JP2023057344A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機 Download PDF

Info

Publication number
JP2023057344A
JP2023057344A JP2021166824A JP2021166824A JP2023057344A JP 2023057344 A JP2023057344 A JP 2023057344A JP 2021166824 A JP2021166824 A JP 2021166824A JP 2021166824 A JP2021166824 A JP 2021166824A JP 2023057344 A JP2023057344 A JP 2023057344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
massage machine
pair
massage
treatment elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021166824A
Other languages
English (en)
Inventor
雄翔 趙
Xiongxiang Zhao
新策 清水
Shinsaku Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Electric Machine Industry Co Ltd filed Critical Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority to JP2021166824A priority Critical patent/JP2023057344A/ja
Priority to PCT/JP2022/033523 priority patent/WO2023062978A1/ja
Priority to CN202280043870.XA priority patent/CN117545453A/zh
Priority to TW111138173A priority patent/TW202325251A/zh
Publication of JP2023057344A publication Critical patent/JP2023057344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H15/00Massage by means of rollers, balls, e.g. inflatable, chains, or roller chains
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H39/00Devices for locating or stimulating specific reflex points of the body for physical therapy, e.g. acupuncture
    • A61H39/04Devices for pressing such points, e.g. Shiatsu or Acupressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H7/00Devices for suction-kneading massage; Devices for massaging the skin by rubbing or brushing not otherwise provided for

Abstract

Figure 2023057344000001
【課題】マッサージ機において、簡便で安価な機構を用い、一対の施療子の間隔を任意に変更する。
【解決手段】本発明のマッサージ機1は、使用者の施療部をマッサージするマッサージ機構6を備えた本体部3を有するマッサージ機1であって、マッサージ機構6は、駆動モータ9により駆動される駆動体10と、使用者の施療部をマッサージする一対の施療子2、2と、一対の施療子2、2のそれぞれを駆動体10に連結し、且つ、駆動体10の駆動力をそれぞれの施療子2、2に伝達する一対の連結ピン11、11と、を備えており、連結ピン11、11を介して、施療子2、2が駆動体10に着脱自在とされていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対に設けられた施療子の向きや間隔が変更可能なマッサージ機に関するものである。
従来、一対に設けられた施療子の間隔を変更することができるマッサージ機としては、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1のマッサージ機は、モータと、モータにより回転する雄ネジ棒と、これに螺合するナット部材と、を備えている。このナット部材は側板を介してハウジングに取り付けられており、このハウジングにアームを介して施療子が取り付けられている。そして、施療子の間隔を変更する際には、モータを回転させる。そうすると雄ネジ棒が回転し、ナット部材が雄ネジ棒に沿って移動することでハウジングが左右方向へ移動し、施療子の間隔が変更される。
特開平5-137761号公報
ところで、特許文献1のマッサージ機では、モータの回転を利用して雄ネジ棒を回転させ、雄ネジ棒に沿ってナット部材を移動させることでハウジングも移動し、それに伴ってハウジングに取り付けられた施療子が移動する構成となっている。このような施療子の移動機構は、ナット部材やハウジングなどの多数の部材を組み合わせた複雑で大掛かりなものであり、複雑な構成であるが故に概して高価になりやすい。
また、ハンディタイプのようにコンパクトなマッサージ機で施療子の間隔を変更する場合には、スペースを取りやすいモータを付帯する機構は使用しにくいという問題もある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、大がかりな機構を用いることなく、且つ簡便で安価な機構でありながら、施療子の間隔を任意に変更可能とするマッサージ機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のマッサージ機は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明のマッサージ機は、使用者の施療部をマッサージするマッサージ機構を備えた本体部を有するマッサージ機であって、前記マッサージ機構は、駆動モータにより駆動される駆動体と、使用者の施療部をマッサージする施療具を有し、前記施療具は、施療子と、前記施療子のそれぞれを駆動体に連結し、且つ前記駆動体の駆動力をそれぞれの施療子に伝達する連結体と、を備えており、前記連結体を介して前記施療子が前記駆動体に着脱自在とされていることを特徴とする。
好ましくは、前記施療具の形状が左右非対称に形成されているとよい。
好ましくは、前記連結体はピン形状の連結ピンから構成され、前記連結ピンの基端側の軸心と先端側の軸心とが交差するように、当該連結ピンが屈曲形成されているとよい。
好ましくは、前記施療子は左右一対に設けられているとよい。
好ましくは、前記一対の施療子のいずれか一方が、もう一方の施療子に対して、水平方向に近づく向きとなる内向き姿勢とされているとよい。
好ましくは、前記一対の施療子のいずれか一方が、もう一方の施療子に対して、水平方向に遠ざかる向きとなる外向き姿勢とされているとよい。
好ましくは、前記一対の施療子の各々が、もう一方の施療子に対して、水平方向に近づく向きとなる両内向き姿勢とされているとよい。
好ましくは、前記一対の施療子の各々が、もう一方の施療子に対して、水平方向に遠ざかる向きとなる両外向き姿勢とされているとよい。
好ましくは、前記駆動体には、前記連結ピンの基端側を挿し込み可能な凹状の施療体固定部材が設けられており、前記施療体固定部材の開口には切り欠き部が形成されており、
前記連結ピンの基端側には、前記切り欠き部に嵌め込み可能な突起部が形成されていて、前記突起部を切り欠き部に嵌め込むことで、前記駆動機構に対する連結ピンの回動が規制されているとよい。
本発明のマッサージ機によれば、大がかりな機構を用いることなく、且つ簡便で安価な機構でありながら、施療子の間隔を任意に変更可能とすることができる。
本発明のマッサージ機において施療子の付け替えにより施療子間隔が変更される状態を示した図である。 本発明のマッサージ機構と施療子との関係を示した図である。 マッサージ機構を拡大して示した図である。 マッサージ機構に対する施療子の取付箇所を拡大して示した図である。 施療子の取付方向を変更した場合の施療子間隔の違いを示した図である。 施療具の変形例を示した図である。
以下、本発明のマッサージ機1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1は、本実施形態のマッサージ機1を模式的に示したものである。本発明は、マッサージ機1に備えられた施療子2の取り付け方に特徴があるものであって、マッサージ機1におけるマッサージの形態は限定されるものではない。施療子2による叩きマッサージでもよく、揉みマッサージでもよい。以下の実施形態では、例示としてハンディ型のマッサージ機で叩きマッサージを行う装置を開示するが、他の形態のマッサージ機であっても何ら問題はない。
図1に示すように、本実施形態のマッサージ機1は、使用者の施療部をマッサージするマッサージ機構6を備えた本体部3と、本体部3の端部から脚状に延設された延設部4と、を備えている。この延設部4は、本体部3の両端側にそれぞれ設けられており、左右一対で配備されている。また、延設部4は、本体部3に対して、水平面内にて回動自在に連結された部材である。
以降では、まず本実施形態のマッサージ機1を構成する本体部3、マッサージ機構6、及び延設部4について説明する。
本実施形態のマッサージ機1は、左右一対の延設部4、4を用いて、マッサージ機構6が設けられた本体部3を施療部(患部)に押し付け、マッサージ機構6の施療子2を用いて肩、背中、腰などの使用者の後側(背面)にある施療部を施療する構成となっている。
ここで、本実施形態のマッサージ機1が施療できる施療部は使用者の後側(背中)に限られない。本発明のマッサージ機1は、使用者の前側部分や、腕、太ももなどにある施療部を施療するものであっても良い。
なお、以降の明細書では、特に断らない限り、使用者の後側(首筋、肩、背中)の施療部を施療する態様を例として挙げて、本実施形態のマッサージ機1を説明する。
また、以降の説明において、マッサージ機1における使用者(施療部)に面する側を、マッサージ機1を説明する際の「前」という。また、マッサージ機1を挟んで「前」とは反対側を向く側を「後」という。これらの方向は、背中や肩を施療する態様で使用する場合に、施療を受ける使用者から見た方向の「前」、「後」と一致する。さらに、同様に施療を受ける使用者から見た「左」及び「右」を、説明において「左」、「右」と呼称する。なお、これらの方向は、図中に適宜記載している。
本体部3は、左右方向に細長い略ラグビーボール状の部材であり、マッサージ機1の中央側に配備されている。本体部3の表面には内部が空洞とされたケーシング5が設けられており、ケーシング5の内側にマッサージ機構6が配設されている。また、本体部3の左端側の上部には左側の延設部4が、また本体部3の右端側の上部には右側の延設部4が連結されている。これら左右の延設部4、4は、いずれも上下方向を向く軸回りに水平方向に揺動自在となるように、本体部3の両端側に連結されている。
延設部4は、使用者が把持しやすいように細長い棒状に形成されている。左右の延設部
4のいずれか(本実施形態では右側の延設部4)には、本体部3に内蔵された駆動機構12(マッサージ機構6)に給電するためのケーブル7と、マッサージ機構6に操作に関する指令を発するコントロール部8とが設けられている。
図2及び図3に示すように、マッサージ機構6は、駆動モータ9により駆動される駆動体10と、使用者の施療部をマッサージする一対の施療子2、2と、一対の施療子2、2のそれぞれを駆動体10に連結し、且つ、駆動体10の駆動力をそれぞれの施療子2に伝達する一対の連結ピン11と、を備えている。この施療子2、2と連結ピン11、11とから施療具が構成されている。駆動体10には、駆動モータ9で発生した回転駆動力を並進方向の駆動力に変換して供給する駆動機構12が設けられている。
この駆動機構12は、左方と右方の両方向に向かって伸びる両軸の駆動軸9aを備えた駆動モータ9と、駆動モータ9の回転により前後方向に出退する駆動体10と、駆動体10の中央側を上下方向に貫通する貫通ピン16と、前後方向に沿った移動を許容しつつ駆動体10を支持する支持体17と、を備えている。
具体的には、上述した駆動モータ9は、左右双方に伸びる駆動軸9aの先端に、駆動軸9aの軸心は平行であるものの偏心した状態で連結された揺動軸9bを備えている。また、駆動軸9aと揺動軸9bとの間には、前述の偏心に起因して駆動軸9aに発生する振動を抑制する扇状のバランス部材13が、揺動軸9b(偏心軸)とは180°の位相差(軸心周りの位相差)となる位置に重心が来るように設けられている。
駆動体10は、前後方向に略楕円形状の部材であり、後部側には駆動モータ9の揺動軸9bが挿入されるカム孔14が形成されている。このカム孔14は上下方向に沿った長孔であり、前後方向に沿った開口幅が揺動軸9bの口径(外径)とほぼ同じかやや大きくなるように形成されており、カム孔14内における揺動軸9bの前後方向に沿った移動を規制可能とされている。一方、カム孔14は、上下方向に沿った開口幅が揺動軸9bの口径(外径)よりはるかに大きな寸法に形成されており、カム孔14内における揺動軸9bの上下方向に沿った移動を許容可能となっている。つまり、カム孔14は、挿入した揺動軸9bに対して、上下方向の移動を許容しつつ前後方向には移動を規制する構成となっている。
また、駆動体10の前面には、駆動体10の内部を前後方向に貫通する貫通孔15が形成されている。また、この貫通孔15には貫通ピン16が挿入されている。つまり、貫通ピン16は貫通孔15内を通って駆動体10の前側と後側との双方に伸び、貫通ピン16の前端と後端とはいずれも本体部3のケーシング5に固定されている。
それゆえ、駆動モータ9を駆動させると、カム孔14内に挿入された揺動軸9bが、駆動軸9aの軸心回りに回転する。このとき、カム孔14内において揺動軸9bは上下方向に沿った移動が許容されているため、揺動軸9bは上下方向に任意に変位することが可能であり、駆動体10に上下方向に移動する力が及ぶことはない。しかし、カム孔14は揺動軸9bの前後方向に沿った移動は規制するため、回転駆動により揺動軸9bが前後方向に変位すると駆動体10も揺動軸9bと一緒に前後方向に変位する。つまり、カム孔14は、揺動軸9bの回転駆動を、駆動体10を前後に往復移動させる並進方向の駆動に変換する機能を有している。
また、駆動体10の貫通孔15には、上述した貫通ピン16が挿通しているため、駆動体10と一体に前後方向にのみ移動する。そのため、揺動軸9bを駆動軸9aの軸心回りに回転させると、駆動体10は上下方向や左右方向にぶれることなく前後方向にのみ往復移動するようになる。
なお、駆動体10の左右方向の外側には、駆動体10を支持する支持体17が設けられている。この支持体17は、本体部3のケーシング5に固定されると共に、ゴムなどで形成された弾性支持部材18を用いて駆動体10を支持している。この弾性支持部材18は、図例の場合であれば上下に2本、左右に2本、合わせて4本のゴム柱で形成されており、弾性変形可能な範囲内であれば駆動体10の前後方向に沿った移動を規制することはない。そのため、弾性支持部材18を介して支持体17に支持された駆動体10は、所定のピッチ間を繰り返し前後移動するようになる。
このように、上述したマッサージ機構6では、駆動モータ9を回転させることで、駆動体10が所定のピッチ間を繰り返し前後移動する。そして、この駆動体10には、施療体19を固定する施療体固定部材20が設けられており、施療体固定部材20に固定された施療体19を繰り返し前後移動させることで施療体19による施療部(患部)の施療を可能としている。
次に、施療体19と施療体固定部材20の構成について説明する。
図4に示すように、施療体19は、使用者の患部をマッサージする一対の施療子2、2と、一対の施療子2、2のそれぞれを駆動機構12に連結し、且つ、駆動機構12の駆動力をそれぞれの施療子2に伝達する一対の連結ピン11、11と、を備えている。
具体的には、施療子2は略球形に形成された部材であり、球面とされた外周面で使用者の患部(施療部)を施療できるようになっている。なお、施療子2の形状は球形以外の形状であっても良いし、施療子2の表面にディンプルや微小突起などを複数設けて施療効果を高めていても良い。
連結ピン11は、金属などで棒状に形成された部材であり、施療子2と駆動機構12とを連結している。本発明の連結ピン11の形状は、くの字状に屈曲するように施療子2と駆動機構12とを連結する屈曲タイプとされている。
具体的には、屈曲タイプである連結ピン11は、駆動体10に嵌まり込む側の基端ピン11aと、基端ピン11aに対して傾斜状に伸びると共に先端に施療子2が配備された先端ピン11bと、を交差状に連結した構成とされている。そして、基端ピン11aの外周面には、後述する施療体固定部材20の切り欠き部21に嵌まり込み可能な突起部22が形成されている。この突起部22は、基端ピン11aの外周面に、この基端ピン11aの軸心周りに180°の位相をもって2個形成されている。
施療体固定部材20は、マッサージ機構6(駆動機構12)の駆動体10の前面に設けられた筒状の部材であり、中央には前方に向かって開口する凹部23が形成されている。この施療体固定部材20の凹部23には、連結ピン11の基端ピン11aが挿入可能となっている。また、施療体固定部材20の開口端には、連結ピン11の突起部22が嵌り込み可能な切り欠き部21が左右方向に1つずつ形成されており、突起部22を切り欠き部21に嵌り込むことで、施療体固定部材20に対する連結ピン11の回動が規制され、施療体固定部材20に連結ピン11を回転しないように装着可能となっている。
ところで、上述した施療子2は、基端ピン11aに対して先端ピン11bをどの方向に向けるかによって、内向き姿勢及び外向き姿勢の2種類の姿勢を取りうる。言い換えれば、(突起部22と切り欠き部21が0°の位相での嵌め込み、180°の位相での嵌め込み)
例えば、一対の施療子2のうち、いずれかの施療子2の先端が、もう一方の施療子2の先端に対して、水平方向に近づく向きとなる姿勢が「内向き姿勢」である。また、水平方向に遠ざかる向きとなる姿勢が「外向き姿勢」である。
そして、一対の施療子2のいずれかが「内向き姿勢」と「外向き姿勢」のどちらを採用するかで、一対の施療子2は以下の3つの配置((i)~(iii))を採用し得る。
(i)一対の施療子2の両方が「内向き姿勢」となる配置(以降、両内向き姿勢という場合がある)を採用できる。この場合、図5(a)に示すようになり、施療子2、2同士の間隔(施療子間隔)が最も短いL1となる配置である。この配置(両内向き姿勢の配置)は、首筋の施療や、施療部の間隔が短い使用者例えば小柄な使用者などに適した施療子2、2の配置となる。
(ii) 一対の施療子2の両方が「外向き姿勢」となる配置(以降、両外向き姿勢という場合がある)を採用できる。この場合、図5(b)に示すようになり、施療子2、2同士の間隔(施療子間隔)が最も長いL2(>L0>L1)ものとなる。この配置(両外向き姿勢の配置)は、背中の施療や、施療部の間隔が長い使用者、例えば大柄な使用者などに適した施療子2の配置となる。
(iii) 一対の施療子2のうち1つ(一方)が内向き姿勢で、もう一つ(他方)が外向き姿勢となる配置を採用できる。この場合、施療子2、2同士の間隔(施療子間隔)は左右
の駆動体10、10の間隔L0(>L1)と等しくなる配置であるが、施療子2が本体部3の左右方向中央でなく、右側乃至は左側に寄った配置となる。すなわち、この配置は、一対の施療子2、2が右側あるいは左側に偏って配置されたものであり、例えば右肩や左肩などのように片側の施療部が特に凝っている場合などに適した施療子2の配置となっている。
基端ピン11aに対して先端ピン11bをどの方向に向けるかによって、内向き姿勢及び外向き姿勢の2種類の姿勢を取りうる。
基端ピン11aの突起部22と切り欠き部21とを基端ピン11aの軸心周りに0°の位相で嵌め込むか、基端ピン11aの軸心周りに180°の位相での嵌め込むかを選択することで、上述した3つの配置を選択でき、施療子2の配置を適宜変更すれば、施療子間隔を短くしたり長くしたりでき、また施療子2、2を右側や左側に偏らせることもでき、施療子2の間隔や向きを任意に変更可能とすることができる。施療子2の配置(位相)を変更する場合には、施療子2に繋がる連結ピン11を施療体固定部材20から抜き取って、向きを変えてから挿し戻すだけで良いため、簡便かつシンプルな装置構成で施療子2の間隔や向きを変更できる。
さらに、施療子2は施療体固定部材20に挿し込まれているだけであるため、装置構成もシンプルとなる。
それゆえ、本実施形態のマッサージ機1では、大がかりな機構でなく、簡便で安価な機構でありながら、施療子2の間隔を任意に変更可能とすることができる。
なお、上述した本実施形態では、施療体固定部材20の開口端に、切り欠き部21が180°の位相差で2箇所に亘って形成された例、具体的には切り欠き部21が開口端の左側と右側とに設けられた例を開示した。しかし、施療体固定部材20の開口端に、切り欠き部21を90°の位相差で4箇所に亘って形成したり、切り欠き部21が開口端の上側と下側とに設けたりすることもできる。
このように切り欠き部21を開口端の少なくとも上下2箇所に設ければ、基端ピン11aの突起部22と切り欠き部21とを基端ピン11aの軸心周りに90°の位相で嵌め込んだり、基端ピン11aの突起部22と切り欠き部21とを基端ピン11aの軸心周りに270°の位相で嵌め込んだりすることができ、一対の施療子2、2のいずれかの先端が上向き姿勢または下向き姿勢となるように、一対の施療子2、2を配備することができる。このような上向き姿勢または下向き姿勢を採用すれば、施療子2の設置高さを高くしたり低くしたりでき、使用者の体格が変化した場合などに、施療の高さを任意に変更することが可能となる。
また、施療体固定部材20の開口端に設ける切り欠き部21の位相差を、例えば30°、45°、60°と狭くすれば、施療子2の間隔を多段階に調整することが可能となり、簡便で安価な機構でありながら、施療子2の間隔を細かく調整することも可能となる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、連結ピン11の形態として、直線的に施療子2と駆動機構12とを連結するストレートタイプを採用することも可能である。
また、実施の形態において、施療子2は左右一対に設けられているマッサージ機1を例示したが、施療子2が単一とされたマッサージ機に本発明の技術を適用してもよい。さらには、実施の形態で説明した施療具においては、連結ピン11の基端側の軸心と先端側の軸心とが交差するように、連結ピン11が屈曲形成されていたが、図6(a)(b)に例示するように、施療具全体の形状が左右非対称に形成されているものであれば、本発明の範疇に属する。図6(a)に示す施療具は、施療子2は円板状に形成された基盤部を有し、この基板部上の平面視左側に3つの凸部が形成され、基板部上の平面視右側に1つの凸部が形成されていて、施療具全体の形状が左右非対称に形成されている。図6(b)に示す施療具は、施療子2が二股状に分かれており、一方側が細棒状であり、他方側が太棒状とされていて、施療具全体の形状が左右非対称に形成されている。
1 マッサージ機
2 施療子
3 本体部
4 延設部
5 ケーシング
6 マッサージ機構
7 ケーブル
8 コントロール部
9 駆動モータ
9a 駆動軸
9b 揺動軸
10 駆動体
11 連結ピン
11a 基端ピン
11b 先端ピン
12 駆動機構
13 バランス部材
14 カム孔
15 貫通孔
16 貫通ピン
17 支持体
18 弾性支持部材
19 施療体
20 施療体固定部材
21 切り欠き部
22 突起部
23 凹部

Claims (9)

  1. 使用者の施療部をマッサージするマッサージ機構を備えた本体部を有するマッサージ機であって、
    前記マッサージ機構は、駆動モータにより駆動される駆動体と、使用者の施療部をマッサージする施療具を有し、前記施療具は、施療子と、前記施療子のそれぞれを駆動体に連結し、且つ前記駆動体の駆動力をそれぞれの施療子に伝達する連結体と、を備えており、
    前記連結体を介して前記施療子が前記駆動体に着脱自在とされている
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記施療具の形状が左右非対称に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記連結体はピン形状の連結ピンから構成され、前記連結ピンの基端側の軸心と先端側の軸心とが交差するように、当該連結ピンが屈曲形成されていることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記施療子は左右一対に設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のマッサージ機。
  5. 前記一対の施療子のいずれか一方が、もう一方の施療子に対して、水平方向に近づく向きとなる内向き姿勢とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  6. 前記一対の施療子のいずれか一方が、もう一方の施療子に対して、水平方向に遠ざかる向きとなる外向き姿勢とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  7. 前記一対の施療子の各々が、もう一方の施療子に対して、水平方向に近づく向きとなる両内向き姿勢とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  8. 前記一対の施療子の各々が、もう一方の施療子に対して、水平方向に遠ざかる向きとなる両外向き姿勢とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  9. 前記駆動体には、前記連結ピンの基端側を挿し込み可能な凹状の施療体固定部材が設けられており、
    前記施療体固定部材の開口には切り欠き部が形成されており、
    前記連結ピンの基端側には、前記切り欠き部に嵌め込み可能な突起部が形成されていて、
    前記突起部を切り欠き部に嵌め込むことで、前記駆動機構に対する連結ピンの回動が規制されている
    ことを特徴とする請求項3~8のいずれかに記載のマッサージ機。
JP2021166824A 2021-10-11 2021-10-11 マッサージ機 Pending JP2023057344A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166824A JP2023057344A (ja) 2021-10-11 2021-10-11 マッサージ機
PCT/JP2022/033523 WO2023062978A1 (ja) 2021-10-11 2022-09-07 マッサージ機
CN202280043870.XA CN117545453A (zh) 2021-10-11 2022-09-07 按摩机
TW111138173A TW202325251A (zh) 2021-10-11 2022-10-07 按摩機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166824A JP2023057344A (ja) 2021-10-11 2021-10-11 マッサージ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023057344A true JP2023057344A (ja) 2023-04-21

Family

ID=85987428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021166824A Pending JP2023057344A (ja) 2021-10-11 2021-10-11 マッサージ機

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2023057344A (ja)
CN (1) CN117545453A (ja)
TW (1) TW202325251A (ja)
WO (1) WO2023062978A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5238232B2 (ja) * 2007-11-29 2013-07-17 ファミリー株式会社 マッサージ機及び椅子型マッサージ装置
JP6275462B2 (ja) * 2013-11-28 2018-02-07 株式会社 Mtg マッサージ機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023062978A1 (ja) 2023-04-20
TW202325251A (zh) 2023-07-01
CN117545453A (zh) 2024-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7491184B2 (en) Percussive massager with eccentric drive
KR101790455B1 (ko) 마사지 장치
US10925798B2 (en) Movable apparatus, movable sheet, and method of manufacturing movable apparatus
KR101559551B1 (ko) 관절 운동 장치
JP2019130048A (ja) 施療ユニットおよびマッサージ機
KR101104102B1 (ko) 균일한 안마가 가능하도록, 공기주머니를 포함하는 안마모듈 및 안마모듈을 포함하는 안마의자
WO2008113231A1 (fr) Dispositif de massage pour soins de santé des yeux
TW201922195A (zh) 按摩機
US20180361199A1 (en) Lower Back Exercise Apparatus
JP2007532158A (ja) マッサージアーム
WO2023062978A1 (ja) マッサージ機
KR101181240B1 (ko) 복합동작이 가능한 안마모듈 및 이를 포함하는 안마기
JP6723560B2 (ja) マッサージ機
JP3764467B2 (ja) 着座型運動装置
JP2010082329A (ja) 小型マッサージ装置
KR20120067416A (ko) 머리를 포함한 신체 상박부를 안마할 수 있는 안마모듈
KR100474187B1 (ko) 의자식 마사지기
JP2007029462A (ja) 着座型健康機
JP2007534370A (ja) マッサージアーム
CN215840355U (zh) 颈部按摩仪
CN217525759U (zh) 一种按摩头
JPH10337315A (ja) マッサージ機
JP2019103650A (ja) マッサージ装置
CN213667545U (zh) 多振点按摩组件及颈部保健设备
JP2004267641A (ja) マッサージ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240402