JP2023067765A - ガラス及びガラスの製造方法 - Google Patents

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喜芳 玉井
Kiyoshi Tamai
悠波 小林
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Abstract

【課題】たわみを抑制する。【解決手段】ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、SiO2:35%~60%、B2O3:0.8%~8%、Al2O3:6%~21%、MgO:17%~44%を含有し、かつ、(MgO/Al2O3)≧1であり、式(1A)により算出される測定マデルング定数mが1.05以上であり、組成から算出される線熱膨張係数の算出値αcalに対する、線熱膨張係数の測定値αの比率である熱膨張因子が0.7以下である。m=E/(2・Vp・Gt)・・・(1A)ここで、Eは、ガラス10のヤング率の測定値であり、Vpは、ガラス10の平均原子充填率であり、Gtは、ガラス10の平均結合乖離エネルギである。【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス及びガラスの製造方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセス中に半導体デバイスを支持する部材として、ガラスが用いられることがある。例えば特許文献1には、20~200℃の温度範囲における平均線熱膨張係数が、28×10-7/℃超であり、かつ50×10-7/℃未満となる支持ガラス基板が記載されている。
特許第6443668号公報
ここで、例えば半導体デバイスの支持などに用いられるガラスは、たわみを抑制することが求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、たわみを抑制可能なガラス及びガラスの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るガラスは、酸化物基準のモル%表示で、SiO:35%~60%、B:0.8%~8%、Al:6%~21%、MgO:17%~44%を含有し、かつ、(MgO/Al)≧1であり、式(1A)により算出される測定マデルング定数mが1.05以上であり、組成から算出される線熱膨張係数の算出値αcal(ppm/K)に対する、線熱膨張係数の測定値α(ppm/K)の比率である熱膨張因子が0.7以下である。ここで、Eは、前記ガラスのヤング率(GPa)の測定値であり、Vは、前記ガラスの平均原子充填率であり、Gは、前記ガラスの平均結合乖離エネルギである。
m=E/(2・V・G) ・・・(1A)
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るガラスの製造方法は、酸化物基準のモル%表示で、SiO:35%~60%、Al:6%~21%、MgO:17%~44%を含有するガラスを成形するステップと、成形された前記ガラスを、ガラス転移点Tgよりも0℃以上100℃以下だけ高い温度で0時間より長く10時間以下保持するステップと、温度の低下速度が0.5℃/min以上100℃/min以下となるように、前記ガラスを冷却するステップと、を含む。
本発明によれば、たわみを抑制できる。
図1は、本実施形態に係るガラスの模式図である。 図2は、各例の熱膨張因子及び測定マデルング定数を示すグラフである。 図3は、たわみ評価を説明するための模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、数値については四捨五入の範囲が含まれる。
(ガラス)
図1は、本実施形態に係るガラスの模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るガラス10は、半導体パッケージの製造用のガラス基板として用いられるものであり、より具体的には、FOWLP等の製造用の支持ガラス基板である。ただし、ガラス10の用途は、FOWLP等の製造用に限られず任意であり、部材を支持するために用いられるガラス基板であってよいし、部材の支持以外の用途に用いられてもよい。なお、FOWLP等とは、ファンアウトウェハレベルパッケージ(Fan Out Wafer Level Package:FOWLP)やファンアウトパネルレベルパッケージ(Fan Out Panel Level Package:FOPLP)を含むものである。
(ガラスの組成)
ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、ガラス10の全量を100%とした場合に、SiOを35%~60%含有し、Bを0.8%~8%含有し、Alを6%~21%含有し、MgOを17%~44%含有する。また、ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、TiOとZrOの少なくとも一方を0.3%以上含有することが好ましく、0.3%以上8%以下含有することがより好ましい。
また、ガラス10は、酸化物基準のモル比率で、Alの含有量に対するMgOの含有量の比率が1以上((MgO/Al)≧1)であり、Alの含有量に対するMgOの含有量の比率が1.0以上3.2以下であることが好ましい。このように、ガラス10は、Alに対してMgOを過剰に含む。
SiO、B、Al、及びMgOがこの範囲となり、かつAlに対するMgOの量がこの範囲となることで、熱膨張率を小さくしつつヤング率を高くできるため、たわみを抑制することができる。また、TiOとZrOの少なくとも一方の量がこの範囲となることで、熱膨張率を小さくしつつヤング率を高くでき、より好適にたわみを抑制できる。なお、「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味し、以降でも「~」を使用する場合は、同様の意味を指す。
ガラス10は、任意成分として、CaO、Na、及びKOのうちの少なくとも1つを含んでよい。ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、ガラス10の全量を100%とした場合に、CaOを0%~8%含有することが好ましく、NaOを0%~7%含有することが好ましく、KOを0%~6%含有することが好ましい。ここでの含有量が0%となる場合は、その成分を含まないケースを指している。ガラス10は、CaOを0%~5%、NaOを0.25%~5.5%、KOを0.25%~4.5%含有することがより好ましく、CaOを0%~3%、NaOを0.5%~4%、KOを0.5%~3%含有することが更に好ましい。
これらの成分の含有量が上記の範囲となることで、たわみを適切に抑制することができる。
ガラス10は、SiOとAlとMgOとBとTiOとを含むことが好ましい。この場合、ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、ガラス10の全量を100%とした場合に、SiOを35%~57%、Alを9.6%~20%含有し、MgOを19.5%~44%、Bを0.8%~7.2%、TiOを0.3%~5%含有することが好ましい。これらの組成の含有量が上記範囲となることで、たわみを適切に抑制することができる。
ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、ガラス10の全量を100%とした場合に、SiOを35%~52%、Alを9.6%~20%含有し、MgOを24%~44%、Bを0.8%~4.5%、TiOを0.3%~5%含有することが好ましい。これらの組成の含有量が上記範囲となることで、例えば後述の徐冷工程を行わなくても、後述の測定マデルング定数mを1.05以上として、たわみを適切に抑制することができる。ただし、この組成のガラス10は、徐冷工程が行われるものであってもよいし、徐冷工程が行われないものであってもよい。
なお、ガラス10は、焼結体を含まないことが好ましい。すなわち、ガラス10は、焼結体でないガラスであることが好ましい。ここでの焼結体とは、複数の粒子を融点より低い温度で加熱して、粒子同士を結合させた部材を指す。焼結体は、空孔を含むため気孔率がある程度高くなるが、ガラス10は、焼結体でないため、気孔率が低く、通常0%である。ただし、不可避な微量な気孔を含むことは許容される。ここでの気孔率は、いわゆる真の気孔率であり、外部に連通する気孔(空孔)及び外部に連通しない気孔(空孔)との容積の和を、全容積(見かけの容積)で除した値を指す。気孔率は、例えばJIS R 1634に従って測定できる。
また、ガラス10に使用されるガラスは通常非晶質のガラス、すなわち非晶質固体であることが好ましい。またこのガラスは表面や内部に結晶を含む結晶化ガラスであってもよいが、密度の観点から非晶質のガラスが好ましい。セラミックスの内、焼結法により作製されたものは透過率が低く、密度が大きくなるため使用しないことが好ましい。
(ガラスの形状)
次に、ガラス10の形状について説明する。図1に示すように、ガラス10は、一方の表面である第1表面12と、他方の表面である第2表面14とを含む板状のガラス基板である。第2表面14は、第1表面12と反対側の表面であり、例えば第1表面12と平行である。ガラス10は、平面視で、すなわち第1表面12に直交する方向から見た場合に、円形となる円板形状であってよいが、円板形状に限られず任意の形状であってよく、例えば矩形などの多角形状の板であってもよい。
また、ガラス10の厚みD、すなわち第1表面12と第2表面14との間の長さは、0.1mm~2.0mmであることが好ましく、0.1mm~0.5mmであることがさらに好ましい。厚みDを0.1mm以上とすることで、ガラス10が薄くなり過ぎることを抑えて、たわみや衝撃による破損を抑制できる。厚みDを2.0mm以下とすることで、重くなることを抑制でき、厚みDを0.5mm以下とすることで、重くなることをさらに好適に抑制できる。
(ガラスの測定マデルング定数)
ガラス10は、次の式(1A)で表されるパラメータである測定マデルング定数mが、1.05以上であり、1.05以上1.35以下であることが好ましく、1.07以上1.30以下であることがより好ましく、1.10以上1.25以下であることが更に好ましい。
m=E/(2・V・G) ・・・(1A)
ここで、Eは、ガラス10のヤング率(GPa)の測定値であり、Vは、ガラス10の平均原子充填率であり、Gは、ガラス10の平均結合乖離エネルギである。ガラス10のヤング率Eは、本実施形態では、OLYMPUS社製の38DL PLUSを用いて超音波の伝搬に基づいて測定された際の値である。
平均原子充填率Vは、ガラス10に含まれるそれぞれの金属酸化物の原子充填率Vの平均値(相加平均値)である。金属酸化物の原子充填率Vは、次の式(1B)で算出される。
=6.02・1023・(4/3)・π・(x・r +y・r ) ・・・(1B)
ここで、ガラス10に含まれる金属酸化物を、Mとする。Mは、金属元素であり、Oは酸素元素であり、xは金属元素Mの価数であり、yは酸素元素Oの価数である。
は、金属酸化物Mにおける金属元素Mのシャノンのイオン半径であり、rは、金属酸化物Mにおける酸素元素Oのシャノンのイオン半径である。
平均結合乖離エネルギGは、ガラス10に含まれるそれぞれの金属酸化物の結合乖離エネルギGの平均値(相加平均値)である。金属酸化物の結合乖離エネルギGは、次の式(1C)で算出される。
=d/M・{x・ΔHf(Mgas)+y・ΔHf(Ogas)-ΔHf(Mycrystal)-(x+y)・RT} ・・・(1C)
ここで、dは、金属酸化物Mの密度であり、M(g/mol)は、金属酸化物Mの分子量であり、ΔHf(Mgas)は、気体状態の金属元素Mの標準生成エンタルピーであり、ΔHf(Ogas)は、気体状態の酸素元素Oの標準生成エンタルピーであり、ΔHf(Mycrystal)は、金属酸化物Mの標準生成エンタルピーである。また、Rは、気体定数であり、Tは、絶対温度である。
式(1A)における(2・V・G)は、組成から算出されるガラス10のヤング率(GPa)の算出値に対応するため、測定マデルング定数mは、ガラス10のヤング率の算出値に対する、ガラス10のヤング率の実測値の比率であるといえる。本実施形態に係るガラス10は、測定マデルング定数mが上記範囲となることで、ヤング率が組成に基づき予期した算出値より大きくなり、たわみを適切に抑制できる。
なお、ガラス10のヤング率Eは、95GPa以上150GPa以下であることが好ましく、100GPa以上130GPa以下であることがより好ましく、105GPa以上125GPa以下であることが更に好ましい。ヤング率Eがこのように高いことで、たわみを適切に抑制できる。
(ガラスの熱膨張因子)
ガラス10の熱膨張因子は、0.7以下であり、0.45以上0.7以下であることが好ましく、0.5以上0.65以下であることがより好ましく、0.55以上0.6以下であることが更に好ましい。熱膨張因子は、ガラス10の組成から算出される線熱膨張係数の算出値αcal(ppm/K)に対する、ガラス10の線熱膨張係数の測定値α(ppm/K)の比率(すなわちα/αcal)である。線熱膨張係数の測定値αは、50℃~200℃の範囲における平均熱膨張係数であり、熱膨張測定の規格としてDIN-51045-1に準拠して測定した値である。例えば、測定装置としてNETZSCH社のdilatometer(DIL 402 Expedis)を用いて30℃~300℃の範囲で測定し、そのうち50℃~200℃の範囲の平均熱膨張係数を、線熱膨張係数の測定値αとしてよい。
ガラス10の線熱膨張係数の算出値αcalについて説明する。以下、ガラス10に含まれる各酸化物の熱膨張パラメータαpiを、次の式(2A)で算出される値とする。また、ガラス10に含まれる1価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal1を、次の式(2B)で算出される値とする。また、ガラス10に含まれる2価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal2を、次の式(2C)で算出される値とする。また、ガラス10に含まれる3価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal3を、次の式(2D)で算出される値とする。式(2B)、(2C)、(2D)におけるαは、式(2A)を各酸化物の陽イオン比率で乗じたものを、各々足し合わせることで得られる。すなわち例えば、式(2B)のαは、ガラス10に含まれる1価の元素の修飾酸化物の熱膨張パラメータαpiに、その修飾酸化物における陽イオン比率を乗じた値を、ガラス10に含まれる1価の元素毎に合計した値である。また例えば、式(2C)のαは、ガラス10に含まれる2価の元素の修飾酸化物の熱膨張パラメータαpiに、その修飾酸化物における陽イオン比率を乗じた値を、ガラス10に含まれる2価の元素毎に合計した値である。また例えば、式(2D)のαは、ガラス10に含まれる3価の元素の修飾酸化物の熱膨張パラメータαpiに、その修飾酸化物における陽イオン比率を乗じた値を、ガラス10に含まれる3価の元素毎に合計した値である。なお、陽イオン比率とは、修飾酸化物に含まれる陽イオン数と陰イオン数の合計値に対する陽イオン数の比率(陽イオン数/(陽イオン数+陰イオン数))を指す。
αpi={ni/(ni-1)}・(Z+i・Z-i/reqi-1 ・・・(2A)
αcal1=(290・α-89.6)/10 ・・・(2B)
αcal2=(300・α-49.1)/10 ・・・(2C)
αcal3=(848・α-234)/10 ・・・(2D)
ここで、niは、Born指数であり、Z+iは、修飾酸化物の陽イオン電荷であり、Z-iは、酸化物の陰イオン電荷であり、reqiは、温度0(K)における酸化物のイオン対間の平均距離の平衡値である。また、熱膨張パラメータαpiは、文献「升田裕久他、組成パラメータによるケイ酸塩系ガラスの熱膨張係数算出日本金属学会誌 第62巻 第5号(1998)444-448」で式(2A)により計算した結果が掲載されている。例えば、Alの熱膨張パラメータαpiは0.368であり、MgOの熱膨張パラメータαは0.601であってよい。また、ガラス10に含まれる1価の元素の修飾酸化物成分は、MO(例えばKO)を指し、ガラス10に含まれる2価の元素の修飾酸化物成分は、MO(例えばMgO)を指し、ガラス10に含まれる3価の元素の修飾酸化物成分は、M(例えばY)を指す。
この場合、ガラス10の線熱膨張係数の算出値αcalは、次の式(2E)により算出される。
αcal=(M1・αcal1+M2・αcal2+M3・αcal3)/{10・(M1+M2+M3) ・・・(2E)
M1は、1価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)であり、M2は、2価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)であり、M3は、3価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)である。
なお、ガラス10に1価の元素の修飾酸化物成分が含まれない場合には、式(2E)の右辺の分子の(M1・αcal1)がゼロとなり、右辺の分母のM1がゼロとなる。また、ガラス10に2価の元素の修飾酸化物成分が含まれない場合には、式(2E)の右辺の分子の(M2・αcal2)がゼロとなり、右辺の分母のM2がゼロとなる。また、ガラス10に3価の元素の修飾酸化物成分が含まれない場合には、式(2E)の右辺の分子の(M1・αcal1)がゼロとなり、右辺の分母のM3がゼロとなる。
また、ガラス10に1価の元素の修飾酸化物成分が複数種類含まれる場合には、1価の元素の修飾酸化物成分のαcal1に、その修飾酸化物成分の含有量の陽イオン比率を乗じた値を、それぞれの1価の元素の修飾酸化物成分について合計した値を、式(2E)の右辺の分子の(M1・αcal1)として取り扱い、それぞれの1価の元素の修飾酸化物成分の合計含有量の陽イオン比率を、式(2E)の右辺の分母のM1として取り扱う。同様に、ガラス10に2価の元素の修飾酸化物成分が複数種類含まれる場合には、2価の元素の修飾酸化物成分のαcal2に、その修飾酸化物成分の含有量の陽イオン比率を乗じた値を、それぞれの2価の元素の修飾酸化物成分について合計した値を、式(2E)の右辺の分子の(M2・αcal2)として取り扱い、それぞれの2価の元素の修飾酸化物成分の合計含有量の陽イオン比率を、式(2E)の右辺の分母のM2として取り扱う。同様に、ガラス10に3価の元素の修飾酸化物成分が複数種類含まれる場合には、3価の元素の修飾酸化物成分のαcal3に、その修飾酸化物成分の含有量の陽イオン比率を乗じた値を、それぞれの3価の元素の修飾酸化物成分について合計した値を、式(2E)の右辺の分子の(M3・αcal3)として取り扱い、それぞれの3価の元素の修飾酸化物成分の合計含有量の陽イオン比率を、式(2E)の右辺の分母のM3として取り扱う。
以上のように算出される線熱膨張係数の算出値αcalに対する、ガラス10の線熱膨張係数の測定値αの比率が、熱膨張因子である。ガラス10は、熱膨張因子が上記範囲となることで、線熱膨張係数が組成に基づき予期した算出値より小さくなり、熱膨張が抑制されて、熱によるたわみを適切に抑制できる。
なお、ガラス10の線熱膨張係数の測定値αは、3ppm/K以上6ppm/K以下であることが好ましく、3.1ppm/K以上5.8ppm/K以下であることがより好ましく、3.2ppm/K以上5.6ppm/K以下であることが更に好ましい。線熱膨張係数がこのように低いことで、半導体を高密度に実装するウェハにおいてたわみを適切に抑制できる。
(ガラスの製造方法)
ガラス10は、次のように製造される。例えば、ガラス10に含まれる化合物の原料となる、珪砂やソーダ灰などの原料を所定の温度(例えば1500℃~1600℃)で加熱して溶融させる。そして、溶融した原料(ガラス)を清澄した後、板状に成形する成形工程を実行する。成形されたガラスは、酸化物基準で上記において説明したガラス10の組成範囲を有するものとなる。そして、成形工程で成形したガラスに徐冷工程を実行することで、ガラス10を製造する。ここでの徐冷工程は、成形されたガラスを、所定の加熱温度で所定の保持時間保持する保持工程と、加熱温度で保持時間保持されたガラスを、所定の温度低下速度で、所定温度まで冷却する冷却工程とを含む。
保持工程における加熱温度は、ガラス10のガラス転移点Tgよりも0℃以上100℃以下だけ高く、10℃以上70℃以下高いことが好ましく、20℃以上40℃以下高いことがより好ましい。保持工程における保持時間は、0時間より長く10時間以下であり、0.25時間以上6時間以下であることが好ましく、0.5時間以上2時間以下であることが更に好ましい。冷却工程における温度低下速度(冷却速度)は、0.5℃/min以上100℃/minであり、0.75℃/min以上75℃/minであることが好ましく、1℃/min以上50℃/minであることがより好ましい。徐冷工程を上記の条件で行うことで、本実施形態で説明した組成のガラス10の測定マデルング定数mを1.05以上として、たわみを適切に抑制することができる。冷却工程で冷却が完了する温度である所定温度は、任意の温度であってよいが、例えば室温(例えば20℃)であってよい。
なお、ガラス10の製造方法は以上に限られず任意であってよい。例えば、徐冷工程は必須ではない。また、ガラス10を製造する際の成形工程は、種々の方法を採用可能であり、例えば溶融キャスト法、ダウンドロー法(例えば、オーバーフローダウンドロー法、スロットダウン法及びリドロー法など)、フロート法、ロールアウト法及びプレス法などが挙げられる。
次に、ガラス10を、FOWLP製造に用いた場合の製造工程の一例について説明する。FOWLP製造においては、ガラス10上に、複数の半導体チップを貼り合わせて、半導体チップを封止材で覆って素子基板を形成する。そして、ガラス10と素子基板とを分離して、素子基板の半導体チップと反対側を、例えば別のガラス10上に貼り合わせる。そして、半導体チップ上に配線や半田バンプなどを形成して、素子基板とガラス10とを再度分離する。そして、素子基板を半導体チップ毎に切断して個片化することで、半導体デバイスが得られる。
以上説明したように、本実施形態に係るガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、SiO:35%~60%、B:0.8%~8%、Al:6%~21%、MgO:17%~44%を含有し、かつ、(MgO/Al)≧1であり、式(1A)により算出される測定マデルング定数mが1.05以上であり、組成から算出される線熱膨張係数の算出値αcal(ppm/K)に対する、線熱膨張係数の測定値α(ppm/K)の比率である熱膨張因子が0.7以下である。
本実施形態に係るガラス10は、SiO、B、Al、及びMgOの含有量がこの範囲となり、AlよりもMgOを多く含み、測定マデルング定数mが1.05以上となり、熱膨張因子が0.7以下となることで、ヤング率を高くし、かつ、線熱膨張係数を低くすることができる。ヤング率が高いことでたわみを抑制しつつ、線熱膨張係数が低いことで高温時のたわみも抑制できるため、本実施形態のガラス10は、たわみを適切に抑制できる。
酸化物の熱膨張パラメータαpiを式(2A)で算出される値とし、ガラス10に含まれる1価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal1を式(2B)で算出される値とし、ガラス10に含まれる2価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal2を式(2C)で算出される値とし、ガラス10に含まれる3価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal3を式(2D)で算出される値とした場合、算出値αcalは、式(2E)で算出される。このように算出される算出値αcalに対する測定値αの比率である熱膨張因子が上記数値範囲となることで、線熱膨張係数を低くして、たわみを適切に抑制できる。
測定マデルング定数mは、1.05以上1.35以下であることが好ましい。測定マデルング定数mがこの範囲となることで、ヤング率を高くし、たわみを適切に抑制できる。
熱膨張因子は、0.45以上0.7以下であることが好ましい。熱膨張因子がこの範囲となることで、線熱膨張係数を低くして、たわみを適切に抑制できる。
ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、CaO:0%~8%、TiO:0%~8%、ZrO:0%~8%、Na:0%~7%、KO:0%~6%、を含有することが好ましい。このような組成となることで、たわみを適切に抑制できる。
ガラス10は、酸化物基準のモル%表示で、SiO:35%~52%、Al:9.6%~20%、MgO:24%~44%、B:0.8%~4.5%、TiO:0.3%~5%、を含有することが好ましい。このような組成となることで、例えば徐冷工程を行わなくても、測定マデルング定数mや熱膨張因子を上記の範囲とすることができ、たわみを適切に抑制できる。
また、ガラス10は、焼結体ではないガラスであることが好ましい。ガラス10は、焼結体でないため、密度が高くなり過ぎることを抑制して軽量化でき、また、焼結体が有するような気孔により光が散乱されることがないため、光透過率を確保できる。
また、ガラス10は、非晶質のガラスであることが好ましい。ガラス10は、非晶質のガラスであるため、密度が高くなり過ぎることを抑制して軽量化できる。
ガラス10は、FOWLP等、言い換えればファンアウトウェハレベルパッケージ及びファンアウトパネルレベルパッケージの少なくとも一方の製造用の支持ガラス基板であることが好ましい。このガラス10をファンアウトウェハレベルパッケージ製造及びファンアウトパネルレベルパッケージ製造の少なくとも一方に用いることで、半導体パッケージの製造を好適に行う事ができる。
本実施形態に係るガラス10の製造方法は、酸化物基準のモル%表示で、SiO:35%~60%、B:0.8%~8%、Al:6%~21%、MgO:17%~44%を含有するガラスを成形するステップと、成形されたガラスを、ガラス転移点Tgよりも0℃以上100℃以下だけ高い温度で0時間より長く10時間以下保持するステップと、温度の低下速度が0.5℃/min以上100℃/minとなるように、ガラスを冷却するステップと、を含む。
本製造方法によると、測定マデルング定数mを1.05以上とし、熱膨張因子を0.7以下とすることが可能となり、製造されるガラス10のたわみを抑制できる。なお、測定マデルング定数mを1.05以上とし、熱膨張因子を0.7以下とすることの実現手段は、この製造方法を実施することに限られない。一例として、上述のように組成を工夫することで、徐冷工程を行わなくても、測定マデルング定数mを1.05以上とし、熱膨張因子を0.7以下とすることもできる。
(実施例)
次に、実施例について説明する。尚、発明の効果を奏する限りにおいて実施態様を変更しても構わない。実施例においては、成形工程において、溶融キャスト法を用いて、直径が320mmで厚みが6mmの素板を製造した。次に、素板の中心から直径が300mmで厚みが3mmの板を、複数枚切り出した。これらの板の両面を、酸化セリウムを研磨材として用いて両面研磨を行い、ガラスを得た。なお、各例のガラスは、組成と、成形工程の後の徐冷工程の実施の有無とが異なる。徐冷工程においては、成形された素板を、ガラス転移点より30℃で1時間保持した後、1℃/minの冷却速度で冷却を行った。徐冷工程を行わないサンプルは、成形された素板を、100℃/minの冷却速度で冷却を行った。
各例のガラスについて、アルキメデス法により密度を測定し、OLYMPUS社製の38DL PLUSを用いてヤング率を測定し、線熱膨張係数の算出値αcalを算出し、線熱膨張係数の測定値αを測定し、熱膨張因子及び測定マデルング定数mを算出した。
表1から表3は、各例のガラス組成を示す表である。図2は、各例の熱膨張因子及び測定マデルング定数を示すグラフである。
Figure 2023067765000002
Figure 2023067765000003
Figure 2023067765000004
各例のガラスについて、たわみの評価を行った。たわみ評価が合格のものをAとし、不合格のものをBとした。実施例である例1~例34のガラスは、仮想マデルング定数mが1.05以上であり、かつ熱膨張因子が0.7以下であるため、評価Aとなり、たわみを抑制できることが分かる。比較例である例35~例52のガラスは、仮想マデルング定数mが1.05以上であることと熱膨張因子が0.7以下であることとの少なくとも一方を満たさず、評価Bとなり、たわみを抑制できないことが分かる。
たわみ評価は、文献S.Timoshenko, J. Opt. Soc. Am. 11(1925)233. にて定められるBi-Metal反り計算を基に実施した。図3は、たわみ評価を説明するための模式図である。ここで反り量δは、図3に示すように、図1の形状に加工したガラス10の第1表面12側に、半導体基板を樹脂によりモールドして貼り合わせる工程で、200℃の高温状態から20℃の低温まで冷却した際、第2表面14の中心からD/2(厚みDの半分)を高さの基準として、ガラス10の端部の垂直上下方向いずれかの変位量として定義される。具体的には、反り量δは、次の式(3)で算出される。
Figure 2023067765000005
ここで、図3に示すように、Lは、ガラス10の反り方向(図3での横方向)の長さであり、αは、樹脂基板20の線熱膨張係数であり、αは、ガラス10の線熱膨張係数であり、Tは冷却後の温度(ここでは20℃)であり、Tは冷却前の温度(ここでは200℃)である。また、mはa/aであり、hはa+aであり、nはE/Eである。ここで、aは、樹脂基板20の厚みであり、aは、ガラス10の厚みであり、Eは、樹脂基板20のヤング率であり、Eは、ガラス10のヤング率である。
たわみ評価は,ガラス10に貼り合わせる樹脂基板20について、半導体を高密度で実装することを想定し、厚み0.3mm、ヤング率31.5GPa、線熱膨張係数2.38ppm/Kと仮定した。また、ガラス10の厚みを0.5mm、ヤング率を95GPa、線熱膨張係数を10ppm/Kとして計算することで評価した。また、Lは、300mmとした。
たわみ評価の基準として、計算マデルング定数mと熱膨張因子がともに1となるときの反り量δstdを用いた規格化反り量δ/δstdが0.600以下、かつ、ある計算マデルング定数に対して熱膨張因子を変化させたときの反り低減率(反り低減量/熱膨張因子変化量)が1.300未満になるものを、評価Aとした。一方、これらの基準の少なくとも1つを満たさないものを、評価Bとした。評価Aの基準を満たすガラスを用いて半導体基板を作成することで、効果的に反りが低減され、精度の良い高密度実装が可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 ガラス
m 測定マデルング定数
α 測定値
αcal 算出値

Claims (10)

  1. 酸化物基準のモル%表示で、
    SiO:35%~60%、
    :0.8%~8%、
    Al:6%~21%、
    MgO:17%~44%、
    を含有し、かつ、
    (MgO/Al)≧1であり、
    式(1A)により算出される測定マデルング定数mが1.05以上であり、
    組成から算出される線熱膨張係数の算出値αcal(ppm/K)に対する、線熱膨張係数の測定値α(ppm/K)の比率である熱膨張因子が0.7以下である、
    ガラス。
    m=E/(2・V・G) ・・・(1A)
    ここで、Eは、前記ガラスのヤング率(GPa)の測定値であり、Vは、前記ガラスの平均原子充填率であり、Gは、前記ガラスの平均結合乖離エネルギである。
  2. 酸化物の熱膨張パラメータαpiを次の式(2A)で算出される値とし、前記ガラスに含まれる1価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal1を次の式(2B)で算出される値とし、前記ガラスに含まれる2価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal2を次の式(2C)で算出される値とし、前記ガラスに含まれる3価の元素の修飾酸化物成分のみを含むガラスの線熱膨張係数の算出値αcal3を次の式(2D)で算出される値とした場合、
    前記算出値αcalは、次の式(2E)で算出される、請求項1に記載のガラス。
    αpi={ni/(ni-1)}・(Z+i・Z-i/reqi-1 ・・・(2A)
    αcal1=(290・α-89.6)/10 ・・・(2B)
    αcal2=(300・α-49.1)/10 ・・・(2C)
    αcal3=(848・α-234)/10 ・・・(2D)
    αcal=(M1・αcal1+M2・αcal2+M3・αcal3)/{10・(M1+M2+M3) ・・・(2E)
    ここで、niは、Born指数であり、Z+iは、酸化物の陽イオン電荷であり、Z-iは、酸化物の陰イオン電荷であり、reqiは、温度0(K)における酸化物のイオン対間の平均距離の平衡値であり、式(2B)、(2C)、(2D)におけるαは、式(2A)を各酸化物の陽イオン比率で乗じたものを、各々足し合わせた数値であり、M1は、前記1価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)であり、M2は、前記2価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)であり、M3は、前記3価の元素の修飾酸化物の含有量の陽イオン比率(%)である。
  3. 測定マデルング定数mが、1.35以下である、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  4. 熱膨張因子が0.45以上である、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  5. 酸化物基準のモル%表示で、
    TiO及びZrOの少なくとも一方:0.3%以上、
    を含有する、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  6. 酸化物基準のモル%表示で、
    CaO:0%~8%、
    TiO:0%~8%、
    ZrO:0%~8%、
    Na:0%~7%、
    O:0%~6%、
    を含有する、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  7. 酸化物基準のモル%表示で、
    SiO:35%~52%、
    Al:9.6%~20%、
    MgO:24%~44%、
    :0.8%~4.5%、
    TiO:0.3%~5%、
    を含有する、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  8. 非晶質のガラスである、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  9. ファンアウトウェハレベルパッケージ及びファンアウトパネルレベルパッケージの少なくとも一方の製造用の支持ガラス基板である、請求項1又は請求項2に記載のガラス。
  10. 酸化物基準のモル%表示で、
    SiO:35%~60%、
    :0.8%~8%、
    Al:6%~21%、
    MgO:17%~44%、
    を含有するガラスを成形するステップと、
    成形された前記ガラスを、ガラス転移点Tgよりも0℃以上100℃以下だけ高い温度で0時間より長く10時間以下保持するステップと、
    温度の低下速度が0.5℃/min以上100℃/min以下となるように、前記ガラスを冷却するステップと、
    を含む、ガラスの製造方法。
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