JP2023042750A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メディアに適切に記録ができない。【解決手段】記録装置は、超音波を透過可能なメディアに液体を吐出することによって記録可能な記録部と、メディアを搬送可能な搬送部と、メディアを撮像可能な撮像部と、メディアに超音波を送信可能な送信部と、送信部が送信した超音波を受信可能な受信部と、を含む超音波センサーと、撮像部の撮像結果及び超音波センサーの検出結果に基づいて、記録部の動作を制御可能な制御部と、を備え、送信部と受信部とは、メディアを挟むように位置する。【選択図】図2
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来、特許文献1に示すように、カメラなどにより生地を撮像して印刷を行う装置が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、カメラにより撮像できるのは生地の表面だけであり、適切に印刷できないおそれがあった。
記録装置は、超音波を透過可能なメディアに液体を吐出することによって記録可能な記録部と、前記メディアを搬送可能な搬送部と、前記メディアを撮像可能な撮像部と、前記メディアに超音波を送信可能な送信部と、前記送信部が送信した超音波を受信可能な受信部と、を含む超音波センサーと、前記撮像部の撮像結果及び前記超音波センサーの検出結果に基づいて、前記記録部の動作を制御可能な制御部と、を備え、前記送信部と前記受信部とは、前記メディアを挟むように位置する。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、X軸、Y軸及びZ軸が互いに直交する三次元座標系を用いて説明する。このとき、X軸に沿う方向をX方向、Y軸に沿う方向をY方向、Z軸に沿う方向をZ方向とする。説明の便宜上、Z方向の正方向を上方向又は単に上と称し負方向を下方向又は単に下と称し、X方向の正方向を右方向又は単に右と称し負方向を左方向又は単に左と称し、Y方向の正方向を前方向又は単に前と称し負方向を後方向又は単に後と称して説明する。
1.第1実施形態に係る記録装置
図1に示すように、第1実施形態に係る記録装置1は、制御部10、記憶部11、超音波センサー12、記録部13、搬送部14、撮像部15を含んで構成されている。図2も参照しながら、記録装置1の構成について説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係る記録装置1は、制御部10、記憶部11、超音波センサー12、記録部13、搬送部14、撮像部15を含んで構成されている。図2も参照しながら、記録装置1の構成について説明する。
制御部10は、記録装置1の各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)、入出力を管理するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、論理回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)などを含んで構成されている。CPUは単にプロセッサーともいう。
記憶部11は、書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されている。
制御部10のCPUは、記憶部11の不揮発性メモリーに記憶されたファームウェアなどのプログラムを読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
記憶部11は、書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されている。
制御部10のCPUは、記憶部11の不揮発性メモリーに記憶されたファームウェアなどのプログラムを読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
図2に示すメディアMは、例として、天然繊維や合成繊維で構成された長尺状の布帛であり、超音波を透過可能である。長尺状の布帛は原反ともいう。記録装置1は、メディアMに対して記録を行う。布帛への記録を捺染ともいい、メディアMは被捺染材ともいう。
図2に示すように、搬送部14は、無端状の搬送ベルト20、第1のローラーである駆動ローラー14a、及び、第2のローラーである従動ローラー14bを含んで構成されている。搬送ベルト20は、駆動ローラー14a及び従動ローラー14bに架け渡されている。
搬送部14は不図示の搬送モーターにより、駆動ローラー14aを反時計回りに回転させ、従動ローラー14bも追従して反時計回りに回転する。駆動ローラー14a及び従動ローラー14bに架け渡されている搬送ベルト20も、周回方向である反時計回りに周回する。なお、駆動ローラー14aと従動ローラー14bとは、駆動及び従動の関係が逆であってもよい。
ロール状に巻かれているロール体M1から引き出されたメディアMは、制御部10の制御の下、搬送部14の搬送ベルト20に載せられて搬送される。
搬送部14は不図示の搬送モーターにより、駆動ローラー14aを反時計回りに回転させ、従動ローラー14bも追従して反時計回りに回転する。駆動ローラー14a及び従動ローラー14bに架け渡されている搬送ベルト20も、周回方向である反時計回りに周回する。なお、駆動ローラー14aと従動ローラー14bとは、駆動及び従動の関係が逆であってもよい。
ロール状に巻かれているロール体M1から引き出されたメディアMは、制御部10の制御の下、搬送部14の搬送ベルト20に載せられて搬送される。
図2及び図3に示すように、記録装置1は、メディアMを載置する搬送ベルト20の下の位置に、撮像部15及び後述の超音波センサー12の受信部12bを備えている。また、記録装置1は、メディアMを載置する搬送ベルト20の上の位置に、記録部13及び後述の超音波センサー12の送信部12aを備えている。なお、超音波センサー12の送信部12a及び受信部12bの位置関係は、逆であってもよい。
撮像部15、超音波センサー12、記録部13は駆動ローラー14a及び従動ローラー14bの間に位置している。
従動ローラー14bの位置を基準とした搬送ベルト20の周回方向において、上流から下流に向かって、撮像部15、超音波センサー12、記録部13の順に配置されている。この順とは逆の順が、搬送ベルト20の周回方向において下流から上流に向かった順となる。なお、撮像部15及び超音波センサー12は、逆の順でもよい。
従動ローラー14bの位置を基準とした搬送ベルト20の周回方向において、上流から下流に向かって、撮像部15、超音波センサー12、記録部13の順に配置されている。この順とは逆の順が、搬送ベルト20の周回方向において下流から上流に向かった順となる。なお、撮像部15及び超音波センサー12は、逆の順でもよい。
図2、図3及び図4に示すように、搬送ベルト20には、搬送ベルト20の周回方向に沿って所定間隔で、厚み方向である上下方向に、開口及び第1開口である第1開口部20aが設けられている。
第1開口部20aは、超音波センサー12の超音波を通過可能である。また、撮像部15は、第1開口部20aを通して、メディアMを下から撮像可能である。
なお、図3及び図4に示す搬送ベルト20の支持部分20bは、第1開口部20aが設けられていない部分であって、メディアMを載置して支持可能な部分である。
第1開口部20aは、超音波センサー12の超音波を通過可能である。また、撮像部15は、第1開口部20aを通して、メディアMを下から撮像可能である。
なお、図3及び図4に示す搬送ベルト20の支持部分20bは、第1開口部20aが設けられていない部分であって、メディアMを載置して支持可能な部分である。
搬送ベルト20の支持部分20bの表面には、粘着性を有する粘着剤であるグルー(glue)が設けられており、メディアMを吸着可能である。グルーは、例えばシリコーン樹脂を含んで構成されている。
また、搬送ベルト20の支持部分20bの表面に帯電させる帯電装置を備えていてもよい。いわゆる静電ベルトと称されるものであり、帯電装置により支持部分20bの表面を帯電させ、メディアMを吸着することができる。なお、記録装置1は、少なくとも、支持部分20bにグルーが設けられ、又は、帯電装置が備えられている。
このような構成により、搬送ベルト20はメディアMを吸着可能とし、安定的に搬送することを可能とする。この結果、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出の精度を向上させることができる。
また、搬送ベルト20の支持部分20bの表面に帯電させる帯電装置を備えていてもよい。いわゆる静電ベルトと称されるものであり、帯電装置により支持部分20bの表面を帯電させ、メディアMを吸着することができる。なお、記録装置1は、少なくとも、支持部分20bにグルーが設けられ、又は、帯電装置が備えられている。
このような構成により、搬送ベルト20はメディアMを吸着可能とし、安定的に搬送することを可能とする。この結果、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出の精度を向上させることができる。
図2に示すように、記録部13は、インクジェット方式のヘッド13a及びキャリッジ13bを含んで構成されている。記録部13は、メディアMを載置する搬送ベルト20に対向する位置にある。
キャリッジ13bにはキャリッジモーターが含まれている。記録装置1は、インク色である例えばCMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)の各色のインクを貯蔵したインクカートリッジやインクタンクを装着可能である。
記録部13は、インクカートリッジなどからインクをヘッドへ供給する供給機構を備えている。供給機構は、インクカートリッジなどから各色のインクを、ヘッド13aの対応するノズルへ供給する。
キャリッジ13bにはキャリッジモーターが含まれている。記録装置1は、インク色である例えばCMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)の各色のインクを貯蔵したインクカートリッジやインクタンクを装着可能である。
記録部13は、インクカートリッジなどからインクをヘッドへ供給する供給機構を備えている。供給機構は、インクカートリッジなどから各色のインクを、ヘッド13aの対応するノズルへ供給する。
ヘッド13aは、キャリッジ13bに搭載され、キャリッジモーターにより、キャリッジ13bと共にメディアMの上を前後方向に往復移動する。ヘッド13aは、制御部10による記録データに基づく制御の下、メディアMの上を移動しながらノズルから液体であるインク滴をメディアMに吐出し、記録可能である。記録データは、記憶部11に記憶されている。記録データは、記憶部11に備えられている読取部により記憶媒体から読み取ってもよく、外部装置から取得してもよい。
なお、インク色は例えばCMYKの濃淡色を含むなど、4色以上の任意の組み合わせも可能である。
また、ヘッド13aは、浸透液をメディアMに吐出するノズルを含む構成であってもよい。浸透液は、メディアMの表面に付着したインク滴が裏面へ浸透することを促進する液体である。
なお、インク色は例えばCMYKの濃淡色を含むなど、4色以上の任意の組み合わせも可能である。
また、ヘッド13aは、浸透液をメディアMに吐出するノズルを含む構成であってもよい。浸透液は、メディアMの表面に付着したインク滴が裏面へ浸透することを促進する液体である。
図2及び図3に示すように、超音波センサー12は、送信波Sを送信するトランスミッターである送信部12a、及び、受信波Rを受信するレシーバーである受信部12bを含んで構成されている。超音波センサー12は、例えば30kHzないし10MHzの超音波を用いている。
超音波センサー12の送信部12a及び受信部12bはそれぞれ、メディアMを載置する搬送ベルト20を挟むように、搬送ベルト20の上方と搬送ベルト20の下方に配置されている。超音波センサー12は、送信部12aによりメディアMに向かって送信波Sを送信し、受信部12bによりメディアMを透過した受信波Rを受信する、いわゆる透過型のセンサーである。
搬送ベルト20の第1開口部20aは、超音波センサー12の超音波を通過可能である。すなわち、送信部12a及び受信部12bは、第1開口部20aを介して、メディアMを挟むように位置する。
超音波センサー12の送信部12a及び受信部12bはそれぞれ、メディアMを載置する搬送ベルト20を挟むように、搬送ベルト20の上方と搬送ベルト20の下方に配置されている。超音波センサー12は、送信部12aによりメディアMに向かって送信波Sを送信し、受信部12bによりメディアMを透過した受信波Rを受信する、いわゆる透過型のセンサーである。
搬送ベルト20の第1開口部20aは、超音波センサー12の超音波を通過可能である。すなわち、送信部12a及び受信部12bは、第1開口部20aを介して、メディアMを挟むように位置する。
撮像部15は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどの固体撮像素子を有するカメラで構成されている。また、撮像部15は、メディアMに照明光を照射する照明部を備えていてもよい。撮像部15は、搬送ベルト20の第1開口部20aを通して、メディアMを下から撮像可能である。
図2に示すように、押付部30は、搬送ベルト20の支持部分20bに載置され支持されたメディアMのうち、搬送ベルト20の周回方向において記録部13の上流の部分を、搬送ベルト20に向かって押し付けている。押付部30は、例えば加圧ローラーである。押付部30は、メディアMの搬送方向と、搬送方向とは反対の方向である逆搬送方向と、に往復移動可能であってもよい。
支持部材31は、搬送ベルト20を挟んで押付部30に対向する位置に備えられている。支持部材31は、押付部30とともに搬送ベルト20を挟むことによって搬送ベルト20を支持している。支持部材31は、押付部30からの荷重を受けるためのいわゆるプラテンである。
支持部材31は、搬送ベルト20を挟んで押付部30に対向する位置に備えられている。支持部材31は、押付部30とともに搬送ベルト20を挟むことによって搬送ベルト20を支持している。支持部材31は、押付部30からの荷重を受けるためのいわゆるプラテンである。
撮像部15は、押付部30の位置を通過したメディアMを撮像可能であり、超音波センサー12は、押付部30の位置を通過したメディアMを検出可能である。
押付部30及び支持部材31により挟まれ、メディアMは搬送ベルト20に対して、より密着した状態となり、より安定的に搬送される。この結果、メディアMに対する撮像部15による撮像、及び超音波センサー12による検出の精度を更に向上させることができる。
押付部30及び支持部材31により挟まれ、メディアMは搬送ベルト20に対して、より密着した状態となり、より安定的に搬送される。この結果、メディアMに対する撮像部15による撮像、及び超音波センサー12による検出の精度を更に向上させることができる。
図2及び図3に示すように、支持部材31は、撮像部15及び超音波センサー12の受信部12bを、内部に収容可能である。
支持部材31に収容されることにより、撮像部15及び超音波センサー12は、外乱光や騒音など、記録装置1が設置される外部環境の影響を抑制することができる。また、支持部材31が、搬送ベルト20の支持、及び、撮像部15及び超音波センサー12の収容を兼ねることにより、記録装置1をコンパクトにすることができる。
支持部材31に収容されることにより、撮像部15及び超音波センサー12は、外乱光や騒音など、記録装置1が設置される外部環境の影響を抑制することができる。また、支持部材31が、搬送ベルト20の支持、及び、撮像部15及び超音波センサー12の収容を兼ねることにより、記録装置1をコンパクトにすることができる。
支持部材31には、搬送ベルト20に向かって、第2開口である第2開口部31aが設けられている。
図3及び図4に示すように、搬送ベルト20の移動に伴って、搬送ベルト20の第1開口部20aの位置が移動して、支持部材31の第2開口部31aの位置と重なったとき、第2開口部31aと第1開口部20aとは、上下方向に互いに連通可能になる。なお、図4は、メディアMを取り除いて示している。
以下では、第2開口部31a及び第1開口部20aが重なって互いに連通している上下方向の部分を開口部分と称する。開口部分には、超音波や光を遮蔽する記録装置1の構成部品が何もない状態となっており、超音波や光が通過可能である。開口部分には、メディアMのみが存在している状態とすることができる。
図3及び図4に示すように、搬送ベルト20の移動に伴って、搬送ベルト20の第1開口部20aの位置が移動して、支持部材31の第2開口部31aの位置と重なったとき、第2開口部31aと第1開口部20aとは、上下方向に互いに連通可能になる。なお、図4は、メディアMを取り除いて示している。
以下では、第2開口部31a及び第1開口部20aが重なって互いに連通している上下方向の部分を開口部分と称する。開口部分には、超音波や光を遮蔽する記録装置1の構成部品が何もない状態となっており、超音波や光が通過可能である。開口部分には、メディアMのみが存在している状態とすることができる。
搬送ベルト20にメディアMが載置されていて、第1開口部20a及び第2開口部31aが互いに連通しているとき、撮像部15は、上に向かって、開口部分から露出するメディアMを撮像可能である。
同時に、超音波センサー12の受信部12bは、開口部分を通して、送信部12aにより送信されて、メディアMを透過して上から入射する超音波を、受信波Rとして受信可能である。
なお、第1開口部20a及び第2開口部31aが互いに連通しているか否かは、搬送ベルト20の移動量に基づいて制御部10が判断してもよいし、超音波センサー12や撮像部15とは異なるセンサー(光センサーなど)を別途配置して、当該センサーの検出結果に基づいて制御部10が判断してもよい。センサーは、例えば、メディアMに対して送信部12aと同じ側に設けられた第2の受信部でもよい。第2の受信部は、受信波Rを受信する、受信部12bとは異なるレシーバーである。
同時に、超音波センサー12の受信部12bは、開口部分を通して、送信部12aにより送信されて、メディアMを透過して上から入射する超音波を、受信波Rとして受信可能である。
なお、第1開口部20a及び第2開口部31aが互いに連通しているか否かは、搬送ベルト20の移動量に基づいて制御部10が判断してもよいし、超音波センサー12や撮像部15とは異なるセンサー(光センサーなど)を別途配置して、当該センサーの検出結果に基づいて制御部10が判断してもよい。センサーは、例えば、メディアMに対して送信部12aと同じ側に設けられた第2の受信部でもよい。第2の受信部は、受信波Rを受信する、受信部12bとは異なるレシーバーである。
このように、搬送ベルト20の第1開口部20a、及び支持部材31の第2開口部31aを通して、例えば、超音波センサー12はメディアMへの超音波の透過を検出することが可能であり、例えば、撮像部15はメディアMの網目などの撮影をすることが可能である。
なお、撮像部15が照明部を備える場合は、押付部30は、撮像部15の上方に位置していてもよい。この場合、押付部30は、送信部12aと受信部12bとの間に位置しないことが好ましい。これにより、例えばメディアMの透光性が高い場合に、過度な逆光によって撮像部15の撮像精度が低下することを抑止しつつ、メディアMへの超音波の透過を阻害しにくくすることができる。また、押付部30がメディアMの搬送方向と逆搬送方向とに往復移動する場合は、押付部30は、往復移動に伴って送信部12aと受信部12bとの間に位置してもよい。この場合、制御部10は、往復移動によって送信部12aと受信部12bとの間に押付部30が位置しないタイミングにおける受信部12bの受信結果に基づき、記録部13の動作を制御してもよい。この制御が行われるために、記録装置1は、搬送方向における押付部30の位置を検出可能な検出部を備えてもよい。
後述のように、制御部10は、撮像部15による撮像結果、及び、超音波センサー12による検出結果に基づいて、記録部13の動作を制御可能である。
なお、撮像部15が照明部を備える場合は、押付部30は、撮像部15の上方に位置していてもよい。この場合、押付部30は、送信部12aと受信部12bとの間に位置しないことが好ましい。これにより、例えばメディアMの透光性が高い場合に、過度な逆光によって撮像部15の撮像精度が低下することを抑止しつつ、メディアMへの超音波の透過を阻害しにくくすることができる。また、押付部30がメディアMの搬送方向と逆搬送方向とに往復移動する場合は、押付部30は、往復移動に伴って送信部12aと受信部12bとの間に位置してもよい。この場合、制御部10は、往復移動によって送信部12aと受信部12bとの間に押付部30が位置しないタイミングにおける受信部12bの受信結果に基づき、記録部13の動作を制御してもよい。この制御が行われるために、記録装置1は、搬送方向における押付部30の位置を検出可能な検出部を備えてもよい。
後述のように、制御部10は、撮像部15による撮像結果、及び、超音波センサー12による検出結果に基づいて、記録部13の動作を制御可能である。
2.記録装置の制御方法
図5に示すフローチャートを中心に、図6及び図7を参照しながら、記録装置1の制御方法について説明する。
図5に示すフローチャートを中心に、図6及び図7を参照しながら、記録装置1の制御方法について説明する。
制御部10は、搬送部14により、ロール状に巻かれているロール体M1からメディアMを引き出して、搬送部14の搬送ベルト20に載置して搬送する。
搬送ベルト20の表面に設けられたグルーなどにより、メディアMは搬送ベルト20に吸着される。更に、メディアMは搬送され、押付部30及び支持部材31に挟まれて、搬送ベルト20に密着される。
搬送部14による搬送ベルト20の移動に伴って、搬送ベルト20の第1開口部20aの位置が支持部材31の第2開口部31aの位置に至って重なったとき、第2開口部31aは第1開口部20aと互いに連通可能になる。この開口部分には、メディアMのみが存在している状態となる。
搬送ベルト20の表面に設けられたグルーなどにより、メディアMは搬送ベルト20に吸着される。更に、メディアMは搬送され、押付部30及び支持部材31に挟まれて、搬送ベルト20に密着される。
搬送部14による搬送ベルト20の移動に伴って、搬送ベルト20の第1開口部20aの位置が支持部材31の第2開口部31aの位置に至って重なったとき、第2開口部31aは第1開口部20aと互いに連通可能になる。この開口部分には、メディアMのみが存在している状態となる。
第1開口部20a及び第2開口部31aが互いに連通しているとき、制御部10は、撮像部15により、開口部分を通してメディアMを撮像し、撮像結果である撮像情報を取得する。
制御部10は、取得した撮像情報に対してエッジ検出などの画像処理を行って、メディアMの繊維の織目パターンを抽出する。
記憶部11には、メディアMの織目パターン、及び、織目パターンに対応する複数の織目情報が記憶されている。制御部10は、撮像部15により抽出したメディアMの織目パターンと、記憶部11に記憶されている複数の織目パターンとを比較する。制御部10は、抽出した織目パターンに一番近い記憶部11の織目パターンを特定し、特定した織目パターンに対応する織目情報を取得する(S101)。
制御部10が取得する織目情報は、織目の粗密に係る情報である織物の種類の情報を含む。図6に示すように、織物の種類の情報には、例えば、メディアMの繊維の粗い織目から密な織目の順に、例えば、シホン、ローン、サテンなどを示す情報が含まれる。
制御部10は、取得した撮像情報に対してエッジ検出などの画像処理を行って、メディアMの繊維の織目パターンを抽出する。
記憶部11には、メディアMの織目パターン、及び、織目パターンに対応する複数の織目情報が記憶されている。制御部10は、撮像部15により抽出したメディアMの織目パターンと、記憶部11に記憶されている複数の織目パターンとを比較する。制御部10は、抽出した織目パターンに一番近い記憶部11の織目パターンを特定し、特定した織目パターンに対応する織目情報を取得する(S101)。
制御部10が取得する織目情報は、織目の粗密に係る情報である織物の種類の情報を含む。図6に示すように、織物の種類の情報には、例えば、メディアMの繊維の粗い織目から密な織目の順に、例えば、シホン、ローン、サテンなどを示す情報が含まれる。
また、第1開口部20a及び第2開口部31aが互いに連通しているとき、制御部10は、超音波センサー12の送信部12aによりメディアMに向かって送信波Sを送信し、受信部12bによりメディアMを透過した受信波Rを受信する。
図6の縦軸に示す受信部12bが受信した受信波Rの電圧は、超音波センサー12の検出結果であり、メディアMに対する超音波の透過情報を示している。制御部10は、受信部12bにより、メディアMに対する超音波の透過情報を取得する(S102)。
図6の縦軸に示す受信部12bが受信した受信波Rの電圧は、超音波センサー12の検出結果であり、メディアMに対する超音波の透過情報を示している。制御部10は、受信部12bにより、メディアMに対する超音波の透過情報を取得する(S102)。
網目情報は、織物の種類毎に、超音波の透過情報に対応している。具体的には、シホン、ローン、サテンなどの織物の種類毎の、超音波の透過情報である、受信部12bにより受信した受信波Rの電圧に対応している。そして、受信部12bにより受信した受信波Rの電圧は、メディアMの網目の太さを示す、いわゆる綿番手に係る情報である網目情報に対応している。
これらの関係を図6に示す。図6の横軸は綿番手を示す。なお、綿番手は、メディアMの網目の太さが太いほど小さい値を示し、メディアMが厚いことを示している。
これらの関係を図6に示す。図6の横軸は綿番手を示す。なお、綿番手は、メディアMの網目の太さが太いほど小さい値を示し、メディアMが厚いことを示している。
図6に示すように、メディアMは、シホンなどのように織目が粗いほど、また、網目が細く綿番手が大きいほど、受信波Rの電圧が高くなり、超音波が透過し易い傾向にある。
図6の中の点は、シホン、ローン、サテンなどの織物の種類毎に、メディアMの網目の太さに対する受信波Rの電圧を実測した値を示している。曲線T1,T2,T3は、これらの点に基づく、シホン、ローン、サテン毎に算出した近似曲線である。
制御部10は、これらの近似曲線の関係を利用し、記録部13の動作を制御する。記憶部11は、これらの近似曲線の関係を記憶している。
図6の中の点は、シホン、ローン、サテンなどの織物の種類毎に、メディアMの網目の太さに対する受信波Rの電圧を実測した値を示している。曲線T1,T2,T3は、これらの点に基づく、シホン、ローン、サテン毎に算出した近似曲線である。
制御部10は、これらの近似曲線の関係を利用し、記録部13の動作を制御する。記憶部11は、これらの近似曲線の関係を記憶している。
このようにして、制御部10は、搬送ベルト20の第1開口部20aの位置が支持部材31の第2開口部31aの位置に重なって連通しているとき、撮像部15により取得した撮像情報に基づき織物の種類の情報を含む織目情報を取得する。さらに、制御部10は、織目情報毎に、受信部12bによる受信波Rの電圧である超音波の透過情報に対応する、メディアMの網目の太さを示す網目情報を取得する。
ところで、メディアMの織物の種類により、インクの裏抜けの程度が異なっている。織目が粗いほど、インクが裏抜けし易いので、記録部13によるインク打込量を小さくした方がよい。
また、メディアMの網目の太さが太いほど、メディアMが厚くなり、インクを多く吸収する傾向にあるので、インク打込量を大きくした方がよい。一方、メディアMの網目の太さが細いほど、インクを吸収できる量が少なく、滲む傾向にある。メディアMの網目の太さが細いほど、インクが滲み易いので、インク打込量を小さくした方がよい。
また、メディアMの網目の太さが太いほど、メディアMが厚くなり、インクを多く吸収する傾向にあるので、インク打込量を大きくした方がよい。一方、メディアMの網目の太さが細いほど、インクを吸収できる量が少なく、滲む傾向にある。メディアMの網目の太さが細いほど、インクが滲み易いので、インク打込量を小さくした方がよい。
制御部10は、記録部13を参照して、織目情報毎に、超音波の透過情報に対応するメディアMの網目情報を取得し、網目情報に対応するインク打込量を取得すればよい。
網目情報は、超音波の透過情報に対応している。従って、制御部10は、織目情報毎に、網目情報ではなく、直接、超音波の透過情報を用いて、超音波の透過情報に対応するインク打込量を取得するようにすることもできる。
そこで、制御部10は、織目情報及び透過情報に基づきインク打込量を取得することができる(S103)。
網目情報は、超音波の透過情報に対応している。従って、制御部10は、織目情報毎に、網目情報ではなく、直接、超音波の透過情報を用いて、超音波の透過情報に対応するインク打込量を取得するようにすることもできる。
そこで、制御部10は、織目情報及び透過情報に基づきインク打込量を取得することができる(S103)。
例えば、記憶部11には、織目情報であるシホン、ローン、サテンなどの織物の種類毎に、超音波の透過情報である、受信部12bによる受信波Rの電圧に対応するインク打込量が記憶されている。これらの関係を図7に示す。インク打込量は、ドット当たりのインク量であるpl/dotで示している。
図7に示すインク打込量は、該当するドットに対する各インク色の合計のインク量を示している。なお、図7に示すインク打込量は、該当するドットに対する特定の一色又は複数色のインクに対するインク量でもよい。
図7に示すインク打込量は、該当するドットに対する各インク色の合計のインク量を示している。なお、図7に示すインク打込量は、該当するドットに対する特定の一色又は複数色のインクに対するインク量でもよい。
図7の中の点は、メディアMのシホン、ローン、サテンなどの織物の種類毎に、超音波の透過情報である、受信部12bによる受信波Rの電圧に対する適切なインク打込量を実測した値を示している。
織目が粗いシホンの場合、適切なインク打込量は、他の織物の場合より小さくなる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はk1,k2,k3と小さくなる。
同様に、織目がシホンとサテンの間のローンの場合、適切なインク打込量は、シホンとサテンの間となる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はj1,j2,j3と小さくなる。
織目が密なサテンの場合、適切なインク打込量は、他の織物の場合より多くなる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はi1,i2,i3と小さくなる。
織目が粗いシホンの場合、適切なインク打込量は、他の織物の場合より小さくなる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はk1,k2,k3と小さくなる。
同様に、織目がシホンとサテンの間のローンの場合、適切なインク打込量は、シホンとサテンの間となる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はj1,j2,j3と小さくなる。
織目が密なサテンの場合、適切なインク打込量は、他の織物の場合より多くなる。また、受信部12bによる受信波Rの電圧がd1,d2,d3と大きくなるほど、メディアMの網目の太さが細くなるので、適切なインク打込量はi1,i2,i3と小さくなる。
図7に示す曲線U1,U2,U3は、これらの点に基づく、シホン、ローン、サテン毎の近似曲線を示している。制御部10は、これらの近似曲線の関係を利用し、記録部13の動作を制御する。記憶部11は、これらの近似曲線の関係を記憶している。
制御部10は、記憶部11から取得したインク打込量に基づき、記録部13によりメディアMに対して記録を行う(S104)。
インク打込量は、メディアMの織目情報及び透過情報に基づき、適切な量となっており、メディアMに対して適切な記録をすることができる。
このように、制御部10は、撮像部15による撮像結果である撮像情報、及び、超音波センサー12の検出結果である受信部12bによる受信波Rの電圧に基づいて、記録部13の動作を制御可能である。
制御部10は、記憶部11から取得したインク打込量に基づき、記録部13によりメディアMに対して記録を行う(S104)。
インク打込量は、メディアMの織目情報及び透過情報に基づき、適切な量となっており、メディアMに対して適切な記録をすることができる。
このように、制御部10は、撮像部15による撮像結果である撮像情報、及び、超音波センサー12の検出結果である受信部12bによる受信波Rの電圧に基づいて、記録部13の動作を制御可能である。
ここで、具体的に、制御部10が、記録部13のヘッド13aを制御することにより、適切なメディアMへのインク打込量にする例について説明する。
例えば、制御部10は、ヘッド13aに印加する駆動波形の電力を大きくし、インク打込量を大きくすることができる。また、制御部10は、ドットを構成する際、ヘッド13aに複数回の駆動波形を印加して、複数回インク滴を吐出し、インク打込量を大きくすることもできる。
さらに、メディアMの織目が密なほど、又は、網目の太さが太いほど、制御部10は、ヘッド13aに印加する駆動波形の電圧を高くしてインク滴の速度を速くすることもできる。この場合、制御部10は、駆動波形の周波数を高くしてインク滴の打込み頻度を高くしてもよい。また、制御部10は、キャリッジ13bの移動速度を遅くして、メディアMへ吐出したインク滴を染込み易くすることもできる。
制御部10は、撮像部15による撮像情報に応じたメディアMの織目情報に加え、超音波センサー12によるメディアMの透過情報に応じた網目情報に基づき、上述のヘッド13aに対する制御の少なくともいずれかを実行することにより、メディアMに対し適切なインク打込量とすることができ、適切に記録することができる。
例えば、制御部10は、ヘッド13aに印加する駆動波形の電力を大きくし、インク打込量を大きくすることができる。また、制御部10は、ドットを構成する際、ヘッド13aに複数回の駆動波形を印加して、複数回インク滴を吐出し、インク打込量を大きくすることもできる。
さらに、メディアMの織目が密なほど、又は、網目の太さが太いほど、制御部10は、ヘッド13aに印加する駆動波形の電圧を高くしてインク滴の速度を速くすることもできる。この場合、制御部10は、駆動波形の周波数を高くしてインク滴の打込み頻度を高くしてもよい。また、制御部10は、キャリッジ13bの移動速度を遅くして、メディアMへ吐出したインク滴を染込み易くすることもできる。
制御部10は、撮像部15による撮像情報に応じたメディアMの織目情報に加え、超音波センサー12によるメディアMの透過情報に応じた網目情報に基づき、上述のヘッド13aに対する制御の少なくともいずれかを実行することにより、メディアMに対し適切なインク打込量とすることができ、適切に記録することができる。
3.第2実施形態に係る記録装置
図8に示すように、第2実施形態に係る記録装置2は、図1に示す第1実施形態に係る記録装置1に対し、測定部32及び調整部33が追加され、超音波センサー12及び撮像部15の位置が変更されている。なお、押付部30は削除されている。
図9も参照しながら、記録装置2の構成について説明する。なお、図8、図9に示す記録装置2の構成要素において、図1に示す記録装置1の構成要素と同じものは、同一の符号を用いている。
図8に示すように、第2実施形態に係る記録装置2は、図1に示す第1実施形態に係る記録装置1に対し、測定部32及び調整部33が追加され、超音波センサー12及び撮像部15の位置が変更されている。なお、押付部30は削除されている。
図9も参照しながら、記録装置2の構成について説明する。なお、図8、図9に示す記録装置2の構成要素において、図1に示す記録装置1の構成要素と同じものは、同一の符号を用いている。
図9に示すように、記録装置2の保持部34は、メディアMがロール状に巻き回されたロール体M1を保持可能である。例えば、保持部34は、ロール体M1の中心に軸を設け、ロール体M1を回転可能に保持している。
メディアMは、保持部34に保持されたロール体M1から引き出され、調整部33、撮像部15、超音波センサー12の位置を経由して、搬送部14の従動ローラー14bに架け渡された搬送ベルト20の位置に到達するように搬送される。
メディアMは、保持部34に保持されたロール体M1から引き出され、調整部33、撮像部15、超音波センサー12の位置を経由して、搬送部14の従動ローラー14bに架け渡された搬送ベルト20の位置に到達するように搬送される。
保持部34の位置から搬送ベルト20までの位置のメディアMの部分を、調整部分M2とする。
調整部33は、調整ローラー33a、移動部33bを有する。調整ローラー33aは、調整部分M2に回転しながら接触し、テンションを加えることが可能である。移動部33bはモーターを含み、制御部10の制御の下、移動部33bのモーターにより、調整部分M2に対して調整ローラー33aの位置を移動させて、調整部分M2のテンションを調整することができる。
調整部33は、調整ローラー33a、移動部33bを有する。調整ローラー33aは、調整部分M2に回転しながら接触し、テンションを加えることが可能である。移動部33bはモーターを含み、制御部10の制御の下、移動部33bのモーターにより、調整部分M2に対して調整ローラー33aの位置を移動させて、調整部分M2のテンションを調整することができる。
図9に示すように、記録装置2では、記録装置1の支持部材31に対して、収容の機能のみを有する収容部35を備えている。収容部35は、撮像部15及び超音波センサー12の受信部12bを、内部に収容可能である。収容部35は、保持部34の位置から搬送ベルト20までの位置の間に設けられている。
収容部35には、メディアMの調整部分M2に向かって、第3開口部35aが設けられている。撮像部15は、上に向かって、第3開口部35aを通して、調整部分M2を撮像可能である。
超音波センサー12の送信部12a及び受信部12bは、調整部分M2を挟むように位置している。超音波センサー12の受信部12bは、第3開口部35aを通して、送信部12aにより送信され、調整部分M2を透過して上から入射する超音波を、受信波Rとして受信可能である。
超音波センサー12の送信部12a及び受信部12bは、調整部分M2を挟むように位置している。超音波センサー12の受信部12bは、第3開口部35aを通して、送信部12aにより送信され、調整部分M2を透過して上から入射する超音波を、受信波Rとして受信可能である。
図9に示すように、測定部32は、メディアMの搬送方向において、記録部13の上流に設けられている。メディアMが載置されて支持される搬送ベルト20の部分を支持部分20bとする。測定部32は、支持部分20bのテンションを測定可能である。
測定部32は、測定ローラー32a、及びテンション測定部32bを有する。測定ローラー32aは、メディアMを介して、支持部分20bに回転しながら上下に移動可能である。テンション測定部32bは、圧力センサーや位置検出センサーを含んでおり、測定ローラー32aから受ける圧力や上下方向の移動を検出することにより、支持部分20bから受けるテンションを測定可能である。テンション測定部32bは、支持部分20bのテンションを測定できる構成であれば、特に限定されない。
測定部32は、測定ローラー32a、及びテンション測定部32bを有する。測定ローラー32aは、メディアMを介して、支持部分20bに回転しながら上下に移動可能である。テンション測定部32bは、圧力センサーや位置検出センサーを含んでおり、測定ローラー32aから受ける圧力や上下方向の移動を検出することにより、支持部分20bから受けるテンションを測定可能である。テンション測定部32bは、支持部分20bのテンションを測定できる構成であれば、特に限定されない。
制御部10は、測定部32により、搬送ベルト20の支持部分20bのテンションを測定した測定結果を取得する。制御部10は、メディアMの調整部分M2のテンションが、測定結果である支持部分20bのテンションに等しくなるように、調整部33を制御して、調整する。
測定部32が測定する搬送ベルト20の支持部分20bのテンションは、記録部13が記録するメディアMのテンションでもある。一方、メディアMの調整部分M2のテンションは、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出が行われる位置のテンションである。
測定部32が測定する搬送ベルト20の支持部分20bのテンションは、記録部13が記録するメディアMのテンションでもある。一方、メディアMの調整部分M2のテンションは、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出が行われる位置のテンションである。
制御部10による測定部32及び調整部33の制御により、例えば、記録部13が記録するメディアMのテンションと、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出が行われる位置のメディアMのテンションとがほぼ等しくなる。
記録部13の位置のメディアMは、搬送ベルト20の支持部分20bに載置されている。このため、測定部32で測定したテンションは、支持部分20bの剛性が加わり、撮像部15及び超音波センサー12の位置のメディアMのみのテンションより高い傾向を示すことがある。この場合、制御部10は、測定部32で測定したテンションより、撮像部15及び超音波センサー12の位置のテンションが弱くなるように、調整部33を調整すればよい。
記録部13の位置のメディアMは、搬送ベルト20の支持部分20bに載置されている。このため、測定部32で測定したテンションは、支持部分20bの剛性が加わり、撮像部15及び超音波センサー12の位置のメディアMのみのテンションより高い傾向を示すことがある。この場合、制御部10は、測定部32で測定したテンションより、撮像部15及び超音波センサー12の位置のテンションが弱くなるように、調整部33を調整すればよい。
これらの結果、調整部分M2におけるメディアMの織目や網目などの状態を、支持部分20bにおけるメディアMの織目や網目などの状態とほぼ同じにすることができる。
換言すると、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出の際、測定部32及び調整部33により、調整部分M2におけるメディアMのテンションの状態を記録部13の位置のメディアMのテンションの状態に対応させることができる。従って、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出が支持部分20bとは異なる箇所すなわち調整部分M2で行われても、撮像及び検出の精度が低下することを抑制できる。特に、撮像部15により取得するメディアMの織目情報、及び、受信部12bにより取得するメディアMの網目情報の精度を向上させることができる。
そして、制御部10は、撮像部15による撮像情報に応じたメディアMの織目情報に加え、超音波センサー12によるメディアMの透過情報に応じた網目情報の精度を向上させた上、織目情報及び網目情報に基づき、メディアMに対し適切なインク打込量とすることができ、適切に記録することができる。
換言すると、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出の際、測定部32及び調整部33により、調整部分M2におけるメディアMのテンションの状態を記録部13の位置のメディアMのテンションの状態に対応させることができる。従って、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出が支持部分20bとは異なる箇所すなわち調整部分M2で行われても、撮像及び検出の精度が低下することを抑制できる。特に、撮像部15により取得するメディアMの織目情報、及び、受信部12bにより取得するメディアMの網目情報の精度を向上させることができる。
そして、制御部10は、撮像部15による撮像情報に応じたメディアMの織目情報に加え、超音波センサー12によるメディアMの透過情報に応じた網目情報の精度を向上させた上、織目情報及び網目情報に基づき、メディアMに対し適切なインク打込量とすることができ、適切に記録することができる。
また、記録装置2では、搬送ベルト20に載置されていないメディアMである調整部分M2において、撮像部15による撮像及び超音波センサー12による検出を行っている。従って、記録装置2は、第1実施形態に係る記録装置1のように、搬送ベルト20に第1開口部20aを設ける必要がない。
なお、上述で説明した以外の記録装置2の構成については、記録装置1で説明したことと同じであるので、説明を省略する。
なお、上述で説明した以外の記録装置2の構成については、記録装置1で説明したことと同じであるので、説明を省略する。
以上説明したように、記録装置1,2は、撮像部15による撮像情報に応じたメディアMの織目情報、及び、超音波センサー12によるメディアMの透過情報に応じた網目情報に基づき、メディアMに対する最適なインク打込量を取得し、適切な記録をすることができる。
以上、これらの実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
例えば、上述の例では、記録装置1,2の記録部13は、キャリッジ13bにヘッド13aが搭載されて移動するシリアル型として説明したが、キャリッジ13bがなくヘッド13aが固定されたライン型のものでもよい。また、メディアMの織物の種類は、シホン、ローン、サテン以外のものでもよい。また、搬送部14は、従動ローラー14bに近い位置においてメディアMをロール体M1から引き出す繰出装置を備えていてもよい。また、搬送部14は、駆動ローラー14aに近い位置において、搬送ベルト20から引き剥がされたメディアMを巻き取る巻取装置を備えていてもよい。また、記録装置1,2は、記録されたメディアMが引き剥がされた後の搬送ベルト20を洗浄液により洗浄する洗浄装置、搬送ベルト20に付着した洗浄液を払拭する払拭装置、搬送ベルト20に付着した洗浄液を乾燥させる乾燥装置、搬送ベルト20にグルーを塗布する塗布装置などを備えていてもよい。
例えば、上述の例では、記録装置1,2の記録部13は、キャリッジ13bにヘッド13aが搭載されて移動するシリアル型として説明したが、キャリッジ13bがなくヘッド13aが固定されたライン型のものでもよい。また、メディアMの織物の種類は、シホン、ローン、サテン以外のものでもよい。また、搬送部14は、従動ローラー14bに近い位置においてメディアMをロール体M1から引き出す繰出装置を備えていてもよい。また、搬送部14は、駆動ローラー14aに近い位置において、搬送ベルト20から引き剥がされたメディアMを巻き取る巻取装置を備えていてもよい。また、記録装置1,2は、記録されたメディアMが引き剥がされた後の搬送ベルト20を洗浄液により洗浄する洗浄装置、搬送ベルト20に付着した洗浄液を払拭する払拭装置、搬送ベルト20に付着した洗浄液を乾燥させる乾燥装置、搬送ベルト20にグルーを塗布する塗布装置などを備えていてもよい。
以下に、上述の実施形態から導き出される内容を記載する。
記録装置1は、超音波を透過可能なメディアMに液体を吐出することによって記録可能な記録部13と、メディアMを搬送可能な搬送部14と、メディアMを撮像可能な撮像部15と、メディアMに超音波を送信可能な送信部12aと、送信部12aが送信した超音波を受信可能な受信部12bと、を含む超音波センサー12と、撮像部15の撮像結果及び超音波センサー12の検出結果に基づいて、記録部13の動作を制御可能な制御部10と、を備え、送信部12aと受信部12bとは、メディアMを挟むように位置することを特徴とする。
記録装置1は、メディアMを挟むように位置する送信部12aと受信部12bとを含む超音波センサー12を用いた場合、受信部12bに届く超音波の強度に基づいて、メディアMの厚さを検出することができる。上記構成によれば、制御部10は、撮像部15により取得される情報すなわちメディアMの表面の状態に関する情報に加えて、超音波センサー12により取得される情報すなわちメディアMの厚さに関する情報に基づいて、記録部13の動作を制御可能である。記録部13の動作は、例えば、インク滴の速度に対応する駆動波形電圧をメディアMが厚いと高くし、インク打込み頻度に対応する駆動波形の周波数をメディアMが厚いと高くし、インク染込み易さに対応するキャリッジ速度をメディアMが厚いと遅くするなどである。これらにより、記録装置1は、例えばインク滴の吐出量を制御でき、メディアMに応じて適切な画像を得ることができる。
上記の記録装置1であって、搬送部14は、無端状の搬送ベルト20と、搬送ベルト20が架け渡される駆動ローラー14a及び従動ローラー14bと、を含み、記録部13は、駆動ローラー14aと従動ローラー14bとに架け渡される搬送ベルト20と対向し、搬送ベルト20には、送信部12aから送信される超音波が通過可能な開口である第1開口部20aが設けられ、第1開口部20aが設けられていない部分であって、メディアMが支持される搬送ベルト20の部分を支持部分20bとしたとき、支持部分20bはメディアMを吸着可能に構成され、超音波センサー12と撮像部15とは、駆動ローラー14a及び従動ローラー14bの間に位置することを特徴とする。
上記構成によれば、記録装置1は、メディアMが記録部13により記録される際のテンションの条件と近いテンションの条件下で、撮像部15の撮像結果及び超音波センサー12の検出結果を得ることができ、より記録動作の制御を高精度化することができる。
上記の記録装置1であって、支持部分20bに支持されたメディアMのうち、搬送ベルト20の周回方向において記録部13の上流の部分を搬送ベルト20に押し付ける押付部30を備え、撮像部15は、押付部30を通過したメディアMを撮像可能であり、超音波センサー12は、押付部30を通過したメディアMを検出可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、記録装置1は、搬送ベルト20に密着した状態すなわち更にメディアMが安定した状態で撮像及び検出が行われるので、撮像部15の撮像結果及び超音波センサー12の撮像及び検出結果の精度が更に向上する。
上記の記録装置1であって、押付部30とともに搬送ベルト20を挟むことによって搬送ベルト20を支持する支持部材31を備え、支持部材31には、第1開口部20aと連通可能な第2開口部31aが設けられ、撮像部15と受信部12bとは、支持部材31の内部に収容され、撮像部15は、第1開口部20a及び第2開口部31aから露出するメディアMを撮像可能であり、受信部12bは、第1開口部20a及び第2開口部31aを通して入射する超音波を受信することを特徴とする。
上記構成によれば、記録装置1は、支持部材31の内部に撮像部15と受信部12bとを収容することによって、記録装置1が設置されている外部環境の影響を抑制できる。また、支持部材31を撮像部15と受信部12bとの収容手段として兼ねることで、記録装置1のコンパクト化が実現できる。
記録装置2であって、搬送部14は、無端状の搬送ベルト20を含み、メディアMが巻き回されたロール体M1を保持可能な保持部34から搬送ベルト20までのメディアMの部分を調整部分M2としたとき、調整部分M2のテンションを調整可能な調整部33と、メディアMが支持される搬送ベルト20の部分を支持部分20bとしたとき、支持部分20bのテンションを測定可能な測定部32と、を備え、制御部10は、測定部32の測定結果に基づいて、調整部分M2におけるテンションが支持部分20bにおけるテンションに対応するように調整部33を制御し、撮像部15は、調整部分M2を撮像可能であり、送信部12aと受信部12bとは、調整部分M2を挟むように位置することを特徴とする。
上記構成によれば、記録装置2は、搬送ベルト20に開口を設けるなどの加工を行うことなく、メディアMが記録部13により記録される際のテンションの条件と近いテンションの条件で、撮像部15が撮像可能である状態を作り出すことができる。
記録装置2であって、撮像部15と受信部12bとを収容する収容部35を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、記録装置2は、記録装置2が設置されている外部環境の影響を抑制できる。
上記構成によれば、記録装置2は、記録装置2が設置されている外部環境の影響を抑制できる。
1,2…記録装置、10…制御部、11…記憶部、12…超音波センサー、12a…送信部、12b…受信部、13…記録部、14…搬送部、15…撮像部、20…搬送ベルト、20a…第1開口部、20b…支持部分、30…押付部、31…支持部材、31a…第2開口部、32…測定部、34…保持部、35…収容部、M…メディア、M1…ロール体、R…受信波、S…送信波。
Claims (6)
- 超音波を透過可能なメディアに液体を吐出することによって記録可能な記録部と、
前記メディアを搬送可能な搬送部と、
前記メディアを撮像可能な撮像部と、
前記メディアに超音波を送信可能な送信部と、前記送信部が送信した超音波を受信可能な受信部と、を含む超音波センサーと、
前記撮像部の撮像結果及び前記超音波センサーの検出結果に基づいて、前記記録部の動作を制御可能な制御部と、を備え、
前記送信部と前記受信部とは、前記メディアを挟むように位置することを特徴とする記録装置。 - 前記搬送部は、無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトが架け渡される第1のローラー及び第2のローラーと、を含み、
前記記録部は、前記第1のローラーと前記第2のローラーとに架け渡される前記搬送ベルトと対向し、
前記搬送ベルトには、前記送信部から送信される超音波が通過可能な開口が設けられ、
前記開口が設けられていない部分であって、前記メディアが支持される前記搬送ベルトの部分を支持部分としたとき、
前記支持部分は前記メディアを吸着可能に構成され、
前記超音波センサーと前記撮像部とは、前記第1のローラー及び前記第2のローラーの間に位置することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。 - 前記支持部分に支持された前記メディアのうち、前記搬送ベルトの周回方向において前記記録部の上流の部分を前記搬送ベルトに押し付ける押付部を備え、
前記撮像部は、前記押付部を通過した前記メディアを撮像可能であり、
前記超音波センサーは、前記押付部を通過した前記メディアを検出可能であることを特徴とする、請求項2に記載の記録装置。 - 前記押付部とともに前記搬送ベルトを挟むことによって前記搬送ベルトを支持する支持部材を備え、
前記開口を第1開口としたとき、前記支持部材には、前記第1開口と連通可能な第2開口が設けられ、
前記撮像部と前記受信部とは、前記支持部材の内部に収容され、
前記撮像部は、前記第1開口及び前記第2開口から露出する前記メディアを撮像可能であり、
前記受信部は、前記第1開口及び前記第2開口を通して入射する超音波を受信することを特徴とする、請求項3に記載の記録装置。 - 前記搬送部は、無端状の搬送ベルトを含み、
前記メディアが巻き回されたロール体を保持可能な保持部から前記搬送ベルトまでの前記メディアの部分を調整部分としたとき、前記調整部分のテンションを調整可能な調整部と、
前記メディアが支持される前記搬送ベルトの部分を支持部分としたとき、前記支持部分のテンションを測定可能な測定部と、を備え、
前記制御部は、前記測定部の測定結果に基づいて、前記調整部分におけるテンションが前記支持部分におけるテンションに対応するように前記調整部を制御し、
前記撮像部は、前記調整部分を撮像可能であり、
前記送信部と前記受信部とは、前記調整部分を挟むように位置することを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。 - 前記撮像部と前記受信部とを収容する収容部を備えることを特徴とする、請求項5に記載の記録装置。
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