JP2020086184A - 頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡 - Google Patents

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【課題】側顔部の頬に当接の跡が残ることを抑制すると共に、髪の毛にも当接の跡が残ることを抑制し、さらに、眼鏡の着脱をスムーズに行うことができ、且つ、装着者の頭部に的確にフィットさせることができる、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡全体を支持することができる頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡を提供すること。【解決手段】本発明は、眼鏡100のフロント部Fの両端のヒンジ部Hにそれぞれ取り付けられ、フロント部Fを支持するための頬骨弓支持部材10であって、前後方向に延びる本体部1と、該本体部1の中腹部1bに取り付けられた側面視で後方斜め下方向に突出した複数の支持部2と、を備え、支持部2が合成樹脂からなり、支持部2同士の間には、空隙部3が設けられ、装着者が眼鏡100を装着した状態で、支持部2が該装着者の頬骨弓Yに支持されるようになっている頬骨弓支持部材10である。【選択図】図1

Description

本発明は、頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡に関し、更に詳しくは、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡全体を支持することができる頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡に関する。
眼鏡は一般に、一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両側に、ヒンジ部を介して取り付けられたテンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とを備えている。
そして、その眼鏡を装着者が装着すると、フロント部に設けられた鼻パッドが装着者の鼻に当接され、モダン部が装着者の頭部を挟持すると共に装着者の耳に引っ掛けられることにより、当該眼鏡が支持されるようになっている。
ところで、眼鏡は、上述したように、その重量を主に鼻パッドとモダン部で負担しているため、鼻パッドにかかる重量負荷が比較的大きい。このため、装着者の鼻には、鼻パッドの跡が付いたり、場合によっては、鼻パッドとの当接部分が炎症を引き起こす恐れがある。
それに対し、鼻パッドへの負荷を軽減するために、モダン部が装着者の頭部をしっかり把持するように設計された眼鏡が開発されている。
例えば、フロント部と該フロント部に取り付けられたテンプル本体部とを備え、該テンプル本体部に補助テンプル片が取り付けられており、テンプル本体部と補助テンプル片とにより頬骨と後頭部と耳部に支持される鼻パッド無し眼鏡が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フロント部と該フロント部に取り付けられたテンプル本体部とを備え、該テンプル本体部にテンプルパット体が脱着自在に取り付けられており、該テンプルパット体とテンプル本体部の耳掛け部(モダン部)とにより、こめかみ部と耳部に支持される鼻パッド無し眼鏡が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、左右一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端から後方に延びるサイド部材とを備えた眼鏡であって、サイド部材が、テンプル部と、該テンプル部に取り付けられたモダン部とからなり、サイド部材には、下方に延びる支持部が設けられており、該支持部が、使用者の側顔部に当接される当接部と、該当接部とサイド部材とを連結する連結部とを有し、連結部が水平外側方向に変形する形状弾性体である眼鏡が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2015−38608号公報 特開2016−80992号公報 登録実用新案第3199832号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の鼻パッド無し眼鏡においては、支持体である補助テンプル片が側顔部を押圧する必要があり、上記特許文献2記載の鼻パッド無し眼鏡においては、支持体であるテンプルパット体が側顔部を押圧する必要があり、上記特許文献3の眼鏡においては、支持体である当接部が側顔部を押圧する必要があるため、いずれも、側顔部の頬に当接跡が残ったり、側顔部に髪の毛がある場合は当該髪の毛が邪魔になるという欠点がある。
すなわち、例えば、これらの支持体が側顔部の頬を押圧する場合は、頬に当接跡が残り、髪の毛の上から側顔部を押圧する場合は、支持体が、その髪の毛により、側顔部を押圧している位置からずれ易くなるという問題がある。また、髪の毛に、支持体による押圧の跡が残り、髪の毛を痛める恐れもある。
一方、支持体が髪の毛を極力かき分けて側顔部を押圧する場合は、眼鏡を着脱する際に、支持体が、髪の毛が引っ掛かるという問題がある。この場合、眼鏡の着脱がし難くなり、場合によっては、支持体が、髪の毛等に引っ掛かって、破損する恐れもある。
また、特許文献1〜3に記載の眼鏡においては、支持体が、側顔部を一応押圧するものの、頭部の形状には個人差があるため、眼鏡の重量を負担するには不十分となることがある。この場合、これらの眼鏡は、頭部におけるモダン部のフィット感が極めて悪くなり、眼鏡がずれ易くなったり、極端な場合は頭痛が生じる恐れもある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、側顔部の頬に当接の跡が残ることを抑制すると共に、髪の毛にも当接の跡が残ることを抑制し、さらに、眼鏡の着脱をスムーズに行うことができ、且つ、装着者の頭部に的確にフィットさせることができる、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡全体を支持することができる頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、複数の支持部を側面視で後方斜め下方向に延びる構成とし、且つ、支持部同士の間には空隙部を設け、更に、これらの支持部が装着者のモミアゲ部の頬骨弓に支持されるようにすることにより、上記問題点を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、(1)眼鏡のフロント部の両端のヒンジ部にそれぞれ取り付けられ、フロント部を支持するための頬骨弓支持部材であって、前後方向に延びる本体部と、該本体部の中腹部に取り付けられた側面視で後方斜め下方向に突出した複数の支持部と、を備え、支持部が合成樹脂からなり、支持部同士の間には、空隙部が設けられ、装着者が眼鏡を装着した状態で、支持部が該装着者の頬骨弓に支持されるようになっている頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(2)ヒンジ部に取り付けられた針金状のテンプル部を介して取り付けられ、本体部にはテンプル部を挿入可能な中空部が設けられており、装着者が眼鏡を装着した場合に、本体部の前部及び中腹部が直線状であり、本体部の後部が装着者の頭部に沿うように内側に湾曲している上記(1)記載の頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(3)本体部の前端には、ヒンジ部に取り付け可能な取り付け部が設けられており、装着者が眼鏡を装着した場合に、本体部の前部及び中腹部が直線状であり、本体部の後部が装着者の頭部に沿うように内側に湾曲している上記(1)記載の頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(4)複数の支持部のうち、前側の支持部が後側の支持部よりも長くなっている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(5)複数の支持部の先端部をそれぞれ結ぶ第1線が直線状であり、該第1線と、本体部の前部及び中腹部と平行な第2線とのなす角度が、側面視で5〜25°である上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(6)複数の支持部が、本体部の中腹部から内側の斜め下方に向けて取り付けられ、複数の支持部のうちの少なくとも1つが、外側に向けて湾曲している上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の頬骨弓支持部材に存する。
本発明は、(7)一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端にそれぞれ取り付けられたヒンジ部と、該ヒンジ部に取り付けられた針金状のテンプル部と、該テンプル部に取り付けられた上記(2)記載の頬骨支持部材と、を備える眼鏡に存する。
本発明は、(8)一対のレンズを有するフロント部と、該フロント部の両端にそれぞれ取り付けられたヒンジ部と、該ヒンジ部に取り付けられた上記(3)記載の頬骨弓支持部材と、を備える眼鏡に存する。
本発明の頬骨弓支持部材においては、複数の支持部を側面視で後方斜め下方向に突出した構成とし、支持部同士の間に空隙を設けることにより、当該眼鏡の着脱時に、髪の毛が邪魔にならず、自然に空隙部から逃げるようになっているので、支持部に引っ掛かることを抑制することができる。これにより、眼鏡の着脱をスムーズに行うことが可能となる。
また、髪の毛を空隙部から逃がしているので、髪の毛に支持部による当接の跡が残ることを防止することができる。
さらに、支持部を、髪の毛で隠すことも可能となる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、複数の支持部を、装着者の頬骨弓が下から支持することにより、鼻パッドの有無に関わらず、眼鏡の重量を十分に負担することが可能となる。
このとき、支持部が合成樹脂からなるものであるので、頬骨弓の位置や形状に個人差があっても、弾性変形又は塑性変形、若しくは、熱可塑性樹脂であれば加熱して軟化させることにより支持部の位置を対応させることで、確実に、頬骨弓が支持部を支持することが可能となる。これにより、頭部における眼鏡のフィット感が優れるものとなる。
また、支持部の中間部分が頬骨弓の上方である側顔部のモミアゲ部に当接することになるので、側顔部の頬に当接の跡が残ることを防止することができる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、本体部に、針金状のテンプル部を挿入可能な中空部が設けられている場合、当該テンプル部に対して、着脱自在とすることができる。
なお、本体部の前部及び中腹部を直線状とすることにより、針金状のテンプル部を挿入し易くなる。
これにより、テンプル部を軸として、頬骨弓支持部材を回転させることにより、支持部の角度を調整することも可能となる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、本体部に、ヒンジ部を取り付け可能な取り付け部が設けられている場合、当該ヒンジ部に対して、着脱自在とすることができる。
また、この場合、テンプル部を有していないので、眼鏡の製造において、部品点数を減らすことができる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、本体部の後部を装着者の頭部に沿うように内側に湾曲させることにより、眼鏡のフィット感をより向上させることができる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、複数の支持部のうち、前側の支持部を後側の支持部よりも長くすることにより、これらの支持部を、一般に水平面に対して傾斜している頬骨弓の上側に適切に支持させることが可能となる。
また、眼鏡は、フロント部の重量が比較的大きいため、前側の支持部を確実に頬骨弓のモミアゲ部に当接させることにより、眼鏡の装着安定性を向上させることができる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、複数の支持部の先端部をそれぞれ結ぶ第1線を直線状とすることにより、眼鏡の装着の際に髪の毛が引っ掛かることをより軽減することができる。
また、該第1線と、本体部の前部及び中腹部と平行な第2線とのなす角度を、側面視で5〜25°とすることにより、頬骨弓の上側に適切に支持させることが可能となる。
本発明の頬骨弓支持部材においては、複数の支持部が、本体部の中腹部から内側の斜め下方に向けて取り付けられ、且つ、複数の支持部のうちの少なくとも1つが、外側に向けて湾曲しているので、支持部の先端部以外の部分も、頬骨弓の上方の側顔部のモミアゲ部に当接され易くなる。このため、頬骨弓支持部材においては、支持部が頬骨弓に支持されるだけでなく、側顔部のモミアゲ部にも当接されるので、眼鏡のフィット感をより向上させることができる。
本発明の眼鏡においては、上述した頬骨弓支持部材を備えるので、装着者の頭部にフィットさせることができると共に、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡全体を支持することが可能となる。
図1の(a)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図であり、図1の(b)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す上面図であり、図1の(c)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す正面図である。 図2は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を用いた眼鏡を装着した状態の頭部と眼鏡との位置関係を説明するための側面図である。 図3は、第1実施形態に係る眼鏡を示す上面図である。 図4の(a)及び(b)は、第2実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。 図5は、第2実施形態に係る眼鏡を示す上面図である。 図6は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。 図7は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。 図8の(a)〜(d)は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
本発明に係る頬骨弓支持部材は、眼鏡のフロント部の両端のヒンジ部にそれぞれ、直接的又は間接的に取り付けて用いられる。すなわち、頬骨弓支持部材は、いわゆるテンプル部又はモダン部に相当する部材である。
頬骨弓支持部材においては、装着者が、頬骨弓支持部材が取り付けられた眼鏡を装着した状態で、頬骨弓支持部材の支持部が装着者の頬骨弓に支持されるようになっている。
(第1実施形態)
まず、本発明に係る頬骨弓支持部材の第1実施形態について説明する。
図1の(a)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図であり、図1の(b)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す上面図であり、図1の(c)は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す正面図である。
図1の(a)及び図1の(b)に示すように、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10は、本体部1と、該本体部1の中腹部1bに取り付けられた複数の支持部2と、を備える。
第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10は、本体部1に支持部2が取り付けられ、本体部1及び支持部2が一体となったシンプルな構成となっている。
ここで、本明細書においては、頬骨弓支持部材10が取り付けられた眼鏡を装着者が装着した場合の顔側を「前」、後頭部側を「後」とする。すなわち、図1の(a)及び図1の(b)でいう紙面左側を「前」とし、紙面右側を「後」としている。
また、頬骨弓支持部材10に対して、装着者の頭部側を「内側」とし、その反対側を「外側」としている。
頬骨弓支持部材10において、本体部1は、前後方向に延びる棒状となっている。なお、便宜的に、本体部1の前側を前部1a、後側を後部1c、前部1a及び後部1cの間の部分を中腹部1bとする。すなわち、本体部1は、連続する前部1a、中腹部1b及び後部1cからなっている。
本体部1において、前部1a及び中腹部1bは、前後方向に延びる直線状となっている。
また、後部1cは、上面視で、中腹部1bの後端から装着者の頭部に沿うように内側に湾曲しており(図1の(b)参照)、且つ、側面視で、後部1cの中間部分から、下方に向けて屈曲している(図1の(a)参照)。すなわち、後部1cは、内側に屈曲し、更に後方に行くに従って、内側の斜め下方向に屈曲した構造となっている。なお、上面視において、後部1cの内側に湾曲した部分の曲率半径は、R20〜R100であることが好ましい。
これにより、頬骨弓支持部材10は、耳に引っ掛けられる共に、頭部に、よりフィットさせることが可能となる。
頬骨弓支持部材10においては、本体部1に、テンプル部を挿入するための中空部3が設けられている。
このとき、頬骨弓支持部材10においては、上述したように、少なくとも前部1a及び中腹部1bが直線状となっているため、テンプル部を中空部3に挿入し易いという利点がある。
ここで、中空部3は、テンプル部の形状に対応した形状となっており、前部1aの前端から、中腹部1bを介して、後部1cの後端まで貫通するように、連続して設けられている。これにより、テンプル部が、確実に中空部3に取り付けられると共に、テンプル部に対する頬骨弓支持部材10の前後方向の位置を自由に調整することができる。なお、テンプル部の後端部や本体部11の前端部又は後端部を最適な長さに切断等して調節することも可能である。また、貫通した中空部3の後端部に錘を挿入することで、眼鏡の重量バランスを調整することもできる。
頬骨弓支持部材10は、例えば、眼鏡のフロント部の両端のヒンジ部に水平面で回動可能となるように取り付けられたテンプル部に対し、本体部1の中空部3を嵌め込むことにより、当該テンプル部を介してフロント部に取り付けられる。
また、頬骨弓支持部材10は、テンプル部に対して、着脱自在となっている。このため、嗜好に合わせて本体部1のデザインを変更することができる。
また、テンプル部を軸として、頬骨弓支持部材を回転させることが可能である。これにより、支持部の突出方向を左右(内側又は外側)に位置調整することも可能となっている。
ここで、本体部1は、合成樹脂又は金属からなる。
かかる合成樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられ、金属としては、ステンレス、チタン合金等が挙げられる。
頬骨弓支持部材10において、支持部2は、本体部1に3本取り付けられている。なお、便宜的に、前側の支持部2を第1支持部2a、中間の支持部2を第2支持部2b、後側の支持部2を第3支持部2cとする。
第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cは、本体部1の中腹部1bに、側面視で後方斜め下方向に突出するように取り付けられている。
これにより、頬骨弓支持部材10においては、眼鏡の脱着時に、髪の毛を支持部2に沿って逃がしながら、支持部2が抜けることになるので、支持部2に髪の毛が引っ掛かることを防止することができる。
頬骨弓支持部材10において、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cは、中腹部1bに、等間隔で取り付けられている。すなわち、第1支持部2aと第2支持部2bとの間、及び、第2支持部2bと第3支持部2cとの間には、それぞれ、空隙部が設けられている。
したがって、頬骨弓支持部材10においては、眼鏡の装着時に、髪の毛が空隙部に逃げることになる。
このことにより、頬骨弓支持部材10においては、髪の毛に支持部2による当接の跡が残ることを防止でき、且つ、支持部2を、髪の毛で隠すことも可能となる。
また、頬骨弓部材10においては、例えば、前側の支持部2の外側及び内側を通る髪の毛を、空隙部を介して、共に後側の支持部2で抑えつけることにより、前側の支持部2を髪の毛で挟み込むことができ、且つ、空隙部に髪の毛の根元をすくい集めることができるので、髪の毛の抵抗力が働き、頬骨弓支持部材10がずれることを、より防止することが可能となる。
ここで、頬骨弓支持部材10においては、前側の支持部2が後側の支持部2よりも長くなっている。
具体的には、第1支持部2aが第2支持部2bよりも長く、第2支持部2bが第3支持部2cよりも長くなっている。
これにより、頬骨弓支持部材10においては、眼鏡の装着時に髪の毛が支持部2に引っ掛かることを抑制することができる。
すなわち、頬骨弓支持部材10においては、各支持部2が後方に傾斜しており、且つ、前側の支持部2が後側の支持部2よりも長くなっているので、支持部2全体(空隙部を含む)が側面視で、本体部1を底辺とする逆三角形状となっている。このため、眼鏡の装着時だけでなく、脱着時も髪の毛が邪魔にならず、スムーズに逃がすことが可能となっている。
図2は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材を用いた眼鏡を装着した状態の頭部と眼鏡との位置関係を説明するための側面図である。
図2に示すように、頬骨弓支持部材10においては、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cが、装着者の頬骨弓Yの上方のモミアゲ部に当接されると共に、これらの先端が頬骨弓Yに当接され、該頬骨弓Yにより下から支持される。
このように、頬骨弓支持部材10においては、支持部2の中間部分が頬骨弓の上方に当接することになるので、頬に当接の跡が残ることを防止することができる。
また、通常、頬骨弓Yは耳よりも前方に位置しているため、支持部2が頬骨弓Yにより下から支持されることにより、眼鏡のフロント部の重量を負担することが可能となる。
これらのことから、頬骨弓支持部材10が取り付けられた眼鏡は、鼻パッドの有無に関わらず、装着安定性に優れるものとなる。
このように、頬骨弓支持部材10においては、支持部2が装着者の頬骨弓Yに支持されると共に当該頬骨弓Yの上方の側顔部のモミアゲ部に当接され、本体部1の後部1cが耳に掛けられ、且つ、後部1cが頭部に沿うように内側に湾曲している。
したがって、頬骨弓支持部材10は、装着者の頭部に沿うように、少なくとも3箇所で当接支持されることになるので、これを備える眼鏡は、フィット感が極めて優れるものとなる。
また、上述したように、第3支持部2c、第2支持部2b、第1支持部2aの順で長くすることにより、通常、水平面に対して後方が上になるように傾斜している頬骨弓の上側に、それぞれを適切に支持させることが可能となる。なお、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cの全ての先端を同時に頬骨弓に当接させることができない場合は、少なくとも、第1支持部2aを優先して当接させることが好ましい。なお、各支持部2の先端を切断等して長さを調整することも可能である。
図1の(a)、図1の(b)及び図1の(c)に戻り、頬骨弓支持部材10において、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cは、本体部1の中腹部1bから内側の斜め下方に向けて取り付けられ、且つ、外側に向けて湾曲している。このため、頬骨弓支持部材10においては、支持部2が頬骨弓Yに支持されるだけでなく、側顔部のモミアゲ部にも当接されるので、眼鏡のフィット感をより向上させることができる。
このとき、外側に向けて湾曲した、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cの曲率半径はR10〜R60であることが好ましい。なお、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cの曲率半径は、それぞれ、同一であっても、異なっていてもよい。
その中でも、第1支持部2aの曲率半径が、第2支持部2bの曲率半径よりも大きく、第2支持部2bの曲率半径が、第3支持部2cの曲率半径よりも大きいことが好ましい。これにより、長さが異なる、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cを、それぞれ、頬骨弓の上方の側顔部のモミアゲ部に当接させ易くなる。
頬骨弓支持部材10においては、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cの各先端部を結ぶ第1線Aが直線状となっている。このため、眼鏡の装着の際に髪の毛が支持部2に引っ掛かることをより軽減することができる。
そして、側面視で、第1線Aと、本体部1の前部1a及び中腹部1bと平行な第2線Bとのなす角度θ1は、5〜25°であることが好ましい(図1の(a)参照)。
ここで、側面視で、第1線Aと第2線Bとのなす角度θ1が、5°未満若しくは25°を超えると、角度θ1が上記範囲内にある場合と比較して、頬骨弓の上側に適切に支持させることができず眼鏡がずれ易くなる欠点がある。
また、上面視で、第1線Aと、本体部1の前部1a及び中腹部1bと平行な第2線Bとのなす角度θ2は、−5〜5°であることが好ましい(図1の(b)参照)。
ここで、上面視で、第1線Aと第2線Bとのなす角度θ2が、−5°未満若しくは5°を超えると、角度θ2が上記範囲内にある場合と比較して、頬骨弓の上側に適切に支持させることができず眼鏡がずれ易くなる欠点がある。
頬骨弓支持部材10において、支持部2(第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2c)は、いずれも、合成樹脂からなる。このため、頬骨弓Yの位置や形状に個人差があっても、支持部2の位置を対応させることで、確実に、頬骨弓Yが支持部2を支持することが可能となる。これにより、頭部における眼鏡のフィット感が優れるものとなる。
具体的には、支持部2は、熱可塑性樹脂からなるものであることが好ましい。かかる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、テフロン(登録商標)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルファイド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、非晶ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミドイミド、セルロースプロピオネート、セルロースアセテート等が挙げられる。支持部2が熱可塑性樹脂であると、加熱して軟化させることにより、支持部2の向きや曲率半径を容易に変更することができる。
次に、頬骨弓支持部材10を備える眼鏡の第1実施形態について説明する。
図3は、第1実施形態に係る眼鏡を示す上面図である。
図3に示すように、第1実施形態に係る眼鏡100は、左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、フロント部Fの両側にそれぞれ取り付けられたヒンジ部Hと、ヒンジ部Hに取り付けられたテンプル部Tと、該テンプル部Tに取り付けられた頬骨弓支持部材10とを備える。
フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジとを有する。なお、この場合、鼻パッドは有していない。
フロント部Fは、その両側に、ヒンジ部Hを介してテンプル部Tが水平面で折畳み可能となるように取付けられている。
テンプル部Tは、針金状であり、頬骨弓支持部材10の中空部に挿入されている。
眼鏡100は、上述した頬骨弓支持部材10を備えるので、装着者の頭部に少なくとも3箇所で当接支持されることになり、装着者の頭部にフィットさせることが可能となる。
また、頬骨弓支持部材10の支持部2が装着者の頬骨弓Yにより下から支持されるので、頬骨弓Yが眼鏡100の重量を十分に負担することができる。その結果、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡100全体を支持することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る頬骨弓支持部材の第2実施形態について説明する。
図4の(a)及び(b)は、第2実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。なお、図4の(a)は、頬骨弓支持部材を外側から見た側面図であり、図4の(b)は、頬骨弓支持部材を内側から見た側面図である。
図4の(a)及び(b)に示すように、第2実施形態に係る頬骨弓支持部材20は、本体部11と、該本体部11の中腹部11bに取り付けられた複数の支持部2と、を備える。
第2実施形態に係る頬骨弓支持部材20は、本体部11に支持部2が取り付けられ、本体部11及び支持部2が一体となったシンプルな構成となっている。
すなわち、第2実施形態に係る頬骨弓支持部材20は、本体部11の構造が異なること以外は、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10と同じである。したがって、第2実施形態に係る頬骨弓支持部材20における支持部2の説明は省略する。
頬骨弓支持部材20において、本体部1は、前後方向に延びる板状となっている。なお、便宜的に、本体部11の前側を前部11a、後側を後部11c、前部11a及び後部11cの間の部分を中腹部11bとする。すなわち、本体部11は、連続する前部11a、中腹部11b及び後部11cからなっている。
本体部11において、前部11a、中腹部11b及び後部11cは、前後方向に延びる直線状となっている。
また、後部11cは、上面視で、中腹部11bの後端から装着者の頭部に沿うように内側に湾曲している(図5参照)。なお、後部11cは、下方には屈曲していない。このとき、上面視において、後部11cの内側に湾曲した部分の曲率半径は、R20〜R100であることが好ましい。
これにより、頬骨弓支持部材20は、耳に載置されると共に、頭部にフィットさせることが可能となる。
頬骨弓支持部材20においては、本体部11に、取り付け部13が設けられている。
取り付け部13は、前部11aの前端に設けられており、ヒンジ部に取り付け可能となっている。このため、頬骨弓支持部材20は、例えば、眼鏡のフロント部の両端のヒンジ部に水平面で回動可能となるように取り付けられる。
また、頬骨弓支持部材20は、ヒンジ部に対して、着脱自在となっている。このため、嗜好に合わせて本体部11のデザインを変更することができる。
ここで、本体部11は、合成樹脂又は金属からなる。
かかる合成樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられ、金属としては、ステンレス、チタン合金等が挙げられる。
次に、頬骨弓支持部材20を備える眼鏡の第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態に係る眼鏡を示す上面図である。
図5に示すように、第2実施形態に係る眼鏡101は、左右一対のレンズLを有するフロント部Fと、フロント部Fの両側にそれぞれ取り付けられたヒンジ部Hと、ヒンジ部Hに取り付けられた頬骨弓支持部材20とを備える。
フロント部Fは、左右一対のレンズLと、両レンズLを架橋するブリッジとを有する。なお、この場合、鼻パッドは有していない。
フロント部Fは、その両側に、ヒンジ部Hを介して頬骨弓支持部材20が水平面で折畳み可能となるように取付けられている。
眼鏡101は、上述した頬骨弓支持部材20を備えるので、装着者の頭部に少なくとも3箇所で当接支持されることになり、装着者の頭部にフィットさせることが可能となる。
また、頬骨弓支持部材20の支持部2が装着者の頬骨弓Yにより下から支持されるので、頬骨弓Yが眼鏡101の重量を十分に負担することができる。その結果、鼻パッドの有無に関わらず眼鏡101全体を支持することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10においては、本体部1が、側面視で、後部1cの中間部分から下方に向けて屈曲しているが、必ずしも屈曲する必要はない。
図6は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。
図6に示すように、別の頬骨弓支持部材30においては、本体部21が、前後方向に直線状となっており、且つ、テンプル部を挿入するための中空部を有している。なお、支持部2については、第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10の支持部2と同じである。
第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10においては、中空部3が、本体部1の長さ方向に貫通しているが、貫通していなくてもよい。
図7は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。
図7に示すように、別の頬骨弓支持部材10aにおいては、中空部23が、後部1cの途中まで設けられている。この場合、中空部23の後端部とテンプル部の後端部との間に空間を設けることにより、テンプル部に対する頬骨弓支持部材10aの前後方向の位置を自由に調整することができる。
第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10においては、支持部2が、本体部1に3本取り付けられているが、本数はこれに限定されない。また、支持部2の構造もこれに限定されない。なお、第2実施形態に係る眼鏡101についても同様である。
図8の(a)〜(d)は、他の実施形態に係る頬骨弓支持部材を示す側面図である。
図8の(a)に示すように、別の頬骨弓支持部材40においては、前側の支持部32aが下方に行くほど幅広になる短冊状であり、中間の支持部32bが下方に行くほど幅が狭くなる短冊状であり、後側の支持部32cが下方に行くほど幅広になる短冊状となっている。
図8の(b)に示すように、別の頬骨弓支持部材50においては、板状の支持部42に切り欠き部が2箇所設けられた構造となっている。この場合、当該切り欠き部の部分が上述した空隙部となる。
図8の(c)に示すように、別の頬骨弓支持部材60においては、各支持部52に、滑り止めのための凸部521が2箇所設けられている。なお、かかる凸部521は、支持部52の内側(頭部側)に設けられる。凸部521の代わりに凹部や貫通穴等を設けてもよい。
図8の(d)に示すように、別の頬骨弓支持部材70においては、支持部62が基部621を介して本体部1に取り付けられている。この場合、支持部62と基部621とは一体となっており、これを本体部1に対して、着脱自在とすることも可能である。また、基部621は、本体部1に対する前後方向の位置を調整することが可能である。
第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10においては、支持部2に、有底円筒状の樹脂キャップ等を取り付けることも可能である。これにより、支持部2の長さ調整、硬さ調整、摩擦力調整等を行うことができる。なお、第2実施形態に係る眼鏡101についても同様である。
第1実施形態に係る頬骨弓支持部材10において、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cは、全て外側に向けて湾曲しているが、必ずしも必須ではない。
頬骨弓支持部材10においては、フィット感の観点から、第1支持部2a、第2支持部2b及び第3支持部2cのうち、少なくとも1つが外側に向けて湾曲していることが好ましく、少なくとも前側の第1支持部2aが外側に向けて湾曲していることがより好ましい。なお、第2実施形態に係る眼鏡101についても同様である。
第1実施形態に係る眼鏡100は、鼻パッドを有していないが、鼻パッドを設けることも可能である。なお、第2実施形態に係る眼鏡101についても同様である。
第1実施形態に係る眼鏡100において、レンズLは、フレームに取り付けられたものであってもよく、フレームのみでレンズを備えないものであってもよい。なお、第2実施形態に係る眼鏡101についても同様である。
本発明の頬骨弓支持部材は、眼鏡のフロント部の両端に取り付けて用いられる。そして、頬骨弓支持部材が取り付けられた眼鏡は、近視用、老眼用、乱視用、ファッション用等の眼鏡として用いることができる。
本発明の頬骨弓支持部材及びそれを備える眼鏡によれば、髪の毛に当接の跡が残ることを抑制すると共に、眼鏡の着脱をスムーズに行うことができ、且つ、装着者の頭部に的確にフィットさせることができる。
1,11,21・・・本体部
10,20,30,40,50,60,70・・・頬骨弓支持部材
100,101・・・眼鏡
1a,11a・・・前部
1b,11b・・・中腹部
1c,11c・・・後部
13・・・取り付け部
2,42,52,62・・・支持部
2a,32a・・・第1支持部(支持部)
2b,32b・・・第2支持部(支持部)
2c,32c・・・第3支持部(支持部)
3,23・・・中空部
521・・・凸部
621・・・基部
L・・・レンズ
F・・・フロント部
H・・・ヒンジ部
T・・・テンプル部
Y・・・頬骨弓

Claims (8)

  1. 眼鏡のフロント部の両端のヒンジ部にそれぞれ取り付けられ、前記フロント部を支持するための頬骨弓支持部材であって、
    前後方向に延びる本体部と、
    該本体部の中腹部に取り付けられた側面視で後方斜め下方向に突出した複数の支持部と、
    を備え、
    前記支持部が合成樹脂からなり、
    前記支持部同士の間には、空隙部が設けられ、
    装着者が前記眼鏡を装着した状態で、前記支持部が該装着者の頬骨弓に支持されるようになっている頬骨弓支持部材。
  2. 前記ヒンジ部に取り付けられた針金状のテンプル部を介して取り付けられ、
    前記本体部には前記テンプル部を挿入可能な中空部が設けられており、
    装着者が前記眼鏡を装着した場合に、前記本体部の前部及び前記中腹部が直線状であり、前記本体部の後部が前記装着者の頭部に沿うように内側に湾曲している請求項1記載の頬骨弓支持部材。
  3. 前記本体部の前端には、前記ヒンジ部に取り付け可能な取り付け部が設けられており、
    装着者が前記眼鏡を装着した場合に、前記本体部の前部及び前記中腹部が直線状であり、前記本体部の後部が前記装着者の頭部に沿うように内側に湾曲している請求項1記載の頬骨弓支持部材。
  4. 前記複数の支持部のうち、前側の支持部が後側の支持部よりも長くなっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の頬骨弓支持部材。
  5. 前記複数の支持部の先端部をそれぞれ結ぶ第1線が直線状であり、
    該第1線と、前記本体部の前部及び中腹部と平行な第2線とのなす角度が、側面視で 5〜25°である請求項1〜4のいずれか1項に記載の頬骨弓支持部材。
  6. 前記複数の支持部が、前記本体部の中腹部から内側の斜め下方に向けて取り付けられ、
    前記複数の支持部のうちの少なくとも1つが、外側に向けて湾曲している請求項1〜5のいずれか1項に記載の頬骨弓支持部材。
  7. 一対のレンズを有するフロント部と、
    該フロント部の両端にそれぞれ取り付けられたヒンジ部と、
    該ヒンジ部に取り付けられた針金状のテンプル部と、
    該テンプル部に取り付けられた請求項2記載の頬骨弓支持部材と、
    を備える眼鏡。
  8. 一対のレンズを有するフロント部と、
    該フロント部の両端にそれぞれ取り付けられたヒンジ部と、
    該ヒンジ部に取り付けられた請求項3記載の頬骨弓支持部材と、
    を備える眼鏡。
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