JP2023050366A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートフィードタイプの画像読取装置において、Uターンパスとストレートパスとを切り替え可能なものでは、ストレートパスは水平面に対して大きく傾いているとともにU字搬送路の下側スペースが小さい。この為ストレートパスを利用する場合、Uターンパスを利用する場合よりは排出可能なシートの剛性は高くなるものの、大きいサイズの原稿を適切に排出することに課題が残っていた。【解決手段】画像読取装置の装置本体は、本体支持部に対し回転可能に取り付けられ、回転することで第1姿勢と、読み取り搬送路が載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能であり、搬送路切り替え手段は、装置本体が第1姿勢をとる際に読み取り搬送路を反転搬送路に接続し、装置本体が第2姿勢をとる際に読み取り搬送路を非反転搬送路に接続する。【選択図】図6
Description
本発明は、媒体の画像を読み取る画像読取装置に関する。
画像読取装置の一例としてシートフィードタイプのスキャナーがある。以下、単にスキャナーと称する場合、シートフィードタイプのスキャナーを指すものとする。スキャナーではフットプリントを抑制する為、特許文献1に示されるスキャナーの様にシートを搬送する搬送路を水平面に対して大きく傾け、更にシートをUターンさせて斜め上方に排出する構成が採用される場合がある。
また特許文献1記載のスキャナーでは、U字搬送路の一部を開放することで、搬送路をUターンパスからストレートパスに切り替えることができる。搬送路をUターンパスからストレートパスに切り替えることで、例えば撓みにくい厚いシートを良好に排出することができるとされている。
特許文献1記載のスキャナーでは、搬送路をUターンパスからストレートパスに切り替えることができるが、ストレートパスは水平面に対して大きく傾いているとともにU字搬送路の下側スペースが小さい。この為ストレートパスを利用する場合、Uターンパスを利用する場合よりは排出可能なシートの剛性は高くなるものの、剛性が高く且つ大きいサイズの原稿を適切に排出することに課題が残っていた。
上記課題を解決する為の、本発明の画像読取装置は、装置の載置面に載置される本体支持部と、前記本体支持部に支持される装置本体と、を備え、前記装置本体は、原稿を搬送する原稿搬送路であって、原稿を読み取る読取部と対向する読み取り搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路と、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える搬送路切り替え手段と、を備え、前記装置本体は、前記本体支持部に対し回転可能に取り付けられ、回転することで第1姿勢と、前記読み取り搬送路が前記載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能であり、前記搬送路切り替え手段は、前記装置本体が前記第1姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記反転搬送路に接続し、前記装置本体が前記第2姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記非反転搬送路に接続することを特徴とする。
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る画像読取装置は、装置の載置面に載置される本体支持部と、前記本体支持部に支持される装置本体と、を備え、前記装置本体は、原稿を搬送する原稿搬送路であって、原稿を読み取る読取部と対向する読み取り搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路と、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える搬送路切り替え手段と、を備え、前記装置本体は、前記本体支持部に対し回転可能に取り付けられ、回転することで第1姿勢と、前記読み取り搬送路が前記載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能であり、前記搬送路切り替え手段は、前記装置本体が前記第1姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記反転搬送路に接続し、前記装置本体が前記第2姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記非反転搬送路に接続することを特徴とする。
第1の態様に係る画像読取装置は、装置の載置面に載置される本体支持部と、前記本体支持部に支持される装置本体と、を備え、前記装置本体は、原稿を搬送する原稿搬送路であって、原稿を読み取る読取部と対向する読み取り搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路と、前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路と、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える搬送路切り替え手段と、を備え、前記装置本体は、前記本体支持部に対し回転可能に取り付けられ、回転することで第1姿勢と、前記読み取り搬送路が前記載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能であり、前記搬送路切り替え手段は、前記装置本体が前記第1姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記反転搬送路に接続し、前記装置本体が前記第2姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記非反転搬送路に接続することを特徴とする。
本態様によれば、画像読取装置は前記反転搬送路と前記非反転搬送路とを切り替え可能である為、前記非反転搬送路を利用することにより撓み難い原稿を良好に搬送することができる。ここで前記装置本体は回転することで第1姿勢と、前記読み取り搬送路が前記載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能である。そして前記搬送路切り替え手段は、前記装置本体が前記第1姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記反転搬送路に接続し、前記装置本体が前記第2姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記非反転搬送路に接続する。これにより、前記第1姿勢をとる際に前記非反転搬送路を利用して原稿を排出するよりも、原稿の排出方向を前記載置面に沿った方向とすることができる。その結果、前記第1姿勢をとる際に前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する形態に比べてより大きいサイズの原稿を排出することができる。
また前記装置本体を前記第1姿勢とすることで、前記読み取り搬送路と前記載置面との成す角度を前記第2姿勢よりも大きくすることができ、前記装置本体のフットプリントを抑制できる。
また前記装置本体を前記第1姿勢とすることで、前記読み取り搬送路と前記載置面との成す角度を前記第2姿勢よりも大きくすることができ、前記装置本体のフットプリントを抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、前記装置本体は、前記非反転搬送路から原稿を排出する排出ローラー対を備え、原稿搬送路を側視した際の前記排出ローラー対の共通接線は、前記第1姿勢において前記本体支持部と交差し、前記第2姿勢において前記本体支持部と交差しないことを特徴とする。
本態様によれば、原稿搬送路を側視した際の前記排出ローラー対の共通接線は、前記第1姿勢において前記本体支持部と交差し、前記第2姿勢において前記本体支持部と交差しないので、前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する際に排出される原稿が前記本体支持部に接し難くなる。これにより、大きいサイズの原稿を適切に排出することができる。
第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する際の排出位置は、鉛直方向において、前記装置本体が前記第1姿勢をとる場合より前記第2姿勢をとる場合が高くなることを特徴とする。
本態様によれば、前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する際の排出位置は、鉛直方向において、前記装置本体が前記第1姿勢をとる場合より前記第2姿勢をとる場合が高くなるので、前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する際に排出される原稿が前記本体支持部或いは前記載置面により接し難くなる。これにより、大きいサイズの原稿を適切に排出することができる。
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記搬送路切り替え手段は、姿勢切り替え可能なフラップ部材を備え、前記フラップ部材の姿勢切り替えにより、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える構成であり、前記装置本体の姿勢切り替えに連動して前記フラップ部材が姿勢を切り替えることを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送路切り替え手段は、姿勢切り替え可能なフラップ部材を備え、前記フラップ部材の姿勢切り替えにより、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える構成であるので、前記搬送路切り替え手段を簡易な構造で構成できる。
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記装置本体の回転の動力源であるモーターと、前記モーターの回転を前記装置本体の回転に変換する回転変換手段とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体の回転の動力源であるモーターと、前記モーターの回転を前記装置本体の回転に変換する回転変換手段とを備えることにより、ユーザーが前記装置本体を直接回転させる必要がなく、ユーザーの使い勝手が向上する。
本態様によれば、前記装置本体の回転の動力源であるモーターと、前記モーターの回転を前記装置本体の回転に変換する回転変換手段とを備えることにより、ユーザーが前記装置本体を直接回転させる必要がなく、ユーザーの使い勝手が向上する。
第6の態様は、第5の態様において、前記モーターは、前記装置本体に設けられ、前記回転変換手段は、前記装置本体において回転可能に設けられた歯車であって、前記モーターの動力により回転する歯車と、前記本体支持部に固定された歯部であって、前記歯車と噛み合う歯部とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記回転変換手段を、簡易な構造で構成することができる。
本態様によれば、前記回転変換手段を、簡易な構造で構成することができる。
第7の態様は、第5のまたは第6の態様において、前記装置本体の姿勢を検出する為の姿勢検出手段を備え、前記モーターを制御する制御部は、前記姿勢検出手段の検出情報に基づき、前記装置本体の姿勢を制御することを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体の姿勢を検出する為の姿勢検出手段を備え、前記モーターを制御する制御部は、前記姿勢検出手段の検出情報に基づき、前記装置本体の姿勢を制御するので、前記装置本体が前記第1姿勢及び前記第2姿勢のいずれでもない姿勢、即ち中途半端な姿勢となることを回避できる。
第8の態様は、第7の態様において、前記モーターの回転量および回転方向を検出するエンコーダーセンサーを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記モーターの回転量および回転方向を検出するエンコーダーセンサーを備えるので、前記モーターをより適切に制御できる。
本態様によれば、前記モーターの回転量および回転方向を検出するエンコーダーセンサーを備えるので、前記モーターをより適切に制御できる。
第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記装置本体が前記第2姿勢から前記第1姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第1回転規制手段と、前記装置本体が前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第2回転規制手段と、を備え、前記第1回転規制手段により、前記装置本体の前記第1姿勢が規定され、前記第2回転規制手段により、前記装置本体の前記第2姿勢が規定されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1回転規制手段により、前記装置本体の前記第1姿勢が規定され、前記第2回転規制手段により、前記装置本体の前記第2姿勢が規定されるので、前記装置本体の前記第1姿勢と前記第2姿勢を正確に規定することができる。
第10の態様は、第1の態様において、前記読み取り搬送路に設けられるローラー対であって、前記読取部の上流に位置する第1搬送ローラー対と、前記読み取り搬送路に設けられるローラー対であって、前記読取部の下流に位置する第2搬送ローラー対と、を備え、前記第1搬送ローラー対は、前記読み取り搬送路を搬送される原稿の下面と接する第1下ローラー、及び前記読み取り搬送路を搬送される原稿の上面と接する第1上ローラーとを備え、前記第2搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接する第2下ローラー、及び原稿の前記上面と接する第2上ローラーとを備え、前記第1下ローラー、前記第1上ローラー、前記第2下ローラー、及び前記第2上ローラーは、駆動源により回転駆動されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1下ローラー、前記第1上ローラー、前記第2下ローラー、及び前記第2上ローラーの全てが前記駆動源により駆動されるので、厚みの厚い原稿を確実に搬送することができる。
第11の態様は、第10の態様において、前記第1上ローラーは、前記第1下ローラーに対して進退可能に設けられ、前記第2上ローラーは、前記第2下ローラーに対して進退可能に設けられ、前記第1上ローラー及び前記第2上ローラーへは、自在継手により前記駆動源の動力が伝達されることを特徴とする。
本態様によれば、移動可能な前記第1上ローラー及び前記第2上ローラーへは、自在継手により前記駆動源の動力が伝達されるので、移動可能な前記第1上ローラー及び前記第2上ローラーへ前記駆動源の動力を適切に伝達できる。
第12の態様は、第10のまたは第11の態様において、前記装置本体は、前記第1下ローラーと前記第2下ローラーとを備える第1ユニットと、前記第1上ローラーと前記第2上ローラーとを備えるユニットであって、前記第1ユニットに対して開閉可能な第2ユニットと、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1上ローラーと前記第2上ローラーとを備える第2ユニットが、前記第1下ローラーと前記第2下ローラーとを備える前記第1ユニットに対して開閉可能であるので、前記第2ユニットを開くことで前記第1搬送ローラー対と前記第2搬送ローラー対のニップが解除される。これにより、原稿詰まりが生じた際に、詰まった原稿を容易に除去できる。
第13の態様は、第12の態様において、前記反転搬送路に設けられるローラー対であって、前記第2搬送ローラー対の下流に位置する第3搬送ローラー対と、前記反転搬送路に設けられるローラー対であって、前記第3搬送ローラー対の下流に位置する第4搬送ローラー対と、を備え、前記第3搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接するローラーであって駆動される第3駆動ローラーと、原稿の前記上面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第3従動ローラーとを備え、前記第4搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接するローラーであって駆動される第4駆動ローラーと、原稿の前記上面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第4従動ローラーとを備え、前記第2ユニットは、前記第3従動ローラーと前記第4従動ローラーとを備え、前記装置本体は、前記第3駆動ローラーと前記第4駆動ローラーとを備えるユニットであって前記第2ユニットに対して開閉可能な第3ユニットを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記第3駆動ローラーと前記第4駆動ローラーとを備える第3ユニットが、前記第3従動ローラーと前記第4従動ローラーとを備える前記第2ユニットに対して開閉可能であるので、前記第3ユニットを開くことで前記第3搬送ローラー対と前記第4搬送ローラー対のニップが解除される。これにより、原稿詰まりが生じた際に、詰まった原稿を容易に除去できる。
第14の態様は、第1から第13の態様のいずれかにおいて、給送される原稿を支持する原稿支持部と、原稿を前記原稿支持部から送り出す給送ローラーと、前記給送ローラーとの間で原稿をニップする分離ローラーと、を備え、前記分離ローラーは、原稿を分離する分離状態と、原稿を分離しない非分離状態とを切り替え可能であって、前記装置本体が前記第1姿勢にある際に前記分離状態をとり、前記装置本体が前記第2姿勢にある際に前記非分離状態をとることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体が、剛性の高い原稿を排出する姿勢である前記第2姿勢をとる際に、前記分離ローラーが前記非分離状態をとるので、剛性の高い原稿の一例である冊子を給送する際に、当該冊子を適切に給送することができる。
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では画像読取装置の一例として、原稿の第1面とその反対の第2面のうち少なくとも一面を読み取り可能なスキャナー1を例に挙げる。スキャナー1は、後述する読取部に対して原稿を移動させつつ読み取りを行う、所謂シートフィードタイプのスキャナーである。
本明細書において原稿には、シート状の原稿のみならず、カード状の原稿や冊子状の原稿が含まれるものとする。
以下では画像読取装置の一例として、原稿の第1面とその反対の第2面のうち少なくとも一面を読み取り可能なスキャナー1を例に挙げる。スキャナー1は、後述する読取部に対して原稿を移動させつつ読み取りを行う、所謂シートフィードタイプのスキャナーである。
本明細書において原稿には、シート状の原稿のみならず、カード状の原稿や冊子状の原稿が含まれるものとする。
尚、各図において示すX-Y-Z座標系は、X軸方向が装置幅方向であり原稿幅方向でもある。Y軸方向は装置奥行き方向であり、Z軸方向は鉛直方向に沿った方向である。
本実施形態では、+Y方向を装置背面から前面に向かう方向とし、-Y方向を装置前面から背面に向かう方向とする。また、装置前面から見て左方向を+X方向、右方向を-X方向とする。
また、以下では原稿が搬送されていく方向を「下流」といい、これと反対の方向を「上流」と称する場合がある。
本実施形態では、+Y方向を装置背面から前面に向かう方向とし、-Y方向を装置前面から背面に向かう方向とする。また、装置前面から見て左方向を+X方向、右方向を-X方向とする。
また、以下では原稿が搬送されていく方向を「下流」といい、これと反対の方向を「上流」と称する場合がある。
図1、図2においてスキャナー1は、装置本体2と、装置本体2を回転可能に支持する本体支持部6とを備えている。
装置本体2は、第1ユニット3、第2ユニット4、及び第3ユニット5を備えて構成されている。
装置本体2は、第1ユニット3、第2ユニット4、及び第3ユニット5を備えて構成されている。
第2ユニット4と第3ユニット5は、フレーム回転軸64a(図3、図16参照)を中心に回転可能に設けられている。フレーム回転軸64aは、X軸方向に平行な回転軸中心を成す回転軸である。
第2ユニット4と第3ユニット5は、第1ユニット3に対し、フレーム回転軸64aを中心に一体となって回転することができる(図4参照)。符号8aはロック解除部を示しており、ユーザーはロック解除部8aを-X方向にスライドさせることで、第1ユニット3に対する第2ユニット4と第3ユニット5のロックを解除できる。そして第2ユニット4と第3ユニット5を第1ユニット3に対し回転させることで、図4に示す様に原稿搬送路の一部を露呈させることができる。特に、後述する原稿給送路R1と読み取り搬送路R2を露呈させることができる。
第2ユニット4と第3ユニット5は、第1ユニット3に対し、フレーム回転軸64aを中心に一体となって回転することができる(図4参照)。符号8aはロック解除部を示しており、ユーザーはロック解除部8aを-X方向にスライドさせることで、第1ユニット3に対する第2ユニット4と第3ユニット5のロックを解除できる。そして第2ユニット4と第3ユニット5を第1ユニット3に対し回転させることで、図4に示す様に原稿搬送路の一部を露呈させることができる。特に、後述する原稿給送路R1と読み取り搬送路R2を露呈させることができる。
また第3ユニット5は、第1ユニット3及び第2ユニット4に対し、フレーム回転軸64aを中心に回転することができる(図3参照)。第3ユニット5を第1ユニット3及び第2ユニット4に対し回転させることで、図3に示す様に原稿搬送路の一部を露呈させることができる。特に、後述する反転搬送路R3を露呈させることができる。
装置本体2は本体支持部6に対して本体回転軸6c(図7、図8参照)を中心に回転可能であり、本実施形態において装置本体2は回転することで2つの姿勢を保持可能である。装置本体2の2つの姿勢は図5、図6に示されており、以降において図5の姿勢を通常読み取り姿勢と称し、図6の姿勢を冊子読み取り姿勢と称する。通常読み取り姿勢は装置本体2の第1姿勢の一例であり、冊子読み取り姿勢は装置本体2の第2姿勢の一例である。
詳しくは後述するが、装置本体2の第1姿勢は、読み取り搬送路R2が、フラップ35(搬送路切り替え手段)により反転搬送路R3に接続された姿勢である。また装置本体2の第2姿勢は、読み取り搬送路R2が、フラップ35(搬送路切り替え手段)により非反転搬送路R4に接続された姿勢である。
詳しくは後述するが、装置本体2の第1姿勢は、読み取り搬送路R2が、フラップ35(搬送路切り替え手段)により反転搬送路R3に接続された姿勢である。また装置本体2の第2姿勢は、読み取り搬送路R2が、フラップ35(搬送路切り替え手段)により非反転搬送路R4に接続された姿勢である。
図5に示す角度α1と、図6に示す角度α2は、それぞれ後述する読み取り搬送路R2と装置の載置面Gとの成す角度である。冊子読み取り姿勢の場合の角度α2は、通常読み取り姿勢の場合の角度α1よりも小さくなる。
通常読み取り姿勢では、スキャナー1を載置する載置面Gへの装置本体2の投影面積が最も小さくなり、即ち装置本体2のフットプリントが最も小さくなる姿勢となる。
尚、本明細書におけるフットプリントとは装置本体2を上方から見下ろした際の装置本体2のX-Y平面における占有面積である。
通常読み取り姿勢は、シート状の原稿、即ち剛性の低く撓み易い原稿の読み取りに適する。冊子読み取り姿勢は、プラスチックカードや冊子等の、剛性が高く撓み難い原稿の読み取りに適する。
通常読み取り姿勢では、スキャナー1を載置する載置面Gへの装置本体2の投影面積が最も小さくなり、即ち装置本体2のフットプリントが最も小さくなる姿勢となる。
尚、本明細書におけるフットプリントとは装置本体2を上方から見下ろした際の装置本体2のX-Y平面における占有面積である。
通常読み取り姿勢は、シート状の原稿、即ち剛性の低く撓み易い原稿の読み取りに適する。冊子読み取り姿勢は、プラスチックカードや冊子等の、剛性が高く撓み難い原稿の読み取りに適する。
装置前面には、電源ボタンを含む複数の操作ボタンで構成される操作部7が設けられている。
また装置の周囲を構成する側面のうち+X方向の側面には、図2に示す様に第1接続部71、第2接続部72、及び第3接続部73が設けられている。第1接続部71は、接続対象の一例であるUSB Type-Aのプラグ(不図示)が接続される接続部である。第2接続部72は、接続対象の一例であるUSB Type-Cのプラグ(不図示)が接続される接続部である。第3接続部73は、装置本体2に電力を供給する為の電源プラグ(不図示)が接続される接続部である。
尚、USBはUniversal Serial Busの略称であり、Type-AとType-CはそれぞれUSB規格において規定された複数の種類の一つである。
また装置の周囲を構成する側面のうち+X方向の側面には、図2に示す様に第1接続部71、第2接続部72、及び第3接続部73が設けられている。第1接続部71は、接続対象の一例であるUSB Type-Aのプラグ(不図示)が接続される接続部である。第2接続部72は、接続対象の一例であるUSB Type-Cのプラグ(不図示)が接続される接続部である。第3接続部73は、装置本体2に電力を供給する為の電源プラグ(不図示)が接続される接続部である。
尚、USBはUniversal Serial Busの略称であり、Type-AとType-CはそれぞれUSB規格において規定された複数の種類の一つである。
第1接続部71には、USBケーブル(不図示)を介して外部機器を接続できるほか、記憶媒体、例えばUSBメモリ(不図示)を接続できる。そして制御部80(図12参照)は、第1接続部71に接続された記憶媒体に対し読み取りデータを保存することができる。
また第2接続部72には、USBケーブル(不図示)を介して外部機器を接続できる。
第1接続部71、第2接続部72、及び第3接続部73は、装置背面側に位置する回路基板79(図7参照)に設けられる。
尚、本実施形態では装置本体2は第2接続部72に接続された外部機器から電力の供給を受けることも可能に構成されている。
また第2接続部72には、USBケーブル(不図示)を介して外部機器を接続できる。
第1接続部71、第2接続部72、及び第3接続部73は、装置背面側に位置する回路基板79(図7参照)に設けられる。
尚、本実施形態では装置本体2は第2接続部72に接続された外部機器から電力の供給を受けることも可能に構成されている。
続いて図5、図6を参照してスキャナー1における原稿搬送路の構成について説明する。給送される原稿は、原稿支持部11によって傾斜姿勢に支持される。符号Pは、支持される原稿を示している。原稿支持部11に複数枚の原稿が支持された場合には、最上位の原稿が給送ローラー14によって下流に送り出される。原稿支持部11は上部開閉部10に形成されている。上部開閉部10は不図示の回転軸を中心に回転可能であり、回転することで給送口13を開閉する。図1は上部開閉部10を閉じた状態を示し、図2は上部開閉部10を開いた状態を示している。上部開閉部10は、第1ユニット3を構成する。
原稿支持部11には、図3に示す様に原稿のサイドエッジをガイドする一対のエッジガイド12a、12bが設けられている。一対のエッジガイド12a、12bは、原稿幅方向(X軸方向)にスライド可能に設けられている。一対のエッジガイド12a、12bは、原稿幅方向の中心位置を挟んで互いに離間し、或いは互いに接近する様に、不図示のラックピニオン機構によって連動する様に設けられている。即ちスキャナー1は、所謂センター給送方式を採用する。
図5、図6に戻り、給送ローラー14は、第2ユニット4に設けられる。給送ローラー14は、後述する搬送モーター50から動力を得て回転する。第1ユニット3において給送ローラー14と対向する位置には、分離ローラー15が設けられる。分離ローラー15は、不図示のトルクリミッターによって回転トルクが付与されており、原稿の重送を抑制する。
給送ローラー14と分離ローラー15は、原稿幅方向における中心位置に設けられている(図4参照)。
尚、分離ローラー15に代えて分離パッドを設けても良い。
また本実施形態では原稿支持部11に載置された原稿に対し上側に給送ローラー14が設けられ、最も上の原稿から給送される構成であるが、原稿支持部11に載置された原稿に対し下側に給送ローラー14が設けられ、最も下の原稿から給送される構成であっても良い。
給送ローラー14と分離ローラー15は、原稿幅方向における中心位置に設けられている(図4参照)。
尚、分離ローラー15に代えて分離パッドを設けても良い。
また本実施形態では原稿支持部11に載置された原稿に対し上側に給送ローラー14が設けられ、最も上の原稿から給送される構成であるが、原稿支持部11に載置された原稿に対し下側に給送ローラー14が設けられ、最も下の原稿から給送される構成であっても良い。
分離ローラー15と不図示のトルクリミッターとは不図示の歯車を介して接続可能に構成されているとともに、第2ソレノイド95(図12参照)によって前記不図示の歯車が変位することで、分離ローラー15とトルクリミッターとが接続される状態、即ち原稿を分離する分離状態と、分離ローラー15とトルクリミッターとが接続されない状態、即ち原稿を分離しない非分離状態とを切り替え可能となっている。そして第2ソレノイド95を制御する制御部80(図12参照)は、装置本体2が通常読み取り姿勢にある際に分離状態となり、装置本体2が冊子読み取り姿勢にある際に非分離状態となる様に第2ソレノイド95を制御する。
給送ローラー14と分離ローラー15の下流には、第1搬送ローラー対16が設けられている。第1搬送ローラー対16は、第1ユニット3に設けられる第1下ローラー17と、第2ユニット4に設けられる第1上ローラー18とで構成される。第1上ローラー18は、第1下ローラー17に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第1下ローラー17に向けて押圧されている。
第1下ローラー17と第1上ローラー18は、ともに後述する搬送モーター50から動力を得て回転する。第1下ローラー17と第1上ローラー18は、それぞれ原稿幅方向における中心位置を挟む様に2つ設けられている(図4参照)。
第2ユニット4を第1ユニット3に対して閉じると、第1下ローラー17と第1上ローラー18は接触する。第2ユニット4を第1ユニット3に対して開くと、第1上ローラー18は第1下ローラー17から離間する。
第1下ローラー17と第1上ローラー18は、ともに後述する搬送モーター50から動力を得て回転する。第1下ローラー17と第1上ローラー18は、それぞれ原稿幅方向における中心位置を挟む様に2つ設けられている(図4参照)。
第2ユニット4を第1ユニット3に対して閉じると、第1下ローラー17と第1上ローラー18は接触する。第2ユニット4を第1ユニット3に対して開くと、第1上ローラー18は第1下ローラー17から離間する。
第1搬送ローラー対16の下流には、第1読取部32と第2読取部33とが対向配置されている。第1読取部32は、第1ユニット3に設けられ、第2読取部33は、第2ユニット4に設けられる。第1読取部32は、原稿支持部11に支持された原稿の下面(第1面)を読み取り、第2読取部33は、原稿支持部11に支持された原稿の上面(第2面)を読み取る。第2読取部33は、第1読取部32に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第1読取部32に向けて押圧されている。
本実施形態において第1読取部32及び第2読取部33は、密着型イメージセンサーモジュール(CISM)で構成される。符号32aは、第1読取部32を構成するコンタクトガラスであり、符号33aは、第2読取部33を構成するコンタクトガラスである。
本実施形態において第1読取部32及び第2読取部33は、密着型イメージセンサーモジュール(CISM)で構成される。符号32aは、第1読取部32を構成するコンタクトガラスであり、符号33aは、第2読取部33を構成するコンタクトガラスである。
第1読取部32と第2読取部33の下流には、第2搬送ローラー対20が設けられている。第2搬送ローラー対20は、第1ユニット3に設けられる第2下ローラー21と、第2ユニット4に設けられる第2上ローラー22とで構成される。第2上ローラー22は、第2下ローラー21に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第2下ローラー21に向けて押圧されている。
第2下ローラー21と第2上ローラー22は、ともに後述する搬送モーター50から動力を得て回転する。第2下ローラー21と第2上ローラー22は、それぞれ原稿幅方向における中心位置を挟む様に2つ設けられている(図4参照)。
第2ユニット4を第1ユニット3に対して閉じると、第2下ローラー21と第2上ローラー22は接触する。第2ユニット4を第1ユニット3に対して開くと、第2上ローラー22は第2下ローラー21から離間する。
第2下ローラー21と第2上ローラー22は、ともに後述する搬送モーター50から動力を得て回転する。第2下ローラー21と第2上ローラー22は、それぞれ原稿幅方向における中心位置を挟む様に2つ設けられている(図4参照)。
第2ユニット4を第1ユニット3に対して閉じると、第2下ローラー21と第2上ローラー22は接触する。第2ユニット4を第1ユニット3に対して開くと、第2上ローラー22は第2下ローラー21から離間する。
図5、図6において符号R1で示す一点鎖線は原稿給送路であり、原稿給送路R1は給送ローラー14と分離ローラー15とのニップ位置から、第1搬送ローラー対16のニップ位置までとする。また図5、図6において符号R2で示す破線は読み取り搬送路であり、読み取り搬送路R2は第1搬送ローラー対16のニップ位置から、第2搬送ローラー対20のニップ位置までとする。読み取り搬送路R2は、第1読取部32及び第2読取部33と対向する原稿搬送路である。
装置本体2が図5に示す通常読み取り姿勢にある場合、読み取り搬送路R2に対し下流には、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路R3が形成される。反転搬送路R3は、第2搬送ローラー対20のニップ位置より下流の原稿搬送路であって、図5において二点鎖線で示す様に斜め下方向に搬送される原稿を湾曲反転させて第1排出口37から斜め上方向に排出する為の原稿搬送路である。
装置本体2が図6に示す冊子読み取り姿勢にある場合、読み取り搬送路R2に対し下流には、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路R4が形成される。非反転搬送路R4は、第2搬送ローラー対20のニップ位置より下流の原稿搬送路であって、図6において二点鎖線で示す様に読み取り搬送路R2において斜め下方向に搬送される原稿をそのまま湾曲反転させずに第2排出口38から斜め下方向に排出する為の原稿搬送路である。
尚、第2搬送ローラー対20は、非反転搬送路R4から原稿を排出する排出ローラー対として機能する。
装置本体2が図6に示す冊子読み取り姿勢にある場合、読み取り搬送路R2に対し下流には、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路R4が形成される。非反転搬送路R4は、第2搬送ローラー対20のニップ位置より下流の原稿搬送路であって、図6において二点鎖線で示す様に読み取り搬送路R2において斜め下方向に搬送される原稿をそのまま湾曲反転させずに第2排出口38から斜め下方向に排出する為の原稿搬送路である。
尚、第2搬送ローラー対20は、非反転搬送路R4から原稿を排出する排出ローラー対として機能する。
反転搬送路R3と非反転搬送路R4の切り替えは、搬送路切り替え手段を構成するフラップ部材としてのフラップ35により行われる。フラップ35はフラップ回転軸35aを中心に回転可能であり、回転することで、読み取り搬送路R2に反転搬送路R3を接続し、或いは読み取り搬送路R2に非反転搬送路R4を接続する。読み取り搬送路R2に反転搬送路R3を接続するとは、反転搬送路R3を利用できる状態にする意味であり、また非反転搬送路R4を利用できない状態にする意味である。同様に読み取り搬送路R2に非反転搬送路R4を接続するとは、非反転搬送路R4を利用できる状態にする意味であり、また反転搬送路R3を利用できない状態にする意味である。
フラップ35は、装置本体2が通常読み取り姿勢即ち第1姿勢にある場合に非反転搬送路R4を遮蔽して反転搬送路R3を開放し、装置本体2が冊子読み取り姿勢即ち第2姿勢にある場合に反転搬送路R3を遮蔽して非反転搬送路R4を開放する。
フラップ35は、装置本体2が通常読み取り姿勢即ち第1姿勢にある場合に非反転搬送路R4を遮蔽して反転搬送路R3を開放し、装置本体2が冊子読み取り姿勢即ち第2姿勢にある場合に反転搬送路R3を遮蔽して非反転搬送路R4を開放する。
本実施形態においてフラップ35は、装置本体2の姿勢切り替えに連動して回転する様に構成されている。装置本体2の姿勢切り替えに連動してフラップ35を回転させる構成として、本実施形態では第1ソレノイド86(図12参照)を採用する。各種制御を行う制御部80(図12参照)は、後述する第1姿勢検出センサー87或いは第2姿勢検出センサー88の検出信号をもとに装置本体2の姿勢を検知し、それに基づいて第1ソレノイド86を駆動してフラップ35を回転させる。尚、フラップ35を回転させる手段は第1ソレノイド86に限らずモーター等の他のアクチュエーターであっても良い。また或いは、フラップ35は装置本体2の姿勢に連動して機械的に回転する様に構成しても良い。
またフラップ35に相当する搬送路切り替え手段は、装置本体2ではなく、本体支持部6に設けられていても良い。
またフラップ35に相当する搬送路切り替え手段は、装置本体2ではなく、本体支持部6に設けられていても良い。
反転搬送路R3には、第3搬送ローラー対24と第4搬送ローラー対28が設けられている。
第3搬送ローラー対24は、第3ユニット5に設けられる第3駆動ローラー25と、第2ユニット4に設けられる第3従動ローラー26とで構成される。第3従動ローラー26は、第3駆動ローラー25に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第3駆動ローラー25に向けて押圧されている。第3駆動ローラー25は、搬送モーター50により駆動される。第3従動ローラー26は、従動回転するローラーである。
第3搬送ローラー対24は、第3ユニット5に設けられる第3駆動ローラー25と、第2ユニット4に設けられる第3従動ローラー26とで構成される。第3従動ローラー26は、第3駆動ローラー25に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第3駆動ローラー25に向けて押圧されている。第3駆動ローラー25は、搬送モーター50により駆動される。第3従動ローラー26は、従動回転するローラーである。
第4搬送ローラー対28は、第3ユニット5に設けられる第4駆動ローラー29と、第2ユニット4に設けられる第4従動ローラー30とで構成される。第4従動ローラー30は、第4駆動ローラー29に対して進退可能に設けられているとともに、不図示の押圧部材、例えばコイルばねによって第4駆動ローラー29に向けて押圧されている。第4駆動ローラー29は、搬送モーター50により駆動される。第4従動ローラー30は、従動回転するローラーである。
第3駆動ローラー25、第3従動ローラー26、第4駆動ローラー29、及び第4従動ローラー30は、それぞれ原稿幅方向における中心位置を挟む様に2つ設けられている(図3、図18参照)。
第3ユニット5を第2ユニット4に対して閉じると、第3駆動ローラー25と第3従動ローラー26は接触し、第4駆動ローラー29と第4従動ローラー30も接触する。第3ユニット5を第2ユニット4に対して開くと、第3駆動ローラー25と第3従動ローラー26は離間し、第4駆動ローラー29と第4従動ローラー30も離間する。
第3ユニット5を第2ユニット4に対して閉じると、第3駆動ローラー25と第3従動ローラー26は接触し、第4駆動ローラー29と第4従動ローラー30も接触する。第3ユニット5を第2ユニット4に対して開くと、第3駆動ローラー25と第3従動ローラー26は離間し、第4駆動ローラー29と第4従動ローラー30も離間する。
反転搬送路R3を搬送される原稿は、第4搬送ローラー対28によって-Y方向成分を含む斜め上方に排出され、第2ユニット4の上面4aによって傾斜姿勢に支持される。
次に、装置本体2を回転させる為の構成について説明する。本実施形態において装置本体2は、制御部80の制御のもと、姿勢切り替えモーター40(図7~図10参照)の動力によって回転し、姿勢を切り換える。制御部80は、スキャナー1に接続された外部機器100からの入力情報に基づき姿勢切り替えモーター40を制御する。
図7は、装置背面の外観を構成する背面カバー66(図2参照)を外した状態を示している。符号41は、姿勢切り替えモーター40の回転を装置本体2の回転に変換する回転変換手段を示している。姿勢切り替えモーター40と回転変換手段41は、装置幅方向において-X方向の側面寄りに設けられている。装置幅方向において-X方向の側面寄りとは、X軸方向における装置中心位置よりも-X方向に位置することを意味する。
第1ユニット3の基体を構成する第1フレーム63には、X軸方向に間隔を空けて二つの被支持部63bが設けられている。本体支持部6には、X軸方向に間隔を空けて二つの本体回転軸6cが設けられている。第1フレーム63即ち装置本体2は、被支持部63bを本体回転軸6cが貫通することで、本体回転軸6cを中心に回転可能となっている。本体回転軸6cは、X軸方向に平行な回転軸中心を成す回転軸である。
姿勢切り替えモーター40は、第1フレーム63に設けられる。姿勢切り替えモーター40は、傾斜姿勢に設けられた第1フレーム63の背面側に設けられる。
図8において回転変換手段41は、第1ユニット3において回転可能に設けられた歯車であって、姿勢切り替えモーター40の動力により回転する歯車47bと、本体支持部6に固定された歯部であって、歯車47bと噛み合う歯部6bとを有している。
歯部6bは、立壁部6aにおいて本体回転軸6c周りに形成される歯部である。立壁部6aは、本体支持部6を構成する部材である。
図8において回転変換手段41は、第1ユニット3において回転可能に設けられた歯車であって、姿勢切り替えモーター40の動力により回転する歯車47bと、本体支持部6に固定された歯部であって、歯車47bと噛み合う歯部6bとを有している。
歯部6bは、立壁部6aにおいて本体回転軸6c周りに形成される歯部である。立壁部6aは、本体支持部6を構成する部材である。
より詳しくは、姿勢切り替えモーター40の回転軸にはウォームギア42が設けられ、ウォームギア42から歯車43へと動力が伝達される。歯車43は軸44を介して歯車45と一体に構成されている。歯車45は第1複合歯車46へと動力を伝達し、第1複合歯車46は第2複合歯車47へと動力を伝達する。歯車47bは、第2複合歯車47の一部を構成する。
姿勢切り替えモーター40、及び上述した回転変換手段41の構成のうち歯部6bを除く構成は、第1ユニット3即ち装置本体2に設けられている。従って姿勢切り替えモーター40の動力によって歯車47bが回転すると、図9から図10への変化、或いは図10から図9への変化で示す様に装置本体2が回転し、姿勢が切り換わる。
尚、本実施形態では姿勢切り替えモーター40、及び上述した回転変換手段41の構成のうち歯部6bを除く構成は、第1ユニット3即ち装置本体2に設けられ、歯部6bが本体支持部6に設けられているが、これに代えて、姿勢切り替えモーター40、及び上述した回転変換手段41の構成のうち歯部6bを除く構成を本体支持部6に設け、歯部6bを装置本体2に設けても良い。
尚、本実施形態では姿勢切り替えモーター40、及び上述した回転変換手段41の構成のうち歯部6bを除く構成は、第1ユニット3即ち装置本体2に設けられ、歯部6bが本体支持部6に設けられているが、これに代えて、姿勢切り替えモーター40、及び上述した回転変換手段41の構成のうち歯部6bを除く構成を本体支持部6に設け、歯部6bを装置本体2に設けても良い。
尚、立壁部6aには、第1回転規制手段としての第1当接部6eと、第2回転規制手段としての第2当接部6fが形成されている。第1当接部6eと第2当接部6fとの間には、第1フレーム63に設けられたボス63aが入り込んでいる。装置本体2が図10に示す冊子読み取り姿勢から図9に示す通常読み取り姿勢に向けて回転する際、ボス63aが第1当接部6eに当接することで、装置本体2の通常読み取り姿勢が規定される。また装置本体2が図9に示す通常読み取り姿勢から図10に示す冊子読み取り姿勢に向けて回転する際、ボス63aが第2当接部6fに当接することで、装置本体2の冊子読み取り姿勢が規定される。
ボス63aが第1当接部6eに当接した際、或いはボス63aが第2当接部6fに当接した際には、姿勢切り替えモーター40の駆動電流値が上昇する。従って制御部80(図12参照)は、姿勢切り替えモーター40の回転方向と駆動電流値上昇に基づき、装置本体2の姿勢を検知することができる。但し本実施形態では、後述する第1姿勢検出センサー87と第2姿勢検出センサー88が設けられており、制御部80はこれらセンサーの検出信号に基づいて装置本体2の姿勢を検知することもできる。
尚、装置本体2の通常読み取り姿勢と冊子読み取り姿勢は、停止している姿勢切り替えモーター40に対し電力を供給し、ホールド状態とされることで保持される。
尚、装置本体2の通常読み取り姿勢と冊子読み取り姿勢は、停止している姿勢切り替えモーター40に対し電力を供給し、ホールド状態とされることで保持される。
第1姿勢検出センサー87は光学センサーであり、第1フレーム63即ち装置本体2に設けられている。装置本体2が通常読み取り姿勢にある場合、図8に示す様に本体支持部6に設けられた突起6dが第1姿勢検出センサー87の光軸を遮る。この状態から装置本体2が冊子読み取り姿勢に向けて回転すると、突起6dが第1姿勢検出センサー87の光軸から外れる。
また図11に示す様に第2姿勢検出センサー88は、第2ユニット4に設けられている。フラップ35には被検出部35bが形成されており、装置本体2が通常読み取り姿勢にある場合、図11(a)に示す様に被検出部35bが第2姿勢検出センサー88の光軸から外れている。この状態から装置本体2が冊子読み取り姿勢に向けて回転すると、図11(b)に示す様に被検出部35bが第2姿勢検出センサー88の光軸を遮る。
以上により制御部80は、第1姿勢検出センサー87の検出信号と第2姿勢検出センサー88の検出信号に基づき、装置本体2の姿勢を検知できる。
以上により制御部80は、第1姿勢検出センサー87の検出信号と第2姿勢検出センサー88の検出信号に基づき、装置本体2の姿勢を検知できる。
尚、上述した実施形態では、姿勢切り替えモーター40の動力によって装置本体2の姿勢を切り替えるが、これに代えて、或いはこれに加えて、ユーザーが装置本体2に力を加えることで装置本体2の姿勢を切り替える構成としても良い。
図13はユーザーの操作によって装置本体2の姿勢を切り替える構成を示すものであり、符号6a-1は本体支持部6に設けられた立壁部を示している。立壁部6a-1には第1当接部6eと第2当接部6fが形成されており、ボス63aが第1当接部6eに当接することで、装置本体2の通常読み取り姿勢が規定され、またボス63aが第2当接部6fに当接することで、装置本体2の冊子読み取り姿勢が規定される。
図13はユーザーの操作によって装置本体2の姿勢を切り替える構成を示すものであり、符号6a-1は本体支持部6に設けられた立壁部を示している。立壁部6a-1には第1当接部6eと第2当接部6fが形成されており、ボス63aが第1当接部6eに当接することで、装置本体2の通常読み取り姿勢が規定され、またボス63aが第2当接部6fに当接することで、装置本体2の冊子読み取り姿勢が規定される。
立壁部6a-1には突起61が設けられている。第1フレーム63には、凹部62が形成されており、突起61が凹部62に入り込むことにより、装置本体2の姿勢が保持される。尚、図13は通常読み取り姿勢を示しており、図13では突起61が、隠れている凹部に入り込んでおり、通常読み取り姿勢が保持されている。この不図示の凹部と、凹部62と、突起61とは、装置本体2の姿勢を保持する姿勢保持手段60を構成する。
尚、ユーザー操作によって装置本体2の姿勢を切り換える構成においては、装置本体2に、ユーザーの手を掛ける手掛け部を設けることも好適である。
尚、ユーザー操作によって装置本体2の姿勢を切り換える構成においては、装置本体2に、ユーザーの手を掛ける手掛け部を設けることも好適である。
続いて第1ユニット3、第2ユニット4、及び第3ユニット5の相対的な回転を実現する為の構成について説明する。
図16に示す様に第2ユニット4の基体を構成する第2フレーム64には、X軸方向に突出するフレーム回転軸64aが一体に設けられている。フレーム回転軸64aは、X軸方向に間隔を空けて2つ設けられている。
図17に示す様に第1ユニット3の基体を構成する第1フレーム63には、軸受部63fが一体に設けられている。軸受部63fは、X軸方向に間隔を空けて2つ設けられている。第2フレーム64のフレーム回転軸64aが軸受部63fに嵌合することで、第2フレーム64即ち第2ユニット4が、第1フレーム63即ち第1ユニット3に対して回転可能となる。
図16に示す様に第2ユニット4の基体を構成する第2フレーム64には、X軸方向に突出するフレーム回転軸64aが一体に設けられている。フレーム回転軸64aは、X軸方向に間隔を空けて2つ設けられている。
図17に示す様に第1ユニット3の基体を構成する第1フレーム63には、軸受部63fが一体に設けられている。軸受部63fは、X軸方向に間隔を空けて2つ設けられている。第2フレーム64のフレーム回転軸64aが軸受部63fに嵌合することで、第2フレーム64即ち第2ユニット4が、第1フレーム63即ち第1ユニット3に対して回転可能となる。
図18に示す様に第3ユニット5の基体を構成する第3フレーム65には、軸受部65aが一体に設けられている。軸受部65aは、X軸方向に間隔を空けて2つ設けられている。第2フレーム64のフレーム回転軸64aが軸受部65aに嵌合することで、第3フレーム65即ち第3ユニット5が、第1ユニット3及び第2ユニット4に対して回転可能となる。
第3ユニット5は、第1ユニット3に対して閉じている第2ユニット4に対して回転することで開閉可能であり、また第1ユニット3に対して開いている第2ユニット4に対して回転することで開閉可能である。
第3ユニット5は、第1ユニット3に対して閉じている第2ユニット4に対して回転することで開閉可能であり、また第1ユニット3に対して開いている第2ユニット4に対して回転することで開閉可能である。
尚、第3フレーム65にはロック部65bがX軸方向に間隔を空けて2つ設けられており、第2フレーム64に形成された不図示の嵌合部にロック部65bが弾性的に嵌合することで、第3フレーム65が第2フレーム64に対してロックされる。
次に図14に示すロック部材8が、第2ユニット4の第2フレーム64に対しX軸方向にスライド可能に設けられている。ロック部材8は、第2フレーム64において不図示のばねによって+X方向に押圧されている。
ロック部材8は、ロック解除部8aを有しており、図1、図3に示す様に第2ユニット4の上部にロック解除部8aが露呈している。ユーザーはロック解除部8aを-X方向にスライドさせることで、第1ユニット3に対する第2ユニット4のロックを解除でき、第2ユニット4を開くことができる。
ロック部材8は、ロック解除部8aを有しており、図1、図3に示す様に第2ユニット4の上部にロック解除部8aが露呈している。ユーザーはロック解除部8aを-X方向にスライドさせることで、第1ユニット3に対する第2ユニット4のロックを解除でき、第2ユニット4を開くことができる。
図15に示す様に第1ユニット3の基体を構成する第1フレーム63には、第1ロック部63cと第2ロック部63dがX軸方向に間隔を空けて形成されている。ロック部材8には第1被ロック部8bと第2被ロック部8cがX軸方向に間隔を空けて形成されている。そして図15に示す様に第1被ロック部8bが第1ロック部63cと重なり合い、且つ第2被ロック部8cが第2ロック部63dと重なり合うことで、ロック部材8即ち第2ユニット4が、第1フレーム63即ち第1ユニット3に対してロックされる。図15に示す状態からロック部材8を-X方向にスライドさせると、第1被ロック部8bと第1ロック部63cとの重なり合いが解消され、且つ第2被ロック部8cと第2ロック部63dとの重なり合いが解消される。これにより第1ユニット3に対する第2ユニット4のロックが解除され、第2ユニット4を開くことができる。
続いて図12を参照してスキャナー1における制御系統について説明する。
制御部80は原稿の給送、搬送、排出制御及び読み取り制御を含め、その他スキャナー1の各種制御を行う。制御部80には操作部7からの信号が入力される。
制御部80は原稿の給送、搬送、排出制御及び読み取り制御を含め、その他スキャナー1の各種制御を行う。制御部80には操作部7からの信号が入力される。
制御部80は、搬送モーター50、及び姿勢切り替えモーター40を制御する。本実施形態では各モーターはDCモーターである。
制御部80には、第1読取部32と第2読取部33からの読み取りデータが入力され、また、各読取部を制御する為の信号が制御部80から各読取部に送信される。
制御部80には、載置検出部92、重送検出部91、第1原稿検出部93、第2原稿検出部94、第1姿勢検出センサー87、第2姿勢検出センサー88、第1回転検出部89、第2回転検出部90、のこれら検出手段からの信号も入力される。
制御部80には、第1読取部32と第2読取部33からの読み取りデータが入力され、また、各読取部を制御する為の信号が制御部80から各読取部に送信される。
制御部80には、載置検出部92、重送検出部91、第1原稿検出部93、第2原稿検出部94、第1姿勢検出センサー87、第2姿勢検出センサー88、第1回転検出部89、第2回転検出部90、のこれら検出手段からの信号も入力される。
第1回転検出部89は図7に示す様に装置本体2において-X方向の端部に設けられる検出部であって、制御部80は搬送モーター50の回転量を第1回転検出部89によって検出することで原稿搬送路に設けられた各ローラーの回転量を把握できる。
第1回転検出部89は、回転円板89aと検出部89bとを備えたロータリーエンコーダーである。
第1回転検出部89は、回転円板89aと検出部89bとを備えたロータリーエンコーダーである。
また第2回転検出部90は図8に示す様に姿勢切り替えモーター40の回転軸40aに設けられる回転円板90aと、検出部89bとを備えたロータリーエンコーダーである。制御部80は姿勢切り替えモーター40の回転量を第2回転検出部90によって検出することで姿勢切り替えモーター40の回転方向と回転量とを把握できる。
図12に戻り、制御部80は、CPU81、フラッシュROM82、及びRAM83を備えている。CPU81はフラッシュROM82に格納されたプログラムに従って各種演算処理を行い、スキャナー1全体の動作を制御する。記憶手段の一例であるフラッシュROM82は読み出し及び書き込みが可能な不揮発性メモリである。記憶手段の一例であるRAM83には、一時的に各種情報が格納される。
制御部80が備えるインターフェース84は、図2を参照して説明した第1接続部71と第2接続部72とで構成される。制御部80はこのインターフェース84を介して外部機器100とのデータの送受信を行う。
制御部80が備えるインターフェース84は、図2を参照して説明した第1接続部71と第2接続部72とで構成される。制御部80はこのインターフェース84を介して外部機器100とのデータの送受信を行う。
続いてその他の各検出部について説明する。
載置検出部92は、給送ローラー14の上流に設けられた検出部である。制御部80は、載置検出部92から送信される信号により、原稿支持部11上の原稿の有無を検知できる。
第1原稿検出部93は、給送ローラー14と第1搬送ローラー対16との間に設けられた検出部である。制御部80は、第1原稿検出部93から送信される信号により、検出位置における原稿の先端或いは後端の通過を検知できる。
載置検出部92は、給送ローラー14の上流に設けられた検出部である。制御部80は、載置検出部92から送信される信号により、原稿支持部11上の原稿の有無を検知できる。
第1原稿検出部93は、給送ローラー14と第1搬送ローラー対16との間に設けられた検出部である。制御部80は、第1原稿検出部93から送信される信号により、検出位置における原稿の先端或いは後端の通過を検知できる。
重送検出部91は、給送ローラー14と第1搬送ローラー対16との間に設けられた検出部であり、原稿給送路R1を挟んで対向配置される超音波発信部及び超音波受信部を備えて成る。制御部80は、重送検出部91から送信される信号により、原稿の重送を検知できる。
第2原稿検出部94は、第1搬送ローラー対16と、第1読取部32及び第2読取部33との間に設けられた検出部であり、制御部80は、第2原稿検出部94から送信される信号により、検出位置における原稿の先端或いは後端の通過を検知できる。
尚、図5及び図6においては、各検出部による検出位置を三角形で示すとともに、各検出部の符号を付している。
第2原稿検出部94は、第1搬送ローラー対16と、第1読取部32及び第2読取部33との間に設けられた検出部であり、制御部80は、第2原稿検出部94から送信される信号により、検出位置における原稿の先端或いは後端の通過を検知できる。
尚、図5及び図6においては、各検出部による検出位置を三角形で示すとともに、各検出部の符号を付している。
次に、図19を参照して搬送モーター50から各ローラーへ駆動力を伝達する構成について説明する。
搬送モーター50は、装置本体2において-X方向の端部に設けられている。搬送モーター50の回転軸には駆動プーリー51が設けられており、駆動プーリー51からベルト52を介して従動プーリー53に駆動力が伝達される。従動プーリー53には不図示の歯車が一体に形成されており、この歯車が歯車54に噛み合っている。第2下ローラー21の回転軸55には-X方向の端部に不図示の歯車が設けられており、この歯車が歯車54と噛み合い、回転軸55が駆動される。
搬送モーター50は、装置本体2において-X方向の端部に設けられている。搬送モーター50の回転軸には駆動プーリー51が設けられており、駆動プーリー51からベルト52を介して従動プーリー53に駆動力が伝達される。従動プーリー53には不図示の歯車が一体に形成されており、この歯車が歯車54に噛み合っている。第2下ローラー21の回転軸55には-X方向の端部に不図示の歯車が設けられており、この歯車が歯車54と噛み合い、回転軸55が駆動される。
回転軸55に対し+X方向の端部には歯車群58が設けられている。歯車群58は、回転軸55から動力を受けて回転し、各ローラーの回転軸へと駆動力を伝達する。
以降において歯車群58の詳細な説明は省略するが、第1上ローラー18への駆動力伝達経路と第2上ローラー22への駆動力伝達経路には、他のローラーへの駆動力伝達経路とは異なり、自在継手59が設けられている。自在継手は、伝達軸49に対し両側に設けられており、これにより第1上ローラー18と第2上ローラー22が、対向するローラーに対して変位しつつ、搬送モーター50により駆動されることができる。
以降において歯車群58の詳細な説明は省略するが、第1上ローラー18への駆動力伝達経路と第2上ローラー22への駆動力伝達経路には、他のローラーへの駆動力伝達経路とは異なり、自在継手59が設けられている。自在継手は、伝達軸49に対し両側に設けられており、これにより第1上ローラー18と第2上ローラー22が、対向するローラーに対して変位しつつ、搬送モーター50により駆動されることができる。
尚、本実施形態において搬送モーター50から各ローラーへ動力伝達する際の減速比は、搬送モーター50から第1搬送ローラー対16への動力伝達の減速比を1とすると、搬送モーター50から第2搬送ローラー対20への動力伝達の減速比は1、即ち同じとなる。
ここで第1下ローラー17と第1上ローラー18のローラー外径は同じであり、また第2下ローラー21と第2上ローラー22のローラー外径は同じである。そして第2下ローラー21と第2上ローラー22のローラー外径は、第1下ローラー17と第1上ローラー18のローラー外径より僅かに大きい。従って第2搬送ローラー対20による原稿搬送速度は、第1搬送ローラー対16による原稿搬送速度より高速となる。
ここで第1下ローラー17と第1上ローラー18のローラー外径は同じであり、また第2下ローラー21と第2上ローラー22のローラー外径は同じである。そして第2下ローラー21と第2上ローラー22のローラー外径は、第1下ローラー17と第1上ローラー18のローラー外径より僅かに大きい。従って第2搬送ローラー対20による原稿搬送速度は、第1搬送ローラー対16による原稿搬送速度より高速となる。
また本実施形態において搬送モーター50から第1搬送ローラー対16へ動力伝達する際の減速比を1とすると、搬送モーター50から第3駆動ローラー25への減速比は1より小さく、同様に搬送モーター50から第4駆動ローラー29への動力伝達の減速比は1より小さい。尚、本実施形態において搬送モーター50から第3駆動ローラー25への動力伝達の減速比と、搬送モーター50から第4駆動ローラー29への動力伝達の減速比は同じである。
ここで第4駆動ローラー29の外径は、第3駆動ローラー25の外径より僅かに大きい。従って第4搬送ローラー対28による原稿搬送速度は、第3搬送ローラー対24による原稿搬送速度より高速となる。
更に第3搬送ローラー対24による原稿搬送速度は、第2搬送ローラー対20による原稿搬送速度より高速となる様に、第3駆動ローラー25の外径が設定されている。
以上により原稿搬送速度は、第1搬送ローラー対16、第2搬送ローラー対20、第3搬送ローラー対24、第4搬送ローラー対28、のこの順に高速となり、即ち下流に向かうに従って原稿搬送速度は高速となる。
更に第3搬送ローラー対24による原稿搬送速度は、第2搬送ローラー対20による原稿搬送速度より高速となる様に、第3駆動ローラー25の外径が設定されている。
以上により原稿搬送速度は、第1搬送ローラー対16、第2搬送ローラー対20、第3搬送ローラー対24、第4搬送ローラー対28、のこの順に高速となり、即ち下流に向かうに従って原稿搬送速度は高速となる。
以上説明したスキャナー1の構成と作用効果を纏めると以下の通りとなる。即ちスキャナー1は、装置の載置面Gに載置される本体支持部6と、本体支持部6に支持される装置本体2と、を備えている。装置本体2は、原稿を搬送する原稿搬送路であって、原稿を読み取る第1読取部32及び第2読取部33と対向する読み取り搬送路R2と、読み取り搬送路R2より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路R3と、読み取り搬送路R2より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路R4とを備えている。また読み取り搬送路R2に接続する原稿搬送路を反転搬送路R3及び非反転搬送路R4のいずれかに切り替えるフラップ35を備えている。
装置本体2は、本体支持部6に対し回転可能に取り付けられ、回転することで通常読み取り姿勢(図5)と、読み取り搬送路R2が載置面Gと成す角度が通常読み取り姿勢より小さくなる冊子読み取り姿勢(図6)とに切り替え可能である。フラップ35は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を反転搬送路R3に接続し、装置本体2が冊子読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を非反転搬送路R4に接続する。
装置本体2は、本体支持部6に対し回転可能に取り付けられ、回転することで通常読み取り姿勢(図5)と、読み取り搬送路R2が載置面Gと成す角度が通常読み取り姿勢より小さくなる冊子読み取り姿勢(図6)とに切り替え可能である。フラップ35は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を反転搬送路R3に接続し、装置本体2が冊子読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を非反転搬送路R4に接続する。
スキャナー1は、非反転搬送路R4を利用することにより撓み難い原稿を良好に搬送することができる。撓み難い原稿には、冊子やカードが含まれる。そしてフラップ35は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を反転搬送路R3に接続し、装置本体2が冊子読み取り姿勢をとる際に読み取り搬送路R2を非反転搬送路R4に接続する。これにより、通常読み取り姿勢をとる際に非反転搬送路R4を利用して原稿を排出するよりも、原稿の排出方向を載置面Gに沿った方向とすることができる。その結果、通常読み取り姿勢をとる際に非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する形態に比べてサイズの大きい原稿を排出することができる。
また装置本体2を通常読み取り姿勢とすることで、読み取り搬送路R2と載置面Gとの成す角度を冊子読み取り姿勢よりも大きくすることができ、装置本体2のフットプリントを抑制できる。
また装置本体2を通常読み取り姿勢とすることで、読み取り搬送路R2と載置面Gとの成す角度を冊子読み取り姿勢よりも大きくすることができ、装置本体2のフットプリントを抑制できる。
装置本体2は、非反転搬送路R4から原稿を排出する排出ローラー対として機能する第2搬送ローラー対20を備え、原稿搬送路を側視した際の第2搬送ローラー対20の共通接線Lは、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し(図5参照)、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない(図6参照)。
これにより、非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する際に排出される原稿が本体支持部6に接し難くなり、サイズの大きい原稿を適切に排出することができる。
これにより、非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する際に排出される原稿が本体支持部6に接し難くなり、サイズの大きい原稿を適切に排出することができる。
尚、上記構成は、原稿搬送路を側視して読み取り搬送路R2を延長した仮想線が、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない構成であると言うこともできる。
また上記構成は、原稿搬送路を側視して第1搬送ローラー対16のニップ位置と第2搬送ローラー対20のニップ位置とを結んだ直線の延長線が、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない構成であると言うこともできる。
また上記構成は、原稿搬送路を側視して第1読取部32を構成するコンタクトガラス32aのガラス面、或いは第2読取部33を構成するコンタクトガラス33aのガラス面を斜め下方向に延長した線が、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない構成であると言うこともできる。
また上記構成は、原稿搬送路を側視して第1搬送ローラー対16のニップ位置と第2搬送ローラー対20のニップ位置とを結んだ直線の延長線が、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない構成であると言うこともできる。
また上記構成は、原稿搬送路を側視して第1読取部32を構成するコンタクトガラス32aのガラス面、或いは第2読取部33を構成するコンタクトガラス33aのガラス面を斜め下方向に延長した線が、通常読み取り姿勢において本体支持部6と交差し、冊子読み取り姿勢において本体支持部6と交差しない構成であると言うこともできる。
また非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する際の排出位置である第2排出口38は、鉛直方向において、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合より冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。このことは、図5に示される第2排出口38と図6に示される第2排出口38から明らかである。
これにより非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する際に、排出される原稿が本体支持部6或いは載置面Gにより接し難くなる。これにより、サイズの大きい原稿を適切に排出することができる。
これにより非反転搬送路R4を利用して原稿を排出する際に、排出される原稿が本体支持部6或いは載置面Gにより接し難くなる。これにより、サイズの大きい原稿を適切に排出することができる。
また本実施形態では、反転搬送路R3を利用して原稿を排出する際の排出位置である第1排出口37は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合より冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、給送口13は、装置本体2が冊子読み取り姿勢をとる場合より通常読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、給送ローラー14の回転軸中心の位置は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合が、冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、第4駆動ローラー29の回転軸中心の位置は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合より、冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、給送口13は、装置本体2が冊子読み取り姿勢をとる場合より通常読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、給送ローラー14の回転軸中心の位置は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合が、冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また本実施形態では、第4駆動ローラー29の回転軸中心の位置は、装置本体2が通常読み取り姿勢をとる場合より、冊子読み取り姿勢をとる場合が高くなる。
また搬送路切り替え手段は、姿勢切り替え可能なフラップ部材であるフラップ35を備え、フラップ35の姿勢切り替えにより、読み取り搬送路R2に接続する原稿搬送路を反転搬送路R3及び非反転搬送路R4のいずれかに切り替える構成であり、装置本体2の姿勢切り替えに連動してフラップ35が姿勢を切り替える。この様な構成により、搬送路切り替え手段を簡易な構造で構成できる。
またスキャナー1は、装置本体2の回転の動力源である姿勢切り替えモーター40と、姿勢切り替えモーター40の回転を装置本体2の回転に変換する回転変換手段41とを備える。これによりユーザーが装置本体2を直接回転させる必要がなく、ユーザーの使い勝手が向上する。
また姿勢切り替えモーター40は、装置本体2に設けられ、回転変換手段41は、装置本体2において回転可能に設けられた歯車であって、姿勢切り替えモーター40の動力により回転する歯車47bと、本体支持部6に固定された歯部であって、歯車47bと噛み合う歯部6bとを備える。これにより、回転変換手段41を、簡易な構造で構成することができる。
またスキャナー1は装置本体2の姿勢を検出する為の姿勢検出手段である第1姿勢検出センサー87と第2姿勢検出センサー88とを備え、姿勢切り替えモーター40を制御する制御部80は、姿勢検出手段の検出情報に基づき、装置本体2の姿勢を制御する。これにより、装置本体2が通常読み取り姿勢及び冊子読み取り姿勢のいずれでもない姿勢、即ち中途半端な姿勢となることを回避できる。
またスキャナー1は、姿勢切り替えモーター40の回転量および回転方向を検出するエンコーダーセンサーである第2回転検出部90を備える。これにより、姿勢切り替えモーター40をより適切に制御できる。
またスキャナー1は、装置本体2が冊子読み取り姿勢から通常読み取り姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第1回転規制手段としての第1当接部6eと、装置本体2が通常読み取り姿勢から冊子読み取り姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第2回転規制手段としての第2当接部6fとを備えている。そして第1当接部6eにより装置本体2の通常読み取り姿勢が規定され、第2当接部6fにより装置本体2の冊子読み取り姿勢が規定される。これにより装置本体2の通常読み取り姿勢と冊子読み取り姿勢を正確に規定することができる。
また読み取り搬送路R2に設けられる第1搬送ローラー対16は、読み取り搬送路R2を搬送される原稿の下面である第1面と接する第1下ローラー17、及び読み取り搬送路R2を搬送される原稿の上面である第2面と接する第1上ローラー18とを備えている。また第2搬送ローラー対20は、原稿の前記第1面と接する第2下ローラー21、及び原稿の前記第2面と接する第2上ローラー22とを備えている。そして第1下ローラー17、第1上ローラー18、第2下ローラー21、及び第2上ローラー22は、駆動源である搬送モーター50により回転駆動される。これにより、厚みの厚い原稿を確実に搬送することができる。
また第1上ローラー18は、第1下ローラーに17対して進退可能に設けられ、第2上ローラー22は、第2下ローラー21に対して進退可能に設けられ、第1上ローラー18及び第2上ローラー22へは、自在継手59により搬送モーター50の動力が伝達される。これにより、移動可能な第1上ローラー18及び第2上ローラー22へ搬送モーター50の動力を適切に伝達できる。
また装置本体2は、第1下ローラー17と第2下ローラー21とを備える第1ユニット3と、第1上ローラー18と第2上ローラー22とを備えるユニットであって、第1ユニット3に対して開閉可能な第2ユニット4とを備える。これにより、第2ユニット4を開くことで第1搬送ローラー対16と第2搬送ローラー対20のニップが解除され、原稿詰まりが生じた際に、詰まった原稿を容易に除去できる。
またスキャナー1は、反転搬送路R3に設けられるローラー対であって、第2搬送ローラー対20の下流に位置する第3搬送ローラー対24と、反転搬送路R3に設けられるローラー対であって、第3搬送ローラー対24の下流に位置する第4搬送ローラー対28とを備えている。
第3搬送ローラー対24は、原稿の前記第1面と接するローラーであって駆動される第3駆動ローラー25と、原稿の前記第2面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第3従動ローラー26とを備えている。第4搬送ローラー対28は、原稿の前記第1面と接するローラーであって駆動される第4駆動ローラー29と、原稿の前記第2面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第4従動ローラー30とを備えている。第2ユニット4は、第3従動ローラー26と第4従動ローラー30とを備え、装置本体2は、第3駆動ローラー25と第4駆動ローラー29とを備えるユニットであって第2ユニット4に対して開閉可能な第3ユニット5を備える。
これにより第3ユニットを開くことで第3搬送ローラー対24と第4搬送ローラー対28のニップが解除され、原稿詰まりが生じた際に、詰まった原稿を容易に除去できる。
第3搬送ローラー対24は、原稿の前記第1面と接するローラーであって駆動される第3駆動ローラー25と、原稿の前記第2面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第3従動ローラー26とを備えている。第4搬送ローラー対28は、原稿の前記第1面と接するローラーであって駆動される第4駆動ローラー29と、原稿の前記第2面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第4従動ローラー30とを備えている。第2ユニット4は、第3従動ローラー26と第4従動ローラー30とを備え、装置本体2は、第3駆動ローラー25と第4駆動ローラー29とを備えるユニットであって第2ユニット4に対して開閉可能な第3ユニット5を備える。
これにより第3ユニットを開くことで第3搬送ローラー対24と第4搬送ローラー対28のニップが解除され、原稿詰まりが生じた際に、詰まった原稿を容易に除去できる。
また分離ローラー15は、原稿を分離する分離状態と、原稿を分離しない非分離状態とを切り替え可能であって、装置本体2が通常読み取り姿勢にある際に分離状態をとり、装置本体2が冊子読み取り姿勢にある際に非分離状態をとる。これにより、剛性の高い原稿の一例である冊子を給送する際に、当該冊子を適切に給送することができる。
図20は、装置本体2の姿勢切り替えを行う際の制御部80の処理を示すフローチャートである。図20において制御部80は、原稿読み取り指示を受けると(ステップS101においてYes)、装置本体2の姿勢切り替えを行う必要があるか否かを判断する(ステップS102)。ここで、原稿読み取り指示は一例として外部機器100(図12参照)から受けるものとする。外部機器100では、読み取る原稿の種類を設定することができ、制御部80は、読み取る原稿の種類がカード状の原稿や冊子状の原稿である場合には装置本体2の姿勢を冊子読み取り姿勢とし、読み取る原稿の種類がシート状の原稿である場合には装置本体2の姿勢を通常読み取り姿勢とする。
ステップS102では、取得した原稿種類と、現在の装置本体2の姿勢とを比較して、装置本体2の姿勢を切り替えるか否かを判断する。その結果、姿勢切り替えが不要であれば(ステップS102においてNo)、姿勢切り替え制御は行わずに原稿を読み取る(ステップS107)。姿勢切り替えが必要であれば(ステップS102においてYes)、制御部80は目標姿勢に基づき(ステップS103)、目標姿勢が冊子読み取り姿勢であれば装置本体2の姿勢を冊子読み取り姿勢に切り替え(ステップS104)、また原稿搬送路を非反転搬送路R4へ切り替え(ステップS105)、また分離ローラー15の状態を非分離状態に切り替える(ステップS106)。尚、ステップS104、S105、S106は同時に実行しても構わない。そして、原稿を読み取る(ステップS107)
また制御部80は目標姿勢に基づき(ステップS103)、目標姿勢が通常読み取り姿勢であれば装置本体2の姿勢を通常読み取り姿勢に切り替え(ステップS108)、また原稿搬送路を反転搬送路R3へ切り替え(ステップS109)、また分離ローラー15の状態を分離状態に切り替える(ステップS110)。尚、ステップS108、S109、S110は同時に実行しても構わない。そして、原稿を読み取る(ステップS107)
尚、装置本体2が通常読み取り姿勢にある場合、重送検出部91の検出情報を有効とし、装置本体2が冊子読み取り姿勢にある場合、重送検出部91の検出情報を無効とすることも好適である。
尚、装置本体2が通常読み取り姿勢にある場合、重送検出部91の検出情報を有効とし、装置本体2が冊子読み取り姿勢にある場合、重送検出部91の検出情報を無効とすることも好適である。
また装置本体2の姿勢切り替えは、操作部7を構成するボタンによって行う様に構成しても良い。例えば、操作部7を構成するボタンの一つを姿勢切り替えボタンに割り当て、現在姿勢が通常読み取り姿勢にある際に上記姿勢切り替えボタンがユーザーによって押下されると、制御部80はステップS104、S105を実行する。また現在姿勢が冊子読み取り姿勢にある際に上記姿勢切り替えボタンがユーザーによって押下されると、制御部80は姿勢切り替えモーター40を制御してステップS107、S108を実行する。
また勿論、上述した様に装置本体2の姿勢切り替えはユーザーが装置本体2に力を付与することで行われるものであっても良い。この場合、制御部80は装置本体2の姿勢が通常読み取り姿勢から冊子読み取り姿勢に切り替えられたことを検知すると、ステップS105、S106を実行する。或いは制御部80は装置本体2の姿勢が冊子読み取り姿勢から通常読み取り姿勢に切り替えられたことを検知すると、ステップS109、S110を実行する。
本発明は上記において説明した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…スキャナー、2…装置本体、3…第1ユニット、4…第2ユニット、4a…上面、5…第3ユニット、6…本体支持部、6a、6a-1…立壁部、6b…歯部、6c…本体回転軸、6d…突起、6e…第1当接部、6f…第2当接部、7…操作部、8…ロック部材、8a…ロック解除部、8b…第1被ロック部、8c…第2被ロック部、10…上部開閉部、11…原稿支持部、12a、12b…エッジガイド、13…給送口、14…給送ローラー、15…分離ローラー、16…第1搬送ローラー対、17…第1下ローラー、18…第1上ローラー、20…第2搬送ローラー対、21…第2下ローラー、22…第2上ローラー、24…第3搬送ローラー対、25…第3駆動ローラー、26…第3従動ローラー、28…第4搬送ローラー対、29…第4駆動ローラー、30…第4従動ローラー、32…第1読取部、32a…コンタクトガラス、33…第2読取部、33a…コンタクトガラス、35…フラップ、35a…フラップ回転軸、35b…被検出部、37…第1排出口、38…第2排出口、40…姿勢切り替えモーター、41…回転変換手段、42…ウォームギア、43…歯車、44…軸、45…歯車、46…第1複合歯車、47…第2複合歯車、49…伝達軸、50…搬送モーター、51…駆動プーリー、52…ベルト、53…従動プーリー、54…歯車、55…回転軸、58…歯車群、59…自在継手、60…姿勢保持手段、61…突起、62…凹部、63…第1フレーム、63a…ボス、63b…被支持部、63c…第1ロック部、63d…第2ロック部、63f…軸受部、64…第2フレーム、64a…フレーム回転軸、65…第3フレーム、65a…軸受部、66…背面カバー、71…第1接続部(USB Type-A)、72…第2接続部(USB Type-C)、73…第3接続部(DCジャック)、79…回路基板、80…制御部、81…CPU、82…フラッシュROM、83…RAM、84…インターフェース、86…第1ソレノイド、87…第1姿勢検出センサー、88…第2姿勢検出センサー、89…第1回転検出部、89a…回転円板、89b…検出部、90…第2回転検出部、90a…回転円板、90b…検出部、91…重送検出部、92…載置検出部、93…第1原稿検出部、94…第2原稿検出部、95…第2ソレノイド、100…外部機器、
R1…原稿給送路、R2…読み取り搬送路、R3…反転搬送路、R4…非反転搬送路
R1…原稿給送路、R2…読み取り搬送路、R3…反転搬送路、R4…非反転搬送路
Claims (13)
- 装置の載置面に載置される本体支持部と、
前記本体支持部に支持される装置本体と、を備え、
前記装置本体は、原稿を搬送する原稿搬送路であって、原稿を読み取る読取部と対向する読み取り搬送路と、
前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を上向きに反転させて排出する際の反転搬送路と、
前記読み取り搬送路より下流の原稿搬送路であって、読み取りの行われた原稿を反転させずに排出する際の非反転搬送路と、
前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える搬送路切り替え手段と、を備え、
前記装置本体は、前記本体支持部に対し回転可能に取り付けられ、回転することで第1姿勢と、前記読み取り搬送路が前記載置面と成す角度が前記第1姿勢より小さくなる第2姿勢とに切り替え可能であり、
前記搬送路切り替え手段は、前記装置本体が前記第1姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記反転搬送路に接続し、前記装置本体が前記第2姿勢をとる際に前記読み取り搬送路を前記非反転搬送路に接続する、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1に記載の画像読取装置において、前記装置本体は、前記非反転搬送路から原稿を排出する排出ローラー対を備え、
原稿搬送路を側視した際の前記排出ローラー対の共通接線は、前記第1姿勢において前記本体支持部と交差し、前記第2姿勢において前記本体支持部と交差しない、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像読取装置において、前記非反転搬送路を利用して原稿を排出する際の排出位置は、鉛直方向において、前記装置本体が前記第1姿勢をとる場合より前記第2姿勢をとる場合が高くなる、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記搬送路切り替え手段は、姿勢切り替え可能なフラップ部材を備え、前記フラップ部材の姿勢切り替えにより、前記読み取り搬送路に接続する原稿搬送路を前記反転搬送路及び前記非反転搬送路のいずれかに切り替える構成であり、
前記装置本体の姿勢切り替えに連動して前記フラップ部材が姿勢を切り替える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記装置本体の回転の動力源であるモーターと、
前記モーターの回転を前記装置本体の回転に変換する回転変換手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項5に記載の画像読取装置において、前記モーターは、前記装置本体に設けられ、
前記回転変換手段は、前記装置本体において回転可能に設けられた歯車であって、前記モーターの動力により回転する歯車と、
前記本体支持部に固定された歯部であって、前記歯車と噛み合う歯部と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項5または請求項6に記載の画像読取装置において、前記装置本体の姿勢を検出する為の姿勢検出手段を備え、
前記モーターを制御する制御部は、前記姿勢検出手段の検出情報に基づき、前記装置本体の姿勢を制御する、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項7に記載の画像読取装置において、前記モーターの回転量および回転方向を検出するエンコーダーセンサーを備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記装置本体が前記第2姿勢から前記第1姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第1回転規制手段と、
前記装置本体が前記第1姿勢から前記第2姿勢に向けて回転する際の回転限度を規定する第2回転規制手段と、を備え、
前記第1回転規制手段により、前記装置本体の前記第1姿勢が規定され、
前記第2回転規制手段により、前記装置本体の前記第2姿勢が規定される、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1に記載の画像読取装置において、前記読み取り搬送路に設けられるローラー対であって、前記読取部の上流に位置する第1搬送ローラー対と、
前記読み取り搬送路に設けられるローラー対であって、前記読取部の下流に位置する第2搬送ローラー対と、を備え、
前記第1搬送ローラー対は、前記読み取り搬送路を搬送される原稿の下面と接する第1下ローラー、及び前記読み取り搬送路を搬送される原稿の上面と接する第1上ローラーとを備え、
前記第2搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接する第2下ローラー、及び原稿の前記上面と接する第2上ローラーとを備え、
前記第1下ローラー、前記第1上ローラー、前記第2下ローラー、及び前記第2上ローラーは、駆動源により回転駆動される、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項10に記載の画像読取装置において、前記第1上ローラーは、前記第1下ローラーに対して進退可能に設けられ、
前記第2上ローラーは、前記第2下ローラーに対して進退可能に設けられ、
前記第1上ローラー及び前記第2上ローラーへは、自在継手により前記駆動源の動力が伝達される、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項10または請求項11に記載の画像読取装置において、前記装置本体は、前記第1下ローラーと前記第2下ローラーとを備える第1ユニットと、
前記第1上ローラーと前記第2上ローラーとを備えるユニットであって、前記第1ユニットに対して開閉可能な第2ユニットと、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項12に記載の画像読取装置において、前記反転搬送路に設けられるローラー対であって、前記第2搬送ローラー対の下流に位置する第3搬送ローラー対と、
前記反転搬送路に設けられるローラー対であって、前記第3搬送ローラー対の下流に位置する第4搬送ローラー対と、を備え、
前記第3搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接するローラーであって駆動される第3駆動ローラーと、原稿の前記上面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第3従動ローラーとを備え、
前記第4搬送ローラー対は、原稿の前記下面と接するローラーであって駆動される第4駆動ローラーと、原稿の前記上面と接するローラーであって原稿に接して従動回転する第4従動ローラーとを備え、
前記第2ユニットは、前記第3従動ローラーと前記第4従動ローラーとを備え、
前記装置本体は、前記第3駆動ローラーと前記第4駆動ローラーとを備えるユニットであって前記第2ユニットに対して開閉可能な第3ユニットを備える、
ことを特徴とする画像読取装置。
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