JP2023068968A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子決済機能及び特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報の配信による効果を測定する。【解決手段】情報配信サーバ装置30は、電子決済アプリに関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の電子決済アプリ関連情報、及び、特典利用アプリに関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の特典利用アプリ関連情報を、ユーザ端末10に配信する配信部35と、複数のユーザ端末10に対して配信された情報が各々のユーザ端末10において閲覧又は利用された結果に関する統計処理を、情報ごとに実行する統計処理部37と、統計処理部37により情報ごとに統計処理された結果を、各々の情報の提供元に出力する出力部38とを備える。【選択図】図3

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、ユーザに対する情報配信の効果を測定するための技術に関する。
スマートホンやタブレット等のユーザ端末の普及に伴い、そのユーザ端末を用いて電子的な決済を行う電子決済サービスや、商取引を行ったユーザに特典を付与する特典利用サービスが広く利用されるようになっている。例えば特許文献1には、情報配信装置が、ユーザに配信したい情報データを格納する配信情報格納部と、ユーザに配信する情報データを選別する情報データ選別部と、各ユーザを属性別に複数のユーザグループに分けて管理するユーザ属性管理部と、各ユーザへの情報データを格納するメッセージボックスを備え、配信条件とユーザグループの属性との照合により選択されたユーザに対する情報データを配信する仕組みが開示されている。
特開2009-265703号公報
例えば販売促進等の目的で各種情報をユーザに配信した場合、その情報配信による販売促進の効果がどの程度あったのかを測定し、その結果を検証することが重要である。
そこで、本発明は、電子決済機能及び特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報の配信による効果を測定することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、電子決済機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報、及び、特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報を、ユーザ端末に配信する配信部と、複数の前記ユーザ端末に対して配信された前記情報が各々の前記ユーザ端末において閲覧又は利用された結果に関する統計処理を、前記情報ごとに実行する統計処理部と、前記統計処理部により前記情報ごとに統計処理された結果を、各々の前記情報の提供元に出力する出力部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
本発明によれば、電子決済機能及び特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報の配信による効果を測定することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30による情報配信動作の一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係るユーザ端末10における表示画面を例示する図である。 同実施形態に係るユーザ端末10における表示画面を例示する図である。 同実施形態に係る情報配信サーバ装置30による効果測定動作の一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る加盟店装置における表示画面を例示する図である。 同実施形態に係る加盟店装置における表示画面を例示する図である。 同実施形態に係る加盟店装置における表示画面を例示する図である。 変形例に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 変形例に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 変形例に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。 変形例に係る情報配信サーバ装置30が記憶するデータの一例を示す図である。
[構成]
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の一例を示す図である。情報処理システム1は、ユーザが店舗で金銭を支払って商品やサービスを購入する商取引における決済を電子的に行うとともに、その商取引に応じてユーザに何らかの特典を付与し、さらにその特典をユーザが消費するためのシステムである。ここでいう特典とは、ユーザにとって価値があるものであればよく、例えば店舗等においてユーザが金銭の代わりに消費し得るポイントや割引クーポンである。さらに、情報処理システム1は、各ユーザに対し、各店舗における電子決済や特典利用に関連する情報を配信し、この情報配信による効果測定を行う。
図1に示すように、情報処理システム1は、ユーザが携帯するユーザ端末10と、店舗に設置された店舗端末20と、ユーザ端末10に情報を配信するための処理を行う情報配信サーバ装置30と、ユーザ端末10に配信する情報の提供元となる加盟店装置40と、電子決済に関する処理を行う電子決済サーバ装置50と、ユーザに対する特典の付与及び消費に関する処理を行う特典管理サーバ装置60と、これらを通信可能に接続する無線通信網又は有線通信網を含む通信網2とを備えている。ユーザ端末10、店舗端末20、情報配信サーバ装置30、加盟店装置40、電子決済サーバ装置50及び特典管理サーバ装置60はいずれも通信可能なコンピュータである。情報配信サーバ装置30は、本発明の情報処理装置として機能する。
ユーザ端末10は、例えばスマートホン、ウェアラブル端末又はタブレットなどの、ユーザが携帯可能なコンピュータである。店舗端末20は、各店舗にて操作される端末であり、例えばPOS(Point of Sales)レジと一体に構成されたコンピュータ又はPOSレジに接続されたコンピュータであってもよいし、決済端末と呼ばれるコンピュータであってもよい。加盟店装置40は、例えばパーソナルコンピュータであってもよいし、サーバとして構成されたコンピュータであってもよい。情報配信サーバ装置30、電子決済サーバ装置50及び特典管理サーバ装置60は、サーバとして構成されたコンピュータである。なお、図1には、各々の端末又は装置をそれぞれ1つずつ示しているがこれらはそれぞれ複数であってもよい。
本実施形態における店舗は、例えば日用品、雑貨、衣類、飲食物等の物販を行う店舗や、店舗内で飲食サービスを提供する店舗などである。これらは、例えばフランチャイズ方式等によって同じ商号の下で複数の店舗が展開されており、同じ商号を持つ各々の店舗グループのことを加盟店という。加盟店装置40は、この加盟店ごとに設置されたコンピュータ装置であり、同一のグループに属する店舗における電子決済や特典利用に関連する情報の提供者となる。この加盟店(情報提供元)は複数存在し、それぞれの加盟店装置40は、電子決済機能及び特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報の情報提供元となる。なお、このように同一の加盟店グループに属する店舗が複数存在するという前提は、本発明において必須ではない。
ユーザが店舗で商品を選びレジで決済を行うときに、ユーザ端末10は電子決済サーバ装置50に対して通信網2経由で電子決済を要求する。これに応じて、各々の電子決済処理を識別する決済識別情報として、いわゆる使い捨ての識別情報に相当するワンタイムトークンが電子決済サーバ装置50からユーザ端末10に送信され、ユーザ端末10においてこのワンタイムトークンが2次元コードとして表示される。店舗端末20は、ユーザ端末10に表示された2次元コードを2次元コードリーダ等により光学的に読み取って復号する等の方法によってワンタイムトークンを取得し、これを電子決済サーバ装置50に送信する。電子決済サーバ装置50は、ワンタイムトークンを取得すると、電子決済を要求したユーザ端末10を識別し、そのユーザ端末10のユーザのユーザID(IDentification)に基づいて電子決済に関する処理を行う。具体的には、電子決済サーバ装置50は、ユーザIDに対応する銀行口座やクレジットカードを用いて決済金額をユーザから徴収するために、銀行やクレジットカード会社等の金融機関に対して決済金額等を通知する処理等を行う。
このとき、特典管理サーバ装置60は、例えば電子決済サーバ装置50から送信されてくるユーザIDを取得すると、そのユーザIDのユーザについて特典を付与又は消費するための処理を行う。具体的には、特典管理サーバ装置60は、各ユーザIDに対応付けて記憶している特典の残高を増加又は減少させるように更新する処理を行う。
なお、上記に述べた電子決済及び特典管理の方法は一例に過ぎず、本発明はあらゆる電子決済及び特典管理に対して適用可能である。
図2は、情報配信サーバ装置30のハードウェア構成を示す図である。情報配信サーバ装置30は、物理的には、プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、入力装置3005、出力装置3006、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータとして構成されている。これらの各装置は図示せぬ電池から供給される電力によって動作する。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。情報配信サーバ装置30のハードウェア構成は、図2に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、情報配信サーバ装置30を構成してもよい。
情報配信サーバ装置30における各機能は、プロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信を制御したり、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ3001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ3001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。
プロセッサ3001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ3003及び通信装置3004の少なくとも一方からメモリ3002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。情報配信サーバ装置30の機能ブロックは、メモリ3002に格納され、プロセッサ3001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ3001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ3001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ3001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介して情報配信サーバ装置30に送信されてもよい。
メモリ3002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ3002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ3002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ3003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ3003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置3004は、通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置3005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、カメラ、センサ、2次元コードリーダなど)である。出力装置3006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置3005及び出力装置3006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
プロセッサ3001、メモリ3002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
情報配信サーバ装置30は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ3001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
ユーザ端末10、店舗端末20、加盟店装置40、電子決済サーバ装置50及び特典管理サーバ装置60は、図2に示す情報配信サーバ装置30と同様にコンピュータを実現するためのハードウェアとして、プロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置及びこれらを接続するバスなどを備えている。ただし、ユーザ端末10が備える通信装置は、無線通信を実現するべく、例えばLTE(Long Time Evolution)等の通信規格に従って通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)である。この通信装置は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。また、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどがこの通信装置によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
ユーザ端末10には、電子決済に関する電子決済機能及び特典利用に関する特典利用機能をユーザが利用するためのアプリケーションプログラムがそれぞれ実装されている。特典利用機能は、ユーザに特典を付与する機能と、ユーザが付与された特典を消費する機能とを含んでいる。以下では、ユーザ端末10において電子決済機能をユーザが利用するためのアプリケーションプログラムを、「電子決済アプリ」という。また、ユーザ端末10において特典利用機能をユーザが利用するためのアプリケーションプログラムを、「特典利用アプリ」という。つまり、以下の説明において、「アプリ」という用語は、「機能」という用語と同義である。
図3は、情報配信サーバ装置30の機能構成の一例を示す図である。図3に例示した機能は、プロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信を制御したり、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
図3において、取得部31は、情報配信サーバ装置30から見て外部にある端末又は装置から通信網2等を介して各種の情報を取得する。
記憶部32は、取得部31により取得された情報や、これらの情報に基づいて情報配信サーバ装置30により生成された情報を記憶する。
例えば記憶部32は、図4に例示するように、各ユーザを識別するユーザIDに対応付けて、そのユーザが自身の所持するユーザ端末10を用いて電子決済アプリを利用した履歴である電子決済アプリ利用履歴を記憶する。この電子決済アプリ利用履歴には、例えば電子決済アプリを利用した日時、利用した店舗を識別する店舗ID、その店舗が属する加盟店を識別する加盟店ID、電子決済アプリにより決済した決済金額等が含まれている。つまり、記憶部32は、電子決済アプリが利用された日時、及び、電子決済アプリが利用されたときの金額を少なくとも含む電子決済アプリ利用履歴を記憶している。これらの図4に例示した情報は、取得部31が電子決済サーバ装置50から取得したものである。
また、記憶部32は、図5に例示するように、各ユーザを識別するユーザIDに対応付けて、そのユーザが自身のユーザ端末10を用いて特典利用アプリを利用した履歴である特典利用アプリ利用履歴を記憶する。この特典利用アプリ利用履歴には、例えば特典利用アプリを利用した日時、利用した店舗を識別する店舗ID、その店舗が属する加盟店を識別する加盟店ID、特典利用アプリにより付与又は消費された特典の値、特典の残高等が含まれている。つまり、記憶部32は、特典利用アプリが利用された日時、及び、特典利用アプリが利用されたときの金額を少なくとも含む特典利用アプリ利用履歴を記憶している。これらの図5に例示した情報は、取得部31が特典管理サーバ装置60から取得したものである。
図3の説明に戻り、検出部33は、記憶部32に記憶されている情報(図4,5)に基づいて、各ユーザ端末10について、各加盟店ではじめて電子決済アプリ又は特典利用アプリが利用されたことを検出する。より具体的には、検出部33は、例えば図4においてユーザID「U001」のユーザに対応する電子決済アプリ利用履歴を参照し、各加盟店において電子決済アプリがはじめて利用されたか否かを判断する。また、検出部33は、例えば図5においてユーザID「U001」のユーザに対応する特典利用アプリ利用履歴を参照し、各加盟店において特典利用アプリがはじめて利用されたか否かを判断する。
設定部34は、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの少なくともいずれか一方が各加盟店ではじめて利用されたことが検出部33により検出された場合に、その加盟店における電子決済アプリの利用に関してユーザに提供される情報(以下、電子決済アプリ関連情報という)、及び、その加盟店における特典利用アプリの利用に関してユーザに提供される情報(以下、特典利用アプリ関連情報という)の双方をユーザ端末10に配信するための設定を行う。具体的には、設定部34は、図6に例示するように、各ユーザのユーザID(図6ではユーザID「U001」を例示)ごとに、各加盟店IDに対応付けてその加盟店における電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を配信するか否かを記憶部32に記憶させる。図6の例では、ユーザID「U001」のユーザに対して、加盟店ID「SU01」に対応する電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を配信するように設定されており、加盟店ID「SU02」に対応する電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を配信するように設定されていない。
図3の説明に戻り、配信部35は、電子決済アプリに関してそれぞれ異なる加盟店装置40(情報提供元)からユーザに提供される複数の電子決済アプリ関連情報、又は、特典利用アプリに関してそれぞれ異なる加盟店装置40(情報提供元)からユーザに提供される特典利用アプリ関連情報を、設定部34による設定に従い、通信網2経由でユーザ端末10に配信する。ユーザ端末10に配信される電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報は、図7に例示するように、各加盟店IDに対応付けて記憶部32に記憶されている。配信部35は、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信時期が到来すると、記憶部32に記憶されている各加盟店IDに対応する電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報(図7)を読み出し、これらの情報を、その加盟店IDについて配信有りと設定されているユーザID(図6)に対応するユーザ端末10に対して配信する。
通知部36は、配信部35によって電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が配信されたことをユーザに通知する新着通知を、ユーザ端末10の電子決済アプリ及び特典利用アプリの双方に対して行う。このとき、通知部36は、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの一方に対してなされた新着通知に応じて電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が表示されると、電子決済アプリ又は特典利用アプリの他方のアプリに対してなされた新着通知を解除する。より具体的には、新着通知はユーザが未読(つまりユーザ端末10において表示されていない)電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報があることをユーザに知らせるための何らかの出力(表示や音声出力等)等を行うことであり、新着通知の解除とは、上記のような出力を行わないことである。
統計処理部37は、複数のユーザ端末10に対して配信された電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が各々のユーザ端末10において閲覧又は利用された結果に関する統計処理を実行する。電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報がユーザ端末10において閲覧又は利用された結果に関する統計処理とは、例えばこれらの情報が閲覧された数(閲覧数)、これらの情報の配信数に対して閲覧された数の比率(閲覧率)、これらの情報が商品の購買に利用された数(利用数)、閲覧された情報の閲覧数に対して利用された数の比率(利用率)、これらの情報配信の前後における各ユーザの購買単価又は購買頻度等を含む。
統計処理部37は、これらの電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報ごとに上記の統計処理を実行してもよい。また、統計処理部37は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を合わせて上記の統計処理を実行してもよいし、電子決済アプリ関連情報と特典利用アプリ関連情報とを区別して上記の統計処理を実行してもよい。
この統計処理を行うために、記憶部32は図8に例示するように、各ユーザのユーザIDに対応付けて、そのユーザのユーザ端末10に配信された電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の各々についての閲覧履歴及び利用履歴を記憶している。これらの閲覧履歴及び利用履歴は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報が配信されたユーザ端末10からの通知(閲覧されたことの通知及び利用されたことの通知)に基づいて記憶される。
さらに、統計処理部37は、ユーザを分類するための所定の分類基準に基づいて、複数のユーザ端末10をそれぞれ利用する複数のユーザを複数のユーザ群に分類し、分類したユーザ群単位で統計処理を行う。ここでいう分類基準は、ユーザの属性(例えば性別、年齢、居住地、趣味嗜好)に基づく分類基準であってもよい。これら性別、年齢、居住地、趣味嗜好等のユーザ属性は図9に例示するように、各ユーザのユーザIDに対応付けて記憶されている。統計処理部37は、このユーザ属性に基づいて、例えば性別、年齢、居住地、趣味嗜好等の単位で複数のユーザ群に分類し、分類したユーザ群単位で統計処理を行う。
また、分類基準は、ユーザが電子決済アプリを用いて決済した決済金額(購買金額)に基づく分類基準、又は、ユーザが電子決済アプリを用いて決済した決済時期(購買時期)に基づく分類基準であってもよい。後者の決済時期に基づく分類基準は、電子決済の頻度や、直近の電子決済がいつであったかといった基準を含む。
この分類基準は、加盟店装置40によって指定される。この分類基準の指定は、加盟店単位で指定されたものであってもよいし、各々の電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報単位で指定されたものであってもよい。
また、本実施形態では、電子決済に関する処理を行う電子決済サーバ装置50と、特典管理サーバ装置60とが異なる装置である。このため、同一のユーザに対し、電子決済アプリ及び特典利用アプリにおいて、それぞれ異なるユーザ管理が行われている。ユーザは1回の電子決済において電子決済アプリと特典利用アプリの双方を同時に用いることがある。そこで、統計処理部37は、図4に例示した電子決済アプリ利用履歴及び図5に例示した特典利用アプリ利用履歴において、同一ユーザの同一決済に関する履歴どうしを特定して統計処理を行う。このため、統計処理部37は、同一ユーザの電子決済アプリ利用履歴及び特典利用アプリ利用履歴のうち、電子決済アプリ及び特典利用アプリがそれぞれ利用された日時が所定の範囲内であり、且つ、電子決済アプリ及び特典利用アプリがそれぞれ利用されたときの金額が所定の範囲内である利用履歴を、電子決済アプリ及び特典利用アプリが同時に利用された利用履歴として特定する。
上記のように同一決済とみなして統合した電子決済アプリ利用履歴及び特典利用アプリ利用履歴に基づいて統計処理を行うことにより、この統計処理の結果を次のようにして活用する例が考えられる。例えば或る加盟店の売上総額に対し、電子決済アプリを利用した電子決済額が占める割合や、電子決済アプリによる電子決済を行うときに同時に特典利用アプリを利用(例えば電子決済額に応じた特典を付与するようなケース)した割合を算出することが可能となる。また、電子決済アプリ利用履歴に含まれる決済金額は正確な値であるため、例えば、特典付与アプリを利用したユーザ群のうち、決済金額のレベルに応じてユーザグループに分類し、その分類に基づくターゲティング又は施策を策定することが可能となる。さらに、例えば、電子決済アプリを利用するユーザ、特典利用アプリを利用するユーザ、電子決済アプリ及び特典利用アプリの双方を利用するユーザ、及び、これらのアプリのいずれも利用しないユーザといったグループに分類し、これらのグループごとに適したターゲティング又は施策を策定することが可能となる。例えば特典付与アプリを利用するが電子決済アプリを利用しないユーザグループに対して、電子決済アプリの利用を促進するようなマーケティング施策を実施するような例とか、これとは逆に、電子決済アプリを利用するが特典付与アプリを利用しないユーザグループに対して、特典付与アプリの利用を促進するようなマーケティング施策を実施するとか、例えば電子決済アプリ又は特典利用アプリのいずれか一方しか利用しないユーザや、これらのいずれも利用しないユーザに対して、電子決済アプリ及び特典利用アプリの双方の同時利用を促進するようなマーケティング施策を実施する例も考えらえる。なお、上記のような電子決済アプリ利用履歴及び特典利用アプリ利用履歴に基づく統計処理結果の活用例はあくまで例示であり、これらの例示に限定されない。
出力部38は、統計処理部37により情報ごとに統計処理された結果を、各々の情報の提供元である加盟店装置40に出力する。特に統計処理部37が分類したユーザ群単位で統計処理を行った場合、出力部38は、統計処理部37によりユーザ群単位で統計処理された結果を、各々の情報の提供元である加盟店装置40に出力する。
[動作]
[情報配信動作]
次に、図10を参照して、情報配信サーバ装置30による情報配信動作について説明する。なお、以下の説明において、情報配信サーバ装置30が動作の主体である場合には、具体的にはプロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信や、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することにより、処理が実行されることを意味する。ユーザ端末10、店舗端末20、加盟店装置40、電子決済サーバ装置50及び特典管理サーバ装置60についても同様である。
まず、検出部33は、例えば定期的、又は、いずれかのユーザにより電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用があるたびに、利用検出処理を行う(ステップS11)。例えば或るユーザにより或る加盟店の店舗にて電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用があった場合、検出部33は、記憶部32に記憶されている情報(図6)に基づいて、上記ユーザのユーザ端末10についてユーザID及び上記加盟店の加盟店IDに対応する配信有無を参照し、配信無しの場合には、そのユーザによりその各加盟店ではじめて電子決済アプリ又は特典利用アプリが利用されたことを検出する。
上記ユーザ端末10について或る加盟店ではじめて電子決済アプリ又は特典利用アプリが利用されたことが検出された場合、設定部34は、配信設定処理を行う(ステップS12)。つまり、配信部35は、その加盟店における電子決済アプリ関連情報及びその加盟店における特典利用アプリ関連情報の双方をユーザ端末10に配信するための設定を行う。例えば図6において、加盟店ID「SU01」の加盟店における電子決済アプリ関連情報及びその加盟店における特典利用アプリ関連情報の双方を、ユーザID「U001」のユーザが所持するユーザ端末10に配信する場合には、設定部34は、加盟店ID「SU01」に対応する配信有無を「有り」に設定する。
配信部35は、例えば定期的、任意のタイミング、又は、記憶部32に記憶された電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が更新される等の配信時期が到来すると(ステップS13;YES)、これら電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報をユーザ端末10の電子決済アプリ及び特典利用アプリの双方に対して配信する処理を行う。これとともに、通知部36は、配信部35によって電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が配信されたことをユーザに通知する新着通知処理を行う(ステップS14)。
図11は、ユーザ端末10において電子決済アプリが実行中に表示される表示画面の例である。画面D11では、各加盟店A~Cに対応するタイトルのうち、「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルには、配信部35によって電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が新たに配信されたことをユーザに通知する新着通知として、「New」という画像が表示されている。なお、このような新着通知の出力の方法は、ここで例示した「New」という画像を表示するものに限定されず、ユーザが未読の電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報があることをユーザに通知し得るものであれば、どのような方法で出力してもよい。
ユーザがこの「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルを選択すると、ユーザ端末10において、「電子決済で10%off 対象商品 スナック○○」という電子決済アプリ関連情報と、「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が表示された画面D12に遷移する。つまり、電子決済アプリが実行中に、電子決済アプリ関連情報のみならず、特典利用アプリ関連情報も表示されることになる。ただし、これは一例に過ぎず、電子決済アプリが実行中には電子決済アプリ関連情報のみを表示し、特典利用アプリ関連情報を表示しないようにしてもよい。
配信部35は、ユーザ端末10において電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報を加盟店ごとに配信した配信順に表示するよう、そのユーザ端末10に指示した配信を行う。よって、画面D12ではこの指示に応じて、先に配信された「電子決済で10%off 対象商品 スナック○○」という電子決済アプリ関連情報が上方に表示され、後に配信された「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が下方に表示されている。図9に例示した電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は、加盟店Aにおいてのみ有効な情報であり、例えば加盟店Bや加盟店Cでは無効である。従って、画面D11においてユーザが「加盟店Bからのお知らせ」というタイトルを選択したときに表示される電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は加盟店Bにおいてのみ有効な情報であり、画面D11においてユーザが「加盟店Cからのお知らせ」というタイトルを選択したときに表示される電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は加盟店Cにおいてのみ有効な情報である。
そして、ユーザが画面D12において例えば「戻る」という操作を行うと、画面D13に遷移する。この場合、既に画面D12で「電子決で10%off 対象商品 スナック○○」という電子決済アプリ関連情報と「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が表示された後であるから、画面D13においては、「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルに、新着通知である「New」という画像は表示されていない。
次に、図12は、ユーザ端末10において特典利用アプリが実行中に表示される表示画面の例である。画面D21では、各加盟店A~Cに対応するタイトルのうち、「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルには、配信部35によって特典利用アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が新たに配信されたことをユーザに通知する新着通知として、「New」という画像が表示されている。
ユーザがこの「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルを選択すると、ユーザ端末10において「特典利用で10%off 対象商品 スナック○○」という特典利用アプリ関連情報と「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が表示された画面D22に遷移する。つまり、特典利用アプリが実行中に、特典利用アプリ関連情報のみならず、電子決済アプリ関連情報も表示されることになる。ただし、これは一例に過ぎず、特典利用アプリが実行中には特典利用アプリ関連情報のみを表示し、電子決済アプリ関連情報を表示しないようにしてもよい。
前述したように、配信部35は、ユーザ端末10において特典利用アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報を加盟店ごとに配信した順に表示するよう、そのユーザ端末10に指示した配信を行う。よって、画面D22ではこの指示に応じて、先に配信された「電子決済で10%off 対象商品 スナック○○」という電子決済アプリ関連情報が上方に表示され、後に配信された「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が下方に表示されている。これらの電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は、加盟店Aにおいてのみ有効な情報であり、例えば加盟店Bや加盟店Cでは無効である。従って、画面D21においてユーザが「加盟店Bからのお知らせ」というタイトルを選択したときに表示される電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は加盟店Bにおいてのみ有効な情報であり、画面D21においてユーザが「加盟店Cからのお知らせ」というタイトルを選択したときに表示される電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は加盟店Cにおいてのみ有効な情報である。
そして、ユーザが画面D22において「戻る」という操作を行うと、画面D23に遷移する。この場合、既に画面D22で「電子決済で10%off 対象商品 スナック○○」という電子決済アプリ関連情報と、「5%分のポイント付与 対象商品 ジュース××」という特典利用アプリ関連情報が表示された後であるから、この画面D23においては、「加盟店Aからのお知らせ」というタイトルに、新着通知である「New」という画像は表示されていない。
また、ユーザが電子決済アプリにおいて前述した画面D12を表示した後に、特典付与アプリを起動した場合も、ユーザ端末10において表示される画面は画面D23となる。なぜなら、通知部36が、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの一方に対してなされた新着通知に応じて電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が表示されると、電子決済アプリ又は特典利用アプリの他方のアプリに対してなされた新着通知を解除するようになっているからである。このようにすれば、ユーザが既に見た電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報について再び新着通知が提示されることがなくなる。
[情報配信の効果測定動作]
次に、図13を参照して、情報配信サーバ装置30による情報配信の効果測定動作について説明する。統計処理部37は、例えば加盟店装置40からの要求があると、その加盟店装置40から提供された電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信先となる複数のユーザ端末10をそれぞれ利用する複数のユーザを複数のユーザ群に分類し(ステップS21)、分類したユーザ群単位で統計処理を行う(ステップS22)。出力部38は、出力部38は、統計処理部37によりユーザ群単位で統計処理された結果を、要求元の上記加盟店装置40に出力する(ステップS23)。加盟店装置40は、出力された統計処理結果を表示する。
図14は、加盟店装置40における表示画面を例示する図である。この図14では、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信数、閲覧数、利用数、閲覧率、利用率といった統計処理結果が表示されている。これらの統計処理結果は、いずれか1つの電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報について統計処理された結果であってもよいし、1つの加盟店から提供された複数の電子決済アプリ関連情報又は複数の特典利用アプリ関連情報について統計処理された結果であってもよい。また、これらの統計処理結果は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を合わせて統計処理された結果であってもよいし、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報のいずれか一方のみを統計処理した結果であってもよい。また、これらの統計処理結果は、前述したような様々な分類基準により分類されたユーザ群ごとに表示されてもよい。
また、これらの統計処理結果は、図15に例示するように時系列の変化として表示されてもよい。図15では、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の閲覧率及び利用率の時系列の変化が表示されている場合を例示している。
また、これらの統計処理結果は、図16に例示するように、情報配信の前後における各ユーザの購買単価又は購買頻度の変化として表示されてもよい。図16では、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信前後におけるユーザ1人当たりの購買単価の変化と、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信前後におけるユーザ1人当たりの購買頻度単価の変化が表示されている場合を例示している。
以上説明した実施形態によれば、或るユーザが或る加盟店で特典利用アプリ又は電子決済アプリをはじめて利用したとき、そのユーザに対してその加盟店において有効な電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が配信される設定となる。そのユーザがその加盟店で特典利用アプリ又は電子決済アプリを一度でも利用したということは、その加盟店における電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報はそのユーザにとって有用である可能性が高いことが想定される。また、ユーザは特典利用アプリ又は電子決済アプリを利用するだけで、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が配信される設定となるので、その配信のためだけのユーザ操作は不要となる。これにより、ユーザが望む可能性が高い情報を配信することができ、且つ、ユーザによる情報配信のための設定操作の負担を軽減することが可能となる。さらに、加盟店は、ユーザにとって有用である可能性が高い情報を配信することで、商品又はサービスの販売促進を図ることができる。
また、上記実施形態によれば、異なる加盟店装置40からユーザに提供される複数の電子決済アプリ又は特典利用アプリ情報の配信による効果を、それぞれの情報単位で測定することが可能となる。これにより、各加盟店は、測定された効果を基に、自身の商品又はサービスの販売促進戦略を立案することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
上記実施形態において、設定部34は、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの少なくともいずれか一方がはじめて利用されたことが検出された場合に、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の双方をユーザ端末10に配信するための設定を行っていたが、配信設定を行うための条件はこれに限らない。要するに、設定部34は、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの少なくともいずれか一方が店舗で利用されたことが検出された場合に、店舗における電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の双方をユーザ端末10に配信するための設定を行えばよい。
例えば設定部34は、ユーザ端末10において電子決済アプリ又は特典利用アプリの少なくともいずれか一方の利用レベルが、予め決められた複数レベルのうち、或るレベル以上になったことが検出された場合に、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の双方をユーザ端末10に配信するための設定を行ってもよい。具体的には、図17に例示するように、設定部34は、ユーザ端末10において電子決済アプリが利用されていない場合は配信を行わず、電子決済アプリが利用されたがその利用レベルがX未満(例えばXは利用数、利用頻度、決済金額等)の場合は配信を行わず、電子決済アプリが利用された利用レベルがX以上の場合は配信を行うような設定を行ってもよい。同様に、設定部34は、ユーザ端末10において特典利用アプリが利用されていない場合は配信を行わず、特典利用アプリが利用されたがその利用レベルがY未満(例えばYは利用数、利用頻度、特典の残高等)の場合は配信を行わず、特典利用アプリが利用された利用レベルがY以上の場合は配信を行うような設定を行ってもよい。このような利用レベルと配信有無との関係は、情報提供者である加盟店が加盟店装置40を操作することで指定する。これにより任意の利用レベルに応じた、きめ細やかな配信設定が可能となる。
[変形例2]
各加盟店(つまり電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の提供元)は、加盟店装置40を操作することで、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の配信先又は配信方法を任意に設定可能としてもよい。ここでいう配信先は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の配信先となるユーザの属性(例えば性別、年齢、居住地、趣味嗜好)等によって指定される。また、配信方法は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の配信時期、一定期間あたりの配信数又は配信量等である。なお、配信先となるユーザの属性は、性別、年齢、居住地、趣味嗜好等の静的な属性に限らず、例えば電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の閲覧数、閲覧率、利用数、利用率等の動的な属性であってもよい。つまり、設定部34は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の提供者がこれらの情報の配信先又は配信方法を指定する指定情報を加盟店装置40から通信網2経由で取得し、取得した指定情報によって指定される配信先又は配信方法に従って設定を行う。
この設定により、図18に例示するように、ユーザ端末10に配信される電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報は、各加盟店ID及び配信先又は配信方法に対応付けて記憶部32に記憶される。配信部35は、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信時期が到来すると、記憶部32に記憶されている各加盟店IDに対応する電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報(図18)を読み出し、これらの情報を、その加盟店IDについて配信有りと設定されているユーザID(図6)のうち、上記配信先に合致するユーザIDに対応するユーザ端末10に対して上記配信方法に従って配信する。これにより情報提供者が望む、きめ細やかな情報配信が可能となる。
[変形例3]
設定部34は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報のうち、所定の情報については、これらの双方ではなく、いずれか一方のみをユーザ端末10に配信するための設定を行ってもよい。例えば、設定部34は、電子決済アプリの利用によって発行されたレシートを意味する電子決済アプリ関連情報はユーザ端末10の電子決済アプリに対してのみ配信し、特典利用アプリにおいて特典の付与に応じて電子的なスタンプが押印されるスタンプカードなどを意味する特典利用アプリ関連情報はユーザ端末10の特典利用アプリに対してのみ配信するような設定を行ってもよい。この場合、ユーザ端末10において電子決済アプリが起動されたとき、スタンプカードなどを意味する特典利用アプリ関連情報は表示されず、それ以外の特典利用アプリ関連情報は表示されるようになる。また、ユーザ端末10において特典利用アプリが起動されたとき、レシートを意味する電子決済アプリ関連情報は表示されず、それ以外の電子決済アプリ関連情報は表示されるようになる。これにより、ユーザにとってあまり有益でないと考えられる情報の表示を避けることができる。
また、電子決済アプリ関連情報として次のようなものを用いてもよい。前述した図7において、各加盟店IDに対応する電子決済アプリ関連情報として、第1のクーポン及び第2のクーポンに関する情報が記憶部32に記憶されている。配信部35は、電子決済アプリ関連情報の配信時期が到来すると、電子決済アプリ関連情報としての第1のクーポンに関する情報をユーザ端末10に配信する。ユーザが上記加盟店IDに対応する加盟店の店舗において電子決済アプリを起動して電子決済を行う(又は特典利用アプリを起動して店舗に提示する)と、配信部35は、電子決済アプリ関連情報としての第2のクーポンに関する情報をユーザ端末10に配信する。この第2のクーポンに関する情報は、例えば電子決済アプリがユーザ端末10において表示したレシートに重畳させる形式で表示される。なお、配信部35は、第1のクーポンに関する情報及び第2のクーポンに関する情報を上記のように配信時期を分けて配信してもよいし、また、最初に第1のクーポンに関する情報及び第2のクーポンに関する情報をまとめて配信しておき、ユーザ端末10が電子決済完了後に第2のクーポンに関する情報を表示するようにしてもよい。
なお、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報は、配信された配信順に表示される場合に限定されず、例えば、配信部35が任意に設定した順番で表示されてもよい。このときの順番は、例えばユーザにとってのお得度、特典等の有効期限、又は、電子決済アプリや特典利用アプリとの関連度に応じて決められる。
[変形例4]
設定部34は、ユーザ端末10を所持するユーザの行動に関する条件に応じて電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報を配信するための設定を行い、配信部35は、ユーザ端末10を所持するユーザの行動に関する行動情報を取得し、取得した行動情報が条件を満たす場合に、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報をユーザ端末10に配信するようにしてもよい。例えば、設定部34は、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報の提供者がこれらの情報を配信するために満たされるべき条件である、ユーザの行動に関する行動情報を加盟店装置40から通信網2経由で取得し、取得した行動情報に従って情報配信の設定を行う。ここでいう行動情報とは、例えばユーザが店舗に入店したとか、或る地域に入ったとか、或るスポーツを開始したとか、或るWEBサイトを閲覧したというような情報である。これらの行動情報は、ユーザ端末10が備える各種センサや検出装置によって検出され、情報配信サーバ装置30に送信される。
この設定により、図19に例示するように、ユーザ端末10に配信される電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報は、これらの情報を配信するために満たされるべき、ユーザの行動に関する行動情報に対応付けて記憶部32に記憶される。配信部35は、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信時期が到来すると、記憶部32に記憶されている各加盟店IDに対応する電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報(図19)を読み出し、これらの情報を、その加盟店IDについて配信有りと設定されているユーザID(図6)のうち、上記行動情報を満たす行動をとったユーザのユーザIDに対応するユーザ端末10に情報配信を行う。これにより、ユーザの位置やなんらかの行為などが満たされたときに情報配信を行うことが可能となる。
[変形例5]
電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況に応じて、電子決済アプリ関連情報及び特典利用アプリ関連情報を変えてもよい。つまり、設定部34は、ユーザ端末10における電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況に応じて異なる情報をユーザ端末10に配信するための設定を行う。
この設定により、図20に例示するように、各加盟店IDに対応付けて、ユーザ端末10に配信される電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が、ユーザ端末10における電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況ごとに用意されて記憶部32に記憶される。例えば電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用レベルの高低に応じて異なる電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報が記憶部32に記憶される。このような電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況と配信される情報との関係は、情報提供者である加盟店が加盟店装置40を操作することで指定する。
配信部35は、電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報の配信時期が到来すると、記憶部32に記憶されている各加盟店IDに対応する電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報(図20)を読み出し、これらの情報を、その加盟店IDについて配信有りと設定されているユーザID(図6)のユーザ端末10に対し、そのユーザ端末10における電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況に応じた電子決済アプリ関連情報又は特典利用アプリ関連情報を配信する。これにより電子決済アプリ又は特典利用アプリの利用状況に応じた適切な情報配信が可能となる。
[その他の変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信制御部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における情報配信サーバ装置などは、本開示の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa,an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1:情報処理システム、2:通信網、10:ユーザ端末、20:店舗端末、30:情報配信サーバ装置、31:取得部、32:記憶部、33:検出部、34:設定部、35:配信部、36:通知部、40:加盟店装置、50:電子決済サーバ装置、60:特典管理サーバ装置、3001:プロセッサ、3002:メモリ、3003:ストレージ、3004:通信装置、3005:入力装置、3006:出力装置、D11,D12,D13,D21,D12,D13:画面。

Claims (8)

  1. 電子決済機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報、及び、特典利用機能に関してそれぞれ異なる情報提供元からユーザに提供される複数の情報を、ユーザ端末に配信する配信部と、
    複数の前記ユーザ端末に対して配信された前記情報が各々の前記ユーザ端末において閲覧又は利用された結果に関する統計処理を、前記情報ごとに実行する統計処理部と、
    前記統計処理部により前記情報ごとに統計処理された結果を、各々の前記情報の提供元に出力する出力部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記統計処理部は、前記電子決済機能及び前記特典利用機能を合わせて前記統計処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記統計処理部は、前記電子決済機能と前記特典利用機能とを区別して前記統計処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 同一のユーザに対し、前記電子決済機能及び前記特典利用機能においてそれぞれ異なるユーザ管理が行われている場合に、
    前記統計処理部は、前記電子決済機能及び前記特典利用機能がそれぞれ利用された日時、及び、前記電子決済機能及び前記特典利用機能がそれぞれ利用されたときの金額を少なくとも含む利用履歴に基づいて、前記電子決済機能及び前記特典利用機能が同時に利用された利用履歴を特定し、特定した当該利用履歴に基づいて前記統計処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記統計処理部は、前記電子決済機能及び前記特典利用機能がそれぞれ利用された日時が所定の範囲内であり、且つ、前記電子決済機能及び前記特典利用機能がそれぞれ利用されたときの金額が所定の範囲内である利用履歴を、前記電子決済機能及び前記特典利用機能が同時に利用された利用履歴として特定する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記統計処理部は、前記ユーザ端末をそれぞれ利用する複数のユーザを分類基準に基づいて複数のユーザ群に分類し、分類した前記ユーザ群単位で前記統計処理を行い、
    前記出力部は、前記統計処理部により前記ユーザ群単位で統計処理された結果を、各々の前記情報の提供元に出力する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記分類基準は、前記ユーザが前記電子決済機能を用いて決済した金額に基づく分類基準、又は、前記ユーザが前記電子決済機能を用いて決済した時期に基づく分類基準のうち、少なくともいずれか一方の分類基準を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記分類基準は、前記情報の提供元によって指定される
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
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