JP2023042479A - 直描式露光装置及び直描式露光装置におけるステージクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
直描式露光装置は、露光パターンを必要に応じて適宜変更することが極めて容易で、多品種少量生産に適している。このため、各種製品の回路基板製作用や各種微細部品の製作用(MEMS)等に盛んに使用されている。露光の対象物は、多くの場合、板状(基板)であるが、板状でない場合もある。
しかしながら、装置内において塵をゼロにすることは難しく、露光品質向上の障害となっている。塵の発生原因として、基板自体が塵を装置内に持ち込んでしまうということが挙げられる。
このような粘着ローラーを使用した塵除去は、ある程度は効果があるが、凹凸や段差のように平坦でない表面に対しては十分に塵を除去できない問題がある。例えば、ステージに載置された基板の縁とステージとの段差(基板の厚み分の段差)のところに塵があると、粘着ローラーにうまく移着させることができず、塵が残ってしまい易い。また、基板上に凹凸が形成されていたり、スルーホールが形成されていたりすると、同様に粘着ローラーだけでは塵が除去できないケースが多い。
この装置は、
光源及び空間光変調器を含む露光ヘッドと、
基板が載置されるステージと、
ステージを移動させ、露光ヘッドにより露光パターンの光が照射されるエリアである照射エリアを基板が通過するようにするステージ移動機構と
を備えている。
この直描式露光装置では、
ステージ又はステージに載置された基板に付着している塵を負圧により吸引して除去する吸塵手段が設けられており、
吸塵手段は、長尺なスリットを有するノズルと、ノズルに連通されている吸引源とを備えており、
ノズルは、ステージ又はステージに載置された基板に対して所定距離上方に位置するものであり、
ノズルは、長さ方向が前記ステージの移動方向に対して垂直な水平方向になるように設けられている。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置において、ノズルには、ステージ又はステージに載置された基板に対する離間距離が所定距離になるようにするノズル位置調節機構が設けられ得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置は、
基準となる高さに対するステージ又は基板の距離を計測する距離計が設けられており、
ノズル位置調節機構は、距離計が計測したデータに従ってノズルを上下に移動させて位置を調節する上下駆動源を備えている
という構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置は、
露光ヘッドが、形成された露光パターンを照射エリアに投影する投影レンズを備えており、
投影レンズによる露光パターンの投影を合焦状態とするために基板の表面との距離を計測するオートフォーカス用の距離計が設けられており、
前記距離計は、オートフォーカス用の距離計が兼用されている
という構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置は、
弾性を有する素線から成るブラシが設けられており、
ブラシは、ステージ移動機構によってステージが移動している際、ステージ又はステージ上の基板に接触して素線が撓む状態となるものであり、
ノズルは、ステージ移動機構によってステージが移動している際、ブラシの素線が掻き出した塵を吸引可能な位置に位置する
という構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置において、ブラシは、ステージ移動機構によってステージが移動している際、素線が撓んだ状態でステージの溝もしくは孔に入り込むことが可能なものであるか又はステージと基板との段差に当接することが可能なものであり得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置において、ノズルは、素線の先端を除きブラシを覆った形状を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置は、ノズルが導電性であり、アースされているという構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、直描式露光装置は、
ステージ移動機構及び吸塵手段を制御する制御部が設けられており、
制御部には、メインシーケンスプログラムが実装されており、
メインシーケンスプログラムは、ステージに基板を載置してステージ移動機構によりステージを移動させて行う露光処理を所定回数行った後、ステージに基板を載置しない状態でノズルをステージに対して所定距離上方に位置させてステージをステージ移動機構により移動させることで塵を吸引して除去するステージクリーニングを行うようプログラミングされている
という構成を持ち得る。
また、上記課題を解決するため、この明細書において、直描式露光装置におけるステージクリーニング方法の発明が開示される。この方法は、光源及び空間光変調器を含む露光ヘッドと、基板が載置されるステージと、ステージを移動させ、露光ヘッドにより露光パターンの光が照射されるエリアである照射エリアを基板が通過するようにするステージ移動機構とを備え、空間光変調器により光のパターンを形成して基板を露光するた直描式露光装置においてステージをクリーニングする方法である。
このステージクリーニング方法は、ステージ移動機構によるステージの移動方向に対して垂直な水平方向に長いスリットを有するととに吸引源に連通したノズルを、基板を載置しない状態でステージに対して所定距離上方に位置させ、この状態でステージをステージ移動機構により移動させることで、ステージに付着した塵を吸引して除去する方法である。
また、ステージ又はステージに載置された基板に対するノズルの離間距離が所定距離になるようにするノズル位置調節機構が設けられている構成では、ステージ又は基板に対して最適な吸引力を作用させることができ、吸塵を最適化できる。
また、基準高さに対するステージ又は基板の上下方向の位置を計測するのにオートフォーカス用の距離計を兼用する構成では、構造が簡略化され、部品点数削減によりコストダウンが図られる。
また、ステージ又はステージ上の基板に接触して素線が撓む状態となるブラシが設けられていて、素線が掻き出した塵を吸引可能な位置にブラシが位置する構成では、強く付着している塵についても吸引して除去することができ、露光品質向上の効果が高められる。
この際、ブラシの素線が撓んだ状態でステージの溝もしくは孔に入り込むことが可能であったり、又はステージと基板との段差に当接することが可能であったりすると、粘着ローラーによる除塵では除去できなかった溝、孔又は段差に入り込んだ塵もより十分に除去することができる。このため、露光品質向上の効果がさらに高められる。
また、ノズルが素線の先端を除きブラシを覆った形状を有している構成では、ブラシが掻き出した塵を逃すことなく吸引して除去する効果が高くなる。このため、露光品質向上の効果がさらに高められる。
また、ブラシが除電ブラシである構成では、静電的に吸着している塵についても確実に除去することができるので、この点で露光品質向上の効果がさらに高められる。
また、露光処理を所定回数行った後、ステージに基板を載置しない状態でノズルをステージに対して所定距離上方に位置させてステージをステージ移動機構により移動させることで塵を吸引して除去する装置又は方法によれば、生産性を大きく低下させることなく露光品質を向上させることができる上、基板によって覆われていたステージの表面に対して吸塵を行うことができるので、この点で露光品質向上の効果がより高くなる。
図1~図3は、第一の実施形態の直描式露光装置の概略図であり、図1は正面概略図、図2は側面概略図、図3は平面概略図である。
図1及び図2に示す直描式露光装置は、空間光変調器により光のパターンを形成して基板を露光する直描式露光装置である。具体的には、この装置は、光源及び空間光変調器を含む露光ヘッド1と、基板Wが載置されるステージ6と、ステージ移動機構61とを備えている。
空間光変調器3は、各画素ミラー31を駆動する駆動機構を含んでおり、変調器コントローラ32は、各画素ミラー31について、第一の姿勢を取るのか第二の姿勢を取るのかを独立して制御できるようになっている。このような空間光変調器3は、テキサス・インスツルメンツ社から入手できる。
このような露光ヘッド1は、複数設けられている。図3に示すように、この実施形態では8個の露光ヘッド1が設けられている。8個の露光ヘッド1により、全体として一つの露光パターンが形成される。尚、各露光ヘッド1は、同じ構成である。
ステージ移動機構61は、照射エリアを通して配設されたリニアガイド60と、リニアガイド60に沿ってステージ6を直線移動させる不図示の駆動源とを備えている。駆動源としては例えばリニアモータが使用され、リニアモータステージ6の構成が採用され得る。リニアガイド60が延びる方向が、搬送方向である。以下、この方向をX方向と呼び、X方向に垂直な水平方向をY方向と呼ぶ。
尚、搬送方向において、照射エリアから離れた一方の側にはステージ6の待機位置が設定されている。待機位置には、不図示の移載機構が配置されている。
基板Wは図5中矢印で示す方向(X方向)に移動しながら、各個別エリアEで光照射を受ける。この際、二列の露光ヘッド1は互いにずれて配置されているので、移動方向に垂直な水平方向(Y方向)においても、隙間無く露光が行われる。
図1に示すように、吸塵手段は、スリット810を有するノズル81と、ノズル81に連通されている吸引源82とを備えている。吸引源82としては、例えばリングブロワのようなブロワ吸引機が使用できる。吸引源82による負圧は、大気圧に対して例えば-5kPa~-20kPa程度である。
ノズル81は、スリット810を下方に向けて設置されている。ノズル81は、軽量であることが好ましく、この点からPVC(ポリ塩化ビニール)樹脂やPMMA(アクリル)樹脂のような樹脂製のものが使用される。アルミのような金属製であっても良い。
尚、ステージ6に基板Wが載置された状態で吸塵を行う場合、吸引源82によって生じるノズル81のスリット810における負圧は、ステージ6における基板Wの真空吸着のための負圧よりも低い圧力にならないようにすることが好ましい。真空吸着よりも低い圧力になると、吸塵の際に基板Wのずれが生じる恐れがあるからである。
実施形態の直描式露光装置により露光を行う際、基板Wは、待機位置において不図示の移載機構によりステージ6に載置されて真空吸着される。基板Wが載置されたステージ6は、ステージ移動機構61により移動し、照射エリアに向かう。この際、不図示のカメラが基板Wのアライメントマークを撮影し、メインコントローラ7に送る。ステージ6は、照射エリアをいったん通過した後、反転して照射エリアに向かう。この際、AF用距離計10がステージ6上の基板Wとの距離を計測し、計測データはメインコントローラ7に送られる。
復路において露光が行われた後、ステージ6は待機位置に戻され、不図示の移載機構により基板Wがステージ6から搬出される。そして、未露光の基板Wが再びステージ6に載置され、同様の処理が繰り返される。
尚、基板W上に付着した塵を除去する場合、ステージ6に基板Wを載置した状態で同様に吸塵手段を動作させる。この場合は、照射エリアを過ぎてAF用距離計10により距離を測定した後に反転し、復路で露光を行わずに照射エリアを通り過ぎて待機位置の側に向けて移動する際にノズル81の直下で吸塵が行われる。その後、さらに反転して照射エリアに向かい、往路又は復路で露光が行われる。したがって、二往復することになる。
尚、ステージクリーニングが行われるインターバルである「所定回数」については、1の場合もあり得る。即ち、1枚の基板Wを処理するたびごとにステージクリーニングが行われる場合もあり得る。
この際、基準高さに対するステージ6又は基板Wの上下方向の位置を計測するのにAF用距離計10を兼用しているので、構造が簡略化され、部品点数削減によりコストダウンが図られる。
尚、上記斜めの姿勢とする制御は、二つの上下駆動源831のノズル81に対する連結構造における許容隙間の範囲とされる。もしくは、ノズル81に対する連結構造に弾性ヒンジ等を適宜配して斜めの姿勢を保持して上下駆動可能とされる。
図9及び図10に示すように、第二の実施形態の直描式露光装置においても、吸塵手段が設けられており、吸塵手段は、ノズル81と、吸引ホース821を介してノズル81に接続された吸引源82とを備えている。
この実施形態においても、ノズル81はステージ6の幅方向(Y方向)に長いものである。ノズル81内には、ノズル81と同方向に延びる帯板状のホルダー841が固定されており、ブラシ84はホルダー841の下面に取り付けられている。
第二の実施形態においても、例えば基板Wがない状態のステージ6に対してブラシ84は所定距離dを隔ててステージ6の上方に位置する状態とされ、この状態でステージ6がステージ移動機構61により移動する。この際、図11に示すように、ブラシ84の各素線は、自由状態において所定距離dよりも長い突出長さLを有しているため、弾性によりステージ6の溝601や孔602内に入り込み、溝601や孔602の内部に付着している塵Pを効率良く掻き出す。掻き出された塵Pは、スリット810を通して吸引されてノズル81内に入り込み、吸引ホース821を通して排出される。
そして、第二の実施形態では、ブラシ84は除電ブラシとなっており、ステージ6や塵が除電される。このため、静電的にステージ6に吸着している塵についても十分に除去することができる。この点は溝601や孔602内に付着している塵Pについても同様であり、除電によって塵Pが掻き出され易くなるので、より十分に吸塵を行うことができ、上記効果がより高くなっている。
他の構造として、ノズル81の下面(スリット811を設けた面)にブラシ84を固定することも考えられる。この構造でも良いが、吸引口を通してブラシ84が配設された構造の方がより効果が高い。
第三の実施形態においても、吸塵手段が設けられており、吸塵手段は、ノズル81と、吸引ホース821を介してノズル81に接続された吸引源82とを備えている。第三の実施形態では、図12及び図13に示すように、ノズル81は車輪85を備えている。
これらの車輪85は、前述した所定距離dを保持するための簡便な構造として採用されている。即ち、各車輪85の車軸はノズル81内に固定されており、その固定位置は、ノズル81の下面から突出する車輪85の突出長さが所定距離dに一致する位置となっている。このため、図12及び図13に示すように、各車輪85がステージ6に接触した状態では、ノズル81はステージ6に対して所定距離dを保持した状態となり、ステージ6が移動した際、距離dが保持されて各車輪85は転動(従動回転)する。このため、ステージ6に付着している塵に対して十分な吸引作用が働く。この際、各車輪85によって所定距離dが維持されるので、ノズル81に対して位置のフィードバック制御をする必要がなく、この点で簡便となる。
第三の実施形態においても、第二の実施形態と同様にブラシ84を併用することができ、ブラシ84は、ノズル81内に配設されて吸引口を通して突出する構造とすると好適である。
10 AF用距離計
6 ステージ
601 溝
602 真空吸着孔
61 ステージ移動機構
7 メインコントローラ
72 メインシーケンスプログラム
81 ノズル
82 吸引源
821 吸引ホース
822 バルブ
83 ノズル位置調節機構
831 上下駆動源
84 ブラシ
85 車輪
W 基板
P 塵
Claims (10)
- 空間光変調器により露光パターンを形成して基板を露光する直描式露光装置であって、
光源及び空間光変調器を含む露光ヘッドと、
基板が載置されるステージと、
ステージを移動させ、露光ヘッドにより露光パターンの光が照射されるエリアである照射エリアを基板が通過するようにするステージ移動機構と
を備えており、
ステージ又はステージに載置された基板に付着している塵を負圧により吸引して除去する吸塵手段が設けられており、
吸塵手段は、長尺なスリットを有するノズルと、ノズルに連通されている吸引源とを備えており、
ノズルは、ステージ又はステージに載置された基板に対して所定距離上方に位置するものであり、
ノズルは、長さ方向が前記ステージの移動方向に対して垂直な水平方向になるように設けられていることを特徴とする直描式露光装置。 - 前記ノズルには、前記ステージ又は前記ステージに載置された基板に対する離間距離が前記所定距離になるようにするノズル位置調節機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の直描式露光装置。
- 基準となる高さに対する前記ステージ又は前記基板の距離を計測する距離計が設けられており、
前記ノズル位置調節機構は、距離計が計測したデータに従って前記ノズルを上下に移動させて位置を調節する上下駆動源を備えていることを特徴とする請求項2記載の直描式露光装置。 - 前記露光ヘッドは、形成された露光パターンを照射エリアに投影する投影レンズを備えており、
投影レンズによる露光パターンの投影を合焦状態とするために基板の表面との距離を計測するオートフォーカス用の距離計が設けられており、
前記距離計は、オートフォーカス用の距離計が兼用されていることを特徴とする請求項3記載の直描式露光装置。 - 弾性を有する素線から成るブラシが設けられており、
ブラシは、前記ステージ移動機構によってステージが移動している際、前記ステージ又は前記ステージ上の基板に接触して素線が撓む状態となるものであり、
前記ノズルは、前記ステージ移動機構によってステージが移動している際、ブラシの素線が掻き出した塵を吸引可能な位置に位置することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の直描式露光装置。 - 前記ブラシは、前記ステージ移動機構によってステージが移動している際、前記素線が撓んだ状態で前記ステージの溝もしくは孔に入り込むことが可能なものであるか又は前記ステージと前記基板との段差に当接することが可能なものであることを特徴とする請求項5記載の直描式露光装置。
- 前記ノズルは、前記素線の先端を除き前記ブラシを覆った形状を有していることを特徴とする請求項5又は6記載の直描式露光装置。
- 前記ノズルは導電性であり、アースされていることを特徴とする請求項5、6又は7記載の直描式露光装置。
- 前記ステージ移動機構及び前記吸塵手段を制御する制御部が設けられており、
制御部には、メインシーケンスプログラムが実装されており、
メインシーケンスプログラムは、前記ステージに基板を載置して前記ステージ移動機構により前記ステージを移動させて行う露光処理を所定回数行った後、前記ステージに基板を載置しない状態で前記ノズルを前記ステージに対して所定距離上方に位置させて前記ステージをステージ移動機構により移動させることで塵を吸引して除去するステージクリーニングを行うようプログラミングされていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の直描式露光装置。 - 光源及び空間光変調器を含む露光ヘッドと、基板が載置されるステージと、ステージを移動させ、露光ヘッドにより露光パターンの光が照射されるエリアである照射エリアを基板が通過するようにするステージ移動機構とを備え、空間光変調器により露光パターンを形成して基板を露光する直描式露光装置においてステージをクリーニングする方法であって、
ステージ移動機構によるステージの移動方向に対して垂直な水平方向に長いスリットを有するととに吸引源に連通したノズルを、基板を載置しない状態でステージに対して所定距離上方に位置させ、この状態でステージをステージ移動機構により移動させることで、ステージに付着した塵を吸引して除去することを特徴とする直描式露光装置におけるステージクリーニング方法。
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