JP2023051489A - トラクタ - Google Patents

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恭太 井上
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Masaru Shinya
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Abstract

【課題】エンジンボンネットの取付け高さを低く抑制しながら、かつ、エンジンルームの前後長さを短く抑制しながら第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けることが可能なトラクタを提供する。【解決手段】第1排ガス浄化装置21は、長手方向が車体横向きになる状態でエンジン5の上方に設けられている。第2排ガス浄化装置22は、長手方向が車体横向きになる状態でエンジン5の後方に設けられている。第1排ガス浄化装置21の車体上下方向での最長長さHが、第1排ガス浄化装置21の車体前後方向での最長長さよりも短い。【選択図】図2

Description

本発明は、トラクタに関する。
トラクタには、例えば特許文献1,2に示されるように、エンジンルームを形成するエンジンボンネット(ボンネット)が備えられ、エンジンルームにおいて、エンジンから排出される排ガスの浄化処理を行う排ガス浄化装置(排気浄化処理装置)がエンジンの上方に設けられたものがある。
特開2013-112284号公報 特開2015-143508号公報
トラクタにおいて、エンジンから排出される排ガスの浄化処理を行う複数の排ガス浄化装置を備えることが要望されている。複数の排ガス浄化装置としては、例えば排ガスを浄化フィルターによって浄化処理する排ガス浄化装置、排ガスを還元剤によって浄化処理する排ガス浄化装置がある。
従来の技術を採用して第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けた場合、第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置がエンジンの上方に位置するので、第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置の一方の排ガス浄化装置の大きさが他方の排ガス浄化装置の大きさよりも小さくても、大きい方の排ガス浄化装置に対応させてエンジンボンネットの取付け高さを設定せねばならず、エンジンボンネットの取付け高さが高くなる。
本発明は、エンジンボンネットの取付け高さを低く抑制しながら、かつ、エンジンルームの前後長さを短く抑制しながら第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けることが可能なトラクタを提供する。
本発明によるトラクタでは、
エンジンルームを形成するエンジンボンネットと、前記エンジンルームに設けられ、エンジンから排出される排ガスの浄化処理を行う第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置が備えられ、前記第1排ガス浄化装置は、長手方向が車体横向きになる状態で前記エンジンの上方に設けられ、前記第2排ガス浄化装置は、長手方向が車体横向きになる状態で前記エンジンの後方に設けられ、前記第1排ガス浄化装置の車体上下方向での最長長さが、前記第1排ガス浄化装置の車体前後方向での最長長さよりも短い。
本構成によると、第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置のうちの小型の方の第1排ガス浄化装置をエンジンの上方に設け、大型の方の第2排ガス浄化装置をエンジンの後方に設けて、小型の第1排ガス浄化装置の大きさに基づいてエンジンボンネットの取付け高さを設定することができる。さらに、第1排ガス浄化装置の車体上下方向での最長長さが車体前後方向の最長長さよりも短いので、逆の場合よりもエンジンボンネットの取付け高さを低くできる。第1排ガス浄化装置においても、第2排ガス浄化装置においても、長手方向が車体横向きになるので、長手方向が車体前後向きになるのに比べ、第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置を収容するのに必要なスペースの車体前後方向長さを短くて済ませることができ、エンジンボンネットの取付け高さを低く抑制しながら、かつ、エンジンルームの前後長さを短く抑制しながら第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けることができる。
本発明においては、
前記第2排ガス浄化装置に、前記第1排ガス浄化装置が吐出する排ガスを導入する排ガス導入部が備えられ、前記排ガス導入部は、前記第2排ガス浄化装置から後斜め上向きに延出されていると好適である。
第1排ガス浄化装置と第2排ガス浄化装置とを接続するのには、接続部材の構造、長さなどに起因して設定される広さの設定間隔を第1排ガス浄化装置と第2排ガス浄化装置の排ガス導入部との間に設ける必要がある。本構成によると、排ガス導入部が第2排ガス浄化装置から後斜め上向きに延出されているので、第2排ガス浄化装置から前斜め上向き、あるいは直上向きに延出されるのに比べ、第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置が車体前後方向においてより近づき合うようにしながら設定間隔を確保することができるので、エンジンルームの前後長さをより短く抑制しながら第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けることができる。
本発明においては、
前記第1排ガス浄化装置における車体横幅方向一端側の部位に、前記エンジンからの排ガスを吸引する排ガス吸引部が備えられ、前記第1排ガス浄化装置における車体横幅方向他端側の部位に、前記第2排ガス浄化装置に向けて排ガスを吐出する排ガス吐出部が備えられ、前記第1排ガス浄化装置は、前記排ガス吸引部が揺動中心となる状態で車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前方側に揺動変位した取付姿勢になっていると好適である。
第1排ガス浄化装置と第2排ガス浄化装置とを接続するのには、接続部材の構造、長さなどに起因して設定される広さの設定間隔を第1排ガス浄化装置の排ガス吐出部と、第2排ガス浄化装置との間に設ける必要がある。本構成によると、第1排ガス浄化装置は、排ガス吸引部が揺動中心となる状態で車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前方側に揺動変位した取付姿勢になっているので、排ガス吸引部のエンジン側に対する位置を変更せずに、設定間隔を確保することができるので、排ガス吸引部をエンジン側に接続し易くしながら第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置をエンジンルームに設けることができる。
本発明においては、
平面視において前記第1排ガス浄化装置の後部と前記第2排ガス浄化装置とが重複していると好適である。
本構成によると、第1排ガス浄化装置と第2排ガス浄化装置とが前後方向において寄り合うので、第1排ガス浄化装置と第2排ガス浄化装置とを接続する接続部材の長さを短めに済ませることができる。
本発明においては、
前記エンジンルームの後方に位置する運転部が備えられ、前記エンジンルームを前記運転部と区画形成する区画部材が、前記第2排ガス浄化装置の後方箇所と、前記第2排ガス浄化装置の下方箇所とに亘る状態で設けられており、前記区画部材のうちの前記下方箇所に位置する部位が、前記区画部材のうちの前記後方箇所に位置する部位よりも車体前方側に位置していると好適である。
本構成によると、第2排ガス浄化装置の下方に運転部の足スペースを延ばすことができるので、エンジンの後方に第2排ガス浄化装置を設けながら、運転部の足元スペースを広くすることができる。
本発明においては、
前記エンジンルームと前記運転部とに亘って位置する電線が備えられ、前記電線は、前記運転部において前記区画部材のうちの前記下方箇所に位置する部位に沿う状態で配線されていると好適である。
本構成によると、エンジンルームと運転部とに亘る電線を運転部に位置する作業車の足などに触れ難いように配線することができる。
トラクタの全体を示す左側面図である。 第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置を示す左側面図である。 第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置を示す平面図である。 支持部材を示す後面図である。 分解状態での支持部材の斜視図である。 左および右のブレーキ操作装置を示す右側面図である。 ブレーキペダルの組付け要領を示す説明図である。 ステアリングポストカバーおよびパネルカバーを示す後面図である。 別の実施形態を備えるパネルカバーを示す後面図である。 別の実施形態を備えるステアリングポストカバーの斜視図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、トラクタの走行車体に関し、図1に示される矢印Fの方向を「車体前方」、矢印Bの方向を「車体後方」、矢印Uの方向を「車体上方」、矢印Dの方向を「車体下方」、紙面表側の方向を「車体左方」、紙面裏側の方向を「車体右方」とする。
〔トラクタの全体の構成〕
図1に示されるように、トラクタは、操向および駆動可能な左右一対の前車輪1および駆動可能な左右一対の後車輪2によって支持される走行車体3を備えている。走行車体3の車体フレーム4は、エンジン5、エンジン5の後部に連結されたフライホィールハウジング6、フライホィールハウジング6の後部に連結されたクラッチハウジング7、クラッチハウジング7の後部に連結されたミッションケース7a、およびエンジン5の下部に連結された前部フレーム8によって構成されている。走行車体3の前部に、エンジン5を備える原動部9が形成されている。走行車体3の後部に、運転座席10、前車輪1を操向操作するステアリングホィール11を備える運転部12が形成されている。ミッションケース7aの後部に、ロータリ耕耘装置(図示せず)などの作業装置を昇降操作可能に連結するリンク機構13、エンジン5からの動力を取り出して連結された作業装置に出力する動力取出し軸14が備えられている。図1に示される20は、ロプスフレームである。
〔原動部の構成〕
図1,2に示されるように、原動部9には、エンジンルーム15が備えられている。エンジンルーム15は、エンジンルーム15を上方及び前方から覆うエンジンボンネット16、および、エンジンルーム15を運転部12と区画形成する区画部材17などによって形成されている。
図1,2に示されるように、エンジンルーム15には、エンジン5、エンジン5の冷却を行うラジエータ18、エンジン5が排出する排ガスの浄化処理を行う第1排ガス浄化装置(DPF)21および第2排ガス浄化装置(SCR)22が設けられている。
〔ラジエータの構成〕
図1に示されるように、ラジエータ18は、エンジン5の前方に設けられている。ラジエータ18とエンジン5との間に位置する回転ファン19の送風作用によって冷却風がエンジンルーム15の外部から内部に導入されてラジエータ18に供給される。冷却風のラジエータ18に対する供給は、冷却風がラジエータ18を前方から後方に通り抜ける状態で行われる。ラジエータ18においては、供給される冷却風とエンジン冷却水との熱交換によってエンジン冷却水の冷却が行われ、冷却されたエンジン冷却水がエンジン5に供給されることによってエンジン5の冷却が行われる。
〔第1排ガス浄化装置、第2排ガス浄化装置の構成〕
エンジン5は、ディーゼルエンジンである。図2,3に示されるように、第1排ガス浄化装置21は、長手方向が車体横向きになる状態でエンジン5の上方に設けられている。第1排ガス浄化装置21の車体上下方向での最長長さHが第1排ガス浄化装置21の車体前後方向での最長長さWよりも短くされている。図2,3に示されるように、第1排ガス浄化装置21の車体横幅方向一端側の部位に備えられた排ガス吸引部21aと、エンジン5に備えられた排ガス排出部5aとが接続されている。第1排ガス浄化装置21の車体横幅方向他端側の部位に、排ガス吐出部21bが備えられている。本実施形態では、排ガス吸引部21aは、第1排ガス浄化装置21の車体左横側の端部において第1排ガス浄化装置21の下部から下向きに突設され、排ガス吐出部21bは、第1排ガス浄化装置21の車体右横側の端部から後向きに突設されている。
第1排ガス浄化装置21においては、エンジン5が排ガス排出部5aから排出する排ガスが排ガス吸引部21aによって装置内に吸引され、吸引された排ガスに含まれるディーゼル微粒子が捕集フィルター(図示せず)によって捕集され、ディーゼル微粒子を減少させる排ガスの浄化処理が行われる。浄化処理された排ガスが排ガス吐出部21bから吐出される。
図2,3に示されるように、第2排ガス浄化装置22は、長手方向が車体横向きになる状態でエンジン5の後方に設けられている。第2排ガス浄化装置22の車体横幅方向一端側の部位に備えられた排ガス導入部22aと、第1排ガス浄化装置21の排ガス吐出部21bとが接続管23によって接続されている。第2排ガス浄化装置22の車体横幅方向他端側の部位に排ガス吐出部22bが備えられている。本実施形態では、排ガス導入部22aは、第2排ガス浄化装置22の車体左横側の端部に備えられ、排ガス吐出部22bは、第2排ガス浄化装置22の車体右横側の端部に備えられている。
第2排ガス浄化装置22においては、第1排ガス浄化装置21が排ガス吐出部21bから吐出する排ガスが接続管23によって排ガス導入部22aに供給されて排ガス導入部22aによって装置内に導入され、導入された排ガスが還元剤によって浄化処理される。詳しくは、導入された排ガスに還元剤としての尿素水が噴射されて加水分解され、排ガスに含まれる窒素酸化物を減少させる排ガスの浄化処理が行われる。浄化処理された排ガスが排ガス吐出部22bから車体横外側に向けて排出される。
図3に示されるように、第1排ガス浄化装置21は、排ガス吸引部21aが揺動中心となる状態で車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前方側に揺動変位した取付姿勢で支持されている。すなわち、第1排ガス浄化装置21は、平面視において長手方向が車体横幅方向に対して傾斜する姿勢で支持されている。図2に示されるように、第2排ガス浄化装置22の排ガス導入部22aは、第2排ガス浄化装置22から後斜め上向きに延出されている。第1排ガス浄化装置21と第2排ガス浄化装置22とを車体前後方向に寄せ合いながら、かつ、第1排ガス浄化装置21の排ガス吸引部21aとエンジン5の排ガス排出部5aとを直接に接続しながら、第1排ガス浄化装置21の排ガス吐出部21bと第2排ガス浄化装置22の排ガス導入部22aとの位置関係を、排ガス吐出部21bと排ガス導入部22aとの位置関係を調節するジャバラなどの調節手段を有しない接続管23の採用に適切な位置関係にできる。
図2,3に示されるように、第1排ガス浄化装置21の後部21cがエンジン5の後端部よりも車体後方側に位置している。平面視において、第1排ガス浄化装置21の後部21cと第2排ガス浄化装置22とが重複している。
図2,3に示されるように、第2排ガス浄化装置22の後方箇所と、第2排ガス浄化装置22の下方箇所とに亘り、エンジンルーム15を運転部12と区画して形成する区画部材17が設けられている。区画部材17は、区画部材17のうちの第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aが、区画部材17のうちの第2排ガス浄化装置22の後方箇所に位置する部位17bよりも車体前方側に位置するように構成されている。区画部材17のうちの第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aに、下端側ほど車体前方側に位置する傾斜状態の部分が備えられている。第2排ガス浄化装置22の下方に運転部12の足元スペースを延ばすことができる。
図6に示されるように、エンジンルーム15と運転部12とにわたって電線24が設けられている。本実施形態では、複数本の電線24が設けられているが、一本だけ設けられたものであってもよい。電線24は、区画部材17のうちの車体横幅方向の中央部に位置する部位の下方を通ってエンジンルーム15から運転部12の足元スペースに入り込んでいる。電線24は、エンジン5の作動に関する情報を運転部12の計器に伝達するものである。電線24のうち区画部材17に対して運転部側に位置する部分が、運転部12の足元スペースにおいて区画部材17のうちの第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aに沿う状態で配線されている。電線24は、配線管25の内部を通っている。配線管25は、クランプ26によって区画部材17に支持されている。
〔排ガス浄化装置の支持部材〕
図2,3,4に示されるように、第1排ガス浄化装置21および第2排ガス浄化装置22は、支持部材30を介して車体フレーム4に支持されている。第1排ガス浄化装置21および第2排ガス浄化装置22は、第1排ガス浄化装置21の排ガス吐出部21bと第2排ガス浄化装置22の排ガス導入部22aとの位置関係が支持部材30によって設定される状態で車体フレーム4に支持される。
図2,3,4,5に示されるように、支持部材30には、第2排ガス浄化装置22の前部22cに沿う状態で車体フレーム4から上向きに延び、第2排ガス浄化装置22の前部22cを支持する支柱部31と、第1排ガス浄化装置21の下部21dに沿う状態で支柱部31の上部から車体前方向きに延び、第1排ガス浄化装置21の下部21dを支持する支持アーム部32と、支柱部31の下部に備えられ、第2排ガス浄化装置22の下部22dを支持する下支持部33と、が備えられている。
図2,4,5に示されるように、支柱部31は、支柱部31の下部に備えられた座部34を有し、座部34が車体フレーム4に連結されることによって車体フレーム4に支持される。座部34の車体フレーム4に対する連結は、車体フレーム4を構成するフライホィールハウジング6に行われる。フライホィールハウジング6は、第2排ガス浄化装置22の下方に位置しており、支柱部31の長さを短く済ませることができる。
図2,4,5に示されるように、支柱部31には、車体横幅方向に間隔を空けて並ぶ左右の支柱杆31aが備えられている。左右の支柱杆31aにわたり、支柱杆31aの下部どうしを連結する下支柱部補強杆31b、支柱杆31aの上部どうしを連結する上支柱部補強杆31cが設けられている。左右の支柱杆31aは、鋼管によって構成されている。
図2,4,5に示されるように、左右の支柱杆31aのそれぞれに、第2排ガス浄化装置22を支持する前支持部31dが備えられている。第2排ガス浄化装置22の前部22cにおける左右2箇所に備えられた前連結部22eが前支持部31dに連結されることにより、第2排ガス浄化装置22の前部22cが支柱部31に支持される。
図2,4,5に示されるように、座部34には、左右の支柱杆31aそれぞれの下部に備えられた座板部34aが備えられている。座部34にあっては、左右の座板部34aがフライホィールハウジング6に複数本の連結ボルトによって連結されることによってフライホィールハウジング6に脱着可能に連結される。
図2,4,5に示されるように、下支持部33には、左右の支柱杆31aの下部に備えられた下支持片33aが備えられている。左右の下支持片33aは、座板部34aに形成されることによって支柱杆31aに備えられている。下支持部33は、座部34に備えられている。第2排ガス浄化装置22の下部22dにおける左右2箇所に備えられている下連結部22fが下支持片33aに連結されることにより、第2排ガス浄化装置22の下部22dが下支持部33に支持される。
図2,4,5に示されるように、支持アーム部32には、左右の支柱杆31aそれぞれの上部から車体前方向きに延びるアーム体32aが備えられている。左右のアーム体32aの先端部に亘り、左右のアーム体32aを連結するアーム補強杆32bが設けられている。左右のアーム体32aのうち、左のアーム体32aは、第1排ガス浄化装置21の下部21dに備えられた下連結部21eに中継部材32cを介して連結するように構成されている。右のアーム体32aは、第1排ガス浄化装置21の下連結部21eに直接に連結するように構成されている。
〔排ガス浄化装置の位置調節の構成〕
図2,4,5に示されるように、支持部材30には、支柱部31における第2排ガス浄化装置22の支持位置を車体上下方向、車体前後方向および車体横幅方向に調節可能な位置調節部35、および、下支持部33における第2排ガス浄化装置22の支持位置を車体上下方向、車体前後方向および車体横幅方向に調節可能な第2位置調節部37が備えられている。
第1排ガス浄化装置21の排ガス吐出部21bと第2排ガス浄化装置22の排ガス導入部22aとの位置ずれがある場合、排ガス吐出部21bと排ガス導入部22aとの位置関係が適切になって位置調節機能がない接続管23によって排ガス吐出部21bと排ガス導入部22aとを適切に接続できるように、排ガス吐出部21bと排ガス導入部22aとの位置関係を位置調節部35および第2位置調節部37によって調節することができる。
具体的には、図2,4,5に示されるように、位置調節部35には、第2排ガス浄化装置22の前連結部22eと、支柱部31の前支持部31dとの間に位置する調節部材36、前連結部22eと調節部材36とを連結する第1連結ボルト36a、前支持部31dと調節部材36とを連結する第2連結ボルト36bが備えられている。
図2,4,5に示されるように、第2位置調節部37には、第2排ガス浄化装置22の下連結部22fと、支柱部31の下支持片33aとの間に位置する第2調節部材38、下連結部22fと第2調節部材38とを連結する第3連結ボルト38a、下支持片33aと第2調節部材38とを連結する第4連結ボルト38bが備えられている。
第1連結ボルト36aを挿通させる調節部材36の貫通孔(図示せず)の孔径を第1連結ボルト36aの外径に比して大きくし、調節部材36に対する前連結部22eの位置ずれが可能に構成されている。第2連結ボルト36bを挿通させる調節部材36の貫通孔(図示せず)を第2連結ボルト36bの外径に比して大きくし、前支持部31dに対する調節部材36の位置ずれが可能に構成されている。
第3連結ボルト38aを挿通させる第2調節部材38の貫通孔(図示せず)の孔径を第3連結ボルト38aの外径に比して大きくし、前支持部31dに対する調節部材36の位置ずれが可能に構成されている。第4連結ボルト38bを挿通させる第2調節部材38の貫通孔(図示せず)の孔径を第4連結ボルト38bの外径に比して大きくし、前支持部31dに対する調節部材36の位置ずれが可能に構成されている。
位置調節部35にあっては、第1連結ボルト36a、第2連結ボルト36b、第3連結ボルト38a、第4連結ボルト38bのうちの所望の位置調節に対応する連結ボルトの締め付けを解除し、第2排ガス浄化装置22の移動操作が行われることにより、第2排ガス浄化装置22が支持部材30に対して位置ずれし、行われた第2排ガス浄化装置22の移動操作に対応した車体上下方向、車体前後方向および車体横幅方向に支柱部31における第2排ガス浄化装置22の支持位置が変更される。
第2位置調節部37にあっては、第1連結ボルト36a、第2連結ボルト36b、第3連結ボルト38a、第4連結ボルト38bのうちの所望の位置調節に対応する連結ボルトの締め付けを解除し、第2排ガス浄化装置22の移動操作が行われることにより、第2排ガス浄化装置22が支持部材30に対して位置ずれし、行われた第2排ガス浄化装置22の移動操作に対応した車体上下方向、車体前後方向および車体横幅方向に下支持部33における第2排ガス浄化装置22の支持位置が変更される。
〔運転部の構成〕
図1に示されるように、運転部12は、エンジンルーム15の後方に設けられている。図1,3,8に示されるように、運転部12には、運転座席10、前車輪1を操向操作するステアリングホィール11、左の後車輪用のブレーキ(図示せず)を操作する左ブレーキ操作部40L、右の後車輪用のブレーキ(図示せず)を操作する右ブレーキ操作部40Rが備えられている。
〔左ブレーキ操作部、右ブレーキ操作部の構成〕
図8に示されるように、左ブレーキ操作部40Lおよび右ブレーキ操作部40Rは、ステアリングホィール11の右下方に設けられている。図3,6,8に示されるように、左ブレーキ操作部40Lおよび右ブレーキ操作部40Rのそれぞれには、ブレーキペダル41、ブレーキペダル41をブレーキ切り位置[切]に戻し操作するリターンばね42、ブレーキペダル41に連結されたマスタシリンダ43が備えられている。
図6に示されるように、ブレーキペダル41には、ペダルアーム部41a、ペダルアーム部41aの下端部に設けられた踏み板部41bが備えられている。ペダルアーム部41aの上部に、支軸44が備えられている。支軸44は、走行車体3に備えられた支持部45に支持されている。ブレーキペダル41は、支軸44の軸芯Pを揺動支点にしてブレーキ切り位置[切]と、ブレーキ入り位置[入]とに亘って揺動可能な状態で走行車体3に支持されている。ブレーキペダル41は、ペダルアーム部41aがストッパー47に当接することによってブレーキ切り位置[切]に位置決めされる。
図6に示されるように、ブレーキペダル41よりも車体前方側に、エンジンルーム15を運転部12と区画形成する区画部材17が設けられている。リターンばね42は、ペダルアーム部41aと、区画部材17に備えられたばね支持部17dとに係止されている。リターンばね42は、区画部材17を反力部材にしてブレーキペダル41をブレーキ切り位置[切]に揺動付勢する。
図6に示されるように、区画部材17は、区画部材17のうちの踏み板部41bに対応する部位17aが区画部材17のうちの支軸44に対応する部位17bよりも車体前方側に位置するように構成されている。運転部12の足元スペースの前部を支軸44よりも前方に延ばすことができる。
図6に示されるように、マスタシリンダ43は、ブレーキペダル41の支軸44よりも車体後方側に設けられている。マスタシリンダ43は、支持部45に脱着可能に固定されている。マスタシリンダ43のスライド可能な操作軸43aと、ブレーキペダル41に備えられた操作アーム部41cとが連動連結されている。操作アーム部41cは、支軸44に対して踏み板部41bが位置する側とは反対側に向けてペダルアーム部41aから延びている。
左ブレーキ操作部40Lおよび右ブレーキ操作部40Rのそれぞれにおいては、ブレーキペダル41がリターンばね42に抗して踏込み操作されてブレーキ入り位置[入]になると、マスタシリンダ43の操作軸43aが操作アーム部41cによって押し込み側にスライド操作され、マスタシリンダ43によって操作油圧がブレーキ(図示せず)に供給されてブレーキが入り状態に切り換え操作される。ブレーキペダル41の踏込み操作が解除されると、ブレーキペダル41がリターンばね42によってブレーキ切り位置[切]に戻し操作され、マスタシリンダ43の操作軸43aが操作アーム部41cによって引き出し側にスライド操作され、マスタシリンダ43によるブレーキに対する操作油圧の付与が解除されてブレーキがブレーキ切り状態に切り換え操作される。
〔リターンばねの構成〕
図3,6に示されるように、リターンばね42は、ねじりコイルばねによって構成され、コイル部42a、コイル部42aの一端側から延びるアーム部42b、コイル部42aの他端側から延びるアーム部42cを備えている。コイル部42aが支軸44に外嵌され、リターンばね42は、支軸44に支持される。一端側のアーム部42bが区画部材17のばね支持部17dに係止されている。他端側のアーム部42cがペダルアーム部41aに係止されている。
図6に示されるように、他端側のアーム部42cに、ペダルアーム部41aに係止する折曲げ端部42dが備えられている。ペダルアーム部41aに、折曲げ端部42dが係止する貫通孔46が備えられている。貫通孔46の形状は、支軸44の軸芯Pに沿って移動する折曲げ端部42dが挿通可能な形状にされている。リターンばね42およびブレーキペダル41を次の組付け要領によって組み付けることが可能である。
図7に示されるように、リターンばね42をコイル部42aが支軸44に外嵌し、一端側のアーム部42bが区画部材17に係止した状態にする。リターンばね42は、自由状態になっている。ストッパー47を支持部45から外しておき、ブレーキペダル41を支軸44に取付けて上昇揺動させ、ブレーキペダル41がブレーキ切り位置[切]に位置するときよりも高い位置に踏み板部41bが位置する対支軸姿勢にブレーキペダル41を操作する。この対支軸姿勢のブレーキペダル41を支軸44に案内されてリターンばね42の方に移動させる。ブレーキペダル41の移動により、リターンばね42の折曲げ端部42dが支軸44の軸芯Pに沿う方向にペダルアーム部41aに向かって移動してペダルアーム部41aの内側から貫通孔46を挿通してペダルアーム部41aの外側に移動する。次に、ブレーキペダル41を下降揺動させる。このとき、操作アーム部41cが区画部材17に備えられたスリット17eに入り込んでいく。ストッパー47を支持部45に取付けてブレーキペダル41をブレーキ切り位置[切]にする。すると、ブレーキペダル41がストッパー47によって受け止められ、図6に示される如く折曲げ端部42dがペダルアーム部41aに係止し、リターンばね42が弾性復元力を備えてブレーキペダル41がリターンばね42によってブレーキ切り位置[切]に揺動付勢される状態になる。スリット17eは、ブレーキペダル41の組付けを終えると塞いでおく。
〔ステアリングポストカバー、パネルカバーの構成〕
ステアリングホィール11は、前後方向および上下方向に位置変更可能な状態で支持されている。図8に示されるように、ステアリングポストカバー50は、走行車体3に支持されるパネルカバー51の貫通孔52を挿通している。ステアリングポストカバー50は、ステアリングホィール11が前後方向に位置変更されると、ステアリングホィール11に追随してパネルカバー51に対して前後方向に揺動する。ステアリングポストカバー50の手前側下部と、パネルカバー51の下部51aとに亘り、ジャバラ状の伸縮カバー53が連結されている。伸縮カバー53は、ステアリングポストカバー50の揺動によって伸縮され、ステアリングポストカバー50の揺動にかかわらず、ステアリングポストカバー50とパネルカバー51の下部51aとの間の隙間を塞いだ状態にする。パネルカバー51のうちのステアリングポストカバー50の奥側壁部に対向する部位と、ステアリングポストカバー50の奥側壁部との間に、ステアリングポストカバー50の揺動を許容する隙間を設けるが、隙間よりも上方において、ステアリングポストカバー50の奥側壁部に、カバー外側に向かって膨らんで隙間を上方から見えにくくする膨出部が備えられている。パネルカバー51のうち、ステアリングポストカバー50の側部に対応する面部分51bは、手前側に起こされている。ステアリングポストカバー50が揺動しても、ステアリングポストカバー50の横側におけるステアリングポストカバー50とパネルカバー51との間の隙間が面部分51bによって見えにくくなる。
〔別実施形態〕
(1)図9は、別の実施形態を備えるパネルカバー55の後面図である。図10は、別の実施形態を備えるステアリングポストカバー56の斜視図である。別の実施形態を備えるパネルカバー55では、ステアリングポストカバー56が挿通する貫通孔57の下方において、開口58、および、開口58の下縁部から上向きに延びる手前壁59が備えられている。ステアリングポストカバー56では、手前側下部に、横壁部60の下端60aよりも下方に延びる手前延長部61が備えられ、奥側下部に、横壁部60の下端60aよりも下方に延びる奥延長部62が備えられている。手前壁59、手前延長部61および奥延長部62は、ステアリングポストカバー56の手前側や横側においてステアリングポストカバー56とパネルカバー55との間にできる隙間を介してパネルカバー55の下方内を見通し難くする目隠し壁になる。
(2)上記した実施形態では、排ガス導入部22aが第2排ガス浄化装置22から後斜め上向きに延出された例を示したが、これに限らない。たとえば、第2排ガス浄化装置22から直上方向き、あるいは、前斜め前向きに延ばされたものであってもよい。
(3)上記した実施形態では、第1排ガス浄化装置21は、排ガス吸引部21aが揺動中心となる状態で車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前方側に揺動変位した取付姿勢になっている例を示したが、これに限らない。第1排ガス浄化装置21は、車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前後方向に変位しない取付姿勢であってもよい。
(4)上記した実施形態では、平面視において第1排ガス浄化装置21の後部21cと第2排ガス浄化装置22とが重複する例を示したが、重複しないものであってもよい。
(5)上記した実施形態では、区画部材17は、第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aが第2排ガス浄化装置22の後方箇所に位置する部位17bよりも車体前方側に位置するように構成された例を示したが、これに限らない。たとえば、第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aと第2排ガス浄化装置22の後方箇所に位置する部位17bとが車体前後方向において同じ位置に位置するもの、あるいは、第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aが第2排ガス浄化装置22の後方箇所に位置する部位17bよりも車体後方側に位置するものであってもよい。
(6)上記した実施形態では、電線24が区画部材17のうちの第2排ガス浄化装置22の下方箇所に位置する部位17aに沿うよう構成された例を示したが、これに限らず、区画部材17によりも運転部側に電線が備えられないもの、あるいは、電線がどのように配線されたものであってもよい。
本発明は、エンジンルームを形成するエンジンボンネットが備えられたトラクタに適用できる。
5 エンジン
12 運転部
15 エンジンルーム
16 エンジンボンネット
17 区画部材
21 第1排ガス浄化装置
21a 排ガス吸引部
21b 排ガス吐出部
21c 後部
22 第2排ガス浄化装置
22a 排ガス導入部
24 電線
H 車体上下方向での最長長さ
W 車体前後方向での最長長さ

Claims (6)

  1. エンジンルームを形成するエンジンボンネットと、
    前記エンジンルームに設けられ、エンジンから排出される排ガスの浄化処理を行う第1排ガス浄化装置および第2排ガス浄化装置が備えられ、
    前記第1排ガス浄化装置は、長手方向が車体横向きになる状態で前記エンジンの上方に設けられ、
    前記第2排ガス浄化装置は、長手方向が車体横向きになる状態で前記エンジンの後方に設けられ、
    前記第1排ガス浄化装置の車体上下方向での最長長さが、前記第1排ガス浄化装置の車体前後方向での最長長さよりも短いトラクタ。
  2. 前記第2排ガス浄化装置に、前記第1排ガス浄化装置が吐出する排ガスを導入する排ガス導入部が備えられ、
    前記排ガス導入部は、前記第2排ガス浄化装置から後斜め上向きに延出されている請求項1に記載のトラクタ。
  3. 前記第1排ガス浄化装置における車体横幅方向一端側の部位に、前記エンジンからの排ガスを吸引する排ガス吸引部が備えられ、
    前記第1排ガス浄化装置における車体横幅方向他端側の部位に、前記第2排ガス浄化装置に向けて排ガスを吐出する排ガス吐出部が備えられ、
    前記第1排ガス浄化装置は、前記排ガス吸引部が揺動中心となる状態で車体横幅方向他端側の部位が車体横幅方向一端側の部位に対して車体前方側に揺動変位した取付姿勢になっている請求項1または2に記載のトラクタ。
  4. 平面視において前記第1排ガス浄化装置の後部と前記第2排ガス浄化装置とが重複している請求項1から3のいずれか一項に記載のトラクタ。
  5. 前記エンジンルームの後方に位置する運転部が備えられ、
    前記エンジンルームを前記運転部と区画形成する区画部材が、前記第2排ガス浄化装置の後方箇所と、前記第2排ガス浄化装置の下方箇所とに亘る状態で設けられており、
    前記区画部材のうちの前記下方箇所に位置する部位が、前記区画部材のうちの前記後方箇所に位置する部位よりも車体前方側に位置している請求項1から4のいずれか一項に記載のトラクタ。
  6. 前記エンジンルームと前記運転部とに亘って位置する電線が備えられ、
    前記電線は、前記運転部において前記区画部材のうちの前記下方箇所に位置する部位に沿う状態で配線されている請求項5に記載のトラクタ。
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