JP3199832U - 眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の頭部に簡単にフィットさせることができる眼鏡を提供する。【解決手段】左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、フロント部Fの両端から後方に延びるサイド部材10とを備えた眼鏡100であって、サイド部材10が、テンプル部Tと、テンプル部Tに取り付けられたモダン部Mとからなり、サイド部材10には、下方に延びる支持部3が設けられており、支持部3が、使用者の側顔部に当接される当接部と、当接部とサイド部材10とを連結する連結部とを有し、連結部が水平外側方向に変形する形状弾性体である眼鏡100である。【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡に関し、更に詳しくは、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができると共に、掛け心地にも優れる眼鏡に関する。
眼鏡は一般に、左右一対のレンズを有するフロント部と、フロント部の両側から後方に延びるテンプル部と、テンプル部に取り付けられるモダン部とから構成される。
かかる眼鏡は、使用者の頭部を両側からモダン部で挟み込み、フロント部に設けられた鼻パッドを鼻に当てると共に、モダン部を耳に掛けることにより着用される。
ところで、鼻の高さには個人差があるため、従来の眼鏡を着用した場合、必ずしも鼻パッドが鼻に当たるとはいえない。例えば、使用者の鼻が低い場合には、鼻パッドにより眼鏡が支持されず、眼鏡がずれ易くなるという欠点がある。 また、従来の眼鏡は、長時間着用すると、当てられた鼻パッドの跡が鼻に残るという問題もある。
これに対し、鼻パッドを有さない眼鏡が開発されている。
例えば、眼鏡の左右の横部材それぞれの内側面に、滑り止め片を先端部に備えたずり落ち防止部(支持部)を設けた眼鏡つるが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、眼鏡フレーム両側のテンプルの内面に、固定式アーム(支持部)を取り付け、頬骨の上面でフレームを支えるようにしたサイドパッド眼鏡フレームが知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、ツル又はヨロイからアーム(支持部)を下方へ延ばし、該アーム先端にはパットを取付け、該パットが顔の頬骨に当ってフロント部を支えるようにしたメガネフレームが知られている(例えば、特許文献3参照)。
これらの眼鏡においては、鼻で支持されるのではなく、支持部を頬骨等に当てて支持されるようになっている。
特開平10−161068号公報 特開2006−72275号公報 特開2008−20678号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の眼鏡は、使用者によっては支持部のフィット感が必ずしも優れているとはいえない。すなわち、使用者の頬骨の位置、頭部の形状等にも個人差があるため、支持部がこれらにフィットせず、結果として、着用した後、眼鏡がずれ易くなるという欠点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができる眼鏡を提供することを目的とする。
本考案者らは、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、支持部の連結部を、水平外側方向に変形する形状弾性体とすることにより、上記問題点を解決できることを見出し、本考案を完成させるに至った。
本考案は、(1)左右一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるサイド部材とを備えた眼鏡であって、サイド部材が、テンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とからなり、サイド部材には、下方に延びる支持部が設けられており、該支持部が、使用者の側顔部に当接される当接部と、該当接部とサイド部材とを連結する連結部とを有し、連結部が水平外側方向に変形する形状弾性体である眼鏡に存する。
本考案は、(2)テンプル部とモダン部とが別体となっており、該モダン部が該テンプル部から着脱自在となっている上記(1)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(3)サイド部材が、後方に向けて上下に分岐している上記(1)又は(2)に記載の眼鏡に存する。
本考案は、(4)当接部がサイド部材と側面視で略平行となるように前後方向に延びている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(5)連結部が、当接部の前後方向の中間の位置で連結されている上記(4)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(6)連結部が、当接部の前後方向の前端又は後端の位置で連結されている上記(4)記載の眼鏡に存する。
本考案は、(7)連結部がサイド部材から内側の斜め下方向に延びている上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(8)連結部が湾曲している上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(9)連結部が、テンプル部に設けられている上記(1)〜(8)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(10)連結部が、モダン部に設けられている上記(1)〜(8)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(11)支持部が、サイド部とは別体になっている上記(1)〜(10)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(12)連結部と当接部とが別体になっている上記(1)〜(11)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案は、(13)連結部が、板バネからなる上記(1)〜(12)のいずれか1つに記載の眼鏡に存する。
本考案の眼鏡においては、使用者の頭部を両側からサイド部材で挟み込み、使用者の側顔部に支持部を当接させることにより着用される。
このとき、支持部の連結部が、水平外側方向に変形する形状弾性体となっているため、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができる。すなわち、連結部が水平外側に向かって平行に又は捻じれて変形するため、使用者の側顔部の形状に個人差があったとしても、確実に支持部を当接させることができる。
なお、連結部は、板バネからなるものであることが好ましい。この場合、支持部の当接部を使用者の側顔部に当接し易い。
また、本考案の眼鏡は、鼻パッドを有さないため、鼻パッドの跡が鼻に残るという事態が生じることはない。
本考案の眼鏡においては、サイド部材が、テンプル部と、モダン部とからなっている。
このとき、テンプル部とモダン部とが別体となっており、該モダン部が該テンプル部から着脱自在となっている場合、例えば、モダン部に破損等が生じた場合、簡単に取り換えることができる。また、衣装や髪型等に応じて、異なるデザインのモダン部に交換することもできる。
本考案の眼鏡においては、サイド部材が、後方に向けて上下に分岐している場合、着用した際の眼鏡の安定度が向上する。
本考案の眼鏡においては、当接部がサイド部材と側面視で略平行となるように前後方向に延びている場合、フィット感に優れると共に、着用した際の眼鏡の安定度が向上する。
また、連結部が、当接部の前後方向の中間の位置で連結されている場合、当接部による当接圧を全体的に均等に発揮することができる。
さらに、連結部が、当接部の前後方向の前端又は後端の位置で連結されている場合、当接部の当接具合を調整し易いという利点がある。
本考案の眼鏡においては、連結部がサイド部材から内側の斜め下方向に延びている場合、当接部を使用者の側顔部に当接させ易くなる。
また、連結部が湾曲している場合、一定の復元力を発揮するため、着用された際には、支持部が一定の当接圧で使用者の側顔部に当接されることになる。
したがって、着用した眼鏡が、よりずれ難くなるという利点がある。
本考案の眼鏡においては、連結部が、テンプル部に設けられている場合、モダン部を短く設定することができる。
また、連結部が、モダン部に設けられている場合、モダン部を交換することにより、連結部も簡単に交換することができる。これにより、使用者に適合する連結部を簡単に選択することができる。
本考案の眼鏡においては、支持部が、サイド部材とは別体になっている場合、サイド部材のみを簡単に交換することができる。
また、支持部が、サイド部材の長手方向に沿って移動可能である場合、サイド部材に対する支持部の位置を適宜調整することができる。
本考案の眼鏡においては、連結部と当接部とが別体になっている場合、当接部を連結部とは異なる材料からなるものとすることができる。例えば、連結部は、弾性の大きい材質とし、当接部は皮脂などによる劣化に強い材質や皮膚アレルギーの少ない材質とすることができる。
図1は、本考案に係る眼鏡の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る眼鏡におけるテンプル部のみを示す上面図である。 図3の(a)は、第1実施形態に係る眼鏡のモダン部及び支持部を示す上面図であり、図3の(b)は、その側面図である。 図4の(a)は、第1実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図4の(b)は、その側面図である。 図5は、第1実施形態に係る眼鏡を使用者が着用した状態を示す模式上面図である。 図6の(a)は、第2実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図6の(b)は、その側面図である。 図7の(a)は、第3実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図7の(b)は、その側面図である。 図8の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡のテンプル部とモダン部とが一体となったサイド部材を示す上面図であり、図8の(b)は、その側面図である。 図9の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡の支持部とテンプル部とが一体となったサイド部材を示す上面図であり、図9の(b)は、その側面図である。 図10の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡の別体の支持部がテンプル部に設けられたサイド部材を示す上面図であり、図10の(b)は、その側面図である。 図11は、他の実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す模式図である。 図12の(a)及び(b)は、本実施形態に係る眼鏡の支持部の変形方向を説明するための説明図である。 図13の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡を示す上面図であり、図13の(b)は、その側面図である。 図14の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡を示す上面図であり、図14の(b)は、その側面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本考案に係る眼鏡の第1実施形態を示す斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る眼鏡100は、左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、フロント部Fの両側からそれぞれ後方に延びるサイド部材10とを備える。
そして、サイド部材10には、その中央付近に下方に延びる支持部3が設けられている。
眼鏡100においては、使用者の頭部を両側からサイド部材10で挟み込み、使用者の側顔部に支持部3を当接させることにより着用される。
なお、眼鏡100は、いわゆる鼻パッドを有していないため、使用者の鼻の高さにかかわらず、着用することができる。
したがって、着用しても鼻パッドの跡が鼻に残るという事態が生じることはない。
フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジ1と、を有する。
また、フロント部Fの両側には、それぞれ、ヒンジ2を介してサイド部材10が折畳み可能となるように取付けられている。かかるヒンジ2は、公知のものを適宜採用することができる。
サイド部材10は、ヒンジ2に取り付けられたテンプル部Tと、各テンプル部Tに取り付けられたモダン部Mとからなる。
なお、第1実施形態に係る眼鏡100においては、上述した支持部3は、モダン部Mに設けられている。
図2は、第1実施形態に係る眼鏡におけるテンプル部のみを示す上面図である。
図2に示すように、テンプル部Tは、針金状となっており、その後端部TBを後述するモダン部Mの中空部に挿入可能となっている。
ここで、テンプル部Tの材質は、特に限定されないが、金属製であることが好ましい。
かかる金属としては、例えば、チタン合金、ステンレス等が挙げられる。
図3の(a)は、第1実施形態に係る眼鏡のモダン部及び支持部を示す上面図であり、図3の(b)は、その側面図である。
図3の(a)及び(b)に示すように、眼鏡100において、モダン部Mには、下方に延びる支持部3が設けられている。
ここで、モダン部Mの材質は、特に限定されないが、成形性の観点から、熱可塑性樹脂からなることが好ましい。
かかる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン(登録商標)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルファイド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、非晶ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミドイミド、セルロースプロピオネート、セルロースアセテート等が挙げられる。
モダン部Mは、その前端から長手方向に沿って中空となった中空部5を有する。
また、モダン部Mは、使用者の頭部に沿うように、後部が屈曲しており、着用の際には、当該後部が使用者の耳に引掛けられるようになっている。
支持部3は、使用者の側顔部に当接される当接部3bと、該当接部3bとモダン部M(サイド部材10)とを連結する連結部3aとを有する。すなわち、支持部3においては、連結部3aの一端がモダン部Mの本体部に取り付けられており、他端には当接部3bが取り付けられている。
このように、支持部3の連結部3aが、モダン部Mに設けられているため、モダン部Mを交換することにより、連結部3aも簡単に交換することができる。その結果、使用者に適合する連結部3aを簡単に選択することができる。
ここで、連結部3a及び当接部3bの材質は、上述したモダン部と同じ材質にものが好適に用いられる。これらの中でも、連結部3a及び当接部3bの材質は、ポリアミドであることが好ましい。
連結部3aは、モダン部Mから内側の斜め下方向に延びている。このため、サイド部材10で使用者の頭部を挟み込む際に、内側に向いた支持部3が、使用者の頭部により外側に押し出される。
このとき、連結部3aは、水平外側方向に変形する形状弾性体となっており(図12の(a)参照)、且つ湾曲しているため(図1参照)、一定の復元力を発揮することができる。
したがって、眼鏡100を着用することにより、支持部3が水平外側に向かって平行に又は捻じれて変形するため、支持部3は、その復元力に基づく当接圧で、使用者の側顔部に当接されることになる。
その結果、使用者の側顔部の形状に個人差があったとしても、簡単にフィットさせることができると共に、着用した眼鏡100は、より一層ずれ難くなる。
かかる連結部3aは、例えば、板バネからなる。なお、当該板バネは捻じれ方向にも自由度があるものが用いられる(図12の(b)参照)。この場合、着用の際に、使用者の側顔部の角度に対応するように連結部3aを捻じらせることができ、フィット感をより向上させることができる。
連結部3aは、当接部3bの前後方向の中間の位置で連結されている。これにより、当接部3bは、上述した連結部3aの復元力に基づく当接圧を、全体から均等に発揮することができる。
また、当接部3bは、板状であり、モダン部Mに沿って前後方向に一定の距離延びた構造となっている。このため、使用者の頭部への当接部3bの接触面積が大きくなり、眼鏡100を頭部にフィットさせた際の安定度が向上する。
当接部3bは、テンプル部T(サイド部材10)と側面視で略平行となるように前後方向に延びている。このため、フィット感に優れると共に、着用した際の眼鏡の安定度が向上する。
また、眼鏡100を着用した際に、当接される当接部3bの傾きから、眼鏡100が傾いているか否かを知ることができる。
例えば、正常な状態から、眼鏡がずれて傾斜すると、目視方向と、眼鏡のレンズLの焦点とが一致しない事態が生じ、眼が疲れ易くなる傾向にあるが、当接部3bの傾きから、眼鏡100が傾いていることを察知することで、眼鏡100の位置を適宜修正することができる。
図4の(a)は、第1実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図4の(b)は、その側面図である。
図4の(a)及び(b)に示すように、サイド部材10においては、モダン部Mの中空部5に、テンプル部Tの後端部TBを挿入することにより、モダン部Mがテンプル部Tに取り付けられる。
このように、サイド部材10は、構造が極めてシンプルとなっている。
サイド部材10においては、モダン部Mの中空部5に、テンプル部Tの後端部TBを挿入するのみならず、テンプル部Tの後端部TBを抜去することも可能となっている。すなわち、テンプル部Tとモダン部Mとは別体となっており、モダン部Mは、テンプル部Tから着脱自在となっている。これにより、仮に、モダン部Mのサイズが使用者の頭部に合わない場合が生じたとしても簡単に取り換えることができる。
また、破損した場合に簡単に新しいモダン部Mと交換することができ、衣装や髪型等に応じて、異なるデザインのモダン部Mに交換することもできる。
図5は、第1実施形態に係る眼鏡を使用者が着用した状態を示す模式上面図である。
図5に示すように、第1実施形態に係る眼鏡100は、使用者の頭部を両側からサイド部材10で挟み込み、使用者の側顔部に支持部3を当接させることにより着用される。
このとき、サイド部材10のモダン部Mは、後部が屈曲しているので、使用者の側頭部の形状に沿わせて簡単にフィットさせることができる。
また、支持部3は、使用者の側顔部の角度に対応するように連結部3aを捻じらせることにより、簡単にフィットさせることができる。
したがって、眼鏡100においては、後ろ側をモダン部M、前側を支持部3で支持することにより、フィット感に優れ、掛け心地にも極めて優れるものとなる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る眼鏡は、左右一対のレンズを有するフロント部と、フロント部の両側からそれぞれ後方に延びるサイド部材とを備える。
そして、サイド部材には、下方に延びる支持部31が設けられている。
すなわち、第2実施形態に係る眼鏡は、支持部の構造が異なること以外は、第1実施形態に係る眼鏡100と同じである。
図6の(a)は、第2実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図6の(b)は、その側面図である。
図6の(a)及び(b)に示すように、サイド部材11において、モダン部M1には、下方に延びる支持部31が設けられている。
そして、支持部31は、使用者の側顔部に当接される当接部31bと、該当接部31bとモダン部M1(サイド部材11)とを連結する連結部31aとを有する。
連結部31aは、当接部31bの前後方向の前端の位置で連結されている。すなわち、第2実施形態に係る眼鏡は、連結部31aと当接部31bとの連結位置が第1実施形態に係る眼鏡と異なっている。これにより、当接部31bの当接具合を調整し易くなるという利点がある。
また、当接部31bは、板状であり、モダン部に沿って連結部31aとの連結位置から後方に一定の距離延びた構造となっている。このため、使用者の頭部への当接部31bの接触面積が大きくなり、眼鏡を頭部にフィットさせた際の安定度が向上する。
なお、連結部31a及び当接部31bの材質は、上述した第1実施形態に係る眼鏡100の連結部3a及び当接部3bの材質と同じである。
また、連結部31aは、上述した第1実施形態に係る眼鏡100の連結部3aと同様に、モダン部M1から内側の斜め下方向に延びている。
さらに、連結部31aは、水平外側方向に変形する形状弾性体となっており、且つ湾曲している。
さらにまた、当接部31bは、上述した第1実施形態に係る眼鏡100の当接部3bと同様に、テンプル部T1と略平行となるように前後方向に延びている。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る眼鏡は、左右一対のレンズを有するフロント部と、フロント部の両側からそれぞれ後方に延びるサイド部材とを備える。
そして、サイド部材には、下方に延びる支持部32が設けられている。
すなわち、第3実施形態に係る眼鏡は、支持部の構造が異なること以外は、第1実施形態に係る眼鏡100と同じである。
図7の(a)は、第3実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す上面図であり、図7の(b)は、その側面図である。
図7の(a)及び(b)に示すように、サイド部材12において、モダン部M2は、前側且つ内側の斜め下方向に延びる支持部32が設けられている。
そして、支持部32は、使用者の側顔部に当接される当接部32bと、該当接部32bとモダン部M2(サイド部材12)とを連結する連結部32aとを有する。
当接部32bは、連結部32aと面一となるように連続して取り付けられている。これにより、連結部32aの長さを長く設定でき、弾性調節の範囲を広くできるという利点がある。
なお、連結部32a及び当接部32bの材質は、上述した第1実施形態に係る眼鏡100の連結部3a及び当接部3bの材質と同じである。
また、連結部31aは、水平外側方向に変形する形状弾性体となっており、且つ湾曲している。
以上、本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態に係る眼鏡において、フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジ1とを有しているが、ブリッジ1に連結された鼻パッドを更に有していてもよい。なお、この場合、眼鏡100は、支持部3でも支持されるので、鼻パッドにかかる負荷も極めて小さくなり、鼻パッドの跡が鼻に残る程度は極めて少なくなる。
また、レンズLは、フレームに取り付けられたものであってもよく、フレームのみでレンズがないものであってもよく、いわゆるフレームレスであってもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、サイド部材10は、ヒンジ2に取り付けられたテンプル部Tと、各テンプル部Tに取り付けられたモダン部Mとからなっているが、テンプル部T3とモダン部M3とが一体となっていてもよい。
図8の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡のテンプル部とモダン部とが一体となったサイド部材を示す上面図であり、図8の(b)は、その側面図である。
図8の(a)及び(b)に示すように、他の実施形態に係る眼鏡において、サイド部材13は、テンプル部T3とモダン部M3とが一体となっている。すなわち、支持部33は、サイド部材に設けられている。
この場合、部品点数が減るため、シンプルであり、軽量化も図れる。
また、テンプル部T3及びモダン部M3の材質は、上述した金属製又は熱可塑性樹脂が好適に用いられる。なお、テンプル部T3とモダン部M3とは、同一の材質であり、一体成型で製造されるため、サイド部材13の製造も容易となる。
本実施形態に係る眼鏡において、支持部3は、モダン部Mに設けられているが、テンプル部Tに設けられていてもよい。
この場合、モダン部Mを短く設定することができ、軽量化が図れるという利点もある。
図9の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡の支持部とテンプル部とが一体となったサイド部材を示す上面図であり、図9の(b)は、その側面図である。
図9の(a)及び(b)に示すように、他の実施形態に係る眼鏡において、サイド部材14は、テンプル部T4とモダン部M4とからなる。
また、支持部34は、テンプル部T4に設けられており、且つ、テンプル部T4と支持部34とが一体となっている。
この場合、支持部34の材質は、テンプル部T4と同じ材質にものが好適に用いられる。
したがって、例えば、テンプル部T4が金属製の場合、支持部34も金属製となるため、支持部34の強度を高めることができる。
本実施形態に係る眼鏡において、支持部が、サイド部とは別体になっていてもよい。
この場合、サイド部材のみを簡単に交換することができる。
図10の(a)は、他の実施形態に係る眼鏡の別体の支持部がテンプル部に設けられたサイド部材を示す上面図であり、図10の(b)は、その側面図である。
図10の(a)及び(b)に示すように、他の実施形態に係る眼鏡において、サイド部材15は、テンプル部T5とモダン部M5とからなる。
ここで、支持部35は、別体であり、接続部35cを介して、テンプル部T5に設けられている。
また、接続部35cは、断面が環状であり、内部にテンプル部T5が挿入されている。このため、接続部35cは、テンプル部T5の長手方向に沿って移動可能となっている。
上記眼鏡においては、使用者の側顔部の形状に合わせて、支持部35の位置をテンプル部T5の長手方向にスライドさせ、テンプル部T5に対する支持部35の位置を適宜調整することができる
接続部35cの材質は、支持部35と同じ材質のものが好適に用いられる。
したがって、例えば、支持部35が熱可塑性樹脂の場合、接続部35cも熱可塑性樹脂となり、これらを一体成型で製造することが可能である。
本実施形態に係る眼鏡において、テンプル部Tは、針金状となっているが、板状等であってもよく、特に限定されない。
また、サイド部材10においては、モダン部Mの中空部5に、テンプル部Tの後端部TBを挿入することにより取り付けられているが、ネジ留め等で取り付けられていてもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、モダン部M6は、1本の曲線状のものとなっているが、後方に向けて上下に分岐していてもよい。
図11は、他の実施形態に係る眼鏡のサイド部材を示す模式図である。
図11に示すように、他の実施形態に係る眼鏡においては、モダン部M6が、後方に向けて上下に分岐しているため、着用した際の眼鏡の安定度が向上する。
本実施形態に係る眼鏡において、連結部3aは、板バネからなっているが、これに限定されず、コイルばね等であってもよい。
本実施形態に係る眼鏡において、連結部3aと当接部3bとは一体となっているが、別体であってもよい。
この場合、当接部を連結部とは異なる材料からなるものとすることができる。例えば、連結部は、弾性の大きい材質とし、当接部は皮脂などによる劣化に強い材質や皮膚アレルギーの少ない材質とすることができる。
なお、当接部3bと連結部3aとが別体である場合の連結方法は、ネジ止め、溶接、接着剤を用いた貼着等が挙げられる。
また、この場合の連結部3aの材質と、当接部3bの材質とは同一であっても異なっていてもよい。
第2実施形態に係る眼鏡において、連結部31aは、当接部31bの前後方向の前端の位置で連結されているが、後端の位置であってもよい(図13の(a)及び(b)参照)。
この場合、当接部の当接具合を調整し易くなるという利点がある。
また、当接部は、板状であり、モダン部に沿って連結部との連結位置から前方に一定の距離延びた構造となっている。このため、使用者の頭部への当接部の接触面積が大きくなり、眼鏡を頭部にフィットさせた際の安定度が向上する。
第3実施形態に係る眼鏡において、サイド部材12において、モダン部M2には、前側且つ内側の斜め下方向に延びる支持部32が設けられているが、支持部は、後側且つ内側の斜め下方向に延びるものであってもよい(図14の(a)及び(b)参照)。
本考案は、近視用、老眼用、乱視用、ファッション用等の眼鏡として用いることができる。本考案によれば、使用者の頭部に簡単にフィットさせることができる。
1・・・ブリッジ
10,11,12,13,14,15、16・・・サイド部材
100・・・眼鏡
2・・・ヒンジ
5・・・中空部
3,31,32,33,34,35・・・支持部
3a,31a,32a・・・連結部
3b,31b,32b・・・当接部
35c・・・接続部
F・・・フロント部
L・・・レンズ
M,M1,M2,M3,M4,M5,M6・・・モダン部
T,T1,T3,T4,T5・・・テンプル部
TB・・・後端部

Claims (13)

  1. 左右一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるサイド部材とを備えた眼鏡であって、
    前記サイド部材が、テンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とからなり、
    前記サイド部材には、下方に延びる支持部が設けられており、
    該支持部が、使用者の側顔部に当接される当接部と、該当接部と前記サイド部材とを連結する連結部とを有し、
    前記連結部が水平外側方向に変形する形状弾性体である眼鏡。
  2. 前記テンプル部と前記モダン部とが別体となっており、該モダン部が該テンプル部から着脱自在となっている請求項1記載の眼鏡。
  3. 前記サイド部材が、後方に向けて上下に分岐している請求項1又は2に記載の眼鏡。
  4. 前記当接部が前記サイド部材と側面視で略平行となるように前後方向に延びている請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼鏡。
  5. 前記連結部が、前記当接部の前後方向の中間の位置で連結されている請求項4記載の眼鏡。
  6. 前記連結部が、前記当接部の前後方向の前端又は後端の位置で連結されている請求項4記載の眼鏡。
  7. 前記連結部が前記サイド部材から内側の斜め下方向に延びている請求項1〜6のいずれか1項に記載の眼鏡。
  8. 前記連結部が湾曲している請求項1〜7のいずれか1項に記載の眼鏡。
  9. 前記連結部が、前記テンプル部に設けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の眼鏡。
  10. 前記連結部が、前記モダン部に設けられている請求項1〜8のいずれか1項に記載の眼鏡。
  11. 前記支持部が、前記サイド部とは別体になっている請求項1〜10のいずれか1項に記載の眼鏡。
  12. 前記連結部と前記当接部とが別体になっている請求項1〜11のいずれか1項に記載の眼鏡。
  13. 前記連結部が、板バネからなる請求項1〜12のいずれか1項に記載の眼鏡。
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