JP2023064831A - シート綴じ装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成により綴じ処理部を含む綴じユニットの向きを短時間で変更すること。
【解決手段】綴じユニット61は、第1移動体630と第2移動体611とを備える。第1軸部612aおよび第2軸部612bが前記第2移動体611に設けられている。前記第2移動体611は、綴じ処理部610と一体に構成され、前記第1移動体630によって揺動可能に支持されている。第2溝622は、第1溝621の分岐部から特定方向側へ分岐している。可動案内部623は、第1姿勢において、前記第1軸部612aを前記分岐部から前記第2溝622へ案内する。前記可動案内部623は、前記第1軸部612aが前記分岐部から前記第2溝622へ移動したときに、前記第1姿勢から第2姿勢へ揺動する。前記可動案内部623は、前記第2姿勢において、前記分岐部に到達する前記第2軸部612bを前記第1溝621に沿って案内する。
【選択図】図7
【解決手段】綴じユニット61は、第1移動体630と第2移動体611とを備える。第1軸部612aおよび第2軸部612bが前記第2移動体611に設けられている。前記第2移動体611は、綴じ処理部610と一体に構成され、前記第1移動体630によって揺動可能に支持されている。第2溝622は、第1溝621の分岐部から特定方向側へ分岐している。可動案内部623は、第1姿勢において、前記第1軸部612aを前記分岐部から前記第2溝622へ案内する。前記可動案内部623は、前記第1軸部612aが前記分岐部から前記第2溝622へ移動したときに、前記第1姿勢から第2姿勢へ揺動する。前記可動案内部623は、前記第2姿勢において、前記分岐部に到達する前記第2軸部612bを前記第1溝621に沿って案内する。
【選択図】図7
Description
本発明は、異なる向きで綴じ処理を実行可能なシート綴じ装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
画像形成装置は、プリント装置および後処理装置を備える場合がある。前記プリント装置は、シートに画像を形成する。前記後処理装置は、前記プリント装置により画像が形成された前記シートに各種の後処理を施す。
例えば、前記後処理装置は、シート綴じ装置を含む。前記シート綴じ装置は、前記プリント装置により画像が形成された前記シートの束に綴じ処理を実行する。
また、前記シート綴じ装置は、綴じ処理部を含む綴じユニットを備える場合がある。前記綴じユニットは、前記シートの束における幅方向に沿って移動可能である。前記シート綴じ装置は、前記綴じユニットを備える場合、前記シートの束における前記幅方向の中央領域または前記シートの束の角部に前記綴じ処理を実行可能である。
また、前記シート綴じ装置は、前記シートの束の前記中央領域と前記角部とで異なる向きで前記綴じ処理を施す機能を備える場合がある。
例えば、前記シート綴じ装置が、前記綴じユニットを移動可能範囲の端部へ移動させた後に目的位置へ移動させる折返し動作を行うことにより、前記綴じユニットの向きを変化させる機構を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記綴じユニットが、前記折り返し動作に連動して向きを変える場合、前記綴じユニットを回転させるための専用の駆動源は不要である。その結果、前記綴じユニットを駆動する機構が簡素化される。
ところで、前記シート綴じ装置が、前記綴じユニットの向きの変更が必要になるごとに前記折り返し動作を行う場合、前記綴じ処理の準備時間が長くなる。
本発明の目的は、簡易な構成により綴じ処理部を含む綴じユニットの向きを短時間で変更することができるシート綴じ装置およびそれを備える画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係るシート綴じ装置は、シートトレイと、ベース部と、綴じユニットと、案内部と、を備える。前記シートトレイは、シートの一辺が特定方向に沿う状態で前記シートが積載される。前記ベース部は、前記シートトレイに対向して配置されている。前記綴じユニットは、前記ベース部上で前記特定方向に沿って移動可能であり、前記シートにおける前記特定方向に沿う縁部を綴じる縁綴じ処理または前記縁綴じ処理が行われる位置に対し前記特定方向へ離れた位置で前記シートの角部を綴じる角綴じ処理を実行可能である。前記案内部は、前記綴じユニットの移動を案内する。前記綴じユニットは、綴じ処理部と、第1移動体と、第2移動体と、第1軸部と、第2軸部と、を備える。前記綴じ処理部は、前記シートに対する綴じ処理を実行する。前記第1移動体は、前記ベース部上を前記特定方向に沿って移動可能である。前記第2移動体は、前記綴じ処理部と一体に構成され、前記第1移動体によって揺動可能に支持され、前記第1移動体とともに移動可能である。前記第1軸部は、前記第2移動体に設けられている。前記第2軸部は、前記第2移動体に設けられ、前記第1軸部に対し前記特定方向の反対方向へ間隔を空けて位置する。前記案内部は、第1溝と、第2溝と、可動案内部と、を備える。前記第1溝は、前記ベース部に設けられ、前記特定方向に沿って形成され、前記第1軸部および前記第2軸部を案内する。前記第2溝は、前記ベース部に設けられ、前記第1溝の分岐部から前記特定方向側へ分岐し、前記1軸部を案内する。前記可動案内部は、前記ベース部に揺動可能に設けられ、前記分岐部において前記第1軸部を案内する。前記第1軸部および前記第2軸部は、前記第1移動体を貫通し、前記第1溝または前記第2溝に係合している。前記第1移動体が前記特定方向へ移動するときに、前記可動案内部は第1姿勢から第2姿勢へ揺動可能である。前記可動案内部は、前記第1姿勢において、前記第1軸部を前記第1溝の前記分岐部から前記第2溝へ案内する。前記第1軸部が前記分岐部から前記第2溝へ移動することにより、前記綴じ処理部が前記第2移動体とともに前記第2軸部を中心に揺動する。前記可動案内部は、前記第1軸部が前記分岐部から前記第2溝へ移動したときに、前記第1軸部に当接されることにより前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動する。さらに前記可動案内部は、前記第2姿勢において、前記第1軸部が前記第2溝へ移動した後に前記分岐部に到達する前記第2軸部を前記第1溝に沿って案内する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、プリント装置と前記シート綴じ装置とを備える。前記プリント装置は、シートに画像を形成する。前記シート綴じ装置は、前記プリント装置により画像が形成された前記シートの束に前記綴じ処理を施す。
本発明によれば、簡易な構成により綴じ処理部を含む綴じユニットの向きを短時間で変更することができるシート綴じ装置およびそれを備える画像形成装置を提供することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
実施形態に係るシート綴じ装置6は、画像形成装置10の一部を構成している(図1参照)。
実施形態に係るシート綴じ装置6は、画像形成装置10の一部を構成している(図1参照)。
画像形成装置10は、本体部1および後処理装置2を備える。画像形成装置10は、さらに制御装置8を備える。本体部1は、シート収容部30、一次シート搬送装置3aおよびプリント装置4などを備える。
一次シート搬送装置3aは、シート収容部30に収容されたシート9を1枚ずつ搬送路300へ送り出す。さらに、一次シート搬送装置3aは、本体部1内においてシート9を搬送路300に沿って搬送する。
プリント装置4は、一次シート搬送装置3aによって搬送されるシート9に画像を形成する。図1に示される例では、プリント装置4は、インクジェット方式でシート9に画像を形成する。なお、プリント装置4は、電子写真方式などの他の方式でシート9に画像を形成する装置であってもよい。
後処理装置2は、プリント装置4により画像が形成されたシート9に対する各種のシート処理を実行可能である。図1に示される例において、後処理装置2は、二次シート搬送装置3b、穿孔装置5、シート綴じ装置6およびシート折り装置7を含む。
二次シート搬送装置3bは、一次シート搬送装置3aによって本体部1から後処理装置2へ搬送されるシート9を、後処理装置2内で搬送する。
穿孔装置5は、画像が形成されたシート9に対して孔開け加工を施す。シート綴じ装置6は、画像が形成されたシート9の束に対して綴じ処理を施す。シート折り装置7は、画像が形成されたシート9を折りたたむ処理を実行する。
前記孔開け加工、前記綴じ処理およびシート9を折りたたむ処理は、それぞれ前記シート処理の一例である。例えば、前記綴じ処理は、シート9の束を金属の針で綴るステープル処理である。
また、前記綴じ処理は、針を用いない処理であってもよい。例えば、前記綴じ処理は、シート9の束の一部を切り起こし、さらに切り起こされた部分を折り曲げる処理であってもよい。また、前記綴じ処理は、シート9の束の一部を圧接する処理であってもよい。
制御装置8は、不図示のCPU(Central Processing Unit)を備える。さらに、制御装置8は、前記CPUの周辺機器であるRAM(Random Access Memory)、二次記憶装置および信号インターフェイスなども備える。
前記CPUが前記二次記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、制御装置8は、各種の制御を実行する。制御装置8は、一次シート搬送装置3a、プリント装置4、二次シート搬送装置3b、穿孔装置5、シート綴じ装置6およびシート折り装置7を制御する。
二次シート搬送装置3bは、シート綴じ装置6が備える傾斜トレイ60へ複数枚のシート9を搬送することが可能である。シート綴じ装置6は、傾斜トレイ60上のシート9の束の下端部に前記綴じ処理を施す。さらに、シート綴じ装置6は、前記綴じ処理が施されたシート9の束を排出トレイ20へ排出する。
シート綴じ装置6は、綴じユニット61および移動装置63を備える。綴じユニット61は、綴じ処理部610を含む。綴じ処理部610は、シート9の束に前記綴じ処理を施す装置である。前記綴じ処理が前記ステープル処理である場合、綴じ処理部610はステープラーである。
移動装置63は、予め定められた主方向D1に沿って綴じユニット61を移動させる。シート9は、その一辺が主方向D1に沿う状態で、傾斜トレイ60に積載される。傾斜トレイ60は、シートトレイの一例である。
シート綴じ装置6は、綴じユニット61を移動させることが可能である。綴じユニット61は、縁綴じ処理および角綴じ処理を実行可能である。前記縁綴じ処理は、シート9の束における主方向D1に沿う縁部を綴じる処理である。綴じユニット61は、前記縁綴じ処理により、シート9の束における幅方向の中央領域を綴じる。前記角綴じ処理は、前記縁綴じ処理が行われる位置に対し特定方向へ離れた位置でシート9の角部を綴じる処理である。
さらに、シート綴じ装置6は、シート9の束の前記中央領域と前記角部とで異なる向きで前記綴じ処理を施す機能を備える。
例えば、前記綴じ処理を実行可能な従来装置は、綴じユニット61を移動可能範囲の端部へ移動させた後に目的位置へ移動させる折返し動作を行う場合がある。前記従来装置は、前記折り返し動作を行うことによって綴じユニット61の向きを変化させる機構を備える。
綴じユニット61が、前記折り返し動作に連動して向きを変える場合、綴じユニット61を回転させるための専用の駆動源は不要である。その結果、綴じユニット61を駆動する機構が簡素化される。
ところで、前記従来装置が、綴じユニット61の向きの変更が必要になるごとに前記折り返し動作を行う場合、前記綴じ処理の準備時間が長くなる。
一方、シート綴じ装置6は、易な構成により綴じユニット61の向きを短時間で変更するための構成を備える。以下、その構成について説明する。
図2~図14において、主方向D1は、綴じユニット61が移動可能な方向である。移動装置63は、綴じユニット61を予め定められた第1方向D11または第1方向D11の反対の第2方向D12へ移動させる。第1方向D11および第2方向D12は、それぞれ主方向D1に沿う方向である。
図2~図14において、交差方向D2は、主方向D1に直交する方向である。傾斜トレイ60は、主方向D1および交差方向D2に沿って配置されている。
[シート綴じ装置6の構成]
シート綴じ装置6は、綴じユニット61および軸案内機構62を備える(図2参照)。綴じユニット61は、第1方向D11または第2方向D12へ移動可能である。軸案内機構62は、綴じユニット61の移動を案内する案内部の一例である。
シート綴じ装置6は、綴じユニット61および軸案内機構62を備える(図2参照)。綴じユニット61は、第1方向D11または第2方向D12へ移動可能である。軸案内機構62は、綴じユニット61の移動を案内する案内部の一例である。
綴じユニット61は、綴じ処理部610およびユニットベース部材611を有する(図2~図5参照)。
ユニットベース部材611は、綴じ処理部610と一体に構成されている。ユニットベース部材611は、平行に並んで形成された2つの軸部612を有する(図5,6参照)。例えば、2つの軸部612は、主方向D1および交差方向D2に交差する方向に沿ってユニットベース部材611から突出している。
移動装置63は、ユニット支持部材630を備える(図2~図6参照)。移動装置63は、ユニット支持部材630を第1方向D11または第2方向D12へ移動させる。
ユニットベース部材611は、ユニット支持部材630に対して回転可能に連結されている。換言すれば、ユニットベース部材611は、案内ベース部材620によって揺動可能に支持されている。
ユニット支持部材630は、2つの軸部612が貫通する2つの案内孔631を有する(図6参照)。2つの案内孔631は、それぞれ円弧状に形成され、2つの軸部612を円弧状の移動経路に沿って案内する。
軸案内機構62は、綴じユニット61が第1方向D11または第2方向D12へ移動するときに、2つの軸部612の移動を案内する。第1方向D11または第2方向D12は、綴じユニット61の進行方向である。
軸案内機構62は、案内ベース部材620、可動案内部材623およびバネ625を備える。案内ベース部材620は、傾斜トレイ60に対向して配置されている。案内ベース部材620は、第1溝621および第2溝622を有する。バネ625は、弾性部材の一例である。
案内ベース部材620は、ベース部の一例である。ユニット支持部材630は、案内ベース部材620上を主方向D1に沿って移動可能な第1移動体の一例である。ユニットベース部材611は、案内ベース部材620とともに移動可能である。ユニットベース部材611は、第2移動体の一例である。
第1溝621は、主方向D1に沿って形成されている。初期状態において、2つの軸部612は、主方向D1に並ぶ状態で第1溝621に挿入されている。2つの軸部612は、第1溝621に挿入されている状況下で、第1溝621に係合している。
第1溝621は、それぞれ予め定められた第1領域A1と第2領域A2と境界領域A3とに区分される(図7~図11参照)。第1領域A1は、綴じユニット61の移動可能範囲における中央部を含む領域である。第2領域A2は、綴じユニット61の前記移動可能範囲における端部を含む領域である。境界領域A3は、第1領域A1と第2領域A2との間の領域である。
本実施形態において、第1溝621は、第1領域A1に対し主方向D1の両側に2つの第2領域A2および2つの境界領域A3を有する(図7参照)。
綴じユニット61が第1領域A1を起点として第1領域A1から第2領域A2へ向かう方向が前記特定方向である。なお、綴じユニット61が第1領域A1から第2領域A2へ向かう方向は、2つの軸部612が第1領域A1から第2領域A2へ向かう方向である。主方向D1は、前記特定方向に沿う方向である。
図7~図14において、綴じユニット61が第1領域A1から紙面に向かって右側の第2領域A2へ移動する場合、前記特定方向は第1方向D11である。一方、綴じユニット61が第1領域A1から紙面に向かって左側の第2領域A2へ移動する場合、前記特定方向は第2方向D12である。
前記特定方向が第1方向D11である場合、図7~図14に示される2つの第2溝622のうち右側の一方が2つの軸部612の一方の案内に用いられる。また、前記特定方向が第2方向D12である場合、図7~図14に示される2つの第2溝622のうち左側の一方が2つの軸部612の一方の案内に用いられる。
同様に、前記特定方向が第1方向D11である場合、図7~図14に示される2つの可動案内部材623のうち右側の一方が2つの軸部612の案内に用いられる。また、前記特定方向が第2方向D12である場合、図7~図14に示される2つの可動案内部材623のうち左側の一方が2つの軸部612の案内に用いられる。
第2溝622は、第1溝621における境界領域A3から前記特定方向側へ分岐している。第1溝621と第2溝622とのピッチは、2つの軸部612のピッチよりも小さい。境界領域A3は、第1溝621の分岐部である。
本実施形態において、案内ベース部材620は、第1溝621における2つの第2領域A2に対応する2つの第2溝622を有する(図7~図11参照)。
可動案内部材623は、支持軸624を中心に第1姿勢と第2姿勢との間で揺動可能に支持されている。可動案内部材623は可動案内部の一例である。
本実施形態において、軸案内機構62は、2箇所の境界領域A3に対応する2つの可動案内部材623を備える(図7参照)。支持軸624は、第1溝621と第2溝622との間に配置されている。
図7は、2つの可動案内部材623がそれぞれ前記第1姿勢である状態を示す。また、図9,10は、2つの可動案内部材623のうち右側の一方が前記第2姿勢である状態を示す。
バネ625は、可動案内部材623を前記第1姿勢となる方向へ付勢する。例えば、バネ625は、支持軸624に支持されたねじりバネである。
可動案内部材623は、第1アーム部623aおよび第2アーム部623bを有する(図7~図11参照)。
第1アーム部623aは、可動案内部材623が前記第1姿勢であるときに、第1張り出し位置に配置される(7参照)。前記第1張り出し位置は、支持軸624から第1溝621における境界領域A3と第2領域A2との間へ張り出した位置である。
第1アーム部623aは、可動案内部材623が前記第2姿勢であるときに、第1退避位置に配置される(図9,10参照)。前記第1退避位置は、第1溝621の境界領域A3における第2溝622側の縁に沿う位置である。前記第1退避位置は、第1溝621の境界領域A3と第2溝622との境界の位置でもある。
一方、第2アーム部623bは、可動案内部材623が前記第1姿勢であるときに、第2張り出し位置に配置される(図7参照)。前記第2張り出し位置は、支持軸624から第2溝622へ張り出した位置である。
第2アーム部623bは、可動案内部材623が前記第2姿勢であるときに、第2退避位置に配置される(図9,10参照)。前記第2退避位置は、第2溝622の縁に沿う位置である。
[綴じユニット61が特定方向へ移動するときのシート綴じ装置6の動作]
以下、図7~図14を参照しつつ、前記特定方向が第1方向D11である場合におけるシート綴じ装置6の動きについて説明する。
以下、図7~図14を参照しつつ、前記特定方向が第1方向D11である場合におけるシート綴じ装置6の動きについて説明する。
図7~図14に示される第1軸部612aは、2つの軸部612のうち前記特定方向側に存在する一方である。また、図7~図14に示される第2軸部612bは、2つの軸部612のうち前記特定方向側の反対側に存在する一方である。即ち、第2軸部612bは、第1軸部612aに対し前記特定方向の反対方向へ間隔を空けて位置する。
綴じユニット61が第1領域A1から前記特定方向へ移動しているときに、第1アーム部623aは、前記第1張り出し位置において、第1軸部612aを境界領域A3から第2溝622へ案内する(図7,8参照)。
第1軸部612aは、第1アーム部623aに案内されて第1溝621の境界領域A3から第2溝622へ進入する(図8参照)。このとき、第2軸部612bは、第1溝621の第1領域A1に存在する。第1軸部612aは、第2溝622に挿入されている状況下で、第2溝622に係合している。
さらに綴じユニット61が前記特定方向へ移動しているときに、第2アーム部623bは、第2溝622に案内された第1軸部612aに当接される。第2アーム部623bは、第1軸部612aに当接されることによって前記第2張り出し位置から前記第2退避位置へ押し退けられる(図9参照)。
第2アーム部623bが第1軸部612aによって前記第2張り出し位置から前記第2退避位置へ押し退けられることにより、可動案内部材623は前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動する。
可動案内部材623が前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動することにより、第1アーム部623aは、前記第1張り出し位置から前記第1退避位置へ移動する(図9参照)。第1アーム部623aが前記第1退避位置に位置する場合、第1溝621における境界領域A3から第2領域A2への通路が開放される。
一方、綴じユニット61が前記特定方向へ移動し、かつ、第2アーム部623bが第1軸部612aによって前記第2退避位置へ押し退けられているときに、第2軸部612bは、第1溝621の境界領域A3に到達する。
さらに綴じユニット61が前記特定方向へ移動し、かつ、第1軸部612aが第2アーム部623bから前記特定方向へ離れたときに、第2軸部612bは、図10に示される状態となる。
図10に示される状態は、第2軸部612bが、境界領域A3において、第1アーム部623aが前記第1退避位置から前記第1張り出し位置へ揺動することを制限しつつ境界領域A3から第2領域A2へ向けて移動する状態である。
図3および図7は、2つの軸部612が第1溝621における第1領域A1から境界領域A3に亘る範囲内に存在するときのシート綴じ装置6を示す。
2つの軸部612が第1溝621における第1領域A1から境界領域A3に亘る範囲内に存在するときに、綴じ処理部610は、第1の向きでシート9の束に前記綴じ処理を実行する(図3参照)。
シート9の束における幅方向の中央領域への前記綴じ処理が実行される場合、第1軸部612aは、移動装置63による綴じユニット61の移動により第1の目的位置に配置される。前記第1の目的位置は、第1溝621における第1領域A1から境界領域A3に亘る範囲内における任意の位置である。例えば、前記第1の目的位置は、予め設定される複数の候補の中から選択される。
図3は、綴じ処理部610が第1処理状態であるときのシート綴じ装置6の一例を表す。前記第1処理状態は、綴じ処理部610が、前記第1の目的位置に対応する位置において、前記第1の向きでシート9の束に前記綴じ処理を実行する状態である。
一方、図10~図12は、第1軸部612aが第2溝622に存在し、かつ、第2軸部612bが第1溝621に存在するときのシート綴じ装置6を示す。
第1軸部612aが第2溝622に存在し、かつ、第2軸部612bが第1溝621に存在するときに、綴じ処理部610は、第2の向きでシート9の束に前記綴じ処理を実行する。前記第2の向きは、前記第1の向きに対し傾斜した向きである。
より具体的には、第2溝622は、連通部622aと平行部622bとを有する(図7参照)。
連通部622aは、第1溝621の境界領域A3に連なっている。連通部622aは、境界領域A3から前記特定方向側において主方向D1に対し斜めの方向に沿って形成されている(図7参照)。換言すれば、連通部622aは、第1溝621の境界領域A3から前記特定方向に対し斜めの方向へ向かって形成されている。連通部622aは第1傾斜部の一例である。
平行部622bは、連通部622aに対し前記特定方向側で連なっている。平行部622bは、第1溝621の第2領域A2と平行に形成されている(図7参照)。換言すれば、平行部622bは、連通部622aから前記特定方向へ向かって形成されている。
第1軸部612aが第2溝622の平行部622bに存在し、かつ、第2軸部612bが第1溝621に存在するときに、綴じ処理部610は、前記第2の向きでシート9の束に前記綴じ処理を実行する(図10~図12参照)。
シート9の束における角部への前記綴じ処理が実行される場合、第1軸部612aは、移動装置63による綴じユニット61の移動により第2の目的位置に配置される。前記第2の目的位置は、第2溝622の平行部622b内における任意の位置である。
前記第2の目的位置は、シート9の束の角部に対応する位置である。前記第2の目的位置は、シート9のサイズに応じて設定される。
図12は、綴じ処理部610が第2処理状態であるときのシート綴じ装置6の一例を表す。前記第2処理状態は、綴じ処理部610が、前記第2の目的位置に対応する位置において、前記第2の向きでシート9の束に前記綴じ処理を実行する状態である。
以上に示されるように、ユニット支持部材630が前記特定方向へ移動するときに、可動案内部材623は前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動可能である。可動案内部材623は、前記第1姿勢において、第1軸部612aを第1溝621の境界領域A3から第2溝622へ案内する。
第1軸部612aが境界領域A3から第2溝622へ移動することにより、綴じ処理部610がユニットベース部材611とともに第2軸部612bを中心に揺動する。ことのき、綴じ処理部610は、第2軸部612bを中心に正回転する。
また、可動案内部材623は、第1軸部612aが境界領域A3から第2溝622へ移動したときに、第1軸部612aに当接されることにより前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動する。
さらに可動案内部材623は、前記第2姿勢において、第1軸部612aが第2溝622へ移動した後に境界領域A3に到達する第2軸部612bを第1溝621に沿って第2領域A2へ案内する。
[綴じユニット61が帰還方向へ移動するときのシート綴じ装置6の動作]
次に、綴じユニット61が、第1軸部612aが第2溝622の平行部622bに存在する状態から前記特定方向の反対方向へ移動する場合におけるシート綴じ装置6の動作について説明する。
次に、綴じユニット61が、第1軸部612aが第2溝622の平行部622bに存在する状態から前記特定方向の反対方向へ移動する場合におけるシート綴じ装置6の動作について説明する。
以下の説明において、第1軸部612aが第2溝622の平行部622bに存在する状態を起点とする場合における前記特定方向の反対方向のことを帰還方向と称する。綴じユニット61が前記帰還方向へ移動するときに、シート綴じ装置6は、綴じユニット61が前記特定方向へ移動するときの動作と逆の順序で動作する。
即ち、綴じユニット61が、第1軸部612aが第2溝622の平行部622bに存在する状態から前記帰還方向へ移動するときに、第2軸部612bは、第1アーム部623aを前記第1張り出し位置から前記第1退避位置へ押し退ける(図10参照)。
第1アーム部623aが前記第1張り出し位置から前記第1退避位置へ押し退けられることにより、可動案内部材623は前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動する。
さらに、第2軸部612bは、境界領域A3において第1アーム部623aが前記第1退避位置から前記第1張り出し位置へ揺動することを制限しつつ境界領域A3から第1領域A1へ向けて移動する(図10参照)。
一方、第1軸部612aは、綴じユニット61が前記帰還方向へ移動し、かつ、第2軸部612bが第1アーム部623aの移動を制限しているときに、前記第2退避位置に存在する第2アーム部623bの揺動を制限する位置に到達する。
さらに、第1軸部612aが前記第2退避位置に存在する第2アーム部623bの揺動を制限し、綴じユニット61が前記帰還方向へ移動するときに、第2軸部612bは、第1アーム部623aから離れる(図9参照)。
さらに、綴じユニット61が前記帰還方向へ移動し、第2軸部612bが第1アーム部623aから離れた後に、第1軸部612aは第2アーム部623bから離れ、可動案内部材623は前記第2姿勢から前記第1姿勢へ揺動する(図8参照)。
さらに、綴じユニット61が前記帰還方向へ移動し、第1軸部612aが第2アーム部623bから離れた後に、第1軸部612aは、第2溝622から第1溝621へ移動する(図7参照)。
以上に示されるように、綴じユニット61が前記帰還方向へ移動するだけで、2つの軸部612が第1溝621に戻り、綴じ処理部610は前記第2の向きから前記第1の向きへ戻る(図3参照)。
シート9の束における幅方向の中央領域への前記綴じ処理が要求される場合、制御装置8は、シート綴じ装置6に対する第1綴じ制御を実行する。制御装置8は、前記第1綴じ制御において、第1軸部612aを前記第1の目的位置へ移動させる処理を移動装置63に実行させる。さらに、制御装置8は、綴じ処理部610に前記綴じ処理を実行させる。
一方、シート9の束における角部への前記綴じ処理が要求される場合、制御装置8は、シート綴じ装置6に対する第2綴じ制御を実行する。制御装置8は、前記第2綴じ制御において、第1軸部612aを前記第2の目的位置へ移動させる処理を移動装置63に実行させる。さらに、制御装置8は、綴じ処理部610に前記綴じ処理を実行させる。
シート綴じ装置6は、前記特定方向が第2方向D12である場合も、以上に示される動作と同様に動作する。
シート綴じ装置6が採用される場合、綴じユニット61を回転させるための専用の駆動源は不要である。また、綴じユニット61の向きの変更が必要な場合、綴じユニット61は、目的の位置までの最短距離を移動するだけである。そのため、前記綴じ処理の準備時間は短い。
シート綴じ装置6は、簡易な構成により綴じ処理部610を含む綴じユニット61の向きを短時間で変更することができる。
[第2溝622の補足部622c]
以下、2つの第2溝622のうち、図7~図11および図13において右側に示される一方について説明する。
以下、2つの第2溝622のうち、図7~図11および図13において右側に示される一方について説明する。
一方の第2溝622は、平行部622bに対し前記特定方向側で連なる補足部622cをさらに有する(図7~図11および図13参照)。補足部622cは、平行部622bから第1溝621の第2領域A2へ近づく側へ延びて形成されている。
補足部622cは、傾斜部622dおよび延長部622eを含む。傾斜部622dは第2傾斜部の一例である。
傾斜部622dは、平行部622bから前記特定方向に対し第1溝621へ近づく側の斜めの方向へ延びて形成されている。延長部622eは、傾斜部622dから前記特定方向へ延びて形成されている。
綴じユニット61は、第1軸部612aが第2溝622の補足部622cに達するまで前記特定方向へ移動可能である(図13参照)。
以下の説明において、前記綴じ処理のための綴じユニット61の主方向D1の移動範囲のことを標準移動範囲と称する。第1軸部612aが第2溝622の補足部622cに存在するときの綴じユニット61の位置は、前記標準移動範囲の外側の退避位置である。
特定の場合に、綴じユニット61を前記退避位置へ退避させたいことがある。例えば、前記特定の場合は、傾斜トレイ60の周辺におけるシート9のジャム処理が必要な場合、または、シート綴じ装置6のメンテナンスが必要な場合などである。
例えば、綴じユニット61が、図12に示される前記第2の向きのまま前記退避位置へ移動されることが考えられる。
しかしながら、図3に示されるように、綴じユニット61の長手方向は、主方向D1に交差する交差方向D2である。この場合、綴じユニット61が前記第2の向きのまま前記退避位置へ移動されると、主方向D1において綴じユニット61の大きな退避スペースが必要となる。
また、搬送路300においてシート9を案内するシートガイドが、シート綴じ装置6に隣接して配置される場合がある。さらに、開閉可能なカバー部材が、前記シートガイドを含む場合がある。
上記の場合、綴じユニット61が前記退避位置へ移動したときに、綴じユニット61が前記シートガイドと接触しない向きで保持される必要がある。
一方、シート綴じ装置6において、綴じユニット61は、第1軸部612aが第2溝622の補足部622cに達するまで前記特定方向へ移動可能である(図13参照)。第1軸部612aが第2溝622の補足部622cに達したときの綴じユニット61の向きは、前記第2の向きよりも前記第1の向きに近い(図14参照)。
即ち、連通部622aおよび平行部622bは、綴じユニット61が前記特定方向へ移動するときに、第2軸部612bを中心に綴じユニット61を正回転させるとともに綴じユニット61を前記角綴じ処理の位置へ案内する。
また、補足部622cは、綴じユニット61が前記角綴じ処理の位置からさらに前記特定方向へ移動するときに、第2軸部612bを中心に綴じユニット61を逆回転させるとともに綴じユニット61を前記退避位置へ案内する。前記退避位置は、前記角綴じ処理の位置に対し前記特定方向側の位置である。
補足部622cの作用により、綴じユニット61が前記標準移動範囲の外側へ移動されるときの綴じユニット61の退避スペースを小さくすることができる。
さらに、綴じユニット61が前記標準移動範囲の外側に位置するときに、綴じユニット61が前記カバー部材の前記シートガイドと接触しない向きで保持される。
1 :本体部
2 :後処理装置
4 :プリント装置
5 :穿孔装置
6 :シート綴じ装置
7 :シート折り装置
10 :画像形成装置
60 :傾斜トレイ
61 :綴じユニット
62 :軸案内機構
63 :移動装置
610 :綴じ処理部
611 :ユニットベース部材
612 :軸部
612a :第1軸部
612b :第2軸部
620 :案内ベース部材
621 :第1溝
622 :第2溝
622a :連通部
622b :平行部
622c :補足部
623 :可動案内部材
623a :第1アーム部
623b :第2アーム部
624 :支持軸
625 :バネ(弾性部材)
A1 :第1領域
A2 :第2領域
A3 :境界領域
2 :後処理装置
4 :プリント装置
5 :穿孔装置
6 :シート綴じ装置
7 :シート折り装置
10 :画像形成装置
60 :傾斜トレイ
61 :綴じユニット
62 :軸案内機構
63 :移動装置
610 :綴じ処理部
611 :ユニットベース部材
612 :軸部
612a :第1軸部
612b :第2軸部
620 :案内ベース部材
621 :第1溝
622 :第2溝
622a :連通部
622b :平行部
622c :補足部
623 :可動案内部材
623a :第1アーム部
623b :第2アーム部
624 :支持軸
625 :バネ(弾性部材)
A1 :第1領域
A2 :第2領域
A3 :境界領域
Claims (4)
- シートの一辺が特定方向に沿う状態で前記シートが積載されるシートトレイと、
前記シートトレイに対向して配置されたベース部と、
前記ベース部上で前記特定方向に沿って移動可能であり、前記シートにおける前記特定方向に沿う縁部を綴じる縁綴じ処理または前記縁綴じ処理が行われる位置に対し前記特定方向へ離れた位置で前記シートの角部を綴じる角綴じ処理を実行可能な綴じユニットと、
前記綴じユニットの移動を案内する案内部と、を備え、
前記綴じユニットは、
前記シートに対する綴じ処理を実行すると綴じ処理部と、
前記ベース部上を前記特定方向に沿って移動可能な第1移動体と、
前記綴じ処理部と一体に構成され、前記第1移動体によって揺動可能に支持され、前記第1移動体とともに移動可能な第2移動体と、
前記第2移動体に設けられた第1軸部と、
前記第2移動体に設けられ、前記第1軸部に対し前記特定方向の反対方向へ間隔を空けて位置する第2軸部と、を備え、
前記案内部は、
前記ベース部に設けられ、前記特定方向に沿って形成され、前記第1軸部および前記第2軸部を案内する第1溝と、
前記ベース部に設けられ、前記第1溝の分岐部から前記特定方向側へ分岐し、前記1軸部を案内する第2溝と、
前記ベース部に揺動可能に設けられ、前記分岐部において前記第1軸部を案内する可動案内部と、を備え、
前記第1軸部および前記第2軸部は、前記第1移動体を貫通し、前記第1溝または前記第2溝に係合し、
前記第1移動体が前記特定方向へ移動するときに、前記可動案内部は第1姿勢から第2姿勢へ揺動可能であり、
前記可動案内部は、前記第1姿勢において、前記第1軸部を前記第1溝の前記分岐部から前記第2溝へ案内し、
前記第1軸部が前記分岐部から前記第2溝へ移動することにより、前記綴じ処理部が前記第2移動体とともに前記第2軸部を中心に揺動し、
前記可動案内部は、前記第1軸部が前記分岐部から前記第2溝へ移動したときに、前記第1軸部に当接されることにより前記第1姿勢から前記第2姿勢へ揺動し、
さらに前記可動案内部は、前記第2姿勢において、前記第1軸部が前記第2溝へ移動した後に前記分岐部に到達する前記第2軸部を前記第1溝に沿って案内する、シート綴じ装置。 - 前記第2溝は、
前記第1溝の前記分岐部から前記特定方向に対し斜めの方向へ向かって形成された第1傾斜部と、
前記第1傾斜部から前記特定方向へ向かって前記第1溝と平行に形成された平行部と、を有し、
前記綴じ処理部は、前記第1軸部が前記第2溝の前記平行部に存在し、かつ、前記第2軸部が前記第1溝に存在するときに、前記角綴じ処理を実行する、請求項1に記載のシート綴じ装置。 - 前記第2溝は、
前記平行部から前記特定方向に対し前記第1溝へ近づく側の斜めの方向へ延びて形成された第2傾斜部と、
前記第2傾斜部から前記特定方向へ延びて形成された延長部と、をさらに有し、
前記第1傾斜部および前記平行部は、前記綴じユニットが前記特定方向へ移動するときに、前記第2軸部を中心に前記綴じユニットを正回転させるとともに前記綴じユニットを前記角綴じ処理の位置へ案内し、
前記第2傾斜部および前記延長部は、前記綴じユニットが前記角綴じ処理の位置からさらに前記特定方向へ移動するときに、前記第2軸部を中心に前記綴じユニットを逆回転させるとともに前記綴じユニットを前記角綴じ処理の位置に対し前記特定方向側の退避位置へ案内する、請求項2に記載のシート綴じ装置。 - シートに画像を形成するプリント装置と、
前記プリント装置により画像が形成された前記シートの束に前記綴じ処理を施す請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート綴じ装置と、を備える画像形成装置。
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