JP2023043732A - 磁気記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 的確な読み出し動作を行うことが可能な磁気記憶装置を提供する。【解決手段】実施形態に係る磁気記憶装置は、第1の方向に延伸する第1の配線10と、第2の方向に延伸する第2の配線20と、第1の配線と第2の配線との間に接続され、低抵抗状態及び高抵抗状態を有する磁気抵抗効果素子31、スイッチング素子32及び抵抗素子33が直列に接続され、磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを記憶するメモリセル30とを備え、抵抗素子は、順方向の電圧が印加された場合と逆方向の電圧が印加された場合とで非対称な電流-電圧特性を有し、磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータをメモリセルから読み出すときに抵抗素子には逆方向の第1の電圧が印加され、逆方向の第1の電圧が印加されたときの抵抗素子の抵抗値は、第1の電圧の絶対値と同じ絶対値を有する順方向の第2の電圧が印加されたときの第1の抵抗素子の抵抗値よりも大きい。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、磁気記憶装置に関する。
半導体基板上に磁気抵抗効果素子及びセレクタ(スイッチング素子)が集積化された磁気記憶装置が提案されている。
的確な読み出し動作を行うことが可能な磁気記憶装置を提供する。
実施形態に係る磁気記憶装置は、第1の方向に延伸する第1の配線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延伸する第2の配線と、前記第1の配線と前記第2の配線との間に接続され、低抵抗状態及び高抵抗状態を有する第1の磁気抵抗効果素子、第1のスイッチング素子及び第1の抵抗素子が直列に接続され、前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを記憶する第1のメモリセルと、を備え、前記第1の抵抗素子は、順方向の電圧が印加された場合と逆方向の電圧が印加された場合とで非対称な電流-電圧特性を有し、前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを前記第1のメモリセルから読み出すときに前記第1の抵抗素子には前記逆方向の第1の電圧が印加され、前記逆方向の第1の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値は、前記第1の電圧の絶対値と同じ絶対値を有する前記順方向の第2の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値よりも大きい。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置の構成を模式的に示した斜視図である。
図1は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置の構成を模式的に示した斜視図である。
図1に示すように、磁気記憶装置は、X方向(第1の方向)に延伸する第1の配線10と、Y方向(第2の方向)に延伸する第2の配線20と、第1の配線10と第2の配線20との間に接続されたメモリセル30とを含んでいる。第1の配線10及び第2の配線20の一方はワード線に対応し、他方はビット線に対応する。なお、X方向、Y方向及びZ方向は、互いに交差する方向である。具体的には、X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する方向である。
図2は、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30の構成を模式的に示した断面図である。
図2に示すように、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30は、半導体基板100の上方に設けられている。
メモリセル30は、第1の配線10と第2の配線20との間に接続され、磁気抵抗効果素子31、セレクタ(スイッチング素子)32、抵抗素子33及び上部電極34を含んでおり、磁気抵抗効果素子31の抵抗状態に応じたデータを記憶する。図2からわかるように、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33は直列に接続されている。図2に示した例では、セレクタ32と抵抗素子33とは互いに隣接しており、セレクタ32が磁気抵抗効果素子31と抵抗素子33との間に設けられている。
図3は、磁気抵抗効果素子31の構成を模式的に示した断面図である。
磁気抵抗効果素子31は、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子であり、記憶層(第1の磁性層)31a、参照層(第2の磁性層)31b及びトンネルバリア層(非磁性層)31cを含んでいる。
記憶層31aは、可変の磁化方向を有する強磁性層である。可変の磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わることを意味する。参照層31bは、固定された磁化方向を有する強磁性層である。固定された磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないことを意味する。トンネルバリア層31cは、記憶層31aと参照層31bとの間に設けられた絶縁層である。
磁気抵抗効果素子31は、STT(Spin Transfer Torque)型の磁気抵抗効果素子であり、垂直磁化を有している。すなわち、記憶層31aの磁化方向はその膜面に対して垂直であり、参照層31bの磁化方向はその膜面に対して垂直である。
磁気抵抗効果素子31は、参照層31bから記憶層31aに印加される磁界をキャンセルするシフトキャンセリング層をさらに含んでいてもよい。
記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して平行である場合には、磁気抵抗効果素子31は相対的に低抵抗状態である。記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して反平行である場合には、磁気抵抗効果素子31は相対的に高抵抗状態である。したがって、磁気抵抗効果素子31は、その抵抗状態に応じて2値データを記憶することが可能である。また、磁気抵抗効果素子31は、磁気抵抗効果素子31を流れる電流の方向に応じて抵抗状態を設定することが可能である。
また、本実施形態では、磁気抵抗効果素子31の抵抗状態に応じたデータをメモリセル30から読み出すときに磁気抵抗効果素子31に流れる電流の方向は、磁気抵抗効果素子31に低抵抗状態を設定するときに磁気抵抗効果素子31に流れる電流の方向と同じである。
図4Aは、セレクタ32の構成を模式的に示した断面図である。
セレクタ32は、非線形な電流-電圧特性を有する2端子スイッチング素子であり、上部電極32aと、下部電極32bと、上部電極32aと下部電極32bとの間に設けられたセレクタ材料層32cとを含んでいる。
なお、本実施形態では、セレクタ32として、図4Bに示すように、電圧V1で抵抗値が急激に下がり、それに伴って印加電圧はV2へと急激に下がり電流は増加(スナップバック)する特性を有するスイッチング素子を一例として説明する。このような特性を有するスイッチング素子に使用される材料及び組成は、メモリセルの特性に応じて適宜選択される。
図5は、セレクタ32の電流掃引による電流-電圧特性を模式的に示した図である。
図5に示すように、セレクタ32は、2端子間に印加される電流が増加して閾電流Ithに達するとオフ状態からオン状態に移行し、2端子間に印加される電圧が減少して閾電圧Vthよりも低いホールド電圧Vholdに達するとオン状態からオフ状態に移行する特性を有している。すなわち、セレクタ32は、2端子間に印加される電流が減少してホールド電流Iholdに達すると、経路P1をたどらずに、経路P2によってオフ状態に移行する。また、図5に示すように、セレクタ32は、正方向と負方向とで対称的な電流-電圧特性を有している。また、セレクタ32のホールド電流は、近傍の外部抵抗と相関があり、外部抵抗が高抵抗化するとホールド電流を下げることができる。
図6は、抵抗素子33の構成を模式的に示した断面図である。
抵抗素子33には、半導体層33a及び半導体層33bで形成されたpn接合ダイオードが用いられる。半導体層33a及び半導体層33bの一方がp型半導体層であり、他方がn型半導体層である。半導体層33a及び半導体層33bは、ポリシリコンで形成されている。
図7は、抵抗素子33の電流-電圧特性を模式的に示した図である。
抵抗素子33は、pn接合ダイオードであり、順方向の電圧が印加された場合と逆方向の電圧が印加された場合とで非対称な電流-電圧特性を有している。ただし、本実施形態の抵抗素子(pn接合ダイオード)33は、ポリシリコンを用いて形成されており、理想的なpn接合ダイオードに比べて良好な逆方向特性を有していない。すなわち、本実施形態のpn接合ダイオードは、理想的なpn接合ダイオードに比べて逆方向における抵抗値が低い。
また、メモリセル30からデータを読み出すときに、抵抗素子(pn接合ダイオード)33には逆方向電圧が印加され、抵抗素子33には逆方向電流が流れる。
以上のように、本実施形態のメモリセル30は、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33が直列に接続された構成を有している。このような構成により、本実施形態では、リードディスターブの抑制及び消費電力の低減が可能であり、的確な読み出し動作を行うことが可能な磁気記憶装置を得ることができる。以下、説明を加える。
図8は、メモリセル30が磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33の直列接続で構成されている場合のメモリセル30の電流-電圧特性(a)、並びに、メモリセル30が磁気抵抗効果素子31及びセレクタ32の直列接続で構成されている場合(抵抗素子33が含まれていない場合)のメモリセル30の電流-電圧特性(b)を模式的に示した図である。
図9は、メモリセル30に対して読み出し及び書き込みを行うときに、抵抗素子33に印加される電圧及び抵抗素子33に流れる電流を模式的に示した図であり、図7に示した電流-電圧特性と基本的には同じである。
図8及び図9において、Iw(PAP)は、磁気抵抗効果素子31を平行状態(記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して平行な低抵抗状態)から反平行状態(記憶層31aの磁化方向が参照層31bの磁化方向に対して反平行な高抵抗状態)に設定するときのメモリセル30への書き込み電流を示している。Iw(APP)は、磁気抵抗効果素子31を反平行状態から平行状態に設定するときのメモリセル30への書き込み電流を示している。Ireadは、磁気抵抗効果素子31に設定されている抵抗状態に基づくデータをメモリセル30から読み出すときに必要な読み出し電流の最小値を示している。
抵抗素子33は、ダイオード特性を有している。そのため、メモリセル30に対して読み出し及び書き込みを行うときの動作範囲では、抵抗素子33の逆方向抵抗は順方向抵抗よりも大きい。すなわち、図9に示すように、磁気抵抗効果素子31の抵抗状態に応じたデータをメモリセル30から読み出すときに抵抗素子33に印加されている逆方向の電圧を第1の電圧V1とすると、抵抗素子33に第1の電圧V1が印加されているときの抵抗素子33の抵抗値は、第1の電圧V1の絶対値と同じ絶対値を有する順方向の第2の電圧V2が抵抗素子33に印加されたときの抵抗素子33の抵抗値よりも大きい。
また、第1の電圧V1が印加されたときの抵抗素子33の抵抗値は、磁気抵抗効果素子33の低抵抗状態の抵抗値よりも低い。また、第1の電圧V1が印加されたときの抵抗素子33の抵抗値は、セレクタ32のオン状態の抵抗値よりも高く、セレクタ32のオフ状態の抵抗値よりも低い。
図8に示すように、メモリセル30の電流-電圧特性は、図5に示したセレクタ32の電流-電圧特性が強く反映された特性を有している。図9からわかるように、抵抗素子33の順方向抵抗は、逆方向抵抗よりも十分に小さく、磁気抵抗効果素子31の抵抗(低抵抗状態の抵抗、高抵抗状態の抵抗)及びセレクタ32のオン抵抗の合計抵抗値に比べても十分に小さい。そのため、図8の正領域、すなわち抵抗素子33が順方向で動作している領域では、メモリセル30に抵抗素子33が含まれている場合の特性(a)とメモリセル30に抵抗素子33が含まれていない場合の特性(b)とは実質的に同じである。
一方、図8の負領域、すなわち抵抗素子33が逆方向で動作している領域では、抵抗素子33の逆方向抵抗は、磁気抵抗効果素子31の抵抗(低抵抗状態の抵抗、高抵抗状態の抵抗)及びセレクタ32のオン抵抗の合計抵抗値に比べて無視できない大きさとなっている。そのため、図8の負領域では、メモリセル30に抵抗素子33が含まれている場合の特性(a)は、メモリセル30に抵抗素子33が含まれていない場合の特性(b)とは大きく異なっている。
まず、メモリセル30に抵抗素子33が含まれていない場合(図8(b)の場合)について考える。図8において、メモリセル30に印加されている電圧が減少して電流Ihold’よりも小さくなると、電流-電圧特性は経路P1をたどらずに経路P2をたどる。そのため、読み出し電流を最小値Ireadに設定することはできず、経路P3の領域に読み出し電流を設定する必要がある。その結果、読み出し電流の増加やリードディスターブの発生を招く。
一方、メモリセル30に抵抗素子33が含まれている場合(図8(a)の場合)には、読み出し電流を最小値Ireadに設定することが可能である。したがって、本実施形態では、読み出し電流を低減することができ、リードディスターブの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、抵抗素子33がダイオード特性を有している。仮に、抵抗素子33がダイオード特性を有しておらず、正方向と負方向とで同じ電流-電圧特性を有しているとすると、正方向の書き込み動作(磁気抵抗効果素子31を高抵抗状態に設定するための書き込み動作)及び負方向の書き込み動作(磁気抵抗効果素子31を低抵抗状態に設定するための書き込み動作)いずれにおいてもメモリセル30の直列回路の抵抗値が高くなり、消費電力の増加を招く。本実施形態では、正方向の書き込み動作においてメモリセル30の直列回路の抵抗値を低くすることができるため、消費電力の増加を抑制することが可能である。
以上のように、本実施形態では、リードディスターブの抑制及び消費電力の低減をはかることができ、的確な読み出し動作を行うことが可能となる。
次に、本実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を、図10A~図10Cに示した断面図を参照して説明する。
まず、図10Aに示すように、第1の配線層10L、抵抗素子層33L、セレクタ層32L、磁気抵抗効果素子層31L及び上部電極層34Lを形成する。
次に、図10Bに示すように、第1の配線層10L、抵抗素子層33L、セレクタ層32L、磁気抵抗効果素子層31L及び上部電極層34Lをパターニングして、第1の配線10、抵抗素子33、セレクタ32、磁気抵抗効果素子31及び上部電極34のパターンを形成する。さらに、層間絶縁層40を形成する。
次に、図10Cに示すように、図10Bの工程で得られた構造上に第2の配線20のパターンを形成する。
以上のようにして、第1の配線10、抵抗素子33、セレクタ32、磁気抵抗効果素子31、上部電極34及び第2の配線20を含む磁気記憶装置が得られる。
図11は、本実施形態の第1の変形例に係り、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30の構成を模式的に示した断面図である。
本変形例でも、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33が直列に接続されており、セレクタ32と抵抗素子33とが互いに隣接している。また、本変形例では、抵抗素子33が磁気抵抗効果素子31とセレクタ32との間に設けられている。
図12は、本実施形態の第2の変形例に係り、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30の構成を模式的に示した断面図である。
本変形例でも、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33が直列に接続されている。ただし、本変形例では、セレクタ32と抵抗素子33とは隣接しておらず、磁気抵抗効果素子31がセレクタ32と抵抗素子33の間に設けられている。また、本変形例では、抵抗素子33が第2の配線20と上部電極34との間に設けられている。
第1及び第2の変形例でも、上述した実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
次に、第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図13は、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30の構成を模式的に示した断面図である。
本実施形態では、メモリセル30がトンネルバリア素子35をさらに含み、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32、抵抗素子33及びトンネルバリア素子35が直列に接続されている。図13に示した例では、磁気抵抗効果素子31と上部電極34との間にトンネルバリア素子35が設けられているが、メモリセルの直列接続におけるトンネルバリア素子35の位置は特に限定されない。
トンネルバリア素子35は、トンネルバリア層で形成されており、非線形な電流-電圧特性を有している。トンネルバリア層は、シリコン窒化物やシリコン酸化物等の絶縁材料で形成されている。
図14は、トンネルバリア素子(トンネルバリア層)35の電流-電圧特性を模式的に示した図である。図14に示すように、トンネルバリア素子35は、正方向と負方向とで対称的な電流-電圧特性を有している。また、トンネルバリア素子35は、印加電圧が増加すると電流が急激に増加する電流-電圧特性を有しており、印加電圧が増加するにしたがって抵抗値が急激に減少する特性を有している。
本実施形態では、上述したようなトンネルバリア素子35が磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33に対してさらに直列に接続されているため、読み出し時における直列接続の抵抗値をさらに増加させることができる。そのため、読み出し電流をさらに低減させることができ、リードディスターブの発生及び消費電力の増加を抑制することが可能である。
図15は、本実施形態の変形例に係り、第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30の構成を模式的に示した断面図である。
本変形例でも、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32、抵抗素子33及びトンネルバリア素子35が直列に接続されている。また、本変形例では、抵抗素子33が第2の配線20と上部電極34との間に設けられ、トンネルバリア素子35が抵抗素子33と上部電極34との間に設けられている。
本変形例でも、トンネルバリア素子35を設けることで、上述した実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
次に、本変形例に係る磁気記憶装置の製造方法を、図16A~図16Dに示した断面図を参照して説明する。
まず、図16Aに示すように、第1の配線10、セレクタ32、磁気抵抗効果素子31及び上部電極34のパターンを形成する。さらに、層間絶縁層40を形成する。
次に、図16Bに示すように、上部電極34をリセスし、リセスされた上部電極34の表面及び層間絶縁層40の表面に沿ってトンネルバリア層35Lとしてシリコン窒化物層を形成する。
次に、図16Cに示すように、層間絶縁層40の上面上に形成されたトンネルバリア層35Lの部分を除去し、残ったトンネルバリア層35L上にポリシリコン層を形成する。さらに、ポリシリコン層に不純物元素のイオン注入を行ってpn接合ダイオードを形成する。これにより、抵抗素子33及びトンネルバリア素子35が得られる。
次に、図16Dに示すように、図16Cの工程で得られた構造上に第2の配線20のパターンを形成する。
以上のようにして、第1の配線10、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32、抵抗素子33、上部電極34、トンネルバリア素子35及び第2の配線20を含む磁気記憶装置が得られる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1及び第2
の実施形態と同様であり、第1及び第2の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
次に、第3の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は上述した第1及び第2
の実施形態と同様であり、第1及び第2の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図17は、本実施形態に係る磁気記憶装置の構成を模式的に示した断面図である。
本実施形態では、第1の実施形態で説明した第1の配線10、第2の配線20及びメモリセル30に加えてさらに、第3の配線50及びメモリセル60が設けられている。
第3の配線50は、第1の配線10と同じ方向、すなわちX方向に延伸している。第1の配線10及び第3の配線50はワード線として機能し、第2の配線20はビット線として機能する。
メモリセル60は、第2の配線20と第3の配線50との間に接続され、磁気抵抗効果素子61、セレクタ(スイッチング素子)62、抵抗素子63及び上部電極64を含んでおり、磁気抵抗効果素子61の抵抗状態に応じたデータを記憶する。磁気抵抗効果素子61、セレクタ62及び抵抗素子63は直列に接続されている。磁気抵抗効果素子61、セレクタ62及び抵抗素子63の基本的な構成は、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32及び抵抗素子33の構成と同じである。
ただし、本実施形態では、共通のビット線(第2の配線20)の両側にワード線(第1の配線10、第3の配線50)が設けられている。そのため、抵抗素子(pn接合ダイオード)33と抵抗素子(pn接合ダイオード)63の方向が互いに逆になっている。すなわち、第1の配線10から第2の配線20に向かう方向が抵抗素子33の順方向に対応する場合には、第3の配線50から第2の配線20に向かう方向が抵抗素子63の順方向に対応し、第1の配線10から第2の配線20に向かう方向が抵抗素子33の逆方向に対応する場合には、第3の配線50から第2の配線20に向かう方向が抵抗素子63の逆方向に対応する。
メモリセル60の基本的な書き込み動作及び読み出し動作は、メモリセル30の書き込み動作及び読み出し動作と同じである。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、読み出し電流を低減させることができ、リードディスターブの発生及び消費電力の増加を抑制することが可能である。
図18は、本実施形態の変形例に係る磁気記憶装置の構成を模式的に示した断面図である。
本変形例では、第2の実施形態と同様に、メモリセル30がトンネルバリア素子35を含み、磁気抵抗効果素子31、セレクタ32、抵抗素子33及びトンネルバリア素子35が直列に接続されている。また、メモリセル60がトンネルバリア素子65を含み、磁気抵抗効果素子61、セレクタ62、抵抗素子63及びトンネルバリア素子65が直列に接続されている。トンネルバリア素子65の基本的な構成及び基本的な特性は、第2の実施形態で述べたトンネルバリア素子35と同様である。
本変形例では、メモリ素子30及び60にそれぞれトンネルバリア素子35及び65が設けられている。したがって、2の実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…第1の配線 20…第2の配線 30…メモリセル
31…磁気抵抗効果素子 32…セレクタ(スイッチング素子)
33…抵抗素子 34…上部電極 35…トンネルバリア素子
40…層間絶縁層 50…第3の配線 60…メモリセル
61…磁気抵抗効果素子 62…セレクタ(スイッチング素子)
63…抵抗素子 64…上部電極 65…トンネルバリア素子
100…半導体基板
31…磁気抵抗効果素子 32…セレクタ(スイッチング素子)
33…抵抗素子 34…上部電極 35…トンネルバリア素子
40…層間絶縁層 50…第3の配線 60…メモリセル
61…磁気抵抗効果素子 62…セレクタ(スイッチング素子)
63…抵抗素子 64…上部電極 65…トンネルバリア素子
100…半導体基板
Claims (13)
- 第1の方向に延伸する第1の配線と、
前記第1の方向と交差する第2の方向に延伸する第2の配線と、
前記第1の配線と前記第2の配線との間に接続され、低抵抗状態及び高抵抗状態を有する第1の磁気抵抗効果素子、第1のスイッチング素子及び第1の抵抗素子が直列に接続され、前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを記憶する第1のメモリセルと、
を備え、
前記第1の抵抗素子は、順方向の電圧が印加された場合と逆方向の電圧が印加された場合とで非対称な電流-電圧特性を有し、
前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを前記第1のメモリセルから読み出すときに前記第1の抵抗素子には前記逆方向の第1の電圧が印加され、前記逆方向の第1の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値は、前記第1の電圧の絶対値と同じ絶対値を有する前記順方向の第2の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値よりも大きい
ことを特徴とする磁気記憶装置。 - 前記第1の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値は、前記第1の磁気抵抗効果素子の低抵抗状態の抵抗値よりも低い
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の電圧が印加されたときの前記第1の抵抗素子の抵抗値は、前記第1のスイッチング素子のオン状態の抵抗値よりも高く且つオフ状態の抵抗値よりも低い
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の抵抗素子は、ダイオードである
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1のスイッチング素子は、電流掃引時にその端子間に印加される電圧が増加して閾電圧に達するとオフ状態からオン状態に移行し、その端子間に印加される電圧が減少して前記閾電圧よりも低いホールド電圧に達するとオン状態からオフ状態に移行する特性を有している
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1のメモリセルは、前記第1の磁気抵抗効果素子、前記第1のスイッチング素子及び前記第1の抵抗素子に対して直列に接続され、非線形な電流-電圧特性を有する第1のトンネルバリア素子をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の磁気抵抗効果素子は、可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられた非磁性層とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態は、前記第1の磁気抵抗効果素子に流れる電流の方向に応じて設定され、
前記第1の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを前記第1のメモリセルから読み出すときに前記第1の磁気抵抗効果素子に流れる電流の方向は、前記第1の磁気抵抗効果素子に前記低抵抗状態を設定するときに前記第1の磁気抵抗効果素子に流れる電流の方向と同じである
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1のスイッチング素子と前記第1の抵抗素子とは、互いに隣接している
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1のスイッチング素子は、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第1の抵抗素子との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の抵抗素子は、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第1のスイッチング素子との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の磁気抵抗効果素子は、前記第1のスイッチング素子と前記第1の抵抗素子との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。 - 前記第1の方向に延伸する第3の配線と、
前記第2の配線と前記第3の配線との間に接続され、低抵抗状態及び高抵抗状態を有する第2の磁気抵抗効果素子、第2のスイッチング素子及び第2の抵抗素子が直列に接続され、前記第2の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを記憶する第2のメモリセルと、
をさらに備え、
前記第2の抵抗素子は、順方向の電圧が印加された場合と逆方向の電圧が印加された場合とで非対称な電流-電圧特性を有し、
前記第2の磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じたデータを前記第2のメモリセルから読み出すときに前記第2の抵抗素子には前記逆方向の第3の電圧が印加され、前記逆方向の第3の電圧が印加されたときの前記第2の抵抗素子の抵抗値は、前記第3の電圧の絶対値と同じ絶対値を有する前記順方向の第4の電圧が印加されたときの前記第2の抵抗素子の抵抗値よりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
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