JP2023072320A - 容器、及び、容器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でヒケやソリの発生を抑制した容器を提供する。【解決手段】容器10は、超臨界流体成形による成形体である容器である。容器10は、容器10の開口に設けられた開口端部であるフランジ3及び嵌合部4と、フランジ3及び嵌合部4に連なるように形成された側壁部2a,2bと、を備える。容器10の開口端部は、側壁部2a,2bよりも肉厚となるフランジ3と、開口端部内において肉厚差を生じさせるフランジ3及び嵌合部4とを有する。容器10の開口端部であるフランジ3及び嵌合部4の内部には、複数の独立気泡が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、超臨界流体成形によって製造される容器、及び、超臨界流体成形による容器の製造方法に関する。
特許文献1には、カップ容器の一例が開示されている。このカップ容器では、フランジ部の外周下方に断面U字形の肉取り部を設け、これにより、フランジ部の接着面の変形を抑制し、ヒートシールの接着不良を防止している。
特開2014-237477号公報
射出成形により製造される成形品では、肉厚が変化する箇所にヒケやソリが生じてしまい、成形不良となることがある。これは、肉厚が薄い箇所に比べて肉厚が厚い箇所では固化の際に収縮量が大きくなるためであり、肉厚の薄い箇所と肉厚の厚い箇所とが隣接すると、その境界領域では収縮力がアンバランスになり、薄い箇所が厚い箇所の内部固化に引きずられることに起因している。特許文献1は、このようなヒケやソリの発生を抑制する構成の一例を開示しているが、構造が複雑であり、より簡易な構成でヒケやソリの発生を抑制することが望まれている。
本発明は、簡易な構成でヒケやソリの発生を抑制することができる容器、及び、容器の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、一側面として、超臨界流体成形による容器に関する。この容器は、容器の開口に設けられた開口端部と、開口端部に連なるように形成された側壁部と、を備える。開口端部は、側壁部よりも肉厚となる部分と、開口端部内において肉厚差を生じさせる部分との少なくとも一方を有する。開口端部の内部には、複数の独立気泡が形成されている。
この容器は、容器の開口に設けられた開口端部が、側壁部よりも肉厚となる部分と開口端部内において肉厚差を生じさせる部分との少なくとも一方を有する構成であるものの、開口端部の内部に複数の独立気泡が形成されるように構成されている。このように、開口端部の内部に空隙を形成して容積を減少させていることから、この容器では、肉厚部分の収縮率が低下し、肉厚部分の固化による引きずられ現象が低減する。これにより、この容器によれば、ヒケやソリの発生を抑制することができる。なお、ここでいう「独立気泡」とは、個々に独立して存在する気泡をいい、隣接する気泡と繋がっていない限りにおいては隣接する気泡と接している気泡も含むものである。
上記の容器において、複数の独立気泡のそれぞれは、各気泡の重心を通る最も長い辺を気泡長さとした場合に、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有しており、複数の独立気泡の単位体積当たりの気泡数は、0.3個/mm以上8.5個/mm以下であることが好ましい。この場合、肉厚部分の内部固化による引きずられ現象をより確実に防止して、ヒケやソリの発生をより確実に抑制することができる。また、独立気泡が形成される開口端部の厚さが十分に薄く(例えば0.5mm程度以下で)光を透過可能な場合は、単位面積当たりの気泡数で規定することもでき、この場合、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有する複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。一方、光を透過しない材料から形成される場合、開口端部を含む領域を切断して切断面に存在する単位面積当たりの気泡数を数えてもよく、この場合、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有する複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、上記同様、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。なお、上述した気泡数の算出は、光学顕微鏡により測定されてもよく、また、得られた画像から直接算出してもよいし、得られた画像に二値化などの所定の画像処理などを施して算出してもよい。光学顕微鏡により観察を行う際は、開口端部が広がる方向に沿った断面画像を取得することが好ましいが、開口端部が広がる方向に垂直な方向の断面画像を取得してもよい。また、光学顕微鏡により観察を行う際は、観察可能な程度に容器を薄く切断することが好ましい。
上記の容器において、側壁部の厚さは0.25mm以上0.4mm以下であり、且つ、側壁部の内部には独立気泡が設けられていないことが好ましい。このような薄肉の側壁部を有する容器であることにより、容器を構成するプラスチックの使用量の削減や容器自体の軽量化を図ることが可能となる。また、このような薄肉の側壁部を有する容器であっても、開口端部の内部に複数の独立気泡を設けることで開口端部に起因するヒケやソリの発生を抑制することができる。よって、このような容器によれば、プラスチック使用量の削減や容器の軽量化と、ヒケやソリの抑制との両立を図ることが可能となる。なお、ここでいう「独立気泡が形成されていない」とは、肉眼で確認できる独立した気泡が存在していない、又は、顕微鏡の拡大倍率を35倍とした場合において確認できる単位面積当たりの気泡数が0.01個/mm以下であることを意味する。一般的に、目視で確認できる気泡の気泡長さの下限値は200μmであるため、「肉眼で確認できる独立した気泡が存在していない」とは、200μmを超える気泡長さの気泡が存在しないことを意味する。また、独立気泡が形成されていないか否かを判断する点において、顕微鏡の拡大倍率を35倍とした場合に確認することができる気泡の気泡長さは200μmを超えていてもよい。すなわち、顕微鏡で観察した際に200μmを超える気泡が確認されても、単位面積当たりの気泡数が0.01個/mm以下であれば、独立気泡が形成されていないと判断される。
上記の容器において、開口端部の表層にはスキン層が形成されており、複数の独立気泡が表層には露出していないことが好ましい。この場合、外観の美感により優れた容器を提供することができる。
上記の容器において、開口端部は、容器の開口を覆う別の部材をヒートシール可能なように又は別の部材と嵌合可能なように構成されていてもよい。
本発明は、別の側面として、一端に開口を有する容器を超臨界流体成形によって製造する方法に関する。この製造方法は、(A)樹脂材料及び超臨界流体を含む溶融樹脂組成物を調整する工程と、(B)溶融樹脂組成物を容器に対応する金型のキャビティ内に射出する工程と、(C)キャビティ内に射出された溶融樹脂組成物を保圧する工程と、を備える。射出する工程では、金型のゲートからキャビティ内に射出された溶融樹脂組成物の流動末端が容器の開口に設けられた開口端部となるように、射出成形を行う。
この超臨界流体成形による製造方法では、射出する工程において、金型のゲートからキャビティ内に射出された溶融樹脂組成物の流動末端が容器の開口を画定する開口端部となるように、射出成形を行っている。この製造方法によれば、所定圧で射出された溶融樹脂組成物が流動末端において圧力が低下し、溶融樹脂組成物中の気泡セルが成長して発泡し、流動末端に対応する開口端部内に独立気泡を容易に生じさせることができる。これにより、開口端部の容積を減少させて、開口端部に起因するヒケやソリの発生を抑制して容器を容易に製造することが可能となる。
本発明によれば、簡易な構成でヒケやソリの発生を抑制した容器、及び、容器の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る容器を示す斜視図である。 図2は、図1に示す容器の断面図である。 図3は、図1に示す容器の底面を示す底面図である。 図4は、図1に示す容器を製造する方法を示す模式図である。 図5は、本開示の変形例に係る容器を示す図である。 図6Aは、比較例(通常成形品)に係る容器を示す写真である。 図6Bは、実施例(超臨界流体成形品)に係る容器を示す写真である。 図7Aは、超臨界流体成形によって製造された容器の流動末端部の写真であり、発泡度が大の状態を示す。 図7Bは、超臨界流体成形によって製造された容器の流動末端部の写真であり、発泡度が中の状態を示す。 図7Cは、超臨界流体成形によって製造された容器の流動末端部の写真であり、発泡度が小の状態を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る超臨界流体成形によって製造される容器について詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いる場合があり、重複する説明は省略する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る容器を示す斜視図である。図1に示す容器10は、超臨界流体成形による成形体である。図2は、容器10の断面図である。図3は、容器10の底面図である。容器10は、平面視において、四隅が丸みを帯びている略長方形の形状を有している。容器10は、例えば、デザートカップ、飲料カップ、又は、バターやマーガリン、クリームチーズなどを収容する薄肉容器として使用することができる。容器10は、優れた強度(例えば、座屈強度及び落下耐性)を有することから、比較的大容量であってよい。容器10の内容積は、例えば、280cc以上であり、280~400ccであってもよい。
容器10は、底部1、一対の側壁部2a、一対の側壁部2b、フランジ3(開口端部)、四隅に設けられた嵌合部4(開口端部)、及び、支持部5を備える。平面視において、側壁部2aは容器10の短辺をなし、他方、側壁部2bは容器10の長辺をなしている。嵌合部4は、容器10と嵌合する蓋(不図示)をガイドする役割を果たす。支持部5は、底部1の周縁部から下方に延びており、容器10の強度を高める役割を果たす。
底部1は、平面視において、四隅が丸みを帯びている略長方形の形状を有している。底部1の短辺の長さ(図3における長さLa)は、例えば、3~12cmであり、5~10cm又は6~8.5cmであってもよい。底部1の長辺の長さ(図3における長さLb)は、例えば、5~15cmであり、7~12cm又は8~10.5cmであってもよい。また、底部1の厚さは、例えば、0.3~0.6mmであり、0.4~0.5mmであってもよい。底部1の厚さが0.3mm以上であることで、後膨れを抑制できる傾向にあるとともに落下耐性を確保することができる。他方、底部1の厚さが0.6mm以下であることで、軽量化が図られる。
側壁部2a,2bのそれぞれは、底部1の周縁から斜め上方に延びている部分であり、例えば、図1に示すように、底部1から遠ざかるにしたがって容器10の開口が拡大するように傾斜している。なお、側壁部2a,2bは、底部1に対して実質的に鉛直方向に延びていてもよい。
側壁部2a,2bの厚さは、例えば、0.25~0.4mmであり、0.3~0.35mmであってもよい。側壁部2a,2bの厚さが0.25mm以上であることで、落下耐性を確保することができる。他方、側壁部2a,2bの厚さが0.4mm以下であることで、軽量化が図られ、また使用するプラスチック量の低減を図ることができる。ここでは、側壁部2a,2bの全体が上記範囲の厚さを有する態様を例示したが、側壁部の一部が上記範囲の厚さを有する薄肉部であってもよい。プラスチック使用量削減の観点から、側壁部における薄肉部の面積割合は好ましくは50%以上であり、より好ましくは70%以上であり、更に好ましくは90%以上である。なお、側壁部2a,2bは、後述するフランジ3や嵌合部4と異なり、内部発泡がされていない部分、即ち、独立気泡が内部に形成されていない部分となる。
フランジ3は、容器10の開口を画定する開口端部であり、平面視において、四隅が丸みを帯びている略長方形の枠形状を有している。このようなフランジ3は、側壁部2a,2bに連なって形成されており、側壁部2a,2bよりも外側に突出するように構成されている。つまり、フランジ3は、内側から外側に向けて突出している部分(横方向の突出長さ)を有しているため、側壁部2a,2bよりも肉厚になるように形成される。なお、フランジ3の上下方向における厚さは、側壁部2a,2bの厚さ(内側から外側に向けた横方向における厚さ)と同じであってもよいし、それより薄くてもよいし、厚くてもよい。一方、フランジ3は、嵌合部4と共に内部発泡された部分、即ち、独立気泡が内部に形成された部分となる。詳細については後述する。また、フランジ3の上面からは、嵌合部4が上方に突出するように形成されている。なお、フランジ3の内側の上面はフラットな面であり、内容物を覆う各種のシートがヒートシールされるような構成であってもよい。
嵌合部4は、フランジ3と共に容器10の開口を画定する開口端部であり、フランジ3の丸みを帯びた四隅に設けられている。嵌合部4は、フランジ3の上面の幅方向の略中央から上方に突出する壁部であり、容器10に蓋(不図示)が嵌合される際に、蓋をガイドすると共に蓋との嵌合を行う部分である。嵌合部4は、平面視した際に、隅部が丸みを帯びるように一部曲線を含むように形成されている。嵌合部4は、フランジ3よりも薄肉となるように形成されており、フランジ3を含む開口端部において肉厚差を生じさせる部分となっている。4つの嵌合部4は、隣接する嵌合部4と互いに連続するように形成されていてもよい。なお、フランジ3及び嵌合部4の表層にはスキン層が形成されていてもよい。
支持部5は、底部1の周縁全周から下方に延びている部分である。支持部5は、容器10の強度向上に寄与し、特に容器10を押しつぶす力に対する強度(座屈強度)を向上させる。容器10は、図3に示すように、支持部5を補強する複数のリブ7を更に備えてもよい。
このような容器10では、後述する超臨界流体成形を用いた製造方法により、容器10の開口に設けられたフランジ3及び嵌合部4からなる開口端部の内部に、複数の独立気泡(独立気泡群とも称す)が形成されている。一方、側壁部2a,2bには、このような独立気泡が形成されていない。独立気泡とは、個々に独立して存在する気泡をいい、隣接する気泡と繋がっていない限りにおいては隣接する気泡と接している気泡も含むものである。フランジ3や嵌合部4内に形成される独立気泡のそれぞれは、各気泡の重心を通る最も長い辺を気泡長さとした場合に、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有している。そして、フランジ3や嵌合部4の開口端部における複数の独立気泡の単位体積当たりの気泡数は、例えば、0.3個/mm以上8.5個/mm以下であってもよい。図7Aに、このような独立気泡の例を示す。図7Aに示す画像は、フランジ3の部分(気泡部分)を顕微鏡の拡大倍率を35倍として縦6.5mm×横8.5mm(面積55.25mm)の範囲で示すものである。図7Aでは、着色剤を含まない容器を観察した際の気泡を示している。なお、フランジ3の気泡は、側壁部2a,2b等の厚みとの関係に応じて、図7Bや図7Cに示すような発泡度の気泡部分としてもよい。
また、独立気泡が形成される開口端部の厚さが十分に薄く(例えば0.5mm程度以下)で光を透過可能な場合は、単位面積当たりの気泡数で規定することもでき、この場合、フランジ3や嵌合部4の開口端部における複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。一方、光を透過しない材料から形成される場合、開口端部を含む領域を切断して切断面に存在する単位面積当たりの気泡数を数えてもよく、この場合、フランジ3や嵌合部4の開口端部における複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、上記同様、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。上述した気泡数の算出は、光学顕微鏡により測定されてもよく、また、得られた画像から直接算出してもよいし、得られた画像に二値化などの所定の画像処理などを施して算出してもよい。光学顕微鏡により観察を行う際は、開口端部が広がる方向に沿った断面画像を取得することが好ましいが、開口端部が広がる方向に垂直な方向の断面画像でもよい。また、光学顕微鏡により観察を行う際は、観察可能な程度に容器を薄く切断することが好ましい。
なお、側壁部2a,2bにおいて独立気泡が形成されていないとは、肉眼で確認できる独立した気泡が存在していない、又は、上記同様に顕微鏡の拡大倍率を35倍とした場合において確認できる単位面積当たりの気泡数が0.01個/mm以下であることを意味する。一般的に、目視で確認できる気泡の気泡長さの下限値は200μmであるため、「肉眼で確認できる独立した気泡が存在していない」とは、200μmを超える気泡長さの気泡が存在しないことを意味する。また、独立気泡が形成されていないか否かを判断する点において、顕微鏡の拡大倍率を35倍とした場合に確認することができる気泡の気泡長さは200μmを超えていてもよい。すなわち、顕微鏡で観察した際に200μmを超える気泡が側壁部2a,2bに確認されても、単位面積当たりの気泡数が0.01個/mm以下であれば、側壁部2a,2bには独立気泡が形成されていないと判断される。
容器10では、このような複数の独立気泡が開口端部に内在することにより、フランジ3の容積が減少し、独立気泡が形成されない側壁部2a,2bとの容積差が小さくなり、射出成形後の収縮の際に薄肉形状の側壁部2a,2bに生じ兼ねないヒケやソリ等を抑制することができる。また、上述した複数の独立気泡が内在してフランジ3の容積が減少することで、嵌合部4との容積差が小さくなり、射出成形後の収縮の際に薄肉形状の嵌合部4に生じ兼ねないヒケやソリ等も抑制することができる。嵌合部4にも独立気泡が形成されるものの、フランジ3と嵌合部4との両方に独立気泡が形成されることにより、両者の容積差の絶対値が小さくなることから、この領域においてもヒケやソリが抑制される。上述したようにフランジ3及び嵌合部4の開口端部に主に独立気泡を形成する方法については、以下の製造方法でより具体的に説明する。
次に、容器10の製造方法について説明する。容器10は以下の工程を経て製造される。
(A)樹脂材料と超臨界流体とを含む溶融樹脂組成物を調製する工程。
(B)溶融樹脂組成物を金型のキャビティ内に射出する工程。
(C)上記(B)工程後、キャビティを保圧するとともに冷却する工程。
(D)容器を金型から回収する工程。
(A)工程から(D)工程の一連の工程は、例えば、MuCell射出成形機(「MuCell」はTrexel.Co.Ltdの登録商標)を使用して実施できる(例えば、特許第6085729号や特許第6430684号を参照)。
[(A)工程]
まず、樹脂材料と超臨界流体とを含む溶融樹脂組成物を調製する。樹脂材料として、熱可塑性樹脂が挙げられ、その具体例はポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂である。熱可塑性樹脂のメルトフローレートは、好ましくは15g/10分以上であり、より好ましくは20~40g/10分であり、更に好ましくは25~36g/10分である。この値が15g/10分以上であることで、ショートショットの発生を抑制できる傾向にあり、他方、40g/10分以下であることで、落下耐性に優れる容器を製造できる傾向にある。なお、メルトフローレート(MFR)は、JIS K7210-1:2014に記載の方法に準拠し、温度230℃及び荷重2.16kgの条件で測定された値を意味する。ショートショットは、キャビティの流動末端にまで樹脂材料が至らない現象を意味する。
従来の射出成形で薄肉容器を成形するには、ショートショット防止のために流動性の高い(MFRの値が大きい)樹脂を選定する必要があった。しかし、流動性の高い樹脂材料は分子量が比較的小さく、強度が低い傾向にあるため、優れた落下耐性の薄肉容器を製造しにくかった。これに対し、本実施形態においては、MFRの値が比較的小さい樹脂材料であっても、超臨界流体と併用することで、溶融樹脂組成部の流動性を高めることができる。これにより、ショートショットの抑制と優れた強度(例えば、座屈強度及び落下耐性)を両立することができる。
超臨界流体として二酸化炭素を使用する場合、樹脂材料100質量部に対して1~4質量部、好ましくは2~3質量部の超臨界状態の二酸化炭素を添加して溶融樹脂組成物を調製する。二酸化炭素の量が2質量部以上であることで、成形ショット毎の充填圧のばらつきを小さくできるとともに、二酸化炭素の添加による溶融樹脂組成物の粘度低下により、ショートショットの発生を抑制することができる。これに加え、超臨界状態の二酸化炭素に起因する発泡を例えば流動末端部(例えば、フランジ3や嵌合部4)で促すことで成形体の一部の内部に空隙を形成することができる。他方、二酸化炭素の量が3質量部以下であることで、発泡性が損なわれてしまい、均一な気泡層を形成できずムラができてしまったり、または、十分な軽量化を実現することができない場合がある。
超臨界流体として窒素を使用する場合、樹脂材料100質量部に対して0.5~1.5質量部の超臨界状態の窒素を添加して溶融樹脂組成物を調製する。窒素の量が0.5質量部以上であることで、成形ショット毎の充填圧のばらつきを小さくできるとともに、窒素の添加による溶融樹脂組成物の粘度低下により、ショートショットの発生を抑制することができる。これに加え、超臨界状態の窒素に起因する発泡を促すことで成形体の内部に空隙を形成することができる。他方、窒素の量が1.5質量部以下であることで、発泡性が損なわれてしまい、均一な気泡層を形成できずムラができてしまったり、または、十分な軽量化を実現することができない場合がある。
溶融樹脂組成物の温度(スクリューシリンダ温度)は、樹脂材料の融点又はMFRに応じて設定すればよい。ポリプロピレン樹脂を使用する場合、この温度は210~250℃程度であることが好ましい。ポリエチレン樹脂を使用する場合、この温度は220~260℃程度であることが好ましい。この温度が下限値以上であることで、キャビティ内において樹脂が流動しやすく、他方、上限値以下であることで、樹脂の焦げ付きを抑制できる傾向にある。
溶融樹脂組成物は、樹脂材料及び超臨界流体以外の成分を含んでもよい。すなわち、溶融樹脂組成物は、必要に応じて、例えば、フィラー、着色剤、スリップ剤、帯電防止剤などを更に含んでもよい。
[(B)工程]
(A)工程で調製した溶融樹脂組成物を容器10に対応する金型のゲート部を通じてキャビティ内に射出する。この際、図4に示すように、底部1及び支持部5に対応する側をゲート部とし、フランジ3及び嵌合部4に対応する側を流動末端部として、射出成形を行う。このような流動経路で溶融樹脂組成物をキャビティ内に導入すると、ゲート部側は所定の圧力を維持しやすい。一方、流動末端部となるフランジ3や嵌合部4では、後述する(C)工程で説明するように、圧力の低下が生じやすい。
(B)工程での溶融樹脂組成物の射出速度は、100~400mm/秒であることが好ましく、150~200mm/秒であることがより好ましい。射出速度が100mm/秒以上であることで、流動末端まで樹脂を到達させやすく、ショートショットの発生を抑制できる傾向がある。他方、射出速度が400mm/秒以下であることで、成形体にバリ不良が発生することを抑制できる傾向にある。なお、本実施形態に係る容器の製造方法では、射出速度を多段的に設定してもよく、射出速度の初速を250~350mm/秒とし、二段目速度を50~150mm/秒に減速してもよい。このように減速することで、金型の転写性を向上したり、成形途中での固化を防止したりすることができる。
[(C)工程]
(C)工程では、上記(B)工程後、キャビティを保圧すると共に冷却する。射出後にかける保圧の条件としては、保圧力が20~50MPaであってもよく、一例として30MPaである。また、保圧時間は0.5~1.5秒であり、一例として1.0秒である。このような保圧により、ゲート部に近い、底部1、支持部5及び側壁部2a,2b内では、超臨界流体である二酸化炭素や窒素等が発泡しない。一方、ゲート部から離れた流動末端部にあるフランジ3や嵌合部4では、保圧力の低下が生じやすく、超臨界流体である二酸化炭素や窒素等が発泡する。これにより、側壁部2a,2b等には気泡が形成されないものの、開口端部であるフランジ3や嵌合部4の内部に複数の独立気泡が形成される。なお、保圧力と保圧時間の長さによって、発生する気泡の量や大きさを調整することができ、例えば、図7A~図7Cに示すように、発泡度を変更することが可能である。
[(D)工程]
(D)工程では、上記(C)工程後、金型内の成形体の温度が30~60℃程度に下がった時点で、成形体(容器10)を金型から回収する。これにより、容器10を得ることができる。本実施形態においては、(C)工程で保圧を実施するため、容器10には目視で確認できるような大きな空隙があまり形成されない。但し、容器10のフランジ3及び嵌合部4に生じた気泡により外観の見栄えが悪くなる場合には、成形に用いる溶融樹脂組成物に着色剤を添加等することで対応することが可能である。
以上、本実施形態によれば、容器10の開口に設けられた開口端部であるフランジ3や嵌合部4が、側壁部2a,2bよりも肉厚となる部分や、開口端部内において肉厚差を生じさせる部分を有する構成であるものの、開口端部の内部に複数の独立気泡が形成される。このように、開口端部の内部に空隙を形成して容積を減少させていることから、この容器では、肉厚部分の収縮率が低下し、肉厚部分の固化による引きずられ現象が低減する。これにより、容器10によれば、ヒケやソリの発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係る容器10では、複数の独立気泡のそれぞれは、各気泡の重心を通る最も長い辺を気泡長さとした場合に、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有しており、複数の独立気泡の単位体積当たりの気泡数は、0.3個/mm以上8.5個/mm以下であってもよい。この場合、肉厚部分の内部固化による引きずられ現象をより確実に防止して、ヒケやソリの発生をより確実に抑制することができる。また、独立気泡が形成される開口端部(フランジ3等)の厚さが十分に薄く(例えば0.5mm程度で)光を透過可能な場合は、単位面積当たりの気泡数で規定することもでき、この場合、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有する複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。一方、光を透過しない材料から形成される場合、開口端部(フランジ3等)を含む領域を切断して切断面に存在する単位面積当たりの気泡数を数えてもよく、この場合、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有する複数の独立気泡の単位面積当たりの気泡数は、上記同様、0.1個/mm以上2.5個/mm以下であってもよい。
また、本実施形態に係る容器10では、側壁部2a,2bの厚さは0.25mm以上0.4mm以下であり、且つ、側壁部2a,2bの内部には独立気泡が設けられていない。このような薄肉の側壁部2a,2bを有する容器であることにより、容器10を構成するプラスチックの使用量の削減や容器自体の軽量化を図ることが可能となる。また、このような薄肉の側壁部2a,2bを有する容器であっても、開口端部の内部に複数の独立気泡を設けることで開口端部(フランジ3等)に起因するヒケやソリの発生を抑制することができる。よって、容器10によれば、プラスチック使用量の削減や容器の軽量化と、ヒケやソリの抑制との両立を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係る容器10では、フランジ3及び嵌合部4の表層にはスキン層が形成されており、複数の独立気泡が表層には露出しないようになっている。これにより、外観の美感により優れた容器を提供することができる。
また、本実施形態に係る超臨界流体成形による製造方法では、射出する工程において、金型のゲートからキャビティ内に射出された溶融樹脂組成物の流動末端が容器10の開口を画定する開口端部(フランジ3や嵌合部4)となるように、射出成形を行っている。この製造方法によれば、所定圧で射出された溶融樹脂組成物が流動末端において圧力が低下し、溶融樹脂組成物中の気泡セルが成長して発泡し、流動末端に対応する開口端部内に独立気泡を容易に生じさせることができる。これにより、開口端部であるフランジ3や嵌合部4の容積を減少させて、フランジ3等に起因するヒケやソリの発生を抑制して容器10を容易に製造することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、フランジ3及び嵌合部4を設ける容器(例えば、マーガリン等に用いる容器)を例にとって説明したが、本発明の適用範囲はこれに限られない。例えば、図1~図3に示す構成の容器10において、嵌合部4を有しない構成であってもよい。即ち、フランジ3の上面がフラットな面であり、フランジ3の上面の全体をヒートシール面とすることができる構成であってもよい。この場合も、フランジ3の内部に複数の独立気泡が形成されているため、フランジ3に起因するヒケやソリが側壁部2a,2b等に生じることが抑制される。また、容器10のフランジ3等の内部に気泡が形成されていることから、フランジ3に対してヒートシールを行う場合、ヒートシール時の熱が逃げやすくなり、ヒートシールした際の冷却時間を短縮することも可能となる。
また、例えば、図5に示す容器20に本発明を適用してもよい。容器20は、底部21、側壁部22、及び、嵌合部23を備えている。容器20の嵌合部23には、蓋24に嵌合させるためのネジ山またはアンダーカットが設けられており、嵌合部23において肉厚差が生じるようになっている。このような嵌合部23は、超臨界流体成形による射出成形の際に、上記同様に流動末端部として成形を行う。これにより、嵌合部23の内部には複数の独立気泡が設けられることになる。
通常の射出成形であれば、嵌合部23に形成されるネジ山等により、嵌合部23内における肉厚差によりヒケ等が生じることになる。しかしながら、上述した実施形態と同様に、本実施形態に係る容器20では嵌合部23の内部を発泡させていることから嵌合部23内における容量差が小さくなる。これにより、嵌合部23に隣接する側壁部22との容量差が小さくなる。このため、変形例に係る容器20では、嵌合部23においてヒケやソリの発生が抑制される。しかも、容器20が超臨界流体成形により形成されているため、側壁部22が薄肉形状であっても、側壁部22の強度を十分なものとすることができる。なお、蓋24は主に樹脂等で形成されることが多いため、内部発泡している嵌合部23に蓋24が嵌合した場合に嵌合部23の強度が不十分となることが回避できる。
また、上記実施形態においては、超臨界流体として二酸化炭素又は窒素を使用する場合を例示したが、これらのガスに代えて、例えば、アルゴン又はヘリウムを使用してもよい。また、上記実施形態においては、内容物の例として、バターやマーガリンなどの乳製品を挙げたが、他の内容物であってもよい。他の内容物として、例えば、パフェアイス、プリン、かき氷、ヨーグルトなどのデザートが挙げられる。これらの内容物を収容する場合、容器の形状は内容物に適したものとすればよい。例えば、容器の底部の形状は略正方形や円形、楕円形であってもよい。また、側壁部は平板状でなくてもよく、ボウルの様に湾曲していてもよい。
以下、本発明について実施例及び比較例に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例)
MuCell射出成形機(「MuCell」はTrexel.Co.Ltdの登録商標)を使用して超臨界流体成形によって図1に示す形状の容器を以下のようにして作製した。まず、以下に示す樹脂組成物を準備した。そして、100質量部の樹脂組成物に対して2.5質量部の超臨界状態の二酸化炭素を添加して溶融樹脂組成物を調製した。
[樹脂組成物の組成]
・樹脂材料:ポリプロピレン(株式会社プライムポリマー製、J667TG(型番)、MFR:36g/10分) 100質量部
・着色剤:クリーム色 5質量部
続いて、金型として2プレート金型(ホットランナー)を準備し、上述した射出成形機に設置した。そして、図4に示すように、射出された溶融樹脂組成物の流れが容器の底部等からフランジ等へとなるように射出成形を行い、その後の保圧を行った。容器の設計値及び成形条件は以下のとおりとした。
[容器の設計値]
・側壁部(短辺)の厚さ(内側から外側に向けた横方向):0.350mm
・側壁部(長辺)の厚さ(内側から外側に向けた横方向):0.350mm
・フランジの厚さ(上下方向):0.350mm
・フランジの突出長さ(内側から外側に向けた横方向):3.55mm
・嵌合部の厚さ(内側から外側に向けた横方向):0.350mm
・容器外側における支持部の長さ(短辺側):4.55mm
・容器外側における支持部の長さ(長辺側):4.93mm
[成形条件]
・スクリューシリンダー温度:240℃
・射出速度:250mm/秒
・保圧圧力:30MPa
・保圧時間:1秒
・キャビティにおける最大流動長:99mm
(比較例)
実施例と同様の構成の容器を通常の射出成形で作製した。より具体的には、比較例では、樹脂組成物に超臨界流体を混合していない点を除いては、実施例と同様の樹脂組成物を用いて、同様の容器の設計値、成形条件で成形を行った。
上述した実施例と比較例によって製造された容器におけるフランジや嵌合部に生じたヒケの状況について、図6A及び図6Bに示す。図6Aは、比較例(通常成形品)に係る容器を示す写真である。図6Bは、実施例(超臨界流体成形品)に係る容器を示す写真である。図6Aに示すように、比較例に係る容器のフランジや嵌合部がある領域S1では、ヒケの発生が確認された。一方、図6Bに示すように、実施例に係る容器のフランジや嵌合部がある領域S2では、ヒケが発生していないことが確認できた。なお、実施例に係る容器におけるフランジ及び嵌合部の内側に存在する気泡は、図7Aに示すような気泡であった。但し、図7Aに示す容器の写真は、着色剤を含まないようにして実施例と同様の条件で作成した容器を観察した結果であり、厳密には実施例とは異なるが、独立気泡を観察しやすくするために着色剤を省いたものである。このように、フランジ等の肉厚差のある開口端部に内部空隙を設けることで、ヒケやソリの発生を抑制しつつ、側壁部等を薄くできることが確認できた。
2a,2b,22…側壁部、3…フランジ(開口端部)、4,23…嵌合部(開口端部)、10,20…容器。

Claims (7)

  1. 超臨界流体成形による成形体である容器であって、
    前記容器の開口に設けられた開口端部と、
    前記開口端部に連なるように形成された側壁部と、
    を備え、
    前記開口端部は、前記側壁部よりも肉厚となる部分と、前記開口端部内において肉厚差を生じさせる部分との少なくとも一方を有し、
    前記開口端部の内部には、複数の独立気泡が形成されている、容器。
  2. 前記複数の独立気泡のそれぞれは、各気泡の重心を通る最も長い辺を気泡長さとした場合に、10μm以上3000μm以下の気泡長さを有しており、
    前記複数の独立気泡の単位体積当たりの気泡数は、0.3個/mm以上8.5個/mm以下である、
    請求項1に記載の容器。
  3. 前記側壁部の厚さは0.25mm以上0.4mm以下であり、且つ、前記側壁部の内部には独立気泡が形成されていない、
    請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記開口端部の表層にはスキン層が形成されており、前記複数の独立気泡は前記表層には露出していない、
    請求項1~3の何れか一項に記載の容器。
  5. 前記開口端部は、前記容器の前記開口を覆う別の部材をヒートシール可能なように又は前記別の部材と嵌合可能なように形成されている、
    請求項1~4の何れか一項に記載の容器。
  6. 一端に開口を有する容器を超臨界流体成形によって製造する方法であって、
    (A)樹脂材料及び超臨界流体を含む溶融樹脂組成物を調整する工程と、
    (B)前記溶融樹脂組成物を前記容器に対応する金型のキャビティ内に射出する工程と、
    (C)前記キャビティ内に射出された前記溶融樹脂組成物を保圧する工程と、
    を備え、
    前記射出する工程では、前記金型のゲートから前記キャビティ内に射出された前記溶融樹脂組成物の流動末端が前記容器の前記開口に設けられた開口端部となるように、射出成形を行う、容器の製造方法。
  7. 前記保圧する工程では、前記開口端部である流動末端において圧力の低下によって前記溶融樹脂組成物が発泡する、
    請求項6に記載の容器の製造方法。
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