JP2023056939A - マンホール蓋の開蓋操作具係合孔の閉塞具 - Google Patents

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Abstract

【課題】開蓋操作具の係合孔が小さくても、蓋に装着することができる開蓋操作具係合孔の閉塞具を提供する。【解決手段】閉塞具1の本体2は、マンホール蓋101の上面に密着する傘部21と、係合孔102に挿入される挿入部22とを具備する。ねじ軸3は、本体2を上下に貫通し、上端から回転操作可能である。ナット部材4は、 機構保持空間23内でねじ軸3に螺合され、それの回転で下方の非ロック位置と上方のロック位置との間を上下動可能である。ロック部材5は、機構保持空間23の一対の垂直ガイド平面23a間に、ねじ軸3周りに回転不能、枢ピン41周りに回動自在、回転支点P周りに起伏回動可能に保持され、ナット部材4が非ロック位置にあるとき係合孔102を通過可能、ロック位置にあるとき挿入部22の外周側へ突出して蓋101からの抜き取りを阻止する。【選択図】図7

Description

この発明は、マンホール蓋の開閉操作用工具の係合孔を閉塞して施錠することにより、無権限者によるマンホール蓋の開放行為を防止する閉塞具に関する。
地下敷設管路などの点検修理のために、これに通じるマンホールの蓋を開放する際には、蓋に設けられた鍵孔のような係合孔に開蓋操作具を挿入し、蓋を引き起こす作業が行われる。無権限者がマンホール蓋を開放するのを防止する手段としては、特許文献1に開示されたマンホール蓋の鍵孔用盲栓装置が知られている。
この装置は、マンホール蓋の鍵孔に嵌め込まれる本体と、本体に軸周り回転自在に嵌合され、ねじ棒部を本体の下方へ延出させる主軸と、主軸のねじ棒部に螺合され本体との間でマンホール蓋を締め付けるナットとで構成される。本体は、マンホール蓋の上面に載せ置かれる円盤部と、円盤部の下方へ突出し鍵孔の円形部に挿入される筒状部とを具備する。筒状部は、上部の大径軸孔部と下部の小径軸孔部と、両端に締め付けナットの回転規制面を形成する割溝とを具備する。主軸は、本体の軸孔を貫通し、ねじ棒部を下方へ延出させる。主軸の上端には、特殊な操作ハンドルの係合凹部を有する。締め付けナットは、回転位置により鍵孔を通過可能で、本体の割溝内に延びるように側方へ張り出す固定爪を有する。主軸を操作ハンドルで順回転させると、固定爪が割溝の順回転時規制面に当接するまで締め付けナットが共回りし、当接後は主軸に沿って上昇し、蓋の下面に当接する。逆回転させると、固定爪が割溝の逆回転時規制面に当接するまで主軸と共回りし、当接後は主軸に沿って下降する。下降したナットの回転位置を鍵孔に適合させて装置を鍵孔から引き抜くことができる。操作ハンドルがなければ主軸を回転操作できない。
特開平10-205184号公報
上記従来の鍵孔用盲栓装置においては、蓋を締め付けるナットの固定爪が側方へ突出しているため、開蓋操作具の係合孔が小径の円形である場合などには、固定爪が障害となって係合孔に挿入できないという問題点がある。
従って、本発明は、開蓋操作具の係合孔が小さくても、蓋に装着することができる開蓋操作具係合孔の閉塞具を提供することを課題とする。
以下の説明において添付図面の符号を参照するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の閉塞具1は、本体2、ねじ軸3、ナット部材4、ロック部材5を具備する。本体2は、傘部21と、挿入部22とを具備する。傘部21は、マンホール蓋101への装着時に係合孔102を塞ぐように蓋101の上面に密着する。挿入部22は、傘部21から下方へ垂直に延出するように設けられ、下部に機構保持空間23を有し、装着時に係合孔102に上下方向に挿入される。?ねじ軸3は、本体2を上下に貫通し、上端から軸周りに回転操作可能に本体に保持される。ナット部材4は、機構保持空間23に保持され、?ねじ軸3に螺合され、当該ねじ軸の回転に応じて下方の非ロック位置と上方のロック位置との間を上下動可能で、回転不能である。ロック部材5は、機構保持空間23に保持され、中間部においてナット部材4にねじ軸3の軸線直交方向の枢ピン41にて枢支され、ナット部材4が非ロック位置にあるときマンホール蓋101の係合孔102を通過可能な倒伏姿勢にあり、ロック位置にあるとき先端側が挿入部22の軸線直交方向に外周側へ突出して係合孔102の外周縁下面に当接する起立姿勢にあるように、基端側の回転支点Pを中心に起伏回動可能である。前記機構保持空間23は、これを前記挿入部22の軸線直交方向少なくとも一方へ開放する平行一対の垂直ガイド平面23aと、当該垂直ガイド平面12aの上端間を接続しロック部材5の基端側上縁を摺接させて当該摺接点に回転支点Pを形成する水平当接面23bとを具備する。ロック部材5は、一対の垂直ガイド平面23a間に保持され、起立時に垂直ガイド平面23a間の開放部から挿入部22の外周側へ軸線直交方向に突出するように設けられる。
本発明によれば、係合孔102への挿入時には、ロック部材5を倒伏させ、それの水平投影面積を縮小することにより、小さな係合孔102への適用が可能であり、挿入後、専用操作具でねじ軸3を回転操作することにより、ロック部材5を起立させてマンホール蓋101に固定することができる。
本発明の係合孔閉塞具の正面図である。 図1の係合孔閉塞具の側面図であり、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。 図1の係合孔閉塞具の平面図である。 図1の係合孔閉塞具の底面図である。 図3のV-V断面図である。 図1の係合孔閉塞具の分解斜視図である。 図1の係合孔閉塞具のマンホール蓋への装着状態の断面図である。 図1の係合孔閉塞具の一部の拡大断面図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
閉塞具1は、図7に示すように、図示しない開蓋操作具を掛けるためにマンホール蓋101に形成される係合孔102を塞ぐように、マンホール蓋101に装着される。
閉塞具1は、図6によく示すように、本体2、ねじ軸3、ナット部材4、ロック部材5を具備する。
本体2は、装着時に係合孔102を塞ぐようにマンホール蓋101の上面に密着する傘部21と、装着時に係合孔102に上下方向に挿入されるように傘部21から下方へ垂直に延出する挿入部22とを具備する。?挿入部22は、下部に機構保持空間23を具備し、ここにナット部材4、ロック部材5等を保持する。
ねじ軸3は、傘部21と挿入部22を上下に貫通し、上端から軸周りに回転操作できるように本体2に保持される。
ナット部材4は、挿入部22の機構保持空間23に上下動自在、回転不能に保持され、?ねじ軸3に螺合される。したがって、ナット部材4は、ねじ軸3の回転に応じて、機構保持空間23内を下方の非ロック位置(図5)と上方のロック位置(図7)との間を上下動する。
図6によく示すように、ロック部材5は、平行一対の脚部5aと、それの先端間を接続するロック部5bとを具備する概略U字状部材で構成され、脚部5aの中間部において、ねじ軸3と直交する方向の枢ピン41でナット部材4に枢支される。したがって、ロック部材5は、機構保持空間23内において枢ピン41を中心に回動自在であり、ナット部材4と共に枢支部において上下動する。
機構保持空間23は、これを挿入部22の軸線直交方向の一方へ開放する平行一対の垂直ガイド平面23aと、当該ガイド平面23aの上端間を接続する水平当接面23bと、機構保持空間23の他側を閉じる後壁23cとを具備する。後壁23cには、一対のスリット孔23dが形成され、これにロック部材5の脚部5aの基端側が緩く受け入れられている。
一対の垂直ガイド平面23a間に、ロック部材5が、ねじ軸3周りには回転不能、枢ピン41周りには回動自在、水平当接面23bとの接点である回転支点P(図8)を中心に起伏回動自在に保持される。したがって、ロック部材5は、ナット部材4の上昇に伴って、脚部5aの基端側の回転支点Pを中心に起立方向に回動し、脚部5aの先端側の上縁が水平当接面23bに当接した位置で、図7に示すように、マンホール蓋101の下面に係合する。
図示の実施形態においては、一対のスリット孔23dにロック部材5の基端側を緩く受け入れることにより、基端側の回動支障を回避しているが、挿入部2の製造方法が許せば、例えばスリット孔23dを連続した単一のものとし、あるいは垂直ガイド平面23a間を両側に開放する構成とすることができる。
ロック部材5は、ナット部材4が非ロック位置にあるとき、図1ないし図5に示す倒伏姿勢にあって、マンホール蓋101の係合孔102を通過可能であり、ナット部材4がロック位置にあるとき、図7に示すように、先端側が挿入部22の軸線直交方向に外周側へ突出し、係合孔102の外周縁下面に当接して、閉塞具1の抜き取りを阻止する。
機構保持空間23には、ナット部材4を下方へ付勢するばね6が挿入されている。ナット部材4は、ねじ軸3の逆方向回転により下降するが、ばね6による下方への付勢で、下降が円滑になる。
ねじ軸3は、円柱状の頭部31と、当該頭部31の軸心に沿って下方へ延出する小径のねじ棒部32とを具備する。ねじ軸32の下端はストッパねじ33でナット部材4に対して抜け止めされる。頭部31の上端には、図示しない専用操作具を係合させる係合凹部31aが形成される。
本体2の傘部21には、装着時にねじ軸3の頭部31を軸周り回転自在に嵌合させる横断面円形の受け凹部21aが形成される。このため、ねじ軸3の頭部31は、装着時に蓋101の上方へ突出しない、
使用にあたっては、ねじ軸3を専用操作具で回転調整し、ナット部材4を最下位の非ロック位置に配置する。この状態で、ロック部材5は図1~図4に示すように、倒伏姿勢にあり、それの水平投影面積が係合孔102より小さいので、挿入部22を係合孔102に支障なく挿入することができる。挿入後、ねじ軸3を正回転させて、ナット部材4をねじ棒部32上で上昇させると、ロック部材5が水平当接面23bとの接点である回転支点Pを中心に起立回動し、先端側が水平当接面23bに当接した接起立姿勢になって挿入部22から外周側へ突出し、閉塞具1の係合孔102からの抜き取りを阻止する。専用操作具がなければ閉塞具1を係合孔102から抜き取ることができないから、マンホールの管理者以外の者が蓋101を開くことは困難である。
1 係合孔閉塞具
2 本体
21 傘部
21a 受け凹部
22 挿入部
23 機構保持空間
23a 垂直ガイド面
23b 水平当接面
23c 後壁
23d スリット孔
3 ねじ軸
31 頭部
31a 係合凹部
32 ねじ棒部
33 ストッパねじ
4 ナット部材
5 ロック部材
6 ばね
101 マンホール蓋
102 係合孔
P 回転支点

Claims (4)

  1. 開蓋操作具を掛けるためにマンホール蓋に形成される係合孔を塞ぐようにマンホール蓋に装着される閉塞具であって、
    装着時に前記係合孔を塞ぐように前記マンホール蓋の上面に密着する傘部と、前記係合孔に上下方向に挿入されるように前記傘部から下方へ垂直に延出し下部に機構保持空間を有する挿入部とを具備する本体と、
    前記本体の傘部と挿入部を上下に貫通し、上端から軸周りに回転操作可能に前記本体に保持されるねじ軸と、
    前記ねじ軸に螺合され、当該ねじ軸の回転に応じて下方の非ロック位置と上方のロック位置との間を上下動可能で、回転不能に前記機構保持空間に保持されるナット部材と、
    基端部と中間部と先端部とを有し、中間部において前記ナット部材に前記ねじ軸の軸線直交方向の枢ピンにて枢支され、前記ナット部材が非ロック位置にあるとき前記マンホール蓋の係合孔を通過可能な倒伏姿勢にあり、ロック位置にあるとき先端側が前記挿入部の軸線直交方向に外周側へ突出して前記係合孔の外周縁下面に当接する起立姿勢にあるように、前記ナット部材の昇降に応じて基端側の回転支点を中心に起伏回動可能に前記機構保持空間に保持されるロック部材とを具備し、
    前記機構保持空間は、これを前記挿入部の外周側の少なくとも一側へ開放する平行一対の垂直ガイド平面と、当該垂直ガイド平面の上端間を接続し前記ロック部材の基端側上縁を摺接させて当該摺接点に前記回転支点を形成する水平当接面とを具備し、
    前記ロック部材は、前記一対の垂直ガイド平面間に保持され、起立時に当該垂直ガイド平面間の開放部から前記挿入部の外周側へ軸線直交方向に突出するように設けられることを特徴とするマンホール蓋の開蓋操作具係合孔の閉塞具。
  2. 前記挿入部の機構保持空間に、前記ナット部材を下方へ付勢する付勢部材が、保持されることを特徴とする請求項1に記載のマンホール蓋の開蓋操作具係合孔の閉塞具。
  3. 前記ねじ軸は、専用操作具を係合させる係合部を上端に有する円柱状の頭部と、当該頭部の軸心に沿って下方へ延出するねじ棒部とを具備し、
    前記本体は、装着時に前記ねじ軸の頭部を軸周り回転自在に嵌合させる横断面円形の受け凹部を具備することを特徴とする請求項1に記載のマンホール蓋の開蓋操作具係合孔の閉塞具。
  4. 前記一対の垂直ガイド平面間は、前記挿入部の軸線直交方向の一方向に開放し、他方向は後壁で閉じられ、当該後壁には、前記ロック部材の起伏回動を許容するように、当該ロック部材の基端側を緩く受け入れる一対のスリット孔が形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマンホール蓋の開蓋操作具係合孔の閉塞具。
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