JP2022124741A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】天然物由来で生体安全性及び安定性にすぐれ、外的要因(紫外線、大気汚染物質、化学物質、病原菌、花粉等)から皮膚のバリア機能を保護し、それにより荒れ性、皮膚炎、及び損傷等を改善し、皮膚を若々しく健全な状態に保持し、又肌を滑らかな状態にするための皮膚外用剤の有効成分を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする。【選択図】なし

Description

本発明は、植物由来成分を有効成分とし、様々な外的要因(紫外線、大気汚染物質、化学物質、病原菌、花粉等)から皮膚を保護する皮膚外用剤に関する。
近年、外的要因(紫外線、大気汚染物質、化学物質、病原菌、花粉等)による皮膚への影響に関して、様々な研究が進められており、それら外的要因から皮膚を十分に保護する有効成分が求められている。
本発明者らは、上記従来の課題に鑑みて鋭意研究した結果、キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるアスパラガスの中でも、特に、ホワイトアスパラガスの抽出物が、様々な外的要因から皮膚を保護する効果を発揮することを新たに見出した。
従来、グリーンアスパラガスの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤については、例えば、特許文献1~4により知られているものの、ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤については知られていなかった。
特開平02-145509号 特開平02-144504号 特開平03-086809号 特開平05-271045号
本発明は、ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤である。
本発明は、ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とするバリア機能改善剤である。
本発明は、ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする保湿剤である。
本発明によれば、ホワイトアスパラガスの抽出物を皮膚外用剤の有効成分とすることで、この有効成分がタイトジャンクション(細胞同士の接着による皮膚バリア構造)を形成するオクルディン(Occludin)及びクローディン(Claudin)の保護効果により、皮膚のバリア機能を保護する皮膚外用剤を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
まず、抽出素材であるホワイトアスパラガスは、キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるアスパラガス(Asparagus officinalis)であって、日光を当てずに栽培した白色のものをいう。このホワイトアスパラガスは、日光を当てて栽培し、葉緑素を含むグリーンアスパラガスとは区別される。本発明においては、ホワイトアスパラガスの茎を使用することが好ましい。
抽出素材として使用するホワイトアスパラガスは、生のままであっても、又予め乾燥若しくは半乾燥したものであってもよい。また、形状としては採取したものをそのまま用いても、乾燥粉砕物のいずれも使用することができる。
抽出物の調製は、抽出素材を必要に応じて洗浄して洗浄して異物を除いた後、そのまま又は乾燥した上、必要に応じて細切又は粉砕し、抽出溶媒と接触させて抽出を行う。抽出は、浸漬法等の常法に従って抽出溶媒と接触させることで行うことが可能であるが、浸漬法以外にも超臨界抽出法を用いることも可能である。
抽出溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類;n-ヘキサン、トルエン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などが挙げられ、それらは単独で又は二種以上混合して用いられる。
それら抽出溶媒のうちでも、皮膚刺激性や有効性の観点から、又化粧料への幅広い適用が可能であるという点からも、本発明においては、水、低級アルコール類又は多価アルコール類などの親水性溶媒が好適である。この親水性溶媒を用いる場合の好ましい例としては、例えば、水、低級アルコール類(特にエタノール)、又は多価アルコール(特に、1,3-ブチレングリコール)の単独使用、或いは、水と低級アルコール類(特にエタノール)との混合溶媒、又は水と多価アルコール類(特に1,3-ブチレングリコール,グリセリン)との混合溶媒の使用等が挙げられるが、なかでも水単独、又は水と1,3-ブチレングリコールの混合溶媒が特に好ましい。
混合溶媒を用いる場合の混合比は、例えば水と1,3-ブチレングリコールとの混合溶媒であれば、容量比(以下同じ)で1:10~20:1、水とエタノールとの混合溶媒であれば、1:10~25:1、水とグリセリンとの混合溶媒であれば1:10~20:1の範囲とすることが好ましい。
抽出物の調製に際して、そのpHに特に限定はないが、一般には3~9の範囲とすることが好ましい。かかる意味で、必要であれば、前記抽出溶媒に、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性調整剤、又はクエン酸、塩酸、リン酸、硫酸などの酸性調整剤を配合し、所望のpHとなるように調整してもよい。
抽出温度、抽出時間等の抽出条件は、用いる溶媒の種類やpHによっても異なるが、例えば、水若しくは1,3-ブチレングリコール、又は水と1,3-ブチレングリコールとの混液を溶媒とする場合であれば、抽出温度は好ましくは0℃~130℃の範囲である。また、抽出時間は好ましくは1~168時間(1時間~1週間)の範囲である。
また、本発明に係る抽出物は、安定性の改善及び皮膚生理活性の向上を目的として、活性炭又は非イオン性多孔性樹脂等を用いた吸着処理が行われることが好ましい。
吸着処理に用いる活性炭としては、松などの木、竹、椰子殻、胡桃殻などの植物質のほか、石炭質、石油質などを原材料としても良い。また、上記活性炭の原材料に水蒸気や二酸化炭素、空気などのガスを使う高温炭化法などの物理的な方法や塩化亜鉛などの化学薬品を使って処理した上で加熱し、多孔質にしたものや、化学的な方法による活性化処理を行って得られるものなどを利用しても良い。
上記抽出物に対して活性炭処理を施す場合、粉末状又は粒状の活性炭を抽出物に添加、撹拌した後、当該活性炭を除去する方法、抽出物を活性炭カラムに流して処理する方法、あるいは活性炭を含む濾紙やカートリッジフィルターに抽出物を通す方法などが通常用いられるが、吸着効率の観点から、抽出物に活性炭を添加して、撹拌する処理が好ましい。
また、吸着剤として、非イオン性多孔性樹脂を使用することも可能である。非イオン性多孔性樹脂としては、スチレン/ジビニルベンゼン共重合体、メタクリル酸エステル重合体などの樹脂を用いるが、比表面積が一般に100~2000m/g、好ましくは300~1000m/g、細孔容積が一般に0.1~3.0mL/g、好ましくは0.5~1.5mL/gの範囲にある多孔性樹脂が用いられる。かかる非イオン性多孔性樹脂としては、例えば、スチレン/ジビニルベンゼン系のダイヤイオンHP10、同20、同21、セパビーズSP800、同SP850、同SP700、同SP207(以上、三菱化学(株))、アンバーライトXAD4、同16、デュオライトS874、同877(ローム・アンド・ハース社)、メタクリル酸エステル系のダイヤイオンHP1MG、同2MG(三菱化学(株))、アンバーライトXAD7(ローム・アンド・ハース社)などが挙げられる。
非イオン性多孔性樹脂による吸着処理の条件としては、バッチ式、連続式のどちらでもよい。例えばバッチ式であれば、抽出物の固形分1重量部に対して0.1~200重量部、好ましくは1~100重量部である。
上述のように調製した抽出物は、一般にはpHを3~8に調製した上で、これをそのままの状態で化粧料配合剤として使用しても良く、又減圧濃縮等により所望の濃度として使用しても良い。また、抽出物はスプレードライ法等の常法により乾燥物としても良い。
本発明の抽出物を含む皮膚外用剤(外用医薬部品、外用医薬部外品及び化粧品)としては、例えば、乳液、クリーム、ローション、エッセンス、ゲル、パック、シートマスク、口紅、ファンデーション、リクイドファンデーション、メイクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉、洗顔料、ボディシャンプー、スリミング剤、毛髪用シャンプー、石けん等が挙げられ、また、育毛料及び養毛料、さらには浴用剤等も挙げられるが、これらに限定されるものではない。
皮膚外用剤(化粧料や医薬部外品)における本発明に係る有効成分の配合量は、その固形分として、基礎化粧料の場合は、一般に0.0002~1.0重量%(固形分重量%、以下同じ)、好ましくは0.002~0.2重量%の範囲、メイクアップ化粧料の場合は、一般に0.0002~1.0重量%、好ましくは0.002~0.2重量%の範囲、又清浄用化粧料の場合は、一般に0.002~10.0重量%の範囲である。また、毛髪用化粧料の場合は、抽出物の固形分として、一般的には0.00001~5.0重量%であり、好ましくは、0.0001~3.0重量%である。
ここで、油性成分としては、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、ベルガモット油、ラベンダー油、バラ油、ベルガモット油、カミツレ油等の植物由来スクワラン等の植物由来の油脂類;ビタミンA油;ミンク油、タートル油等の動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリン等のロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis-11-エイコセン酸等の脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、パントテニルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2-エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)等の合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α-スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等のアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級~第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2-アルキル-1-アルキル-1-ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N、N-ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等のカチオン界面活性剤;N、N-ジメチル-N-アルキル-N-カルボキシメチルアンモニオベタイン、N、N、N-トリアルキル-N-アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N-アシルアミドプロピル-N′、N′-ジメチル-N′-β-ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン等の両性界面活性剤等を使用することができる。
乳化剤及び/又は乳化助剤としては、酵素処理ステビア等のステビア誘導体、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩(ナトリウム等)、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体(ステビア酵素処理物等)、ケイ酸塩(アルミニウム、マグネシウム等)、炭酸塩(カルシウム、ナトリウム等)サポニン及びその誘導体、レシチン及びその誘導体(水素添加レシチン等)、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀等)等を配合することもできる。
保湿剤としては、保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1、3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、ヒアルロン酸発酵液、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、コラーゲンペプチド、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、エストラジオール、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類;トラガントガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアーガム等のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体;カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体;ポリグルタミン酸及びその誘導体、ポリアクリル酸等が挙げられる。
消炎剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β-グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ε-アミノカプロン酸、d-カンフル、dl-カンフル、酸化亜鉛、パンテノール、ピリドキシン塩酸塩、及びリボフラビン又はその誘導体等がある。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、1、2-ペンタンジオール、プロパンジオール、濃ベンザルコニウム塩化物液50、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は1、3-ブチレングリコール等がある。
細胞賦活剤としては、パントテニルアルコール、メントール、dl-メントール、及びγ-オリザノール等がある。
抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素201号、ジカプリル酸ピリドキシン等がある。
粉体成分しては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビ等)のパウダー、豆類(大豆、アズキ等)のパウダー等がある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2、4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-ターシャリーブチル-4-メトキシベンゾイルメタン、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、アスタキサンチン等のカロテノイド、ビタミンE及びその誘導体(例えば、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールニコチン酸エステル)、ビタミンA又はその誘導体(パルミチン酸レチノール等)等がある。
また、美白剤として、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α-ヒドロキシ酸、ニコチン酸誘導体、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)から選択される1以上のものが挙げられる。
レゾルシノール誘導体としては、例えば、4-n-ブチルレゾルシノール、4-イソアミルレゾルシノール等が、2、5-ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2、5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が、α-ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等がある。コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5、5'-ジプロピル-ビフェニル-2、2’-ジオール)、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α-ヒドロキシ酸、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)、t-シクロアミノ酸誘導体、ソウハクヒ抽出物、カミツレ抽出物、米糠抽出物の加水分解物、ユキノシタ抽出物及び白芥子抽出物又はその加水分解物から選択される1以上のものが挙げられる。
上記のコウジ酸誘導体としては、例えば、コウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレート等のコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシド等のコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルナトリウム、L-アスコルビン酸-2-硫酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸エステル塩類、L-アスコルビン酸-2-グルコシド、L-アスコルビン酸-5-グルコシド、アスコルビルトコフェリルマレイン酸、アスコルビルトコフェリルリン酸K、ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基等)、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル等のL-アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸-2-リン酸-6-O-パルミテートナトリウム、グリセリルアスコルビン酸又はそのアシル化誘導体、ビスグリセリルアスコルビン酸等のアスコルビン酸グルセリン誘導体、L-アスコルビン酸リン酸アミノプロピル、L-アスコルビン酸のヒアルロン酸誘導体、3-O-Dラクトース-L-アスコルビン酸、イソステアリルアスコルビルリン酸塩等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド)、α-アルブチン(ハイドロキノン-α-D-グルコピラノシド)等が、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸エステル(例えば、トラネキサム酸ラウリルエステル、トラネキサム酸ヘキサデシルエステル、トラネキサム酸セチルエステル又はその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トラネキサム酸メチルアミド)等が挙げられ、レゾルシノール誘導体としては、例えば、4-n-ブチルレゾルシノール、4-イソアミルレゾルシノール等が、2、5-ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2、5-ジアセトキシ安息香酸、2-アセトキシ-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)、ニコチン酸ベンジル等が、α-ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α-ヒドロキシオクタン酸等がある。
さらに、以下の動物、植物又は微生物由来の成分を併用することも可能である。例えば、コラーゲン又はその加水分解物、酵母抽出物又は加水分解物、乳酸菌培養物、イネ科植物、アブラナ科植物、ツバキ科植物、バラ科植物、ボタン科植物、ミカン科植物、ヒユ科植物、アマモ科植物、マメ科植物、キク科植物、マメ科植物、アオイ科植物、リンドウ科植物、シソ科植物、ハス科植物、ウリ科植物、ウコギ科植物、ナス科植物、ノウゼンカズラ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、アヤメ科植物、キキョウ科植物、モクセイ科植物、マタタビ科植物、クワ科植物、クロウメモドキ科植物、ラン科植物、ウルシ科植物、フクギ科植物、バレンシ科植物、ミカン科植物、フトモモ科植物、ユリ科植物、ベンケイソウ科植物、ヒノキ科植物、ヒルガオ科の植物及びキジカクシ科のいずれかから選択される1以上の植物の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、コンブ科、ミリン科及びアオサ科のいずれかから選択される1以上の海藻の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物、クラゲ(ミズクラゲ、エチゼンクラゲ等の自己消化物)、ヒアルロン酸の加水分解物又は発酵物、及びローヤルゼリーの抽出物又はその加水分解物或いは発酵物挙げられる。
イネ科の植物由来成分としては、特に、イネ葉加水分解物、米抽出物加水分解物、米糠抽出物加水分解物、発芽玄米加水分解物、米発酵液、清酒由来の酒粕抽出物、マダケ又はモウソウチクのタケノコ皮抽出物、ハトムギ種子発酵物が好ましい。また、アブラナ科植物としては、特に、ハクガイ、オウガイ又はコクガイの種子の抽出物又はその加水分解物或いは発酵物が好ましい。また、ツバキ科植物由来成分としては、特に、緑茶(やぶきた、さみどり、あさひ、ごこう、うじみどり、きょうみどり、うじひかり、さみどり、べにふうき等)及び紅茶(ダージリン、アッサム、セーロン、アールグレイ、蜜香紅茶等)が好ましい。バラ科植物由来成分としては、ダマスクバラの花の抽出物、モモの花、葉又は未成熟果実の抽出物、アンズの果実又は種子の抽出物、イチゴの花抽出物、サクラの花又は葉の抽出物が好ましい。また、ボタン科植物由来成分としては、ボタンの根又は花、及びシャクヤクの花又は根の抽出物が好ましい。また、ヒユ科植物由来成分としては、特に、アッケシソウ抽出物が好ましい。また、アマモ科植物由来成分としては、特に、アマモ又はコアマモの抽出物が好ましい。マメ科植物由来成分としては、特に、白大豆又は黒大豆の抽出物又はその加水分解物或いは豆乳発酵液、アズキ抽出物、アカツメクサ抽出物、クズ根抽出物が好ましい。また、キク科植物由来成分としては、特に、ゴボウ根抽出物、ヒマワリ新芽抽出物、ハゴロモソウ抽出物、アルニカ抽出物又はカミツレ花抽出物が好ましい。アオイ科植物由来成分としては、ハイビスカス、ムクゲ又はフヨウの発酵物が好ましい。リンドウ科植物由来成分としては、ゲンチアナ抽出物が好ましい。また、シソ科植物としては、アオジソ抽出物、ムラサキシキブ果実抽出物が好ましい。ハス科植物由来成分としては、特に、ハスの花又はハス種子抽出物或いはハス種子発酵物が好ましい。ウリ科植物由来成分としては、特に、ヘチマ抽出物が好ましい。ウコギ科植物由来成分としては、オタネニンジンの抽出物又は発酵物が好ましい。ナス科植物由来成分としては、ナス(長ナス、水ナス、米ナス、賀茂ナス等)の抽出物が挙げられる。ノウゼンカズラ科植物由来成分としては、パウダルコ樹皮抽出物が好ましい。マタタビ科植物由来成分としては、未成熟のキウイ抽出物が好ましい。クワ科植物由来成分としては、ソウハクヒ抽出物、マルベリー果実抽出物、イチジクの果実又は樹皮の抽出物が好ましい。クロウメモドキ科植物由来成分としては、ナツメ果実抽出物が好ましい。また、アヤメ科植物由来成分としてはサフランが好ましい。キキョウ科植物由来成分としては、ヒカゲノツルニンジンの根の抽出物又は加水分解物が好ましい。ウルシ科植物由来成分としては、特に、マンゴ果実抽出物が好ましい。フクギ科植物由来成分としては、特に、マンゴスチン果実抽出物が好ましい。また、バレンシ科植物由来成分としては、チェリモヤ果実抽出物が好ましい。ミカン科植物由来成分として、温州ミカン、ベルガモット果実抽出物、グレープフルーツ又は晩白柚の果実(未成熟果実も含む)の抽出物、グレープフルーツ又はハッサク等の植物に含まれるフラボノイド及びその配糖体を含む抽出物、或いはサンショウ種子抽出物が好ましい。ユリ科植物由来成分としては、ホンカンゾウ、ヤブカンゾウ、カサブランカ、マドンナリリー、又はササユリの抽出物が好ましい。ベンケイソウ科植物由来成分としては、特に、イワベンケイ(紅景天)の抽出物又は発酵物が好ましい。モクセイ科植物由来成分としては、特に、ジャスミンの花抽出物が好ましい。ヒノキ科植物としては、特に、セイヨウネズ果実抽出物が好ましい。フトモモ科植物由来成分としては、特に、グアバ葉抽出物が好ましい。ラン科植物としては、特に、シランの根(白及)の抽出物が好ましい。ヒルガオ科植物由来成分としては、サツマイモの抽出物又はその発酵物或いは甘藷焼酎粕の抽出物又はその発酵物が好ましい。コンブ科海藻由来成分としては、特に、コンブ抽出物が好ましく、ミリン科海藻由来成分としてはカタメンキリンサイ抽出物が好ましく、特に、アオサ科海藻由来成分としてはアナアオサ抽出物が好ましい。フノリ科海藻由来成分としては、特に、フノリ抽出物が好ましい。
次に、製造例、処方例及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下において、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
製造例1.ホワイトアスパラガス抽出物の調製(1)
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Sesamum indicum)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、70℃で2時間抽出後、さらに、精製水と1,3-ブチレングリコールの混合溶媒750gを加えて72時間抽出後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のホワイトアスパガス茎抽出物1560g(固形分濃度0.95%)を得た。
製造例2.ホワイトアスパラガス抽出物の調製(2)
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Asparagus officinalis)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、70℃で2時間抽出後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のホワイトアスパガス茎抽出物1578g(固形分濃度0.98%)を得た。
製造例3.ホワイトアスパラガス抽出物の調製(3)
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Asparagus officinalis)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、121℃で加熱し、さらに、精製水と1,3-ブチレングリコール750gを加えて72時間抽出後、活性炭で処理を行った。処理後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のホワイトアスパラガス茎抽出物1578g(固形分濃度1.02%)を得た。
製造例4.ホワイトアスパラガス抽出物の調製(4)
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるホワイトアスパラガス(Asparagus officinalis)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、121℃で加熱し、さらに、精製水と1,3-ブチレングリコール750gを加えて72時間抽出後、イオン交換樹脂で処理を行った。処理後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のホワイトアスパラガス茎抽出物1578g(固形分濃度1.01%)を得た。
比較製造例1.グリーンアスパラガス抽出物の調製(1)
キジカクシ科クサスギカズラ属の植物であるグリーンアスパラガス(Asparagus officinalis)の茎を乾燥物に100gに精製水750gを加え、121℃で加熱し、さらに、精製水と1,3-ブチレングリコール750gを加えて72時間抽出後、活性炭で処理を行った。処理後、不溶物を濾過で取り除き、褐色のグリーンアスパラガス茎抽出物1492g(固形分濃度1.10%)を得た。
試験例1.オクルディン(Occuludin)保護効果
正常ヒト表皮細胞を、増殖添加剤含有HuMediaKG2[クラボウ社製]にて0.8×10個/mLに調製し、96穴プレートに100μLを播種して、5%CO、飽和水蒸気下、37℃で培養した。培養4日後、上清を96穴プレート内の培地を増殖添加剤不含有HuMediaKB2[クラボウ社製]100μLに交換し、製造例1,3の抽出物を含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が1.0%及び2.0%となるように製造例1,3の抽出物をそれぞれ添加したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μg/mLとなるようにドデシル硫酸ナトリウムを添加したもの)添加して培養した。また、比較対照として、試料溶液として製造例1,3の抽出物に代えて、比較製造例1の抽出物を含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が1.0%及び2.0%となるように比較製造例1の抽出物をそれぞれ添加したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μg/mLとなるようにドデシル硫酸ナトリウムを添加したもの)を添加した試験区(比較試験区)、30%1,3-ブチレングリコール水溶液のみを含んだ培養液(培養液全量に対する30%1,3-ブチレングリコール溶液の終濃度を2.0%に調整したもの)を添加したコントロール区、及び30%1,3-ブチレングリコール水溶液のみを含んだ培養液(培養液全量に対する30%1,3-ブチレングリコール溶液の終濃度を2%に調整したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μgとなるようにデシル硫酸ナトリウムを添加したもの)を添加した試験区(ドデシル硫酸ナトリウム処理コントロール区)を設定した。さらに培養1日後、培養上清を除去して、PBS(-)を200μLずつ添加して除去し、次に、15%中性緩衝ホルマリン液(和光純薬社製)を50μLずつ添加して冷温下で30分間インキュベートした後、上清を除去した。その後、100μLのPBS(-)を用いて洗浄し、0.2%Triton-X含有PBS(-)を50μLずつ添加して室温下で1時間インキュベートをした。上清を除去してブロッキングワンP(ナカライテスク社製)を50μLずつ添加して室温下で2時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)を100μL用いて洗浄し、抗Occuludin抗体(Life Span BioScience, Inc.製)溶液を50μL添加して冷温下で24時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)100μLを用いて洗浄を3回繰り返した。Alexa Fluor 488抗マウス二次抗体(Life Technologies社)Alexa Fluor及び 546抗ラビット二次抗体(Life Technologies社)の混合液を50μL添加して室温下、暗所にて2時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)100μLを用いて洗浄を5回繰り返し、PBS(-)を100μLずつ添加して蛍光プレートリーダー(大日本製薬社)を用いてEx485/Em520における蛍光強度を測定した。そして、試験区及びコントロール区の蛍光強度に基づきOcculudin量を算出し、コントロール区のOcculudin量を100としたときの各試験区を相対値で示した。
試験例1の結果を表1に示す。
[表1]
Figure 2022124741000001
表1に示す通り、界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウムにより皮膚のバリア機能に関わるタンパク質であるオクルディン(Occuludin)が低下することが確認されたものの、本発明に係る抽出物は、ドデシル硫酸ナトリウムによるオクルディン(Occuludin)へのダメージを抑制する効果が確認された。一方で、比較試料1にはこの効果は確認されなかった。このことから、本発明に係る抽出物は、外的刺激から皮膚のバリア機能を保護し、肌荒れ症状や炎症、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾癬又は脂漏性皮膚炎に対する予防及び改善効果が得られることが示唆される。
試験例2.クローディン(Claudin)保護効果の評価試験
正常ヒト表皮細胞を、増殖添加剤含有HuMediaKG2[クラボウ社製]にて0.8×10個/mLに調製し、96穴プレートに100μLを播種して、5%CO、飽和水蒸気下、いい37℃で培養した。培養4日後、上清を96穴プレート内の培地を増殖添加剤不含有HuMediaKB2[クラボウ社製]100μLに交換し、製造例2の抽出物を含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が1.0%及び2.0%となるように製造例1,3の抽出物をそれぞれ添加したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μg/mLとなるようにデシル硫酸ナトリウムを添加したもの)添加して培養した。また、比較対照として、試料溶液として製造例1,3の抽出物に代えて、比較製造例1の抽出物を含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が1.0%及び2.0%となるように比較製造例1の抽出物をそれぞれ添加したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μg/mLとなるようにドデシル硫酸ナトリウムを添加した試験区(比較試験区)、30%1,3-ブチレングリコール水溶液のみを含んだ培養液(培養液全量に対する30%1,3-ブチレングリコール溶液の終濃度を2%に調整したもの)を添加したコントロール区、及び30%1,3-ブチレングリコール水溶液のみを含んだ培養液(培養液全量に対する30%1,3-ブチレングリコール溶液の終濃度を2%に調整したもの)とドデシル硫酸ナトリウムを含んだ培養液(培養液全量に対して溶液として終濃度が20μgとなるようにドデシル硫酸ナトリウムを添加したもの)を添加した試験区(ドデシル硫酸ナトリウム処理コントロール区)を設定した。さらに培養1日後、培養上清を除去して、PBS(-)を200μLずつ添加して除去し、次に、15%中性緩衝ホルマリン液(和光純薬社製)を50μLずつ添加して冷温下で30分間インキュベートした後、上清を除去した。その後、100μLのPBS(-)を用いて洗浄し、0.2%Triton-X含有PBS(-)を50μLずつ添加して室温下で1時間インキュベートをした。上清を除去してブロッキングワンP(ナカライテスク社製)を50μLずつ添加して室温下で2時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)を100μL用いて洗浄し、抗Claudin抗体(Bioworld Technology社製)溶液を50μL添加して冷温下で24時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)100μLを用いて洗浄を3回繰り返した。Alexa Fluor 488抗マウス二次抗体(Life Technologies社)Alexa Fluor及び 546抗ラビット二次抗体(Life Technologies社)の混合液を50μL添加して室温下、暗所にて2時間インキュベートした。上清を除去し0.2%Triton-X含有PBS(-)100μLを用いて洗浄を5回繰り返し、PBS(-)を100μLずつ添加して蛍光プレートリーダー(大日本製薬社)を用いてEx544/Em590における蛍光強度を測定した。そして、試験区及びコントロール区の蛍光強度に基づきClaudin量を算出し、コントロール区のClaudin量を100としたときの各試験区を相対値で示した。
試験例2の結果を表2に示す。
[表2]
Figure 2022124741000002
表2に示す通り、界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウムにより皮膚のバリア機能に関わるタンパク質であるクローディン(Claudin)が低下することが確認されたものの、本発明に係る抽出物は、ドデシル硫酸ナトリウムによるクローディン(Claudin)へのダメージを抑制する効果が確認された。一方で、比較試料1にはこの効果は確認されなかった。このことから、本発明1に係る抽出物は、外的刺激から皮膚バリア機能を保護し、肌荒れ症状や炎症、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾癬又は脂漏性皮膚炎に対する予防及び改善効果を得られることが示唆される。
試験例3.保水効果の評価試験
(イ)試料調製
以下の組成の通り、本発明試料1と比較試料1,2を調製した。
(1)本発明試料1(クリーム)
[成分]
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
シアバター 2.0
べヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
製造例3の抽出物 2.0
乳酸菌発酵米 3.0
水添レシチン 2.0
カタメンキリンサイ抽出物 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
グリセリン 4.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が100部となる量
(2)比較試料1(クリーム)
[成分]
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
シアバター 2.0
べヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
1,3-ブチレングリコール 5.6
乳酸菌発酵米 3.0
水添レシチン 2.0
カタメンキリンサイ抽出物 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
グリセリン 4.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が100部となる量
(3)比較試料2(クリーム)
[成分]
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 1.0
シアバター 2.0
べヘニルアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
乳酸菌発酵米 3.0
水添レシチン 2.0
カタメンキリンサイ抽出物 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.02
アルギン酸ナトリウム 0.2
グリセリン 4.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が100部となる量
(ロ)試験方法
被験者(20代~50代の男性4名女性2名、計6名)の左前腕内側部を軽く水洗後した。次に、1.5cm×1.5cmの被験部を設定し、恒温恒湿(20℃±2℃、湿度50%±5%)の部屋で15分間馴化させ、初期値の角層水分量を測定した。翌日より、9:00、17:00に被験部に0.1%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液での肌荒れ惹起処理を実施した。各被験部位に1.5cm×1.5cmの濾紙を置き、0.1%SDS水溶液を滴下して濾紙全体を湿らせ、この状態で3分間静置し、3分後に濾紙を取り除き軽く水洗を行った。水洗後に、本発明試料1と、その比較対象として、比較試料1及び比較試料2をそれぞれ設定した試験区に塗布した。3週間後、被験者の左前腕内側部を軽く水洗し、前述と同様の方法で馴化させ、角層水分量を測定した。結果は初期値を0とした変化値について被験者6名の平均値で算出した。
試験例3の試験結果を表3に示す。
[表3]
Figure 2022124741000003
表3に示す通り、本発明試料1は、外的刺激を受けて肌荒れを惹起した皮膚の角層水分量を顕著に改善する効果が確認された。本発明に係る抽出物の効果は、本発明に係る抽出物を含まない比較試料1よりも高く、また、本発明に係る抽出物を代えて保湿成分として知られているヒアルロン酸ナトリウムを含む比較試料よりも効果が高いことも確認された。
処方例1.化粧水
[成分] 部
ユーカリ油 0.2
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
製造例1の抽出物 2.0
トコフェロール酢酸エステル 0.02
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.5
グリチルリチン酸ステアリル 0.05
イソプロピルメチルフェノール 0.1
アライントイン 0.1
D-パントテニルアルコール 0.1
サリチル酸 0.5
尿素 5.0
l-メントール 0.9
dl-メントール 0.2
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
メチルパラベン 0.1
ヒノキチオール 0.003
感光素201号 0.002
精製水 全量が100部となる量
処方例2.化粧水
処方例1の化粧水の成分中、製造例1の抽出物に代えて、製造例2の抽出物2.0部を配合する他は、処方例1と同様の組成で、化粧水を得た。
処方例3.化粧水
[成分] 部
カプリル酸グリセリル 3.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 3.0
セタノール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
メチルパラベン 0.1
製造例3の抽出物 2.0
アスコルビン酸 3.0
グリチルリチン酸 0.5
β-グリチルレチン酸 0.05
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
レゾルシン 0.1
酸化亜鉛 2.0
dl-カンフル 0.5
グリセリン 2.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
処方例4.化粧水
[成分] 部
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
メチルパラベン 0.1
製造例3の抽出物 2.0
アスコルビン酸グルコシド 2.0
トラネキサム酸 2.0
ε-アミノカプロン酸 0.1
イオウ 0.2
エストラジオール 0.1
グリセリン 5.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
クエン酸ナトリウム 0.2
メタ重亜硫酸ナトリウム 0.2
d-カンフル 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例5.化粧水
処方例4の化粧水の成分中、製造例3の抽出物に代えて、製造例4の抽出物2.0部を配合する他は、処方例1と同様の組成で化粧水を得た。
処方例6.乳液
[成分] 部
スクワラン 5.0
シクロペンタンシロキサン 1.0
ヘキサラン 3.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 1.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 5.0
イソステアリン酸ポリグリセリル-10 5.0
ジパルミチン酸アスコルビル 15.0
水添大豆レシチン 1.5
製造例3の抽出物 1.0
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 3.0
アルブチン 3.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1,3-ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
キサンタンガム 0.2
シロキクラゲ多糖体 0.2
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
トコフェロール酢酸エステル 0.3
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
精製水 全量が100部となる量
処方例7.乳液
処方例6の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部に代えてL-アスコルビン酸-2-グルコシド2.0部を用いるほかは処方例6と同様の組成で乳液を得た。
処方例8.乳液
処方例6の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてトラネキサム酸2.0部を用いるほかは処方例6と同様の組成で乳液を得た。
処方例9.乳液
処方例6の成分中、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてニコチン酸アミド3.0部を用いるほかは処方例6と同様の組成で乳液を得た。
処方例10.クリーム
[成分] 部
オリーブ油 5.0
ホホバ油 5.0
スクワラン 5.0
イソステアリン酸ヘキシルデシル 5.0
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) 5.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
イソステアリルグリセリル 3.0
γ-オリザノール 0.1
ベヘニルアルコール 2.0
パルミチン酸 2.5
D-パントテニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
リボフラビン 0.01
レゾルシン 0.1
塩化ベンザルコニウム 0.05
尿素 3.0
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
製造例1の抽出物 2.0
乳酸菌発酵米 2.0
水添レシチン 0.5
水添リゾレシチン 0.5
油溶性オタネニンジンエキス 2.0
キサンタンガム 1.0
酸化亜鉛 0.5
dl-カンフル 0.3
l-メントール 0.5
精製水 全量が100部となる量
実施例11.パック
[成分] 部
ジプロピレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 5.0
セタノール 3.0
ベヘニルアルコール 3.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸アンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.1
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.5
トコフェロールニコチン酸エステル 0.1
D-パントテニルアルコール 0.3
レゾルシン 0.1
イオウ 2.0
エストラジオール 0.002
製造例3の抽出物 1.0
キサンタンガム 2.0
ミリスチン酸ポリグリセリル-6 1.0
ココイルグルタミン酸カリウム 1.0
水添レシチン 3.0
水酸化レシチン 3.0
精製水 全量が100部となる量
処方例12.ヘアシャンプー
[成分] 部
ラウレス硫酸ナトリウム 10.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
塩化ベンザルコニウム 1.0
ステアリルアルコール 2.0
ベヘニルアルコール 2.0
ジメチコン 3.0
製造例3の抽出物 2.0
アラントイン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
サリチル酸ナトリウム 0.1
トコフェロール酢酸エステル 0.1
ピリチオン亜鉛 0.3
安息香酸 0.2
トリクロサン 0.2
クエン酸 0.1
プロピレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
実施例13.ヘアコンディショナー
[成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2-エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
塩化ベンザルコニウム 1.0
セタノール 3.0
ステアリルアルコール 1.0
製造例3の抽出物 2.0
アラントイン 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
サリチル酸 0.1
イオウ 0.5
臭化アルキルイソキノリニウム液(75%) 0.06
ピリチオン亜鉛 0.3
メチルパラベン 0.1
トリクロサン 0.2
レゾルシン 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例14.洗浄用化粧料
[成分] 部
ココイルグリシンカリウム 5.0
グリセリン 10.0
カプリル酸グリセリル 1.0
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0
製造例1の抽出物 1.0
セタノール 3.0
ミリスチルアルコール 3.0
イソプロピルメチルアルコール 0.1
アラントイン 0.1
イオウ 0.5
グリチルリチン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
β-グリチルレチン酸 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
サリチル酸 0.2
トコフェロール酢酸エステル 0.2
トリクロサン 0.1
トリクロロカルバニド 0.5
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル 0.2
濃ベンザルコニウム塩化物液50 0.2
ベンザルコニウム塩化物 0.1
精製水 全量が100部となる量
処方例15.シートマスク
不織布に下記の成分を含浸させてシートマスクを得る。
[成分] 部
製造例3の抽出物 2.0
グリセリン 3.0
1、3-ブチレングリコール 2.0
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
キサンタンガム 1.0
水溶性コラーゲン 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 1.0
アマモ抽出物 1.0
米抽出物加水分解物 1.0
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
処方例16.美容液
[成分] 部
エタノール 2.0
グリセリン 5.0
1、3-ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
ヒアルロン酸加水分解物 1.0
乳酸菌培養物 1.0
製造例3の抽出物 2.0
クエン酸 0.3
クエン酸ナトリウム 0.6
精製水 全量が100部となる量

Claims (3)

  1. ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤。
  2. ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とするバリア機能改善剤。
  3. ホワイトアスパラガスの抽出物を有効成分とする保湿剤。
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