JP2023058101A - キャップユニット及びキャップ付き容器 - Google Patents

キャップユニット及びキャップ付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2023058101A
JP2023058101A JP2021167877A JP2021167877A JP2023058101A JP 2023058101 A JP2023058101 A JP 2023058101A JP 2021167877 A JP2021167877 A JP 2021167877A JP 2021167877 A JP2021167877 A JP 2021167877A JP 2023058101 A JP2023058101 A JP 2023058101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
container
tea strainer
cap body
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021167877A
Other languages
English (en)
Inventor
雄志 板垣
Yuji Itagaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thermos KK
Original Assignee
Thermos KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thermos KK filed Critical Thermos KK
Priority to JP2021167877A priority Critical patent/JP2023058101A/ja
Priority to CN202211198778.9A priority patent/CN115959355A/zh
Priority to KR1020220129466A priority patent/KR20230052822A/ko
Priority to TW111138916A priority patent/TWI812503B/zh
Publication of JP2023058101A publication Critical patent/JP2023058101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/24Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
    • B65D51/28Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes with auxiliary containers for additional articles or materials
    • B65D51/2807Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes with auxiliary containers for additional articles or materials the closure presenting means for placing the additional articles or materials in contact with the main contents by acting on a part of the closure without removing the closure, e.g. by pushing down, pulling up, rotating or turning a part of the closure, or upon initial opening of the container
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/005Portable or compact beverage making apparatus, e.g. for travelling, for use in automotive vehicles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J41/00Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
    • A47J41/02Vacuum-jacket vessels, e.g. vacuum bottles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3216Rigid containers disposed one within the other
    • B65D81/3222Rigid containers disposed one within the other with additional means facilitating admixture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/38Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation

Abstract

【課題】茶漉部材の着脱を容易とし、なお且つ、茶漉部材の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニットを提供する。【解決手段】上部が開口した容器本体2の内側に嵌め込まれた状態で、容器本体2に対して着脱自在に取り付けられるキャップ本体8と、キャップ本体8の下端側の外周部に取り付けられて、容器本体2の内側に設けられた張出部7とキャップ本体8との間を密閉する止水パッキン20と、キャップ本体8に対して着脱自在に取り付けられる茶漉部材10とを備え、茶漉部材10は、キャップ本体8の下端部と止水パッキン20との間に挟み込まれた状態で取り付けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、キャップユニット及びキャップ付き容器に関する。
従来より、上部が開口した容器本体の口頸部に取り付けることによって、容器本体の上部開口部を閉塞するキャップユニット(栓体)を備えたキャップ付き容器がある。その中でも、容器本体内に茶葉などを入れて抽出を行う茶漉しを備えた茶漉し付き容器がある(例えば、下記特許文献1,2を参照。)。
具体的に、下記引用文献1には、内筒と外筒との間に断熱部を有する容器本体と、該容器本体の上端開口部に着脱可能に装着される口部材と、該口部材の開口部を覆う断熱部を有する蓋体とで構成される保温容器であって、前記口部材は、前記容器本体内に挿入される筒体を有し、該筒体の下端に茶漉し網係合部が形成され、該係合部に茶漉し網を設けた茶漉し付保温容器が開示されている。
一方、下記引用文献2には、飲料が収容される収容部と、前記収容部に収容されている前記飲料を注ぐための注ぎ口を有するベース部と、前記注ぎ口を閉塞することが可能なキャップ部とを備え、前記ベース部に取り付けられ、前記収容部に収容される前記飲料の漏れを防止するパッキンと、前記パッキンに取り付けられ、前記飲料が前記注ぎ口から注がれる際に、前記飲料を濾過するフィルター部とを備えた飲料用容器が開示されている。
特開平11-253312号公報 実用新案登録第3215556号公報
ところで、上述した引用文献1に記載の発明では、筒体側の係合部に茶漉し網側のフランジ部を係合させることによって、筒体に対して茶漉し網が着脱自在に取り付けられている。一方、引用文献2に記載の発明では、パッキン側の係止部にフィルター部側の係止部を係止することによって、パッキンに対してフィルター部が着脱自在に取り付けられている。
上述した茶漉し網やフィルター部の洗浄性を考慮した場合、茶漉し網やフィルター部の着脱が容易であることが望ましい。また、茶漉し網やフィルター部の口径を大きくした方が、茶葉などの出し入れが容易となる。
しかしながら、茶漉し網やフィルター部の口径に合わせて、容器本体の口径を大きくすると、容器本体内に高温の飲料を入れて閉蓋した場合、飲料の温度が下がり、容器本体内の圧力が減少する(減圧)するのに伴って、キャップユニットが容器本体の内側へと引き込まれることによって、開栓しづらくなる。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、茶漉部材の着脱を容易とし、なお且つ、茶漉部材の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップ本体と、
前記キャップ本体の下端側の外周部に取り付けられて、前記容器本体の内側に設けられた張出部と前記キャップ本体との間を密閉する止水パッキンと、
前記キャップ本体に対して着脱自在に取り付けられる茶漉部材とを備え、
前記茶漉部材は、前記キャップ本体の下端部と前記止水パッキンとの間に挟み込まれた状態で取り付けられていることを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記茶漉部材は、前記キャップ本体に対して回転自在に取り付けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記茶漉部材は、上部が開口した茶漉本体と、前記茶漉本体の上端部から拡径方向に突出されたフランジ部とを有して、
前記キャップ本体の下端部と前記止水パッキンとの間に前記フランジ部が挟み込まれた状態で、前記キャップ本体に対して回転自在に取り付けられていることを特徴とする前記〔2〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 前記茶漉部材は、前記茶漉本体の上端から前記フランジ部の先端に向かって傾斜した傾斜面を有し、
前記キャップ本体の下端部には、前記傾斜面と当接される当接面が設けられていることを特徴とする前記〔3〕に記載のキャップユニット。
〔5〕 前記キャップ本体は、前記容器本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられることを特徴とする前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔6〕 前記キャップ本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記キャップ本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられることによって、前記キャップ本体の底部に設けられた通液孔を開閉する蓋体を備えることを特徴とする前記〔1〕~〔5〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔7〕 前記蓋体は、前記キャップ本体の上部を覆う上蓋と、
前記キャップ本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記キャップ本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられる中栓と、
前記中栓の下端側の外周部に取り付けられて、前記キャップ本体の前記通液孔の周囲と前記中栓との間を密閉する蓋パッキンとを有することを特徴とする前記〔6〕に記載のキャップユニット。
〔8〕 前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。
〔9〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔8〕に記載のキャップ付き容器。
以上のように、本発明によれば、茶漉部材の着脱を容易とし、なお且つ、茶漉部材の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能としたキャップ付き容器を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係るキャップユニットを備えたキャップ付き容器の閉栓状態を示す斜視図である。 図1に示すキャップユニットを備えたキャップ付き容器の開栓状態を示す斜視図である。 図1に示すキャップユニットを備えたキャップ付き容器の閉栓状態を示す断面図である。 図2に示すキャップユニットを備えたキャップ付き容器の開栓状態を示す断面図である。 図1に示すキャップユニットの構成を示す斜視図である。 図1に示すキャップユニットの構成を示す分解斜視図である。 図1に示すキャップユニットの内側を示す斜視図である。 図1に示すキャップユニットに中蓋が取り付けられた状態を示す斜視図である。 図8に示す中蓋の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一の実施形態として、例えば図1~図7に示すキャップユニット1を備えたキャップ付き容器100について説明する。
なお、図1は、キャップユニット1を備えたキャップ付き容器100の閉栓状態を示す斜視図である。図2は、キャップユニット1を備えたキャップ付き容器100の開栓状態を示す斜視図である。図3は、キャップユニット1を備えたキャップ付き容器100の閉栓状態を示す断面図である。図4は、キャップユニット1を備えたキャップ付き容器100の開栓状態を示す断面図である。図5は、キャップユニット1の構成を示す斜視図である。図6は、キャップユニット1の構成を示す分解斜視図である。図7は、キャップユニット1の内側を示す斜視図である。
本実施形態のキャップ付き容器100は、図1~図4に示すように、本実施形態のキャップユニット1と、このキャップユニット1が着脱自在に取り付けられる容器本体2とを備え、容器本体2内に茶葉などを入れて抽出を行う茶漉しを備えた茶漉し付き容器がある。
容器本体2は、例えばステンレス等からなる有底筒状の外容器3及び内容器4を有し、外容器3の内側に内容器4を収容した状態で互いの口元部を接合した二重構造の容器により構成されている。また、外容器3と内容器4との間には、真空断熱層5が設けられている。真空断熱層5は、例えば、高真空に減圧(真空引き)されたチャンバー内で、外容器3の底面中央部に設けられた脱気孔を塞ぐことによって形成することができる。
容器本体2は、略円形状の底面部2aと、底面部2aの外周から略円筒状に起立した胴部2bと、胴部2bの上部側において縮径された略円筒状の口頸部2cとを有している。また、口頸部2cの上端部は、容器本体2の上部開口部2dとして、円形状に開口している。
口頸部2cの内周面は、胴部2bの内周面よりも縮径されている。また、口頸部2cの内周面には、第1の雌ネジ部6が設けられている。第1の雌ネジ部6は、口頸部2cの上端側から下方に向けて螺旋状に突出したネジ山から構成されている。さらに、第1の雌ネジ部6の下方には、リング状の張出部7が容器本体2の内周面から全周に亘って突出して設けられている。
なお、本実施形態のキャップ付き容器100は、全体として略円筒状の外観形状を有しているが、キャップ付き容器100の外観形状については、特に限定されるものではなく、サイズやデザイン等に合わせて適宜変更を加えることが可能である。また、容器本体2の外周面には、塗装や印刷等が施されていてもよい。
本実施形態のキャップユニット1は、図3~図7に示すように、容器本体2の上部開口部2dを閉塞する栓体を構成するものであり、キャップ本体8と、このキャップ本体8に着脱自在に取り付けられる蓋体9と、キャップ本体8に対して着脱自在に取り付けられる茶漉部材10とを備えている。
キャップ本体8は、例えばポリプロピレン(PP)等の耐熱性樹脂からなる。キャップ本体8は、容器本体2の内側と連通される通液孔11と、通液孔11が形成された底壁部12と、底壁部12の周囲から上方に向かって立ち上がり形成された周壁部13と、周壁部13から上方に向かって漸次拡径しながら立ち上がり形成された拡壁部14と、拡壁部14の一部を拡径方向に突出させた一対の注口部15と、注口部15に連続して周壁部13の内周面の一部を底壁部12に向かって切り欠くように形成された一対の溝部16とを有している。
通液孔11は、底壁部12の底面中央部に円形状に開口している。底壁部12は、周壁部13から通液孔11に向かって下向きに傾斜(縮径)している。周壁部13は、底壁部12と拡壁部14との間で同一径(円筒形状)とされている。拡壁部14は、周壁部13からキャップ本体8の上端部に向かって上向きに傾斜(拡径)している。
一対の注口部15は、拡壁部14の互いに対向する位置に互いに対称に配置されている。各注口部15は、拡壁部14の一部を拡径方向に突出させることによって、周壁部13からキャップ本体8の上端部に向かって拡壁部14よりも大きく傾斜(拡径)している。これにより、キャップ本体8の上端部は、キャップ本体8の上部開口部8aとして、略楕円形状に開口している。
一対の溝部16は、周壁部13の互いに対向する位置に互いに対称に配置されている。各溝部16は、注口部15に対応した一定の幅で上下方向に切り欠かれている。
キャップ本体8の内側には、周壁部13の上端から拡壁部14に向かって傾斜した傾斜面17が全周に亘って設けられている。一方、キャップ本体8の外側には、周壁部13と拡壁部14との間から拡径方向に突出された上側フランジ部18が全周に亘って設けられている。
周壁部13(キャップ本体8)の外周面には、第1の雄ネジ部19が設けられている。第1の雄ネジ部19は、周壁部13の下端側から上方に向けて螺旋状に突出したネジ山から構成されている。これにより、キャップ本体8は、容器本体2の上部開口部2dから容器本体2の内側に嵌め込まれた状態で、第1の雌ネジ部6と第1の雄ネジ部19とを構成するネジ山同士の螺合によって、容器本体2に対して着脱自在に取り付けられている。
また、キャップ本体8は、容器本体2の口頸部2cに取り付けられた状態において、上側フランジ部18が口頸部2cの上端部と当接されることによって、容器本体2の上部開口部2dを覆っている。
周壁部13(キャップ本体8)の下端側の外周部には、止水パッキン20が着脱自在に取り付けられている。止水パッキン20は、容器本体2の内側とキャップ本体8との間を密閉するリング状のシール部材であり、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。
キャップ本体8の下端側の外周部には、下側フランジ部21が拡径方向に突出して設けられている。一方、止水パッキン20の内周面には、リング状の嵌合凹部20aが全周に亘って設けられている。止水パッキン20は、この嵌合凹部20aに下側フランジ部21が嵌合された状態で、キャップ本体8の下端側の外周部に全周に亘って嵌め付けられている。
また、止水パッキン20の外周部には、弾性フランジ部20bが設けられている。弾性フランジ部20bは、止水パッキン20の外周面の上端から下方に向かって湾曲しながら突出した形状を有している。
止水パッキン20は、容器本体2にキャップ本体8が取り付けられた際に、弾性フランジ部20bが弾性変形しながら、張出部7に全周に亘って密着した状態となる。これにより、張出部7とキャップ本体8との間を密閉することが可能となっている。
一方、止水パッキン20は、それ自体を弾性変形させる(引っ張り伸ばす)ことによって、キャップ本体8の下端側の外周部から取り外すことが可能である。これにより、止水パッキン20とキャップ本体8とをそれぞれ別々に洗浄することができ、止水パッキン20とキャップ本体8との間を衛生的に保つことが可能である。
周壁部13(キャップ本体8)の内周面には、第2の雌ネジ部22が設けられている。第2の雌ネジ部22は、周壁部13の上端側から下方に向けて螺旋状に突出したネジ山から構成されている。
蓋体9は、通液孔11を開閉するものであり、例えばPP等の耐熱性樹脂からなる上蓋23及び中栓24を有している。
上蓋23は、キャップ本体8の上部を覆う部分であり、キャップ本体8の上部開口部8aに対応した略楕円形状を有して、偏平平板状に形成されている。また、上蓋23の上部には、把持部25が設けられている。把持部25は、使用者が把持する部分であり、上蓋23の上面中央部からフィン状に突出して設けられている。
中栓24は、キャップ本体8の内側に嵌め込まれる部分であり、有底略円筒形状を有して、上蓋23の下面中央部に溶着等により一体に取り付けられている。中栓24の内側には、断熱層として、例えば発泡ウレタン樹脂などからなる断熱材Sが配置されている。また、断熱層としては、上述した断熱材Sの代わりに、空気(空隙)であってもよい。
中栓24の外周面には、第2の雄ネジ部26が設けられている。第2の雄ネジ部26は、中栓24の外周面の下端側から上方に向けて螺旋状に突出したネジ山から構成されている。これにより、蓋体9は、キャップ本体8の上部開口部8aからキャップ本体8の内側に嵌め込まれた状態で、第2の雌ネジ部22と第2の雄ネジ部26とを構成するネジ山同士の螺合によって、キャップ本体8に対して着脱自在に取り付けられている。
また、第2の雌ネジ部22と第2の雄ネジ部26とは、互いに相補形を為す二条ネジからなる。二条ネジを用いた場合、キャップ本体8に対して蓋体9を少ない回転操作(本実施形態では約450°)で着脱することが可能である。
中栓24の下端側の外周部には、蓋パッキン27が着脱自在に取り付けられている。蓋パッキン27は、底壁部12の通液孔11の周囲(キャップ本体8の内側)と中栓24との間を密閉するリング状のシール部材であり、上記止水パッキン20と同様に、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。
中栓24の下端側の外周部には、リング状の嵌合溝24aが全周に亘って設けられている。蓋パッキン27は、この嵌合溝24aに全周に亘って嵌め付けられている。
蓋パッキン27は、キャップ本体8に蓋体9が取り付けられた際に、弾性変形しながら通液孔11の周囲に全周に亘って密着した状態となる。これにより、通液孔11(キャップ本体8の内側)と中栓24(蓋体9)との間を密閉することが可能となっている。
一方、蓋パッキン27は、それ自体を弾性変形させる(引っ張り伸ばす)ことによって、中栓24の下端側の外周部から取り外すことが可能である。これにより、蓋パッキン27と蓋体9とをそれぞれ別々に洗浄することができ、蓋パッキン27と蓋体9との間を衛生的に保つことができる。
中栓24の互いに対向する位置には、互いに対称となる一対のリブ壁28が設けられている。各リブ壁28は、第2の雄ネジ部26よりも上方に位置して、中栓24の外周面から周方向に延在し且つ拡径方向に突出して設けられている。また、リブ壁28は、第2の雄ネジ部26を形成するネジ山よりも拡径方向に突出して設けられている。さらに、リブ壁28は、溝部16の幅よりも周方向に幅広に延在して設けられている。
茶漉部材10は、茶漉しを構成するものであり、例えばPP等の耐熱性樹脂からなる有底略円筒状の茶漉本体29を有している。また、茶漉本体29(茶漉部材10)の内径は、通液孔11の内径と同径となっている。
茶漉本体29の周囲には、上下方向に延在する複数のスリット29aが上下方向及び周方向に並んで設けられている。また、茶漉本体29の底部には、周方向に延在する複数のスリット29aが同心円状に並んで設けられている。
茶漉本体29の上端部は、茶漉本体29の上部開口部29bとして、円形状に開口している。また、茶漉本体29の上端部には、フランジ部29cが拡径方向に突出して設けられている。さらに、茶漉本体29の上端部には、フランジ部29cの先端に向かって下向きに傾斜した傾斜面29dが設けられている。
一方、キャップ本体8の下端部には、この傾斜面29dと当接される当接面8bが設けられている。当接面8bは、底壁部12の通液孔11の周囲から下方に向けて突出された下筒部8cの内側に全周に亘って傾斜して設けられている。
茶漉部材10は、キャップ本体8の下端部(下筒部8c)と止水パッキン20との間にフランジ部29cが挟み込まれた状態で、キャップ本体8に対して回転自在に取り付けられている。
以上のような構成を有する本実施形態のキャップユニット1では、上述したキャップ本体8に茶漉部材10を取り付ける際に、茶漉部材10を回転させながらキャップ本体8の底部に押し付けることによって止水パッキン20が弾性変形し、キャップ本体8の下端部(下筒部8c)と止水パッキン20との間にフランジ部29cを容易に挟み込ませることが可能である。これにより、茶漉部材10をキャップ本体8に対して容易且つ安定した状態で取り付けることが可能である。
一方、本実施形態のキャップユニット1では、容器本体2からキャップ本体8を取り外した状態において、キャップ本体8に対する茶漉部材10の着脱が容易であると共に、茶漉部材10を取り外した状態で、容器本体2にキャップユニット1を取り付けて使用することも可能となっている。さらに、茶漉部材10の内径を通液孔11の内径と同径とすることで、この茶漉部材10に対する茶葉などの出し入れが容易となっている。これにより、茶漉部材10の洗浄性を高めることが可能である。
本実施形態のキャップユニット1を備えるキャップ付き容器100では、図1及び図3に示す蓋体9が通液孔11を閉塞した状態から、蓋体9を開方向に所定の角度範囲(約90°)で回動させることによって、図2及び図4に示すように、一対の注口部15及び通液孔11が開放された状態となる。この状態から、容器本体2を傾けることによって、キャップ本体8から蓋体9を取り外すことなく、容器本体2内の飲料(液体)を通液孔11から溝部16及び注口部15を通してコップ等に注ぎ出すことが可能となっている。
本実施形態のキャップユニット1では、上述した一対の注口部15及び通液孔11が開放された状態において、一対のリブ壁28が一対の注口部15と向かい合った状態となる。また、一対のリブ壁28が一対の注口部15と向かい合った状態において、注口部15を挟んだリブ壁28の両側が傾斜面17と向かい合う高さ位置にある。
これにより、本実施形態のキャップユニット1では、溝部16及び注口部15を通して容器本体2内の飲料(液体)を注ぎ出す際に、飲料がリブ壁28に当たることで、溝部16及び注口部15を介して流出される飲料の流量を制限し、安定させることが可能である。その結果、本実施形態のキャップユニット1では、飲料に脈動が生じて飲料が周囲に飛び散ったり、飲料の液切れが悪くなったりすることを防ぐことが可能である。
以上のように、上述した本実施形態のキャップユニット1を備えるキャップ付き容器100では、使い勝手の更なる向上を図ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記キャップユニット1では、上述した構成に加えて、例えば図8及び図9に示すような中蓋30が取り付けられた構成としてもよい。なお、図8は、キャップユニット1に中蓋30が取り付けられた状態を示す斜視図である。図9は、中蓋30の構成を示す斜視図である。
中蓋30は、例えばポリプロピレン(PP)等の耐熱性樹脂からなり、通液孔11に対応した円板形状を有している。また、中蓋30には、面内の一方向に延在する複数のスリット30aが一方向と直交する方向に並んで設けられている。さらに、中蓋30の下面側の外周部には、一対の脚部30bが設けられている。一対の脚部30bは、中蓋30の周囲における互いに対向する位置に、中蓋30の周方向に延在し且つ下方に突出して設けられている。
中蓋30は、一対の脚部30bを茶漉本体29の上部開口部29bに嵌合させることによって、キャップ本体8に対して着脱自在に取り付けられている。
このような中蓋30を備えるキャップユニット1では、茶漉部材10内に収容された茶葉が容器本体2内の飲料(液体)と共に通液孔11から流出されることを中蓋30により防ぐことが可能である。
なお、上記キャップユニット1では、上述した茶漉本体29に複数のスリット29aが設けられた茶漉部材10の構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば、茶漉本体29に網目状に多数の孔部が設けられた茶漉部材10を用いることも可能である。
なお、上記実施形態では、上述した真空断熱構造を有する容器本体2によって保温・保冷機能を持たせたキャップ付き容器100を例示しているが、真空断熱構造を持たない容器本体を備えたキャップ付き容器に対して、本発明を適用することが可能である。
100…キャップ付き容器 1…キャップユニット 2…容器本体 2d…上部開口部 3…外容器 4…内容器 5…真空断熱層 6…第1の雌ネジ部 7…張出部 8…キャップ本体 8a…上部開口部 8b…当接面 9…蓋体 10…茶漉部材 11…通液孔 12…底壁部 13…周壁部 14…拡壁部 15…注口部 16…溝部 17…傾斜面 18…上側フランジ部 19…第1の雄ネジ部 20…止水パッキン 21…下側フランジ部 22…第2の雌ネジ部 23…上蓋 24…中栓 25…把持部 26…第2の雄ネジ部 27…蓋パッキン 28…リブ壁 29…茶漉本体 29c…フランジ部 29d…傾斜面 30…中蓋

Claims (9)

  1. 上部が開口した容器本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップ本体と、
    前記キャップ本体の下端側の外周部に取り付けられて、前記容器本体の内側に設けられた張出部と前記キャップ本体との間を密閉する止水パッキンと、
    前記キャップ本体に対して着脱自在に取り付けられる茶漉部材とを備え、
    前記茶漉部材は、前記キャップ本体の下端部と前記止水パッキンとの間に挟み込まれた状態で取り付けられていることを特徴とするキャップユニット。
  2. 前記茶漉部材は、前記キャップ本体に対して回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  3. 前記茶漉部材は、上部が開口した茶漉本体と、前記茶漉本体の上端部から拡径方向に突出されたフランジ部とを有して、
    前記キャップ本体の下端部と前記止水パッキンとの間に前記フランジ部が挟み込まれた状態で、前記キャップ本体に対して回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャップユニット。
  4. 前記茶漉部材は、前記茶漉本体の上端から前記フランジ部の先端に向かって傾斜した傾斜面を有し、
    前記キャップ本体の下端部には、前記傾斜面と当接される当接面が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のキャップユニット。
  5. 前記キャップ本体は、前記容器本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載のキャップユニット。
  6. 前記キャップ本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記キャップ本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられることによって、前記キャップ本体の底部に設けられた通液孔を開閉する蓋体を備えることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載のキャップユニット。
  7. 前記蓋体は、前記キャップ本体の上部を覆う上蓋と、
    前記キャップ本体の内側に嵌め込まれた状態で、前記キャップ本体に対して螺合により着脱自在に取り付けられる中栓と、
    前記中栓の下端側の外周部に取り付けられて、前記キャップ本体の前記通液孔の周囲と前記中栓との間を密閉する蓋パッキンとを有することを特徴とする請求項6に記載のキャップユニット。
  8. 請求項1~7の何れか一項に記載のキャップユニットと、
    前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。
  9. 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする請求項8に記載のキャップ付き容器。
JP2021167877A 2021-10-13 2021-10-13 キャップユニット及びキャップ付き容器 Pending JP2023058101A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021167877A JP2023058101A (ja) 2021-10-13 2021-10-13 キャップユニット及びキャップ付き容器
CN202211198778.9A CN115959355A (zh) 2021-10-13 2022-09-29 帽单元以及带帽容器
KR1020220129466A KR20230052822A (ko) 2021-10-13 2022-10-11 캡 유닛 및 캡 부착 용기
TW111138916A TWI812503B (zh) 2021-10-13 2022-10-13 蓋組件及帶蓋容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021167877A JP2023058101A (ja) 2021-10-13 2021-10-13 キャップユニット及びキャップ付き容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023058101A true JP2023058101A (ja) 2023-04-25

Family

ID=85903793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021167877A Pending JP2023058101A (ja) 2021-10-13 2021-10-13 キャップユニット及びキャップ付き容器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2023058101A (ja)
KR (1) KR20230052822A (ja)
CN (1) CN115959355A (ja)
TW (1) TWI812503B (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3215556B2 (ja) 1993-08-24 2001-10-09 富士写真フイルム株式会社 新規ヒドロキシメチル基含有フェノール化合物
JP4051692B2 (ja) 1998-03-12 2008-02-27 サーモス株式会社 茶漉し付保温容器
US9681771B2 (en) * 2012-03-09 2017-06-20 Precidio Design Inc. Container for liquids
TWM509792U (zh) * 2014-10-22 2015-10-01 Yi-Jian Yang 具保溫之杯體結構
CN206102290U (zh) * 2016-08-15 2017-04-19 浙江爱仕达电器股份有限公司 带茶隔滤网的水杯

Also Published As

Publication number Publication date
CN115959355A (zh) 2023-04-14
TW202315820A (zh) 2023-04-16
KR20230052822A (ko) 2023-04-20
TWI812503B (zh) 2023-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5627732B2 (ja) 飲料用容器の栓体
CN109562871B (zh) 容器的盖子
CA2263822C (en) Drinking receptacle covers
BRPI0615244A2 (pt) tampa resistente a vazamento
US20190135502A1 (en) Vacuum insulated beverage container with removable cup and method of using the same
JP6882014B2 (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
KR102376066B1 (ko) 단열 용기용 진공 밀봉 리드 인서트
JP2024015083A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP2023058101A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
TWI829320B (zh) 飲料容器之蓋體總成
JP3536729B2 (ja) 液体容器の栓装置
TWI813470B (zh) 蓋組件及帶蓋容器
KR20080004792U (ko) 조리용기용 뚜껑의 패킹구조
JP3215464U (ja) 蓋付容器
JPH0621875Y2 (ja) 液体容器
KR20190122603A (ko) 분리형 물병
JP2022180910A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP2019156480A (ja) 飲料用容器の栓体並びに飲料用容器
CN218279393U (zh) 一种防烫隔热性能良好的食品级不锈钢保温壶
CN210130678U (zh) 瓶杯盖结构
CN217885654U (zh) 多开盖式保温杯
TWM541799U (zh) 飲料隔熱容器
JP2003034351A (ja) 飲料用容器
KR20210111175A (ko) 캡 유닛 및 캡 부착 용기
CN116424721A (zh) 用于饮料容器的盖组件