されたアンテナ63が受信した混雑情報が表示される。
スマートフォン70は、周知の携帯情報端末であって、乗客が所持している。スマートフォン70には、混雑情報を受信して表示するためのアプリがインストールされており、乗客は当該アプリを操作して所望する情報を表示させる。
図5にスマートフォン70におけるアプリの表示例を示す。図5において、スマートフォン70の表示部71には、ある鉄道路線のA駅~C駅までが簡略化されて表示されている。そして、B駅からA駅に向かって列車T1が走行し、B駅からC駅に向かって列車T2が走行している。
図5の表示において、スマートフォン70の使用者が列車T1をタッチ等により選択すると、図4に示したような列車編成単位の混雑情報が表示される。そして、図4が表示された状態で、例えば左から3両目をタッチ等により選択すると、図3に示したような車両単位の混雑情報が表示される。そして、図3が表示された状態で、例えば車両扉D3近傍をタッチする等により選択すると、図2に示したような円による表示がされる。
このように、図2~図4は表示に際して階層的な構造を有するものである。即ち、本実施形態における階層的な関係とは、混雑情報の対象範囲の大小によるものである。つまり、図4に示した列車編成単位の混雑情報は、図3に示した鉄道車両10単位の混雑情報の対象範囲を複数包含するものである。また、図3に示した鉄道車両10単位の混雑情報は、図2に示したカメラ11の撮影範囲の混雑情報の対象範囲を複数包含するものである。
次に、上述した混雑情報表示システム1の動作について、図6のシーケンス図を参照して説明する。まず、混雑度推定部12は、カメラ11から画像を取得する(ステップS11)。そして、混雑度推定部12は、上述した方法により混雑度を推定する(ステップS12)。そして、混雑度推定部12は、推定した混雑度を、車内表示器13及び列車情報収集サーバ20へ送信(出力)する(ステップS13)。
車内表示器13では、混雑度推定部12が出力した混雑度を取得する(ステップS21)。そして、車内表示器13は、後述する混雑情報配信サーバ40から混雑情報が配信されるのを待つ。なお、混雑情報配信サーバ40から混雑情報の配信を待たずに、混雑度推定部12が出力した混雑度に基づいて図2に示したような混雑情報を先に表示してもよい。
列車情報収集サーバ20では、混雑度推定部12が出力した混雑度を取得する(ステップS31)。そして、列車情報収集サーバ20では、図2~図4に示したような混雑情報を生成し(ステップS32)、出力する(ステップS33)。
混雑情報配信サーバ40では、列車情報収集サーバ20から混雑情報を取得し(ステップS41)、さらに、在線位置配信サーバ30から各列車の在線位置を取得する。そして、混雑情報配信サーバ40は、混雑情報を駅構内サーバ50、スマートフォン70及び車内表示器13へ配信する(ステップS42)。
混雑情報配信サーバ40では、在線位置に基づいて各列車の次に停車する駅の駅構内サーバ50へ混雑情報を配信する。また、混雑情報配信サーバ40は、スマートフォン70に対しては、図5に示したように各列車の在線位置から混雑情報が表示されるため、まずは図5に示したような在線情報を生成して配信する。そして、ユーザの操作に応じて必要な階層の混雑情報を配信する。
車内表示器13では、混雑情報配信サーバ40から混雑情報を受信する(ステップS22)。そして、車内表示器13は、ステップS21で取得した混雑情報及び受信した混雑情報を例えば適宜切り替えて表示する(ステップS23)。
駅構内サーバ50では、混雑情報配信サーバ40から混雑情報を受信する(ステップS51)。そして、駅構内サーバ50は、混雑情報の出力先を特定し(ステップS52)、特定された出力先に出力する(ステップS53)。出力先の特定とは、例えば、図2に示したような車両扉毎の混雑情報を、どのホームドアの表示器61に表示させるか特定することである。これは、混雑情報が示す車両扉の番号(号車と扉位置)及び列車編成(何両編成か)に基づいて停車位置に合ったホームドアの表示器61を特定して出力すればよい。
ホームドアの表示器61では、駅構内サーバ50からアンテナ63を介して混雑情報を受信し(ステップS61)、表示する(ステップS62)。
スマートフォン70では、混雑情報配信サーバ40から混雑情報を受信する(ステップS71)。そして、例えば、図5の列車T1が選択される等のアプリの操作があったか判定する(ステップS72)。判定の結果、操作が無い場合は(ステップS72;N)、操作があるまで待機する。一方、判定の結果、操作があった場合は(ステップS72;Y)、操作に応じた階層の混雑情報を表示する(ステップS73)。
図1に示した構成では、列車情報収集サーバ20で混雑情報を生成していたが、混雑情報配信サーバ40で混雑情報を生成してもよい。また、駅構内サーバ50は無くてもよく、どの表示器61に表示させるかを示す情報を混雑情報配信サーバ40が付加して直接表示器61に送信してもよい。
また、駅構内の表示器としては、ホームドア60の表示器61に限らず、ホーム上などに設置される発車標、電光掲示板などの表示装置を使用してもよい。また、車内表示器13は、車両扉上部に設置されるものに限らない。例えば特急車両のデッキ等に表示器を設けることで、客室内の混雑状況を客室内に入ること無く確認することができる。この場合は、列車編成単位の混雑情報、車両単位の混雑情報を中心に表示するのが好ましい。
本実施形態によれば、混雑情報表示システム1は、鉄道車両10内に設置されたカメラ画像に基づいて当該車両内の混雑度を生成する混雑度推定部12と、混雑度推定部12が生成した混雑度に基づいて階層的な関係を有する複数種類の混雑情報を生成する列車情報収集サーバ20と、列車情報収集サーバ20が生成した混雑情報を、表示部の種別に応じて複数種類のうち少なくとも1以上を送信する混雑情報配信サーバ40と、を備えている。
混雑情報配信サーバ40が上記のように構成されることにより、カメラ画像に基づいて混雑度を生成(推定)するため、応荷重装置と比較して精度の良い混雑度を得ることができる。また、混雑情報を複数生成し、表示部の種別に応じて少なくとも1以上を送信することで、乗客が所持する端末や車内等の表示部に合った情報を選択して表示させることができる。
また、複数種類の混雑情報(表示情報)としては、カメラ11の撮影範囲の混雑情報、カメラ11の撮影範囲を複数含む鉄道車両10単位の混雑情報、鉄道車両10を複数含む列車編成単位の混雑情報、で構成され、表示部は、少なくとも1つ以上の混雑情報が表示可能である。
このようにすることにより、スマートフォン70であれば、列車編成単位の混雑情報、車両単位の混雑情報、車両扉周辺の混雑情報の全てを階層的に切り替えて表示することが可能となる。表示部が車内表示器13であれば、列車編成単位の混雑情報、車両単位の混雑情報、車両扉周辺の混雑情報の全てを適宜切り替えて表示することができる。例えば、車内表示器13に列車編成単位の混雑情報や車両単位の混雑情報を表示することで、混んでいる場所から移動することを促すことができる。また、表示部としてホームドア60の表示器61には車両扉周辺の混雑情報を表示することで、ホーム上の乗客にこれから到着する列車の乗車位置における混雑状況を事前に知らせることができる。
また、表示部としてスマートフォン70に表示した場合は、複数種類の混雑情報をユーザが選択可能となっているので、ユーザが所望する情報を表示することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の混雑情報表示システムの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 混雑情報表示システム
10 鉄道車両
11 カメラ
12 混雑度生成部
13 車内表示器
20 列車情報収集サーバ
40 混雑情報配信サーバ
61 表示器
70 スマートフォン(携帯端末)

Claims (5)

  1. 鉄道車両内に設置されたカメラが撮影した画像に基づいて当該鉄道車両内の混雑度を推定する推定部と、
    前記推定部が推定した前記混雑度に基づいて階層的な関係を有する複数種類の表示情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記表示情報を、表示部毎に該表示部の種別に応じて前記複数種類のうち少なくとも1以上を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする混雑情報表示システム。
  2. 前記複数種類の表示情報は、前記カメラの撮影範囲の混雑情報、前記カメラの撮影範囲を複数含む前記鉄道車両単位の混雑情報、前記鉄道車両を複数含む列車編成単位の混雑情報、で構成され、
    前記表示部は、少なくとも1つ以上の混雑情報が表示可能であることを特徴とする請求項1に記載の混雑情報表示システム。
  3. 前記表示部は、携帯端末、前記鉄道車両内、駅構内のいずれかに設置されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の混雑情報表示システム。
  4. 前記携帯端末は、前記複数種類の表示情報をユーザが選択可能となっていることを特徴とする請求項3に記載の混雑情報表示システム。
  5. 前記駅構内に設置された前記表示部は、ホームドアに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の混雑情報表示システム。
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