JP2023076346A - 電源装置および予測方法 - Google Patents

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Shunsuke Kobayashi
健 松本
Takeshi Matsumoto
大樹 白島
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Abstract

【課題】第2電源による退避走行に支障をきたす時期を予測する電源装置及び予測方法を提供する。【解決手段】電源装置1は、第1電源10の電力を第1負荷101~104に供給する第1系統110と、第2電源20の電力を第2負荷101~103に供給する第2系統120と、第1系統又は第2系統の地絡を検出すると、第1系統と第2系統とを切断するプレ遮断状態とする1次地絡検出部31と、プレ遮断状態で、地絡した系統を検出すると本遮断状態とし、地絡が生じていない系統で退避走行を行わせると共に、地絡が解消されていれば、第1系統と第2系統とを再接続する復帰制御を行う2次地絡検出部32と、プレ遮断状態での放電頻度を含む第2電源の放電頻度及び第2電源の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて第2電源による退避走行に支障をきたす時期を予測する予測部331と、を備える。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、電源装置および予測方法に関する。
第1電源から供給する電力によって車両の自動運転を行っているときに、第1電源に異常が発生すると、バックアップ用の第2電源から電力を供給して退避走行を実施させる冗長電源システムがある。かかる冗長電源システムとして、第2電源の電力が必要電力以上あるか否かによって、バックアップが可能か否かを事前に判定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-156228号公報
しかしながら、冗長電源システムは、第2電源の劣化状態によっては、バックアップが可能と判定した場合であっても、その後、第2電源の電力が急速に低下することがあり、退避走行を完了できなくなることがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、第2電源による退避走行に支障をきたす時期を予測することができる電源装置および予測方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電源装置は、第1系統と、第2系統と、1次地絡検出部と、2次地絡検出部と、予測部とを備える。第1系統は、第1電源の電力を第1負荷に供給する。第2系統は、第2電源の電力を第2負荷に供給する。1次地絡検出部は、前記第1系統または前記第2系統の地絡を検出すると、前記第1系統と前記第2系統とを切断するプレ遮断状態とする。2次地絡検出部は、前記プレ遮断状態で、地絡した系統を検出すると本遮断状態とし、地絡が生じていない系統で退避走行を行わせると共に、地絡が解消されていれば、前記第1系統と前記第2系統とを再接続する復帰制御を行う。予測部は、前記プレ遮断状態での放電頻度を含む前記第2電源の放電頻度、および、前記第2電源の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて前記第2電源による前記退避走行に支障をきたす時期を予測する。
実施形態の一態様に係る電源装置および予測方法は、第2電源による退避走行に支障をきたす時期を予測することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電源装置の構成例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る電源装置の動作例を示す説明図である。 図8は、実施形態に係る劣化要因シーンの説明図である。 図9は、実施形態に係る劣化要因シーンの説明図である。 図10は、実施形態に係る劣化判定情報の説明図である。 図11は、実施形態に係るLiBの劣化特性を示す図である。 図12は、実施形態に係る退避走行に支障をきたす時期の予測方法の説明図である。 図13は、実施形態に係る退避走行に支障をきたす時期の予測方法の説明図である。 図14は、実施形態に係る予測部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、電源装置および電源制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、自動運転機能を備える車両に搭載されて負荷へ電力を供給する電源装置を例に挙げて説明するが、実施形態に係る電源装置は、自動運転機能を備えていない車両に搭載されてもよい。
実施形態に係る電源装置は、電気自動車、ハイブリット自動車、または、内燃機関によって走行するエンジン自動車に搭載される。なお、実施形態に係る電源装置は、第1電源と第2電源とを備え、第1電源に電源失陥が発生した場合に、第2電源によって第1電源をバックアップしてFOP(フェイルオペレーション)を実施する任意の装置に搭載されてもよい。
[1.電源装置の構成]
図1は、実施形態に係る電源装置の構成例を示す説明図である。図1に示すように、実施形態に係る電源装置1は、第1電源10と、自動運転制御装置100と、通知装置111とに接続される。
さらに、電源装置1は、第1負荷の一例である第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104と、第2負荷の一例である第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103とに接続される。
電源装置1は、第1系統110と、第2系統120とを備える。第1系統110は、第1接続装置50を介して、第1電源10の電力を第1負荷の一例である第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104に供給する。
第1接続装置50は、スイッチ51,52,53,54を備える。スイッチ51は、第1系統110と第1FOP負荷101とを接続および遮断可能である。スイッチ52は、第1系統110と第2FOP負荷102とを接続および遮断可能である。スイッチ53は、第1系統110と第3FOP負荷103とを接続および遮断可能である。スイッチ54は、第1系統110と一般負荷104とを接続および遮断可能である。
第2系統120は、第2接続装置60を介して、後述する第2電源20の電力を第2負荷の一例である第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103に供給する。第2接続装置60は、スイッチ61,62,63を備える。スイッチ61は、第2系統120と第1FOP負荷101とを接続および遮断可能である。スイッチ62は、第2系統120と第2FOP負荷102とを接続および遮断可能である。スイッチ63は、第2系統120と第3FOP負荷103とを接続および遮断可能である。
第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103は、自動運転用の負荷である。例えば、第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103は、自動運転中に動作するステアリングモータ、電動ブレーキ装置、車載カメラ、およびレーダ等である。一般負荷104は、例えば、ディスプレイ、エアコン、オーディオ、ビデオ、および各種ライト等を含む。
第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104は、電源装置1から供給される電力によって動作する。自動運転制御装置100は、第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103を動作させて、車両を自動運転制御する装置である。通知装置111は、例えば、車両の運転者が視認可能な位置に設けられ、各種情報を表示可能な液晶表示装置である。
第1電源10は、電源装置1がエンジン自動車に搭載される場合、発電機11と、鉛バッテリ(以下、「PbB12」と記載する)とを含む。なお、第1電源10の電池は、PbB12以外の任意の2次電池であってもよい。
発電機11は、例えば、走行する車両の運動エネルギーを電気に変換して発電するオルタネータである。発電機11は、発電した電力によるPbB12および第2電源20の充電、および第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104への電力供給を行う。
第1電源10は、電源装置1が電気自動車またはハイブリッド自動車に搭載される場合、DC/DCコンバータ(以下、「DC/DC」と記載する)と、PbB12とを含む。この場合、DC/DCは、発電機と、PbB12よりも電圧が高い高圧バッテリとに接続され、発電機および高圧バッテリの電圧を降圧して第1系統110に出力する。発電機は、例えば、走行する車両の運動エネルギーを電気に変換して発電するオルタネータである。高圧バッテリは、例えば、電気自動車やハイブリット自動車に搭載される車両駆動用のバッテリである。
電源装置1は、第2電源20と、系統間スイッチ41と、電池用スイッチ42と、DC/DCコンバータ(以下、「DC/DC43」と記載する)と、制御部3と、記憶部30と、第1電圧センサ7と、第2電圧センサ70と、電流センサ8とを備える。記憶部30は、例えば、データフラッシュ等の情報記憶デバイスである。第2電源20は、第1電源10による電力供給ができなくなった場合のバックアップ用電源である。
第2電源20は、リチウムイオンバッテリ(以下、「LiB21」と記載する)を備える。なお、第2電源20の電池は、LiB21以外の任意の2次電池であってもよい。また、第2電源20は、図示しない温度センサと、電圧センサと、電流センサとを備える。温度センサは、LiB21の温度を検出して制御部3に出力する。電圧センサは、LiB21の電圧を検出して制御部3に出力する。電流センサは、LiB21から出力される電流およびLiB21に入力される電流を検出して制御部3に出力する。
系統間スイッチ41は、第1系統110と第2系統120とを接続する系統間ライン130に設けられ、第1系統110と第2系統120とを接続および切断可能なスイッチである。電池用スイッチ42は、LiB21を第2系統120に接続および切断可能なスイッチである。DC/DC43は、電池用スイッチ42と並列に接続され、LiB21から出力される電圧およびLiB21へ入力される電圧を調整する。
第1電圧センサ7は、第1系統110に設けられ、第1系統110の電圧を検出し、検出結果を制御部3に出力する。第2電圧センサ70は、第2系統120に設けられ、第2系統120の電圧を検出し、検出結果を制御部3に出力する。
具体的には、第2電圧センサ70は、電圧センサ71,72,73を備える。電圧センサ71は、第2系統120から第1FOP負荷101に印加される電圧を検出し、検出結果を制御部3に出力する。電圧センサ72は、第2系統120から第2FOP負荷102に印加される電圧を検出し、検出結果を制御部3に出力する。
電圧センサ73は、第2系統120から第3FOP負荷103に印加される電圧を検出し、検出結果を制御部3に出力する。電流センサ8は、第2系統120に流れる電流を検出し、検出結果を制御部3に出力する。
なお、電圧センサ70は、第1~第3FOP負荷101~103に対してそれぞれ設けるのではなく、単一の電圧センサとしてもよい。その場合、電圧センサ70は、第2系統120から第1~第3FOP負荷101~103に分岐する点と、第2系統120および系統間ライン130の接続点との間に設ければよい。
制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。なお、制御部3は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部3は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する1次地絡検出部31と、2次地絡検出部32と、予測部33とを備え、電源装置1の動作を制御する。制御部3は、電源装置1が通常時動作中である場合、系統間スイッチ41を導通状態にし、電池用スイッチ42を遮断状態にし、スイッチ51,52,53,54,61,62,63を導通状態にする。
制御部3は、第1電圧センサ7および第2電圧センサ70から入力される検出結果に基づいて、第1系統110または第2系統120の地絡を検出する。制御部3による地絡の検出方法の具体例については、後述する。
1次地絡検出部31は、第1系統110または第2系統120の地絡を検出すると、系統間スイッチ41を遮断して、第1系統110と第2系統120とを切断するプレ遮断状態とする。2次地絡検出部32は、プレ遮断状態で、地絡した系統を検出すると本遮断状態とし、地絡が生じていない系統で退避走行を行わせると共に、地絡が解消されていれば、系統間スイッチ41を導通し、第1系統110と第2系統120とを再接続する復帰制御を行う。
制御部3は、第1系統110または第2系統120の地絡を検出した場合、その旨を自動運転制御装置100に通知する。なお、制御部3は、第1系統110または第2系統120の地絡を検出した場合、自動運転が不可能な状態である旨を自動運転制御装置100に通知してもよい。また、制御部3は、第1系統110または第2系統120の地絡を検出していない場合、自動運転が可能な状態である旨を自動運転制御装置100に通知してもよい。
制御部3は、第1系統110に地絡が発生した場合には、系統間スイッチ41を遮断し、電池用スイッチ42を導通して、第2電源20から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103に電力を供給する。
制御部3は、第2系統120に地絡が発生した場合には、系統間スイッチ41を遮断し、電池用スイッチ42を遮断した状態で第1電源10から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104に電力を供給する。
これにより、電源装置1は、自動運転中にいずれか一方の系統が地絡しても、他方の系統を使用し、自動運転制御装置100によって車両を安全な場所まで退避走行させて停車させることができる。
このように、制御部3は、第1電源10が異常のときに、第2電源20によってバックアップを行うが、例えば、第2電源20のLiB21の性能が劣化すると、正常にバックアップを行うことができない。
このため、制御部3は、第2電源20によるバックアップが可能か否かの判定(以下、「バックアップ可否判定」という場合がある)を行う必要がある。制御部3は、例えば、第2電源20からライン22を介して取得するLiB21の温度と、LiB21の電圧および入出力電流等に基づき算出するLiB21のSOC(State Of Charge)とに基づいて、バックアップ可否判定を行う。
しかしながら、一般的な電源装置では、第2電源20の劣化状態によっては、バックアップが可能と判定した場合であっても、その後、第2電源20の電力が急速に低下することがあり、退避走行を完了できなくなることがある。
そこで、電源装置1は、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する予測部33を備える。予測部33は、プレ遮断状態での放電頻度を含む第2電源20の放電頻度、および、第2電源20の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する。このように、電源装置1は、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を事前に予測できるので、退避走行を完了できない事態の発生を未然に防止することができる。
また、退避走行に支障をきたす時期を予測するために予測部33が参照する第2電源20の放電頻度は、プレ遮断状態での放電時間、本遮断状態での放電時間、イグニッションスイッチがオフの期間中の放電時間、および第2系統120の動作確認のための放電時間のうち、少なくともいずれか一つに基づいて算出される。
なお、イグニッションスイッチがオフの期間中に第2電源20を放電させるのは、イグニッションスイッチがオフの期間中に作動する負荷の電力を第2電源20から供給するためである。イグニッションスイッチがオフの期間中に第2電源20から負荷に電力を供給しないのであれば、「イグニッションスイッチがオフの期間中の放電時間」は不要である。
このように、予測部33は、冗長電源システムにおいて第2電源20に発生しうる特有の劣化要因の一つであるプレ遮断、本遮断、イグニッションスイッチのオフ時、および第2系統120の動作確認時の第2電源20の放電頻度から、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する。
つまり、予測部33は、冗長電源システムにおいて発生する第2電源20の微小な放電の発生頻度を算出し、発生頻度が高いほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期が早く到来するように予測する。これにより、予測部33は、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を高精度に予測することができる。
なお、予測部33は、第2電源20の充放電時間に限らず、第2電源20の充放電回数および充放電量に基づいて、第2電源20の充放電頻度を算出し、充放電頻度に基づいて、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測するように構成されてもよい。また、予測部33は、第2電源20の放電と充電のどちらか一方の頻度で第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測するように構成されてもよい。
また、予測部33は、予測した第2電源20による退避走行に支障をきたす時期に関する情報を通知装置111に表示させることによってユーザに通知する。例えば、予測部33は、第2電源20(LiB21)の使用可能時間(電池寿命)、自動運転走行可能距離、および第2電源20(LiB21)が使用不可能になる時期等の情報をユーザに通知する。これにより、ユーザは、例えば、LiB21の交換時期を認識することができるので、自動運転走行する車両による安全安心な移動が可能となる。
さらに、予測部33は、予測した第2電源20による退避走行に支障をきたす時期に関する情報、例えば、上記したユーザに通知する情報等を記憶部30に記憶させる。これにより、電源装置1は、例えば、他の車両に載せ換えられる場合に、予測した第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を示す情報を次に搭載される車両に引き継ぐことができる。
また、LiB21を電源装置1から取り外して他の車両に載せ換える場合、例えば、ディーラ等において、作業者が記憶部30から第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を示す情報を吸出して、次に搭載される車両の記憶部30に記憶させる。これにより、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を示す情報を次に搭載される車両に引き継ぐことができる。
[2.電源装置の通常時動作]
制御部3は、第1系統110および第2系統120に地絡が発生していない通常時には、図2に示すように、第1接続装置50の全てのスイッチ51,52,53,54および第2接続装置60の全てのスイッチ61,62,63を導通する。そして、制御部3は、電池用スイッチ42を遮断した状態で系統間スイッチ41を導通し、第1電源10から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104に電力を供給する。このとき、制御部3は、DC/DC43の動作を停止させておく。
[3.電源装置の地絡発生時動作]
次に、図3~図5を参照して、電源装置1の地絡発生時動作について説明する。図3に示すように、電源装置1では、例えば、第1系統110で地絡200が発生すると、地絡点に向けて過電流が流れるため、第1電圧センサ7によって検出される第1系統110の電圧が地絡閾値以下になる。
また、電源装置1では、第2系統120(例えば、第3FOP負荷103に接続された第2系統120)で地絡201が発生すると、地絡点に向けて過電流が流れる。このため、第2電圧センサ70によって検出される第2系統120の電圧が地絡閾値以下になる。
そこで、制御部3は、第1電圧センサ7または第2電圧センサ70の少なくともいずれか一方によって検出される電圧が地絡閾値以下になった場合に、電源の異常を検知して系統間スイッチ41を遮断し、電池用スイッチ42を導通してプレ遮断状態にする。このとき、制御部3は、第1系統110または第2系統120に地絡が発生したと仮判定する。
その後、制御部3は、第1系統110または第2系統120に地絡が発生したと仮判定した後、第2電圧センサ70によって検出される電圧が地絡閾値以下であり、第1電圧センサ7によって検出される電圧が所定時間以内に地絡閾値を超えるまで復帰した場合、第2系統120に地絡201が発生したと本判定する。
そして、図4に示すように、制御部3は、電池用スイッチ42を遮断し、第2接続装置60の全てのスイッチ61,62,63を遮断して本遮断状態にする。そして、制御部3は、第1電源10から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104に電力を供給し、その旨を自動運転制御装置100に通知する。
これにより、自動運転制御装置100は、第1電源10から供給される電力によって第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104を動作させて、車両を安全な場所まで退避走行させて停車させることができる。
また、制御部3は、第1系統110または第2系統120に地絡が発生したと仮判定した後、第1電圧センサ7によって検出される電圧が所定時間以上地絡閾値以下であり、第2電圧センサ70によって検出される電圧が所定時間以内に地絡閾値を超えるまで復帰した場合、第1系統110に地絡200が発生したと本判定する。
その後、図5に示すように、制御部3は、第1接続装置50の全てのスイッチ51,52,53,54を遮断して本遮断状態にし、第2電源20から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103に電力を供給する。そして、制御部3は、その旨を自動運転制御装置100に通知する。
これにより、自動運転制御装置100は、第2電源20から供給される電力によって第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、および第3FOP負荷103を動作させて、車両を安全な場所まで退避走行させて停車させることができる。
また、電源装置1では、地絡200,201ではなく、第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、または一般負荷104が一時的に過負荷状態になった場合に、第1電圧センサ7および第2電圧センサ70によって検出される電圧が一時的に地絡閾値以下になることがある。
この場合、電源装置1は、系統間スイッチ41を遮断し、第2系統スイッチ42を導通して仮遮断状態にし、継続的に第1電源10および第2電源20から第1FOP負荷101、第2FOP負荷102、第3FOP負荷103、および一般負荷104に電力を供給する。
そして、制御部3は、第1系統110または第2系統120に地絡が発生したと仮判定した後、所定時間が経過する前に第1電圧センサ7および第2電圧センサ70によって検出される電圧が共に地絡閾値を超えるまで復帰すれば、電源に異常がないと本判定する。その後、制御部3は、図2に示した通常動作に復帰させるため、電池用スイッチ42を遮断し、系統間スイッチ41を再導通する。
[4.電源装置の充電動作]
また、電源装置1は、第2電源20のSOCが所定の値(例えば、SOC:80%)を下回った場合、第2電源20のSOCが所定の値まで復帰するように、第2電源20を充電する。この場合、図6に示すように、制御部3は、系統間スイッチ41を導通し、電池用スイッチ42を遮断した状態で、第1電源10からDC/DC43を介して第2電源20に電力を供給して第2電源20を充電する。
[5.第2系統の動作確認]
また、電源装置1は、例えば、起動時または停車時など自動運転に支障をきたさないタイミングで第2系統120の動作確認を行う。具体的には、制御部3は、図7に示すように、電池用スイッチ42を導通し、第1接続装置50の全てのスイッチ51,52,53,54と、第2接続装置60の全てのスイッチ61,62,63とを導通した状態で系統間スイッチ41を遮断する。
そして、制御部3は、このとき電流センサ8によって電流が検出されれば、第2系統120の動作を正常と判定し、自動運転制御装置100に対して自動運転を許可する。また、制御部3は、このとき電流センサ8によって電流が検出されなければ、第2系統120の動作を異常と判定し、自動運転制御装置100に対して自動運転を禁止する。
[6.第2電源の劣化要因]
次に、図8および図9を参照し、第2電源20のLiB21が劣化する劣化要因シーンについて説明する。図8および図9は、実施形態に係る劣化要因シーンの説明図である。
図8に示すように、電源装置1は、車両のIG(イグニッションスイッチ)がオンされた後、LiB21の劣化検知処理を行い、その後、自動運転が開始された後、プレ遮断を行い、正常復帰してIGがオフにされる場合がある。この場合、プレ遮断では、図3に示すように、系統間スイッチ41が遮断され、電池用スイッチ42が導通されているので、LiB21が放電して劣化が進む。このため、プレ遮断は、劣化要因シーンになる。
その後、電源装置1は、再度、IGがオンされた後、LiB21の劣化検知処理を行い、続いて、自動運転が開始された後、プレ遮断を行い、第1系統110の地絡に伴う本遮断を行い、FOP(退避走行)が行われて、IGがオフされる場合がある。
この場合、前述したように、プレ遮断は、劣化要因シーンになる。また、第1系統110の地絡200に伴う本遮断およびFOPでは、図5に示すように、LiB21が放電して劣化が進む。このため、第1系統110の地絡200に伴う本遮断およびFOPは、劣化要因シーンになる。
また、図9に示すように、電源装置1は、IGがオンされた後、LiB21の劣化検知処理を行い、続いて、LiB21のSOCの低下により第2電源20の充電を行った後、IGがオフされる場合がある。この場合、第2電源20の充電では、図6に示すように、LiB21に電流が流れ込むため、LiB21の劣化が進む。このため、第2電源20の充電は、劣化要因シーンになる。
その後、電源装置1は、IGがオンされた後、LiB21の劣化検知処理を行い、続いて、例えば、停車したときに、第2系統120の動作確認を行って、IGがオフされる場合がある。この場合、第2系統120の動作確認では、図7に示すように、LiB21が放電して劣化が進む。このため、第2系統120の動作確認は、劣化要因シーンになる。
その後、電源装置1は、IGオフの期間に、例えば、盗難防止装置の起動、ドライブレコーダの起動、ライトの点灯、またはオーディオ機器の起動などがあると、第2電源20が放電して劣化が進む。このため、IGオフ中の第2電源20の放電は、劣化要因シーンになる。
そこで、予測部33は、上記した劣化要因シーンが発生すると、例えば、各劣化要因シーンの継続時間に基づいて、第2電源20の充放電頻度を算出する。そして、予測部33は、第2電源20の充放電頻度が高くなるほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期の到来が早くなるように、その時期を予測する。
なお、これは、予測部33による予測方法の一例であり、予測方法は種々の変形が可能である。例えば、各劣化要因シーンにおける第2電源20の充放電回数が多いほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期の到来が早くなるように、その時期を予測する構成であってもよい。
また、予測部33は、各劣化要因シーンにおける第2電源20の充放電量が多いほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期の到来が早くなるように、その時期を予測する構成であってもよい。
また、予測部33は、劣化要因シーンの発生頻度、各劣化要因シーンにおける第2電源20の充放電時間、充放電回数、充放電量のうち少なくともいずれか一つに基づいて、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する構成であってもよい。また、予測部33は、次に説明する劣化判定情報を記憶部30に記憶し、劣化判定情報を使用して、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測することもできる。
[7.劣化判定情報]
図10は、実施形態に係る劣化判定情報の説明図である。図10に示すように、劣化判定情報は、劣化要因シーンと、劣化要因シーンの継続時間と、LiB21の劣化スコアとが対応付けられた情報である。図10に示す例では、第2電源20によるFOPを含む本遮断、第2電源20の充電、IGオフ中の第2電源20の放電について、継続時間1秒未満、1秒以上2秒未満、および2秒以上に対して、それぞれ劣化スコア「1」、「2」、「3」が対応付けられている。また、プレ遮断および第2系統120の動作確認については、劣化スコア「1」が対応付けられている。
予測部33は、劣化判定情報を記憶部30に記憶している場合、劣化判定シーンが発生する度に、劣化判定シーンを判定して劣化判定情報を参照する。そして、予測部33は、判定した劣化判定シーンに対応付けられている劣化スコアを順次加算すると共に、その時点での劣化スコアの高さに応じて、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する。予測部33は、その時点の劣化スコアが高いほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期の到来が早くなるように、その時期を予測する。
[8.退避走行に支障をきたす時期の予測方法]
次に、図11~図13を参照して、実施形態に係る退避走行に支障をきたす時期の予測方法の具体例について説明する。図11は、実施形態に係るLiB21の劣化特性を示す図である。図12および図13は、実施形態に係る退避走行に支障をきたす時期の予測方法の説明図である。
図11に示すように、LiB21は、劣化が進むにつれて、所定SOC(例えば、80%)まで充電したときの電圧が減少する。例えば、LiB21は、劣化スコアがA1以上になると、所定SOCのときの電圧がV1まで低下する。そして、LiB21は、電圧がV1まで低下すると、FOP補償時間を確保できなくなるため、FOPに支障をきたす。
つまり、LiB21は、劣化スコアが0以上A1未満であれば、FOPに支障をきたす可能性がなく、劣化スコアがA1以上になると、FOPに支障をきたす可能性がある。そこで、予測部33は、例えば、劣化スコアの増加率から、劣化スコアがA1に達する時期、つまり、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する。
具体的には、図12に示すように、予測部33は、初期から現時点までに増加した劣化スコアの増加率から、将来的に劣化スコアがA1に達するトリップ回数、つまり、FOPに支障をきたす時期を予測する。
なお、1トリップは、イグニッションスイッチがオンされてからオフされるまでの1回の走行のことである。そして、予測部33は、現時点でFOPに支障をきたす時期を予測すると、例えば、通知装置111によって「○○トリップ後に支障をきたす恐れがあります」という通知を行わせる。
また、予測部33は、直近の数トリップでの劣化スコアの平均増加率から、将来的に劣化スコアがA1に達するトリップ回数を予測するように構成されてもよい。また、予測部33は、初期から現時点までに増加した劣化スコアの増加率、または、直近の数トリップでの劣化スコアの平均増加率から、劣化スコアがA1に達するまでの走行距離や走行時間を予測するように構成されてもよい。
また、予測部33は、第2電源20の放電頻度、および、第2電源20の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて、第2電源20の劣化度を推定し、劣化度の変化率から第2電源20による退避走行に支障をきたす劣化度となる時期を予測するように構成されてもよい。
この場合、予測部33は、例えば、劣化スコアからLiB21の劣化度を算出し、初期から現時点までの劣化度の増加率、または、直近の数トリップでの劣化度の平均増加率から、劣化度が支障をきたす劣化度に達する時期を予測する。かかる構成によっても、予測部33は、第2電源20による退避走行に支障をきたす劣化度となる時期を予測することができる。
また、ここでは、予測部33が第2電源20の充放電頻度に基づいて、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する場合を例に挙げて説明したが、予測部33は、第2電源20の充放電頻度以外の情報に基づいて支障をきたす時期を予測してもよい。
例えば、図13に示すように、予測部33は、上記した所定SOCのときのLiB21の電圧低下量から、LiB21の電圧が上記したV1(図11参照)まで低下する時期を、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期として予測することもできる。
この場合、予測部33は、例えば、初期から現時点までに低下したLiB21の電圧の低下率、または、直近の数トリップでのLiB21の電圧の平均低下率から、LiB21の電圧がV1まで低下する時期を予測する。これにより、予測部33は、第2電源20の充放電頻度を使用することなく、LiB21の電圧を監視するだけで、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測することが可能になる。なお、予測部33は、第2電源20の充放電頻度に基づいて所定SOCのときのLiB21の電圧を推定してもよい。
[9.予測部が実行する処理]
次に、予測部33が実行する処理の一例について説明する。ここでは、予測部33が劣化判定情報を記憶部30に記憶している場合に実行する処理について説明する。図14は、実施形態に係る予測部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
予測部33は、電源装置1が起動されている間、図14に示す処理を繰り返し実行する。図14に示すように、予測部33は、まず、劣化要因シーンが発生したか否かを判定し(ステップS101)、劣化要因シーンが発生しないと判定した場合(ステップS101,No)、処理を終了する。
また、予測部33は、劣化要因シーンが発生したと判定した場合(ステップS101,Yes)、記憶部30に記憶されている劣化判定情報を参照し、発生した劣化判定シーンを判定する(ステップS102)。そして、予測部33は、判定した劣化判定シーンと、判定シーンの継続時間とに基づいて、劣化スコアを算出し、それまでにカウントした劣化スコアに算出したスコアを加算する(ステップS103)。
続いて、予測部33は、加算後の劣化スコアに応じて、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期を予測する(ステップS104)。このとき、予測部33は、累積の劣化スコアが高いほど、第2電源20による退避走行に支障をきたす時期の到来が早くなるように、その時期を予測する。
その後、予測部33は、予測結果を記憶し(ステップS105)、予測結果をユーザに通知して(ステップS106)、処理を終了する。このとき、予測部33は、予測結果として、例えば、第2電源20(LiB21)の使用可能時間(電池寿命)、自動運転走行可能距離、および第2電源20(LiB21)が使用不可能になる時期等の情報をユーザに通知する。
なお、予測部33は、劣化判定情報が記憶部30に記憶されていない場合、劣化要因シーンの発生回数、発生継続時間、第2電源20の充放電時間、充放電回数、および充放電量のうち少なくともいずれか一つに基づいて、ステップS104の予測を行う。
また、予測部33は、劣化要因シーンの劣化要因シーンの発生回数および第2電源20の充放電回数の少なくともいずれか一つに基づいて、劣化要因シーンの発生頻度を算出し、発生頻度に基づいて、ステップS104の予測を行うこともできる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 電源装置
10 第1電源
11 発電機
12 PbB
20 第2電源
21 LiB
22 ライン
3 制御部
30 記憶部
31 1次地絡検出部
32 2次地絡検出部
33 予測部
41 系統間スイッチ
42 電池用スイッチ
43 DC/DC
50 第1接続装置
60 第2接続装置
51~54,61~63 スイッチ
7 第1電圧センサ
70 第2電圧センサ
71~73 電圧センサ
8 電流センサ
100 自動運転制御装置
111 通知装置
101 第1FOP負荷
102 第2FOP負荷
103 第3FOP負荷
104 一般負荷
110 第1系統
120 第2系統
130 系統間ライン

Claims (6)

  1. 第1電源の電力を第1負荷に供給する第1系統と、
    第2電源の電力を第2負荷に供給する第2系統と、
    前記第1系統または前記第2系統の地絡を検出すると、前記第1系統と前記第2系統とを切断するプレ遮断状態とする1次地絡検出部と、
    前記プレ遮断状態で、地絡した系統を検出すると本遮断状態とし、地絡が生じていない系統で退避走行を行わせると共に、地絡が解消されていれば、前記第1系統と前記第2系統とを再接続する復帰制御を行う2次地絡検出部と、
    前記プレ遮断状態での放電頻度を含む前記第2電源の放電頻度、および、前記第2電源の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて前記第2電源による前記退避走行に支障をきたす時期を予測する予測部と
    を備える電源装置。
  2. 前記第2電源の放電頻度は、
    前記プレ遮断状態での放電時間、前記本遮断状態での放電時間、イグニッションスイッチがオフの期間中の放電時間、および前記第2系統の動作確認のための放電時間のうち、少なくともいずれか一つに基づいて算出される
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記予測部は、
    前記第2電源の放電頻度、および、前記第2電源の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて、前記第2電源の劣化度を推定し、前記劣化度の変化率から前記第2電源による前記退避走行に支障をきたす劣化度となる時期を予測する
    請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記予測部は、
    予測した前記時期に関する情報をユーザに通知する
    請求項1~3のいずれか一つに記載の電源装置。
  5. 前記予測部によって予測された前記時期に関する情報を記憶する記憶部
    をさらに備える請求項1~4のいずれか一つに記載の電源装置。
  6. 第1電源の電力を第1負荷に供給する第1系統と、
    第2電源の電力を第2負荷に供給する第2系統と、
    前記第1系統または前記第2系統の地絡を検出すると、前記第1系統と前記第2系統とを切断するプレ遮断状態とする1次地絡検出部と、
    前記プレ遮断状態で、地絡した系統を検出すると本遮断状態とし、地絡が生じていない系統で退避走行を行わせると共に、地絡が解消されていれば、前記第1系統と前記第2系統とを再接続する復帰制御を行う2次地絡検出部と、
    前記退避走行に支障をきたす時期を予測する予測部と
    を備える電源装置の前記予測部が、
    前記プレ遮断状態での放電頻度を含む前記第2電源の放電頻度、および、前記第2電源の充電頻度のうち、少なくともいずれか一つに基づいて前記第2電源による前記退避走行に支障をきたす時期を予測する
    予測方法。
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