JP2023022951A - 液体カートリッジ及び液体消費装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃により変形し難い液体カートリッジを提供する。【解決手段】インクカートリッジ30は、筐体33と、筐体33の前面140から前方へ突出するインク供給部34と、装着姿勢において上方に露出する電極65を有するIC基板64と、装着姿勢において、電極65の後方かつ上方に位置するプレート部材67と、センサ103の光が照射される被検知部62と、を具備する。プレート部材67は、前端が前後方向51,52に移動可能であって、電極65に対して上方に位置する第1姿勢と、第1姿勢よりも前後方向51,52において前端が被検知部62に近い第2姿勢とに姿勢変化する。第1姿勢のプレート部材67の遮光板91の前部91Aと被検知部62との前後方向51,52の間に、空間66を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、液体が貯留される液体カートリッジ、及び当該液体カートリッジが装着される液体消費装置に関する。
従来より、インクカートリッジに貯留されたインクをノズルから吐出することによって、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置において、インクが消費される毎に新たなインクカートリッジを装着可能に構成されたものがある。
インクカートリッジ30において、本体31の前壁140にインク供給部34が位置している。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着される際に、プリンタ10が備えるインクニードル102がインク供給部34に挿入される。これにより、インクカートリッジ30がプリンタ10内において位置決めされる。また、本体31の上壁141には、IC基板64が位置する。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着されると、IC基板64は、接点106と導通する。また、本体31の上壁141には、被検知部62及び遮光板67が位置する。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着されると、残量センサ103及び装着センサ113にそれぞれ検知される。
特開2018-51907号公報
プリンタに設けられるセンサは、できるだけ少ないことが設計の自由度やコスト面から望ましい。また、インクカートリッジは、プリンタへの装着時や落下時の衝撃によって変形し難いことが望ましい。
本発明は、センサの数を減らすことができ、衝撃により変形し難い液体カートリッジを提供することにある。
(1) 本発明は、装着姿勢において、印刷装置に対して重力に沿った上下方向と交差する前後方向に移動されることによって印刷装置に装着可能な液体カートリッジに関する。液体カートリッジは、液体貯留室を有する筐体と、上記筐体の前面から前方へ突出しており、上記液体貯留室に貯留されている液体を外部へ供給する液体供給部と、上記装着姿勢において上方に露出する少なくとも3つの電極で構成される電極群を有する回路基板と、上記装着姿勢において、上記電極の後方かつ上方に位置しており、前後方向に沿って延びるプレート部材と、上記装着姿勢において、上記電極に対して上方に第1距離を離れた部分を含み、且つ上記プレート部材の後方に位置しており、上下方向及び前後方向と交差する左右方向に沿って進む光が照射される光アクセス部を有し、上記液体貯留室に貯留されている液体の量に応じて、光の状態が変化する残量検知部と、を具備する。上記プレート部材は、前端が前後方向に移動可能であって、上記電極に対して上方に上記第1距離を離れた位置にある第1姿勢と、当該第1姿勢よりも前後方向において当該前端が上記残量検知部に近い第2姿勢とに姿勢変化する。上記第1姿勢の上記プレート部材と上記残量検知部との前後方向の間に、上記光に対して上記プレート部材よりも透光性が高い透光領域を有する。
第1姿勢のプレート部材と、透光領域と、残量検知部と、が左右方向に沿って進む光にを検知する同じセンサによって検知可能である。印刷装置への装着時や落下時の衝撃に対して、プレート部材が第2姿勢へ向けて移動することにより、プレート部材に変形が生じ難い。
(2) 好ましくは、上記残量検知部は、液体と接触しているか否かによって反射が異なる反射面を有するプリズムを有しており、上記光アクセス部は、上記光を上記プリズムへ反射する上記第1反射部と、上記プリズムからの光を左右方向へ反射する第2反射部と、を有している。
(3) 好ましくは、上記第1反射部と上記第2反射部とは左右方向に離れて位置しており、上記プレート部材は、スライドによって前後方向に移動可能であり、上記第2姿勢の上記プレート部材は、上記第1反射部と上記第2反射部との間に位置する。
(4) 好ましくは、上記電極群は、左右方向に並ぶ第1電極と、第2電極と、当該第1電極と当該第2電極との間に位置する第3電極と、を含み、それぞれが、装着姿勢において印刷装置に対して電気的に接続可能なものであり、上記第3電極はグランド電極であり、上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部と上記第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差する。
上記により、新規な液体カートリッジが提供される。また、上記液体カートリッジによれば、次に挙げる作用効果の少なくとも一部を奏する。プレート部材の上端部と第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差する位置関係なので、プレート部材を光学的に検知するセンサと、第3電極とが干渉し難い。また、装着過程で液体カートリッジがガタついた結果として液体カートリッジが前後方向に対して傾いた状態で装着されても、グランド電極の電気的接続が安定して確保される。また、装着過程で液体カートリッジがガタついた結果として液体カートリッジが前後方向に対して傾いた状態で装着されても、プレート部材の前端又は後端の前後方向の位置ズレが小さい。
(5) 好ましくは、上記プレート部材を上記第1姿勢へ向けて付勢する弾性部材を更に具備する。
(6) 好ましくは、上記プレート部材は、前後方向に対して可撓性を有する。
(7) 好ましくは、上記透光領域は、空間である。
(8) 好ましくは、上記プレート部材および上記残量検知部は、上記液体カートリッジが印刷装置に装着される過程において上記光が照射されるものである。
(9) 本発明に係る液体消費装置は、上記液体カートリッジと、上記液体カートリッジが前方へ挿入されて装着され、且つ上記液体カートリッジが後方へ脱抜される装着部と、上記装着部に装着された上記液体カートリッジに貯留された液体を消費する消費部と、を備え、上記装着部は、上記液体カートリッジが上記装着部に装着された装着状態において上記液体供給部に挿入されて上記液体供給部を位置決めし、上記液体供給部から供給された液体を上記消費部へ供給する液体供給管と、装着状態の上記液体カートリッジの上記電極と導通する接点と、装着状態の上記液体カートリッジの上記残量検知部を光学的に検知するセンサと、を備えており、上記センサは、上記液体カートリッジが上記装着部に挿入される過程において、上記第1姿勢の上記プレート部材、および上記透光領域を検知する。
本発明によれば、印刷装置においてセンサの数を減らすことができ、衝撃により変形し難い液体カートリッジが実現される。
図1は、カートリッジ装着部110を備えたプリンタ10の内部構造を模式的に示す模式断面図である。 図2は、カートリッジ装着部110の構成を示す断面図である。 図3は、インクカートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図4(A)は、プリズム131の反射面134A,134Bが光を反射する状態のプリズム131及び反射板132A,A32Bを示しており、図4(B)は、プリズム131の反射面134A,134Bが光を反射しない状態のプリズム131及び反射板132A,132Bを示している。 図5は、インクカートリッジ30の右側面拡大図である。 図6は、インクカートリッジ30の上面図である。 図7は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、遮光板91がセンサ103に検出されている状態を示している。 図8は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、インクニードル102がインク供給部34のインク供給口71に進入しており、センサ103の光路に空間66が位置する状態を示している。 図9は、遮光板91の前部91Aがスリット108に進入した状態を示す拡大上面図である。 図10は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に位置決めされた状態を示している。 図11は、装着過程においてセンサ103が出力する信号を示す図である。 図12は、遮光板91が壁面107に当接した状態を示す拡大上面図である。 図13は、プレート部材68を有するインクカートリッジ30の変形例を示す斜視図である。 図14は、ダミー電極65Dを有するインクカートリッジ30の変形例を示す上面図である。 図15は、IC基板64の変形例を示すインクカートリッジ30の斜視図である。 図16は、変形例に係るインクカートリッジ30の上面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
また、以下の説明では、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される方向が前方向51と定義される。また、前方向51と反対方向であって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜される方向が後方向52と定義される。本実施形態において、前方向51及び後方向52は重力方向と直交する水平方向と一致しているが、前方向51及び後方向52は水平方向と一致していなくてもよい。また、重力方向が下方向53と定義され、重力方向と反対方向が上方向54と定義される。また、前方向51及び下方向53と直交する方向が、右方向55及び左方向56と定義される。より具体的には、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110の装着位置まで挿入された状態、つまりインクカートリッジ30が装着姿勢にある状態(装着状態)において、インクカートリッジ30を前方から後方に視た場合において、右に延びる方向が右方向55と定義され、左に延びる方向が左方向56と定義される。
また、前方向51及び後方向52は、併せて前後方向51、52と定義される。また、上方向54及び下方向53は、併せて上下方向53、54と定義される。また、右方向55及び左方向56は、併せて左右方向55、56と定義される。
また、本明細書等において、「前方を向く」とは、前方の成分を含む方向を向くことを含み、「後方を向く」とは、後方の成分を含む方向を向くことを含み、「下方を向く」とは、下方の成分を含む方向を向くことを含み、「上方を向く」とは、上方の成分を含む方向を向くことを含む。例えば、「前面が前方を向く」とは、前面が前方を向いていてもよいし、前面が前方に対して傾斜した方向を向いていてもよい。
[プリンタ10の概要]
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10(液体消費装置の一例)は、記録ヘッド21(消費部の一例)と、インク供給装置100と、記録ヘッド21及びインク供給装置100を接続するチューブ20とを備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110(装着部の一例)が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30(液体カートリッジの一例)が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面に開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を通じてカートリッジ装着部110に前方に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から後方へ抜き出される。
インクカートリッジ30には、プリンタ10で使用可能なインク(液体の一例)が貯留されている。カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態において、インクカートリッジ30と記録ヘッド21とは、チューブ20で接続されている。記録ヘッド21にはサブタンク28が設けられている。サブタンク28は、チューブ20を通じて供給されるインクを一時的に貯留する。記録ヘッド21は、インクジェット記録方式によって、サブタンク28から供給されたインクをノズル29から選択的に吐出する。具体的には、記録ヘッド21に設けられたヘッド制御基板から各ノズル29に対応して設けられたピエゾ素子29Aに選択的に駆動電圧が印加される。これにより、ノズル29から選択的にインクが吐出される。つまり、記録ヘッド21は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30に貯留されたインクを消費する。
プリンタ10は、給紙トレイ15と、給紙ローラ23と、搬送ローラ対25と、プラテン26と、排出ローラ対27と、排紙トレイ16と、を備えている。給紙トレイ15から給紙ローラ23によって搬送路24へ給送された用紙は、搬送ローラ対25によってプラテン26上へ搬送される。記録ヘッド21は、プラテン26上を通過する用紙に対してインクを選択的に吐出する。これにより、用紙に画像が記録される。プラテン26を通過した用紙は、排出ローラ対27によって、搬送路24の最下流側に設けられた排紙トレイ16に排出される。
[インク供給装置100]
図1に示されるように、インク供給装置100は、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21にインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態が示されている。つまり、図1において、インクカートリッジ30は装着状態である。
[カートリッジ装着部110]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110は、ケース101と、インクニードル102と、センサ103と、3つの接点106と、を備えている。カートリッジ装着部110には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。また、インクニードル102、センサ103、および3つの接点106は、4つのインクカートリッジ30それぞれに対応して、4つずつ設けられている。なお、ケース101には、インクカートリッジ30を装着状態の保持するためのロック部を備えているが、ロック部の図示は省略されている。
[ケース101]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110の筐体を形成するケース101は、ケース101の内部空間の天部を確定している天面と、底部を確定している底面と、天部と底部とをつないでいる終面と、終面と前後方向51、52に対向する位置に設けられた開口112とを有する箱形状である。開口112は、ユーザがプリンタ10を使用するときに対面する面であるプリンタ10のユーザインタフェース面に露出し得る。
開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が挿抜される。インクカートリッジ30は、天面及び底面に設けられたガイド溝109に、インクカートリッジ30の上端部及び下端部が挿入されることによって、前後方向51、52へ案内される。ケース101には、内部空間を上下方向53、54に長い4つの空間に仕切り分ける3つのプレート104が設けられている。このプレート104によって仕切り分けられた各空間それぞれにインクカートリッジ30が収容される。
[インクニードル102]
図2に示されるように、インクニードル102(液体供給管の一例)は、管状の樹脂からなり、ケース101の終面の下部に位置している。インクニードル102は、ケース101の終面において、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のインク供給部34(液体供給部の一例)に対応する位置に配置されている。インクニードル102は、ケース101の終面から後方へ突出している。
インクニードル102の周囲には、円筒形状のガイド部105が設けられている。ガイド部105は、ケース101の終面から後方へ突出し、その突出端が開口している。インクニードル102は、ガイド部105の中心に配置されている。ガイド部105は、インクカートリッジのインク供給部34が内方に進入する形状である。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方へ挿入される過程において、つまりインクカートリッジ30が装着位置へ移動する過程において、インクカートリッジ30のインク供給部34がガイド部105に進入する(図1参照)。さらにインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方へ挿入されると、インクニードル102が、インク供給部34に形成されたインク供給口71に挿入される。これにより、インクニードル102とインク供給部34とは連結され、インク供給部34は位置決めされる。そして、インクカートリッジ30の内部に形成された貯留室36に貯留されたインクは、インク供給部34の内部空間及びインクニードル102の内部空間を通じてインクニードル102に接続されたチューブ20に流出される。なお、インクニードル102の先端は、平坦であってもよく、尖っていてもよい。
[接点106]
図2に示されるように、ケース101の天面における終面付近には3つの接点106が設けられている。各図には詳細に示されていないが、3つの接点106は、左右方向55、56に離れて配置されている。3つの接点106の配置は、後述されるインクカートリッジ30の電極群65(電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65C)の配置(図3参照)に対応している。各接点106は、導電性及び弾性を有する部材で構成されており、上方へ弾性的に変形可能である。3つの接点106は、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応して、4組が設けられている。
各接点106は、電気回路を介して制御部130(図1参照)に電気的に接続されている。制御部130は、例えばCPU,ROM,RAMなどからなるものであり、プリンタ10の制御部130として構成されていてもよい。接点106と電極群65とが電気的に導通されることによって、電圧Vcが電源電極65Aに印加されたり、信号電極65Bを通じて信号が読み書きされたり、グランド電極65Cがアースされたりする。接点106と対応する信号電極65Bとの電気的に導通により、インクカートリッジ30のICに格納されたデータにアクセス可能となる。電気回路からの出力は制御部130に入力される。
[センサ103]
図2に示されるように、ケース101の天面には、センサ103が配置されている。センサ103は、発光部及び受光部を備える。発光部は、受光部よりも右方または左方に、受光部と間隔を空けて配置されている。カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30の被検知部62は、発光部及び受光部の間に配置される。換言すれば、発光部及び受光部は、カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30の被検知部62を挟んで対向配置されている。
センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光されたか否かに応じて異なる検知信号を出力する。例えば、センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光できない(すなわち、受光強度が所定の強度未満である)ことを条件として、ローレベル信号(「信号レベルが閾値レベル未満の信号」を指す。)を出力する。一方、センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光できた(すなわち、受光強度が所定の強度以上である)ことを条件として、ハイレベル信号(「信号レベルが閾値レベル以上の信号」を指す。)を出力する。センサ103の出力は制御部130に入力される。
図2に示されるように、接点106より後方であってセンサ103より前方には、インクカートリッジ30の遮光板91が進入可能なスリット108が形成されている。スリット108は、ケース101の天面側に位置しており、ガイド溝109よりも左右方向55,56の幅が狭い。ガイド溝109とスリット108との境界には、後方を向く壁面107が位置する。壁面107における左右方向55,56の中央にスリット108が開口している。
[インクカートリッジ30]
図3に示されるインクカートリッジ30はインクが貯留される容器である。インクカートリッジ30の内部に形成されている空間がインクを貯留する貯留室36およびサブ貯留室37(図4参照、液体貯留室の一例)である。貯留室36およびサブ貯留室37は、インクカートリッジ30の外観を形成している筐体33に収納された内部フレーム35によって形成されているが、筐体33によって形成されていてもよい。
図3に示されているインクカートリッジ30の姿勢は、インクカートリッジ30が装着姿勢にあるときの姿勢である。すなわち、インクカートリッジ30は、後述されるように、前面140と、後面141と、上面142と、下面143とを備えるが、図3に示されているインクカートリッジ30の姿勢は、後面141から前面140に向かう方向が前方向51に一致し、前面140から後面141に向かう方向が後方向52に一致し、上面142から下面143に向かう方向が下方向53に一致し、下面143から上面142に向かう方向が上方向54に一致し、側面137から側面138に向かう方向が右方向55に一致し、側面138から側面137に向かう方向が左方向56に一致する姿勢である。また、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されるときに、前面140は前方を向き、後面141は後方を向き、下面143は下方を向き、上面142は、上方を向き、側面137は左方を向き、側面138は右方を向く。
なお、インクカートリッジ30の前面、後面、上面、下面、側面は、必ずしも1つの平面をなしている必要はない。すなわち、装着姿勢のインクカートリッジ30を後方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の前後方向51、52の中心よりも前方に位置する面が前面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を前方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の前後方向51、52の中心よりも後方に位置する面が後面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を下方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の上下方向の中心よりも上方に位置する面が上面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を上方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の上下方向53、54の中心よりも下方に位置する面が下面である。側面に関しても同様である。
インクカートリッジ30は、全体として、左右方向55、56に沿った寸法が細く、上下方向53、54及び前後方向51、52それぞれに沿った寸法が、左右方向55、56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ挿入されるときに前方を向く筐体33の面が前面140であり、後方を向く筐体33の面が後面141である。すなわち、後面141は、筐体33の前面140との間に貯留室36を挟んで配置されている。
図3に示されるように、筐体33の上面142には、凸部43が設けられている。凸部43は、上面142における左右方向55、56の中央において前後方向51、52に沿って延びている。凸部43において後方を向く面がロック面151である。ロック面151は、上下方向53、54に沿って延びている。ロック面151は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態において、ロック部と後方へ向かって接触し得る面である。ロック面151がロック部と後方へ向かって接触することにより、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着状態に保持される。筐体33の上面142において、ロック面151より後方には、操作部90が設けられている。なお、本実施形態では、インクカートリッジ30が装着される過程において、ロック面151が上方へ移動するようにインクカートリッジ30が傾くことにより、ロック面151がロック部と接触するが、インクカートリッジ30が傾くことなく前後方向51,52に沿って移動することによりロック面151がロック部と接触してもよい。
筐体33の前面140には、第1突出部85及び第2突出部86が形成されている。第1突出部85は、筐体33の上端において前方へ突出している。第1突出部85の先端は前面140の一部をなす。
第2突出部86は、筐体33の前面140の下端、すなわちインク供給部34より下方において、前面140から前方へ突出している。第2突出部86の前端は、インク供給部34の前端よりも前方に位置する。
筐体33の上面142には、下方に貫通する孔98が形成されている。孔98は、被検知部62を外部へ露出させるための孔になる。
図4に示されるように、被検知部62(残量検知部の一例)は、プリズム131と、反射板132A(第1反射部の一例)と、反射板132B(第2反射部の一例)と、を有する。反射板132Aおよび反射板132Bは、センサ103の発光部と受光部との間に位置する。反射板132Aと反射板132Bとは、前方から視て反射板132Aが左方に位置し、反射板132Bが右方に位置して、左右方向55,56に離れて位置している。したがって、反射板132Aと反射板132Bとの左右方向55,56との間には、空間が形成されている。反射板132Aと反射板132Bとの間の空間の左右方向55,56に沿った寸法は、後述される遮光板91の左右方向55,56の寸法よりも大きい。遮光板91は、反射板132Aと反射板132Bとの間の空間において、前後方向51,52に移動可能である。
反射板132Aは、内部フレーム35に支持されて、筐体33の孔98を通じて上面142よりも上方へ延びている。反射板132Aは、左右方向55,56に対して45度の角度をなして左方且つ下方を向く反射面133Aを有する。反射面133Aは、センサ103の発光部から照射されて右方向55に進む光を下方向53へ向けて反射する。反射板132Bは、内部フレーム35に支持されて、筐体33の孔98を通じて上面142よりも上方へ延びている。反射板132Bは、左右方向55,56に対して45度の角度をなして右方且つ下方を向く反射面133Bを有する。反射面133Bは、プリズム131から上方向54へ進む光をセンサ103の受光部へ向けて右方向55へ反射する。
プリズム131は、内部フレーム35に設けられており、貯留室36の一部であるサブ貯留室37に貯留されたインクと接触可能な反射面134Aおよび反射面134Bを有する。プリズム131は、例えば合成樹脂から構成されて、内部を光が透過可能である。サブ貯留室37は、貯留室36とインク供給部34との間に位置しており、貯留室36に貯留されているインクがすべて流出した後に、サブ貯留室37においてインクの液面が降下する。プリズム131は、反射面134Aおよび反射面134Bの下方に位置する。プリズム131の反射面134Aは、反射板132Aの反射面133Aの下方に位置しており、左右方向55,56に対して例えば45度の角度をなして左方且つ下方を向いている。プリズム131の反射面134Bは、反射板132Bの反射面133Bの下方に位置しており、左右方向55,56に対して例えば45度の角度をなして右方且つ下方を向いている。プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bは、インクと接触している状態において光を屈折させる。一方、インクと接触していない状態において光を反射する。つまり、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bは、貯留室36のインクと接触しているか否かによって反射が異なる。換言すると、プリズム131の反射面134A,134Bは、貯留室36のインクと接触しているか否かによって、入射した光が向かう方向を変化させる。
図4(A)に示されるように、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bにサブ貯留室37のインクが接触していると、センサ103の発光部から照射された光は、反射板132Aの反射面133Aによりプリズム131へ向かって反射され、プリズム131の反射面134Aにおいて屈折してサブ貯留室37へ向かって進む。したがって、センサ103はローレベル信号を出力する。
図4(B)に示されるように、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bよりもサブ貯留室37のインクの液面が下方にあり、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bにインクが接触していないと、センサ103の発光部から照射された光は、反射板132Aの反射面133Aによりプリズム131へ向かって反射され、プリズム131の反射面134Aに反射されて反射面134Bに向かう。光は、反射面134Bにおいて上方へ向けて反射されて反射面133Bへ向かい、反射面133Bに反射されてセンサ103の受光部に到達する。したがって、センサ103は、ハイレベル信号を出力する。このように、プリズム131がインクに接触しているか否かによってセンサ103が出力する信号が異なるので、制御部130は、センサ103が出力する信号に基づいて、サブ貯留室37のプリズム131の位置にインクがあるか否かを判定することができる。
図3に示されるように、筐体33の上面142であって、第1突出部85の上方、すなわちインク供給部34の上方には、IC基板64(回路基板の一例)が設けられている。IC基板64は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される途中において左右方向55、56に沿って3つが並ぶ接点106(図2参照)と導通し、かつインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態においても接点106と導通する。
IC基板64には、IC(各図には現れていない)と、電極群65とが搭載されている。ICは、半導体集積回路であり、インクカートリッジ30に関する情報、例えば、ロット番号や製造年月日、インク色などの情報を示すデータが読み出し可能に格納されている。ICは、ガラスエポキシなどで形成されたリジッド基板に搭載されている。
電極群65は、基板の上面にアクセス可能に露出されている。電極群65はICや電源と電気的に接続されている。図6に示されるように、電極群65は、電源電極65A(第1電極の一例)、信号電極65B(第2電極の一例)、グランド電極65C(第3電極の一例)からなる。電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cのそれぞれは、前後方向51、52に沿って延出されており、電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cは、左右方向55、56に離間されて配置されている。グランド電極65Cは、左右方向55、56の中央に位置している。電源電極65Aと信号電極65Bとは、左右方向55、56の右方及び左方にそれぞれ位置する。電源電極65Aと信号電極65Bとは、いずれが右方又は左方であってもよい。電源電極65Aと信号電極65Bとは、電気的に接続されている。
図3に示されるように、インク供給部34は、前面140の下部から前方へ突出している。すなわち、インク供給部34は、前後方向51、52に沿って延びている。インク供給部34は、円筒形状の外形をなしている。インク供給部34の先端にはインク供給口71が形成されている。インク供給口71は、貯留室36と連通している。各図には表されていないが、インク供給口71は、バルブにより開閉可能である。
なお、インク供給部34において、インク供給口71を開閉するバルブは必ずしも設けられなくてもよい。例えば、インク供給口71がフィルムなどで閉塞されており、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インクニードル102がフィルムを突き破ることによりインク供給口71を通じてインクニードル102の先端部分がインク供給部34の内部空間へ進入する構成であってもよい。また、インク供給口71は、ゴムやエラストマーなどの弾性部材により閉じており、インクニードル102が挿入されたときのみに、インクニードル102に押し拡げられるように形成されていてもよい。
図3および図5に示されるように、筐体33には、上面142から上方へ突出するプレート部材67が位置する。プレート部材67は、電極群65の後方且つ上方に位置して、前後方向51,52に沿って延びている。プレート部材67は、遮光板91と、バネ座92とを有する。
遮光板91は、前後方向51、52に延びる平板形状である。遮光板91の前部91Aは、後部91Bよりも筐体33の上面142から上方へ延びている。前部91Aの上端は、センサ103の検知位置よりも上方に位置する。センサ103の検知位置は、電極65よりも上方向54に第1距離だけ離れた位置である。したがって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿抜される過程において、前部91Aはセンサ103の光軸を遮るように通過して、センサ103により検知され得る。後部91Bの上端は、センサ103の検知位置よりも下方に位置する。したがって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿抜される過程において、後部91Bはセンサ103の光軸を遮らないので、センサ103により検知されない。
なお、遮光板91の前部91Aがセンサ103により検知されるには、センサ103の発光部から出力された光が受光部に到達するまでの間に遮光板91の前部91Aに当たることによって、受光部に到達する光の強度が所定の強度未満、例えば、ゼロとなる。遮光板91の前部91Aは、光が左右方向55、56に進むのを完全に遮断してもよいし、光を部分的に減衰させてもよいし、光の進行方向を曲げてもよいし、光を全反射させてもよい。
遮光板91の後端はバネ座92と連結されている。バネ座92は、主面が前後方向51,52および上下方向53,54に拡がる平板である。バネ座92は、被検知部62よりも後方であり且つ凸部43よりも前方に位置する。バネ座92と凸部43の前面とは前後方向51,52に間隔を空けて対向している。バネ座92と凸部43の前面との間ににはコイルバネ93(弾性部材の一例)が位置する。コイルバネ93は、バネ座92を前方へ付勢する。遮光板91は、被検知部62の1対の反射板132の間を通ってバネ座92から前方へ延びている。
プレート部材67は、筐体33の上面142において前後方向51,52に移動可能である。図3には、第1姿勢のプレート部材67が示されている。図5には、第1姿勢のプレート部材67が実線で示され、第2姿勢のプレート部材67が破線で示されている。
第1姿勢のプレート部材67において、バネ座92は、コイルバネ93に付勢されて被検知部62の反射板132に後方から当接している。バネ座92が反射板132に当接することによって、プレート部材67は第1姿勢に保持されている。換言すれば、コイルバネ93は、プレート部材67を第1姿勢に向けて付勢している。第1姿勢のプレート部材67において、遮光板91の前部91Aは、被検知部62よりも前方に位置している。
第1姿勢のプレート部材67において、遮光板91の前部91Aの後端と、被検知部62の反射板132の前端との間には、前後方向51、52に沿った空間66(透光領域の一例)が形成される。換言すれば、第1姿勢のプレート部材67において、遮光板91の前部91Aと反射板132とは、空間66を介して、前後方向51、52に並んでいる。空間66は、遮光板91の後部91Bの上方の空間であり、左右方向55、56に連続している。第1姿勢のプレート部材67において、遮光板91の前部91Aは、IC基板64の各電極65よりも後方且つ上方に位置している。遮光板91の前部91Aの上端は、左右方向55,56において、一対の反射板132の間に位置する。
図5に破線で示されるように、プレート部材67に後方向52の外力が加わると、プレート部材67は、コイルバネ93の付勢力に抗して第1姿勢から後方向52へ移動して第2姿勢となる。第2姿勢のプレート部材67において、前後方向51,52において、遮光板91の前端の位置が第1姿勢よりも反射板132に近い位置となる。
第2姿勢のプレート部材67において、遮光板91の前部91Aの一部は、一対の反射板132の間に進入する。換言すれば、前後方向51,52において、遮光板91の前部91Aの位置と反射板132の位置とが重複する。なお、プレート部材67が第2姿勢であるときに、遮光板91の前部91Aのすべてが一対の反射板132の間に進入してもよい。
[被検知部62、電極群65、及び遮光板91の配置]
図6に示されるように、被検知部62、IC基板64、及び遮光板91は、筐体33の上面142に位置する。第1姿勢のプレート部材67における遮光板91(前部91A)とグランド電極65Cとは、上下方向53、54及び前後方向51、52に平行な同一の仮想面180(図6に1点鎖線で示す。)と交差する。仮想面180は、筐体33の左右方向55、56の中央に位置する。また、仮想面180は、第1姿勢の遮プレート部材67における遮光板91の左右方向55、56の中央に位置する。したがって、第1姿勢のプレート部材67における遮光板91の左右方向55、56の中央は、筐体33の左右方向55、56の中央に合致する。
グランド電極65Cの左右方向55、56の中心は、仮想面180に含まれる。グランド電極65Cの左右方向55、56に沿った寸法L1は、第1姿勢のプレート部材67における遮光板91の上面の左右方向55、56に沿った寸法L2よりも大きい(L1>L2)。
[インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着される動作]
以下、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程が説明される。
カートリッジ装着部110に装着される前のインクカートリッジ30において、インク供給部34のインク供給口71はバルブにより閉じられている。これにより、貯留室36からインクカートリッジ30の外部へのインクの流通は遮断されている。
また、インクカートリッジ30が装着される前のカートリッジ装着部110において、センサ103の発光部と受光部との間には、他の部材が位置しないため、センサ103からプリンタ10の制御部130へハイレベル信号が出力される。なお、このときカートリッジ装着部110は、プリンタ10のカバー(図示されていない。)が開かれて、カートリッジ装着部110の開口112が外部へ露出した状態にある。
図7に示されるように、カートリッジ装着部110の開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が前方へ向かって挿入される。インクカートリッジ30が前方へ挿入されると、センサ103の発光部と受光部との間に、第1姿勢のプレート部材67の遮光板91の前部91Aが位置する。遮光板91の前部91の前端がセンサ103の光路を前方へ通過することによって、プリンタ10の制御部130へ出力される信号がハイレベルからローレベルへ変わる。
図8に示されるように、インクカートリッジ30が前方へ更に挿入されると、センサ103の発光部と受光部との間に、空間66が位置する。第1姿勢のプレート部材67の遮光板91の前部91Aの後端がセンサ103の光路を前方へ通過することによって、プリンタ10の制御部130へ出力される信号がローレベルからハイレベルに変わる。
インクカートリッジ30が前方へ更に挿入されると、インク供給部34がガイド部105に進入し、かつインクニードル102がインク供給口71へ進入する。これにより、インク供給部34が位置決めされ、インクニードル102を通じて、貯留室36のインクがチューブ20へ流通可能となる。
また、図9に示されるように、センサ103の発光部と受光部との間を通過して前方へ移動する第1姿勢の遮光板91は、スリット108に進入する。装着状態において、被検知部62は、センサ103の光路上に位置する。また、遮光板91は、スリット108内に位置する。
また、図10に示されるように、接点106の下方にIC基板64が到達することにより、接点106を上方へ弾性変形させつつ電極群65の各電極が対応する接点106と電気的に接続される。なお、図1には示されていないが、凸部43がカートリッジ装着部110のロック部と当接して、インクカートリッジ30が装着状態に保持される。
図11に示されるように、プリンタ10の制御部130は、インクカートリッジ30の装着過程で出力された信号の変化に基づき、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されたことを判定する。具体的には、制御部130は、第1姿勢のプレート部材67における遮光板91の前部91Aによってセンサ103から出力される信号がハイレベル信号からローレベル信号に変化し、その後、空間66によってハイレベル信号に変化し、その後、被検知部62によってローレベル信号に変化したことに基づいて、正常なインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたと判定する。ここで、正常とは、例えば、プリンタ10に対応したインクカートリッジ30であって、サブ貯留室37にエンプティまたはニアエンプティでない量のインクが貯留されていることをいう。
制御部130は、センサ103から、前述した信号の変化と異なる信号の変化であるときには、正常でないインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたと判定し、その判定に基づいて、例えばディスプレイにエラー表示を行うなど、ユーザへの報知を実行する。
なお、制御部130は、プリンタ10においてカートリッジ装着部110の開口111を外部に対して塞ぐカバーが閉じられたことをカバーセンサにより検知して、カバーセンサが出力する信号を受信したことをトリガーとして、IC基板64へのアクセスを行い、例えば、IC基板64が有する情報へのアクセス(読取り)が正常に行われたり、IC基板64への電気的な導通が行われたりすることを検知して、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されたと判定してもよい。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜されるときに、インクカートリッジ30が後方へ移動すると、空間66及び第1姿勢のプレート部材67の遮光板91がセンサ103の光路を後方へ通過する。これにより、センサ103からプリンタ10の制御部130へ出力される信号がハイレベルからローレベルに変わった後、ローレベルからハイレベルへ変わる。
センサ103が遮光板91の前部91Aを検知することによる信号の変化は、例えば、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたか否かを判定する目的で用いられてもよいし、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30の種類(例えば貯留されているインクの色)を識別する目的で用いられてもよい。
[プレート部材67の移動]
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、インクカートリッジ30の上部及び下部が、ケース101のガイド溝109に進入した状態でガタつくことにより、第1姿勢のプレート部材67の遮光板91がスリット108に進入せずにスリット108が開口する壁面107に当接することが起こり得る。
第1姿勢のプレート部材67の遮光板91がスリット108に進入せずに壁面107に当接した状態で、インクカートリッジ30が前方へ移動されると、第1姿勢のプレート部材67が壁面107によって相対的に後方向52へ押される。その結果、図12に示されるように、第1姿勢のプレート部材67は、コイルバネ93の付勢力に抗して第2姿勢となる。これにより、遮光板91がスリット108に進入しなくても、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、第1姿勢のプレート部材67と、空間66と、被検知部62と、がセンサ103によって検知可能である。インクカートリッジ30をプリンタ10へ装着する時や落下した時の衝撃に対して、プレート部材67が第2姿勢へ向けて移動することにより、プレート部材67に変形が生じ難い。
インクカートリッジ30において、遮光板91とグランド電極65Cとが、同一の仮想面180と交差するので、センサ103と、グランド電極65Cとが干渉し難い。また、装着過程においてインクカートリッジ30がガタついた結果として、インクカートリッジ30が前後方向51、52に対して傾いた状態で装着されても、グランド電極65Cと接点106との電気的接続が安定して確保される。また、装着過程においてインクカートリッジ30がガタついた結果として、インクカートリッジ30が前後方向51、52に対して傾いた状態で装着されても、遮光板91の前部91Aの前端及び後端の前後方向51、52の位置ズレが小さい。
また、遮光板91の前部91Aと被検知部62との前後方向51、52の間には、空間66があるので、遮光板91の前部91Aの後端を光学的に検知しやすい。また、遮光板91の前部91Aの光学的な検知と、被検知部62の光学的な検知とが、センサ103の出力において明確に分離される。また、遮光板91の前部91Aの光学的な検知位置と、被検知部62の光学的な検知位置と、を上下方向53、54において重複させることができる。
また、グランド電極65Cの左右方向55、56に沿った寸法L1は、遮光板91の上面の左右方向55、56に沿った寸法L2よりも大きいので、装着状態においてインクカートリッジ30がガタついても、遮光板91がセンサ103に当接し難い。
[変形例]
上記実施形態では、プレート部材67は前後方向51,52に移動可能であったが、プレート部材67は、前後方向51,52において可撓性があってもよい。すなわち、上記実施形態では、プレート部材の姿勢変化の一例として、プレート部材67が前後方向51,52に移動することが示されているが、本変形例では、プレート部材の姿勢変化の他の例として、プレート部材の形状が変化することが示される。図13に示されるように、プレート部材68は、電極65よりも後方であって被検知部62よりも前方に位置している。プレート部材68は、後端部分が筐体33の上面142に固定されており、前端部分は筐体33に固定されていない。プレート部材68の形状は、遮光板91の前部91Aと同様であり、プレート部材68と被検知部62との間には空間66が位置する。プレート部材68は、例えばゴムやエラストマーなどの可撓性の素材からなる。プレート部材68に外力が加わっていない状態では、プレート部材68は第1姿勢である。プレート部材68の前部部分に後方向52への外力が加わると、プレート部材68の前部分が撓んで前端が後方へ移動した第2姿勢となる。
また、上記実施形態では、遮光板91の前部91Aと被検知部62との前後方向51、52の間には、空間66があるが、空間66に代えて、例えば、透光性を有する部材が、遮光板91の前部91Aと被検知部62との前後方向51、52の間に位置してもよい。また、透光性を有する部材は、遮光板91の後部91Bであってもよいし、被検知部62の一部であってもよいし、別途独立した部材であってもよい。
また、上記実施形態では、電極群65は、電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cからなるが、図14に示されるように、電源電極65A又は信号電極65Bの外側に、ダミー電極65Dを有していてもよい。ダミー電極65Dと、グランド電極65Cとの間には、電源電極65Aが位置していてもよいし、信号電極65Bが位置していてもよい。
また、図15に示されるように,IC基板64は、基板80と、基板80の上面に配置された電極群65と、基板80の下面に配置された電気回路81及び電池82と、を有していてもよい。また、IC基板64は、上面の全部が外部に露出されておらず、電極群65を含む基板80の上面の一部が外部に対して露出されており、それ以外の部位は外部に対して露出されないように筐体33に覆われていてもよい。なお、図14の二点鎖線内には、IC基板64の下面側が示されている。
また、図16に示されるように、プレート部材91の前部91Aの前端部分の左右方向55,56に沿った寸法L2は、グランド電極65Cの左右方向55,56に沿った寸法L1よりも大きくてもよい(L1<L2)。この場合、プレート部材91の前部91Aの前端部分の左右方向55,56に沿った寸法L2が、スリット108の左右方向55,56に沿った寸法よりも大きければ、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程において、第1姿勢のプレート部材91の前部91Aがスリット108に進入せず、図12と同様に、プレート部材91が後方に移動して第2姿勢となる。また、プレート部材91の前部91Aおよび後部91Bのすべてや、前部91Aの一部分の左右方向55,56の寸法が、グランド電極65Cの左右方向55,56に沿った寸法L1よりも大きくてもよい。この場合、反射板132Aと反射板132Bとの左右方向55,56の間隔は、プレート部材91の左右方向55,56の最大寸法よりも広くなる。
また、内部フレーム35は任意の構成であり、インクカートリッジ30は内部フレーム35を有しておらず、筐体33のようにインクカートリッジ30の外表面を構成する部材(筐体の一例)の内部空間が貯留室36であってもよい。
また、上記実施形態では、インクが液体の一例として説明されているが、例えば、インクに代えて、印刷時にインクに先立って用紙などに吐出される前処理液が液体カートリッジに貯留されていてもよい。また、記録ヘッド21を洗浄するための水が液体カートリッジに貯留されていてもよい。
10・・・プリンタ(印刷装置)
21・・・記録ヘッド(消費部)
30・・・インクカートリッジ(液体カートリッジ)
33・・・筐体
34・・・インク供給部(液体供給部)
36・・・貯留室(液体貯留室)
37・・・サブ貯留室(液体貯留室)
62・・・被検知部(残量検知部)
64・・・IC基板(回路基板)
65・・・電極
66・・・空間(透光領域)
67,68・・・プレート部材
93・・・コイルバネ(弾性部材)
102・・・インクニードル(液体供給管)
103・・・センサ
106・・・接点
110・・・カートリッジ装着部
131・・・プリズム
132A,132B・・・反射板(第1反射部、第2反射部)

Claims (9)

  1. 装着姿勢において、印刷装置に対して重力に沿った上下方向と交差する前後方向に移動されることによって印刷装置に装着可能な液体カートリッジであって、
    液体貯留室を有する筐体と、
    上記筐体の前面から前方へ突出しており、上記液体貯留室に貯留されている液体を外部へ供給する液体供給部と、
    上記装着姿勢において上方に露出する少なくとも3つの電極で構成される電極群を有する回路基板と、
    上記装着姿勢において、上記電極の後方かつ上方に位置しており、前後方向に沿って延びるプレート部材と、
    上記装着姿勢において、上記電極に対して上方に第1距離を離れた部分を含み、且つ上記プレート部材の後方に位置しており、上下方向及び前後方向と交差する左右方向に沿って進む光が照射される光アクセス部を有し、上記液体貯留室に貯留されている液体の量に応じて、光の状態が変化する残量検知部と、を具備しており、
    上記プレート部材は、前端が前後方向に移動可能であって、上記電極に対して上方に上記第1距離を離れた位置にある第1姿勢と、当該第1姿勢よりも前後方向において当該前端が上記残量検知部に近い第2姿勢とに姿勢変化し、
    上記第1姿勢の上記プレート部材と上記残量検知部との前後方向の間に、上記光に対して上記プレート部材よりも透光性が高い透光領域を有する液体カートリッジ。
  2. 上記残量検知部は、液体と接触しているか否かによって反射が異なる反射面を有するプリズムを有しており、
    上記光アクセス部は、上記光を上記プリズムへ反射する第1反射部と、上記プリズムからの光を左右方向へ反射する第2反射部と、を有している請求項1に記載の液体カートリッジ。
  3. 上記第1反射部と上記第2反射部とは左右方向に離れて位置しており、
    上記プレート部材は、スライドによって前後方向に移動可能であり、
    上記第2姿勢の上記プレート部材は、上記第1反射部と上記第2反射部との間に位置する請求項2に記載の液体カートリッジ。
  4. 上記電極群は、左右方向に並ぶ第1電極と、第2電極と、当該第1電極と当該第2電極との間に位置する第3電極と、を含み、それぞれが、装着姿勢において印刷装置に対して電気的に接続可能なものであり、
    上記第3電極はグランド電極であり、
    上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部と上記第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差する請求項3に記載の液体カートリッジ。
  5. 上記プレート部材を上記第1姿勢へ向けて付勢する弾性部材を更に具備する請求項3または4に記載の液体カートリッジ。
  6. 上記プレート部材は、前後方向に対して可撓性を有する請求項1に記載の液体カートリッジ。
  7. 上記透光領域は、空間である請求項1から6のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  8. 上記プレート部材および上記残量検知部は、上記液体カートリッジが印刷装置に装着される過程において上記光が照射されるものである請求項1から7のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の液体カートリッジと、
    上記液体カートリッジが前方へ挿入されて装着され、且つ上記液体カートリッジが後方へ脱抜される装着部と、
    上記装着部に装着された上記液体カートリッジに貯留された液体を消費する消費部と、を備え、
    上記装着部は、
    上記液体カートリッジが上記装着部に装着された装着状態において上記液体供給部に挿入されて上記液体供給部を位置決めし、上記液体供給部から供給された液体を上記消費部へ供給する液体供給管と、
    装着状態の上記液体カートリッジの上記電極と導通する接点と、
    装着状態の上記液体カートリッジの上記残量検知部を光学的に検知するセンサと、を備えており、
    上記センサは、上記液体カートリッジが上記装着部に挿入される過程において、上記第1姿勢の上記プレート部材、および上記透光領域を検知する液体消費装置。
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