JP2023050744A - 車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のバッテリのそれぞれの性能を十分に発揮させることにより、エネルギー効率の改善を図ることができる車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】車両用放電制御装置は、電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定する設定部と、前記複数のバッテリのそれぞれの放電を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、放電させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラムに関する。
地球環境上の悪影響を軽減するために、自動車の排気ガスの規制が一段と進んでおり、回転電機を利用した車両の開発が進んでいる。このような状況の下、複数のバッテリを搭載する車両において、取り外して車両外部の電源により充電可能なバッテリを他のバッテリよりも優先的に回転電機に給電させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-28881号公報
複数のバッテリを搭載する車両において、回転電機への給電が特定のバッテリに偏ったり、特定のバッテリの充電器回数が増えたりすると、複数のバッテリの性能を十分に発揮することができず、全体的なエネルギー効率が低下する懸念がある。さらには、バッテリの充電量が不足することにより、車両に搭載された機器などの機能を制限する事態を招くこともある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数のバッテリのそれぞれの性能を十分に発揮させることにより、エネルギー効率の改善を図ることができる車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両用放電制御装置は、電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定する設定部と、前記複数のバッテリのそれぞれの放電を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、放電させる、車両用放電制御装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記複数のバッテリのうち、前記電動車両の走行時に逐次設定された前記充電容易性パラメータが現在の充放電の対象であるバッテリよりも高い特定バッテリがある場合に、前記特定バッテリに放電させる、ものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記制御部は、前記電動車両に搭載された前記複数のバッテリのすべての充電容易性パラメータが所定値を下回った場合に、前記電動車両の第1機能の一部を制限可能とする、ものである。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記電動車両は、走行モードとして、第1走行モードと、前記第1走行モードよりも前記電動車両の第2機能の一部を制限する第2走行モードで走行可能であり、前記制御部は、前記走行モードが前記第2走行モードに設定された前記電動車両における放電または回生充電の対象となる前記バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回った場合に、前記第2機能の制限を解除する、ものである。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記制御部は、前記複数のバッテリに対する回生充電を更に制御し、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが低いバッテリを優先させて、回生充電させる制御を行う、ものである。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記充電容易性パラメータは、前記複数のバッテリの充電量を増加させられる充電スポットに到着するまでの時間に基づいて設定される、ものである。
(7):上記(6)の態様において、前記充電容易性パラメータは、前記充電スポットの空き状況または前記バッテリの交換に要する時間のうち少なくともいずれか一方に基づいて推定される充電所要時間に更に基づいて設定される、ものである。
(8):上記(6)または(7)の態様において、前記充電容易性パラメータは、前記充電容易性パラメータを設定する対象となる対象バッテリが交換式バッテリである場合には、前記対象バッテリの着脱にかかる時間に更に基づいて設定される、ものである。
(9):上記(8)の態様において、前記充電容易性パラメータは、前記対象バッテリの重量に更に基づいて設定される、ものである。
(10):上記(1)から(9)のいずれかの態様において、前記充電容易性パラメータは、前記バッテリの充電量を増加させる金額に更に基づいて設定される、ものである。
(11):上記(1)から(10)のいずれかの態様において、前記充電容易性パラメータは、過去の充電頻度に更に基づいて設定される、ものである。
(12):この発明の一態様に係る車両用放電制御方法は、コンピュータが、電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定し、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、前記複数のバッテリのそれぞれを放電させる、車両用放電制御方法である。
(13):この発明の一態様に係るプログラムは、電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定させ、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、前記複数のバッテリのそれぞれを放電させる制御を実行させる、プログラムである。
(1)~(13)の態様によれば、複数のバッテリのそれぞれの性能を十分に発揮させることにより、エネルギー効率の改善を図ることができる。
(2)によれば、環境に応じて充電容易性パラメータが変化した場合でも、適切なバッテリにより充放電を行うことができる。
(3)によれば、電力の使用を抑えることにより、電欠を抑制することができる。
(4)によれば、機能の制限を停止することにより、快適な走行を補助することができる。
(5)によれば、充電しにくいバッテリに優先した回生充電を行うことができる。
(6)~(11)によれば、充電容易性パラメータの精度を向上させることができる。
実施形態に係る車両用放電制御装置200を備える電動車両の構成の一例を示す図である。 参照テーブル252の内容の一例を示す図である。 学習済モデル254の機能を概念的に示す図である。 車両用放電制御装置200の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の車両用放電制御装置、車両用放電制御方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る車両用放電制御装置200を備える電動車両の構成の一例を示す図である。電動車両1は、走行用のバッテリ(二次電池)から供給される電力によって駆動される回転電機(電動モータ)によって走行する電気自動車(EV:Electric Vehicle)である。
本発明が適用される車両は、例えば、四輪の車両のみならず、鞍乗り型の二輪の車両や、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)の車両、さらには、アシスト式の自転車など、走行用のバッテリから供給される電力によって駆動される電動モータによって走行する車両の全般であってもよい。電動車両1は、例えば、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなど、燃料をエネルギー源とする内燃機関の稼働によって供給される電力をさらに組み合わせて走行するハイブリッド電気自動車(HEV)であってもよい。
電動車両1は、例えば、走行用モータ10と、駆動輪12と、ブレーキ装置14と、減速機16と、PDU(Power Drive Unit)20と、第1バッテリ31と、第2バッテリ32と、第3バッテリ33と、第4バッテリ34と、第1バッテリセンサ36と、第2バッテリセンサ37と、第3バッテリセンサ38と、第4バッテリセンサ39と、VCU(Voltage Control Unit)40と、第1スイッチ回路51と、第2スイッチ回路52と、第3スイッチ回路53と、第4スイッチ回路54と、表示装置61と、スピーカ62と、付属機器63と、運転操作子70と、車両センサ80と、走行制御装置100と、車両用放電制御装置200とを備える。車両用放電制御装置200は、放電または回生充電の対象となるバッテリ(以下、充放電バッテリ)を第1バッテリ31、第2バッテリ32、第3バッテリ33、及び第4バッテリ34の中から選択する。車両用放電制御装置200は、ネットワークNWを介して、情報収集センタ2と通信可能である。
情報収集センタ2は、全国各地における充電スポットの情報を収集する。充電スポットの情報には、例えば、充電スポットの所在地、充電スポットにおける交換可能である着脱式バッテリの有無、据置式バッテリに充電する充電装置の空き状況、単位電力当たり充電所要時間及び金額の情報が含まれる。情報収集センタ2は、充電スポットの情報を車両用放電制御装置200に送信する。着脱式バッテリは、交換式バッテリの一例である。
走行用モータ10は、電動車両1の走行用の回転電機である。走行用モータ10は、例えば、三相交流電動機である。走行用モータ10の回転子(ロータ)は、減速機16に連結されている。走行用モータ10は、充放電バッテリから供給される電力によって駆動(回転)される。走行用モータ10は、自身の回転動力を減速機16に伝達させる。走行用モータ10は、電動車両1の減速時の運動エネルギーを用いた回生ブレーキとして動作して発電する。
駆動輪12に配置されたブレーキ装置14は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、を備える。ブレーキ装置14は、ブレーキペダル(不図示)に対する電動車両1の運転者による操作によって発生した油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてもよい。ブレーキ装置14は、上記説明した構成に限らず、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
減速機16は、例えば、デファレンシャルギアである。減速機16は、駆動輪12が連結された車軸に、走行用モータ10が連結された軸の駆動力、つまり、走行用モータ10の回転動力を伝達させる。減速機16は、例えば、複数の歯車や軸が組み合わされ、変速比(ギア比)に応じて走行用モータ10の回転速度を変速して車軸に伝達させる変速機構、いわゆる、トランスミッション機構を含んでもよい。減速機16は、例えば、走行用モータ10の回転動力を車軸に直接的に連結または分離するクラッチ機構を含んでもよい。
PDU20は、例えば、AC―DCコンバータである。PDU20は、充放電バッテリから供給される直流の電力を、走行用モータ10を駆動するための交流の電力に変換して走行用モータ10に出力する。PDU20は、回生ブレーキとして動作した走行用モータ10により発電された交流の電力を直流の電力に変換して、充放電バッテリに出力する。PDU20は、電力の出力先に合わせて昇圧あるいは降圧してから出力してもよい。
VCU40は、例えば、DC―DCコンバータである。VCU40は、充放電バッテリから供給(放電)された電力を適切な電圧に昇圧してPDU20に出力する。VCU40は、PDU20により出力された、回生ブレーキとして動作した走行用モータ10が発電した電力を降圧して充放電バッテリに出力し、蓄電(回生充電)させる。
第1バッテリ31~第4バッテリ34は、例えば、リチウムイオン電池などのように、充電と放電とを繰り返すことができる二次電池を蓄電部として備えるバッテリである。第1バッテリ31~第4バッテリ34カセット式のバッテリパックなど、電動車両1に対して容易に着脱可能な構成であってもよいし、電動車両1に対する着脱が容易ではない据付式の構成であってもよい。
例えば、第1バッテリ31及び第2バッテリ32は据付式の構成であり、第3バッテリ33及び第4バッテリ34は着脱式の構成である。第1バッテリ31~第4バッテリ34は、リチウムイオン電池以外の二次電池でもよく、例えば、鉛蓄電池、ニッケル・水素電池、ナトリウムイオン電池などでもよいし、電気二重層キャパシタなどのキャパシタ、または二次電池とキャパシタとを組み合わせた複合電池などでもよい。
第1バッテリ31~第4バッテリ34は、電動車両1の外部の充電器(不図示)から導入される電力を蓄え(充電し)、蓄えた電力を、電動車両1を走行させるために放電する。第1バッテリ31~第4バッテリ34は、PDU20及びVCU40を介して供給された、回生ブレーキとして動作した走行用モータ10が発電した電力を蓄え(回生充電し)、蓄えた電力を電動車両1の走行(例えば、加速)のために放電する。
第1バッテリ31~第4バッテリ34には、それぞれ第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39が接続されている。第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39は、それぞれ第1バッテリ31~第4バッテリ34の電圧や、電流、温度などの物理量を検出する。第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39は、例えば、電圧センサ、電流センサ、温度センサを備える。第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39は、電圧センサによって第1バッテリ31~第4バッテリ34の電圧を検出し、電流センサによって第1バッテリ31~第4バッテリ34の電流を検出し、温度センサによって第1バッテリ31~第4バッテリ34の温度を検出する。
第1スイッチ回路51は、第1バッテリ31とVCU40を接続する配線に設けられる。第1スイッチ回路51がオンとなることにより、第1バッテリ31とVCU40の間が通電可能され、第1スイッチ回路51がオンとなることにより、第1バッテリ31とVCU40の間が遮断される。第2スイッチ回路52は、第2バッテリ32とVCU40を接続する配線に設けられる。第3スイッチ回路53は、第3バッテリ33とVCU40を接続する配線に設けられる。第4スイッチ回路54は、第4バッテリ34とVCU40を接続する配線に設けられる。第2スイッチ回路52~第4スイッチ回路54と第2バッテリ32~第4バッテリ34とVUC40との関係は、第1スイッチ回路51と第1バッテリ31とVUC40との関係と同様である。
表示装置61は、例えば、電動車両1のインストルメントパネルに設けられたセンターディスプレイである。表示装置61は、電動車両1のその他の位置に設けられたディスプレイでもよいし、車両の風景に重畳させた画像を観者、例えば運転者に視認させる、いわゆるヘッドアップディスプレイでもよい。表示装置61は、例えば、車両用放電制御装置200による制御に応じた情報を表示する。
スピーカ62は、電動車両1の内部の適宜の位置、例えば、後部座席の後方に設けられる。例えば、車両用放電制御装置200による制御に応じた音声情報を出力表示する。付属機器63は、例えば、電動車両1の走行に必須とはならない機器である。付属機器63には、例えば、スマートフォンなどを充電するための充電プラグやAV(Audio Visual)機能が含まれる。
運転操作子70は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステアリングホイール、ジョイスティック、その他の操作子を含む。運転操作子70には、電動車両1の利用者(運転者)によるそれぞれの操作子に対する操作の有無、あるいは操作量を検出するセンサが取り付けられている。運転操作子70は、センサの検出結果を、走行制御装置100に出力する。例えば、アクセルペダルには、アクセル開度センサが取り付けられ、運転者によるアクセルペダルの操作量を検出する。
車両センサ80は、電動車両1の走行状態を検出する。車両センサ80は、例えば、電動車両1の速度を検出する車速センサや、電動車両1の加速度を検出する加速度センサを含む。車速センサは、例えば、電動車両1の各駆動輪12に取り付けられた車輪速センサと速度計算機とを備え、車輪速センサにより検出された車輪速を統合することにより、電動車両1の速度(車速)を導出(検出)してもよい。
走行制御装置100は、運転操作子70が備えるそれぞれのセンサの検出結果、つまり、電動車両1の運転者によるそれぞれの操作子に対する操作と、車両用放電制御装置200により選択された充放電バッテリに応じて、PDU20およびVCU40の稼働や動作を制御する。例えば、走行制御装置100は、充放電バッテリに対して充放電するために、アクセル開度センサが検出したアクセル開度に応じて、PDU20およびVCU40の稼働や動作を制御する。このとき、走行制御装置100は、例えば、車両センサ80により出力された走行状態情報に含まれる車速なども考慮して、PDU20およびVCU40の稼働や動作を制御する。走行制御装置100は、例えば、自身が制御している変速機構の変速比(ギア比)なども考慮して、PDU20およびVCU40の稼働や動作を制御してもよい。
走行制御装置100は、例えば、モータ制御部や、PDU制御部、バッテリ制御部、VCU制御部というような、それぞれ別体の制御装置で構成されてもよい。走行制御装置100は、例えば、モータECU(Electronic Control Unit)や、PDU-ECU、バッテリECU、VCU-ECUといった制御装置に置き換えられてもよい。走行制御装置100は、車両用放電制御装置200の機能を含んでもよい。
走行制御装置100は、電動車両1の走行モードに基づいて、充放電バッテリからの電力の放電および充放電バッテリへの電力の回生充電を制御する。電動車両1は、例えば、走行モードとして、第1走行モードと、第1走行モードよりも電動車両1の機能の一部を制限する第2走行モードの少なくとも2つの走行モードで走行可能である。第1走行モードは、例えば、通常走行モードであり、第2走行モードは、例えば、省エネ走行モードである。第2走行モードの際に制限される電動車両1の機能は、第2機能の一例である。電動車両1の走行モードは、例えば、運転者の操作により設定可能である。走行制御装置100は、設定された走行モードに応じた走行モード信号を車両用放電制御装置200に出力する。
車両用放電制御装置200は、例えば、通信部210と、設定部220と、制御部230と、記憶部250とを備える。走行制御装置100におけるモータ制御部、PDU制御部、バッテリ制御部、及びVCU制御部、車両用放電制御装置200における設定部220及び制御部230は、例えば、いずれもCPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。これらの構成要素の機能のうち一部または全部は、専用のLSIによって実現されてもよい。プログラムは、予め電動車両1が備えるHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、電動車両1が備えるドライブ装置に記憶媒体が装着されることで電動車両1が備えるHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。記憶部250は、記憶装置により実現される。記憶部250には、参照テーブル252及び学習済モデル254が記憶されている。
通信部210は、例えば、Wi-Fi、DSRC、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信部210は、情報収集センタ2によりネットワークNWを通じて送信される各種の情報を受信する。
設定部220は、通信部210が受信した情報及び第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39の検出結果に基づいて、例えば、記憶部250に記憶された参照テーブル252を更新する。設定部220は、例えば、電動車両1の走行中に、参照テーブル252を逐次更新する。参照テーブル252には、第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれ充電容易度合いを示す内容が記憶されている。ここで、参照テーブル252について説明する。
図2は、参照テーブル252の内容の一例を示す図である。参照テーブル252には、第1バッテリ31~第4バッテリ34における充電容易度合いの内容が含まれる。充電容易度合いの内容には、例えば、充電スポット到着所要時間、充電スポット空き状況、充電所要時間、着脱所要時間、バッテリ重量、充電金額、バッテリ容量、充電頻度が含まれる。
充電スポット到着所要時間は、電動車両1が、バッテリに充電しまたはバッテリを交換することにより、バッテリの充電量を増加させられる対象となる充電スポット(以下、対象充電スポット)に到着するまでの時間である。設定部220は、例えば、ナビゲーション装置(不図示)における目的地設定、自宅位置、職場位置、スケジュール情報、渋滞情報などにより対象充電スポットを決定する。設定部220は、例えば、GNSS装置(不図示)により測定された電動車両1の現在位置と、情報収集センタ2により送信された対象充電スポットの所在地に基づいて、充電スポット到着所要時間を推定する。充電スポットには、第1バッテリ31~第4バッテリ34ごとに対応の可否があるため、設定部220は、第1バッテリ31~第4バッテリ34ごとの充電スポット到着所要時間を決定する。設定部220は、充電スポット到着所要時間が短いほど充電容易度合いを高く決定する。
充電所要時間は、据置式バッテリである第1バッテリ31及び第2バッテリ32について、充電に要する時間である。設定部220は、充電所要時間を求めるために、充電スポットの空き状況と、第1バッテリ31~第4バッテリ34の充電に要する時間を求める。設定部220は、情報収集センタ2により送信される情報に基づいて、充電スポット空き状況を第1バッテリ31~第4バッテリ34ごとに取得する。設定部220は、第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39により検出された電圧値及び電流値に基づいて、第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれのSOCを算出する。
設定部220は、取得した充電スポット空き状況と、算出したSOCと、情報収集センタ2により送信される対象充電スポットに設置された充電装置による単位時間当たりの充電速度に基づいて、充電所要時間を推定する。設定部220は、充電所要時間が短いほど充電容易度合いを高く決定する。
着脱所要時間は、着脱式バッテリである第3バッテリ33及び第4バッテリ34について、電動車両1からの着脱に要する時間である。着脱所要時間は、第3バッテリ33及び第4バッテリ34ごとに予め記憶されている。設定部220は、着脱所要時間が短いほど充電容易度合いを高く決定する。
バッテリ重量は、着脱式バッテリである第3バッテリ33及び第4バッテリ34の重量である。バッテリ重量は、第3バッテリ33及び第4バッテリ34ごとに予め記憶されている。設定部220は、バッテリ重量が軽いほど充電容易度合いを高く決定する。着脱所要時間やバッテリ重量は、第3バッテリ33及び第4バッテリ34を交換する際の手間に応じた値である。
充電金額は、第1バッテリ31~第4バッテリ34の充電量を増加させる金額である。充電金額は、例えば、第1バッテリ31及び第2バッテリ32に電力を満充電するために要する金額及び第3バッテリ33及び第4バッテリ34を交換するために要する金額である。設定部220は、算出したSOCと、情報収集センタ2により送信される対象充電スポットに設置された充電装置による単位電力当たりの金額及び着脱式バッテリを交換するための金額に基づいて、充電金額を算出する。設定部220は、着脱金額が安いほど充電容易度合いを高く決定する。
バッテリ容量は、第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれのSOCの上限値、SOC残量、SOCの上限値と残量の関係により得られる値、例えば、SOCの上限値を残量で除したり、SOCの残量を上限値で除したりした値である。設定部220は、バッテリ容量が大きいほど充電容易度合いを高く決定する。
充電頻度は、第1バッテリ31~第4バッテリ34を過去に充電した頻度である。設定部220は、第1バッテリ31~第4バッテリ34を充電するごとに、充電頻度を更新する。設定部220は、充電頻度が高いほど充電容易度合いを高く決定する。
設定部220は、第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを算出して設定する。設定部220は、例えば、参照テーブル252を更新するごとに、充電容易性パラメータを算出して設定する。設定部220は、例えば、充電容易性パラメータを決定する対象となるバッテリ(以下、対象バッテリ)の充電容易性パラメータを算出するにあたり、予め生成されて記憶部250に格納された学習済モデル254を利用する。
第1バッテリ31~第4バッテリ34は、順次対象バッテリとなる。設定部220は、記憶部250に記憶された学習済モデル254に充電容易度合いの内容のデータを入力データとして入力し、学習済モデル254により出力される出力データを充電容易性パラメータとして出力することにより、対象バッテリの充電容易性パラメータを算出する。
図3は、学習済モデル254の機能を概念的に示す図である。学習済モデル254は、例えば、入力層と中間層と出力層とを有する。学習済モデル254の入力層には、対象バッテリの充電容易度合いの内容である充電スポット到着所要時間、充電所要時間、着脱所要時間、バッテリ重量、充電金額、バッテリ容量、充電頻度の各データが入力データとして入力される。出力層からは、対象バッテリの充電容易性パラメータが出力データとして出力される。中間層は、例えば、入力層と出力層をつなぐ多層のニューラルネットワークを有する。
学習済モデル254を利用する場合、設定部220は、算出した充電容易性パラメータに応じて放電させた結果として充電または交換されるバッテリを予測し、予測したバッテリと実際に充電または交換されたバッテリの履歴を比較することにより、学習済モデル254を更新(強化)してもよい。設定部220は、学習済モデルを利用した方法以外の方法で充電容易性パラメータを算出してもよい。設定部220は、例えば、各充電容易度合いの内容に任意の係数をかけて、その和を求めて充電容易性パラメータとしてもよい。
制御部230は、第1バッテリ31~第4バッテリ34の放電及び回生充電を制御する。制御部230は、設定部220により設定された第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれについて充電容易性パラメータを比較する。制御部230は、充放電バッテリに放電させる場合には、充電容易性パラメータを比較した結果、最も充電容易性パラメータが高いバッテリを、充放電バッテリとして決定する。制御部230は、電動車両1の走行時に逐次設定された充電容易性パラメータが現在の充放電バッテリよりも高いバッテリ(以下、特定バッテリ)がある場合に、特定バッテリに放電させる制御を行う。
制御部230は、充放電バッテリに回生充電させる場合には、充電容易性パラメータを比較した結果、最も充電容易性パラメータが低いバッテリを、充放電バッテリとして決定する。制御部230は、決定した充放電バッテリを示す充放電バッテリ信号を走行制御装置100に出力する。走行制御装置100は、出力された充放電バッテリ信号が示す充放電バッテリに応じてPDU20及びVCU40を制御する。
制御部230は、第1スイッチ回路51~第4スイッチ回路54のうち、決定した充放電バッテリに対応するスイッチ回路(以下、制御対象スイッチ回路)を決定する。制御部230は、例えば、充放電バッテリが第1バッテリ31である場合に、第1スイッチ回路51を制御対象スイッチ回路に決定する。制御部230は、制御対象スイッチ回路を閉成させることにより、充放電バッテリに放電または回生充電させる。
制御部230は、第1バッテリ31~第4バッテリ34の充電容易性パラメータが所定値を下回る場合に、付属機器63の機能の一部を制限可能として制限するとともに、機能の制限を実行することを表示装置61に表示させるとともに、スピーカ62により音声出力させる。付属機器63の機能は、第1機能の一例である。
制御部230は、走行制御装置100により出力される走行モード信号に基づいて、電動車両1の走行モードが第2走行モードであるかを判定する。制御部230は、走行モードが第2走行モードに設定された電動車両1における充放電バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回った場合に、第2走行モードで制限された電動車両1の機能を解除する。解除される機能は、第2走行モードで制限された機能の全てでもよいし一部でもよし、充電容易性パラメータに応じて決定されてもよい。第2走行モードで制限される機能の一部は、付属機器63の機能でもよいし、その他の機能でもよい。
次に、車両用放電制御装置200における処理について説明する。図4は、車両用放電制御装置200の処理の一例を示すフローチャートである。車両用放電制御装置200は、まず、設定部220において、通信部210が受信した情報及び第1バッテリセンサ36~第4バッテリセンサ39の検出結果に基づいて、記憶部250に記憶される参照テーブル252を更新する(ステップS101)。
続いて、設定部220は、更新した参照テーブル252に含まれる充電スポット到着所要時間等の内容に基づいて、第1バッテリ31~第4バッテリ34に対して、充電容易性パラメータを設定する(ステップS103)。続いて、制御部230は、充電容易性パラメータを用いて充放電バッテリを選択する(ステップS105)。制御部230は、充放電バッテリから放電する場合には、充電容易性パラメータが最も高いバッテリを充放電バッテリとして選択し、充放電バッテリに回生充電する場合には、充電容易性パラメータが最も低いバッテリを充放電バッテリとして選択する。
続いて、制御部230は、選択された充放電バッテリが現在の充放電バッテリと異なるか否かを判定する(ステップS107)。選択された充放電バッテリが現在の充放電バッテリと異なると判定した場合、制御部230は、選択した充放電バッテリを特定バッテリとする。制御部230は、現在の充放電バッテリに対応するスイッチ回路を閉成状態から開放し、特定バッテリに対応する制御対象スイッチ回路を閉成させる(ステップS109)。制御対象スイッチ回路が閉成されることにより、特定バッテリが充放電バッテリとなり、充放電バッテリから電力が放電され、充放電バッテリに電力が回生充電される。選択された充放電バッテリが現在の充放電バッテリと異ならない(一致する)と判定した場合、制御部230は、ステップS109の処理をスキップする。
続いて、制御部230は、第1バッテリ31~第4バッテリ34の全てのバッテリの充電容易性パラメータが所定値を下回るか否かを判定する(ステップS111)。制御部230は、全てのバッテリの充電容易性パラメータが所定値を下回ると判定した場合、付属機器63の機能を制限する(ステップS113)。制御部230は、全てのバッテリの充電容易性パラメータが所定値を下回らない(全てのバッテリの充電容易性パラメータのうち少なくとも1つが所定値以上である)と判定した場合、ステップS113の処理をスキップする。
続いて、制御部230は、電動車両1の走行モードが第2走行モードであるか否かを判定する(ステップS115)。電動車両1の走行モードが第2走行モードでないと制御部230が判定した場合、車両用放電制御装置200は、図4に示す処理を終了する。制御部230は、電動車両1の走行モードが第2走行モードであると判定した場合、充放電バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回るか否かを判定する(ステップS117)。
充放電バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回らないと制御部230が判定した場合、車両用放電制御装置200は、図4に示す処理を終了する。充放電バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回ると判定した場合、制御部230は、第2走行モードで走行する際に制限している機能の制限を解除する(ステップS119)。こうして、車両用放電制御装置200は、図4に示す処理を終了する。
実施形態の車両用放電制御装置200は、第1バッテリ31~第4バッテリ34のそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータに基づいて、充電容易性パラメータが高いバッテリを充放電バッテリとして選択する。このため、充電が容易であるバッテリから順に放電されることになるので、複数のバッテリのそれぞれの性能を十分に発揮させることにより、エネルギー効率の改善を図ることができる。
上記の実施形態では、制御部230は、充放電バッテリを1つ選択するが、制御部230は、充放電バッテリを複数、例えば2つ選択してもよい。また、上記の実施形態では、充電容易性パラメータが高いバッテリを優先させて充放電バッテリに選択するが、充電容易性パラメータが高いバッテリを充放電バッテリに選択しないことがあるようにしてもよい。例えば、満充電か充電量が設定上限値を超える場合には、充電容易性パラメータが高い場合でも、充放電バッテリに選択しないようにしてもよい。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定し、
前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、前記複数のバッテリのそれぞれを放電させる、
ように構成されている、車両用放電制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…電動車両
2…情報収集センタ
10…走行用モータ
12…駆動輪
14…ブレーキ装置
16…減速機
31~34…第1バッテリ~第4バッテリ
36~39…第1バッテリセンサ~第4バッテリセンサ
51~54…第1スイッチ回路~第4スイッチ回路
61…表示装置
62…スピーカ
63…付属機器
70…運転操作子
80…車両センサ
100…走行制御装置
200…車両用放電制御装置
210…通信部
220…設定部
230…制御部
250…記憶部
252…参照テーブル
254…学習済モデル
NW…ネットワーク

Claims (13)

  1. 電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定する設定部と、
    前記複数のバッテリのそれぞれの放電を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、放電させる、
    車両用放電制御装置。
  2. 前記制御部は、前記複数のバッテリのうち、前記電動車両の走行時に逐次設定された前記充電容易性パラメータが現在の充放電の対象であるバッテリよりも高い特定バッテリがある場合に、前記特定バッテリに放電させる、
    請求項1に記載の車両用放電制御装置。
  3. 前記制御部は、前記電動車両に搭載された前記複数のバッテリのすべての充電容易性パラメータが所定値を下回った場合に、前記電動車両の第1機能の一部を制限可能とする、
    請求項1または2に記載の車両用放電制御装置。
  4. 前記電動車両は、走行モードとして、第1走行モードと、前記第1走行モードよりも前記電動車両の第2機能の一部を制限する第2走行モードで走行可能であり、
    前記制御部は、前記走行モードが前記第2走行モードに設定された前記電動車両における放電または回生充電の対象となる前記バッテリの充電容易性パラメータが既定値を上回った場合に、前記第2機能の制限を解除する、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の車両用放電制御装置。
  5. 前記制御部は、前記複数のバッテリに対する回生充電を更に制御し、
    前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが低いバッテリを優先させて、回生充電させる制御を行う、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の車両用放電制御装置。
  6. 前記充電容易性パラメータは、前記複数のバッテリの充電量を増加させられる充電スポットに到着するまでの時間に基づいて設定される、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の車両用放電制御装置。
  7. 前記充電容易性パラメータは、前記充電スポットの空き状況または前記バッテリの交換に要する時間のうち少なくともいずれか一方に基づいて推定される充電所要時間に更に基づいて設定される、
    請求項6に記載の車両用放電制御装置。
  8. 前記充電容易性パラメータは、前記充電容易性パラメータを設定する対象となる対象バッテリが交換式バッテリである場合には、前記対象バッテリの着脱にかかる時間に更に基づいて設定される、
    請求項6または7に記載の車両用放電制御装置。
  9. 前記充電容易性パラメータは、前記対象バッテリの重量に更に基づいて設定される、
    請求項8に記載の車両用放電制御装置。
  10. 前記充電容易性パラメータは、前記バッテリの充電量を増加させる金額に更に基づいて設定される、
    請求項1から9にうちいずれか1項に記載の車両用放電制御装置。
  11. 前記充電容易性パラメータは、過去の充電頻度に更に基づいて設定される、
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載の車両用放電制御装置。
  12. コンピュータが、
    電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定し、
    前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、前記複数のバッテリのそれぞれを放電させる、
    車両用放電制御方法。
  13. コンピュータに、
    電動車両に搭載された複数のバッテリのそれぞれの充電容易度合いに関連付けられた充電容易性パラメータを設定させ、
    前記複数のバッテリのうち、前記充電容易性パラメータが高い前記バッテリを優先させて、前記複数のバッテリのそれぞれを放電させる制御を実行させる、
    プログラム。
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