JP2023078493A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023078493A
JP2023078493A JP2021175925A JP2021175925A JP2023078493A JP 2023078493 A JP2023078493 A JP 2023078493A JP 2021175925 A JP2021175925 A JP 2021175925A JP 2021175925 A JP2021175925 A JP 2021175925A JP 2023078493 A JP2023078493 A JP 2023078493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
data
index value
relationship
personnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021175925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7284236B1 (ja
Inventor
博教 友部
Hironori Tomobe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BizReach Inc
Original Assignee
BizReach Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BizReach Inc filed Critical BizReach Inc
Priority to JP2021175925A priority Critical patent/JP7284236B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7284236B1 publication Critical patent/JP7284236B1/ja
Publication of JP2023078493A publication Critical patent/JP2023078493A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】人員同士の関連強さをより的確に把握することができるようにする。【解決手段】情報処理装置は、組織内の人員同士の関係を表示させる。情報処理装置は、組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータを記憶する記憶部22と、スケジュールデータに基づいて、組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出する算出部231と、指標値に基づいて、人員同士の関係を表示させるための表示データを生成する表示データ生成部235と、を有する。【選択図】図8

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
Web上の情報を用いて、人間関係のネットワークを生成し、このようにして生成されたネットワークに基づいてネットワークを構成する人員同士の関係を可視化することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特に、特許文献1に記載の方法では、Web上に公開されている様々なページ上において、人員の名前に生じる共起関係の強さを、それら人員同士の関係性の強さの指標として用いることが提案されている。
特開2004-348179号公報
しかしながら、人員の名前に生じる共起関係の強さだけでは、すなわち同じWebページに共に名前が掲載される頻度等のみからでは、必ずしもそれら人員同士の関係性の強さを的確に把握することはできない。したがって、共起関係を検出するだけでは、人員同士の関連強さを把握するのに不十分な場合がある。
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、人員同士の関連強さをより的確に把握することができるようにすることにある。
本開示の要旨は以下のとおりである。
(1)組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理装置であって、
前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータを記憶する記憶部と、
前記スケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出する算出部と、
前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成する表示データ生成部と、を有する、情報処理装置。
(2)前記イベントに関するデータは、前記イベントに参加する人員に関するデータを含む、上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記算出部は、人員同士が同一のイベントに参加している場合に、該人員同士が同一のイベントに参加していない場合よりも、該人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記算出部は、前記イベントに参加する人員の数が少ないほど、該イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータ、前記イベントの開催態様に関するデータ、前記イベントの開催場所に関するデータ、及び前記イベントの種類に関するデータのうちの少なくともいずれか一つを含む、上記(2)~(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータを含み、
前記算出部は、前記イベントの開催期間が長いほど、該イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータを含み、
前記算出部は、前記イベントの開催時間帯が前記組織の業務時間外である場合には、該イベントの開催時間帯が前記組織の業務時間内である場合よりも、前記イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(5)又は(6)に記載の情報処理装置。
(8)前記イベントに関するデータは、前記イベントの開催態様に関するデータを含み、
前記算出部は、前記イベントが参加する人員が同じ場所に集まる開催態様のイベントである場合には、前記イベントが参加する人員が同じ場所に集まらない開催態様のイベントである場合よりも、前記イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(5)~(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)前記イベントに関するデータは、前記イベントの情報を公開する範囲に関するデータを含み、
前記算出部は、前記イベントの情報を公開する範囲が狭いほど、該イベントに参加している人員同士の関係強さが強くなるように、前記指標値を算出する、上記(5)~(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)前記算出部は、所定の期間毎のスケジュールデータに基づいて該期間毎に前記指標値を算出し、
前記表示データ生成部は、前記期間毎の指標値に基づいて、前記期間毎に前記人員同士の関係を表示させるように表示データを生成する、上記(1)~(9)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(11)前記記憶部は、前記組織の人事データを更に記憶し、
前記算出部は、前記組織の人事データに基づいて、前記指標値を算出する、上記(1)~(10)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(12)前記表示データ生成部は、各人員に対応するノードと、前記指標値が所定の基準強さ以上の関係強さの人員同士に対応するノード同士を結ぶエッジと、を表示させると共に、前記人員同士の関連強さが大きいほど、前記対応するノード同士が近くに位置するように前記表示データを生成する、上記(1)~(11)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(13)組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理方法であって、
前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出することと、
前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成することと、を含む、情報処理方法。
(14)組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理プログラムであって、
前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出することと、
前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成することと、をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
本開示によれば、人員同士の関連強さをより的確に把握することができるようになる。
図1は、一つの実施形態に係る情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、端末装置の概略構成の一例を示す図である。 図3は、端末処理部における機能ブロックを示す図である。 図4は、サーバ装置の概略構成の一例を示す図である。 図5は、サーバ処理部における機能ブロックを示す図である。 図6は、スケジュールデータに関する処理の流れの一例を示す動作シーケンス図である。 図7は、サーバ装置のサーバ記憶部に記憶される人員データテーブルの一つの例を示している。 図8は、サーバ装置における人員データテーブルの作成・更新処理のフローチャートである。 図9は、情報処理システムにおいて行われる表示処理の流れの一例を示す動作シーケンス図である。 図10は、表示データ生成部によって生成された表示データに基づいて端末装置の表示部に表示されるソーシャルグラフの一例を示す図である。 図11は、表示データ生成部235によって生成された表示データに基づいて端末装置の表示部に表示されるソーシャルグラフの別の例を示す図である。 図12は、情報ウィンドウと共に表示されたソーシャルグラフの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<情報処理システムの構成>
図1は、一つの実施形態に係る情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、任意の組織内の人員の同士の関係を画面に表示するために用いられる。なお、「組織」という用語は、任意の共通の目的を達成するための任意の集合体を意味するものであり、営利、非営利、民営、公営のいずれも集合体であってもよい。したがって、「組織」は、例えば、一つの企業、一つの政府機関、複数の企業の共同体、複数の政府機関の共同体、企業及び政府機関の共同体を含む。
情報処理システム1は、複数の端末装置10と、サーバ装置20とを含む。これら端末装置10は、上述した任意の組織に帰属している。端末装置10とサーバ装置20とは、通信ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続される。端末装置10は、組織内の各人員に帰属する端末であり、例えば、PC(Personal Computer)又はタブレットである。サーバ装置20は、上述した任意の組織によって管理される。図示した例では、情報処理システム1は、一つのサーバ装置20を有するが、複数のサーバ装置20を有しても良い。通信ネットワーク5は、インターネット、イントラネット又はLAN(Local Area Network)等である。なお、サーバ装置20は、情報処理装置の一例である。
図2は、端末装置10の概略構成の一例を示す図である。端末装置10は、端末通信部11と、端末記憶部12と、操作部13と、表示部14と、端末処理部15とを含む。
端末通信部11は、通信ネットワーク5を介して端末装置10をサーバ装置20と通信可能にする通信インタフェース回路を有する。端末通信部11が有する通信インタフェース回路は、有線LAN、無線LAN等の通信インタフェース回路である。端末通信部11は、端末処理部15から供給されたデータをサーバ装置20に送信するとともに、サーバ装置20から送信されたデータを端末処理部15に供給する。
端末記憶部12は、プログラム又はデータを記憶するためのデバイスであり、例えば、揮発性の半導体メモリ及び不揮発性の半導体メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等を有する。端末記憶部12は、端末処理部15による処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム及びデータ等を記憶している。特に、端末記憶部12は、後述するスケジュールデータを記憶していてもよい。
操作部13は、ユーザによる端末装置10に対する操作を受付けるためのデバイスであり、例えば、マウス、キーボード及びタッチパネル等である。操作部13は、ユーザによる入力操作を受付ける。ユーザによる入力操作は、キーボードによる文字、数字、記号等の入力操作、マウスやタッチパネルによるクリック操作やタッチ操作を含む。操作部13は、ユーザによる操作を受付けた場合、その操作に対応する信号を生成し、生成した信号を端末処理部15へ供給する。
表示部14は、ユーザに対して画像等を表示するデバイスであり、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等である。表示部14は、端末処理部15から供給されたデータに応じた画像等を表示する。
端末処理部15は、一又は複数のプロセッサ及びその周辺回路を有する。端末処理部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、端末装置10の動作を統括的に制御する。端末処理部15は、DSP(Digital Signal Processor)、LSI(Large Scaled IC)、ASIC(Application Specific IC)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等でもよい。端末処理部15は、端末記憶部12に記憶されているプログラムに基づいて端末装置10の各種処理が適切な手順で実行されるように、端末通信部11及び表示部14の動作を制御する。端末処理部15は、端末記憶部12に記憶されているプログラムに基づいて処理を実行する。端末処理部15は、複数のプログラムを並列に実行することができる。
図3は、端末処理部15における機能ブロックを示す図である。図3に示したように、端末処理部15は、送信処理部151及び表示処理部152を有する。これらの各部は、端末処理部15によって実行されるプログラムによって実現される機能モジュールである。これらの各部は、ファームウェアとして端末装置10に実装されてもよい。
図4は、サーバ装置20の概略構成の一例を示す図である。サーバ装置20は、サーバ通信部21と、サーバ記憶部22と、サーバ処理部23とを備える。
サーバ通信部21は、通信ネットワーク5を介してサーバ装置20を端末装置10と通信可能にする通信インタフェース回路を備える。サーバ通信部21が備える通信インタフェース回路は、有線LAN、無線LAN等の通信インタフェース回路等である。サーバ通信部21は、サーバ処理部23から供給されたデータを端末装置10に送信するとともに、端末装置10から送信されたデータをサーバ処理部23に供給する。
サーバ記憶部22は、プログラム又はデータを記憶するためのデバイスであり、例えば、揮発性の半導体メモリ及び不揮発性の半導体メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等を有する。サーバ記憶部22は、サーバ処理部23による処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。プログラムは、例えば、CD-ROM、DVD-ROM等のコンピュータ読み取り可能な一時的でない可搬型記憶媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部22にインストールされる。また、サーバ記憶部22は、人事データを記憶していると共に、後述するようにスケジュールデータ及び人員データテーブルを記憶している。
サーバ処理部23は、一又は複数のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部23は、例えばCPUであり、サーバ装置20の動作を統括的に制御する。サーバ処理部23は、DSP、LSI、ASIC、FPGA等でもよい。サーバ処理部23は、サーバ記憶部22に記憶されているプログラムに基づいてサーバ装置20の各種処理が適切な手順で実行されるように、サーバ通信部21の動作を制御する。サーバ処理部23は、サーバ記憶部22に記憶されているプログラムに基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部23は、複数のプログラムを並列に実行することができる。
図5は、サーバ処理部23における機能ブロックを示す図である。図5に示したように、サーバ処理部23は、関連性指標値算出部231と、関係性ラベル抽出部232と、個人データ抽出部233と、繋がり指標値算出部234、表示データ生成部235と、を有する。これらの各部は、サーバ処理部23によって実行されるプログラムによって実現される機能モジュールである。これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ装置20に実装されてもよい。
<情報処理システムにおける処理>
このように構成された情報処理システム1では、端末装置10の操作部13によってユーザのスケジュールデータが入力されると、入力されたスケジュールデータがサーバ装置20のサーバ記憶部22に記憶される。操作部13によってユーザからスケジュールの表示要求が入力されると、記憶されたスケジュールデータに基づいて端末装置10の表示部14にそのユーザのスケジュールが表示される。
また、情報処理システム1では、サーバ記憶部22に記憶されたスケジュールデータ等に基づいて、組織内の人員に関する人員データテーブルが作成又は更新される。人員データテーブルは、組織内の各人員の特性、及び組織内の人員同士の関連性強さを表す関連性指標値をデータとして含む。そして、端末装置10の表示部14には、ユーザの要求に従って、人員データテーブルに記憶されている関連性指標値に基づいて人員同士の関係が表示される。
≪スケジュールデータに関する処理≫
図6を参照してスケジュールデータに関する処理について説明する。図6は、スケジュールデータに関する処理の流れの一例を示す動作シーケンス図である。本実施形態では、スケジュールデータに関する処理は、端末装置10の送信処理部151及び表示処理部152、並びにサーバ装置20の表示データ生成部235によって行われる。
スケジュールデータに関する処理においては、まず、ユーザが端末装置10の操作部13を操作することによってイベントのスケジュールデータが入力される(ステップS11)。イベントは、ユーザによって入力される全てのイベントを含む。したがって、イベントは、組織内の複数の人員が参加するイベントを含む。具体的には、イベントは、例えば、組織内及び組織外の人員が参加して行われる会議及び宴会等を含む。また、イベントは、各人員の個人的なイベント(例えば、休暇、外出等)を含んでも良い。
また、スケジュールデータは、イベントの関する様々なデータを含み、具体的には、例えば、イベントの名称に関するデータ、イベントが開催される時間に関するデータ(開始時刻、終了時刻、開催期間の長さ、等)、イベントに参加する人員に関するデータ、並びにイベントの開催態様及び開催場所に関するデータを含む。また、各イベントの情報を組織内の他の人員に公開する範囲を設定することができる場合には、スケジュールデータは、イベントの情報を公開する範囲に関するデータを含んでもよい。
スケジュールデータを入力するにあたっては、例えば、端末装置10の表示部14に、スケジュールの入力画面が表示される。そして、ユーザが、端末装置10の操作部13を操作することによって、その入力画面においてスケジュールデータが入力される。本実施形態では、表示部14への入力画面を表示するにあたっては、サーバ装置20のサーバ処理部23によって表示処理が行われる(具体的には、例えば、端末装置10のブラウザを介して入力画面が表示される)。
操作部13を介してイベントのスケジュールデータが入力されると、端末装置10の送信処理部151は、入力されたスケジュールデータをサーバ装置20へ送信する(ステップS12)。サーバ装置20のサーバ処理部23は、受信したスケジュールデータをサーバ装置20のサーバ記憶部22に記憶させる。
このようにして、サーバ記憶部22には、情報処理システム1を利用する全ての人員のスケジュールデータが記憶される。具体的には、情報処理システム1を利用する人員毎にIDが付与されると共に、そのIDに関連付けてその人員のスケジュールデータが記憶される。
また、イベントに参加する人員が複数であるイベントについては、イベントのスケジュールデータを入力した人員に対応するIDに加えて、そのイベントに参加する他の人員に対応するIDに関連付けて、そのイベントのスケジュールデータが記憶される。したがって、複数の人員が参加するイベントのスケジュールデータは、そのイベントに参加する全ての人員のIDに関連付けて記憶される。
一方、ユーザが、自身のスケジュール又は同じ組織に所属する他の人員のスケジュール表を見たいときには、ユーザが端末装置10の操作部13を操作することによってスケジュール表の表示要求が入力される(ステップS14)。スケジュール表の表示要求は、例えば、スケジュールを表示させたい人員、スケジュールを表示すべき期間(表示すべき週や月など)等を含む。操作部13を介してスケジュール表の表示要求が入力されると、端末装置10の送信処理部151は、入力された表示要求をサーバ装置20へ送信する(ステップS15)。
サーバ装置20がスケジュール表の表示要求を受信すると、サーバ装置20の表示データ生成部235は、表示要求に従ったスケジュール表を表示するための表示データを生成する(ステップS16)。本実施形態では、具体的には、表示データ生成部235は、スケジュールを表示させたい人員のスケジュールを表示すべき期間におけるスケジュール表を表示するための表示データを生成する。
表示データ生成部235は、スケジュール表の表示データを生成すると、サーバ通信部21を介して、生成された表示データを端末装置10に送信する(ステップS17)。端末装置10の表示処理部152は、受信した表示データに基づいて、スケジュール表を表示部14に表示させる(ステップS18)。この結果、表示部14には、ユーザが表示要求したスケジュール表が表示される。
なお、本実施形態では、操作部13を操作することによって入力されたスケジュールデータは、端末装置10の端末記憶部12に記憶されずに、サーバ装置20のサーバ記憶部22に記憶される。しかしながら、入力されたスケジュールデータは、端末記憶部12に記憶されてもよい。この場合、スケジュール表の表示要求が入力されると、端末記憶部12に記憶されたスケジュールデータに基づいて端末装置10の端末処理部15において表示データが生成される。ただし、この場合であっても、入力されたスケジュールデータは、サーバ装置20に送信されて、サーバ記憶部22にも記憶される。
≪人員データテーブルに関する処理≫
サーバ装置20では、サーバ記憶部22に記憶されたスケジュールデータに基づいて、人員データテーブルが作成又は更新される。人員データテーブルは、組織内の人員同士の関係を表示させるのに用いられる。作成又は更新された人員データテーブルは、サーバ記憶部22に記憶される。以下では、図7及び図8を参照して、サーバ装置20における人員データテーブルの作成及び更新に関する作成・更新処理について説明する。
図7は、サーバ装置20のサーバ記憶部22に記憶される人員データテーブルの一つの例を示している。特に、図7は、2人の人員に対応する2つのID(ID001、ID002)に関して記憶されているデータの例を示している。
図7に示したように、人員データテーブルは、各ID(各人員)に関する個人データを含む。各IDに関する個人データは、そのIDに対応する人員の氏名、アドレス、アイコンデータ(その人員を画面にアイコンとして表示するときに使用されるデータ。写真やアバター等)、所属部署及び役職等のデータを含む。加えて、人員データテーブルは、各ID(各人員)の組織内の他のID(他の人員)との繋がりについての指標値を含む。各IDの他のIDとの繋がりについての指標値は、例えば、そのIDの他のIDに対する影響度及びそのIDと他のIDとの繋がり数等を含む。
加えて、図7に示したように、人員データテーブルは、各ID(各人員)と他のID(他の人員)との関連性を表す関連性データを含む。他のIDとの関連性を表す関連性データは、例えば、関係性ラベルと、関連性指標値と、を含む。関係性ラベルは、各IDと他のIDとの関係性を表すラベルであり、具体的には、例えば、上司/部下、先輩/後輩、同僚、同期、同一プロジェクト参加者、就業時間外の遊び仲間、等のラベルが付与される。任意の二つのID同士の関係性ラベルとして、例えば、同僚及び同一プロジェクト参加者等のように、二つ以上のラベルが付与されてもよい。
関連性指標値は、組織内の人員同士の関連強さを表す指標値であり、本実施形態では、組織内の人員同士の関連強さが強くなるほど関連性指標値が大きくなる。関連性指標値は、任意の2人の人員同士の関連強さを表しているため、2人の人員の組み合わせ毎に算出される。本実施形態では、各人員に対応するID毎に、他の人員に対応するIDとの間の関連性指標値が算出される。換言すると、関連性指標値は、任意の2人の人員に対応する2つのIDの組み合わせ毎に算出される。
特に、本実施形態では、図7に示したように、人員データテーブルは、月毎の月間関連性指標値(図中の、指標値1月、指標値2月、等)と、全ての月の月間関連性指標値を合計した関連性指標値とを含む。なお、人員データテーブルは、月毎ではなく週毎など、任意の期間毎の関連性指標値を含んでもよい。また、関連性指標値は、全ての月の月間関連性指標値を合計した値ではなく、例えば新しいほど大きい重みを月間関連性指標値に乗算して算出された値を合計した値であってもよい。
斯かる関連性指標値を算出するにあたって、各イベント毎にイベント指標値が算出される。イベント指標値は、各イベント毎の、任意の2人の人員同士の関連強さを表している。したがって、イベント指標値は、任意の2人の人員同士の関連強さが強くなるようなイベントほど大きくなるように算出される。そして、関連性指標値は、このように各イベント毎に算出されるイベント指標値を、全てのイベントについて、又は月毎のイベントについて合計することによって算出される。
図8は、サーバ装置20における人員データテーブルの作成・更新処理のフローチャートである。図示した作成・更新処理は、例えば、一定時間間隔毎に行われる。本実施形態では、人員データテーブルの作成・更新処理は、サーバ装置20の関連性指標値算出部231、関係性ラベル抽出部232、個人データ抽出部233及び繋がり指標値算出部234によって行われる。
人員データテーブルの作成・更新処理では、まず、サーバ処理部23が、IDカウンタNidをID001に設定する(ステップS21)。ここで、本実施形態では、人員データテーブルの作成は、ID毎に順番に行われる。IDカウンタNidは、人員データテーブルが作成されるIDを表している。
次いで、サーバ処理部23は、IDカウンタNid(最初は、ID001)で表されるIDに関連するスケジュールデータを、サーバ記憶部22から抽出する。人員データテーブルを初回作成するときには、IDカウンタNidで表されるIDに関連して記憶されている全てのスケジュールデータが抽出される。したがって、このIDに対応する人員について、サーバ記憶部22に記憶されている全てのスケジュールデータが抽出される。一方、人員データテーブルを更新するときには、IDカウンタNidで表されるIDに関連して記憶されているスケジュールデータのうち、前回の作成・更新処理以降にサーバ記憶部22に記憶されたスケジュールデータが抽出される。したがって、このIDに対応する人員について、サーバ記憶部22に期央されているスケジュールデータのうち、一部の新しいスケジュールデータが抽出される。
IDカウンタNidで表されるIDに関連するスケジュールデータが抽出されると、サーバ処理部23の関連性指標値算出部231は、Nidで表されるIDに対応する人員が参加した各イベント毎に、Nidで表されるIDと他のIDとの間のイベント指標値を算出する(ステップS23)。
同一のイベントにNidで表されるIDに対応する人員と、他のIDに対応する人員とが参加すると、Nidで表されるIDと他のIDとの間のイベント指標値が付与される。一方、Nidで表されるIDに対応する人員が参加していなくて他のIDに対応する人員が参加したイベントがあっても、Nidで表されるIDと他のIDとの間にイベント指標値は付与されない。
このように、関連性指標値算出部231は、人員同士が同一のイベントに参加した場合には、それら人員に対応するID同士の組み合わせに、イベント指標値を付与し、その結果、これら人員同士の関連強さを表す関連性指標値が大きく算出される。したがって、関連性指標値算出部231は、人員同士が同一のイベントに参加している場合に、その人員同士が同一のイベントに参加していない場合よりも、その人員同士の関連強さが強くなるように、関連性指標値を算出しているといえる。このため、基本的には同一のイベントに参加する数が多いほど、その人員同士の関連性指標値が大きくなる。
また、本実施形態では、イベント指標値は、イベントに参加する人員に関するデータ、イベントが開催される時間に関するデータ、イベントの開催場所に関するデータ、イベントの情報を公開する範囲に関するデータ、イベントの種類に関するデータに応じて、変わる。
具体的には、関連性指標値算出部231は、イベントに参加する人数に応じて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出する。特に、関連性指標値算出部231は、イベントに参加する人員の数が少ないほど、このイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。例えば、関連性指標値算出部231は、イベントに参加する人員の数の逆数を基準値に乗算することによってイベント指標値を算出する。したがって、この場合、会議に参加する人員の数が2人である場合には、基準値に1/2を乗算した値がイベント指標値となる。このようにイベント指標値を算出するのは、一般に、イベントに参加する人員の数が少ないほど、参加している人員同士が接触する機会が多くなり、人員同士の関係性が強くなるためである。なお、イベント指標値は、他の条件が同一である場合にイベントに参加する人員の数が少ないほどこのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように算出されれば、他の方法によって算出されてもよい。
また、関連性指標値算出部231は、イベントの開催期間の長さに応じて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出する。特に、関連性指標値算出部231は、イベントの開催期間が長いほど、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。例えば、関連性指標値算出部231は、イベントの開催期間の時間を基準値に乗算することによってイベント指標値を算出する。したがって、この場合、イベントの開催期間が2時間である場合には、基準値に2を乗算した値がイベント指標値となる。一方、イベントの開催期間が30分である場合には、基準値に1/2を乗算した値がイベント指標値となる。このようにイベント指標値を算出するのは、一般に、イベントに長く参加しているほど、イベントに参加した人員同士が接触する機会が多くなり、人員同士の関係性が強くなるためである。イベント指標値は、他の条件が同一である場合にイベントの開催期間が長いほどこのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように算出されれば、他の方法によって算出されてもよい。
さらに、関連性指標値算出部231は、イベントが開催される時間帯に応じて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出する。特に、関連性指標値算出部231は、イベントの開催時間帯が組織の業務時間外である場合には、イベントの開催時間帯が組織の業務時間内である場合よりも、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。例えば、関連性指標値算出部231は、イベントの開催時間帯が組織の業務時間内である場合には、基準値に1を乗算することによってイベント指標値を算出する。一方、関連性指標値算出部231は、イベントの開催時間帯が組織の業務時間外である場合には、基準値に2を乗算することによってイベント指標値を算出する。このようにイベント指標値を算出するのは、勤務時間外のイベントへ参加すると、イベントに参加した人員同士の個人的な繋がりが強く成り易くなり、人員同士の関連性が強くなるためである。イベント指標値は、他の条件が同一である場合にイベントの開催時間帯が業務時間外である場合に業務時間内である場合よりも人員同士の関連強さが強くなるように算出されれば、他の方法によって算出されてもよい。
加えて、関連性指標値算出部231は、イベントの開催態様に応じて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出する。特に、関連性指標値算出部231は、イベントが参加する人員が同じ場所に集まる開催態様のイベント(例えば、会議室での会議)である場合には、イベントが参加する人員が同じ場所に集まらない開催態様のイベント(例えば、Web会議)である場合よりも、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。例えば、関連性指標値算出部231は、イベントが参加する人員が同じ場所に集まる開催態様のイベントである場合には、基準値に2を乗算することによってイベント指標値を算出する。一方、関連性指標値算出部231は、イベントが参加する人員が同じ場所に集まらない開催態様のイベントである場合には、基準値に1を乗算することによってイベント指標値を算出する。このようにイベント指標値を算出するのは、直接会うイベントへ参加すると、イベントに参加した人員同士の個人的な繋がりが強く成り易くなり、人員同士の関連性が強くなるためである。イベント指標値は、他の条件が同一であるときに、イベントの開催態様が同じ場所に集まって行われるようなイベントである場合に同じ場所に集まらずに行われる場合と比べて人員同士の関連強さが強くなるように算出されれば、他の方法によって算出されてもよい。
さらに、関連性指標値算出部231は、イベントの開催場所に応じて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出する。特に、関連性指標値算出部231は、イベントの開催される場所が組織の業務と関連しない場所(例えば、お店)である場合には、イベントの開催される場所が組織の業務と関連する場所(例えば、会議室)である場合よりも、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。例えば、関連性指標値算出部231は、イベントの開催場所が組織の業務と関連する場所である場合には基準値に1を乗算することによってイベント指標値を算出する。一方、関連性指標値算出部231は、イベントの開催場所が組織の業務と関連しない場所である場合には基準値に2を乗算することによってイベント指標値を算出する。このようにイベント指標値を算出するのは、イベントが開催される場所が組織の業務と関係しない場所であると、イベントに参加した人員同士の個人的な繋がりが高い可能性が高いためである。イベント指標値は、他の条件が同一であるときに、イベントの開催場所が組織の業務と関連しない場所である場合に組織の業務と関連する場所である場合と比べて人員同士の関連強さが強くなるように算出されれば、他の方法によって算出されてもよい。
また、関連性指標値算出部231は、その他のデータに基づいて、イベント指標値、ひいては関連性指標値を算出してもよい。例えば、ユーザが各イベントの情報を公開する範囲を設定することができる場合には、関連性指標値算出部231は、イベントの情報を公開する範囲に応じて、イベント指標値を算出してもよい。この場合、関連性指標値算出部231は、例えば、イベントの情報を公開する範囲が狭いほど、イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。したがって、例えば、関連性指標値算出部231は、イベントに参加しない人員への公開が禁止されているイベントについては、イベントに参加しない人員への公開が許可されているイベントに比べて、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。
また、関連性指標値算出部231は、イベントの種類に応じて、イベント指標値を算出してもよい。この場合、関連性指標値算出部231は、例えば、イベントの名称から把握されるイベントの種類がプライベートに関するもの(例えば、プライベートな宴会など)である場合には、業務に関するもの(会議など)に比べて、そのイベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、イベント指標値を算出する。
そして、関連性指標値算出部231は、各イベントに関する複数のデータに基づいてそのイベントについてのイベント指標値を算出する。したがって、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが参加するイベントへの人員の総参加数が4人であり、且つイベントの開催期間が30分である場合には、そのイベントについてのイベント指標値は、基準値に4及び1/2を乗算した値とされる。
Nidで表されるIDに対応する人員が参加した全てのイベントについてイベント指標値が算出されると、関連性指標値算出部231は、Nidで表されるIDに対応する人員が参加した全てのイベント(或いは、前回の作成・更新処理以降に開催されたイベント)についてのイベント指標値を合計することによって、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員との関連性指標値を算出する(ステップS24)。
例えば、或るイベントにID001、ID002、ID003のIDに対応する人員が参加する場合、ID001には、ID002との間に上述したように算出されたmポイントのイベント指標値が付与され、ID003との間にmポイントのイベント指標値が付与される。
また、別の第2イベントにID001、ID003、ID004に対応する人員が参加する場合には、上記の場合と同様に、これらIDの組み合わせ毎に、任意のポイント(例えば、nポイント)のイベント指標値が付与される。そして、上述したように関連性指標値は、各イベント毎に付与されるイベント指標値を合計することによって算出される。したがって、例えば、第1イベント及び第2イベントのみしかイベントが無かった場合、ID001とID003との関連強さを表す関連性指標値は、第1イベントについて付与されたmポイントと第2イベントについて付与されたnポイントを合計した値になる。一方で、ID001とID002との関係強さを表す関連性指標値は第1イベントについて付与されたmポイントのみとなり、ID001とID004との関係強さを表す関連性指標値は第2イベントについて付与されたnポイントのみとなる。
加えて、関連性指標値算出部231は、Nidで表されるIDに対応する人員が参加した各月のイベントについてのイベント指標値を合計することによって、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員との各月の月間関連性指標値を算出する。なお、関連性指標値算出部231は、月毎ではなく週毎など、任意の期間毎の関連性指標値を算出してもよい。
さらに、関連性指標値算出部231は、スケジュールデータ以外のデータ(例えば、人事データ等)に基づいて、関連性指標値を算出してもよい。具体的には、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDで表される人員とが同じ部署に所属している場合には、関連性指標値算出部231は、関連性指標値に所定の値を加算する。
関連性指標値が算出されると、関係性ラベル抽出部232が、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員との関係性ラベルを抽出する(ステップS25)。関係性ラベル抽出部232は、例えば人事データ及びスケジュールデータに基づいて、関係性ラベルを抽出する。人員データテーブルを更新する場合には、関係性ラベル抽出部232は、前回の作成・更新処理以降にサーバ記憶部22に記憶されたデータに基づいて関係性ラベルを抽出する。
関係性ラベルの抽出に用いられる人事データは、例えば、各IDに対応する人員の所属部署、入社年月日、生年月日、職種、雇用形態、並びに組織の情報(組織図、等)、等を含む。関係性ラベルの抽出に用いられるスケジュールデータは、例えば、イベントの名称、イベントの時間、等を含む。
関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが、現在の組織図上でレポートライン上にある場合には、これらID間に「上司/部下」ラベルを付与し、過去の組織図上でレポートライン上にある場合には、これらID間に「元上司/元部下」ラベルを付与する。また、関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが、現在の組織図上で同一の部署に所属する場合には、これらID間に「同僚」ラベルを付与する。さらに、関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが、同一部署に所属していて入社年次が異なる場合には、これらID間に「先輩/後輩」ラベルを付与する。加えて、関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員の入社年月が同一である場合には、これらID間に「同期」ラベルを付与する。
また、関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが共に参加する複数のイベントの名称に「プロジェクト」等の単語が含まれている場合には、これらID間に「プロジェクト」ラベルを付与する。また、関係性ラベル抽出部232は、例えば、Nidで表されるIDに対応する人員と他のIDに対応する人員とが共に参加するイベントの多くが勤務時間外に社外で開催されている場合には、これらID間に「プライベート」ラベルを付与する。
関係性ラベルが抽出されると、個人データ抽出部233が、Nidで表されるIDに対応する人員に関する個人データを抽出する(ステップS26)。IDに対応する人員に関する個人個人データは、例えば、IDに対応する人員の、氏名、メールアドレス、アイコンデータ、所属部署、役職、等を含む。個人データ抽出部233は、例えば、人事データに基づいて、個人データを抽出する。また、人員データテーブルを更新する場合には、個人データ抽出部233は、前回の作成・更新処理以降にサーバ記憶部22に記憶された人事データに基づいて関係性ラベルを抽出する。
なお、本実施形態では、関連性指標値の算出(ステップS24)、関係性ラベルの抽出(ステップS25)及び個人データの抽出(ステップS26)は、この順番で行われている。しかしながら、これらの操作は、これとは異なる順番で行われてもよい。
ステップS24、S25及びS26において、Nidで表されるIDに関する関連性指標値、関係性ラベル及び個人データが算出又は抽出されると、これら関連性指標値、関係性ラベル及び個人データが、人員データテーブルに記憶される(ステップS27)。人員データテーブルを初回作成するときには、今回算出及び抽出されたデータのみによって人員データテーブルが作成される。人員データテーブルを更新するときには、それまでの人員データテーブルに今回算出及び抽出されたデータが新たに加えられる。
その後、サーバ処理部23は、全てのIDについて、関連性指標値、関係性ラベル及び個人データの算出又は抽出が完了したか否かを判定する(ステップS28)。ステップS28において、全てのIDについての算出又は抽出は完了していないと判定された場合には、サーバ処理部23は、Nidに1を加えたものを新たなNidとする(それまでのNidがID001だった場合には、NidをID002する)。その後、全てのIDについて算出又は抽出が完了するまで、ステップS22~S29が繰り返される。
一方、ステップS28において全てのIDについての算出又は抽出が完了したと判定された場合には、繋がり指標値算出部234が各ID(各人員)の繋がり指標値(影響度、繋がり数、等)を算出する(ステップS30)と共に、算出した繋がり指標値を人員データテーブルに記憶させる。
繋がり指標値算出部234は、例えば、関連性指標値が所定値以上であるID同士を結合したときの、各IDの中心性(例えば、次数中心性、近接中心性、媒介中心性、固有ベクトル中心性、等)を影響度として算出する。また、繋がり指標値算出部234は、各ID毎に、関連性指標値が所定値以上である他のIDの数を繋がり数として算出する。
≪人員同士の関係の表示≫
このようにして作成及び更新された人員データテーブルを用いて、組織の人員同士の関係性が表示部14に表示される。以下では、図9~図12を参照して、情報処理システム1において行われる表示処理について説明する。図9は、情報処理システム1において行われる表示処理の流れの一例を示す動作シーケンス図である。本実施形態では、表示処理は、端末装置10の送信処理部151及び表示処理部152、並びにサーバ装置20の表示データ生成部235によって行われる。
ユーザが、組織の人員同士の関係性を表すソーシャルグラフを見たいときには、ユーザが操作部13を操作することによってソーシャルグラフの表示要求が入力される(ステップS41)。ソーシャルグラフの表示要求は、例えば、表示させたいソーシャルグラフの種類(例えば、エゴセントリックのソーシャルグラフ、ソシオセントリックのソーシャルグラフ、等)、中央に表示させたい人員の氏名、対象期間、等を含む。操作部13を介してソーシャルグラフの表示要求が入力されると、端末装置10の送信処理部151は、入力された表示要求をサーバ装置20へ送信する(ステップS42)。
サーバ装置20がソーシャルグラフの表示要求を受信すると、サーバ装置20の表示データ生成部235は、表示要求に従ったソーシャルグラフを表示するための表示データを生成する(ステップS43)。表示データ生成部235は、サーバ記憶部22に記憶された人員データテーブルに含まれるデータに基づいて、ソーシャルグラフの表示データを生成する。特に、本実施形態では、表示データ生成部235は、人員データテーブルに含まれる個人データ、関連性指標値及び関係性ラベルに基づいて、ソーシャルグラフの表示データを生成する。
また、本実施形態では、表示データ生成部235は、ソーシャルグラフの表示要求に含まれる対象期間に基づいて、ソーシャルグラフの表示データを生成する。したがって、対象期間が過去の全期間である場合には、表示データ生成部235は、人員データテーブルに含まれる関連性指標値に基づいて、ソーシャルグラフの表示データを生成する。一方、対象期間が特定の期間、例えば特定の月である場合には、表示データ生成部235は、その特定の月の月間関連性指標値に基づいて、ソーシャルグラフの表示データを生成する。
図10は、表示データ生成部235によって生成された表示データに基づいて端末装置10の表示部14に表示されるソーシャルグラフの一例を示す図である。特に、図10は、エゴセントリックのソーシャルグラフの一例を示している。
ソーシャルグラフは、各ID(各人員)に対応するノード31と、ノード同士を結ぶエッジ32とを含む。各IDに対応するノード31は、そのIDに関連する個人データに基づいた表示を含む。図10に示した例では、各IDに対応するノード31は、そのIDに対応するアイコンと氏名の表示を含む。
また、エッジ32は、2つのノード31に対応するID同士の関連性指標値が大きい場合に、すなわちこれらIDに対応する人員同士の関係強さが強い場合に、表示される。例えば、エッジ32は、対応するID同士の関連性指標値が予め定められた一定値以上である場合に、すなわちこれらIDに対応する人員同士の関連強さが基準強さ以上である場合に、そのIDに対応するノード31間に表示される。
さらに、エッジ32上には、そのエッジ32が結合する2つのノード31に対応するID同士の関係性ラベルに対応するラベル33が表示される。図10に示した例では、中央のノード31と結合されているエッジ32上に、各エッジ32が結合する2つのノード31に対応するID同士の関係性ラベルに対応するラベル33が表示されている。なお、ラベル33は、中央のノード31と結合されているエッジ32のみならず、他のエッジ32上にも表示されてもよい。
図10に示したエゴセントリックのソーシャルグラフでは、ソーシャルグラフの表示要求に含まれる、中央に表示させたい人員の氏名に対応するIDのノード31がソーシャルグラフの中央に表示される。また、エゴセントリックのソーシャルグラフでは、中央に表示したノード31にエッジ32を介して結合されたノード31に結合される他のノード31が、より外側に表示される。
また、本実施形態では、基本的に、2つのノード31に対応するID同士の関連性指標値が大きいほど、これら2つのノード31が近くに位置するように表示される。或いは、2つのノード31に対応するID同士の関連性指標値が大きいほど、これら2つのノード31を結合するエッジ32が太くなるように形成されてもよい。
図11は、表示データ生成部235によって生成された表示データに基づいて端末装置10の表示部14に表示されるソーシャルグラフの別の例を示す図である。特に、図11は、ソシオセントリックのソーシャルグラフの一例を示している。ソシオセントリックのソーシャルグラフでは、結合されるエッジ32の数が多いノード31ほどソーシャルグラフの中央に配置される。上述したように、表示させたいソーシャルグラフの種類はソーシャルグラフの表示要求に含まれるため、表示データ生成部235は、エゴセントリックのソーシャルグラフ及びソシオセントリックのソーシャルグラフのうち、ソーシャルグラフの表示要求に含まれる方のソーシャルグラフを表示させる表示データを生成する。
なお、図10及び図11に示したソーシャルグラフのノード31及びエッジ32の表示態様は一つの例である。したがって、表示データ生成部235は、人員データテーブルに含まれる個人データ、関連性指標値及び関係性ラベル等に基づいて、図10及び図11に示したソーシャルグラフ以外の公知の任意の態様のソーシャルグラフを表示させる表示データを生成してもよい。また、本実施形態では、表示データ生成部235は、人員同士の関係をソーシャルグラフによって表示させる表示データを生成しているが、人員同士の関係を表示させることができればソーシャルグラフ以外の表示をさせる表示データを生成してもよい。
表示データ生成部235は、ソーシャルグラフの表示データを生成すると、サーバ通信部21を介して、生成された表示データを端末装置10に送信する(ステップS44)。端末装置10の表示処理部152は、受信した表示データに基づいて、ソーシャルグラフを表示部14に表示させる(ステップS15)。この結果、表示部14には、ユーザが表示要求したソーシャルグラフが表示される。
その後、表示部14に表示されたソーシャルグラフの画面において、ユーザが操作を行うと、送信処理部151が動作要求をサーバ装置20に送信する(ステップS46)。送信処理部151は、例えば、表示部14に表示されたソーシャルグラフの一つのノード31がクリック又はダブルクリックすされると、このクリック又はダブルクリックに伴う動作要求をサーバ装置20に送信する。
動作要求がサーバ装置20に送信されると、表示データ生成部235は、動作要求に応じて、端末装置10の表示部14に表示するための動作結果の表示データを生成する(ステップS47)。例えば、ソーシャルグラフの一つのノード31がクリック又はダブルクリックされた場合には、表示データ生成部235は、クリック又はダブルクリックされたノード31の近傍に、図12に示したような情報ウィンドウを表示させるように、表示データを生成する。情報ウィンドウは、例えば、そのノード31に対応するIDに関連する氏名、所属部署、役職、メールアドレス等の個人データ、及び繋がり指標値、等のデータを含む。
表示データ生成部235は、動作結果の表示データを生成すると、サーバ通信部21を介して、生成された動作結果の表示データを端末装置10に送信する(ステップS48)。端末装置10の表示処理部152は、送信された動作結果の表示データに基づいて、動作結果を表示部14に表示する(ステップS49)。この結果、表示部14には、図12に示したような情報ウィンドウを含むソーシャルグラフが表示される。
<効果>
以上で説明したように、上記実施形態に係る情報処理システム1では、スケジュールデータに基づいて組織内の人員同士の関連強さを示す関連性指標値が算出されると共に、算出された関連性指標値に基づいて人員同士の関係を表示させるための表示データが生成される。このようにスケジュールデータに基づいて人員同士の関連性指標値を算出することにより、人員同士の関連強さをより的確に数値化することができる。よって、情報処理システム1を利用したユーザは、人員同士の関連強さをより的確に把握することができるようになる。
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。
1 情報処理システム
5 通信ネットワーク
10 端末装置
20 サーバ装置

Claims (14)

  1. 組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理装置であって、
    前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータを記憶する記憶部と、
    前記スケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出する算出部と、
    前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成する表示データ生成部と、を有する、情報処理装置。
  2. 前記イベントに関するデータは、前記イベントに参加する人員に関するデータを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、人員同士が同一のイベントに参加している場合に、該人員同士が同一のイベントに参加していない場合よりも、該人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出部は、前記イベントに参加する人員の数が少ないほど、該イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータ、前記イベントの開催態様に関するデータ、前記イベントの開催場所に関するデータ、前記イベントの情報を公開する範囲に関するデータ及び前記イベントの種類に関するデータのうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータを含み、
    前記算出部は、前記イベントの開催期間が長いほど、該イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記イベントに関するデータは、前記イベントが開催される時間に関するデータを含み、
    前記算出部は、前記イベントの開催時間帯が前記組織の業務時間外である場合には、該イベントの開催時間帯が前記組織の業務時間内である場合よりも、前記イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記イベントに関するデータは、前記イベントの開催態様に関するデータを含み、
    前記算出部は、前記イベントが参加する人員が同じ場所に集まる開催態様のイベントである場合には、前記イベントが参加する人員が同じ場所に集まらない開催態様のイベントである場合よりも、前記イベントに参加している人員同士の関連強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項5~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記イベントに関するデータは、前記イベントの情報を公開する範囲に関するデータを含み、
    前記算出部は、前記イベントの情報を公開する範囲が狭いほど、該イベントに参加している人員同士の関係強さが強くなるように、前記指標値を算出する、請求項5~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記算出部は、所定の期間毎のスケジュールデータに基づいて該期間毎に前記指標値を算出し、
    前記表示データ生成部は、前記期間毎の指標値に基づいて、前記期間毎に前記人員同士の関係を表示させるように表示データを生成する、請求項1~9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記記憶部は、前記組織の人事データを更に記憶し、
    前記算出部は、前記組織の人事データに基づいて、前記指標値を算出する、請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示データ生成部は、各人員に対応するノードと、前記指標値が所定の基準強さ以上の関係強さの人員同士に対応するノード同士を結ぶエッジと、を表示させると共に、前記人員同士の関連強さが大きいほど、前記対応するノード同士が近くに位置するように前記表示データを生成する、請求項1~11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理方法であって、
    前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出することと、
    前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成することと、を含む、情報処理方法。
  14. 組織内の人員同士の関係を表示させる情報処理プログラムであって、
    前記組織内の複数の人員が参加するイベントに関するデータを含む各人員のスケジュールデータに基づいて、前記組織内の人員同士の関連強さを表す指標値を算出することと、
    前記指標値に基づいて、前記人員同士の関係を表示させるための表示データを生成することと、をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
JP2021175925A 2021-10-27 2021-10-27 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム Active JP7284236B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021175925A JP7284236B1 (ja) 2021-10-27 2021-10-27 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021175925A JP7284236B1 (ja) 2021-10-27 2021-10-27 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7284236B1 JP7284236B1 (ja) 2023-05-30
JP2023078493A true JP2023078493A (ja) 2023-06-07

Family

ID=86538228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021175925A Active JP7284236B1 (ja) 2021-10-27 2021-10-27 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7284236B1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040122803A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-24 Dom Byron E. Detect and qualify relationships between people and find the best path through the resulting social network
JP2019086808A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 株式会社Bec サーバ装置、支援方法及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5089631B2 (ja) 2009-02-24 2012-12-05 日本電信電話株式会社 関連性解析システムおよび関連性解析方法
JP2013003942A (ja) 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Holdings Inc 交流関係評価装置、交流関係評価システム、交流関係評価プログラムおよび交流関係評価方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040122803A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-24 Dom Byron E. Detect and qualify relationships between people and find the best path through the resulting social network
JP2019086808A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 株式会社Bec サーバ装置、支援方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7284236B1 (ja) 2023-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11790319B2 (en) Method and apparatus for managing physician referrals
US10270725B2 (en) Real life to digital life event correlation
US20090284531A1 (en) Information Processing Apparatus, Information Processing Method and Program
US20120191500A1 (en) Method and system for managing meetings
US8832639B2 (en) Method and system for comparative community based analytics
JP2008077276A (ja) 知的財産管理システム、知的財産管理方法および知的財産管理プログラム
Shivji et al. Improving communication with primary care to ensure patient safety post-hospital discharge
JP2020091793A (ja) 連携管理装置および連携管理方法
JP7284236B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
JP5222604B2 (ja) 文書管理システム及び方法
JP2009259219A (ja) 評価者リソース割り当てシステム及び方法
JP5240024B2 (ja) 組織管理支援装置
Levine et al. Prepared to act: lessons learned by the special pathogens research network, based on collaborations with the NIAID-led adaptive COVID-19 treatment trial
JP2017073181A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6839353B2 (ja) イベント管理装置、イベント管理プログラム、及びイベント管理方法
JP2006079224A (ja) Eaに基づく個別システムの構築を支援する方法およびシステム
JP7221430B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
Bako et al. Improving the Efficiency of Outpatient Services at Benue State University Teaching Hospital using the Queuing Theory
JP2014238658A (ja) 承認時間予測装置、承認時間予測方法及び承認時間予測プログラム
US11995132B2 (en) Systems and methods for visualizing posting data and facilitating posting communications
Brankline et al. Practical innovations: technology-assisted referrals
US20230419258A1 (en) Method and Apparatus for Managing Physician Referrals
US20230360786A1 (en) System and method for providing a surgical workflow tool
JP6665494B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、画面情報生成方法及びプログラム
JP2024004804A (ja) 法務案件管理サーバ、法務案件管理システム及び法務案件管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211027

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220721

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220905

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7284236

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150