JP2023068676A - シート供給装置、およびロール交換方法 - Google Patents

シート供給装置、およびロール交換方法 Download PDF

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Shunji Morikawa
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Abstract

【課題】吐出装置の吐出口を拭くためのシートが巻回されたロールを適切に交換することを課題とする。【解決手段】吐出装置の吐出口を拭くためのシートが巻回されたロールと、揺動可能に配設され、ロールに巻回されたシートの表面に接触するレバーと、ロールから離れた退避位置にレバーを固定することで、ロールから引き出されたシートの供給経路をレバーにより塞ぎ、退避位置でのレバーの固定を解除することで、供給経路を開放する固定機構と、を備えるシート供給装置。【選択図】図12

Description

本発明は、吐出装置の吐出口を拭くためのシートをロールから供給するシート供給装置及び、ロールの交換方法に関する。
下記特許文献には、シートが巻回されたロールからシートを供給する技術が記載されている。
特開2012-062128号公報
本明細書は、吐出装置の吐出口を拭くためのシートが巻回されたロールを適切に交換することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、吐出装置の吐出口を拭くためのシートが巻回されたロールと、揺動可能に配設され、前記ロールに巻回されたシートの表面に接触するレバーと、前記ロールから離れた退避位置に前記レバーを固定することで、前記ロールから引き出されたシートの供給経路を前記レバーにより塞ぎ、前記退避位置での前記レバーの固定を解除することで、前記供給経路を開放する固定機構と、を備えるシート供給装置を開示する。
また、上記課題を解決するために、本明細書は、シートが巻回されたロールと、前記ロールに巻回されたシートの表面に向って揺動することで前記シートに接触するレバーとを備えたシート供給装置において、前記ロールを交換するロール交換方法であって、前記ロールから離れた退避位置に前記レバーを固定することで、前記ロールから引き出されたシートの供給経路を前記レバーにより塞ぐ固定工程と、前記レバーが前記退避位置で固定されている際に前記ロールを交換する交換工程と、前記交換工程における前記ロールの交換が完了した後に、前記退避位置での前記レバーの固定を解除することで、前記供給経路を開放する解除工程と、を含むロール交換方法を開示する。
本開示では、ロールから離れた退避位置にレバーを固定することで、ロールから引き出されたシートの供給経路がレバーにより塞がれて、退避位置でのレバーの固定を解除することで、供給経路が開放される。このため、例えば、作業者がロール交換時にレバーを退避位置に退避させた場合に、ロール交換後にシートの供給経路がレバーにより塞がれていれば、作業者にレバーの解除忘れを気付かせることができる。これにより、ロールの交換を適切に行うことが可能となる。
回路形成装置を示す図である。 清掃部を示す斜視図である。 清掃部を示す斜視図である。 制御装置を示すブロック図である。 樹脂積層体が形成された状態の回路基板を示す断面図である。 樹脂積層体の上に配線が形成された状態の回路基板を示す断面図である。 清掃部を示す斜視図である。 検出機構を示す概略図である。 検出センサを示す概略図である。 検出機構を示す概略図である。 検出機構を示す概略図である。 清掃部を示す概略図である。 清掃部を示す概略図である。 検出機構を示す概略図である。
図1に回路形成装置10を示す。回路形成装置10は、搬送装置20と、第1造形ユニット22と、第2造形ユニット24と、清掃ユニット26と、制御装置(図4参照)28とを備える。それら搬送装置20と第1造形ユニット22と第2造形ユニット24と清掃ユニット26とは、回路形成装置10のベース29の上に配置されている。ベース29は、概して長方形状をなしており、以下の説明では、ベース29の長手方向をX軸方向、ベース29の短手方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向と称して説明する。
搬送装置20は、X軸スライド機構30と、Y軸スライド機構32とを備えている。そのX軸スライド機構30は、X軸スライドレール34とX軸スライダ36とを有している。X軸スライドレール34は、X軸方向に延びるように、ベース29の上に配設されている。X軸スライダ36は、X軸スライドレール34によって、X軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、X軸スライド機構30は、電磁モータ(図4参照)38を有しており、電磁モータ38の駆動により、X軸スライダ36がX軸方向の任意の位置に移動する。また、Y軸スライド機構32は、Y軸スライドレール50とテーブル52とを有している。Y軸スライドレール50は、Y軸方向に延びるように、ベース29の上に配設されており、X軸方向に移動可能とされている。そして、Y軸スライドレール50の一端部が、X軸スライダ36に連結されている。そのY軸スライドレール50には、テーブル52が、Y軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、Y軸スライド機構32は、電磁モータ(図4参照)56を有しており、電磁モータ56の駆動により、テーブル52がY軸方向の任意の位置に移動する。これにより、テーブル52は、X軸スライド機構30及びY軸スライド機構32の駆動により、ベース29上の任意の位置に移動する。
テーブル52は、基台60と、保持装置62と、昇降装置(図4参照)64とを有している。基台60は、平板状に形成され、上面にパレット(図5参照)70が載置される。保持装置62は、基台60のX軸方向の両側部に設けられている。そして、基台60に載置されたパレット70のX軸方向の両縁部が、保持装置62によって挟まれることで、パレット70が固定的に保持される。また、昇降装置64は、基台60の下方に配設されており、基台60を昇降させる。
第1造形ユニット22は、回路基板の配線を造形するユニットであり、第1印刷部72と、焼成部74とを有している。第1印刷部72は、インクジェットヘッド(図4参照)76を有しており、インクジェットヘッド76が金属インクを線状に吐出する。金属インクは、ナノメートルサイズの金属、例えば銀の微粒子が溶剤中に分散されたものである。なお、金属微粒子の表面は分散剤によりコーティングされており、溶剤中での凝集が防止されている。また、インクジェットヘッド76は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式によって複数のノズルから金属インクを吐出する。
焼成部74は、赤外線照射装置(図4参照)78を有している。赤外線照射装置78は、吐出された金属インクに赤外線を照射する装置であり、赤外線が照射された金属インクは焼成し、配線が形成される。なお、金属インクの焼成とは、エネルギーを付与することによって、溶媒の気化や金属微粒子の保護膜、つまり、分散剤の分解等が行われ、金属微粒子が接触または融着をすることで、導電率が高くなる現象である。そして、金属インクが焼成することで、金属製の配線が形成される。
また、第2造形ユニット24は、回路基板の樹脂層を造形するユニットであり、第2印刷部84と、硬化部86とを有している。第2印刷部84は、インクジェットヘッド(図4参照)88を有しており、インクジェットヘッド88は紫外線硬化樹脂を吐出する。紫外線硬化樹脂は、紫外線の照射により硬化する樹脂である。なお、インクジェットヘッド88は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式でもよく、樹脂を加熱して気泡を発生させ複数のノズルから吐出するサーマル方式でもよい。
硬化部86は、平坦化装置(図4参照)90と照射装置(図4参照)92とを有している。平坦化装置90は、インクジェットヘッド88によって吐出された紫外線硬化樹脂の上面を平坦化するものであり、例えば、紫外線硬化樹脂の表面を均しながら余剰分の樹脂を、ローラもしくはブレードによって掻き取ることで、紫外線硬化樹脂の厚みを均一させる。また、照射装置92は、光源として水銀ランプもしくはLEDを備えており、吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、吐出された紫外線硬化樹脂が硬化し、樹脂層が形成される。
清掃ユニット26は、第1造形ユニット22のインクジェットヘッド76及び第2造形ユニット24のインクジェットヘッド88を清掃するユニットであり、清掃部100と移動部102とを有している。移動部102は、移動装置(図4参照)106を有しており、移動装置106は、インクジェットヘッド76を第1造形ユニット22と清掃ユニット26との間で移動させ、インクジェットヘッド88を第2造形ユニット24と清掃ユニット26との間で移動させる
清掃部100は、図2及び図3に示すように、ワイプロール110とリール112と第1~第7補助ローラ114~126と押当ブロック128とギア機構130とを有している。ワイプロール110は、短円筒形状の軸心136と、その軸心136に巻回されている帯状のワイプシート138とにより構成されている。また、リール112は、リール本体140と支持軸142とリールカバー144とにより構成されている。リール本体140は、円盤形状であり、装置本体146の側面に固定されている。支持軸142は、リール本体140の中心に同軸的に固定されている。リールカバー144は、リール本体140と略同寸法の円盤形状であり、リールカバー144の中心において支持軸142の先端に同軸的に着脱可能に取り付けられている。そして、ワイプロール110の軸心136の内部にリール112の支持軸142を挿通させることで、ワイプロール110がリール112により回転可能に支持されている。
第1~第7補助ローラ114~126は、装置本体146のリール本体140が固定されている側面において、支持軸142の軸線と平行な姿勢で回転可能に支持されている。第1補助ローラ114及び第2補助ローラ116は、リール112の上方において略同じ高さで左右方向に並んで配設されている。また、第3補助ローラ118は、第2補助ローラ116の上方に配設されている。なお、第1補助ローラ114から第2補助ローラ116に向う方向を左方向と記載し、第2補助ローラ116から第1補助ローラ114に向う方向を右方向と記載する。
第2補助ローラ116及び第3補助ローラ118の左方向には、押当ブロック128が
配設されている。押当ブロック128は、電磁モータ(図4参照)150の駆動により昇降し、電磁モータ(図4参照)152の駆動により左右方向に振動する。第4補助ローラ120は、押当ブロック128を挟んで第3補助ローラ118の反対側において第3補助ローラ118と同じ高さに配設されている。第5補助ローラ122は、第4補助ローラ120下方に配設されている。第6補助ローラ124は、第5補助ローラ122の左方向において斜め下方に配設されている。第7補助ローラ126は、第6補助ローラ124の右方向に配設されている。また、ギア機構130は、1対のギア154,156により構成されている。1対のギア154,156は左右方向に並んで配設されており、互いに噛合している。そして、1対のギア154,156の一方が電磁モータ(図4参照)158の駆動により回転する。
このような構造の清掃部100によりインクジェットヘッド76,88の噴出口が清掃される。詳しくは、リール112により支持されているワイプロール110からワイプシート138の一端が引っ張り出されており、第1補助ローラ114に巻き掛けられて左方向に向って延び出す。そのワイプシート138の一端は、第2補助ローラ116に巻き掛けられて上方に向って延び出した後に、第3補助ローラ118に巻き掛けられて左方向に向って延び出す。そして、ワイプシート138の一端は、第4補助ローラ120に巻き掛けられて下方に向って延び出した後に、第5補助ローラ122に巻き掛けられて左下方向に向って延び出す。さらに、ワイプシート138の一端は、第6補助ローラ124に巻き掛けられて右方向に向って延び出した後に、第7補助ローラ126に巻き掛けられて下方に向って延び出す。そして、ワイプシート138の一端は、1対のギア154,156の間を通って下方に延び出す。このため、電磁モータ158の作動により1対のギア154,156の一方が回転することで、ワイプシート138がワイプロール110からギア機構130に向って送り出される。この際、ワイプシート138は、第3補助ローラ118と第4補助ローラ120との間に配設されている押当ブロック128の上方を通過する。
また、インクジェットヘッド76,88の下面には、金属インク,紫外線硬化樹脂を吐出するための複数の噴出口(図示省略)が形成されている。このため、インクジェットヘッド76,88が、移動装置106の作動により第3補助ローラ118と第4補助ローラ120との間の上方に移動する。そして、押当ブロック128が、電磁モータ150の駆動により上昇することで、ワイプシート138を持ち上げて、インクジェットヘッド76,88の下面に押し当てる。このため、押当ブロック128により持ち上げられたワイプシート138が、インクジェットヘッド76,88の複数の噴出口に押し当てられる。続いて、押当ブロック128が、電磁モータ152の駆動により左右方向に振動する。このため、押当ブロック128が上昇して、ワイプシート138をインクジェットヘッド76,88の複数の噴出口に押し当てた状態で振動することで、複数の噴出口がワイプシート138により拭き取られる。このように、清掃部100において、インクジェットヘッド76,88の噴出口がワイプシート138により清掃される。
また、制御装置28は、図4に示すように、コントローラ160と、複数の駆動回路162と、制御回路164とを備えている。複数の駆動回路162は、上記電磁モータ38,56,150,152,158、保持装置62、昇降装置64、インクジェットヘッド76、赤外線照射装置78、インクジェットヘッド88、平坦化装置90、照射装置92、移動装置106に接続されている。コントローラ160は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路162に接続されている。これにより、搬送装置20、第1造形ユニット22、第2造形ユニット24、清掃ユニット26の作動が、コントローラ160によって制御される。また、コントローラ160は、制御回路164を介して表示装置166に接続されている。これにより、コントローラ160は、任意の画像を表示装置166に表示する。
回路形成装置10では、上述した構成によって、テーブル52の基台60に載置されたパレット70の上に樹脂積層体が形成され、その樹脂積層体の上面に配線が形成されることで、回路基板が形成される。
具体的には、テーブル52の基台60にパレット70がセットされると、テーブル52が、第2造形ユニット24の下方に移動する。そして、第2造形ユニット24において、図5に示すように、パレット70の上に樹脂積層体170が形成される。樹脂積層体170は、インクジェットヘッド88からの紫外線硬化樹脂の吐出と、吐出された紫外線硬化樹脂への照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることにより形成される。
詳しくは、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、パレット70の上面に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。続いて、紫外線硬化樹脂が薄膜状に吐出されると、硬化部86において、紫外線硬化樹脂の膜厚が均一となるように、紫外線硬化樹脂が平坦化装置90によって平坦化される。そして、照射装置92が、その薄膜状の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、パレット70の上に薄膜状の樹脂層172が形成される。
続いて、インクジェットヘッド88が、その薄膜状の樹脂層172の上に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。そして、平坦化装置90によって薄膜状の紫外線硬化樹脂が平坦化され、照射装置92が、その薄膜状に吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで、薄膜状の樹脂層172の上に薄膜状の樹脂層172が積層される。このように、薄膜状の樹脂層172の上への紫外線硬化樹脂の吐出と、紫外線の照射とが繰り返され、複数の樹脂層172が積層されることで、樹脂積層体170が形成される。
次に、樹脂積層体170が形成されると、テーブル52が第1造形ユニット22の下方に移動する。そして、第1造形ユニット22の第1印刷部72において、インクジェットヘッド76が、図6に示すように、樹脂積層体170の上面に金属インク176を、回路パターンに応じて線状に吐出する。続いて、回路パターンに応じて吐出された金属インク176に、第1造形ユニット22の焼成部74において、赤外線照射装置78が赤外線を照射する。これにより、金属インク176が焼成し、樹脂積層体170の上面に配線178が形成される。
このように、第2造形ユニット24においてインクジェットヘッド88により吐出された紫外線硬化樹脂により樹脂積層体170が造形されて、第1造形ユニット22においてインクジェットヘッド76により吐出された金属インクにより配線178が造形されることで、回路基板が形成される。そして、インクジェットヘッド76,88から紫外線硬化樹脂,金属インクが繰り返し吐出されることで、吐出状態が低下するため、インクジェットヘッド76,88の噴出口が清掃ユニット26において清掃される。
詳しくは、清掃ユニット26の清掃部100において、上述したように、押当ブロック128を上昇させることで、押当ブロック128によりワイプシート138を持ち上げて、インクジェットヘッド76,88の下面に押し当てる。そして、押当ブロック128を上昇させた状態で振動させて、ワイプシート138によりインクジェットヘッド76,88の下面を拭きとることで、インクジェットヘッド76,88の噴出口が清掃される。なお、ワイプシート138により噴出口を清掃することで、ワイプシート138が汚れるため、噴出口がワイプシート138により清掃される毎に、所定量、ワイプシート138が電磁モータ158の駆動によりワイプロール110からギア機構130に向って送り出される。
このように、ワイプシート138による清掃が実行される毎に、所定量、ワイプシート
138がワイプロール110から送り出されることで、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138の量が少なくなる。このため、清掃部100には、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138の量を検出するための検出機構(図3及び図7参照)180が配設されている。
検出機構180は、図3及び図7に示すように、レバー182と被検出体184と第1検出センサ186と第2検出センサ188とにより構成されている。レバー182は、概して棒形状であり、鉄製の素材により形成されている。レバー182の一端は、リール112の支持軸142の上方において、支持軸142と平行な状態で配設されたレバー軸190に固定されている。レバー軸190は、装置本体146によりレバー軸190の軸線回りに回転可能に保持されており、レバー182は、レバー軸190を中心に揺動し、レバー182の揺動に伴ってレバー軸190が回転する。また、レバー182の他端には、レバー軸190の軸線と平行な軸線回りに回転可能に接触ローラ191が配設されている。このため、レバー182の他端部側の重量がレバー182の一端部側の重量より重くなり、レバー182の他端部が自重により下方に向って揺動する。このため、図8に示すように、レバー182の他端部に配設されている接触ローラ191が、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138の表面に接触する。
また、図3及び図7に示すように、レバー182の一端に固定されているレバー軸190は、装置本体146を貫通しており、リール112等が配設されている装置本体146の側面と反対側の側面に延び出している。被検出体184は、概して円環形状であり、リール112等が配設されている装置本体146の側面と反対側の側面に延び出すレバー軸190の端部に、同軸的に被検出体184が固定されている。これにより、レバー182の揺動に伴ってレバー軸190が回転する際に、被検出体184もレバー軸190とともに回転する。概して円環形状の被検出体184には、図8に示すように、2箇所の切欠部192,194が形成されており、被検出体184の周方向において2箇所の切欠部192,194の間に、第1円環部196と第2円環部198とが配設されている。なお、図8では、装置本体146を透過した状態で被検出体184、第1検出センサ186、第2検出センサ188が図示されている。
また、第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、透過型のセンサであり、図9に示すように、概してU字形状である。第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、互いに対向して配設される投光部200と受光部202とにより構成されており、投光部200から照射された光が受光部202により受光される。また、第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、投光部200と受光部202との間に被検出体184が位置するように配設されており、被検出体184の回転に伴って、投光部200と受光部202との間に切欠部192、切欠部194、第1円環部196、第2円環部198の何れかが位置する。このため、例えば、投光部200と受光部202との間に第1円環部196若しくは第2円環部198が位置する場合には、第1円環部196若しくは第2円環部198に、投光部200から照射された光が遮られるため、受光部202は、投光部200により照射された光を受光しない。一方で、投光部200と受光部202との間に切欠部192若しくは切欠部194が位置する場合には、受光部202は、投光部200から照射された光を受光する。
また、第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、図8に示すように、レバー軸190を挟んで対照的に配設されている。そして、ワイプロール110に多くの量のワイプシート138が巻回されており、そのワイプシート138の表面にレバー182の接触ローラ191が接触している際に、被検出体184の切欠部192,194は第1検出センサ186及び第2検出センサ188の投光部200と受光部202との間に位置している。このため、ワイプロール110に多くの量のワイプシート138が巻回されている
場合において、第1検出センサ186及び第2検出センサ188では、受光部202が投光部200から照射された光を受光する。つまり、第1検出センサ186及び第2検出センサ188により光の受光が検出された場合には、ワイプロール110に多くの量のワイプシート138が残存している。
また、ワイプシート138の使用に伴って、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が設定量より少なくなると、図10に示すように、レバー182が揺動する。この際、レバー182の揺動に伴って被検出体184が回転し、被検出体184の第2円環部198が第1検出センサ186の投光部200と受光部202との間に位置し、被検出体184の切欠部192が第2検出センサ188の投光部200と受光部202との間に位置する。このため、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が設定量より少なくなった場合において、第1検出センサ186では、受光部202が投光部200から照射された光を受光せず、第2検出センサ188では、受光部202が投光部200から照射された光を受光する。つまり、第1検出センサ186により光の受光が検出されず、第2検出センサ188により光の受光が検出された場合には、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が設定量より少なくなっている。なお、設定量は、ワイプシート138を用いてインクジェットヘッド76,88の清掃を1回行う際に必要なワイプシート138の量より少ない値に設定されている。このため、第1検出センサ186により光の受光が検出されず、第2検出センサ188により光の受光が検出された場合には、リール112に取り付けられているワイプロールを、新しいワイプロールに交換する必要がある。
また、ワイプシート138の使用に伴って、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が無くなると、図11に示すように、レバー182が揺動する。この際、レバー182の揺動に伴って被検出体184が回転し、被検出体184の第2円環部198が第1検出センサ186の投光部200と受光部202との間に位置し、被検出体184の第1円環部196が第2検出センサ188の投光部200と受光部202との間に位置する。このため、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が無くなった場合において、第1検出センサ186及び第2検出センサ188では、受光部202が投光部200から照射された光を受光しない。つまり、第1検出センサ186及び第2検出センサ188により光の受光が検出されない場合には、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138が無くなっている。
このように、第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、被検出体184の回転角度、つまり、レバー182の揺動角度に基づいて、ワイプロール110に巻回されているワイプシート138の量を検出することができる。そこで、コントローラ160は、第1検出センサ186により光の受光が検出されず、第2検出センサ188により光の受光が検出された場合に、案内画面を表示装置166に表示する。この案内画面には、ワイプロールの交換を促すコメントが表示される。また、コントローラ160は、第1検出センサ186及び第2検出センサ188により光の受光が検出されない場合に、エラー画面を表示装置166に表示する。このエラー画面には、ワイプロールが無くなったことを促すコメントが表示される。
そして、作業者は、案内画面若しくはエラー画面を確認すると、ワイプロールの交換作業を行う。つまり、作業者が、リール112のリールカバー144をリール本体140から取り外して、支持軸142からワイプロール110を取り外す。そして、作業者が支持軸142に新しいワイプロールを装着した後に、リールカバー144をリール本体140に取り付ける。ただし、レバー182は自重により、常時、リール112に接近する方向に揺動するため、ワイプロールの装着時にレバー182が妨げとなる。このため、作業者は、支持軸142に新しいワイプロールを装着する際に、新しいワイプロールの装着の妨
げにならない位置(以下、「退避位置」と記載する)までレバー182を揺動させる必要がある。つまり、作業者は、支持軸142に新しいワイプロールを装着する際に、レバー182をリール112から離れる方向に揺動させて退避位置で維持する必要がある。このため、例えば、作業者は、左手でレバー182を退避位置に揺動させた状態で、右手で新しいワイプロールを支持軸142に装着する必要があり、作業性が非常に悪い。
そこで、清掃部100では、図12に示すように、リール112の左上方向であって、レバー軸190の左方向にマグネット210が配設されている。このため、ワイプロールの交換時に作業者が、鉄製の素材により成形されているレバー182をマグネット210に接触させるまで揺動させることで、レバー182はマグネット210に引っ付いて、退避位置において保持される。このため、ワイプロールの交換時に作業者がレバー182を退避位置で保持する必要がなくなる。これにより、作業者は両手でワイプロールの装着を行うことが可能となり、作業性が向上する。
そして、ロールの交換が完了すると、作業者は、レバー182をリール112に向って揺動させることで、マグネット210から取り外して、レバー182の接触ローラ191を、リール112に装着されたワイプロールのワイプシート138に接触させる。これにより、リール112に新たに装着されたワイプロールの残量を検出機構180により検出することができる。ただし、作業者が、ロールの交換を完了した後に、レバー182を揺動させてマグネット210から取り外すことを忘れる場合がある。つまり、作業者が、ロールの交換を完了した後に、レバー182を戻し忘れる場合がある。このような場合には、リール112に新たに装着されたワイプロールの残量を検出機構180により検出することができず、ワイプシートによる清掃時にシート切れが生じる虞がある。
このようなことに鑑みて、清掃部100では、レバー182がマグネット210により退避位置で固定されている状態において、ワイプシートの供給経路がレバー182により塞がれることで、レバー182の戻し忘れが防止されている。詳しくは、作業者が、リール112に新しいワイプロールを装着すると、そのワイプロールからワイプシートの一端を引っ張り出して、第1補助ローラ114に巻き掛けて左方向に向ける。そして、作業者は、ワイプシート138の一端を、第2補助ローラ116に巻き掛けるが、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182が第2補助ローラ116に接触しており、レバー182によってワイプシートの供給経路が塞がれている。このため、作業者は、ワイプシートを第2補助ローラ116に巻き掛けることができずに、退避位置で固定されているレバー182に気付く。これにより、作業者は、レバー182の戻し忘れを認識し、レバー182を揺動させてマグネット210から取り外すことで、レバー182の戻し忘れを防止することができる。そして、レバー182がマグネット210から取り外されると、つまり、レバー182の固定が解除されると、図13に示すように、レバー182が第2補助ローラ116から離れて、ワイプシートの供給経路が開放される。これにより、作業者は、ワイプシートを第2補助ローラ116に巻き掛けるとともに、更に、第3~第7補助ローラ118~126に巻き掛けて、1対のギア154,156の間に通すことで、ワイプシートが清掃部100にセットされる。
また、作業者がワイプロールを交換した際に、リール112に新たに装着されたワイプロールからワイプシートの一端を引っ張り出して、そのワイプシートの一端を、清掃部100に残存しているワイプシートの終端にスプライシングする場合がある。つまり、ワイプロールの交換前にリール112に装着されていたワイプロールのワイプシート(以下、「旧シート」と記載する)が清掃部100にセットされた状態、つまり、第1~第7補助ローラ114~126に巻き掛けられた状態で、旧シートがリール112と第1補助ローラ114との間で切断される場合がある。そして、作業者がワイプロールを交換した後に、リール112に新たに装着されたワイプロールからワイプシートの一端を引っ張り出し
て、そのワイプシートの一端を旧シートの終端にスプライシングする場合がある。このような場合には、作業者は、ワイプシートを第2補助ローラ116に巻き掛けないため、退避位置で固定されているレバー182に気付かない。
このようなことに鑑みて、清掃部100では、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182が検出機構180により検出される。具体的には、図14に示すように、レバー182が退避位置でマグネット210により固定されている際に、被検出体184の第2円環部198が第2検出センサ188の投光部200と受光部202との間に位置し、被検出体184の切欠部194が第1検出センサ186の投光部200と受光部202との間に位置する。このため、レバー182が退避位置でマグネット210により固定されている際に、第2検出センサ188では、受光部202が投光部200から照射された光を受光せず、第1検出センサ186では、受光部202が投光部200から照射された光を受光する。つまり、第2検出センサ188により光の受光が検出されず、第1検出センサ186により光の受光が検出された場合に、レバー182が退避位置でマグネット210により固定されている。このように、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182が検出機構180により検出される。そして、コントローラ160は、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182を検出機構180により検出すると、清掃部100での清掃が再開されないように、清掃部100の作動を制御する。つまり、例えば、スタートボタン等が操作されても、清掃部100が作動しないようにスタートボタンの操作をキャンセルする。これにより、レバー182が退避位置でマグネット210により固定されている状態での清掃を防止することができる。さらに、コントローラ160は、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182を検出機構180により検出すると、警告画面を表示装置166に表示する。この警告画面には、レバー182が退避位置でマグネット210により固定されていることを示すコメントが表示される。これにより、作業者は、レバー182の戻し忘れを認識し、レバー182を揺動させてマグネット210から取り外すことで、レバー182の戻し忘れを防止することができる。
また、退避位置でマグネット210により固定されているレバー182は、検出機構180により検出される。この検出機構180は、上述したように、ワイプロールに巻回されているワイプシートが設定量より少なくなったこと及び、ワイプロールに巻回されているワイプシートが無くなったことも検出するものであり、従来から清掃部100に配設されている。このため、従来から清掃部100に配設されている検出機構180を利用して、退避位置で固定されているレバー182を検出することで、新たな検出センサの配設等を省き、コスト増大,配設スペースの増大等が抑制されている。
なお、上記実施例において、インクジェットヘッド76,88は、吐出装置の一例である。清掃部100は、シート供給装置の一例である。ワイプロール110は、ロールの一例である。第2補助ローラ116は、巻掛軸の一例である。ワイプシート138は、シートの一例である。レバー182は、レバーの一例である。第1検出センサ186及び第2検出センサ188は、検出センサの一例である。マグネット210は、固定機構の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施例では、マグネット210によりレバー182が退避位置で固定されているが、ストッパ等の種々の固定機構によりレバー182が退避位置で固定されてもよい。
また、上記実施例では、退避位置で固定されたレバー182が第2補助ローラ116に接触することで、ワイプシートの供給経路が塞がれているが、別の手法によりワイプシー
トの供給経路が塞がれてもよい。例えば、退避位置で固定されたレバー182がワイプシートの供給経路を斜行することで、ワイプシートの供給経路が塞がれてもよい。
また、上記実施例では、インクジェットヘッド76,88の噴出口を清掃する技術に本発明が適用されているが、ディスペンサ等の種々の吐出装置の吐出口を清掃する技術に本発明が適用されてもよい。
また、上記実施例では、回路基材を造形するための吐出装置に本発明が適用されているが、フィギュア等の種々の3次元造形物を造形するための吐出装置に本発明が適用されてもよい。また、3次元造形物を造形するための吐出装置に限定されず、粘着剤,接着剤,クリーム半田などの流体を吐出する吐出装置に本発明が適用されてもよい。また、画像を印刷するための印刷装置で用いられる吐出装置に本発明が適用されてもよい。
76:インクジェットヘッド(吐出装置) 88:インクジェットヘッド(吐出装置) 100:清掃部(シート供給装置) 110:ワイプロール(ロール) 116:第2補助ローラ(巻掛軸) 138:ワイプシート(シート) 182:レバー
186:第1検出センサ(検出センサ) 188:第2検出センサ(検出センサ)
210:マグネット(固定機構)

Claims (5)

  1. 吐出装置の吐出口を拭くためのシートが巻回されたロールと、
    揺動可能に配設され、前記ロールに巻回されたシートの表面に接触するレバーと、
    前記ロールから離れた退避位置に前記レバーを固定することで、前記ロールから引き出されたシートの供給経路を前記レバーにより塞ぎ、前記退避位置での前記レバーの固定を解除することで、前記供給経路を開放する固定機構と、
    を備えるシート供給装置。
  2. 前記レバーの揺動角度に基づいて前記退避位置で固定されている前記レバーを検出する検出センサを備える請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記レバーの揺動角度に基づいて前記ロールに巻回されたシートが設定量より少なくなったこと及び、前記ロールに巻回されたシートが無くなったことを検出する前記検出センサを備える請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 前記ロールから引き出されたシートが巻き掛けられる巻掛軸と、
    前記退避位置に前記レバーを固定することで、前記レバーが前記巻掛軸に接触して前記供給経路を塞ぎ、前記退避位置での前記レバーの固定を解除することで、前記レバーが前記巻掛軸から離間して前記供給経路を開放する前記固定機構と、
    を備える請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のシート供給装置。
  5. シートが巻回されたロールと、前記ロールに巻回されたシートの表面に向って揺動することで前記シートに接触するレバーとを備えたシート供給装置において、前記ロールを交換するロール交換方法であって、
    前記ロールから離れた退避位置に前記レバーを固定することで、前記ロールから引き出されたシートの供給経路を前記レバーにより塞ぐ固定工程と、
    前記レバーが前記退避位置で固定されている際に前記ロールを交換する交換工程と、
    前記交換工程における前記ロールの交換が完了した後に、前記退避位置での前記レバーの固定を解除することで、前記供給経路を開放する解除工程と、
    を含むロール交換方法。
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