JP2023079031A - 杭打設装置及び杭打設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低空頭の環境下において、掘削孔の形成及び杭打ちを効率よく行うことができる杭打設装置及び杭打設方法を提供する。【解決手段】一実施形態に係る杭打設装置は、管状のケーシングCを回転させながら地面に圧入する回転圧入機10と、ケーシングCの内部に挿入されるスクリューオーガSを保持し、ケーシングCの内部に位置するスクリューオーガSを回転させて地盤Bを掘削するスクリューオーガ掘削機20と、を備える。回転圧入機10は、複数のケーシングCが地盤Bの深さ方向に沿って並ぶように複数のケーシングCを圧入する。複数のスクリューオーガSは、互いに接続可能とされている。スクリューオーガ掘削機20は、圧入されたケーシングCの上方で予め配置されたスクリューオーガSの上に別のスクリューオーガSを接続させる。【選択図】図7

Description

本開示は、低空頭施工で用いられる杭打設装置及び杭打設方法に関する。
特許第3876042号公報には、オーガスクリュー着脱式低空頭杭打機が記載されている。この杭打機は、走行機構を有するベースマシンと、油圧シリンダによって上下に首振りするアームと、アームの先端部に取り付けられたトラニオンとを備える。トラニオンにはシーブが取り付けられたリーダー本体が吊り下げられており、リーダー本体には油圧オーガーが上下動可能に取り付けられる。油圧オーガーは減速機を有し、減速機には継ぎ足しオーガースクリューが取り付けられる。
特許第5869400号公報には、円筒状の鋼管からなるケーシングを地盤に圧入する掘削機が記載されている。掘削機は、ブームを有するベースマシンと、ブームの先端に取り付けられた補助クレーンに吊り下げられるフレーム及びスイベルヘッドとを備える。ベースマシンの前方及びスイベルヘッドの下方にはケーシング圧入装置が設けられる。ケーシング圧入装置は、ケーシングが挿入される中央空間部を有し、ケーシングを挟持して回転させつつ地盤に圧入する。スイベルヘッドの下部には回転掘削装置が設けられる。ケーシング圧入装置に挟持されているケーシングに対しては補助クレーンによって新たなケーシングが継ぎ足される。
実用新案登録第3173014号公報には、低空頭型掘削装置が記載されている。低空頭型掘削装置は、レールに沿って走行する装置本体と、装置本体に対して昇降する昇降体と、昇降体に設けられた吊り込み手段に吊り下げられるスクリュー及びケーシングとを備える。スクリューは継ぎ足し可能な短尺スクリューであり、ケーシングは継ぎ足し可能な短尺ケーシングである。
特許第3876042号公報 特許第5869400号公報 実用新案登録第3173014号公報
前述したように、低空頭の環境下において継ぎ足し可能なスクリュー、及び継ぎ足し可能なケーシングを用いて杭を打つための掘削孔を形成することが知られている。しかしながら、一台の機械を用いてケーシングの継ぎ足しとスクリューの継ぎ足しを行う場合、杭の打設を効率よく行えない場合がある。特に打設する杭の本数が多い場合に掘削孔の掘削に長期間を要するため、掘削孔の形成を効率よく行うことが求められる。
本開示は、低空頭の環境下において、掘削孔の形成及び杭打ちを効率よく行うことができる杭打設装置及び杭打設方法を提供することを目的とする。
本開示に係る杭打設装置は、管状のケーシングを回転させながら地面に圧入する回転圧入機と、ケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガを保持し、ケーシングの内部に位置するスクリューオーガを回転させて地盤を掘削するスクリューオーガ掘削機と、を備える。回転圧入機は、複数のケーシングが地盤の深さ方向に沿って並ぶように複数のケーシングを圧入する。複数のスクリューオーガは、互いに接続可能とされている。スクリューオーガ掘削機は、圧入されたケーシングの上方で予め配置されたスクリューオーガの上に別のスクリューオーガを接続させる。
この杭打設装置では、管状のケーシングを回転圧入機が回転させながら地面に圧入すると共に、ケーシングの内部に位置するスクリューオーガをスクリューオーガ掘削機が回転させて地盤を掘削する。回転圧入機によって複数のケーシングが地盤の深さ方向に沿って並ぶように圧入され、複数のケーシングの内部において複数のスクリューオーガが互いに接続される。圧入されたケーシングの上方において、スクリューオーガ掘削機は予め配置されたスクリューオーガの上に別のスクリューオーガを接続する。従って、回転圧入機によって複数のケーシングの圧入を行うと共に、圧入されたケーシングの上方でスクリューオーガの接続が行われる。よって、低空頭環境下でも回転圧入機によるケーシングの圧入と共にスクリューオーガの接続及び掘削を行うことができるので、杭打ちのための掘削孔の形成を効率よく行うことができる。また、圧入されたケーシングの上方でスクリューオーガの接続が行われることにより、ケーシングの上方でスクリューオーガの接続をスムーズに行うことができるので、掘削孔の形成及び杭打ちをスムーズに行うことができる。
杭打設装置は、スクリューオーガの上端に接続され、スクリューオーガを介して掘削された泥土を吸引する(スライム)吸引管を備えてもよい。この場合、スクリューオーガによって掘削されて形成された掘削孔の底部に位置するスライムを吸引管によって吸引することが可能となる。従って、掘削によって得られた泥土の吸引を効率よく行うことができるので、掘削孔の形成をより効率よく行うことができる。
スクリューオーガは、羽根部を有し、回転圧入機は、羽根部の上方に挿入され、スクリューオーガの回転に伴ってスクリューオーガを上昇する泥土を落とす泥落とし部材を有してもよい。この場合、泥落とし部材によってスクリューオーガを上昇する泥土を落とすことができるので、泥土の回収を効率よく行うことができる。また、泥落とし部材が回転圧入機に設けられることにより、ケーシングの圧入を行う回転圧入機を泥落としのために兼用することができる。
スクリューオーガ掘削機は、スクリューオーガを把持する開閉可能な把持部と、スクリューオーガを回転させるモータとを含むオーガ把持回転部材を有してもよい。オーガ把持回転部材は、把持部を閉じることによって一のスクリューオーガを把持して一のスクリューオーガを下方に位置する他のスクリューオーガに接続し、把持部を開いて一のスクリューオーガにモータを接続することにより、一のスクリューオーガと他のスクリューオーガとを回転させてもよい。この場合、オーガ把持回転部材によって、複数のスクリューオーガを互いに接続できると共に、モータで複数のスクリューオーガを回転させることができる。従って、複数のスクリューオーガの接続及び回転を効率よく行うことができるので、掘削孔の形成を一層効率よく行うことができる。
本開示に係る杭打設方法は、管状のケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガをスクリューオーガ掘削機が回転させて杭を打設するための掘削孔を形成する杭打設方法である。スクリューオーガ掘削機は、スクリューオーガを把持する開閉可能な把持部と、スクリューオーガを回転させるモータとを含むオーガ把持回転部材を有する。杭打設方法は、把持部を閉じることによって一のスクリューオーガを把持する工程と、一のスクリューオーガを下方に位置する他のスクリューオーガに接続する工程と、把持部を開いて一のスクリューオーガにモータを接続する工程と、モータが一のスクリューオーガと他のスクリューオーガとを回転させる工程と、を備える。
この杭打設方法では、ケーシングの内部に位置するスクリューオーガをスクリューオーガ掘削機が回転させて地盤を掘削し、複数のケーシングの内部において複数のスクリューオーガが互いに接続される。スクリューオーガ掘削機は、把持部を閉じることによって一のスクリューオーガを下方に位置する他のスクリューオーガに接続し、把持部を開いて一のスクリューオーガにモータを接続する。そして、モータが一のスクリューオーガと共に他のスクリューオーガを回転させる。従って、複数のスクリューオーガを互いに接続でき、モータで複数のスクリューオーガを回転させることができるので、複数のスクリューオーガの接続及び回転を効率よく行うことができる。よって、掘削孔の形成及び杭打ちを効率よく行うことができる。
本開示によれば、低空頭の環境下において、掘削孔の形成及び杭打ちを効率よく行うことができる。
実施形態に係る回転圧入機を模式的に示す側面図である。 実施形態に係るスクリューオーガ掘削機を模式的に示す側面図である。 回転圧入機及びスクリューオーガ掘削機を用いて施工される現場の例を示す平面図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。 (a)は、図2のスクリューオーガ掘削機のオーガ回転把持部材を示す図である。(b)は、スクリューオーガの例を示す側面図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。 (a)は、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。(b)は、スクリューオーガを介して掘削された泥土(スライム)を吸引する吸引管を模式的に示す図である。 回転圧入機が有する泥落とし部材を模式的に示す図である。 (a)及び(b)は、図9の泥落とし部材を示す図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。 (a)及び(b)のそれぞれは、実施形態に係る杭打設方法の一工程を示す図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係る杭打設装置及び杭打設方法の実施形態について説明する。図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化又は誇張して描いており、形状、寸法及び角度等は図面に記載のものに限定されない。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る杭打設装置1は、回転圧入機10と、スクリューオーガ掘削機20とを備える。本実施形態に係る杭打設方法は、回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20の共同によって行われる。まず、図1及び図2を参照しながら、回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20のそれぞれの構成について説明する。なお、図1における回転圧入機10の図示、及び図2におけるスクリューオーガ掘削機20の図示は簡略化している。
回転圧入機10は、例えば、鋼管であるケーシングC(図4(a)等参照)を地面Gに圧入する。回転圧入機10は、自走式の全周回転機である。すなわち、回転圧入機10は、ケーシング専用の自走式全周回転機である。例えば、回転圧入機10は、回転圧入機10を走行させるクローラ11と、クローラ11の上部に設けられるキャビン12と、キャビン12に取り付けられた回転圧入部13とを備える。なお、ケーシングCの内部を掘削する機械としてハンマグラブを備える機械もあるが、本実施形態ではハンマグラブを用いない。
例えば、回転圧入部13は、キャビン12に支持されている。一例として、回転圧入部13は、支持ステー13b及び支持アーム13cを有するリーダ13Aと、圧入機本体13Bとを有する。圧入機本体13Bは昇降体13dと共に昇降する圧入部13fを有し、圧入部13fがケーシングCを把持及び回転しながらケーシングCを地面Gに圧入する。以上、回転圧入機10の構成の例について説明したが、回転圧入機10の構成は上記の例に限られず適宜変更可能である。
スクリューオーガ掘削機20は、スクリューオーガS(図4(b)参照)を保持して削孔を行う専用の機械である。スクリューオーガ掘削機20は、例えば、スクリューオーガ掘削機20を走行させるクローラ21と、クローラ21の上部に設けられるキャビン22と、キャビン22から斜め上方に延び出すシリンダ23と、シリンダ23の上端23bとキャビン22の前部22bとの間に位置するリーダ24とを備える。リーダ24にはスクリューオーガSを把持及び回転させるオーガ把持回転部材25が取り付けられており、オーガ把持回転部材25は、リーダ24に沿って鉛直方向に伸縮する。オーガ把持回転部材25の構成については後に詳述する。
図3は、本実施形態に係る杭打設方法が実行される例示的な現場Aを示す平面図である。図3に示されるように、現場Aは、平面視における一対の高架道路橋A1の間の部分に複数本の新たな杭Kが打ち込まれ、杭Kの上に橋脚が立設される現場である。一例として、一対の高架道路橋A1の間には8本(2×4本)の杭Kが打ち込まれる。現場Aでは、一対の高架道路橋A1の間に桁を追加して一対の高架道路橋A1を一体化させる工事が行われる。この一体化の工事に伴い、現場Aでは場所打ち杭工が行われる。
例えば、現場Aは寒冷地の現場である。従って、凍結防止の観点から、泥水系の削孔方法は採用できない。また、本実施形態で後述するように、泥水掘削によって生じる泥土の処分費用を削減可能な工法が望ましい。現場Aは、既設の高架道路橋A1の隣接位置であり、高架道路橋A1の隣接位置で場所打ち杭工が行われる。
現場Aは、泥炭層を含む削孔地盤を有するため泥水の逸水が懸念される。よって、孔壁保護及び泥水水頭確保の観点から、本実施形態ではオールケーシング工法を採用する。また、現場Aは、地表面下に層厚が厚い泥炭層を含むため、地盤支持力確保の観点から、使用する重機械の接地圧を低く抑える工法の採用が望ましく、大型重機の使用は困難である。よって、回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20のような小型重機を本実施形態では採用している。
現場Aにおける作業は、高架道路橋A1の下で行われる。従って、空頭確保の観点から、上空の制限が不要な大型機械による施工は採用できないので、本実施形態では回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20のような低空頭の機械による工法が採用される。「低空頭」とは、例えば、15m以下であり、一例として、高架道路橋A1の高さは6mである。よって、本実施形態に係る杭打設装置1及び杭打設方法は、地面Gから6m以下の高さの範囲内で行われる。
現場Aでは、例えば、250本の場所打ち杭が打設されるため、工程確保の観点から、本実施形態では1年間で打設完了可能な削孔能力を有する工法が採用される。また、現場Aの施工ヤードは高架道路橋A1の下であり、ヤード制約上の観点から、一対の高架道路橋A1の間等の狭隘な場所での施工が可能である必要がある。以上の点において、本実施形態に係る杭打設装置1及び杭打設方法は有効である。
一対の高架道路橋A1の間の領域において、回転圧入機10が複数のケーシングCを圧入すると共にスクリューオーガ掘削機20が複数のスクリューオーガSの接続及び回転を行うことによって杭Kを打ち込むための削孔が行われる。回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20の上空には高架道路橋A1が設けられるため、回転圧入機10及びスクリューオーガ掘削機20によって行われる作業は全て高架道路橋A1の下方で行われる。複数のケーシングCは鉛直方向に沿って並ぶように互いに接続可能とされている。複数のスクリューオーガSは鉛直方向に沿って並ぶように互いに接続可能とされている。
現場Aには、例えば、複数のケーシングCと、複数のスクリューオーガSと、クレーン車30が配置されている。クレーン車30は、一例として、クローラクレーンである。クレーン車30は、回転圧入機10にケーシングCを渡すと共に、スクリューオーガ掘削機20にスクリューオーガSを渡す。以下では、削孔の手順を含む本実施形態の杭打設方法及び杭打設装置1の詳細について説明する。
まず、図4(a)に示されるように、回転圧入機10がケーシングCを地面Gに打ち込む(ケーシングを圧入する工程)。このとき、回転圧入機10の圧入部13fがクレーン車30からのケーシングCを把持し、把持したケーシングCを回転させると共に地面Gに圧入する。これにより、ケーシングCが現場Aの地盤Bに沈設される。
また、図4(b)に示されるように、スクリューオーガ掘削機20が回転圧入機10の前方に配置されると共に、クレーン車30がスクリューオーガ掘削機20に、オーガ把持回転部材25に支障しない位置でスクリューオーガSを渡す。このとき、スクリューオーガSはスクリューオーガ掘削機20のオーガ把持回転部材25によって把持される(スクリューオーガ掘削機がスクリューオーガを把持する工程)。そして、把持されたスクリューオーガSは、スクリューオーガ掘削機20の方向に引き込むことで、ケーシングCの上方に配置される。
次に、図5(a)及び図5(b)に示されるように、上記とは他のスクリューオーガSをクレーン車30がスクリューオーガ掘削機20に渡し、当該他のスクリューオーガSを下ろして当該他のスクリューオーガSを前述したスクリューオーガSに接続する(スクリューオーガを接続する工程)。これにより、複数のスクリューオーガSが鉛直方向に沿って並ぶように互いに接続される。
ここで、スクリューオーガ掘削機20のオーガ把持回転部材25について図6(a)を参照しながら説明する。図2及び図6(a)に示されるように、オーガ把持回転部材25は、例えば、ケーブル26及び接続部材27を介してリーダ24に接続されている。オーガ把持回転部材25は、ケーブル26、接続部材27、スクリューオーガSを把持する把持部28、及びスクリューオーガSを回転させる減速機であるモータ29を有する。
把持部28は、ケーブル26及び接続部材27が接続された本体部28bと、本体部28bから下方に延びると共に水平方向に沿って並ぶ一対のアーム部28cとを有する。一対のアーム部28cのそれぞれは、水平方向(図6(a)の紙面の直交方向)に延びる軸28dを介して回動可能とされている。
一対のアーム部28cは、各軸28dを中心として回動することで開閉可能とされている。図6(a)において、実線で示す一対のアーム部28cは一対のアーム部28cが閉じられた状態を示し、2点鎖線で示す一対のアーム部28cは一対のアーム部28cが開かれた状態を示している。
一対のアーム部28cは、軸28dを中心として回動して下方に延在することによってスクリューオーガSを把持すると共に、軸28dを中心として回動して下方以外の方向に開くことによってスクリューオーガSの把持を解除する。各アーム部28cは先端に爪部28fを有する。一対のアーム部28cが下方に回動して閉じられたときに、一対の爪部28fが水平方向に沿って互いに対向する。
図6(b)は、スクリューオーガSを拡大して示す側面図である。図6(b)に示されるように、スクリューオーガSは、棒状に延在する軸部S1と、軸部S1において螺旋状に形成された羽根部S2とを有する。軸部S1の一端部には、他のスクリューオーガS又はモータ29を連結するための連結部S3と、スクリューオーガ掘削機20の把持部28に把持される溝部S4とが形成されている。スクリューオーガSは、更に、軸部S1の内部において軸部S1に沿って延びる孔Eを有する。溝部S4は、一例として、環状凹部とされている。把持部28は、一対のアーム部28cを閉じて各爪部28fを溝部S4に挿入することによってスクリューオーガSを把持する。
図5(a)、図5(b)、図6(a)及び図6(b)に示されるように、複数のスクリューオーガSを連結させた後には、一対のアーム部28cを開くことによって把持部28によるスクリューオーガSの把持を解除する(スクリューオーガの把持を解除する工程)。そして、オーガ把持回転部材25が下降してモータ29がスクリューオーガSの上端の連結部S3に接続する(モータを接続する工程)。
そして、モータ29を駆動させることによって、複数のスクリューオーガSを回転させる。このとき、複数のスクリューオーガSは、スクリューオーガSの軸部S1の中心を通ると共に軸部S1に沿って延在する軸線Lを中心として回転する。これにより、ケーシングCの内側におけるスクリューオーガSによる地盤Bの掘削が可能となる。掘削された土は、スクリューオーガSの回転に伴って羽根部S2と共に上昇する(排土する工程)。
その後は、図7(a)に示されるように、ケーシングCの圧入、スクリューオーガSの接続、及びスクリューオーガSによる地盤Bの掘削を繰り返して、掘削孔Hの形成を進める。スクリューオーガSの接続は、圧入されたケーシングCの鉛直上方で行われる。掘削孔Hの形成が完了した後には、図7(b)に示されるように、掘削孔Hに残存する泥土R(スライムM(図8(a)参照))の吸引及び除去が行われる。
図8(a)及び図8(b)に模式的に示されるように、スライムMの吸引は、スクリューオーガSの上端に取り付けられるスイベル装置40を介して行われる。例えば、スイベル装置40はクレーン車30によって吊り上げられてスクリューオーガSの上端に位置する連結部S3に接続される。
掘削孔Hの底部に位置するスライムMはスイベル装置40を介して地上に吸引される。例えば、スイベル装置40は、スクリューオーガSの上端が接続される筒状部41と、筒状部41に接続されると共に筒状部41の内部空間に連通する空間を有する管状部42とを有する。
一例として、管状部42にはバキュームポンプ(リバース用)が接続され、当該バキュームポンプが駆動することにより、スクリューオーガSの孔Eを介してスイベル装置40に入ったスライムMが管状部42を通じて当該バキュームポンプに吸引される。以上、スイベル装置40が筒状部41及び管状部42を有する例について説明したが、スイベル装置40の構成はこの例に限られず適宜変更可能である。
スクリューオーガSの排土を行うとき、図9、図10(a)及び図10(b)に示されるように、スクリューオーガSを上昇する泥土Rを落とす泥落とし部材50が用いられる。例えば、泥落とし部材50は回転圧入機10に取り付けられる。具体的には、回転圧入部13の昇降体13dに泥落とし部材50が取り付けられる。
泥落とし部材50は、回転圧入機10に取り付けられる取付部51と、取付部51の回転圧入機10とは反対側の端部に位置する長方形状のベース52と、ベース52から突出する泥落とし部53とを有する。取付部51は、一例として、ベース52の一端及び他端のそれぞれに設けられる一対のL型アングル51bと、各L型アングル51bを回転圧入機10に固定する一対のボルト51cとを有する。
ベース52は、例えば、矩形板状を呈する。泥落とし部53は、例えば、ベース52の主面52bから突出するワイヤである。泥落とし部材50は複数の泥落とし部53を有し、複数の泥落とし部53はベース52において格子状に配置されている。一例として、15本(3×5本)の泥落とし部53が配置されている。
泥落とし部材50は、泥落とし部53が回転するスクリューオーガSの羽根部S2の上方に位置するように配置される。例えば、羽根部S2の上方において複数(一例として3つ)の泥落とし部53が鉛直方向に沿って並ぶように配置される。この泥落とし部材50により、羽根部S2に載せられて上昇する泥土Rが泥落とし部53に当たるので、泥落とし部53によって泥土Rを自動的にスクリューオーガSから落とすことが可能となる。
泥土Rの排出が完了した後には、図11(a)に示されるように、クレーン車30によって複数のスクリューオーガSを掘削孔Hから撤去する(スクリューオーガを撤去する工程)。その後、図11(b)に示されるように、掘削孔Hへの鉄筋かごFの建て込みを行う(鉄筋かごの建て込みを行う工程)。このとき、複数の鉄筋かごFを機械式継手によって互いに接続させながら掘削孔Hに複数の鉄筋かごFを建て込んでいく。
鉄筋かごFの建て込みの後には、図12(a)に示されるように、掘削孔Hにトレミー管Tを配置し、ポンプ車60によってトレミー管Tを介して掘削孔HにコンクリートNを打設する(コンクリートを打設する工程)。このとき、図12(b)に示されるように、ケーシングCを掘削孔Hから引き抜きながら(ケーシングを引き抜く工程)、コンクリートNの打設を行う。そして、掘削孔Hからトレミー管Tを引き抜いてコンクリートNが硬化した後に杭Kが完成し、杭打設方法の一連の工程が完了する。
次に、本実施形態に係る杭打設装置1及び杭打設方法から得られる作用効果について説明する。図7(a)及び図7(b)に示されるように、杭打設装置1では、管状のケーシングCを回転圧入機10が回転させながら地面Gに圧入すると共に、ケーシングCの内部に位置するスクリューオーガSをスクリューオーガ掘削機20が回転させて地盤Bを掘削する。回転圧入機10によって複数のケーシングCが地盤Bの深さ方向(鉛直方向)に沿って並ぶように圧入され、複数のケーシングCの内部において複数のスクリューオーガSが互いに接続される。
圧入されたケーシングCの上方において、スクリューオーガ掘削機20は予め配置されたスクリューオーガSの上に別のスクリューオーガSを接続する。従って、回転圧入機10によって複数のケーシングCの圧入を行うと共に、圧入されたケーシングCの上方でスクリューオーガSの接続が行われる。
よって、低空頭環境下でも回転圧入機10によるケーシングCの圧入と共にスクリューオーガSの接続及び掘削を行うことができるので、杭打ちのための掘削孔Hの形成を効率よく行うことができる。また、圧入されたケーシングCの上方でスクリューオーガSの接続が行われることにより、ケーシングCの上方でスクリューオーガSの接続をスムーズに行うことができるので、掘削孔Hの形成及び杭打ちをスムーズに行うことができる。
本実施形態に係る杭打設装置1は、図8(a)及び図8(b)に示されるように、スクリューオーガSの上端に接続され、スクリューオーガSを介して掘削された泥土R(スライム)を吸引するスイベル装置40(吸引管)を備えてもよい。この場合、スクリューオーガSによって掘削されて形成された掘削孔Hの底部に位置するスライムMをスイベル装置40によって吸引することが可能となる。従って、掘削によって得られた泥土Rの吸引を効率よく行うことができるので、掘削孔Hの形成をより効率よく行うことができる。
本実施形態において、図9に示されるように、スクリューオーガSは、羽根部S2を有し、回転圧入機10は、羽根部S2の上方に挿入され、スクリューオーガSの回転に伴ってスクリューオーガSを上昇する泥土Rを落とす泥落とし部材50を有する。この場合、泥落とし部材50によってスクリューオーガSを上昇する泥土Rを落とすことができるので、泥土Rの回収を効率よく行うことができる。また、泥落とし部材50が回転圧入機10に設けられることにより、ケーシングCの圧入を行う回転圧入機10を泥落としのために兼用することができる。
本実施形態に係るスクリューオーガ掘削機20は、図6(a)及び図6(b)に示されるように、スクリューオーガSを把持する開閉可能な把持部28と、スクリューオーガSを回転させるモータ29とを含むオーガ把持回転部材25を有する。オーガ把持回転部材25は、把持部28を閉じることによって一のスクリューオーガSを把持して一のスクリューオーガSを下方に位置する他のスクリューオーガSに接続し、把持部28を開いて一のスクリューオーガSにモータ29を接続することにより、一のスクリューオーガSと他のスクリューオーガSとを回転させる。
オーガ把持回転部材25によって、複数のスクリューオーガSを互いに接続できると共に、モータ29で複数のスクリューオーガSを回転させることができる。従って、複数のスクリューオーガSの接続及び回転を効率よく行うことができるので、掘削孔Hの形成を一層効率よく行うことができる。
本実施形態に係る杭打設方法では、ケーシングCの内部に位置するスクリューオーガSをスクリューオーガ掘削機20が回転させて地盤Bを掘削し、複数のケーシングCの内部において複数のスクリューオーガSが互いに接続される。スクリューオーガ掘削機20は、把持部28を閉じることによって一のスクリューオーガSを下方に位置する他のスクリューオーガSに接続し、把持部28を開いて一のスクリューオーガSにモータ29を接続する。
そして、モータ29が一のスクリューオーガSと共に他のスクリューオーガSを回転させる。従って、複数のスクリューオーガSを互いに接続でき、モータ29で複数のスクリューオーガSを回転させることができるので、複数のスクリューオーガSの接続及び回転を効率よく行うことができる。よって、掘削孔Hの形成及び杭打ちを効率よく行うことができる。その結果、本実施形態では、泥土Rの処分費用を削減できると共に、現場Aにおける250本の杭Kの打ち込みを効率よく行うことができる。
以上、本開示に係る杭打設装置及び杭打設方法の実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲において適宜変更可能である。すなわち、本開示に係る杭打設装置の各部の構成、形状、大きさ、数、材料及び配置態様、並びに、杭打設方法の工程の内容及び順序は、上記の要旨の範囲内において適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、平面視における一対の高架道路橋A1の間の部分に複数本の新たな杭Kが打ち込まれ、杭Kの上に橋脚が立設される現場Aについて説明した。しかしながら、本開示に係る杭打設装置及び杭打設方法は、現場A以外の現場にも適用可能である。
1…杭打設装置、10…回転圧入機、11…クローラ、12…キャビン、13…回転圧入部、13A…リーダ、13B…圧入機本体、13b…支持ステー、13c…支持アーム、13d…昇降体、13f…圧入部、20…スクリューオーガ掘削機、21…クローラ、22…キャビン、22b…前部、23…シリンダ、23b…上端、24…リーダ、25…オーガ把持回転部材、26…ケーブル、27…接続部材、28…把持部、28b…本体部、28c…アーム部、28d…軸、28f…爪部、29…モータ、30…クレーン車、40…スイベル装置(吸引管)、41…筒状部、42…管状部、50…泥落とし部材、51…取付部、51b…L型アングル、51c…ボルト、52…ベース、52b…主面、53…泥落とし部、60…ポンプ車、A…現場、A1…高架道路橋、B…地盤、C…ケーシング、E…孔、F…鉄筋かご、G…地面、H…掘削孔、K…杭、L…軸線、M…スライム、N…コンクリート、R…泥土、S…スクリューオーガ、S1…軸部、S2…羽根部、S3…連結部、S4…溝部、T…トレミー管。
本開示に係る杭打設装置は、管状のケーシングを回転させながら地面に圧入する回転圧入機と、ケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガを保持し、ケーシングの内部に位置するスクリューオーガを回転させて地盤を掘削するスクリューオーガ掘削機と、を備える。回転圧入機は、複数のケーシングが地盤の深さ方向に沿って並ぶように複数のケーシングを圧入する。複数のスクリューオーガは、互いに接続可能とされている。スクリューオーガ掘削機は、圧入されたケーシングの上方で予め配置されたスクリューオーガの上に別のスクリューオーガを接続させ、回転圧入機及びスクリューオーガ掘削機は、互いに独立して走行可能とされている
本開示に係る杭打設方法は、回転圧入機によって地面に圧入される管状のケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガをスクリューオーガ掘削機が回転させて杭を打設するための掘削孔を形成する杭打設方法である。スクリューオーガ掘削機は、スクリューオーガを把持する開閉可能な把持部と、スクリューオーガを回転させるモータとを含むオーガ把持回転部材を有する。杭打設方法は、把持部を閉じることによって一のスクリューオーガを把持する工程と、一のスクリューオーガを下方に位置する他のスクリューオーガに接続する工程と、把持部を開いて一のスクリューオーガにモータを接続する工程と、モータが一のスクリューオーガと他のスクリューオーガとを回転させる工程と、を備え、回転圧入機及びスクリューオーガ掘削機は、互いに独立して走行可能とされている

Claims (5)

  1. 管状のケーシングを回転させながら地面に圧入する回転圧入機と、
    前記ケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガを保持し、前記ケーシングの内部に位置する前記スクリューオーガを回転させて地盤を掘削するスクリューオーガ掘削機と、
    を備え、
    前記回転圧入機は、複数の前記ケーシングが前記地盤の深さ方向に沿って並ぶように複数の前記ケーシングを圧入し、
    複数の前記スクリューオーガは、互いに接続可能とされており、
    前記スクリューオーガ掘削機は、圧入された前記ケーシングの上方で予め配置された前記スクリューオーガの上に別の前記スクリューオーガを接続させる、
    杭打設装置。
  2. 前記スクリューオーガの上端に接続され、前記スクリューオーガを介して掘削された泥土を吸引する吸引管を備える、
    請求項1に記載の杭打設装置。
  3. 前記スクリューオーガは、羽根部を有し、
    前記回転圧入機は、前記羽根部の上方に挿入され、前記スクリューオーガの回転に伴って前記スクリューオーガを上昇する泥土を落とす泥落とし部材を有する、
    請求項1又は2に記載の杭打設装置。
  4. 前記スクリューオーガ掘削機は、前記スクリューオーガを把持する開閉可能な把持部と、前記スクリューオーガを回転させるモータとを含むオーガ把持回転部材を有し、
    前記オーガ把持回転部材は、
    前記把持部を閉じることによって一の前記スクリューオーガを把持して一の前記スクリューオーガを下方に位置する他の前記スクリューオーガに接続し、
    前記把持部を開いて一の前記スクリューオーガに前記モータを接続することにより、一の前記スクリューオーガと他の前記スクリューオーガとを回転させる、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の杭打設装置。
  5. 管状のケーシングの内部に挿入されるスクリューオーガをスクリューオーガ掘削機が回転させて杭を打設するための掘削孔を形成する杭打設方法であって、
    前記スクリューオーガ掘削機は、前記スクリューオーガを把持する開閉可能な把持部と、前記スクリューオーガを回転させるモータとを含むオーガ把持回転部材を有し、
    前記把持部を閉じることによって一の前記スクリューオーガを把持する工程と、
    一の前記スクリューオーガを下方に位置する他の前記スクリューオーガに接続する工程と、
    前記把持部を開いて一の前記スクリューオーガに前記モータを接続する工程と、
    前記モータが一の前記スクリューオーガと他の前記スクリューオーガとを回転させる工程と、を備える、
    杭打設方法。
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