JP2023022953A - 液体カートリッジ及び液体消費装置 - Google Patents

液体カートリッジ及び液体消費装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023022953A
JP2023022953A JP2021128075A JP2021128075A JP2023022953A JP 2023022953 A JP2023022953 A JP 2023022953A JP 2021128075 A JP2021128075 A JP 2021128075A JP 2021128075 A JP2021128075 A JP 2021128075A JP 2023022953 A JP2023022953 A JP 2023022953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate member
liquid
posture
electrode
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021128075A
Other languages
English (en)
Inventor
聡 大木
Satoshi Oki
雅洋 林
Masahiro Hayashi
七海 芦田
Nanami Ashida
真也 岡崎
Shinya Okazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2021128075A priority Critical patent/JP2023022953A/ja
Priority to EP22188504.9A priority patent/EP4129698B1/en
Priority to US17/817,039 priority patent/US20230040367A1/en
Publication of JP2023022953A publication Critical patent/JP2023022953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17526Electrical contacts to the cartridge
    • B41J2/1753Details of contacts on the cartridge, e.g. protection of contacts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • B41J2002/17573Ink level or ink residue control using optical means for ink level indication
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • B41J2002/17576Ink level or ink residue control using a floater for ink level indication

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】センサの数を減らすことができ、衝撃により変形し難い液体カートリッジを提供する。【解決手段】液体カートリッジ30は、液体貯留室36を有する筐体33と、装着姿勢において、液体貯留室36の上方54において上下方向53、54及び前後方向51、52と交差する左右方向55、56に沿って進む光が照射される光アクセス部133Aを有し、液体貯留室36に貯留されている液体の量に応じて、光の状態が変化する残量検知部62と、上記装着姿勢において、液体貯留室36の上方かつ光アクセス部133Aの前方51に位置しており、上下方向53、54に沿った軸線A周りに回動可能であって、前後方向51、52に沿って延びる第1姿勢と、前後方向と交差する方向に沿って延びる第2姿勢とに姿勢変化するプレート部材67と、を具備する。【選択図】図6

Description

本発明は、液体が貯留される液体カートリッジ、及び当該液体カートリッジが装着される液体消費装置に関する。
従来より、インクカートリッジに貯留されたインクをノズルから吐出することによって、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置において、インクが消費される毎に新たなインクカートリッジを装着可能に構成されたものがある。
インクカートリッジ30において、本体31の前壁140にインク供給部34が位置している。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着される際に、プリンタ10が備えるインクニードル102がインク供給部34に挿入される。これにより、インクカートリッジ30がプリンタ10内において位置決めされる。また、本体31の上壁141には、IC基板64が位置する。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着されると、IC基板64は、接点106と導通する。また、本体31の上壁141には、被検知部62及び遮光板67が位置する。インクカートリッジ30がプリンタ10に装着されると、残量センサ103及び装着センサ113にそれぞれ検知される。
特開2018-51907号公報
プリンタに設けられるセンサは、できるだけ少ないことが設計の自由度やコスト面から望ましい。また、インクカートリッジは、プリンタへの装着時や落下時の衝撃によって変形し難いことが望ましい。
本発明は、センサの数を減らすことができ、衝撃により変形し難い液体カートリッジを提供することにある。
(1)本発明は、装着姿勢において、印刷装置に対して重力に沿った上下方向と交差する前後方向に移動されることによって印刷装置に装着可能な液体カートリッジに関する。上記液体カートリッジは、液体貯留室を有する筐体と、上記筐体の前面から前方へ突出しており、上記液体貯留室に貯留されている液体を外部へ供給する液体供給部と、上記装着姿勢において、上記液体貯留室の上方において上下方向及び前後方向と交差する左右方向に沿って進む光が照射される光アクセス部を有し、上記液体貯留室に貯留されている液体の量に応じて、光の状態が変化する残量検知部と、上記装着姿勢において、上記液体貯留室の上方かつ上記光アクセス部の前方に位置しており、上下方向に沿った軸線周りに回動可能であって、前後方向に沿って延びる第1姿勢と、前後方向と交差する方向に沿って延びる第2姿勢とに姿勢変化するプレート部材と、を具備する。
プレート部材と光アクセス部とが同じセンサによって検知できる。また、液体カートリッジが印刷装置に装着されるときや落下されたときの衝撃に対して、プレート部材が回動することにより、プレート部材に変形が生じ難い。
(2)上記装着姿勢において上方に露出する少なくとも3つの電極で構成される電極群を有する回路基板をさらに具備してもよい。上記装着姿勢において、上記プレート部材は、上記電極に対して上方に第1距離を離れ且つ上記電極の後方に位置する部分を含んでもよい。
(3)上記光アクセス部は、上記電極から上方に第1距離を離れた部分を有してもよい。
(4)上記電極に対して上方に第1距離を離れ、上記第1姿勢の上記プレート部材の後方且つ上記残量検知部の前方に位置しており、上記光に対して上記プレート部材よりも透過する透光領域をさらに有してもよい。
プレート部材の検知と光アクセス部の検知とが明確に区別される。
(5)上記透光領域は、空間であってもよい。
(6)上記電極群は、左右方向に並ぶ第1電極と、第2電極と、当該第1電極と当該第2電極との間に位置する第3電極と、を含み、それぞれが、装着姿勢において印刷装置に対して電気的に接続可能なものであってもよい。上記第3電極はグランド電極であってもよい。上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部と上記第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差してもよい。
上記により、新規な液体カートリッジが提供される。また、上記液体カートリッジによれば、次に挙げる作用効果の少なくとも一部を奏する。プレート部材の上端部と第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差する位置関係なので、プレート部材を光学的に検知するセンサと、第3電極とが干渉し難い。また、装着過程で液体カートリッジがガタついた結果として液体カートリッジが前後方向に対して傾いた状態で装着されても、グランド電極の電気的接続が安定して確保される。また、装着過程で液体カートリッジがガタついた結果として液体カートリッジが前後方向に対して傾いた状態で装着されても、プレート部材の前端又は後端の前後方向の位置ズレが小さい。
(7)上記プレート部材の上記軸は、上記装着姿勢において、上記第1姿勢の上記プレート部材の前端部に位置してもよい。
プレート部材が印刷装置のスリットに進入しやすい。
(8)上記プレート部材の上記軸は、上記筐体の上面より下方に位置してもよい。
プレート部材の軸以外の部分を薄くできる。
(9)上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部は、左右方向において、上記残量検知部の左端および右端の間に位置してもよい。
(10)上記第2姿勢の上記プレート部材と当接して上記プレート部材の回動を規制する規制部をさらに具備してもよい。
プレート部材の回動範囲が規制されるので、プレート部材が過度に回動して破損などすることが抑制される。
(11)上記残量検知部は、液体と接触しているか否かによって反射が異なる反射面を有するプリズムと、上記光を上記プリズムへ反射する上記光アクセス部と、を有してもよい。
(12)上記第1姿勢の上記プレート部材および上記光アクセス部は、上記液体カートリッジが印刷装置に装着される過程において上記光が照射されるものであってもよい。
(13)本発明の液体消費装置は、上記液体カートリッジと、上記液体カートリッジが前方へ挿入されて装着され、且つ上記液体カートリッジが後方へ脱抜される装着部と、上記装着部に装着された上記液体カートリッジに貯留された液体を消費する消費部と、を備える。上記装着部は、上記液体カートリッジが上記装着部に装着された装着状態において上記液体供給部に挿入されて上記液体供給部を位置決めし、上記液体供給部から供給された液体を上記消費部へ供給する液体供給管と、装着状態の上記液体カートリッジの上記残量検知部を光学的に検知するセンサと、を備えている。上記センサは、上記液体カートリッジが上記装着部に挿入される過程において上記プレート部材を検知する。
本発明によれば、印刷装置においてセンサの数を減らすことができ、衝撃により変形し難い液体カートリッジが実現される。
図1は、カートリッジ装着部110を備えたプリンタ10の内部構造を模式的に示す模式断面図である。 図2は、カートリッジ装着部110の構成を示す断面図である。 図3は、インクカートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図4(A)は、プリズム131の反射面134A、134Bが光を反射しない状態のプリズム131及び反射板132を示しており、図4(B)は、プリズム131の反射面134A、134Bが光を反射する状態のプリズム131及び反射板132を示している。 図5は、インクカートリッジ30のプレート部材67を含む近傍の右側面拡大図である。 図6(A)は、プレート部材67が第1姿勢にあるインクカートリッジ30の上面図であり、図6(B)は、プレート部材67が第2姿勢にあるインクカートリッジ30の上面図である。 図7は、インクカートリッジ30の上面図である。 図8は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、プレート部材67がセンサ103に検出されている状態を示している。 図9は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、インクニードル102がインク供給部34のインク供給口71に進入しており、センサ103の光路に空間66が位置する状態を示している。 図10は、プレート部材67がスリット108に進入した状態を示す拡大上面図である。 図11は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110を示す縦断面図であり、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に位置決めされた状態を示している。 図12は、装着過程においてセンサ103が出力する信号を示す図である。 図13は、ダミー電極65Dを有するインクカートリッジ30の変形例を示す上面図である。 図14は、IC基板64の変形例を示すインクカートリッジ30の斜視図である。 図15(A)は、規制部の変形例を示すインクカートリッジ30の上面図であり、図15(B)は、図15(A)のプレート部材67が第1姿勢にあるときのインクカートリッジ30の縦断面図である。 図16は、プレート部材67に固定される回転軸68が後端側に配置された変形例を示すインクカートリッジ30の右側面図である。 図17(A)は、プレート部材67の後方向に透光部材が一体的に形成された変形例のインクカートリッジ30におけるプレート部材67を含む近傍の右側面図であり、図17(B)は、図17(A)のプレート部材67が回動している状態を示すプレート部材67を含む近傍の上面図であり、図17(C)は、図17(A)の透光部材が被検知部62に一体的に形成されたプレート部材67を含む近傍の上面図である。 図18(A)は、前後方向51、52においてプレート部材67と被検知部62との間に透光領域が形成されていない変形例のインクカートリッジ30におけるプレート部材67を含む近傍の右側面図であり、図18(B)は、図18(A)に示すインクカートリッジ30のプレート部材67を含む近傍の上面図であり、図18(C)は、図18(A)に示すインクカートリッジ30の変形例のプレート部材67を含む近傍の上面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
また、以下の説明では、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される方向が前方向51と定義される。また、前方向51と反対方向であって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜される方向が後方向52と定義される。本実施形態において、前方向51及び後方向52は重力方向と直交する水平方向と一致しているが、前方向51及び後方向52は水平方向と一致していなくてもよい。また、重力方向が下方向53と定義され、重力方向と反対方向が上方向54と定義される。また、前方向51及び下方向53と直交する方向が、右方向55及び左方向56と定義される。より具体的には、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110の装着位置まで挿入された状態、つまりインクカートリッジ30が装着姿勢にある状態(装着状態)において、インクカートリッジ30を前方から後方に視た場合において、右に延びる方向が右方向55と定義され、左に延びる方向が左方向56と定義される。
また、前方向51及び後方向52は、併せて前後方向51、52と定義される。また、上方向54及び下方向53は、併せて上下方向53、54と定義される。また、右方向55及び左方向56は、併せて左右方向55、56と定義される。
また、本明細書等において、「前方を向く」とは、前方の成分を含む方向を向くことを含み、「後方を向く」とは、後方の成分を含む方向を向くことを含み、「下方を向く」とは、下方の成分を含む方向を向くことを含み、「上方を向く」とは、上方の成分を含む方向を向くことを含む。例えば、「前面が前方を向く」とは、前面が前方を向いていてもよいし、前面が前方に対して傾斜した方向を向いていてもよい。
[プリンタ10の概要]
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10(液体消費装置の一例)は、記録ヘッド21(消費部の一例)と、インク供給装置100と、記録ヘッド21及びインク供給装置100を接続するチューブ20とを備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110(装着部の一例)が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30(液体カートリッジの一例)が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面に開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を通じてカートリッジ装着部110に前方に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から後方へ抜き出される。
インクカートリッジ30には、プリンタ10で使用可能なインク(液体の一例)が貯留されている。カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態において、インクカートリッジ30と記録ヘッド21とは、チューブ20で接続されている。記録ヘッド21にはサブタンク28が設けられている。サブタンク28は、チューブ20を通じて供給されるインクを一時的に貯留する。記録ヘッド21は、インクジェット記録方式によって、サブタンク28から供給されたインクをノズル29から選択的に吐出する。具体的には、記録ヘッド21に設けられたヘッド制御基板から各ノズル29に対応して設けられたピエゾ素子29Aに選択的に駆動電圧が印加される。これにより、ノズル29から選択的にインクが吐出される。つまり、記録ヘッド21は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30に貯留されたインクを消費する。
プリンタ10は、給紙トレイ15と、給紙ローラ23と、搬送ローラ対25と、プラテン26と、排出ローラ対27と、排紙トレイ16と、を備えている。給紙トレイ15から給紙ローラ23によって搬送路24へ給送された用紙は、搬送ローラ対25によってプラテン26上へ搬送される。記録ヘッド21は、プラテン26上を通過する用紙に対してインクを選択的に吐出する。これにより、用紙に画像が記録される。プラテン26を通過した用紙は、排出ローラ対27によって、搬送路24の最下流側に設けられた排紙トレイ16に排出される。
[インク供給装置100]
図1に示されるように、インク供給装置100は、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21にインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態が示されている。つまり、図1において、インクカートリッジ30は装着状態である。
[カートリッジ装着部110]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110は、ケース101と、インクニードル102と、センサ103と、3つの接点106と、を備えている。カートリッジ装着部110には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。また、インクニードル102、センサ103、および3つの接点106は、4つのインクカートリッジ30それぞれに対応して、4つずつ設けられている。なお、ケース101には、インクカートリッジ30を装着状態に保持するためのロック部を備えているが、ロック部の図示は省略されている。
[ケース101]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110の筐体を形成するケース101は、ケース101の内部空間の天部を確定している天面と、底部を確定している底面と、天部と底部とをつないでいる終面と、終面と前後方向51、52に対向する位置に設けられた開口112とを有する箱形状である。開口112は、ユーザがプリンタ10を使用するときに対面する面であるプリンタ10のユーザインタフェース面に露出し得る。
開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が挿抜される。インクカートリッジ30は、天面及び底面に設けられたガイド溝109に、インクカートリッジ30の上端部及び下端部が挿入されることによって、前後方向51、52へ案内される。ケース101には、内部空間を上下方向53、54に長い4つの空間に仕切り分ける3つのプレート104が設けられている。このプレート104によって仕切り分けられた各空間それぞれにインクカートリッジ30が収容される。
[インクニードル102]
図2に示されるように、インクニードル102(液体供給管の一例)は、管状の樹脂からなり、ケース101の終面の下部に位置している。インクニードル102は、ケース101の終面において、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のインク供給部34(液体供給部の一例)に対応する位置に配置されている。インクニードル102は、ケース101の終面から後方へ突出している。
インクニードル102の周囲には、円筒形状のガイド部105が設けられている。ガイド部105は、ケース101の終面から後方へ突出し、その突出端が開口している。インクニードル102は、ガイド部105の中心に配置されている。ガイド部105は、インクカートリッジのインク供給部34が内方に進入する形状である。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方へ挿入される過程において、つまりインクカートリッジ30が装着位置へ移動する過程において、インクカートリッジ30のインク供給部34がガイド部105に進入する(図1参照)。さらにインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方へ挿入されると、インクニードル102が、インク供給部34に形成されたインク供給口71に挿入される。これにより、インクニードル102とインク供給部34とは連結され、インク供給部34は位置決めされる。そして、インクカートリッジ30の内部に形成された貯留室36に貯留されたインクは、インク供給部34の内部空間及びインクニードル102の内部空間を通じてインクニードル102に接続されたチューブ20に流出される。なお、インクニードル102の先端は、平坦であってもよく、尖っていてもよい。
[接点106]
図2に示されるように、ケース101の天面における終面付近には3つの接点106が設けられている。各図には詳細に示されていないが、3つの接点106は、左右方向55、56に離れて配置されている。3つの接点106の配置は、後述されるインクカートリッジ30の電極群65(電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65C)の配置(図3参照)に対応している。各接点106は、導電性及び弾性を有する部材で構成されており、上方へ弾性的に変形可能である。3つの接点106は、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応して、4組が設けられている。
各接点106は、電気回路を介して制御部130(図1参照)に電気的に接続されている。制御部130は、例えばCPU,ROM,RAMなどからなるものであり、プリンタ10の制御部130として構成されていてもよい。接点106と電極群65とが電気的に導通されることによって、電圧Vcが電源電極65Aに印加されたり、信号電極65Bを通じて信号が読み書きされたり、グランド電極65Cがアースされたりする。接点106と対応する信号電極65Bとの電気的に導通により、インクカートリッジ30のICに格納されたデータにアクセス可能となる。電気回路からの出力は制御部130に入力される。
[センサ103]
図2に示されるように、ケース101の天面には、センサ103が配置されている。センサ103は、発光部及び受光部を備える。発光部は、受光部よりも右方または左方に、受光部と間隔を空けて配置されている。カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30の被検知部62は、発光部及び受光部の間に配置される。換言すれば、発光部及び受光部は、カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30の被検知部62を挟んで対向配置されている。
センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光されたか否かに応じて異なる検知信号を出力する。例えば、センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光できない(すなわち、受光強度が所定の強度未満である)ことを条件として、ローレベル信号(「信号レベルが閾値レベル未満の信号」を指す。)を出力する。一方、センサ103は、発光部から出力された光が受光部で受光できた(すなわち、受光強度が所定の強度以上である)ことを条件として、ハイレベル信号(「信号レベルが閾値レベル以上の信号」を指す。)を出力する。センサ103の出力は制御部130に入力される。
図2に示されるように、接点106より後方であってセンサ103より前方には、インクカートリッジ30の後述のプレート部材67が進入可能なスリット108が形成されている。スリット108は、ケース101の天面側に位置しており、ガイド溝109よりも左右方向55,56の幅が狭い。ガイド溝109とスリット108との境界には、後方を向く壁面107が位置する。壁面107における左右方向55、56の中央にスリット108が開口している。
[インクカートリッジ30]
図3に示されるインクカートリッジ30はインクが貯留される容器である。インクカートリッジ30の内部に形成されている空間がインクを貯留する貯留室36およびサブ貯留室37(図4参照、液体貯留室の一例)である。貯留室36およびサブ貯留室37は、インクカートリッジ30の外観を形成している筐体33に収納された内部フレーム35によって形成されているが、筐体33によって形成されていてもよい。
図3に示されているインクカートリッジ30の姿勢は、インクカートリッジ30が装着姿勢にあるときの姿勢である。すなわち、インクカートリッジ30は、後述されるように、前面140と、後面141と、上面142と、下面143とを備えるが、図3に示されているインクカートリッジ30の姿勢は、後面141から前面140に向かう方向が前方向51に一致し、前面140から後面141に向かう方向が後方向52に一致し、上面142から下面143に向かう方向が下方向53に一致し、下面143から上面142に向かう方向が上方向54に一致し、側面137から側面138に向かう方向が右方向55に一致し、側面138から側面137に向かう方向が左方向56に一致する姿勢である。また、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されるときに、前面140は前方を向き、後面141は後方を向き、下面143は下方を向き、上面142は、上方を向き、側面137は左方を向き、側面138は右方を向く。
なお、インクカートリッジ30の前面、後面、上面、下面、側面は、必ずしも1つの平面をなしている必要はない。すなわち、装着姿勢のインクカートリッジ30を後方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の前後方向51、52の中心よりも前方に位置する面が前面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を前方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の前後方向51、52の中心よりも後方に位置する面が後面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を下方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の上下方向の中心よりも上方に位置する面が上面である。装着姿勢のインクカートリッジ30を上方に視たときに視認し得る面であり、且つ、装着姿勢のインクカートリッジ30の上下方向53、54の中心よりも下方に位置する面が下面である。側面に関しても同様である。
インクカートリッジ30は、全体として、左右方向55、56に沿った寸法が細く、上下方向53、54及び前後方向51、52それぞれに沿った寸法が、左右方向55、56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ挿入されるときに前方を向く筐体33の面が前面140であり、後方を向く筐体33の面が後面141である。すなわち、後面141は、筐体33の前面140との間に貯留室36を挟んで配置されている。
図3に示されるように、筐体33の上面142には、凸部43と操作部90とが設けられている。凸部43は、上面142における左右方向55、56の中央において前後方向51、52に沿って延びている。凸部43において後方を向く面がロック面151である。ロック面151は、上下方向53、54に沿って延びている。ロック面151は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態において、ロック部と後方へ向かって接触し得る面である。ロック面151がロック部と後方へ向かって接触することにより、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着状態に保持される。操作部90は、ロック面151の後方に位置している。
ロック部は、ロック面151との接触によってインクカートリッジ30を装着姿勢にある状態に保持できれば、特に限定されることはない。例えば、ロック部は、ケース101の天面付近且つ開口112付近において、ケース101の左右方向55、56に沿って延出された棒状の部材として構成される。ロック部は、インク供給口71を閉じるバルブを前方へ付勢するコイルバネがインクカートリッジ30を後方へ押す力に抗してインクカートリッジ30を装着姿勢にある状態に保持する。なお、インクカートリッジ30の装着部110への装着過程における姿勢は、ロック面151とロック部との接触によってインクカートリッジ30を装着姿勢にある状態に保持できれば、装着姿勢に対して傾いてもよく、装着姿勢に対して傾きのない姿勢であってもよい。
筐体33の前面140には、第1突出部85及び第2突出部86が形成されている。第1突出部85は、筐体33の上端において前方へ突出している。第1突出部85の先端は前面140の一部をなす。
第2突出部86は、筐体33の前面140の下端、すなわちインク供給部34より下方において、前面140から前方へ突出している。第2突出部86の前端は、インク供給部34の前端よりも前方に位置する。
筐体33の上面142には、下方に貫通する孔98が形成されている。孔98は、被検知部62を外部へ露出させるための孔になる。
図4に示されるように、被検知部62(残量検知部の一例)は、プリズム131及び反射板132(光アクセス部、光反射部の一例)を有する。反射板132は、センサ103の発光部と受光部との間に位置する。反射板132は、内部フレーム35に支持されて、筐体33の孔98を通じて上面142よりも上方へ延びている。反射板132は、左右方向55、56に対して45度の角度をなす一対の反射面133Aおよび反射面133Bを有する。反射面133Aは、センサ103の発光部から照射されて右方向55に進む光を下方向53へ向けて反射する。反射面133Bは、プリズム131から上方向54へ進む光をセンサ103の受光部へ向けて右方向55へ反射する。
プリズム131は、内部フレーム35に設けられており、貯留室36の一部であるサブ貯留室37に貯留されたインクと接触可能な反射面134Aおよび反射面134Bを有する。プリズム131は、例えば合成樹脂から構成されて、内部を光が透過可能である。サブ貯留室37は、貯留室36とインク供給部34との間に位置しており、貯留室36に貯留されているインクがすべて流出した後に、サブ貯留室37においてインクの液面が降下する。プリズム131は、反射面134Aおよび反射面134Bの下方に位置する。プリズム131の反射面134Aは、反射板132の反射面133Aの下方に位置しており、左右方向55、56に対して例えば45度の角度をなして左方且つ下方を向いている。プリズム131の反射面134Bは、反射板132の反射面133Bの下方に位置しており、左右方向55、56に対して例えば45度の角度をなして右方且つ下方を向いている。プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bは、インクと接触している状態において光を屈折させる。一方、インクと接触していない状態において光を反射する。つまり、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bは、貯留室36のインクと接触しているか否かによって反射が異なる。換言すると、プリズム131の反射面134A、134Bは、貯留室36のインクと接触しているか否かによって、入射した光が向かう方向を変化させる。
図4(A)に示されるように、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bにサブ貯留室37のインクが接触していると、センサ103の発光部から照射された光は、反射面133Aによりプリズム131へ向かって反射され、プリズム131の反射面134Aにおいて屈折してサブ貯留室37へ向かって進む。したがって、センサ103は、ローレベル信号を出力する。
図4(B)に示されるように、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bよりもサブ貯留室37のインクの液面が下方にあり、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bにインクが接触していないと、センサ103の発光部から照射された光は、反射面133Aによりプリズム131へ向かって反射され、プリズム131の反射面134Aに反射されて反射面134Bに向かう。光は、反射面134Bにおいて上方へ向けて反射されて反射面133Bへ向かい、反射面133Bに反射されてセンサ103の受光部に到達する。したがって、センサ103はハイレベル信号を出力する。このように、プリズム131がインクに接触しているか否かによってセンサ103が出力する信号が異なるので、制御部130は、センサ103が出力する信号に基づいて、サブ貯留室37のプリズム131の位置にインクがあるか否かを判定することができる。
図3に示されるように、筐体33の上面142であって、第1突出部85の上方、すなわちインク供給部34の上方には、IC基板64(回路基板の一例)が設けられている。IC基板64は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される途中において左右方向55、56に沿って3つが並ぶ接点106(図2参照)と導通し、かつインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態においても接点106と導通する。
IC基板64には、IC(各図には現れていない)と、電極群65とが搭載されている。ICは、半導体集積回路であり、インクカートリッジ30に関する情報、例えば、ロット番号や製造年月日、インク色などの情報を示すデータが読み出し可能に格納されている。ICは、ガラスエポキシなどで形成されたリジッド基板に搭載されている。
電極群65は、基板の上面にアクセス可能に露出されている。電極群65はICや電源と電気的に接続されている。図3に示されるように、電極群65は、電源電極65A(第1電極の一例)、信号電極65B(第2電極の一例)、グランド電極65C(第3電極の一例)からなる。電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cのそれぞれは、前後方向51、52に沿って延出されており、電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cは、左右方向55、56に離間されて配置されている。グランド電極65Cは、左右方向55、56の中央に位置している。電源電極65Aと信号電極65Bとは、左右方向55、56の右方及び左方にそれぞれ位置する。電源電極65Aと信号電極65Bとは、いずれが右方又は左方であってもよい。電源電極65Aと信号電極65Bとは、電気的に接続されている。
図3に示されるように、インク供給部34は、前面140の下部から前方へ突出している。すなわち、インク供給部34は、前後方向51、52に沿って延びている。インク供給部34は、円筒形状の外形をなしている。インク供給部34の先端にはインク供給口71が形成されている。インク供給口71は、貯留室36と連通している。各図には表されていないが、インク供給口71は、バルブにより開閉可能である。
なお、インク供給部34において、インク供給口71を開閉するバルブは必ずしも設けられなくてもよい。例えば、インク供給口71がフィルムなどで閉塞されており、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インクニードル102がフィルムを突き破ることによりインク供給口71を通じてインクニードル102の先端部分がインク供給部34の内部空間へ進入する構成であってもよい。また、インク供給口71は、ゴムやエラストマーなどの弾性部材により閉じており、インクニードル102が挿入されたときのみに、インクニードル102に押し拡げられるように形成されていてもよい。
図3および図5に示されるように、筐体33には、上面142から上方へ突出するプレート部材67が位置する。プレート部材67は、電極群65の後方且つ上方であって、被検知部62の反射板132の前方向51に位置している。プレート部材67は、前後方向51、52及び上下方向53、54に拡がる平板状に形成されている。図6(A)に示されるように、プレート部材67は、反射板132に対して左右方向55、56の中間に位置している。プレート部材67は、透光性の部材の表面に遮光性のシートなどが積層されることによって形成されてもよいし、遮光性の部材によって形成されてもよい。
プレート部材67の上端は、センサ103の検知位置よりも上方に位置する。センサ103の検知位置は、電極65よりも上方向54に第1距離L3だけ離れた位置(センサ103の光軸103aの位置)である。したがって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿抜される過程において、プレート部材67はセンサ103の光軸103aを遮るように通過して、センサ103により検知され得る。
なお、プレート部材67がセンサ103により検知されるには、センサ103の発光部から出力された光が受光部に到達するまでの間にプレート部材67に当たることによって、受光部に到達する光の強度が所定の強度未満、例えば、ゼロとなる。プレート部材67は、光が左右方向55、56に進むのを完全に遮断してもよいし、光を部分的に減衰させてもよいし、光の進行方向を曲げてもよいし、光を全反射させてもよい。
プレート部材67は、上下方向53、54に沿った軸線A周りに回動可能に構成されている。具体的には、プレート部材67の下端面には、軸線Aが中心を通る回転軸68が固定されている。回転軸68は、プレート部材67の下端面における前端部に配置されている。回転軸68は、筐体33の上面142に形成された挿入穴に回転自在に挿入されている。挿入穴は、回転軸68の外径よりも僅かに大きい内径を有し、回転軸68の軸受として機能するように構成されている。回転軸68は、挿入穴に挿入された状態で抜け止めされている。これにより、図6(B)に示されるように、プレート部材67は、回転軸68の中心を通る軸線A周りに回動可能であって、前後方向51、52に沿って延びる第1姿勢(図6Bの点線)と、前後方向51、52と交差する方向に沿って延びる第2姿勢(図6Bの実線)とに姿勢変化するように構成されている。なお、回転軸68を抜け止めする手段は、回転軸68が挿入穴内において回転自在であれば、特に限定されることはない。
プレート部材67は、例えば、ねじりばね(図示省略)によって第1姿勢に保持されるように構成されてもよい。この場合、プレート部材67は、回転軸68周りに回動する方向の力が作用すると、ねじりばねの弾性力に抗して第2姿勢に向けて回動する。このようにすると、プレート部材67は、第1姿勢に保持されるので、スリット108に進入しやすくなるとともに、センサ103の発光部から出力される光をより確実に遮ることができる。
筐体33の上面142には、第2姿勢のプレート部材67と当接してプレート部材67の回動を規制する規制部70が形成されている。規制部70は、プレート部材67から右方向55及び左方向56に間隔を空けた位置にそれぞれ形成されている。各規制部70は、筐体33の上面142から上方向54に突出している。各規制部70は、第1姿勢のプレート部材67と第2姿勢のプレート部材67とが成す角度が45度になるように配置されている。なお、第1姿勢のプレート部材67と第2姿勢のプレート部材67とが成す角度は、45度に限定されない。例えば、第1姿勢のプレート部材67と第2姿勢のプレート部材67とが成す角度は、90度に設定されてもよい。また、規制部70は、省略されてもよい。
図5に示されるように、プレート部材67と被検知部62の反射板132との間には、前後方向51、52に沿った空間66(透光領域の一例)が形成されている。換言すれば、第1姿勢のプレート部材67において、プレート部材67と反射板132とは、空間66を介して前後方向51、52に並んでいる。空間66は、左右方向55、56に連続している。
[被検知部62、電極群65、及びプレート部材67の配置]
図7に示されるように、被検知部62、IC基板64、及びプレート部材67は、筐体33の上面142に位置する。プレート部材67の上端部とグランド電極65Cとは、上下方向53、54及び前後方向51、52に平行な同一の仮想面180(図7に1点鎖線で示す。)と交差する。仮想面180は、筐体33の左右方向55、56の中央に位置する。また、仮想面180は、プレート部材67の左右方向55、56の中央に位置する。したがって、プレート部材67の左右方向55、56の中央は、筐体33の左右方向55、56の中央に合致する。
グランド電極65Cの左右方向55、56の中心は、仮想面180に含まれる。グランド電極65Cの左右方向55、56に沿った寸法L1は、プレート部材67の上面の左右方向55、56に沿った寸法L2よりも大きい(L1>L2)。
[インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着される動作]
以下、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される過程が説明される。
カートリッジ装着部110に装着される前のインクカートリッジ30において、インク供給部34のインク供給口71はバルブにより閉じられている。これにより、貯留室36からインクカートリッジ30の外部へのインクの流通は遮断されている。
また、インクカートリッジ30が装着される前のカートリッジ装着部110において、センサ103の発光部と受光部との間には、他の部材が位置しないため、センサ103からプリンタ10の制御部130へハイレベル信号が出力される。なお、このときカートリッジ装着部110は、プリンタ10のカバー(図示されていない。)が開かれて、カートリッジ装着部110の開口112が外部へ露出した状態にある。
図8に示されるように、カートリッジ装着部110の開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が前方へ向かって挿入される。インクカートリッジ30が前方へ挿入されると、センサ103の発光部と受光部との間に、プレート部材67が位置する。プレート部材67の前端がセンサ103の光路を前方へ通過することによって、プリンタ10の制御部130へ出力される信号がハイレベルからローレベルへ変わる。
図9に示されるように、インクカートリッジ30が前方へ更に挿入されると、センサ103の発光部と受光部との間に、空間66が位置する。プレート部材67の後端がセンサ103の光路を前方へ通過することによって、プリンタ10の制御部130へ出力される信号がローレベルからハイレベルに変わる。
インクカートリッジ30が前方へ更に挿入されると、インク供給部34がガイド部105に進入し、かつインクニードル102がインク供給口71へ進入する。これにより、インク供給部34が位置決めされ、インクニードル102を通じて、貯留室36のインクがチューブ20へ流通可能となる。
また、図10に示されるように、センサ103の発光部と受光部との間を通過して前方へ移動するプレート部材67は、スリット108に進入する。装着状態において、被検知部62は、センサ103の光路上に位置する。また、プレート部材67は、スリット108内に位置する。
また、図11に示されるように、接点106の下方にIC基板64が到達することにより、接点106を上方へ弾性変形させつつ電極群65の各電極が対応する接点106と電気的に接続される。なお、図1には示されていないが、凸部43がカートリッジ装着部110のロック部と当接して、インクカートリッジ30が装着状態に保持される。
図12に示されるように、プリンタ10の制御部130は、インクカートリッジ30の装着過程で出力された信号の変化に基づき、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されたことを判定する。具体的には、制御部130は、プレート部材67によってセンサ103から出力される信号がハイレベル信号からローレベル信号に変化し、その後、空間66によってハイレベル信号に変化し、その後、被検知部62によってローレベル信号に変化したことに基づいて、正常なインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたと判定する。ここで、正常とは、インクが貯留室36及びサブ貯留室37に満たされていること、すなわち、プリズム131の反射面134Aおよび反射面134Bに接する量のインクが貯留されていることをいう。
制御部130は、センサ103から、前述した信号の変化と異なる信号の変化であるときには、正常でないインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたと判定し、その判定に基づいて、例えばディスプレイにエラー表示を行うなど、ユーザへの報知を実行する。
なお、制御部130は、プリンタ10においてカートリッジ装着部110の開口112を外部に対して塞ぐカバーが閉じられたことをカバーセンサにより検知して、カバーセンサが出力する信号を受信したことをトリガーとして、IC基板64へのアクセスを行い、例えば、IC基板64が有する情報へのアクセス(読取り)が正常に行われたり、IC基板64への電気的な導通が行われたりすることを検知して、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されたと判定してもよい。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜されるときに、インクカートリッジ30が後方へ移動すると、空間66及びプレート部材67がセンサ103の光路を後方へ通過する。これにより、センサ103からプリンタ10の制御部130へ出力される信号がハイレベルからローレベルに変わった後、ローレベルからハイレベルへ変わる。
センサ103がプレート部材67の遮光領域91を検知することによる信号の変化は、例えば、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたか否かを判定する目的で用いられてもよいし、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30の種類(例えば貯留されているインクの色)を識別する目的で用いられてもよい。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、プレート部材67と被検知部62とが同じセンサ103によって検知できる。また、インクカートリッジ30が印刷装置に装着されるときや落下されたときの衝撃に対して、プレート部材67が回動することにより、プレート部材67に変形が生じ難い。
本実施形態によれば、プレート部材67と被検知部62との間には空間66が形成されているので、プレート部材67の検知と被検知部62の検知とが明確に区別される
上記により、新規なインクカートリッジ30が提供される。また、インクカートリッジ30によれば、次に挙げる作用効果の少なくとも一部を奏する。プレート部材67の上端部とグランド電極65Cとは、上下方向53、54及び前後方向51、52に平行な同一の仮想面180と交差する位置関係なので、プレート部材67を光学的に検知するセンサ103と、グランド電極65Cとが干渉し難い。また、装着過程でインクカートリッジ30がガタついた結果としてインクカートリッジ30が前後方向51、52に対して傾いた状態で装着されても、グランド電極65Cの電気的接続が安定して確保される。また、装着過程でインクカートリッジ30がガタついた結果としてインクカートリッジ30が前後方向に対して傾いた状態で装着されても、プレート部材67の前端又は後端の前後方向51、52の位置ズレが小さい。
本実施形態によれば、回転軸68は、装着姿勢において第1姿勢のプレート部材67の前端部に位置するので、プレート部材67の前端部は、筐体33の上面142に対して左右方向55、56に動かない。このため、インクカートリッジ30が前方向51に向けて装着部110に装着されるときに、プレート部材67の前方向51に位置するスリット108にプレート部材67の前端部を進入させやすい。
本実施形態によれば、第2姿勢のプレート部材67と当接してプレート部材67の回動を規制する規制部70により、プレート部材67の回動範囲が規制されるので、プレート部材67が過度に回動して破損などすることが抑制される。
また、グランド電極65Cの左右方向55、56に沿った寸法L1は、第1姿勢のプレート部材67の上面の左右方向55、56に沿った寸法L2よりも大きいので、装着状態においてインクカートリッジ30がガタついても、プレート部材67がセンサ103に当接し難い。
[変形例]
上記実施形態では、プレート部材67は、回転軸68の中心を通る軸線A周りに回動可能に構成されたが、上下方向53、54に沿った軸線A周りに回動可能であれば、回転軸68による回動構造に限定されることはない。例えば、筐体33の上面142から上方向54に延びる円柱状の柱部が形成され、プレート部材67の下端面に形成された挿入穴に柱部が相対回転可能に挿入されてもよい。これにより、プレート部材67は、柱部が上記挿入穴に挿入された状態で、挿入穴の中心を通る軸線A周りに回動可能に構成される。
上記実施形態では、電極群65は、電源電極65A、信号電極65B、グランド電極65Cからなるが、図13に示されるように、電源電極65A又は信号電極65Bの外側に、ダミー電極65Dを有していてもよい。ダミー電極65Dと、グランド電極65Cとの間には、電源電極65Aが位置していてもよいし、信号電極65Bが位置していてもよい。
また、図14に示されるように、IC基板64は、基板80と、基板80の上面に配置された電極群65と、基板80の下面に配置された電気回路81及び電池82と、を有していてもよい。また、IC基板64は、上面の全部が外部に露出されておらず、電極群65を含む基板80の上面の一部が外部に対して露出されており、それ以外の部位は外部に対して露出されないように筐体33に覆われていてもよい。なお、図14の二点鎖線内には、IC基板64の下面側が示されている。
上記実施形態では、規制部70は、筐体33の上面142から上方向54に突出するように形成されたが、図15(A)、図15(B)に示されるように、筐体33の上面142から下方向53に凹む凹部150の内面150bによって形成されてもよい。凹部150は、平面視において、中心が前方向51に形成され、円弧が後方向52に形成された扇形に形成されている。扇形の半径の寸法は、第1姿勢のプレート部材67の前後方向51、52の寸法よりも僅かに大きい。
プレート部材67は、凹部150内に配置されている。具体的には、プレート部材67は、前端部が凹部150の扇形の中心の後方向52に近接するとともに、後端部が凹部150の扇形の円弧面に近接するように配置されている。回転軸68は、凹部150の底面150aに形成された挿入穴に回転自在に挿入されている。第1姿勢のプレート部材67は、凹部150の左右方向55、56の内面150bに当接する位置まで回転軸68周りに回動可能である。凹部150の左右方向55、56の内面150bに当接するプレート部材67の姿勢が第2姿勢である。このようにすると、プレート部材67を薄くしながら、規制部70を設けることができる。
上記実施形態では、回転軸68は、プレート部材67の底面において前端部に配置されたが、図16に示されるように、プレート部材67の底面において後端部に配置されてもよい。このようにすると、プレート部材67は、スリット108に対してずれた状態でスリット108に進入しても、スリット108の内面や開口縁に接触したときに回動できるので、スリット108に対してずれのない位置に案内されやすい。また、規制部70が省略される場合において、プレート部材67は、スリット108に対してずれた状態でスリット108に接近したときに、スリット108に進入できなくても、スリット108が開口する壁面107に接触することによって回転軸68周りに360度自由に回転できるので、インクカートリッジ30が装着部110へ装着されることが可能である。
上記実施形態では、第1姿勢のプレート部材67の後方向52且つ被検知部62の前方向51に位置する透光領域は空間66として構成されたが、図17(A)に示されるように、プレート部材67よりも透光性が高い透光部材69として構成されてもよい。透光部材69は、第1姿勢のプレート部材67の後端に一体的に形成されている。
透光部材69は、センサ103の発光部から出力された光が透過するとともに、透過した光が受光部に到達できるように形成されている。透光部材69の材質は、センサ103の発光部から出力された光が透過できれば、特に限定されることはない。透光部材69は、例えば、ガラスや透光性の高い樹脂(例えば、アクリル樹脂)によって形成することができる。透光部材69の上端は、センサ103の検知位置よりも上方に位置する。透光領域92の上端は、上下方向53、54においてプレート部材67の上端と一致している。図17(B)に示される変形例のインクカートリッジ30では、プレート部材67は、透光部材69と一体に回転軸68周りに回動可能である。
図17(C)に示される変形例のインクカートリッジ30では、透光部材69が反射板132の前方向51を向く前面132aに一体的に形成されている。このため、図17(C)に示される変形例のインクカートリッジ30では、プレート部材67のみが回転軸68周りに回動し、透光部材69は移動しないものとなっている。
上記実施形態では、前後方向51、52において、プレート部材67と被検知部62の反射板132との間に透光領域が形成されたが、図18(A)に示されるように、透光領域は形成されなくてもよい。この場合、反射板132の前面132aは、平面視において後方向52に膨らむ円弧状に形成されている。プレート部材67の後端部は、前後方向51、52において反射板132と重なっている。
また、プレート部材67と反射板132との間に透光領域が形成されない場合、図18(C)に示されるように、回転軸68は、プレート部材67の後端部に配置されてもよい。この場合、反射板132には、上面132bに開口して前後方向51、52に延びるスリット132dが形成されている。スリット132dは、反射板132の前面132aから後面132cまで至っている。なお、スリット132dは、後面132cまで至ってなくてもよい。プレート部材67の後端部は、スリット132dの前部分に位置している。
上記実施形態では、被検知部62は、プリズム131および反射板132を有しているが、これに代えて、例えば、貯留室36においてインクの液面に応じて回動する回動部材が被検知部62であり、筐体33の上面142から被検知部62の一部を内包する内部フレーム35の一部がセンサ103により検出可能に上方向54へ突出していてもよい。センサ103は、筐体33の上面142から突出した内部フレーム35の一部を通じて、回動部材の一部を光学的に検知する。
また、内部フレーム35は任意の構成であり、インクカートリッジ30は内部フレーム35を有しておらず、筐体33のようにインクカートリッジ30の外表面を構成する部材(筐体の一例)の内部空間が貯留室36であってもよい。
また、上記実施形態では、インクが液体の一例として説明されているが、例えば、インクに代えて、印刷時にインクに先立って用紙などに吐出される前処理液が液体カートリッジに貯留されていてもよい。また、記録ヘッド21を洗浄するための水が液体カートリッジに貯留されていてもよい。
10・・・プリンタ(液体消費装置)
21・・・記録ヘッド(消費部)
30・・・インクカートリッジ(液体カートリッジ)
33・・・筐体
34・・・インク供給部(液体供給部)
36・・・貯留室(液体貯留室)
37・・・サブ貯留室(液体貯留室)
62・・・被検知部(残量検知部)
64・・・IC基板(回路基板)
65・・・電極群
65A・・・電源電極(第1電極)
65B・・・信号電極(第2電極)
65C・・・グランド電極(第3電極)
66・・・空間
67・・・プレート部材
68・・・回転軸
70・・・規制部
102・・・インクニードル(液体供給管)
103・・・センサ
106・・・接点
110・・・カートリッジ装着部
131・・・プリズム
132・・・反射板(光アクセス部、光反射部)
180・・・仮想面
A・・・軸線
L3・・・第1距離

Claims (13)

  1. 装着姿勢において、印刷装置に対して重力に沿った上下方向と交差する前後方向に移動されることによって印刷装置に装着可能な液体カートリッジであって、
    液体貯留室を有する筐体と、
    上記筐体の前面から前方へ突出しており、上記液体貯留室に貯留されている液体を外部へ供給する液体供給部と、
    上記装着姿勢において、上記液体貯留室の上方において上下方向及び前後方向と交差する左右方向に沿って進む光が照射される光アクセス部を有し、上記液体貯留室に貯留されている液体の量に応じて、光の状態が変化する残量検知部と、
    上記装着姿勢において、上記液体貯留室の上方かつ上記光アクセス部の前方に位置しており、上下方向に沿った軸線周りに回動可能であって、前後方向に沿って延びる第1姿勢と、前後方向と交差する方向に沿って延びる第2姿勢とに姿勢変化するプレート部材と、を具備する液体カートリッジ。
  2. 上記装着姿勢において上方に露出する少なくとも3つの電極で構成される電極群を有する回路基板をさらに具備しており、
    上記装着姿勢において、上記プレート部材は、上記電極に対して上方に第1距離を離れ且つ上記電極の後方に位置する部分を含む請求項1に記載の液体カートリッジ。
  3. 上記光アクセス部は、上記電極から上方に第1距離を離れた部分を有する請求項2に記載の液体カートリッジ。
  4. 上記電極に対して上方に第1距離を離れ、上記第1姿勢の上記プレート部材の後方且つ上記残量検知部の前方に位置しており、上記光に対して上記プレート部材よりも透過する透光領域をさらに有する請求項2または3に記載の液体カートリッジ。
  5. 上記透光領域は、空間である請求項4に記載の液体カートリッジ。
  6. 上記電極群は、左右方向に並ぶ第1電極と、第2電極と、当該第1電極と当該第2電極との間に位置する第3電極と、を含み、それぞれが、装着姿勢において印刷装置に対して電気的に接続可能なものであり、
    上記第3電極はグランド電極であり、
    上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部と上記第3電極とは、上下方向及び前後方向に平行な同一の仮想面と交差する請求項2から5のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  7. 上記プレート部材の上記軸は、上記装着姿勢において、上記第1姿勢の上記プレート部材の前端部に位置する請求項1から6のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  8. 上記プレート部材の上記軸は、上記筐体の上面より下方に位置する請求項7に記載の液体カートリッジ。
  9. 上記第1姿勢の上記プレート部材の上端部は、左右方向において、上記残量検知部の左端および右端の間に位置する請求項1から8のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  10. 上記第2姿勢の上記プレート部材と当接して上記プレート部材の回動を規制する規制部をさらに具備する請求項1から9のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  11. 上記残量検知部は、
    液体と接触しているか否かによって反射が異なる反射面を有するプリズムと、
    上記光を上記プリズムへ反射する上記光アクセス部と、を有する請求項1から10のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  12. 上記第1姿勢の上記プレート部材および上記光アクセス部は、上記液体カートリッジが印刷装置に装着される過程において上記光が照射されるものである請求項1から11のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の液体カートリッジと、
    上記液体カートリッジが前方へ挿入されて装着され、且つ上記液体カートリッジが後方へ脱抜される装着部と、
    上記装着部に装着された上記液体カートリッジに貯留された液体を消費する消費部と、を備え、
    上記装着部は、
    上記液体カートリッジが上記装着部に装着された装着状態において上記液体供給部に挿入されて上記液体供給部を位置決めし、上記液体供給部から供給された液体を上記消費部へ供給する液体供給管と、
    装着状態の上記液体カートリッジの上記残量検知部を光学的に検知するセンサと、を備えており、
    上記センサは、上記液体カートリッジが上記装着部に挿入される過程において上記プレート部材を検知する液体消費装置。
JP2021128075A 2021-08-04 2021-08-04 液体カートリッジ及び液体消費装置 Pending JP2023022953A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021128075A JP2023022953A (ja) 2021-08-04 2021-08-04 液体カートリッジ及び液体消費装置
EP22188504.9A EP4129698B1 (en) 2021-08-04 2022-08-03 Liquid cartridge and liquid consuming device
US17/817,039 US20230040367A1 (en) 2021-08-04 2022-08-03 Liquid cartridge including pivotable plate member for optical detection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021128075A JP2023022953A (ja) 2021-08-04 2021-08-04 液体カートリッジ及び液体消費装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023022953A true JP2023022953A (ja) 2023-02-16

Family

ID=82786667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021128075A Pending JP2023022953A (ja) 2021-08-04 2021-08-04 液体カートリッジ及び液体消費装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230040367A1 (ja)
EP (1) EP4129698B1 (ja)
JP (1) JP2023022953A (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6756217B2 (ja) 2016-09-28 2020-09-16 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP6874313B2 (ja) * 2016-09-30 2021-05-19 ブラザー工業株式会社 印刷流体収容装置、印刷流体供給装置、及びアダプタ
JP2019064046A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ及びシステム
JP7215020B2 (ja) * 2018-08-31 2023-01-31 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ及びシステム
JP2022070021A (ja) * 2020-10-26 2022-05-12 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ及び液体消費装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP4129698B1 (en) 2024-04-24
EP4129698A1 (en) 2023-02-08
US20230040367A1 (en) 2023-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11020978B2 (en) Printing-fluid cartridge including electrical interface and locking surface
JP6677051B2 (ja) 液体カートリッジ
US11027555B2 (en) Printing-fluid cartridge including protrusion and interface
JP2018103593A (ja) 印刷流体カートリッジ、印刷流体カートリッジセット、及びシステム
US10328706B2 (en) Printing-fluid cartridge including contact surface for providing positioning of the printing-fluid cartridge
JP2022070021A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2018052012A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2018052027A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2018052016A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
CN111086326B (zh) 液体盒
JP6961918B2 (ja) 印刷流体収容装置、印刷流体供給装置、及びアダプタ
JP6878810B2 (ja) 印刷流体カートリッジ
JP7352214B2 (ja) 印刷流体カートリッジ
JP2023022953A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2023022952A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2023022951A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2023022950A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2023144793A (ja) 液体カートリッジ
US11993087B2 (en) Liquid cartridge having plate member movable between first position and second position
JP6819066B2 (ja) 印刷流体カートリッジ
JP7327538B2 (ja) 印刷流体カートリッジ及びシステム