JP2023024184A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイソレーションエリアを縮小可能な構造を有する横型構造の半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置11では、トレンチ絶縁構造13が、基板25の主面25aにおいて第2導電型ウエル15を囲み、素子エリア25cを規定する。第2導電型ウエル15は、第1導電型半導体領域25bにpn接合39を成す底部15aを有する。第2導電型ウエル15の縦方向分離及び横方向分離は、それぞれ、pn接合39及びトレンチ絶縁構造13によって為される。低濃度領域29が、ドレイン領域19からソース領域17への方向にゲート絶縁膜27に沿って延びる。低濃度領域29は、低濃度ドレイン領域31と一緒になって、ドレイン近傍における電界の大きな曲がりを避けながら、ゲート絶縁膜27下においてチャネル領域33からのキャリアにドレイン領域19への経路を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に横型構造の半導体装置に関する。
特許文献1は、中耐圧であって低オン抵抗のp型MOSトランジスタを有する半導体装置を開示する。半導体装置は、p型半導体基板に形成された深いn型ウエル、及びこのn型ウエル内に設けられたp型ウエルを含む。p型MOSトランジスタは、p型ウエル内に設けられる。
特開2014-192361号公報
特許文献1によれば、n型ウエル及びp型ウエルを順に形成する。これらのウエルは、ドーパントの高エネルギーイオン注入及び長時間の熱拡散を用いて半導体基板内にドーパントを拡散させることによって形成される。深いウエル形成には、熱拡散のための長時間の熱処理が必要になる。
長時間の熱拡散は、縦拡散による深いウエル形成を可能にする一方で、横拡散を引き起こす。横拡散は、結果として、半導体装置のウエルに大きな横広がりをもたらす。
具体的には、半導体装置のための素子エリアは、例えばMOSトランジスタでは、該トランジスタの実体的構成物(例えば、ソース領域、ドレイン領域、及びゲート電極)を配置するアクティブエリアと、該MOSトランジスタの実体的構成物を他の素子から電気的に分離するアイソレーションエリアとを含む。ウエルの横広がりは、半導体装置の耐圧特性から要求される寸法の下限とは別に、深いウエル形成に起因する寸法の下限を、素子エリアにおけるアイソレーションエリアに強いる。
横型構造の半導体装置に深いウエルを採用することは、アイソレーションエリアを縮小することを妨げることになる。本発明は、上述した課題に鑑み、横型構造の半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1態様に係る半導体装置は、横型構造を有する半導体装置であって、該半導体装置は、素子エリアを含む主面を有しており第1導電型半導体領域を備える基板と、前記主面において前記素子エリアを囲むように前記基板に設けられたトレンチ絶縁構造と、前記素子エリア内において前記第1導電型半導体領域にpn接合を成す底部を有し前記トレンチ絶縁構造に囲まれた第2導電型ウエルと、前記第2導電型ウエルに設けられた第1導電型半導体のソース領域と、前記第2導電型ウエルに設けられた第1導電型半導体のドレイン領域と、前記素子エリアに設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極と、前記ドレイン領域から前記ソース領域への方向に、前記ゲート絶縁膜に沿って前記ゲート絶縁膜下に延びる第1導電型半導体の低濃度領域と、前記ドレイン領域の側部と前記低濃度領域との間に設けられた第1導電型半導体の低濃度ドレイン領域と、前記ソース領域の側部と前記低濃度領域との間において前記ゲート絶縁膜下に設けられた第2導電型半導体のチャネル領域と、を備え、前記低濃度ドレイン領域のドーパント濃度は、前記ドレイン領域のドーパント濃度より低い。
本発明の第2態様に係る半導体装置は、第1態様に従う半導体装置であって、前記低濃度ドレイン領域の深さは、前記ドレイン領域の深さより小さい。
本発明の第3態様に係る半導体装置は、第1態様又は第2態様に従う半導体装置であって、前記低濃度領域の深さは、前記低濃度ドレイン領域の深さより小さい。
本発明の第4態様に係る半導体装置は、第1態様から第3態様のいずれか一態様に従う半導体装置であって、前記ゲート電極は、前記ドレイン領域より前記ソース領域により近い第1側面及び前記ソース領域より前記ドレイン領域により近い第2側面を有し、前記ゲート絶縁膜は、前記ソース領域から前記ドレイン領域への方向に延びており、また前記第1側面の直下及び前記第2側面の直下に位置する。
本発明の第5態様に係る半導体装置は、第1態様から第4態様のいずれか一態様に従う半導体装置であって、前記ドレイン領域は、前記ゲート電極から離れており、前記低濃度ドレイン領域は、前記ゲート電極に自己整合的に設けられる。
本発明の第1態様に係る半導体装置によれば、トレンチ絶縁構造が、基板内に設けられ主面において第2導電型ウエルを囲んで、素子エリアを規定する。第2導電型ウエルは、基板の第1導電型半導体領域にpn接合を成す底部を有する。第2導電型ウエルの横方向に関する分離は、トレンチ絶縁構造によって為される。
また、低濃度領域が、ドレイン領域からソース領域への方向に、ゲート絶縁膜下においてゲート絶縁膜に沿って延びる。この低濃度領域は、ソース領域から離れている。低濃度領域は、低濃度ドレイン領域と一緒になってドレイン近傍における電界の大きな曲がりを避けながら、ゲート絶縁膜下においてチャネル領域からのキャリアにドレイン領域への経路を提供する。
さらに、第2導電型ウエルの縦方向に係る分離は、第2導電型ウエルと第1導電型半導体領域とのpn接合によって為される。
本発明の第2態様に係る半導体装置によれば、低濃度ドレイン領域は、ドレイン領域からの空乏層の広がりを容易にする。また、ドレイン領域より浅い低濃度ドレイン領域は、ドレイン領域の側部における電界の大きな曲がり避けて電界集中を弱めることができる。
本発明の第3態様に係る半導体装置によれば、低濃度領域と低濃度ドレイン領域との接合領域において、電界の大きな曲がり避けることができる。また、低濃度領域は、ゲート絶縁膜に沿った伝搬経路をキャリアに提供して、該キャリアは、第1導電型低濃度ドレイン領域に到達する。
本発明の第4態様に係る半導体装置によれば、ゲート電極は、第1側面から第2側面までゲート絶縁膜上を延びる。ソース領域からのキャリアは、ゲート絶縁膜下のチャネル領域及び低濃度領域を走行すると共に低濃度ドレイン領域を走行して、ドレイン領域に至る。これ故に、LOCOSを用いることなく、ドレイン領域近傍における所望の絶縁耐圧を得ることができる。
本発明の第5態様に係る半導体装置によれば、低濃度領域が低濃度ドレイン領域に接合を成すことができる。ゲート絶縁膜は、低濃度領域と共にゲート電極に沿ってゲート電極の一側面の直下に到達する。これ故に、ドレインには、ゲート絶縁膜より厚いLOCOSが設けられない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る半導体装置の構造の断面を示す図面である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る半導体装置の構造の断面を示す図面である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る半導体装置の構造を示す平面図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係る製造方法における主要な工程を示す図面である。 図5は、本発明の一実施の形態に係る製造方法における主要な工程を示す図面である。 図6は、本発明の一実施の形態に係る製造方法における主要な工程を示す図面である。 図7は、本発明の一実施の形態に係る製造方法における主要な工程を示す図面である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態に係る半導体装置における主要な構成物を示す断面図である。図2は、実施の形態に係る半導体装置における主要な構成物を示す断面図である。図3は、実施の形態に係る横型構造を有する半導体装置における主要な構成物を示す平面図である。図1に示された断面は、図3におけるI-I線に沿って取られている。図2に示された断面は、図3におけるII-II線に沿って取られている。図3においては、ゲート電極及び厚膜絶縁領域が実線で示される一方で、厚膜絶縁領域の下の基板内に設けられる構成物(例えば、トレンチ絶縁構造)が破線で示される。
図1から図3を参照しながら、半導体装置11の説明が、引き続いて為される。半導体装置11は、一実施例では、MIS型トランジスタといった電界効果トランジスタを含むことができる。引き続く実施例の説明では、電界効果トランジスタの一例としてMOS型電界効果トランジスタを説明する。
半導体装置11は、トレンチ絶縁構造13と、トレンチ絶縁構造13に囲まれた第2導電型ウエル15と、第2導電型ウエル15のソース領域17及びドレイン領域19と、ゲート絶縁膜27と、ゲート絶縁膜27上に設けられたゲート電極23と、を備える。
半導体装置11は、基板25を更に備え、トレンチ絶縁構造13は、基板25に設けられる。具体的には、基板25は、主面25aを有しており、また第1導電型半導体領域25b(第1導電型はp型及びn型の一方の導電型、例えばp型)を備える。第1導電型半導体領域25bは、例えばシリコンを含むことができ、更には、炭化ケイ素、シリコンゲルマニウムといったIV族半導体を含むことができる。主面25aは、半導体装置11のための素子エリア25cを含む。本実施例では、素子エリア25cは、トレンチ絶縁構造13に囲まれる。基板25は、例えばシリコンを含むことができ、更には、炭化ケイ素、シリコンゲルマニウムといったIV族半導体、又はガリウムひ素といったIII-V族半導体など化合物半導体を含むことができる。
トレンチ絶縁構造13は、主面25aにおいて素子エリア25cを囲むように設けられる。具体的には、トレンチ絶縁構造13は、例えば、基板25に設けられた溝13aと、該溝13a内に設けられた絶縁体13bとを含むことができる。
第2導電型ウエル15は、第2導電型(第2導電型はp型及びn型の他方の導電型、例えばn型)の半導体を含み、また底部15a及び側部15bを有する。第2導電型ウエル15は、トレンチ絶縁構造13に囲まれている。具体的には、底部15aは、素子エリア25c内において第1導電型半導体領域25bにpn接合39を成し、また側部15bは、トレンチ絶縁構造13に到達している。トレンチ絶縁構造13によれば、第2導電型ウエル15がデバイス構造から外れた位置にpn接合を形成することを防ぐ。
ソース領域17及びドレイン領域19の各々は、第2導電型ウエル15に設けられた第1導電型半導体を含む。
ゲート絶縁膜27は、素子エリア25cに設けられる。半導体装置11は、ゲート絶縁膜27下に設けられた低濃度領域29と、ドレイン領域19と低濃度領域29との間に設けられた低濃度ドレイン領域31と、ゲート絶縁膜27下に設けられたチャネル領域33と、を更に備えることができる。
低濃度領域29は、第1導電型半導体を含み、またドレイン領域19からソース領域17への方向に、ゲート絶縁膜27に沿ってゲート絶縁膜27下に延びる。低濃度ドレイン領域31は、第1導電型半導体を含み、またドレイン領域19と低濃度領域29との間に設けられる。詳細には、低濃度ドレイン領域31は、ドレイン領域19の側部19aに沿ってドレイン領域19を囲むように設けられる。ドレイン領域19は、第2導電型ウエル15とpn接合を成す。チャネル領域33は、第2導電型半導体を含み、またソース領域17の側部17aと低濃度領域29との間においてゲート絶縁膜27下に設けられる。
半導体装置11では、ゲート電極23は、チャネル領域33とゲート絶縁膜27との界面に電界を生成する。この界面電界は、チャネル領域33のチャネル生成を制御することができる。チャネル領域33は、界面電界に応答して表面反転層を形成する。チャネル領域33は、そのドーパント濃度に応じた閾値を半導体装置11に与える。チャネル領域33は、ソース領域17が第2導電型ウエル15とpn接合を成すことを妨げている。
半導体装置11によれば、トレンチ絶縁構造13が、基板25内に設けられ主面25aにおいて第2導電型ウエル15を囲んで、素子エリア25cを規定する。第2導電型ウエル15の横方向に関する分離は、トレンチ絶縁構造13によって為される。本実施例では、第2導電型ウエル15は、基板25の第1導電型半導体領域25bにpn接合39を成す底部15aを有する。第2導電型ウエルの縦方向に関する分離は、pn接合39によって為される。
また、低濃度領域29が、ドレイン領域19からソース領域17への方向に、ゲート絶縁膜27下においてゲート絶縁膜27に沿って延びる。この低濃度領域29は、ソース領域17から離れている。低濃度領域29は、低濃度ドレイン領域31と一緒になってドレイン近傍における電界の大きな曲がりを避けながら、ゲート絶縁膜27下においてチャネル領域33からのキャリアにドレイン領域19への経路を提供する。
半導体装置11では、図1を参照すると、ソース領域17、チャネル領域33、低濃度領域29、低濃度ドレイン領域31、ドレイン領域19、及び低濃度ドレイン領域31が、この順に、基準面REFに沿って配列されている。この配列は、半導体装置11に横型構造を与える。基準面REFは、主面25aに直交する方向に延在する法線軸Nxに交差する。
チャネル領域33は、第2導電型の半導体を含み、またソース領域17の側部17a及び底部17bを囲むと共に低濃度ドレイン領域31から離れている。本実施例では、低濃度領域29は、チャネル領域33と低濃度ドレイン領域31との間に設けられる。
半導体装置11では、低濃度ドレイン領域31の深さD1は、ドレイン領域19の深さD2より小さい。この半導体装置11によれば、低濃度ドレイン領域31は、ドレイン領域19からの空乏層の広がりを容易にする。また、ドレイン領域19より浅い低濃度ドレイン領域31は、ドレイン領域19の側部19aにおける電界の大きな曲がりを避けて電界集中を弱めることができる。
半導体装置11では、低濃度領域29の深さD3は、低濃度ドレイン領域31の深さD1より小さい。半導体装置11によれば、低濃度領域29と低濃度ドレイン領域31との接合領域において、電界の大きな曲がりを避けることができる。また、低濃度領域29は、ゲート絶縁膜27に沿った伝搬経路をキャリアに提供して、該キャリアは、低濃度ドレイン領域31に到達する。
半導体装置11は、素子エリア25cに設けられた厚膜絶縁領域37を含む。厚膜絶縁領域37は、ゲート絶縁膜27の厚さより大きい膜厚を有する。図3に示された平面図を参照すると、厚膜絶縁領域37は、電界効果トランジスタのアクティブ領域(例えば、ソース領域17、ドレイン領域19、ゲート電極23、ゲート絶縁膜27、低濃度ドレイン領域31、及びチャネル領域33)を囲む。本実施例では、厚膜絶縁領域37は、素子エリア25cを規定するトレンチ絶縁構造13上に設けられる。アクティブ領域が素子エリア25cの内側に設けられる。
半導体装置11では、ゲート電極23は、ソース領域17及びドレイン領域19の一方から他方への方向に向かう電流軸Dsdと法線軸Nxとに交差するゲート軸Dgの方向に延在する。ゲート電極23により、ドレイン領域19がソース領域17から隔てられる。
ゲート電極23は、ゲート軸Dgの方向に延在する第1側面23a及び第2側面23bを有する。第1側面23aは、ドレイン領域19よりソース領域17により近く、また第2側面23bは、ソース領域17よりドレイン領域19により近い。ゲート絶縁膜27は、ソース領域17からドレイン領域19への方向に延びており、また第1側面23aの直下及び第2側面23bの直下に位置する。
この半導体装置11によれば、ゲート電極23は、第1側面23aから第2側面23bまでゲート絶縁膜27上を延びる。ソース領域17からのキャリアは、ゲート絶縁膜27下のチャネル領域33及び低濃度領域29を走行すると共に低濃度ドレイン領域31を走行して、ドレイン領域19に至る。これ故に、厚膜絶縁領域37(例えば、LOCOS)を用いることなく、ドレイン領域19近傍における所望の絶縁耐圧を得ることができる。
半導体装置11では、ドレイン領域19は、ゲート電極23から離れており、低濃度ドレイン領域31は、ゲート電極23に自己整合的に設けられることができる。
半導体装置11によれば、低濃度領域29が低濃度ドレイン領域31に接合を成すことができる。ゲート絶縁膜27は、低濃度領域29と一緒にゲート電極23に沿ってゲート電極23の一側面の直下に到達する。これ故に、半導体装置11のドレインには、ゲート絶縁膜27より厚いLOCOSが設けられない。
半導体装置11は、ソース領域17とチャネル領域33との間に設けられた低濃度ソース領域45を更に備えることができる。ソース領域17は、ゲート電極23から離れており、低濃度ソース領域45は、ゲート電極23に自己整合的に設けられることができる。
低濃度ソース領域45のドーパント濃度は、ソース領域17のドーパント濃度より低いことができる。低濃度ソース領域45は、ゲート電極23に自己整合的に設けられることができる。この半導体装置11によれば、第2導電型半導体のチャネル領域33が、ソース領域17のドーパント濃度より低い低濃度ソース領域45に接合を成す。
半導体装置11では、チャネル領域33は第2導電型ウエル15に接合を成す。チャネル領域33のドーパント濃度は、第2導電型ウエル15のドーパント濃度より大きく、ソース領域17のドーパント濃度より小さい。ゲート絶縁膜27は、ゲート電極23とチャネル領域33との間に設けられる。
この半導体装置11によれば、チャネル領域33が、ソース領域17からドレイン領域19への方向に規定されたチャネル長CLを有し、チャネル領域33の横広がりが、半導体装置11のチャネル長CLを規定する。ゲート電極23は、その電界によってゲート絶縁膜27とチャネル領域33との界面におけるキャリア濃度を変化させることができる。チャネル領域33のチャネルは、該界面における反転によって生成され、ソース領域17からのキャリアは、チャネル、及びゲート電極23の直下の経路を介してドレイン領域19に向かってドリフトする。
チャネル領域33は、ゲート軸Dgの方向に関して、厚膜絶縁領域37の下側にも設けられ、この結果、ゲート絶縁膜27上のゲート電極23の延在長(以下、図3に示されるゲート幅Wとして参照する)が厚膜絶縁領域37の間のゲート絶縁膜27の長さによって規定される。チャネル領域33の横広がりは、厚膜絶縁領域37下のトレンチ絶縁構造13を超えることはない。
半導体装置11では、第2導電型ウエル15の深さは、トレンチ絶縁構造13の深さより浅い。この半導体装置11によれば、第2導電型ウエル15より深いトレンチ絶縁構造13が、半導体装置11における縦方向に関する空乏層の広がり方向をガイドできる。
図1を参照すると、半導体装置11は、第2導電型ウエル15に接合を成す給電コンタクト領域41を更に備えることができる。この半導体装置11によれば、給電コンタクト領域41は、第2導電型ウエルに電位を安定させることができる。
図3に示されるように、半導体装置11では、低濃度ドレイン領域31は、ドレイン領域19の側部19aにその全周にわたって接合を成している。低濃度ドレイン領域31は、トレンチ絶縁構造13から離れている。低濃度ドレイン領域31は、ゲート電極23及び厚膜絶縁領域37に関して自己整合的に設けられる。
この半導体装置11によれば、例えばソース領域17からドレイン領域19への方向にトレンチ絶縁構造13から低濃度ドレイン領域31を離すことは、低濃度ドレイン領域31と第2導電型ウエル15との間のpn接合における空乏層の広がりを攪乱しない。また、トレンチ絶縁構造13に突き当たる側部15aによって、第2導電型ウエル15の横広がりを規定できる。
ドレイン領域19は、法線軸Nxに交差する電流軸Dsdの方向(具体的には、ソース領域17からドレイン領域19への方向)にトレンチ絶縁構造13及び厚膜絶縁領域37から離れており、また、電流軸Dsd及び法線軸Nxに交差するゲート軸Dgの方向にトレンチ絶縁構造13及び厚膜絶縁領域37から離れている。
また、ソース領域17は、ゲート軸Dg及び法線軸Nxに交差する電流軸Dsdの方向(具体的には、ドレイン領域19からソース領域17への方向)にトレンチ絶縁構造13から離れている。
この半導体装置11によれば、ソース領域17、ドレイン領域19といった比較的高いドーパント濃度の半導体領域が、トレンチ絶縁構造13に突き当たることを避ける。
低濃度領域29のドーパント濃度は、ドレイン領域19のドーパント濃度より低い。低濃度ドレイン領域31のドーパント濃度は、ドレイン領域19のドーパント濃度より低い。低濃度領域29のドーパント濃度は、低濃度ドレイン領域31のドーパント濃度より低い。
表面近傍におけるドーパント濃度。
第2導電型ウエル15:1×1015から1×1016cm-3
ソース領域17及びドレイン領域19:1×1019から1×1021cm-3
低濃度領域29:1×1014から8×1015cm-3
低濃度ドレイン領域31:2×1015から2×1016cm-3
チャネル領域33:1×1016から5×1017cm-3
低濃度ソース領域45:2×1015から2×1016cm-3
半導体領域の深さ。
第2導電型ウエル15:4から8μm。
ソース領域17及びドレイン領域19:0.5から1.0μm。
低濃度領域29:0.1から0.5μm。
低濃度ドレイン領域31:0.3から0.6μm。
チャネル領域33:0.8から1.5μm。
低濃度ソース領域45:0.3から0.6μm。
図4、図5及び図6を参照しながら、半導体装置11の一例としてp型MOSトランジスタを作製する方法を説明する。引き続く説明では、本実施の形態に係る一例として単一のp型MOSトランジスタの製造を説明する。必要な場合には、当業者は、本実施の形態に係る一例に、追加のp型MOSトランジスタを同様に作製することができ、またn型MOSトランジスタの製造を組み合わせることができる。本実施例では、基板25のためのウエハ51としてp型シリコンウエハ上にp型MOSトランジスタを作製する。製造方法においては、図1から図3には描かれていない金属電極及び被覆絶縁膜を作製する工程も説明される。図4、図5及び図6の各々は、製造工程の進捗を示す断面を示す。
図4(a)に示されるように、準備されたウエハ51にトレンチ溝53を形成する。具体的には、準備されたウエハ51上に、トレンチ溝53の開口を規定するマスク55(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク55におけるトレンチ溝53のための開口55aの幅TWは、例えば0.5から1.5マイクロメートルであることができる。マスク55を用いたエッチングにより、トレンチ絶縁構造13のためのトレンチ溝53を形成する。エッチングとしては、例えばドライエッチングを用いることができ、エッチャントとしてはSF、CHF,CFなどを用いることができる。トレンチ溝53の深さTDは、例えば5から20であることができる。
図4(b)に示されるように、次いで、トレンチ溝53内に絶縁物を形成して、トレンチ絶縁構造13のための絶縁構造物57を得る。本実施例では、マスク55を除去した後に、ウエハ51の表面に酸化物を、酸化炉を用いて形成する。酸化雰囲気としては酸素、水蒸気などを用いることができる。絶縁構造物57は、素子エリア25cを囲む。
図4(c)に示されるように、次いで、絶縁構造物57を形成した後に、第2導電型ウエル15のためのn型ウエル(図4(d)における59)のためのイオン注入エリアを規定するマスク61(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク61は、絶縁構造物57によって規定される素子エリア25c内に位置する開口61aを有する。開口61aの縁は、絶縁構造物57から例えば5から50マイクロメートルの距離G1で離れていることができる。マスク61を用いたイオン注入により、n型ウエル59のためのn型ドーパントDPの導入を行う。イオン注入の条件としては100keV程度でリンを用いることができる。イオン注入の後に、マスク61を除去する。
図4(d)に示されるように、次いで、マスク61を除去した後に、熱処理炉を用いてウエハ51を熱処理する。熱処理の時間、温度、及び雰囲気としては3~15時間、1000~1300℃、窒素雰囲気を用いることができる。熱処理により、ドーパント注入のイオン種(ドーパント)が、深さ方向及び横方向に拡散される。ウエハ51において横方向の拡散したn型ウエル59は、絶縁構造物57を超えない。
図5(a)に示されるように、n型ウエル59を形成した後に、厚膜絶縁領域37のための酸化膜63(例えば、LOCOS)を形成する。一例を示せば、トランジスタのソース、ゲート及びドレインが形成されるべきエリアを抗酸化の無機絶縁膜(例えば、シリコン窒化膜)のマスクをフォトリソグラフィ及びエッチングによって形成すると共に、この無機絶縁膜マスクを用いてウエハ51の表面を酸化して、酸化膜63を形成する。酸化膜63を形成した後に、無機絶縁膜のマスクを除去する。これに限定されることなく、厚膜絶縁領域37の形成プロセスとして、シャロートレンチアイソレーション(STI、ボックスアイソレーションとも呼ばれる)を用いることができる。
図5(b)に示されるように、酸化膜63を形成した後に、低濃度領域29のための不純物導入を行う。本実施例では、低濃度領域29のための軽注入領域65のエリアを規定するマスク67(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク67は、絶縁構造物57によって規定される素子エリア25c内においてトランジスタのソース、ゲート及びドレインが形成されるべきエリア上に位置する開口67aを有する。開口67aの縁は、絶縁構造物57上に位置することができ、これにより、絶縁構造物57に対して自己整合的にイオン注入される。マスク67を用いたイオン注入により、軽注入領域65のためのドーパント注入を行う。イオン注入の条件としては60keV 1×1013cm-2、ボロンを用いることができる。イオン注入の後に、マスク67を除去する。
図5(c)に示されるように、軽注入領域65を形成した後に、ゲート絶縁膜27のための酸化膜69を形成する。一例を示せば、酸化処理雰囲気としては酸素、水蒸気などを用いることができる。酸化膜69(ゲート絶縁膜27)は、例えば5から30ナノメートルであることができる。
図5(d)に示されるように、酸化膜69を形成した後に、ゲート電極23のための導電体71を形成する。一例を示せば、化学的気相成長(CVD)法により、非結晶性シリコン膜(例えば、ポリシリコン又は非晶質シリコン)を成長すると共に、導電性の付与のためにドーパント拡散を行うことができる。ドーパント拡散されたシリコン膜をフォトリソグラフィ及びエッチングにより加工して、ゲート電極23のための導電体71を形成する。導電体71の長さL(ゲート長)は、例えば0.35マイクロメートルであることができる。
導電体71を形成した後に、チャネル領域33のためのn型チャネル領域73を形成する。
図6(a)に示されるように、本実施例では、n型チャネル領域73のエリアを規定するマスク75(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク75は、導電体71のソース側に設けられるエリア(以下、「ソース側エリア」と記す)の外側に位置する縁を有する開口75aを備えることができる。開口75aの縁は、酸化膜63及び導電体71上に位置することができ、これにより酸化膜63及び導電体71に対して自己整合的にイオン注入される。マスク75を用いたイオン注入により、n型チャネル領域73のためのドーパントの導入を行う。イオン注入の条件としては60keV、1×1013cm-2、リンを用いることができる。
図6(b)に示されるように、イオン注入の後にマスク75を除去すると共に、除去の後に、熱処理炉を用いてウエハ51を熱処理する。熱処理の時間、温度、及び雰囲気としては60分、1100℃、窒素を用いることができる。熱処理により、ドーパント注入のイオン種(ドーパント)が、深さ方向及び横方向に拡散される。横方向の拡散により、ソース側エリアにおいて酸化膜63及び導電体71の下に延在するn型チャネル領域73が形成される。n型チャネル領域73は、n型ウエル59のドーパント濃度より大きなドーパント濃度を有する。
n型チャネル領域73を形成した後に、軽注入ソース・ドレイン領域77及びソース・ドレイン領域79を形成する。一例として以下の順序が採用されることができる。
図6(c)に示されるように、軽注入ソース・ドレイン領域77のエリアを規定するマスク81(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク81は、酸化膜63によって規定されるトランジスタのソース、ゲート及びドレインが形成されるべきエリア上に位置する開口81aを有する。開口81aの縁は、酸化膜63上に位置することができ、これにより酸化膜63及び導電体71に対して自己整合的にイオン注入される。マスク81を用いたイオン注入により、軽注入ソース・ドレイン領域77のためのドーパント注入を行う。イオン注入の条件としては30keV、ボロン、1×1013cm-2を用いることができる。
図6(d)に示されるように、ソース・ドレイン領域79のエリアを規定するマスク83(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク83は、ソース側エリアにおいて導電体71から離れた第1開口83aを有すると共に、導電体71のドレイン側に設けられるドレイン側エリアにおいて酸化膜63及び導電体71から離れた第2開口83bを有する。マスク83を用いた高ドーズのイオン注入により、ソース・ドレイン領域79のためのドーパント注入を行う。イオン注入の条件としては60keV、ボロン、1×1015cm-2を用いることができる。イオン注入の後に、マスク83を除去する。
図7(a)に示されるように、同様に、給電コンタクト領域41のためのエリアを規定するマスク85(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク85は、ソース側エリアの近くにソース・ドレイン領域79から離れた開口85aを有する。マスク85を用いた高ドーズのイオン注入により、給電領域79のためのドーパント注入を行う。イオン注入の条件としては60keV、ボロン、1×1015cm-2を用いることができる。イオン注入の後に、マスク85を除去する。給電コンタクト領域41の形成が、ソース・ドレイン領域79の形成に先立って行われることができる。
図7(b)に示されるように、マスク85を除去した後に、層間絶縁構造87を形成する。層間絶縁構造87は、一又は複数の絶縁層を含むことができる、具体的には、層間絶縁構造87は、無機絶縁膜及び/又は有機絶縁膜を含むことができ、無機絶縁膜は、シリコン系無機絶縁膜、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜を含むことができる。シリコン系無機絶縁膜は、例えば化学的気相成長(CVD)法によって形成される。
図7(c)に示されるように、層間絶縁構造87を形成した後に、層間絶縁構造87にコンタクト孔を形成する。コンタクト孔の形成は、例えばフォトリソグラフィ及びエッチングによって行われる。具体的には、コンタクト開口を規定するマスク89(例えば、レジストマスク)を形成する。マスク89は、ドレイン領域19のためのコンタクト開口89a、ソース領域17のためのコンタクト開口89b及び給電コンタクト領域41のためのコンタクト開口89cを有する。マスク89を用い層間絶縁構造87をエッチングして、ドレイン領域19、ソース領域17及び給電コンタクト領域41に到達するコンタクト孔87a、87b、87cを形成する。本実施例では、コンタクト孔87a、87b、87cは、それぞれ、ドレイン領域19、ソース領域17及び給電コンタクト領域41上に位置することができる。エッチングの後に、マスク89を除去する。
図7(d)に示されるように、コンタクト孔87a、87b、87cを層間絶縁構造87を形成した後に、ドレイン領域19、ソース領域17及び給電コンタクト領域41のための金属電極91a、91b、91cを形成する。金属電極の形成には、スパッタリング、フォトリソグラフィ及びエッチングといった半導体プロセスを用いることができる。
以上説明したように、n型ウエル59の横方向の拡散は、形成されたウエハ51において絶縁構造物57を超えない。これ故に、n型ウエル59のサイズを絶縁構造物57の位置によって規定できる。
絶縁構造物57及びn型ウエル59により、高い耐圧の半導体装置11に関して、素子構造の簡素化、素子分離サイズの低減、及びウエルの数の低減を可能にする。
また、ゲート電極27の直下のキャリア経路のドレイン近傍にドレインの耐圧向上のための厚膜絶縁領域37を設けないことにより、横型素子構造の簡素化を可能にする。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。そして、それらはすべて、本発明の技術思想に含まれるものである。
11・・・半導体装置、13・・・トレンチ絶縁構造、15・・・第2導電型ウエル、15a・・・底部、15b・・・側部、17・・・ソース領域、19・・・ドレイン領域、21・・・ドレイン領域、23・・・ゲート電極、23a・・・第1側面、23b・・・第2側面、25・・・基板、25a・・・主面、25b・・・第1導電型半導体領域、25c・・・素子エリア、27・・・ゲート絶縁膜、29・・・低濃度領域、31・・・低濃度ドレイン領域、33・・・チャネル領域、37・・・厚膜絶縁領域、39・・・接合、41・・・給電コンタクト領域、45・・・低濃度ソース領域、Dg・・・ゲート軸、Dsd・・・電流軸、Nx・・・法線軸、REF・・・基準面。

Claims (5)

  1. 横型構造を有する半導体装置であって、
    素子エリアを含む主面を有しており第1導電型半導体領域を備える基板と、
    前記主面において前記素子エリアを囲むように前記基板に設けられたトレンチ絶縁構造と、
    前記素子エリア内において前記第1導電型半導体領域にpn接合を成す底部を有し前記トレンチ絶縁構造に囲まれた第2導電型ウエルと、
    前記第2導電型ウエルに設けられた第1導電型半導体のソース領域と、
    前記第2導電型ウエルに設けられた第1導電型半導体のドレイン領域と、
    前記素子エリアに設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の上に設けられたゲート電極と、
    前記ドレイン領域から前記ソース領域への方向に、前記ゲート絶縁膜に沿って前記ゲート絶縁膜の下に延びる第1導電型半導体の低濃度領域と、
    前記ドレイン領域の側部と前記低濃度領域との間に設けられた第1導電型半導体の低濃度ドレイン領域と、
    前記ソース領域の側部と前記低濃度領域との間において前記ゲート絶縁膜の下に設けられた第2導電型半導体のチャネル領域と、
    を備え、
    前記低濃度ドレイン領域のドーパント濃度は、前記ドレイン領域のドーパント濃度より低い、
    半導体装置。
  2. 前記低濃度ドレイン領域の深さは、前記ドレイン領域の深さより小さい、
    請求項1に記載された半導体装置。
  3. 前記低濃度領域の深さは、前記低濃度ドレイン領域の深さより小さい、
    請求項1又は請求項2に記載された半導体装置。
  4. 前記ゲート電極は、前記ドレイン領域より前記ソース領域により近い第1側面及び前記ソース領域より前記ドレイン領域により近い第2側面を有し、
    前記ゲート絶縁膜は、前記ソース領域から前記ドレイン領域への方向に延びており、また前記第1側面の直下及び前記第2側面の直下に位置する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された半導体装置。
  5. 前記ドレイン領域は、前記ゲート電極から離れており、
    前記低濃度ドレイン領域は、前記ゲート電極に自己整合的に設けられる、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載された半導体装置。
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