JP2023072750A - 鋼矢板の継手部止水方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水が流入する鋼矢板の継手部の隙間を簡単な方法で止水することができ、しかも鋼矢板の解体にも支障がなく、通常の鋼矢板の解体作業を行うことのできる鋼矢板の継手部止水方法を提供する。【解決手段】薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルム1の下部に錘2を取り付け、外部側bの水域に臨む側の水が流入する隙間13を有する鋼矢板11の継手部12の上方から、止水フィルム1の下部に取り付けた錘2を継手部12の隙間13に沿って水面下に垂れ下げて、継手部12の隙間13に向けて流入する水圧を利用して、外部側bの水域に臨む側の継手部12の隙間13に上方から水面下に垂れ下げた止水フィルム1を密着させて、止水フィルム1により外部側bの水域から流入する水を止める方法よりなる。【選択図】 図1

Description

この発明は、多数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から流入する水を止める方法に係り、特に、水が流入する鋼矢板の継手部を簡単な方法で止水でき、しかも鋼矢板の解体にも支障がなく、通常の鋼矢板の解体作業を行うことができる鋼矢板の継手部止水方法に関するものである。
河沿いや海沿いに例えば擁壁を構築する場合、構築される擁壁の工事施工区域の内部側に外部側の水域から淡水や海水などの水が流入するのを防ぐために、河沿いや海沿いの水域に臨む側に多数の鋼矢板を打ち込み連設し、工事が済むまで一時的に鋼矢板で止水壁を作り、この止水壁で外部側の水域から淡水や海水などの水の流入を防いでいる。
工事期間中、一時的に止水機能を果たしていた鋼矢板は、工事終了後には撤去され別の現場で再利用される。鋼矢板は、新たな現場で何度も再利用されるため、鋼矢板が連設される継手部の水密性が低下し、水密性が低下した継手部の隙間から外部側の水域の水が侵入しやすくなる。
工事施工区域の内側に鋼矢板の継手部の隙間から流入した水は施工の妨げとなるので、鋼矢板の外部側の水域に流入した水を排出するために、現場では排水用のポンプが備えられていて、このポンプを使用して工事施工区域の内側に流入した水を外部側に適宜排出している。
特開昭61-17633 特開2001-214435
ところで、鋼矢板の継手部の隙間からの水の流入を防ぐ対策として、例えば、鋼矢板の継手部に事前に、水に触れると膨張する止水材を塗っておいて、止水材が継手部に塗られた鋼矢板を現場で打ち込んで施工すると、隙間から侵入する水に止水材が触れると鋼矢板の継手部で膨張して、継手部から水が浸入するのを防いで止水することができる。
ただ、水に触れると膨張する止水材を事前に鋼矢板の継手部に塗っている場合、施工前に鋼矢板が雨などで濡れると、施工前に継手部の止水材が雨水で膨張してしまい、鋼矢板を連設できなくなる。これを回避するには、鋼矢板が雨水で濡れないように、現場では鋼矢板を防水状態で保管することが求められ、非常に面倒であり大変なことであった。
このため、現実的には、現場で施工中に鋼矢板の継手部から水漏れが生じた場合、細長の円柱状の止水ゴムを、鋼矢板の内側から既に水漏れが生じている箇所に、コテなどを使って継手部の隙間に押し込んで止水している。
しかし、この止水作業では、鋼矢板の継手部の水漏れ箇所から流入する水を浴びながらの作業になり、特に、寒い季節にあっては凍えながらの作業となって作業員には大変な負担になっていた。
究極的な止水対策として、鋼矢板の継手部を溶接で溶着すれば、継手部からの水漏れを完全に防ぐことは可能である。ただ、鋼矢板は工事が終了すると、解体して取り外すことが必要であり、又その後に別の作業現場で再利用しているので、工事終了後の鋼矢板の解体及び再利用を考えると無理なことであった。
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、水が流入する鋼矢板の継手部の隙間を簡単な方法で止水することができ、しかも鋼矢板の解体にも支障がなく、通常の鋼矢板の解体作業を行うことのできる鋼矢板の継手部止水方法を提供することにある。
以上の課題を達成するために、請求項1の発明は、複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部に錘を取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部に取り付けた上記錘を継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止める方法よりなるものである。
また、請求項2の発明は、複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部両側に錘を取り付け、止水フィルムの下部両側の錘を案内する止水フィルム誘導ガイドを垂れ下がる止水フィルムの両側に鋼矢板の上部から水底まで延ばして取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部両側に取り付けた上記錘を止水フィルム誘導ガイドに案内させて、上位機止水フィルムを継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止める方法よりなるものである。
請求項1の発明に係る鋼矢板の継手部止水方法によれば、複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部に錘を取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部に取り付けた上記錘を継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止めるようにしたことにより、止水フィルムが継手部の隙間に密着して塞ぎ、水が流入する鋼矢板の継手部の隙間を簡単な方法で止水することができる。
使用する止水フィルムは薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有するので、水が流入する鋼矢板の継手部の隙間に上方から水面下に止水フィルムを垂れ下げるだけで、止水フィルムに作用する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に簡単に止水フィルムは密着して隙間を塞ぎ水密性を発揮して止水することができる。
止水に使用した止水フィルムは、鋼矢板の解体時には継手部の隙間から簡単に剥がれたり、ちぎれたりするので、剥ぎ取る手間もなく、又錘もそこらにある小石を利用することにより、回収の必要もない。
しかも、使用するのは止水フィルムと錘だけであり、止水フィルムには安価な樹脂フィルムの例えば家庭用ラップなども使用することができ、また、錘には現場に散らばる小石などを利用することができ、非常に低コストで水が流入する鋼矢板の継手部を止水することが可能になる等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
請求項2の発明に係る鋼矢板の継手部止水方法によれば、複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部両側に錘を取り付け、止水フィルムの下部両側の錘を案内する止水フィルム誘導ガイドを垂れ下がる止水フィルムの両側に鋼矢板の上部から水底まで延ばして取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部両側に取り付けた上記錘を止水フィルム誘導ガイドに案内させて、上位機止水フィルムを継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止めるようにしたことにより、止水フィルムが継手部の隙間に密着して塞ぎ、水が流入する鋼矢板の継手部の隙間を簡単な方法で止水することができる。
使用する止水フィルムは薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有するので、水が流入する鋼矢板の継手部の隙間に上方から水面下に止水フィルムを垂れ下げるだけで、止水フィルムに作用する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に簡単に止水フィルムは密着して隙間を塞ぎ水密性を発揮して止水することができる。
特に外部側の水域が水流の影響を受けると、止水フィルムは揺れ動いて、止水フィルムを真下に向かって真っ直ぐに垂れ下げるのは難しいが、止水フィルムの下部両側に取り付けた左右の錘と、左右の錘を案内する左右の止水フィルム誘導ガイドによって、止水フィルムの下部両側の錘は左右の止水フィルム誘導ガイドに案内されて、揺れ動くことなく真下に向かって真っ直ぐに止水フィルムを引き延ばして垂れ下げることができ、継手部の隙間に簡単に止水フィルムを密着させて隙間を塞いで止水することができる。
止水に使用した止水フィルムは、鋼矢板の解体時には継手部の隙間から簡単に剥がれたり、ちぎれたりするので、剥ぎ取る手間もなく、回収の必要もない。また、使用するのは止水フィルム、錘及び止水フィルム誘導ガイドだけであり、低コストで水が流入する鋼矢板の継手部を止水することが可能になる等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
この発明を実施するための形態-1を示す連設された鋼矢板の正面方向の部分斜視図である。 この発明を実施するための形態-1を示す止水方法の概略側断面図である。 この発明を実施するための形態-1を示す連設された鋼矢板の部分平面図である。 この発明を実施するための形態-2を示す連設された鋼矢板の正面方向の部分斜視図である。 この発明を実施するための形態-2を示す止水方法の概略側断面図である。 この発明を実施するための形態-2を示す連設された鋼矢板の部分平面図である。
以下、図面に記載の発明を実施するための形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
〈実施の形態-1〉
図1~図3において、この発明に係る鋼矢板の継手部止水方法は、複数の鋼矢板11が連設された継手部12から内部側aとなる工事施工区域に外部側bの水域から侵入する水を止める方法であって、鋼矢板11の継手部12の隙間13に吸い寄せられて流入する水圧を利用して、継手部12の上方から垂れ下げた止水フィルム1が水圧によって継手部12の隙間13に押しつけられて、隙間13の表面を覆って塞いで止水するものであり、水が流入する鋼矢板11の継手部12の隙間13を簡単な方法で止水することができる特徴を有している。
河沿いや海沿いに例えば擁壁を構築する場合、構築される擁壁の工事施工区域の内部側aに外部側bの水域から淡水や海水などの水が流入するのを防ぐために、河沿いや海沿いの水域に臨む側には複数の鋼矢板11が一時的に連設される。連設された複数の鋼矢板11は工事終了後には解体されて別の現場で再利用される。
鋼矢板11は、平面からみて、鋼板の左右両側が同じ方向に例えば80度前後曲げられて溝型状に形成され、溝型状に形成された左右両端側はそれぞれ左右外側方に向けて溝型状の底面に平行になるように曲げられている。そして、鋼矢板11の曲げられたその両端部は手前側に鋭角状に折曲されて継手部12がそれぞれ形成されている。
このような形状状の鋼矢板11は、平面からみて、隣り合う溝型の凹凸の向きを交互に変えながら連設される。鋼矢板11は外部側bの水域に対し交互に凹凸状になって連設されているので、外部側bの水域から作用する水圧に対して、その曲げ剛性が高められて変形しにくい構造になっている。
各鋼矢板11は、その左右両端部の鋭角状に折曲された継手部12が隣り合う鋼矢板11の継手部12と密着して、水密性が高まるように係合されて連結されている。つまり、各鋼矢板11の継手部12の鋭角状に折曲された端部が隣りの継手部12の鋭角状に折曲された端部で形成される内側に互いに入り込んで密着して係合されている。
ただ、各鋼矢板11は現場で何度も再利用されるために、継手部12の一部は徐々に変形し、隣り合う鋼矢板11の継手部12との密着性が低下して隙間13が生じ、それに伴い水密性も低下して水漏れが生じ、鋼矢板11の継手部12の隙間13から外部側bの水域の水が流入する事態を招いている。
複数の鋼矢板11が連設された継手部12に水が吸い寄せられて流入する隙間13には、止水フィルム1が鋼矢板11の外部側bの水域側から取り付けられ、継手部12の水が流入する隙間13の表面を覆って塞いでいる。止水フィルム1は水が吸い寄せられて流入する鋼矢板11の継手部12の隙間13に上下方向に密着するように取り付けられている。
継手部12に水が吸い寄せられて流入する隙間13の表面を覆って塞ぐ止水フィルム1は、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する樹脂フィルムからなる。止水フィルム1は継手部12の水が流入する隙間13の表面に密着してその表面を覆って塞ぎ、継手部12の隙間13から水の流入を防ぐ機能を果たす。
このとき、その表面を覆って塞ぐ際に、止水フィルム1と継手部12の表面との間に隙間13が生じないように密着する必要があり、このため、止水フィルム1はできるだけ薄い極薄が好ましく、その厚みは例えば0.010mm前後が好ましい。止水フィルム1は作業性を考えると透明なフィルムが好ましい。また、止水フィルム1は環境保護の観点から生分解性の高いプラスチックのフィルムが望まれる。
止水フィルム1は、鋼矢板11の継手部12の上部側から作業員によって鋼矢板11の外部側bとなる水域の水面cの下方の水底dにまで垂れ下げられるので、水底dから鋼矢板11の上端程度の長さが最低必要となる。このため止水フィルム1の長さは、例えば5m~10m前後となるが、現場によってはこれよりも長くなることもある。また止水フィルム1の幅は例えば30cm~50cm前後あれば使用可能である。
止水フィルム1には樹脂フィルムとして例えば市販のポリエチレン製の家庭用ラップが使用されている。市販の家庭用ラップは、食料品を包装して保護するものとして使用されていて、柔軟性、密着性及び水密性を有し、透明性もあり、その厚みが0.010mm前後で極薄である。また家庭用ラップは長さが20m~30m程で、幅も30cm~50cm程あるので、性能やコストを考えて止水フィルム1として市販の家庭用ラップが使用される。ただ、環境保護の観点から、止水フィルム1は環境保護の観点から生分解性の高いプラスチックのフィルムが望まれる。
止水フィルム1の下部には錘2が取り付けられている。錘2には例えば現場の小石などが使用される。止水フィルム1の下部の中央部分に、フィルムで錘2を包んで取り付けると、フィルムには密着性があるので容易に剥がれることはなく、錘2を止水フィルム1に下部に外れないように簡単に取り付けることができる。
止水フィルム1は、薄くして柔軟性があり非常に軽いので、鋼矢板11の上部から水面cの下に垂れ下げたとき、簡単には真下に向かって真っ直ぐに垂れ下がらない。また、ちょっとした風によってもなびいてしまい、鋼矢板11の継手部12の隙間13の箇所の表面側に止水フィルム1を垂れ下げるのは難しい。このとき、活躍するのが止水フィルム1の下部に取り付けた錘2である。
止水フィルム1の下部中央に錘2を取り付けると、非常に軽い止水フィルム1は錘2の重さによって、真下に向かって真っ直ぐに引っ張られることになり、鋼矢板11の継手部12の隙間13の箇所の表面側に止水フィルム1を垂れ下げることができる。その際に、止水フィルム1の下部中央の錘2を、鋼矢板11の継手部12の隙間13のある箇所の上方から真下に向かって、隙間13のある継手部12に沿って下ろすことにより、簡単に達成することができる。
鋼矢板11の仕切られ工事施工区域となる内部側aには、鋼矢板11で仕切った際に留まっている淡水や海水などの水を排出するためのポンプ14が配置されている。このポンプ14には鋼矢板11の外部側bの水域に水を戻すホース15が取り付けられている。ホース15の排出先端は鋼矢板11の上端を超えて外部側bの水域まで延びている。
鋼矢板11の外部側bの上部には作業用のブラケットの足場16が設けられている。足場16は鋼矢板11の上端に引っ掛けられるようにして取り付けられている。鋼矢板11の向かい側の足場16の側端側には安全用の手摺り16aが取り付けられている。足場16は、工事現場を見回す場合に利用され、又鋼矢板11の外部側bの継手部12に沿って作業員が止水フィルム1を真下に垂れ下げる場合にも利用される。
次に、上記発明を実施するための形態-1の構成に基づく鋼矢板の継手部の止水方法について以下説明する。
河沿いや海沿いに例えば擁壁を構築する場合、構築される擁壁の工事施工区域の内部側aに外部側bの水域から淡水や海水などの水が流入するのを防ぐために、河沿いや海沿いの水域に臨む側には複数の鋼矢板11が一時的に打設されて連設される。
鋼矢板11の仕切られ工事施工区域となる内部側aには、鋼矢板11で仕切った際に淡水や海水などの水が留まっているので、ポンプ14を使って水を排出する。内部側aの水はホース15を通じて鋼矢板11の外部側bの水域に排出される。鋼矢板11の内部側aの水が排出されるに従い、内部側aの水位は徐々に下がっていく。
この場合において、連設された鋼矢板11の継手部12に隙間13が生じているとき、低下した水位が継手部12の隙間13よりも低くなると、鋼矢板11の内外の水位差により鋼矢板11の外部側bの水域の水圧によって、継手部12の隙間13から水が鋼矢板11の内側に流入することになる。この時点で、鋼矢板11の継手部12の隙間13箇所が判明することになる。
止水を行う作業員は足場16を利用して、水が流入している継手部12の隙間13箇所の真上に移動し、そこから、真下に向けて止水フィルム1を鉛直に垂れ下げる。この垂れ下げる止水フィルム1の下部中央には、予め、錘2が取り付けてあるので、非常に薄くて軽いヒラヒラの止水フィルム1は、下部中央の錘2によって、鉛直な真下に引っ張られることになる。
このとき、止水フィルム1が鋼矢板11の継手部12に触れない程度に、例えば継手部12から50cm程、間隔をあけて下ろし始め、止水フィルム1の下部中央の錘2を隙間13の箇所のある継手部12に沿って下ろし、止水フィルム1はこの錘2に引っ張られて、隙間13箇所のある継手部12の表面に沿って下方に引き延ばされていく。隙間13箇所のある継手部12の表面を下向きに引き延ばされた止水フィルム1は、水が吸い寄せられて流入する隙間13の表面を外部側bの水域側から覆うような状態になる。
止水フィルム1の下部中央の錘2が水底dに到達すると、下向きに引き延ばされた止水フィルム1を鋼矢板11の継手部12に向けて全体的に密着するように、止水フィルム1全体を上下に動かしながら継手部12の隙間13に徐々に近づける。真下に鉛直に垂れ下がる止水フィルム1は、外部側bの水域から継手部12の隙間13に向けて水が吸い寄せられて流入する水圧を受けて、外部側bの水域に臨む側の鋼矢板11の継手部12の隙間13に押しつけられて密着する。
これにより、鋼矢板11の継手部12の隙間13に密着させた止水フィルム1によって、継手部12の隙間13より流入する外部側bの水域からの水を確実に止めることができる。継手部12の隙間13の補強が必要な場合には、鋼矢板11の内側から継手部12の隙間13に例えば止水ゴムなどを押し込んで取り付ける。この補強作業では、作業中に継手部12の隙間13から水が吹き出ることはないので、流入する水を浴びることもない。
〈実施の形態-2〉
図4~図6において、この発明に係る鋼矢板の継手部止水方法は、複数の鋼矢板11が連設された継手部12から内部側aとなる工事施工区域に外部側bの水域から侵入する水を止める方法であって、鋼矢板11の継手部12の隙間13に流入する水圧を利用して、継手部12の上方から垂れ下げた止水フィルム1が水圧によって継手部12の隙間13に押しつけられて、隙間13の表面を覆って塞いで止水するものであり、水が流入する鋼矢板11の継手部12の隙間13を簡単な方法で止水することができる特徴を有している。
河沿いや海沿いに例えば擁壁を構築する場合、構築される擁壁の工事施工区域の内部側aに外部側bの水域から淡水や海水などの水が流入するのを防ぐために、河沿いや海沿いの水域に臨む側には複数の鋼矢板11が一時的に連設される。連設された複数の鋼矢板11は工事終了後には解体されて別の現場で再利用される。
鋼矢板11は、平面からみて、鋼板の左右両側が同じ方向に例えば80度前後曲げられて溝型状に形成され、溝型状に形成された左右両端側はそれぞれ左右外側方に向けて溝型状の底面に平行になるように曲げられている。そして、鋼矢板11の曲げられたその両端部は手前側に鋭角状に折曲されて継手部12がそれぞれ形成されている。
このような形状状の鋼矢板11は、平面からみて、隣り合う溝型の凹凸の向きを交互に変えながら連設される。鋼矢板11は外部側bの水域に対し交互に凹凸状になって連設されているので、外部側bの水域から作用する水圧に対して、その曲げ剛性が高められて変形しにくい構造になっている。
各鋼矢板11は、その左右両端部の鋭角状に折曲された継手部12が隣り合う鋼矢板11の継手部12と密着して、水密性が高まるように係合されて連結されている。つまり、各鋼矢板11の継手部12の鋭角状に折曲された端部が隣りの継手部12の鋭角状に折曲された端部で形成される内側に互いに入り込んで密着して係合されている。
ただ、各鋼矢板11は現場で何度も再利用されるために、継手部12の一部は徐々に変形し、隣り合う鋼矢板11の継手部12との密着性が低下して隙間13が生じ、それに伴い水密性も低下して水漏れが生じ、鋼矢板11の継手部12の隙間13から外部側bの水域の水が流入する事態を招いている。
複数の鋼矢板11が連設された継手部12に水が吸い寄せられて流入する隙間13には、止水フィルム1が鋼矢板11の外部側bの水域側から取り付けられ、継手部12の水が流入する隙間13の表面を覆って塞いでいる。止水フィルム1は鋼矢板11の継手部12の水が流入する隙間13に上下方向に密着するように取り付けられている。
継手部12に水が吸い寄せられて流入する隙間13の表面を覆って塞ぐ止水フィルム1は、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する樹脂フィルムからなる。止水フィルム1は継手部12の水が流入する隙間13の表面に密着してその表面を覆って塞ぎ、継手部12の隙間13から水の流入を防ぐ機能を果たす。
このとき、その表面を覆って塞ぐ際に、止水フィルム1と継手部12の表面との間に隙間13が生じないように密着する必要があり、このため、止水フィルム1はできるだけ薄い極薄が好ましく、その厚みは例えば0.010mm前後が好ましい。止水フィルム1は作業性を考えると透明なフィルムが好ましい。また、止水フィルム1は環境保護の観点から生分解性の高いプラスチックのフィルムが望まれる。
止水フィルム1は、鋼矢板11の継手部12の上部側から作業員によって鋼矢板11の外部側bとなる水域の水面cの下方の水底dにまで垂れ下げられるので、水底dから鋼矢板11の上端程度の長さが最低必要となる。このため止水フィルム1の長さは、例えば5m~10m前後となるが、現場によってはこれよりも長くなることもある。また止水フィルム1の幅は例えば30cm~50cm前後あれば使用可能である。
止水フィルム1には樹脂フィルムとして例えば市販のポリエチレン製の家庭用ラップが使用されている。市販の家庭用ラップは、食料品を包装して保護するものとして使用されていて、柔軟性、密着性及び水密性を有し、透明性もあり、その厚みが0.010mm前後で極薄である。また家庭用ラップは長さが20m~30m程で、幅も30cm~50cm程あるので、性能やコストを考えて止水フィルム1として市販の家庭用ラップが使用される。ただ、環境保護の観点から、止水フィルム1は環境保護の観点から生分解性の高いプラスチックのフィルムが望まれる。
止水フィルム1の下部の左右両側には錘4がそれぞれ取り付けられている。また、止水フィルム1が垂れ下がる箇所の左右両側には、止水フィルム誘導ガイド5が鋼矢板11の上部から水底dまで延ばして上下向きにそれぞれ取り付けられている。止水フィルム誘導ガイド5は水深が深い場合には継ぎ足せる構造になっている。止水フィルム誘導ガイド5は例えば細長の円筒形状のものが使用される。錘4はこの止水フィルム誘導ガイド5に案内されて下降できるように例えばリンク状になっていて、リンク状の錘4は昇降自在に円筒形状の外周側に嵌合されている。
止水フィルム1は、薄くして柔軟性があり非常に軽いので、鋼矢板11の上部から水面cの下に垂れ下げたとき、簡単には真下に向かって真っ直ぐに垂れ下がらない。特に外部側bの水域が水流の影響を受けると、上下方向に垂れ下がる止水フィルム1は揺れ動いて、鋼矢板11の継手部12の隙間13の箇所の表面側に止水フィルム1を垂れ下げるのは難しい。このとき、活躍するのが止水フィルム1の下部の両側に取り付けた左右の錘4と、左右の錘4を誘導する左右の止水フィルム誘導ガイド5である。
止水フィルム1の下部の両側に錘4を取り付けると、非常に軽い止水フィルム1は錘4の重さによって、真下に向かって真っ直ぐに引っ張られることになり、鋼矢板11の継手部12の隙間13の箇所の表面側に止水フィルム1を垂れ下げることができる。その際に、止水フィルム1の下部両側の錘4を、止水フィルム誘導ガイド5を利用して、鋼矢板11の継手部12の隙間13のある箇所の上方から真下に向かって、隙間13のある継手部12に沿って下ろすことにより、簡単に達成することができる。
鋼矢板11の仕切られ工事施工区域となる内部側aには、鋼矢板11で仕切った際に留まっている淡水や海水などの水を排出するためのポンプ14が配置されている。このポンプ14には鋼矢板11の外部側bの水域に水を戻すホース15が取り付けられている。ホース15の排出先端は鋼矢板11の上端を超えて外部側bの水域まで延びている。
鋼矢板11の外部側bの上部には作業用のブラケットの足場16が設けられている。足場16は鋼矢板11の上端に引っ掛けられるようにして取り付けられている。鋼矢板11の向かい側の足場16の側端側には安全用の手摺り16aが取り付けられている。足場16は、工事現場を見回す場合に利用され、又鋼矢板11の外部側bの継手部12に沿って作業員が止水フィルム1を真下に垂れ下げる場合にも利用される。
次に、上記発明を実施するための形態-2の構成に基づく鋼矢板の継手部の止水方法について以下説明する。
河沿いや海沿いに例えば擁壁を構築する場合、構築される擁壁の工事施工区域の内部側aに外部側bの水域から淡水や海水などの水が流入するのを防ぐために、河沿いや海沿いの水域に臨む側には複数の鋼矢板11が一時的に打設されて連設される。
鋼矢板11の仕切られ工事施工区域となる内部側aには、鋼矢板11で仕切った際に淡水や海水などの水が留まっているので、ポンプ14を使って水を排出する。内部側aの水はホース15を通じて鋼矢板11の外部側bの水域に排出される。鋼矢板11の内部側aの水が排出されるに従い、内部側aの水位は徐々に下がっていく。
この場合において、連設された鋼矢板11の継手部12に隙間13が生じているとき、低下した水位が継手部12の隙間13よりも低くなると、鋼矢板11の内外の水位差により鋼矢板11の外部側bの水域の水圧によって、継手部12の隙間13から水が鋼矢板11の内側に流入することになる。この時点で、鋼矢板11の継手部12の隙間13箇所が判明することになる。
止水を行う作業員は足場16を利用して、水が吸い寄せられて流入している継手部12の隙間13箇所の真上に移動し、そこから、真下に向けて止水フィルム1を鉛直に垂れ下げるが、外部側bの水域が水流の影響を受けて、止水フィルム1を鉛直に垂れ下げることが困難のときは、止水フィルム1を垂れ下げる箇所の両側に止水フィルム誘導ガイド5を上下方向に鉛直に取り付ける。
また、垂れ下げる止水フィルム1の下部両側にそれぞれ錘4を取り付け、取り付けた錘4を止水フィルム誘導ガイド5に嵌合する。非常に薄くて軽いヒラヒラの止水フィルム1は、止水フィルム誘導ガイド5に嵌合して降下する下部両側の錘4によって、鉛直な真下に引っ張られることになる。
このとき、止水フィルム1が鋼矢板11の継手部12に触れない程度に、例えば継手部12から50cm程、間隔をあけて下ろし始め、止水フィルム1の下部両側の錘4を止水フィルム誘導ガイド5に案内させて、止水フィルムを隙間13の箇所のある継手部12に沿って下ろす。
止水フィルム1はこの錘4に引っ張られて、隙間13箇所のある継手部12の表面に沿って下方に引き延ばされていく。隙間13箇所のある継手部12の表面を下向きに引き延ばされた止水フィルム1は、水が流入する隙間13の表面を外部側bの水域側から覆うような状態になる。
止水フィルム1の下部中央の錘4が止水フィルム誘導ガイド5の下端の水底dに到達すると、下向きに引き延ばされた止水フィルム1が鋼矢板11の継手部12に向けて全体的に密着するように、左右の止水フィルム誘導ガイド5を徐々に近づける。真下に鉛直に垂れ下がる止水フィルム1は、外部側bの水域から継手部12の隙間13に向けて水が吸い寄せられて流入する水圧を受けて、外部側bの水域に臨む側の鋼矢板11の継手部12の隙間13に押しつけられて密着する。
これにより、鋼矢板11の継手部12の隙間13に密着させた止水フィルム1によって、継手部12の隙間13より流入する外部側bの水域からの水を確実に止めることができる。継手部12の隙間13の補強が必要な場合には、鋼矢板11の内側から継手部12の隙間13に例えば止水ゴムなどを押し込んで取り付ける。この補強作業では、作業中に継手部12の隙間13から水が吹き出ることはないので、流入する水を浴びることもない。
なお、この発明は上記発明を実施するための形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。また、継手部12の高所の隙間13の位置を確認するため、および水流の影響を考慮して大潮の満潮時の施工が望ましい。
1 止水フィルム
2 錘
4 錘
5 止水フィルム誘導ガイド
11 鋼矢板
12 継手部
13 隙間
14 ポンプ
15 ホース
16 足場
16a 手摺り
a 内部側
b 外部側
c 水面
d 水底

Claims (2)

  1. 複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部に錘を取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部に取り付けた上記錘を継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止めるようにしたことを特徴とする鋼矢板の継手部止水方法。
  2. 複数の鋼矢板が連設された継手部から内部側となる工事施工区域に外部側の水域から侵入する水を止める方法であって、薄くて、柔軟性、密着性及び水密性を有する止水フィルムの下部両側に錘を取り付け、止水フィルムの下部両側の錘を案内する止水フィルム誘導ガイドを垂れ下がる止水フィルムの両側に鋼矢板の上部から水底まで延ばして取り付け、外部側の水域に臨む側の水が流入する隙間を有する鋼矢板の継手部の上方から、上記止水フィルムの下部両側に取り付けた上記錘を止水フィルム誘導ガイドに案内させて、上位機止水フィルムを継手部の隙間に沿って水面下に垂れ下げて徐々に継手部に近づけ、外部側の水域から継手部の隙間に向けて吸い寄せられて流入する水圧を利用して、外部側の水域に臨む側の継手部の隙間に上方から水面下に垂れ下げた上記止水フィルムを密着させて、上記止水フィルムにより外部側の水域から流入する水を止めるようにしたことを特徴とする鋼矢板の継手部止水方法。
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