JP2023064399A - 窒化物半導体装置の製造方法および窒化物半導体基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】窒化物半導体においてp型領域を形成するための技術を提供する。【解決手段】窒化物半導体基板の製造方法は、結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程を備える。製造方法は、基板の表面にMgを含んだ固体層であるMg固体層を形成するMg固体層形成工程を備える。製造方法は、Mg固体層が形成されている基板を加熱する第1の熱処理工程を備える。【選択図】図1
Description
本明細書に開示する技術は、窒化物半導体装置の製造方法および窒化物半導体基板に関する。
窒化物半導体基板の任意の位置に、アクセプタ不純物であるマグネシウム(Mg)をイオン注入することによって、p型領域を形成する技術が知られている。なお、特許文献1には、関連する技術が開示されている。
Mgのイオン注入時に、窒素空孔が形成されてしまう。窒素空孔によりアクセプタが補償されてしまうため、p型領域を形成することが困難である。
本明細書に開示する窒化物半導体基板の製造方法の一実施形態は、結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程を備える。製造方法は、基板の表面にMgを含んだ固体層であるMg固体層を形成するMg固体層形成工程を備える。製造方法は、Mg固体層が形成されている基板を加熱する第1の熱処理工程を備える。
結晶欠陥を形成している領域へMgを熱拡散することにより、拡散速度を高めることができる。固相拡散によっても、十分な深さまでMgを拡散することが可能となる。Mgイオン注入を用いる必要がないため、窒素空孔の発生を抑制できる。その結果、p型領域を形成することが可能となる。
Mg固体層の表面に保護層を形成する保護層形成工程をさらに備えていてもよい。第1の熱処理工程は、保護層が形成されている基板を加熱してもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第1の熱処理工程よりも低い温度で基板を加熱する第2の熱処理工程をさらに備えていてもよい。第2の熱処理工程は、Mg固体層形成工程の後であって保護層形成工程の前に行われてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
第2の熱処理工程によってMg固体層の表面に形成された変質層を除去する工程をさらに備えていてもよい。保護層は、変質層が除去されたMg固体層の表面に形成されてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
本明細書に開示する窒化物半導体基板の製造方法の一実施形態は、結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程を備える。製造方法は、基板の表面にMgを含んだ融液を接触させる工程を備える。
融液はZnを含んでいてもよい。融液の温度は450℃以上であってもよい。
本明細書に開示する窒化物半導体基板の製造方法の一実施形態は、結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程を備える。製造方法は、基板をMgを含んだ特定雰囲気中に配置する工程を備える。製造方法は、特定雰囲気中で基板を加熱する熱処理工程を備える。
欠陥形成工程は、窒素イオンを基板の表面から注入する工程を備えていてもよい。効果の詳細は実施例で説明する。
本明細書に開示する窒化物半導体基板の一実施形態では、窒化物半導体基板の表面に垂直な方向におけるMgの濃度分布は、表面から深さ100ナノメートルまでの第1領域内において最大値を有している。最大値が1×1020cm-3以上である。
Mgの濃度分布は、最大値から深さ方向に広がる幅100ナノメートル以下の第2領域内において、濃度が一桁以上変化していてもよい。
Mgの濃度分布は、第2領域内に濃度勾配が急激に小さくなる特異点を備えていてもよい。特異点から深さ方向へ向かってMg濃度がほぼ一定となる濃度一定領域が存在していてもよい。濃度一定領域の深さ方向の幅は50ナノメートル以上であってもよい。
Mgが添加されている領域の断面視におけるループ欠陥の平面密度が、1×105[個/cm2]以下であってもよい。
<p型GaN領域の形成方法>
本実施例では、窒化物半導体として窒化ガリウム(GaN)、II族元素のアクセプタ不純物としてマグネシウム(Mg)、ドナー不純物としてシリコン(Si)を用いる場合を説明する。図1のフローチャートおよび図2~図5の断面図を用いて、基板1にp型領域を形成する工程を説明する。図2~図5は、基板1の表面近傍の部分拡大図である。基板1は、GaNのベース基板11上に、不純物がドープされていないGaN層12が積層された構造を備えている。GaN層12は、エピタキシャル成長により形成されていてもよい。本実施例では、GaN層12の厚さは3μmとした。
本実施例では、窒化物半導体として窒化ガリウム(GaN)、II族元素のアクセプタ不純物としてマグネシウム(Mg)、ドナー不純物としてシリコン(Si)を用いる場合を説明する。図1のフローチャートおよび図2~図5の断面図を用いて、基板1にp型領域を形成する工程を説明する。図2~図5は、基板1の表面近傍の部分拡大図である。基板1は、GaNのベース基板11上に、不純物がドープされていないGaN層12が積層された構造を備えている。GaN層12は、エピタキシャル成長により形成されていてもよい。本実施例では、GaN層12の厚さは3μmとした。
ステップS1において、GaN層12の表面12sにマスク30が形成される。マスク30は、p型領域を形成したい場所に対応した開口部OPを備えている。マスク30は、既知のフォトリソグラフィ技術によって形成することができる。
ステップS2において、表面12sからマスク30を介して窒素をイオン注入する(図2参照)。窒素イオン注入は、表面12sから所定深さまでの窒素濃度が略一定となる、いわゆるボックスプロファイルとなるように注入される。ボックスプロファイルは、注入エネルギーおよび注入量を変えて複数回イオン注入を行うことで実現できる。これにより、窒素イオン注入された注入領域IAが形成される。図2では、注入領域IAを点線で示している。本実施例では、注入領域IAの深さD1は、250nmとした。窒素イオンの加速電圧は、10KV~10MVの範囲内とした。窒素濃度は、5×1019cm-3、5×1018cm-3、5×1016cm-3、の3種類とした。
窒素をイオン注入する理由を説明する。イオン注入によって、Ga空孔や窒素空孔などの結晶欠陥が形成される。Ga空孔にMgが置換されることでMgを活性化しp型化するため、Ga空孔は必要である。一方、窒素空孔はドナー性欠陥であり、アクセプタが補償されp型化を阻害してしまう。よって窒素空孔は少ないことが好ましい。そこで本実施例の技術では、窒化物半導体を構成している窒素をイオン注入している。イオン注入で形成された窒素空孔が、注入した窒素で置換されるため、窒素空孔の発生を抑制することができる。よって、窒素のイオン注入により、Ga空孔を選択的に形成することができる。
ステップS3において、表面12sにMg含有層13を形成する(図3参照)。Mg含有層13は、Mgを含んだ層である。本実施例では、Mg含有層13は、電子ビーム(EB)蒸着法によりMgを蒸着することで形成した。またMg含有層13の厚さT0は、50nmとした。
ステップS4において、プレアニール工程を行う。本実施例では、RTA(Rapid Thermal Anneal)装置を用いて、800℃で1時間の処理を行った。プレアニール時の圧力および雰囲気は、特に限定されない。本実施例では、常圧の大気雰囲気でプレアニールを行った。
プレアニール工程により、Mg含有層13(図3)を、Mg固体層13aおよびMgO層13bの積層構造(図4)に変化させることができる。Mg固体層13aは、Mg、Ga、Nを含む層である。Mg固体層13aの化学組成は特に限定されない。例えば、窒化マグネシウム(MgN)とGaNが混ざり合った組成であってもよい。MgO層13bは、酸化マグネシウムを含む層である。MgO層13bは、Mg含有層13の表面がアニール雰囲気中の酸素と反応して形成された変質層である。本実施例では、Mg固体層13aの厚さT1、および、MgO層13bの厚さT2は、20~50nmの範囲であった。
Mg固体層13aの厚さT1は、Mg含有層13の厚さT0およびプレアニール工程の温度によって制御することが可能である。例えば、Mg含有層13の厚さT0を減少させることにより、Mg固体層13aの厚さT1を減少させることができる。Mg固体層13aの厚さT1によって、後述するMgのドーピング濃度を制御することができる。例えば、Mg固体層13aの厚さT1を減少させることで、Mgの供給源を減少させることができるため、Mgのドーピング濃度を減少させることができる。
ステップS5において、Mg固体層13aの表面に形成されたMgO層13bを除去する。MgO層13bに含まれる酸素は、GaNに対してドナー不純物として機能する。従って、MgO層13bを除去することで、酸素によってp型特性の発現が阻害されてしまうことを防止できる。除去方法は、ウェットエッチング、ドライエッチング、研磨など、様々であって良い。本明細書では、王水を用いたウェットエッチングにより除去した。
ステップS6において、MgO層13bが除去されたMg固体層13aの表面13asに、保護層14を形成する(図5参照)。保護層14は、高耐熱性および密着性を有していることが好ましい。保護層14により、後述する拡散アニール工程において、GaNからの窒素脱離を抑制することができる。本実施形態では、保護層14は、MOVPE法で成膜した窒化アルミニウム(AlN)とした。また厚さは300nmとした。
ステップS7において、拡散アニール工程が行われる。拡散アニール工程の温度は、ステップS4のプレアニール工程の温度よりも高い。例えば、700℃~1400℃の範囲内であってもよい。アニール雰囲気は、特に限定されない。アニール雰囲気には窒素が含まれていてもよい。これにより、保護層14やGaNの熱分解を抑制する効果が得られる。圧力は、1000気圧以下であってもよい。アニール時間は、後述するMg濃度分布プロファイルに応じて定めればよく、例えば30秒~1時間の範囲であってよい。サーマルバジェットの観点から、温度が高くなるほどアニール時間が短くなるような相関を持たせてもよい。例えば、1400℃の場合にはアニール時間を30秒とし、700℃の場合にはアニール時間を1時間としてもよい。本実施例では、1300℃、常圧の大気雰囲気でアニールを行った。またアニール時間は5分間とした。
注入領域IAには、結晶欠陥がボックスプロファイルで形成されている。また結晶欠陥が形成されている領域は、結晶欠陥が形成されていない領域に比して、Mgの拡散速度を高めることができる。従って、拡散アニール工程によって、Mg固体層13aから注入領域IAの全体へMgを固相拡散することができる。また前述したように、注入領域IAには、窒素のイオン注入によりGa空孔が選択的に形成されているため、Ga空孔にMgを置換することで活性化させることができる。これにより、注入領域IAが形成されていた領域に、p型GaN領域PRを形成することができる(図5参照)
ステップS8において、保護層14を除去する。除去方法は、ウェットエッチングやドライエッチングなど、様々であって良い。本明細書では、TMAH(Tetramethyl ammonium hydroxide)を用いたウェットエッチングにより除去した。以上により、p型GaN領域の形成フローが終了する。
<Mg濃度分布プロファイル>
上述したフローで作成した基板1における、深さ方向のMg濃度分布プロファイルについて説明する。図6に、二次イオン質量分析(SIMS)法を用いた、Mg濃度分布プロファイルを示す。縦軸は、Mgの濃度である。横軸は、GaN層12の表面12sからの深さである。
上述したフローで作成した基板1における、深さ方向のMg濃度分布プロファイルについて説明する。図6に、二次イオン質量分析(SIMS)法を用いた、Mg濃度分布プロファイルを示す。縦軸は、Mgの濃度である。横軸は、GaN層12の表面12sからの深さである。
注入領域IAは、窒素イオンがボックスプロファイルで注入されている領域である。本実施例では、注入領域IAの深さD1は、約250nmである。Mg濃度分布プロファイルMP1~MP3は、表面12sに垂直な方向におけるMgの濃度分布を示している。Mg濃度分布プロファイルMP1~MP3は、注入領域IA内の窒素濃度が、それぞれ5×1019cm-3、5×1018cm-3、5×1016cm-3、の場合に形成されたプロファイルを示している。
Mg濃度分布プロファイルMP1~MP3は、表面から深さ100nmまでの第1領域R1内において、Mg濃度の最大値MVを有している。最大値MVは、1×1020cm-3以上である。また、最大値MVとなる領域の、表面12sからの深さは、約15nmである。効果を説明する。従来、イオン注入法を用いる場合には、表面12sから15nm程度の極表面でのMg濃度を1×1020cm-3以上の高濃度にすることは困難であった。本明細書の技術では、表面12sからMgを固相拡散するため、極表面でのMg濃度を1×1020cm-3以上の高濃度にすることができる。これにより、表面12sに形成する電極とのオーミックコンタクトを形成することが可能となる。
Mg濃度分布プロファイルMP1~MP3は、最大値MVから深さ方向に広がる幅100nm以下の第2領域R2内において、Mg濃度が一桁以上変化している。換言すると、最大値MV(深さ約15nm)から深くなることに従って、Mg濃度が、最大値MVの1/10以下まで低下している。またMg濃度分布プロファイルMP1~MP3は、濃度勾配が急激に小さくなる特異点SP1~SP3を、第2領域R2内に備えている。そして、特異点SP1~SP3から深くなる方向に、Mg濃度がほぼ一定となる濃度一定領域CRが存在している。濃度一定領域CRの深さ方向の幅は50nm以上である。以上より、深さ方向のMg濃度を急峻に減少させることができていることが分かる。効果を説明する。Mg濃度分布プロファイルが深さ方向へなだらかに変化する場合には、p型領域の底部に低濃度のp型領域が存在することになる。低濃度のp型領域は、pn接合面を形成する際に高抵抗領域となってしまう。一方、本明細書の技術では、Mg濃度分布プロファイルを急峻にすることができるため、p型領域の底部に低濃度のp型領域が存在しない。従って、高濃度のp型領域と高濃度のn型領域とが接合しているpn接合面を作製することが可能となる。pn接合面に高抵抗領域が形成されてしまうことを抑制できる。
Mg濃度分布プロファイルMP1から分かるように、注入領域IAより深い領域(0.25μmよりも深い領域)よりも、注入領域IA(0.25μmよりも浅い領域)の方が、Mg濃度が高くなっている。これは、窒素イオン注入で形成された結晶欠陥でMgを捕獲することができるためである。よって、Mg濃度を高くしたい領域に注入領域IAを形成することにより、所望のMg濃度分布プロファイルを形成することが可能となる。また、Mg濃度分布プロファイルMP1(窒素濃度5×1019cm-3)、MP2(窒素濃度5×1018cm-3)、MP3(窒素濃度5×1016cm-3)の比較から分かるように、注入領域IA内の窒素濃度が高いほど、Mg濃度を高くすることができることが分かる。これは、窒素濃度が高いほど結晶欠陥密度を高くすることができるためである。よって、窒素濃度を制御することで、Mg濃度を間接的に制御することが可能となる。
<効果>
固相拡散によりMgを拡散する場合、深さ方向のMg濃度分布プロファイル、および、Mgのドーピング濃度は、いわゆる誤差関数プロファイルとなる。熱処理温度及び時間で一意に決定されるため、Mg濃度分布プロファイルやドーピング濃度を制御することが困難である。従って、各種デバイスで必要とされるボックスプロファイルを形成することや、Mg濃度を所望の値に調整することが困難である。また100nmよりも深くMgを拡散させるためには、数時間以上の長時間の熱処理が必要となってしまう。そこで本実施例の技術では、結晶欠陥が形成されている注入領域IAへ、Mgを固相拡散させる構成を備えている。Ga空孔でMgを捕獲するとともに活性化することができるため、注入領域IAの窒素プロファイルに従うように、Mg濃度分布プロファイルを形成することができる。また、注入した窒素の濃度を高くするほど、Mgのドーピング濃度を高くすることができる。換言すると、注入領域IAの窒素プロファイルを制御することでMg濃度分布プロファイルを制御することが可能であるとともに、窒素濃度を制御することでMgドーピング濃度を制御することが可能である。また、欠陥が形成されている領域の方が、欠陥が形成されていない領域よりもMgを拡散させやすいため、100nmよりも深い領域へMgを拡散させるための熱処理時間を大幅に短縮することができる(例:5分)。
固相拡散によりMgを拡散する場合、深さ方向のMg濃度分布プロファイル、および、Mgのドーピング濃度は、いわゆる誤差関数プロファイルとなる。熱処理温度及び時間で一意に決定されるため、Mg濃度分布プロファイルやドーピング濃度を制御することが困難である。従って、各種デバイスで必要とされるボックスプロファイルを形成することや、Mg濃度を所望の値に調整することが困難である。また100nmよりも深くMgを拡散させるためには、数時間以上の長時間の熱処理が必要となってしまう。そこで本実施例の技術では、結晶欠陥が形成されている注入領域IAへ、Mgを固相拡散させる構成を備えている。Ga空孔でMgを捕獲するとともに活性化することができるため、注入領域IAの窒素プロファイルに従うように、Mg濃度分布プロファイルを形成することができる。また、注入した窒素の濃度を高くするほど、Mgのドーピング濃度を高くすることができる。換言すると、注入領域IAの窒素プロファイルを制御することでMg濃度分布プロファイルを制御することが可能であるとともに、窒素濃度を制御することでMgドーピング濃度を制御することが可能である。また、欠陥が形成されている領域の方が、欠陥が形成されていない領域よりもMgを拡散させやすいため、100nmよりも深い領域へMgを拡散させるための熱処理時間を大幅に短縮することができる(例:5分)。
従来、Mgのイオン注入によりp型GaN領域を形成するためには、結晶内部に生じた窒素空孔などのダメージを回復するための超高圧での熱処理が必要であった。しかし、圧力1GPa(約1万気圧)という極めて特殊な環境下での熱処理を必要とするため、実施が困難であった。本明細書の技術では、窒素イオン注入によって注入領域IAを形成するため、窒素空孔の発生を抑制しながらGa空孔を積極的に形成することが可能となる。窒素空孔などのダメージを抑制できるため、超高圧での熱処理を不要とすることができる。熱処理を容易に行うことが可能となる。
<p型GaN領域の評価結果>
走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM)を用いて、p型GaN領域の形成状態を評価した。SNDMは、キャリア分布を二次元的に可視化する顕微鏡である。図7および図8に、断面観察結果の一例を示す。縦軸は、基板表面からの深さである。横軸は、表面に水平な方向の位置である。図7および図8では、p型GaN領域PRが薄い塗りつぶしで示されており、n型GaN領域NRが濃い塗りつぶしで示されており、高抵抗の真性GaN領域IRが白色で示されている。
走査型非線形誘電率顕微鏡(SNDM)を用いて、p型GaN領域の形成状態を評価した。SNDMは、キャリア分布を二次元的に可視化する顕微鏡である。図7および図8に、断面観察結果の一例を示す。縦軸は、基板表面からの深さである。横軸は、表面に水平な方向の位置である。図7および図8では、p型GaN領域PRが薄い塗りつぶしで示されており、n型GaN領域NRが濃い塗りつぶしで示されており、高抵抗の真性GaN領域IRが白色で示されている。
図7は、本実施例の技術で形成したp型GaN領域の断面図である。n+-GaNのベース基板11の(0001)面上に、約3μmのアンドープのGaN層12が形成されている。GaN層12の上部には、注入領域IAが形成されている。注入領域IAの水平方向の幅は約10.5μmであり、深さD1は約200nmである。注入領域IAには窒素がボックスプロファイルで注入されており、窒素濃度は5×1018cm-3である。
図7の本実施例では、注入領域IAの内部において、表面12sから深さ約0.7μmまでの領域に、p型GaN領域PRが形成されている。表面12sがp型化しているため、注入領域IA上に電極を形成した場合にオーミックコンタクトを形成することが可能である。また、注入領域IAの外側において、表面12sから深さ約1.0μmまでの領域に、n型GaN領域NRが形成されている。また深さ約0.5μmから3.0μmまでの領域に真性GaN領域IRが形成されている。
一方、図8に比較例を示す。比較例は、Mgイオン注入後に超高圧アニーリング(UHPA)を行って形成したp型GaN領域の断面図である。図8の比較例では、n+-GaN基板の上部に、Mgがイオン注入されたMg注入領域MAが形成されている。Mg注入領域MA内において、深さ約0.5μmから2.0μmまでの領域にp型GaN領域PRが形成されている。しかし、表面112sから約0.5μmまでの領域は、真性GaN領域IRとなっている。すなわち、イオン注入法では、表面112sをp型GaNにすることが困難であることが分かる。従って、Mg注入領域MA上に電極を形成しても、オーミックコンタクトを形成することは困難である。
<結晶欠陥の評価結果>
環状暗視野走査透過電子顕微鏡(ADF-STEM)を用いて、結晶欠陥の形成状態を評価した。比較例として、Mgイオン注入後に超高圧アニーリング(1GPa、1480℃、5分間)を行うことでp型GaN領域を作成した。そして(11-20)面の断面を観察した。比較例では、空孔型の転位ループ欠陥が多数観察され、その平面密度は約3×1010[個/cm2]であった。
環状暗視野走査透過電子顕微鏡(ADF-STEM)を用いて、結晶欠陥の形成状態を評価した。比較例として、Mgイオン注入後に超高圧アニーリング(1GPa、1480℃、5分間)を行うことでp型GaN領域を作成した。そして(11-20)面の断面を観察した。比較例では、空孔型の転位ループ欠陥が多数観察され、その平面密度は約3×1010[個/cm2]であった。
一方、本実施例の技術で作成したp型GaN領域において、同様の断面を観察したところ、空孔型欠陥起因の楕円形などの転位ループ欠陥やコーヒー豆型欠陥は観察されなかった。換言すると、Mgが添加されている領域のループ欠陥密度が、1×105[個/cm2]以下であった。理由を説明する。転位ループ欠陥は、過飽和の点欠陥(空孔、格子間原子)が平板状に集まり、その縁に閉じた転位ができることで形成される。比較例ではMgイオン注入により多数の窒素空孔が形成されるため、転位ループ欠陥が多数形成される。一方、本実施例の技術では、Mgイオン注入を行わず、窒素イオン注入を行っている。そして前述のように、窒素イオン注入では窒素空孔の生成が抑制できるため、転位ループ欠陥の形成を抑制することが可能となる。
実施例1では、注入領域IAにMgを固相拡散する形態を説明した。実施例2では、注入領域IAにMgを気相拡散する形態について説明する。注入領域IAを形成するまでの工程(ステップS1~S2)は同様であるため、説明を省略する。
気相拡散工程では、注入領域IAが形成された基板1を、Mgを含んだ雰囲気中でアニールする。気相Mg原料の種類は様々であって良い。Mg蒸気や塩化マグネシウム(MgCl2)であってもよい。また、Cp2MgやEtCp2Mgなどの、各種の有機金属化合物(MO)であってもよい。また、アニール雰囲気中に窒素を含ませてもよい。例えば、アンモニアや窒素ガスをチャンバ内に供給してもよい。雰囲気中からGaN基板へ窒素を供給することにより、アニールによるGaNからの窒素抜けを抑制することができる。本実施例では、Cp2Mgおよびアンモニアを含んだ雰囲気中で、830℃でアニールを行った。
気相拡散工程の後に、保護層14の形成(ステップS6)、拡散アニール工程(ステップS7)、保護層14の除去(ステップS8)、を行ってもよい。これにより、気相拡散によるp型GaN領域の形成フローが終了する。
<効果>
実施例1の固相拡散では、p型GaN領域形成後における表面12sの表面モフォロジーが劣化していた。例えば、AFM等を用いて表面12sの二乗平均粗さ(RMS)を測定したところ、窒素イオン注入(ステップS2)後のRMSは、0.2~0.5nmであった。一方、p型GaN領域完成(ステップS8)後のRMSは、7.0nmであった。これは、プレアニール工程(ステップS4)においてMg固体層13aを形成する際に、表面モフォロジーが劣化するためと考えられる。
実施例1の固相拡散では、p型GaN領域形成後における表面12sの表面モフォロジーが劣化していた。例えば、AFM等を用いて表面12sの二乗平均粗さ(RMS)を測定したところ、窒素イオン注入(ステップS2)後のRMSは、0.2~0.5nmであった。一方、p型GaN領域完成(ステップS8)後のRMSは、7.0nmであった。これは、プレアニール工程(ステップS4)においてMg固体層13aを形成する際に、表面モフォロジーが劣化するためと考えられる。
一方、実施例2の気相拡散では、Mg固体層13aを形成する工程を省略することができるため、表面12sの表面モフォロジーを改善することができる。例えば、p型GaN領域完成後のRMSを測定したところ、0.3nmであった。また、表面12sのAFM像ではステップが観察されたため、原子レベルで平坦な表面が維持されていることが分かった。これにより、基板1をデバイスに適用した場合の各種特性を改善することが可能となる。
実施例3では、注入領域IAにMgを液相拡散する形態について説明する。注入領域IAを形成するまでの工程(ステップS1~S2)は同様であるため、説明を省略する。
液相拡散工程では、注入領域IAが形成された基板1を、Mgを含んだ融液に接触させる。融液の種類は様々であって良い。例えば、Zn-Mg二元系金属、Al-Zn-Mg三元系金属、Cu-Mg-Zn三元系金属、などの融液でもよい。または、窒素の溶解度の高い金属の融液であってもよく、例えばNaなどのアルカリ金属融液であってもよい。本実施例では、Mg:Zn比率が51:20である、MgZn融液を用いた。また温度は450℃とした。
液相拡散工程を実施するための装置構成は様々であって良い。高温(例:400~1000℃)および高圧(例:数十気圧)の環境下で坩堝内に融液を生成し、その融液に基板1を接触させてもよい。また、融液内に窒素ガス(N2)を溶け込ませることで、GaNからの窒素抜けを抑制してもよい。
液相拡散工程の後に、保護層14の形成(ステップS6)、拡散アニール工程(ステップS7)、保護層14の除去(ステップS8)、を行ってもよい。これにより、液相拡散によるp型GaN領域の形成フローが終了する。
実施例4では、注入領域IAにMgをプラズマドーピングする形態について説明する。注入領域IAを形成するまでの工程(ステップS1~S2)は同様であるため、説明を省略する。
プラズマドーピング工程では、注入領域IAが形成された基板1を、真空容器内のバイアス電極にセットする。そしてMgを含むガスからなるプラズマを発生させ、プラズマ中のMgイオンを表面12sに向かって加速させることによって、注入領域IA中にMgを導入することができる。
プラズマドーピング工程の後に、保護層14の形成(ステップS6)、拡散アニール工程(ステップS7)、保護層14の除去(ステップS8)、を行ってもよい。これにより、プラズマドーピングによるp型GaN領域の形成フローが終了する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
(変形例)
本明細書の技術を適用可能な窒化物半導体は、GaNに限定されるものではない。例えば、InN、AlNなどの二元系、AlGaN、GaInN、AlInNなどの三元系、AlGaInNなどの四元系の窒化物半導体にも適用可能である。また、AlGaInN系窒化物半導体層が少なくとも1層形成されているサファイア、Si、SiC、SiO2、MgO、Ga2O3、ZrB2、スピネル、ダイヤモンド、PETなどにも適用可能である。
本明細書の技術を適用可能な窒化物半導体は、GaNに限定されるものではない。例えば、InN、AlNなどの二元系、AlGaN、GaInN、AlInNなどの三元系、AlGaInNなどの四元系の窒化物半導体にも適用可能である。また、AlGaInN系窒化物半導体層が少なくとも1層形成されているサファイア、Si、SiC、SiO2、MgO、Ga2O3、ZrB2、スピネル、ダイヤモンド、PETなどにも適用可能である。
本明細書のMgの拡散技術は、基板1の上面に限られず、様々な構造の表面に対しても適用可能である。例えば、トレンチの内壁の表面に対しても適用可能である。
ステップS2で注入されるイオンは、窒素イオン単体に限られず、様々なイオンを含んでいてもよい。例えば、水素イオンやフッ素イオンなどを含んでいても良い。
ステップS2は、結晶欠陥を導入することを目的とする工程であるため、イオン注入に限られない。例えば、電子線の照射によって結晶欠陥を導入してもよい。
ステップS3で形成するMg含有層13は、Mgを含む化合物であってもよい。例えば、MgO、MgZnO、などであってもよい。
保護層14を形成せずに拡散アニール工程を行ってもよい。この場合、ステップS6をスキップすればよい。MgO層13bは除去しなくてもよい。この場合、ステップS5をスキップすればよい。
上記の実施例では、p型領域を形成するためのII族元素の一例としてマグネシウム(Mg)を用いていたが、この構成に限定されるものではない。II族元素は、例えばベリリウム(Be)、カルシウム(Ca)等であってもよい。また、n型領域を形成するための元素の一例としてシリコン(Si)を用いていたが、この構成に限定されず、ゲルマニウム(Ge)などを用いてもよい。
ステップS2の工程は、欠陥形成工程の一例である。ステップS7の拡散アニール工程は、第1の熱処理工程の一例である。ステップS4のプレアニール工程は、第2の熱処理工程の一例である。MgO層13bは、変質層の一例である。
1:基板 11:ベース基板 12:GaN層 12s:表面 13:Mg含有層 13a:Mg固体層 13b:MgO層 14:保護層
Claims (12)
- 窒化物半導体基板の製造方法であって、
結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程と、
前記基板の表面にMgを含んだ固体層であるMg固体層を形成するMg固体層形成工程と、
前記Mg固体層が形成されている前記基板を加熱する第1の熱処理工程と、
を備える、窒化物半導体基板の製造方法。 - 前記Mg固体層の表面に保護層を形成する保護層形成工程をさらに備え、
前記第1の熱処理工程は、前記保護層が形成されている前記基板を加熱する、請求項1に記載の窒化物半導体基板の製造方法。 - 前記第1の熱処理工程よりも低い温度で前記基板を加熱する第2の熱処理工程をさらに備え、
前記第2の熱処理工程は、前記Mg固体層形成工程の後であって前記保護層形成工程の前に行われる、請求項2に記載の窒化物半導体基板の製造方法。 - 前記第2の熱処理工程によって前記Mg固体層の表面に形成された変質層を除去する工程をさらに備え、
前記保護層は、前記変質層が除去された前記Mg固体層の表面に形成される、請求項3に記載の窒化物半導体基板の製造方法。 - 窒化物半導体基板の製造方法であって、
結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程と、
前記基板の表面にMgを含んだ融液を接触させる工程と、
を備える、窒化物半導体基板の製造方法。 - 前記融液はZnを含んでおり、
前記融液の温度は450℃以上である、請求項5に記載の窒化物半導体基板の製造方法。 - 窒化物半導体基板の製造方法であって、
結晶欠陥を基板の表面から内部側へ形成する欠陥形成工程と、
前記基板をMgを含んだ特定雰囲気中に配置する工程と、
前記特定雰囲気中で前記基板を加熱する熱処理工程と、
を備える、窒化物半導体基板の製造方法。 - 前記欠陥形成工程は、窒素イオンを前記基板の表面から注入する工程を備えている、請求項1~7の何れか1項に記載の窒化物半導体基板の製造方法。
- 窒化物半導体基板であって、
前記窒化物半導体基板の表面に垂直な方向におけるMgの濃度分布は、前記表面から深さ100ナノメートルまでの第1領域内において最大値を有しており、
前記最大値が1×1020cm-3以上である、
窒化物半導体基板。 - 前記Mgの濃度分布は、前記最大値から深さ方向に広がる幅100ナノメートル以下の第2領域内において、濃度が一桁以上変化している、請求項9に記載の窒化物半導体基板。
- 前記Mgの濃度分布は、前記第2領域内に濃度勾配が急激に小さくなる特異点を備えており、
前記特異点から深さ方向へ向かってMg濃度がほぼ一定となる濃度一定領域が存在しており、
前記濃度一定領域の深さ方向の幅は50ナノメートル以上である、請求項10に記載の窒化物半導体基板。 - Mgが添加されている領域の断面視におけるループ欠陥の平面密度が、1×105[個/cm2]以下である、請求項9~11の何れか1項に記載の窒化物半導体基板。
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