JP2023031253A - 皮膚外用組成物 - Google Patents

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Shigetoyo Sawaki
聡 道善
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Abstract

【課題】天然物由来で生体安全性にすぐれた植物由来成分であって、皮膚のターンオーバー及びバリア機能を正常化する効果を発揮する皮膚外用組成物の配合成分を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物を有効成分とする。【選択図】なし

Description

本発明は、植物抽出物を有効成分とする皮膚ターンオーバー正常化用及び皮膚バリア機能改善用の組成物に関する。
ヒトの表皮は正常に機能している場合、その基底層における新しい細胞の誕生と角質層からの古い角質細胞の脱落が一定のバランスで保たれている(皮膚のターンオーバーが正常に機能している)。この表皮のターンオーバーは、加齢等の内的要因や、太陽光(紫外線)、排ガス等に含まれる化学物質(窒素化合物や硫黄化合物等)に誘発される活性酸素による細胞・組織の損傷、乾燥又は炎症等の外的要因によって正常に機能しなくなることが知られている。また、皮膚のターンオーバーが正常に機能しないと皮膚のバリア機能も低下し、皮膚の乾燥や老化が進むことも示唆される。
従来、皮膚のターンオーバーを正常化することが示唆される成分として、γ-アミノ酪酸、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、又はヒドロキシカルボン酸等が提案されているが、皮膚安全性や有効性の点で課題があり、皮膚安全性及び有効性にすぐれた皮膚のターンオーバー改善剤及び皮膚バリア機能改善剤が求められている。
本発明者らは、上記従来技術の問題点に鑑みて検討した結果、バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物が皮膚のバリア機能を改善し、皮膚の正常なターンオーバーを促すことを見出した。さらに、アンズ又はホンアンズの抽出物とアスパラガス抽出物とを組み合わせることで、さらに、皮膚のターンオーバー改善効果及び皮膚バリア機能が向上することも見出した。
従来、バラ科サクラ属のアンズの抽出物を配合した頭部皮膚外用剤(特許文献1)、プロテアーゼ阻害剤(特許文献2)、浴用剤(特許文献3)、抗アレルギー剤(特許文献4)及び紫外線や化学物質などの外的環境因子による肌のダメージの予防、改善用の皮膚外用剤(特許文献5)が提案されている。
特開平03-188013号公報 特開平10-338642号公報 特開2000-186031号公報 特開2001-064192号公報 特開2014-221754号公報
本発明は、バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne varanus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物を有効成分として含有する皮膚ターンオーバー正常化用組成物である。
また、本発明は、アンズ又はホンアンズの抽出物を有効成分とする皮膚バリア機能正常化用組成物である。
また、本発明の組成物は、さらに、ホワイトアスパラガス抽出物と併用することでも良い。
本発明によれば、バラ科サクラ属の植物であるアンズ又はホンアンズの抽出物を有効成分とする安全性のすぐれた皮膚ターンオーバー改善用組成物を提供することができる。また、アンズ又はホンアンズの抽出物とホワイトアスパラガスの抽出物を併用することで、皮膚ターンオーバー改善効果及び皮膚バリア機能をさらに向上させた皮膚外用組成物を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
本発明で用いる抽出素材は、バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)であっていずれの品種(変種もしくは亜種、或いは交配種)のものであっても良い。また、アンズの近縁植物であるスモモ(Prunus salicina)又はウメ(Prunus mume)であっても良い。
本発明に用いる素材は、アンズ、ホンアンズ、スモモ又はウメの全草、果実、果皮、葉、花部、茎、種子、根等、いずれを用いても良いが、果実又は果実を含む全草が好ましい。アンズ、ホンアンズ、スモモ又はウメの使用部位の採取時期及び大きさ等は特に限定されるものではなく、いずれの大きさ、採取時期のものを使用しても良い。
抽出物の調製は、まず、アンズ、ホンアンズ、スモモ又はウメの使用部位(例えば、果実等)を、必要ならば予め水洗して異物を除いた後、そのまま又は乾燥した上、必要に応じて細切又は粉砕し、或いはペースト状にし、抽出溶媒と接触させて抽出を行う。抽出は、浸漬法等の常法に従って素材を抽出溶媒と接触させることで行うことが可能であるが、超臨界抽出法や水蒸気蒸留法を用いることも可能である。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n-ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独で又は二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、皮膚外用組成物への幅広い適用が可能であるという点からも、本発明においては、水、低級アルコール類又は多価アルコール類などの親水性溶媒が好適である。この親水性溶媒を用いる場合の好ましい例としては、例えば、水、低級アルコール類(特にエタノール)、又は多価アルコール(特に、1,3-ブチレングリコール,グリセリン)の単独使用、或いは、水と低級アルコール類(特にエタノール)との混合溶媒、又は水と多価アルコール類(特に1,3-ブチレングリコール,グリセリン)との混合溶媒の使用等が挙げられるが、なかでも水単独、又は水と1,3-ブチレングリコールの混合溶媒が特に好ましい。
混合溶媒を用いる場合の混合比は、例えば水と1,3-ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で1:1~20:1、水とエタノールとの混合溶媒であれば、1:1~25:1、水とグリセリンとの混合溶媒であれば1:1~20:1の範囲とすることが好ましい。
また、アンズの素材と抽出溶媒との重量比は好ましくは1:50~50:1の範囲であり、より好ましくは、1:1~1:35の範囲である。
抽出物の調製に際して、そのpHに特に限定はないが、一般には3~9の範囲とすることが好ましい。かかる意味で、必要であれば、前記抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性調整剤、又はクエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤を配合し、所望のpHとなるように調整してもよい。
抽出温度、抽出時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類やpHによっても異なるが、例えば、水もしくは1,3-ブチレングリコール、又は水と1,3-ブチレングリコールとの混液を溶媒とする場合であれば、抽出温度は好ましくは0℃~90℃の範囲であり、より好ましく0℃~80℃の範囲であり、又抽出時間は好ましくは1~168時間(1時間~1週間)であり、より好ましくは1~120時間(1時間~5日間)の範囲である。
なお、本発明の抽出処理に先立って、又は抽出処理と並行して、必要に応じてアンズに加水分解処理を施してもよい。これによって、アンズ、ホンアンズ、スモモ又はウメ抽出物の保存安定性等を改善して、皮膚外用組成物の配合成分としての抽出物をより有効に利用できる可能性がある。
抽出物に酵素加水分解処理を施す場合、酵素としては、アクチナーゼ、パパイン、ペプシンなどの蛋白分解酵素、グルコアミラーゼ、α-アミラーゼ、β-アミラーゼなどの澱粉分解酵素、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼなどの繊維素分解酵素、及びリパーゼなどの脂肪分解酵素のいずれかの酵素群から選ばれた1種又は2種以上を用いてもよいが、それらの酵素群からそれぞれ選ばれた1種又は2種以上の酵素を組み合わせて用いることがより好ましい。
酵素の添加量は、例えば、アンズ、ホンアンズ、スモモ又はウメの全草、或いは花部及び/又は果実であれば、その固形分に対して、合計で0.01~10重量%の範囲とすることが好ましく、より好ましくは0.1~2.0重量%の範囲である。
上述のように調製した抽出物は、一般にはpHを4~8に調製した上で、これをそのままの状態で皮膚外用組成物の配合成分として使用しても良く、又減圧濃縮等により所望の濃度として使用しても良い。また、抽出物はスプレードライ法等の常法により乾燥物としても良い。
また、上述のように調製した抽出物は、保存安定性等を高めるために、一定時間冷蔵保存した上で、上清を皮膚外用組成物の配合成分として使用しても良い。
本発明においては、上記アンズ等の抽出物に加えて、アスパラガスの抽出物も併用することでもよい。アスパラガスとは、キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるアスパラガス(Asparagus officinalis)であって、日光を当てずに栽培した白色のもの(ホワイトアスパラガス)の使用がより好ましい。なお、ホワイトアスパラガスは、日光を当てて栽培し、葉緑素を含むグリーンアスパラガスとは区別される。
本発明に係る抽出物を含む皮膚外用組成物(化粧品、医薬部外品及び外用医薬品を含む)としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パックなどの皮膚外用組成物、口紅、ファンデーション、リクイドファンデーション、メイクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉などのメイクアップ皮膚外用組成物、洗顔料、ボディシャンプー、毛髪用シャンプー、石けんなどの清浄用組成物、育毛剤、さらには浴剤等が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。また、本発明の組成物を含浸させたシートを用いるマスクにも使用可能である。
本発明の皮膚外用組成物におけるアンズ、ホンアンズ等の抽出物の配合量は、抽出物の固形分として、皮膚外用組成物の場合は、一般に0.002~1.0重量%、好ましくは0.02~0.2重量%の範囲、メイクアップ用組成物の場合は、一般に0.002~1.0重量%、好ましくは0.02~0.2重量%の範囲、又清浄用組成物の場合は、一般に0.002~10.0重量%、好ましくは0.02~7.0重量%の範囲である。
本発明の皮膚外用組成物には、必須成分のアンズ、ホンアンズ等の抽出物のほかに、通常の皮膚外用組成物に用いられる成分、例えば、油性成分、界面活性剤(合成系、天然物系)、保湿剤、増粘剤、乳化剤又は乳化助剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、香料、美白剤、抗シワ剤、その他の生理活性成分等を必要に応じて適宜配合することができる。
ここで、油性成分としては、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、ベルガモット油、ラベンダー油、バラ油、ベルガモット油、カミツレ油等の植物由来スクワラン等の植物由来の油脂類;ビタミンA油;ミンク油、タートル油等の動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリン等のロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis-11-エイコセン酸等の脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、パントテニルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2-エチルヘキシルグリセライド、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸トリメチルプロパン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)等の合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α-スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等のアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級~第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2-アルキル-1-アルキル-1-ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N、N-ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等のカチオン界面活性剤;N、N-ジメチル-N-アルキル-N-カルボキシメチルアンモニオベタイン、N、N、N-トリアルキル-N-アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N-アシルアミドプロピル-N′、N′-ジメチル-N′-β-ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン等の両性界面活性剤等を使用することができる。
乳化剤及び/又は乳化助剤としては、酵素処理ステビア等のステビア誘導体、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩(ナトリウム等)、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体(ステビア酵素処理物等)、ケイ酸塩(アルミニウム、マグネシウム等)、炭酸塩(カルシウム、ナトリウム等)サポニン及びその誘導体、レシチン及びその誘導体(水素添加レシチン等)、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀等)等を配合することもできる。
保湿剤としては、保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1、3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、ヒアルロン酸発酵液、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、コラーゲンペプチド、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、エストラジオール、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類;トラガントガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアーガム等のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体;カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体;ポリグルタミン酸及びその誘導体、ポリアクリル酸等が挙げられる。
消炎剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β-グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ε-アミノカプロン酸、d-カンフル、dl-カンフル、酸化亜鉛、パンテノール、ピリドキシン塩酸塩、及びリボフラビン又はその誘導体等がある。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、1、2-ペンタンジオール、プロパンジオール、濃ベンザルコニウム塩化物液50、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は1、3-ブチレングリコール等がある。
細胞賦活剤としては、パントテニルアルコール、メントール、dl-メントール、及びγ-オリザノール等がある。
抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素201号、ジカプリル酸ピリドキシン等がある。
粉体成分しては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビ等)のパウダー、豆類(大豆、アズキ等)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2、4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-ターシャリーブチル-4-メトキシベンゾイルメタン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、アスタキサンチン等のカロテノイド、ビタミンE及びその誘導体(例えば、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールニコチン酸エステル)、ビタミンA又はその誘導体(パルミチン酸レチノール等)等がある。
また、美白剤としてエラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α-ヒドロキシ酸、ニコチン酸誘導体、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)、美白効果を有する植物抽出物又はその加水分解物、コウジ酸又はその誘導体、アスコルビン酸又はその誘導体、トラネキサム酸又はその誘導体及びハイドロキノン誘導体から選択される1以上のものが挙げられる。
レゾルシノール誘導体としては、例えば、4-n-ブチルレゾルシノール、4-イソアミルレゾルシノール等が、ヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2、5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が、α-ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等が挙げられる。植物抽出物としては、例えば、ソウハクヒ抽出物、カミツレ抽出物、米糠抽出物の加水分解物、ユキノシタ抽出物及び白芥子抽出物又はその加水分解物から選択される1以上のものが挙げられる。
また、コウジ酸誘導体としては、例えば、コウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレート等のコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシド等のコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸エステル塩類、L-アスコルビン酸-2-グルコシド、L-アスコルビン酸-5-グルコシド、アスコルビルトコフェリルマレイン酸、アスコルビルトコフェリルリン酸K、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基等)、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル等のL-アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸-2-リン酸-6-O-パルミテートナトリウム、グリセリルアスコルビン酸又はそのアシル化誘導体、ビスグリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸グルセリン誘導体、L-アスコルビン酸リン酸アミノプロピル、L-アスコルビン酸のヒアルロン酸誘導体、3-O-Dラクトース-L-アスコルビン酸、イソステアリルアスコルビルリン酸塩等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド)、α-アルブチン(ハイドロキノン-α-D-グルコピラノシド)等が、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸エステル(例えば、トラネキサム酸ラウリルエステル、トラネキサム酸ヘキサデシルエステル、トラネキサム酸セチルエステル又はその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トラネキサム酸メチルアミド)等が挙げられる。
また、抗シワ剤として、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体(酢酸トコフェロール等)、ビタミンC又はその誘導体(アスコルビン酸グルコシド、3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等)、パントテニルアルコール、トラネキサム酸、ニコチン酸アミドが挙げられる。
さらに、以下の植物又は微生物等の天然物由来の成分を併用することも可能である。例えば、コラーゲン又はその加水分解物、酵母抽出物又は加水分解物、乳酸菌培養物、イネ科植物、アブラナ科植物、ツバキ科植物、バラ科植物、ボタン科植物、ミカン科植物、ヒユ科植物、アマモ科植物、マメ科植物、キク科植物、マメ科植物、アオイ科植物、リンドウ科植物、シソ科植物、ハス科植物、ウリ科植物、ウコギ科植物、ナス科植物、ノウゼンカズラ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、アヤメ科植物、キキョウ科植物、モクセイ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、クロウメモドキ科植物、ラン科植物、ウルシ科植物、フクギ科植物、バレンシ科植物、ミカン科植物、フトモモ科植物、ユリ科植物、ベンケイソウ科植物、ヒノキ科植物、ヒルガオ科の植物及びキジカクシ科のいずれかから選択される1以上の植物の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、コンブ科、ミリン科及びアオサ科のいずれかから選択される1以上の海藻の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、クラゲ(ミズクラゲ、エチゼンクラゲ等の自己消化物)、ヒアルロン酸の加水分解物又は発酵物、及びローヤルゼリーの抽出物又はその加水分解物或いは発酵物挙げられる。
イネ科の植物由来成分としては、特に、イネ葉加水分解物、米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、発芽玄米加水分解物、米発酵液、清酒由来の酒粕抽出物、マダケ又はモウソウチクのタケノコ皮抽出物、ハトムギ種子発酵物が好ましい。また、アブラナ科植物としては、特に、ハクガイ、オウガイ又はコクガイの種子の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物が好ましい。また、ツバキ科植物由来成分としては、特に、緑茶(やぶきた、さみどり、あさひ、ごこう、うじみどり、きょうみどり、うじひかり、さみどり、べにふうき等)及び紅茶(ダージリン、アッサム、セーロン、アールグレイ、蜜香紅茶等)が好ましい。バラ科植物由来成分としては、ダマスクバラの花の抽出物、モモの花、葉又は未成熟果実の抽出物、イチゴの花抽出物、サクラの花又は葉の抽出物が好ましい。また、ボタン科植物由来成分としては、ボタンの根又は花、及びシャクヤクの花又は根の抽出物が好ましい。また、ヒユ科植物由来成分としては、特に、アッケシソウ抽出物が好ましい。また、アマモ科植物由来成分としては、特に、アマモ又はコアマモの抽出物が好ましい。マメ科植物由来成分としては、特に、白大豆又は黒大豆の抽出物又はその加水分解物或いは豆乳発酵液、アズキ抽出物、アカツメクサ抽出物、クズ根抽出物が好ましい。また、キク科植物由来成分としては、特に、ゴボウ根抽出物、ヒマワリ新芽抽出物、ハゴロモソウ抽出物、アルニカ抽出物又はカミツレ花抽出物が好ましい。アオイ科植物由来成分としては、ハイビスカス、ムクゲ又はフヨウの発酵物が好ましい。リンドウ科植物由来成分としては、ゲンチアナ抽出物が好ましい。また、シソ科植物としては、アオジソ抽出物、ムラサキシキブ果実抽出物が好ましい。ハス科植物由来成分としては、特に、ハスの花又はハス種子抽出物或いはハス種子発酵物が好ましい。ウリ科植物由来成分としては、特に、ヘチマ抽出物が好ましい。ウコギ科植物由来成分としては、オタネニンジンの抽出物又は発酵物が好ましい。ナス科植物由来成分としては、ナス(長ナス、水ナス、米ナス、賀茂ナス等)の抽出物が挙げられる。ノウゼンカズラ科植物由来成分としては、パウダルコ樹皮抽出物が好ましい。マタタビ科植物由来成分としては、未成熟のキウイ抽出物が好ましい。クワ科植物由来成分としては、ソウハクヒ抽出物、マルベリー果実抽出物、イチジクの果実又は樹皮の抽出物が好ましい。クロウメモドキ科植物由来成分としては、ナツメ果実抽出物が好ましい。また、アヤメ科植物由来成分としてはサフランが好ましい。キキョウ科植物由来成分としては、ヒカゲノツルニンジンの根の抽出物又は加水分解物が好ましい。ウルシ科植物由来成分としては、特に、マンゴ果実抽出物が好ましい。フクギ科植物由来成分としては、特に、マンゴスチン果実抽出物が好ましい。また、バレンシ科植物由来成分としては、チェリモヤ果実抽出物が好ましい。ミカン科植物由来成分として、温州ミカン、ベルガモット果実抽出物、グレープフルーツ又は晩白柚の果実(未成熟果実も含む)の抽出物、グレープフルーツ又はハッサク等の植物に含まれるフラボノイド及びその配糖体を含む抽出物、或いはサンショウ種子抽出物が好ましい。ユリ科植物由来成分としては、ホンカンゾウ、ヤブカンゾウ、カサブランカ、マドンナリリー、又はササユリの抽出物が好ましい。ベンケイソウ科植物由来成分としては、特に、イワベンケイ(紅景天)の抽出物又は発酵物が好ましい。モクセイ科植物由来成分としては、特に、ジャスミンの花抽出物が好ましい。ヒノキ科植物としては、特に、セイヨウネズ果実抽出物が好ましい。フトモモ科植物由来成分としては、特に、グアバ葉抽出物が好ましい。ラン科植物としては、特に、シランの根(白及)の抽出物が好ましい。ヒルガオ科植物由来成分としては、サツマイモの抽出物又はその発酵物或いは甘藷焼酎粕の抽出物又はその発酵物が好ましい。コンブ科海藻由来成分としては、特に、コンブ抽出物が好ましく、ミリン科海藻由来成分としてはカタメンキリンサイ抽出物が好ましく、特に、アオサ科海藻由来成分としてはアナアオサ抽出物が好ましい。フノリ科海藻由来成分としては、特に、フノリ抽出物が好ましい。
次に、製造例、処方例及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下において、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
製造例1.ホンアンズ果実の抽出物溶液の調製
ホンアンズの果実から果皮及び種子を取り除き、粉砕器でペースト状にした。この果実ペースト90gに1,3-ブチレングリコールを210g添加した後4℃で抽出した。これに精製水を410g添加した後ろ過し、褐色透明のホンアンズ果実抽出物溶液590gを得た(固形分濃度1.70%)。
製造例2.アンズ果実の抽出物溶液の調製
アンズの果実から種子を取り除き、粉砕器でペースト状にした。この果実ペースト90gに1,3-ブチレングリコールを210g添加した後4℃で抽出した。これに精製水を410g添加した後ろ過し、褐色透明のアンズ果実抽出物溶液583gを得た(固形分濃度1.66%)。
製造例3.ホンアンズ果実の抽出物溶液の調製
製造例1の調製方法において、溶媒として1,3-ブチレングリコールに代えて、プロピレングリコールを使用する以外は、製造例1と同様の操作を行い、褐色透明のホンアンズ果実抽出物溶液557gを得た(固形分濃度1.60%)。
製造例4.アンズ果実の抽出物溶液の調製
製造例1の調製方法において、溶媒として1,3-ブチレングリコールに代えて、プロピレングリコールを使用する以外は、製造例1と同様の操作を行い、褐色透明のホンアンズ果実抽出物溶液551gを得た(固形分濃度1.59%)。
製造例5.ホワイトアスパラガス抽出物
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Sesamum indicum)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、70℃で2時間抽出後、さらに、精製水と1,3-ブチレングリコールの混合溶媒750gを加えて72時間抽出後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のホワイトアスパガス茎抽出物1570g(固形分濃度0.96%)を得た。
試験例1.遺伝子発現の評価試験
本試験例1により、皮膚ターンオーバーの正常化効果の評価として、皮膚ターンオーバーの関与するタンパク質[カスパーゼ14(CASP14)及びトランスグルタミナーゼ1(TGM1)]の遺伝子の発現率を評価した。皮膚のターンオーバーは、表皮の基底層に存在する表皮細胞が分化し、その上層部である有棘層、顆粒層、角質層への順に、その形態を変化させながら移動する過程のことを意味し、カスパーゼ14及びトランスグルタミナーゼ1は、顆粒層の細胞から角質層の細胞への形態変化に関与するタンパク質である。
[試験方法]
正常表皮細胞NHEKを24ウェルプレートに播種した(3×104cells/well)。次に、表皮細胞の培養温度として37℃にて表皮細胞を培養した。24時間後、培養液に試料溶液(製造例1~4の抽出物溶液)と塩化カルシウム(1.8mM) を添加した試験区(1)と、試料溶媒[1,3-ブチレングリコール水溶液(30%, w/w)]塩化カルシウム(1.8mM)を添加した試験区(2)を設け、それぞれ24時間の同温度で表皮細胞を培養した。また、37℃で培養している培養液に試料溶媒のみを添加し、コントロール区とした。ここで、試料溶液は、培養液中の溶液としての終濃度が2.0%となるように添加した。次に、試験区(1)、(2)及びコントロール区の表皮細胞をTrizol試薬(Invitrogen社製)500μLで回収した。回収した表皮細胞に対してクロロホルム100μL添加して撹拌混合し12,500rpm、4℃の条件下で15分間遠心分離した後、水層のみを200μL分取した。回収した水層にイソプロパノール250μLを添加して撹拌混合し、12,500rpm、4℃の条件下で10分間遠心分離してtotalRNAの沈殿物を得た。totalRNAに75%冷エタノールを1mL添加して撹拌して洗浄し、12,500rpm、4℃条件下で10分間遠心分離して沈殿を回収した。回収したtotal RNAを所定のキット(PrimeScript RT reagent Kit with gDNA Eraser (Perfect Real Time)(タカラバイオ社製))を用いて逆転写反応し、cDNAを合成した。合成したcDNAをサンプルとして、Thermal Cycler Dice Real Time System Single(タカラバイオ社製)、及びSYBR Premix Ex TaqTM II(Perfect Real Time)[タカラバイオ社製]を用いて、ターゲット遺伝子(カスパーゼ14(CASP14)遺伝子、トランスグルタミナーゼ1(TGM1)遺伝子)の発現と、内部標準物質GAPDH遺伝子の発現の検出を行った。試験結果は、GAPDH遺伝子の発現量に対するターゲット遺伝子の相対発現量を算出し、さらにコントロールの値を100とした相対率で表した。
試験例1の結果を表1及び表2に示す。
[表1]
Figure 2023031253000001
[表2]
Figure 2023031253000002
表1に示すように、本発明に係る抽出物は、カスパーゼ14(CASP14)遺伝子、トランスグルタミナーゼ1(TGM1)遺伝子の発現を促進することが確認された。これにより、皮膚のターンオーバーの正常化を維持する効果を発揮することが示唆される。また、皮膚のターンオーバーを正常化することで、皮膚のバリア機能も正常化することも示唆される。
試験例2.モニター試験(使用感)
[試料調製]
まず、製造例1の抽出物及び製造例5の抽出物の混合物溶液を含む本発明試料1と、製造例1の抽出物及び製造例5の抽出物を含まない比較試料1を調製した。なお、%は、試料溶液中の重量%を表す。
1.本発明試料1
(1)製造例1の抽出物(1.0%)
(2)製造例5の抽出物(1.0%)
(3)1,3-ブチレングリコール(5.0%)
(4)精製水(93.0%)
2.比較試料1
(1)1,3-ブチレングリコール(5.0%)
(2)精製水(95.0%)
[試験方法]
無作為に抽出した年齢25~60歳の男女7名を被験者として、各被験者の前腕部に本発明試料1を塗布する試験区と、比較試料1を塗布する比較区を設定し、それぞれ1日2回(朝、晩)14日間塗布してもらった時の使用感(イ)、潤い感(ロ)及びキメ(ハ)について、A:非常に良い、B:良い、C:普通、D:やや悪い、E:悪い、という5段階で自己評価した。
試験例2の結果を表3に示す。なお、表3中の数字は、回答した人数を示す。
[表3]
Figure 2023031253000003
表3に示すように、本発明に係るアンズ属の植物抽出物は、ホワイトアスパラガスの抽出物と併用することで、格段にすぐれた使用感、潤い感及びキメの向上の効果を発揮することも確認された。
試験例3.カスパーゼ14(caspase-14)産生促進の評価試験
正常表皮細胞NHEKを96ウェルプレートに播種した(8×103cells/mL)。次に、表皮細胞の培養温度として37℃にて表皮細胞を培養した。24時間後、培養液に本発明試料(製造例1の抽出物及び製造例5の抽出物)と塩化カルシウム(1.8mM)を添加した試験区(1)と、試料溶媒(1,3-ブチレングリコール水溶液(30%, w/w))と塩化カルシウム(1.8mM)を添加した試験区(2)を設け、それぞれ48時間の同温度で表皮細胞を培養した。ここで、製試料の濃度については、製造例1の抽出物と製造例5の抽出物が培養液中の溶液としての濃度が0.5%となるように調整した。また、37℃で培養している培養液に試料溶媒のみを添加し、コントロール区とした。ここで、試料溶媒は培養液中の溶液としての終濃度が1.0%となるように添加した。培養終了後、培養液を除去し、15%中性緩衝ホルマリン液で固定後、Triton-X で膜透過処理した後にブロッキングを行った。その後、一次抗体として抗カスパーゼ14と、Alexa488で標識された二次抗体とを用いて細胞内のカスパーゼ14を染色した。最後にHoechst33342でDNAを染色した後に蛍光プレートリーダーを用いて定量した。本発明試料のカスパーゼ14の産生率は、試験区(2)での蛍光強度を100としたときの試験区(1)の蛍光強度で算出して表4に示す。
試験例3の結果を表4に示す。
[表4]

Figure 2023031253000004
表4に示す通り、本発明試料である製造例1の抽出物と製造例5の抽出物の組み合わせは、カスパーゼ14の産生を促進することが確認された。これにより、本発明試料である製造例1の抽出物と製造例5の抽出物の組み合わせることで、皮膚のターンオーバーを正常化する効果が向上することが示唆された。
試験例4.オクルディン(Occludin)産生促進の評価試験
試験例4では、皮膚バリア機能を担う細胞間接着因子(タイトジャンクション)を構成するタンパク質(オクルディン)の産生促進を評価する。
正常表皮細胞NHEKを96ウェルプレートに播種した(8×103cells/mL)。次に、表皮細胞の培養温度として37℃にて表皮細胞を培養した。24時間後、培養液に試料(製造例1の抽出物及び製造例5の抽出物)を添加した試験区を設け、それぞれ72時間の同温度で表皮細胞を培養した。ここで、試料の濃度については製造例1の抽出物及び製造例5の抽出物を表5に示す比でそれぞれ培養液中の溶液としての終濃度が1.0%となるように調整した。また、37℃で培養している培養液に試料溶媒(1,3-ブチレングリコール水溶液(30%, w/w))のみを添加し、コントロール区とした。ここで、試料溶媒を培養液中の溶液としての終濃度が1.0%となるように添加した。培養終了後、培養液を除去し、10%トリクロロ酢酸で固定後、Triton-X で膜透過処理した後にブロッキングを行った。その後、一次抗体として抗オクルディン抗体と、Alexa 488で標識された二次抗体とを用いて細胞内のオクルディンを染色した。最後に Hoechst33342でDNA を染色した後に蛍光プレートリーダーを用いて定量した。本発明試料のオクルディンの産生率は、試験区(2)での蛍光強度を100としたときの試験区(1)の蛍光強度で算出して表6に示す。
[表5]
Figure 2023031253000005
[表6]
Figure 2023031253000006
表6に示す通り、本発明試料である製造例1の抽出物と製造例5の抽出物の組み合わせは、オクルディンの産生を促進することが確認された。これにより、本発明試料である製造例1の抽出物と製造例5の抽出物を組み合わせることで、皮膚バリア機能が向上することが示唆された。
処方例1.化粧水
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
スクワラン 0.2
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
トコフェロール酢酸エステル 0.02
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.5
イソプロピルメチルフェノール 0.1
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例2.化粧水
処方例1に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例2の抽出物2.0部を用いる他は、処方例1と同様にして化粧水を得た。
処方例3.化粧水
処方例1に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例3の抽出物2.0部を用いる他は、処方例1と同様にして化粧水を得た。
処方例4.化粧水
処方例1に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例4の抽出物2.0部を用いる他は、処方例1と同様にして化粧水を得た。
処方例5.化粧水
[成分] 部
製造例1の抽出物 1.0
製造例5の抽出物 1.0
カプリル酸グリセリル 3.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 3.0
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
メチルパラベン 0.1
アスコルビン酸 3.0
グリチルリチン酸 0.5
β-グリチルレチン酸 0.05
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
レゾルシン 0.1
酸化亜鉛 2.0
dl-カンフル 0.5
グリセリン 2.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例6.化粧水
処方例5に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例2の抽出物1.0部を用いる他は、処方例5と同様にして化粧水を得た。
処方例7.化粧水
処方例5に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例3の抽出物1.0部を用いる他は、処方例8と同様にして化粧水を得た。
処方例8.化粧水
処方例5に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例4の抽出物1.0部を用いる他は、処方例5と同様にして化粧水を得た。
処方例9.化粧水
[成分] 部
製造例1の抽出物 0.5
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
メチルパラベン 0.1
アスコルビン酸グルコシド 2.0
トラネキサム酸 1.0
ナイアシンアミド 5.0
ε-アミノカプロン酸 0.1
イオウ 0.2
エストラジオール 0.1
ピリドキシン塩酸塩 0.5
グリセリン 5.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.1
d-カンフル 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例10.乳液
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
スクワラン 5.0
シクロペンタンシロキサン 1.0
ヘキサラン 3.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 5.0
イソステアリン酸ポリグリセリル-10 5.0
ジパルミチン酸アスコルビル 15.0
水添大豆レシチン 1.5
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 3.0
アルブチン 3.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1,3-ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
キサンタンガム 0.2
シロキクラゲ多糖体 0.2
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
トコフェロール酢酸エステル 0.3
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
アセチルヒアルロン酸 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例11.乳液
処方例10の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
処方例12.乳液
処方例10の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えて及び水酸化カリウム0.5部に代えてトラネキサム酸1.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
処方例13.乳液
処方例10の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えて3-O-エチルアスコルビン酸3.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
処方例14.乳液
処方例10の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてナイアシンアミド5.0部を用いるほかは処方例10と同様にして乳液を得た。
処方例15.クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
ベヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.0
キャンデリラワックス 1.0
乳酸菌発酵米 2.0
大豆由来水添レシチン 0.5
製造例1の抽出物 1.0
製造例5の抽出物 1.0
カルボキシビニルポリマー 1.0
アルギン酸ナトリウム 1.0
グリセリン 4.0
PH調整剤 適量
防腐剤 5.2
精製水 全量が100部となる量
処方例16.クリーム
処方例15に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例2の抽出物1.0部を用いるほかは、処方例15と同様にしてクリームを得た。
処方例17.クリーム
処方例15に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例3の抽出物1.0部を用いるほかは、処方例15と同様にしてクリームを得た。
処方例18.クリーム
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
オリーブ油 5.0
ホホバ油 5.0
スクワラン 5.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 5.0
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル
/ベヘニル) 5.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
イソステアリルグリセリル 3.0
γ-オリザノール 0.1
ベヘニルアルコール 2.0
パルミチン酸 2.5
D-パントテニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
リボフラビン 0.01
レゾルシン 0.1
塩化ベンザルコニウム 0.05
尿素 3.0
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
ナイアシンアミド 5.0
乳酸菌発酵米 2.0
水添レシチン 0.5
水添リゾレシチン 0.5
加水分解コラーゲン 1.0
キサンタンガム 1.0
酸化亜鉛 0.5
dl-カンフル 0.3
l-メントール 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例19.クリーム
処方例18に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例2の抽出物2.0部を用いるほかは、処方例18と同様にしてクリームを得た。
処方例20.クリーム
処方例18に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例3の抽出物2.0部を用いるほかは、処方例18と同様にしてクリームを得た。
処方例21.クリーム
処方例18に含まれる製造例1の抽出物に代えて、製造例4の抽出物2.0部を用いるほかは、処方例18と同様にしてクリームを得た。
実施例22.パック
製造例1の抽出物 1.0
製造例5の抽出物 1.0
ジプロピレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 5.0
セタノール 3.0
ベヘニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.5
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
D-パントテニルアルコール 0.3
レゾルシン 0.1
イオウ 2.0
エストラジオール 0.002
水溶性コラーゲン 1.0
キサンタンガム 2.0
ミリスチン酸ポリグリセリル-6 1.0
ココイルグルタミン酸カリウム 1.0
水添レシチン 3.0
水酸化レシチン 3.0
精製水 全量が100部となる量
処方例23.ヘアシャンプー
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
製造例5の抽出物 2.0
ラウレス硫酸ナトリウム 10.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
塩化ベンザルコニウム 1.0
ステアリルアルコール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
ジメチコン 3.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
サリチル酸ナトリウム 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.1
ピリチオン亜鉛 0.3
安息香酸 0.2
トリクロサン 0.2
クエン酸 0.1
プロピレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
処方例24.ヘアコンディショナー
[成分] 部
製造例1の抽出物 1.0
製造例5の抽出物 1.0
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2-エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
塩化ベンザルコニウム 1.0
セタノール 3.0
ステアリルアルコール 1.0
アラントイン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
イオウ 0.5
臭化アルキルイソキノリニウム液(75%) 0.06
ピリチオン亜鉛 0.3
メチルパラベン 0.1
トリクロサン 0.2
レゾルシン 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例25.洗浄用化粧料
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
ココイルグリシンカリウム 5.0
グリセリン 10.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0
水溶性コラーゲン 5.0
セタノール 3.0
ミリスチルアルコール 3.0
イソプロピルメチルアルコール 0.1
アラントイン 0.1
イオウ 0.5
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.2
トコフェロール酢酸エステル 0.2
トリクロサン 0.1
トリクロロカルバニド 0.5
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル 0.2
濃ベンザルコニウム塩化物液50 0.2
ベンザルコニウム塩化物 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例26.シートマスク
不織布に下記の成分を含浸させてシートマスクを得る。
[成分] 部
製造例1の抽出物 1.0
製造例5の抽出物 1.0
グリセリン 3.0
1、3-ブチレングリコール 2.0
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
キサンタンガム 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
処方例27.美容液
[成分] 部
製造例1の抽出物 2.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
トラネキサム酸 0.1
エタノール 2.0
グリセリン 5.0
1、3-ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
クエン酸 0.3
クエン酸ナトリウム 0.6
カタメンキリンサイ抽出物 5.0
精製水 全量が100部となる量

Claims (3)

  1. バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物を有効成分として含有する皮膚のターンオーバー正常化用組成物。
  2. バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物を有効成分として含有する皮膚のバリア機能正常化用組成物。
  3. バラ科サクラ属のアンズ(Prunus armeniaca Linne var anus Maximowicz)又はホンアンズ(Prunus armeniaca Linne)の抽出物とキジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Asparagus officinalis)の抽出物を有効成分として含有する皮膚外用組成物。
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