JP2023056896A - フライヤー - Google Patents

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Tatsuya Miyamoto
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Abstract

【課題】調理油を減容化した場合でも、待機モードでのオーバーシュート及び調理モードでのアンダーシュートが生じることを防止する。【解決手段】バーナコントローラは、待機モードでは、パルス燃焼器をONからOFFに切り替える第1上限温度Ts1を、待機温度Tsよりも所定温度低い温度に設定すると共に、パルス燃焼器をOFFからONに切り替える第1下限温度Ts2を、第1上限温度Ts1よりも所定の第1温度幅だけ低い温度に設定している。また、バーナコントローラは、調理モードでは、パルス燃焼器をONからOFFに切り替える第2上限温度TL1を、制御ラインLよりも所定温度高い温度に設定すると共に、パルス燃焼器をOFFからONに切り替える第2下限温度TL2を、制御ラインL以上で、且つ第1温度幅よりも広い所定の第2温度幅だけ低い温度に設定している。【選択図】図4

Description

本開示は、調理油を油槽内で加熱し、当該油槽に被調理物を投入して加熱調理する業務用のフライヤーに関する。
フライヤーは、特許文献1に開示されるように、調理油を収容する油槽と、調理油を加熱するバーナやパルス燃焼器等の加熱手段と、加熱手段を制御する制御手段とを有する。制御手段は、加熱調理前は、加熱手段を所定の待機温度(例えば160℃)が維持されるように制御し(待機モード)、ポテト等の被調理物が投入されると、調理油の温度が所定の制御ラインに沿って推移するように加熱手段を制御する(調理モード)。特に、特許文献1のフライヤーでは、油槽への調理油の収容量を最小限に抑えると共に、加熱調理によって被調理物に吸収されて減容した調理油を周期的に補充するようにしている。
特許第5340962号公報
特許文献1のような従来のフライヤーでは、調理油の収容量を少なくすると、待機モードでは、少しの熱量で調理油の温度が狙い温度から過度に上昇するオーバーシュートが生じやすくなる。一方、調理油の全体的な保有熱量が小さくなるため、調理モードで被調理物が投入されると、被調理物及び被調理物の加熱により生じる気化熱によって調理油の温度が急激に低下するアンダーシュートも生じやすくなってしまう。
そこで、本開示は、調理油を減容化した場合でも、待機モードでのオーバーシュート及び調理モードでのアンダーシュートが生じることを効果的に防止できるフライヤーを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、調理油が収容可能な油槽と、
前記調理油の温度を検出する温度検出手段と、
前記油槽に設けられ、ON/OFF動作して調理油を加熱する加熱手段と、
タイマー及び記憶部を備えて前記加熱手段を制御する制御手段と、
前記制御手段への指示を入力する操作手段と、を含み、
前記制御手段は、調理開始前は、前記温度検出手段の検出温度が所定の待機温度に沿うように前記加熱手段をON/OFF制御する待機モードを実行し、
調理開始後は、調理開始時の前記待機温度から、前記検出温度が、調理開始からの経過時間と所定の狙い温度との変数で設定された所定の制御ラインに沿って推移するように前記加熱手段をON/OFF制御する調理モードを実行するフライヤーであって、
前記制御手段は、前記待機モードでは、前記加熱手段をONからOFFに切り替える第1上限温度を、前記待機温度よりも所定温度低い温度に設定すると共に、前記加熱手段をOFFからONに切り替える第1下限温度を、前記第1上限温度よりも所定の第1温度幅だけ低い温度に設定し、
前記調理モードでは、前記加熱手段をONからOFFに切り替える第2上限温度を、前記制御ラインよりも所定温度高い温度に設定すると共に、前記加熱手段をOFFからONに切り替える第2下限温度を、前記制御ライン以上で、且つ前記第1温度幅よりも広い所定の第2温度幅だけ低い温度に設定していることを特徴とする。
本開示によれば、待機モードでは待機温度よりも低く且つ小さい第1温度幅で加熱手段のON/OFF制御が行われるので、調理油を減容化した場合でもオーバーシュートの発生を効果的に防止することができる。また、調理モードでは、制御ラインよりも高く且つ第1温度幅よりも大きい温度幅で加熱手段のON/OFF制御が行われるので、調理油を減容化した場合でもアンダーシュートの発生を効果的に防止することができる。
フライヤーの斜視図である。 フライヤーの概略図である。 操作パネルの説明図である。 待機モード及び調理モードでのON/OFF制御の説明図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、フライヤーの一例を示す斜視図、図2はフライヤーの概略図である。このフライヤー1は、器体2内の上部に、左右一対の油槽3,3を備えている。各油槽3内の底部には、加熱手段としての左右一対のパルス燃焼器4,4がそれぞれ設けられている。各パルス燃焼器4は、油槽3の前側の内壁に設けられる燃焼室5と、燃焼室5に接続されて油槽3内を蛇行状に引き回されるテールパイプ6とを有している。
なお、各油槽3及びその燃焼系、排気系の構成は左右同じであるため、以下は主に図1の左側の油槽3について説明する。
油槽3は、第1調理部7と第2調理部8とを有している。第1調理部7は、パルス燃焼器4の上側に形成され、上下方向に開口面積が変化しない角筒状となっている。第2調理部8は、第1調理部7の上側に位置し、第1調理部7の上端から上方へ行くに従って前後左右へ拡開する逆テーパ状に形成されている。第2調理部8の上端までが調理油の収容部となる。油槽3には、ポテト等の被調理物を収納したバスケット9が投入可能となっている。パルス燃焼器4,4の上側には、バスケット9を受ける網10が設けられている。
第1調理部7の上端面付近には、第1油面温度センサ11が設けられている。第2調理部8の上端面付近には、第2油面温度センサ12が設けられている。油槽3内でパルス燃焼器4のテールパイプ6の近傍には、調理用温度センサ13が設けられている。油槽3の下部外周面には、電気ヒータ33が設けられている。
油槽3の後方で器体2の上部には、調理油を収容する増油タンク14が設けられている。増油タンク14の下面には、油槽3の後面で第2調理部8と繋がる増油管15が接続されている。増油管15には、手動操作で開閉する増油用バルブ16が設けられている。増油タンク14内には、収容された調理油の温度を検出する増油温度センサ17が設けられている。
増油タンク14の前面には、オーバーフロー部18が設けられている。オーバーフロー部18は、増油タンク14の前面に接続される配管や、増油タンク14の前面へ上下方向に形成される流路等によって形成される。オーバーフロー部18の上端は、増油タンク14の前面上部に形成された開口に接続されて垂下し、オーバーフロー部18の下端は、出口19を介して油槽3内の後部内面に繋がっている。よって、増油タンク14内の調理油が開口の下縁を超えると、オーバーフローした調理油は、出口19から油槽3の後部内面を伝って油槽3内に流下する。
油槽3の正面側外部には、エアチャンバ20が設けられている。エアチャンバ20内には、燃焼室5と連通する図示しない混合室が設けられている。混合室には、ガス電磁弁22を備えたガス導管21が接続されて、燃料ガスが供給される。また、混合室には、給気管23が接続されている。給気管23は、器体2の下部に設けられたファン24に接続されて、燃焼用空気が供給される。
パルス燃焼器4,4のテールパイプ6,6は、油槽3の下部で蛇行状に配設された後、エアチャンバ20から引き出される排気管25,25に接続されている。この排気管25,25は、器体2の後部に配設されるマフラー26,26を有している。マフラー26,26は、増油タンク14の後面に接触した状態で上向きに配設されて、燃焼排気を排出可能となっている。
増油タンク14及びマフラー26,26は、器体2に設けた排気管カバー27で覆われている。左右の排気管カバー27,27の前面には、保護カバー28が設けられている。保護カバー28には、バスケット9,9を吊り下げ支持するためのバスケットハンガー29,29が固定されている。オーバーフロー部18の出口19は、バスケットハンガー29の下側に設けられている。
器体2の底部には、底部にフィルタを備えたフィルタリングタンク30が設けられている。油槽3の底部には、排油管31が接続されて、排油管31を介して油槽3内の調理油をフィルタリングタンク30に排出可能となっている。排油管31には、手動操作で開弁する排油バルブ32が設けられている。
器体2の下部には、フィルタリングポンプ35が設けられている。フィルタリングポンプ35の吸込側は、フィルタリングタンク30の底部に吸込管36を介して接続されている。フィルタリングポンプ35の吐出側は、第1給油管37と第2給油管38とに分岐している。第1給油管37は、増油用バルブ16の上流側で増油管15に接続されている。第1給油管37には、手動操作で開閉する第1給油バルブ39が設けられている。
第2給油管38は、油槽3の下部に接続されている。第2給油管38には、手動操作で開閉する第2給油バルブ40が設けられている。
油槽3の下方には、一斗缶を用いた足し油タンク45が設けられている。足し油タンク45は、器体2に設けた置き台46上に設置されている。置き台46には、足し油タンク45を加熱する保温ヒータ47と、足し油タンク45の温度を検出するタンク温度センサ48とが設けられている。
足し油タンク45には、足し油管49の下端が差し込まれている。足し油管49の上端は、第2調理部8よりも上方で油槽3に接続されている。足し油管49には、上流側から、足し油ポンプ50と、足し油電磁弁51とが設けられている。
器体2の正面上部には、フライコントローラ60が設けられている。フライコントローラ60は、操作パネル61を備えている。操作パネル61には、図3に示すように、電源スイッチ62、複数の調理ボタン63,63・・、選択された調理モードやメンテナンスメニュー等の表示部64,64に加えて、調理モードを選択するモード選択ボタン65、定格量を表示する定格量表示ランプ66A,66Bが設けられている。定格量表示ランプ66Aが第1定格量、定格量表示ランプ66Bが第2定格量にそれぞれ対応している。
器体2の下部には、バーナコントローラ70が設けられている。バーナコントローラ70は、タイマー71及び記憶部72を備え、フライコントローラ60から指示される調理モードに従い、パルス燃焼器4のON/OFF制御を行って、ポテト等の被調理物の調理を行う。バーナコントローラ70には、第1、第2油面温度センサ11,12、調理用温度センサ13、増油温度センサ17、タンク温度センサ48等の検出信号が入力される。これらの検出信号や操作パネル61からの指示に基づいて、バーナコントローラ70は、パルス燃焼器4、ガス電磁弁22、ファン24、電気ヒータ33、フィルタリングポンプ35、保温ヒータ47、足し油ポンプ50、足し油電磁弁51等を制御する。
以上の如く構成されたフライヤー1においては、一度に調理する被調理物の量が、所定の第1定格量と、それよりも多い第2定格量との2種類に規定されて、第1定格量に対応する第1調理モード、第2定格量に対応する第2調理モードでそれぞれ調理可能となっている。増油タンク14内には、満杯状態(増油分)の調理油が収容されている。
バーナコントローラ70は、調理者が操作パネル61の電源スイッチ62をONすると、ファン24を所定時間回転して給気した後、燃焼室5内で混合ガスを断続的に燃焼させてパルス燃焼器4をON/OFF動作させる。すなわち、燃焼室5内で混合ガスに点火して燃焼室5内で爆発燃焼させ、その燃焼に伴う燃焼室5内の圧力上昇によって燃焼排気をテールパイプ6へ強制的に排出する。そして、その燃焼排気の排出により負圧となる燃焼室5内に燃料ガスと燃焼用空気とを吸入する。このON/OFF動作が繰り返されることで、油槽3に貯留された調理油が加熱される。
そして、バーナコントローラ70は、調理開始前では、調理用温度センサ13から得られる検出温度を監視して、検出温度が所定の待機温度Ts(例えば160℃)を維持するようにパルス燃焼器4をON/OFF制御する待機モードを実行する。
但し、この待機モードでは、図4に示すように、パルス燃焼器4をONからOFFに切り替える第1上限温度Ts1を、点線で示す待機温度Tsよりも1℃低い温度(Ts-1℃)に設定している。また、パルス燃焼器4をOFFからONに切り替える第1下限温度Ts2を、第1上限温度Ts1よりも第1温度幅(ここでは1℃)だけ低くなる温度(Ts-2℃)に設定している。すなわち、待機温度Tsよりも低く且つ小さい第1温度幅でON/OFF制御が行われる。よって、待機モードでは、パルス燃焼器4のONにより検出温度が上昇傾向を示すと、実線で示すように素早く反応して待機温度Tsよりも低い温度でパルス燃焼器4がOFFされるため、過度な温度上昇(オーバーシュート)を抑制することができる。また、パルス燃焼器4をOFFしてからONするまでの温度幅が小さいので、調理油に与える熱量が小さくなり、オーバーシュートが効果的に防止される。
フライコントローラ60は、待機モードの実行中は、操作パネル61の表示部64に調理OKの表示を出力する等して報知する。
すると、調理者は、モード選択ボタン65で第1、第2調理モードの何れかを選択し、対応する定格量の被調理物を入れたバスケットを油槽3に投入して、調理開始ボタン(ここでは左端の調理ボタン63)を押し操作する。すると、バーナコントローラ70は、定格量にそれぞれ対応して予め設定された調理時間とパルス燃焼器4の熱量とで被調理物の加熱調理を行う。
バーナコントローラ70の記憶部72には、各調理モードに対応して、調理開始時の狙い温度が待機温度Tsであって、そこから調理開始からの経過時間と狙い温度との変数によって設定され、狙い温度が直線状または曲線状、階段状に推移する制御ラインL(図4では一点鎖線の直線状の制御ラインを示す)がそれぞれ設定されている。バーナコントローラ70は、調理開始時間t1から、選択された調理モードに対応する制御ラインLに沿って検出温度が維持されるようにパルス燃焼器4をON/OFF制御する。
但し、各調理モードでは、図4に示すように、パルス燃焼器4をONからOFFに切り替える第2上限温度T1を、制御ラインLよりも2℃高い温度に設定している。また、パルス燃焼器4をOFFからONに切り替える第2下限温度T2を、制御ラインL上で、且つ、第1温度幅よりも広い第2温度幅(ここでは2℃)だけ低くなる温度に設定している。すなわち、待機温度Ts及び制御ラインL以上で且つ大きい温度域でON/OFF制御が行われる。よって、調理モードでは、パルス燃焼器4がON/OFF制御される温度領域が、待機モードよりも高温側に移行するため、実線で示すように、被調理物の投入によって検出温度が下降傾向を示しても素早く反応してパルス燃焼器4がONされ、過度な温度低下(アンダーシュート)を抑制することができる。
そして、調理時間t2でタイムアップしたら、フライコントローラ60は、アラームを鳴らして調理終了を報知する。よって、調理者はバスケット9を油槽3から引き上げる。続けて調理を行う場合は、被調理物を投入して調理開始ボタンを押せば、同じ制御が繰り返される。
一方、バーナコントローラ70は、各調理モードでの運転中は、タンク温度センサ48から得られる検出温度を監視して、足し油タンク45で所定の保温温度が維持されるように保温ヒータ47をON/OFF制御する。
そして、第1、第2油面温度センサ11,12によって各調理モードの何れかで必要な調理油の減少を検知するか、或いは所定の調理回数に達するかすると、足し油ポンプ50を駆動させて足し油電磁弁51を開弁させる。すると、足し油タンク45内で液化された調理油が足し油管49を介して油槽3に直接供給される。
このように、上記形態のフライヤー1は、調理油が収容可能な油槽3と、調理油の温度を検出する調理用温度センサ13(温度検出手段)と、油槽3に設けられ、ON/OFF動作して調理油を加熱するパルス燃焼器4(加熱手段)と、タイマー71及び記憶部72を備えてパルス燃焼器4を制御するバーナコントローラ70(制御手段)と、バーナコントローラ70への指示を入力する操作パネル61(操作手段)と、を含む。バーナコントローラ70は、調理開始前は、調理用温度センサ13の検出温度が所定の待機温度Tsに沿うようにパルス燃焼器4をON/OFF制御する待機モードを実行し、調理開始後は、調理開始時の待機温度Tsから、検出温度が、調理開始からの経過時間と所定の狙い温度との変数で設定された所定の制御ラインLに沿って推移するようにパルス燃焼器4をON/OFF制御する調理モードを実行する。
そして、バーナコントローラ70は、待機モードでは、パルス燃焼器4をONからOFFに切り替える第1上限温度Ts1を、待機温度Tsよりも所定温度低い温度に設定すると共に、パルス燃焼器4をOFFからONに切り替える第1下限温度Ts2を、第1上限温度Ts1よりも所定の第1温度幅だけ低い温度に設定している。また、バーナコントローラ70は、調理モードでは、パルス燃焼器4をONからOFFに切り替える第2上限温度T1を、制御ラインLよりも所定温度高い温度に設定すると共に、パルス燃焼器4をOFFからONに切り替える第2下限温度T2を、制御ラインL以上で、且つ第1温度幅よりも広い所定の第2温度幅だけ低い温度に設定している。
この構成によれば、待機モードでは待機温度Tsよりも低く且つ小さい第1温度幅でパルス燃焼器4のON/OFF制御が行われるので、調理油の油量が少ない第1調理モードでもオーバーシュートの発生を効果的に防止することができる。また、調理モードでは、制御ラインLよりも高く且つ第1温度幅よりも大きい温度幅でパルス燃焼器4のON/OFF制御が行われるので、調理油の油量が少ない第1調理モードでもアンダーシュートの発生を効果的に防止することができる。
以下、変更例について説明する。
待機モードでの第1上限温度、第1温度幅、第1下限温度の数値は、上記形態に限らず、適宜変更可能である。
調理モードでの第2上限温度、第2温度幅、第2下限温度の数値も、上記形態に限らず、適宜変更可能である。例えば、上記形態では、第2下限温度を直線状の制御ライン上に設定しているが、制御ラインよりも高くしてもよい。
制御ラインは、上記形態の直線状に限らず、曲線状、階段状、これらの組み合わせであってもよい。
上記形態では、第1、第2調理モードを実行可能となっているが、調理モードは単一であってもよいし、3つ以上の調理モードを実行可能であってもよい。何れの場合も本開示の調理モードの設定は可能である。
フライヤーは、フライコントローラとバーナコントローラとが別々に設けられるものに限らず、フライコントローラとバーナコントローラとの両機能を有するコントローラを1つ備えるものであってもよい。
加熱手段は、パルス燃焼器のみで形成してもよいし、電気ヒータのみで形成してもよい。また、加熱手段は、油槽の外部に設けたガスバーナのみで形成してもよい。さらに、加熱手段は、パルス燃焼器と電気ヒータとの組み合わせ以外の組み合わせで形成してもよい。
上記形態では、油槽が左右一対設けられているが、油槽は1つでもよいし、逆に3つ以上あってもよい。
本開示は、油槽の開口を蓋体で閉塞する圧力フライヤーであっても適用可能である。
1・・フライヤー、2・・器体、3・・油槽、4・・パルス燃焼器、5・・燃焼室、6・・テールパイプ、7・・第1調理部、8・・第2調理部、9・・バスケット、11・・第1油面温度センサ、12・・第2油面温度センサ、13・・調理用温度センサ、14・・増油タンク、15・・増油管、16・・増油用バルブ、18・・オーバーフロー部、22・・ガス電磁弁、30・・フィルタリングタンク、35・・フィルタリングポンプ、37・・第1給油管、38・・第2給油管、39・・第1給油バルブ、40・・第2給油バルブ、60・・フライコントローラ、61・・操作パネル、62・・電源スイッチ、63・・調理ボタン、64・・表示部、65・・モード選択ボタン、66A,66B・・定格量表示ランプ、70・・バーナコントローラ、71・・タイマー、72・・記憶部、Ts・・待機温度、Ts1・・第1上限温度、Ts2・・第1下限温度、T1・・第2上限温度、T2・・第2下限温度、L・・制御ライン。

Claims (1)

  1. 調理油が収容可能な油槽と、
    前記調理油の温度を検出する温度検出手段と、
    前記油槽に設けられ、ON/OFF動作して調理油を加熱する加熱手段と、
    タイマー及び記憶部を備えて前記加熱手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段への指示を入力する操作手段と、を含み、
    前記制御手段は、調理開始前は、前記温度検出手段の検出温度が所定の待機温度に沿うように前記加熱手段をON/OFF制御する待機モードを実行し、
    調理開始後は、調理開始時の前記待機温度から、前記検出温度が、調理開始からの経過時間と所定の狙い温度との変数で設定された所定の制御ラインに沿って推移するように前記加熱手段をON/OFF制御する調理モードを実行するフライヤーであって、
    前記制御手段は、前記待機モードでは、前記加熱手段をONからOFFに切り替える第1上限温度を、前記待機温度よりも所定温度低い温度に設定すると共に、前記加熱手段をOFFからONに切り替える第1下限温度を、前記第1上限温度よりも所定の第1温度幅だけ低い温度に設定し、
    前記調理モードでは、前記加熱手段をONからOFFに切り替える第2上限温度を、前記制御ラインよりも所定温度高い温度に設定すると共に、前記加熱手段をOFFからONに切り替える第2下限温度を、前記制御ライン以上で、且つ前記第1温度幅よりも広い所定の第2温度幅だけ低い温度に設定していることを特徴とするフライヤー。
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