JP2023037185A - 料金収受システム及び料金収受方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔地から通行料金の事後徴収の手続きを行うことができる料金収受システムを提供する。【解決手段】料金収受システムは、料金所の車線に設けられ、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影する撮像部と、前記撮像部が撮影した前記公的証明書に表記されている情報であって、前記利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、前記利用者の通行料金の事後徴収用データを作成するデータ作成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、料金収受システム及び料金収受方法に関する。
有料道路では、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう。)により、車載器を搭載した車両(以下、「ETC車両」とも記載する。)から通行料金を自動的に収受する仕組みが用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
一方で、車載器を搭載していない車両(以下、「非ETC車両」とも記載する。)については、料金所車線の路側に設けられた有人ブースに駐在する収受員が非ETC車両に搭乗する利用者と対面応対をして、通行券、現金、クレジットカード等の受け渡しを直接行うことにより通行料金を収受する場合がある。
また、近年、非ETC車両の利用者に対しては、収受員が、利用者の公的証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)の券面情報を控えて、後日、本人宛に料金を徴収(請求)する収受方法(以下、事後徴収ともいう。)が検討されている。事後徴収の手続きにおいても、収受員は、利用者との間で公的証明書の受け渡しを行う必要があるため、利用者との対面応対を要する。
特開2021-92850号公報
近年では、非ETC車両について、収受員が利用者に対面応対することなく、遠隔地から事後徴収の手続きを行う仕組みが望まれている。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであって、収受員が利用者に対面応対することなく、遠隔地から通行料金の事後徴収の手続きを行うことができる料金収受システム及び料金収受方法を提供する。
本開示の一態様によれば、料金収受システムは、料金所の車線に設けられ、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影する撮像部と、前記撮像部が撮影した前記公的証明書に表記されている情報であって、前記利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、前記利用者の通行料金の事後徴収用データを作成するデータ作成部と、を備える。
本開示の一態様によれば、料金収受方法は、料金所の車線に設けられた撮像部により、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影するステップと、前記撮像部が撮影した前記公的証明書に表記されている前記利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、前記利用者の通行料金の事後徴収用データを作成するステップと、を有する。
本開示に係る料金収受システム及び料金収受方法によれば、収受員が利用者に対面応対することなく、遠隔地から通行料金の事後徴収の手続きを行うことができる。
本開示の第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る路側装置の機能構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る監視装置の機能構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態に係る事後徴収用データの一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る印書データの一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る通知書の一例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る路側装置の機能構成を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態に係る監視装置の機能を説明するための図である。 本開示の第3の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、本開示の第1の実施形態に係る料金収受システム1について、図1~図7を参照しながら説明する。
(全体構成)
図1は、本開示の第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。
本実施形態に係る料金収受システム1は、有料道路の料金所(入口料金所又は出口料金所)に設けられ、有料道路と一般道路とを接続する車線Lを走行する車両Aから通行料金を収受する。車両Aは、車載器を搭載するETC車両と、車載器を搭載していない非ETC車両とを含む。本実施形態に係る車線Lは、電子式料金収受システム(ETC設備2)が設けられたETC専用車線である。なお、他の実施形態では、車線Lは、非ETC車両用に設けられた車線であってもよい。
なお、本実施形態では、料金収受システム1が出口料金所に設けられている例について説明する。以下、車線Lの延びる方向(±X方向)を「車線方向」と記載する。また、車線方向の有料道路側(-X側)を「上流側」、一般道路側(+X側)を「下流側」とも記載する。更に、車線Lの幅方向(±Y方向)を「車線幅方向」と記載する。
また、図1には、料金所に一つの車線Lのみが設けられている例が示されているが、これに限られることはない。他の実施形態では、料金所に複数の車線Lが設けられていてもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、ETC設備2と、路側装置3と、監視装置4と、を備えている。
本実施形態に係る料金収受システム1は、ETC車両については、ETC設備2を介して、ETC車両が車線Lを走行している間に料金収受処理を行う。一方、料金収受システム1は、非ETC車両については、車線Lでは通行料金の徴収を行わず、非ETC車両の利用者が後で通行料金の支払いを行う事後徴収を行う。料金収受システム1は、車線Lに設置された路側装置3と、車線Lの遠隔地(例えば、料金所事務所)に設置された監視装置4とを用いて、非ETC車両の利用者を特定し、事後徴収用のデータを作成する。
(ETC設備の構成)
ETC設備2は、車載器を搭載するETC車両から無線通信を介して通行料金を自動的に収受する処理を実行するための装置群である。具体的には、ETC設備2は、図1に示すように、進入側車両検知器21と、路側アンテナ22と、通信用車両検知器23と、車線サーバ24と、発進制御機25と、退出側車両検知器26と、を備えている。
進入側車両検知器21は、例えば図1に示すように透過型の車両検知器であり、進入検出位置X1における車両Aの存在の有無を区別可能な検出信号を出力する。
路側アンテナ22は、進入側車両検知器21により、車線Lに車両Aが進入したことが検出されると、車線L上の所定の通信領域に向けて無線通信用の電波を放射する。また、路側アンテナ22は、車両Aに搭載された車載器(不図示)と所定の手順で無線通信を行って、車載器から車載器情報を取得するとともに、車載器へ通行料金の通知処理を行う。
通信用車両検知器23は、車両の通信終了位置X2の通過を検出する。通信用車両検知器23は、進入側車両検知器21と同様の機器構成を有している。通信用車両検知器23により車両Aが通信終了位置X2を通過したことが検出されると、路側アンテナ22は電波の放射を停止する。
車線サーバ24は、ETC車両から通行料金を収受する処理を実行する。車線サーバ24による料金収受処理は、通常の電子式料金収受システムによる処理と同様であるため、説明は省略する。
発進制御機25は、車線サーバ24又は路側装置3の開閉指令に従って開閉バーを上げ下げすることにより、車線Lの開放(車両Aの車線Lからの退出許可)及び閉塞(車両Aの車線Lからの退出規制)を行う。
退出側車両検知器26は、車両Aの退出検出位置X3の通過(車線Lからの退出)を検出する。退出側車両検知器26は、進入側車両検知器21と同様の機器構成を有している。
(路側装置の機能構成)
路側装置3は、非ETC車両が有料道路から退出した後に通行料金を徴収する事後徴収を行えるように、非ETC車両の利用者を特定して事後徴収用のデータを作成する。
図1に示すように、路側装置3は、車線方向において、通信用車両検知器23よりも下流側(+X側)、且つ発進制御機25よりも上流側(-X側)のアイランドI上に設置される。例えば、路側装置3は、発進制御機25の開閉バーが閉じているときに、発進制御機25の手前(-X側)に停車する車両の運転席の位置と一致するように配置される。
図2は、本開示の第1の実施形態に係る路側装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、路側装置3は、CPU30と、車線側通話部31と、撮像部33と、印書部35と、メモリ36と、ストレージ37と、通信I/F(Interface)38とを有している。また、図1に示すように、車線側通話部31、撮像部33、及び印書部35は、非ETC車両に搭乗した利用者が利用可能となるように、路側装置3の車線L側を向く面(図1の+Y側の面)に設けられている。
CPU30は、路側装置3の動作全体を司るプロセッサである。CPU30の機能の詳細については後述する。
車線側通話部31は、利用者と、料金所事務所に駐在する収受員との間で通話を行うためのインターホンである。
撮像部33は、利用者が所持する公的証明書を撮影する。公的証明書は、例えば、利用者の運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等の官公庁やその他関連団体により発行された個人に関連する証明書であり、利用者を特定可能な利用者情報(券面情報)が表記されているものである。利用者情報には、例えば、公的証明書の識別番号(免許証番号、マイナンバー、旅券番号等)、利用者の氏名、住所等が含まれる。撮像部33が撮影した公的証明書の映像は、後述の通信I/F38を介して監視装置4に逐次、送信される。
印書部35は、事後徴収に関する通知書の印刷を行うプリンタである。
メモリ36は、いわゆる主記憶装置であって、CPU30の動作に必要な記憶領域を有する。
ストレージ37は、いわゆる補助記憶装置であって、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの大容量記憶デバイスである。
通信I/F38は、ネットワークを介して監視装置4との間でデータの送受信を行う。
次に、図2を参照しながら、CPU30の機能について説明する。CPU30は、所定のプログラムに従って動作することにより、静止画取得部301、印書処理部303、指令出力部304としての機能を発揮する。
静止画取得部301は、撮像部33が撮影した映像から、公的証明書を含む静止画を取得する。静止画取得部301が取得した静止画は、通信I/F38を介して監視装置4に送信される。
印書処理部303は、監視装置4から受信した情報に基づいて、事後徴収に関する通知書の印書データを作成し、印書部35に印書を指示する。
指令出力部304は、事後徴収用データの作成が終了した後に、発進制御機25に開指令を出力する。本実施形態では、指令出力部304は、後述の監視装置4が作成した事後徴収用データを受信したときに、開指令を出力する。
(監視装置の機能構成)
図3は、本開示の第1の実施形態に係る監視装置の機能構成を示す図である。
監視装置4は、料金所事務所に駐在する収受員が車線Lの監視を行う際に用いる装置である。図3に示すように、監視装置4は、CPU40と、事務所側通話部41と、操作部42と、表示部43、メモリ44と、ストレージ45と、通信I/F(Interface)46とを有している。
CPU40は、監視装置4の動作全体を司るプロセッサである。CPU40の機能の詳細については後述する。
事務所側通話部41は、収受員と、非ETC車両に搭乗する利用者との間で通話を行うためのインターホンである。
操作部42は、収受員の操作を受け付けるための入力装置(キーボード、マウス等)である。
表示部43は、非ETC車両の通行料金の事後徴収に関連する各種情報を表示するための表示装置(液晶ディスプレイ等)である。なお、操作部42及び表示部43は、タッチパネルにより一体に構成されていてもよい。
メモリ44は、いわゆる主記憶装置であって、CPU40の動作に必要な記憶領域を有する。
ストレージ45は、いわゆる補助記憶装置であって、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの大容量記憶デバイスである。
通信I/F46は、ネットワークを介して路側装置3との間でデータの送受信を行う。
次に、図3を参照しながら、CPU40の機能について説明する。CPU40は、所定のプログラムに従って動作することにより、データ作成部401としての機能を発揮する。
データ作成部401は、路側装置3の撮像部33が撮影した公的証明書に表記されている利用者情報に基づいて、利用者の通行料金の事後徴収用データを作成する。本実施形態では、収受員が映像を目視確認して公的証明書に表記された利用者情報を読み取り、操作部42を介して監視装置4に入力する。作成した事後徴収用データは、ストレージ45に蓄積される。また、ストレージ45に蓄積された事後徴収用データは、所定タイミング毎(例えば1日毎)に上位装置(不図示)に集約され、利用者による支払いの有無等の管理に用いられる。
(料金収受システムの処理フロー)
図4は、本開示の第1の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図4を参照しながら、本実施形態に係る料金収受システム1が非ETC車両の事後徴収用データを作成する処理の一例について説明する。
非ETC車両が車線Lに進入した場合、ETC設備2では料金収受処理が行われず、発進制御機25は開閉バーを閉じたままの状態となっている。非ETC車両は発進制御機25の手前で停車する。このとき、非ETC車両に搭乗する利用者は、路側装置3の車線側通話部31を介して、料金所事務所の収受員と通話を行う。
そうすると、収受員は、監視装置4の事務所側通話部41を介して、利用者に対し、公的証明書を撮像部33にかざすように要求する(ステップS101)。
路側装置3の撮像部33は、利用者がかざした公的証明書を撮影する(ステップS102)。路側装置3の撮像部33が撮影した映像は、逐次、監視装置4に送信される(ステップS103)。
路側装置3から送信された映像は、監視装置4の表示部43に表示される。収受員は、表示部43に表示された映像を目視確認して、利用者の公的証明書に表記された利用者情報を読み取る。なお、利用者の手の動きにより公的証明書の視認が難しい場合、収受員は、監視装置4の操作部42を介して、静止画を取得する操作を行う。そうすると、監視装置4のデータ作成部401は、路側装置3に静止画の取得を要求する(ステップS104)。
路側装置3の静止画取得部301は、監視装置4からの要求を受け付けると、撮像部33が撮影した映像から公的証明書を含む静止画を取得して(ステップS105)、監視装置4に送信する(ステップS106)。なお、収受員は、映像が十分に鮮明であり、静止画がなくても公的証明書を読み取り可能である場合には、ステップS104~S106の処理を省略してもよい。
路側装置3から送信された静止画は、監視装置4の表示部43に表示される。収受員は、表示部43に表示された静止画を目視確認して、利用者の公的証明書に表記された利用者情報を読み取る。そして、収受員は、監視装置4の操作部42(キーボード)を介して、読み取った利用者情報を入力する(ステップS108)。
なお、公的証明書のうら面にも利用者情報(例えば、住所)が記載されている場合、うら面に記載された利用者情報を取得するために、ステップS101~S108の処理を再度、行うようにしてもよい。このとき、監視装置4の表示部43は、先に取得済みの公的証明書のおもて面の静止画と、新たに取得した公的証明書のうら面の静止画とを並べて表示する。また、表示部43は、収受員の操作にしたがって、おもて面の静止画と、うら面の静止画との一方を切り替え表示するようにしてもよい。
次に、監視装置4のデータ作成部401は、収受員により入力された利用者情報に基づいて、事後徴収用データを作成する(ステップS109)。作成した事後徴収用データは、ストレージ45に蓄積される。
図5は、本開示の第1の実施形態に係る事後徴収用データの一例を示す図である。
図5に示すように、事後徴収用データD1は、処理番号と、通行料金情報と、路側装置3から受信した利用者情報とを含む。
処理番号は、事後徴収用データD1を管理するための通し番号である。
通行料金情報は、料金所IDと、車線IDと、日時と、車種と、通行料金とを含む。料金所ID及び車線IDは、路側装置3が設置された料金所及び車線を特定可能な情報であり、路側装置3から映像又は静止画とともに受信した情報である。日時は、例えばデータ作成部401が事後徴収用データD1を作成した日時である。車種及び通行料金は、収受員が操作部42を介して入力したものであってもよいし、料金所に設置された車種判別装置(不図示)により特定されたものであってもよい。
利用者情報は、収受員が公的証明書を目視確認して入力した情報であり、利用者の氏名と、住所と、公的証明書の識別情報(免許証番号、マイナンバー、旅券番号等)とを含む。
次に、監視装置4のデータ作成部401は、作成した事後徴収用データD1を路側装置3に送信する(ステップS110)。
路側装置3の指令出力部304は、監視装置4から事後徴収用データD1を受信すると、発進制御機25に開指令を出力する(ステップS111)。そうすると、発進制御機25は開閉バーを上げて、非ETC車両の車線Lからの退出を許可する。
また、路側装置3の印書処理部303は、受信した事後徴収用データD1に基づいて、印書データを作成する(ステップS112)。
図6は、本開示の第1の実施形態に係る印書データの一例を示す図である。
図6に示すように、印書データD2は、処理番号と、料金所IDと、車線IDと、日時と、通行料金と、利用者特定情報と、支払期限と、支払方法とを含む。
処理番号、料金所ID、車線ID、日時、及び通行料金は、事後徴収用データD1の内容と同じである。
利用者特定情報は、公的証明書の識別情報である。他の実施形態では、利用者特定情報は、利用者の氏名であってもよい。
支払期限は、利用者による通行料金の支払期限であり、例えば、事後徴収用データD1の作成日から所定期間後の日にちが自動的に入力される。また、支払期限は収受員が操作部42を介して入力してもよい。
支払方法は、利用者が通行料金を支払うための方法を示す情報であり、例えば通行料金の振り込み先となる銀行口座番号等である。
次に、路側装置3の印書部35は、印書処理部303が作成した印書データを含む通知書を印書する(ステップS113)。
図7は、本開示の第1の実施形態に係る通知書の一例を示す図である。
図7に示すように、通知書D3は、印書データD2と同様に、処理番号と、料金所IDと、車線IDと、日時と、通行料金と、利用者特定情報(公的証明書の識別情報)と、支払期限と、支払方法とを含む。なお、印書部35は、図7の例のように、公的証明書の識別情報の一部(例えば、下4桁以外)を伏せ字にして印書する。これにより、通知書D3を利用者以外の他者に見られることがあったとしても、利用者の公的証明書の識別情報を他者に知られてしまうことを防止できる。
また、収受員は、監視装置4の事務所側通話部41を介して、印書部35により印書された通知書D3にしたがい通行料金を支払うように利用者に説明する(ステップS114)。
利用者は、印書された通知書D3を受け取った後、非ETC車両を発進させて車線Lから退出する。退出側車両検知器26が非ETC車両の車線Lからの退出を検出すると、発進制御機25は開閉バーを下ろして、後続車両の車線Lからの退出を規制する。
料金収受システム1は、車線Lに非ETC車両が進入する度に、上記した一連の処理を実行する。
なお、図4には、路側装置3の指令出力部304が、監視装置4から事後徴収用データD1を受信したタイミングで、発進制御機25に開指令を出力する例が示されているが、これに限られることはない。他の実施形態では、指令出力部304は、利用者が印書部35から通知書D3を受け取った(抜き取った)ことを検出したときに、発進制御機25に開指令を出力してもよい。これにより、利用者が通知書D3を受け取らずに退出してしまうことを抑制することができる。
(作用効果)
以上のように、本実施形態に係る料金収受システム1は、利用者が所持する公的証明書を撮影する撮像部33と、撮像部33が撮影した公的証明書に表記されている利用者情報に基づいて、利用者の通行料金の事後徴収用データD1を作成するデータ作成部401と、を備える。
このようにすることで、料金収受システム1は、収受員と利用者との間で公的証明書の受け渡しを行わずに、公的証明書から利用者情報を取得することができる。これにより、収受員が利用者に対面応対することなく、遠隔地から通行料金の事後徴収の手続きを行うことができる。
また、料金収受システム1は、通行料金の事後徴収に関する通知書D3を印書する印書部35を更に備える。
このようにすることで、料金収受システム1は、通行料金を事後徴収することを、通知書D3を介して利用者に通知することができる。
また、料金収受システム1は、撮像部33が撮影した映像から、公的証明書を含む静止画を取得する静止画取得部301を更に備える。
このようにすることで、料金収受システム1は、利用者の手の動き等に影響されることなく、公的証明書を視認しやすい静止画を収受員に提示することができる。
また、料金収受システム1は、車線の開放及び閉塞を行う発進制御機と、事後徴収用データD1の作成が終了した後に、発進制御機25に開指令を出力する指令出力部304と、を更に備える。
このようにすることで、料金収受システム1は、事後徴収用データD1の作成が終了したときに速やかに車線を開放して、非ETC車両を車線Lから退出させることができる。また、料金収受システム1は、事後徴収用データD1の作成が終了するまでは車線を閉塞することにより、利用者情報を取得する前に非ETC車両が車線Lから退出してしまうことを抑制することができる。
<第2の実施形態>
次に、本開示の第2の実施形態に係る料金収受システム1について、図8~図10を参照しながら説明する。
第1の実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
(路側装置の機能構成)
図8は、本開示の第2の実施形態に係る路側装置の機能構成を示す図である。
図8に示すように、本実施形態に係る路側装置3において、CPU30は、読取部305としての機能を更に発揮する。
読取部305は、静止画取得部301が取得した静止画から、公的証明書に表記された文字情報である利用者情報を読み取る。
(料金収受システムの処理フロー)
図9は、本開示の第2の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図9を参照しながら、本実施形態に係る料金収受システム1が非ETC車両の事後徴収用データを作成する処理の一例について説明する。なお、図9のステップS201~S205は、第1の実施形態(図4のステップS101~S105)と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態に係る路側装置3の読取部305は、OCR(Optical Character Recognition;光学文字認識)の技術を用いて、静止画取得部301が取得した静止画から、公的証明書に表記された利用者情報を読み取る(ステップS206)。読取部305が読み取った利用者情報は、静止画とともに監視装置4に送信される(ステップS207)。
図10は、本開示の第2の実施形態に係る監視装置の機能を説明するための図である。
図10に示すように、監視装置4の表示部43には、路側装置3から受信した静止画431と、OCRで読み取られた利用者情報432とが同時に並べて表示される。このとき、利用者情報432は、静止画431に含まれる公的証明書との比較が容易となるように、公的証明書のレイアウト、文字の大きさ等と略一致するように調整されて表示される。また、表示部43には、事後徴収用データD1を構成する処理番号及び通行料金情報が更に表示されてもよい。
収受員は、静止画431及び利用者情報432を比較して、路側装置3の読取部305による読み取り結果が正しいか確認し、必要に応じて情報の訂正を行う(ステップS208)。
利用者情報432が公的証明書の表記内容と一致する(読み取り結果が正しい)場合、収受員は、操作部42の確定ボタン421を押下する。そうすると、監視装置4のデータ作成部401は、利用者情報に基づいて事後徴収用データD1を作成する(ステップS209)。データ作成部401は、作成した事後徴収用データD1を監視装置4のストレージ45に記憶するとともに、路側装置3に送信する(ステップS210)。以降の処理(ステップS211~S214)は、第1の実施形態(図4のステップS111~S114)と同様であるため、説明を省略する。
一方、利用者情報432が公的証明書の表記内容と一致しない(誤認識、読み取れなかった情報がある等)場合、収受員は、操作部42の訂正ボタン422を押下する。このとき、収受員は、操作部42(キーボード)を介して、正しい利用者情報を入力する(ステップS208)。また、収受員は、通行料金情報の入力、訂正をあわせて行ってもよい。そうすると、監視装置4のデータ作成部401は、収受員が入力した利用者情報に基づいて事後徴収用データD1を作成する(ステップS209)。また、データ作成部401は、修正した事後徴収用データD1をストレージ45に記憶するとともに、路側装置3に送信する(ステップS210)。以降の処理(ステップS211~S214)は、第1の実施形態(図4のステップS111~S114)と同様であるため、説明を省略する。
(作用効果)
以上のように、本実施形態に係る料金収受システム1において、路側装置3は、静止画から、公的証明書に表記された利用者情報を読み取る読取部305を更に備える。
このようにすることで、料金収受システム1は、収受員が利用者情報を一文字ずつ手入力する手間を省くことができる。これにより、料金収受システム1は、非ETC車両の処理に係るサービスタイムを大きく短縮することができる。
また、本実施形態に係る料金収受システム1において、監視装置4の表示部43は、路側装置3から受信した静止画及び利用者情報を並べて表示する。
このようにすることで、収受員が静止画と利用者情報とを同時に参照して、利用者情報の読み取りの正誤を容易に確認することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本開示の第3の実施形態に係る料金収受システム1について、図11を参照しながら説明する。
第1及び第2の実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態では、監視装置4のデータ作成部401が収受員の入力操作を介さずに、自動的に事後徴収用データD1を作成する点において、第2の実施形態と異なっている。
(料金収受システムの処理フロー)
図11は、本開示の第3の実施形態に係る料金収受システムの処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図11を参照しながら、本実施形態に係る料金収受システム1が非ETC車両の事後徴収用データを作成する処理の一例について説明する。なお、図11のステップS301~S307は、第2の実施形態(図9のステップS201~S207)と同じであるため、説明を省略する。
監視装置4のデータ作成部401は、路側装置3から受信した利用者情報に基づいて、事後徴収用データD1を自動的に作成する(ステップS308)。データ作成部401は、作成した事後徴収用データD1と、路側装置3から受信した静止画とを関連付けて、ストレージ45に記憶する。また、データ作成部401は、作成した事後徴収用データD1を路側装置3に送信する(ステップS309)。以降の処理(ステップS310~S313)は、第2の実施形態(図9のステップS211~S214)と同様であるため、説明を省略する。
(作用効果)
以上のように、本実施形態に係る料金収受システム1において、監視装置4のデータ作成部401は、路側装置3の読取部305が読み取った利用者情報に基づいて、事後徴収用データD1を自動的に作成する。
このようにすることで、料金収受システム1は、事後徴収用データD1の作成について、収受員による操作を不要とすることができる。これにより、料金収受システム1は、非ETC車両の処理に係るサービスタイムを更に短縮することができる。
また、本実施形態に係る料金収受システム1において、監視装置4のデータ作成部401は、作成した事後徴収用データD1と、静止画とを関連付けてストレージ45に記憶する。
このようにすることで、収受員は、利用者が少ない時間帯等に、自動作成された事後徴収用データD1と静止画とを照合して、利用者情報の誤認識があれば訂正することができる。
以上のとおり、本発明に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述の実施形態において、路側装置3が静止画取得部301及び読取部305を有する態様について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、監視装置4が静止画取得部及び読取部を有する態様であってもよい。
また、上述の実施形態において、路側装置3の印書処理部303が印書データD2を作成し、印書部35が通知書D3を印書する態様について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、印書処理部303及び印書部35を省略してもよい。この場合、例えば路側装置3の付近に支払方法を記載した説明書を予め用意しておき、必要に応じて利用者がこの説明書を持ち帰るようにしてもよい。
<付記>
上述の実施形態に記載の料金収受システム及び料金収受方法は、例えば以下のように把握される。
(1)本開示の第1の態様によれば、料金収受システム(1)は、料金所の車線に設けられ、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影する撮像部(33)と、撮像部(33)が撮影した公的証明書に表記されている情報であって、利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、利用者の通行料金の事後徴収用データ(D1)を作成するデータ作成部(401)と、を備える。
このようにすることで、料金収受システムは、収受員と利用者との間で公的証明書の受け渡しを行わずに、公的証明書から利用者情報を取得することができる。これにより、収受員が利用者に対面応対することなく、遠隔地から通行料金の事後徴収の手続きを行うことができる。
(2)本開示の第2の態様によれば、第1の態様に係る料金収受システム(1)は、通行料金の事後徴収に関する通知書(D3)を印書する印書部(35)を更に備える。
このようにすることで、料金収受システムは、通行料金を事後徴収することを、通知書を介して利用者に通知することができる。
(3)本開示の第3の態様によれば、第1又は第2の態様に係る料金収受システム(1)は、撮像部(33)が撮影した映像から、公的証明書を含む静止画を取得する静止画取得部(301)を更に備える。
このようにすることで、料金収受システムは、利用者の手の動き等に影響されることなく、公的証明書を視認しやすい静止画を収受員に提示することができる。
(4)本開示の第4の態様によれば、第3の態様に係る料金収受システム(1)は、静止画から、公的証明書に表記された文字情報である利用者情報を読み取る読取部(305)を更に備える。
このようにすることで、料金収受システムは、収受員が利用者情報を一文字ずつ手入力する手間を省くことができる。これにより、料金収受システムは、事後徴収処理におけるサービスタイムを大きく短縮することができる。
(5)本開示の第5の態様によれば、第4の態様に係る料金収受システム(1)において、データ作成部(401)は、読取部(305)が読み取った利用者情報から事後徴収用データ(D1)を自動的に作成する。
このようにすることで、料金収受システムは、事後徴収用データの作成について、収受員による操作を不要とすることができる。これにより、料金収受システムは、事後徴収処理におけるサービスタイムを更に短縮することができる。
(6)本開示の第6の態様によれば、第1から第5の何れか一の態様に係る料金収受システム(1)は、車線の開放及び閉塞を行う発進制御機(25)と、事後徴収用データ(D1)の作成が終了した後に、発進制御機(25)に開指令を出力する指令出力部(304)と、を更に備える。
このようにすることで、料金収受システムは、事後徴収用データの作成が終了したときに速やかに車線を開放して、非ETC車両を車線から退出させることができる。また、料金収受システムは、事後徴収用データの作成が終了するまでは車線を閉塞することにより、利用者情報を取得する前に非ETC車両が車線から退出してしまうことを抑制することができる。
(7)本開示の第7の態様によれば、料金収受方法は、料金所の車線に設けられた撮像部(33)により、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影するステップと、撮像部(33)が撮影した公的証明書に表記されている利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、利用者の通行料金の事後徴収用データ(D1)を作成するステップと、を有する。
1 料金収受システム
2 ETC設備
21 進入側車両検知器
22 路側アンテナ
23 通信用車両検知器
24 車線サーバ
25 発進制御機
26 退出側車両検知器
3 路側装置
30 CPU
301 静止画取得部
303 印書処理部
304 指令出力部
305 読取部
31 車線側通話部
33 撮像部
35 印書部
36 メモリ
37 ストレージ
38 通信I/F
4 監視装置
40 CPU
401 データ作成部
41 事務所側通話部
42 操作部
43 表示部
44 メモリ
45 ストレージ
46 通信I/F

Claims (7)

  1. 料金所の車線に設けられ、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影する撮像部と、
    前記撮像部が撮影した前記公的証明書に表記されている情報であって、前記利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、前記利用者の通行料金の事後徴収用データを作成するデータ作成部と、
    を備える料金収受システム。
  2. 前記通行料金の事後徴収に関する通知書を印書する印書部を更に備える、
    請求項1に記載の料金収受システム。
  3. 前記撮像部が撮影した映像から、前記公的証明書を含む静止画を取得する静止画取得部を更に備える、
    請求項1又は2に記載の料金収受システム。
  4. 前記静止画から、前記公的証明書に表記された文字情報である前記利用者情報を読み取る読取部を更に備える、
    請求項3に記載の料金収受システム。
  5. 前記データ作成部は、前記読取部が読み取った前記利用者情報から前記事後徴収用データを自動的に作成する、
    請求項4に記載の料金収受システム。
  6. 前記車線の開放及び閉塞を行う発進制御機と、
    前記事後徴収用データの作成が終了した後に、前記発進制御機に開指令を出力する指令出力部と、
    を更に備える請求項1から5の何れか一項に記載の料金収受システム。
  7. 料金所の車線に設けられた撮像部により、有料道路の利用者が所持する公的証明書を撮影するステップと、
    前記撮像部が撮影した前記公的証明書に表記されている前記利用者を特定可能な利用者情報に基づいて、前記利用者の通行料金の事後徴収用データを作成するステップと、
    を有する料金収受方法。
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