JP2023037127A - 冷蔵庫及び冷蔵庫の保守方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時の廃棄ロスを削減でき、自分好みにカスタマイズできる冷蔵庫を提供する。【解決手段】天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15が連結されることで構成された箱体10と、箱体10内を冷却する冷気を生成する冷凍サイクルモジュール30と、を備える。天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15のうち一部を交換可能にした。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫及び冷蔵庫の保守方法に関する。
特許文献1には、筐体10と、筐体10の庫内空間を冷却する冷凍サイクル20とを具備する冷蔵庫100において、冷凍サイクル20が筐体10に対して着脱可能に構成されたものが記載されている。
特開2020-76542号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冷蔵庫では、メンテナンス性を向上できるものの、工場視点において廃棄ロスの削減を十分に図ることができるものではなく、また顧客視点において自分好みにカスタマイズできるものでもなかった。
本発明の冷蔵庫は、複数の断熱板材が連結されることで構成された箱体と、前記箱体内に形成された室を開閉する断熱扉と、前記箱体内を冷却する冷気を生成する冷凍サイクルと、を備え、前記複数の断熱板材のうち一部を交換可能にしたものである。
本実施形態の冷蔵庫の斜視図である。 本実施形態の冷蔵庫の分解斜視図である。 冷蔵庫の側面パネルを示す分解斜視図である。 冷凍サイクルモジュールの裏面側から見たときの斜視図である。 冷凍サイクルモジュールを表面側から見たときの斜視図である。 冷蔵庫の正面図である。 図6のVII-VII断面図である。 図1のVIII-VIII断面図である。 図8のA部拡大図である。 図1のX-X断面図である。 図10のB部拡大図である。 冷蔵庫から冷凍サイクルモジュールを引出した状態を示す斜視図である。 冷蔵庫から冷凍サイクルモジュールを取り除いた状態を底面側から見たときの斜視図である。 冷蔵庫の扉を2枚にしたときの斜視図である。 図14の扉を外した状態を示す斜視図である。 図15のC部拡大図である。 図16に示す仕切部材を取り外して、目隠し部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 冷蔵庫の容積を変更する場合の対応方法を示す模式図である。 冷蔵庫の容積を変更する場合の別の対応方法を示す模式図である。 冷凍サイクルモジュールの圧縮機の種類を変更した場合の冷蔵庫の変化を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態(本実施形態)を説明する。ただし、本実施形態は、以下の内容に何ら制限されず、本発明の要旨を損なわない範囲内で任意に変更して実施可能である。また、以下では、図1に示す方向を基準として説明する。
図1は、本実施形態の冷蔵庫の外観斜視図である。なお、以下では、冷蔵温度帯(例えば、1℃~6℃)の冷蔵室(室)R(図8参照)を備えた1ドアタイプのものを例に挙げて説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1は、箱体10と、冷凍サイクルモジュール30(図2参照)と、を備えて構成されている。
図2は、本実施形態の冷蔵庫の分解斜視図である。
図2に示すように、冷蔵庫1の箱体10は、上面を構成する天面パネル11(断熱板材)、左側面を構成する左側面パネル12(断熱板材)、右側面を構成する右側面パネル13(断熱板材)、背面を構成する背面パネル14(断熱板材)、底面を構成する底面パネル15(断熱板材)、前面に形成された開口部を開閉する扉20(断熱板材)を有している。扉20は、回転式の扉であり、右側にヒンジを有している。
天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15は、断熱板材によって分割して構成されている。また、扉20についても断熱板材によって構成されている。断熱板材としては、例えば、外板と内板とで構成された内側の空間に、ウレタンフォームからなる発泡断熱材を注入、発泡することによって構成される。また、断熱板材としては、発泡断熱材であるポリスチレンフォーム(発泡スチロール)を実装してもよく、適宜種々の断熱材の種類を選択できる。
天面パネル11は、合成樹脂(例えば、ABS樹脂)製の外板11aと、合成樹脂製の内板11bと、を含んで構成されている。左側面パネル12は、鋼板製の外板12aと、合成樹脂製の内板12bと、を含んで構成されている。右側面パネル13は、鋼板製の外板13aと、合成樹脂製の内板13bと、を含んで構成されている。背面パネル14は、鋼板製の外板14aと、合成樹脂製の内板14bと、を含んで構成されている。左右の側面パネル12,13の内板12b,13bはそれぞれ、同一高さ位置に棚を載置可能なリブ(不図示)を備えてもよい。
底面パネル15は、合成樹脂製の外板15aと、合成樹脂製の内板15bと、を含んで構成されている。また、底面パネル15は、機械室Qが設けられる関係で、手前側が低く、奥側が高くなるように階段状に形成されている。また、底面パネル15の上段の面には、ドレン水を受ける樋15tが設けられている。また、底面パネル15には、樋15tの近傍に、除霜ヒータH1が設けられている。
なお、扉20に設けられたパッキン23(図7参照)と対向する、天面パネル11の前端面、左側面パネル12の前端面、右側面パネル13の前端面および底面パネル15の前端面には、鋼板製の部材が取り付けられ、パッキン23を吸着するように構成されている。
また、冷蔵庫1は、箱体10および冷凍サイクルモジュール30に加えて、風路部材41、機械室カバー42、補強板43,44、脚部45を有している。風路部材41は、庫内に冷気を送る風路を備えている。機械室カバー42は、冷蔵庫1の背面の機械室Q(図4参照)を塞ぐ蓋部材である。補強板43には、床面に安定して設置するための脚部45が設けられている。脚部45には、高さ調整用の樹脂製の脚と、冷蔵庫1を移動する際に使用されるローラが設けられている。
冷凍サイクルモジュール30は、冷気を生成して庫内に送るものであり、圧縮機31(図5参照)、コンデンサ32(凝縮器)、減圧器(図示省略)、冷却器34(蒸発器)を含んで構成されている。なお、冷凍サイクルは、冷凍サイクルモジュール30内でのみ冷媒流路が構成されている。換言すると、本実施形態では、放熱(凝縮)用のパイプ(冷媒管)が箱体10に備えられていないものである。
図3は、冷蔵庫の側面パネルを示す分解斜視図である。なお、図3では、右側面パネル13を示しているが、左側面パネル12については右側面パネル13と左右対称に構成されている。
図3に示すように、外板13aは、前端縁を内側に折り曲げ形成されたフランジ部13d(図7参照)が形成されている。また、外板13aは、外周縁部が折り曲げられた形状である以外は、平坦面を有する形状である。内板13bは、断熱材を充填可能な空間が形成されるように内側(庫内側)に突出して形成されている。また、内板13bは、底面パネル15(図2参照)の右端部が嵌合して連結される嵌合部13b1と、仕切部材27(図15参照)を使用する冷蔵庫1の場合において該仕切部材27が嵌合して連結される固定凹部13sと、が形成されている。なお、図3は、内板13bを裏側から見た状態であり、嵌合部13b1と固定凹部13sとが内面側に突出するように構成されている。
外板13aと内板13bとで挟まれて形成された空間には、断熱材(断熱層)13cが設けられている。断熱材13cとしては、予め成形された断熱部材を切削したもの、またはウレタンを充填・発泡して形成したものなどを用いることができる。
図4は、冷凍サイクルモジュールを裏面側から見たときの斜視図である。図5は、冷凍サイクルモジュールを表面側から見たときの斜視図である。
図4に示すように、底面パネル15(図2参照)の下方には、機械室Qが設けられている。この機械室Qには、圧縮機31、コンデンサ32、減圧器(不図示)、冷却器34(図5参照)、冷却ファン36が設けられている。冷凍サイクルモジュール30は、金属製のベース部材51を備え、このベース部材51上に圧縮機31、コンデンサ32、冷却ファン36および電気品箱37が設けられている。
圧縮機31は、冷媒を高温・高圧にしてコンデンサ32に送り出すものであり、複数の弾性部材52を介してベース部材51に支持されている。冷却ファン36は、圧縮機31に隣り合うようにしてベース部材51に固定されている。また、ベース部材51の後部には、左右一対のローラ53が設けられている。冷凍サイクルモジュール30は、圧縮機31および冷却ファン36の前部、上部、左右側部を覆う圧縮機収容ケース54がベース部材51にねじ固定されている。
コンデンサ32は、高温・高圧の冷媒を凝縮するものであり、ベース部材51の圧縮機31の手前(前側)に設けられている。また、コンデンサ32は、冷媒管32aとフィン32bとが組み合わされて構成されている。
冷却ファン36は、遠心ファン36aと、この遠心ファン36aを収容するファンケーシング36bとによって構成されている。ファンケーシング36bは、略円筒状に形成され、圧縮機31側に吸気口36b1が形成され、遠心ファン36aの周方向に排出口36b2(図5参照)が形成されている。
電気品箱37は、冷蔵庫1(図1参照)を制御する制御基板(不図示)が収納されている。図示しない制御基板によって、庫内の温度に基づいて圧縮機31のモータ回転速度、冷却ファン36のモータ回転速度が制御される。電気品箱37は、ファンケーシング36bの吸気口36b1とは軸方向の反対側に設けられている。このような位置に電気品箱37を配置することで、コンデンサ32および圧縮機31を通過して暖められた空気が電気品箱37内の制御基板に接触しないようになっている。
図5に示すように、ベース部材51には、除霜時に発生した除霜水を溜める蒸発皿38が設けられている。この蒸発皿38は、コンデンサ32と左右方向において隣り合う位置に配置されている。機械室Q(図4参照)に設けられた冷却ファン36による通風等の作用により除霜水が蒸発するようになっている。
コンデンサ32は、冷媒管32aが左右方向に延びて、左右両端において折り返して蛇行するように構成されている。また、冷媒管32aは、左右方向に並んで配置された複数のフィン32bを貫通するように構成されている。なお、圧縮機31から吐出された冷媒は、吸込気流の流れ方向の下流側から導入され、上流側から減圧器(キャピラリーチューブや膨張弁)を通って冷却器34に導入される。
コンデンサ32の手前側には、冷蔵庫1の外部の空気を吸い込む吸込口55aが形成されている。この吸込口55aと圧縮機収容ケース54との間には断面視矩形状の扁平な吸込流路55が形成されている。吸込流路55には、コンデンサ32が配置されている。一方、圧縮機収容ケース54の前面下部には、コンデンサ32を通過した空気が吸い込まれる開口54aが形成されている。
蒸発皿38の手前側には、冷却ファン36から吐出された空気が冷蔵庫1の外部に排出される吐出口56aが形成されている。この吐出口56aと圧縮機収容ケース54との間には、断面視矩形状の扁平な吐出流路56が形成されている。一方、圧縮機収容ケース54の前面下部には、排出口36b2と連通する開口54bが形成されている。これにより、排出口36b2から吐出された空気がすべて開口54bを通って吐出流路56に導入されるように、冷却ファン36と吐出口56aとの間に風路が形成されている。
また、左右に並んで配置される吸込流路55と吐出流路56との間には仕切板60が設けられている。これにより、吸込流路55の吸込口55aから吸い込まれた空気は、機械室Qの背面側に配置された圧縮機31と冷却ファン36(図4参照)を通り、吐出流路56を通って吐出口56aから吐出するようになっている。
また、圧縮機収容ケース54の上面から前面に渡って除霜水(ドレン水)を蒸発皿38に案内するドレン溝54cが形成されている。このドレン溝54cを伝って流れ落ちた除霜水は、蒸発皿38上の奥側に落下するようになっている。
吐出流路56に配置された蒸発皿38は、吐出流路56の領域の略全体に位置している。また、蒸発皿38は、前後左右の全体に縁部を有し、除霜水を溜めることができるようになっている。このように、蒸発皿38を吐出流路56の全体に位置するように配置することで、扁平な吐出流路56において除霜水を溜める容積を十分に確保できる。
また、圧縮機収容ケース54の上面には、冷却器34が固定された固定パネル57が設けられている。この固定パネル57は、合成樹脂などによって形成され、冷却器34が固定される固定部57aと、この固定部57aを支持する脚部57b,57bと、を有している。
図6は、冷蔵庫の正面図である。
図6に示すように、吸込口55aには、機械室Q内に塵埃などの異物が入り込むのを防止するフィルタ55dが取り付けられている。また、吸込流路55の高さと吐出流路56の高さは、ほぼ同じである。
このように構成された機械室Q(図4参照)内では、冷却ファン36(図4参照)が作動することで、吸気口36b1(図4参照)から空気が吸い込まれるとともに、排出口36b2(図4参照)から空気が排出される。これにより、冷蔵庫1の外側の空気が吸込口55aから吸い込まれ、フィルタ55dを通って、コンデンサ32(図5参照)のフィン32b(図5参照)間を通過する。コンデンサ32では、冷媒管32aを通る冷媒と空気との間で熱交換が行われ、コンデンサ32が放熱(凝縮)される。コンデンサ32を通過した空気は、圧縮機31を通ることで、圧縮機31を冷却する。冷却ファン36の吸気口36b1から吸い込まれ、排出口36b2から吐出された空気は、蒸発皿38上を通過して、除霜水を蒸発させる。蒸発皿38を通過した空気は、吐出口56aから冷蔵庫1の外部に吐出される。なお、フィルタ55dおよび蒸発皿38は冷蔵庫正面から取り外せるようになっており、メンテナンス(フィルタの掃除)や引っ越しの際の蒸発皿38内の除霜水の除去を容易に行うことが可能である。
図7は、図6のVII-VII断面図である。
図7に示すように、右側面パネル13は、鋼板製の外板13aと、合成樹脂製の内板13bと、断熱材13cと、を備えた断熱板材によって構成されている。外板13aの前端には、内側に直角に折り曲げられたフランジ部13dが形成されている。また、フランジ部13dの先端は、内板13bの前端13e(先端部)が保持されるように略U字状に折り曲げられた形状を有している。また、外板13aの内面には、側面と前面との角部に跨るようにして断面視L字状に形成された伝熱板24が設けられている。なお、伝熱板24は、熱伝導率の高いアルミニウムなどで構成されている。この伝熱板24は、右側面パネル13の下端から上端まで沿って形成されている。
扉20は、回動支点となる軸部21を有している。また、扉20の内側(後面側)には、合成樹脂製(ABS製)の内板22が設けられている。この内板22には、パッキン23が取り付けられる凹形状のパッキン取付部22aが形成されている。パッキン23は、扉20の外周に沿って取り付けられている。また、パッキン23には、パッキン23を外板13aのフランジ部13dに吸着させるための磁石23aが設けられている。
ところで、パッキン23が設けられている部分では、庫内からの熱伝導によって結露し易くなる。そこで、伝熱板24を設けることによって、比較的高い温度の外気と触れる外板13aの熱を内側に引っ張ってきて、結露し易くなるパッキン23付近を温めることで、結露を抑えるようにしている。
また、本実施形態では、冷蔵庫1の底側に、冷凍サイクルモジュール30が設けられている。この冷凍サイクルモジュール30についても、放熱の役割を有しているため、外気よりも温度が高くなっている。そこで、伝熱板24を右側面パネル13に下側から上側まで設けて、フランジ部13dを温めることでパッキン23付近の結露を抑えている。同時に、伝熱板24によって箱体10の強度も向上させている。
図8は、図1のVIII-VIII断面図である。
図8に示すように、天面パネル11は、合成樹脂製の外板11aと、合成樹脂製の内板11bと、外板11aと内板11bとの間に設けられる断熱材11cと、によって構成されている。左側面パネル12は、鋼板製の外板12aと、合成樹脂製の内板12bと、外板12aと内板12bとの間の空間に設けられる断熱材12cとによって構成されている。底面パネル15は、合成樹脂製の外板15aおよび内板15bと、外板15aと内板15bとの間の空間に設けられる断熱材15cとによって構成されている。
また、天面パネル11には、下面側の角部に、左側面パネル12の上端角部が嵌合する嵌合凹部11dと、右側面パネル13の上端角部が嵌合する嵌合凹部11eとが形成されている。左側面パネル12には、下側の内側角部に、底面パネル15の左端部が嵌合する嵌合凹部12dが形成されている。右側面パネル13には、下側の内側角部に、底面パネル15の右端部が嵌合する嵌合凹部13hが形成されている。このようにして、天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、底面パネル15が互いに連結される。なお、図示していないが、背面パネル14と天面パネル11、背面パネル14と左側面パネル12、背面パネル14と右側面パネル13、背面パネル14と底面パネル15についても図8と同様に嵌合して連結される。
冷蔵庫1には、冷却器34によって生成された冷気を冷蔵室R内に送る風路部材41が設けられている。この風路部材41は、底面パネル15の上部に設けられている。また、風路部材41には、冷気を吐出する冷気吐出口41aと、冷蔵室Rを冷却した後の冷気を冷却器34に戻す冷気戻し口41bと、が設けられている。冷気吐出口41aは、風路部材41の上部に位置し、冷気戻し口41bは、風路部材41の下部に位置している。また、風路部材41には、制御基板から延びるコードと、除霜ヒータH1や風路部材41に搭載される冷却ファン(不図示)などのコードを締結し、収納する収納部14cが設けられている。
図9は、図8のA部拡大図である。
図9に示すように、天面パネル11に形成された嵌合凹部11eに、右側面パネル13の角部13fが嵌り込むようにして組み付けられる。また、天面パネル11と右側面パネル13とは、嵌合凹部11eの水平方向に延びる面11e1と角部13fの水平方向に延びる面13f1とが対向する接合面S1と、嵌合凹部11eの上下方向に延びる面11e2と角部13fの上下方向に延びる面13f2とが対向する接合面S2と、を有している。また、嵌合凹部11eと角部13fとの間には、冷気漏れを防止するシール材16が挟み込まれている。なお、天面パネル11と右側面パネル13とは、例えばねじ固定によって連結されている。
このように、天面パネル11と右側面パネル13とが連結される面は、直線状の一面からなるものではなく、接合面S1,S2の二面からなるもので構成されている。これにより、一面で接合される場合に比べて、冷気漏れを防止できる。
また、冷蔵庫1の内側は、樹脂製(ABS製)であるので、この樹脂を通して熱が伝わる。このため、一面で真っすぐに構成されていると、庫内から庫外までの接合面距離が短くなり、接合面の庫外面に結露が発生するおそれがある。そこで、接合面S1,S2という二面によって、接合面距離を延ばし、シール材16も延ばすことで、結露の発生を防止できるようになる。
なお、図9では、天面パネル11と右側面パネル13との連結について説明したが、天面パネル11と左側面パネル12との連結、天面パネル11と背面パネル14との連結、底面パネル15と右側面パネル13との連結、底面パネル15と左側面パネル12との連結、底面パネル15と背面パネル14との連結についても、すべて二面(2つの接合面)によって構成されている。また、天面パネル11と右側面パネル13とは、二面によって連結されるものに限定されず、三面以上によって連結される構成であってもよい。
また、右側面パネル13には、接合面S2の開口17を塞ぐリブ13gが形成されている。これにより、冷蔵室Rに露出するシール材16が、ユーザから視認できないようにして、見栄えを良好にできる。また、右側面パネル13にリブ13gを形成することで、開口17から冷気が入り込み難くなり、冷気漏れを抑制できる。なお、シール材16を目隠しできるものであれば、リブを天面パネル11側に設けてもよい。
図10は、図1のX-X断面図である。図11は、図10のB部拡大図である。
図10に示すように、天面パネル11の外板11aは、扉20の上部を覆うように前方に延びる延出部11a1を有している。また、外板11aには、鉛直方向下方に延びるリブ11a2が形成されている。また、外板11aの内面には、L字状に折り曲げ形成された鋼板製のフランジ部11fが形成されている。フランジ部11fは、天面パネル11の前面を構成し、扉20に設けられたパッキン23が吸着するようになっている。
扉20の上端には、ユーザが手を掛けて扉20を開く際に用いられる取手20aが設けられている。また、扉20の内板22には、パッキン23が取り付けられるパッキン取付部22aが形成されている。
また、延出部11a1には、扉20の上端を軸支する上ヒンジ(不図示)が設けられ、前記した脚部45に扉20の下端を軸支する下ヒンジ(不図示)が設けられている。
図11に示すように、外板11aには、熱伝導性の高いアルミニウム製(金属製)の伝熱板18が設けられている。この伝熱板18は、リブ11a2の周囲に配置され、且つ、フランジ部11fに面接触するように配置されている。図11では、伝熱板18の一部が、リブ11a2とフランジ部11fとで挟まれている。また、伝熱板18は、リブ11a2を取り囲むように該リブ11a2に沿って配置され、延出部11a1の途中まで延びて配置されている。
ところで、庫内(冷蔵室R内)の熱(冷気)がフランジ部11fに引っ張られて、特にフランジ部11fに結露が発生する。そこで、熱伝導率の高い伝熱板18をフランジ部11fに面接触するように配置することで、外気の熱を伝熱板18を通してフランジ部11fに伝えることができ、フランジ部11fの結露を抑制することが可能になる。
図12は、冷蔵庫から冷凍サイクルモジュールを引出した状態を示す斜視図である。なお、図12は、扉20の図示を省略している。
図12に示すように、冷蔵庫1の背面パネル14は、底面パネル15の後端面、左側面パネル12の後端面および右側面パネル13の後端面にねじ固定されている。また、冷蔵庫1は、機械室カバー42が、機械室Qの背面全体を塞ぐように取り付けられる。この機械室カバー42は、背面パネル14の下端縁部、左側面パネル12の後端面、右側面パネル13の後端面、ベース部材51の後端面にねじ固定されている。
冷凍サイクルモジュール30は、機械室カバー42を箱体10から取り外し、背面パネル14を箱体10から取り外すことで、冷蔵庫1の後方にスライドさせて引き出して取り外すことができる。
なお、左側面パネル12と右側面パネル13には後脚70(アジャスタ)が取り付けられており、ねじのように回すことで上下に位置を調整することが可能である。冷凍サイクルモジュール30を箱体10から取り外す前に後脚70が床面に接地するように調整することで、冷凍サイクルモジュール30を箱体10から取り外した場合であっても、後脚70がローラ53の代わりに箱体10を支えることで、箱体10が後側に転倒するのを防ぐことができる。
図13は、冷蔵庫から冷凍サイクルモジュールを取り除いた状態を底面側から見たときの斜視図である。なお、図13は、機械室カバー42は、取り付けられた状態である。
図13に示すように、箱体10は、補強板43,44を備えている。補強板43は、箱体10の全幅に渡って延びて形成され、箱体10の前後方向の前端部に位置している。また、補強板43は、左側面パネル12の下端面、右側面パネル13の下端面、底面パネル15にそれぞれねじ固定されている。
補強板44は、箱体10の全幅に渡って延びて形成され、箱体10の前後方向の略中央部に位置している。また、補強板44は、左側面パネル12の下端面、右側面パネル13の下端面、底面パネル15にそれぞれねじ固定されている。
左側の脚部45は、補強板43および左側面パネル12の下端面にねじ固定されている。右側の脚部45は、補強板43および右側面パネル13の下端面にねじ固定されている。
図14は、冷蔵庫の扉を2枚にしたときの斜視図である。図15は、図14の扉を外した状態を示す斜視図である。
図14に示すように、冷蔵庫1Aは、図1に示した冷蔵庫1の回転式の扉20に替えて、前後方向に引出可能な引出扉25,26にしたものである。このように、本実施形態では、箱体10に取り付ける開閉扉の種類や枚数をカスタマイズできるようになっている。この場合の冷蔵庫1Aは、引出扉25と引出扉26との間に仕切部材27を備える。なお、図示していないが、開閉扉を引出扉25,26にする場合には、左側面パネル12の内板12b、右側面パネル13の内板13bに、引出扉25,26をスライド自在に支持するレール部材が後付けで取り付けられる。また、回転扉や引出扉を取り付けるか否かにかかわらず、前持ってレール部材(レール形状)を備えた内板12b,13bとしていてもよい。また、回転式の扉を用いず引出式の扉を用いる場合に使う、ヒンジを目隠し可能なヒンジ目隠し部材(不図示)を設けてもよい。
なお、開閉扉としては、上段と下段がともに回転式の扉であってもよく、上段と下段の一方が回転式で他方が引出式の扉であってもよい。また、2つの扉を備えるものに限定されず、3つ以上の扉を備えるものであってもよい。
図15に示すように、仕切部材27は、四角柱形状を呈し、左側面パネル12から右側面パネル13に掛け渡すことができる長さである。また、仕切部材27は、鋼板製の前面部27aを有している。この前面部27aには、引出扉25(図14参照)のパッキンの一部が吸着し、引出扉26(図14参照)のパッキンの一部が吸着するように構成されている。
また、左側面パネル12の内板12bには、仕切部材27の一端が固定される固定凹部12sが形成されている。右側面パネル13の内板13bには、仕切部材27の他端が固定される固定凹部13sが形成されている。固定凹部12s,13sは、いずれも内板12b,13bの表面に対して凹んだ形状であり、仕切部材27の端部が挿入されるようになっている。また、仕切部材27は、固定凹部12s,13sにねじ固定されるようになっている。
図16は、図15のC部拡大図である。
図16に示すように、仕切部材27の内部には、結露を防止するためのヒータHが設けられている。このヒータHは、線状に形成されたものであり、前面部27aの裏側にアルミ箔を介して貼り付けられている。また、ヒータHから延びる電線は、固定凹部12s内に収納された給電用コネクタと接続されている。すなわち、仕切部材27を取り付ける場合には、仕切部材27内のヒータHを給電用コネクタ28と接続する。
図17は、図15に示す仕切部材を取り外して、目隠し部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
図17に示すように、1ドアタイプの冷蔵庫1(図1参照)の場合には、仕切部材27が不要になるので、固定凹部12sを目隠しして、内板12bと面一になる形状の目隠し部材29が取り付けられる。目隠し部材29は、内板12bにねじ固定される。
図18は、冷蔵庫の容積を変更する場合の対応方法を示す模式図である。
図18に示すように、内容積V1の箱体10を、内容積V2の箱体10Aに変更する場合には、天面パネル11と底面パネル15はそのままで、左側面パネル12を上下に重ね、右側面パネル13を上下に重ねる。これにより、内容積が約2倍の冷蔵庫に変更することができる。なお、この場合の背面パネル14については、背面パネル14を2枚上下に重ねてもよいし、別の1枚のパネルで構成してもよい。
図19は、冷蔵庫の容積を変更する場合の別の対応方法を示す模式図である。
図19に示すように、内容積V1の箱体10を、内容積V3の箱体10Bに変更する場合には、左側面パネル12と右側面パネル13はそのままで、天面パネル11の幅と背面パネル14の幅と底面パネル15の幅をそれぞれ拡大する。なお、この場合の背面パネル14についても、背面パネル14を2枚上下に重ねてもよいし、別の1枚のパネルで構成してもよい。
図20は、冷凍サイクルモジュールの圧縮機の種類を変更した場合の冷蔵庫の変化を示す模式図である。
図20に示すように、内容積V1の箱体10を内容積V2の箱体10Aに変更した場合、そのままでは圧縮機の出力(冷却能力)が不足するときには、圧縮機31をより高い出力を得られる圧縮機31Aに切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態の冷蔵庫1は、天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15が連結されることで構成された箱体10と、箱体10内を冷却する冷気を生成する冷凍サイクルモジュール30と、を備える。天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15のうち一部を交換可能にした。これによれば、例えば、製造工程において発泡ミスが発生したときに、これまでであれば箱体のすべてを廃棄していたのを、一面単位で廃棄することができるので、廃棄ロスを削減することが可能になる。また、ドアや箱体をユーザ好みにカスタマイズできるようになり、また使用後に不具合が発生した場合には、不具合が出た部分だけを交換することが可能になるので、ユーザにとっては長く使ってもらいやすくなる。
また、本実施形態において、少なくとも圧縮機31、コンデンサ32、減圧器(不図示)、冷却器34を冷媒流路で接続してモジュール化した冷凍サイクルモジュール30と、を備え、冷凍サイクルモジュール30を交換可能にした(図12参照)。これによれば、冷凍サイクルをまるごと取り外せるようになるので、不具合のあった冷凍サイクルモジュール30を箱体10から取り外して、新たな冷凍サイクルモジュールを取り付けるだけで不具合を直すことができる。
また、本実施形態において、冷凍サイクルモジュール30の冷凍能力を異なるものに交換可能である(図20参照)。これによれば、冷蔵庫1の内容積を増やした場合、それに合わせて冷凍能力を増やすことで、冷凍能力不足になるのを防止できる。
また、本実施形態において、コンデンサ32は、圧縮機31よりも手前側の底面パネル15の下方に配置されている(図8参照)。これによれば、コンデンサ32を機械室Qに設ける必要がないので、機械室Qの空間を狭くして、冷蔵庫1の内容積を広く確保できるようになる。
また、本実施形態において、冷却器34からのドレン水を溜める蒸発皿38を備え、蒸発皿38は、コンデンサ32と幅方向に隣り合い、かつ、底面パネル15の下方に配置されている(図5、図8参照)。これにより、機械室Qに設ける必要がないので、機械室Qの空間を狭くして、冷蔵庫1の内容積を広く確保できるようになる。
また、本実施形態において、冷凍サイクルモジュール30は、圧縮機31を収容する圧縮機収容ケース54を備え、圧縮機収容ケース54には冷却ファン36が設けられている(図4、図5参照)。これによれば、コンデンサ32、圧縮機31を通った空気を、蒸発皿に送ることが可能になる。
また、本実施形態において、圧縮機収容ケース54の外面には、冷却器34からのドレン水を蒸発皿38に流すドレン溝54cが形成されている(図5参照)。これによれば、ドレン水が流れる溝を別に設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
また、本実施形態において、底面パネル15には冷却器34からのドレン水を受ける樋15tが形成され、樋15tからドレン溝54cにドレン水を排出する(図2参照)。これによれば、底面パネル15に樋15tを樹脂成型によって一体に形成することができ部品点数の削減が可能になる。
また、本実施形態において、箱体10は、6枚の断熱板材によって、冷蔵室Rの天井を構成する天面パネル11、冷蔵室Rの左右側面を構成する左側面パネル12および右側面パネル13、冷蔵室Rの背面を構成する背面パネル14、冷蔵室Rの底面を構成する底面パネル15、冷蔵室Rを開閉する扉20のすべてが分割して構成されている(図2参照)。これによれば、カスタマイズできるパターンを増やすことができ、また製造時の廃棄ロスも大きく削減できる。
例えば、左右の側面パネル12,13の内板12b,13bに設ける構造物として、リブの個数が2つのものや3つ以上のものを準備することでリブ型としていくつかカスタマイズ可能にしてもよいし、リブでなくカンチレバ(不図示)型のものを準備してもよい。このように、側面等のパネルの交換を通じて、内装構造についてカスタマイズ可能にしてもよい。内装のカスタマイズは、このように棚などの食材載置に関係する構造のカスタマイズでもよいし、内板や外板の色彩としていくつかの種類を準備することで行う、色彩のカスタマイズでもよい。
また、本実施形態において、断熱板材の枚数を増減して内容積V1,V2を増減する。これによれば(図18、図19参照)、これまでであれば、部屋の冷蔵庫置き場のスペースに合わせたサイズのものを購入する必要があったが、置き場のスペースに合わせてカスタマイズすることが可能になる。
また、本実施形態において、底面パネル15の下方に全幅に渡って延びる補強板43,44を備え、補強板43,44は、左側面パネル12、右側面パネル13および底面パネル15に固定されている。これによれば、箱体10の底側の強度を確保することができる。
また、本実施形態において、扉20は、前後方向に引き出し可能な引出扉25,26、鉛直方向に回転軸を有して左右に回転する扉20の少なくとも一つを備え、箱体10は、一つの冷蔵室Rを2つに仕切る仕切部材27を挿入して固定する固定凹部12s,13sが形成されている(図15参照)。これによれば、扉の枚数が増えた場合に、左側面パネル12、右側面パネル13を交換することなく、仕切部材27を取り付けることができる。
また、本実施形態において、箱体10は、仕切部材27を取り付けない場合、固定凹部12s,13sを覆い隠す目隠し部材29を備える(図17参照)。これによれば、仕切部材27を取り付けない場合、外観が損なわれるのを抑えることができる。
また、本実施形態において、仕切部材27は、ヒータHを内蔵する(図16参照)。これによれば、仕切部材27が結露するのを防止できる。
また、本実施形態において、固定凹部12s,13sには、ヒータHと電気的に接続される給電用コネクタ28が内蔵されている(図16参照)。これによれば、仕切部材27を取り付けた場合に、ヒータHを内蔵した仕切部材27の組み立てが容易になる。
また、本実施形態において、隣り合う天面パネル11と右側面パネル13は、2つの接合面S1,S2を有して接している(図9参照)。これによれば、結露の発生を抑制できる。
また、本実施形態において、接合面S1,S2には、シール材16が設けられ、右側面パネル13には、シール材16が設けられる庫内側の開口17に当該開口17を塞ぐリブ13gが形成されている。これによれば、外観が損なわれるのを抑えるとともに冷気漏れを抑えることができる。
また、本実施形態において、右側面パネル13は、鋼板製の外板13aと樹脂製の内板13bとを含み、右側面パネル13の前面は、外板13aを内側に折り曲げて形成したフランジ部13dを有する(図7参照)。これによれば、外気の熱をフランジ部13dに取り入れやすくなり、パッキン23が吸着する位置での結露を抑えることが可能になる。
また、本実施形態において、天面パネル11は、扉20と対向する前面が鋼板製のフランジ部11fが形成され、天面パネル11には、庫外側からフランジ部11fに接するように配置された伝熱板24が設けられている(図10、図11参照)。これによれば、庫外側(冷蔵室Rの外側)の熱を伝熱板24を介してフランジ部11fに伝えることで、パッキン23が吸着するフランジ部11fにおいて結露が発生するのを抑えることができる。
また、本実施形態において、左側面パネル12と右側面パネル13には後脚70が取り付けられており、冷凍サイクルモジュール30を箱体10から取り外す前に後脚70が接地するように調整することで、冷凍サイクルモジュール30を箱体10から取り外した場合であっても、後脚70がローラ53の代わりに箱体10を支えることで、箱体10が後ろに転倒することを抑制できる。
また、本実施形態は、天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15が連結された箱体10と、箱体10内に収納され、該箱体10外に取り出し可能な冷凍サイクルモジュール30と、を備えた冷蔵庫の保守方法であって、天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15の交換および/または冷凍サイクルモジュール30の交換の依頼を受けるステップと、依頼に応じて冷蔵庫1を使用するユーザ宅にサービスエンジニアを派遣するステップと、派遣されたサービスエンジニアが冷蔵庫1の断熱板材(天面パネル11、左側面パネル12、右側面パネル13、背面パネル14、底面パネル15、扉20)の交換および/または冷凍サイクルモジュールの交換を行う冷蔵庫の保守方法である。これによれば、ユーザが冷蔵庫の内容積の増減を希望する場合、冷凍能力を増減させる場合、パネルのデザインを変更する場合など、サービスエンジニアが対応することができる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更できる。本実施形態では、箱体10の6面すべてを分割した場合について説明したが、例えば、左側面パネル12、右側面パネル13と天面パネル11とが一体で構成されていてもよい。
1 冷蔵庫
10 箱体
11 天面パネル(断熱板材)
11f フランジ部
12 左側面パネル(断熱板材)
13 右側面パネル(断熱板材)
13d フランジ部
13g リブ
14 背面パネル(断熱板材)
15 底面パネル(断熱板材)
15t 樋
11a,12a,13a,14a,15a 外板
11b,12b,13b,14b,15b 内板
11c,12c,13c,14c,15c 断熱材
16 シール材
17 開口
18 伝熱板
20 扉(断熱板材)
24 伝熱板
25,26 引出扉
27 仕切部材
28 給電用コネクタ(コネクタ)
29 目隠し部材
23 パッキン
30 冷凍サイクルモジュール(冷凍サイクル)
31 圧縮機
32 コンデンサ(凝縮器)
34 冷却器(蒸発器)
36 冷却ファン
38 蒸発皿
41 風路部材
43,44 補強板
51 ベース部材
54 圧縮機収容ケース
54c ドレン溝
70 後脚(アジャスタ)
H ヒータ
Q 機械室
R 冷蔵室(冷却室)
S1,S2 接合面
V1,V2,V3 内容積

Claims (21)

  1. 複数の断熱板材が連結されることで構成された箱体と、前記箱体内を冷却する冷気を生成する冷凍サイクルと、を備え、
    前記複数の断熱板材のうち一部を交換可能にした冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    少なくとも圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を冷媒流路で接続してモジュール化した冷凍サイクルモジュールを備え、
    前記冷凍サイクルモジュールを交換可能にした冷蔵庫。
  3. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    前記冷凍サイクルモジュールの冷凍能力を異なるものに交換可能である冷蔵庫。
  4. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    前記凝縮器は、前記圧縮機の手前側の、交換可能な前記断熱板材によって構成された底面パネルの下方に配置されている冷蔵庫。
  5. 請求項4に記載の冷蔵庫において、
    前記蒸発器からのドレン水を溜める蒸発皿を備え、
    前記蒸発皿は、前記凝縮器と幅方向において隣り合い、かつ、前記底面パネルの下方に配置されている冷蔵庫。
  6. 請求項5に記載の冷蔵庫において、
    前記冷凍サイクルモジュールは、前記圧縮機を収容する圧縮機収容ケースを備え、
    前記圧縮機収容ケースには冷却ファンが設けられている冷蔵庫。
  7. 請求項6に記載の冷蔵庫において、
    前記圧縮機収容ケースの外面には、前記蒸発器からのドレン水を前記蒸発皿に流すドレン溝が形成されている冷蔵庫。
  8. 請求項7に記載の冷蔵庫において、
    前記底面パネルには前記蒸発器からのドレン水を受ける樋が形成され、前記樋から前記ドレン溝にドレン水を排出する冷蔵庫。
  9. 請求項4に記載の冷蔵庫において、
    前記箱体は、6枚の前記断熱板材によって、被冷却物を収納して冷却する冷却室の天井を構成する天面パネル、前記冷却室の左右側面を構成する左右の側面パネル、前記冷却室の背面を構成する背面パネル、前記冷却室の底面を構成する底面パネル、前記冷却室を開閉する扉のすべてが分割して構成されている冷蔵庫。
  10. 請求項3に記載の冷蔵庫において、
    前記断熱板材の枚数又は寸法を増減して内容積を増減可能な冷蔵庫。
  11. 請求項9に記載の冷蔵庫において、
    前記底面パネルの下方に全幅に渡って延びる補強板を備え、
    前記補強板は、前記側面パネルおよび前記底面パネルに固定されている冷蔵庫。
  12. 請求項9に記載の冷蔵庫において、
    前記扉は、前後方向に引き出し可能な引出扉、鉛直方向に回転軸を有して左右に回転する回転扉の少なくとも一つを備え、
    前記箱体は、一つの前記冷却室を2つに仕切る仕切部材を挿入して固定する固定凹部が形成されている冷蔵庫。
  13. 請求項12に記載の冷蔵庫において、
    前記箱体は、前記仕切部材を取り付けない場合、前記固定凹部を覆い隠す目隠し部材を備える冷蔵庫。
  14. 請求項12に記載の冷蔵庫において、
    前記仕切部材は、ヒータを内蔵する冷蔵庫。
  15. 請求項14に記載の冷蔵庫において、
    前記固定凹部には、前記ヒータと電気的に接続されるコネクタが内蔵されている冷蔵庫。
  16. 請求項9に記載の冷蔵庫において、
    隣り合う前記断熱板材は、2つ以上の接合面を有して接している冷蔵庫。
  17. 請求項16に記載の冷蔵庫において、
    前記接合面には、シール材が設けられ、
    前記断熱板材には、前記シール材が設けられる庫内側の開口に沿って、当該開口を塞ぐようにリブが形成されている冷蔵庫。
  18. 請求項9に記載の冷蔵庫において、
    前記側面パネルは、鋼板製の外板と樹脂製の内板とを含み、
    前記側面パネルの前面は、前記外板を内側に折り曲げて形成したフランジ部を有する冷蔵庫。
  19. 請求項9に記載の冷蔵庫において、
    前記天面パネルは、前記扉と対向する前面が鋼板製のフランジ部が形成され、
    前記天面パネルには、庫外側から前記フランジ部に接するように金属製の伝熱板が設けられている冷蔵庫。
  20. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    前記箱体から前記冷凍サイクルモジュールを取り外したときに、前記箱体の側面パネルには、転倒防止用のアジャスタが設けられている冷蔵庫。
  21. 複数の断熱板材が連結された部分を含む箱体と、前記箱体内に収納され、該箱体外に取り出し可能な冷凍サイクルモジュールと、を備えた冷蔵庫の保守方法であって、前記断熱板材の交換および/または前記冷凍サイクルモジュールの交換の依頼を受け付けるステップと、
    前記依頼に応じて前記冷蔵庫を使用するユーザ宅にサービスエンジニアを派遣するステップと、
    派遣されたサービスエンジニアが前記冷蔵庫の前記断熱板材の交換および/または前記冷凍サイクルモジュールの交換を行う冷蔵庫の保守方法。
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