JP2023044221A - 眼鏡のテンプル支持構造 - Google Patents

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Figure 2023044221000001
【課題】利用者の側頭部をテンプルで弾性的に挟持して安定して装着することができるうえ、テンプルに大きな外力が加わった場合であってもテンプルを弾性的に変位させて破損を防止することができる眼鏡のテンプル支持構造を提供すること。
【解決手段】レンズ両端側に設けられる智部2と前記智部2から後方に延長して設けられるテンプル3とを少なくとも有する眼鏡のテンプル支持構造において、前記智部2または前記テンプル3にはゴム弾性を有する弾性部材4を設け、前記弾性部材4の一部と前記テンプル3の一部とを一体に構成し、前記弾性部材4が弾性変形することで前記テンプル3が弾性的に変位可能とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、眼鏡を利用する者の側頭部やこめかみを弾性的に挟持して装着することのできる眼鏡のテンプル支持構造に関するものである。
一般的な眼鏡はレンズ両端部から後方に伸びる一対のテンプルを両耳に掛けることでレンズを眼前に保持することができる。このとき、レンズを含むフロントフレームには鼻当てが設けられる。鼻当ては、重量の大きいフロントフレームが耳掛け部を支点として下方向にずれることを防止する。しかし、利用者が眼鏡を装着した状態で走ったり飛び跳ねたりするとフロントフレームないしテンプルには下方向のみならず上方向にずれようとする力も加わる。このような場合には鼻当てによる支持やテンプルを耳に掛けることによる支持だけでは眼鏡の上方向のずれを防止することができない。
そこで、従来の眼鏡はテンプルを左右に開いたときの幅を利用者の側頭部の幅よりもあらかじめ狭く調整し、装着時には側頭部の幅に合わせてテンプルが左右にさらに開くような構成としている。このとき、テンプルが弾性的に変位して開くように構成することにより、装着時にはテンプルの弾性による復元力で利用者の側頭部を挟持することができる。このようにテンプルによって側頭部を挟持することにより、挟持力による摩擦力が下方向のみならず上方向の力に対しても抵抗する。そのため、利用者が眼鏡を装着した状態で走ったり飛び跳ねたりした場合であっても左右方向だけでなく上下方向にも眼鏡がずれにくくなる。
ところが、テンプルを左右方向に弾性的に変位させることができたとしても、他の方向に変位できない構成では不都合が生じる場合がある。一例として、上下方向に弾性変形できない場合には、意図しない上下方向の外力がテンプルに加わると、テンプルの基端部に大きな応力が生じてテンプルの支持部が破断する恐れがある。
この点、従来においては、フロントフレームにテンプルを支持するための部材であるエンドピースを柔軟に弾性変形可能な構成とすることで、あらゆる方向からの外力を吸収することができる技術が開示されている。
例えば特許文献1ではフロントフレームにテンプルを支持するための部材であるエンドピースにコイルバネを用いたコイルバネ式眼鏡エンドピースの技術が開示されている。このコイルバネ式眼鏡エンドピースであればあらゆる方向からの外力に対し、エンドピース自体が柔軟に弾性変形して外力を吸収することができるとされている。
特許文献1の技術を概説すると、図12に示すように、該エンドピース800はバネ鋼から成るコイルバネ81が用いられている。このコイルバネ81の両端は眼鏡リム82とテンプル83とにそれぞれ連結されており、コイルバネ81のコイル軸が水平面に対して垂直になるような配置となっている。これにより、テンプル83の開き方向である左右方向に外力が加わるとエンドピース800自体がコイルバネ81の弾性的ネジリ変形によって当該外力を吸収する。また、上下方向に外力が加わると、そのコイル軸を曲げるようにして弾性的に変形して当該外力を吸収する。
一方、特許文献2ではフロントフレームとツル(テンプルに相当)とを薄い板材を折り曲げてなるツル側部材により連結し、ツルの基部側から先端部にかけての応力作用経路を長くした構成のツル継手構造の技術を開示している。
特許文献2の技術を概説すると、図13に示すように、該メガネフレーム900はツル91とヨロイ92とが継手部材93を介して接続された構成となっている。
ツル91はコ形のピースが複数並んでそれぞれが繋ぎ片によって連結された構成となるようにスリットが設けられている。このような形状とすることにより、外観上の同じ長さのツルに比較して、応力の作用経路が拡大することで、該応力に基づいて変形する撓み変形量は大きくなる。
一方、継手部材93のツル側部材94は薄い金属板を打ち抜いて略Z形に形成されている。薄板を折り曲げたことによりフロントフレーム側の端部からツル側の端部までが長くなり、ツル91は上方及び下方に撓み変形することが可能となる。
これらにより、メガネフレーム900のツル91は360°のあらゆる方向に撓み変形することが出来るとされている。
実用新案登録第3007469号公報 特開2020-56892号公報
特許文献1の技術に用いられているエンドピースはいわゆる鋼線を用いたコイルバネである。エンドピースとするうえではスペースの問題から巻き数を多くしたりコイルの直径を大きくしたりすることが困難である。そこで、テンプルによる挟持力が過度に強くならないようにするためには比較的細い素線の鋼線とせざるを得ない。しかし、細い素線でコイルバネを構成すると小さな外力でも大きく変形する。そのため、大きな外力が加わった場合には弾性限界である降伏点あるいは耐力を超えて塑性変形を起こしやすいという問題があった。
この問題は特許文献2の技術であっても同様のことがいえる。金属の薄板からなるツル側部材はスペースの問題からあまり多く折り曲げることができず、応力作用経路を長くすることに制限がある。そこで、テンプルによる挟持力が過度に強くならないようにするためには板厚の薄いものを用いざるを得ない。しかし、板厚が薄いと小さな外力でも大きく変形する。そのため、特許文献1同様、大きな外力が加わった場合には弾性限界を超えて塑性変形を起こしやすいという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、利用者の側頭部をテンプルで弾性的に挟持して安定して装着することができるうえ、テンプルに大きな外力が加わった場合であってもテンプルを弾性的に変位させて破損を防止することができる眼鏡のテンプル支持構造を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を以下に説明する。
本発明の眼鏡のテンプル支持構造(以下、単に「支持構造」という)は、レンズ両端側に設けられる智部と前記智部から後方に延長して設けられるテンプルとを少なくとも有する眼鏡に用いられるものである。ここで、眼鏡とは一般的には視力補正用のレンズを備えたものを指すが、本発明の支持構造はテンプルを耳にかけて装着するものであれば視力補正用の眼鏡のほか、サングラスや防護眼鏡、飛沫防止用のフェイスシールド等も含まれる。
上記のような眼鏡において、その智部またはテンプルには弾性部材が設けられている。この弾性部材は例えば薄肉のゴム弾性を有する素材からなり、その外周部分は前記智部または前記テンプルに固着され、固着された外周部の内側は肉厚方向に弾性的に変位する。ここで、弾性部材は肉厚が全体にわたって薄肉であるものに限られず、例えば一部が薄肉で残部は厚肉であるようなものや、全部が厚肉であっても全体としてゴム弾性を有するものも含まれる。また、弾性部材は平面的であるもののほか、その一部が湾曲する等した立体的な形状のものも含まれる。
また、弾性部材の向きにおいては、弾性の面の法線が任意の方向を向くように配置される。一例として、テンプルの開閉方向である左右方向に向くように配置される場合が挙げられるが、上下方向やその他の方向を向くように配置される場合も含まれる。
この弾性部材の一部は、前記テンプルの一部と一体に構成されている。一体に構成とは、そのテンプルの一部が変位することに伴って弾性部材の一部がともに変位するように構成されていることをいう。このような構成により、前記弾性部材が弾性変形することで弾性部材と一体に構成されたテンプルの一部がともに変位し、その結果、そこから延長されるテンプルが弾性的に変位可能となっている。
弾性部材の弾性変形について詳述する。弾性部材は上述のように外周部が固定され、その内側が弾性的に変形して変位する。外周部の内側の部分にはテンプルの一部が一体に構成されている。
例えば、この一体に構成された部分に外力を加えて外周部の内側の面の法線方向に変位させると、外周部の内側は弾性が伸びることによって凸状あるいは凹状に変形する。
このほか、外周部の内側の面に沿う方向に変位させた場合には、変位させた方向の外周部の内側は弾性的に縮み、変位させた方向と反対側の外周部の内側は伸びて変形する。
また、外周部の内側の面の法線方向を基準にねじるように変位させた場合には、外周部の内側は前記一体に構成された部分に近づくように螺旋状に伸びて変形する。
さらに、外周部の内側の面に沿う方向を基準にねじるように変形させた場合には、ねじりの基準線上の外周部の内側はねじり方向に従ってねじれ、ねじりの基準線に垂直な方向の外周部の内側においては、ねじり方向側は凹状に変形し、その反対側は凸状に変形する。
なお、上記いずれの変形の場合であっても、外力を除すると弾性部材は元の形状に戻る。
以上のように、弾性部材が配置される向きやテンプルの変位の方向にかかわらず、テンプルに外力を加えると、弾性部材が弾性変形し、一体となったテンプルの一部及びそこから延長されるテンプルが弾性的に変位する。
ここで、線材や板材の一端を固定し他端に外力を加えて弾性変形させる場合には、たわみによる変位はその長手方向にそって一次元的に分布する。この場合、たわみの支点である一端に大きな応力が生じるため、大きな外力が加わった場合には弾性限界を超えて塑性変形しやすい。
しかし、前記弾性部材を構成する素材はゴム弾性を有するものである。ゴム弾性を有する素材は一般的な弾性素材よりも弾性域が広い。そのため、大きな外力を受けた場合に外力とつり合うところまで大きく伸びたとしても塑性変形しにくくなる。また、外周部を固定部とし、外周部の内側の面全体が弾性変形することで、素材そのものは弾性が低かったとしても、弾性部材としては十分な弾性を確保することができる。これにより、利用者の側頭部やこめかみ等の当接部にテンプルが適度な挟持力を与えるとともに、テンプルに大きな外力が加わった場合であっても弾性部材が破損しにくい。
本発明による課題を解決するための手段のうち、基本的な構成によるものについては上記のとおりであるが、本発明においては、下記の手段を用いることも可能である。
前記テンプルの変位方向においては、テンプルの先端部が少なくとも上下方向及び左右方向に変位可能とすることもできる。
一例として、外周部の内側の面の法線方向が左右方向となるように弾性部材を配置した場合を挙げる。この構成においてテンプルの先端部に左右方向に外力を与えた場合は、弾性部材における外周部の内側がその面に沿う方向を基準にねじるように変位することで、テンプルの先端部を左右方向に変位させることができる。
一方、テンプルの先端部に上下方向に外力を与えた場合は、弾性部材における外周部の内側がその面の法線方向を基準にねじるように変位することで、テンプルの先端を上下方向に変位させることができる。
なお、弾性部材の向きはこの構成に限定するものではなく、他の向きに配置した場合であっても左右方向及び上下方向に変位させることができる構成であればこれに含まれる。
また、前記テンプルの変位方向においては、前記テンプルにおける前記弾性部材と一体に構成された部分が左右方向に変位可能とすることもできる。
一例として、外周部の内側の面の法線方向が左右方向となるように弾性部材を配置するとともに側面視においてテンプルを短く構成する場合を挙げる。この構成においてテンプルに左右方向の外力を与えた場合は、弾性部材における外周部の内側が凸状あるいは凹状に変形することで、テンプルにおける弾性部材と一体に構成された部分が左右方向に変位し、テンプルを略平行に変位させることができる。
なお、テンプルの先端部の配置や弾性部材の向きはこの構成に限定するものではなく、他の向きに配置した場合であってもテンプルにおける弾性部材と一体に構成された部分を左右方向に変位させることができる構成であればこれに含まれる。
ところで、テンプルの先端部を左右方向及び上下方向に変位可能とした場合には、前記上下方向への変位時の方が前記左右方向への変位時よりも弾性が高い構成とすることも可能である。
前記のように外周部の内側の面の法線方向が左右方向となるように弾性部材を配置した場合においては、左右方向の変位では弾性部材における外周部の内側がその面に沿う方向を基準にねじるように変位する。それに対して上下方向では弾性部材における外周部の内側がその面の法線方向を基準にねじるように変位する。
外周部の内側がその面に沿う方向を基準にねじるように変位する場合は、外周部の内側の面は曲げによって変形することとなる。一方、外周部の内側の面の法線方向を基準にねじる場合は、外周部の内側の面が引張りあるいは圧縮の荷重を受けることでねじれて変形する。この場合、曲げよりも引張りあるいは圧縮による変形の方が弾性は高くなる。すなわち、テンプルの先端部を左右方向に変位させるよりも上下方向に変位させる方が高い弾性となる。
なお、この構成に限られず、上下方向への変位時の方が前記左右方向への変位時よりも弾性が高い構成であれば他の構成であってもこれに含まれる。
他方、上述のように外周部の内側の面の法線方向が左右方向となるように弾性部材を配置した場合においては、平面視において、前記弾性部材の一部と前記テンプルの一部との一体部が前記テンプルの腕部を前方に延長した仮想外形線内に配置されるようにすることが可能である。
前記テンプルの腕部とは装着時においてテンプルに左右方向の外力を与える荷重点となる位置から前方に延長された部分をいう。前記弾性部材を外周部の内側の面の法線方向が左右方向を向くように配置すると、この腕部の智部寄りの一端は屈曲し、屈曲した先端部が弾性部材の一部と一体に構成されることとなる。このとき、弾性部材の一部とテンプルの一部との一体部を、腕部の一端を屈曲させないと仮定して前方に延長したときの仮想外形線内に配置されるように構成する。
ここで、平面視において、弾性部材の一部とテンプルの一部との一体部が前記仮想外形線よりも外側の位置に配置されると、テンプルの先端部を上下方向に変位させた場合に、弾性部材の外周部の内側にはその面に沿った螺旋状のねじれの変形のほかに、仮想外形線から外側にずれた分に相当する曲げモーメントが発生する。この曲げモーメントは長手方向を基準としてテンプルそのものをねじるように回転させる作用をもつことになり、テンプルが意図しない方向に変位する。
そこで、仮想外形線内に弾性部材の一部とテンプルの一部との一体部が配置されるように構成することで、テンプルの先端部を上下方向に変位させた場合に、弾性部材の外周部の内側にはその面に沿った螺旋状のねじれの変形が主として生じるようになり、曲げモーメントの発生を防止することができる。
本発明では、智部またはテンプルに弾性素材からなる弾性部材を設け、弾性部材の一部とテンプルの一部とを一体に構成している。このような構成により、眼鏡装着時にテンプルに外力を与えた場合であっても弾性部材が弾性変形してテンプルの先端部を弾性的に変位させることができる。
特に、弾性部材は外周部の内側の面が二次元的に弾性変形可能であり、様々な弾性変形の形態を生じさせることができる。これにより、テンプルの先端部はあらゆる方向に弾性的に変位可能である。そのため、利用者の当接する部分の形状が左右対称となっていなかった場合であっても、テンプルが当接する部分の形状に合わせて適宜変位して挟持することができる。
これらにより、利用者の側頭部をテンプルで弾性的に挟持して安定して装着することができるという効果がある。
上記に加え、弾性部材がゴム弾性を有し、様々な弾性変形の形態を生じさせることができることにより、意図しない方向からの外力が加わったときであっても、外力がつり合うところまでテンプルをその方向に弾性的に変位させることができる。
これにより、テンプルに大きな外力が加わった場合であっても破損を防止することができるという効果がある。
本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡を表す三面図である。 本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の部分側面図及び断面図である。 本発明のテンプル支持構造においてテンプル先端部を左右方向に変位させたときの様子を表す説明図である。 本発明のテンプル支持構造においてテンプル先端部を上下方向に変位させたときの様子を表す説明図である。 本発明のテンプル支持構造においてテンプル先端部を長手方向にねじったときの様子を表す説明図である。 本発明の変形例1のテンプル支持構造の部分側面図及び断面図である。 本発明の変形例2のテンプル支持構造の部分側面図及び断面図である。 本発明の変形例3のテンプル支持構造の部分平面図及び部分側面図である。 本発明の変形例4のテンプル支持構造を用いた眼鏡を表す三面図である。 本発明の変形例4のテンプル支持構造においてテンプルを左右方向に変位させたときの様子を表す説明図である。 本発明の変形例4のテンプル支持構造を用いた眼鏡を表す三面図である。 特許文献1の従来例を表す部分斜視図である。 特許文献2の従来例を表す平面図及び側面図である。
本発明を実施するための形態について、図1~図5に基づいて以下に説明する。
なお、以下の説明において左右方向及び上下方向は図1の正面図における方向をいう。また、図2から図5における変形の様子は模式的に表現したものである。
本発明の眼鏡のテンプル支持構造を用いた眼鏡100は、図1に示すようにレンズを装着したフロントフレーム1と、フロントフレーム1の左右端に取り付けられたヒンジ部材を介して後方に伸びる智部2・2と、智部2・2の後端からさらに後方に伸びるテンプル3・3とから構成されている。フロントフレーム1はレンズを樹脂製のリムによって全周にわたって保持するフルリムタイプのフレームであるが、レンズに直接智部2・2が直接取り付けられるリムレスタイプであってもよく、智部2・2が備わっていれば種々の形態を採用することができる。また、智とは一般的にリムからテンプル3につながる眼鏡の両端部分をいい、ヒンジのフロントフレーム側のことを指すが、本発明ではヒンジのフロントフレーム側のみならず、図1の形態にあるようなヒンジのテンプル側であってテンプル3につながる部分も含む。
樹脂からなる智部2・2には、後端寄りに設けられた弾性部材であるゴム膜4・4が取着されている。ゴム膜4・4は平面的な膜状の部材であり、膜の法線方向が左右方向に向くように配置されている。ゴム膜4は例えば熱可塑性エラストマーやシリコーンゴム等のゴム弾性を有する素材が用いられる。智部2に対するゴム膜4の取着は、智部2の射出成形時におけるインサート成形や二色成形のほか、熱圧縮成形であらかじめ成形したゴム膜4を接着や嵌合等の方法で取着させることができる。
このゴム膜4は、図2に示すように、筒状の外周部41と、外周部41の筒状の内側を張るように外周部41の中間部に一体に設けられる弾性部42とからなる。弾性部42は弾性変形可能な厚みであれば一見して厚いものであってもその厚さは問わず、素材の硬度や寸法によって適宜選択される。また、弾性部42を張る位置は外周部41の中間部だけでなく任意の位置に設けることもできる。
テンプル3は先端部であるモダン31と、そこから前方に延長して設けられる腕部32と、腕部32の先端部から内側に屈曲して円弧状に張り出す湾曲部33と、湾曲部33から外側に向かって突出する突出部34とを有する。ゴム膜4の一部である弾性部42の中央部は樹脂製のテンプル3の一部である突出部34と一体に構成されている。突出部34に対する弾性部42の一体化は、テンプル3の射出成形時におけるインサート成形や二色成形のほか、ゴム膜4と突出部34との接着や嵌合等の方法で一体に構成することができる。
また、平面視において、腕部32の前方の端部が湾曲部33となるように屈曲しなかったと仮定して腕部32の外形線を前方に仮想的に延長した仮想外形線5・5を想定したとき、弾性部42と突出部34との一体部43は、その仮想外形線5・5の間に配置されるように構成している。
ここで、眼鏡100を装着する際にはテンプル3・3を折畳み状態から左右に開いてモダン31・31を両耳に掛けて装着する。開いた状態における左右のモダン31・31間の距離は装着する利用者の側頭部の幅よりも若干狭くなるように調整されている。そのため、装着時にはテンプル3・3の先端部であるモダン31・31を左右にさらに広げるように弾性的に変位させて装着する。弾性的に変位させて広げて装着することで、広げた変位量に相当する反発力が発生し、装着時に利用者の側頭部に適度な挟持力を与えることができる。
装着のためにモダン31・31を左右に広げるように変位させると、図3(a)に示すように、テンプル3の基端部である突出部34が前方に向かって傾く。突出部34が前方に向かって傾くと、一体に構成されているゴム膜4の弾性部42が弾性変形する。
この点について詳述すると、突出部34が前方に向かって傾く場合、突出部34は平面視で時計回りに回転する。そのため、突出部34と弾性部42との一体部43・43’は時計回りのねじりモーメントを受ける。このねじりモーメントによって、前方側の弾性部42は内側に窪んだ凹状に変形し、後方側の弾性部42’は外側に膨らんだ凸状に変形する。
このとき、モダン31が開きすぎるのを防止するため、所定の開き幅になると、図3(a)に示すようにテンプル3の湾曲部33が智部2の先端部21に当接してそれ以上の変位を抑制する。
一方、眼鏡100の非装着時等にテンプル3に意図しない外力が加わる場合がある。たとえばヒンジを固定した状態でモダン31に閉じる方向の外力が加わる場合がある。このように、モダン31・31を閉じるように変位させると、図3(b)に示すように、テンプル3の基端部である突出部34が後方に向かって傾く。
突出部34が後方に向かって傾く場合、突出部34は平面視で反時計回りに回転する。そのため、突出部34と弾性部42との一体部43・43’は反時計回りのねじりモーメントを受ける。このねじりモーメントによって、後方側の弾性部42は外側に膨らんだ凸状に弾性変形し、後方側の弾性部42’は内側に窪んだ凹状に弾性変形する。
ところで、眼鏡100のテンプル3は左右方向に変位するのみならず、他の方向にも変位することができる。たとえば装着時においてモダン31・31が当接する側頭部の形状が左右で非対称である利用者の場合、左右のモダン31・31の上下位置が同じであると、一方のモダン31は快適な装着感を得られたとしても、他方のモダン31は例えば側頭部の凸部に強く当接する等して装着感を害することがある。このような場合、モダン31が上下方向に弾性的に変位可能であると装着時に当接部の形状に倣ってモダン31が上下に変位する。そのため、当接部の凸部等を避けて挟持することができるようになる。
眼鏡100を装着した際に当接部の形状に倣ってモダン31が上下に変位すると、図4(a)(b)に示すように、テンプル3の基端部である突出部34がねじれる。たとえばモダン31が上方に変位した場合には図4(a)に示すように、突出部34は側面視において反時計回りにねじれる。また、モダン31が下方に変位した場合には図4(b)に示すように、突出部34は側面視において時計回りにねじれる。突出部34がねじれると、一体に構成されているゴム膜4の弾性部42が突出部34に近づくように螺旋状に伸びて弾性変形する。
このテンプル3の上下方向の変位においては、弾性部42がねじれて螺旋状に伸び、弾性部42の面が引張りあるいは圧縮することによって弾性変形する。そのため、テンプル3が左右方向に変位するときの弾性部42が凸状と凹状に撓んで弾性変形するときと比べて弾性が高くなる。このように、左右方向よりも上下方向の方が高い弾性となるように構成することで、眼鏡100を装着した際にフロントフレーム1の重量によって下方向にずれてしまうことを防止することができる。
他方、意図しない外力によりテンプル3を長手方向に沿ってねじるような外力が加わる場合がある。図5は突出部34を中心として左右方向に切断して背面側から見た断面図である。テンプル3を背面視で時計回りにねじった場合には図5(a)に示すように、突出部34は上方に傾く。
突出部34が上方に向かって傾く場合、突出部34は背面視で時計回りに回転する。そのため、突出部34と弾性部42との一体部43’’・43’’’は時計回りのねじりモーメントを受ける。このねじりモーメントによって、上方側の弾性部42’’は内側に窪んだ凹状に弾性変形し、下方側の弾性部42’’’は外側に膨らんだ凸状に弾性変形する。
また、テンプル3を背面視で反時計回りにねじった場合には図5(b)に示すように、突出部34は下方に傾く。突出部34が下方に向かって傾く場合、突出部34は背面視で反時計回りに回転する。そのため、突出部34と弾性部42との一体部43’’・43’’’は反時計回りのねじりモーメントを受ける。このねじりモーメントによって、上方側の弾性部42’’は外側に膨らんだ凸状に弾性変形し、下方側の弾性部42’’’は内側に窪んだ凹状に弾性変形する。
以上のように、本発明の眼鏡100は、テンプル3があらゆる方向に弾性的に変位することにより、装着時における装着性を向上させることができる。
また、意図しない外力が加わった場合であっても、ゴム弾性を有するゴム膜4の弾性部42が外力とつり合うところまで大きく伸びる。そのため、大きな外力が加わった場合であっても、テンプル支持構造が破損することがない。
『変形例1』
次に、本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の変形例について、図6に基づいて説明する。なお、以降の説明においては同一の部分については同一の符号を用い、重複する説明は割愛する。
本変形例では、智部2、テンプル3及びゴム膜4の基本構成は図1の形態と同様である。しかし、ゴム膜4においては外周部41の外側の稜線部に弾性部42が設けられ、一体部43を厚く構成した点が異なる。
弾性部42について詳述すると、図6の断面図に示すように、弾性部42は外周部41の外側の稜線部から突出部34に向かってやや湾曲して延出するとともに、筒状の外周部41の中間部付近まで内側に窪んだ形状となっている。そして、外周部41の中間部付近まで窪んだ部分から比較的厚い平面状に延出して突出部34の側面と一体化している。
この形態では、テンプル3の先端部であるモダン31を各方向に変位させると、弾性部42の窪んだ部分から一体部43までの厚い部分はほとんど弾性変形せず、外周部41の外側の稜線から窪んだ部分までの薄い弾性部42が主として弾性変形する。この場合、テンプル3は左右方向の変位において、開き方向へは弾性部42が外側に膨らむように弾性変形するため変位しやすい。しかし、左右方向の変位において、内側方向へは弾性部42が引っ張られることになるため弾性変形しにくい。
このように弾性部42と外周部41との連結部と一体部43とを左右方向にずらした形状とすることにより、同じ方向への変位であっても変位の向きによって弾性を変化させることができる。
なお、本変形例では、ゴム膜4の外形を横長の長円形とし、ゴム膜4及び突出部34の形状をゴム膜4の外形の相似形としている。これにより、突出部34から弾性部42までの距離が一定となり、弾性部42の変形が均一化されて、大きな変形が起こった場合であっても弾性部42に局所的な応力が生じにくくなる。
『変形例2』
本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の他の変形例について、図7に基づいて説明する。
本変形例では、智部2の後端部が円盤状に形成され、そこに同軸に設けられるゴム膜4の外形及び突出部34も円形である。
また、突出部34には微小変形部44・44…が弾性部42に複数設けられている。微小変形部44・44…は突出部34の中心から外周部41に向かって放射状に配置され、円周方向に膨出するように湾曲した円弧状である。この微小変形部44は局所的に変形させて膜の法線方向に峰状の形状を形成している。また、側面視において、時計回りの方向に膨出するように湾曲した円弧状となっている。
前述のとおり、テンプル3が上下方向に変位した場合、突出部34がねじれるとともに一体化した弾性部42が突出部34に近づくように螺旋状に伸びて弾性変形する。本変形例では、弾性部4の外形を円形とすることで、弾性部42の螺旋状の変形が円周方向で均一化され、大きな変形が起こった場合であっても弾性部42に局所的な応力が生じにくくなる。
また、微小変形部44・44…が側面視において時計回りの方向に膨出するように湾曲した円弧状となっていることにより、突出部34を時計回りにねじる方向であるテンプル3の下方向への変位に対しては変形しやすく、突出部34を反時計回りにねじる方向であるテンプル3の上方向への変位に対しては変形しにくくなる。
この点について詳述すると、突出部34を時計回りにねじる場合には、弾性部42は時計回り方向に変形するとともに内側に向かって螺旋を描くように変位する。この変形のベクトル方向は微少変形部44の円弧の接線方向に近いベクトルである。弾性部42がこの方向に変位する場合には、微小変形部44は弾性部42の螺旋状の変形と一体となって変位するため、弾性部42の変形を阻害する作用は少ない。
しかし、突出部34を逆方向である反時計回りにねじる場合には、弾性部42の変形のベクトル方向は微少変形部44に対して垂直なベクトルである。微小な峰状の変形部は円弧に垂直な方向の力には抵抗するように作用するため、弾性部42の変形を阻害することとなる。
これらの作用を効果的にするためには、微小変形部44・44…の内側の端部は円形である突出部34の接線方向に沿うように構成するのが好ましい。
このように、弾性部42に一定方向に湾曲させた微小変形部44・44…を設けることにより、テンプル3の同じ方向への変位であっても、向きによって弾性を変化させることができる。
『変形例3』
本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の他の変形例について、図8に基づいて説明する。この変形例では、膜の法線方向が上方向となるようにゴム膜4が配置されている。また、テンプル3の湾曲部33はゴム膜4を跨いで上下方向に設けられ、それぞれがテンプル3の腕部32に連結されている。
ゴム膜4を上下方向に向くように配置すると、テンプル3を左右方向に変位させる場合には、テンプル3の基端部である突出部34がねじれて弾性的に変位する。また、テンプル3を上下方向に変位すると、突出部34に対して一方側の弾性部42は外側に膨らんだ凸状に弾性変形し、後方側の弾性部42は内側に窪んだ凹状に弾性変形する。
このように、ゴム膜4を上下方向に向くように配置した場合であっても、テンプル3をあらゆる方向に変位させることができる。
また、ゴム膜4を跨いでテンプル3の湾曲部33を上下方向に設けたことにより、湾曲部33が撓みにくくなるため、テンプル3の変位方向とは異なる方向へのモーメントが発生しにくくなる。これにより、テンプル3を安定して支持でき、変位させるときにも意図しない方向へ変位することを防止することができる。
『変形例4』
本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の他の変形例について、図9及び図10に基づいて説明する。なお、図10における変形の様子は模式的に表現したものである。
この変形例の眼鏡101は、レンズを装着したフロントフレーム1と、フロントフレーム1の左右端に取り付けられたヒンジ部材を介して後方に伸びる智部2・2と、智部2・2の後端から内側に配置される短いテンプル3・3とから構成されている。本変形例はこめかみで支持する眼鏡であり、耳に掛けるモダンがないものである。
本変形例のゴム膜4は膜の法線方向が左右方向を向くように配置されている。また、突出部34の内側の端部には前後方向に伸びるパッド部35が形成されている。このパッド部35は前後方向に均等な長さで短く伸びている。換言すると、パッド部35の中心部から突出部34が突出している。なお、パッド部35にはこめかみへの圧力を分散させる目的で軟質のゴム製のクッション部材36が貼り付けられている。
本変形例はモダンを耳にかけるのではなくこめかみを挟持して保持する眼鏡であり、こめかみへはパッド部35が当接する。そのため、左右のパッド部35・35間の距離は装着する利用者のこめかみ間の距離よりも狭く設定される。そして、装着する際にはパッド部35・35を左右方向に弾性的に変位させてこめかみに当接する。弾性的に変位させて装着することで、広げた変位量に相当する反発力が発生し、装着時に利用者のこめかみに適度な挟持力を与えることができる。
装着のためにパッド部35・35を左右に広げるように変位させると、図10(a)に示すように、突出部34が開き方向に向かって略平行に変位する。突出部34が平行に変位すると、一体に構成されているゴム膜4の弾性部42・42’は外側に膨らんだ凸状に弾性変形する。
一方で、意図しない外力によってパッド部35・35を内側に引っ張り込むように変位させると、図10(b)に示すように、突出部34が内側方向に向かって略平行に変位する。突出部34が平行に変位すると、一体に構成されているゴム膜4の弾性部42・42’は内側に凹んだ凹状に弾性変形する。
また、意図しない外力によって突出部34をねじる方向に変位させたとしても、弾性部42が螺旋状にねじれて弾性変形する。
このように、短いテンプル3によってこめかみを挟持するような眼鏡においても、ゴム膜4によってテンプル3をあらゆる方向に変位させることができる。また、意図しない大きな外力が加わったとしても、弾性部42が外力とつり合う位置まで弾性変形してゴム膜4の破損を防止することができる。
『変形例5』
本発明のテンプル支持構造を用いた眼鏡の他の変形例について、図11に基づいて説明する。
この変形例の眼鏡102は、レンズを装着したフロントフレーム1と、フロントフレーム1の左右端から後方に伸びる智部2・2と、智部2・2の後端からヒンジ部材を介して後方に延長して設けられるテンプル3・3とから構成されている。
本変形例のゴム膜4はテンプル3・3の後方寄りの部分に膜の法線方向が左右方向を向くように配置されている。また、突出部34の内側の端部には前後方向に長く伸びるパッド部35が形成されている。
本変形例はモダンを耳にかけるのではなく左右のパッド部35・35で側頭部を挟持して保持する眼鏡である。そのため、左右のパッド部35・35間の距離は装着する利用者のこめかみ間の距離よりも狭く設定される。そして、装着する際にはパッド部35・35を左右方向に弾性的に変位させてこめかみに当接する。弾性的に変位させて装着することで、広げた変位量に相当する反発力が発生し、装着時に利用者のこめかみに適度な挟持力を与えることができる。
装着のためにパッド部35・35を左右に広げるように変位させると、変形例4と同様に、突出部34が開き方向に向かって略平行に変位する。突出部34が平行に変位すると、一体に構成されているゴム膜4の弾性部42・42’は外側に膨らんだ凸状に弾性変形する。
パッド部35・35を内側に引っ張り込むように変位させた場合や、突出部34をねじる方向に変位させた場合にも、変形例4同様にゴム膜4が弾性的に変位する。
このように、パッド部35によって側頭部を挟持するような眼鏡においても、ゴム膜4によってテンプル3のパッド部35をあらゆる方向に変位させることができる。また、意図しない大きな外力が加わったとしても、弾性部42が外力とつり合う位置まで弾性変形してゴム膜4の破損を防止することができる。
本発明は以上の実施形態に限られず、例えば膜の法線方向が斜め方向を向くように弾性部材を配置するようにしてもよい。また、弾性部材だけでなく、テンプルそのものを弾性的にたわむように構成することもできる。
100,101,102 眼鏡
1 フロントフレーム
2 智部
21 先端部
3 テンプル
31 モダン
32 腕部
33 湾曲部
34 突出部
35 パッド部
36 クッション部材
4 ゴム膜
41 外周部
42 弾性部
43 一体部
44 微小変形部
5 仮想外形線

Claims (6)

  1. レンズ両端側に設けられる智部と前記智部から後方に延長して設けられるテンプルとを少なくとも有する眼鏡のテンプル支持構造において、
    前記智部または前記テンプルにはゴム弾性を有する弾性部材が設けられ、
    前記弾性部材の一部と前記テンプルの一部とは一体に構成され、
    前記弾性部材が弾性変形することで前記テンプルが弾性的に変位可能であることを特徴とする、眼鏡のテンプル支持構造。
  2. 前記テンプルの先端部が少なくとも上下方向及び左右方向に変位可能であることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡のテンプル支持構造。
  3. 前記テンプルにおける前記弾性部材と一体に構成された部分が左右方向に変位可能であることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡のテンプル支持構造。
  4. 前記上下方向への変位時の方が前記左右方向への変位時よりも弾性が高いことを特徴とする、請求項2に記載の眼鏡のテンプル支持構造。
  5. 前記弾性部材は外周部の内側の面の法線方向が左右方向となるように配置されていることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の眼鏡のテンプル支持構造。
  6. 平面視において、前記弾性部材の一部と前記テンプルの一部との一体部が前記テンプルの腕部を前方に延長した仮想外形線内に配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の眼鏡のテンプル支持構造。
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