JP2023038081A - 検査補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査の好適な閾値を見つけやすくする技術を提供する。【解決手段】検査補助装置が、検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能な受付手段と、記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送する処理手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、製品などの検査を補助する技術に関する。
製品を撮影した画像から検査値(計測値)を取得し、得られた検査値を閾値と比較することで製品における欠陥の有無を判断する検査装置が提案されている。特許文献1には、製品を撮影した画像から計測値を取得する画像処理装置が開示されている。
特開2020-144664号公報
上述した検査装置での検査の精度を高めるためにユーザ(検査装置の管理者など)が閾値を調整することがあるが、好適な閾値を見つけるのは困難である。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、検査の好適な閾値を見つけやすくする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用する。
本発明の第一側面は、検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能な受付手段と、記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送する処理手段とを有することを特徴とする検査補助装置を提供する。
検査物は検査対象の物体であり、例えば工業製品などの各種製品であってもよい。検査値は、検査物を撮影した検査画像から得られる値であり、例えば検査において閾値と比較される値であってもよい。例えば、シール材の塗布検査を行う場合には、検査値は、塗布部分の最大幅、最小幅、平均幅、途切れ幅などであってもよい。
検査の閾値の調整方法として、検査装置による再検査の結果に基づいて閾値を決定する方法や、検査画像の目視検査の結果に基づいて閾値を決定する方法などが考えられる。検査装置による再検査は、例えば、閾値を変えながら繰り返し行われる。しかしながら、検査画像の数が膨大であると、検査装置による再検査にも、検査画像の目視検査にも長い時間を要してしまう。特に検査画像の目視検査の場合には、人的負荷が大きい。
そこで、上述した構成では、ユーザ(検査システムの管理者など)が検査値の範囲の一部を指定可能としており、指定範囲内の検査値の検査画像が表示または転送されるとしている。こうすることで、ユーザが望んだ検査値の検査画像に制限して、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などを短時間で行うことができるため、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。
前記受付手段は、さらに、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の表示を指示する表示指示操作と、当該検査画像の転送を指示する転送指示操
作とを受け付け可能であるとしてもよい。こうすることで、検査装置による再検査と、検査画像の目視検査とを切り替えながら行うことが可能となる。
前記処理手段は、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた複数の検査画像を表示する場合に、当該複数の検査画像を、前記検査値が小さい順または前記検査値が大きい順に並べて表示するとしてもよい。こうすることで、ユーザは、検査値が小さい順または検査値が大きい順に検査画像の目視検査を行いながら、検査物に欠陥が無いと判断される検査値と、検査物に欠陥が有ると判断される検査値との境界、つまり好適な閾値を容易に見つけることができる。
前記受付手段は、さらに、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の転送先を登録する転送先登録操作を受け付け可能であってもよい。こうすることで、ユーザが望んだ転送先に検査画像を転送することが可能となる。
前記処理手段は、さらに、前記検査値の範囲ごとに前記検査画像の総数を表すヒストグラムを表示可能であってもよい。こうすることで、ユーザは、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲を、ヒストグラムを見ながら決定することが可能となる。
例えば、検査物に欠陥が有ると検査装置が判断する検査値(NG値)の検査画像が多い部分が検査値の範囲に存在する場合には、検査の閾値が適切でないことがある。具体的には、そのような部分で、検査物に欠陥が無い検査画像の検査値がNG値になっていることがある。このような場合に、ユーザは、NG値の検査画像の数が多い部分(検査値の範囲の一部)をヒストグラムから容易に把握し、その部分を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、NG値の検査画像の数が多い部分(検査値の範囲の一部)に存在することがある。そのため、そのような部分を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。
同様に、検査物に欠陥が無いと検査装置が判断する検査値(OK値)の検査画像が少ない部分が検査値の範囲に存在する場合にも、検査の閾値が適切でないことがある。具体的には、そのような部分で、検査物に欠陥が有る検査画像の検査値がOK値になっていることがある。このような場合に、ユーザは、OK値の検査画像の数が少ない部分(検査値の範囲の一部)をヒストグラムから容易に把握し、その部分を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、OK値の検査画像の数が少ない部分(検査値の範囲の一部)に存在することがある。そのため、そのような部分を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。
前記受付手段は、さらに、表示された検査画像の目視検査の結果として、当該検査画像に写る検査物に欠陥が有ることを登録する欠陥有り登録操作を受け付け可能であってもよい。そして、前記処理手段は、前記ヒストグラムを表示する場合に、前記欠陥有り登録操作が行われた検査画像の数を前記検査値の範囲ごとに識別可能に前記ヒストグラムを表示してもよい。こうすることで、ユーザは、検査値の範囲ごとに、検査装置による検査の結果と、検査画像の目視検査の結果との不一致の度合い(割合)を容易に把握することができる。そして、ユーザは、不一致の度合いが大きい検査値の範囲を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、不一致の度合いが大きい検査値の範囲内に存在すること
がある。そのため、不一致の度合いが大きい検査値の範囲を、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。
前記受付手段は、さらに、表示された検査画像の目視検査の結果として、当該検査画像に写る検査物に欠陥が無いことを登録する欠陥無し登録操作を受け付け可能であってもよい。そして、前記処理手段は、前記ヒストグラムを表示する場合に、前記欠陥無し登録操作が行われた検査画像の数を前記検査値の範囲ごとに識別可能に前記ヒストグラムを表示してもよい。こうすることでも、ユーザは、検査値の範囲ごとに、検査装置による検査の結果と、検査画像の目視検査の結果との不一致の度合い(割合)を容易に把握することができる。
前記受付手段は、さらに、検査装置による検査において前記検査物に欠陥が無いと判断される検査値の範囲を登録する許容範囲登録操作を受け付け可能であってもよい。こうすることで利便性が向上する。例えば、検査装置による再検査を閾値を変えながら繰り返しやすくなり、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。
前記受付手段は、さらに、工程能力指数を指定する工程能力指定操作を受け付け可能であってもよい。そして、前記工程能力指定操作が行われた場合に、前記処理手段は、当該工程能力指定操作により指定された工程能力指数を満たすように、検査装置による検査において前記検査物に欠陥が無いと判断される検査値の推奨範囲を決定してもよい。こうすることで、決定された推奨範囲(検査の推奨閾値)を参考に、より好適な閾値が見つけやすくなる。推奨閾値は、例えば検査装置による検査や再検査のために登録されてもよいし、ユーザに通知されてもよい。工程能力指数は、例えばCpk、Cp、Cpl(Cp,lower)、Cpu(Cp,upper)などであってもよい。
本発明の第二側面は、検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付けるステップと、記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送するステップとを有することを特徴とする検査補助方法を提供する。
なお、本発明は、上記構成ないし機能の少なくとも一部を有する検査補助装置、検査装置、検査補助システム、検査システムなどとして捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む、検査補助方法、検査方法、検査補助システムの制御方法、又は検査システムの制御方法や、これらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、又は、そのようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として捉えることもできる。上記構成及び処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。
図1は、本発明が適用された検査補助装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る検査システムの構成例を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係るヒストグラム画面処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る範囲指定画面処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係るヒストグラム画面の一例を示す模式図である。 図6は、本発明の実施形態に係る範囲指定画面の一例を示す模式図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像確認画面の一例を示す模式図である。 図8は、本発明の実施形態に係るヒストグラム画面の一例を示す模式図である。
<適用例>
本発明の適用例について説明する。
製品を撮影した画像から検査値(計測値)を取得し、得られた検査値を閾値と比較することで製品における欠陥の有無を判断する検査装置が提案されている。このような検査装置での検査の精度を高めるためにユーザ(検査装置の管理者など)が閾値を調整することがあるが、好適な閾値を見つけるのは困難である。
図1は、本発明が適用された検査補助装置100の構成例を示すブロック図である。検査補助装置100は、受付部101、処理部102、及び、記憶部103を有する。記憶部103は、検査補助装置100とは別体の記憶装置であってもよい。受付部101は、検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能である。処理部102は、記憶部103に格納された複数の検査画像のうち、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送する。受付部101は本発明の受付手段の一例であり、処理部102は本発明の処理手段の一例である。
検査物は検査対象の物体であり、例えば工業製品などの各種製品であってもよい。検査値は、検査物を撮影した検査画像から得られる値であり、例えば検査において閾値と比較される値であってもよい。例えば、シール材の塗布検査を行う場合には、検査値は、塗布部分の最大幅、最小幅、平均幅、途切れ幅などであってもよい。
検査の閾値の調整方法として、検査装置による再検査の結果に基づいて閾値を決定する方法や、検査画像の目視検査の結果に基づいて閾値を決定する方法などが考えられる。検査装置による再検査は、例えば、閾値を変えながら繰り返し行われる。しかしながら、検査画像の数が膨大であると、検査装置による再検査にも、検査画像の目視検査にも長い時間を要してしまう。特に検査画像の目視検査の場合には、人的負荷が大きい。
そこで、上述した構成では、ユーザが検査値の範囲の一部を指定可能としており、指定範囲内の検査値の検査画像が表示または転送されるとしている。こうすることで、ユーザが望んだ検査値の検査画像に制限して、検査装置による再検査や、検査画像の目視検査などを短時間で行うことができるため、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。
<実施形態>
本発明の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係る検査システムの構成例を示すブロック図である。図2の検査システムは、PC200(パーソナルコンピュータ;検査補助装置)、検査装置300、及び、記憶装置400を有する。PC200、検査装置300、及び、記憶装置400は、有線または無線で互い接続されている。
検査装置300は、検査画像から検査値を取得し、得られた検査値を閾値と比較するこ
とで検査物における欠陥の有無を判断する。検査装置300は、検査画像、検査値、検査結果などを、記憶装置400に格納する。記憶装置400は、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどであってもよく、NAS(Network Attached Storage)であってもよい。
PC200は、操作部210、制御部220、記憶部230、及び、表示部240を有する。操作部210は、ユーザがPC200に対して操作を行う際に使用する入力装置であり、例えばキーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネルなどであってもよい。表示部240は、各種画面を表示可能な表示装置(表示パネル)であり、例えば液晶表示装置(液晶表示パネル)や、有機EL(Electro-Luminescence)表示装置(有機EL表示パネル)などであってもよい。
制御部220は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含み、各構成要素の制御や、各種情報処理などを行う。
記憶部230は、制御部220で実行されるプログラムや、制御部220で使用される各種データなどを記憶する補助記憶装置である。例えば、記憶部230は、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどであってもよい。制御部220の制御により、記憶装置400に格納されたデータが記憶部230に転送されてもよい。検査装置300は、検査画像、検査値、検査結果などを、記憶部230に格納してもよい。
制御部220について、より詳細に説明する。制御部220は、受付部221と処理部222を有する。制御部220が必要なプログラムを実行することによって、受付部221と処理部222の処理を実行してもよい。当該プログラムは、記憶部230に格納されていてもい。制御部220が必要なプログラムを実行する際は、記憶部230に格納された対象となるプログラムをRAMに展開する。そして、制御部220は、RAMに展開された当該プログラムをCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。
受付部221は、後述する様々なユーザ操作を受け付け可能である。例えば、受付部221は、検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能である。受付部221は本発明の受付手段の一例である。
処理部222は、受付部221で受け付けられたユーザ操作に応じた処理を行う。例えば、処理部222は、記憶装置400または記憶部230に格納された複数の検査画像のうち、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示部240に表示することができる。処理部222は、記憶装置400または記憶部230に格納された複数の検査画像のうち、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を転送することもできる。転送先は、例えば検査装置300、記憶装置400、記憶部230などであってもよい。処理部222は、記憶装置400から読み出した検査画像を検査装置300または記憶部230に転送してもよいし、記憶部230から読み出した検査画像を検査装置300または記憶装置400に転送してもよい。処理部222は、読み出した検査画像を検査装置300に転送するとともに、当該検査画像の再検査を行うよう検査装置300に指示してもよい。処理部222は、記憶装置400の特定のフォルダから読み出した検査画像を、記憶装置400の別のフォルダに転送(格納)してもよい。同様に、処理部222は、記憶部230の特定のフォルダから読み出した検査画像を、記憶部230の別のフォルダに転送(格納)してもよい。処理部222は本発明の処理手段の一例である。
図3は、PC200で行われるヒストグラム画面処理の一例を示すフローチャートであ
る。例えば、PC200で特定のアプリケーションが実行されると、ヒストグラム画面処理が開始される。
まず、処理部222は、ヒストグラム画面を表示部240に表示する(ステップS301)。図5は、ヒストグラム画面500の一例を示す模式図である。ヒストグラム画面500には、ヒストグラムタブ501、範囲指定タブ502、ヒストグラム503、入力欄504~506,509,510、出力欄507,508、登録ボタン511、及び、終了ボタン514が表示される。
ユーザは、入力欄504に検査値の種別を入力することができる。例えば、シール材の塗布検査を行う場合には、ユーザは、検査値の種別として、塗布部分の最大幅、最小幅、平均幅、途切れ幅などを入力してもよい。図5の例では、最小幅が指定されている。ヒストグラム503は、ユーザによって指定された種別の検査値の範囲ごとに検査画像の総数を表す。なお、検査値の種別は固定(1種類)であってもよい。ヒストグラム503が表示されることで、ユーザは、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲を、ヒストグラム503を見ながら決定することが可能となる。
例えば、検査物に欠陥が有ると検査装置300が判断する検査値(NG値)の検査画像が多い部分が検査値の範囲に存在する場合には、検査の閾値が適切でないことがある。具体的には、そのような部分で、検査物に欠陥が無い検査画像の検査値がNG値になっていることがある。このような場合に、ユーザは、NG値の検査画像の数が多い部分(検査値の範囲の一部)をヒストグラム503から容易に把握し、その部分を、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、NG値の検査画像の数が多い部分(検査値の範囲の一部)に存在することがある。そのため、そのような部分を、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。
図5の例では、2.8未満の最小幅と3.6以上の最小幅とがNG値である。この場合に、ユーザは、3.6以上かつ3.8未満の最小幅の範囲を、NG値の検査画像の数が多い部分として容易に把握することができる。
同様に、検査物に欠陥が無いと検査装置300が判断する検査値(OK値)の検査画像が少ない部分が検査値の範囲に存在する場合にも、検査の閾値が適切でないことがある。具体的には、そのような部分で、検査物に欠陥が有る検査画像の検査値がOK値になっていることがある。このような場合に、ユーザは、OK値の検査画像の数が少ない部分(検査値の範囲の一部)をヒストグラム503から容易に把握し、その部分を、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象とする検査値の範囲として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、OK値の検査画像の数が少ない部分(検査値の範囲の一部)に存在することがある。そのため、そのような部分を、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。
図5の例では、2.8以上かつ3.6未満の最小幅がOK値である。この場合に、ユーザは、3.4以上かつ3.6未満の最小幅の範囲を、OK値の検査画像の数が少ない部分として容易に把握することができる。
図3の説明に戻る。ステップS301の次に、受付部221は、検査値の範囲の指定を開始する範囲指定開始操作が行われたか否かを判定する(ステップS302)。本実施形態では、範囲指定開始操作は、図5の範囲指定タブ502を指定するユーザ操作であると
する。範囲指定開始操作が行われたと判定された場合(ステップS302:YES)にはステップS303へ処理が進められ、範囲指定開始操作が行われていないと判定された場合(ステップS302:NO)にはステップS304へ処理が進められる。
ステップS303では、範囲指定画面処理が行われる。その後、ステップS304へ処理が進められる。範囲指定画面処理については、図4を用いて後述する。
ステップS304では、受付部221は、工程能力指数(工程能力の評価値)を指定する工程能力指定操作が行われたか否かを判定する。工程能力指定操作が行われたと判定された場合(ステップS304:YES)にはステップS305へ処理が進められ、工程能力指定操作が行われていないと判定された場合(ステップS304:NO)にはステップS306へ処理が進められる。
本実施形態では、範囲指定開始操作は、図5の入力欄505に工程能力指数の種別を入力し、入力欄506に工程能力指数の値を入力するユーザ操作であるとする。ユーザは、工程能力指数の種別として、例えばCpk、Cp、Cpl(Cp,lower)、Cpu(Cp,upper)などを入力してもよい。図5の例では、Cpkが指定されている。Cpkは、検査値の平均値の偏りを考慮した工程能力指数であり、Cpは、検査値の平均値の偏りを考慮しない工程能力指数である。Cplは、OK値の下限値のみを考慮した工程能力指数(OK値の上限値を考慮しない工程能力指数)である。Cpuは、OK値(検査物に欠陥が無いと検査装置300が判断する検査値)の上限値のみを考慮した工程能力指数(OK値の下限値を考慮しない工程能力指数)である。Cpk、Cp、Cpl、及び、Cpuの算出式はよく知られているため、その説明は省略する。
ステップS305では、処理部222は、工程能力指定操作により指定された工程能力指数を満たすように、OK値の推奨範囲(OK値の推奨下限値と推奨上限値;検査の推奨閾値)を決定する。そして、処理部222は、推奨閾値をユーザに通知する。具体的には、処理部222は、OK値の推奨下限値を図5の出力欄507に表示し、OK値の推奨上限値を出力欄508に表示する。こうすることで、推奨閾値を参考に、より好適な閾値が見つけやすくなる。推奨閾値がユーザに通知される例を説明したが、推奨閾値を用いた処理はこれに限られない。例えば、推奨閾値は、検査装置300による検査や再検査のために登録されてもよい。その後、ステップS306へ処理が進められる。
ステップS306では、受付部221は、検査の閾値(OK値の下限値と上限値)を登録する閾値登録操作が行われたか否かを判定する。閾値登録操作は、OK値の範囲を登録する許容範囲登録操作とも言える。本実施形態では、閾値登録操作は、図5の入力欄509にOK値の下限値を入力し、入力欄510にOK値の上限値を入力し、登録ボタン511を指定するユーザ操作であるとする。閾値登録操作が行われたと判定された場合(ステップS306:YES)にはステップS307へ処理が進められ、閾値登録操作が行われていないと判定された場合(ステップS306:NO)にはステップS308へ処理が進められる。
ステップS307では、処理部222は、閾値登録操作により指定された閾値(OK値の下限値と上限値)を登録する。閾値は、PC200に登録(格納)されてもよいし、検査装置300に登録されてもよい。また、処理部222は、登録した閾値が識別可能となるように図5のヒストグラム503の表示を更新する。図5の例では、OK値の下限値を示す指標512と、OK値の上限値を示す指標513とがヒストグラム503に表示されている。閾値登録操作を受け付け可能にすることで、利便性が向上する。例えば、検査装置300による再検査を閾値を変えながら繰り返しやすくなり、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。その後、ステップS308へ処理が進められる。
ステップS308では、受付部221は、その他の操作(後述する終了操作を除く)が行われたか否かを判定する。その他の操作が行われたと判定された場合(ステップS308:YES)にはステップS309へ処理が進められ、その他の操作が行われていないと判定された場合(ステップS308:NO)にはステップS310へ処理が進められる。
ステップS309では、処理部222は、その他の処理(その他の操作に応じた処理)処理を行う。その他の処理は、例えば、検査の閾値に基づいて歩留まりを計算し、表示する処理であってもよい。その後、ステップS310へ処理が進められる。
ステップS310では、受付部221は、終了操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、終了操作は、図5の終了ボタン514を指定するユーザ操作であるとする。終了操作が行われたと判定された場合(ステップS310:YES)にはヒストグラム画面処理が終了され、終了操作が行われていないと判定された場合(ステップS310:NO)にはステップS302へ処理が戻される。
図4は、PC200で行われる範囲指定画面処理(図3のステップS303)の一例を示すフローチャートである。
まず、処理部222は、範囲指定画面を表示部240に表示する(ステップS401)。図6は、範囲指定画面600の一例を示す模式図である。範囲指定画面600には、ヒストグラムタブ501、範囲指定タブ502、入力欄601,602,606、ラジオボタン603,604、画像確認ボタン605、画像転送ボタン607、及び、終了ボタン608が表示される。図5のヒストグラム画面500で範囲指定タブ502が指定されると、表示画面がヒストグラム画面500から範囲指定画面600に遷移する。そして、範囲指定画面600でヒストグラムタブ501が指定されると、表示画面が範囲指定画面600からヒストグラム画面500に遷移する。
次に、受付部221は、検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作が行われたか否かを判定する(ステップS402)。本実施形態では、範囲指定操作は、図6の入力欄601,602に検査値を入力するユーザ操作であるとする。範囲指定操作が行われたと判定された場合(ステップS402:YES)にはステップS403へ処理が進められ、範囲指定操作が行われていないと判定された場合(ステップS402:NO)にはステップS404へ処理が進められる。
ステップS403では、処理部222は、範囲指定操作により指定された検査値の範囲を設定する。図6の入力欄601に入力された検査値以上かつ入力欄602に入力された検査値未満の範囲が設定されるとする。その後、ステップS404へ処理が進められる。
ステップS404では、受付部221は、検査画像の並び順を指定する並び順指定操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、並び順指定操作は、図6のラジオボタン603またはラジオボタン604を指定するユーザ操作であるとする。並び順指定操作が行われたと判定された場合(ステップS404:YES)にはステップS405へ処理が進められ、並び順指定操作が行われていないと判定された場合(ステップS404:NO)にはステップS406へ処理が進められる。
ステップS405では、処理部222は、並び順指定操作により指定された並び順を設定する。図6のラジオボタン603が指定された場合には、検査画像の並び順が昇順(検査値が小さい順)に設定され、ラジオボタン604が指定された場合には、検査画像の並び順を降順(検査値が大きい順)に設定されるとする。その後、ステップS404へ処理
が進められる。
ステップS406では、受付部221は、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の転送先を登録する転送先登録操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、転送先登録操作は、図6の入力欄606に転送先(ファイルパス)を入力するユーザ操作であるとする。転送先登録操作が行われたと判定された場合(ステップS406:YES)にはステップS407へ処理が進められ、転送先登録操作が行われていないと判定された場合(ステップS406:NO)にはステップS408へ処理が進められる。
ステップS407では、処理部222は、転送先登録操作により指定された転送先を登録する。転送先登録操作を受け付け可能にすることで、ユーザが望んだ転送先に検査画像を転送することが可能となる。その後、ステップS408へ処理が進められる。
ステップS408では、受付部221は、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の表示を指示する表示指示操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、表示指示操作は、図6の画像確認ボタン605を指定するユーザ操作であるとする。表示指示操作が行われたと判定された場合(ステップS408:YES)にはステップS409へ処理が進められ、転送指示操作が行われていないと判定された場合(ステップS408:NO)にはステップS412へ処理が進められる。
ステップS409では、処理部222は、画像確認画面を表示部240に表示する。図7は、画像確認画面700の一例を示す模式図である。本実施形態では、画像確認画面700は、範囲指定画面とは別に表示されるとする。画像確認画面700には、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた複数の検査画像703が並べて表示される。複数の検査画像703のそれぞれには、検査装置300による検査の際に得られた情報701と、目視検査の結果をラベルとして付与するラベル付与ボタン702とが関連付けて表示されている。
並び順指定操作が行われている場合には、複数の検査画像703は、並び順指定操作により指定された並び順で表示される。こうすることで、ユーザは、検査値が大きい順または検査値が小さい順に検査画像703の目視検査を行いながら、検査物に欠陥が無いと判断される検査値と、検査物に欠陥が有ると判断される検査値との境界、つまり好適な閾値を容易に見つけることができる。図7の例では、検査値が小さい順に複数の検査画像703が並べられており、検査値3.648まで、検査物に欠陥が無いという目視検査の結果(目視結果OK)が得られている。そして、検査値3.654から、検査物に欠陥が有るという目視検査の結果(目視結果NG)が得られている。このため、検査値3.648と検査値3.654の間に好適な閾値(好適な上限値)が存在すると期待できる。なお、並び順指定操作が行われない場合でも、検査値が大きい順または検査値が小さい順に複数の検査画像703が表示されてよい。
次に、受付部221は、表示された検査画像の目視検査の結果をラベルとして付与するラベル付与操作が行われたか否かを判定する(ステップS410)。ラベル付与操作が行われたと判定された場合(ステップS410:YES)にはステップS411へ処理が進められ、ラベル付与操作が行われていないと判定された場合(ステップS410:NO)にはステップS412へ処理が進められる。
ステップS411では、処理部222は、ラベル付与操作に応じて、検査画像にラベルを付与する。
ラベル付与操作として、検査画像に写る検査物に欠陥が有るという目視検査の結果を登録する欠陥有り登録操作が行われてもよい。ラベル付与操作として、検査画像に写る検査物に欠陥が無いという目視検査の結果を登録する欠陥無し登録操作が行われてもよい。本実施形態では、ラベル付与操作は、図6のラベル付与ボタン702を指定するユーザ操作であるとする。また、ラベル付与ボタン702が指定される前は、当該ラベル付与ボタン702が関連付けられた検査画像に、目視検査が未登録であることの「目視結果未登録」というラベルが付与されているとする。そして、ラベル付与ボタン702が指定されると、ラベルが、検査物に欠陥が有ることの「目視結果NG」または検査物に欠陥が無いことの「目視結果OK」に変更されるとする。ラベル付与ボタン702が指定される度に、ラベルは、「目視結果NG」と「目視結果OK」の間で切り替えられるとする。
ステップS412では、受付部221は、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の転送を指示する転送指示操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、転送指示操作は、図6の画像転送ボタン607を指定するユーザ操作であるとする。転送指示操作が行われたと判定された場合(ステップS412:YES)にはステップS413へ処理が進められ、転送指示操作が行われていないと判定された場合(ステップS412:NO)にはステップS414へ処理が進められる。
ステップS413では、処理部222は、範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を、転送先登録操作により指定された転送先に転送する。
表示指示操作と転送指示操作を受け付け可能にすることで、検査装置300による再検査と、検査画像の目視検査とを切り替えながら行うことが可能となる。
ステップS414では、受付部221は、終了操作が行われたか否かを判定する。本実施形態では、終了操作は、図6のヒストグラムタブ501を指定するユーザ操作であるとする。終了操作が行われたと判定された場合(ステップS414:YES)には、範囲指定画面処理が終了され、ヒストグラム画面処理が再開される(図3のステップS304に処理が進められる)。終了操作が行われていないと判定された場合(ステップS414:NO)には、ステップS402へ処理が戻される。図6の終了ボタン608を指定するユーザ操作が、終了操作として行われてもよい。その場合には、範囲指定画面処理が終了され、ヒストグラム画面処理も再開されずに終了される。
ヒストグラム画面処理を行う際に、ラベル付与操作により検査画像に「目視結果NG」のラベルが付与されている場合には、処理部222は、「目視結果NG」の検査画像の数を検査値の範囲ごとに識別可能にヒストグラムを表示してもよい。同様に、ヒストグラム画面処理を行う際に、ラベル付与操作により検査画像に「目視結果OK」のラベルが付与されている場合には、処理部222は、「目視結果OK」の検査画像の数を検査値の範囲ごとに識別可能にヒストグラムを表示してもよい。図8は、ヒストグラム画面800の一例を示す模式図である。ヒストグラム画面800のヒストグラム801では、図5のヒストグラム503とは異なり、検査値の範囲ごとに、「目視結果NG」の検査画像の数と、「目視結果OK」の検査画像の数とを識別可能とするための色付け(模様付け)がされている。
こうすることで、ユーザは、検査値の範囲ごとに、検査装置300による検査の結果と、検査画像の目視検査の結果との不一致の度合い(割合)を容易に把握することができる。そして、ユーザは、不一致の度合いが大きい検査値の範囲を、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することができる。検査物に欠陥が有るか否かを判断する好適な閾値は、不一致の度合いが大きい検査値の範囲内に存在することがある。そのため、不一致の度合いが大きい検査値の範囲を、検査装置300による再
検査や、検査画像の目視検査などの対象として指定することで、好適な閾値が見つけやすくなる。なお、検査値の範囲ごとに、「目視結果NG」の検査画像の数と、「目視結果OK」の検査画像の数との一方が識別可能とされてもよいし、両方が識別可能とされてもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、ユーザが検査値の範囲の一部を指定可能であり、指定範囲内の検査値の検査画像が表示または転送される。こうすることで、ユーザが望んだ検査値の検査画像に制限して、検査装置300による再検査や、検査画像の目視検査などを短時間で行うことができるため、検査の好適な閾値が見つけやすくなる。
<その他>
上記実施形態は、本発明の構成例を例示的に説明するものに過ぎない。本発明は上記の具体的な形態には限定されることはなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
<付記1>
検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能な受付手段(101,221)と、
記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送する処理手段(102,222)と
を有することを特徴とする検査補助装置(100,200)。
<付記2>
検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付けるステップ(S402)と、
記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送するステップ(S409,S413)と
を有することを特徴とする検査補助方法。
100:検査補助装置 101:受付部 102:処理部 103:記憶部
200:PC(検査補助装置)
210:操作部 220:制御部 230:記憶部 240:表示部
221:受付部 222:処理部
300:検査装置 400:記憶装置
500:ヒストグラム画面
501:ヒストグラムタブ 502:範囲指定タブ 503:ヒストグラム
504~506,509,510:入力欄 507,508:出力欄
511:登録ボタン 512,513:指標 514:終了ボタン
600:範囲指定画面
601,602,606:入力欄 603,604:ラジオボタン
605:画像確認ボタン 607:画像転送ボタン 608:終了ボタン
700:画像確認画面
701:情報 702:ラベル付与ボタン 703:検査画像
800:ヒストグラム画面 801:ヒストグラム

Claims (11)

  1. 検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を受け付け可能な受付手段と、
    記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送する処理手段と
    を有することを特徴とする検査補助装置。
  2. 前記受付手段は、さらに、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の表示を指示する表示指示操作と、当該検査画像の転送を指示する転送指示操作とを受け付け可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査補助装置。
  3. 前記処理手段は、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた複数の検査画像を表示する場合に、当該複数の検査画像を、前記検査値が小さい順または前記検査値が大きい順に並べて表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の検査補助装置。
  4. 前記受付手段は、さらに、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像の転送先を登録する転送先登録操作を受け付け可能である
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の検査補助装置。
  5. 前記処理手段は、さらに、前記検査値の範囲ごとに前記検査画像の総数を表すヒストグラムを表示可能である
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の検査補助装置。
  6. 前記受付手段は、さらに、表示された検査画像の目視検査の結果として、当該検査画像に写る検査物に欠陥が有ることを登録する欠陥有り登録操作を受け付け可能であり、
    前記処理手段は、前記ヒストグラムを表示する場合に、前記欠陥有り登録操作が行われた検査画像の数を前記検査値の範囲ごとに識別可能に前記ヒストグラムを表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の検査補助装置。
  7. 前記受付手段は、さらに、表示された検査画像の目視検査の結果として、当該検査画像に写る検査物に欠陥が無いことを登録する欠陥無し登録操作を受け付け可能であり、
    前記処理手段は、前記ヒストグラムを表示する場合に、前記欠陥無し登録操作が行われた検査画像の数を前記検査値の範囲ごとに識別可能に前記ヒストグラムを表示する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の検査補助装置。
  8. 前記受付手段は、さらに、検査装置による検査において前記検査物に欠陥が無いと判断される検査値の範囲を登録する許容範囲登録操作を受け付け可能である
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の検査補助装置。
  9. 前記受付手段は、さらに、工程能力指数を指定する工程能力指定操作を受け付け可能であり、
    前記工程能力指定操作が行われた場合に、前記処理手段は、当該工程能力指定操作により指定された工程能力指数を満たすように、検査装置による検査において前記検査物に欠陥が無いと判断される検査値の推奨範囲を決定する
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の検査補助装置。
  10. 検査物を撮影した検査画像から得られる検査値の範囲の一部を指定する範囲指定操作を
    受け付けるステップと、
    記憶部に格納された複数の検査画像のうち、前記範囲指定操作により指定された範囲内の検査値が得られた検査画像を表示または転送するステップと
    を有することを特徴とする検査補助方法。
  11. 請求項10に記載の検査補助方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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