JP2023024178A - 駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気モータを駆動させるための電力が不足した場合でも作動可能な駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置100は、流体継手3と、電気モータ2と、人力駆動ユニット6と、を備えている。電気モータ2は、流体継手3を介して駆動部101を駆動するように構成されている。人力駆動ユニット6は、流体継手3を介して駆動部101を駆動するように構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、駆動装置に関するものである。
従来の電気自動車では、電気モータからの動力は、減速機及びデファレンシャルギアを介して駆動輪へと伝達されている。例えば特許文献1に開示された電気自動車では、モータに減速機が直接接続され、この減速機からデファレンシャルギアを介して駆動輪へとトルクが伝達されている。
上述したような電気自動車はバッテリなどから電力を供給されることによって電気モータを駆動させている。そして、この電気モータに供給される電力が不足すると電気モータを駆動させることができなくなるため、バッテリの電力が少なくなるとバッテリを充電する必要がある。
しかしながら、現状、充電インフラが十分に整備されていないため、走行中に電気モータを駆動させるための電力が不足し、電気自動車を動かせなくなるおそれがある。
本発明の課題は、電気モータを駆動させるための電力が不足した場合でも作動可能な駆動装置を提供することにある。
本発明のある側面に係る駆動装置は、駆動部を駆動するための装置である。この駆動装置は、流体継手と、電気モータと、人力駆動ユニットと、を備えている。電気モータは、流体継手を介して駆動部を駆動するように構成されている。人力駆動ユニットは、流体継手を介して駆動部を駆動するように構成されている。
この構成によれば、電気モータを駆動させるための電力が不足し、電気モータによって駆動部を駆動することができなくなった場合であっても、人力駆動ユニットによって駆動部を駆動することができる。
好ましくは、駆動装置は、動力伝達シャフトをさらに備える。動力伝達シャフトは、電気モータからの動力を流体継手に伝達するように構成されている。人力駆動ユニットは、人力シャフトと、人力伝達部とを有する。人力シャフトは、人力によって回転駆動されるように構成されている。人力伝達部は、人力シャフトからの動力を動力伝達シャフトに伝達するように構成されている。
好ましくは、人力伝達部は、チェーン又はベルトを含む。
好ましくは、駆動装置は、ワンウェイクラッチをさらに備える。ワンウェイクラッチは、人力伝達部から動力伝達シャフトへ動力を伝達し、動力伝達シャフトから人力伝達部への動力伝達を遮断するように構成されている。
好ましくは、駆動装置は、クラッチ機構をさらに備える。クラッチ装置は、流体継手から駆動部への動力を伝達及び遮断するように構成されている。
本発明によれば、電気モータを駆動させるための電力が不足した場合でも作動可能な駆動装置を提供することができる。
以下、本実施形態に係る駆動装置について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る駆動装置の概略図である。なお、以下の説明において、軸方向とは電気モータ2及びトルクコンバータ3の回転軸Oが延びる方向である。また、円周方向とは、回転軸Oを中心とした円の円周方向であり、径方向とは、回転軸Oを中心とした円の径方向である。
[駆動装置]
図1に示すように、駆動装置100は、駆動輪101(駆動部の一例)を駆動するための装置である。駆動装置100は、電気モータ2、トルクコンバータ3(流体継手の一例)、動力出力部4、動力伝達シャフト5、人力駆動ユニット6、出力シャフト11、トルクコンバータケース7、及びクラッチ機構8、を備えている。この駆動装置100は、例えば、電気自動車に搭載される。
図1に示すように、駆動装置100は、駆動輪101(駆動部の一例)を駆動するための装置である。駆動装置100は、電気モータ2、トルクコンバータ3(流体継手の一例)、動力出力部4、動力伝達シャフト5、人力駆動ユニット6、出力シャフト11、トルクコンバータケース7、及びクラッチ機構8、を備えている。この駆動装置100は、例えば、電気自動車に搭載される。
<電気モータ2>
電気モータ2は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101を駆動するように構成されている。すなわち、電気モータ2が出力した動力は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101へと伝達される。電気モータ2は、バッテリ(図示省略)から供給される電力によって駆動する。
電気モータ2は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101を駆動するように構成されている。すなわち、電気モータ2が出力した動力は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101へと伝達される。電気モータ2は、バッテリ(図示省略)から供給される電力によって駆動する。
電気モータ2は、モータケース21、ステータ22、及びロータ23を有している。本実施形態における電気モータ2は、いわゆるインナーロータ型のモータである。モータケース21は、車体フレームなどに固定されており、回転不能である。
ステータ22は、モータケース21の内周面に固定されている。ステータ22は回転不能である。ステータ22は、ステータコア221及びコイル222を有している。ステータコア221は、複数枚の電磁鋼板を積層することによって構成されている。コイル222は、ステータコア221に巻かれている。詳細には、コイル222は、ステータコア221のティース部分に巻かれている。
ロータ23は、回転軸O周りに回転する。ロータ23は、径方向において、ステータ22の内側に配置される。電気モータ2は、誘導モータであってもよいし、同期モータであってもよい。なお、電気モータ2は、後述するように、車両の前進時も後進時も同じ方向に回転する。このため、電気モータ2は、走行時において、一定方向にのみ回転する。すなわち、電気モータ2は、走行時において、正回転方向のみに回転し、逆回転方向には回転しない。
<トルクコンバータ3>
トルクコンバータ3は、軸方向において、電気モータ2と間隔をあけて配置されている。このトルクコンバータ3と電気モータ2との間に、動力出力部4が配置されている。軸方向において、電気モータ2、動力出力部4、トルクコンバータ3の順で配列している。
トルクコンバータ3は、軸方向において、電気モータ2と間隔をあけて配置されている。このトルクコンバータ3と電気モータ2との間に、動力出力部4が配置されている。軸方向において、電気モータ2、動力出力部4、トルクコンバータ3の順で配列している。
トルクコンバータ3の回転軸Oは、電気モータ2の回転軸Oと実質的に一致している。トルクコンバータ3は、電気モータ2からの動力が入力される。そして、トルクコンバータ3は、電気モータ2からの動力(トルク)を増幅して動力出力部4へと出力する。
図2に示すように、トルクコンバータ3は、カバー31、インペラ32、タービン33、ステータ34、及び第1ワンウェイクラッチ36を有している。また、トルクコンバータ3は、遠心クラッチ37をさらに有している。
トルクコンバータ3は、インペラ32が電気モータ2側(図2の左側)を向き、カバー31が電気モータ2と反対側(図2の右側)を向くように配置されている。すなわち、インペラ32は、軸方向において、カバー31と電気モータ2との間に配置されている。このトルクコンバータ3は、トルクコンバータケース7内に収容されている。トルクコンバータ3内には作動流体が供給されている。作動流体は、例えば作動油である。
カバー31は、電気モータ2からの動力が入力される。カバー31は、電気モータ2からの動力によって回転する。カバー31は、電気モータ2から延びる動力伝達シャフト5に固定されている。例えば、カバー31は、スプライン孔を有しており、動力伝達シャフト5がカバー31のスプライン孔にスプライン嵌合する。このため、カバー31は、動力伝達シャフト5と一体的に回転する。カバー31は、タービン33を覆うように配置されている。
カバー31は、円板部311、円筒部312、及びカバーハブ313を有している。円板部311は、中央に開口を有する。円筒部312は、円板部311の外周端部から電気モータ2側に延びている。円板部311と円筒部312とは1つの部材によって構成されている。
カバーハブ313は、円板部311の内周端部に固定されている。本実施形態では、カバーハブ313は、円板部311と別部材によって構成されているが、円板部311と一つの部材によって構成されていてもよい。
カバーハブ313は、第1ボス部313a、第1フランジ部313b、及び突出部313cを有している。第1ボス部313a、第1フランジ部313b、及び突出部313cは、一つの部材によって構成されている。
第1ボス部313aは、円筒状であって、スプライン孔を有している。この第1ボス部313aに、動力伝達シャフト5がスプライン嵌合する。第1ボス部313aは、軸方向において、第1フランジ部313bから電気モータ2と反対側に延びている。第1ボス部313aは、トルクコンバータケース7に軸受部材(図示省略)を介して回転可能に支持されている。
第1フランジ部313bは、第1ボス部313aから径方向外側に延びている。詳細には、第1フランジ部313bは、第1ボス部313aの電気モータ2側の端部から径方向外側に延びている。この第1フランジ部313bの外周端部に、円板部311が固定されている。
突出部313cは、第1フランジ部313bから軸方向に延びている。突出部313cは、第1フランジ部313bから電気モータ2に向かって延びている。突出部313cは、第1フランジ部313bの外周端部から延びている。突出部313cは、円筒状である。この突出部313cは、複数の貫通孔313dを有している。この貫通孔313dを介して作動流体がトルクコンバータ3から排出される。
インペラ32は、カバー31と一体的に回転する。インペラ32は、カバー31に固定されている。インペラ32は、インペラシェル321、複数のインペラブレード322、インペラハブ323、及び複数の供給流路324を有している。
インペラシェル321は、カバー31に固定されている。複数のインペラブレード322はインペラシェル321の内側面に取り付けられている。
インペラハブ323は、インペラシェル321の内周端部に取り付けられている。なお、本実施形態では、インペラハブ323は、インペラシェル321と一つの部材によって構成されているが、インペラシェル321と別部材によって構成されていてもよい。
インペラハブ323は、第2ボス部323aと、第2フランジ部323bとを有する。第2フランジ部323bは、第2ボス部323aから径方向外側に延びている。第2ボス部323aは、円筒状であって、軸方向に延びている。第2ボス部323aは、軸受部材(図示省略)を介してトルクコンバータケース7に回転可能に支持されている。
第2ボス部323a内を、固定シャフト104が軸方向に延びている。なお、この固定シャフト104は円筒状であり、この固定シャフト104内を出力シャフト11が径方向に延びている。また、固定シャフト104は、例えば、動力出力部ケース40又はトルクコンバータケース7から延びている。固定シャフト104は、回転不能である。
供給流路324は、インペラハブ323に形成されている。詳細には、供給流路324は、第2フランジ部323bに形成されている。供給流路324は、インペラハブ323の内周面から径方向外側に延びている。そして、供給流路324は、トーラスT内に開口している。なお、トーラスTは、インペラ32とタービン33とによって囲まれた空間である。
供給流路324は、軸方向において閉じられている。すなわち、供給流路324は、インペラハブ323内を径方向に延びる貫通孔である。図3に示すように、供給流路324は、放射状に延びている。供給流路324は、径方向外側に向かって、回転方向と反対側に傾斜している。なお、供給流路324は直線状に延びているものに限らず、例えば、図4に示すように、供給流路324は曲線状に延びていてもよい。
図2に示すように、タービン33は、インペラ32と対向して配置されている。詳細には、タービン33は、軸方向においてインペラ32と対向している。タービン33は、作動流体を介してインペラ32からの動力が伝達される。
タービン33は、タービンシェル331、複数のタービンブレード332、及びタービンハブ333を有している。タービンブレード332は、タービンシェル331の内側面に固定されている。
タービンハブ333は、タービンシェル331の内周端部に固定されている。例えば、タービンハブ333は、リベットによって、タービンシェル331に固定されている。本実施形態では、タービンハブ333は、タービンシェル331と別部材によって構成されているが、タービンシェル331と一つの部材によって構成されていてもよい。
タービンハブ333には、出力シャフト11が取り付けられている。詳細には、出力シャフト11が、タービンハブ333にスプライン嵌合している。タービンハブ333は、出力シャフト11と一体的に回転する。
タービンハブ333は、第3ボス部333a及び第3フランジ部333bを有している。第3ボス部333a及び第3フランジ部333bは、一つの部材によって構成されている。
第3ボス部333aは、円筒状であって、スプライン孔を有している。この第3ボス部333aに、出力シャフト11がスプライン嵌合する。第3ボス部333aは、軸方向において、第3フランジ部333bから電気モータ2と反対側に延びている。すなわち、第3ボス部333aは、軸方向において、第3フランジ部333bからカバーハブ313に向かって延びている。
第3ボス部333aは、径方向において、突出部313cと間隔をあけて配置されている。すなわち、径方向において、第3ボス部333aの外側に突出部313cが配置されている。第3ボス部333aと突出部313cとの間に、軸受部材35が配置されている。なお、軸受部材35が無い状態では、第3ボス部333aの外周面と、突出部313cの内周面とが対向する。
第3ボス部333aの先端とカバーハブ313との間には作動流体が流れる流路が形成されている。本実施形態では、第3ボス部333aの先端部に複数の切り欠き部333cが形成されている。切り欠き部333cは、第3ボス部333aの先端部を径方向に延びている。この切り欠き部333c及び貫通孔313dを介して作動流体がトルクコンバータ3から排出される。
第3フランジ部333bは、第3ボス部333aから径方向外側に延びている。詳細には、第3フランジ部333bは、第3ボス部333aの電気モータ2側の端部から径方向外側に延びている。この第3フランジ部333bの外周端部に、タービンシェル331がリベットなどによって固定されている。
ステータ34は、タービン33からインペラ32へと戻る作動油を整流するように構成されている。ステータ34は、回転軸O周りに回転可能である。例えば、ステータ34は、固定シャフト104に、第1ワンウェイクラッチ36を介して支持されている。このステータ34は、軸方向において、インペラ32とタービン33との間に配置される。
ステータ34は、円板状のステータキャリア341と、その外周面に取り付けられる複数のステータブレード342と、を有している。
第1ワンウェイクラッチ36は、固定シャフト104とステータ34との間に配置されている。第1ワンウェイクラッチ36は、ステータ34を正回転方向に回転可能とするように構成されている。一方、第1ワンウェイクラッチ36は、ステータ34を逆回転方向に回転不能とする。このステータ34によって、動力(トルク)が増幅されて、インペラ32からタービン33へと伝達される。
遠心クラッチ37は、タービン33に取り付けられている。遠心クラッチ37は、タービン33と一体的に回転する。遠心クラッチ37は、タービン33の回転によって生じる遠心力によって、カバー31とタービン33とを連結するように構成されている。詳細には、遠心クラッチ37は、タービン33が所定の回転数以上になると、カバー31からタービン33に動力を伝達するように構成されている。
遠心クラッチ37は、複数の遠心子371と、摩擦材372とを有している。摩擦材372は、遠心子371の外周面に取り付けられている。各遠心子371は、周方向において互いに間隔をあけて配置されている。遠心子371は、径方向に移動可能に配置されている。なお、遠心子371は、周方向に移動不能に配置されている。このため、遠心子371は、タービン33とともに回転し、遠心力によって径方向外側に移動する。
この遠心クラッチ37は、タービン33の回転数が所定の回転数以上になると、遠心子371が径方向外側に移動し、摩擦材372がカバー31の円筒部312の内周面と摩擦係合する。この結果、遠心クラッチ37はオン状態となり、カバー31からの動力が遠心クラッチ37を介してタービン33へと伝達される。なお、遠心クラッチ37がオン状態になっても、作動流体は各遠心子371の間を介して流通可能である。
タービン33の回転数が所定の回転数未満になると、遠心子371が径方向内側に移動し、摩擦材372とカバー31の円筒部312の内周面との摩擦係合が解除される。この結果、遠心クラッチ37はオフ状態となり、カバー31からの動力は遠心クラッチ37を介してタービン33へと伝達されない。すなわち、カバー31からの動力は、インペラ32に伝達された後、作動流体を介してタービン33へと伝達される。
<動力伝達シャフト5>
図1及び図2に示すように、動力伝達シャフト5は、電気モータ2から延びている。詳細には、動力伝達シャフト5は、電気モータ2のロータ23から延びている。動力伝達シャフト5は、トルクコンバータ3に向かって延びている。動力伝達シャフト5の回転軸は、電気モータ2の回転軸、及びトルクコンバータ3の回転軸と実質的に同一線上にある。
図1及び図2に示すように、動力伝達シャフト5は、電気モータ2から延びている。詳細には、動力伝達シャフト5は、電気モータ2のロータ23から延びている。動力伝達シャフト5は、トルクコンバータ3に向かって延びている。動力伝達シャフト5の回転軸は、電気モータ2の回転軸、及びトルクコンバータ3の回転軸と実質的に同一線上にある。
動力伝達シャフト5は、電気モータ2からの動力をトルクコンバータ3に伝達するように構成されている。動力伝達シャフト5の先端部は、トルクコンバータ3のカバーハブ313に取り付けられている。動力伝達シャフト5は、電気モータ2のロータ23と一体的に回転する。このため、動力伝達シャフト5は、正回転方向に回転する。
動力伝達シャフト5は、出力シャフト11内を延びている。動力伝達シャフト5は、中実状である。動力伝達シャフト5は、先端部に連通路51を有している。連通路51は、軸方向に延びている。この連通路51内を、切り欠き部333c及び貫通孔313dを介してトルクコンバータ3から排出された作動流体が流れる。そして、連通路51は、先端面において開口している。
<人力駆動ユニット>
図1に示すように、人力駆動ユニット6は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101を駆動するように構成されている。また、人力駆動ユニット6は、人力によって駆動輪101を駆動するように構成されている。
図1に示すように、人力駆動ユニット6は、トルクコンバータ3を介して駆動輪101を駆動するように構成されている。また、人力駆動ユニット6は、人力によって駆動輪101を駆動するように構成されている。
人力駆動ユニット6は、人力シャフト61、一対のクランクアーム62、一対のペダル63、及び人力伝達部64を有している。人力シャフト61は、回転可能に配置されている。人力シャフト61は、人力によって回転駆動されるように構成されている。人力シャフト61の回転軸は、動力伝達シャフト5の回転軸Oと実質的に平行に延びている。
一対のクランクアーム62は、人力シャフト61の両端部から人力シャフト61の径方向に延びている。各クランクアーム62の先端部には、ペダル63が回転可能に取り付けられている。ペダル63の回転軸は、人力シャフト61の回転軸と略平行である。このペダル63を漕ぐことによって、ペダル63から人力が入力される。これにより、人力シャフト61が、動力伝達シャフト5の回転方向と同じ正回転方向に回転する。
人力伝達部64は、人力シャフト61からの動力を動力伝達シャフト5に伝達するように構成されている。詳細には、人力伝達部64は、第1スプロケット641と、第2スプロケット642と、チェーン643とを有している。
第1スプロケット641は、人力シャフト61に取り付けられている。第1スプロケット641は、人力シャフト61と一体的に回転する。
第2スプロケット642は、動力伝達シャフト5に取り付けられている。第2スプロケット642は、軸方向において、電気モータ2と動力出力部4との間に配置されている。また、第2スプロケット642は、動力出力部ケース40内に配置されている。第2スプロケット642は、第2ワンウェイクラッチ13を介して、動力伝達シャフト5に取り付けられている。ここで、第2ワンウェイクラッチ13は、本発明のワンウェイクラッチに相当する。
第2ワンウェイクラッチ13は、人力伝達部64から動力伝達シャフト5へ動力を伝達する一方で、動力伝達シャフト5から人力伝達部64への動力伝達を遮断するように構成されている。具体的には、第2ワンウェイクラッチ13は、第2スプロケット642の正回転方向の回転を動力伝達シャフト5に伝達する。そして、第2ワンウェイクラッチ13は、動力伝達シャフト5の正回転方向の回転を第2スプロケット642に伝達しない。このため、電気モータ2が駆動しても、人力駆動ユニット6の各部材は回転しない。
チェーン643は、第1スプロケット641と第2スプロケット642とに掛かっている。チェーン643は、第1スプロケット641の回転を第2スプロケット642に伝達する。すなわち、チェーン643は、人力シャフト61の回転を、動力伝達シャフト5に伝達する。なお、人力伝達部64は、チェーン643の代わりにベルトを有していてもよい。
<出力シャフト11>
出力シャフト11は、トルクコンバータ3からの動力を出力する。出力シャフト11は、トルクコンバータ3からの動力を動力出力部4へと出力する。出力シャフト11は、トルクコンバータ3から電気モータ2に向かって延びている。
出力シャフト11は、トルクコンバータ3からの動力を出力する。出力シャフト11は、トルクコンバータ3からの動力を動力出力部4へと出力する。出力シャフト11は、トルクコンバータ3から電気モータ2に向かって延びている。
出力シャフト11は、円筒状である。動力伝達シャフト5は、この出力シャフト11内を延びている。出力シャフト11の一方の端部(図2の右端部)は、トルクコンバータ3のタービン33に取り付けられている。一方、出力シャフト11の他方の端部は、例えば、動力出力部ケース40に軸受部材などを介して回転可能に支持されている。
<動力出力部4>
動力出力部4は、軸方向において電気モータ2とトルクコンバータ3との間に配置されている。動力出力部4は、動力出力部ケース40内に収容される。動力出力部4は、トルクコンバータ3からの動力を駆動輪101側へと出力する。詳細には、動力出力部4は、トルクコンバータ3からの動力を、デファレンシャルギア109を介して、駆動輪101へと出力する。なお、後述するように、動力出力部4は、ニュートラルモードでは動力を出力しない。
動力出力部4は、軸方向において電気モータ2とトルクコンバータ3との間に配置されている。動力出力部4は、動力出力部ケース40内に収容される。動力出力部4は、トルクコンバータ3からの動力を駆動輪101側へと出力する。詳細には、動力出力部4は、トルクコンバータ3からの動力を、デファレンシャルギア109を介して、駆動輪101へと出力する。なお、後述するように、動力出力部4は、ニュートラルモードでは動力を出力しない。
図5に示すように、動力出力部4は、第1ギヤ列41と第2ギヤ列42とを有している。動力出力部4は、第1ギヤ列41又は第2ギヤ列42のどちらか一方から動力を出力する。第1ギヤ列41は、トルクコンバータ3からの動力を第1回転方向で出力する。第2ギヤ列42は、トルクコンバータ3からの動力を第2回転方向で出力する。第2回転方向は、第1回転方向とは反対の回転方向である。
第1回転方向とは、車両が前進する際の回転方向である。第2回転方向とは、車両が後進する際の回転方向である。このため、第1ギヤ列41を介して駆動輪101に動力が伝達されると、車両は前進する。一方、第2ギヤ列42を介して駆動輪101に動力が伝達されると、車両は後進する。
第1ギヤ列41は、互いに噛み合う第1ギヤ41a及び第2ギヤ41bを有する。第1ギヤ41aは、出力シャフト11に相対回転可能に支持されている。後述するクラッチ機構8のリングギヤ82が噛み合うことによって、第1ギヤ41aは、出力シャフト11と一体回転する。
第2ギヤ41bは、駆動シャフト43に支持されている。第2ギヤ41bは、駆動シャフト43と一体的に回転する。第2ギヤ41bは、第1ギヤ41aからの動力を駆動シャフト43へと出力する。
第2ギヤ列42は、第3ギヤ42a、第4ギヤ42b、及び第5ギヤ42cを有している。第2ギヤ列42は、第1ギヤ列41よりも、ギヤの数が1つ多い。第3ギヤ42aは、出力シャフト11に相対回転可能に支持されている。後述するクラッチ機構8のリングギヤ82が噛み合うことによって、第3ギヤ42aは、出力シャフト11と一体回転する。
第4ギヤ42bは、第3ギヤ42aと噛み合っている。第4ギヤ42bは、カウンタ(図示省略)軸に支持されている。第4ギヤ42bは、カウンタ軸と一体回転してもよいし、カウンタ軸と相対回転してもよい。
第5ギヤ42cは、第4ギヤ42bと噛み合っている。第5ギヤ42cは、駆動シャフト43に支持されている。第5ギヤ42cは、駆動シャフト43と一体回転する。第5ギヤ42cは、第3ギヤ42aからの動力を駆動シャフト43へと出力する。
第1ギヤ列41における変速比は、第2ギヤ列42における変速比と異なる。詳細には、第2ギヤ列42における変速比は、第1ギヤ列41における変速比よりも大きい。
動力出力部4は、第1出力モード、第2出力モード、及びニュートラルモードのいずれかの状態を取り得る。動力出力部4は、第1出力モードにおいて、第1ギヤ列41を介して動力を出力する。また、動力出力部4は、第2出力モードにおいて、第2ギヤ列42を介して動力を出力する。また、動力出力部4は、ニュートラルモードにおいて、トルクコンバータ3からの動力を出力しない。
<クラッチ機構>
クラッチ機構8は、トルクコンバータ3からデファレンシャルギア109を介して駆動輪101へ動力を伝達したり、その動力伝達を遮断したりするように構成されている。
クラッチ機構8は、トルクコンバータ3からデファレンシャルギア109を介して駆動輪101へ動力を伝達したり、その動力伝達を遮断したりするように構成されている。
詳細には、クラッチ機構8は、動力出力部4の状態を、第1出力モード、第2出力モード、及びニュートラルモードのいずれかに切り替えるように構成されている。クラッチ機構8は、クラッチハブ81、リングギヤ82、及びレバー83を有している。
クラッチハブ81は、出力シャフト11に取り付けられている。クラッチハブ81は、出力シャフト11と一体回転する。クラッチハブ81は、出力シャフト11と1つの部材によって構成されていてもよいし、別部材によって構成されていてもよい。クラッチハブ81は、外周面に複数の歯を有している。
リングギヤ82は、内周面に複数の歯を有している。リングギヤ82は、常時、クラッチハブ81と噛み合っており、クラッチハブ81と一体回転している。すなわち、リングギヤ82は、出力シャフト11と一体回転している。リングギヤ82は、軸方向に移動可能に配置されている。
図5に示すように、リングギヤ82は、クラッチハブ81と噛み合うとともに、第1ギヤ41aに係合する状態を取ることができる。詳細には、第1ギヤ41aは、軸方向に突出する第1円筒部411を有している。第1円筒部411は、外周面に複数の歯を有している。そして、この第1円筒部411の外周面に、リングギヤ82が噛み合っている。
このようにリングギヤ82がクラッチハブ81及び第1円筒部411と噛み合うことによって、動力出力部4が第1出力モードとなる。すなわち、出力シャフト11からの動力が第1ギヤ列41を介して出力される。
図6に示すように、リングギヤ82は、クラッチハブ81と噛み合うとともに、第3ギヤ42aに係合する状態を取ることができる。詳細には、第3ギヤ42aは、軸方向に突出する第2円筒部421を有している。第2円筒部421は、外周面に複数の歯を有している。そして、この第2円筒部421の外周面に、リングギヤ82が噛み合っている。
このようにリングギヤ82がクラッチハブ81及び第2円筒部421と噛み合うことによって、動力出力部4が第2出力モードとなる。すなわち、出力シャフト11からの動力が第2ギヤ列42を介して出力される。
図7に示すように、リングギヤ82は、クラッチハブ81のみと噛み合う状態を取ることができる。このように、リングギヤ82がクラッチハブ81のみと噛み合い、第1円筒部411及び第2円筒部421の両方と噛合わないことによって、動力出力部4はニュートラルモードとなる。すなわち、出力シャフト11からの動力は駆動輪101側へと出力されない。
レバー83は、リングギヤ82に連結されている。レバー83は、リングギヤ82から動力出力部ケース40の外部へと延びている。レバー83は、運転者によって操作される。レバー83を操作することによって、リングギヤ82を軸方向に移動させることができる。これによって、リングギヤ82は、クラッチハブ81及び第1円筒部411と噛み合ったり、クラッチハブ81及び第2円筒部421と噛み合ったり、クラッチハブ81のみと噛み合ったりする。この結果、クラッチ機構8は、動力出力部4の状態を、第1出力モード、第2出力モード、及びニュートラルモードのいずれかに切り替えることができる。
<動作>
以上のように構成された駆動装置100では、車両の前進時には、動力出力部4は、第1出力モードとなる。この結果、電気モータ2からトルクコンバータ3に入力された動力は、動力出力部4の第1ギヤ列41を介して駆動輪101に出力される。一方、車両の後進時には、動力出力部4は、第2出力モードとなる。この結果、電気モータ2からトルクコンバータ3に入力された動力は、動力出力部4の第2ギヤ列42を介して駆動輪101に出力される。このように、車両の前進時と後進時とで、電気モータ2及びトルクコンバータ3の回転方向は一定である。このため、駆動装置100は、前進時だけでなく後進時もトルクを増幅させることができる。
以上のように構成された駆動装置100では、車両の前進時には、動力出力部4は、第1出力モードとなる。この結果、電気モータ2からトルクコンバータ3に入力された動力は、動力出力部4の第1ギヤ列41を介して駆動輪101に出力される。一方、車両の後進時には、動力出力部4は、第2出力モードとなる。この結果、電気モータ2からトルクコンバータ3に入力された動力は、動力出力部4の第2ギヤ列42を介して駆動輪101に出力される。このように、車両の前進時と後進時とで、電気モータ2及びトルクコンバータ3の回転方向は一定である。このため、駆動装置100は、前進時だけでなく後進時もトルクを増幅させることができる。
また、電気モータ2を駆動させるためのバッテリの電力が不足した場合、電気モータ2の代わりに人力駆動ユニット6によって車両を走行させることができる。すなわち、運転者がペダル63を漕ぐことによって、人力シャフト61を回転させ、人力伝達部64を介して動力伝達シャフト5を回転させる。そして、動力伝達シャフト5からのトルクはトルクコンバータ3によって増幅されて駆動輪101へと伝達される。すなわち、トルクコンバータ3は、電気モータ2からのトルクだけでなく、人力駆動ユニット6からのトルクも増幅する。
なお、人力駆動ユニット6で動力伝達シャフト5を回転させることによって電気モータ2も回転するため、電気モータ2を発電機として機能させることによって、バッテリを充電することができる。また、より効率的にバッテリを充電するために、クラッチ機構8によって、動力出力部4の状態をニュートラルモードにしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
(a)上記実施形態の人力駆動ユニット6では、ペダル63によって人力シャフト61を回転させ、その回転を人力伝達部64を介して動力伝達シャフト5に伝達していたが、人力駆動ユニット6の構成はこれに限定されない。例えば、ペダル63は、クランクアーム62を介して、動力伝達シャフト5を直接回転駆動してもよい。すなわち、人力駆動ユニット6は、人力伝達部64を有していなくてもよい。
(b)上記実施形態では、クラッチ機構8は、レバー83を手動操作することによって動力出力部4の状態を切り換えているが、クラッチ機構8の構成はこれに限定されない。例えば、クラッチ機構8は、電子制御などによって、動力出力部4の状態を切り替えることもできる。
(c)上記実施形態では、駆動装置100は、クラッチ機構8を有していたが、クラッチ機構8を有していなくてもよい。
(d)上記実施形態では、駆動装置100は電気自動車に搭載されていたが、駆動装置100は電気自動車以外に搭載されていてもよい。
2 :電気モータ
3 :トルクコンバータ
5 :動力伝達シャフト
6 :人力駆動ユニット
61 :人力シャフト
64 :人力伝達部
643 :チェーン
8 :クラッチ機構
13 :第2ワンウェイクラッチ
100 :駆動装置
101 :駆動輪
3 :トルクコンバータ
5 :動力伝達シャフト
6 :人力駆動ユニット
61 :人力シャフト
64 :人力伝達部
643 :チェーン
8 :クラッチ機構
13 :第2ワンウェイクラッチ
100 :駆動装置
101 :駆動輪
Claims (5)
- 駆動部を駆動するための駆動装置であって、
流体継手と、
前記流体継手を介して前記駆動部を駆動するように構成された電気モータと、
前記流体継手を介して前記駆動部を駆動するように構成された人力駆動ユニットと、
を備える、駆動装置。
- 前記電気モータからの動力を前記流体継手に伝達するように構成された動力伝達シャフトをさらに備え、
前記人力駆動ユニットは、
人力によって回転駆動されるように構成された人力シャフトと、
前記人力シャフトからの動力を前記動力伝達シャフトに伝達するように構成された人力伝達部と、
を有する、
請求項1に記載の駆動装置。
- 前記人力伝達部は、チェーン又はベルトを含む、
請求項2に記載の駆動装置。
- 前記人力伝達部から前記動力伝達シャフトへ動力を伝達し、前記動力伝達シャフトから前記人力伝達部への動力伝達を遮断するように構成されたワンウェイクラッチをさらに備える、
請求項2又は3に記載の駆動装置。
- 前記流体継手から前記駆動部への動力を伝達及び遮断するように構成されたクラッチ機構をさらに備える、
請求項1から4のいずれかに記載の駆動装置。
Priority Applications (4)
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JP2007015422A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Yamaha Motor Co Ltd | 電動自転車 |
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2021
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2022
- 2022-06-29 DE DE102022116251.6A patent/DE102022116251A1/de active Pending
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- 2022-07-06 CN CN202210827933.2A patent/CN115711278A/zh active Pending
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