JP2023047999A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体上部の部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利なハーネス配置を可能にすること。【解決手段】車体を駆動する駆動装置(12)と、車体の前後に延びるケーブル(91)を備える鞍乗り型車両において、ケーブル(91)は、駆動装置(12)の前上方の位置から、駆動装置(12)後方で、前記駆動装置(12)の上端より下方へ延び、その後、後上方へ延びる。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
鞍乗り型車両は、車体を駆動する駆動装置として機能するエンジンと、車体の前後に延びるメインハーネス等を備えている。この種の鞍乗り型車両には、前後に延びるメインハーネスを、エアクリーナ上方の車体上部に配策した構成が知られている(例えば特許文献1)。また、この種の鞍乗り型車両には、シート下に燃料タンクを配置した構成や、シート下にエアクリーナと燃料タンクとを配置した構成や、シート前方に配置される燃料タンクの下方にエアクリーナを配置した構成等の様々な部品レイアウトが知られている(例えば、特許文献2-4)。
特開2019-183673号公報 特開平11-310185号公報 特開2015-223900号公報 特開平1-28082号公報
特許文献1に記載するような、メインハーネスを車体上部で前後に配策する構成の場合、メインハーネスによって、車体上部に位置するシート及び燃料タンクのレイアウトが制約されたり、シート及び燃料タンクに形状変更が必要になったりするおそれがある。形状変更が必要な場合、部品の製造コストが増大するおそれもある。
特許文献2-4に記載するような、シート下に燃料タンクやエアクリーナを配置した場合に、部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利なハーネス配置については十分に検討されておらず、各部品の形状を工夫しながら接触を避けつつメインハーネスを配策する必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車体上部の部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利なハーネス配置を可能にすることを目的とする。
車体を駆動する駆動装置と、車体の前後に延びるケーブルを備える鞍乗り型車両において、前記ケーブルは、前記駆動装置の前上方の位置から、前記駆動装置後方で、前記駆動装置の上端より下方へ延び、その後、後上方へ延びることを特徴とする。
車体上部の部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利なハーネス配置が可能になる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 車体フレームの左側面図である。 車体フレームを上方から見た図である。 車体フレームの一部の斜め下方から視た斜視図である。 メインハーネスをパワーユニット等の一部の車体構成部品と共に示す左側面図である。 図5に車体構成部品を二点鎖線で追記した図である。 メインハーネスをパワーユニット等と共に車体上方から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
図2は、車体フレーム11の左側面図であり、図3は、車体フレーム11を上方から見た図である。図3中の符号C1は車幅中心を前後に延びる線(以下、車幅中心線と言う)である。
鞍乗り型車両10の車体フレーム11は、ヘッドパイプ18と、フロントフレーム19と、リアフレーム20と、リアフレーム20の下部から下方に延出するピボットフレーム31とを一体に備える一体型フレームであり、鞍乗り型車両10のボディを兼ねるモノコックフレームに形成されている。モノコックフレームの材料は、金属材料、又はカーボン材料等の剛性を有する適宜な材料を適用可能である。
フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後方に向けて延出する中空の板状フレームであり、メインフレームと言うこともできる。リアフレーム20は、フロントフレーム19の後端から後方に延出する板状或いはパネル状のフレームであり、シート17を支持するシートフレームとして機能する。リアフレーム20は、フロントフレーム19よりも上下に長く、フロントフレーム19に対し、下方に延出する。ピボットフレーム31は、リアフレーム20の下端から下方に延出する板状又はパネル状のフレームであり、ピボット軸22及びステップ28等を支持する。
図2及び図3に示すように、車体フレーム11は、車体フレーム11の左右の側壁部を形成する左右の側壁部材51,52を有し、左右の側壁部材51,52によって、フロントフレーム19、リアフレーム20、及びピボットフレーム31の側壁部分が一体に形成される。左右の側壁部材51,52は、車幅中心線C1を基準にして略左右対称形状であるが、左右対称形状でなくてもよい。
また、車体フレーム11は、フロントフレーム19の上面を構成する前側上板部材53と、リアフレーム20の後部上面を構成する後側上板部材54と、フロントフレーム19の下面を構成する前側下板部材55と、リアフレーム20の下面、及び後面をそれぞれ構成する後側下板部材56及び後側板部材57とを備える。
これら上板部材、前側下板部材55、後側下板部材56、及び後側板部材57が、左右の側壁部材51,52の対応する箇所にそれぞれ連結されることによって、左右の側壁部材51,52の左右間を架橋する架橋部材として機能し、車体フレーム11の剛性向上にも寄与する。フロントフレーム19の前端開口は、ヘッドパイプ18の後面によって閉塞される。
左右の側壁部材51,52は、鞍乗り型車両10の外観を構成する部材となり、鞍乗り型車両10の外観を構成するボディということができ、また、鞍乗り型車両10の所定の構成部品(後述するエアクリーナ71、燃料タンク29、及びバッテリー73等)を車幅方向外側から覆うカバーとしても機能する。
図3に示すように、リアフレーム20の上面には、上方に開口する上面開口58が設けられる。上面開口58は、前側上板部材53と、後側上板部材54との間に位置し、車体フレーム11の内部空間59に対し、外部から容易にアクセス可能な大開口を形成する。この上面開口58は、その上方からシート17によって覆われる。シート17は例えば前端部を基準にして上下に回動自在に車体フレーム11に取り付けられる。
リアフレーム20の前下部には、下方に突出するエンジンハンガー部60が設けられ、エンジンハンガー部60に、パワーユニット12のクランクケース23の上部が支持される。また、クランクケース23の後部はピボットフレーム31に支持される。
図4は、車体フレーム11の一部を斜め下方から視た斜視図である。
図4に示すように、フロントフレーム19よりも下方かつ左右のリアフレーム20の間には、車体前方に向けて開口する前方開口部62が設けられる。前方開口部62は、上方に向けて切り欠かれた形状を有している。
図1に示すように、車体フレーム11の内部空間59には、エアクリーナ71、燃料タンク29、バッテリー73、及びABSモジュレーター74等が配置される。
より具体的には、内部空間59のうち、シート17下方には、エアクリーナ71、燃料タンク29が上下に並べて配置されると共に、エアクリーナ71の前方にバッテリー73が配置される。エアクリーナ71の前端部には、コネクティングチューブ75の後端部が連結される。エアクリーナ71、燃料タンク29は、少なくとも一部が車体上下方向に重なるように配置されている。したがって、車体側面視で、エアクリーナ71の下方に燃料タンク29の少なくとも一部が配置され、車体上面視で見た場合も、エアクリーナ71及び燃料タンク29のそれぞれの一部が上下方向に重なる。
コネクティングチューブ75は、前方開口部62(図4)を通ってパワーユニット12の前端部に向かって延出し、パワーユニット12の前部上面に連結されたスロットルボディ76に連結される。燃料タンク29内の燃料は、不図示の燃料ポンプによってスロットルボディ76に設けられたインジェクタに供給される。スロットルボディ76には、ハンドル21に設けられたスロットルに連結されるスロットルワイヤが連結される。これによって、鞍乗り型車両10の吸気系及び燃料供給系が構成される。
なお、パワーユニット12は、シリンダー部24の軸線24aが車両側面視で略水平に車両前後方向に延びる水平エンジンであり、クランクケース23には、車幅方向に延びる駆動軸(クランク軸77等)が収容される。
パワーユニット12の前部下面には、排気管25aが接続され、排気管25aの後端にはマフラー25bが接続され、排気管25a及びマフラー25bによって排気装置25が構成される。
ABSモジュレーター74は、前輪13及び後輪15のブレーキ装置の液圧を制御することで、前輪13及び後輪15のロックを防止する制動力調整装置であり、モーターによって駆動されて液圧を調整するポンプ、このポンプに接続される液圧回路部、この液圧回路部を切り替えるバルブ、及び上記モーターを制御する電子制御部等を備える電装部品でもある。
図1に示すように、車体フレーム11の車幅方向外側(本実施形態では左側)、かつ、パワーユニット12の上方には収納ボックス80が設けられる。収納ボックス80には、後述する図6に示すように、クランク回転数などの駆動装置の状態に応じて車載部品を制御するECU(Engine Control Unit)81、及び、クランクの回転に応じて発電される電気の電圧を調整するレギュレータ82等の電装部品が収納される。
また、ヘッドパイプ18の前方にはヘッドライト84が配置され、リアフェンダー27にはテールライト85が配置され、スイングアーム16と車体フレーム11との間には、左右一対のリアクッション86が掛け渡される。スイングアーム16の上方には、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材を構成するチェーン87を覆うチェーンケース88が設けられる。チェーンケース88は、スイングアーム16に取り付けられているが、この構成に限定しなくてもよい。また、クランクケース23におけるシリンダー部24寄りの上面には、パワーユニット12の始動に使用するセルモータ89が配置される。
鞍乗り型車両10には、メインハーネス91を含むケーブルが配置される。メインハーネス91は、鞍乗り型車両10が備える複数の電装部品につながるケーブルを束ねたものである。
図5は、メインハーネス91をパワーユニット12等の一部の車体構成部品と共に示す左側面図である。図5には、メインハーネス91を見やすくするため、メインハーネス91の中心軸線を一点鎖線で示している。また、図5中の符号H1は、パワーユニット12の上端の高さを示し、符号H2は、クランクケース23の上端の高さを示している。
また、図6は、図5に車体構成部品を二点鎖線で追記した図である。なお、図5、図6、及び図1は、鞍乗り型車両10に乗員が乗車しない状態で地面に立設した状態に相当している。
図5に示すように、メインハーネス91は、その前端が、ヘッドパイプ18近傍に位置し、車体前部の電装部品(ヘッドライト84等)と電気的に接続される。このメインハーネス91は、ヘッドパイプ18の下方を通ってヘッドパイプ18後方へ延びた後、パワーユニット12の前上方から、パワーユニット12後方で、パワーユニット12の上端(図5に示す高さH1の位置に相当)より下方へ延び、その後、後上方へ延びている。
ここで、図5には、シート17の下方、かつパワーユニット12の後方の空間部SPを一点鎖線で示している。本構成では、メインハーネス91の一部が、空間部SP内に配策されている。
図6に示すように、ヘッドパイプ18の下方を通ったメインハーネス91は、フロントフレーム19の下面に沿って後方へ延びた後、フロントフレーム19よりも下方かつ左右のリアフレーム20間に位置する前方開口部62(図4参照)を通って、左右のリアフレーム20内に入り、左右のリアフレーム20内を後下方へ延びる。
フロントフレーム19の下面を構成する前側下板部材55(図4参照)は、上方凸に湾曲する凹状の断面に形成されている。メインハーネス91は、前側下板部材55の上方凸の面に沿って配策されることで、車幅方向外側から視認し難い。
図6に示すように、メインハーネス91は、バッテリー73、エアクリーナ71及び燃料タンク29と、パワーユニット12との間に空くスペースを通るように後下がりには配策される。換言すると、メインハーネス91は、バッテリー7342、エアクリーナ71及び燃料タンク29の下方、かつ、パワーユニット12の上方に空くスペースを通って後下がりに延びる。
また、図5及び図6に示すように、メインハーネス91は、クランクケース23上面に近接する位置まで下方へ延びる。換言すると、クランクケース23に重なる位置まで下方へ延びて、車体側面視で、スイングアーム16上面に近接する位置を後方に延びる。
図7は、メインハーネス91をパワーユニット12等と共に車体上方から見た図である。図7では、説明を判りやすくするため、エアクリーナ71及び燃料タンク29を二点鎖線で示している。
図7に示すように、車体上面視で、エアクリーナ71、燃料タンク29及びメインハーネス91のそれぞれが車体上下方向に重なり、かつ、メインハーネス91は左右に迂回することなく後方へと延出する。これらによって、メインハーネス91を配策するために、シート17、エアクリーナ71及び燃料タンク29等のレイアウトや形状が制約される事態を回避できると共に、メインハーネス91を短い距離で後方へ配策し易くなる。
また、図7に示すように、メインハーネス91の一部は、車体上面視で、車幅方向一方(本構成では車体左側)寄りの位置を、車体前後方向に直線状に延出することによって、収納ボックス80とパワーユニット12と間の車幅方向に空くスペースに配策される。その後、メインハーネス91は、車幅方向中央に向けて車体後方に延び、その近傍で所定の固定部材92によって車体フレーム11の一部を構成する部材に固定され、車幅方向他方(本構成では車体右側)かつ後方に延出し、車体上面視で、後輪の車幅方向他方を後方に向けて直線状に延出し、テールライト85に電気的に接続される。
つまり、メインハーネス91の後半部分は、車体上面視で、車幅方向左側から右側へと、車幅中心線C1を跨ぎながら後方に延出し、テールライト85に電気的に接続される。
なお、車体上面視で、エアクリーナ71及び燃料タンク29に重なる領域において、メインハーネス91の反対側には、メインハーネス91から分岐するハーネス93(図7参照)が配策される。このハーネス93は、車幅方向中央に向けて車体後方へ延び、固定部材92の近傍でメインハーネス91につながる。
本構成では、図7に示すように、収納ボックス80の周囲を左右に迂回するようにメインハーネス91を配策することなく、メインハーネス91を収納ボックス80近傍に配置している。これにより、メインハーネス91を収納ボックス80内の電装部品81,82に短い距離で電気的に接続し易くなり、ケーブル長を短縮化し易くなる。
図7等に示す符号91Xは、メインハーネス91の最下部を示している。
メインハーネス91の最下部91Xは、パワーユニット12のクランクケース23後方、かつ、エアクリーナ71、燃料タンク29及びメインハーネス91が車体上下方向に重なる領域であって、車幅中心線C1に近い位置である。メインハーネス91の最下部91Xは、クランクケース23の上面より低い位置にあり、図5に示すように、車体側面視で、セルモータ89の上面、及びチェーンケース88の上面より低い位置であって、スイングアーム16及びチェーン87よりも上方に位置している。
このようにして、メインハーネス91の最下部91Xをクランクケース23周辺の低い位置とするので、メインハーネス91によって、クランクケース23よりも上方に配置されるシート17、エアクリーナ71及び燃料タンク29等のレイアウトや形状が制約される事態を回避できる。
なお、メインハーネス91の最下部91Xの近傍にて、メインハーネス91は固定部材92を介して車体フレーム11の一部に固定される。車体フレーム11が金属製の場合、メインハーネス91が固定される車体フレーム11の箇所にアース接続される。図6に示すように、メインハーネス91の後半部分は、リアフレーム20の後縁部の内側に配策されるので、外観視されない。
以上説明したように、本実施形態の鞍乗り型車両10では、メインハーネス91が、駆動装置として機能するパワーユニット12の前上方の位置から、パワーユニット12後方で、パワーユニット12の上端より下方へ延び、その後、後上方へ延びる。このハーネス配置によれば、メインハーネス91によって車体上部の部品レイアウトや部品形状が制約される事態を回避でき、車体上部の部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利になる。
図5に示したように、エアクリーナ71の下方に燃料タンク29の少なくとも一部が配置され、燃料タンク29の下方に、メインハーネス91の一部が配置されるので、エアクリーナ71及び燃料タンク29を前後方向にコンパクトに配置できると共に、燃料タンク29下に空くスペースを有効利用してメインハーネス91を配置でき、かつ、メインハーネス91を外観視し難くすることができる。
また、図7に示したように、車体上面視で、エアクリーナ71、燃料タンク29及びメインハーネス91のそれぞれの一部が車体上下方向に重なるので、エアクリーナ71、燃料タンク29、及びメインハーネス91の一部を、車幅方向への大型化を抑制し易く配置できる。
また、図2-図4、及び図5に示したように、車体フレーム11は、エアクリーナ71及び燃料タンク29の両方を車幅方向外側から覆うカバーを兼ねるフレームを備え、メインハーネス91の一部は、車幅方向外側からカバーを兼ねるフレームで覆われる位置に配置される。
本実施形態では、車体フレーム11全体がカバーを兼ねるフレームに形成される場合を例示したが、車体フレーム11の一部だけがカバーを兼ねるフレームでもよい。また、カバーを兼ねるフレームは、エアクリーナ71及び燃料タンク29の少なくとも一方の一部を車幅方向外側から覆うものであればよく、このフレームで覆われる位置に、メインハーネス91の一部を配置するようにすればよい。
この構成によれば、カバーを兼ねるフレームで覆われるスペースを、エアクリーナ71及び/又は燃料タンク29、及びメインハーネス91からなる部品の配置スペースに有効利用できると共に、各部品の外観露出を抑えて外観性の向上を図りやすくなる。
この車体フレーム11は、当該鞍乗り型車両10のボディとフレームを兼用するモノコックフレームであるので、モノコックフレームで覆われるスペースを、部品の配置スペースに有効利用できると共に、外観性の向上を図りやすくなる。さらに、モノコックフレームによって、周囲の飛散物からメインハーネス91等を保護したり、雨水等の水分が付着する事態も抑制したりし易くなる。
図7に示したように、車体上面視で、エアクリーナ71、燃料タンク29及びメインハーネス91のそれぞれの一部が車体上下方向に重なる領域に、メインハーネス91の最下部91Xが位置する。この構成によれば、エアクリーナ71及び燃料タンク29の下に空くスペースを利用してメインハーネス91を配置できると共に、そのスペースを利用してメインハーネス91に付着した水分を排出できる。
図7に示したように、複数の電装部品81,82を有する電装ユニットとして機能する収納ボックス80を備え、パワーユニット12と収納ボックス80との間の車幅方向に空くスペースに、メインハーネス91の一部が配策され、メインハーネス91に収納ボックス80内の電装部品81,82が電気的に接続される。この構成によれば、各電装部品81,82までのケーブル長を短縮可能にしながらメインハーネス91を配策できる。さらに、メインハーネス91は、図5に示したように、クランクケース23の上端(図5に示す高さH2の位置に相当)より下方へ延びるので、クランクケース23上方のスペースを、メインハーネス91以外の部品の配置スペースに効率良く利用可能にしながらメインハーネス91を配策できる。
また、図5に示したように、メインハーネス91の一部は、シート17の下方、かつパワーユニット12の後方に位置する空間部SP内に配策される。これにより、シート17の下方、かつパワーユニット12の後方に空くスペースを利用してメインハーネス91を配策できる。
なお、上述の実施形態は本発明の一態様を示すものであり、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の駆動装置は、内燃機関を有するパワーユニットに限定されず、駆動モーター等の車体を駆動可能な駆動装置を広く適用可能である。また、ECUの機能は、クランク回転数などの駆動装置の状態に応じて車載部品を制御するものに限定されず、駆動装置によらず車輪速センサやIMUなどの加速度センサ等から検知される車両の状態に応じて車載部品を制御する機能と置換してもよいし、別の機能を付加してもよい。また、ABSモジュレーター74は、電気で作動する構成に限定されず、電気を用いずに作動する構成でもよい。また、本発明を、図1等に示す自動二輪車に適用する場合を説明したが、これに限定されず、本発明を、他の自動二輪車、及び、三輪タイプや四輪タイプを含む鞍乗り型車両に適用してもよい。また、本発明を、メインハーネス91の配策構造に適用する場合を説明したが、これに限定されず、任意の鞍乗り型車両に配策される任意のケーブルの配策構造に本発明を適用してもよい。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)車体を駆動する駆動装置と、車体の前後に延びるケーブルを備える鞍乗り型車両において、前記ケーブルは、前記駆動装置の前上方の位置から、前記駆動装置後方で、前記駆動装置の上端より下方へ延び、その後、後上方へ延びることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、ケーブルによって車体上部の部品レイアウトや部品形状が制約される事態を回避でき、車体上部の部品レイアウトや部品形状の自由度向上に有利になる。
(構成2)燃料タンクと、エアクリーナとを備え、車体側面視で、前記エアクリーナの下方に前記燃料タンクの少なくとも一部が配置され、前記燃料タンクの下方に前記ケーブルの一部が配置されることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、エアクリーナ及び燃料タンクを前後方向にコンパクトに配置できると共に、燃料タンク下に空くスペースを有効利用してケーブルを配置できる。
(構成3)車体上面視で、前記エアクリーナ、前記燃料タンク及び前記ケーブルのそれぞれの一部が車体上下方向に重なることを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、エアクリーナ、燃料タンク、及びケーブルの一部を、車幅方向への大型化を抑制し易く配置できる。
(構成4)前記駆動装置を支持する車体フレームを備え、前記車体フレームは、前記エアクリーナ及び前記燃料タンクの少なくとも一方を車幅方向外側から覆うカバーを兼ねるフレームを備え、前記ケーブルの一部は、車幅方向外側から前記カバーを兼ねるフレームで覆われる位置に配置されることを特徴とする構成2又は3に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、カバーを兼ねるフレームで覆われるスペースを、エアクリーナ及び/又は燃料タンク、及びケーブルからなる部品の配置スペースに有効利用できる。
(構成5)前記カバーを兼ねるフレームは、当該鞍乗り型車両のボディとフレームを兼用するモノコックフレームであることを特徴とする構成4に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、モノコックフレームで覆われるスペースを、部品の配置スペースに有効利用できると共に、外観性の向上を図りやすくなる。
(構成6)車体上面視で、前記エアクリーナ、前記燃料タンク及び前記ケーブルのそれぞれの一部が車体上下方向に重なる領域に、前記ケーブルの最下部が位置することを特徴とする構成2から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、エアクリーナ及び燃料タンクの下に空くスペースを利用してケーブルを配置できると共に、そのスペースを利用してケーブルに付着した水分を排出できる。
(構成7)前記駆動装置との間に車幅方向に間隔を空けて配置され、複数の電装部品を有する電装ユニットを備え、前記駆動装置と前記電装ユニットとの間の車幅方向に空くスペースに、前記ケーブルの一部が配策され、前記ケーブルに前記複数の電装部品が電気的に接続されることを特徴とする構成1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、各電装部品までのケーブル長を短縮可能に、ケーブルを配策でき、ケーブルの外観露出も抑えやすくなる。
(構成8)前記駆動装置は、駆動軸を収容するケースを備え、前記ケーブルは、前記ケースの上端より下方へ延びることを特徴とする構成1から7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、クランクケース上方のスペースを、ケーブル以外の部品の配置スペースに効率良く利用可能にしながらケーブルを配策できる。
(構成9)前記鞍乗り型車両は、乗員用のシートを備え、前記シートの下方、かつ前記駆動装置の後方には空間部が設けられ、前記ケーブルの一部は、前記空間部内に配策されることを特徴とする構成1から8のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、シートの下方、かつ駆動装置の後方に空くスペースを利用してケーブルを配策できる。
10 鞍乗り型車両
11 車体フレーム
12 パワーユニット(駆動装置)
16 スイングアーム
17 シート
23 クランクケース
24 シリンダー部
71 エアクリーナ
29 燃料タンク
77 クランク軸(駆動軸)
80 収納ボックス(電装ユニット)
81 ECU(電装部品)
82 レギュレータ(電装部品)
91 メインハーネス(ケーブル)
91X メインハーネスの最下部
SP 空間部

Claims (9)

  1. 車体を駆動する駆動装置(12)と、車体の前後に延びるケーブル(91)を備える鞍乗り型車両において、
    前記ケーブル(91)は、前記駆動装置(12)の前上方の位置から、前記駆動装置(12)後方で、前記駆動装置(12)の上端より下方へ延び、その後、後上方へ延びることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 燃料タンク(29)と、エアクリーナ(71)とを備え、
    車体側面視で、前記エアクリーナ(71)の下方に前記燃料タンク(29)の少なくとも一部が配置され、前記燃料タンク(29)の下方に前記ケーブル(91)の一部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車体上面視で、前記エアクリーナ(71)、前記燃料タンク(29)及び前記ケーブル(91)のそれぞれの一部が車体上下方向に重なることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記駆動装置を支持する車体フレーム(11)を備え、
    前記車体フレーム(11)は、前記エアクリーナ(71)及び前記燃料タンク(29)の少なくとも一方を車幅方向外側から覆うカバーを兼ねるフレームを備え、
    前記ケーブル(91)の一部は、車幅方向外側から前記カバーを兼ねるフレームで覆われる位置に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記カバーを兼ねるフレームは、当該鞍乗り型車両のボディとフレームを兼用するモノコックフレームであることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  6. 車体上面視で、前記エアクリーナ(71)、前記燃料タンク(29)、及び前記ケーブル(91)のそれぞれの一部が車体上下方向に重なる領域に、前記ケーブル(91)の最下部(91X)が位置することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記駆動装置(12)との間に車幅方向に間隔を空けて配置され、複数の電装部品(81,82)を有する電装ユニット(80)を備え、
    前記駆動装置(12)と前記電装ユニット(80)との間の車幅方向に空くスペースに、前記ケーブル(91)の一部が配策され、前記ケーブル(91)に前記複数の電装部品(81,82)が電気的に接続されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記駆動装置(12)は、駆動軸(77)を収容するケース(23)を備え、
    前記ケーブル(91)は、前記ケース(23)の上端より下方へ延びることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記鞍乗り型車両は、乗員用のシート(17)を備え、
    前記シート(17)の下方、かつ前記駆動装置(12)の後方には空間部(SP)が設けられ、
    前記ケーブル(91)の一部は、前記空間部(SP)内に配策されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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