JP7436158B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、月別の利用金額、利用回数、利用単価などの顧客の購買履歴情報に応じた顧客グレードに基づいて、クレジット機能を付与する技術が知られている。
特開2010-250499号公報
しかしながら、上述した従来技術は、クレジット機能の付与に関する技術に過ぎず、電子決済に関するサービスの提供態様を適切に決定することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子決済に関するサービスの提供態様を適切に決定することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記決済情報に基づいて、前記電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、電子決済に関するサービスの提供態様を適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る事業者装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る決済装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決済情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る集計情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る集計情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る決定情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
図1では、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報に基づいて、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する場合を示す。図1は、ユーザU1が店舗SP11で商品を電子決済により購入する場合を示す。なお、図1に示す例では、店員SC1がレジTM11を利用する場合を示すが、店舗SP11で働く店員であれば、店員SC11に限らず、どのような店員であってもよい。なお、実施形態に係る決済アプリは、スマホにインストールされるアプリに限らず、どのようなデバイスに対応可能なアプリであってもよい。例えば、実施形態に係る決済アプリは、タブレットなどにインストールされるアプリであってもよい。この場合、タブレットなどを介して情報処理が行われてもよい。以下、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例を説明する。
ユーザU1が利用するユーザ端末10は、ユーザU1による操作に応じて予めインストールされた決済アプリを起動する(ステップS101)。図1では、ユーザ端末10は、決済アプリAを起動する。また、ユーザ端末10は、起動した決済アプリAを表示する。例えば、ユーザ端末10は、決済アプリAにおける自身のアカウントを表示する。例えば、ユーザ端末10は、決済アプリAにおけるユーザU1のアカウントを表示する。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1のアカウントに対応する価格(電子マネー)に関する情報を表示する。ここで、ユーザU1のアカウントに対応する価格とは、ユーザU1が決済に利用可能な価格である。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報を表示する。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1のアカウントに含まれる価格に対応する対象に関する情報を表示してもよい。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1のアカウントに含まれる電子ポイントに関する情報を表示してもよい。例えば、ユーザ端末10は、ユーザU1のアカウントに含まれる価格に関するコード情報(例えば、バーコードやQRコード(登録商標))を表示してもよい。
店舗SP11で利用されるレジTM11は、ユーザ端末10からユーザU1のアカウントに関する情報を読み取る(ステップS102)。例えば、レジTM11は、ユーザ端末10に表示されたユーザU1のアカウントに関する情報を読み取る。例えば、レジTM11は、ユーザ端末10に表示されたユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報を読み取る。例えば、レジTM11は、ユーザ端末10に表示されたユーザU1のアカウントに含まれる価格に関するコード情報を読み取ってもよい。また、レジTM11は、読み取った情報を決済装置40へ送信する。また、レジTM11は、商品情報を決済装置40へ送信してもよい。例えば、レジTM11は、ユーザU1が購入する商品に関する情報を決済装置40へ送信してもよい。例えば、レジTM11は、ユーザU1が購入する商品の価格に関する情報を決済装置40へ送信してもよい。
決済装置40は、レジTM11から送信された情報に基づいて決済処理を行う(ステップS103)。例えば、決済装置40は、レジTM11から送信されたユーザU1のアカウントに関する情報に基づいて、決済処理を行う。例えば、決済装置40は、レジTM11から送信されたユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報に基づいて、決済処理を行う。例えば、決済装置40は、レジTM11から送信された商品情報に基づいて、決済処理を行う。例えば、決済装置40は、レジTM11から送信された商品の価格に関する情報に基づいて、決済処理を行う。具体的には、決済装置40は、レジTM11から送信されたユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報と、レジTM11から送信された商品の価格に関する情報とに基づいて、決済処理を行う。また、決済装置40は、決済処理の結果に関する情報をレジTM11に送信してもよい。例えば、決済装置40は、決済処理後の店舗SP11の売上に関する情報をレジTM11に送信してもよい。また、決済装置40は、決済処理の結果に関する情報をユーザ端末10に送信してもよい。例えば、決済装置40は、決済処理後のユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報をユーザ端末10に送信してもよい。例えば、決済装置40は、ユーザU1が購入した商品の価格を差し引いた、ユーザU1のアカウントに含まれる価格に関する情報をユーザ端末10に送信してもよい。また、決済装置40は、決済処理の結果に関する情報を情報処理装置100に提供する。
情報処理装置100は、ユーザU1の電子決済の利用に関する決済情報を取得する(ステップS104)。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1の電子決済による決済履歴を示す決済情報を取得する。情報処理装置100は、決済装置40から送信された決済情報を取得する。情報処理装置100は、取得した決済情報を記憶する。例えば、情報処理装置100は、取得した決済情報を所定の記憶部に記憶する。例えば、情報処理装置100は、取得した決済情報を決済情報記憶部121に記憶する。
情報処理装置100は、複数のユーザの各々の電子決済の利用に関する複数の決済情報を取得(収集)する(ステップS105)。例えば、情報処理装置100は、複数のユーザの各々が電子決済で支払った日時や店舗や金額などを含む決済情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、所定の記憶部に記憶された複数の決済情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、決済情報記憶部121に記憶された複数の決済情報を取得する。
情報処理装置100は、取得した複数の決済情報を集計した集計情報を生成する(ステップS106)。例えば、情報処理装置100は、取得した複数の決済情報を曜日や時間帯ごとに集計した集計情報を生成する。情報処理装置100は、生成した集計情報を記憶する。例えば、情報処理装置100は、生成した集計情報を所定の記憶部に記憶する。例えば、情報処理装置100は、生成した集計情報を集計情報記憶部122に記憶する。
情報処理装置100は、集計した集計情報の情報提供のサービスを提供する(ステップS107)。情報処理装置100は、集計した集計情報の情報提供のサービスを店舗SP11の事業者CM1に提供する。また、情報処理装置100は、集計した集計情報の情報提供のサービスを店舗SP11の事業者の関係者に提供してもよい。また、店員SC1が店舗SP11の事業者である場合には、情報処理装置100は、集計した集計情報の情報提供のサービスを店員SC1に提供してもよい。
情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済履歴を更新する(ステップS108)。例えば、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得するごとに決済履歴を更新してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得した複数のユーザによる決済情報の数が所定の閾値以上となった場合に決済履歴を更新してもよい。なお、本技術の決済履歴の更新のタイミングはかかる例に限定されない。また、情報処理装置100は、所定の記憶部に記憶された決済履歴を更新する。例えば、情報処理装置100は、ユーザ情報記憶部123に記憶された決済履歴を更新する。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、ユーザU1が店舗SP11で商品を電子決済した旨を示す情報を更新する。なお、ステップS108は、処理を説明するための便宜的な符号であり、ステップS104の後であれば、どのタイミングで行われてもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報をリアルタイムで更新してもよい。えば、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得するごとに、決済情報をリアルタイムで更新してもよい。これにより、情報処理装置100は、決済アプリAを介して支払情報がわかるので、リアルタイムに正確なユーザの利用単価を取得しユーザへ提示することができる。
情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報に基づいて、ユーザに対する電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する(ステップS109)。具体的には、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報に基づいて、ユーザにインセンティブを付与するかどうかを決定する。より具体的には、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報に基づいて、ユーザに電子決済に関するインセンティブを付与するかどうかを決定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、電子決済の利用に応じて、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定してもよい。なお、実施形態に係るインセンティブは、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるものに限られない。例えば、実施形態に係るインセンティブは、クーポンなどであってもよい。また、情報処理装置100は、ユーザによる電子決済の利用履歴に基づいて、ユーザにインセンティブを付与するかどうかを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザによる電子決済の決済履歴に基づいて、ユーザにインセンティブを付与するかどうかを決定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、ユーザが電子決済を利用したことが無いユーザ(以下、適宜、未利用ユーザとする)である場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定してもよい。この場合、情報処理装置100は、事前にユーザへ電子決済の利用に関するプロモーションを提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、未利用ユーザを対象とした電子決済の利用に関するプロモーションを提供してもよい。これにより、情報処理装置100は、ユーザが初めて決済した場合は還元率を高くすることができる。
情報処理装置100は、インセンティブの付与の対象となるユーザ(以下、適宜、「対象ユーザ」とする)をどのように判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、各ユーザの決済履歴に、自身が決済した商品に関する情報が含まれているか否かに基づいて対象ユーザを判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、各ユーザの決済履歴に、自身が決済した商品の価格に関する情報が含まれているか否かに基づいて対象ユーザを判定してもよい。図1に示す例では、情報処理装置100は、所定の記憶部に記憶された決済履歴の項目に対応する情報が空白であるユーザU2を対象ユーザに決定する。具体的には、情報処理装置100は、所定の記憶部に記憶された決済履歴の項目に対応する履歴がないユーザU2を対象ユーザに決定する。言い替えると、情報処理装置100は、決済アプリを未利用のユーザU2を対象ユーザに決定する。また、情報処理装置100は、ユーザU2に還元する所定の価値の還元率を上昇させると決定する。また、情報処理装置100は、決定した情報を記憶する。例えば、情報処理装置100は、対象ユーザや、対象ユーザに付与するインセンティブに関する情報を記憶する。例えば、情報処理装置100は、決定した情報を所定の記憶部に記憶する。例えば、情報処理装置100は、決定した情報を決定情報記憶部124に記憶する。
〔2.処理のバリエーション〕
(2-1.未利用ユーザ)
図1に示す例では、電子決済を利用したことが無いユーザを未利用ユーザとしてインセンティブを付与する場合を示したが、本技術は上記の例に限られない。例えば、未利用ユーザは、所定の店舗における未利用ユーザであってもよい。例えば、未利用ユーザは、所定の店舗で電子決済を利用したことが無い未利用ユーザであってもよい。この場合、情報処理装置100は、ユーザが所定の店舗で電子決済を利用したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定してもよい。例えば、未利用ユーザは、所定のカテゴリの商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザであってもよい。具体的には、未利用ユーザは、ファッション系の商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザであってもよい。例えば、未利用ユーザは、ファッション系の商品を所定の店舗で電子決済により購入したことが無い未利用ユーザであってもよい。この場合、情報処理装置100は、ユーザが所定のカテゴリの商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定してもよい。
(2-2.決済情報の提供)
図1に示す例では、決済装置40がユーザの決済情報を店舗に提供する場合を示したが、情報処理装置100が行ってもよい。情報処理装置100は、ユーザの決済情報を店舗に提供すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの決済履歴を示す決済情報を店舗に提供すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、所定の期間におけるユーザの決済履歴を示す決済情報を店舗に提供すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの決済情報に基づくユーザの決済単価を示す情報を店舗に提供すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの1回の購入あたりの平均の決済単価を示す情報を店舗に提供すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの決済情報に基づくユーザの評価を示す評価情報を店舗に提供すると決定してもよい。具体的には、情報処理装置100は、ユーザが店舗に対して優良ユーザ(上客)であるか否かを示す評価情報を店舗に提供すると決定してもよい。なお、実施形態に係る優良ユーザは、どのようなユーザを優良ユーザと判定するように定義されていてもよい。例えば、実施形態に係る優良ユーザは、1回の決済で所定の閾値以上を支払うユーザであってもよい。例えば、実施形態に係る優良ユーザは、月に継続的に所定の閾値以上の回数を決済するユーザであってもよい。なお、情報処理装置100による決済情報の提供はどのタイミングで行われてもよい。例えば、情報処理装置100は、決済装置40から送信された決済情報を取得したタイミングで、ユーザの決済情報を店舗に提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、店舗による情報要求を受信した場合、情報要求を送信した店舗へユーザの決済情報を提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが来店したタイミングで、ユーザの過去の決済履歴を示す決済情報を店舗へ提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが来店したタイミングで、未利用ユーザであるとか、優良ユーザであるとかいったユーザ情報を店舗へ提供してもよい。
(2-3.優良ユーザ)
情報処理装置100は、ユーザが店舗に対して優良ユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザの決済情報に基づいて、ユーザが店舗に対して優良ユーザであるか否かを判定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、月別の利用金額が所定の閾値以上である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、月別の利用回数が所定の閾値以上である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、月別の利用単価が所定の閾値以上である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、月別の店舗への来店回数が所定の閾値以上である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。なお、店舗への来店回数は、店舗の位置情報とユーザのユーザ端末10の位置情報とに基づいて算出される回数であってもよい。ここで、ユーザ端末10の位置情報は、ユーザ端末10を介す方法であれば、どのような方法で取得されてもよい。例えば、ユーザ端末10の位置情報は、起動した決済アプリを介して取得されてもよい。例えば、店舗への来店回数は、ユーザが店舗から所定の範囲内に出入りした回数に基づいて算出される回数であってもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが店舗に来店してから購入するまでの時間に基づいて、ユーザが店舗に対して優良ユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが店舗に来店してから購入するまでの時間が所定の閾値以下である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、店舗内でのユーザのユーザ端末10による位置情報の軌跡に基づいて、ユーザが店舗に対して優良ユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、店舗内でのユーザのユーザ端末10による位置情報の軌跡が直線的である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであるか否かを判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、店舗内の所定の位置におけるユーザの往復回数が所定の以下である場合、ユーザが店舗に対して優良ユーザであると判定してもよい。これにより、情報処理装置100は、上客かもとかいったユーザ情報を店舗に適切に伝えることができる。そして、情報処理装置100は、優良ユーザと判定したユーザにインセンティブを付与すると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、優良ユーザと判定したユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させると決定してもよい。
なお、優良ユーザの判定は、ユーザの履歴情報に限らず、ユーザの属性情報に基づいて行われてもよい。例えば、情報処理装置100は、店舗が指定するユーザ属性情報を用いて判定してもよい。具体的には、情報処理装置100は、ユーザが店舗の指定するユーザ属性情報に属するか否かを判定して、ユーザが店舗の指定するユーザ属性情報に属する場合、ユーザが優良ユーザであると判定してもよい。また、情報処理装置100は、コンテキスト情報を用いて判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ターゲットとなる顧客(ターゲット顧客)などを推定して店舗が指定するユーザ属性情報を用いて判定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、店舗の周辺情報を取得して、店舗周辺に20代女性の属性を有するユーザが少ない場合、20代女性の属性を有するユーザを店舗のターゲット顧客と推定して、20代女性の属性を有するユーザを優良ユーザと判定してもよい。なお、ターゲット顧客の推定は、時間(例えば、日時や時間帯や曜日)ごとに行われてもよいし、リアルタイムで行われてもよい。
(2-4.レベル)
情報処理装置100は、ユーザの決済情報に基づいて、ユーザに対して付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。例えば、情報処理装置100は、決済情報に基づくユーザの所定の期間内における決済の頻度に対応する値やスコアが所定の閾値以上である場合、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。例えば、情報処理装置100は、決済情報に基づくユーザの所定の期間内における決済の回数や額が所定の閾値以上である場合、ユーザに対して付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザに対して付与するインセンティブのレベルを段階的に高くしてもよい。また、情報処理装置100は、インセンティブのレベルとして、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザに対応するレベルに応じて、ユーザの還元率を1%から2%に上昇させてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザが優良ユーザである場合、インセンティブのレベルを高くすると決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが条件を満たす優良ユーザのグレードが高い程、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。具体的な例を挙げると、優良ユーザのグレードに、グレードが最も高いプラチナと、プラチナの次にグレードが高いゴールドと、ゴールドの次にグレードが高いシルバーと、グレードが最も低いブロンドとが含まれるものとする。なお、各々のグレードにはユーザが満たす対応する条件が定められており、各々のグレードのユーザはグレードに対応する条件を満たすものとする。この場合、情報処理装置100は、プラチナの優良ユーザに付与するインセンティブのレベルに対応する還元率を5%とし、ゴールドの優良ユーザに付与するインセンティブのレベルに対応する還元率を4%とし、シルバーの優良ユーザに付与するインセンティブのレベルに対応する還元率を3%とし、ブロンドの優良ユーザに付与するインセンティブのレベルに対応する還元率を2%となるように上昇させてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザが未利用ユーザである場合、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザが他の電子決済からの乗り換えユーザである場合、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザ未利用ユーザであり、且つ、他の電子決済からの乗り換えユーザである場合、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くしてもよい。この場合、情報処理装置100は、予め定められた所定の期間において、レベルの高いインセンティブをユーザに付与してもよい。
(2-5.属性)
図1に示す例では、決済情報を曜日や時間帯ごとに集計する場合を示したが、本技術は上記の例に限定されない。例えば、情報処理装置100は、店舗ごとに集計してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得した複数の決済情報をユーザ層(ユーザ属性)ごとに集計してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得した複数の決済情報を、ユーザの年齢や性別や居住地などのユーザ層ごとに集計してもよい。このように、情報処理装置100は、ユーザの決済情報に基づいて取得可能な情報であれば、取得した複数の決済情報をどのような情報ごとに集計してもよい。これにより、情報処理装置100は、ユーザ層、曜日、時間帯などで集計した情報を適切に提示することができる。
(2-6.電子決済サービス)
実施形態に係る電子決済のサービスは、アプリを用いたものに限らず、どのようなものであってもよい。例えば、実施形態に係る電子決済のサービスは、電子決済と対応するユーザとが紐付くサービスであれば、どのようなものであってもよい。具体的には、実施形態に係る電子決済のサービスは、電子決済と対応するユーザのユーザ情報が取得可能であれば、どのようなサービスであってもよい。例えば、実施形態に係る電子決済のサービスは、クレジットカードやQR決済などのサービスであってもよい。
〔3.情報処理システムの構成〕
図2に示す情報処理システム1について説明する。図2に示すように、情報処理システム1は、ユーザ端末10と、事業者装置20と、決済装置40と、情報処理装置100とが含まれる。ユーザ端末10と、事業者装置20と、決済装置40と、情報処理装置100とは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の事業者装置20や、複数台の決済装置40や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。ユーザ端末10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、ユーザ端末10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。図1に示す例においては、ユーザ端末10がスマートフォンである場合を示す。
事業者装置20は、事業者によって利用される情報処理装置である。事業者装置20は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、事業者装置20は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。図1に示す例においては、事業者装置20がノート型PCである場合を示す。
決済装置40は、決済処理を行うために用いられる。決済装置40は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、ユーザ端末10等からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
情報処理装置100は、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を適切に決定するために用いられる。情報処理装置100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、決済装置40等からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
〔4.ユーザ端末の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係るユーザ端末10の構成について説明する。図3は、実施形態に係るユーザ端末10の構成例を示す図である。図3に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、決済装置40等との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、ユーザU1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、ユーザ端末10に設けられたボタンや、ユーザ端末10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、所定の決済アプリの自身のアカウントを表示する。
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、ユーザ端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、ユーザ端末10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、所定の決済アプリの自身のアカウントを表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部14は、表示部141を有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(表示部141)
表示部141は、各種情報を表示する。例えば、表示部141は、起動した決済アプリを表示する。例えば、表示部141は、所定のアプリの自身のアカウントを表示する。例えば、表示部141は、所定のアプリの自身のアカウントに対応する価格に関する情報を表示する。例えば、表示部141は、所定のアプリの自身のアカウントに含まれる価格に関する情報を表示する。
〔5.事業者装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る事業者装置20の構成について説明する。図4は、実施形態に係る事業者装置20の構成例を示す図である。図4に示すように、事業者装置20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、制御部24とを有する。
(通信部21)
通信部21は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部21は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(入力部22)
入力部22は、事業者からの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、事業者CM1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部22は、タッチパネル機能により表示面を介して事業者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部22は、事業者装置20に設けられたボタンや、事業者装置20に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部23)
出力部23は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部23は、複数の決済情報を集計した集計情報を表示する。
(制御部24)
制御部24は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、事業者装置20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、事業者装置20にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、複数の決済情報を集計した集計情報を表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部24は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部24は、受信部241を有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(受信部241)
受信部241は、各種情報を受信する。受信部241は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部241は、情報処理装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部241は、決済情報を受信する。例えば、受信部241は、決済情報に基づくユーザの決済単価を示す情報を受信する。例えば、受信部241は、決済情報に基づくユーザの評価を示す評価情報を受信する。例えば、受信部241は、複数のユーザの各々による複数の決済情報を受信する。例えば、受信部241は、複数の決済情報を集計した集計情報を受信する。
〔6.決済装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る決済装置40の構成について説明する。図5は、実施形態に係る決済装置40の構成例を示す図である。図5に示すように、決済装置40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。なお、決済装置40は、決済装置40の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部41)
通信部41は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部41は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部42)
記憶部42は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部42は、決済情報を記憶する。例えば、記憶部42は、ユーザによる決済情報を記憶する。
(制御部43)
制御部43は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、決済装置40内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部43は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部43は、受信部431と、決済処理部432と、送信部433とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部43の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受信部431)
受信部431は、各種情報を受信する。受信部431は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部431は、ユーザ端末10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部431は、決済情報を受信する。例えば、受信部431は、ユーザによる決済情報を受信する。
(決済処理部432)
決済処理部432は、各種情報の決済処理を行う。決済処理部432は、受信部431により受信した各種情報の決済処理を行う。決済処理部432は、受信部431により受信した各種情報に基づいて、各種情報の決済処理を行う。
(送信部433)
送信部433は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部433は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部433は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。送信部433は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部433は、決済情報を送信する。例えば、送信部433は、ユーザによる決済情報を送信する。
〔7.情報処理装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決済装置40等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、決済情報記憶部121と、集計情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123と、決定情報記憶部124とを有する。
決済情報記憶部121は、電子決済の利用に関する決済情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る決済情報記憶部121の一例を示す。図7に示すように、決済情報記憶部121は、「決済ID」、「日時」、「店舗ID」、「ユーザID」、「金額(円)」といった項目を有する。
「決済ID」は、決済情報を識別するための識別情報を示す。「日時」は、決済が行われた日時を示す。図7に示す例では、「日時」に「日時#5」や「日時#11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、時間(例えば、時刻や期間など)を示す情報が格納される。日時DT5は、「日時#5」が示す時間を識別するための識別情報である。日時DT11は、「日時#11」が示す時間を識別するための識別情報である。なお、「日時」には、時間を示す情報であればどのような情報が格納されてもよい。例えば、「日時」には、時分に限られず、秒まで含んだ時間を示す情報が格納されてもよいし、別の表現の時間を示す情報が格納されてもよい。「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「金額(円)」は、決済の金額(円)を示す。例えば、図7は、ユーザU5が日時DT5に店舗SP5で1000円の決済を行ったことを示す。
集計情報記憶部122は、複数の決済情報を集計した集計情報を記憶する。例えば、集計情報記憶部122は、複数のユーザによる複数の決済情報を集計した集計情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る集計情報記憶部122の一例を示す。図8に示すように、集計情報記憶部122は、「集計ID」、「店舗ID」、「集計情報」といった項目を有する。
「集計ID」は、集計情報を識別するための識別情報を示す。「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「集計情報」は、複数の決済情報を集計した集計結果を示す。例えば、「集計情報」は、集計した複数の決済情報の値(例えば、数)を示す。図8に示すように、「集計情報」は、「日時」といった項目を更に有してもよい。「日時」は、決済が行われた日時を示す。図8に示すように、「日時」は、曜日や時間帯ごとの項目を更に有してもよい。そして、曜日や時間帯ごとに対応する各項目は、複数の決済情報の集計結果を示す。例えば、「日時」は、月曜の0~6時の時間帯における決済情報の集計結果が200であることを示す。なお、図8に示す例では、店舗ごとに決済情報を集計した場合を示すが、店舗全体で決済情報を集計してもよい。この場合、集計情報記憶部122は、「店舗ID」の項目を有さなくてもよい。
図8に示す例では、日時ごとに決済情報を集計した場合を示すが、図9に示すように、集計情報記憶部122は、ユーザ層ごとに集計した決済情報を記憶してもよい。図8と同様の説明については省略する。図9に示すように、「集計情報」は、「ユーザ層」といった項目を更に有してもよい。「ユーザ層」は、決済を行ったユーザの属性に基づくユーザ層を示す。図9に示すように、「ユーザ層」は、年齢や性別ごとの項目を更に有してもよい。そして、年齢や性別ごとに対応する各項目は、複数の決済情報の集計結果を示す。例えば、「ユーザ層」は、10代の男性の決済情報の集計結果が250であることを示す。
ユーザ情報記憶部123は、電子決済を利用したユーザのユーザ情報を記憶する。ここで、図10に、実施形態に係るユーザ情報記憶部123の一例を示す。図10に示すように、ユーザ情報記憶部123は、「ユーザID」、「属性情報」、「決済履歴」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「属性情報」は、ユーザの属性情報を示す。図10に示す例では、「属性情報」に「属性#1」や「属性#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、ユーザの年齢や性別などのユーザの属性を示す情報が格納される。「決済履歴」は、ユーザの決済履歴を示す。図10に示す例では、「決済履歴」に「決済#1」や「決済#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、決済した金額に関する情報や、決済した日時に関する情報や、決済した店舗に関する情報が格納される。
決定情報記憶部124は、インセンティブの付与に関する決定情報を記憶する。ここで、図11に、実施形態に係る決定情報記憶部124の一例を示す。図11に示すように、決定情報記憶部124は、「対象ユーザID」、「インセンティブ」といった項目を有する。
「対象ユーザID」は、インセンティブの付与の対象となる対象ユーザを識別するための識別情報を示す。「インセンティブ」は、対象ユーザに付与するインセンティブを示す。例えば、「インセンティブ」は、対象ユーザU2に付与するインセンティブが還元率のアップであることを示す。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、更新部133と、決定部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、決済装置40等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124から各種情報を取得する。
取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。取得部131は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124に各種情報を格納する。
取得部131は、他の機能構成により生成、更新、決定された各種情報を取得する。
取得部131は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する。取得部131は、ユーザの電子決済による決済履歴を示す決済情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザの電子決済を用いた決済金額を示す決済情報を取得する。取得部131は、電子決済が利用可能な店舗を示す店舗情報を取得する。取得部131は、電子決済を利用したユーザのユーザ情報を取得する。取得部131は、複数のユーザの各々の電子決済の利用に関する複数の決済情報を取得する。
(生成部132)
生成部132は、各種情報を生成する。生成部132は、記憶部120から各種情報を生成する。生成部132は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124から各種情報を生成する。生成部132は、生成した各種情報を記憶部120に格納する。生成部132は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124に各種情報を格納する。
生成部132は、他の機能構成により取得、更新、決定された各種情報を生成する。また、生成部132は、他の機能構成により取得、更新、決定された各種情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部132は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を集計した集計情報を生成する。例えば、生成部132は、決済情報を日時ごとに集計した集計情報を生成してもよい。例えば、生成部132は、決済情報をユーザ層ごとに集計した集計情報を生成してもよい。例えば、生成部132は、決済情報を店舗ごとに集計した集計情報を生成してもよい。
(更新部133)
更新部133は、各種情報を更新する。更新部133は、記憶部120から各種情報を更新する。更新部133は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124から各種情報を更新する。更新部133は、更新した各種情報を記憶部120に格納する。更新部133は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124に各種情報を格納する。
更新部133は、他の機能構成により取得、生成、決定された各種情報を更新する。また、更新部133は、他の機能構成により取得、生成、決定された各種情報に基づいて、各種情報を更新する。
更新部133は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を更新する。更新部133は、ユーザの電子決済による決済履歴を更新する。更新部133は、対象ユーザに付与するインセンティブを更新する。
(決定部134)
決定部134は、各種情報を決定する。決定部134は、記憶部120から各種情報を決定する。決定部134は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124から各種情報を決定する。決定部134は、決定した各種情報を記憶部120に格納する。決定部134は、決済情報記憶部121や集計情報記憶部122やユーザ情報記憶部123や決定情報記憶部124に各種情報を格納する。
決定部134は、他の機能構成により取得、更新、生成された各種情報を決定する。また、決定部134は、他の機能構成により取得、更新、生成された各種情報に基づいて、各種情報を決定する。
決定部134は、電子決済に関するサービスの提供態様を決定する。決定部134は、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する。決定部134は、決済情報に基づいて、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する。決定部134は、ユーザの電子決済による決済履歴に基づいて、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する。例えば、決定部134は、ユーザの電子決済を用いた決済金額に基づいて、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する。例えば、決定部134は、店舗情報が示す店舗に対するサービスの提供態様を決定する。
決定部134は、決済情報を店舗に提供すると決定する。例えば、決定部134は、決済情報に基づくユーザの決済単価を示す情報を店舗に提供すると決定する。例えば、決定部134は、決済情報に基づくユーザの評価を示す評価情報を店舗に提供すると決定する。例えば、決定部134は、ユーザが店舗に対して優良なユーザであるか否かを示す評価情報を店舗に提供すると決定する。例えば、決定部134は、複数の決済情報を集計した集計情報を店舗に提供すると決定する。
決定部134は、ユーザに対するサービスの提供態様を決定する。決定部134は、決済情報に基づいて、ユーザに対するサービスの提供態様を決定する。例えば、決定部134は、ユーザにインセンティブを付与するかどうかを決定する。例えば、決定部134は、ユーザに電子決済に関するインセンティブを付与するかどうかを決定する。例えば、決定部134は、電子決済の利用に応じて、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定する。例えば、決定部134は、ユーザによる電子決済の利用履歴に基づいて、ユーザにインセンティブを付与するかどうかを決定する。例えば、決定部134は、ユーザが電子決済を利用したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定する。例えば、決定部134は、ユーザが所定のカテゴリの商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定する。
決定部134は、取得した決済情報に基づいて、ユーザに対して付与するインセンティブのレベルを決定する。例えば、決定部134は、取得した決済情報に基づいて、電子決済に関するインセンティブのレベルを決定する。例えば、決定部134は、インセンティブのレベルとして、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定する。例えば、決定部134は、ユーザによる電子決済の利用履歴に基づいて、インセンティブのレベルを決定する。例えば、決定部134は、ユーザが優良ユーザである場合、インセンティブのレベルを高くすると決定する。例えば、決定部134は、ユーザが条件を満たす優良ユーザのグレードが高い程、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くする。
(提供部135)
提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を配信する。提供部135は、事業者装置20等の他の情報処理装置へ各種情報を提供する。
提供部135は、他の機能構成により取得、生成、更新、決定された各種情報を提供する。
提供部135は、ユーザに電子決済に関するサービスを提供する。例えば、提供部135は、ユーザにインセンティブを提供する。例えば、提供部135は、ユーザに電子決済に関するインセンティブを提供する。
提供部135は、店舗にユーザの電子決済の利用に関する決済情報を提供する。例えば、提供部135は、店舗に決済情報に基づくユーザの決済単価を示す情報を提供する。例えば、提供部135は、店舗に決済情報に基づくユーザの評価を示す評価情報を提供する。例えば、提供部135は、店舗に複数の決済情報を集計した集計情報を提供する。
〔8.情報処理のフロー〕
次に、図12を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、情報処理装置100は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する(ステップS201)。情報処理装置100は、所定の閾値以上の決済情報を取得したか否かを判定する(ステップS202)。情報処理装置100は、所定の閾値以上の決済情報を取得していない場合(ステップS202;NO)、所定の閾値以上の決済情報を取得するまで待機する。情報処理装置100は、所定の閾値以上の決済情報を取得した場合(ステップS202;YES)、取得した決済情報に基づいて、電子決済に関するサービスの提供態様を決定する(ステップS203)。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部134とを有する。取得部131は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する。また、決定部134は、取得部131により取得された決済情報に基づいて、電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様を決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、電子決済に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、決済情報によりユーザの支払情報がわかるので、リアルタイムに正確なユーザの利用単価を取得して提供することができる。
また、取得部131は、ユーザの電子決済による決済履歴を示す決済情報を取得する。また、決定部134は、ユーザの電子決済による決済履歴に基づいて、店舗へのサービスの提供態様を決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、店舗へのサービスの提供態様を、決済履歴に基づいて適切に決定することができる。
また、取得部131は、ユーザの電子決済を用いた決済金額を示す決済情報を取得する。また、決定部134は、ユーザの電子決済を用いた決済金額に基づいて、店舗へのサービスの提供態様を決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、店舗へのサービスの提供態様を、決済金額に基づいて適切に決定することができる。
また、取得部131は、電子決済が利用可能な店舗を示す店舗情報を取得する。また、決定部134は、取得部131により取得された店舗情報が示す店舗に対するサービスの提供態様を決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、店舗情報が示す店舗に対するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、決定部134は、決済情報を、店舗に提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、決定情報を店舗に適切に提供することができる。
また、決定部134は、決済情報に基づくユーザの決済単価を示す情報を、店舗に提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの決済単価を示す情報を店舗に適切に提供することができる。
また、決定部134は、決済情報に基づくユーザの評価を示す評価情報を、店舗に提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの評価を示す評価情報を店舗に適切に提供することができる。
また、決定部134は、ユーザが店舗に対して優良なユーザであるか否かを示す評価情報を、店舗に提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、優良なユーザであるか否かを示す評価情報を店舗に適切に提供することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、上客かもとかを含むユーザ情報を店舗に適切に伝えることができる。
また、取得部131は、複数のユーザの各々の電子決済の利用に関する複数の決済情報を取得する。また、決定部134は、取得部131により取得された複数の決済情報を集計した集計情報を、店舗に提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数の決済情報を集計した集計情報を店舗に適切に提供することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザ層、曜日、時間帯などで集計した集計情報を適切に提供することができる。
実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部134とを有する。取得部131は、ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する。また、決定部134は、取得部131により取得された決済情報に基づいて、ユーザに対して付与するインセンティブのレベルを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに適切なレベルのインセンティブを付与することができる。
また、決定部134は、取得部131により取得された決済情報に基づいて、電子決済に関するインセンティブのレベルを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに適切なレベルの電子決済に関するインセンティブを付与することができる。
また、決定部134は、インセンティブのレベルとして、ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに適切な還元率のインセンティブを付与することができる。
また、決定部134は、ユーザによる電子決済の利用履歴に基づいて、インセンティブのレベルを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに電子決済の利用履歴に基づく適切なインセンティブのレベルを決定することができる。
また、決定部134は、ユーザが電子決済を利用したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、未利用ユーザに適切なインセンティブを付与することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザが初めて決済した場合は還元率を高くすることができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、プロモーションを予め提供することにより、ユーザが初めて決済した場合は還元率を高くすることができる。
また、決定部134は、ユーザが所定のカテゴリの商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、未利用ユーザに適切にインセンティブを付与することができる。
また、決定部134は、ユーザが優良ユーザである場合、インセンティブのレベルを高くすると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、優良ユーザにレベルの高いインセンティブを付与することができる。
また、決定部134は、ユーザが条件を満たす優良ユーザのグレードが高い程、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くする。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、優良ユーザのグレードが高い程、ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くすることができる。
〔10.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係るユーザ端末10、事業者装置20、決済装置40および情報処理装置100は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、ユーザ端末10、事業者装置20、決済装置40および情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るユーザ端末10、事業者装置20、決済装置40および情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14、24、43および130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔11.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
20 事業者装置
40 決済装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 決済情報記憶部
122 集計情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
124 決定情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 更新部
134 決定部
135 提供部
N ネットワーク

Claims (18)

  1. ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記決済情報に基づいて、前記電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様と、前記ユーザに対して付与するインセンティブのレベルとを決定する決定部と、
    を備え、
    前記決定部は、
    前記提供態様として、前記決済情報の決済履歴に所定の決済履歴が含まれているか否かに基づいて前記ユーザが前記インセンティブの付与対象となる対象ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該対象ユーザであると判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与すると決定し、前記ユーザが当該対象ユーザでないと判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与しないと決定し、且つ、前記ユーザの所定の情報が所定の条件を満たすか否かに基づいて前記ユーザが優良ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該優良ユーザであると判定した場合は前記インセンティブのレベルを高くすると決定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記ユーザの前記電子決済による決済履歴を示す前記決済情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記ユーザの前記電子決済による前記決済履歴に基づいて、前記店舗へのサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記ユーザの前記電子決済を用いた決済金額を示す前記決済情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記ユーザの前記電子決済を用いた前記決済金額に基づいて、前記店舗へのサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    前記電子決済が利用可能な店舗を示す店舗情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部により取得された前記店舗情報が示す前記店舗に対するサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部は、
    前記決済情報を、前記店舗に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部は、
    前記決済情報に基づく前記ユーザの決済単価を示す情報を、前記店舗に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定部は、
    前記決済情報に基づく前記ユーザの評価を示す評価情報を、前記店舗に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定部は、
    前記ユーザが前記店舗に対して優良なユーザであるか否かを示す前記評価情報を、前記店舗に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、
    複数のユーザの各々の前記電子決済の利用に関する複数の決済情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部により取得された前記複数の決済情報を集計した集計情報を、前記店舗に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項4~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定部は、
    前記取得部により取得された前記決済情報に基づいて、前記電子決済に関するインセンティブのレベルを決定する
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定部は、
    前記インセンティブのレベルとして、前記ユーザに還元する所定の価値の還元率を上昇させるかどうかを決定する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記決定部は、
    前記ユーザによる前記電子決済の利用履歴に基づいて、前記インセンティブのレベルを決定する
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記決定部は、
    前記ユーザが前記電子決済を利用したことが無い未利用ユーザである場合、前記ユーザにインセンティブを付与すると決定する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記決定部は、
    前記ユーザが所定のカテゴリの商品を電子決済で購入したことが無い未利用ユーザである場合、ユーザにインセンティブを付与すると決定する
    ことを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定部は、
    前記ユーザが優良ユーザである場合、前記インセンティブのレベルを高くすると決定する
    ことを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記決定部は、
    前記ユーザが条件を満たす前記優良ユーザのグレードが高い程、前記ユーザに付与するインセンティブのレベルを高くする
    ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記決済情報に基づいて、前記電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様と、前記ユーザに対して付与するインセンティブのレベルとを決定する決定工程と、
    を含み、
    前記決定工程は、
    前記提供態様として、前記決済情報の決済履歴に所定の決済履歴が含まれているか否かに基づいて前記ユーザが前記インセンティブの付与対象となる対象ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該対象ユーザであると判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与すると決定し、前記ユーザが当該対象ユーザでないと判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与しないと決定し、且つ、前記ユーザの所定の情報が所定の条件を満たすか否かに基づいて前記ユーザが優良ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該優良ユーザであると判定した場合は前記インセンティブのレベルを高くすると決定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  18. ユーザの電子決済の利用に関する決済情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記決済情報に基づいて、前記電子決済に関する店舗へのサービスの提供態様と、前記ユーザに対して付与するインセンティブのレベルとを決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記決定手順は、
    前記提供態様として、前記決済情報の決済履歴に所定の決済履歴が含まれているか否かに基づいて前記ユーザが前記インセンティブの付与対象となる対象ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該対象ユーザであると判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与すると決定し、前記ユーザが当該対象ユーザでないと判定した場合は前記ユーザに前記インセンティブを付与しないと決定し、且つ、前記ユーザの所定の情報が所定の条件を満たすか否かに基づいて前記ユーザが優良ユーザであるか否かを判定し、前記ユーザが当該優良ユーザであると判定した場合は前記インセンティブのレベルを高くすると決定する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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