JP2023039788A - 表示装置 - Google Patents

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xin ping Yu
尚紀 水渕
Hisanori Mizubuchi
久 山口
Hisashi Yamaguchi
正浩 廣兼
Masahiro Hirokane
政志 坪谷
Masashi Tsuboya
浩二 齊藤
Koji Saito
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Abstract

【課題】トランジスタにゲート信号を供給する期間においても、消費電力を低減することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置100は、トランジスタと、トランジスタにゲート信号を供給するゲート駆動回路とを含む、表示パネル1と、制御回路2と、を備える。制御回路2は、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、ゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1を介して、ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅から第1の振幅よりも小さい第2の振幅に変化させる。【選択図】図1

Description

本開示は、表示装置に関する。
従来、ゲート信号をトランジスタに供給するゲート駆動回路を備える表示装置が知られている。このような表示装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
上記特許文献1の表示装置は、表示部と、表示部に画像データを順次書き込む駆動回路と、駆動回路を制御する受像装置とを備える。受像装置は、映像信号を受信し、当該映像信号に含まれる画像情報から画像フレーム周波数を検出する。受像装置は、画像フレーム周波数に応じて、画像データを表示部に書き込む書き込み期間の長さと、画像データの書き込みを行わない休止期間の長さとを変更する。そして、受像装置は、休止期間において、駆動回路への電力の供給を遮断することにより、駆動回路から表示部にデータ信号及びゲート信号は供給されない。
国際公開第2018/178792号
上記特許文献1の表示装置によれば、休止期間では、駆動回路への電力の供給が遮断されるので、休止期間では消費電力が低減されている。しかしながら、上記特許文献1の表示装置では、トランジスタにゲート信号が供給される書き込み期間では、消費電力が十分低減されていない。
そこで、本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、トランジスタにゲート信号を供給する期間においても、消費電力を低減することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の第1の態様に係る表示装置は、トランジスタと、前記トランジスタにゲート信号を供給するゲート駆動回路と、を含む、表示パネルと、前記ゲート駆動回路に制御信号を供給する制御回路と、を備え、前記制御回路は、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、前記制御信号を介して、前記ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅から前記第1の振幅よりも小さい第2の振幅に変化させる。
上記構成の表示装置では、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、ゲート信号の電圧の振幅を小さくするので、トランジスタにゲート信号を供給する期間においても、消費電力を低減することができる。
図1は、第1実施形態による表示装置100のブロック図である。 図2は、表示パネル1の一部の構成を示す模式図である。 図3は、第1実施形態によるタイミングコントローラ21のブロック図である。 図4は、第1実施形態による制御回路2により生成される信号の波形を説明するためのタイミング図である。 図5は、第1実施形態によるテーブルTの構成を説明するための図である。 図6は、ゲート駆動回路15の構成を説明するための図である。 図7は、第2実施形態による表示装置200の構成を説明するための図である。 図8は、第2実施形態による電圧生成回路222の構成を示すブロック図である。 図9は、第3実施形態による表示装置300の構成を説明するためのブロック図である。 図10は、第3実施形態によるタイミングコントローラ321の構成を説明するためのブロック図である。 図11は、第3実施形態によるテーブルTを説明するための図である。 図12は、第3実施形態によるフレーム周波数Fとゲートオン電圧の電圧値との関係を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本開示の実施形態を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[第1実施形態]
第1実施形態による表示装置100の構成について説明する。図1は、第1実施形態による表示装置100のブロック図である。図2は、表示パネル1の一部の構成を示す模式図である。図3は、第1実施形態によるタイミングコントローラ21のブロック図である。図4は、第1実施形態による制御回路2により生成される信号の波形を説明するためのタイミング図である。
図1に示すように、表示装置100は、表示パネル1と、制御回路2とを備える。表示パネル1は、例えば、制御回路2からの制御信号に応じて画像を表示する液晶ディスプレイパネルである。制御回路2は、表示パネル1の駆動を制御する回路である。
図2に示すように、表示パネル1は、複数の画素電極11と、複数のトランジスタ12と、複数のソース線13と、複数のゲート線14と、ゲート駆動回路15と、ソース駆動回路16とを含む。複数のソース線13は、複数のゲート線14に、平面視で交差している。そして、複数のソース線13と複数のゲート線14とに区画される領域の各々に、画素電極11とトランジスタ12とが配置されている。そして、トランジスタ12は、ゲート電極12aと、ソース電極12bと、ドレイン電極12cとを含む。ゲート電極12aは、ゲート線14に接続されている。また、ソース電極12bは、ソース線13に接続されている。ドレイン電極12cは、画素電極11に接続されている。
ゲート駆動回路15は、制御回路2(図1参照)からのゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1に基づいて、トランジスタ12のゲート電極12aにゲート信号G1、G2、G3、・・・を供給する回路である。以下、ゲート信号G1、G2、G3、・・・を区別しない場合、「ゲート信号G」と記載する。また、ソース駆動回路16は、制御回路2(図1参照)からの制御信号に基づいて、トランジスタ12のソース電極12bにデータ信号を供給する回路である。そして、トランジスタ12に供給されるゲート信号Gが、ゲートオン電圧VGHになった際に、ソース信号がトランジスタ12を介して画素電極11に書き込まれる。これにより、画素電極11と図示しない共通電極との間で電界が生じて、図示しない液晶層が駆動され、表示パネル1上に画像が表示される。
図1に示すように、制御回路2は、タイミングコントローラ21と、電圧生成回路22と、レベルシフタ回路23とを含む。タイミングコントローラ21は、映像信号eDPを受信して、当該映像信号eDPに基づいて、電圧生成回路22及びレベルシフタ回路23の駆動を制御する回路である。映像信号eDPとは、映像再生装置、又は受像機から表示装置100に入力される信号である。また、映像信号eDPは、フレーム周波数Fの情報を含む。
図3に示すように、タイミングコントローラ21は、制御部21a及び記憶部21bを含む。制御部21aは、映像信号eDPからフレーム周波数Fを検出する。そして、制御部21aは、フレーム周波数Fと同一の周波数のゲートスタートパルス生成信号GSP(図4参照)を、レベルシフタ回路23に供給する。ゲートスタートパルス生成信号GSPがレベルシフタ回路23に供給されることにより、フレーム周波数Fの情報が、タイミングコントローラ21からレベルシフタ回路23に伝達される。
図3に示すように、記憶部21bにはテーブルTが記憶されている。ここで、図5は、第1実施形態によるテーブルTの構成を説明するための図である。図5に示すように、テーブルTでは、周波数F1、F2、及びF3と、ゲートオン電圧VGHの電圧値H1、H2、及びH3とが関連付けられている。また、テーブルTでは、複数の周波数F1、F2、及びF3と、ゲートオフ電圧VGLの電圧値L1、L2、及びL3とが関連付けられている。ここで、周波数F1、F2、及びF3は、フレーム周波数Fがとり得る周波数である。周波数F1は、周波数F2よりも大きく、周波数F2は、周波数F3よりも大きいものとする。例えば、周波数F1は、240Hz、周波数F2は、120Hz、周波数F3は、60Hzである。ゲートオン電圧VGHの電圧値H1は、電圧値H2よりも高く、電圧値H2は、電圧値H3よりも高いものとする。例えば、電圧値H1、電圧値H2、及び電圧値H3は、正の極性の値である。また、ゲートオフ電圧VGLの電圧値L1と電圧値L2と電圧値L3とは、同一の値である。例えば、電圧値L1、電圧値L2、及び電圧値L3は、負の極性の値である。これにより、周波数F1に対応するゲート信号Gの電圧の振幅A1(電圧値H1-電圧値L1)は、周波数F2に対応するゲート信号Gの電圧の振幅A2(電圧値H2-電圧値L2)よりも大きい。また、周波数F2に対応するゲート信号Gの電圧の振幅A2(電圧値H2-電圧値L2)は、周波数F3に対応するゲート信号Gの電圧の振幅A3(電圧値H3-電圧値L3)よりも大きい。
そして、制御部21aは、フレーム周波数Fに基づいてテーブルTを参照し、電圧値H1、H2、及びH3のうちからフレーム周波数Fに対応するゲートオン電圧VGHの電圧値を決定する。また、制御部21aは、フレーム周波数Fに基づいてテーブルTを参照し、電圧値L1、L2、及びL3のうちからフレーム周波数Fに対応するゲートオフ電圧VGLの電圧値を決定する。図1に示すように、タイミングコントローラ21と電圧生成回路22とは、ICバスにより接続されている。図4に示すように、タイミングコントローラ21は、決定した電圧値を示す信号I2Cを電圧生成回路22に送信する。電圧生成回路22は、信号I2Cに基づいて、ゲートオン電圧VGH及びゲートオフ電圧VGLを生成し、図1に示すように、ゲートオン電圧VGH及びゲートオフ電圧VGLをレベルシフタ回路23に出力する。上記のように、第1実施形態では、テーブルTを参照することにより、フレーム周波数Fに対応するゲートオン電圧VGHの電圧値及びゲートオフ電圧VGLの電圧値をそれぞれ容易に決定することができる。
図1及び図4に示すように、レベルシフタ回路23は、表示パネル1のゲート駆動回路15に送信する制御信号として、ゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1を生成する。レベルシフタ回路23は、図4に示すように、ゲートスタートパルス生成信号GSPの電圧値がHighの場合に、ゲートオン電圧VGHと同一の電圧値のゲートスタートパルス信号GSP1を出力し、ゲートスタートパルス生成信号GSPの電圧値がLowの場合に、ゲートオフ電圧VGLと同一の電圧値のゲートスタートパルス信号GSP1を出力する。また、レベルシフタ回路23は、制御回路2内のクロック周波数で、ゲートオン電圧VGHと同一の電圧値と、ゲートオフ電圧VGLと同一の電圧値との間で変化するゲートクロック信号GCKを生成する。また、レベルシフタ回路23は、トランジスタ12にゲート信号Gを送信する期間B1において、ゲートクロック信号GCKを表示パネル1に出力し、画素電極11にデータ信号の書き込みを行わない休止期間B2においては、ゲートクロック信号GCKは出力しない。なお、図4は、ゲートクロック信号GCKを、「×」により複数のパルス状の波形を省略して記載している。また、図4では、期間B1及び休止期間B2を図面上、最初の期間のみを図示している。
図6は、ゲート駆動回路15の構成を説明するための図である。図6に示すように、ゲート駆動回路15は、ゲート線14(図2参照)ごとに設けられた単位回路15aを含む。単位回路15aは、シフトレジスタ回路を含む。第1番目の単位回路15aは、ゲートスタートパルス信号GSP1を取得したタイミングに、ゲートオン電圧VGHを有するゲート信号G1を出力する。そして、第2番目の単位回路15aは、第1番目の単位回路15aからゲート信号G1を出力したことを示す信号、及びゲートクロック信号GCKを取得したタイミングに、ゲートオン電圧VGHを有するゲート信号G2を出力する。このように、複数の単位回路15aは、順次、ゲート信号Gを出力する。これにより、フレーム周波数Fが周波数F1の場合、複数の単位回路15aから出力されるゲート信号Gの電圧の振幅A1は、電圧値H1と電圧値L1との差分値となる。また、フレーム周波数Fが周波数F2の場合、複数の単位回路15aから出力されるゲート信号Gの電圧の振幅A2は、電圧値H2と電圧値L2との差分値となる。フレーム周波数Fが周波数F3の場合、複数の単位回路15aから出力されるゲート信号Gの電圧の振幅A3は、電圧値H3と電圧値L3との差分値となる。
これにより、制御回路2は、フレーム周波数Fが周波数F1から周波数F2となった場合に、ゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1を介して、ゲート信号Gの電圧の振幅を振幅A1から振幅A2に変化させる。ゲート駆動回路15は、ゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1に基づいて、振幅A2を有するゲート信号Gをトランジスタ12に供給する。また、制御回路2は、フレーム周波数Fが周波数F2から周波数F3となった場合に、ゲート信号Gの電圧の振幅を振幅A2から振幅A3に変化させるゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1をゲート駆動回路15に供給する。また、制御回路2は、フレーム周波数Fが周波数F3から周波数F2になった場合に、ゲート信号Gの電圧の振幅を振幅A3から振幅A2に変化させるゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1をゲート駆動回路15に供給する。また、制御回路2は、フレーム周波数Fが周波数F2から周波数F1になった場合に、ゲート信号Gの電圧の振幅を振幅A2から振幅A1に変化させるゲートクロック信号GCK及びゲートスタートパルス信号GSP1をゲート駆動回路15に供給する。
上記の構成によれば、トランジスタ12にゲート信号Gを供給する期間B1においても、消費電力を低減することができる。また、フレーム周波数Fが周波数F1であり、応答(所定の電圧までの立ち上がり)を速くするために、ゲート信号Gの電圧の振幅を振幅A1にする必要がある場合は、振幅A1の電圧を有するゲート信号Gを表示パネル1に供給することができるので、高い周波数F1による表示を実現しながら、低いフレーム周波数F2又はF3の場合に効果的に消費電力を低減することができる。
[第1実施形態の動作例]
次に、図4を参照して、第1実施形態の表示装置100の動作例について説明する。フレーム周波数Fが、F1からF3に変化し、その後、F3からF1に戻った例について説明する。
(時点t1までの期間)
フレーム周波数F1を有する映像信号eDPがタイミングコントローラ21に入力されている。タイミングコントローラ21からフレーム周波数F1を有するゲートスタートパルス生成信号GSPがレベルシフタ回路23に入力される。また、電圧生成回路22から電圧値H1のゲートオン電圧VGH、及び電圧値L1のゲートオフ電圧VGLがレベルシフタ回路23に入力される。振幅A1(電圧値H1-電圧値L1)を有するゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKがレベルシフタ回路23からゲート駆動回路15に入力される。そして、振幅A1を有するゲート信号Gがゲート駆動回路15からトランジスタ12に供給される。
(時点t1から時点t2までの期間)
時点t1において、映像信号eDPのフレーム周波数がF1からF3に変化する。時点t2において、タイミングコントローラ21は、電圧生成回路22にI2C信号を供給する。また、タイミングコントローラ21から電圧生成回路22に供給するゲートスタートパルス生成信号GSPの周波数がF1からF3に変更される。電圧生成回路22からレベルシフタ回路23に供給されるゲートオン電圧VGHの電圧値がH1からH3に変更され、ゲートオフ電圧VGLの電圧値がL1からL3に変更される。これにより、レベルシフタ回路23からゲート駆動回路15に入力されるゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA1からA3に変更される。この結果、低いフレーム周波数F3の場合に消費電力を低減することができる。
(時点t2よりも後の期間)
時点t3において、映像信号eDPのフレーム周波数がF3からF1に変化する。時点t4において、タイミングコントローラ21は、電圧生成回路22にI2C信号を供給する。また、タイミングコントローラ21から電圧生成回路22に供給するゲートスタートパルス生成信号GSPの周波数がF3からF1に変更される。電圧生成回路22からレベルシフタ回路23に供給されるゲートオン電圧VGHの電圧値がH3からH1に変更され、ゲートオフ電圧VGLの電圧値がL3からL1に変更される。これにより、レベルシフタ回路23からゲート駆動回路15に入力されるゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA3からA1に変更される。この結果、フレーム周波数Fが高い周波数F1に戻った場合でも、高い周波数F1による表示を実現することができる。なお、本動作例は、一例として、フレーム周波数Fが、F1からF3に変化し、その後、F3からF1に戻った例について説明したがこれに限られない。例えば、F1からF2に変化した場合、ゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA1からA2に変更され、消費電力を低減することができる。また、F2からF1に戻った場合には、ゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA2からA1に戻され、高い周波数F1による表示を実現することができる。また、F2からF3に変化した場合、ゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA2からA3に変更され、消費電力を低減することができる。また、F3からF2に戻った場合には、ゲートスタートパルス信号GSP1及びゲートクロック信号GCKの振幅がA3からA2に戻される。
[第2実施形態]
次に、図7及び図8を参照して、第2実施形態の表示装置200の構成について説明する。第2実施形態の表示装置200では、テーブルTがタイミングコントローラ21に設けられていた第1実施形態と異なり、電圧生成回路222にテーブルTが設けられている。なお、以下の説明において、第1実施形態と同じ符号を用いる場合、第1実施形態と同様の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。
図7は、第2実施形態による表示装置200の構成を説明するための図である。図7に示すように、第2実施形態による表示装置200は、制御回路202を含む。制御回路202は、タイミングコントローラ221と、電圧生成回路222とを含む。第2実施形態では、タイミングコントローラ221は、映像信号eDPに基づいて、ゲートスタートパルス生成信号GSPを、レベルシフタ回路23と電圧生成回路222とに供給する。
図8は、第2実施形態による電圧生成回路222の構成を示すブロック図である。図8に示すように、電圧生成回路222は、制御部222aと、記憶部222bとを含む。記憶部222bには、テーブルTが記憶されている。制御部222aは、ゲートスタートパルス生成信号GSPに基づいて、フレーム周波数Fを検出する。そして、制御部222aは、検出したフレーム周波数Fに基づいてテーブルTを参照し、フレーム周波数Fに対応するゲートオン電圧VGHの電圧値とゲートオフ電圧VGLの電圧値とを決定する。そして、制御部222aは、決定された電圧値に基づいて、ゲートオン電圧VGHとゲートオフ電圧VGLとを生成し、ゲートオン電圧VGHとゲートオフ電圧VGLとをレベルシフタ回路23に供給する。これにより、第2実施形態によっても、高いフレーム周波数による表示を実現しながら、低いフレーム周波数の場合に効果的に消費電力を低減することができる。なお、第2実施形態のその他の構成及び効果は、第1実施形態の構成及び効果と同様である。
[第3実施形態]
次に、図9~12を参照して、第3実施形態の表示装置300の構成について説明する。第3実施形態の表示装置300では、ゲート信号Gの電圧の振幅を変更するためのフレーム周波数にヒステリシスが形成されている。なお、以下の説明において、第1または第2実施形態と同じ符号を用いる場合、第1または第2実施形態と同様の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。
図9は、第3実施形態による表示装置300の構成を説明するためのブロック図である。図10は、第3実施形態によるタイミングコントローラ321の構成を説明するためのブロック図である。図11は、第3実施形態によるテーブルTを説明するための図である。図12は、第3実施形態によるフレーム周波数Fとゲートオン電圧の電圧値との関係を説明するための図である。
図9に示すように、第3実施形態による表示装置300は、制御回路302を含む。制御回路302は、タイミングコントローラ321を含む。図10に示すように、タイミングコントローラ321は、制御部321aと記憶部321bとを含む。記憶部321bには、テーブルTaが記憶されている。図11に示すように、テーブルTaでは、周波数F11とゲートオン電圧VGHの電圧値H11及びゲートオフ電圧VGLの電圧値L11とが関連付けられている。また、テーブルTaでは、周波数F12とゲートオン電圧VGHの電圧値H12及びゲートオフ電圧VGLの電圧値L12とが関連付けられている。ここで、周波数F11は、周波数F12よりも大きい。また、電圧値H11は、電圧値H12よりも大きい。また、電圧値L11は、電圧値L12と同一である。電圧値H11と電圧値L11との差分値を振幅A11とし、電圧値H12と電圧値L12との差分値を振幅A12とする。
ここで、第3実施形態では、図12に示すように、ゲート信号Gの電圧の振幅を変更するためのフレーム周波数Fにヒステリシスが形成されている。例えば、制御部321aは、テーブルTaを参照して、フレーム周波数Fが周波数F12よりも大きい場合、周波数F11に対応する電圧値H11がゲートオン電圧の電圧値として決定され、電圧値L11がゲートオフ電圧の電圧値として決定される。そして、フレーム周波数Fが周波数F12よりも大きい状態から周波数F12以下となった場合に、周波数F12に対応する電圧値H12がゲートオン電圧の電圧値として決定され、電圧値L12がゲートオフ電圧の電圧値として決定される。その後、フレーム周波数Fが周波数F11未満の場合、周波数F12に対応する電圧値H12がゲートオン電圧の電圧値として決定され、電圧値L12がゲートオフ電圧の電圧値として決定される。そして、フレーム周波数Fが周波数F11未満の状態から周波数F11以上となった場合に、周波数F11に対応する電圧値H11がゲートオン電圧の電圧値として決定され、電圧値L11がゲートオフ電圧の電圧値として決定される。
例えば、図12に示すように、時点t11以降で時点t12よりも前の期間は、フレーム周波数Fが周波数F10から低下しているものの、周波数F12よりも大きいため、ゲート信号の電圧の振幅は、A11となる。時点t12において、フレーム周波数Fが周波数F12以下となり、ゲート信号の電圧の振幅は、A12に変更される。時点t13において、周波数F12よりも小さい周波数F13となる。また、時点t14以降で時点t16よりも前の期間は、フレーム周波数Fが周波数F13から上昇しているものの、周波数F11よりも小さいため、ゲート信号の電圧の振幅は、A12となる。なお、時点t15に、フレーム周波数Fが周波数F12となるが、この時点にゲート信号の電圧の振幅は変更されない。そして、時点t16において、フレーム周波数Fが周波数F11以上となり、ゲート信号の電圧の振幅は、A11に変更される。
第3実施形態の構成によれば、ゲート信号Gの電圧の振幅を変更するためのフレーム周波数Fにヒステリシスを形成することができる。この結果、フレーム周波数Fが周波数F11又はF12の近傍の大きさで変化する場合に、ゲート信号Gの電圧の振幅が頻繁に変化するのを防止することができる。なお、その他の第3実施形態の構成及び効果は、第1実施形態の構成及び効果と同様である。
[変形等]
以上、上述した実施形態は本開示を実施するための例示に過ぎない。よって、本開示は上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施形態を適宜変形して実施することが可能である。
(1)上記第1~第3実施形態では、表示パネルを、液晶ディスプレイパネルとして構成する例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、表示パネルを有機ELディスプレイパネルとして構成してもよい。
(2)上記第1~第3実施形態では、テーブルを用いて、ゲートオン電圧の電圧値及びゲートオフ電圧の電圧値が決定される例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、フレーム周波数からゲートオン電圧の電圧値及びゲートオフ電圧の電圧値の各々を算出する計算式を制御部に演算させて、ゲートオン電圧の電圧値及びゲートオフ電圧の電圧値を決定してもよい。
(3)上記第1及び第2実施形態では、ゲート信号の電圧の振幅を、3段階に変更可能に構成し、上記第3実施形態では、ゲート信号の電圧の振幅を、2段階に変更可能に構成する例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、ゲート信号の電圧の振幅を、4段階以上に変更可能に構成してもよい。
(4)上記第1~第3実施形態では、ゲートオフ電圧の電圧値を一定とする例を示したが、本開示はこれに限られない。ゲートオフ電圧の電圧値をフレーム周波数に応じて変化させてもよい。
(5)上記第3実施形態では、記憶部に2つの周波数と2つのゲートオン電圧の電圧値とが関連付けられたテーブルを設ける例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、記憶部に3つ以上の周波数と3つ以上のゲートオン電圧の電圧値とが関連付けられたテーブルを設けてもよい。
上述した表示装置は、以下のように説明することができる。
第1の構成に係る表示装置は、トランジスタと、トランジスタにゲート信号を供給するゲート駆動回路と、を含む、表示パネルと、ゲート駆動回路に制御信号を供給する制御回路と、を備え、制御回路は、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、制御信号を介して、ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅から第1の振幅よりも小さい第2の振幅に変化させる(第1の構成)。
上記第1の構成によれば、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、ゲート信号の電圧の振幅が小さくなるので、トランジスタにゲート信号を供給する期間においても、消費電力を低減することができる。また、フレーム周波数が所定の周波数よりも大きく、ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅にする必要がある場合は、第1の振幅の電圧を有するゲート信号を表示パネルに供給することができるので、高いフレーム周波数による表示を実現しながら、低いフレーム周波数の場合に効果的に消費電力を低減することができる。
第1の構成において、表示装置は、所定の周波数を含む複数の周波数と、第1の振幅及び第2の振幅の各々に対応するゲートオン電圧の電圧値と、がそれぞれ関連付けられたテーブルが記憶された記憶部を、さらに備えてもよく、制御回路は、フレーム周波数に基づいてテーブルを参照し、フレーム周波数に関連付けられたゲートオン電圧の電圧値を取得し、当該ゲートオン電圧の電圧値に基づいて、ゲート駆動回路に供給する制御信号を生成する(第2の構成)。
上記2の構成によれば、テーブルを参照することにより、フレーム周波数に対応するゲート信号の電圧の振幅を容易に決定することができる。
第2の構成において、テーブルは、所定の周波数を含む3つ以上の周波数と、3つ以上のゲートオン電圧の電圧値とがそれぞれ関連付けられていてもよい(第3の構成)。
上記3の構成によれば、フレーム周波数の大きさに合わせて、より精細にゲート信号の電圧の振幅を設定することができる。
第1~第3の構成のいずれか1つにおいて、制御回路は、ゲート駆動回路から第2の振幅の電圧を有するゲート信号がトランジスタに供給されている場合、フレーム周波数が所定の周波数よりも高い周波数である復帰周波数以上となった後、制御信号を介して、ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅に戻させるように構成されてもよい(第4の構成)。
上記4の構成によれば、ゲート信号の電圧の振幅を変更するためのフレーム周波数にヒステリシスを形成することができる。この結果、フレーム周波数が所定の周波数の近傍の大きさで変化する場合に、ゲート信号の電圧の振幅が頻繁に変化するのを防止することができる。
1…表示パネル、2,202,302…制御回路、12…トランジスタ、15…ゲート駆動回路、21,221,321…タイミングコントローラ、21b,222b,321b…記憶部、22,222…電圧生成回路、23…レベルシフタ回路、100,200,300…表示装置、T,Ta…テーブル

Claims (4)

  1. トランジスタと、前記トランジスタにゲート信号を供給するゲート駆動回路と、を含む、表示パネルと、
    前記ゲート駆動回路に制御信号を供給する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、フレーム周波数が所定の周波数以下となった場合に、前記制御信号を介して、前記ゲート信号の電圧の振幅を第1の振幅から前記第1の振幅よりも小さい第2の振幅に変化させる、表示装置。
  2. 前記所定の周波数を含む複数の周波数と、前記第1の振幅及び前記第2の振幅の各々に対応するゲートオン電圧の電圧値と、がそれぞれ関連付けられたテーブルが記憶された記憶部を、さらに備え、
    前記制御回路は、前記フレーム周波数に基づいて前記テーブルを参照し、前記フレーム周波数に関連付けられたゲートオン電圧の電圧値を取得し、当該ゲートオン電圧の電圧値に基づいて、前記ゲート駆動回路に供給する制御信号を生成する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記テーブルは、前記所定の周波数を含む3つ以上の周波数と、3つ以上のゲートオン電圧の電圧値とがそれぞれ関連付けられている、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記制御回路は、前記ゲート駆動回路から前記第2の振幅の電圧を有するゲート信号が前記トランジスタに供給されている場合、前記フレーム周波数が前記所定の周波数よりも高い周波数である復帰周波数以上となった後、前記制御信号を介して、前記ゲート信号の電圧の振幅を前記第1の振幅に戻させる、請求項1~3のいずれか1に記載の表示装置。
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