JP2023047665A - 遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遮蔽材が張り出された状態においてより容易に遮蔽状態を調整することができる技術を提供する。【解決手段】昇降可能に設けられる遮蔽材11と、一方向に延在する長尺部材23と、遮蔽材11の幅方向と交差する交差方向に延在し、一端部において固定面に支持され、長尺部材23の延在方向が幅方向を向くように長尺部材を保持する保持部が他端部に形成され、長尺部材23を保持して前記遮蔽材を張り出す少なくとも1つ以上のアーム22とを備え、長尺部材23は、遮蔽材11が張り出される状態において、遮蔽材11の下端が前記長尺部材による張り出し位置の下方において昇降可能に形成されることを特徴とする。【選択図】図1
Description
この明細書に開示される技術は、開口部を遮蔽する技術に関する。
従来、遮蔽装置として、特許文献1に示される日除け器具が知られている。この日除け器具は、内部に溝が形成された一対のサッシュバーと、サッシュバーの上部に取り付けられるロールスクリーンと、ロールスクリーンから引き出されたシートの中間部を横断するように形成されてシートを支持するとともに、両端がサッシュバーの溝に係合可能な中間支持部材と、ロールスクリーンから引き出されたシートの先端部を張り出すことができるとともに、基部がサッシュバーの溝に係合可能なブラケットとを備える。
この日除け器具における中間支持部材及びブラケットは、サッシュバーの溝に沿って上下方向に摺動可能に、且つ所定の高さ位置で係止可能に構成される。このような構成によって、日照条件や風力条件等に応じて、ロールスクリーンから引き出されたシートの高さや張り出し角度を調整することができる。
しかしながら、上述の日除け器具によれば、シートの先端がブラケットによって張り出されるため、シートが張り出された状態において遮蔽状態を調整するためにはブラケットの取付位置を都度調整しなければならず、高さ調整に係る作業が煩雑となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、遮蔽材が張り出された状態においてより容易に遮蔽状態を調整することができる技術を提供することにある。
本発明に係る一態様は、昇降可能に設けられる遮蔽材と、一方向に延在する長尺部材と、前記遮蔽材の幅方向と交差する交差方向に延在し、一端部において固定面に支持され、前記長尺部材の延在方向が前記幅方向を向くように該長尺部材を保持する保持部が他端部に形成され、前記長尺部材を保持して前記遮蔽材を張り出す少なくとも1つ以上のアームとを備え、前記長尺部材は、前記遮蔽材が張り出される状態において、該遮蔽材の下端が前記長尺部材による張り出し位置の下方において昇降可能に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、遮蔽材が張り出された状態においてより容易に遮蔽状態を調整することができる。
<第1の実施形態>
本発明に係る第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る遮蔽装置は、建物の開口部に設けられ、スクリーンを降下させることにより開口部から建物内に入射する光を遮蔽するロールスクリーンとして構成されるが、遮蔽材が昇降可能である遮蔽装置として構成されればよく、横型ブラインド、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン等の他の遮蔽装置であってもよい。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明に係る第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る遮蔽装置は、建物の開口部に設けられ、スクリーンを降下させることにより開口部から建物内に入射する光を遮蔽するロールスクリーンとして構成されるが、遮蔽材が昇降可能である遮蔽装置として構成されればよく、横型ブラインド、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン等の他の遮蔽装置であってもよい。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(遮蔽装置の構成)
本実施形態に係る遮蔽装置の構成について説明する。図1、図2は、それぞれ、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す斜視図、側面図である。図3は、アームの可動範囲を示す側面図である。図4は、支持部の構成を示す側断面図である。なお、本実施形態においては、遮蔽装置が建物の窓枠に取り付けられた状態において、その室内側を正面、窓側を背面と称し、これらの面垂直方向を前後方向、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と称して以後説明を行う。なお、遮蔽装置は室内側に取り付けられるものとして説明を行うが、室外側に取り付けられても良い。
本実施形態に係る遮蔽装置の構成について説明する。図1、図2は、それぞれ、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す斜視図、側面図である。図3は、アームの可動範囲を示す側面図である。図4は、支持部の構成を示す側断面図である。なお、本実施形態においては、遮蔽装置が建物の窓枠に取り付けられた状態において、その室内側を正面、窓側を背面と称し、これらの面垂直方向を前後方向、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と称して以後説明を行う。なお、遮蔽装置は室内側に取り付けられるものとして説明を行うが、室外側に取り付けられても良い。
図1、図2に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置1は、室内において窓枠Fに設置され、セットフレーム10、スクリーン11、ウエイトバー12、操作チェーン13、2つの支持部21、2つのアーム22、長尺部材23を備える。
本実施形態に係る窓枠Fは、建物の開口部に備え付けられる枠体であり、上下方向に延在して互いに対向するように設けられた2つの長尺部材と、この2つの長尺部材を、上端部、下端部のそれぞれにおいて接続するように左右方向に延在する2つの長尺部材とを有する。
セットフレーム10は、窓枠Fを構成する4つの長尺部材のうち、上端部において左右方向に延在する長尺部材の底面、または、建物の天井面にブラケットを介して取り付けられ、2つのサイドブラケットにより巻取パイプを回転可能に支持する。スクリーン11は、シート状に形成された遮蔽材であり、その上端部が巻取パイプに連結されるとともに、その下端部がウエイトバー12に連結される。なお、遮蔽装置1は、巻取可能なフラット面を有するスクリーン11としたが、プリーツ状又はハニカム状のスクリーンを備えるものであっても良い。
ウエイトバー12は、左右方向に長尺に形成された部材であり、スクリーン11の下端に連結されることによって、スクリーン11に張力を与える。操作チェーン13は、無端状に形成された紐状部材であり、巻取パイプを順方向または逆方向に回転させる操作部として巻取パイプの右側端部に設けられる。本実施形態においては、操作チェーン13の前方側を操作者が牽引するとスクリーン11を巻き取るように巻取パイプが回転され、操作チェーン13の後方側を操作者が牽引するとスクリーン11を巻き解くように巻取パイプが回転される。
2つの支持部21のそれぞれは、少なくとも最下方まで下降されたウエイトバー12よりも上方に位置付けられて、窓枠Fを構成する4つの長尺部材のうち、上下方向に延在する2つの長尺部材のそれぞれの正面側を固定面として、この固定面に不動に設けられる。
2つのアーム22のそれぞれは、2つの支持部21のそれぞれに対応して設けられた一方向に延在する長尺部材である。図3に示すように、2つのアーム22のそれぞれは、その基端部が左右方向を向く軸周りに所定の角度範囲だけ回動するように、対応する支持部21に支持される。2つのアーム22のそれぞれの先端部には、長尺部材23を保持可能に形成された保持部221が形成される。なお、本実施形態において、アーム22は、その延在方向が前後方向を向く状態から保持部221が上方を向く状態までの角度範囲だけ回動するように、支持部21により回動が制限される。また、遮蔽装置1は、少なくとも1つ以上のアーム22を備えれば良い。
長尺部材23は、図1に示すように、全体として一方向に延在するように長尺に構成された部材であり、延在方向が、左右方向、即ち、スクリーン11の幅方向を向くように配された状態で用いられる。本実施形態においては、長尺部材23は、スクリーンの幅と略同等の長さに構成される。
長尺部材23は、2つのベースプレート230と、被保持部231と、ローラ232とを有する。被保持部231、ローラ232は、いずれも長尺の円筒状に形成された部材である。2つのベースプレート230は、被保持部231、ローラ232の両端部に配され、被保持部231とローラ232とがスクリーン11を挟持可能な間隙を生じる程度に離間させた状態で被保持部231とローラ232とを支持する。ここで、被保持部231とローラ232は、スクリーン11の幅方向と交差する交差方向、望ましくは前後方向からスクリーン11を挟持する。図4に示すように、被保持部231は、軸部231Aを介して2つのベースプレート230に回転不能に支持される。ローラ232は、軸部232Aを介して2つのベースプレート230に回転可能に支持される。なお、被保持部231は、回転可能に2つのベースプレート230に支持されても良い。
アーム22の先端部に設けられた保持部221は、可撓性を有する素材からなり、先端側が開放された略C字状に形成される。長尺部材23は、保持部221及び被保持部231によりアーム22に着脱される。アーム22の延在方向と長尺部材23の延在方向とが直交する状態において、被保持部231が保持部221の開放部分に位置付けられ、アーム22の基端側に押下されることによって、図4に示すように、被保持部231が保持部221に保持され、アーム22と長尺部材23とが連結される。
アーム22は、被保持部231ではなく、ベースプレート230を保持するように構成されても良いが、この場合、スクリーン11の幅は開口部の幅より小さくする必要がある。よって、アーム22は、スクリーン11の幅よりも左右方向内方側で長尺部材23を保持するように構成されることが望ましい。
(遮蔽装置の動作)
本実施形態に係る遮蔽装置の動作について説明する。図5、図6は、それぞれ、開状態、閉状態にある遮蔽装置を示す側面図である。図7は、張り出し状態にある遮蔽装置を示す側面図である。図8、図9は、それぞれ、張り出し状態においてウエイトバーが下降、上昇される遮蔽装置を示す側面図である。
本実施形態に係る遮蔽装置の動作について説明する。図5、図6は、それぞれ、開状態、閉状態にある遮蔽装置を示す側面図である。図7は、張り出し状態にある遮蔽装置を示す側面図である。図8、図9は、それぞれ、張り出し状態においてウエイトバーが下降、上昇される遮蔽装置を示す側面図である。
図5に示すように、遮蔽装置1がウエイトバー12が最上方まで上昇されて建物の開口部を遮蔽しない開状態である場合、操作者により操作チェーン13の後方側が牽引されると、図6に示すように、ウエイトバー12とともにスクリーン11が下降されて建物の開口部を遮蔽する閉状態に遮蔽装置1が移行される。この際、長尺部材23は、被保持部231とローラ232との間隙がウエイトバー12の前後方向の厚みより小さく形成されることによって、スクリーン11の下端から抜出されることなく、ウエイトバー12の上方に載置された状態で下降される。また、アーム22は、その延在方向が上方を向く収容状態とされており、これによって、遮蔽装置1の開閉動作がアーム22によって阻害されることがない。
遮蔽装置1が閉状態にある場合に、その延在方向が前後方向を向くようにアーム22が回動され、長尺部材23が支持部21近傍の高さまで引き上げられ、アーム22と長尺部材23とが連結されると、遮蔽装置1が図7に示すようにスクリーン11が張り出される張り出し状態に移行される。張り出し状態においては、スクリーン11が長尺部材23の高さ位置まで傾斜され、ウエイトバー12がより前方側の位置で垂下される状態に遮蔽装置1が維持される。遮蔽装置1が張り出し状態とされることによって、建物の開口部とスクリーン11とが前後方向に離間され、窓が開けられた状態において、開口部を介した換気を阻害せずに日射や外からの視線の遮蔽を行うことができる。
長尺部材23においてスクリーン11を挟持する2つの部材のうち少なくとも一方が回動可能なローラ232として構成されることによって、長尺部材23がスクリーン11に対して相対的に上下に移動される際の摩擦による抵抗が低減される。これによって、遮蔽装置1が張り出し状態にある場合であっても、図8に示すように、ウエイトバー12をより小さな牽引力で下降させることができ、同様に、図9に示すようにウエイトバー12をより小さな牽引力で上昇させることができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図10は、アームの構成を示す側面図である。図11、図12は、それぞれ、アームが短縮された遮蔽装置、アームが伸長された遮蔽装置を示す側面図である。
第2の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図10は、アームの構成を示す側面図である。図11、図12は、それぞれ、アームが短縮された遮蔽装置、アームが伸長された遮蔽装置を示す側面図である。
本実施形態に係る遮蔽装置2は、図10に示すように、アーム22に代えて、アーム31を備える点において、第1の実施形態に係る遮蔽装置1とは異なる。アーム31は、第1延在部311、第2延在部312、連結部313を有する。
第1延在部311は、前後方向に延在し、その基端部が、アーム22の基端部と同様に左右方向を向く軸回りに回動可能に支持部21により支持される。第2延在部312は、前後方向に延在し、アーム22と同様にその先端部に保持部221が形成される。連結部313は、第1延在部311の先端部に設けられ、第1延在部311に対して第2延在部312を前後方向に可動に連結し、不図示の締結具を有する。第1延在部311は、第2延在部の基端側一部を収容可能に筒状に形成されており、これによって、アーム31が前後方向に伸縮可能に構成される。
このように構成された遮蔽装置2によれば、張り出し状態におけるアーム31を短縮または伸長させることによって、スクリーン11の張り出し角度を調節することができる。張り出し角度の調節によれば、図11に示すように、スクリーン11の張り出し角度を小さくして遮蔽性を優先して通気を行うことができ、また、図12に示すように、スクリーン11の張り出し角度を大きくして通気性を優先して遮蔽を行うことができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図13、図14は、それぞれ、本実施形態に係る支持部の構成を示す側面図、正面図である。図15、図16は、それぞれ、アームが最下部、最上部に位置付けられた遮蔽装置を示す側面図である。
第3の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図13、図14は、それぞれ、本実施形態に係る支持部の構成を示す側面図、正面図である。図15、図16は、それぞれ、アームが最下部、最上部に位置付けられた遮蔽装置を示す側面図である。
図13、図14に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置3は、支持部21に代えて、支持部41を備える点が第1の実施形態に係る遮蔽装置1とは異なる。支持部41は、上下方向に長尺に構成され、複数の支持穴411と、これらの支持穴411のそれぞれに対応して設けられる複数の固定孔412とが形成される。
複数の支持穴411は、支持部41の前面において上下方向に並ぶように形成され、それぞれの支持穴411は、前方からアーム22の基端側一部を挿入可能に形成される。複数の固定孔412は、支持部41の側面において、対応する支持穴411と連通するように形成される。
アーム22の側面において、アーム22が支持穴411に挿入された際に固定孔412と重なる位置には、左右方向にアーム22を貫通する貫通孔(不図示)が形成される。アーム22を複数の支持穴411のいずれかに挿入し、挿入された支持穴411に対応する固定孔412に略L字状に折り曲げられた棒状部材41Cを差し込むことによって、アーム22が支持部41により所定の高さに支持される。
このように構成された遮蔽装置3によれば、上下方向におけるスクリーン11の張り出し位置を大きく変化させることができる。図15に示すように、アーム22が支持部41の最下部で支持される場合、長尺部材23の下方側に位置するスクリーン11の上下方向長さが短くなるため、風によるウエイトバー12のバタツキを低減させることができる。図16に示すように、アーム22が支持部41の最上部で支持される場合、ウエイトバー12の移動範囲が大きくなるため、通気量を多くしながら調光量に係る調節が容易となる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図17は、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す側面図である。図18、図19は、それぞれ、アームが上方、下方に傾斜された遮蔽装置を示す側面図である。
第4の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図17は、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す側面図である。図18、図19は、それぞれ、アームが上方、下方に傾斜された遮蔽装置を示す側面図である。
図17に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置4は、支持部21に代えて、支持部51を備える点が第1の実施形態に係る遮蔽装置1とは異なる。支持部51は、支持部21と同様に左右方向を向く軸周りに回動可能にアーム22の基端部を支持する。支持部51は、レバー51Lに対する操作に応じてアーム22の回動を許容または規制する回動規制機構を有する。
遮蔽装置1がアーム22が回動される角度範囲内の制限位置にのみアーム22を回動させた状態を維持可能であるのに対し、遮蔽装置4は所定の角度に回動させた状態でアームを22を固定することができる。支持部51は、アーム22の保持部221が上方を向く状態から保持部221が下方を向く状態までの約180°の角度範囲だけ回動するようにアーム22を支持する。
このように構成された遮蔽装置4によれば、遮蔽装置3と同様に、上下方向におけるスクリーン11の張り出し位置を大きく変化させることができる。具体的には、図18に示すように、アーム22を水平方向よりも上方に傾けてスクリーン11の張り出し位置をより高い位置に位置付けることできる。また、図19に示すように、アーム22を水平方向よりも下方に傾けてスクリーン11の張り出し位置をより低い位置に位置付けることできる。
<第5の実施形態>
第5の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図20は、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す側面図である。図21、図22は、それぞれ、非装着状態、装着状態にある遮蔽装置を示す側面図である。
第5の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図20は、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す側面図である。図21、図22は、それぞれ、非装着状態、装着状態にある遮蔽装置を示す側面図である。
図20に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置5は、長尺部材23に代えて、長尺部材61を備える点において、第1の実施形態に係る遮蔽装置1とは異なる。長尺部材61は、アーム22の保持部221により保持可能に形成された長尺の円柱状に形成された部材であり、スクリーン11の幅以上の長さに形成される。
このように構成された遮蔽装置5によれば、スクリーン11を張り出さない場合には、図21に示すように、長尺部材61がスクリーン11を挟持しないため、遮蔽装置5から長尺部材61を分離することができる。また、図22に示すように長尺部材61をアーム22に連結させて、スクリーン11の張り出しを容易に行うことができる。長尺部材61がスクリーン11を挟持しないため、アーム22を水平に張り出した状態であっても、ウエイトバー12を長尺部材61を乗り越えて上昇させることで、遮蔽装置5を設置した開口部を開放することができる。
<第6の実施形態>
第6の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図23、図24は、それぞれ、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図、側面図である。図25は、張り出し状態にある遮蔽装置を示す側面図である。
第6の実施形態に係る遮蔽装置の構成及び動作について説明する。図23、図24は、それぞれ、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図、側面図である。図25は、張り出し状態にある遮蔽装置を示す側面図である。
図23、図24に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置6は、ロールスクリーンではなく横型ブラインドとして構成されている点において、第1の実施形態に係る遮蔽装置1とは異なる。遮蔽装置6は、ヘッドボックス70と、複数のスラット71と、ボトムレール72と、中間バー73と、操作コード74と、支持部21と、アーム81とを備える。
ヘッドボックス70は、複数のスラット71を整列状態で支持するラダーコードと、ボトムレール72及び中間バー73を昇降する昇降コードとを垂下する。操作コード74に対する牽引操作に応じて、ボトムレール72及び中間バー73が昇降され、複数のスラット71が傾動される。ボトムレール72、中間バー73は、いずれも左右方向、即ち遮蔽装置6の幅方向に延在する長尺部材であり、中間バー73は、ボトムレール72の上方に位置付けられる。複数のスラット71は、上下方向に全体として1つの遮蔽材を構成し、ヘッドボックス70と中間バー73との間に配される第1のスラット群と、中間バー73とボトムレール72との間に配される第2のスラット群とに区分される。
アーム81は、保持部221に代えて、保持部222が先端部に形成される点において、アーム22とは異なる。中間バー73の左右方向における両端部のそれぞれには、左右方向外方に突出し、保持部222により保持可能に形成された被保持部731が形成される。図25に示すように、アーム81の延在方向が水平方向を向くようにアーム81を回動させ、中間バー73をアーム81近傍まで下降させ、保持部222に被保持部731を保持させることによって、複数のスラット71を張り出すことができる。この際、中間バー73が長尺部材23に相当する部材として機能する。
このように構成された遮蔽装置6によれば、横型ブラインド、特に2段式ブラインドにおいて、遮蔽材の張り出しを容易に行うことができる。
本発明に係る第1~第6の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、複数組み合わせる等してその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1~6 遮蔽装置
11,71 遮蔽材
21,41,51 支持部
22,31,81 アーム
23,61 長尺部材
73 中間バー
11,71 遮蔽材
21,41,51 支持部
22,31,81 アーム
23,61 長尺部材
73 中間バー
Claims (8)
- 昇降可能に設けられる遮蔽材と、
一方向に延在する長尺部材と、
前記遮蔽材の幅方向と交差する交差方向に延在し、一端部において固定面に支持され、前記長尺部材の延在方向が前記幅方向を向くように該長尺部材を保持する保持部が他端部に形成され、前記長尺部材を保持して前記遮蔽材を張り出す少なくとも1つ以上のアームとを備え、
前記長尺部材は、前記遮蔽材が張り出される状態において、該遮蔽材の下端が前記長尺部材による張り出し位置の下方において昇降可能に形成されることを特徴とする遮蔽装置。 - 前記遮蔽材はスクリーンであり、
前記長尺部材は、前記遮蔽材を前記交差方向に挟持した状態において前記遮蔽材に沿って移動可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。 - 前記長尺部材において、前記遮蔽材を挟持する2つの部材のうち、一方の部材は前記幅方向を向く軸周りに回転可能なローラであることを特徴とする請求項2に記載の遮蔽装置。
- 前記遮蔽材の下端にはウエイトバーが連結されており、該ウエイトバーは、前記長尺部材の前記遮蔽材の下端からの抜出を規制することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遮蔽装置。
- 前記長尺部材は、前記遮蔽材を上下に連結する中間バーであり、前記アームは、前記保持部が前記中間バーを保持することを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。
- 前記アームは該アームの延在方向に伸縮可能に構成されることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
- 前記アームは、該アームの上下方向における支持位置を調整可能に前記固定面に支持されることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
- 前記アームは、前記一端部が前記幅方向を向く軸周りに回動可能に前記固定面に支持されることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
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